JPH1064735A - 静止誘導器 - Google Patents
静止誘導器Info
- Publication number
- JPH1064735A JPH1064735A JP23734696A JP23734696A JPH1064735A JP H1064735 A JPH1064735 A JP H1064735A JP 23734696 A JP23734696 A JP 23734696A JP 23734696 A JP23734696 A JP 23734696A JP H1064735 A JPH1064735 A JP H1064735A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- barrier
- tank
- winding
- ring
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000006698 induction Effects 0.000 title abstract 2
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 claims abstract description 31
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 18
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims abstract description 13
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 abstract description 23
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Transformer Cooling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 静止誘導器の油流抑制用の仕切りバリヤを簡
単な構造とし、短時間で取付けられる静止誘導器を提供
することにある。 【解決手段】 タンク７内面にＬ形絶縁物でできた仕切
りバリヤ８をスタッド１２で取付け、該仕切りバリヤ８
が巻線２の下部リング９の下側に接触するように配置す
る。
単な構造とし、短時間で取付けられる静止誘導器を提供
することにある。 【解決手段】 タンク７内面にＬ形絶縁物でできた仕切
りバリヤ８をスタッド１２で取付け、該仕切りバリヤ８
が巻線２の下部リング９の下側に接触するように配置す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、静止誘導器に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の絶縁媒体を巻線内に循環させる静
止誘導器の一例を図３に示す。ここでは油入変圧器の場
合で説明する。絶縁媒体である絶縁油１は、巻線２及び
鉄心３を冷却するため、配管４を通じポンプ５等の循環
器により、巻線２及び鉄心３内に送り込まれ、更に配管
４を通じて外部冷却器６に送られ冷却される。循環して
いる絶縁油１が巻線２及び鉄心３内にほとんど全量流れ
込むようにしないと冷却効率が落ちるため、巻線２とタ
ンク７の間には、仕切りバリヤ８を設けた構造になって
いる。
止誘導器の一例を図３に示す。ここでは油入変圧器の場
合で説明する。絶縁媒体である絶縁油１は、巻線２及び
鉄心３を冷却するため、配管４を通じポンプ５等の循環
器により、巻線２及び鉄心３内に送り込まれ、更に配管
４を通じて外部冷却器６に送られ冷却される。循環して
いる絶縁油１が巻線２及び鉄心３内にほとんど全量流れ
込むようにしないと冷却効率が落ちるため、巻線２とタ
ンク７の間には、仕切りバリヤ８を設けた構造になって
いる。
【０００３】図４は、巻線２とタンク７との間にある仕
切りバリヤ８取付部の拡大図を示す。タンク７の上側が
ない状態で、巻線２の下部にある下部リング９に取付け
た仕切りバリヤ８をタンク内壁に取付けられた座１０に
取付けるため、位置決めをし、仕切りバリヤ８を現物合
せ切断・穴開け加工を行い、ボルト１１で締め付ける構
造となっている。又、上記の作業を行うには、タンク７
を図３に示すベル型状のタンク構造にする必要があっ
た。
切りバリヤ８取付部の拡大図を示す。タンク７の上側が
ない状態で、巻線２の下部にある下部リング９に取付け
た仕切りバリヤ８をタンク内壁に取付けられた座１０に
取付けるため、位置決めをし、仕切りバリヤ８を現物合
せ切断・穴開け加工を行い、ボルト１１で締め付ける構
造となっている。又、上記の作業を行うには、タンク７
を図３に示すベル型状のタンク構造にする必要があっ
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな仕切りバリヤ８取付部の構造においては、仕切りバ
リヤ８の取付けを現物合わせにより位置決めを行い、切
断・穴開け加工をしていることから仕切りバリヤ８を取
付けるための工数が大であるという欠点があった。又、
仕切りバリヤ８と座１０をボルト１１で締め付けを行う
ため、図３のようなベル型状のタンク構造にしなければ
ならないという制約もあった。
うな仕切りバリヤ８取付部の構造においては、仕切りバ
リヤ８の取付けを現物合わせにより位置決めを行い、切
断・穴開け加工をしていることから仕切りバリヤ８を取
付けるための工数が大であるという欠点があった。又、
仕切りバリヤ８と座１０をボルト１１で締め付けを行う
ため、図３のようなベル型状のタンク構造にしなければ
ならないという制約もあった。
【０００５】そこで、本発明の目的は、仕切りバリヤ取
付部構造が簡単で仕切りバリヤ取付けを短時間で行え、
通常のタンク構造においても仕切りバリヤを取付けられ
る静止誘導器を提供することにある。
付部構造が簡単で仕切りバリヤ取付けを短時間で行え、
通常のタンク構造においても仕切りバリヤを取付けられ
る静止誘導器を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】タンク内面にＬ形絶縁物
の一端を取付け、該Ｌ形絶縁物の他の一端が巻線の下部
リングの下面に接触するように配置し、仕切りバリヤを
形成する。
の一端を取付け、該Ｌ形絶縁物の他の一端が巻線の下部
リングの下面に接触するように配置し、仕切りバリヤを
形成する。
【０００７】上記のように構成した本考案の静止誘導器
においては、ポンプ５を運転して、油流が生じると、仕
切りバリヤ８の下側の内圧が上側より上がり、仕切りバ
リヤ８は上方に押され、下部リング９により密着するよ
うになる。
においては、ポンプ５を運転して、油流が生じると、仕
切りバリヤ８の下側の内圧が上側より上がり、仕切りバ
リヤ８は上方に押され、下部リング９により密着するよ
うになる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実態の形態を図を
参照して説明する。図１は、本発明の静止誘導器の内部
構造図であり、図２は、図１の巻線２とタンク７との間
にある仕切りバリヤ８取付部の拡大図である。タンク７
内面にＬ形絶縁物でできた仕切りバリヤ８をスタッド１
２で取付け、巻線２の下部リング９の下側に接触するよ
う配置する。その他の構成は、従来例を示す図３と同じ
であるので、構成の説明は省略する。
参照して説明する。図１は、本発明の静止誘導器の内部
構造図であり、図２は、図１の巻線２とタンク７との間
にある仕切りバリヤ８取付部の拡大図である。タンク７
内面にＬ形絶縁物でできた仕切りバリヤ８をスタッド１
２で取付け、巻線２の下部リング９の下側に接触するよ
う配置する。その他の構成は、従来例を示す図３と同じ
であるので、構成の説明は省略する。
【０００９】Ｌ形絶縁物でできた仕切りバリヤ８は、静
止誘導器中身を入れる前にあらかじめ、スタッド１２で
取付けておく。その後、静止誘導器中身をタンク７に挿
入すると、仕切りバリヤ８は巻線２の下部リング９の下
面に接触する。仕切りバリヤ８は、Ｌ形絶縁物であるた
めスプリングバックによって、下部リング９に密着す
る。さらに、ポンプ５を運転して、油流が生じると、仕
切りバリヤ８の下側の内圧が上側より上がり、仕切りバ
リヤ８は上方に押され、下部リング９により密着するよ
うになる。
止誘導器中身を入れる前にあらかじめ、スタッド１２で
取付けておく。その後、静止誘導器中身をタンク７に挿
入すると、仕切りバリヤ８は巻線２の下部リング９の下
面に接触する。仕切りバリヤ８は、Ｌ形絶縁物であるた
めスプリングバックによって、下部リング９に密着す
る。さらに、ポンプ５を運転して、油流が生じると、仕
切りバリヤ８の下側の内圧が上側より上がり、仕切りバ
リヤ８は上方に押され、下部リング９により密着するよ
うになる。
【００１０】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、次の
ような効果を得ることが出来る。Ｌ型絶縁物の仕切りバ
リヤをタンク内面にあらかじめ取付けることによって、
取付構造を簡単にでき、又、短時間で作業を行うことが
出来る。又、Ｌ型絶縁物のスプリングバックを利用して
下部リングとＬ型絶縁物の密着性が確実にでき、鉄心や
巻線内に絶縁油を効率よく導くことが出来る。タンクも
通常構造とすることができる。又、上記では絶縁油で説
明したが、それ以外の絶縁媒体例えば、ＳＦ6ガス絶縁
静止誘導器に適用しても同様の効果を得ることができ
る。
ような効果を得ることが出来る。Ｌ型絶縁物の仕切りバ
リヤをタンク内面にあらかじめ取付けることによって、
取付構造を簡単にでき、又、短時間で作業を行うことが
出来る。又、Ｌ型絶縁物のスプリングバックを利用して
下部リングとＬ型絶縁物の密着性が確実にでき、鉄心や
巻線内に絶縁油を効率よく導くことが出来る。タンクも
通常構造とすることができる。又、上記では絶縁油で説
明したが、それ以外の絶縁媒体例えば、ＳＦ6ガス絶縁
静止誘導器に適用しても同様の効果を得ることができ
る。
【図１】本発明の一実施の形態例を示す静止誘導器の内
部構造図である。
部構造図である。
【図２】図１の仕切りバリヤ取付部の拡大図を示す。
【図３】従来の静止誘導器の一例を示す、内部構造図で
ある。
ある。
【図４】図３の仕切りバリヤ取付部の拡大図を示す。
１ 絶縁油 ２ 巻線 ３ 鉄心 ４ 配管 ５ ポンプ ６ 外部冷却器 ７ タンク ８ 仕切りバリヤ ９ 下部リング １０ 座 １１ ボルト １２ スタッド
Claims (1)
- 【請求項１】 巻線及び鉄心に絶縁媒体を循環させて冷
却する静止誘導器において、タンク内面にＬ形絶縁物を
取付け、該Ｌ形絶縁物が巻線の下部リングの下面に接触
させるように配置して、仕切りバリヤを形成したことを
特徴とする静止誘導器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23734696A JPH1064735A (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 静止誘導器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23734696A JPH1064735A (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 静止誘導器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1064735A true JPH1064735A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=17014035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23734696A Pending JPH1064735A (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 静止誘導器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1064735A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009076825A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-09 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 変圧器盤 |
| CN106205966A (zh) * | 2016-08-30 | 2016-12-07 | 吴江变压器有限公司 | 一种变压器强迫油循环导向结构 |
-
1996
- 1996-08-21 JP JP23734696A patent/JPH1064735A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009076825A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-09 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 変圧器盤 |
| CN106205966A (zh) * | 2016-08-30 | 2016-12-07 | 吴江变压器有限公司 | 一种变压器强迫油循环导向结构 |
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