JPH1064400A - リレー - Google Patents

リレー

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Publication number
JPH1064400A
JPH1064400A JP21713896A JP21713896A JPH1064400A JP H1064400 A JPH1064400 A JP H1064400A JP 21713896 A JP21713896 A JP 21713896A JP 21713896 A JP21713896 A JP 21713896A JP H1064400 A JPH1064400 A JP H1064400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable contact
contact
piezoelectric actuator
contact point
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21713896A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kawase
浩幸 川瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Avionics Co Ltd
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Avionics Co Ltd filed Critical Nippon Avionics Co Ltd
Priority to JP21713896A priority Critical patent/JPH1064400A/ja
Publication of JPH1064400A publication Critical patent/JPH1064400A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で、しかも消費電力が小さいリレーを提
供する。 【解決手段】 外枠1には、コモン端子2、端子2と接
続された可動接点3、ブレーク接点端子4、メーク接点
端子5及び電極端子6a、6bが取り付けられている。
圧電アクチュエータ7の電極端子6a、6b間に電圧を
印加すると、アクチュエータ7が伸びて外枠1を押す。
アクチュエータ7が外枠1を押すと、可動接点3が動
く。これにより、可動接点3とブレーク接点端子4が離
れ、可動接点3とメーク接点端子5が接触する。電極端
子6a、6b間への電圧印加を止めると、アクチュエー
タ7の歪みがなくなり、可動接点3は初期状態に戻って
ブレーク接点端子4と接触する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気回路を開閉す
るリレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気回路の開閉を制御するリレー
は、電磁石によって接点を作動させる電磁リレーが一般
的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電磁
リレーでは、電磁石コイルが必要なので、この電磁石コ
イルの体積のために小型化に限界があるという問題点が
あった。また、電磁石コイルに電流を流して接点を作動
させるため、消費電力が大きいという問題点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、
小型で、しかも消費電力が小さいリレーを提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載のように、印加電圧に応じて伸縮する圧電アクチュエ
ータと、この圧電アクチュエータによって駆動される可
動接点と、初期状態で可動接点と接し圧電アクチュエー
タの駆動時に可動接点と離れるように筐体に設けられた
固定接点とを有するものである。このように圧電アクチ
ュエータを用いて可動接点を駆動することにより、初期
状態では固定接点と可動接点が接続され、圧電アクチュ
エータへの通電状態では固定接点と可動接点が離れるリ
レーを実現することができる。また、請求項2に記載の
ように、印加電圧に応じて伸縮する圧電アクチュエータ
と、この圧電アクチュエータによって駆動される可動接
点と、初期状態で可動接点と離れ圧電アクチュエータの
駆動時に可動接点と接するように筐体に設けられた固定
接点とを有するものである。このように圧電アクチュエ
ータを用いて可動接点を駆動することにより、初期状態
では固定接点と可動接点が離れ、圧電アクチュエータへ
の通電状態では固定接点と可動接点が接続されるリレー
を実現することができる。
【0005】また、請求項3に記載のように、可動接点
は、筐体に設けられた支点を中心として回転するもので
あり、圧電アクチュエータによって駆動される作用点か
ら支点までの距離より固定接点との接触点から支点まで
の距離が長いものである。このように、圧電アクチュエ
ータによって駆動される作用点から支点までの距離より
も固定接点との接触点から支点までの距離を長くするこ
とにより、圧電アクチュエータの歪みを移動量の大きい
可動接点の動きに変換することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1(a)は本発明の第1の実施
の形態を示すリレーの斜視図、図1(b)はこのリレー
の平面図、図2は図1のリレーの回路図である。リレー
の筐体となる樹脂製の外枠1には、コモン端子2、この
端子2と接続された可動接点3、初期状態で可動接点3
と接し後述する圧電アクチュエータ7の駆動時に接点3
と離れるように配置された固定接点となるブレーク接点
(Normally Close)端子4、初期状態で接点3と離れ圧
電アクチュエータ7の駆動時に接点3と接するように配
置された固定接点となるメーク接点(Normally Open )
端子5、アクチュエータ電極端子6a、6bが取り付け
られている。
【0007】次に、入力された電気エネルギーを機械的
運動に変換する積層型圧電アクチュエータ7について説
明する。図3はこの積層型圧電アクチュエータ7の構造
を示す図である。圧電アクチュエータ7は、厚さ250
μmのPbTiO3 等の圧電材料からなる層11が複数
(本実施の形態では100層)積層されたものであり、
各層の間には内部電極12が形成されている。
【0008】内部電極12は、その両端が外部電極13
と接続され(図3では左側の外部電極13は不図示)、
左右の外部電極13がそれぞれアクチュエータ電極端子
6a、6bと接続されている。このとき、圧電材料の左
右の側壁には、内部電極12と外部電極13との間の絶
縁を得るための絶縁体14が左右で互い違いとなるよう
に設けられており、この絶縁体14によって内部電極1
2と外部電極13が接続される位置も左右で互い違いと
なっている。
【0009】このような積層型圧電アクチュエータ7の
電極端子6a、6b間に電圧を印加すると、層11の各
々においてその上端と下端に電位差が生じ、層11の各
々に伸張力が発生する。アクチュエータ7の下側では電
極端子6a、6bが外枠1に固定されているので、この
ような伸張歪みが発生すると、アクチュエータ7は図4
の矢印に示すように上側に伸びて外枠1を押す。
【0010】本実施の形態では、外枠1に切欠きが設け
られた箇所Oが樹脂材料の弾性により支点として働き、
可動接点3はこの支点Oを中心として回転するものとな
る。よって、圧電アクチュエータ7が外枠1を押すと、
可動接点3が図4の矢印のように動く。これにより、可
動接点3とブレーク接点端子4が離れ、可動接点3とメ
ーク接点端子5が接触する。
【0011】また、電極端子6a、6b間への電圧印加
を止めると、圧電アクチュエータ7の歪みがなくなるの
で、可動接点3は初期状態に戻ってブレーク接点端子4
と接触する。こうして、初期状態ではコモン端子2とブ
レーク接点端子4が接続され、アクチュエータ7への通
電状態ではコモン端子2とメーク接点端子5が接続され
る図2のようなリレーが実現できる。
【0012】圧電アクチュエータ7は、図3の長さTを
小さくすることができるので、図1のような構造を複数
重ねて多極リレーを容易に構成することができる。な
お、本実施の形態では、圧電アクチュエータ7の押圧力
が作用する作用点Eから支点Oまでの距離よりも、可動
接点3における接点端子4、5との接触点Cから支点O
までの距離を長くすることにより、圧電アクチュエータ
7の歪みを移動量の大きい可動接点3の動きに変換する
ことができる。
【0013】圧電アクチュエータ7の歪み量は100層
積層した場合で25μmであるが、このような構造によ
って可動接点3の移動量を大きくすることができる。ま
た、本実施の形態では、圧電アクチュエータ7として圧
電材料を100層積層したものを使用しているが、歪み
量の大きい材料を使用すれば、積層数は少なくて済み、
より小型化できることは言うまでもない。また、本実施
の形態では、電圧を印加したときに圧電アクチュエータ
7が伸張して可動接点3を作動させる例について説明し
たが、電圧を印加したときに圧電アクチュエータが縮小
して可動接点を作動させるようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、圧電アクチュエータを
用いて可動接点を駆動することにより、初期状態では固
定接点と可動接点が接続され圧電アクチュエータへの通
電状態では固定接点と可動接点が離れるリレー、又は初
期状態では固定接点と可動接点が離れ圧電アクチュエー
タへの通電状態では固定接点と可動接点が接続されるリ
レーを実現することができ、従来の電磁リレーよりも小
型のリレーを実現することができる。特に、圧電アクチ
ュエータはその厚さを極めて薄くできるので、多極リレ
ーを容易に構成できる。また、圧電アクチュエータは電
界によって動作するので、従来の電磁リレーよりも消費
電力を小さくすることができる。
【0015】また、圧電アクチュエータによって駆動さ
れる作用点から支点までの距離よりも固定接点との接触
点から支点までの距離を長くすることにより、圧電アク
チュエータの歪みを移動量の大きい可動接点の動きに変
換することができ、可動接点の移動量を容易に大きくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示すリレーの斜
視図及び平面図である。
【図2】 図1のリレーの回路図である。
【図3】 積層型圧電アクチュエータの構造を示す図で
ある。
【図4】 圧電アクチュエータによる可動接点の駆動の
様子を示す図である。
【符号の説明】
1…外枠、2…コモン端子、3…可動接点、4…ブレー
ク接点端子、5…メーク接点端子、6a、6b…アクチ
ュエータ電極端子、7…積層型圧電アクチュエータ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印加電圧に応じて伸縮する圧電アクチュ
    エータと、 この圧電アクチュエータによって駆動される可動接点
    と、 初期状態で可動接点と接し圧電アクチュエータの駆動時
    に可動接点と離れるように筐体に設けられた固定接点と
    を有することを特徴とするリレー。
  2. 【請求項2】 印加電圧に応じて伸縮する圧電アクチュ
    エータと、 この圧電アクチュエータによって駆動される可動接点
    と、 初期状態で可動接点と離れ圧電アクチュエータの駆動時
    に可動接点と接するように筐体に設けられた固定接点と
    を有することを特徴とするリレー。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のリレーにおいて、 前記可動接点は、筐体に設けられた支点を中心として回
    転するものであり、前記圧電アクチュエータによって駆
    動される作用点から支点までの距離より固定接点との接
    触点から支点までの距離が長いものであることを特徴と
    するリレー。
JP21713896A 1996-08-19 1996-08-19 リレー Pending JPH1064400A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21713896A JPH1064400A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 リレー

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JP21713896A JPH1064400A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 リレー

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Publication Number Publication Date
JPH1064400A true JPH1064400A (ja) 1998-03-06

Family

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JP21713896A Pending JPH1064400A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 リレー

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JP (1) JPH1064400A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100614854B1 (ko) * 1997-03-07 2006-08-25 그린부룩 일렉트리컬 피엘씨 작은 개수의 구성품을 갖는 카운트 해제 기구

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100614854B1 (ko) * 1997-03-07 2006-08-25 그린부룩 일렉트리컬 피엘씨 작은 개수의 구성품을 갖는 카운트 해제 기구

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