JPH1064322A - 浴室のカラー照明装置 - Google Patents
浴室のカラー照明装置Info
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- JPH1064322A JPH1064322A JP23262396A JP23262396A JPH1064322A JP H1064322 A JPH1064322 A JP H1064322A JP 23262396 A JP23262396 A JP 23262396A JP 23262396 A JP23262396 A JP 23262396A JP H1064322 A JPH1064322 A JP H1064322A
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- fluorescent tube
- bathroom
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Abstract
(57)【要約】
【解決課題】浴室内を所望の色で照明でき、メンテナン
スも容易で且つ安価な浴室のカラー照明装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】蛍光照明装置22における蛍光管28に対
して、円筒体の周方向の一部を全長に亘って切り欠いた
形態の嵌込開口34を形成した、透光性且つ色付きの弾
性を有するカバー30を、嵌込開口34を通じて弾性的
に嵌込み・装着する。
スも容易で且つ安価な浴室のカラー照明装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】蛍光照明装置22における蛍光管28に対
して、円筒体の周方向の一部を全長に亘って切り欠いた
形態の嵌込開口34を形成した、透光性且つ色付きの弾
性を有するカバー30を、嵌込開口34を通じて弾性的
に嵌込み・装着する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は浴室のカラー照明
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
浴室においては照明装置の近傍に光を一部遮蔽する光遮
蔽部材を配置して浴室内を間接照明するようにしたり、
またかかる照明装置から色付きの光を出すようにして光
による演出効果を高めるといったことが行われるように
なってきている。
浴室においては照明装置の近傍に光を一部遮蔽する光遮
蔽部材を配置して浴室内を間接照明するようにしたり、
またかかる照明装置から色付きの光を出すようにして光
による演出効果を高めるといったことが行われるように
なってきている。
【0003】このように色付きの光を出すための照明装
置として、従来、蛍光管表面に塗料を塗布した照明装置
や、或いは放電時に色付きの光を出すガスを内部に封入
した蛍光管を用いたものが知られている。しかしながら
これらの蛍光管は一般の店では入手が困難であって、一
般の住宅等において消耗品となる蛍光管としては不適当
であるとともにコストも高く、また光の色も限られてし
まう問題がある。
置として、従来、蛍光管表面に塗料を塗布した照明装置
や、或いは放電時に色付きの光を出すガスを内部に封入
した蛍光管を用いたものが知られている。しかしながら
これらの蛍光管は一般の店では入手が困難であって、一
般の住宅等において消耗品となる蛍光管としては不適当
であるとともにコストも高く、また光の色も限られてし
まう問題がある。
【0004】これに対して、図11(A)に示している
ように蛍光管200に対して色付き且つ透光性の樹脂製
のカラーパイプ202を被せ、蛍光管200からの光を
その樹脂製のカラーパイプ202を透過させることによ
って、色付きの光を出すといったことも行われている。
ように蛍光管200に対して色付き且つ透光性の樹脂製
のカラーパイプ202を被せ、蛍光管200からの光を
その樹脂製のカラーパイプ202を透過させることによ
って、色付きの光を出すといったことも行われている。
【0005】この場合、蛍光管200に対してカラーパ
イプ202を嵌めることができるように、カラーパイプ
202として蛍光管200よりも一回り太いものを用い
ることとなるが、その場合、同図(B)に示しているよ
うに蛍光管200とカラーパイプ202との間の隙間に
浴室内の蒸気や汚れが入り込み易く、而してカラーパイ
プ202内面が汚れてしまうと見栄えが悪くなり、また
カラーパイプ202内面の汚れを取るべくカラーパイプ
202の内面を掃除する際にも清掃作業がし辛い問題が
ある。
イプ202を嵌めることができるように、カラーパイプ
202として蛍光管200よりも一回り太いものを用い
ることとなるが、その場合、同図(B)に示しているよ
うに蛍光管200とカラーパイプ202との間の隙間に
浴室内の蒸気や汚れが入り込み易く、而してカラーパイ
プ202内面が汚れてしまうと見栄えが悪くなり、また
カラーパイプ202内面の汚れを取るべくカラーパイプ
202の内面を掃除する際にも清掃作業がし辛い問題が
ある。
【0006】また蛍光管200に対してカラーパイプ2
02を装着する際、長い蛍光管200をカラーパイプ2
02の長手方向一端の開口からその内部に差し込むよう
にする必要があって、カラーパイプ202の装着作業が
行い辛く、また浴室内でカラーパイプ202を装着する
際に蛍光管200を誤って割ってしまう危険も高くな
る。
02を装着する際、長い蛍光管200をカラーパイプ2
02の長手方向一端の開口からその内部に差し込むよう
にする必要があって、カラーパイプ202の装着作業が
行い辛く、また浴室内でカラーパイプ202を装着する
際に蛍光管200を誤って割ってしまう危険も高くな
る。
【0007】更にカラーパイプ202を取り替える際
に、蛍光管200を蛍光照明装置の本体204に対して
脱着することが必要で、しかもその際に蛍光管200よ
りも一回り太いカラーパイプ202が蛍光管200に被
った状態にあるために、蛍光管200の脱着操作もし辛
い問題がある。
に、蛍光管200を蛍光照明装置の本体204に対して
脱着することが必要で、しかもその際に蛍光管200よ
りも一回り太いカラーパイプ202が蛍光管200に被
った状態にあるために、蛍光管200の脱着操作もし辛
い問題がある。
【0008】浴室内を色付きの光で照明するための手段
として、図12に示しているように色付きの透光性の壁
206で側壁210や天井212等とともに照明装置2
08を囲い込んでしまうことも提案されている。しかし
ながらこの場合には浴室における照明装置周辺部の構造
が複雑になるとともにコストが高くなり、また壁206
にて囲まれた空間内部に熱が籠り易くなるとともに、蛍
光管200の取替えなどのメンテナンスがし辛くなる問
題が生ずる。
として、図12に示しているように色付きの透光性の壁
206で側壁210や天井212等とともに照明装置2
08を囲い込んでしまうことも提案されている。しかし
ながらこの場合には浴室における照明装置周辺部の構造
が複雑になるとともにコストが高くなり、また壁206
にて囲まれた空間内部に熱が籠り易くなるとともに、蛍
光管200の取替えなどのメンテナンスがし辛くなる問
題が生ずる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の発明のカラー照明
装置はこのような課題を解決するために案出されたもの
である。而して請求項1のカラー照明装置は、蛍光照明
装置における蛍光管に対して、円筒体の周方向の一部を
全長に亘って切り欠いた形態の嵌込開口を形成した、透
光性且つ色付きの弾性を有するカバーを、該嵌込開口を
通じて弾性的に嵌込み・装着したことを特徴とする。
装置はこのような課題を解決するために案出されたもの
である。而して請求項1のカラー照明装置は、蛍光照明
装置における蛍光管に対して、円筒体の周方向の一部を
全長に亘って切り欠いた形態の嵌込開口を形成した、透
光性且つ色付きの弾性を有するカバーを、該嵌込開口を
通じて弾性的に嵌込み・装着したことを特徴とする。
【0010】請求項2のカラー照明装置は、請求項1に
おいて、同色の2個の前記カバーを前記蛍光管に装着し
たことを特徴とする。
おいて、同色の2個の前記カバーを前記蛍光管に装着し
たことを特徴とする。
【0011】請求項3のカラー照明装置は、請求項1に
おいて、別色の2個の前記カバーを前記蛍光管に装着し
たことを特徴とする。
おいて、別色の2個の前記カバーを前記蛍光管に装着し
たことを特徴とする。
【0012】請求項4のカラー照明装置は、請求項1,
2,3の何れかにおいて、前記カバーの外側からクリッ
プを装着して、該カバーを該蛍光管に止め付けたことを
特徴とする。
2,3の何れかにおいて、前記カバーの外側からクリッ
プを装着して、該カバーを該蛍光管に止め付けたことを
特徴とする。
【0013】
【作用及び発明の効果】上記のように本発明は、全長に
亘って嵌込開口を形成した透光性且つ色付きの弾性を有
するカバーを蛍光管に対して弾性的に嵌込み・装着する
ようになしたもので、本発明によれば、図11に示すカ
ラー照明装置のように長いカラーパイプの中に蛍光管を
長手方向に差し込むといった困難な作業をすることな
く、嵌込開口を通じてカバーを蛍光管に弾性的に嵌め込
むだけで透光性且つ色付きのカバーを蛍光管に容易に装
着することができ、蛍光管からの光を色付きの状態で浴
室内に照射することができる。
亘って嵌込開口を形成した透光性且つ色付きの弾性を有
するカバーを蛍光管に対して弾性的に嵌込み・装着する
ようになしたもので、本発明によれば、図11に示すカ
ラー照明装置のように長いカラーパイプの中に蛍光管を
長手方向に差し込むといった困難な作業をすることな
く、嵌込開口を通じてカバーを蛍光管に弾性的に嵌め込
むだけで透光性且つ色付きのカバーを蛍光管に容易に装
着することができ、蛍光管からの光を色付きの状態で浴
室内に照射することができる。
【0014】しかも本発明のカラー照明装置の場合、蛍
光管を脱着することなく、これを照明装置の本体に取り
付けた状態のままで蛍光管に対して色付きのカバーの着
脱操作を行なうことができ、その操作が簡単であるとと
もに脱着の際に蛍光管を誤って割ってまうという危険が
ない利点も有する。
光管を脱着することなく、これを照明装置の本体に取り
付けた状態のままで蛍光管に対して色付きのカバーの着
脱操作を行なうことができ、その操作が簡単であるとと
もに脱着の際に蛍光管を誤って割ってまうという危険が
ない利点も有する。
【0015】また上記色付きのカバーは、蛍光管に密着
する状態に装着すれば、蛍光管外面とカバー内面との間
に実質上隙間が生じない状態とできるので、浴室内の蒸
気や汚れがその隙間内に侵入するのが良好に防止でき、
また例えカバー内面が汚れた場合であっても、簡単にカ
バーを蛍光管から外した上で、嵌込開口を通じてその内
面を清掃し、汚れを除去することができる。
する状態に装着すれば、蛍光管外面とカバー内面との間
に実質上隙間が生じない状態とできるので、浴室内の蒸
気や汚れがその隙間内に侵入するのが良好に防止でき、
また例えカバー内面が汚れた場合であっても、簡単にカ
バーを蛍光管から外した上で、嵌込開口を通じてその内
面を清掃し、汚れを除去することができる。
【0016】また本発明によれば、様々な色のカバーを
適宜選択して用いることができ、そしてこれにより浴室
内を様々な所望の色で照明することが可能となる。
適宜選択して用いることができ、そしてこれにより浴室
内を様々な所望の色で照明することが可能となる。
【0017】本発明においては同色の2個のカバーを蛍
光管に装着するように成すことができる(請求項2)。
この場合において2個のカバーによって蛍光管の別途の
個所(周方向の)を覆うようにすることで、照明光の色
の濃さをより濃くすることができる。尚この場合におい
て、少なくとも一方のカバーを蛍光管外面に実質上隙間
なく密着する状態で装着するのが望ましい。
光管に装着するように成すことができる(請求項2)。
この場合において2個のカバーによって蛍光管の別途の
個所(周方向の)を覆うようにすることで、照明光の色
の濃さをより濃くすることができる。尚この場合におい
て、少なくとも一方のカバーを蛍光管外面に実質上隙間
なく密着する状態で装着するのが望ましい。
【0018】本発明においてはまた別色の2個のカバー
を蛍光管に装着するように成すこともできる(請求項
3)。而してこの場合において、2個のカバーの色の組
合せを適宜変更することによって照明光の色を自由に変
更ないし調節でき、光による演出性を更に高めることが
可能と成る。尚この場合においても、少なくとも一方の
カバーを蛍光管外面に実質上隙間なく密着する状態に装
着するのが望ましい。
を蛍光管に装着するように成すこともできる(請求項
3)。而してこの場合において、2個のカバーの色の組
合せを適宜変更することによって照明光の色を自由に変
更ないし調節でき、光による演出性を更に高めることが
可能と成る。尚この場合においても、少なくとも一方の
カバーを蛍光管外面に実質上隙間なく密着する状態に装
着するのが望ましい。
【0019】本発明においては、カバーの外側からクリ
ップを装着し、そのクリップによってカバーを蛍光管に
止め付けるようになすことができる(請求項4)。この
ようにした場合、カバーが蛍光管から脱落するのを確実
に防止することができる。
ップを装着し、そのクリップによってカバーを蛍光管に
止め付けるようになすことができる(請求項4)。この
ようにした場合、カバーが蛍光管から脱落するのを確実
に防止することができる。
【0020】尚、本発明においては上記カバーとして樹
脂製のものを用いることができ、またカバーを断面半円
形状、即ち円筒体を2つ割りした形状となすことができ
る。この場合、円筒形状の透光性の着色パイプから2個
のカバーを得ることができ、コストを低減できる利点が
生ずる。
脂製のものを用いることができ、またカバーを断面半円
形状、即ち円筒体を2つ割りした形状となすことができ
る。この場合、円筒形状の透光性の着色パイプから2個
のカバーを得ることができ、コストを低減できる利点が
生ずる。
【0021】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1は浴室ユニットの例を示したもので、図
中10は浴槽、12は防水パン、14は側壁、16は天
井、18及び20は浴槽水栓及び洗い場水栓である。同
図(A)の例では蛍光照明装置(カラー照明装置)22
が側壁14に設けられており、また同図(B)の例では
蛍光照明装置22が天井16に設けられている。これら
の例では、蛍光照明装置22の下側に光の遮蔽板24が
それぞれ配置されており、蛍光照明装置22からの光に
よって浴室内部が間接照明されるようになっている。
説明する。図1は浴室ユニットの例を示したもので、図
中10は浴槽、12は防水パン、14は側壁、16は天
井、18及び20は浴槽水栓及び洗い場水栓である。同
図(A)の例では蛍光照明装置(カラー照明装置)22
が側壁14に設けられており、また同図(B)の例では
蛍光照明装置22が天井16に設けられている。これら
の例では、蛍光照明装置22の下側に光の遮蔽板24が
それぞれ配置されており、蛍光照明装置22からの光に
よって浴室内部が間接照明されるようになっている。
【0022】図2は蛍光照明装置22を具体的に示した
もので、図中26は蛍光照明装置の本体、28は蛍光
管、30は透光性且つ色付きの樹脂カバー、32は樹脂
カバー30が蛍光管28から外れるのを防止するクリッ
プである。
もので、図中26は蛍光照明装置の本体、28は蛍光
管、30は透光性且つ色付きの樹脂カバー、32は樹脂
カバー30が蛍光管28から外れるのを防止するクリッ
プである。
【0023】図に示しているように本例では同色の2個
の樹脂カバー30を用いている。これら樹脂カバー30
は弾性を有するものとされており、また周方向の所定範
囲部分を長手方向全長に亘って切り欠いた形態の嵌込開
口34を有している。ここで切欠きの形状、即ち嵌込開
口34の断面形状は図4に示しているように、中心角θ
が180度よりも小さい角度とされている。但し2個の
樹脂カバー30におけるそれぞれの中心角θは同じであ
っても良いし、また異なっていても良い。また、2個の
樹脂カバー30の太さは同じ太さであっても良いし、ま
た若干太さの異なるものであっても良い。
の樹脂カバー30を用いている。これら樹脂カバー30
は弾性を有するものとされており、また周方向の所定範
囲部分を長手方向全長に亘って切り欠いた形態の嵌込開
口34を有している。ここで切欠きの形状、即ち嵌込開
口34の断面形状は図4に示しているように、中心角θ
が180度よりも小さい角度とされている。但し2個の
樹脂カバー30におけるそれぞれの中心角θは同じであ
っても良いし、また異なっていても良い。また、2個の
樹脂カバー30の太さは同じ太さであっても良いし、ま
た若干太さの異なるものであっても良い。
【0024】但し少なくとも何れか一方が蛍光管28へ
の装着時に、その内面が蛍光管28の外面に実質上ぴっ
たりと密着するように成すのが望ましい。更に今一方の
樹脂カバー30についても、その内面が蛍光管28の外
面に密着するように成すのが望ましい。但し場合によっ
て、一方の樹脂カバー30の外側から蛍光管28に装着
される樹脂カバー30については、場合によってその内
面と蛍光管28外面との間に微小な隙間が生ずるもので
あっても良い。
の装着時に、その内面が蛍光管28の外面に実質上ぴっ
たりと密着するように成すのが望ましい。更に今一方の
樹脂カバー30についても、その内面が蛍光管28の外
面に密着するように成すのが望ましい。但し場合によっ
て、一方の樹脂カバー30の外側から蛍光管28に装着
される樹脂カバー30については、場合によってその内
面と蛍光管28外面との間に微小な隙間が生ずるもので
あっても良い。
【0025】本例の蛍光照明装置22の場合、本体26
に対して蛍光管28を取り付けた状態のままで樹脂カバ
ー30を嵌込開口34を通じて蛍光管28に弾性的に嵌
込み・装着することができる。尚クリップ32は省略し
ても良いが、このクリップ32を樹脂カバー30の上か
ら装着することによって、樹脂カバー30が蛍光管28
から外れるのを防止でき、望ましい。
に対して蛍光管28を取り付けた状態のままで樹脂カバ
ー30を嵌込開口34を通じて蛍光管28に弾性的に嵌
込み・装着することができる。尚クリップ32は省略し
ても良いが、このクリップ32を樹脂カバー30の上か
ら装着することによって、樹脂カバー30が蛍光管28
から外れるのを防止でき、望ましい。
【0026】ここでクリップ32は、曲返し形状の端部
36を有しており、図3(B)に示しているようにその
端部36同士を絡ませることによって、樹脂カバー30
の上側からこれを蛍光管28に固定状態とすることがで
きる。而して図4に示しているように色付きの2個の樹
脂カバー30は、蛍光管28に装着された状態におい
て、その一方又は両方の内面が蛍光管28の外面に密着
した状態となる。
36を有しており、図3(B)に示しているようにその
端部36同士を絡ませることによって、樹脂カバー30
の上側からこれを蛍光管28に固定状態とすることがで
きる。而して図4に示しているように色付きの2個の樹
脂カバー30は、蛍光管28に装着された状態におい
て、その一方又は両方の内面が蛍光管28の外面に密着
した状態となる。
【0027】一方、樹脂カバー30を蛍光管28から取
り外すには、クリップ32を先ず外した上で、樹脂カバ
ー30を蛍光管28から嵌込開口34を通じて蛍光管2
8の軸直角方向に引き抜けば良い(図5参照)。
り外すには、クリップ32を先ず外した上で、樹脂カバ
ー30を蛍光管28から嵌込開口34を通じて蛍光管2
8の軸直角方向に引き抜けば良い(図5参照)。
【0028】さて上記のようにして樹脂カバー30を蛍
光管28に装着した状態で蛍光管28を発光させると、
蛍光管28からの光は樹脂カバー30を透過して浴室内
に照射される。これにより浴室内が色付きの光で間接照
明され、浴室内部が光によって演出される。
光管28に装着した状態で蛍光管28を発光させると、
蛍光管28からの光は樹脂カバー30を透過して浴室内
に照射される。これにより浴室内が色付きの光で間接照
明され、浴室内部が光によって演出される。
【0029】本例においては、蛍光管28の全外周面が
2個の同色の色付きの樹脂カバー30にて覆われた状態
となるため、照明光の色の濃さが濃い利点がある。
2個の同色の色付きの樹脂カバー30にて覆われた状態
となるため、照明光の色の濃さが濃い利点がある。
【0030】以上は樹脂カバー30として同色のものを
2個用いた場合の例であるが、2個の樹脂カバー30と
して別々の色の樹脂カバー、例えば一方の樹脂カバー3
0として青色のものを、また他方の樹脂カバー30とし
て赤色のものを用いるようにすることもできる。この場
合、間接照明光の光の色が赤と青の組合せの色となり、
青単色又は赤単色の場合に比べて微妙な色の変化を付け
ることができる。
2個用いた場合の例であるが、2個の樹脂カバー30と
して別々の色の樹脂カバー、例えば一方の樹脂カバー3
0として青色のものを、また他方の樹脂カバー30とし
て赤色のものを用いるようにすることもできる。この場
合、間接照明光の光の色が赤と青の組合せの色となり、
青単色又は赤単色の場合に比べて微妙な色の変化を付け
ることができる。
【0031】更に、別色の2個の樹脂カバー30を用い
る場合において、例えば上記青色の樹脂カバー30と赤
色の樹脂カバー30とを用いる場合において、青色の樹
脂カバー30を内側にして、その外側に赤色の樹脂カバ
ーを装着したり、或いはその逆に赤色の樹脂カバーを内
側にして、その外側に青色の樹脂カバーを装着したりし
て、内外の位置を異ならせることもできる。このように
することによって、同じ赤色と青色の樹脂カバー30を
用いた場合においても、更に光の色を微妙に変化させる
ことが可能である。
る場合において、例えば上記青色の樹脂カバー30と赤
色の樹脂カバー30とを用いる場合において、青色の樹
脂カバー30を内側にして、その外側に赤色の樹脂カバ
ーを装着したり、或いはその逆に赤色の樹脂カバーを内
側にして、その外側に青色の樹脂カバーを装着したりし
て、内外の位置を異ならせることもできる。このように
することによって、同じ赤色と青色の樹脂カバー30を
用いた場合においても、更に光の色を微妙に変化させる
ことが可能である。
【0032】上記の説明から明らかなように、本例によ
れば図11に示す照明装置のように長いカラーパイプの
中に蛍光管を軸方向から差し込むといった困難な作業を
することなく、嵌込開口34を通じて樹脂カバー30を
蛍光管28に対し簡単に嵌込み・装着することができ、
これによって蛍光管28からの光を色付きのものとして
浴室内に照射することができる。
れば図11に示す照明装置のように長いカラーパイプの
中に蛍光管を軸方向から差し込むといった困難な作業を
することなく、嵌込開口34を通じて樹脂カバー30を
蛍光管28に対し簡単に嵌込み・装着することができ、
これによって蛍光管28からの光を色付きのものとして
浴室内に照射することができる。
【0033】また本例において、樹脂カバー30を蛍光
管28に対して隙間なく密着した状態としたとき、浴室
内の蒸気や汚れがその隙間に侵入して、樹脂カバー30
の内面が汚れるのを効果的に抑制できる。
管28に対して隙間なく密着した状態としたとき、浴室
内の蒸気や汚れがその隙間に侵入して、樹脂カバー30
の内面が汚れるのを効果的に抑制できる。
【0034】また樹脂カバー30の内面が汚れた場合で
あっても、簡単に樹脂カバー30を蛍光管28から嵌込
開口34を通じて軸直角方向に取り外すことができ、更
にその嵌込開口34を通じて樹脂カバー30の内面を拭
き取るなどして、その汚れを簡単に除去することができ
る。
あっても、簡単に樹脂カバー30を蛍光管28から嵌込
開口34を通じて軸直角方向に取り外すことができ、更
にその嵌込開口34を通じて樹脂カバー30の内面を拭
き取るなどして、その汚れを簡単に除去することができ
る。
【0035】本発明においては樹脂カバー30の断面形
状を半円形状となすこともできる。この場合、図6に示
すように円筒体38から2個の樹脂カバー30を得るこ
とができ、コストを低減できる利点が得られる。
状を半円形状となすこともできる。この場合、図6に示
すように円筒体38から2個の樹脂カバー30を得るこ
とができ、コストを低減できる利点が得られる。
【0036】以上は、蛍光管28に対して同色又は別色
の2個の樹脂カバー30を装着して照明光に色付けする
場合の例であるが、図7〜図10に示しているように蛍
光管28に対して1つの樹脂カバー30を装着し、照明
光に色付けするようになすことも可能である。この場合
においても、樹脂カバー30を蛍光管28の外面に実質
上隙間なく密着する状態で装着するのが望ましい。
の2個の樹脂カバー30を装着して照明光に色付けする
場合の例であるが、図7〜図10に示しているように蛍
光管28に対して1つの樹脂カバー30を装着し、照明
光に色付けするようになすことも可能である。この場合
においても、樹脂カバー30を蛍光管28の外面に実質
上隙間なく密着する状態で装着するのが望ましい。
【0037】尚、図7ないし図10に示す例は樹脂カバ
ー30を1個だけ用いる点を除いて、他の構成について
は上記実施例と同様であるので符号のみ示して詳しい説
明は省略する。
ー30を1個だけ用いる点を除いて、他の構成について
は上記実施例と同様であるので符号のみ示して詳しい説
明は省略する。
【0038】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明は上記クリップ32以外の
種々形態のクリップないし止具を用いることも可能であ
るなど、その主旨を逸脱しない範囲において種々変更を
加えた形態で構成可能である。
くまで一例示であり、本発明は上記クリップ32以外の
種々形態のクリップないし止具を用いることも可能であ
るなど、その主旨を逸脱しない範囲において種々変更を
加えた形態で構成可能である。
【図1】本発明の適用対象である浴室ユニットの例を示
す図である。
す図である。
【図2】図1における蛍光照明装置を各部材に分解して
示す図である。
示す図である。
【図3】図2の蛍光照明装置の各部材を組み付けた状態
で表す図である。
で表す図である。
【図4】図2の樹脂カバーの蛍光管への脱着の方法を示
す説明図である。
す説明図である。
【図5】図2の蛍光照明装置において、樹脂カバーを取
り外す方法を説明する説明図である。
り外す方法を説明する説明図である。
【図6】本発明の他の実施例の要部説明図である。
【図7】本発明の更に他の実施例における図2に相当す
る図である。
る図である。
【図8】同実施例における図3に相当する図である。
【図9】同実施例における図4に相当する図である。
【図10】同実施例における図5に相当する図である。
【図11】カラー照明装置の従来の例を示す図である。
【図12】カラー照明装置の図7とは異なる従来の例を
示す図である。
示す図である。
10 浴槽 14 側壁 16 天井 22 蛍光照明装置(カラー照明装置) 24 遮蔽板 26 本体 28 蛍光管 30 樹脂カバー 32 クリップ 34 嵌込開口 36 端部
Claims (4)
- 【請求項1】 蛍光照明装置における蛍光管に対して、
円筒体の周方向の一部を全長に亘って切り欠いた形態の
嵌込開口を形成した、透光性且つ色付きの弾性を有する
カバーを、該嵌込開口を通じて弾性的に嵌込み・装着し
たことを特徴とする浴室のカラー照明装置。 - 【請求項2】 請求項1において、同色の2個の前記カ
バーを前記蛍光管に装着したことを特徴とする浴室のカ
ラー照明装置。 - 【請求項3】 請求項1において、別色の2個の前記カ
バーを前記蛍光管に装着したことを特徴とする浴室のカ
ラー照明装置。 - 【請求項4】 請求項1,2,3の何れかにおいて、前
記カバーの外側からクリップを装着して、該カバーを該
蛍光管に止め付けたことを特徴とする浴室のカラー照明
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23262396A JPH1064322A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 浴室のカラー照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23262396A JPH1064322A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 浴室のカラー照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1064322A true JPH1064322A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16942235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23262396A Pending JPH1064322A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 浴室のカラー照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1064322A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004152647A (ja) * | 2002-10-31 | 2004-05-27 | Satoru Saito | 色合いのある間接照明付き主照明装置 |
-
1996
- 1996-08-13 JP JP23262396A patent/JPH1064322A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004152647A (ja) * | 2002-10-31 | 2004-05-27 | Satoru Saito | 色合いのある間接照明付き主照明装置 |
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