JPH1064229A - リムーバブルディスクカートリッジの製造方法 - Google Patents

リムーバブルディスクカートリッジの製造方法

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JPH1064229A
JPH1064229A JP22517396A JP22517396A JPH1064229A JP H1064229 A JPH1064229 A JP H1064229A JP 22517396 A JP22517396 A JP 22517396A JP 22517396 A JP22517396 A JP 22517396A JP H1064229 A JPH1064229 A JP H1064229A
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JP
Japan
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disk
lower shell
cartridge
upper shell
shutter member
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Application number
JP22517396A
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English (en)
Inventor
Toshio Mamiya
敏夫 間宮
Kazuyuki Yamamoto
一幸 山本
Takashi Yamada
孝 山田
Kazuo Takahashi
和夫 高橋
Eiji Oshima
英司 大嶋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部にディスクを装備したリムーバブルディ
スクカートリッジにおいて、部品点数を少なくして薄型
化を図りながら、製造における作業性を容易にするこ
と。 【解決手段】 少なくとも一つの側面を曲面に形成した
上シェルと下シェルとを対称的に形成し、下シェルに対
して一方向からシャッター部材と、付勢手段と、ディス
クと、上シェルとを組み付けて合体させ、下シェルと上
シェルとを一体的に結合させるようにした製造方法であ
る。そして、基本的な構成における部品点数が少なく薄
型化ができると共に、全ての部品は一方向からの組み付
けられるものであり、製造の作業性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録容量の大きな
ディスクを内蔵した小型で且つ薄型化したリムーバブル
ディスクカートリッジの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のリムーバブルディスクカートリ
ッジとしては、例えば、米国特許第5218503
号、第5262918号、第5280403号、
第5317464号、第5398141号及び第5
444586号の各明細書に記載された構成のものが従
来技術として公知である。
【0003】前記〜の従来例においては、いづれも
カートリッジの構成が平面から見て略正方形に形成され
ており、その上面に装着方向を指示する矢印の表示がな
されると共に、表面または裏面の一部に装着方向に沿う
装着用のガイド溝が形成されている。そして、これらの
従来例においては、矢印で示された側の側面が全面的に
開放され、その開放された側面からアクチュエーターア
ームが出入りできるように、その側面にドア取付機構を
介して外側に開くドアが取り付けられた構成になってお
り、そのドアと近接した位置にドアを開閉する機構が設
けられており、そのドア取付機構は、2本ピンを上下に
所定の間隔をもって配設し、一方のピンにフィンガー機
構を取り付けた構成を有している。
【0004】また、前記の従来例においても、カート
リッジの構成が平面から見て略正方形に形成されてお
り、且つカートリッジの表面側の内側に、表面側から螺
着したビスにより取り付けられているスぺーサーに回転
自在に支持させて、カートリッジ内に配設した回転によ
り開閉するドアが設けられている。そして、装着される
方向については明確な表示はないが、一つの側面に略半
分の開口部を設け、その開口部の内側において、コーナ
ー部に沿うように円弧状のドアが設けられた構成になっ
ており、この側面が先端側として認識されているようで
ある。
【0005】更に、同従来例においては、カートリッジ
の裏面側でドアが取り付けられた側面を除いて周囲が段
差をもって高く形成されている。その理由の一つは、そ
の高く形成された裏面側の突出部分が誤装着を防止する
ガイドとなること、及び他の理由は、カートリッジ内に
装備したディスクをディスクドライバーの駆動部に連結
させるために、カートリッジのベース板の中央部に係合
し、ディスクを上下させるカートリッジスクリュウが裏
面側に突出して設けられた構成になっているためであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記〜の従来技術
においては、ドアが前面側に開く構成であるので、その
ドアの取付機構及び開閉機構となるピンまたはフィンガ
ー等の部品点数が多くなって薄型化できないばかりでな
く、それらの機構は、その組み付けの方向が、ハウジン
グを構成する頂部分と底部分との組み付け方向とは、全
く異なるものであることから、別工程での組み付けが必
要であり、ディスクカートリッジの製造工程における作
業性が著しく悪いと言う問題点を有している。
【0007】前記の従来例においても、ドアの取付機
構及び開閉機構が、ドアと、スぺーサーと、リンクとス
プリングとから構成されており、それらの部品点数が多
いことから薄型化できないばかりでなく、特に、開閉機
構は、その組み付けの方向が、ハウジングを構成する頂
部分と底部分との組み付け方向とは、全く異なるもので
あり、ドアの取付機構も含めて、別工程で組み付けなけ
ればならない構成であり、ディスクカートリッジの製造
工程が複雑になって、作業性が悪くコストアップにつな
がると言う問題点を有している。
【0008】また、同従来例においては、カートリッジ
内に収納したディスクを上下動させるためのカートリッ
ジスクリュウと保持リングとを必要としており、それに
よっても、部品点数が多くなって薄型化できないと共
に、これらの部品の組み付けは簡単に行えない構成を有
しており、ディスクカートリッジの製造工程を更に一層
困難なものにしている。
【0009】従って、従来例〜のディスクカートリ
ッジにおいては、部品点数を減らして薄型化すること、
及び製造の作業性を向上させることに解決しなければな
らない課題を有している。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記従来例の課題を解決
するために、本発明に係るリムーバブルディスクカート
リッジの製造方法は、少なくとも一つの側面を曲面に形
成した上シェルと下シェルとを対称的に形成し、下シェ
ルに対して一方向からシャッター部材と、付勢手段と、
ディスクと、上シェルとを組み付けて合体させ、下シェ
ルと上シェルとを一体的に結合させるようにしたもので
ある。
【0011】また、本発明は、上記手段に加えて、上シ
ェルまたは下シェルのいずれかに、両者が合体したとき
に仮止めがなされる係合手段を設けてあり、仮止めの工
程を経て一体的に結合させること;上シェルと下シェル
の曲面に形成された側面に、開口部となる切欠部が形成
されていること;上シェルと下シェルの対応する一つの
側面に、ガイド溝が形成されていること;下シェルに
は、少なくともディスクの駆動用の孔と、ディスクを支
持する複数の凸部と、シャッター部材を支持する軸部
と、ガイドピンの挿入孔とが形成されていること;上シ
ェルには、ディスクの中心を支持する支持手段が設けら
れていること;及びガイド溝は、幅と深さを変えて形成
してあること、の手段も包含するリムーバルブディスク
カートリッジの製造方法である。
【0012】本発明に係るリムーバブルディスクカート
リッジ製造方法は、下シェルを組み立てのベースとし、
その下シェルに対して、一方向からシャッター部材、デ
ィスク及び上シェル等の必要な部品を順次ポンポンと組
み込むだけであり、部品点数が少なく、しかも一方向か
らの作業によって全ての部品が組み込めるので、作業性
が著しく向上する。
【0013】また、上シェルを組み付けた段階で、必然
的に仮止めされるので、一体化の作業の際に、仮にカー
トリッジを裏返しにしても、組み込んだ部品はバラバラ
にならないのである。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るリムーバブル
ディスクカートリッジ(以下ディスクカートリッジと言
う)について図面を参照して詳細に説明する。図1〜3
は、本発明の具体的な好実施例を示すものであり、ディ
スクカートリッジ1は、略同形状の下シェル2と上シェ
ル3とを合体させて形成し、その内部にディスク4が回
転自在に装備されると共に、シャッター部材5が開閉自
在に装備されている。
【0015】ディスクカートリッジ1は、後述する所定
のディスクドライバーに装着して使用されるものであ
り、その装着する際に、先に装着される側を先端とし、
その反対側を後端として説明する。
【0016】ディスクカートリッジ1の先端側1aは、
非直線状、即ち、所定の曲面をもって形成し、該曲面は
前後方向に沿う中心線C−Cに対して左右が非対称に形
成され、それによって両側面1c,1dの長さがL1 >
L2 のように異なるものとなる。このように両側面の長
さを異なるように構成したことによって、ディスクドラ
イバーに対しての誤装着を防止する一つの手段としてい
る。
【0017】そして、曲面に形成されている先端側1a
の一部に、後述するヘッドを装備したアクチュエーター
アームが出入りするための開口部6が形成され、この開
口部6の長さは、先端側1aにおける曲面の長さの1/
2以下、好ましくは略1/3程度であって、短い側面1
d側に偏って設けられる。
【0018】ディスクカートリッジ1の後端側1bは、
直線状に形成され、その後端寄りの両側面1c,1dに
チェンジャグリップ手段、即ち、デルター状の凹部7が
形成されている。このチェンジャグリップ手段は、ディ
スクドライバーに対してディスクカートリッジ1を自動
的にセットまたはピックアップする際に、適宜のアーム
機構等で適正にグリップする時に有効なものである。
【0019】また、ディスクカートリッジ1の長い方の
側面1c(開口部6を設けた側面から遠い方の側面)に
ガイド溝8が形成される。このガイド溝8は、主として
シャッター部材5を確実に開閉させるためのものであっ
て、ディスクドライバー側に設けた開閉手段を適正にガ
イドするものである。また、二次的には、ディスクドラ
イバーに対して適正な装着が遂行できるガイドにもなっ
ている。これらの点に関しては後述する。
【0020】更に、ディスクカートリッジ1の表面側
で、且つ後端寄りに滑り止め部9と、この滑り止め部9
に隣接して表示用のシール貼着部10が設けられてい
る。滑り止め部9は、ライン状の凹凸の集合体で形成さ
れ、シール貼着部10は、全体として長方形を呈し、表
面から僅かに凹んだ状態に形成されている。
【0021】ディスク4は、一般的に使用されているも
のと略同様の構成を有するものであり、全体として円盤
状を呈しており、その中心部に回転が伝達されるセンタ
ーコア11が取り付けられている。なお、本発明に使用
されるディスク4は、樹脂で形成され、その直径が2.
5インチのものであり、センターコア11の中心部には
筒状の支持部11aが設けられている。
【0022】センターコア11は、一枚の金属板で形成
したものを貼着手段等により、一体的に取り付けるか、
または二枚の金属板を使用し、その一枚がベース板で他
の一枚がバネ性を付与した補助板とし、両者を中心部で
適宜の手段により加締ることにより、ディスク4を弾性
的に上下から挟持するようにして取り付ける構成にする
こともできる。要するに、本発明においては、センター
コア11が取り付けられた構成のディスク4が適用され
るのであり、そのディスク4の構成は図示のものに限定
されない。
【0023】下シェル2は、図4(A),(B)に示し
たように、その周縁部にはリブ状の立ち上がり壁2aが
設けられると共に、略中央部にディスクドライバー用の
チャック用孔12が設けられており、そのチャック用孔
12に前記ディスク4のセンターコア11が臨むもので
あり、そのセンターコア11を下シェル2から浮かせ、
且つ傾斜しないように支持するために、チャック用孔1
2の周囲に近接して少なくとも3個の凸部13が設けら
れている。
【0024】周縁部の立ち上がり壁2aは、先端側1a
において、開口部6に対応する部分が除去された状態に
なっており、該開口部6に連続してアクチュエーターア
ームの下シェル2との衝突を防ぐための薄肉部14が設
けられると共に、該薄肉部14から連続してシャッター
部材5をガイドするための薄肉部14aが、立ち上がり
壁2aの内側に沿って円弧状に形成されている。
【0025】また、ガイド溝8が形成されている側面1
c側においては、立ち上がり壁2aを内側に僅かにずら
して形成することでガイド溝8が形成されるのであり、
そのガイド溝8は、深さと幅を変えた構成にしてある。
即ち、先端側の溝8aは浅く且つ広く形成し、後端側の
溝8bは深く且つ狭く形成する。この場合に、深さと幅
を変える位置は、側面1cの略中央部を境にして後端側
においてなされるのであり、特に幅に関しては、極端に
狭くしてスリット状に形成され、その狭くなった部位に
対応する立ち上がり壁2aには、段差部15を設けて僅
かに低く形成してある。
【0026】更に、後端側1bに近接し且つ中央部から
ややずれた位置(図において右側へ少し偏った位置)に
前記シャッター部材5の回転中心となる軸部16が突出
形成されると共に、該軸部16の近傍にボス部17が設
けられている。このボス部17には、シャッター部材5
を常に閉まる方向に付勢する、例えばセンターコイルバ
ネ等の付勢手段18が取り付けられものであり、立ち上
り壁2aよりも少し高く形成してある。
【0027】また、後端側1bにおいては、立ち上がり
壁2aに連続させてコーナー部近傍の内側に補強用のリ
ブ2b,2cが設けられ、これらリブは、内部に収納さ
れるディスク4の外周形状に対応して略弧状に形成され
るが、リブ2bにおいては、その一部が除去されて空間
部19になっている。
【0028】なお、下シェル2には、上シェル3と結合
させるための結合部20が複数個所に設けられると共
に、両者を組み付けたときに、一時的に合体状態を維持
する仮固定用のフック部21が側面1c,1dに形成さ
れている。更に、ディスクドライバーに対してディスク
カートリッジをセットする際の位置決め用の孔22と、
ディスク4に対する不用意な書き込みを防止するための
ライトプロテクトスイッチ用の孔23とが設けられてい
る。
【0029】図5(A),(B)に示した上シェル3
は、前記下シェル2と同様に、周縁部にはリブ状の立ち
上がり壁3aが設けられると共に、略中央部に筒状の突
出部24が形成されており、該突出部24の内側には前
記ディスク4のセンターコア11に設けた筒状の支持部
11aが嵌合して、ディスク4を上シェル3から離して
支持すると共に、ディスク4のセンターずれを防止する
ものである。
【0030】周縁部の立ち上がり壁3aは、先端側1a
において、開口部6に対応する部分が除去された状態に
なっており、該開口部6に連続してアクチュエーターの
上シェル3との衝突を防ぐための薄肉部25が設けられ
ると共に、該薄肉部25から連続してシャッター5をガ
イドするための薄肉部25aが立ち上がり壁3aの内側
に沿って、円弧状に設けられている。この構成は前記下
シェル2と対称である。
【0031】この上シェル3においても、ガイド溝8が
形成されている側面1c側は、立ち上がり壁3aを内側
に僅かにずらして形成することでガイド溝8が形成され
るのであり、そのガイド溝8は、前記下シェル2と同様
に、深さと幅を変えた構成にしてある。
【0032】即ち、先端側の溝8aは浅く且つ広く形成
し、後端側の溝8bは深く且つ狭く形成する。この場合
に、深さと幅を変える位置は、側面1cの略中央部を境
にして後端側においてなされるのであり、特に幅に関し
ては、極端に狭くしてスリット状に形成され、その狭く
なった部位に対応する立ち上がり壁3aには、段差部2
6を設けて僅かに低く形成してある。この構成も前記下
シェル2と対称的である。
【0033】そして、この上シェル3には、前記下シェ
ル2に設けた軸部16に対応する位置に、軸受け部27
が形成されると共に、ボス部17に対応する位置にボス
受け部28が設けられている。これら両受け部は、前記
下シェル2との結合時の位置合せと、補強とを兼ねるも
のである。
【0034】更に、後端側1bにおいては、立ち上がり
壁3aに連続させてコーナー部近傍の内側に補強用のリ
ブ3b,3cが設けられ、これらリブは、実質的に前記
下シェル2におけるリブ2b,2cの形状に略対応し、
且つ対称的に設けられたものである。そして、リブ3b
は、その一部が前記下シェル2のリブ2bの一部を除い
て形成した空間部19を埋める高さに形成してある。な
お、結合部29は、下シェル2に設けた結合部20と対
応し、且つ対称的に設けられている。
【0035】前記した下シェル2及び上シェル3は、所
定のプラスチック材を用い、例えば射出成形手段によ
り、各シェルにおけるそれぞれの構成部分が一体的に形
成されるものである。なお、必要があれば、強度及び剛
性をアップさせるために、一部に金属製の板を嵌めるよ
うにして、一体に形成することもできる。
【0036】シャッター部材5は、図6に示してある。
このシャッター部材5は、例えばプレス加工により金属
板を打ち抜いて形成された特殊な形状を有するものであ
り、打ち抜き工程によって生ずるバリ発生側が下シェル
2の内壁面に接触しないようにして使用される。勿論、
この種のバリは、所定のバリ除去工程を経て略完全に除
去されることは言うまでもない。
【0037】シャッター部材5の一方の端部に回転の中
心となる軸孔30が形成され、他方の端部に開口部6を
塞ぐに充分な長さと幅の円弧状のシャッター部31が設
けられている。つまり、シャッター部材5は、金属で形
成された平板部とその端部に直交する方向に設けられた
弧状のシャッター部とから構成されていることになる。
そして、軸孔30が形成される部位は、丸味をもった小
突起状部であり、その近傍には、回転の付勢手段18が
係止される係止部32が起立状態に設けられ、更に少し
離れた位置の側面に円弧状の開閉用のアーム33が一連
に突出形成される。
【0038】このアーム33は、軸孔30を中心にして
描かれる円に沿った円弧状に形成されており、そのアー
ム33の先端は、開閉用端部、即ち、力端33aとなる
ものである。この力端33aは、一部を起立させた後に
全体が水平に位置するように折り曲げて形成してある。
【0039】前記アーム33とは反対側の側面で且つ略
中間部に円弧状の切欠部34が形成される。この切欠部
34は、下シェル2に設けた中心部のチャック用孔12
の径よりやや大き目に切り欠いたものである。そして、
この切欠部34の近傍に、シャッター部材5を横切る方
向に円弧状の2条の溝状孔35が形成されている。この
場合の円弧状は、軸孔30を中心に回転させた時の円弧
に一致するものである。
【0040】この溝状孔35には、下シェル2のチャッ
ク用孔12の周囲に設けた3個の凸部13の内2個の凸
部が嵌合するようになるが、これら凸部13は、シャッ
ター部材5の厚さよりも高く形成されていることから、
各凸部13の頂部が溝状孔35を超えて上部に突出する
ようになり、その突出した頂部によってディスク4のセ
ンターコア11が支持される構成であるので、シャッタ
ー部材5の開閉動作に全く支障を来たさないのである。
【0041】シャッター部31は、例えばプラスチック
材料で形成される。この場合に、図7に示したように、
金属で形成されたシャッター部材5の端部5aを僅かに
折り曲げ加工し、その端部5aを包み込むようにし、且
つ一方が前面側に大きく突出し、他方が裏面側に僅かに
突出するようにしてプラスチック材を一体成形すれば良
いのである。
【0042】このようにシャッター部31を形成するこ
とで、下シェル2の薄肉部14aと上シェル3の薄肉部
25aとによってガイドされ、且つ金属板で形成された
シャッター部材5が下シェル2の内壁面に擦れることな
く開閉動作が行えるようになるので、擦れることによっ
て生ずる可能性のある削り屑等のゴミの発生を防止でき
るのである。また、ディスクカートリッジ1の先端部1
aに外部からの押圧力が掛かった時に、シャッター部3
1が上下シェルの薄肉部に当接することで、先端部1a
の強度アップを図っているのである。
【0043】前記した各部材の組み付け、即ち、本発明
のディスクカートリッジの製造工程に関しては、図8に
示したように、まず下シェル2をベースにし、その下シ
ェル2に対してシャッター部材5を組み込む。このシャ
ッター部材5の組み込みにおいて、軸孔30を軸部16
に嵌め込むと共に、シャッター部31を開口部6に臨む
ようにセットすると、それぞれの溝状孔35にそれぞれ
対応する凸部13が嵌まり、更にアーム33が空間部1
9に位置すると共に、開閉用の端部となる力端33aが
段差部15に位置するようになり、この力端33aはシ
ャッター部材5自身の開閉手段と見做すことができ、該
開閉手段は実質的にディスクカートリッジ1のガイド溝
8に位置することになる。
【0044】この状態で、ボス部17に対して付勢手段
18を嵌め、その付勢手段18の一方の端部を係止部3
2に係合させ、他方の端部を立ち上り壁2aの内側に係
合させる。このように付勢手段18を取り付けると、シ
ャッター部材5のシャッター部31は、常に開口部6を
塞ぐ位置に来るように付勢されており、且つアーム33
の力端33aは、段差部15において、先端側1aに引
き上げられた状態に位置している。
【0045】次に、ディスク4をシャッター部材5上に
乗せるようにして所定位置にセットすると、そのセンタ
ーコア11が3個の凸部13により支持され、実質的に
シャッター部材5に接触しない状態、即ちシャッター部
材5から浮いた状態でセットされる。なお、下シェル2
の外部から操作できる書込み防止用のスイッチ36等の
必要な部品は全て組み込んでしまう。
【0046】このように下シェル2に対して、各部品を
組み込んだ後に、上シェル3を施蓋するようにして組み
込むと、フック部21が上シェル3の所定位置に係合し
て、上下両シェルの合体状態が維持され、所謂仮止めの
状態になり、その後に結合部20,29を適宜の手段、
例えば、ビス止めまたは高周波溶着等の結合手段により
一体的に結合させて、ディスクカートリッジ1が完成す
る。
【0047】このように、下シェル2をベースとして、
ディスクカートリッジ1を構成する全ての部品が、一方
向から所定の順序で順次組み付けられるので、組み立
て、即ち、製造の作業性が著しく向上すると共に、下シ
ェル2に対して上シェル3を組み込んだ時に、フック部
21の係合手段によって両者が仮結合するので、次の工
程における一体化の結合作業の際に、ディスクカートリ
ッジ1を裏返しにしても簡単に分離しないので、結合作
業もスムーズに行われるのである。
【0048】下シェル2に対する上シェル3の合体の際
に、図9〜図10に示したように、センターコア11に
設けた筒状の支持部11aが、上シェル3の中心部に設
けた筒状の突出部24の内側に嵌まって、ディスク4の
センターが位置決めされると共に、ディスク4が上シェ
ル3と接触しないように支持されるものであり、結局前
記3個の凸部13と筒状の突出部24とにより、ディス
ク4は上下のシェルから離隔した状態で且つ水平に支持
されるのである。
【0049】シャッター部材5のシャッター部31が薄
肉部14,25に位置し、アーム33が空間部19に位
置して上シェル3の突出したリブ3bで挟まれているの
で、シャッター部材5が浮き上がらないようになってい
る。そして、シャッター部材5は、回動自在であるが、
実質的に開口部6に対するシャッター部31はスライド
式に開閉するものであり、シャッター部材5によって開
口部6が塞がれると共に、シャッター部材5の平板部に
おいて、ディスクドライバー用のチャック用孔12も塞
ぐことになり、実質的にディスクカートリッジ1は、周
囲が全面的に密閉された状態になる。また、厚肉のシャ
ッター部31が開口部6の内側において上下シェル2,
3で挟持されると共に、シャッター部31の存在によっ
てディスクカートリッジ全体の剛性アップにつながるの
である。
【0050】また、シャッター部材5におけるアーム3
3の力端33aは、図11〜図12に示したように、下
シェル2の段差部15と上シェル3の段差部26とで形
成される間隙に位置して、狭くなっているガイド部8b
に臨んで、一部が突出した状態に位置するようになり、
外部から不用意にまたは容易に触れることができないよ
うになっている。
【0051】このように構成されたディスクカートリッ
ジ1は、例えば、図13〜図17に示した構成のディス
クドライバー40にセットして使用されるものである。
このディスクドライバー40は、モーター等の駆動機構
を備えた本体部41とディスクカートリッジ1が装着さ
れるホルダー部42とから構成され、該ホルダー部42
は本体部41に対しヒンジ機構43を介して開閉自在に
連結されている。この開閉の度合いは、ホルダー部42
に対してディスクカートリッジ1が装着できる程度であ
って、図15に示したように、凡そホルダー部42の厚
み分で良い。
【0052】そして、図16に示したように、ホルダー
部42には所定広さの開口部44が設けられており、そ
の開口部44からディスクカートリッジ1を装着し、図
17に示したように、ホルダー部42を閉めて本体部4
1に収めた状態で所定の駆動がなされるのである。
【0053】この場合に、本発明のディスクカートリッ
ジ1は、適正な装着と同時にシャッター部材5が開とな
り、所定のヘッドを備えたアクチュエーターアームがデ
ィスクカートリッジ1内に入り込んでディスク4に対す
る記録情報の読み取り及び/または書き込みがなされる
ものである。
【0054】その構成について、図18〜図21を参照
して説明する。なお、ディスクカートリッジ1において
は、シャッター部材5の開閉を解り易くするために、上
シェル3とディスク4とを省略した下シェル2のみ示
し、ホルダー部42においては略示的に示してある。
【0055】ディスクドライバー40におけるホルダー
部42の開口部44には、一つの側面にシャッター部材
5の開閉手段45が設けられている。この開閉手段45
は、全体が天秤状を呈するものであり、略中央部に軸着
部46を設けてシーソー運動可能に軸着され、一方の端
部が作用端45aとなり、他方の端部が倣い端45bと
なるものであり、常に倣い端45bが内側に位置するよ
うに付勢されている。
【0056】また、開口部44の略中間位置には、ディ
スクカートリッジ1の誤装着を防止すると共に、適正な
装着状態を維持するためのストッパー部材47,48が
内側に向けて突出形成されている。このストッパー部材
47,48が突出形成される奥行きの位置は、ディスク
カートリッジ1における両側面1c,1dの長さに略対
応するものであり、例えば、ストッパー部材47の奥行
き位置は長さL1 に略対応し、ストッパー部材48の奥
行き位置は長さL2 に略対応するものである。
【0057】このように奥行き寸法を変えてストッパー
部材47,48を形成して置くことにより、仮にディス
クカートリッジ1の表裏を間違えて無理に装着しても、
特に、奥行きの浅いストッパー部材48に、ディスクカ
ートリッジ1の一方の長い方の側面1cが先に当接して
完全なまたは適正な装着ができないようになり、直ちに
誤装着であることが解るようになっている。
【0058】更に、前記ストッパー部材47,48の奥
には、本体部41に装備してあるアクチュエーターアー
ム49が待機した状態にある。このアクチュエーターア
ーム49は、先端にヘッド50を装備し、後端にアクチ
ュエーター51を装備したドッグレッグ型の独特な形状
を有するものである。そして、このアクチュエーターア
ーム51は軸52により回動できるように取り付けられ
ており、矢印a方向に回動するようになっている。な
お、アクチュエーターアーム49の形状においては独特
なものであるが、フォーク型であること及び装備してい
る機能面等においては、従来のものと略一致するもので
ある。
【0059】そこで、図18に示したように、ホルダー
部42の開口部44に対して、ディスクカートリッジ1
を適正な状態、即ち、ガイド溝8に開閉手段45が係合
する方向に向け、且つ先端側1aを先にしてディスクカ
ートリッジ1を装着する。
【0060】このようにディスクカートリッジ1を装着
すると、ガイド溝8に対してまず開閉手段45の作用端
45aが係合し、そのまま装着し続けると、倣い端45
bがガイド溝8に係合する。この倣い端45bがガイド
溝8に係合した時点で、図19に示したように、作用端
45aは、ガイド溝8の後端側の深い溝8bに差し掛か
っている。この状態から更に装着し続けると、倣い端4
5bが先端側の浅い溝8aに係合または乗り上げること
で、シーソー運動により作用端45aは後端側の深い溝
8bに係合しながら進むことになる。
【0061】そして、作用端45aは、図20に示した
ように、深い溝8bに突出しているアーム33の力端3
3aに作用し、更にディスクカートリッジ1の装着動作
を続けると、作用端45aが力端33aを順次押し下
げ、それによってシャッター部材5は付勢手段18に抗
し、軸部16を中心に順次回転させられ、図21に示し
たように、ディスクカートリッジ1が適正な状態でスト
ッパー部材47,48に当接した時点で、適正な装着が
確認されると共に、シャッター部材5が完全に開いた状
態になって、シャッター部31で塞がれていた開口部6
が全面的に開放された状態になり、同時にセンターコア
11が位置している下シェル2のチャック用孔12も開
放された状態になる。
【0062】これを仮に、ディスクカートリッジ1の表
裏を間違えて装着したとすると、ディスクカートリッジ
1の長い方の側面1cが、図において開口部44の左側
に位置して装着されることになるが、ディスクカートリ
ッジ1が全部装着される前に、その側面1cがストッパ
ー部材48に当接してそれ以上に装着できなくなり、待
機しているアクチュエーター49のヘッド50にはディ
スクカートリッジ1が接触しないので、ヘッド50は誤
装着によっても破壊されないのである。
【0063】開口部6が開放状態になると、仮想線で示
したように、アクチュエーターアーム49が回転して、
その先端がディスクカートリッジ1内に挿入できる状態
になる。また、同時に、シャッター部材5によって塞が
れていた下シェル2のチャック用孔12も開放状態にな
る。いづれにしても、開閉手段45がガイド溝8に係合
し、そのガイド溝8の構成を浅くて広い部分と深くて狭
い部分とに構成することで、シャッター部材5の力端3
3aに対する開閉作用を確実に伝達し、シャッター部材
の確実な開閉が遂行できるのである。
【0064】そこで、図22に示したように、ディスク
ドライバーのホルダー部42を本体部41に対して閉め
ることにより、本体部41側に設けた駆動伝達手段53
が、ディスクカートリッジ1の開放されたチャック用孔
12からディスク4のセンターコア11に係合して駆動
伝達できるようになると共に、開放された開口部6から
アクチュエーターアーム49がディスクカートリッジ1
内に入り込み駆動(情報の読み取り及び/または書き込
み)の態勢になり、所定の操作によって駆動されるので
ある。
【0065】本体部41に対するホルダー部42の開閉
において、ホルダー部42の厚み分だけしか角回転しな
いこと、及びディスクカートリッジ1が回転中心よりも
比較的遠い位置にセットされていることから、開閉に伴
う上下運動が垂直に近い軌跡になるのであり、同時に駆
動伝達手段53とディスク4のセンターコア11との距
離も比較的短いことからして、前後左右にぶれることが
なくなり、両者の係合が常に適正に行われるのである。
なお、ディスクカートリッジ1には位置決め用の孔22
があり、その孔22に本体部41に設けてある位置決め
用ピン(図示せず)が入ることで、ディスクカートリッ
ジ1が更に適正な状態でセットできるのである。
【0066】このようにディスクカートリッジ1が適正
な位置に正確にセットされた後に、アクチュエーターア
ーム49が回転してディスクカートリッジ1内に入り込
み、内部に装備してあるディスク4を上下から挟むよう
に位置する。また、ディスクカートリッジ1の開口部6
には、薄肉部14,25が形成されているので、アクチ
ュエーターアーム49のガイドを行うと共に、間口が広
くなってることからアクチュエーターアーム49の入り
込みが良くなっている。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るリム
ーバブルディスクカートリッジの製造方法は、少なくと
も一つの側面を曲面に形成した上シェルと下シェルとを
対称的に形成し、下シェルに対して一方向からシャッタ
ー部材と、付勢手段と、ディスクと、上シェルとを組み
付けて合体させ、下シェルと上シェルとを一体的に結合
させるようにしたものであるから、基本的な構成におけ
る部品点数が少なく薄型化を図りながら、しかも複雑な
構成がないので、位置調整などの厄介な作業もなく、一
方向からの組み付けが極めて容易であり、製造の作業性
が著しく向上すると言う優れた効果を奏する。
【0068】また、下シェルに対して必要な部品を全部
組み込み、上シェルを組み込んで合体させた時点で、下
シェルと上シェルとが仮結合されるので、その後に一体
的に結合させる作業の際に、表裏をひっくり返しても、
バラバラになることがなく、結合作業がスムースに行わ
れると言う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法によって製造されたリムーバブル
ディスクカートリッジの斜視図である。
【図2】同カートリッジの平面図である。
【図3】同カートリッジを分解して示した斜視図であ
る。
【図4】(A)図は同カートリッジを構成する下シェル
の内側を示す平面図、(B)図は同側面図である。
【図5】(A)図は同カートリッジを構成する上シェル
の内側を示す平面図、(B)図は同側面図である。
【図6】同カートリッジに使用されるシャッター部材の
平面図である。
【図7】図6のAで示した部分の拡大側面図である。
【図8】同カートリッジの下シェルにシャッター部材を
取り付けた状態を示す平面図である。
【図9】同カートリッジの断面図である。
【図10】同カートリッジにおけるディスクの支持状況
を説明するための要部を拡大して示した断面図である。
【図11】同カートリッジにおけるガイド溝の構成を説
明するための要部のみを拡大して示した斜視図である。
【図12】同ガイド溝の要部のみを拡大して示した同側
面図である。
【図13】同カートリッジを装着して使用するディスク
ドライバーの一例を示す斜視図である。
【図14】同ディスクドライバーの側面図である。
【図15】同ディスクドライバーのホルダー部を開き、
本発明のディスクカートリッジを装着する状況を示す略
示的側面図である。
【図16】図15の状況において、ディスクドライバー
を断面で示し、内部を省略して示した説明図である。
【図17】同ディスクドライバーのホルダー部に本発明
のディスクカートリッジを装着した後に、ホルダー部を
閉めた状態を示す略示的断面図である。
【図18】同ディスクドライバーのホルダー部に本発明
のディスクカートリッジを装着する状況を説明するため
の説明図である。
【図19】同ディスクドライバーのホルダー部に本発明
のディスクカートリッジを装着する途上を示す説明図で
ある。
【図20】同ディスクドライバーのホルダー部に本発明
のディスクカートリッジを装着する途上の更に装着進行
状況を示す説明図である。
【図21】同ディスクドライバーのホルダー部に、本発
明のディスクカートリッジの装着状況を示す説明図であ
る。
【図22】同ディスクドライバーに、本発明のディスク
カートリッジを装着した状態の略示的断面図である。
【図23】同ディスクドライバーに装備してあるアクチ
ュエーターアームがディスクカートリッジの開口部から
内部に入る状況を説明するための要部のみを拡大して示
した略示的断面図である。
【符号の説明】
1:ディスクカートリッジ、 1a:先端側、 1b:
後端側、1c,1d:側面、 2:下シェル、 2
a:立ち上り壁、2b,2c,3b,3c:リブ、
3:上シェル、 3a:立ち上り壁、4:ディスク、
5:シャッター部材、 5a:端部、 6:開口部、
7:チェンジャグリップ手段、 8:ガイド溝、 8
a:浅い溝、8b:深い溝、 9:滑り止め部、 1
0:シール貼着部、11:センターコア、 11a:筒
上の受け部、 12:チャック用孔、13:凸部、 1
4,14a、25,25a:薄肉部、 15,26:段
差部、16:軸部、 17:ボス部、 18:付勢手
段、 19:空間部、20,29:結合部、 21:フ
ック部、 22,23:孔、 24:突出部、27:軸
受け部、 28:ボス受け部、 30:軸孔、 31:
シャッター部、32:係止部、 33:アーム、 33
a:開閉用の力端、 34:切欠部、35:溝状孔、
36:スイッチ。
フロントページの続き (72)発明者 高橋 和夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 大嶋 英司 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの側面を曲面に形成した
    上シェルと下シェルとを対称的に形成し、 下シェルに対して一方向からシャッター部材と、付勢手
    段と、ディスクと、上シェルとを組み付けて合体させ、 下シェルと上シェルとを一体的に結合させることを特徴
    とするリムーバブルディスクカートリッジの製造方法。
  2. 【請求項2】 上シェルまたは下シェルのいずれかに、 両者が合体したときに仮止めがなされる係合手段を設け
    てあり、 仮止めの工程を経て一体的に結合させる請求項1に記載
    のリムーバブルディスクカートリッジの製造方法。
  3. 【請求項3】 上シェルと下シェルの曲面に形成された
    側面に、 開口部となる切欠部が形成されている請求項1に記載の
    リムーバブルディスクカートリッジの製造方法。
  4. 【請求項4】 上シェルと下シェルの対応する一つの側
    面に、 ガイド溝が形成されている請求項1に記載のリムーバブ
    ルディスクカートリッジの製造方法。
  5. 【請求項5】 下シェルには、少なくともディスクの駆
    動用の孔と、 ディスクを支持する複数の凸部と、 シャッター部材を支持する軸部と、 ガイドピンの挿入孔とが形成されている請求項1に記載
    のリムーバブルディスクカートリッジの製造方法。
  6. 【請求項6】 上シェルには、 ディスクの中心を支持する支持手段が設けられている請
    求項1に記載のリムーバブルディスクカートリッジの製
    造方法。
  7. 【請求項7】 ガイド溝は、 幅と深さを変えて形成してある請求項4に記載のリムー
    バブルディスクカートリッジの製造方法。
JP22517396A 1996-08-27 1996-08-27 リムーバブルディスクカートリッジの製造方法 Pending JPH1064229A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6810005B2 (en) * 1998-07-13 2004-10-26 Sony Corporation Disc cartridge

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6810005B2 (en) * 1998-07-13 2004-10-26 Sony Corporation Disc cartridge
US7003788B2 (en) 1998-07-13 2006-02-21 Sony Corporation Disc cartridge

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