JPH1064130A - 光磁気記録媒体 - Google Patents
光磁気記録媒体Info
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- JPH1064130A JPH1064130A JP8222297A JP22229796A JPH1064130A JP H1064130 A JPH1064130 A JP H1064130A JP 8222297 A JP8222297 A JP 8222297A JP 22229796 A JP22229796 A JP 22229796A JP H1064130 A JPH1064130 A JP H1064130A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 初期化磁石を必要としないRAD方式のMS
R媒体を実現する。 【解決手段】 初期化層3は常に一定の磁化方向を有す
る。各磁性層の記録後の磁化方向は、メモリー層6を除
いて全て初期化層3の磁化方向に揃う。再生時に再生レ
ーザースポット内の高温領域が所定温度に達すると、切
断層4が磁化を失う。初期化層3と再生層5との交換結
合が切断され、メモリー層6の磁化方向が再生層5に転
写される。こうして、RAD方式の超解像再生が実現で
きる。続いて、切断層4の温度が所定温度より低くなる
と、初期化層3と再生層5の交換結合が再び生じて、再
生層5の磁化が初期化層3の磁化方向を向く。こうし
て、初期化磁界なしで再生層5を初期化することができ
る。
R媒体を実現する。 【解決手段】 初期化層3は常に一定の磁化方向を有す
る。各磁性層の記録後の磁化方向は、メモリー層6を除
いて全て初期化層3の磁化方向に揃う。再生時に再生レ
ーザースポット内の高温領域が所定温度に達すると、切
断層4が磁化を失う。初期化層3と再生層5との交換結
合が切断され、メモリー層6の磁化方向が再生層5に転
写される。こうして、RAD方式の超解像再生が実現で
きる。続いて、切断層4の温度が所定温度より低くなる
と、初期化層3と再生層5の交換結合が再び生じて、再
生層5の磁化が初期化層3の磁化方向を向く。こうし
て、初期化磁界なしで再生層5を初期化することができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気超解像によっ
て情報を読み出すことが可能な光磁気記録媒体に関する
ものである。
て情報を読み出すことが可能な光磁気記録媒体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】高密度データが蓄積でき高速に情報処理
可能な光ディスクはコンピュータメモリーとして注目さ
れている。直径5.25インチや3.5インチ等の光デ
ィスクは、情報の書換えが可能である光磁気タイプや相
変化タイプがISO規格により標準化されており、今後
さらに広く普及するものと予想されている。この光ディ
スクには、記録再生装置のピックアップからのレーザー
スポットを情報に沿って導くための、すなわちトラッキ
ングのためのガイドが凹又は凸の溝の形で媒体の内周か
ら外周へ向けてスパイラル状に形成されている。この溝
のことを案内溝と呼ぶ。案内溝について詳しく説明する
と、ISO規格において定義されているようにピックア
ップから見た場合に凹になる部分つまり遠方になる部分
はランドと呼ばれ、凸になる部分つまり近くになる部分
はグルーブと呼ばれる。ランドの中心から隣りのランド
の中心までをトラックピッチと呼んでいる。
可能な光ディスクはコンピュータメモリーとして注目さ
れている。直径5.25インチや3.5インチ等の光デ
ィスクは、情報の書換えが可能である光磁気タイプや相
変化タイプがISO規格により標準化されており、今後
さらに広く普及するものと予想されている。この光ディ
スクには、記録再生装置のピックアップからのレーザー
スポットを情報に沿って導くための、すなわちトラッキ
ングのためのガイドが凹又は凸の溝の形で媒体の内周か
ら外周へ向けてスパイラル状に形成されている。この溝
のことを案内溝と呼ぶ。案内溝について詳しく説明する
と、ISO規格において定義されているようにピックア
ップから見た場合に凹になる部分つまり遠方になる部分
はランドと呼ばれ、凸になる部分つまり近くになる部分
はグルーブと呼ばれる。ランドの中心から隣りのランド
の中心までをトラックピッチと呼んでいる。
【0003】現在、市場に出ている光ディスクでは、基
板表面のグルーブの上部における幅をWtopとし基板
表面のグルーブの底部における幅をWbottomとす
ると、グルーブ幅WはW=(Wtop+Wbotto
m)/2で定義する。また、基板表面のグルーブの底部
よりグルーブの上部までの高さ、つまり段差をグルーブ
深さと呼ぶ。このような光ディスクをさらに高データ密
度化するために、光ヘッドの光源波長を短くすることに
よって再生用光スポットを小さくし、高密度に記録した
情報の再生を可能にするという方法が試みられている
が、光ヘッドの光源に用いられる半導体レーザーの波長
は限られており、また短波長のレーザーではレーザー光
の形状や出力等が不十分という問題がある。
板表面のグルーブの上部における幅をWtopとし基板
表面のグルーブの底部における幅をWbottomとす
ると、グルーブ幅WはW=(Wtop+Wbotto
m)/2で定義する。また、基板表面のグルーブの底部
よりグルーブの上部までの高さ、つまり段差をグルーブ
深さと呼ぶ。このような光ディスクをさらに高データ密
度化するために、光ヘッドの光源波長を短くすることに
よって再生用光スポットを小さくし、高密度に記録した
情報の再生を可能にするという方法が試みられている
が、光ヘッドの光源に用いられる半導体レーザーの波長
は限られており、また短波長のレーザーではレーザー光
の形状や出力等が不十分という問題がある。
【0004】そこで、光源の波長と再生用光スポットの
大きさが現状のままでも、高密度に記録された情報を読
み出すことができる磁気超解像(Magnetically Induced
Super-Resolution 、以下MSRとする)と呼ばれる技
術が提案されている。これは、再生光による媒体の温度
上昇と媒体の回転移動との組み合わせにより生ずる光ス
ポット内の媒体の温度分布を利用して、光スポット内に
入った媒体の信号の一部を再生信号として検出されない
ようにマスクするものである。この結果、信号を読み出
すことができる実効的な開口の領域は光スポットより小
さなものとなり、より高密度な情報の再生が可能とな
る。
大きさが現状のままでも、高密度に記録された情報を読
み出すことができる磁気超解像(Magnetically Induced
Super-Resolution 、以下MSRとする)と呼ばれる技
術が提案されている。これは、再生光による媒体の温度
上昇と媒体の回転移動との組み合わせにより生ずる光ス
ポット内の媒体の温度分布を利用して、光スポット内に
入った媒体の信号の一部を再生信号として検出されない
ようにマスクするものである。この結果、信号を読み出
すことができる実効的な開口の領域は光スポットより小
さなものとなり、より高密度な情報の再生が可能とな
る。
【0005】図6を用いてこのようなMSR光磁気記録
媒体の1例であるRAD方式を簡単に説明する。図6
(a)はRAD方式のMSR光磁気記録媒体の平面図、
図6(b)は図6(a)のA−A線断面図である。この
RAD方式のMSR光磁気記録媒体21は、記録層22
とその上に形成された再生層23の磁性2層を備えてお
り、信号再生は再生層側から行われる。そして、再生を
行う前に、図6(b)のように再生層23の磁化方向を
一定の向きに揃える初期化を行う。
媒体の1例であるRAD方式を簡単に説明する。図6
(a)はRAD方式のMSR光磁気記録媒体の平面図、
図6(b)は図6(a)のA−A線断面図である。この
RAD方式のMSR光磁気記録媒体21は、記録層22
とその上に形成された再生層23の磁性2層を備えてお
り、信号再生は再生層側から行われる。そして、再生を
行う前に、図6(b)のように再生層23の磁化方向を
一定の向きに揃える初期化を行う。
【0006】回転により媒体21が図6(a)のように
移動すると、光スポット24内に入った媒体21の前方
領域が低温領域25となり、後方が高温領域26となる
温度差が生じる。スポット内の低温領域25において、
再生層23の磁化は記録マーク27の有無に拘らず初期
状態のままの向きを示し、信号再生に寄与しないマスク
となる。他方、高温領域26では、再生層23の磁化の
向きは交換結合力により記録層22の磁化の向きに反転
し(図6(b)ではBの位置の磁化の向きが反転す
る)、信号検出を担う開口部として機能する。これによ
り、この領域26内の記録マークのみを読み取ることが
できる。
移動すると、光スポット24内に入った媒体21の前方
領域が低温領域25となり、後方が高温領域26となる
温度差が生じる。スポット内の低温領域25において、
再生層23の磁化は記録マーク27の有無に拘らず初期
状態のままの向きを示し、信号再生に寄与しないマスク
となる。他方、高温領域26では、再生層23の磁化の
向きは交換結合力により記録層22の磁化の向きに反転
し(図6(b)ではBの位置の磁化の向きが反転す
る)、信号検出を担う開口部として機能する。これによ
り、この領域26内の記録マークのみを読み取ることが
できる。
【0007】MSR光磁気記録媒体には、このようなR
AD方式の他に、低温領域が開口部になり高温領域がマ
スクとなるFAD(Front Aperture Detection)方式が
提案されている。ところが、FAD方式のMSR媒体で
は、再生スポット24内の三日月形の低温領域25が開
口部となるため、このような開口部の形では隣接するト
ラックからの信号漏れ込みを防止することができない。
これに対してRAD方式のMSR媒体では、再生レーザ
ーの照射によって生じる温度分布の高温領域のみが開口
部となり、低温領域がマスクとなるため、小さい開口部
が形成され、隣接トラックからのクロストークの影響を
受けにくいという利点がある。
AD方式の他に、低温領域が開口部になり高温領域がマ
スクとなるFAD(Front Aperture Detection)方式が
提案されている。ところが、FAD方式のMSR媒体で
は、再生スポット24内の三日月形の低温領域25が開
口部となるため、このような開口部の形では隣接するト
ラックからの信号漏れ込みを防止することができない。
これに対してRAD方式のMSR媒体では、再生レーザ
ーの照射によって生じる温度分布の高温領域のみが開口
部となり、低温領域がマスクとなるため、小さい開口部
が形成され、隣接トラックからのクロストークの影響を
受けにくいという利点がある。
【0008】ただし、RAD方式のMSR媒体では、い
ったん再生ビームが照射された再生層23の磁化は記録
層22の磁化方向のままとなるので、これを再びマスク
として機能させるためには、再生層23の磁化方向を揃
える初期化を行わなければならない。したがって、RA
D方式のMSR光磁気記録媒体を再生する再生装置で
は、初期化磁石の磁界によって再生層23を初期化した
後に、再生ビームを照射して再生を行うようにしてい
た。
ったん再生ビームが照射された再生層23の磁化は記録
層22の磁化方向のままとなるので、これを再びマスク
として機能させるためには、再生層23の磁化方向を揃
える初期化を行わなければならない。したがって、RA
D方式のMSR光磁気記録媒体を再生する再生装置で
は、初期化磁石の磁界によって再生層23を初期化した
後に、再生ビームを照射して再生を行うようにしてい
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のR
AD方式のMSR光磁気記録媒体では、再生層を初期化
する初期化磁界が必要となるため、この媒体を再生する
再生装置に初期化磁石を設ける必要があり、その結果、
再生装置が大型になると共にコストアップを引き起こす
という問題点があった。本発明は、上記課題を解決する
ためになされたもので、初期化磁石を必要としないRA
D方式のMSR光磁気記録媒体を提供することを目的と
する。
AD方式のMSR光磁気記録媒体では、再生層を初期化
する初期化磁界が必要となるため、この媒体を再生する
再生装置に初期化磁石を設ける必要があり、その結果、
再生装置が大型になると共にコストアップを引き起こす
という問題点があった。本発明は、上記課題を解決する
ためになされたもので、初期化磁石を必要としないRA
D方式のMSR光磁気記録媒体を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載のように、透明基板上に多層膜として、後記再生層の
磁化方向を揃えるために、垂直上向き又は下向きの一定
の磁化方向を有する初期化層と、再生光の照射によって
所定温度に達したときに、初期化層と後記再生層の結合
を切断するための切断層と、上記初期化層との結合が存
在するとき、磁化が初期化層の磁化方向を向き、初期化
層との結合が切断されたとき、磁化が後記メモリー層の
磁化方向を向く再生層と、初期化層の磁化と反対方向に
磁化が反転することにより情報を保持するメモリー層と
が順次積層されたものである。このような多層膜の構成
により、各層の記録後の磁化方向は、情報を保持してい
るメモリー層を除いて全て初期化層の磁化方向に揃う。
再生時に、再生スポット内の高温領域が所定温度に達す
ると、切断層が初期化層と再生層の結合を切断し、再生
層とメモリー層の交換結合によりメモリー層の磁化方向
が再生層に転写される。こうして、再生スポット内の高
温領域のみが開口部となるので、RAD方式の超解像再
生が実現できる。続いて、切断層の温度が所定温度より
低くなると、初期化層と再生層の交換結合が再び生じ
て、再生層の磁化が初期化層の磁化方向を向く。
載のように、透明基板上に多層膜として、後記再生層の
磁化方向を揃えるために、垂直上向き又は下向きの一定
の磁化方向を有する初期化層と、再生光の照射によって
所定温度に達したときに、初期化層と後記再生層の結合
を切断するための切断層と、上記初期化層との結合が存
在するとき、磁化が初期化層の磁化方向を向き、初期化
層との結合が切断されたとき、磁化が後記メモリー層の
磁化方向を向く再生層と、初期化層の磁化と反対方向に
磁化が反転することにより情報を保持するメモリー層と
が順次積層されたものである。このような多層膜の構成
により、各層の記録後の磁化方向は、情報を保持してい
るメモリー層を除いて全て初期化層の磁化方向に揃う。
再生時に、再生スポット内の高温領域が所定温度に達す
ると、切断層が初期化層と再生層の結合を切断し、再生
層とメモリー層の交換結合によりメモリー層の磁化方向
が再生層に転写される。こうして、再生スポット内の高
温領域のみが開口部となるので、RAD方式の超解像再
生が実現できる。続いて、切断層の温度が所定温度より
低くなると、初期化層と再生層の交換結合が再び生じ
て、再生層の磁化が初期化層の磁化方向を向く。
【0011】また、請求項2に記載のように、初期化層
は、記録層のキュリー温度より高いキュリー温度を有す
るものであり、切断層は、上記所定温度より低く、かつ
初期化層、再生層及びメモリー層のキュリー温度より低
いキュリー温度を有するものである。このように初期化
層のキュリー温度を記録層のキュリー温度より高くする
ことにより、記録光が照射されて加熱された場合にも、
初期化層の磁化方向は変化しない。また、切断層のキュ
リー温度を上記所定温度より低くすることにより、再生
光の照射によって所定温度に達したときに、切断層が磁
化を失い、初期化層と再生層の結合が切断される。
は、記録層のキュリー温度より高いキュリー温度を有す
るものであり、切断層は、上記所定温度より低く、かつ
初期化層、再生層及びメモリー層のキュリー温度より低
いキュリー温度を有するものである。このように初期化
層のキュリー温度を記録層のキュリー温度より高くする
ことにより、記録光が照射されて加熱された場合にも、
初期化層の磁化方向は変化しない。また、切断層のキュ
リー温度を上記所定温度より低くすることにより、再生
光の照射によって所定温度に達したときに、切断層が磁
化を失い、初期化層と再生層の結合が切断される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
を示す光磁気記録媒体の断面図である。この光磁気記録
媒体を作製するためには、まずレーザー光の入射側(図
1下側)から見て凹となるランド及び凸となるグルーブ
(不図示)を有する円盤状のガラス又はプラスチックか
らなる案内溝付き透明基板1を用意する。そして、基板
1のランド及びグルーブが形成された面上にSiNから
なる下地層2、初期化層3、切断層4、再生層5、メモ
リー層6、SiNからなる保護層7を順次スパッタリン
グによって成膜した。各層の膜厚は下地層2が70n
m、初期化層3が25nm、切断層4が25nm、再生
層5が300nm、メモリー層6が500nm、保護層
7が70nmである。
を示す光磁気記録媒体の断面図である。この光磁気記録
媒体を作製するためには、まずレーザー光の入射側(図
1下側)から見て凹となるランド及び凸となるグルーブ
(不図示)を有する円盤状のガラス又はプラスチックか
らなる案内溝付き透明基板1を用意する。そして、基板
1のランド及びグルーブが形成された面上にSiNから
なる下地層2、初期化層3、切断層4、再生層5、メモ
リー層6、SiNからなる保護層7を順次スパッタリン
グによって成膜した。各層の膜厚は下地層2が70n
m、初期化層3が25nm、切断層4が25nm、再生
層5が300nm、メモリー層6が500nm、保護層
7が70nmである。
【0013】初期化層3からメモリー層6までは磁性層
であり、これらの層は磁気的な結合をしている。初期化
層3、切断層4、再生層5、メモリー層6のキュリー温
度をそれぞれTc3、Tc4、Tc5、Tc6とする
と、Tc3>Tc5>Tc4、Tc6>Tc4の関係を
満たす。次に、これらの磁性層について説明する。
であり、これらの層は磁気的な結合をしている。初期化
層3、切断層4、再生層5、メモリー層6のキュリー温
度をそれぞれTc3、Tc4、Tc5、Tc6とする
と、Tc3>Tc5>Tc4、Tc6>Tc4の関係を
満たす。次に、これらの磁性層について説明する。
【0014】初期化層3は、その温度が記録光の照射に
よって局所的に上昇する媒体温度(例えば250〜30
0℃、これを記録温度とする)まで上昇したとき、その
保磁力が媒体に印加される記録磁界よりも大きい垂直磁
化膜からなる。よって、少なくとも300℃までは垂直
磁化を有することになる。
よって局所的に上昇する媒体温度(例えば250〜30
0℃、これを記録温度とする)まで上昇したとき、その
保磁力が媒体に印加される記録磁界よりも大きい垂直磁
化膜からなる。よって、少なくとも300℃までは垂直
磁化を有することになる。
【0015】初期化層3の材料としては、例えばTbX
(Fe100-YCoY)100-Xが用いられる。元素記号の後
ろの添え字は、原子百分率であり、X=18〜24、Y
=20〜100である。TbCo(つまり、Y=100
の場合)のキュリー温度は400℃である。また、Dy
X(Fe100-YCoY)100-Xを用いてもよく、この場合は
X=21〜27、Y=35〜80である。なお、再生用
のレーザー光を効率よく使用し、S/N比の良い再生信
号を得るためには吸収の少ないガーネットのような透明
磁性材料の使用も効果的である。
(Fe100-YCoY)100-Xが用いられる。元素記号の後
ろの添え字は、原子百分率であり、X=18〜24、Y
=20〜100である。TbCo(つまり、Y=100
の場合)のキュリー温度は400℃である。また、Dy
X(Fe100-YCoY)100-Xを用いてもよく、この場合は
X=21〜27、Y=35〜80である。なお、再生用
のレーザー光を効率よく使用し、S/N比の良い再生信
号を得るためには吸収の少ないガーネットのような透明
磁性材料の使用も効果的である。
【0016】切断層4は、環境温度(例えば0〜50
℃)より高く、かつ再生光の照射によって局所的に上昇
する媒体温度(例えば200℃、これを再生温度とす
る)よりも低いキュリー温度(例えば100〜150
℃、これを所定温度とする)を有する磁性層である。こ
の切断層4の材料としては、例えばTbX(Fe100-YC
oY)100-Xが用いられる。ここでは、X=18〜22、
Y=0〜5である。また、(TbZDy100-Z)X(Fe
100-YCoY)100-Xを用いてもよく、この場合はX=2
0〜24、Y=0〜10、Z=0〜100である。
℃)より高く、かつ再生光の照射によって局所的に上昇
する媒体温度(例えば200℃、これを再生温度とす
る)よりも低いキュリー温度(例えば100〜150
℃、これを所定温度とする)を有する磁性層である。こ
の切断層4の材料としては、例えばTbX(Fe100-YC
oY)100-Xが用いられる。ここでは、X=18〜22、
Y=0〜5である。また、(TbZDy100-Z)X(Fe
100-YCoY)100-Xを用いてもよく、この場合はX=2
0〜24、Y=0〜10、Z=0〜100である。
【0017】さらに、これらの材料にCr、Al、S
i、Cuなど他の元素を添加したものでもよい。また、
キュリー温度が、上述した範囲にある限り透明な磁性材
料を使用することも可能である。
i、Cuなど他の元素を添加したものでもよい。また、
キュリー温度が、上述した範囲にある限り透明な磁性材
料を使用することも可能である。
【0018】再生層5は、上記再生温度よりもキュリー
温度が高く、大きなカー回転角を有する垂直磁化膜から
なる。この再生層5の材料としては、例えばGdX(F
e100-YCoY)100-Xが用いられる。ここでは、X=2
1〜25、Y=10〜60である。再生層5は、室温か
ら少なくとも300℃付近までの温度範囲で垂直磁化を
有する磁性材料であり、GdFeCoのキュリー温度は
400℃である。
温度が高く、大きなカー回転角を有する垂直磁化膜から
なる。この再生層5の材料としては、例えばGdX(F
e100-YCoY)100-Xが用いられる。ここでは、X=2
1〜25、Y=10〜60である。再生層5は、室温か
ら少なくとも300℃付近までの温度範囲で垂直磁化を
有する磁性材料であり、GdFeCoのキュリー温度は
400℃である。
【0019】メモリー層6は、上記記録温度付近のキュ
リー温度を有し、かつ室温で大きな保磁力を示す垂直磁
化膜からなる。このメモリー層6の材料としては、例え
ばTbX(Fe100-YCoY)100-Xが用いられる。ここで
は、X=18〜22、Y=20〜50である。このTb
FeCoのキュリー温度は250℃である。
リー温度を有し、かつ室温で大きな保磁力を示す垂直磁
化膜からなる。このメモリー層6の材料としては、例え
ばTbX(Fe100-YCoY)100-Xが用いられる。ここで
は、X=18〜22、Y=20〜50である。このTb
FeCoのキュリー温度は250℃である。
【0020】また、DyX(Fe100-YCoY)100-Xを用
いてもよく、この場合は、X=21〜27、Y=30〜
60である。さらに、(TbZDy100-Z)X(Fe100-Y
CoY)100-Xを用いてもよく、この場合はX=20〜2
5、Y=25〜55、Z=30〜80である。
いてもよく、この場合は、X=21〜27、Y=30〜
60である。さらに、(TbZDy100-Z)X(Fe100-Y
CoY)100-Xを用いてもよく、この場合はX=20〜2
5、Y=25〜55、Z=30〜80である。
【0021】以上のような初期化層3からメモリー層6
までの磁性層の記録前の磁化方向は、図2の矢印で示す
ように垂直下向きの一定方向に揃えられている。このよ
うな初期化状態にするためには、例えば製造段階で垂直
下向きの初期化磁界を与えればよい。この光磁気記録媒
体に情報を記録するには、回転する媒体に対し、初期化
磁化と逆の垂直上向きの記録磁界を印加しながら、信号
の有無に応じてパワーを変調したレーザービームを基板
1側から照射することによって行うことができる。
までの磁性層の記録前の磁化方向は、図2の矢印で示す
ように垂直下向きの一定方向に揃えられている。このよ
うな初期化状態にするためには、例えば製造段階で垂直
下向きの初期化磁界を与えればよい。この光磁気記録媒
体に情報を記録するには、回転する媒体に対し、初期化
磁化と逆の垂直上向きの記録磁界を印加しながら、信号
の有無に応じてパワーを変調したレーザービームを基板
1側から照射することによって行うことができる。
【0022】レーザービームの照射によって上記記録温
度まで加熱された箇所のメモリー層6には、記録磁界の
向きの磁化を持つ磁区が形成される。一方、切断層4
は、記録温度より低いキュリー温度を有するため、記録
レーザービームによって加熱されたときには磁化を失
う。媒体の回転移動に伴い、記録温度まで加熱された箇
所からレーザービームが遠ざかって磁性膜の温度が低下
すると、切断層4の磁化が再び現れるが、このときの磁
化方向は初期化層3との交換結合によって初期化層3の
磁化方向に従う。
度まで加熱された箇所のメモリー層6には、記録磁界の
向きの磁化を持つ磁区が形成される。一方、切断層4
は、記録温度より低いキュリー温度を有するため、記録
レーザービームによって加熱されたときには磁化を失
う。媒体の回転移動に伴い、記録温度まで加熱された箇
所からレーザービームが遠ざかって磁性膜の温度が低下
すると、切断層4の磁化が再び現れるが、このときの磁
化方向は初期化層3との交換結合によって初期化層3の
磁化方向に従う。
【0023】また、切断層4と再生層5の交換結合力H
1、再生層5とメモリー層6の交換結合力H2は、H1
>H2の関係にある。したがって、再生層5も初期化層
3の磁化方向に従う。こうして、記録された情報のパタ
ーンに対応した磁化方向(例えば、信号の「1」が上向
き、「0」が下向き)を持っているのは図3に示すよう
にメモリー層6だけとなる。媒体の許容可能な環境温度
(例えば0〜50℃)では、切断層4の磁化が失われる
ことはないので、図3の状態が維持される。
1、再生層5とメモリー層6の交換結合力H2は、H1
>H2の関係にある。したがって、再生層5も初期化層
3の磁化方向に従う。こうして、記録された情報のパタ
ーンに対応した磁化方向(例えば、信号の「1」が上向
き、「0」が下向き)を持っているのは図3に示すよう
にメモリー層6だけとなる。媒体の許容可能な環境温度
(例えば0〜50℃)では、切断層4の磁化が失われる
ことはないので、図3の状態が維持される。
【0024】こうして情報を記録した光磁気記録媒体か
ら情報を読み出すには、基板1側から再生レーザービー
ムを照射する。図4に示すように、媒体の回転移動によ
り、再生レーザースポット24内に入った媒体の前方部
が低温領域25となり、後方部が高温領域26となる温
度差が生じる。前述した再生温度とは、この高温領域の
温度である。
ら情報を読み出すには、基板1側から再生レーザービー
ムを照射する。図4に示すように、媒体の回転移動によ
り、再生レーザースポット24内に入った媒体の前方部
が低温領域25となり、後方部が高温領域26となる温
度差が生じる。前述した再生温度とは、この高温領域の
温度である。
【0025】これにより、図5のように再生レーザービ
ームを照射すると、高温領域26にある切断層4は磁化
を失い(図5の網線部)、初期化層3と再生層5との間
の磁気的な結合が失われる。初期化層3との交換結合が
失われた再生層5の磁化は、メモリー層6との交換結合
によってメモリー層6の磁化方向に従う(図5ではCの
位置の磁化が反転している)。こうして、メモリー層6
の磁化方向が再生層5に転写されることにより、メモリ
ー層6の情報に応じた反射光が得られることになる。
ームを照射すると、高温領域26にある切断層4は磁化
を失い(図5の網線部)、初期化層3と再生層5との間
の磁気的な結合が失われる。初期化層3との交換結合が
失われた再生層5の磁化は、メモリー層6との交換結合
によってメモリー層6の磁化方向に従う(図5ではCの
位置の磁化が反転している)。こうして、メモリー層6
の磁化方向が再生層5に転写されることにより、メモリ
ー層6の情報に応じた反射光が得られることになる。
【0026】一方、低温領域25の温度は切断層4のキ
ュリー温度より低いので、低温領域25にある切断層4
は磁化を消失しない。よって、大きなカー回転角を有し
メモリー層6の状態が透けて見えない程度の膜厚を有す
る再生層5の磁化が、初期化層3の磁化方向を向いたま
まなので、メモリー層6の情報を読み出すことはできな
い。すなわち、この低温領域25が信号再生に寄与しな
いマスクとなる。
ュリー温度より低いので、低温領域25にある切断層4
は磁化を消失しない。よって、大きなカー回転角を有し
メモリー層6の状態が透けて見えない程度の膜厚を有す
る再生層5の磁化が、初期化層3の磁化方向を向いたま
まなので、メモリー層6の情報を読み出すことはできな
い。すなわち、この低温領域25が信号再生に寄与しな
いマスクとなる。
【0027】ここで、切断層4のキュリー温度以上とな
る高温領域26の大きさは再生レーザーパワーによって
変化し、パワーを上げると、高温領域26が広くなる。
したがって、高温領域26の温度が切断層4のキュリー
温度以上で、かつ高温領域26が適当な大きさになるよ
うに再生レーザーパワーを設定してやれば、開口部(ア
パーチャ)として機能する温度領域が再生レーザースポ
ット24より狭くなるので、レーザー光の波長と対物レ
ンズの開口数(NA)によって決まる解像領域より狭い
領域での読み出しが可能となる。こうして、超解像再生
を実現することができる。
る高温領域26の大きさは再生レーザーパワーによって
変化し、パワーを上げると、高温領域26が広くなる。
したがって、高温領域26の温度が切断層4のキュリー
温度以上で、かつ高温領域26が適当な大きさになるよ
うに再生レーザーパワーを設定してやれば、開口部(ア
パーチャ)として機能する温度領域が再生レーザースポ
ット24より狭くなるので、レーザー光の波長と対物レ
ンズの開口数(NA)によって決まる解像領域より狭い
領域での読み出しが可能となる。こうして、超解像再生
を実現することができる。
【0028】次いで、媒体の回転移動に伴い、レーザー
ビームが遠ざかって磁性膜の温度が低下すると、切断層
4の磁化が再び現れる。このときの磁化方向は初期化層
3との交換結合によって初期化層3の磁化方向に従う。
そして、切断層4の磁化が生じたことにより、切断層4
との交換結合によって再生層5も初期化層3の磁化方向
に従う。これで、再生光の照射に応じてメモリー層6の
磁化方向に反転した再生層5の磁化が再び初期化層3の
磁化方向を向いたことになるので、再生層5が初期化さ
れたことになる。
ビームが遠ざかって磁性膜の温度が低下すると、切断層
4の磁化が再び現れる。このときの磁化方向は初期化層
3との交換結合によって初期化層3の磁化方向に従う。
そして、切断層4の磁化が生じたことにより、切断層4
との交換結合によって再生層5も初期化層3の磁化方向
に従う。これで、再生光の照射に応じてメモリー層6の
磁化方向に反転した再生層5の磁化が再び初期化層3の
磁化方向を向いたことになるので、再生層5が初期化さ
れたことになる。
【0029】なお、再生層5とメモリー層6との間に
は、切断層4の磁化が消失したときに、再生層5がメモ
リー層6と同じ方向を向こうとする交換結合力が必要で
あり、かつ切断層4と再生層5の交換結合力H1、再生
層5とメモリー層6の交換結合力H2には、H1>H2
の関係が必要である。そこで、再生層5とメモリー層6
の交換結合力を制御するために、再生層5とメモリー層
6との間に中間層を設けてもよい。この中間層の材料と
しては、例えばGdX(FeYCo100-Y)100-Xが用いら
れる。ここでは、X=21〜28、Y=40〜10であ
る。
は、切断層4の磁化が消失したときに、再生層5がメモ
リー層6と同じ方向を向こうとする交換結合力が必要で
あり、かつ切断層4と再生層5の交換結合力H1、再生
層5とメモリー層6の交換結合力H2には、H1>H2
の関係が必要である。そこで、再生層5とメモリー層6
の交換結合力を制御するために、再生層5とメモリー層
6との間に中間層を設けてもよい。この中間層の材料と
しては、例えばGdX(FeYCo100-Y)100-Xが用いら
れる。ここでは、X=21〜28、Y=40〜10であ
る。
【0030】以上のようにして作製した光磁気記録媒体
を線速度10m/sで回転させながら、6mWの記録パ
ワーで300Oeの磁界を印加しながら12.5MHz
の信号を記録した。1.5mWの再生パワーで信号を再
生しようとしたところ12.5MHzの信号は検出され
なかった。これは、媒体温度が切断層4のキュリー温度
以上に達せず、メモリー層6の磁化方向が再生層5に転
写されなかったためである。
を線速度10m/sで回転させながら、6mWの記録パ
ワーで300Oeの磁界を印加しながら12.5MHz
の信号を記録した。1.5mWの再生パワーで信号を再
生しようとしたところ12.5MHzの信号は検出され
なかった。これは、媒体温度が切断層4のキュリー温度
以上に達せず、メモリー層6の磁化方向が再生層5に転
写されなかったためである。
【0031】次に、再生パワーを2.4mWとし、記録
時と同じ方向に300Oeの磁界を印加しながら再生し
たところ12.5MHzで42dBのC/Nが得られ
た。なお、300Oeの磁界はC/Nを向上させるため
に印加したものであって、上述の再生動作から明らかな
ように必ずしも印加する必要はない。この信号を消去し
た後に11.1MHzの信号を記録、2.4mWの再生
パワーで再生したところ43.5dBのC/Nが得られ
た。
時と同じ方向に300Oeの磁界を印加しながら再生し
たところ12.5MHzで42dBのC/Nが得られ
た。なお、300Oeの磁界はC/Nを向上させるため
に印加したものであって、上述の再生動作から明らかな
ように必ずしも印加する必要はない。この信号を消去し
た後に11.1MHzの信号を記録、2.4mWの再生
パワーで再生したところ43.5dBのC/Nが得られ
た。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、再生層を初期化するた
めの初期化層、および初期化層と再生層の交換結合を所
定温度で切断する切断層を設けたことにより、初期化磁
界を必要としないRAD方式のMSR光磁気記録媒体を
実現することができる。その結果、媒体を再生する再生
装置に初期化磁石を設ける必要がなくなり、初期化磁石
を持たない従来の再生装置でRAD方式のMSR光磁気
記録媒体が再生できる。
めの初期化層、および初期化層と再生層の交換結合を所
定温度で切断する切断層を設けたことにより、初期化磁
界を必要としないRAD方式のMSR光磁気記録媒体を
実現することができる。その結果、媒体を再生する再生
装置に初期化磁石を設ける必要がなくなり、初期化磁石
を持たない従来の再生装置でRAD方式のMSR光磁気
記録媒体が再生できる。
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示す光磁気記録
媒体の断面図である。
媒体の断面図である。
【図2】 記録前の初期化状態における各磁性層の磁化
の向きを示す図である。
の向きを示す図である。
【図3】 記録後の各磁性層の磁化の向きを示す図であ
る。
る。
【図4】 レーザースポットの温度分布を示す図であ
る。
る。
【図5】 再生時の各磁性層の磁化の向きを示す図であ
る。
る。
【図6】 従来のMSR光磁気記録媒体の平面図及び断
面図である。
面図である。
1…透明基板、2…下地層、3…初期化層、4…切断
層、5…再生層、6…メモリー層、7…保護層。
層、5…再生層、6…メモリー層、7…保護層。
Claims (2)
- 【請求項1】 遷移金属と希土類金属とからなる磁性膜
が順次積層され、これらが互いに交換結合してなる多層
膜を有し、磁気超解像によって情報を読み出すことが可
能な光磁気記録媒体において、 透明基板上に前記多層膜として、後記再生層の磁化方向
を揃えるために、垂直上向き又は下向きの一定の磁化方
向を有する初期化層と、 再生光の照射によって所定温度に達したときに、初期化
層と後記再生層の結合を切断するための切断層と、 前記初期化層との結合が存在するとき、磁化が初期化層
の磁化方向を向き、初期化層との結合が切断されたと
き、磁化が後記メモリー層の磁化方向を向く再生層と、 前記初期化層の磁化と反対方向に磁化が反転することに
より情報を保持するメモリー層とが順次積層されたこと
を特徴とする光磁気記録媒体。 - 【請求項2】 請求項1記載の光磁気記録媒体におい
て、 前記初期化層は、記録層のキュリー温度より高いキュリ
ー温度を有するものであり、 前記切断層は、前記所定温度より低く、かつ初期化層、
再生層及びメモリー層のキュリー温度より低いキュリー
温度を有するものであることを特徴とする光磁気記録媒
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8222297A JPH1064130A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 光磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8222297A JPH1064130A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 光磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1064130A true JPH1064130A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16780160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8222297A Pending JPH1064130A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 光磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1064130A (ja) |
-
1996
- 1996-08-23 JP JP8222297A patent/JPH1064130A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050714 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050823 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20051014 |