JPH1063494A - プログラム部品利用支援システム - Google Patents

プログラム部品利用支援システム

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JPH1063494A
JPH1063494A JP8214432A JP21443296A JPH1063494A JP H1063494 A JPH1063494 A JP H1063494A JP 8214432 A JP8214432 A JP 8214432A JP 21443296 A JP21443296 A JP 21443296A JP H1063494 A JPH1063494 A JP H1063494A
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JP
Japan
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component
program
list
parts
support system
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JP8214432A
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Mikiko Matsuda
幹子 松田
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品の形のプログラム(以下部品という)の名
称,履歴情報,処理記述部等を、部品の用途の属性別領
域に登録した部品データベース1を持ち、プログラムP
Gの開発の際、この登録部品の利用を支援するシステム
にて、登録部品利用の定量的な効果を測定し、登録部品
の利用を促進する。 【解決手段】プログラムPGに含まれるべき部品の属性
の指定に基づいて、部品データベース1から部品一覧作
成部01は指定属性の領域の部品の名称を取り出して一
覧とした部品一覧3を生成する。部品利用度測定部02
はプログラムPGにおける、部品一覧3内の各部品ごと
の使用回数としての部品利用度を部品名称のパターンマ
ッチングにより測定し部品利用度テーブル4を作る。ま
た、一覧順入れ替え部03は部品利用度の多い順に、部
品一覧3内の部品の配列を入れ替える。これにより以後
の同用途のプログラムPGに対する部品利用度の検索処
理を高速化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新たなプログラムを
作成する際に、既成のプログラムを構成している部品の
形のプログラム(以下、この部品の形のプログラムをプ
ログラム部品又は単に部品という)を再利用することを
支援するコンピュータシステムとしてのプログラム部品
利用支援システム、特にプログラム部品の利用及び管理
の効率化を計る機能を備えたプログラム部品利用支援シ
ステムに関する。
【0002】なお以下各図において同一の符号は同一も
しくは相当部分を示す。
【0003】
【従来の技術】近時、コンピュータ利用の拡大に伴い、
ソフトウエア開発の効率化が課題となっており、プログ
ラムをプログラム部品の組合わせで(いわゆる構造化プ
ログラムとして)構成し、既成のプログラムを構成して
いるプログラム部品を部品データベースに登録してお
き、新たなソフトウエアの開発の際に登録されたプログ
ラム部品を再利用できるようにすることが一般化しつつ
ある。
【0004】なお以下では、このプログラム部品の中で
例えば電力,鉄鋼といった特定の分野のみに利用できそ
うなプログラム部品をプロジェクト用部品、また例えば
時刻管理プログラムのように、用途が特定の分野に限定
されない汎用性の高いプログラム部品を共通部品とい
う。
【0005】
【発明が解決しようする課題】しかしながら、このよう
なプログラム部品の再利用は、その管理システムの不備
などもあって未だ活発とは言えず、ソフトウエア開発の
効率化に充分な効果を上げているとはいえない状況にあ
る。プログラム部品の管理上の問題としては次のような
ことが挙げられる。 (1)新たに作られるプログラム内でどの程度、プログ
ラム部品が使われているかを正確に計る計算機システム
がなく、部品の利用頻度を調べるためには人手による多
くの作業時間が必要である。 (2)部品データベースに対するプログラム部品の使用
頻度に応じた入れ替えは、プログラム部品の管理者が手
作業で行わねばならず、部品管理者の負荷が高くなり、
また部品の入れ替えミスなどの事故も発生しやすい。 (3)現在作成中のプログラム内でどのプログラム部品
を使用しているかの検索、及び使用中のプログラム部品
が更新されたか否かのチェックは人手により行ってお
り、実際上、この検索を行うには部品データベース内の
当該分野のプロジェクト用部品と全ての共通部品を実稼
働のマシン(計算機)に持ち込んで、該当するプログラ
ム部品をコンパイラーに選択させるしかなく、また参照
している部品が更新後のものか否かが分からない。
【0006】このため、実稼働マシンのディスク上に部
品データベース内の当該分野のプロジェクト用部品だけ
でなく、全ての共通部品を配置するための余分のメモリ
領域を設ける無駄が発生しており、また参照している部
品が更新後のものか否かが分からないためバグが混入す
る可能性がある。そこで本発明はこのような問題を解消
できるプログラム部品利用支援システムを提供すること
を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに請求項1のプログラム部品利用支援システムは、部
品の形のプログラム(以下部品という)の、少なくとも
名称,履歴情報,及び処理記述部を、部品の用途の属性
別の領域(全分野共通部10、個別分野部11,12、
分野別共通部11−0、個別プロジェクト部11−1,
11−2など)に登録した部品データベース(1)を持
ち、プログラム開発の際、この登録部品の利用を支援す
るプログラム部品利用支援システムであって、被測定プ
ログラム(PG)に含まれるべき部品の属性の指定に基
づいて、部品データベースから少なくともこの指定の属
性領域の部品の名称を取り出して一覧としたテーブルと
しての部品一覧(3)を生成する部品一覧作成手段(部
品一覧作成部01)と、被測定プログラムにおける、部
品一覧内の各部品ごとの使用回数(48、以下、部品利
用度という)を部品名称のパターンマッチングにより測
定する部品利用度測定手段(部品利用度測定部02)と
を備えたものとする。
【0008】また請求項2のプログラム部品利用支援シ
ステムは、請求項1に記載のプログラム部品利用支援シ
ステムにおいて、前記部品利用度の多い順に、前記部品
一覧内の部品の配列を入れ替える一覧順入れ替え手段
(一覧順入れ替え部03)を備えたものとする。また請
求項3のプログラム部品利用支援システムは、請求項1
又は2に記載のプログラム部品利用支援システムにおい
て、前記部品データベースにおける前記部品利用度の0
の部品を削除又はこの部品についての警告を出力すると
共に、同じく前記部品利用度の所定の基準値以上の、限
定された用途の属性の領域(個別プロジェクト部11−
1など)に登録された部品を、より広い用途の属性の領
域(分野別共通部11−0,全分野共通部10など)へ
登録替えする部品管理手段(部品管理部04)を備えた
ものとする。
【0009】また請求項4のプログラム部品利用支援シ
ステムは、請求項1ないし3の何れかに記載のプログラ
ム部品利用支援システムにおいて、前記被測定プログラ
ムが、少なくとも部品の名称を含み且つ部品の処理記述
部を含まぬ部品のマクロプログラムを組合わせて構成さ
れ、前記部品データベースから前記部品利用度が1以上
の全ての部品の少なくとも名称,履歴情報,及び処理記
述部を収録してなるファイル(利用部品定義ファイル
6)を生成する利用部品生成手段(利用部品生成部0
5)と、このファイルを用いて被測定プログラムの各部
品の名称を、夫々この部品の名称に対応する前記処理記
述部に置換え、被測定プログラムを実行可能プログラム
(PG1)に翻訳変換する翻訳手段(翻訳部07)とを
備えたものとする。
【0010】また請求項5のプログラム部品利用支援シ
ステムは、請求項4に記載のプログラム部品利用支援シ
ステムにおいて、前記利用部品生成手段によって取り出
された部品別の履歴情報と前記部品データベース内の夫
々対応する部品別の最新の履歴情報とを照合し、2つの
履歴情報間の差異を示す情報(更新部品情報7)を出力
する変更部品検索手段(変更部品検索部06)を備えた
ものとする。
【0011】
【発明の実施の形態】
(実施例1)図1は請求項1,2に関わる発明の実施例
(実施例1とする)としてのプログラム部品利用支援シ
ステムの要部の機能構成図である。即ち、部品一覧作成
部01は、後述する部品利用度48(図4参照)の測定
対象となるプログラム(なお、このプログラムは通常、
現在開発中のソースレベルのプログラムである)PGの
用途から見て、当該の用途のプログラムPGに含まれる
べき属性の部品の名称等を一覧とした部品一覧3を部品
データベース1から作成する。利用度測定部02は、こ
の部品一覧3を用いて測定対象のプログラムPGにおけ
る部品利用度48を求めた部品利用度テーブル4を作成
する。一覧順入れ替え部03は、この部品利用度テーブ
ル4内の部品利用度48の大きい順に部品一覧3の部品
の配列順を入れ替える。
【0012】図2は部品データベース1の構成例を示
す。この部品データベース1は基本的に部品の用途の属
性別に区分された登録領域ごとの部品定義ファイルとそ
の管理情報とからなる。登録領域の区分としては大別し
て全分野に共通の部品の部品定義ファイルを登録した全
分野共通部10と、各分野用(ここでは分野X用,分野
Y用の2つが示されている)の部品の部品定義ファイル
を登録した個別分野部11,12,・・がある。
【0013】ここで全分野共通部10には、この登録領
域区分に該当する各共通部品の夫々の部品定義ファイル
21−1,21−2,・・と、その管理情報20が登録
されている。個別分野部(分野X用)11は、さらに、
この分野Xに共通の部品の部品定義ファイルを登録した
分野別共通部11−0と、この分野の個別プロジェクト
用(この例ではプロジェクトO用,プロジェクトP用の
2つが示される)の部品の部品定義ファイルを登録した
個別プロジェクト部11−1,11−2,・・とに区分
される。
【0014】そして分野別共通部11−0には、当該分
野Xでの分野別共通部品の夫々の部品定義ファイル21
−1,21−2,・・と、その管理情報20が登録さ
れ、また、個別プロジェクト部(プロジェクトO用)1
1−1には当該分野Xでの当該プロジェクトO用の部品
の夫々の部品定義ファイル21−1,21−2,・・・
と、その管理情報20が登録され、同様に個別プロジェ
クト部(プロジェクトP用)11−2にも当該分野Xで
の当該プロジェクトP用の部品定義ファイル21−1,
21−2,・・と、その管理情報20が登録されてい
る。
【0015】個別分野部(分野Y用)12も個別分野部
(分野X用)11と同様に構成されており、ここではそ
の一部として分野別共通部12−0と、その内容として
の管理情報20及び部品定義ファイル21−1,21−
2,・・が示される。図2における登録領域区分毎の部
品定義ファイル21−1,21−2,・・(以下これら
を一括して呼ぶときは符号を21とする)は、夫々その
部品毎の日本語の名前としての部品名称31(図3参
照)、その部品の英数字の名前としての部品略称32
(図3参照)、その部品のプログラムの本体部分として
の処理記述部、およびコメント部からなる。
【0016】また、図2における登録領域区分毎の管理
情報20は、夫々その管理対象となる個々の部品毎に作
られており、その部品個々の部品名,部品機能の概要,
バージョンレベル,キーワード,作成者,作成日などか
らなる。図3は部品一覧作成部01によって作成される
部品一覧3の構成例を示す。即ち部品一覧3は一覧とし
た各部品(ここでは部品#1,#2,#3,・・として
示す)ごとの、前記した部品名称31、部品略称32及
びその部品の実行行の行数33、その部品の部品定義フ
ァイル21のファイル名34からなる。
【0017】この部品一覧3に収容される各部品は、測
定対象のプログラムPGの用途に応じオペレータがその
部品の属性を指定することによって、部品データベース
1内の測定対象のプログラムPGに含まれそうな全ての
部品が選択される。例えばこのプログラムPGが分野X
のプロジェクトO用のものであるとすれば、全分野共通
部10のみならず、分野Xについての分野別共通部11
−0及び分野XのプロジェクトOについての個別プロジ
ェクト部11−1の夫々の登録領域区分に登録された全
ての部品定義ファイル21−1,21−2,・・の部品
(の名称等)が部品一覧3に収容される。
【0018】図1に示す部品利用度測定部02は、プロ
グラムPGと部品一覧3を読込み、プログラムPG内に
ある各部品名称及び部品略称と、部品一覧3内の部品名
称31及び部品略称32の各々とをパターンマッチング
により順次照合し、部品名称31及び部品略称32毎の
一致した回数(つまり当該の部品がプログラムPG内に
使用されている回数)を蓄積し、部品利用度48(図4
参照)として出力したり、その他の部品利用状態を表す
各種の指標をも求めながら、次に述べる部品利用度テー
ブル4を作成する。
【0019】図4は部品利用度テーブル4の構成例を示
す。即ち、部品利用度テーブル4は、同図(A)に示す
41〜44の項目と、同図(B)に示すような部品一覧
3内の各部品(部品#1,#2,#3,・・)毎の項目
31,32,47,48とからなる。なお、31及び3
2は夫々図3の部品一覧3における部品名称及び部品略
称と同じものである。
【0020】ここで41は測定対象のプログラムPGを
記述したファイルの名前としてのプログラムファイル
名、42はこのプログラムPGの総実行行数としてのプ
ログラム総実行行数、47は当該の(部品名称31に該
当する)部品がこのプログラムPGに現れる総行数とし
ての当該部品使用総行数〔つまり当該部品の部品一覧3
内に示した行数(部品行数33)と、この部品のこのプ
ログラムPG内での使用回数(当該部品使用回数48)
との積〕、48は前記した当該部品使用回数としての部
品利用度である。
【0021】そして、43は当該部品使用総行数47
を、この部品利用度テーブル4の全部品について累計し
た値としての部品使用総行数累計、44はこの部品使用
総行数累計43が、プログラム総実行行数42に占める
比率をパーセントで表した値としての部品使用行数比率
である。図1の一覧順入れ替え部03は、この部品利用
度テーブル4内の部品の使用回数(部品利用度)48の
多い順に、部品一覧3の部品の配列を並べ変える。これ
により、以後の同用途のプログラムPGに対する部品利
用度の検索処理を高速化することができる。
【0022】(実施例2)図5は請求項3に関わる発明
の実施例(実施例2とする)として機能構成図である。
即ち、部品管理部04は部品利用度テーブル4の部品別
の部品利用度48の値を読込み、部品データベース1の
再構成(つまり、部品利用度48の値0の部品の削除、
当該プロジェクトについて定めた所定の部品利用度の値
以上の部品の共通部品群への編入等)を行う。なお、部
品管理部04はこの他に部品管理者の指示により、部品
の登録,追加,削除,検索,取り出し,及び部品履歴管
理を行う。但し部品データベース1の再構成(特に部品
の削除)に用いる部品利用度48の値は、複数のプログ
ラムPGでの値を考慮する必要がある。
【0023】図6は部品管理部04が行う部品データベ
ース1の再構成の手順を示すフローチャートで、S1〜
S34はそのステップを示す。同図を説明すると、部品
管理部04は先ず部品データベース1内の各部品定義フ
ァイル21の部品毎にその用途の属性をチェックし(S
1)、その属性が或る分野の個別プロジェクト部11−
1,11−2,・・等の何れかに該当している場合、そ
の部品利用度48の値を調べ、部品利用度値0であれば
(S11,分岐Y)、その部品を削除する(S12)。
また、部品利用度値0でなく(S11,分岐N)、所定
の部品利用度値N1以上であれば(S13,分岐Y)、
その部品の登録先をを分野別共通部11−0,12−
0,・・のうち何れか該当する登録領域に移し変え(S
14)、部品利用度値0でなく、且つ所定の部品利用度
値N1以上でなければ(S13,分岐N)、現状の登録
のままとする。
【0024】また、ステップS1にて当該部品の属性が
分野別共通部11−0,12−0,・・の何れかに該当
している場合、その部品利用度48の値を調べ、部品利
用度値0であれば(S21,分岐Y)、その旨の警告メ
ッセージを出力する(S22)。また、部品利用度値0
でなく(S21,分岐N)、所定の部品利用度値N2以
上であれば(S23,分岐Y)、その部品の登録先を全
分野共通部10の登録領域に移し変え(S24)、部品
利用度値0でなく、且つ所定の部品利用度値N2以上で
なければ(S23,分岐N)、現状の登録のままとす
る。
【0025】また、ステップS1にて当該部品の属性が
全分野共通部10に該当している場合、その部品利用度
48の値を調べ、部品利用度値0であれば(S31,分
岐Y)、その旨の警告メッセージを出力する(S3
2)。また、部品利用度値0でなく(S31,分岐
N)、所定の部品利用度値N3以下であれば(S33,
分岐Y)、その旨の警告メッセージを出力し(S3
4)、部品利用度値0でなく、且つ所定の部品利用度値
N3以下でなければ(S33,分岐N)、現状の登録の
ままとする。
【0026】(実施例3)図7は請求項4,5に関わる
発明の実施例(実施例3とする)としての機能構成図で
ある。即ち、利用部品生成部05は部品データベース1
と部品利用度テーブル4内の部品別の部品利用度48の
値を読込み、部品利用度値1以上の部品の管理情報20
を利用部品情報5として出力する。
【0027】この利用部品情報5は部品データベース1
の更新上の参考に利用される。また、利用部品生成部0
5は、部品データベース1から部品利用度値1以上の部
品の部品定義ファイル21のみを、その管理情報と共に
取り出し利用部品定義ファイル6とする。この利用部品
定義ファイル6は測定対象のプログラムPGの実行可能
プログラムを自動生成するのに利用される。即ち、プロ
グラムPGを少なくとも部品の名称を含み且つ部品の処
理記述部を含まぬ部品のマクロプログラムを組合わせて
構成しておく。そして、利用部品定義ファイル6を実行
環境(実稼働マシン)へ移動させ、翻訳部07がプログ
ラムPGと共に利用部品定義ファイル6を読込み、プロ
グラムPGの各部品の名称を、夫々利用部品定義ファイ
ル6内の、この部品の名称に対応する処理記述部に置換
え、プログラムPGを実行可能プログラムPG1に翻訳
変換するようにする。
【0028】また、変更部品検索部06は、利用部品定
義ファイル6の各部品の管理情報と、この各部品に夫々
対応する部品データベース1内の各部品の最新の管理情
報との差異(履歴情報)を調べ、利用部品定義ファイル
6の作成時以降に、他の利用者等によって変更された部
品の管理情報のみを更新部品情報7として出力する。こ
の更新部品情報7は、関連資料の更新や以後のプログラ
ム開発でのバグの発生防止等に利用される。
【0029】
【発明の効果】本発明により、次のような効果を得るこ
とができる。 (1)請求項1に関わる発明によれば、被測定プログラ
ムに含まれるべき部品の属性の指定に基づいて、部品デ
ータベースからこの指定の属性領域の部品の名称等を取
り出して一覧としたテーブルとしての部品一覧を生成す
る手段と、この部品一覧内の各部品毎の被測定プログラ
ムにおける使用回数(部品利用度)を測定する手段を備
えるようにしたので、登録部品利用による定量的な効果
が測定され、登録部品の利用が促進される。 (2)請求項2に関わる発明によれば、前記部品利用度
の多い順に、前記部品一覧内の部品の配列を入れ替える
手段を備えるようにしたので、以後の同用途のプログラ
ムPGに対する部品利用度の検索処理を高速化すること
ができる。 (3)請求項3に関わる発明によれば、部品利用度に応
じて部品データベースにおける部品の削除や、部品の登
録領域の入れ替えを行う手段を備えるようにしたので、
部品の入れ替えが容易になり、部品管理者の作業が大幅
に軽減される。 (4)(3)と同じ理由により、従来発生していた部品
データベースに対する部品の入れ替えミス等の事故が減
少する。 (5)請求項4に関わる発明によれば、開発対象のプロ
グラムを、少なくとも部品の名称を含み且つ部品の処理
記述部を含まぬ部品のマクロプログラムを組合わせて構
成し、部品データベースから開発対象のプログラム内の
各部品の少なくとも名称,履歴情報,及び処理記述部を
収録してなるファイルを生成する利用部品生成手段と、
実行環境(実稼働マシン)上でこのファイルを用い、開
発対象プログラムの各部品の名称を、夫々この部品の名
称に対応する処理記述部に置換え、開発対象プログラム
を実行可能プログラムに翻訳変換する手段を備えるよう
にしたので、現在作成中のプログラム内でどのプログラ
ム部品を使用しているかの検索を、人手を介し余分のメ
モリ領域を設けた実稼働のマシン上で行う必要はなくな
り、必要な部品のみを実稼働マシンに配置すれば良くな
るため、実稼働マシンのディスクを有効に利用すること
ができる。 (6)請求項5に関わる発明によれば、前記利用部品生
成手段によって取り出された部品別の履歴情報と部品デ
ータベース内の夫々対応する部品別の最新の履歴情報と
を照合し、2つの履歴情報間の差異を示す更新部品情報
を出力する手段を備えるようにしたので、参照している
部品が更新後のものか否か容易に分かり、バグの混入を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,2に関わる発明の実施例としての機
能構成図
【図2】図1の部品データベースの構成例を示す図
【図3】図1の部品一覧の構成例を示す図
【図4】図1の部品利用度テーブルの構成例を示す図
【図5】請求項3に関わる発明の実施例としての機能構
成図
【図6】図5の部品管理部の部品データベース再構成の
手順を示すフローチャート
【図7】請求項4,5に関わる発明の実施例としての機
能構成図
【符号の説明】
01 部品一覧作成部 02 部品利用度測定部 03 一覧順入れ替え部 04 部品管理部 05 利用部品生成部 06 変更部品検索部 07 翻訳部 PG プログラム PG1 実行可能プログラム 1 部品データベース 3 部品一覧 4 部品利用度テーブル 5 利用部品情報 6 利用部品定義ファイル 7 更新部品情報 10 全分野共通部 11,12 個別分野部 11−0,12−0 分野別共通部 11−1,11−2 個別プロジェクト部 20 管理情報 21(21−1,21−2) 部品定義ファイル 31 部品名称 32 部品略称 33 部品行数 34 部品定義ファイル名 41 プログラムファイル名 42 プログラム総実行行数 43 部品使用総行数累計 44 部品使用行数比率 47 当該部品使用総行数 48 当該部品使用回数(部品利用度)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部品の形のプログラム(以下部品という)
    の、少なくとも名称,履歴情報,及び処理記述部を、部
    品の用途の属性別の領域に登録した部品データベースを
    持ち、プログラム開発の際、この登録部品の利用を支援
    するプログラム部品利用支援システムであって、 被測定プログラムに含まれるべき部品の属性の指定に基
    づいて、部品データベースから少なくともこの指定の属
    性領域の部品の名称を取り出して一覧としたテーブルと
    しての部品一覧を生成する部品一覧作成手段と、 被測定プログラムにおける、部品一覧内の各部品ごとの
    使用回数(以下、部品利用度という)を部品名称のパタ
    ーンマッチングにより測定する部品利用度測定手段とを
    備えたことを特徴とするプログラム部品利用支援システ
    ム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のプログラム部品利用支援
    システムにおいて、 前記部品利用度の多い順に、前記部品一覧内の部品の配
    列を入れ替える一覧順入れ替え手段を備えたことを特徴
    とするプログラム部品利用支援システム。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載のプログラム部品利
    用支援システムにおいて、 前記部品データベースにおける前記部品利用度の0の部
    品を削除又はこの部品についての警告を出力すると共
    に、同じく前記部品利用度の所定の基準値以上の、限定
    された用途の属性の領域に登録された部品を、より広い
    用途の属性の領域へ登録替えする部品管理手段を備えた
    ことを特徴とするプログラム部品利用支援システム。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3の何れかに記載のプログ
    ラム部品利用支援システムにおいて、 前記被測定プログラムが、少なくとも部品の名称を含み
    且つ部品の処理記述部を含まぬ部品のマクロプログラム
    を組合わせて構成され、 前記部品データベースから前記部品利用度が1以上の全
    ての部品の少なくとも名称,履歴情報,及び処理記述部
    を収録してなるファイルを生成する利用部品生成手段
    と、 このファイルを用いて被測定プログラムの各部品の名称
    を、夫々この部品の名称に対応する前記処理記述部に置
    換え、被測定プログラムを実行可能プログラムに翻訳変
    換する翻訳手段とを備えたことを特徴とするプログラム
    部品利用支援システム。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のプログラム部品利用支援
    システムにおいて、 前記利用部品生成手段によって取り出された部品別の履
    歴情報と前記部品データベース内の夫々対応する部品別
    の最新の履歴情報とを照合し、2つの履歴情報間の差異
    を示す情報を出力する変更部品検索手段を備えたことを
    特徴とするプログラム部品利用支援システム。
JP8214432A 1996-08-14 1996-08-14 プログラム部品利用支援システム Pending JPH1063494A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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