JP2007265190A - モジュール組込プログラム、モジュール組込装置およびモジュール組込方法 - Google Patents

モジュール組込プログラム、モジュール組込装置およびモジュール組込方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ソースレビューやデバッカ等の方法を用いることなく、適切に共通部品が使用されているか否かをテストすること。
【解決手段】モジュール組込装置100は、J2EEアプリローダ142がJ2EEアプリをロードする場合に、ロードしたJ2EEアプリにServletsアスペクトと、共通部品アスペクトと、通信アスペクトとを組み込み、J2EEアプリ実行部150に渡す。そして、モジュール組込装置100は、J2EEアプリを実行した場合に、共通部品アスペクトからの応答を取得して、クライアント端末10によって設定された共通部品が呼ばれたか否かを判定し、判定結果をクライアント端末10に送信する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、プログラムにモジュールを組み込むモジュール組込プログラム、モジュール組込装置およびモジュール組込方法に関し、特に、プログラムに共通部品が適切に組み込まれているか否かをテストすることができるジュール組込プログラム、モジュール組込装置およびモジュール組込方法に関するものである。
近年、業務アプリケーション開発における生産性および品質等を向上させるために、設計者は、ソフトウェアの共通部品を使用して業務アプリケーションを開発している(例えば、特許文献1参照)。設計者が使用する共通部品は、性能、品質の問題をクリアし、安定した動作実績があるため、設計者が業務アプリケーションを開発する場合には、必ず共通部品を用いるべきである。
特開平7−104977号公報
しかしながら、様々な理由によって、設計者が共通部品を利用せずに独自に作成したプログラムによって業務アプリケーションの開発を行ってしまう場合がある。そのような場合には、プログラムの受け入れ検査や結合テスト初期には全く問題が生じす、中盤以降のフェイズで問題(共通部品を利用しなかったことに起因する問題)が発覚することがある。
そのような問題を回避するため、業務アプリケーションに適切な共通部品が使用されていることを前もって確認すべく、ソースレビューやデバッカ等の方法によって業務アプリケーションを分析する方法も考えられるが、コスト、期間の問題、若しくは特別なスキルを要する等の理由により現実的ではない。
すなわち、ソースレビューやデバッカ等の方法を用いることなく、適切に共通部品が使用されているか否かをテストすることが極めて重要な課題となっている。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、適切に共通部品が使用されているか否かをテストすることができるモジュール組込プログラム、モジュール組込装置およびモジュール組込方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、プログラムにモジュールを組み込むモジュール組込プログラムであって、プログラム間で共通に使用する関数およびデータをまとめた共通部品を含んだプログラムである共通部品利用プログラムを記録装置に記録する記録手順と、前記記録装置に記録された共通部品利用プログラムをロードする場合に、当該共通部品利用プログラムに含まれる前記共通部品の呼び出しに応答するモジュールを当該共通部品利用プログラムに組み込むモジュール組み込み手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記共通部品を識別する共通部品識別情報を取得する識別情報取得手順と、前記共通部品利用プログラムを実行し、前記共通部分に対応するモジュールの応答に基づいて、前記共通部品識別情報に対応する共通部品が呼び出されたか否かを判定する共通部品呼び出し判定手順とを更にコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記共通部品呼び出し判定手順による判定結果に基づいて、前記共通部品識別情報に対応する共通部品が呼び出されたか否かの情報を出力する判定結果出力手順を更にコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記共通部品が呼び出された場合に、前記共通部品識別情報および共通部品の呼び出し回数を記録装置に記録する共通部品情報記録手順を更にコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記共通部品情報記録手順は、前記共通部品識別情報を出力する端末装置の識別情報と、前記呼び出し回数とを対応付けて記録装置に記録することを特徴とする。
また、本発明は、プログラムにモジュールを組み込むモジュール組込装置であって、プログラム間で共通に使用する関数およびデータをまとめた共通部品を含んだプログラムである共通部品利用プログラムを記録する記録手段と、前記共通部品利用プログラムをロードする場合に、当該共通部品利用プログラムに含まれる前記共通部品の呼び出しに応答するモジュールを当該共通部品利用プログラムに組み込むモジュール組み込み手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記共通部品を識別する共通部品識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記共通部品利用プログラムを実行し、前記共通部分に対応するモジュールの応答に基づいて、前記共通部品識別情報に対応する共通部品が呼び出されたか否かを判定する共通部品呼び出し判定手段とを更に備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記共通部品呼び出し判定手段による判定結果に基づいて、前記共通部品識別情報に対応する共通部品が呼び出されたか否かの情報を出力する判定結果出力手段を更に備えたことを特徴とする。
また、本発明は、プログラムにモジュールを組み込むモジュール組込方法であって、プログラム間で共通に使用する関数およびデータをまとめた共通部品を含んだプログラムである共通部品利用プログラムを記録装置に記録する記録工程と、前記記録装置に記録された共通部品利用プログラムをロードする場合に、当該共通部品利用プログラムに含まれる前記共通部品の呼び出しに応答するモジュールを当該共通部品利用プログラムに組み込むモジュール組み込み工程と、を含んだことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記共通部品を識別する共通部品識別情報を取得する識別情報取得工程と、前記共通部品利用プログラムを実行し、前記共通部分に対応するモジュールの応答に基づいて、前記共通部品識別情報に対応する共通部品が呼び出されたか否かを判定する共通部品呼び出し判定工程とを更に含んだことを特徴とする。
本発明によれば、プログラム間で共通に使用する関数およびデータをまとめた共通部品を含んだプログラムである共通部品利用プログラムを記録装置に記録し、この記録装置に記録された共通部品利用プログラムをロードする場合に、当該共通部品利用プログラムに含まれる前記共通部品の呼び出しに応答するモジュールを当該共通部品利用プログラムに組み込むので、共通部品利用プログラムに使用されている共通部品を判別することができる。
また、本発明によれば、共通部品を識別する共通部品を取得し、共通部品利用プログラムを実行し、共通部品に対応するモジュールの応答に基づいて、共通部品識別情報に対応する共通部品が呼び出されたか否かを判定するので、共通部品利用プログラムに確認対象となる共通部品が使用されているか否かを効率よく判定することができる。
また、本発明によれば、共通部品を識別する共通部品を取得し、共通部品利用プログラムを実行し、共通部品に対応するモジュールの応答に基づいて、共通部品識別情報に対応する共通部品が呼び出されたか否かを判定し、判定結果を出力するので、利用者は、共通部品利用プログラムに確認対象となる共通部品が使用されているか否かを効率よく確認することができる。
また、本発明によれば、共通部品が呼び出された場合に、共通部品識別情報および共通部品呼び出し回数を記憶装置に記憶するので、利用者は共通部品にかかる確認状況を効率よく管理することができる。
また、本発明によれば、共通部品識別情報を出力する端末装置の識別情報と、前記呼び出し回数とを対応付けて記録装置に記録するので、利用者の端末ごとの共通部品における確認状況を管理することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るモジュール組込プログラム、モジュール組込装置およびモジュール組込方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、本発明の概要および特徴について説明する。図1は、本発明の概要および特徴を説明するための説明図である。同図に示すように、本発明では、所定の業務を実行するアプリケーションをロードする場合に、アプリケーションのServlets(Webサーバから最初に呼ばれるモジュール)および共通部品(複数のアプリケーション間で共通した処理に対する共通モジュール)にそれぞれServletsアスペクトおよび共通部品アスペクトを組み込むと共に、Servletsアスペクトおよび共通部品アスペクトが通信を行うための通信アスペクトを組み込む。
Servletsアスペクトは、組み込み対象のServletsがWebサーバによって呼び出された場合に、このServletsが呼び出された旨の情報を通知するアスペクト(モジュール)であり、共通部品アスペクトは、組み込み対象の共通部品がアプリケーションによって呼び出された場合に、この共通部品が呼び出された旨の情報を通知するアスペクト(モジュール)である。
アプリケーションのテスト(適切に共通部品を使用してアプリケーションが開発されているか否かを判定するためのテスト)を実行する利用者は、Webブラウザを利用して、テスト対象となる共通部品を設定し、Webサーバにアクセスを行う。そして、共通部品アスペクトは、アプリケーションの共通部品に対する呼び出しに応答し、共通部品が呼ばれたか否か、すなわち、利用者によって設定された共通部品が利用されているか否かを通知する。
このように、本発明では、アプリケーションをロードする場合に、Servlesアスペクト、共通部品アスペクト、通信アスペクトをアプリケーションに組み込み、共通部品に対する呼び出しに応答して、利用者によって設定された共通部品が呼ばれた旨を通知するので、利用者はアプリケーションに適切に共通部品が使用されているか否かを容易にテストすることができる。
また、本発明により、不適切な部品(設計者が共通部品を用いることなく独自に作成したプログラム)を早期に是正することができるので、結合テスト以降で不具合の切り分けが短期間で行える、結合テスト以降で不具合発生(バグ、性能問題)の減少、仕様変更や機能追加が容易に行えるなどの効果が期待できる。
次に、本実施例にかかるモジュール組込装置の構成について説明する。図2は、本実施例にかかるモジュール組込装置の構成を示す機能ブロック図である。なお、このモジュール組込装置100は、ネットワーク50を介してクライアント端末10に接続されている(図2では説明の便宜上、クライアント端末10のみを示すが、モジュール組込装置100は、ネットワーク50を介して複数のクライアント端末に接続されているものとする。)。
ここで、クライアント端末10は、確認対象となる共通部品の情報をモジュール組込装置100に送信し、アプリケーション(様々な業務を実行するアプリケーションプログラム;以下、J2EE<Java(登録商標)2 Enterprise Edition>アプリと表記する)に共通部品が適切に使用されているか否かの判定要求を行う装置である。このクライアント端末10は、トレース管理クライアン10aおよびブラウザ10bを備える。
このうち、トレース管理クライアント10aは、確認対象の候補となる共通部品の情報をモジュール組込装置100から取得してクライアント端末10の表示装置(図示しない)に表示させ、確認対象となる共通部品を利用者に設定させる処理部である。図3は、PC識別子およびアクセス確認を行う共通部品を設定する際に表示装置に表示される画面例を示す図である。利用者は、入力装置(図示しない)を使用して、PC識別子およびアクセス確認を行う共通部品を設定する。図3に示す例では、「●」に対応する共通部品がアクセス確認として設定されている。
ブラウザ10bは、Webサーバ160(モジュール組込装置100がWebサーバ160を備える)にアクセスを行い、共通部品の確認対象となるJ2EEアプリを実行させる処理部である。図4は、J2EEアプリに対するテスト実行時に表示装置に表示される画面例を示す図である。図4の上段に示すように、ブラウザ10bは、Webサーバ160にアクセスを行い、確認対象となる共通部品を含んだJ2EEアプリを実行させ、例えば、配達日入力画面をクライアント端末10の表示装置に表示させる。そして、ブラウザ10bは、注文番号および配達日の情報入力を利用者から受付け、受付けた情報をWebサーバ160に送信する。
そして、図4の下段に示すように、トレース管理クライアント10aは、PC識別子の情報をモジュール組込装置100に送信し、確認対象となる共通部品が呼び出されたか否かの情報を取得して、取得した情報を表示させる。図4の例では、J2EEアプリは、「注文番号確認」に対応する共通部品を使用しているが、「日付チェック」に対応する共通部品を使用していない旨の情報が表示されている。
図2の説明にもどると、モジュール組込装置100は、サーバ対象ServeltsDB110と、サーバ対象共通部品DB120と、J2EEアプリDB130と、管理部140と、J2EEアプリ実行部150と、Webサーバ160とを備えて構成される。
このうち、サーバ対象ServletsDB110は、J2EEアプリに設定されるServletsのファイル名を記憶する記憶部であり、サーバ対象共通部品DB120は、J2EEアプリに設定される共通部品のファイル名を記憶する記憶部であり、J2EEアプリDB130は、J2EEアプリ(バイトコード)を記憶する記憶部である。
管理部140は、J2EEアプリに各アスペクト(Servletsアスペクト、共通部品アスペクト、通信アスペクト)を組み込み、アスペクトを組み込んだJ2EEアプリをJ2EEアプリ実行部150に渡すと共に、クライアント端末10によって設定された確認対象となる共通部品がJ2EEアプリによって呼び出されたか否かを判定する処理部である。利用者によって設定された共通部品に対応する共通部品アスペクトからの応答があれば、確認対象となる共通部品はJ2EEアプリに使用されていることになる。一方、利用者によって設定された共通部品に対応する共通部品アスペクトからの応答がなければ、確認対象となる共通部品はJ2EEアプリに使用されていないことになる。管理部140は、判定結果をクライアント端末10に出力する。
J2EEアプリ実行部150は、管理部140からJ2EEアプリを取得し、取得したJ2EEアプリを実行する処理部である。J2EEアプリ実行部150は、クライアント端末10からWebサーバ160を介してJ2EEアプリの実行要求を受付けた場合に、このJ2EEアプリを実行する。
また、J2EEアプリ実行部150は、PC識別子獲得機能150aを有し、このPC識別子獲得機能150aによって、J2EEアプリの実行要求を行ったクライアント端末10のPC識別子を取得する。J2EEアプリ実行部150は、PC識別子獲得機能によって取得したPC識別子の情報を管理部140に渡す。
Webサーバ160は、クライアント端末10からの要求に応じて、様々な処理(サービス)を実行する処理部であり、特に、本実施例では、J2EEアプリ実行部150のJ2EEアプリを実行させる。
続いて、管理部140の構成について詳細に説明する。図2に示すように、この管理部140は、管理情報記憶部141と、J2EEアプリローダ部142と、利用者通信部143と、アスペクト通信部144と、PC利用者進捗DB145と、共通部品進捗DB146と、トレース管理部147とを備える。
このうち、管理情報記憶部141は、共通部品にかかる各種の情報を記憶する記憶部である。図5は、管理情報記憶部141が記憶するデータの一例を示す図である。同図に示すように、管理情報記憶部141は、サーバ設定対象Servletsテーブル141aと、サーバ設定対象共通部品テーブル141bと、確認対象共通部品テーブル141cと、Servletsアクセス管理テーブル141dと、共通部品アクセス確認回数テーブル141eと、PC毎確認回数テーブル141fとを備える。
ここで、サーバ設定対象Servletsテーブル141aは、(オペレータの指示によって)J2EEアプリに設定されるServletsの各ファイル名を記憶する記憶部である。図6は、サーバ設定対象Servletsテーブル141aのデータ構造の一例を示す図である。図6に示す例では、J2EEアプリにファイル名「sv-order」、「sp-ship」、「sv-payment」の各Servletsが設定されることがわかる。
サーバ設定対象Servletsテーブル141bは、共通部品名と共通部品によって実行される処理の名称(処理名)とを対応付けて記憶する記憶部である。図7は、サーバ設定対象Servletsテーブル141bのデータ構造の一例を示す図である。図7に示すように、例えば、処理名「日付チェック」に対応する共通部品名は「chk-date」となる。
確認対象共通部品テーブル141cは、クライアント端末のアクセス確認対象となる共通部品の情報を記憶する記憶部である。図8は、確認対象共通部品テーブル141cのデータ構造の一例を示す図である。図8に示すように、この確認対象共通部品テーブル141cは、「PC識別子」と、「先頭ポインタ」と、「個数」とを備える。また、先頭ポインタによって示されるアドレスに共通部品の「共通部品名」と「処理名」とが記憶されている。
図8に示す例では、PC識別子「1001」のクライアント端末のアクセス確認対象となる共通部品の個数は「2」個であり、この共通部品の名称は「chk-date」、「order-chk」、処理名はそれぞれ「日付チェック」、「注文番号確認」となる。なお、この確認対象共通部品テーブル141cは、クライアント端末10に予め送信され、各情報が入力される(クライアント端末10の利用者は、確認対象共通部品テーブル141cに確認対象となる共通部品の情報を入力する)。
Servletsアクセス管理テーブル141dは、Servletsプログラムに対するアクセスを管理するための情報を記憶する記憶部である。図9は、Servletsアクセス管理テーブル141dのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、このServletsアクセス管理テーブル141は、「PC識別子」と、「Servlets名」と、「時刻」とを備える。また、先頭ポインタによって示されるアドレスに共通部品の「モジュール名」と「時刻」が記憶されている(共通部品と時刻と対応付けたテーブルをここでは共通部品アクセス管理テーブルとする)。
図9に示す例では、PC識別子「1001」のクライアント端末によってServlets名「sv-ship」のServletsプログラムは、時刻「12時22分10.010秒」にアクセスされており、共通部品が「1」個呼び出されている。また呼び出された共通部品名は「order-chk」であり、共通部品が読み出された時刻は「12時22分10.012秒」である。
共通部品アクセス確認回数テーブル141eは、共通部品が呼び出された回数を記憶する記憶部である。図10は、共通部品アクセス確認回数テーブル141eのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、この共通部品アクセス確認回数テーブル141eは、「共通部品名」と、「確認回数」と、「実行呼び出し回数」とを備える。ここで、確認回数は、確認対象となる共通部品が呼び出された回数(同一の共通部品が何度呼ばれても確認回数は一回)であり、実行読み出し回数は、共通部品が実際に読み出された回数を示す(同一の共通部品が重複して呼ばれた場合でも、共通部品が呼ばれるごとに回数をインクリメントする)。
PC毎確認回数テーブル141fは、クライアント端末ごとの共通部品アクセス回数および総確認回数を記録する記憶部である。図11は、PC毎確認回数テーブル141fのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、このPC毎確認回数テーブル141fは、「PC識別子」と、「共通部品アクセス回数」と、「総確認回数」とを備える。ここで、共通部品アクセス回数は、共通部品が呼び出された回数を示し、総確認回数は、クライアント端末が行った確認回数の総数を示す。
図2の説明に戻ると、J2EEアプリローダ142は、J2EEアプリをロードする場合に、J2EEアプリのServletsプログラムおよび共通部品にそれぞれ、Servletsアスペクトおよび共通部品アスペクトを組み込むと共に、Servletsアスペクトおよび共通部品アスペクトが通信を行うための通信アスペクトをJ2EEアプリに組み込む処理部である。図12は、各アスペクトが組み込まれたJ2EEアプリの一例を示す図である。
このJ2EEアプリローダ142は、入力装置(図示しない)を介してオペレータから、J2EEアプリ名、Servletsのファイル名および共通部品のファイル名を取得した場合に、対応するデータをサーバ対象ServletsDB110、サーバ対象共通部品DB120、J2EEアプリDB130から読み込み、各アスペクトをJ2EEアプリに組み込む。そして、J2EEアプリローダ部142は、Servletsアスペクト、共通部品アスペクト、通信アスペクトを組み込んだJ2EEアプリをJ2EEアプリ実行部150に渡す。
利用者通信部143は、主に、クライアント端末10との間における通信を制御する処理部であり、アスペクト通信部144は、J2EEアプリ実行部150との間における通信を制御する処理部である。
PC利用者進捗DB145は、図11において説明したPC毎確認回数テーブル141fに格納されたデータを定期的に記憶する記憶部であり、共通部品進捗DB146は、図10において説明した共通部品アクセス確認回数テーブル141eに格納されたデータを定期的に記憶する記憶部である。
トレース管理部147は、管理情報記憶部141に記憶された各データの記録制御を行うと共に、トレース管理クライアント10aと通信を行い、確認対象となる共通部品がJ2EEアプリに使用されているか否かのデータをクライアント端末10に送信する処理部である。
図13は、トレース管理部147の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このトレース管理部147は、管理情報記録制御部147aと、集計処理部147dと、リロード処理部147cとを備える。
ここで、管理情報記録制御部147aは、クライアント端末10からPC識別子、確認対象となる共通部品のデータ(確認対象共通部品テーブル141c)を受信して、管理情報記録部141に記録された各テーブルに必要なデータを書き込む処理部である。また、J2EEアプリ実行部150のServletsアスペクトおよび共通部品アスペクトから通知されるデータを取得して、共通部品が呼び出された回数などを管理情報記録部141に記録し、確認対象となる共通部品が呼ばれたか否かのデータをクライアント端末10に送信する。
なお、確認対象となる共通部品が呼ばれた旨の情報を共通部品アスペクトから取得できなかった場合には、確認対象となる共通部品がJ2EEアプリに使用されず、設計者独自に作成したプログラムが使用されていることとなる。例えば、図8の確認対象共通部品テーブル141cを例にあげて説明すると、共通部品「1chk-date」、「order-chk」に対応する共通部品アスペクトから、共通部品「1chk-date」、「order-chk」が呼び出された旨の情報を取得できなかった場合には、共通部品「1chk-date」、「order-chk」がJ2EEアプリに使用されていないことになる。すなわち、管理情報記録制御部147aは、確認対象共通部品テーブル141cと、共通部品アスペクトからの応答に含まれる共通部品の情報を比較することによって、確認対象となる共通部品が使用されているか否かを判定することが可能である。
集計処理部147bは、PC毎確認回数テーブル141fおよび共通部品アクセス確認回数テーブル141eに記録されたデータをファイル化し、ファイル化したデータをそれぞれ、PC利用者進捗DB145、共通部品進捗DB146に記憶させる処理部である。
リロード処理部147cは、J2EEアプリローダ部142が再度、J2EEアプリをロード(リロード)した場合に、管理情報記憶部141に記録された各データを更新する処理部である。また、リロード処理部147cは、管理情報記憶部141に記憶された不要なデータを初期化する。
次に、本実施例にかかるモジュール組込装置100およびクライアント端末10の各処理について説明する。図14は、モジュール組込装置100およびクライアント端末10が行う処理の概要を示すフローチャートである。同図に示すように、モジュール組込装置100は、J2EEアプリにアスペクト(Servletsアスペクト、共通部品アスペクト、通信アスペクト)を組み込み、J2EEアプリを起動する(ステップS101)。
そして、クライアント端末10は、モジュール組込装置100と通信を行い、確認対象となる共通部品を設定し(ステップS102)、モジュール組込装置100は、J2EEアプリを実行して共通部品の確認を行う(ステップS103)。
続いて、モジュール組込装置100は、共通部品に対するアクセス確認結果とPC利用者のアクセス確認テストの実行状況を作成し(ステップS104)、モジュール組込装置100は、J2EEアプリをリロードし、共通部品に対する確認条件を更新する(ステップS105)。
次に、図14のステップS101において説明した処理を詳細に説明する。図15は、図14のステップS101において説明した処理を詳細に示すフローチャートである。図15に示すように、モジュール組込部100は、J2EEアプリローダ部142が、(図示しない)入力装置からJ2EEアプリ名、設定対象となるServletsファイル名、設定対象となる共通部品ファイル名を取得し(ステップS201)、サーバ設定対象Servletsテーブル141aおよびサーバ設定対象共通部品テーブル141bを作成する(ステップS202)。
そして、J2EEアプリローダ部142は、J2EEアプリ(バイトコード)にServletsプログラムおよび共通部品に対するアスペクト(Servletsアスペクト、共通部品アスペクト)および通信アスペクトを組み込む(ステップS203)。
その後、モジュール組込装置100は、管理部140がアスペクト通信部144および利用者通信部143を起動し(ステップS204)、J2EEアプリ実行部150がアスペクトを組み込まれたJ2EEアプリを起動する(ステップS205)。
次に、図14のステップS102において説明した処理を詳細に説明する。図16は、図14のステップS102において説明した処理を詳細に示すフローチャートである。同図に示すように、クライアント端末10は、入力装置(図示しない)からPC識別子と、共通部品設定モード(確認対象となる共通部品を設定するモード)または変更モード(共通部品設定モードによって設定された確認対象となる共通部品を変更するモード)の設定とを取得し(ステップS301)、サーバ設定対象共通部品テーブル141aおよび確認対象共通部品テーブル141cをモジュール組込装置100に要求する(ステップS302)。
そして、クライアント端末10は、サーバ設定対象共通部品テーブル141aおよび確認対象共通部品テーブル141cを取得し(ステップS303)、確認対象となる共通部品を選択するための情報(図3を参照)を表示する(ステップS304)。
クライアント端末10は、確認対象となる共通部品の情報を取得し、確認対象共通部品テーブル141cに確認対象となる共通部品の情報およびPC識別子を記録し(ステップS305)、確認対象共通部品テーブル141cをモジュール組込装置100に送信する(ステップS306)。
次に、図14のステップS103において説明した処理を詳細に説明する。図17、図18は、図14のステップS103において説明した処理を詳細に示すフローチャートである。同図に示すように、モジュール組込装置100は、ブラウザ10bからのアプリ実行要求によって、J2EEアプリ実行部150がJ2EEアプリを実行し(ステップS401)、管理部140は、J2EEアプリで最初に呼ばれるServletsアスペクトからPC識別子、Servlets名、Servletsアスペクトが呼ばれた時刻の情報を取得する(ステップS402)。
そして、トレース管理部147は、Servletsアクセス管理テーブル141dにPC識別子、Servlets名、時刻を設定し(ステップS403)、ServletsアスペクトからServletsプログラムが呼ばれる(ステップS404)。
続いて、J2EEアプリ実行部150は、業務プログラムを順次実行し(ステップS405)、業務アプリケーションの実行中に共通部品が呼ばれたか否かを共通部品アスペクトが判定し(ステップS406)、共通部品が呼ばれた場合には(ステップS407,Yes)、共通部品アスペクトは、PC識別子、呼ばれた共通部品名および時刻(共通部品が呼び出された時刻)の情報をトレース管理部147に通知し(ステップS408)、トレース管理部147がServletsアクセス管理テーブルに141dに共通部品名および時刻を格納する(ステップS409)。
トレース管理部147は、共通部品アクセス確認回数テーブル141eの実行読み出し回数を更新し、PC毎確認回数テーブル141fの共通部品総アクセス回数を更新し(ステップS410)、J2EEアプリが終了したか否かを判定する(ステップS411)。ところで、共通部品が呼ばれていない場合には(ステップS407,No)、そのままステップS411に移行する。
J2EEアプリが終了していない場合には(ステップS412,No)、ステップS405に移行し、J2EEアプリが終了した場合には(ステップS412,Yes)、トレース管理部147は、J2EEアプリが終了した旨の情報をクライアント端末10に送信し(ステップS413)、共通部品呼び出し確認要求をクライアント端末10から取得したか否かを判定する(ステップS414)。
そして、トレース管理部147が、クライアント端末10から共通部品呼び出し確認要求を取得した場合には(ステップS415,Yes)、共通部品アクセス確認回数テーブル141eの確認回数を更新し、PC毎確認回数テーブルの総確認回数を更新する(ステップS416)。
続いて、トレース管理部147は、Servletsアクセス管理テーブル141dおよびサーバ設定対象共通部品テーブル141bを用いて、J2EEアプリ実行時に呼び出された共通部品の処理名を検出し、検出した処理名の情報をクライアント端末10に送信する(ステップS417)。ステップS417において、クライアント端末10は、モジュール組込装置100から取得した処理名に対応する共通部品を「○」で表示させ、それ以外の共通部品を「?」で表示させる(図4の下段参照)。
その後、トレース管理部147は、処理を終了するか否かを判定し(ステップS418)、処理を終了する場合には(ステップS419,Yes)、処理を終了し、処理を終了しない場合には(ステップS419,No)、ステップS401に移行する。ところで、ステップS415において、トレース管理部147がクライアント端末10から確認要求を取得していない場合には(ステップS415,No)、そのままステップS418に移行する。
なお、トレース管理部147は、ステップS417において、確認対象共通部品テーブル141cと、Servletsアクセス管理テーブル141dとを比較して、利用者に設定された確認対象となる共通部品のうち、J2EEアプリに組み込まれた共通部品と、組み込まれていない共通部品とを特定し、特定した情報をクライアント端末10に通知してもよい。
次に、図14のステップS104において説明した処理を詳細に説明する。図19は、図14のステップS104において説明した処理を詳細に示すフローチャートである。同図に示すように、モジュール組込装置100は、集計処理部147bが、規定の時刻になるまでウェイト状態を保ち(ステップS501)、規定の時刻になった場合に、共通部品アクセス確認回数テーブル141eに格納された情報をファイル化し、共通部品進捗DB146に格納し(ステップS502)、PC毎確認回数テーブル141fに格納された情報をファイル化し、PC利用者進捗DB145に格納する(ステップS503)。
次に、図14のステップS105において説明した処理を詳細に説明する。図20は、図14のステップS105において説明した処理を詳細に示すフローチャートである。同図に示すように、モジュール組込装置100は、J2EEアプリローダ部142が、(図示しない)入力装置からリロード指定によるJ2EEアプリ名、設定対象となるServletsファイル名、設定対象となる共通部品ファイル名を取得し(ステップS601)、共通部品アクセス確認回数テーブル141eとPC毎確認回数テーブル141fとの内容によりファイル名が実施時刻より世代管理されたものとしてファイル化する(ステップS602)。
そして、トレース管理部147は、管理情報記憶部141に記憶された各テーブルのうち、確認対象共通部品テーブル141c以外をすべて初期化し(ステップS603)、サーバ設定対象Servletsテーブル141aおよびサーバ設定対象共通部品テーブル141bを作成し(ステップS604)、サーバ設定対象共通部品テーブル141bで存在しなくなった項目を確認対象共通部品テーブル141cから削除する(ステップS605)。
続いて、トレース管理部147は、J2EEアプリ(バイトコード)に、Servletsプログラムおよび共通部品に対するアスペクトおよび通信アスペクトを組み込み(ステップS606)、アスペクト通信部144および利用者通信部143を起動し(ステップS607)、アスペクトを組み込んだJ2EEアプリを起動する(ステップS608)。
このように、共通部品アスペクトが、この共通部品アスペクトに該当する共通部品が呼ばれた場合に、共通部品が呼ばれた旨の情報をトレース管理部147に通知し、トレース管理部147が、共通部品の呼ばれた回数を管理情報記憶部141に記憶し、管理情報記憶部に記憶された情報をクライアント端末10に通知するので、J2EEアプリに適切に共通部品が使用されているか否かを効率よくテストすることができる。
上述してきたように、本実施例にかかるモジュール組込装置100は、共通部品を含んだプログラムであるJ2EEアプリをJ2EEアプリDB130に記憶させ、J2EEアプリローダ142がJ2EEアプリをロードする場合に、ロードしたJ2EEアプリにServletsアスペクトと、共通部品アスペクトと、通信アスペクトとを組み込み、J2EEアプリ実行部150に渡す。そして、モジュール組込装置100は、J2EEアプリを実行した場合に、共通部品アスペクトからの応答を取得して、クライアント端末10によって設定された共通部品が呼ばれたか否かを判定し、判定結果をクライアント端末10に送信するので、アプリケーションに共通部品が利用されているか否かのテストを、ソースレビューやデバッカ等の手法を用いなくとも容易に実行することができる。
また、本実施例では、J2EEアプリをロードする時点で、各アスペクトをJ2EEアプリに組み込むので、共通部品を確認するためのプログラムをJ2EEアプリに書き込んでおく必要性をなくし、利用者にかかる負担を軽減させることができる。
ところで、上記実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図21を用いて、上記各種処理を実現するプログラムを実行するコンピュータの一例について説明する。
図21は、図2に示したモジュール組込装置100を構成するコンピュータのハードウェア構成を示す図である。このコンピュータは、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置30、モニタ31、RAM(Random Access Memory)32、ROM(Read Only Memory)33、各種プログラムを記録した記録媒体からプログラムを読み取る媒体読取装置34、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受をおこなうネットワークインターフェース35、CPU(Central Processing Unit)36、および、HDD(Hard Disk Drive)37をバス38で接続して構成される。
そして、HDD37には、上述したモジュール組込装置100の機能と同様の機能を発揮する各種プログラム37bが記憶されている。そして、CPU36が、各種プログラム37bをHDD37から読み出して実行することにより、上述したモジュール組込装置100の機能部の機能を実現する各種プロセス36aが起動される。
また、HDD37には、上述したモジュール組込装置の記憶手段(サーバ対象ServletsDB110、サーバ対象共通部品DB120、J2EEアプリDB130、管理情報記憶部141、PC利用者進捗DB145、共通部品進捗DB146)に記憶されるデータに対応する各種データ37aが記憶される。CPU36は、各種データ37aをHDD37に記憶するとともに、各種データ37aをHDD37から読み出してRAM32に格納し、RAM32に格納された各種データ32aに基づいてデータ処理を実行する。
ところで、各種プログラム37bは、必ずしも最初からHDD37に記憶させておく必要はない。たとえば、コンピュータに挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、または、コンピュータの内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータに接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各種プログラム37bを記憶しておき、コンピュータがこれらから各種プログラム37bを読み出して実行するようにしてもよい。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。
この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(付記1)プログラムにモジュールを組み込むモジュール組込プログラムであって、
プログラム間で共通に使用する関数およびデータをまとめた共通部品を含んだプログラムである共通部品利用プログラムを記録装置に記録する記録手順と、
前記記録装置に記録された共通部品利用プログラムをロードする場合に、当該共通部品利用プログラムに含まれる前記共通部品の呼び出しに応答するモジュールを当該共通部品利用プログラムに組み込むモジュール組み込み手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするモジュール組込プログラム。
(付記2)前記共通部品を識別する共通部品識別情報を取得する識別情報取得手順と、前記共通部品利用プログラムを実行し、前記共通部分に対応するモジュールの応答に基づいて、前記共通部品識別情報に対応する共通部品が呼び出されたか否かを判定する共通部品呼び出し判定手順とを更にコンピュータに実行させることを特徴とする付記1に記載のモジュール組込プログラム。
(付記3)前記共通部品呼び出し判定手順による判定結果に基づいて、前記共通部品識別情報に対応する共通部品が呼び出されたか否かの情報を出力する判定結果出力手順を更にコンピュータに実行させることを特徴とする付記1または2に記載のモジュール組込プログラム。
(付記4)前記共通部品が呼び出された場合に、前記共通部品識別情報および共通部品の呼び出し回数を記録装置に記録する共通部品情報記録手順を更にコンピュータに実行させることを特徴とする付記2または3に記載のモジュール組込プログラム。
(付記5)前記共通部品情報記録手順は、前記共通部品識別情報を出力する端末装置の識別情報と、前記呼び出し回数とを対応付けて記録装置に記録することを特徴とする付記4に記載のモジュール組込プログラム。
(付記6)プログラムにモジュールを組み込むモジュール組込装置であって、
プログラム間で共通に使用する関数およびデータをまとめた共通部品を含んだプログラムである共通部品利用プログラムを記録する記録手段と、
前記共通部品利用プログラムをロードする場合に、当該共通部品利用プログラムに含まれる前記共通部品の呼び出しに応答するモジュールを当該共通部品利用プログラムに組み込むモジュール組み込み手段と、
を備えたことを特徴とするモジュール組込装置。
(付記7)前記共通部品を識別する共通部品識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記共通部品利用プログラムを実行し、前記共通部分に対応するモジュールの応答に基づいて、前記共通部品識別情報に対応する共通部品が呼び出されたか否かを判定する共通部品呼び出し判定手段とを更に備えたことを特徴とする付記6に記載のモジュール組込装置。
(付記8)前記共通部品呼び出し判定手段による判定結果に基づいて、前記共通部品識別情報に対応する共通部品が呼び出されたか否かの情報を出力する判定結果出力手段を更に備えたことを特徴とする付記6または7に記載のモジュール組込装置。
(付記9)前記共通部品が呼び出された場合に、前記共通部品識別情報および共通部品の呼び出し回数を記録する共通部品情報記録手段を更に備えたことを特徴とする付記7または8に記載のモジュール組込装置。
(付記10)プログラムにモジュールを組み込むモジュール組込方法であって、
プログラム間で共通に使用する関数およびデータをまとめた共通部品を含んだプログラムである共通部品利用プログラムを記録装置に記録する記録工程と、
前記記録装置に記録された共通部品利用プログラムをロードする場合に、当該共通部品利用プログラムに含まれる前記共通部品の呼び出しに応答するモジュールを当該共通部品利用プログラムに組み込むモジュール組み込み工程と、
を含んだことを特徴とするモジュール組込方法。
(付記11)前記共通部品を識別する共通部品識別情報を取得する識別情報取得工程と、前記共通部品利用プログラムを実行し、前記共通部分に対応するモジュールの応答に基づいて、前記共通部品識別情報に対応する共通部品が呼び出されたか否かを判定する共通部品呼び出し判定工程とを更に含んだことを特徴とする付記10に記載のモジュール組込方法。
(付記12)前記共通部品呼び出し判定工程による判定結果に基づいて、前記共通部品識別情報に対応する共通部品が呼び出されたか否かの情報を出力する判定結果出力工程を更に含んだことを特徴とする付記10または11に記載のモジュール組込方法。
(付記13)前記共通部品が呼び出された場合に、前記共通部品識別情報および共通部品の呼び出し回数を記録装置に記録する共通部品情報記録工程を更に含んだことを特徴とする付記11または12に記載のモジュール組込方法。
以上のように、本発明にかかるモジュール組込プログラム、モジュール組込装置およびモジュール組込方法は、適切に共通部品がプログラムに使用されているか否かをテストするシステムなどに対して有用である。
本発明の概要および特徴を説明するための説明図である。 本実施例にかかるモジュール組込装置の構成を示す機能ブロック図である。 PC識別子およびアクセス確認を行う共通部品を設定する際に表示装置に表示される画面例を示す図である。 J2EEアプリに対するテスト実行時にクライアント端末に表示される画面例を示す図である。 管理情報記憶部が記憶するデータの一例を示す図である。 サーバ設定対象Servletsテーブルのデータ構造の一例を示す図である。 サーバ設定対象Servletsテーブルのデータ構造の一例を示す図である。 確認対象共通部品テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 Servletsアクセス管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 共通部品アクセス確認回数テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 PC毎確認回数テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 各アスペクトが組み込まれたJ2EEアプリの一例を示す図である。 トレース管理部の構成を示す機能ブロック図である。 モジュール組込装置およびクライアント端末が行う処理の概要を示すフローチャートである。 図14のステップS101において説明した処理を詳細に示すフローチャートである。 図14のステップS102において説明した処理を詳細に示すフローチャートである。 図14のステップS103において説明した処理を詳細に示すフローチャート(1)である。 図14のステップS103において説明した処理を詳細に示すフローチャート(2)である。 図14のステップS104において説明した処理を詳細に示すフローチャートである。 図14のステップS105において説明した処理を詳細に示すフローチャートである。 図2に示したモジュール組込装置を構成するコンピュータのハードウェア構成を示す図である。
符号の説明
10 クライアント端末
10a トレース管理クライアント
10b ブラウザ
30 入力装置
31 モニタ
32 RAM
32a,37a 各種データ
33 ROM
34 媒体読取装置
35 ネットワークインターフェース
36 CPU
36a 各種プロセス
37 HDD
37b 各種プログラム
38 バス
50 ネットワーク
100 モジュール組込装置
110 サーバ対象ServletsDB
120 サーバ対象共通部品DB
130 J2EEアプリDB
140 管理部
141 管理情報記憶部
141a サーバ設定対象Servletsテーブル
141b サーバ設定対象共通部品テーブル
141c 確認対象共通部品テーブル
141d Servletsアクセス管理テーブル
141e 共通部品アクセス確認回数テーブル
141f PC毎確認回数テーブル
142 J2EEアプリローダ部
143 利用者通信部
144 アスペクト通信部
145 PC利用者進捗DB
146 共通部品進捗DB
147 トレース管理部
147a 管理情報記録制御部
147b 集計処理部
147c リロード処理部
150 J2EEアプリ実行部
150a PC識別子獲得機能
160 Webサーバ

Claims (10)

  1. プログラムにモジュールを組み込むモジュール組込プログラムであって、
    プログラム間で共通に使用する関数およびデータをまとめた共通部品を含んだプログラムである共通部品利用プログラムを記録装置に記録する記録手順と、
    前記記録装置に記録された共通部品利用プログラムをロードする場合に、当該共通部品利用プログラムに含まれる前記共通部品の呼び出しに応答するモジュールを当該共通部品利用プログラムに組み込むモジュール組み込み手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするモジュール組込プログラム。
  2. 前記共通部品を識別する共通部品識別情報を取得する識別情報取得手順と、前記共通部品利用プログラムを実行し、前記共通部分に対応するモジュールの応答に基づいて、前記共通部品識別情報に対応する共通部品が呼び出されたか否かを判定する共通部品呼び出し判定手順とを更にコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1に記載のモジュール組込プログラム。
  3. 前記共通部品呼び出し判定手順による判定結果に基づいて、前記共通部品識別情報に対応する共通部品が呼び出されたか否かの情報を出力する判定結果出力手順を更にコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1または2に記載のモジュール組込プログラム。
  4. 前記共通部品が呼び出された場合に、前記共通部品識別情報および共通部品の呼び出し回数を記録装置に記録する共通部品情報記録手順を更にコンピュータに実行させることを特徴とする請求項2または3に記載のモジュール組込プログラム。
  5. 前記共通部品情報記録手順は、前記共通部品識別情報を出力する端末装置の識別情報と、前記呼び出し回数とを対応付けて記録装置に記録することを特徴とする請求項4に記載のモジュール組込プログラム。
  6. プログラムにモジュールを組み込むモジュール組込装置であって、
    プログラム間で共通に使用する関数およびデータをまとめた共通部品を含んだプログラムである共通部品利用プログラムを記録する記録手段と、
    前記共通部品利用プログラムをロードする場合に、当該共通部品利用プログラムに含まれる前記共通部品の呼び出しに応答するモジュールを当該共通部品利用プログラムに組み込むモジュール組み込み手段と、
    を備えたことを特徴とするモジュール組込装置。
  7. 前記共通部品を識別する共通部品識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記共通部品利用プログラムを実行し、前記共通部分に対応するモジュールの応答に基づいて、前記共通部品識別情報に対応する共通部品が呼び出されたか否かを判定する共通部品呼び出し判定手段とを更に備えたことを特徴とする請求項6に記載のモジュール組込装置。
  8. 前記共通部品呼び出し判定手段による判定結果に基づいて、前記共通部品識別情報に対応する共通部品が呼び出されたか否かの情報を出力する判定結果出力手段を更に備えたことを特徴とする請求項6または7に記載のモジュール組込装置。
  9. プログラムにモジュールを組み込むモジュール組込方法であって、
    プログラム間で共通に使用する関数およびデータをまとめた共通部品を含んだプログラムである共通部品利用プログラムを記録装置に記録する記録工程と、
    前記記録装置に記録された共通部品利用プログラムをロードする場合に、当該共通部品利用プログラムに含まれる前記共通部品の呼び出しに応答するモジュールを当該共通部品利用プログラムに組み込むモジュール組み込み工程と、
    を含んだことを特徴とするモジュール組込方法。
  10. 前記共通部品を識別する共通部品識別情報を取得する識別情報取得工程と、前記共通部品利用プログラムを実行し、前記共通部分に対応するモジュールの応答に基づいて、前記共通部品識別情報に対応する共通部品が呼び出されたか否かを判定する共通部品呼び出し判定工程とを更に含んだことを特徴とする請求項9に記載のモジュール組込方法。
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