JPH1063367A - クロックスキュー判定回路 - Google Patents

クロックスキュー判定回路

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JPH1063367A
JPH1063367A JP22123496A JP22123496A JPH1063367A JP H1063367 A JPH1063367 A JP H1063367A JP 22123496 A JP22123496 A JP 22123496A JP 22123496 A JP22123496 A JP 22123496A JP H1063367 A JPH1063367 A JP H1063367A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部の様々なノイズの影響を受け正確な測定
が困難となってしまう。 【解決手段】 クロックスキューを判定するためのテス
ト信号S1がラッチ回路100においてクロック信号C
LK1の立ち上がりでラッチ出力され、ラッチ回路10
0においてラッチ出力された信号が遅延回路102にお
いて所定時間だけ遅延されて出力され、遅延回路102
において遅延された信号がラッチ回路101において第
2のクロック信号CLK2の立ち上がりでラッチ出力さ
れ、ラッチ回路100から出力された信号及びラッチ回
路101から出力された信号がANDゲート104に入
力され、ANDゲート104においてラッチ回路100
から出力された信号とラッチ回路101から出力された
信号との論理積がとられ、その結果に基づいて、クロッ
ク信号CLK1とクロック信号CLK2との間に生じた
スキューの不具合判定が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロックスキュー
判定回路に関し、特に、マイクロプロセッサのクロック
スキューの不具合を判定するクロックスキュー判定回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複数のクロックに同期して動作す
るマイクロプロセッサが増加している。このマイクロプ
ロセッサに用いられる複数のクロック間においては、マ
イクロプロセッサ内部の回路の遅延あるいはクロックの
ドライブ能力等の違いによりクロックスキューが生じる
が、このクロックスキューが設計値以上の値になった場
合、信号の筒抜けが発生し、マイクロプロセッサの正常
動作を妨げる要因となってしまう。
【0003】従来、この種のクロックスキューの判定
は、内部クロックを直接外部端子に出力し、該当端子に
おける出力をオシロスコープを用いて観測することによ
り内部クロックを測定したり、内部クロック同士を直接
比較した信号を外部端子に出力し、該当端子における出
力をオシロスコープを用いて観測することにより内部ク
ロックを測定したり、あるいは、チップ上のクロックラ
インに針立てを行い、針立てが行われた部分においてオ
シロスコープを用いて内部クロックを直接測定したりす
ることによって行われていた。
【0004】図5は、従来のクロックスキュー判定回路
の一構成例を示す回路ブロック図である。
【0005】本従来例は図5に示すように、入力される
クロック信号を分周する分周器500,501と、分周
器500において分周されたクロック信号と分周器50
1において分周されたクロック信号との排他的論理和を
とるXORゲート503と、XORゲート503におい
て求められた排他的論理和を出力する出力端子502と
から構成されている。
【0006】以下に、上記のように構成されたクロック
スキュー判定回路の動作について説明する。
【0007】まず、分周器500に第1のクロック信号
CLK1が、分周器501に第2のクロック信号CLK
2がそれぞれ入力されると、分周器500において、ク
ロック信号CLK1と同位相でデューティ50%のクロ
ック信号C1が出力され、また、分周器501におい
て、クロック信号CLK2と同位相でデューティ50%
のクロック信号C2が出力される。
【0008】次に、分周器500から出力されたクロッ
ク信号C1と分周器501から出力されたクロック信号
C2とがXORゲート503に入力され、XORゲート
503において、クロック信号C1とクロック信号C2
との排他的論理和がとられ、それにより、出力端子50
2にクロック信号CLK1とクロック信号CLK2との
間に生じたクロックスキューの幅を持つハイレベルのパ
ルスが出力される。
【0009】その後、出力端子502に出力されたパル
スにおけるハイレベルの時間を観測することによって、
クロック信号CLK1とクロック信号CLK2との間に
生じたクロックスキューの判定が行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のクロックスキュー判定回路においては、
以下に記載するような問題点がある。
【0011】(1)内部クロックを直接外部端子に出力
し、該当端子における出力をオシロスコープを用いて観
測することにより内部クロックを測定するクロックスキ
ュー判定回路において複数のクロックを直接外部で測定
することによりクロックスキューの判定を行うが、クロ
ックを直接測定するため、外部の様々なノイズの影響を
受け、正確な測定が困難となってしまう。
【0012】(2)内部クロック同士を直接比較した信
号を外部端子に出力し、該当端子における出力をオシロ
スコープを用いて観測することにより内部クロックを測
定するクロックスキュー判定回路において出力された信
号に基づいて、内部クロックが、設計されたスキューに
収まっているかどうかの判断を行うため、オシロスコー
プ等を用いて出力信号を測定する場合に高い測定精度が
要求されてしまう。
【0013】(3)チップ上のクロックラインに針立て
を行い、針立てが行われた部分においてオシロスコープ
を用いて内部クロックを直接測定するクロックスキュー
判定回路において複数のクロックを直接外部で測定する
ことによりクロックスキューの判定を行うが、クロック
を直接測定するため、外部の様々なノイズの影響を受
け、正確な測定が困難となってしまう。
【0014】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、マイクロプ
ロセッサ内部におけるクロックスキューを正確かつ容易
に判定することができるクロックスキュー判定回路を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数のクロック信号に同期して動作するマ
イクロプロセッサにおいて前記複数のクロック信号どう
しのクロックスキューの不具合判定を行うクロックスキ
ュー判定回路であって、前記クロックスキューの判定を
行うためのテスト信号及び第1のクロック信号が入力さ
れ、前記第1のクロック信号の立ち上がり時において前
記テスト信号をラッチ出力する第1のラッチ回路と、該
第1のラッチ回路から出力された信号を所定時間だけ遅
延させて出力する遅延回路と、該遅延回路から出力され
た信号及び第2のクロック信号が入力され、前記第2の
クロック信号の立ち上がり時において、前記遅延回路か
ら出力された信号をラッチ出力する第2のラッチ回路
と、前記第1のラッチ回路から出力された信号及び前記
第2のラッチ回路から出力された信号が入力され、前記
第1のラッチ回路から出力された信号と前記第2のラッ
チ回路から出力された信号との論理積をとり、その結果
を出力する論理ゲートとを有し、該論理ゲートから出力
された結果に基づいて、前記第1のクロック信号と前記
第2のクロック信号との間に生じたスキューの不具合判
定を行うことを特徴とする。
【0016】また、複数のクロック信号に同期して動作
するマイクロプロセッサにおいて前記複数のクロック信
号どうしのクロックスキューの不具合判定を行うクロッ
クスキュー判定回路であって、前記クロックスキューの
判定を行うためのテスト信号及び第1のクロック信号が
入力され、前記第1のクロック信号の立ち上がり時にお
いて前記テスト信号をラッチ出力する第1のラッチ回路
と、該第1のラッチ回路から出力された信号をそれぞれ
に設定された所定時間だけ遅延させて出力する複数の遅
延回路と、該複数の遅延回路から出力された信号の中か
ら1つの信号を選択して出力する選択回路と、該選択回
路から出力された信号及び第2のクロック信号が入力さ
れ、前記第2のクロック信号の立ち上がり時において、
前記選択回路から出力された信号をラッチ出力する第2
のラッチ回路と、前記第1のラッチ回路から出力された
信号及び前記第2のラッチ回路から出力された信号が入
力され、前記第1のラッチ回路から出力された信号と前
記第2のラッチ回路から出力された信号との論理積をと
り、その結果を出力する論理ゲートとを有し、該論理ゲ
ートから出力された結果に基づいて、前記第1のクロッ
ク信号と前記第2のクロック信号との間に生じたスキュ
ーの不具合判定を行うとともに、前記選択回路において
前記複数の遅延回路から出力された信号の中から前記第
2のラッチ回路に入力される信号を切り換えることによ
り、前記第1のクロック信号と前記第2のクロック信号
とのクロックスキュー量を測定することを特徴とする。
【0017】また、前記マイクロプロセッサに内蔵され
ていることを特徴とする。
【0018】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、クロックスキューを判定するためのテスト信
号が第1のラッチ回路において第1のクロック信号の立
ち上がりでラッチ出力され、第1のラッチ回路において
ラッチ出力された信号が遅延回路において所定時間だけ
遅延されて出力され、遅延回路において遅延された信号
が第2のラッチ回路において第2のクロック信号の立ち
上がりでラッチ出力され、第1のラッチ回路から出力さ
れた信号及び第2のラッチ回路から出力された信号が論
理ゲートに入力され、論理ゲートにおいて第1のラッチ
回路から出力された信号と第2のラッチ回路から出力さ
れた信号との論理積がとられ、その結果に基づいて、第
1のクロック信号と第2のクロック信号との間に生じた
スキューの不具合判定が行われる。
【0019】このように、第1のクロック信号と第2の
クロック信号とを用いた出力信号のパルス幅によって第
1のクロック信号と第2のクロック信号との間に生じた
クロックスキューの不具合判定が行われるので、外部の
様々なノイズの影響を受けることなく、マイクロプロセ
ッサ内部におけるクロックスキューが正確かつ容易に判
定される。
【0020】また、遅延時間が異なる遅延回路を複数個
設け、複数の遅延回路から出力された信号の中から第2
のラッチ回路に入力される信号を選択する選択回路を設
けた場合は、選択回路において、複数の遅延回路から出
力された信号の中から第2のラッチ回路に入力される信
号を選択してその際のクロックスキューの判定結果を参
照することにより、第1のクロック信号と第2のクロッ
ク信号とのクロックスキュー量が測定される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0022】(第1の実施の形態)図1は、本発明のク
ロックスキュー判定回路の第1の実施の形態を示す回路
ブロック図である。
【0023】本形態は図1に示すように、クロックスキ
ューの判定を行うためのクロックスキューテスト信号S
1及び第1のクロック信号CLK1が入力され、クロッ
ク信号CLK1の立ち上がり時においてクロックキュー
テスト信号S1を信号S2としてラッチ出力する第1の
ラッチ回路100と、ラッチ回路100から出力された
信号S2を所定時間だけ遅延させて信号S3として出力
する遅延回路102と、信号S3及び第2のクロック信
号CLK2が入力され、クロック信号CLK2の立ち上
がり時において信号S3を信号S4としてラッチ出力す
る第2のラッチ回路101と、ラッチ回路101から出
力された信号S4及びラッチ回路100から出力された
信号S2が入力され、信号S2と信号S4との論理積を
とり、信号S5として出力するANDゲート104と、
ANDゲート104から出力された信号S5を外部に出
力する出力端子103とから構成されている。
【0024】以下に、上記のように構成されたクロック
スキュー判定回路の動作について説明する。
【0025】まず、ラッチ回路100にクロックスキュ
ーテスト信号S1及びクロック信号CLK1が入力され
ると、ラッチ回路100において、クロック信号CLK
1の立ち上がり時においてクロックキューテスト信号S
1が信号S2としてラッチ出力される。
【0026】次に、ラッチ回路100から出力された信
号S2が遅延回路102に入力され、遅延回路102に
おいて、信号S2が所定時間だけ遅延されて信号S3と
して出力される。
【0027】次に、遅延回路102から出力された信号
S3とクロック信号CLK2がラッチ回路101に入力
され、ラッチ回路101において、クロック信号CLK
2の立ち上がり時において信号S3が信号S4としてラ
ッチ出力される。
【0028】次に、ラッチ回路101から出力された信
号S4がANDゲート104に入力される。ここで、A
NDゲート104には、ラッチ回路100から出力され
た信号S2も入力されており、ANDゲート104にお
いて、信号S2と信号S4との論理積がとられ、信号S
5として出力される。
【0029】その後、出力端子103に出力されたパル
スにおけるハイレベルの時間を測定することによって、
クロック信号CLK1とクロック信号CLK2との間に
生じたクロックスキューの判定が行われる。
【0030】以下に、上述したクロックスキュー判定回
路の動作について図面を参照して詳細に説明する。
【0031】図2は、図1に示したクロックスキュー判
定回路において、クロックスキューが設計値の範囲内で
ある場合のタイミングチャートである。
【0032】テスト信号S1は、ラッチ回路100にお
いてクロック信号CLK1の立ち上がりで信号S2とし
てラッチ出力される(点200)。
【0033】クロック信号CLK1でラッチ出力された
信号S2は、遅延回路102において所定時間だけ遅延
され、信号S3として出力される(点201)。
【0034】遅延回路102から出力された信号S3
は、ラッチ回路101においてクロック信号CLK2の
立ち上がりで信号S4としてラッチ出力される(点20
2)。このとき、クロック信号CLK1とクロック信号
CLK2とのクロックスキューが設計値の範囲内である
ので、信号S3が変化する前の状態がラッチ出力され
る。
【0035】信号S3の変化後の値は、クロック信号C
LK2の次の立ち上がり時においてラッチ出力される
(点203)。
【0036】信号S2と信号S4との論理積S5は、ク
ロックスキューの設計値の範囲内となる小さなパルス波
形となる(点204)。
【0037】図3は、図1に示したクロックスキュー判
定回路において、クロックスキューが設計値の範囲をオ
ーバーしている場合のタイミングチャートである。
【0038】テスト信号S1は、ラッチ回路100にお
いてクロック信号CLK1の立ち上がりで信号S2とし
てラッチ出力される(点300)。
【0039】クロック信号CLK1でラッチ出力された
信号S2は、遅延回路102において所定時間だけ遅延
され、信号S3として出力される(点301)。
【0040】遅延回路102から出力された信号S3
は、ラッチ回路101においてクロック信号CLK2の
立ち上がりで信号S4としてラッチ出力される(点30
2)。このとき、クロック信号CLK1とクロック信号
CLK2とのクロックスキューが設計値の範囲をオーバ
ーしているので、信号S3が変化した後の状態がラッチ
出力される。
【0041】信号S2と信号S4との論理積S5は、ク
ロック信号の幅以上となる大きなパルス波形となる(点
303)。
【0042】上述したように、オシロスコープ等を用い
ることなく、出力信号が内部クロックよりも大きなパル
スになっているかどうかを確認するだけでクロックスキ
ューの判定を行うことができる。
【0043】(第2の実施の形態)図4は、本発明のク
ロックスキュー判定回路の第2の実施の形態を示す回路
ブロック図であり、クロックスキューの量を測定するこ
とができるものである。
【0044】本形態は図4に示すように、クロックスキ
ューの判定を行うためのクロックスキューテスト信号S
1及び第1のクロック信号CLK1が入力され、クロッ
ク信号CLK1の立ち上がり時においてクロックキュー
テスト信号S1を信号S2としてラッチ出力する第1の
ラッチ回路400と、ラッチ回路400から出力された
信号S2をそれぞれに設定された所定時間だけ遅延させ
て信号X1〜Xnとしてそれぞれ出力する複数の遅延回
路402−1〜402−nと、遅延回路402−1〜4
02−nから出力された信号X1〜Xnの中から1つの
信号を選択して信号S3として出力する選択回路405
と、選択回路405から出力された信号S3及び第2の
クロック信号CLK2が入力され、クロック信号CLK
2の立ち上がり時において信号S3を信号S4としてラ
ッチ出力する第2のラッチ回路401と、ラッチ回路4
01から出力された信号S4及びラッチ回路100から
出力された信号S2とが入力され、信号S2と信号S4
との論理積をとり、信号S5として出力するANDゲー
ト404と、ANDゲート404から出力された信号S
5を外部に出力する出力端子403とから構成されてい
る。
【0045】以下に、上記のように構成されたクロック
スキュー判定回路の動作について説明する。
【0046】まず、ラッチ回路400にクロックスキュ
ーテスト信号S1及びクロック信号CLK1が入力され
ると、ラッチ回路400において、クロック信号CLK
1の立ち上がり時においてクロックキューテスト信号S
1が信号S2としてラッチ出力される。
【0047】次に、ラッチ回路400から出力された信
号S2が遅延回路402−1〜402−nに入力され、
遅延回路402−1〜402−nにおいて、信号S2
が、それぞれに設定されている所定時間だけ遅延されて
信号X1〜Xnとして出力される。なお、遅延回路40
2−1〜402−nにおいては、それぞれ異なる遅延時
間が設定されている。
【0048】次に、遅延回路402−1〜402−nか
ら出力された信号X1〜Xnが選択回路405に入力さ
れ、選択回路405において、遅延量選択信号Y1〜Y
nによって信号X1〜Xnのうち1つの信号が選択さ
れ、信号S3として出力される。
【0049】次に、選択回路405から出力された信号
S3とクロック信号CLK2がラッチ回路401に入力
され、ラッチ回路401において、クロック信号CLK
2の立ち上がり時において信号S3が信号S4としてラ
ッチ出力される。
【0050】次に、ラッチ回路401から出力された信
号S4がANDゲート404に入力される。ここで、A
NDゲート404には、ラッチ回路400から出力され
た信号S2も入力されており、ANDゲート404にお
いて、信号S2と信号S4との論理積がとられ、信号S
5として出力される。
【0051】その後、出力端子403に出力されたパル
スにおけるハイレベルの時間を測定することによって、
クロック信号CLK1とクロック信号CLK2との間に
生じたクロックスキューの判定が行われる。
【0052】ここで、本形態においては、選択回路40
5において、ラッチ回路401に入力される信号S3が
遅延回路402−1〜402−nから出力される信号X
1〜Xnのうちから選択されるため、それにより、クロ
ック信号CLK1とクロック信号CLK2とのクロック
スキュー量を測定することができる。
【0053】例えば、遅延回路402−1の遅延量が1
0ns、遅延回路402−2の遅延量が11nsである
場合で、選択回路405において遅延回路402−1か
ら出力された信号X1が選択された場合のクロックスキ
ューの判定結果が設計値オーバーであって、かつ、選択
回路405において遅延回路402−1から出力された
信号X2が選択された場合のクロックスキューの判定結
果が設計値以内であるという結果が得られた場合、クロ
ック信号CLK1とクロック信号CLK2とのクロック
スキューは10ns以上、11ns未満であることが判
る。
【0054】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0055】請求項1に記載のものにおいては、第1の
クロック信号と第2のクロック信号とを用いた出力信号
のパルス幅によって第1のクロック信号と第2のクロッ
ク信号との間に生じたクロックスキューの不具合判定が
行われる構成としたため、外部の様々なノイズの影響を
受けることなく、マイクロプロセッサ内部におけるクロ
ックスキューを正確かつ容易に判定することができる。
【0056】請求項2に記載のものにおいては、遅延時
間が異なる遅延回路を複数個設け、複数の遅延回路から
出力された信号の中から第2のラッチ回路に入力される
信号を選択する選択回路を設けたため、選択回路におい
て、複数の遅延回路から出力された信号の中から第2の
ラッチ回路に入力される信号を選択してその際のクロッ
クスキューの判定結果を参照することにより、第1のク
ロック信号と第2のクロック信号とのクロックスキュー
量を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクロックスキュー判定回路の第1の実
施の形態を示す回路ブロック図である。
【図2】図1に示したクロックスキュー判定回路におい
て、クロックスキューが設計値の範囲内である場合のタ
イミングチャートである。
【図3】図1に示したクロックスキュー判定回路におい
て、クロックスキューが設計値の範囲をオーバーしてい
る場合のタイミングチャートである。
【図4】図4は、本発明のクロックスキュー判定回路の
第2の実施の形態を示す回路ブロック図である。
【図5】従来のクロックスキュー判定回路の一構成例を
示す回路ブロック図である。
【符号の説明】
100,101,400,401 ラッチ回路 102,402−1〜402−n 遅延回路 103,403 出力端子 104,404 ANDゲート 200〜204,300〜303 観測点 405 選択回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のクロック信号に同期して動作する
    マイクロプロセッサにおいて前記複数のクロック信号ど
    うしのクロックスキューの不具合判定を行うクロックス
    キュー判定回路であって、 前記クロックスキューの判定を行うためのテスト信号及
    び第1のクロック信号が入力され、前記第1のクロック
    信号の立ち上がり時において前記テスト信号をラッチ出
    力する第1のラッチ回路と、 該第1のラッチ回路から出力された信号を所定時間だけ
    遅延させて出力する遅延回路と、 該遅延回路から出力された信号及び第2のクロック信号
    が入力され、前記第2のクロック信号の立ち上がり時に
    おいて、前記遅延回路から出力された信号をラッチ出力
    する第2のラッチ回路と、 前記第1のラッチ回路から出力された信号及び前記第2
    のラッチ回路から出力された信号が入力され、前記第1
    のラッチ回路から出力された信号と前記第2のラッチ回
    路から出力された信号との論理積をとり、その結果を出
    力する論理ゲートとを有し、 該論理ゲートから出力された結果に基づいて、前記第1
    のクロック信号と前記第2のクロック信号との間に生じ
    たスキューの不具合判定を行うことを特徴とするクロッ
    クスキュー判定回路。
  2. 【請求項2】 複数のクロック信号に同期して動作する
    マイクロプロセッサにおいて前記複数のクロック信号ど
    うしのクロックスキューの不具合判定を行うクロックス
    キュー判定回路であって、 前記クロックスキューの判定を行うためのテスト信号及
    び第1のクロック信号が入力され、前記第1のクロック
    信号の立ち上がり時において前記テスト信号をラッチ出
    力する第1のラッチ回路と、 該第1のラッチ回路から出力された信号をそれぞれに設
    定された所定時間だけ遅延させて出力する複数の遅延回
    路と、 該複数の遅延回路から出力された信号の中から1つの信
    号を選択して出力する選択回路と、 該選択回路から出力された信号及び第2のクロック信号
    が入力され、前記第2のクロック信号の立ち上がり時に
    おいて、前記選択回路から出力された信号をラッチ出力
    する第2のラッチ回路と、 前記第1のラッチ回路から出力された信号及び前記第2
    のラッチ回路から出力された信号が入力され、前記第1
    のラッチ回路から出力された信号と前記第2のラッチ回
    路から出力された信号との論理積をとり、その結果を出
    力する論理ゲートとを有し、 該論理ゲートから出力された結果に基づいて、前記第1
    のクロック信号と前記第2のクロック信号との間に生じ
    たスキューの不具合判定を行うとともに、前記選択回路
    において前記複数の遅延回路から出力された信号の中か
    ら前記第2のラッチ回路に入力される信号を切り換える
    ことにより、前記第1のクロック信号と前記第2のクロ
    ック信号とのクロックスキュー量を測定することを特徴
    とするクロックスキュー判定回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のクロッ
    クスキュー判定回路において、 前記マイクロプロセッサに内蔵されていることを特徴と
    するクロックスキュー判定回路。
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US7971088B2 (en) 2007-02-27 2011-06-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Clock skew controller and integrated circuit including the same

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