JP4657825B2 - 半導体装置のインタフェース回路及び測定方法 - Google Patents

半導体装置のインタフェース回路及び測定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4657825B2
JP4657825B2 JP2005178191A JP2005178191A JP4657825B2 JP 4657825 B2 JP4657825 B2 JP 4657825B2 JP 2005178191 A JP2005178191 A JP 2005178191A JP 2005178191 A JP2005178191 A JP 2005178191A JP 4657825 B2 JP4657825 B2 JP 4657825B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
input
buffer
clock signal
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005178191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006349573A (ja
Inventor
吉示 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Electronics Corp
Original Assignee
Renesas Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Electronics Corp filed Critical Renesas Electronics Corp
Priority to JP2005178191A priority Critical patent/JP4657825B2/ja
Publication of JP2006349573A publication Critical patent/JP2006349573A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4657825B2 publication Critical patent/JP4657825B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Description

本発明は、半導体装置及びその測定方法に関し、特に、半導体装置のインタフェース部のAC特性の測定に好適な回路及びその測定方法に関する。
半導体装置は、一般に、外部とのインタフェース端子を持ち、要求されるAC特性(遅延特性)を満足できるように回路が構成され、また該特性を満足できるかを測定で確認できるように構成される。
近年のプロセスの微細化、デバイスの高速化、低電圧化、IO(入出力)電源範囲の広範囲化等により、高速クロック周波数におけるインタフェース部分のタイミング特性を満足することが難しくなってきている。
また、デバイスのAC特性を精度よく測定することが、難しくなってきている。例えばAC特性の測定に関して、デバイス内部で発生される内部クロック信号(デバイスへ外部から入力されるクロック信号に基づき作成され、また、特定の出力端子から外部に出力される)を基準とし、AC特性を測定する場合に、通常、以下のように行われる。
すなわち、被検査デバイス(Device Under Test;;DUTともいう)への入力クロック信号(テスタから供給される)を基準として、被検査デバイスから出力される内部クロック信号(特定出力端子)の測定と、測定対象端子の2つのAC特性の測定を行った後、その差分を演算する必要がある。
特開平8−036438号公報
高速インタフェースのスペック確保と、高測定精度の要求と、テストコストの削減要求を満足するために、従来手法の改善が課題となっている。以下、特許文献1に開示されているクロック供給回路を例に説明する。
図7は、特許文献1記載のクロック供給回路の構成を示す図である。図7を参照すると、クロック入力端子10からの入力クロック信号CKINを入力バッファ11で受けN分周器12(分周比Nは2以上の所定の整数)で分周される。分周クロック信号は、バッファ13を介して、出力バッファ14に供給され、出力バッファ14は、分周クロック信号を出力クロック信号CKOUTとして出力端子15より出力する。データ入力端子16からのデータ入力DINは、入力バッファ17に供給され、入力バッファ17の出力は、フリップフロップ回路(「FF回路」と略記される)18に供給される。FF回路18では、出力バッファ14から出力端子15に出力するクロック信号をバッファ21で受けたクロック信号CLKをサンプリングクロックとして、データ入力DINをラッチし、出力バッファ19を通して出力端子20に出力される。
出力データDOUTは、出力クロック信号CKOUTに基づくタイミングで出力される構成とされ、基本的には、出力バッファ19の遅れで出力される。一般的に、駆動能力を必要とする出力バッファは、遅延が大きい。このため、外部のインタフェースにとって、ホールドタイムの確保に、余裕となる回路構成となっている。
図8は、図7の回路の動作を示すタイミング図である。特に制限されないが、図8に示す例では、出力クロック信号CKOUTの周波数は25MHzとされている。なお、図8の時間の数値もあくまで参考値である。基準とする出力クロック信号CKOUTに対して出力データ信号DOUTは、出力バッファ19で遅延されることになる。図8に示すように、出力データ信号DOUTは、出力クロック信号CKOUTに対して、図7の出力バッファ19の遅延X分遅れている。この出力データ信号DOUTの遅れは、ホールドタイムの確保に有効になるが、セットアップが厳しくなる。すなわち、この場合、出力クロック信号CKOUTの立ち上がりから出力バッファ19の遅延X(=10ns)遅れて端子20からデータ信号が出力されているが、データ信号の遷移タイミングから出力クロック信号CKOUTの立ち下がりタイミングまでの期間(セットアップタイム)は10nsとされ、一方、出力クロック信号CKOUTの立ち下がりタイミングからデータが保持される期間(ホールドタイム)は、1サイクル40nsから10nsを差し引いた30nsとなっている。
一般的に、駆動能力を必要とする出力バッファは遅延が大きい。これは、外部負荷が見えるためで、LSIの外部には、パッケージ容量や、装置基板、基板配線の負荷、接続されるデバイスの入力負荷があげられる。これらすべてが、出力バッファの外部負荷となるため、出力バッファの遅延は、LSIの内部負荷が見えるだけの入力バッファの遅延と比べ、格段に大きい。
このため、図8に示したように、出力クロック信号CKOUTに対する出力データDOUTは、ホールドタイムとしては、十分確保できるが、セットアップタイムを確保しにくい。
特に、クロック周波数が高いインタフェースの場合は、セットアップ確保が難しくなる。例として、出力クロック信号CKOUTのクロック周波数T=40nsec(25MHz)とし、図7の出力バッファ19の遅延が、X=10nsecとする。
セットアップタイムST=X=10nsecとなり、ホールドタイムは、HT=T−ST=30nsecとなる。セットアップタイムは、10nsecの余裕分のみとなる。
出力クロック信号CKOUTの周波数が2倍になると、セットアップタイムの余裕分は1/2になる。
このように、高速クロックになるに従い、セットアップタイムの余裕は、小さくなっていく。
また、出力クロック信号CKOUTに対する出力データDOUTのAC特性を測定する場合、通常、入力クロックCKINを基準に、デバイス内部から発生するクロック(特定出力端子)と測定対象端子の2つの測定を行う必要があり、演算により差分を出力することで、結果を得ている。この場合、テスタ精度を考えると、測定が困難となる問題点がある。
上記課題に鑑みて創案された本発明は、概略以下の通りである。
本発明に係る半導体装置は、制御信号に基づき活性状態と非活性状態に切り替え設定され、活性状態のときは、クロック信号を受けて出力し、非活性状態のときは、出力がハイインピーダンス状態に設定される出力バッファと、前記出力バッファの出力に入力が接続された入力バッファとを有する入出力バッファと、前記入力バッファからの出力を受け遅延させて出力する遅延回路と、前記遅延回路の出力に応答してデータ信号をサンプルして出力する第1のフリップフロップと、を備えている。
本発明において、前記入力バッファはインバータよりなる。
本発明において、前記クロック信号は、外部より供給された第1のクロック信号を入力して生成した内部クロック信号である。
本発明において、前記第1のフリップフロップが、内部データ信号をサンプルし、前記第1のフリップフロップの出力を受け、出力がデータ出力端子に接続されている出力バッファを備えた構成としてもよい。
本発明において、前記第1のフリップフロップが、外部より供給されるデータ入力信号をサンプルし、前記クロック信号は、外部より供給された第1のクロック信号を入力して生成した内部クロック信号であり、前記第1のフリップフロップの出力を直接又は間接に受け、前記第1のクロック信号に応答してサンプルする第2のフリップフロップと、前記第2のフリップフロップの出力を受け、出力がデータ接続されている出力バッファを備えた構成としてもよい。
本発明において、テストモード時は、制御信号により前記出力バッファの出力がハイインピーダンス状態とされ、前記端子より第2のクロック信号を入力し、前記入出力バッファ、前記遅延回路を介して前記フリップフロップのクロック端子に供給される。
本発明において、前記入出力バッファの前記出力バッファの出力端子と前記入力バッファ用の入力端子をそれぞれ備え、前記出力端子と入力端子は、半導体装置を備えたパッケージの共通端子に共通接続された構成としてもよい。
本発明に係る測定方法は、上記構成の半導体装置に対してテスト時には、前記入出力バッファの出力バッファの出力をハイインピーダンス状態とし、前記入出力バッファの入力バッファに、テスタからクロック信号を供給する工程を少なくとも含む。
本発明によれば、インバータと遅延回路(ディレイ素子)を使った回路構成とすることで、セットアップタイムを確保することができる。
本発明によれば、2回の測定が必要だった回路構成を1回で測定できるテストモードを付加した構成とする。本発明によれば、測定回数が1/2になるので、測定精度は2倍になる。本発明によれば、測定回数が1/2になるので、テスト時間が1/2になる。
上記した本発明についてさらに詳細に説述すべく添付図面を参照して以下に説明する。
本発明に係る半導体装置のインタフェース回路は、図1又は図6を参照すると、制御信号(42)(実施例では、TESTMODE信号)により、活性状態/非活性状態が制御され、活性状態(出力イネーブル状態)のとき、クロック信号を端子から出力し、非活性状態(出力ディスエーブル状態)のとき、出力がハイインピーダンス状態とされるトライステートバッファよりなる出力バッファ(43)と、出力バッファの出力に入力が接続された入力バッファ(44)とを備えた入出力バッファ(36)と、入力バッファ(44)の出力を遅延させる遅延(ディレイ)回路(38)と、遅延回路(38)の出力をサンプリングクロックとしてデータ信号をサンプルして出力するフリップフロップ(39)を備えている。通常動作時は、制御信号(42)により出力バッファ(43)は活性状態とされる。テストモード時は、制御信号(42)により出力バッファ(43)の出力はハイインピーダンス状態とされ、テスタから、共通端子(37)に供給されたクロック信号が入力バッファ(44)に入力され、遅延回路(38)を介して、フリップフロップ(39)のクロック端子に供給される。以下、いくつかの実施例に即して説明する。
図1は、本発明の一実施例の回路構成を示す図である。図1を参照すると、端子31から入力されたクロック信号MCLK(マスタークロック)は入力バッファ32で受け、N分周回路33で分周される。
N分周回路33で分周されたクロック信号は、論理回路34を介してバッファ35を経由して、出力バッファ43と入力バッファ(インバータよりなる反転バッファ)44より構成される入出力バッファ36の出力バッファ43に供給され、出力バッファ43は端子37(入力と出力の共通端子、「IO端子」ともいう)から出力クロック信号CLKOUTとして出力する。
このとき、テストモード信号(TESTMODE)42は、ノーマルモードの設定、入出力バッファ36は、バッファ35からの入力を、出力バッファ43を通して、出力端子37に出力する。
端子(I/O端子)37に出力バッファ43から出力されるクロック信号CLKOUTは、入力バッファ44の入力端子にも入力され、入力バッファ44で反転されて出力される。そして入力バッファ44からの出力をディレイ(遅延)回路38で遅延されたクロック信号が、FF回路39のクロック端子CLKに入力される。FF回路39は、そのデータ入力端子Dに受ける内部データを、そのクロック端子CLKに入力されるクロック信号の、例えば立ち上がりエッジでラッチする。FF回路39のデータ出力端子Qからのデータ信号は出力バッファ40に供給され、出力バッファ40は、出力端子41から、出力データ信号DATAOUTとして外部に出力する。
テストモード信号(TESTMODE)42がテストモードを示す時には、入出力バッファ36はバッファ35からの入力を受けるが、出力バッファ43の出力はハイ・インピーダンス状態となる。端子37(I/O端子)から入力信号が入力され、入力バッファ(インバータ)44を通して該入力信号を反転した信号がディレイ回路38に伝達される。
図2、図3、図4を参照して、本実施例の動作を説明する。図2は、本発明の一実施例の動作を説明するタイミング波形図である。図3、図4は、本発明の一実施例の動作を説明するための図であり、回路構成は、図1と同じであるが、クロック信号のパスとデータパスを太い実線で示している。図3は、図1の構成における、ノーマルモードでの動作(通常動作)の信号パスを示している。図3を参照して、ノーマルモードの動作を説明する。
MCLK端子31から、クロック信号が入力され、入力バッファ32で受け、N分周回路33で分周される。N分周回路33から出力される分周クロック信号は、論理回路34、バッファ35を経由して、入出力バッファ36に伝達され、出力クロック信号CLKOUTとして出力端子37から出力される。このクロック信号CLKOUTが、外部デバイスへ供給されるクロックとなる。
半導体装置で生成された内部データ信号の外部への出力は、出力端子41から出力データ信号DATAOUTとして出力される。この出力データ信号が、出力クロック信号CLKOUTを基準として出力されるように、入出力バッファ36において、端子37の接続部(出力バッファ43の出力と入力バッファ44の入力の接続部)から、入力バッファ(インバータ)44経由でクロック信号CLKOUTを引き出し、ディレイ回路38に供給され遅延が調整され、FF回路39のクロック端子CLKに入力される。FF回路39は、内部データ信号を、クロック端子CLKのクロックの例えば立ち上がりエッジでサンプルして出力し、FF回路39のデータ出力端子Qからの出力は出力バッファ40を介して端子41より出力データ信号DATAOUTとして出力される。すなわち、本発明の一実施例においては、ディレイ回路38により、出力データ信号DATAOUTの出力タイミングを調整することができる。
図2は、図1のN分周回路33を2分周(N=2)とした場合の例を示す図である。図2のCLKOUT端子37の出力は、図1の入出力バッファ36の出力バッファ43の遅延分遅れて出力される。
図1の端子41からの出力データ信号DATAOUTは、図1のFF回路39の出力を、出力バッファ40の遅延分遅れて出力する。図1のFF回路39のクロックCLKは、図1の端子37の出力クロックCLKOUTを、図1の入出力バッファ36内のインバータ44とディレイ回路38を通した信号となる。出力クロックCLKOUTに対して出力データ信号DATAOUTの出力タイミングが一致したときが、セットアップ・ホールドを最も満足できるところになり得る。
本実施例においては、このように、ディレイ回路38がクロックラインに配設されており、ディレイ回路38の遅延値を調整することで、セットアップ・ホールドの最適値が設定できる。
例として、
クロックCLKOUTの周波数を、T=40nsec(25MHz)とし、
図1のディレイ回路38の遅延値Xを10nsecとし、
出力バッファ40の遅延値Yを10nsecとすると、
セットアップタイムSTは
ST=X+Y=20nsec、
ホールドタイムHTは、HT=T−ST=20nsec
となり、最適値が設定される。
次に、本発明の一実施例における、半導体装置のAC特性の測定方法について述べる。
出力クロック信号CLKOUTに対するDATAOUTの出力遅延のAC特性を説明する。これは、外部のLSIが、半導体装置からの出力クロック信号CLKOUTを使って出力データ信号DATAOUTのデータを取り込むためのAC規格になる。
ノーマルモードでは、図3に示すように、端子31からの入力クロック信号MCLKを基準入力として、端子37からの出力クロック信号CLKOUTとして遅延量Aを測定する(図3の矢線”A”参照)。遅延量Aは、クロックMCLKの所定のエッジから、対応する出力CLKOUTのエッジまでの伝搬遅延時間である。
次に、端子31からの入力クロック信号MCLKを基準入力として、端子41からの出力データ信号DATAOUTまでの遅延量B(図3の矢線”B”参照)を測定する。
出力クロック信号CLKOUTに対する出力データ信号DATAOUTの出力遅延Cは、B−Aを計算することで求められる(図3の白抜矢線”C=B−A”参照)。
一方、図4に示すように、テストモードを有効にすると、テストモード信号42により、入出力バッファ36内の出力バッファ43は、出力ディスエーブルに設定され、その出力はハイ・インピーダンス状態となり、端子37から入力信号が入力される。端子37からのクロックを基準入力として、端子41からの出力データ信号DATAOUTの遅延量Cを測定する。この値は、出力クロック信号CLKOUTに対する出力データ信号DATAOUTの出力遅延となり、ノーマルモードでの2回の測定から、テストモードでは、1回の測定で求められることになる。
このように、端子37からの入力を可能にすることで、あたかも該端子からの出力クロックを基準として測定しているかのように、端子41からの出力データ信号DATAOUTのAC特性を測定することができる。
図1の端子37からの出力クロック信号CLKOUTは、図3の端子31のクロック入力MCLKに対して、図3の入出力バッファ36内の出力バッファ43の遅延分遅れて出力される。
図1の端子41からの出力データ信号DATAOUTは、FF回路39の出力タイミングに対して出力バッファ40の遅延時間分、遅れて出力される。FF回路39のクロック入力端子は、端子37からのCLKOUTを、インバータ44で反転させ、ディレイ回路38で遅延させ信号になる。出力クロック信号CLKOUTに対して、出力データ信号DATAOUTのタイミングが一致したときが、セットアップ・ホールドを最も満足できるところになる。ディレイ回路38がクロックライン上にあるので、この値を調整することで、端子41のDATAOUTのタイミングを調整することができる。よって、従来技術の課題とされた、セットアップタイムの不足を調整できることになり、セットアップ・ホールドの最適値を設定することができる。
AC特性の測定方法についても、図1の回路構成で、テストモードを使用することにより、端子37から、直接、基準クロックを入力し(図示されないテスタから供給される)、端子41からの出力データの遅延値を測定できるため、1回の測定で、要求されるAC特性を測定することができる。
また、本実施例によれば、FF回路39のクロック端子CLKのクロック信号の遅延を、ディレイ回路38で調整することができるため、外部インタフェースのセットアップ・ホールドタイムを高速クロックにおいても満足させることができる。
さらに、本実施例によれば、AC測定のテスト回数が従来手法の1/2になるので、ACのテスト時間も従来手法の1/2になる。すなわち、テスト時間を短縮する。
さらにまた、本実施例によれば、テスト精度(測定マージン)が倍増する。テスタ等による測定誤差は、1つの測定につき、所定の誤差が発生する。この誤差は、2つの測定では、1つの測定の2倍となる。本実施例によれば、上記の如く、測定回数は、従来手法に比べ、1/2になるため、測定誤差も1/2とし、テスト精度を向上させることができる。
そして、本実施例によれば、入力に対する出力の遅延が直接確認でき、テストボードや負荷による影響が小さくなるので、評価時のデバッグ効率を上げることにもなる。
また、本実施例によれば、高精度なテストボード設計の要求を軽減(緩和)することにもつながる。
次に、本発明の別の実施例について説明する。図5は、本発明の第2の実施例の構成を示す図であり、LSI構成を考えた場合の遅延値の誤差の軽減を図るものである。図5では、LSIのチップ45を搭載したLSIのパッケージ46を備えている。図1に示した前記実施例に対しては、図5の本実施例では、入出力バッファ36の接続に特徴がある。
入出力バッファ36は、入出力共通端子ではなく、出力用(Hi−Z出力可)48、入力用49に分離する。分離した端子は、LSIパッケージ46の端子50で共通に接続される。
入出力バッファ36で、出力クロック信号CLKOUTの出力点と入力点があったものに対して、最も外部よりのLSIパッケージ46にCLKOUTの出力点と入力点ができる。
LSI化した場合、この構成により、ディレイ回路38の調整値が、精度よくなり、セットアップ・ホールドの最適値がより精度よく設定できる。また、AC特性の測定精度を向上させることができる。
図6は、本発明の第3の実施例を説明するための図である。LSIのAC特性を考えたときに、入力側のセットアップ、ホールド特性に適用した例を示す図である。図6において、端子31からのクロック入力MCLKが、端子37に出力クロック信号CLKOUTとして出力されるまでの構成は、図1と同様である。
データ入力端子60に入力された入力データDATAINは、入力バッファ63を経由し、FF回路39のデータ入力端子Dに供給される。FF回路39のクロック端子CLKに入力されるクロック信号は、ディレイ回路38(インバータ44の出力を受ける)の出力とされ、端子60のセットアップタイム、ホールドタイムは、ディレイ回路38における遅延値の調整により、最適値が設定できることになる。
FF回路39がデータ(端子60のデータ信号DATAINを受ける入力バッファ63の出力)を正しく受け取ったか否か(サンプルできたか否か)は、端子31(MCLKを入力する)の接続される入力バッファ32経由のバッファ61の出力が、クロック端子CLKに接続されるFF回路62のデータ出力端子Qからの出力信号による。この結果(FF回路39におけるサンプルの適否の結果)は、FF回路62の出力を受ける出力バッファ40を経由し端子64から出力される出力信号(テスト出力信号)TESTOUTによって確認することができる。
以上本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例の構成にのみに限定されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明の一実施例の構成を示す図である。 本発明の一実施例の動作を示すタイミング図である。 本発明の一実施例のAC測定動作の一例を説明する図である。 本発明の一実施例のAC測定動作の他の例を説明する図である。 本発明の第2の実施例の構成を示す図である。 本発明の第3の実施例の構成を示す図である。 特許文献1のクロック供給回路の構成を示す図である。 図7の回路の動作を示すタイミング図である。
符号の説明
10 クロック入力端子
11 入力バッファ
12 N分周器
13 バッファ
14 出力バッファ
15 クロック出力端子
16 データ入力端子
17 入力バッファ
18 FF回路
19 出力バッファ
20 データ出力端子
21 バッファ
31 クロック入力端子
32 入力バッファ
33 N分周回路
34 論理回路
35 バッファ
36 入出力バッファ
37 端子
39 FF回路
38 遅延回路
40 出力バッファ
41 データ出力端子
42 テストモード信号
43 出力バッファ
44 インバータ
45 LSIチップ
46 LSIパッケージ
47 クロック端子
48 出力用端子
49 入力用端子
50 クロック端子
51 データ出力端子
60 データ入力端子
61 バッファ
62 FF回路
63 入力バッファ
64 端子

Claims (11)

  1. 制御信号に基づき活性状態と非活性状態に切り替え制御され、活性状態のときはクロック信号を受けて出力し、非活性状態のときは、出力がハイインピーダンス状態に設定される出力バッファと、
    前記出力バッファの出力に入力が接続された入力バッファと、
    を有する入出力バッファと、
    前記入力バッファからの出力を受け遅延させて出力する遅延回路と、
    前記遅延回路の出力に応答してデータ信号をサンプルして出力する第1のフリップフロップと、
    を備えている、ことを特徴とするインタフェース回路。
  2. 前記入出力バッファの入力バッファがインバータよりなる、ことを特徴とする請求項1記載のインタフェース回路。
  3. 請求項1又は2記載の前記インタフェース回路を備えたことを特徴とする半導体装置。
  4. 前記クロック信号は、外部より供給された第1のクロック信号を入力し、前記半導体装置内部で生成された内部クロック信号である、ことを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  5. 前記第1のフリップフロップが、前記半導体装置の内部回路からのデータ信号をサンプルし、
    前記第1のフリップフロップの出力を受け、出力がデータ端子に接続されている出力バッファを備えている、ことを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  6. 前記第1のフリップフロップが、外部より供給されるデータ入力信号をサンプルし、
    前記クロック信号は、外部より供給された第1のクロック信号を入力し半導体装置内部で生成した内部クロック信号であり、
    前記第1のフリップフロップの出力を、直接又は内部回路を介して間接に、データ信号として受け、前記データ信号を前記第1のクロック信号に応答して、サンプルして出力する第2のフリップフロップと、
    前記第2のフリップフロップの出力を受け、出力がデータ端子に接続されている出力バッファを備えている、ことを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  7. テストモード時には、前記制御信号により前記出力バッファの出力がハイインピーダンス状態に設定され、前記出力バッファの出力と前記入力バッファの入力が接続される端子より第2のクロック信号が前記入出力バッファに入力され、前記遅延回路を介して前記第1のフリップフロップに供給される、ことを特徴とする請求項3乃至6のいずれか一に記載の半導体装置。
  8. ノーマルモード時には、前記制御信号により前記出力バッファは活性化されてクロック信号を出力し、前記出力バッファから出力される前記クロック信号は、前記入出力バッファに入力され、前記遅延回路を介して前記第1のフリップフロップに供給される、ことを特徴とする請求項3乃至7のいずれか一に記載の半導体装置。
  9. 前記入出力バッファの前記出力バッファの出力端子と前記入力バッファの入力端子をそれぞれ備え、前記出力端子と前記入力端子とは、前記半導体装置を搭載したパッケージの共通端子に共通接続されている、ことを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  10. 制御信号に基づき、活性状態と非活性状態に切り替え制御され、活性状態のときは、クロック信号を受けて出力し、非活性状態のときは、出力がハイインピーダンス状態に設定される出力バッファと、
    前記出力バッファの出力に入力が接続された入力バッファと、
    を有する入出力バッファと、
    前記入力バッファからの出力を受け遅延させて出力する遅延回路と、
    前記遅延回路の出力に応答してデータ信号をサンプルして出力するフリップフロップと、
    前記フリップフロップの出力を受け、出力がデータ出力端子に接続されている出力バッファを備えた半導体装置の測定方法であって、
    テスト時には、前記入出力バッファの出力バッファの出力をハイインピーダンス状態とし、前記入出力バッファの入力バッファの入力に、テスタから、クロック信号を供給する、ことを特徴とする測定方法。
  11. 制御信号に基づき、活性状態と非活性状態に切り替え制御され、活性状態のときは、クロック信号を受けて出力し、非活性状態のときは、出力がハイインピーダンス状態に設定される出力バッファと、
    前記出力バッファの出力に入力が接続された入力バッファと、
    を有する入出力バッファと、
    前記入力バッファからの出力を受け遅延させて出力する遅延回路と、
    前記遅延回路の出力に応答して入力データ信号をサンプルして出力する第1のフリップフロップと、
    を備え、
    前記クロック信号は、外部より供給された第1のクロック信号を入力して生成した内部クロック信号であり、
    前記第1のフリップフロップの出力を直接又は間接に受け、前記第1のクロック信号に応答してサンプルして出力する第2のフリップフロップと、
    前記第2のフリップフロップの出力を受け、出力がデータ端子に接続されている出力バッファを備えた半導体装置の測定方法であって、
    テスト時には、前記入出力バッファの出力バッファの出力をハイインピーダンス状態とし、前記入出力バッファの入力バッファに、テスタからクロック信号を供給する、ことを特徴とする測定方法。
JP2005178191A 2005-06-17 2005-06-17 半導体装置のインタフェース回路及び測定方法 Expired - Fee Related JP4657825B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005178191A JP4657825B2 (ja) 2005-06-17 2005-06-17 半導体装置のインタフェース回路及び測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005178191A JP4657825B2 (ja) 2005-06-17 2005-06-17 半導体装置のインタフェース回路及び測定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006349573A JP2006349573A (ja) 2006-12-28
JP4657825B2 true JP4657825B2 (ja) 2011-03-23

Family

ID=37645585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005178191A Expired - Fee Related JP4657825B2 (ja) 2005-06-17 2005-06-17 半導体装置のインタフェース回路及び測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4657825B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6344979B2 (ja) * 2014-05-30 2018-06-20 三菱電機株式会社 可変分周回路

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63135883A (ja) * 1986-11-27 1988-06-08 Nec Corp 集積回路の試験回路
JPH0836438A (ja) * 1994-07-25 1996-02-06 Sanyo Electric Co Ltd デジタル信号処理システムのクロック供給回路
JP2005077331A (ja) * 2003-09-02 2005-03-24 Renesas Technology Corp スキャンテスト回路

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63135883A (ja) * 1986-11-27 1988-06-08 Nec Corp 集積回路の試験回路
JPH0836438A (ja) * 1994-07-25 1996-02-06 Sanyo Electric Co Ltd デジタル信号処理システムのクロック供給回路
JP2005077331A (ja) * 2003-09-02 2005-03-24 Renesas Technology Corp スキャンテスト回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006349573A (ja) 2006-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6326200B2 (ja) 測定を行う回路及び方法
US7619404B2 (en) System and method for testing integrated circuit timing margins
US7859293B2 (en) Semiconductor integrated circuit
JP2760284B2 (ja) 半導体集積回路装置
US7945404B2 (en) Clock jitter measurement circuit and integrated circuit having the same
US6889350B2 (en) Method and apparatus for testing an I/O buffer
US7765443B1 (en) Test systems and methods for integrated circuit devices
US6470483B1 (en) Method and apparatus for measuring internal clock skew
JP4657825B2 (ja) 半導体装置のインタフェース回路及び測定方法
US6829548B2 (en) DLL static phase error measurement technique
Kim et al. A Built-In Self-Test scheme for DDR memory output timing test and measurement
US7266739B2 (en) Systems and methods associated with test equipment
US6931565B2 (en) Semiconductor memory
JP2012073169A (ja) オンチップジッタデータ取得回路、ジッタ測定装置、及びその方法
US20100060323A1 (en) Test circuit and test method
JP5131025B2 (ja) デジタル信号遅延測定回路、及びデジタル信号遅延測定方法
US5754063A (en) Method and apparatus to measure internal node timing
KR20140075347A (ko) 반도체 장치
US7386407B2 (en) Semiconductor device test method using an evaluation LSI
EP1625411B1 (en) Test circuit for input-to-output speed measurement
US7242257B1 (en) Calibration-associated systems and methods
US6483771B2 (en) Semiconductor memory device and method of operation having delay pulse generation
JP2591849B2 (ja) テスト回路
JP2947178B2 (ja) クロックスキュー判定回路
JP4048903B2 (ja) テスト回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101222

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees