JPH1063129A - 発熱定着ローラおよびその使用方法 - Google Patents

発熱定着ローラおよびその使用方法

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JPH1063129A
JPH1063129A JP22194996A JP22194996A JPH1063129A JP H1063129 A JPH1063129 A JP H1063129A JP 22194996 A JP22194996 A JP 22194996A JP 22194996 A JP22194996 A JP 22194996A JP H1063129 A JPH1063129 A JP H1063129A
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JP
Japan
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heat
phase
fixing roller
layer
change
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JP22194996A
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English (en)
Inventor
Minoru Matsuo
稔 松尾
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】相転移発熱物質層への熱伝導効率を向上し得
て、しかも、機械的強度を維持することができる発熱定
着ローラを提供すること。 【解決手段】光学的に透明な支持体31に内蔵された主
熱源34を加熱して支持体31の表面に設けられた相転
移発熱物質層32を昇温させることにより相転移発熱物
質の結晶化を促進させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられる発熱定
着ローラ、特に、トナー定着可能温度とするために相転
移発熱物質層を設けた発熱定着ローラおよびその使用方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、複写機、プリンター、ファク
シミリ等の画像形成装置には、トナーを転写紙に定着さ
せるために発熱定着ローラが用いられている。
【0003】図4(A)は、このような発熱定着ローラ
を用いた画像形成装置の一例である複写機1を示す。こ
の複写機1は、装置本体2に着脱可能に装着された給紙
カセット3と、給紙カセット3内にセットされた転写紙
Pを装置本体2内に送り出す給紙ローラ4と、表面に感
光層5aを設け且つ図示を略すトナー供給装置から供給
されたトナーが感光層5aに形成された像に応じて付着
するドラム式感光体5と、ドラム式感光体5に付着した
トナー像を送り出された転写紙Pの一面に転写させる転
写装置6と、トナー転写後の転写紙Pを定着部7に案内
する補助ローラ8,8とを備えている。
【0004】定着部7は、アルミニウム(Al)や鉄な
どの芯金の外周にゴム等の弾性体を装着した加圧ローラ
9と、加圧ローラ9の回転に回転に従動して回転するよ
うに加圧ローラ9に接触する発熱定着ローラ10とを備
えている。
【0005】発熱定着ローラ10は、図4(B),
(C)に示すように、アルミニウム等の比較的熱伝導率
の高い略円筒形状の芯金11と、この支持体としての芯
金11の外周に設けられた相転移発熱物質層12と、相
転移発熱物質層12を覆う保護層13とを備え、芯金1
1内を貫通するハロゲンランプ等の主熱源14の発熱に
よって相転移発熱物質層12が相転移して急速に発熱
し、発熱を利用して発熱定着ローラ10のトナー定着可
能温度(約180℃)までの上昇時間、即ち、ウオーミ
ングアップ時間を短縮している(特開平7−14082
3号公報等参照)。
【0006】尚、このような相転移による発熱を利用し
た発熱定着ローラ10の原理については、特開平7−1
40823号公報に開示されている。また、相転移発熱
物質層12に用いられる相転移発熱物質としては、画像
形成装置の繰り返しの使用、即ち、電源をONする度毎
に発熱する必要があることから、加熱による結晶化と共
に冷却による非晶質化が可能な物質であることが条件と
なることから、無機系物質では周期率表(長周期型)の
IIIb族〜VIb族に属する元素が多元系で非晶質化
可能領域を有するために適しており、その中でも、セレ
ン(Se)を主成分としたのカルコゲンやカルゴケナイ
ドは極めて良好に結晶化して発熱するために良好な相転
移発熱物質となり得る。
【0007】一方、有機高分子系においても、ポリエチ
レンテレフタレート(PET)やポリブチレンテレフタ
レート(PBT)等のポリエステル類のような結晶性熱
可塑性樹脂は非晶質化および結晶化発熱することで知ら
れている。さらに、最近、低分子の有機系物質でも効率
的な相転移発熱物質の存在が分かってきた。
【0008】これらの相転移発熱物質は、非晶質から結
晶質へ相転移する際に発熱するが、この結晶化温度は各
物質固有の温度特性を有しており、結晶化の開始温度と
終了温度も相転移発熱物質によって異なっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
複写機1等に用いられている発熱定着ローラ10にあっ
ては、初期昇温時間(ウオーミングアップ時間)の短縮
化を実現するために、相転移発熱物質層12を用いてい
る他、相転移発熱物質層12への伝達効率を向上させる
べく支持体としての芯金11に比較的熱伝導率の高いア
ルミニウムを用いている。
【0010】しかしながら、いかに熱伝導率が高い物質
であっても、有限の厚みを持つ物質では、その厚さを伝
達するためにある程度の時間を必要とする。従って、よ
り一層の初期昇温時間の短縮化を実現するためには、芯
金11の厚さを極力薄くするしかないが、芯金11の厚
さを極力薄くすると、機械加工時にビビリが発生し易
く、表面の平滑な加工は困難になる。また、化学エッチ
ングは廃液の処理等の付随した問題が伴っている。さら
に薄くし過ぎると、実機使用時の加圧圧力に耐えられず
変形してしまうという不具合も生じる。
【0011】本発明は、このような問題を解決するため
に、相転移発熱物質層への熱伝導効率を向上し得て、し
かも、機械的強度を維持することができる発熱定着ロー
ラおよびその使用方法を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、内部に主熱源を内蔵し且
つ光学的に透明な支持体と、該支持体上に設けられた相
転移発熱物質層とを備えていることを要旨とする。
【0013】また、光学的に透明な支持体に内蔵された
主熱源を加熱して前記支持体の表面に設けられた相転移
発熱物質層或は光吸収中間層を昇温させることにより相
転移発熱物質の結晶化を促進させることを要旨とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の発熱定着ローラの
実施の形態を複写機に適用し、図面に基づいて説明す
る。
【0015】図1(A)において、複写機21は、装置
本体22に着脱可能に装着された給紙カセット23と、
給紙カセット23内にセットされた転写紙Pを装置本体
22内に送り出す給紙ローラ24と、表面に感光層25
aを設け且つ図示を略すトナー供給装置から供給された
トナーが感光層25aに形成された像に応じて付着する
ドラム式感光体25と、ドラム式感光体25に付着した
トナー像を送り出された転写紙Pの一面に転写させる転
写装置26と、トナー転写後の転写紙Pを定着部27に
案内する補助ローラ28,28とを備えている。
【0016】定着部27は、アルミニウム(Al)や鉄
などの芯金の外周にゴム等の弾性体を装着した加圧ロー
ラ29と、加圧ローラ29の回転に回転に従動して回転
するように加圧ローラ29に接触する発熱定着ローラ3
0とを備えている。
【0017】発熱定着ローラ30は、図1(B),
(C)に示すように、光学的に透明な略円筒形状の支持
体31と、支持体31の外周に設けられた相転移発熱物
質層32と、相転移発熱物質層32を覆う保護層33と
を備え、支持体31内を貫通するハロゲンランプ等の主
熱源34の発熱によって相転移発熱物質層32が相転移
して急速に発熱し、その発熱を利用して発熱定着ローラ
30のトナー定着可能温度(約180℃)までの上昇時
間(ウオーミングアップ時間)を短縮している。
【0018】このように、本発明の発熱定着ローラ30
は、主熱源34からの加熱による昇温を利用して物質内
部に蓄えられたエネルギーを熱の形で放出することによ
り、主熱源34のみの昇温よりも急速に表面温度を立ち
あげることができる。
【0019】尚、本発明を使用する際の発熱定着ローラ
30は、基本としては、支持体31と相転移発熱物質層
32と保護層33の3層、若しくは、支持体31と相転
移発熱物質層32との間に設けた接着層(図示せず)か
ら構成されるが、その他の接着層、通電発熱層、絶縁層
等を必要に応じて追加形成することも可能である。ま
た、図2(A),(B)に示すように、支持体3と相転
移発熱物質層32との間に光吸収中間層35を追加形成
してもよい。
【0020】尚、熱伝達には、大きく対流、輻射、接触
伝熱の3種類があり、上述した実施の形態では輻射を利
用したものを開示した。即ち、主熱源34としては、ヒ
ートパイプ方式の直接接触伝熱、マイクロ波誘導加熱等
の直接加熱方式、ハロゲンランプや遠赤外ヒーターの点
灯による輻射加熱方式等が考えられるものの、ハロゲン
ランプや遠赤外ヒーターによる輻射加熱方式は装置とし
ても簡便で、よく利用されている方式であるからであ
る。
【0021】また、従来の発熱定着ローラ10には、芯
金11としてアルミニウム等の金属が使用されている
が、金属自体は可視光や赤外光の吸収係数は小さく、長
時間主熱源14を点灯していると熱が集中して過熱によ
る焼切れが発生する虞がある。従って、このような金属
を芯金11に使用する場合には、芯金11の内部に光を
吸収しやすい物質を塗布しているが、芯金11を用いて
いる限り伝熱時間の短縮化には限界がある。
【0022】一方、本発明は、原理的には、光照射によ
り相転移発熱物質の結晶化の活性化エネルギーを小さく
して結晶化反応を促進することと、光吸収によって熱エ
ネルギーを増加させて結晶化開始温度に早く到達するよ
うにすることで、特に相転移発熱物質層32を形成した
場合により効果的な熱効率の向上を実現している。
【0023】
【実施例】
(実施例1)外径40mm、厚み0.5mmの透明石英
管を支持体31として、その支持体31を真空蒸着槽内
にセットして、Te50重量%のSeTe(セレンテル
ル)合金を蒸発源として通電加熱して相転移発熱物質層
32を蒸着し、さらに、その表面に導電性のペルフルオ
ロアルコキフッ素樹脂(PFA)の熱収縮チューブを保
護層33として被せた後、その成形品を加熱炉にセット
して減圧しながらSeTe合金の融点250℃以上でP
FAチューブの融点310℃以下の温度280℃で加熱
し、その後冷却ガスを注入して急冷却することで発熱定
着ローラ30を作成した(表1のSample No
1)。
【0024】(実施例2)外径40mm、厚み1.0m
mの透明な硬質ガラス管を支持体31として、その支持
体31を真空蒸着槽内にセットして、Te50重量%の
SeTe合金を蒸発源として通電加熱して相転移発熱物
質層32を蒸着し、さらに、実施例1と同様にしてPF
Aチューブを保護層33として被せて減圧しながら、S
eTe合金の融点以上且つPFAチューブの融点以下の
温度280℃で加熱し、その後炉から取り出してして急
冷することで発熱定着ローラ30を作成した(表1のS
ample No2)。
【0025】(実施例3)外径40mm、厚み0.5m
mの透明石英管を支持体31としてカーボンブラック1
0重量%分散のポリブチレンテレフタレート(PBT)
のシートを相転移発熱物質層32として巻き付け、さら
にその上に実施例1,2と同様にしてPFAチューブを
保護層33として被せて減圧しながら、PBTの融点以
上且つPFAの融点以下の温度250℃で加熱し、その
後炉から取り出してして急冷することで発熱定着ローラ
30を作成した(表1のSample No3)。
【0026】(実施例4)外径40mm、厚み1.0m
mの透明な硬質ガラス管を支持体31として、その上に
黒色塗料おきつも#8000(オキツモ株式会社製)を
光吸収中間層35として塗布し、加熱乾燥後真空蒸着槽
内にセットして、ビスフェノールA誘導体(分子量約5
00,融点200℃)を投入した蒸発源を通電加熱して
相転移発熱物質層32として蒸着し、その後、実施例1
〜3と同様にして導電性PFAチューブを保護層33と
して被せて減圧しながら、ビスフェノールA誘導体の融
点以上且つPFAチューブの融点以下の温度230℃で
加熱し、その後炉から取り出してして急冷したすること
で発熱定着ローラ30を作成した(表1のSample
No4)。
【0027】(比較例1)外径20mm、厚み0.5m
mのAlを芯金11とし、以下、実施例1〜3と同様に
して相転移発熱物質層12及び保護層13を有する発熱
定着ローラ10を作成した(表1のSample No
5,6,7)。
【0028】(比較例2)外径20mm、厚み0.5m
mのAlを芯金11として、ビスフェノールA誘導体を
相転移発熱物質層12として真空蒸着により芯金11上
に形成し、PFAチューブにより保護層13を形成して
発熱定着ローラ10を作成した(Sample No
8)。
【0029】(比較例3)外径40mm、厚み1.0m
mの透明な硬質ガラス管を支持体31とし、実施例4と
同様にビスフェノールA誘導体を相転移発熱物質層32
として支持体31上に形成し、PFAチューブにより保
護層33を形成して発熱定着ローラ30を作成した(表
1のSample No9)。尚、この場合は、実施例
4とは異なり、支持体31と相転移発熱物質層32との
間に光吸収中間層35は設けなかった。
【0030】(比較例4)芯金11の表面に相転移発熱
物質層12を設けることなく保護層13を形成した定着
ローラ(図示せず)を作成した(表1のSample
No10)。
【0031】表1はこれら各実施例1〜4並びに比較例
1〜4の特徴を一覧に示したものである。
【0032】
【表1】 これらの実施例1〜4及び比較例1〜4の発熱定着ロー
ラ30,10並びに従前の定着ローラをリコー社製電子
写真複写機M210の定着装置に組み込み、ハロゲンラ
ンプ(主熱源34)を電力960Wで加熱しながら発熱
定着ローラ30,10の表面温度の上昇状況等を調べ
た。
【0033】その結果、図3に示すように、光学的に透
明な支持体31を使用した発熱定着ローラ30(線分
A)は、いずれも発熱定着ローラ10(線分B)の場
合、並びに従前の定着ローラ(線分D)よりも早くトナ
ー定着温度に達した。
【0034】また、光吸収中間層35を設けない場合の
発熱定着ローラ30(表1のSample No9に相
当する線分C)では、発熱定着ローラ10よりも昇温速
度が遅いことが判明した。この結果、相転移発熱物質層
32の物質によっては光吸収中間層35を設けることが
好ましいことが判る。
【0035】以上説明したように、本発明の発熱定着ロ
ーラ30にあっては、 1.支持体31が光学的に透明であることにより、主熱
源34の輻射熱が直接に相転移発熱物質層32あるいは
光吸収中間層35に到達し、相転移発熱物質層32の昇
温が早くなると共に相転移発熱が早く起こり、発熱定着
ローラ30の表面温度の立上りが早くなる。
【0036】2.主熱源34がハロゲンランプや遠赤外
ヒーターであるから、容易に輻射熱を発生させることが
でき、しかも、主熱源としては従来から用いられている
ものであるものの一種であるから、特殊な装置も必要と
せず安価に使用することができる。
【0037】3.主熱源34がハロゲンランプである
と、可視光線を強力に発生するから支持体31の強度確
保のために肉厚を多少厚めにしても相転移発熱物質層3
2への輻射熱の減衰が小さく、効果的に利用できる。
【0038】4.相転移発熱物質層32が良好な光吸収
体であると、それ自身で輻射熱を吸収して温度上昇する
から、効率的であり、さらに光吸収中間層35により結
晶化の相転移の活性化エネルギーが小さくなるから結晶
化しやすくなり、発熱効率が上がる。
【0039】5.相転移層発熱物質層32の光吸収率が
あまり良くない場合は、光吸収率の良い光吸収中間層3
5を積層することで、相転移発熱物質層32の昇温効果
を向上させることができ、上記4と同様の効果を得るこ
とができる。
【0040】6.輻射熱を利用することで熱の伝達を早
め(吸収体までは光速で到達)、効率的に相転移発熱物
質層32の相転移発熱を引き起こすことができ、最終的
に発熱定着ローラ30の表面温度の立上り時間を迅速に
することができる。
【0041】という効果を奏することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の発熱定着
ローラにあっては、内部に主熱源を内蔵し且つ光学的に
透明な支持体と、該支持体上に設けられた相転移発熱物
質層とを備えていることにより、相転移発熱物質層への
熱伝導効率を向上し得て、しかも、機械的強度を維持す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる発熱定着ローラを
示し、(A)は本発明の発熱定着ローラを用いた複写機
の説明図、(B)は発熱定着ローラの長手方向に沿う断
面図、(C)は発熱定着ローラの小口方向に沿う断面図
である。
【図2】本発明の実施の形態に係わる発熱定着ローラの
変形例を示し、(A)は発熱定着ローラの長手方向に沿
う断面図、(B)は発熱定着ローラの小口方向に沿う断
面図である。
【図3】本発明の実施例と比較例の実機内昇温状態の結
果を示すグラフ図である。
【図4】従来の実施の形態に係わる発熱定着ローラを示
し、(A)は本発明の発熱定着ローラを用いた複写機の
説明図、(B)は発熱定着ローラの長手方向に沿う断面
図、(C)は発熱定着ローラの小口方向に沿う断面図で
ある。
【符号の説明】
30…発熱定着ローラ 31…支持体 32…相転移発熱物質層 33…保護層 34…主熱源 35…光吸収中間層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に主熱源を内蔵し且つ光学的に透明な
    支持体と、該支持体上に設けられた相転移発熱物質層と
    を備えていることを特徴とする発熱定着ローラ。
  2. 【請求項2】前記主熱源は、可視光あるいは赤外光を輻
    射する熱源であることを特徴とする請求項1に記載の発
    熱定着ローラ。
  3. 【請求項3】前記主熱源は、ハロゲンランプ又は遠赤外
    ヒーターであることを特徴とする請求項2に記載の発熱
    定着ローラ。
  4. 【請求項4】前記相転移発熱物質層は、可視光或は赤外
    光を吸収して構造的に活性化する性質を持つ物質から形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の発熱定
    着ローラ。
  5. 【請求項5】前記支持体と前記相転移発熱物質層との間
    に、可視光或は赤外光を吸収する物質からなる光吸収中
    間層を形成したことを特徴とする請求項1に記載の発熱
    定着ローラ。
  6. 【請求項6】光学的に透明な支持体に内蔵された主熱源
    を加熱して前記支持体の表面に設けられた相転移発熱物
    質層或は光吸収中間層を昇温させることにより相転移発
    熱物質の結晶化を促進させることを特徴とする発熱定着
    ローラの使用方法。
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