JPH1061815A - 二重化空気調節部の切換え方式、及び制御弁を駆動するための空気系を2重化した制御弁の制御方式 - Google Patents

二重化空気調節部の切換え方式、及び制御弁を駆動するための空気系を2重化した制御弁の制御方式

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JPH1061815A
JPH1061815A JP8227385A JP22738596A JPH1061815A JP H1061815 A JPH1061815 A JP H1061815A JP 8227385 A JP8227385 A JP 8227385A JP 22738596 A JP22738596 A JP 22738596A JP H1061815 A JPH1061815 A JP H1061815A
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JP
Japan
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control
switching
air
control valve
regulation part
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Withdrawn
Application number
JP8227385A
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English (en)
Inventor
Takeshi Awata
武史 粟田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前記空気調節部を切換えてもプラントに対す
る影響を最小抑えることを可能とする二重化空気調節部
の切換え方式、特に制御弁を駆動するための空気系を2
重化した給水制御弁の制御方式を提供することを目的と
する。 【解決手段】 本発明は、制御弁を駆動するための空気
系を制御側と待機側に2重化した制御弁の制御方式にお
いて、前記空気系を制御側から待機側に切換える際に、
待機側の出力を100%待機状態から制御信号にトラッ
キングさせ、制御側に出力を合せ込んでおいてから待機
側に切換えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調節部を制御側
と待機側に2重化してなる二重化空気調節部の切換え方
式に係り、特に給水制御弁等の制御弁を駆動するための
空気系を2重化した制御弁の制御方式に関し、更に具体
的にはPWRプラントの主給水制御弁の制御方式に係
る。
【0002】
【従来の技術】従来よりPWRプラント(加圧水型原子
炉)では安全性を考慮して主給水制御弁を駆動するため
の空気系(空気調節部)を制御側と待機側に2重化して
している。即ち前記PWRプラントの主給水制御弁の制
御装置を図2に基づいて簡単に説明するに、1は主給水
制御弁でダイアフラムによりその開弁度を制御可能に構
成されている。ダイアフラム5は制御側の空気調整部2
0A、20Bと待機側の空気調整部を交互に切換えて制
御される。Bは切換リレーで、開度設定器12より10
0%開度信号と、不図示の制御装置よりの開度制御信号
13を切換信号11により適宜切換えながら対応する空
気調整部20A、20Bの電空変換器2に所定の信号を
送信する。
【0003】尚、夫々の空気調整部20A、20Bは前
記電空変換器2とポジショナパイロット3とブースタリ
レー4とを含み、切換リレーBよりの電機信号(制御信
号若しくは100%開度信号)が前記電空変換器2で空
気信号に変換され、ポジショナパイロット3で電空変換
器2からの入力信号と主給水制御弁1からの弁リフトフ
ィードバック偏差に応じた空気圧を生み出し、その空気
圧をブースタリレー4で増幅して、切換信号11により
切換制御されたスプール弁6を介してダイアフラムに入
圧されるものである。又矢印は電機信号回路と空気回路
を区別するために、空気回路の流れには矢印線上に
「〃」を設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる装置において、
通常給水制御弁1の待機側の空気調整部20Aは、該空
気調整部20Aのポジショナパイロット3をを振切らせ
てしまうことで非使用時の摩耗を避ける為に、開度設定
器12により絶えず100%出力で待機している。一
方、制御側の空気調整部20Bはプラントにより値は異
なるが、一般的に約55%程度で制御されている。この
状態で制御側を空気調整部20Bから100%の出力状
態にある待機側の空気調整部20Aを切換えると、制御
信号が電空変換器2よりポジショナパイロット3出力を
100%(待機状態)から55%に(制御信号出力)に
落とすわけであるが、前記切換直後のポジショナパイロ
ット3出力は100%である為に、その出力がダイアフ
ラム5を介して給水制御弁1に作用し、結果として給水
流量が一時的に増大しプラントに対し外乱となり安定し
たプラント制御が出来ない場合がある。
【0005】本発明はかかる技術的課題に鑑み、前記空
気調節部を切換えてもプラントに対する影響を最小抑え
ることを可能とする二重化空気調節部の切換え方式、特
に制御弁を駆動するための空気系を2重化した給水制御
弁の制御方式を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
空気調節部を制御側と待機側に2重化してなる二重化空
気調節部の切換え方式において、前記空気調節部を制御
側から待機側に切換える際に、制御信号を一次的にトラ
ッキングしてから切換えることを特徴とするものであ
る。尚、本発明は制御側と待機側に2重化してなる空気
調節部を有するものであれば、その調節対象は後記する
制御弁に限定されることなく、空気圧制御される各種制
御機器に適用可能である。
【0007】請求項2記載の発明は、制御弁を駆動する
ための空気系を制御側と待機側に2重化した制御弁の制
御方式において、前記空気系を制御側から待機側に切換
える際に、待機側の出力を100%待機状態から制御信
号にトラッキングさせ、制御側に出力を合せ込んでおい
てから待機側に切換えることを特徴とするものである。
従って本発明も制御弁が下記実施例に記載されるように
必ずしも給水制御弁1に限定されず、空気圧により制御
される各種流体弁を含む。
【0008】かかるいずれの発明も待機状態と制御状態
で出力落差が大きい場合でも、前記空気系(空気調整部
20A、20B)を55%程度の制御側から100%の
待機側に切換える際に、待機側の出力を100%待機状
態から切換直前に、55%程度の制御信号に出力を合せ
込んでおいてから待機側に切換える為、給水流量が一時
的に増大することなく継続して55%程度の制御状態を
維持出来、結果としてプラントに対し外乱となる事なく
り安定したプラント制御が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態を説明する。但し、この実施形態に記載されている
構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に
特定的な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそれに
限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。図1
は本発明の実施形態に係るPWRプラントの主給水制御
弁の制御装置を示し、図2の従来技術と同様に、1は主
給水制御弁、5はダイアフラム、6はスプール弁で、こ
れらの構成は図2に示す構成と同様である。図1におい
て切換リレーは前記図2に示す切換リレーBとともに、
該切換リレーBの上流側に第2の切換リレーAを設けて
いる。切換信号11ラインは、切換リレーBに導く第1
切換信号ライン11Aと、第2の切換リレーAに導く第
2切換信号ライン11Bとを設け、第1切換信号ライン
11Aにはオンディレイタイマ8とオフディレイタイマ
7とを直列接続し、一方第2切換信号ライン11Bには
ワンショットタイマ9と、ノットゲート10を付設した
ワンショットタイマ9’とを並列接続する。このように
ディレイタイマ8、7とワンショットタイマ9,9’を
夫々2つづつ設けるのは切換信号11がオフからオン、
オンからオフへの切換タイミングを利用しているためで
ある。(図3参照)
【0010】次にかかる構成に基づく実施形態の作用を
説明する。尚、図1中の〜の信号は、図3の夫々の
信号出力と対応する位置に付記している。通常時は制御
信号が切換リレーBを介して制御側空気調節部20Bの
電空変換器2に入っており、給水制御弁1を55%の開
弁度になるように制御している。一方待機側空気調節部
20Aは、開度設定器12の100%信号が切換リレー
A、及び切換リレーBを介して電空変換器2に入り、ポ
ジショナパイロット3が絶えず100%の出力状態で待
機している。この状態から空気調節部20A→20Bの
切換を行うと、オフからオンへの切換タイミングを利用
した切換え信号が信号ライン11A及び11Bに入力さ
れると(図3参照)、先ず切換えリレーB及びスプー
ル弁6へ導かれる信号ライン11Bの信号はディレイタ
イマ8により所定時間T遅延される。(図3参照)
【0011】一方信号ライン11Aに流れた切換え信号
はワンショットタイマ9により所定パルス時間P切換え
リレーAに入力され(図3参照)、この結果切換えリ
レーAが前記パルス時間Pだけ制御信号が切換えリレー
A及びBを介して待機側の電空変換器2に入り(図3
参照)、ポジショナパイロット3を前もって100%の
出力状態から55%の出力状態に変更しておく。前記の
状態で待機していると、ディレイタイマ8,7による所
定時間Tがカウントアップされ、遅延された切換信号1
1がスプール弁6とともに切換えリレーBに入ると、正
規の切換え動作が行われ(図3参照)、待機側空気調
節部20Aにより給水制御弁1が制御され、一方制御側
の空気調節部20Bはポジショナパイロット3を55%
の出力状態から100%の出力状態に切換え後、待機状
態に移行する。(図3参照)
【0012】この際待機側空気調節部20Aのポジショ
ナパイロット3は前記切換えリレーAの予備操作により
前もって100%の出力状態から55%の出力状態に変
更してある為に、言換えればポジショナパイロット3の
偏差がなくなったところで、切換わるために、プラント
に対し外乱となることはない。尚、ディレイタイマ8,
7の遅延時間Tはワンショットタイマ9,9’のパルス
時間Pとほぼ同等か若しくはワンショットタイマ9,
9’のパルス時間Pの方を僅かに大に設定するのが良
い。
【0013】元に戻り、前記の操作後、制御状態にある
前記空気調整部20Aが再度待機状態に復帰する場合
は、オンからオフへの切換タイミングを利用した切換え
信号を用いるために、オフディレイタイマ7と、ノット
ゲート10を付設したワンショットタイマ9’とにより
前記と同様な動作を行う。以下前記動作を繰返す。
【0014】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば、待機
側の空気調節部の出力を制御側への切換え直前で100
%出力からその時の制御出力に合せ込み、その後切換え
ることが出来るため、プラントによる外乱を最小限に抑
えることが出来、運転員及び保守員の負担を大幅に低減
できる。又切換え直前まで100%待機状態を維持出来
るために、非使用時のポジショナパイロットの摩耗を避
けることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るPWRプラントの主給
水制御弁の制御装置を示す概略ブロック図である。
【図2】従来技術に係るPWRプラントの主給水制御弁
の制御装置を示す概略ブロック図である。
【図3】図1のタイムチャート図である。
【符号の説明】
1 主給水制御弁 2 電空変換器 3 ポジショナパイロット 4 ブースタリレー 5 ダイアフラム 6 スプール弁 7 オフディレイタイマ 8 オンディレイタイマ 9 ワンショットタイマ 10 ノットゲート B 第1の切換リレー A 第2の切換リレー 11 切換信号 11A 第1切換信号ライン 11B 第2切換信号ライン 12 開度設定器 20A、20B 空気調整部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調節部を制御側と待機側に2重化し
    てなる二重化空気調節部の切換え方式において、 前記空気調節部を制御側から待機側に切換える際に、制
    御信号を一次的にトラッキングしてから切換えることを
    特徴とする二重化空気調節部の切換え方式。
  2. 【請求項2】 制御弁を駆動するための空気系を制御側
    と待機側に2重化した制御弁の制御方式において、 前記空気系を制御側から待機側に切換える際に、待機側
    の出力を100%待機状態から制御信号にトラッキング
    させ、制御側に出力を合せ込んでおいてから待機側に切
    換えることを特徴とする制御弁の制御方式。
JP8227385A 1996-08-12 1996-08-12 二重化空気調節部の切換え方式、及び制御弁を駆動するための空気系を2重化した制御弁の制御方式 Withdrawn JPH1061815A (ja)

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JP8227385A JPH1061815A (ja) 1996-08-12 1996-08-12 二重化空気調節部の切換え方式、及び制御弁を駆動するための空気系を2重化した制御弁の制御方式

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ID=16859997

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JP8227385A Withdrawn JPH1061815A (ja) 1996-08-12 1996-08-12 二重化空気調節部の切換え方式、及び制御弁を駆動するための空気系を2重化した制御弁の制御方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008503010A (ja) * 2004-06-14 2008-01-31 フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー 電空制御システムのためのフィードバック制御の方法および装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008503010A (ja) * 2004-06-14 2008-01-31 フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー 電空制御システムのためのフィードバック制御の方法および装置

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Effective date: 20031104