JPH1061494A - ロータに偶発的偏心が現われた後に航空機用ターボエンジンの運転を維持するための方法及びベアリングサポート - Google Patents
ロータに偶発的偏心が現われた後に航空機用ターボエンジンの運転を維持するための方法及びベアリングサポートInfo
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Abstract
ロータの偶発的偏心が現われた時でも、航空機用ターボ
エンジンの運転を維持することができる方法及び装置を
提供する。 【解決手段】 少なくとも二つの柔軟性レベル(35、
36)を有する少なくとも一つのベアリングサポート
(17)によってロータを保持し、羽根(7)の頂点
(8)とケース(10)の内壁(9a)との間の遊びE
を大きくし、脆弱な連結エレメント(30)の破断によ
って、予め設定された最小値より大きい偏心が現われた
後に、ベアリングサポート(17)を通常剛性レベル
(35)から低い剛性レベル(36)に移行する。
Description
衝撃によるブロワの羽根の破断によって引き起こされる
ロータの偶発的偏心いが現われた後に、航空機用タービ
ンエンジンの低速運転状態を維持するための方法を提案
する。
特別に設計されたベアリングサポートで構成される装置
を提案する。
の偏心は、遠心回転力を引き起こし、この回転力が、ベ
アリング及びベアリングサポートを介して、ターボエン
ジンの構造に、また偏心が非常に大きい場合にはロータ
とステータの接点の構造に、さらには航空機の構造に伝
わってしまう。偏心には2種類ある。製造上の偏心と偶
発的偏心である。製造上の偏心は、無視できないほど大
きいものであったとしても、ロータの製造に注意を払う
ことによって小さな値に戻すことができる。偶発的偏心
は主に、羽根の破断によるものである。これらの偏心は
大きい場合もあり、ターボエンジンと航空機の構造が破
壊されないように、直ちにターボエンジンを停止させる
必要があるような非常に大きな値をとる恐れがある回転
力を引き起こすこともある。羽根の破断は、ターボエン
ジンの空気取入れ口の中に鳥のような異物が偶然入り込
んでしまったことによって、航空機の離陸及び着陸段階
中に主に地面の付近で起きる。このような事故によっ
て、ターボエンジンを直ちに停止させることが必要とな
り、その結果こうした状況の中で航空機がクラッシュさ
れる危険もある。したがって解決すべき第一の問題は、
たとえば羽根の破断によって偏心が生じたとしても、少
なくとも限られた時間は、小さい推力で、航空機が着陸
するまで、ターボエンジンの運転を維持することにあ
る。
重流束」型と呼ばれており、特に亜音速ターボエンジン
において必要最小限の推進力を確保する「ブロワ」と呼
ばれる第一段の回転羽根を備えている。ブロワのこれら
の羽根は非常に脆い。なぜなら、それらはターボエンジ
ンのすぐ前に取付けられ、大きくて薄く、一端はロータ
によって保持されているのに対して、ロータの周辺にあ
るもう一端は自由になっているからである。破断は通
常、羽根の自由端に向かって生じるとしても、羽根が大
きいことから生じる偏心も大きくなる恐れがある。目安
として、二重流束型ターボエンジンにおいては、構造上
の弾性と、その結果として生じる共振現象を計算に入れ
ると、偏心は3〜4kg・mに達し、回転応力は1分間
に5000回転でおよそ105DaNになる。したがっ
て、第二の問題は、これほど大きな偏心があってもター
ボエンジンの運転を維持することにある。
改善するためには、回転している羽根と、前記の回転羽
根の正面にあるケースの内壁との間のエアの漏れを小さ
くする必要がある。そのためには、内壁と羽根との間の
遊びを大きくし、さらに、内壁に、羽根に影響を与える
のに十分な厚みの摩耗材と呼ばれる柔らかい材料を張
る。羽根は、回転しながら、この摩耗型材料を平らに削
り、ロータの正確な寸法に厚みを調整することによっ
て、エアの漏れを最小限に抑える。したがって、第三の
問題は、ターボエンジンの通常運転中にこうした漏れが
大きくならないようにすることにある。
上の偏心を有するものであり、ブロワの直径が大きく、
また重くなるほどその偏心も大きいものとなる。回転中
は、ターボエンジンの構造の自然の弾性に関連している
この偏心が、ロータと構造のアセンブリに固有のモード
に対応する共振点をともなう径方向及び遠心性の回転力
を引き起こし、この回転力がエンジンの構造とベアリン
グの加速的な疲労を引き起こす。このことを解消するた
め、ロータのベアリング、とりわけその前方ベアリング
は、通常、弾性ベアリングサポートによって保持されて
おり、その主な結果として、振動が小さくなるととも
に、構造に伝わる応力も小さくなる。EP63 993
号には、放射平面においてストローク型の弾性エレメン
トを備えているこのようなベアリングが紹介されている
が、この弾性エレメントは、ケージロータを形成する目
透かしされた円錐台(tronc de cone ajoure)の形をし
ている。ただし、この弾性エレメントのストロークは、
それ自体もまた円錐台の形をしている堅固なエレメント
によって放射方向に限定されている。
うなベアリングは、ロータの放射方向の振動の振幅を大
きくさせてしまい、その結果エアの漏れの発生源である
摩耗材を必要以上に削ってしまうという欠点を有してい
る。実際に、技術者は結局、ロータの製造上の小さな偏
心の結果生じる振動を小さくするために、必要最小限度
までこのようなベアリングの弾性を制限しなければなら
ない。その結果、このベアリングは、ロータの偶発的偏
心によって生じた問題を解決することができない。
付されたUS69 196号出願にもとづく優先権を主
張するFR2 463 853号から、通常は堅固であ
るが、羽根の破断の結果生じる大きな偏心の影響で連結
エレメントが破断することによって解放されるベアリン
グサポートを備えたターボエンジンが知られている。こ
うしたターボエンジンでは、ケースの中の回転ロータの
遊びは増大し、この遊びはより厚みのある摩耗材で塞が
れる。この場合ロータは、この新しい慣性軸の周りを回
転しようとし、その結果、ターボエンジンの構造に加え
られる応力や偏心が小さくなる。しかしながら、このよ
うな装置は、効果的な緩衝材が取付けられている場合に
のみ正確に作動することができる。このような緩衝材
は、この特許においては、互いに対して可動な、油膜に
よって隔てられているセグメントによって保持される。
しかしこの装置は、航空機用の大型ターボエンジンにお
いてはほとんど考えられない。なぜなら、大型ターボエ
ンジンは、質量や規模が極端に大きな緩衝手段と、炭化
を引き起こす恐れがある加熱からオイルを守るために大
きな冷却手段を必要とするからである。
じる大きな偏心の影響で連結エレメントが破断すること
によって同じように解放されるベアリングサポートをタ
ーボエンジンに備えるといったブロワ段に適合した解決
策が知られている。この場合、ケースの中の回転ブロワ
は、より小さな遊びを有しており、摩耗材で塞がれてい
る。羽根の破断及びベアリングの解放後、その新しい慣
性軸の周りを回転しようとするブロワは、摩耗材を平ら
に削り、羽根の頂点によってケースに支えられている。
このとき、このケースがブロワの回転を誘導し、その結
果ベアリングの機能が確立される。このような解決策に
よって、非常に限定された時間だけブロワを回転させ、
その結果エンジンからわずかでも推力を得ることができ
る。ケースは堅固なので、この解決策は固有モードを高
い回転速度の方へ移動させる。この結果、低速では回転
力は低下するが、高速ではこの同じ回転力が大きくな
る。この力は、たとえば1分間に5000回転で105
DaNに達することもある。しかし、この解決策には以
下の四つの欠点がある。
界時、すなわち、離陸の時に発生するのに対して、ター
ボエンジンは最大推力を与えるために最大速度で回転す
る。
よって大きなエネルギーが発生する。このエネルギー
が、ブレードの横方向に沿って羽根を振動させ、その結
果、前記の羽根のさらに大きな破断及び火災の危険を生
じる恐れがある。
常に短時間しか許容可能でない。
に、ケースが補強されなければならない。そのためケー
スの質量とコストが増大する。さらに、US4 527
910号によって、ケージロータ型の弾性エレメント
を有するベアリングサポートが知られているが、この弾
性エレメントのストロークは固定クラウンによって限定
され、こうして発生したエネルギーは粘着性のある緩衝
材によって制限される。固定リムは、それ自体、その連
結エレメントの破断によって解放され、そのため、より
大きなストロークを許容でき、エネルギーは部分的に第
二の粘着性緩衝材によって吸収される。すでに見たよう
に、このような解決策は、航空機用の大型ターボエンジ
ンにおいてはほとんど考えられない。なぜなら、そのよ
うなターボエンジンは、寸法についても質量についても
並外れた大きさの緩衝材エレメントを必要とするからで
ある。
的な偏心が現われた後にも、航空機用ターボエンジン
が、低速飛行速度V1以上のロータの回転速度で運転し
続けることができるような方法と、その方法の実施のた
めに特別に設計された装置を提案している。本発明は、
ロータがベアリングに取付けられ、その周辺に羽根を備
え、それらの羽根がケースの内側を移動し、羽根の頂点
とケースの内壁との間の径方向の遊びEが、必ずしも必
要というわけではないが、通常は、摩耗型被覆によって
覆われているターボエンジンに適用される。このような
ターボエンジンにおいては、ロータの固有モードは通常
運転においてはV1より大きい。
ようにして得られる。
ち、V1より大きいロータの固有モードに対応する通常
の剛性レベルと、少なくともV1より小さいロータの固
有モードに対応する低い剛性レベルを有する少なくとも
一つのベアリングサポートを介してロータを保持する。
ータの径方向の移動に対応する値D以上の遊びEを設け
る。前記ロータは、低い剛性レベルでベアリングサポー
トによって保持され、ロータは速度V1で回転する。
ルを、最小限の予め設定された偏心が現われた後に低い
剛性レベルに移行させる。
心がロータに現われない限り、通常条件で作動する。偏
心が現われた後、ベアリングサポートの通常の剛性レベ
ルから低い剛性レベルへの移行は、V1より小さい速度
におけるロータの固有モードの低下を引き起こし、その
結果、V1より大きい速度において、ターボエンジンの
構造に対してロータによって伝達される回転力Fが低下
し、さらに結果的に、これらの速度でのターボエンジン
の運転が可能になる。
トは、ターボエンジンのブロワ段を保持するサポートと
なる。というのも、この段はとりわけ異物の衝撃や、そ
の影響で羽根の損壊にさらされるからである。
から低い剛性レベルへの移行は、予め設定された最小限
の偏心の影響で、脆弱な連結エレメントの破断によって
行われる。
できるベアリングサポートを提案している。このような
ベアリングサポートは、平行に作用し、それぞれがエン
ジンの構造にベアリングをつなげるN>1個の弾性エレ
メントを備えており、N−1個の弾性エレメントは、脆
弱な、すなわち予め設定した最小レベルを超えてしまっ
た偏心によって生じた径方向応力の影響によって破断す
る恐れがある連結エレメントを用いてこの連結を行な
う。
弾性エレメントは、ドラム缶形あるいは円筒形や円錐形
の薄壁の形で同心であり、一方の側はそれらの先端によ
ってエンジンの構造に連結され、他方の側はベアリング
に連結されている。この連結は一方では恒久的なもので
あるが、他方ではN−1個のエレメントについては脆弱
である。これらのエレメントは軸方向に配置されてお
り、ロータの軸への放射面においてせん断及び引っ張り
応力の作用による破断の影響を受けやすい。
る。
は連動している。弾性エレメントの剛性は、ベアリング
の剛性が最大になり、ちょうど製造上不可避である偏心
によって生じる小さな回転力を吸収することができるよ
うに加えられる。ベアリングによってしっかり回転誘導
されるロータは、取付け後の最初の何回かの回転のとき
にケースの摩耗材を平らに削り、この摩耗材の中にちょ
うど十分な移行を生じさせ、その結果、エアの漏れをで
きるだけ抑えるとともに、通常運転におけるターボエン
ジンの最良効率を維持することができる。
用によって、脆弱な連結エレメントは破断し、対応する
弾性エレメントはもはや作用せず、ベアリングサポート
は径方向で、より柔軟になってしまう。この軟化は、以
下の二つの重大な影響とともに、ロータの固有モードを
低い回転速度の方向へ移動させる。
さくなる。
での回転力が小さくなり、そのため、少なくとも限られ
た時間中は、ターボエンジンの低下した運転と推力の維
持が可能になり、このことは、飛行領域においては、V
1という低速飛行からV2という最大定格飛行への移行
となる。
方向の移動の振幅Dを「遊びの消費量(consmmations d
e jeu)」と呼ぶ。この振幅は、平らに削られた摩耗材
の厚みに等しい。低下した運転中及びV<V1の時に
は、ステータに対するロータの遊びの消費は、特にベア
リングサポートの柔軟性と偶発的偏心の大きさとともに
増大する。このため、技術者は、ロータが脆弱なエレメ
ントが破断した後に常にベアリングによって回転誘導さ
れ、その結果ケースと接触しないようにするために、羽
根の頂点とケースの内壁との間の十分な遊びEを定め
る。少なくとも、その飛行領域におけるターボエンジン
の通常回転速度及び予め設定された損傷度については、
この遊びEが定められ、このように本発明によって得ら
れる効果は保持される。
介されているベアリングと同一視できるものではない。
というのも、このようなベアリングにおいては、脆弱な
連結は存在せず、柔軟なエレメントの径方向の逸脱を制
限するために、固有モードを超えた場合あるいは偏心の
場合には、柔軟なエレメントを取り囲む堅固なエレメン
トが働きかける。その結果、固有モードが大きい回転速
度に向けて移動するとともに、偏心の結果生じる回転力
がそれに対応して増大する。この点は、本発明によって
生じる効果及び本発明によって得られる結果に反するも
のである。
10号によって紹介されているベアリングと同一視でき
るものではない。というのも、このようなベアリング
は、いかなる状況でも有効であり続ける唯一つの柔軟な
エレメントしか備えておらず、脆弱な連結は、振動の緩
衝材に対してのみ働きかけることができるからである。
このようなベアリングはまた、ブロワの回転誘導を放射
方向に軟化させることができず、本発明とは反対に、偶
発的な偏心が現われた後にこのブロワの固有モードを低
下させることもできない。それに加えて、粘着性の緩衝
手段によって、大型ターボエンジンではこのベアリング
を使用できない。
した後に、本発明によるベアリングサポートによって保
持されているベアリングの厳密な軸方向の位置決定手段
を追加する必要なく、低速運転を維持できる点である。
この維持は、少なくともそれ自体は脆弱な連結部を備え
ていない弾性エレメントによって確立される。FR24
63 853号によって紹介されている装置とは反対
に、この維持は摩擦が起きずに行われるので、本発明に
合致しているベアリングサポートは、羽根自体の軸方向
の位置決定を維持し、このシャフトに加えられる軸方向
の推力を取り戻すために、スラスト作用型のベアリング
と協働で使用することができる。
ンのブロワ段への適用に非常に適しており、前記のブロ
ワ段は、スラスト作用型の、一般にはボール型の大型ベ
アリング上で軸回転する。またこのブロワ段がターボエ
ンジンの推力の主要部分を発生し、この推力は、低速運
転であっても、前記ベアリングと前記ベアリングサポー
トによってターボエンジンの構造に伝達される。
とは反対に、脆弱な連結部が破断した後に熱的散逸が起
きない点である。これによって、大型ターボエンジン上
に、補足的な冷却手段を配置しないで済む。もう一つの
利点は、増大した遊びE5と、その結果生じる質量の減
少からくるゲインによってロータとステータの相互作用
の危険が減少する点である。
ては、ほとんどコストがかからず、一般的な形を有して
おり、大きさ及びベアリングとターボエンジンの構造へ
の連結手段が、ターボエンジン上で通常使用されている
従来のベアリングサポートと非常に似通っている単純な
ベアリングサポートを使用するという利点を有してい
る。結果的に、本発明は、構造を手直しすることなくタ
ーボエンジンに適用することができる。
るために、実施の形態の詳細、得られる結果、さらに添
付の図面を以下に説明する。
ジンのブロワ段を表す図である。
の弾性特性を示すグラフである。横座標はベアリングの
径方向変形を引き起こす回転力Fを表し、縦座標はベア
リングの対応する径方向の変位Dを表す。
サポートのさまざまなタイプに応じて、ロータによって
ベアリングに加えられる回転力Fを示すグラフである。
縦座標の回転力Fの単位はデカニュートン(DaN)で
あり、横座標の回転速度Vの単位は1分当りの回転数
(tr/Mn)である。
に出されたベアリングサポートの回転速度Vに応じて、
ステータに対するロータの遊びの消費量を示すグラフで
ある。遊びの消費Dは縦座標に表され、横座標に表され
ている回転速度Vは、図3と同じ目盛りで一分当りの回
転数(tr/Mn)を単位とする。
ンは、大型の亜音速輸送用航空機で通常使用されている
「二重流束型」とよばれるタイプである。このようなタ
ーボエンジンは、技術者に良く知られているものである
ので、説明を簡潔にするために、本発明の正確な理解に
必要なこのターボエンジンの構成要素のみについてここ
で説明する。
その中央部分に、幾何的回転軸3の周囲を回転するシャ
フト2を有し、その周辺部分には、特にシャフト2に連
動しているブロワの一つの段4を有する。前記のブロワ
段4は、エア取り入れ用のテーパ5によってターボエン
ジンの前方に向かって延びる。ブロワ段4は、その前方
部分に、シャフト4に連動しているリム6、及びリム6
の周辺に径方向に配置されたいわゆるブロワの複数の羽
根7を備えている。羽根7の頂点8は、ブロワ段4を取
り囲むケース10の内壁9の付近にくる。羽根7の頂点
8の正面に位置している内壁9の部分9aは、摩耗型被
覆11で覆われており、この被覆の内壁12はロータ1
の最初の回転時に羽根の頂点8によって平削りされる。
ただし、この内壁12は、おおよそケース10の内壁9
の延長線内に留まっている。このように羽根7の頂点8
と摩耗材11の内壁12との間に構成される小さな遊び
をeとする。また、羽根7の頂点8とケース10の内壁
9aとの間の遊びをEとすると、遊びEは、ターボエン
ジンの通常運転中には摩耗材11によって覆われる。
軸3に沿って回転しながら、リム6の周辺14によって
延長されるエア取入れテーパ5とケース10の内壁9と
の間で前方から後方へ向かってエアの流れ13を発生
し、このエアの流れがターボエンジンによって発生する
推力を発生することがわかる。さらに、遊びeは同じエ
アの流れの漏れを発生させ、この遊びeは、ターボエン
ジンの通常運転においては、ブロワ段4の効率を悪くさ
せないように小さくならなければならないことがわか
る。
は、幾何軸3に沿って回転誘導され、ベアリングサポー
ト17を介してターボエンジンの構造16に連動するボ
ール型ベアリング15によって並進位置に置かれてい
る。このベアリング15は、ブロワ段4のすぐ後方に配
置されている。シャフト2もまた、もう一つのベアリン
グサポート19を介して、ターボエンジンの構造16に
連動するローラベアリング18によってターボエンジン
の後方に誘導される。
りを回転する一般的形状を有する。このベアリングサポ
ート17は、大きな底面21aが、複数のボルト23に
よってターボエンジンの構造16に固定されているフラ
ンジ22によって外側に向かって径方向に延びる円錐台
形の柔軟な壁面21で構成される柔軟な第一のエレメン
ト20を有する。柔軟な壁面21の小さい底面21b
は、ベアリング15を外輪によって締め付ける機構24
によって軸方向に延び、柔軟で薄いフランジ25によっ
て外側に向かって径方向に延びる。
おいては、各々幾何軸の平座金の形を有し、したがっ
て、軸3に対して垂直な面内に配置されている。前記フ
ランジ22と25は、各々、内側円周によって、それぞ
れ円錐台形壁面21の大きな底面21aと小さな底面2
1bに連動している。
面27aが、同じボルト23によってターボエンジンの
構造16に固定されているフランジ28によって外側に
向かって径方向に延びる円錐台形の柔軟な壁面27で構
成される柔軟な第二のエレメント26を有し、フランジ
28はフランジ22に支えられている。柔軟な壁面27
の小さい底面27bは、小さな遊びとともにフランジ2
5の正面にくる第二のフランジ29によって内側に向か
って径方向に延びている。
おいては、各々幾何軸3の平座金の形を有しており、し
たがって、軸3に対して垂直な面内に配置されている。
前記フランジ28は、その内側円周によって、壁面27
の大きな底面27aに連動しており、一方、フランジ2
9は、その外側円周によって、壁面27の小さな底面2
7bに連動している。
ベアリング15上に加えられる予め設定された径方向応
力Fの影響で破断する恐れのある連結エレメント30に
よって連動するようになっている。脆弱なエレメント3
0は、たとえば、断面が、切断を引き起こすはずの応力
Fに応じて計算され弱くなる幾何軸3に平行に配置され
ているボルトとすることができる。
である。通常運転においては、脆弱な連結エレメント3
0は、破断せず、ベアリング15が、柔軟な壁面21と
27を介して同時に保持されるように、フランジ25と
29を互いに結び付けている。それらの壁面の剛性は互
いに加算され、ターボエンジンの構造16の剛性と組み
合わされる。この剛性は大きく、羽根7の頂点8と摩耗
材11の内壁12との間の空間eが最小となるように、
製造上の小さな偏心の結果生じる応力Fをちょうど吸収
することができ、それによって、エアの漏れをできるだ
け小さくすることができる。
によって予め設定された最小値を超えてしまうと、脆弱
な連結エレメント30が破断し、柔軟なエレメント26
はもはやベアリング15の保持に寄与することができな
くなる。ただし、この機能は、唯一柔軟なエレメント2
0によってのみ確立され続ける。したがって、ベアリン
グ15は、径方向に保持され、柔軟エレメント20の剛
性である低い剛性がターボエンジンの構造16の剛性と
組み合わされる。シャフト2の径方向移動の振幅Dは増
大し、フランジ25は、幾何軸3に対する垂直面に沿っ
て、フランジ29に対して移動する。
ど同じとすることができる。好都合なことに、小さな底
面27bの直径を小さな底面21bよりはるかに大きく
し、底面21bまたは27bのいずれか一方に連結エレ
メント30を近づける。この結果、フランジ25または
29のいずれか一方を、縁の付近に連結しながらも、そ
の径方向の幅を増大させることができる。このより幅広
いフランジ25あるいは29は、軸方向に、すなわち幾
何軸に平行な方向に、より柔軟である。その結果、脆弱
な連結エレメント30に加えられる軸方向の応力が小さ
くなる。
ジ29の前方に位置する。そのために、脆弱な連結部3
0が破断した後も、ブロワ段4は大きな推力を確保し続
け、ターボエンジンの前方に向かってシャフト2とベア
リング15を引っ張ろうとするので、フランジ25は、
軸方向に沿って、壁面21の残された柔軟性によって前
方にわずかに移動する。このときフランジ29と接触し
ないフランジ25は、ロータが偶発的偏心の作用によっ
て幾何軸3に垂直な面内を移動する時、このフランジ2
9と摩擦を起こさない。そのために、フランジ25と2
9の正面にある面が互いにこすれ合うことによる摩耗、
及びベアリング15とそのサポート17がさらに加熱さ
れるような熱の大幅な放出も防ぐことができる。このよ
うな加熱は、非常に大きな外力を加えられ続けるこれら
二つの機構15と17の機械的耐性を損なうものであ
る。
置している場合には、柔軟なエレメント20と26を組
み合わせることができるように、フランジ25と29の
中でそれらの円周に沿って、相補的な形状の突起と溝と
が交互になるように切込みを入れる。エレメント27
が、軸3に沿って前方から後方へ並進運動することによ
って、エレメント20の周りにくると、各フランジの突
起部は、もう一方のフランジの溝を通ることができる。
フランジ22と28が接触すると、フランジ25と29
の突起部、ならびに連結エレメント23と30を通す穴
が互いに正面にくるように、エレメント26を軸3の周
囲でエレメント20に対して軸回転させるだけよい。
径方向の変位Dにともなって、羽根7の頂点8の軌道が
ほぼ同等に移動する。この径方向の変位Dに組み合わさ
れたブロワ段4の回転の作用により、羽根7の頂点8
は、径方向の変位Dに等しい深さで摩耗材11を平削り
する。技術者は、自らの計算方法と通常の実験によっ
て、頂点8がケース10の内壁9aに接触しないように
するのに十分な遊びE>Dを定める。これはまた、予め
設定された最大偏心と予め設定されたブロワ段4の回転
速度の範囲について、唯一有効であり続ける柔軟なエレ
メント20の剛性に応じて、さらにロータ2とターボエ
ンジンの構造16の独自の特性に応じて定められるもの
である。
ジンの運転維持を可能にしたいと考えている最大偏心に
応じて遊びEの寸法決めをすることになることがわか
る。
内側で回転する低圧コンプレッサ32のような実用的ア
センブリに統合された複数の羽根段31を有する。前記
コンプレッサ32は、ブロワ段4の後方に、つまり後部
ベアリング18のすぐそばに位置する。ブロワ段4の径
方向移動は、他の段31の各々の径方向の移動に影響を
与えるので、技術者は同じ要領で、これらの段31の羽
根の頂点と、それらを取り囲むケースの内壁33との間
に十分な遊びを設け、この遊びは同じ要領で摩耗材によ
って覆われる。
ーボエンジンの通常運転中の回転応力Fに応じたベアリ
ング15の径方向変位Dを表す。ベアリングサポートの
弾性変形の作用によって、この移動は直線的なものとな
り、非常に小さい値のままであり、それはロータの製造
上の偏心を吸収するのにちょうど十分である。回転力F
が、ベアリングサポート17とターボエンジンの運転を
変えようとする起点となる最小偏心に対応する予め設定
された限界値Foに達すると、脆弱エレメントが破断
し、ベアリングはより柔軟になる。Fに応じた変位D
は、傾きD/Fが右側部分35の傾きよりはるかに大き
い半直線36によって表されている。
座標の値はロータ1の回転速度を表す。低速飛行速度を
V1=2000tr/mn(1分当りの回転数)とし、
離陸時に使用される最大定格飛行に対応する最高速度を
V2=5000tr/mnとする。エンジンは、航空機
の飛行中にこのように定められた範囲内で使用される。
縦座標の値は、ロータ1が、ベアリング15とベアリン
グサポート17を介して構造16に対して加えるDaN
(デカニュートン)を単位とする回転応力Fを表してい
る。曲線の集合は、おおよそ、ブロワの羽根の上部3分
の1の破断に対応する3kg・mの偏心について与えら
れている。
の内壁9aとの間の小さい遊びEを有する従来のベアリ
ングサポート17の場合における回転力Fを表してい
る。回転力Fの作用の下で、ベアリングサポート17と
構造16は、弾性的に変形し、さらに羽根7の頂点8は
摩耗材11を平削りし、内壁9aと接触してしまう。こ
のときケース10は、ベアリング15と協働してブロワ
段4の補足的誘導を行なう。これらの条件においては誘
導の径方向剛性は大きくなり、構造16の剛性に組み合
わされたベアリングサポート17の剛性分が加えられた
ケース10の剛性に対応する。この結果、ロータ1の固
有モード40aが最大速度V2を超えるまで移動するこ
とになる。それにもかかわらず、回転力Fは5000t
r/mnでは100・103DaNに達し、2000t
r/mnを超えると25・103DaNより大きいまま
となる。ターボエンジンの構造16及び航空機の構造に
よってこのような回転力を支えるのは難しく、結局パイ
ロットはできるだけ迅速にエンジンを停止しなければな
らない。
をもち、羽根7の頂点8がケース10の内壁9aと摩擦
しないようにするのに十分な遊びEを有する場合の同じ
回転力を表している。固有モード41aは、この例にお
いては、V1−V2の飛行領域の低い方から3分の1の
ところに位置する。回転力Fは飛行領域においては25
・103DaNより大きいままとなり、この例では飛行
領域の低い方から3分の1に位置している固有モード4
1aでは100・103DaNに達する。したがって、
単に遊びEを大きくしただけでは、問題は解決しない。
ベルの柔軟性について、本発明によるベアリングサポー
ト17による回転力Fを表す。脆弱な連結部30は破断
し、遊びEは、羽根7の頂点8がケース10の内壁9a
と摩擦しないようにするのに十分大きいことが前提とな
る。
線42から43に向かって、また曲線43から44に向
かって、少しずつ大きくなっていることから、対応する
固有モード42a、43a、44aは低速飛行V1より
さらに低くなる。結果は、回転力Fが、V1−V2飛行
領域において低下し、曲線42の場合には8DaNで2
4の範囲、曲線43の場合には4.4DaNで7.8の
範囲、曲線44の場合には2.2DaNで3.3の範囲
に含まれる。このように、回転力は、特に曲線44の場
合には、大きな割合で低下し、そのために、ターボエン
ジン及び航空機の構造に応じて最良の条件の下でサポー
トすることが可能である。回転速度Vが増大すると、回
転力FはV1−V2飛行領域においては減少することか
ら、ターボエンジンの運転は、高いレベルの飛行、特に
最高定格飛行V2において一層改善される。
の軸は、図3のグラフと同じであるが、縦座標の軸は、
幾何軸3の垂直面におけるケースに対するブロワ段4の
相対的変位Dを表す。曲線45、46、47、48、4
9はそれぞれ、図3のグラフの曲線40ないし44の条
件におけるこの変位Dを表す。変位Dは当然のことなが
ら、固有モードに対応するブロワの回転速度において最
大値となる。つまり、45a、46a、47a、48
a、49aである。
最高定格飛行V2を超えて位置決めされているので、移
動は最高定格飛行においては大きく、ターボエンジンの
使用範囲V1−V2においては回転速度とともに減少す
る。
域全体において変位Dは大きく、この飛行領域の低い方
から3分の1の部分で最大値を通る。
れの固有モード47a、48a、49aは低速定格飛行
V1より下に位置しており、変位DはV1における低速
定格飛行ではより大きくなり、回転速度が大きくなると
減少する。結局、これらの曲線は、ターボエンジンの運
転が、高速定格飛行では、とりわけ最大定格飛行V2に
おいては改善されることを示している。こうした利点
は、図3のグラフによってすでに明らかになっている。
て、速度V1で曲線47、48、49によって与えられ
る変位D以上の値、つまり遊びD1、D2、D3の消費
量を与えることになる。このように、飛行または着陸段
階では、ターボエンジンはV1を上回る速度で回転し、
羽根7の頂点8は、求められている主要な効果に従っ
て、ケース10の内壁9aとは接触しない。
ジンを停止すると、回転速度Vは固有モード47a、4
8aまたは49aを通り、この時羽根7の頂点8はケー
ス10の内壁9aと摩擦することになる点に注意しなけ
ればならない。しかしながら、この現象は重大な結果を
招くものではない。なぜなら、この現象はV1−V2飛
行領域の外でわずかな支承力で、非常に短い時間だけ発
生し、運動エネルギー以下のエネルギーの可能な散逸
は、ロータ中で、低速定格飛行V1より下に留まるから
である。また、遊びD1、D2、D3は、曲線49の場
合にD3/D4=1/3の比率で、曲線46の固有モー
ド46aに対応する遊びD4より小さいままである点が
注目される。
低下によって、対応する曲線47、48、49はもは
や、これらの遊びD1、D2またはD3におおよそ限定
されるロータの現実的な移動を表さない点が注目され
る。曲線42、43、44についても同様である。
47aまたは48a、49aの低下によって、回転力F
と径方向変位Dを低下させることができるにもかかわら
ず、技術者は、さらに好都合には、弾性エレメント20
に対して、たとえば航空機の方向の変更によって生じる
径方向の加速作用の下でロータ1の放射移動を限定する
のに十分な剛性を与えることができるように、この固有
モードをV1/4以上、できればV1/2以上の値に維
持するであろう。その結果、少なくとも予め設定された
限界値を下回る加速については、羽根7の頂点8が、ケ
ース10の内壁9aに接触することを防ぎ、結果的に航
空機の操縦性を大きくすることが可能になる。
転速度Vが大きくなると、回転力Fと径方向変位Dが減
少することを示している。このように、たとえば離陸時
に航空機が損傷したターボエンジンによって地面付近を
旋回するとき、パイロットはまた、目の前にある障害物
の上方を通り過ぎるために最大定格飛行V2までターボ
エンジンを上げるあるいは維持することができる。
びの消費量Dが、スラスト効果型ベアリング、たとえば
ボールベアリングを介して、ロータの軸方向の位置決め
を維持しながらも非常に低いレベルに下げることがで
き、この位置決めは、先述のFR2 463 853号
及びUS4 527 910号によって紹介されている
装置とは反対に、摩擦による熱の散逸がなく行われると
いう点である。したがって、本発明は、大型ターボエン
ジンにおいて補足的な冷却手段を必要とせずに使用する
ことができる。
リングサポート17は、少なくとも望ましい実施の形態
においては、一般的な形状と、ターボエンジンにおいて
通常使用されている従来タイプのベアリングに似通った
ターボエンジンの構造16とベアリング15をともなう
連結形態や寸法を有する点である。したがって、本発明
は、ターボエンジンの通常の構造を手直しすることなく
適用することができる。
ることによって、ケースとロータとの間の相互作用の危
険が小さくなる点である。
ものではない。最も重要な用途は、ブロワの羽根の破断
の防止であるとしても、また、本発明に従って、遊びE
及びベアリングサポートたとえば19を適合させること
によって、ロータの偏心の他の原因、とりわけコンプレ
ッサまたはタービンの段における羽根の破断に対しても
適用できる。
ンジンは、ベアリング18に向かってベアリング15の
さらに後方に配置されているような、シャフト2を保持
する補足的ベアリングを備えることができ、シャフト2
は軟化される。この場合には、このような配置の結果生
じる補足的ベアリングサポートは、本発明に従って好都
合に形成される。
エレメントを備えることができ、これらのエレメントの
うちのN−1個は、各々、大きくなる損傷に対して予め
備えることができるように、耐久性が大きくなっていく
脆弱な連結部を有する。
図である。
示すグラフである。
タの回転速度Vに応じた、ロータによってベアリングに
加えられる回転力Fを示すグラフである。
じたステータに対するロータの遊びの消費量を示すグラ
フである。
Claims (6)
- 【請求項1】 ロータに偶発的偏心が現われた後に航空
機用ターボエンジンの運転を維持することを可能とする
方法であって、前記運転維持は、ターボエンジンの低速
飛行速度V1以上の回転速度で行われ、前記偏心は予め
設定された最大値以下に留まり、偏心を受ける前記ロー
タ(1)は、各々ベアリングサポート(17、19)に
よってターボエンジンの構造(16)に連結されたベア
リング(15、18)に取付けられ、前記ロータ(1)
はその周辺(14)に、ケース(10)の内側を移動す
る複数の羽根(7)と前記羽根(7)の頂点(8)とケ
ース(10)の内壁(9a)との間の径方向の遊びEと
を備えており、さらに a)少なくとも二つの剛性レベル(35、36)、すな
わちターボエンジンの低速飛行速度V1より大きなロー
タ(1)の固有モードに対応する「通常」剛性レベル
(35)と、V1より小さなロータ(1)の固有モード
(42a、43a、44a、47a、48a、49a)
に対応する「低い」剛性レベルとを有するベアリングサ
ポート(17、19)を介して少なくとも一つのベアリ
ング(15、18)を保持し、 b)予め設定された最大偏心の作用による速度V1にお
けるロータ(1)の径方向変位D以上の遊びEを設け、
ベアリングサポートは低い剛性レベルにあり、 c)予め設定された最小値以上の偏心が現われた後に、
ベアリングサポート(17、19)を「通常」剛性のレ
ベル(35)から「低い」剛性レベルに移行させる、こ
とを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記ベアリングサポート(17、19)
がブロワ段(4)のベアリングサポート(15)である
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記「通常」剛性レベル(35)から低
い剛性レベル(36)への移行が、予め設定された最小
限の偏心の作用による脆弱な連結エレメント(30)の
破断によって行われることを特徴とする請求項1または
2に記載の方法。 - 【請求項4】 前記固有モード(42a、43a、44
a、47a、48a、49a)が、航空機の操縦性を改
善するために、低速飛行速度の4分の1すなわちV1/
4より大きな値で維持されることを特徴とする請求項1
から3のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項5】 前記装置がベアリングサポート(17)
で構成され、該装置が、各々同時にベアリング(15、
18)をターボエンジンの構造(16)に平行に連結す
るN>1個の弾性エレメント(20、26)を備えてお
り、さらにN−1個の弾性エレメント(26)が脆弱な
エレメント(30)とのこの連結を行なうことを特徴と
する請求項1から4のいずれか一項に記載の方法を実施
するための装置。 - 【請求項6】 フランジ(25、29)がロータ(1)
の幾何的回転軸(3)に垂直であり、該幾何的回転軸
(3)に平行に配置されている脆弱な連結部(30)に
よって、互いに支えられるように保持されていることを
特徴とする請求項5に記載のベアリングサポート(1
7)。
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