JPH1058348A - 釘ささえ板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】大工作業時の釘打ちに際し、釘の保持が片手で
出来、また手をうちつけることなく安全性を高める板を
提供する。 【構成】金属板（１）（１）に釘穴（２）（２）を設
け、さらに釘の直径に応じて釘頭を固定できる釘頭ささ
え溝（３）（３）を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、大工作業時の釘打ち
に際し、釘を保持する板に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の釘打ち作業は、左手（右手利き腕
の人）で、釘を保持して釘打ちを行う。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】

（イ）片手で釘を保持して玄能又は金づちで釘を打ち込
むため、それて手を痛めることがあった。 （ロ）釘の打ち込みはじめに、片手でささえなくてはい
けないために、釘自体を落とすことがあった。本発明
は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】金属板（１）（１）の先
端部に釘穴（２）（２）を設け、釘穴（２）（２）の形
状を釘の直径に応じて保持できるように釘頭ささえ溝
（３）（３）を刻んだ板で、玄能使用時に玄能あて面
（４）（４）を玄能にあて、釘打ちすることを特徴とし
た板である。

【０００５】

【作用】釘打ちに際し、釘を金属板（１）（１）の先端
にある釘穴（２）（２）に挟み、さらに釘頭ささえ溝
（３）（３）の狭い部分で、釘の直径に合う点までずら
して、使用する。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 （イ）釘穴（２）（２）の作業時に使用する釘の頭を通
過させ、釘頭ささえ溝（３）（３）にそって、釘の直径
に合わせて、釘自体が安定するように固定させる。 （ロ）金属板（１）（１）の下端、玄能あて面（４）
（４）の曲面形状の方を玄能に添わせて持ち、釘打ちの
方向に合わせて用意する。図２に示すように釘打ち作業
に使用することで、片手で釘打ち作業を行うことが可能
で、かつ、もう一方の手で釘を保持する必要がなくな
る。

【０００７】

【発明の効果】釘打ち作業が片手で楽にでき、もう一方
の手で別の動作に使用出来、玄能で釘をささえる手を打
ちつけることなく、釘を落とすこともなくなり安全性を
高める。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【図２】本発明の使用状態を示す斜視図

【符号の説明】

１ 金属板 ２ 釘穴 ３ 釘頭ささえ溝 ４ 玄能あて面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 金属板（１）（１）の先端部に釘穴
   （２）（２）を設け、釘穴（２）（２）の形状を釘の直
   径に応じて保持できるように釘頭ささえ溝（３）（３）
   を刻んだ板で、玄能使用時に玄能あて面（４）（４）を
   玄能にあて、釘打ちすることを特徴とした板。