JPH1057923A - 廃物再生処理装置 - Google Patents

廃物再生処理装置

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JPH1057923A
JPH1057923A JP8239757A JP23975796A JPH1057923A JP H1057923 A JPH1057923 A JP H1057923A JP 8239757 A JP8239757 A JP 8239757A JP 23975796 A JP23975796 A JP 23975796A JP H1057923 A JPH1057923 A JP H1057923A
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JP
Japan
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waste
waste recycling
drum
crushing
recycling drum
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JP8239757A
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Katsumi Okano
克己 岡野
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OKANO KOSAN KK
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OKANO KOSAN KK
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトな構造で手軽に、清潔かつ短時間
で残飯等の廃物を飼料や肥料或は燃料等に変えることの
できる、無公害でしかも省エネルギー型の廃物再生処理
装置を提供する。 【解決手段】 所定の長さと径を有する円筒状に形成さ
れた廃物再生処理ドラム9と、廃物再生処理ドラム9の
一端側から内部に供給された廃物31を軸線方向に搬送
する搬送手段41と、廃物再生処理ドラム9の長さ途中
に設けられ一端側から軸線方向に搬送されてきた廃物3
1を途中で破砕する破砕手段15,16と、廃物再生処
理ドラム9内に設けられ廃物31を破砕手段15,16
により破砕した後に加熱する加熱手段22と、廃物再生
処理ドラム9の他端部に設けられた排出部25とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばホテルやレ
ストランあるいは一般家庭などから発生する残飯等の生
ゴミや、家畜の死骸、漁港等で発生する生魚屑等を飼料
や肥料或は燃料に変え、資源の再利用をはかる廃物再生
処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホテル・レストラン・学校・病院
等から出る残飯等は、そのほとんどが生ゴミとして焼却
処分されている。また、一般家庭から出る生ゴミも同様
に清掃工場で焼却処分されている。
【0003】また、赤潮などによる被害で大量に死亡し
た養殖魚や、漁港などで発生する生魚の屑はそのまま海
洋に投棄されたり、地中に埋められたりして処理されて
いる。また、一部残飯等は家畜の飼料として使われる事
があるが、この場合残飯を飼料化する機械は手間と時間
がかかるため経済効果が薄く広く普及していない。
【0004】また、一部のホテルやレストラン等で使用
されている生ゴミ減量処理機は、単に生ゴミを減量して
廃棄することを目的としていて最終的には生ゴミは焼却
処分される。さらに、細菌の働きを利用して生ゴミを発
酵分解して消滅させる生ゴミ処理機があるが、前記生ゴ
ミ減量処理機同様生ゴミの再利用を目的とするものでは
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来残飯
等の生ゴミあるいは生魚屑等はそのほとんどが焼却処分
やそのまま投棄されており再利用されていなかった。し
かも、焼却処分時には灰や二酸化炭素の発生を招き、海
洋投棄や埋没させたゴミは海洋汚染や地下水の汚染を引
き起こしており地球環境悪化の一因となっている。ま
た、焼却処分時には大量の燃料を必要とするので資源の
無駄であった。
【0006】そこで本発明は、コンパクトな構造で手軽
に、清潔かつ短時間で残飯等の廃物を飼料や肥料或は燃
料等に変えることのできる、無公害でしかも省エネルギ
ー型の廃物再生処理装置を提供することを課題とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、所定の長さと径を有する円筒状に形成され
た廃物再生処理ドラムと、前記廃物再生処理ドラムの一
端側から内部に供給された廃物を軸線方向に搬送する搬
送手段と、前記廃物再生処理ドラムの長さ途中に設けら
れ前記一端側から軸線方向に搬送されてきた廃物を途中
で破砕する破砕手段と、前記廃物再生処理ドラム内に設
けられ廃物を前記破砕手段により破砕した後に加熱する
加熱手段と、前記廃物再生処理ドラムの他端部に設けら
れた排出部とを備えた構成とするものである。
【0008】このような構成の廃物再生処理装置によれ
ば、廃物再生処理ドラムの一端側から内部に廃物を供給
し、搬送手段により廃物を軸線方向に搬送し、この搬送
されてきた廃物を途中で破砕手段により破砕し、この破
砕された廃物を加熱手段により加熱することにより、廃
物を飼料,肥料或は燃料等に変えることができる。
【0009】このため、従来そのほとんどが焼却処分さ
れていた生ゴミ等の有機ゴミ(廃物)から、手軽に清潔
かつ短時間で飼料や肥料或は燃料等を製造することがで
きる。その結果焼却処分時に発生する灰や二酸化炭素の
発生を防止すると共に、海洋投棄や埋没等による汚染,
公害を防止することができる。さらに焼却処分をする際
に大量に必要とする燃料を使わなくても済むので省エネ
ルギーにも役立つ。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて詳しく具体的に説明する。図1ない
し図7は、本発明による廃物再生処理装置の第1の実施
の形態に係る飼料・肥料製造装置50を示す図である。
【0011】図1及び図2に示すように、廃物再生処理
ドラム9は所定の長さと径を有して円筒状に形成されて
おり、所定の角度に傾斜してフレーム27により支持さ
れている。廃物再生処理ドラム9の内部には搬送手段4
1が設けられている。以下に、搬送手段41について詳
しく説明する。
【0012】すなわち図1ないし図4に示すように、廃
物再生処理ドラム9の図中左端側の軸線部には、廃物再
生処理ドラム9より径の小さい小円筒体3が配置されて
いる。また廃物再生処理ドラム9の図中右端側の軸線部
には、円錐部47aと円筒部47bが一体形成された円
錐筒体47が配置されている。小円筒体3の図中右端部
と、円錐筒体47の図中左端部、すなわち円錐部47a
の小径側の端部は、溶接等により一体的に連結されてい
る。
【0013】小円筒体3の外周面には、螺旋状に形成さ
れた螺旋羽根14が一体的に形成されており、この螺旋
羽根14の外周部は廃物再生処理ドラム9の内周面に近
接するような径に形成されている。円錐筒体47の円錐
部47aの外周面にも螺旋状に形成された螺旋羽根18
が一体的に形成されており、この螺旋羽根18の外周部
も廃物再生処理ドラム9の内周面に近接するような径に
形成されている。
【0014】上記小円筒体3,円錐筒体47,及び螺旋
羽根14,18は、全体として搬送手段41を構成する
ものである。円錐筒体47の円筒部47bの外周面には
ネジ歯20が螺旋状に形成されている。円筒部47bの
ネジ歯20に対向する廃物再生処理ドラム9の内周面に
は、図7に示すような廃物再生処理ドラム9の軸線と平
行に伸びる細かく多数の三角歯21が形成されている。
【0015】小円筒体3と円錐筒体47の連結部に対向
する廃物再生処理ドラム9の内周面には、図5に示すよ
うな多数の孔16aが形成された破砕板16が溶接等に
より一体的に、廃物再生処理ドラム9と相対回転できな
いように固着されている。破砕板16の小円筒体3側の
面には、図6に示すような、円周方向に間隔をおいて4
枚の破砕歯15aが周部に形成されたカッター部材15
がその片面を接触させて、破砕板16と相対回転するよ
うに、その中心部を小円筒体3の外周面に溶接等により
一体的に固着して設けられている。
【0016】小円筒体3の破砕板16側の端部の内部に
は、加熱手段であるガスバーナー22が設けられてい
る。ガスバーナー22には、ガスバーナー22に燃料ガ
スを送るためのガス管22aが連結されており、このガ
ス管22aの小円筒体3から外部に突出する図中左端部
には、燃料タンク26からガスバーナー22に燃料ガス
を送るための配管24が連結されている。
【0017】ガスバーナー22からは図2に示すように
円錐筒体47内に拡がるような炎を吹き出すため、その
炎により廃物再生処理ドラム9の図中右端部が焼損しな
いように、円錐筒体47の図中右端大径部の中央部内側
には遮熱板19が設けられ、炎を遮ると共に炎を反転さ
せて円錐筒体47内に充満させるようになっている。
【0018】小円筒体3の、廃物再生処理ドラム9から
外部に突出する図中左端部にはスプロケット4が設けら
れており、チェーン5を介してモータ7の出力軸に設け
られたスプロケット6により回転を駆動されるようにな
っている。
【0019】廃物再生処理ドラム9の図1中左端部の上
側には、飼料,肥料化される前の生ゴミ(廃物)31が
投入される投入口2a(図3参照)が形成され、この投
入口2aの上部には上に行くに従って口が拡がるじょう
ご形(朝顔形)の投入槽2が設けられている。
【0020】廃物再生処理ドラム9の下面には図1及び
図2に示すように、生ゴミ31が螺旋羽根14,18に
より圧縮されたときに発生する水分を排出するための、
貫通するスリット状の孔が廃物再生処理ドラム9の長さ
方向及び円周方向に並んで多数形成された、水抜き部1
0が設けられている。
【0021】このような水抜き部10の下方には、水抜
き部10から排出された水分を受けて集めて排出するた
めの水受け皿13が配置されている。また、水抜き部1
0が設けられた廃物再生処理ドラム9の外側には、水抜
き部10に付着したゴミやカスなどを除去するために、
ガイドレール11に沿って水抜き部10の長さ方向に回
転しながら往復移動する回転ブラシ12が設けられてい
る。
【0022】円錐筒体47の小円筒体3と反対側の端部
(図中右端部)は、中心部を除いて閉止されており、そ
の中心部には小円筒体3とほぼ同径の小円筒体17の端
部が、円錐筒体47の内側と連通するよう結合されてい
る。小円筒体17の廃物再生処理ドラム9から外部に突
出する端部(図中右端部)には、煙突1の下端部が互い
の内側を連通するよう結合されている。廃物再生処理ド
ラム9の長さ方向途中の複数箇所の上側には、蒸気管2
8の支管28aが連結されており、蒸気管28は煙突1
の途中に垂直に連結されている。
【0023】小円筒体17は水冷軸受23により回転を
支持されており、水冷軸受23の回りには水が入った水
冷室33が設けられている。この水冷室33には給水装
置29から水が供給される。そして水冷室33の上側に
は水冷室33内の蒸気を逃がす蒸気管38が立設されて
いる。他方、小円筒体3の図中左端部は軸受8により回
転を支持されている。従って、搬送手段41はその両端
部を軸受8及び水冷軸受23により回転を支持されてい
る。
【0024】廃物再生処理ドラム9の小円筒体17の下
側には、ネジ歯20と三角歯21との間から排出される
練り状の飼料や肥料が落下したのを受けて他の場所に送
る、シュート25が設けられている。
【0025】つぎに、飼料・肥料製造装置50の製造工
程を図2に基づいて説明する。まず残飯等の生ゴミ31
は投入槽2に投入され、投入口2aを通って廃物再生処
理ドラム9内へ供給される。廃物再生処理ドラム9内の
生ゴミ31は、モータ7によって回転する搬送手段41
の螺旋羽根14により、廃物再生処理ドラム9の軸方向
中央部へ運ばれる。
【0026】上記工程を第1工程とすると第2工程は次
のようになる。廃物再生処理ドラム9の中央部へ運ばれ
た生ゴミ31は、静止した破砕板16と回転する螺旋羽
根14との間で軸方向に圧縮される。その際破砕板16
の孔16aに入り込んだ生ゴミ31は回転するカッター
部材15の破砕刃15aによって細かく破砕される。
【0027】このような圧縮、破砕動作により細かくな
った生ゴミ31は、破砕板16に形成された複数の孔1
6aを通って円錐筒体47側へと運ばれる。また、上記
圧縮により発生した水分は水抜き部10の多数のスリッ
ト孔を通り、廃物再生処理ドラム9の外へ排出され水受
皿13により集めて排出される。
【0028】次に第3工程では、細かくなった円錐筒体
47側の生ゴミ31は、加熱手段であるガスバーナー2
2から噴射された炎によって熱せられた円錐筒体47に
より、乾燥,殺菌,悪臭除去されながら、螺旋羽根18
により三角歯21とネジ歯20によって形成された隙間
へとさらに圧縮されながら運ばれる。
【0029】最終段階となる第4工程において生ゴミ3
1は、ネジ歯20と三角歯21が形成する隙間に運び込
まれ、回転するネジ歯20の作用により練り状に圧縮さ
れ、さらに乾燥、殺菌されてシュート25へと排出され
る。
【0030】以上のような工程で飼料・肥料が製造され
るわけだが、廃物再生処理ドラム9内部には製造される
飼料・肥料の含水量を検出する含水量センサー(図示省
略)が設置されていて、この含水量センサーが搬送手段
41とガスバーナー22の動作に連動して、製造される
飼料・肥料の含水量をコントロールすることができるよ
うになっている。
【0031】例えば、水分を多く含んだ所望の含水量の
飼料・肥料を製造したい場合で、それに対して出来てき
た飼料・肥料の含水量が少なすぎると含水量センサーが
検出した場合は、その検出結果に基づいて搬送手段41
の回転速度を速くすると共に、ガスバーナー22からの
炎の量を少なくして廃物再生処理ドラム9の内部温度が
低い状態で製造される。つまり、飼料・肥料は廃物再生
処理ドラム9内にとどまる時間が短く温度が低いために
過剰に乾燥されずに、最終的に水分を多く含んだ所望の
含水量の練り状の飼料・肥料となって廃物再生処理ドラ
ム9から出てくる。
【0032】一方、含水量が少ない乾燥した所望の含水
量の飼料・肥料を製造したい場合で、それに対して実際
に出来てきた飼料・肥料の含水量が多すぎると含水量セ
ンサーが検出した場合は、それに基づいて搬送手段41
の回転速度を遅くし、ガスバーナー22からの炎の量を
多くして廃物再生処理ドラム9の内部温度を高くした状
態で製造される。つまり、飼料・肥料は廃物再生処理ド
ラム9内にとどまる時間が長く内部温度が高いため充分
に乾燥されて、最終的に含水量が少ない乾燥した所望の
含水量の粉状の飼料・肥料が廃物再生処理ドラム9から
出てくる。このように含水量センサーと、それに連動す
る搬送手段41とガスバーナー22によって、飼料・肥
料は自在にその含水量をコントロールすることができ
る。
【0033】このような構成の第1の実施の形態に係る
飼料・肥料製造装置50によれば、従来そのほとんどが
焼却処分されていた生ゴミ等の有機ゴミから、手軽に清
潔かつ短時間で飼料や肥料を製造することができる。そ
の結果焼却処分時に発生する灰や二酸化炭素の発生を防
止すると共に、海洋投棄や埋没等による汚染,公害を防
止することができる。さらに焼却処分に必要とする大量
の燃料を使わなくても済むので省エネルギーにも役立
つ。
【0034】なお、上記実施の形態においてカッター部
材15の破砕刃15aは4枚の刃で形成されているが、
破砕対象物によりその刃の枚数は何枚形成してもよい。
また、上記実施の形態では破砕手段のカッター部材15
及び破砕板16を用いていたが、用途によっては、それ
らカッター部材15及び破砕板16を設けなくてもいい
し、或は着脱自在に設けて用途によって取り付けたり、
取り付けなかったりしてもよい。
【0035】また、上記実施の形態では加熱手段にガス
バーナー22を用いたが、蒸気、熱水、熱風等、搬送手
段41の円錐筒体47に熱を伝えられる手段であればど
のような方法を用いてもよい。
【0036】また、上記実施の形態では水抜き部10に
付着したカス等を除去するために回転ブラシ12を用い
ているが、回転ブラシの代わりに圧搾空気を用いてもよ
い。また、上記実施の形態では水抜き部10は多数のス
リット状の孔に形成されているが、スリット状の孔の代
わりに丸い孔や網状の目により形成してもよい。
【0037】また上記実施の形態では、残飯等の生ゴミ
を用いた飼料・肥料化の製造について説明したが、紙
屑、木片、廃プラスチック等のゴミから固形燃料を作り
だすことや、生魚屑や家畜の死骸、糞等から飼料や肥料
を作りだすことも可能である。
【0038】また、上記実施の形態ではいわゆる有機ゴ
ミの再利用ということについて説明したが、果物,野
菜,薬草,海藻等を用いて食品や飲料を製造することも
可能である。さらに、圧縮や破砕が難しいこんにゃく状
の弾性の高いゴミは、冷凍器等の冷却固化手段により氷
の塊のように冷凍固化させてから破砕する方法を用いる
こともできる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明による廃物再
生処理装置によれば、従来そのほとんどが焼却処分され
ていた生ゴミ等の有機ゴミから、手軽に清潔かつ短時間
で飼料や肥料或は燃料等を製造することができる。その
結果焼却処分時に発生する灰や二酸化炭素の発生を防止
すると共に、海洋投棄や埋没等による汚染,公害を防止
することができる。さらに焼却処分に必要とする大量の
燃料を使わなくても済むので省エネルギーにも役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による廃物再生処理装置の第1の実施の
形態に係る飼料・肥料製造装置50を示す一部断面側面
図である。
【図2】図1における飼料・肥料製造装置50の使用状
態を示す一部断面側面図である。
【図3】図1における飼料・肥料製造装置50の上面図
である。
【図4】搬送手段41を示す上面図である。
【図5】破砕板16を示す正面図である。
【図6】破砕刃15aを有するカッター部材15を示す
正面図である。
【図7】廃物再生処理ドラム9の内周面の三角歯21を
示す図であり、図7(a)は三角歯21を示す廃物再生
処理ドラム9の内面図であり、図7(b)は三角歯21
を示す図7(a)の廃物再生処理ドラム9のA−A矢視
断面図である。
【符号の説明】
1 煙突 2 投入槽 2a 投入口 3,17 小円筒体 4 スプロケット 5 チェーン 6 スプロケット 7 モーター 8 軸受 9 廃物再生処理ドラム 10 水抜き部 11 ガイドレール 12 回転ブラシ 13 水受皿 14,18 螺旋羽根 15 カッター部材 15a 破砕刃 16 破砕板 16a 孔 19 遮熱板 20 ネジ歯 21 三角歯 22 ガスバーナー 22a ガス管 23 水冷軸受 24 配管 25 シュート 26 燃料タンク 27 フレーム 28 蒸気管 28a 支管 29 給水装置 31 生ゴミ 33 水冷室 38 蒸気管 41 搬送手段 47 円錐筒体 47a 円錐部 47b 円筒部 50 飼料・肥料製造装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10L 5/46 ZAB F26B 9/06 Q F26B 9/06 B09B 3/00 ZAB

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の長さと径を有する円筒状に形成さ
    れた廃物再生処理ドラムと、 前記廃物再生処理ドラムの一端側から内部に供給された
    廃物を軸線方向に搬送する搬送手段と、 前記廃物再生処理ドラムの長さ途中に設けられ前記一端
    側から軸線方向に搬送されてきた廃物を途中で破砕する
    破砕手段と、 前記廃物再生処理ドラム内に設けられ廃物を前記破砕手
    段により破砕した後に加熱する加熱手段と、 前記廃物再生処理ドラムの他端部に設けられた排出部
    と、 を備えたことを特徴とする廃物再生処理装置。
  2. 【請求項2】 前記廃物再生処理ドラムを所定角度傾け
    て配置したことを特徴とする請求項1に記載の廃物再生
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送手段が、 前記廃物再生処理ドラムの一端側軸線部に設けられた小
    円筒体と、 前記廃物再生処理ドラムの他端側軸線部に設けられ小径
    側端部が前記小円筒体と連結された円錐筒体と、 前記小円筒体及び円錐筒体の各々の外周面に一体的に形
    成された螺旋羽根と、 前記小円筒体と円錐筒体の回転を駆動する駆動手段と、 を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の廃物再生処理装置。
  4. 【請求項4】 再生処理された生成物の含水量を検出す
    る含水量センサーを設けてその検出結果により前記搬送
    手段や加熱手段を制御することを特徴とする請求項1な
    いし請求項3のいずれかに記載の廃物再生処理装置。
  5. 【請求項5】 前記破砕手段が、 前記廃物再生処理ドラム側に固定した多数の孔を有する
    破砕板と、 前記破砕板に隣接して配置され周部に刃部を有し中心部
    が前記小円筒体側に固定されたカッター部材と、 を有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のい
    ずれかに記載の廃物再生処理装置。
  6. 【請求項6】 前記廃物再生処理ドラムの長さ方向他端
    側と前記円錐筒体の大径側端部との間に、互いに対向す
    る三角歯とネジ歯を隙間を介して設けたことを特徴とす
    る請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の廃物再生
    処理装置。
  7. 【請求項7】 前記廃物再生処理ドラムの下面部に貫通
    する複数のスリット状の水抜き孔を形成したことを特徴
    とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の廃物
    再生処理装置。
  8. 【請求項8】 前記廃物再生処理ドラムの一端側に前記
    廃物を冷却して固化する冷却固化手段を設けたことを特
    徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の廃
    物再生処理装置。
  9. 【請求項9】 所定の長さと径を有する円筒状に形成さ
    れた廃物再生処理ドラムと、 前記廃物再生処理ドラムの一端側から内部に供給された
    廃物を軸線方向に搬送する搬送手段と、 前記廃物再生処理ドラム内に設けられ廃物を前記破砕手
    段により破砕した後に加熱する加熱手段と、 前記廃物再生処理ドラムの他端部に設けられた排出部
    と、 を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項8のい
    ずれかに記載の廃物再生処理装置。
JP8239757A 1996-08-22 1996-08-22 廃物再生処理装置 Pending JPH1057923A (ja)

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JP8239757A JPH1057923A (ja) 1996-08-22 1996-08-22 廃物再生処理装置

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JP8239757A JPH1057923A (ja) 1996-08-22 1996-08-22 廃物再生処理装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016519272A (ja) * 2013-03-15 2016-06-30 サステイナブル オルターネイティヴ フィード エンタープライズィズ 一次食品廃棄物を二次食品に処理するシステム
CN109442964A (zh) * 2018-09-27 2019-03-08 苏州极汇科技有限公司 一种微生物有机肥的制备工艺装置及其方法

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