JPH1057881A - 塗布具 - Google Patents

塗布具

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Publication number
JPH1057881A
JPH1057881A JP21554996A JP21554996A JPH1057881A JP H1057881 A JPH1057881 A JP H1057881A JP 21554996 A JP21554996 A JP 21554996A JP 21554996 A JP21554996 A JP 21554996A JP H1057881 A JPH1057881 A JP H1057881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating liquid
container
coating
applicator
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP21554996A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiro Tsujii
宣博 辻井
Hiroyasu Kato
啓育 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
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Publication of JPH1057881A publication Critical patent/JPH1057881A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗布具において、塗布部を下に向けて塗布を
行う際に一定量を越えた塗布液が流出することを防止
し、被塗布体に適量の塗布液を塗り付けることができる
ようにする。 【解決手段】 塗布液2を収容した容器4と、容器4の
開口部4aに設けられた塗布体6とを備えた塗布具にお
いて、塗布体6は、塗布液を含んで被塗布体に塗り付け
る刷毛部10と、刷毛部10に供給する塗布液を計量す
る計量部13とを有し、計量部13は、塗布液を収容す
る計量室14と、計量室14内に立設されて一定量の塗
布液を計量室14内に残すオーバーフロー管16とから
なり、刷毛部10を上に向けた状態で容器4を押圧した
ときに容器4内の塗布液を計量室14に圧送するパイプ
18をオーバーフロー管16に接続し、このパイプ18
の入口18aを、刷毛部10を下に向けた状態における
容器4内の液面よりも高い位置に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗剤等の塗布液を
衣類等に塗布するための塗布具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スポットクリーニング剤等の
洗剤や漂白剤などを収容する塗布具が広く利用されてい
る。この種の塗布具の従来例を図4に示す。この塗布具
における容器aの開口部bには、塗布体cが嵌合してお
り、この塗布体cは、容器a内と外部とを連通する液流
出孔dを中心部に備えて開口部bに嵌着された基部e
と、この基部eの上面に植毛等で形成された塗布部であ
る刷毛部fとから構成される。
【0003】この塗布具によれば、使用者は、刷毛部f
を下に向けて液流出孔dから塗布液を流出させ刷毛部f
に含ませながら、刷毛部fの塗布液を衣類等の被塗布体
の適所に簡単に塗り付けることができ、塗布具を使用し
ないときは、刷毛部fを上側にした正立状態で容器aを
安定的に静置することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の塗布具においては、刷毛部fを下に向けた状態では
塗布液が液流出孔から常に流出可能であるため、塗布時
に液流出孔dから塗布液が出続けてしまい、必要量以上
の塗布液が刷毛部fに供給される恐れがある。
【0005】本発明は、前記従来の問題点を鑑みてなさ
れたものであって、塗布部を下に向けて塗布を行う際に
一定量を越えて塗布液が流出することを防止し、被塗布
体に適量の塗布液を塗り付けることができる塗布具を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、次のような構成を有する。すなわち、請求
項1の発明は、塗布液を収容した容器と、該容器の開口
部に設けられた塗布体とを備えた塗布具において、前記
塗布体は、塗布液を含んで被塗布体に塗り付ける塗布部
と、該塗布部に供給する塗布液を計量する計量部とを有
し、該計量部は、塗布液を収容する計量室と、該計量室
内に立設されて一定量の塗布液を計量室内に残すオーバ
ーフロー管とからなり、塗布部を上に向けた状態で容器
を押圧したときに容器内の塗布液を計量室に圧送する管
路を前記オーバーフロー管に接続し、該管路の入口を、
塗布部を下に向けた状態における容器内の液面よりも高
い位置に設定したことを特徴とする塗布具である。ま
た、請求項2の発明は、前記計量部を囲むように前記塗
布部を形成したことを特徴とする請求項1記載の塗布具
である。
【0007】本発明によれば、使用者は、塗布前に塗布
部を上に向けた状態で容器を押圧することにより、容器
内の塗布液を管路およびオーバーフロー管を介して計量
室に送って一定量の塗布液を溜めた後、塗布部を下に向
けて容器を逆さにすることにより、計量室から塗布液を
塗布部に供給して塗布を行うことができる。この塗布時
において、前記管路の入口が容器内の液面よりも高い位
置にあるので、容器内の塗布液は外部に流出不能であ
る。したがって、本発明によれば、塗布時に一定量を越
えて塗布液が塗布部に供給されることを防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を図1〜図3を参照して説明する。なお、本発明
の塗布具の「塗布液」としては、スポットクリーニング
剤、漂白剤、靴墨等が挙げられる。また、本発明に係る
「塗布部」としては、基部に植毛あるいは一体成形した
刷毛状のものや、スポンジ・焼結品等の多孔質体などが
挙げられる。
【0009】本実施形態の塗布具は、図1に示すよう
に、所定の塗布液2を収容すると共に開口部4aを上側
にして静置可能な容器4と、開口部4aに設けられた塗
布体6とを備える。塗布体6は、開口部4aに嵌着され
た基部8と、基部8の上面8bに設けられると共に塗布
液を含んで衣服等の被塗布体に塗り付ける刷毛部(塗布
部の一例)10と、刷毛部10に供給される塗布液を計
量するための計量部13とから主になる。
【0010】容器4は、例えばブロー成形により成形さ
れた合成樹脂製のもので適当な可撓性を有している。ま
た、容器4は、その底部が他の部分に比べて太く形成さ
れており、塗布具を使用しないときには平面上に安定し
て静置可能なものとされる。
【0011】計量部13は、基部8の中央部に一体形成
されており、上面8bから凹みかつ上方に開放した計量
室14と、この計量室14の底部中央位置に立設されて
下端で容器4内と連通しかつ上端が閉塞したオーバーフ
ロー管16とからなる。このオーバーフロー管16は、
その上部周壁に計量室14内と連通する複数の連通孔1
6aを備えており、この連通孔16aの下端位置は、計
量室14の上端位置よりも低く設定される。
【0012】計量室14の底部には、オーバーフロー管
16の下端に連通しかつ入口18aとなる下端が容器4
の底部4b近傍で開口したパイプ(管路に相当)18が
取り付けられており、このパイプ18および前記オーバ
ーフロー管16は、正立状態で容器4を押圧したときに
容器4の底部4bから計量室14へ塗布液を圧送する。
また、パイプ18の入口18aは、図3に示すように、
刷毛部10を下に向けた容器4の倒立状態において容器
4内の液面よりも高い位置になるように設定される。
【0013】計量室14の上端は、図1に示すように、
容器4の正立状態における基部8の上面8b外周よりも
低い位置に設けられている。すなわち、計量室14の上
端は、容器4の正立状態において、基部8の上面8b外
周を通る水平面Hよりも下側に位置する。また、基部8
の上面8bは、その外周から計量室14に向けて下る略
摺鉢状の斜面に形成される。
【0014】また、基部8には、刷毛部10下端の外周
部の外側で立ち上がる液垂れ防止用の壁12が一体成形
されており、この壁12は、基部8の全周に亙って立設
されている。また、刷毛部10は、計量室14を囲むよ
うに基部8の上面8bに植毛、塗布部材の嵌込みまたは
合成樹脂の一体成形により設けられる。
【0015】以上のような構成を有する第1実施形態の
作用・効果を説明する。図1に示すように、容器4を正
立させた状態で容器4を押圧すると、容器4内の内圧が
上昇して塗布液がパイプ18、オーバーフロー管16お
よび連通孔16aを介して計量室14内に圧送される。
押圧力を容器4から取り除くと、図2に示すように、計
量室14内の余分な塗布液が連通孔16aから容器4内
に戻される。これにより、計量室14内の塗布液の液面
が連通孔16aの下端位置になり、一定量の塗布液が計
量室14に残る。この状態から刷毛部10が下に向くよ
うに容器4を逆さにして、計量室14内の一定量の塗布
液を刷毛部10に供給し含ませ、被塗布面に刷毛部10
を擦り付けて塗布を行う。この塗布時におけるパイプ1
8の入口18aは、図3に示すように容器4の上側の空
間にあるため、容器4内の塗布液は、刷毛部10に供給
されることはない。したがって、本実施形態によれば、
塗布を行う際に一定量を越えて塗布液が流出することを
防止し、被塗布体に適量の塗布液を塗り付けることがで
きる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明の通り、本発明によれば、塗
布部を下に向けて塗布を行うとき、一定量を越えた塗布
液が流出することを防止し、適量の塗布液を被塗布体に
塗り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の塗布具の縦断面図である。
【図2】本実施形態に係る計量室の周辺構造を拡大した
縦断面図である。
【図3】本実施形態の塗布具を倒立させた状態を示す縦
断面図である。
【図4】従来の塗布具の縦断面図である。
【符号の説明】
2 塗布液 4 容器 4a 開口部 6 塗布体 10 刷毛部(塗布部の一例) 13 計量部 14 計量室 16 オーバーフロー管 18 パイプ(管路に相当) 18a 入口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗布液を収容した容器と、該容器の開口
    部に設けられた塗布体とを備えた塗布具において、 前記塗布体は、塗布液を含んで被塗布体に塗り付ける塗
    布部と、該塗布部に供給する塗布液を計量する計量部と
    を有し、該計量部は、塗布液を収容する計量室と、該計
    量室内に立設されて一定量の塗布液を計量室内に残すオ
    ーバーフロー管とからなり、塗布部を上に向けた状態で
    容器を押圧したときに容器内の塗布液を計量室に圧送す
    る管路を前記オーバーフロー管に接続し、該管路の入口
    を、塗布部を下に向けた状態における容器内の液面より
    も高い位置に設定したことを特徴とする塗布具。
  2. 【請求項2】 前記計量部を囲むように前記塗布部を形
    成したことを特徴とする請求項1記載の塗布具。
JP21554996A 1996-08-15 1996-08-15 塗布具 Pending JPH1057881A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21554996A JPH1057881A (ja) 1996-08-15 1996-08-15 塗布具

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JP21554996A JPH1057881A (ja) 1996-08-15 1996-08-15 塗布具

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Publication Number Publication Date
JPH1057881A true JPH1057881A (ja) 1998-03-03

Family

ID=16674277

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JP21554996A Pending JPH1057881A (ja) 1996-08-15 1996-08-15 塗布具

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JP (1) JPH1057881A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6883353B2 (en) * 2001-04-02 2005-04-26 Unilever Home & Personal Care Usa Divison Of Conopco, Inc. Fabric cleaning

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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