JPH1057675A - 洗濯機及びその中央水流発生装置 - Google Patents
洗濯機及びその中央水流発生装置Info
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- JPH1057675A JPH1057675A JP9196110A JP19611097A JPH1057675A JP H1057675 A JPH1057675 A JP H1057675A JP 9196110 A JP9196110 A JP 9196110A JP 19611097 A JP19611097 A JP 19611097A JP H1057675 A JPH1057675 A JP H1057675A
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- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
- D06F37/00—Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
- D06F37/30—Driving arrangements
- D06F37/40—Driving arrangements for driving the receptacle and an agitator or impeller, e.g. alternatively
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- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
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- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 撹拌手段の左右反転の際、撹拌手段の下側に
備えられた脱水槽の底面と歯合するファン駆動部の回転
により、軸流ファン或いは円心ファンが同時に左右反転
しながら中央から水流を噴出させるように誘導して洗濯
物の分散を増大させ、これにより洗濯物のねじれ及び絡
み合いなどの現象を未然に防止するとともに、洗濯効率
を向上させうる洗濯機の中央水流発生装置を提供するこ
とにある。 【解決手段】 洗濯機の中央水流発生装置において、洗
濯物のねじれ及び絡み合い現象を抑制するために、洗濯
機の撹拌手段の左右反転にしたがって同時に回転し、か
つ撹拌手段の中央上部から上方へ噴出される水流を発生
させる、撹拌手段の通し穴内に装着された軸流ファン
と、撹拌手段の片側に装着されつつ撹拌手段の回転にし
たがって脱水槽の底面と歯合して回転することにより軸
流ファンを回転させるファン駆動部とを備えることを特
徴とする。
備えられた脱水槽の底面と歯合するファン駆動部の回転
により、軸流ファン或いは円心ファンが同時に左右反転
しながら中央から水流を噴出させるように誘導して洗濯
物の分散を増大させ、これにより洗濯物のねじれ及び絡
み合いなどの現象を未然に防止するとともに、洗濯効率
を向上させうる洗濯機の中央水流発生装置を提供するこ
とにある。 【解決手段】 洗濯機の中央水流発生装置において、洗
濯物のねじれ及び絡み合い現象を抑制するために、洗濯
機の撹拌手段の左右反転にしたがって同時に回転し、か
つ撹拌手段の中央上部から上方へ噴出される水流を発生
させる、撹拌手段の通し穴内に装着された軸流ファン
と、撹拌手段の片側に装着されつつ撹拌手段の回転にし
たがって脱水槽の底面と歯合して回転することにより軸
流ファンを回転させるファン駆動部とを備えることを特
徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機の中央水流
発生装置に係り、とくに、洗濯物のねじれ及び絡み合い
現象を最小限に抑えながら、撹拌手段の左右反転により
水流を乱流化させつつ洗濯物を撹拌させる中央水流発生
装置に関するものである。
発生装置に係り、とくに、洗濯物のねじれ及び絡み合い
現象を最小限に抑えながら、撹拌手段の左右反転により
水流を乱流化させつつ洗濯物を撹拌させる中央水流発生
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１は、従来の洗濯機の一例の断面図を
示す。従来の洗濯機では、洗濯機本体１０内に洗濯槽２
０が装着されており、洗濯槽２０の外側の下側には駆動
手段３０が装着されている。
示す。従来の洗濯機では、洗濯機本体１０内に洗濯槽２
０が装着されており、洗濯槽２０の外側の下側には駆動
手段３０が装着されている。
【０００３】洗濯槽２０の外側の底面中央の下には、動
力伝達手段５０が装着され、ベルト４０を介して伝達さ
れる駆動手段３０の動力に連動する。
力伝達手段５０が装着され、ベルト４０を介して伝達さ
れる駆動手段３０の動力に連動する。
【０００４】さらに、動力伝達手段５０から伝達される
動力によって回転し、脱水を行う脱水槽６０が、動力伝
達手段５０の駆動軸５１の先端に位置するように、洗濯
槽２０内に装着されている。また、脱水槽６０の底面の
内側には、動力伝達手段５０の駆動軸５１から伝達され
る動力によって右左反転しながら脱水槽内の水流を乱流
化させるとともに、洗濯物を物理的に付勢させて撹拌及
び洗濯を行う撹拌手段７０が装着されている。
動力によって回転し、脱水を行う脱水槽６０が、動力伝
達手段５０の駆動軸５１の先端に位置するように、洗濯
槽２０内に装着されている。また、脱水槽６０の底面の
内側には、動力伝達手段５０の駆動軸５１から伝達され
る動力によって右左反転しながら脱水槽内の水流を乱流
化させるとともに、洗濯物を物理的に付勢させて撹拌及
び洗濯を行う撹拌手段７０が装着されている。
【０００５】図２は、撹拌手段７０を上から見た平面図
で、図３は攪拌手段７０によって発生する水流を示す図
である。洗濯及びすすぎの際に水流を乱流化させ、洗濯
物を撹拌し洗濯できるように、撹拌手段７０の中央に形
成された中心軸７２を中心に攪拌手段７０の上面縁部７
４に向かい、所定間隔をおいて放射状に配置された複数
の羽根山７３が一体に突成されている。このような構成
をもつ撹拌手段７０が回転することによって、図３の矢
印Ａ方向に水流が発生する。
で、図３は攪拌手段７０によって発生する水流を示す図
である。洗濯及びすすぎの際に水流を乱流化させ、洗濯
物を撹拌し洗濯できるように、撹拌手段７０の中央に形
成された中心軸７２を中心に攪拌手段７０の上面縁部７
４に向かい、所定間隔をおいて放射状に配置された複数
の羽根山７３が一体に突成されている。このような構成
をもつ撹拌手段７０が回転することによって、図３の矢
印Ａ方向に水流が発生する。
【０００６】一方、図１に示すように、洗濯機本体１０
の後側には、脱水槽６０内に洗濯水を供給するための給
水手段８０が装着されており、洗濯機本体１０の下側に
は、脱水槽６０内の洗濯水を外部へ排水させるための排
水手段９０が装着されている。また、給水手段８０の下
端には図１のように、洗剤を入れるための洗剤溶解手段
１００が装着されている。投入された洗剤は、給水手段
８０から供給される洗濯水に溶解して、洗濯水とともに
洗濯槽２０及び脱水槽６０内に供給する
の後側には、脱水槽６０内に洗濯水を供給するための給
水手段８０が装着されており、洗濯機本体１０の下側に
は、脱水槽６０内の洗濯水を外部へ排水させるための排
水手段９０が装着されている。また、給水手段８０の下
端には図１のように、洗剤を入れるための洗剤溶解手段
１００が装着されている。投入された洗剤は、給水手段
８０から供給される洗濯水に溶解して、洗濯水とともに
洗濯槽２０及び脱水槽６０内に供給する
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ように構成された上記従来の洗濯機の撹拌手段７０で
は、その撹拌手段の中心軸７２から上面縁部７４に向か
って複数の羽根山７３が相互に所定間隔をおいて放射状
に突設されているため、洗濯及びすすぎ工程の際に撹拌
手段７０が左右反転すると、洗濯物のねじれ合う方向へ
水流が発生する。この結果、洗濯物がひどくねじれ合っ
たり、絡み合ったりして洗濯効率が低下してしまうとい
う問題があった。
ように構成された上記従来の洗濯機の撹拌手段７０で
は、その撹拌手段の中心軸７２から上面縁部７４に向か
って複数の羽根山７３が相互に所定間隔をおいて放射状
に突設されているため、洗濯及びすすぎ工程の際に撹拌
手段７０が左右反転すると、洗濯物のねじれ合う方向へ
水流が発生する。この結果、洗濯物がひどくねじれ合っ
たり、絡み合ったりして洗濯効率が低下してしまうとい
う問題があった。
【０００８】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものである。本発明の目的は、撹拌手段の右左反
転の際、撹拌手段の下端に備えられ、かつ脱水槽の底面
と歯合するファン駆動部の回転により、軸流ファン或は
円心ファンが同時に左右反転しながら中央から噴出され
る水流の発生を誘導して洗濯物の分散を増大させ、これ
により洗濯物のねじれ及び絡み合いなどの現象を未然防
止するとともに、洗濯効率を向上させうる洗濯機の中央
水流発生装置を提供することにある。
されたものである。本発明の目的は、撹拌手段の右左反
転の際、撹拌手段の下端に備えられ、かつ脱水槽の底面
と歯合するファン駆動部の回転により、軸流ファン或は
円心ファンが同時に左右反転しながら中央から噴出され
る水流の発生を誘導して洗濯物の分散を増大させ、これ
により洗濯物のねじれ及び絡み合いなどの現象を未然防
止するとともに、洗濯効率を向上させうる洗濯機の中央
水流発生装置を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決するために以下の構成を備える。すなわち、
解決するために以下の構成を備える。すなわち、
【００１０】洗濯機の中央水流発生装置であって、洗濯
物のねじれ及び絡み合い現象を抑制するために、洗濯機
に設けられている撹拌手段の左右反転にしたがって同時
に回転し、かつ撹拌手段の中央から上方へ噴出される水
流を発生させる、撹拌手段に設けられた通し穴内に装着
される軸流ファンと、撹拌手段の片側に装着され、かつ
撹拌手段の回転にしたがって洗濯機の脱水槽の底面と歯
合して回転するときの回転力により軸流ファンを回転さ
せるファン駆動部とを備えることを特徴とする。
物のねじれ及び絡み合い現象を抑制するために、洗濯機
に設けられている撹拌手段の左右反転にしたがって同時
に回転し、かつ撹拌手段の中央から上方へ噴出される水
流を発生させる、撹拌手段に設けられた通し穴内に装着
される軸流ファンと、撹拌手段の片側に装着され、かつ
撹拌手段の回転にしたがって洗濯機の脱水槽の底面と歯
合して回転するときの回転力により軸流ファンを回転さ
せるファン駆動部とを備えることを特徴とする。
【００１１】また本発明は、以上の課題を解決するため
に以下の構成を備える。すなわち、
に以下の構成を備える。すなわち、
【００１２】中央水流発生装置を備える洗濯機であっ
て、中央水流発生装置は、洗濯物のねじれ及び絡み合い
現象を抑制するために、洗濯機に設けられている撹拌手
段の左右反転にしたがって同時に回転し、かつ撹拌手段
の中央から上方へ噴出される水流を発生させる、撹拌手
段に設けられた通し穴内に装着される軸流ファンと、
て、中央水流発生装置は、洗濯物のねじれ及び絡み合い
現象を抑制するために、洗濯機に設けられている撹拌手
段の左右反転にしたがって同時に回転し、かつ撹拌手段
の中央から上方へ噴出される水流を発生させる、撹拌手
段に設けられた通し穴内に装着される軸流ファンと、
【００１３】撹拌手段の片側に装着され、かつ撹拌手段
の回転にしたがって洗濯機の脱水槽の底面と歯合して回
転するときの回転力により軸流ファンを回転させるファ
ン駆動部とを備えることを特徴とする。
の回転にしたがって洗濯機の脱水槽の底面と歯合して回
転するときの回転力により軸流ファンを回転させるファ
ン駆動部とを備えることを特徴とする。
【００１４】
（第１の実施形態）以下本発明による第１の実施形態に
ついて図４〜８に沿って詳述する。なお、図４〜８にお
いて、従来の構成と同一の構成には同一名称及び符号を
付し、それに対する詳述は省くことにする。
ついて図４〜８に沿って詳述する。なお、図４〜８にお
いて、従来の構成と同一の構成には同一名称及び符号を
付し、それに対する詳述は省くことにする。
【００１５】図４は、本実施形態の中央水流発生手段２
００及び撹拌手段２１０を示す分解斜視図である。図５
は、本実施形態の軸流ファンが撹拌手段に設けられた状
態を上から見た平面図である。
００及び撹拌手段２１０を示す分解斜視図である。図５
は、本実施形態の軸流ファンが撹拌手段に設けられた状
態を上から見た平面図である。
【００１６】撹拌手段２１０は、洗濯及びすすぎ工程を
行うための動力が伝達されると、左右に反転する。この
反転に伴い、中央水流発生手段２００は中央から噴出す
るような水流を発生させ、これによって水流を乱流化さ
せて洗濯物を分散させ、洗濯物のねじれや絡みを抑え
る。なお、図中の中央水流発生手段２００は、撹拌手段
２１０を含まない。
行うための動力が伝達されると、左右に反転する。この
反転に伴い、中央水流発生手段２００は中央から噴出す
るような水流を発生させ、これによって水流を乱流化さ
せて洗濯物を分散させ、洗濯物のねじれや絡みを抑え
る。なお、図中の中央水流発生手段２００は、撹拌手段
２１０を含まない。
【００１７】中央水流発生手段２００は、撹拌手段２１
０の左右反転にしたがって同時に回転し、撹拌手段２１
０の中央上部に水流を噴出させて、洗濯物のねじれや絡
み合いを抑制するような構成を備える。すなわち、中央
水流発生手段２００は、主に、撹拌手段２１０の通し穴
２１２内に装着された軸流ファン２２０と、水流に含ま
れた異物を除去するとともに軸流ファン２２０を異物や
洗濯物から保護するための、撹拌手段２１０の通し穴２
１２の上端に装着されるこし網２９０と、撹拌手段２１
０の回転に従い脱水槽６０の底面と歯合することによっ
て回転力を発生させ、この回転力により軸流ファン２２
０を回転させる、撹拌手段２１０の下側に設けられるフ
ァン駆動部３００とを備える。
０の左右反転にしたがって同時に回転し、撹拌手段２１
０の中央上部に水流を噴出させて、洗濯物のねじれや絡
み合いを抑制するような構成を備える。すなわち、中央
水流発生手段２００は、主に、撹拌手段２１０の通し穴
２１２内に装着された軸流ファン２２０と、水流に含ま
れた異物を除去するとともに軸流ファン２２０を異物や
洗濯物から保護するための、撹拌手段２１０の通し穴２
１２の上端に装着されるこし網２９０と、撹拌手段２１
０の回転に従い脱水槽６０の底面と歯合することによっ
て回転力を発生させ、この回転力により軸流ファン２２
０を回転させる、撹拌手段２１０の下側に設けられるフ
ァン駆動部３００とを備える。
【００１８】撹拌手段２１０の上面には、複数の羽根山
２１１が一体に突出され、所定間隔をおいて上面の縁部
に向かって放射状に並んでいる。攪拌手段２１０の中央
には軸流ファン２２０が装着されるよう通し穴２１２が
穿設され、図５に示すように通し穴２１２内の支持台２
１３上で軸流ファン２２０を支持する。
２１１が一体に突出され、所定間隔をおいて上面の縁部
に向かって放射状に並んでいる。攪拌手段２１０の中央
には軸流ファン２２０が装着されるよう通し穴２１２が
穿設され、図５に示すように通し穴２１２内の支持台２
１３上で軸流ファン２２０を支持する。
【００１９】前記軸流ファン２２０は、撹拌手段２１０
の中央に形成された通し穴２１２内に収容され、連結部
材３５０に連結された胴体２２１と、撹拌手段２１０の
通し穴２１２の下から上方へ水流を発生させるように胴
体２２１の外周面に相互に所定間隔をおいて放射状に突
設された複数の羽根板２２２とを備える。連結部材３５
０に関しては図７で詳しく説明する。
の中央に形成された通し穴２１２内に収容され、連結部
材３５０に連結された胴体２２１と、撹拌手段２１０の
通し穴２１２の下から上方へ水流を発生させるように胴
体２２１の外周面に相互に所定間隔をおいて放射状に突
設された複数の羽根板２２２とを備える。連結部材３５
０に関しては図７で詳しく説明する。
【００２０】図６は、本実施形態の中央水流発生手段及
び撹拌手段、脱水槽の結合を示す要部断面図である。攪
拌手段２１０の通し穴２１１の内部に軸流ファン２２０
が収容されている。軸流ファン２２０は、攪拌手段２１
０の片側に設けられ、ファン駆動部３００と連結部材３
５０を介して連結している。さらに詳しい説明は、図６
中Ａ部の拡大断面図を示す図７と、図６中のＢ部の拡大
断面図を示す図８に従って行う。
び撹拌手段、脱水槽の結合を示す要部断面図である。攪
拌手段２１０の通し穴２１１の内部に軸流ファン２２０
が収容されている。軸流ファン２２０は、攪拌手段２１
０の片側に設けられ、ファン駆動部３００と連結部材３
５０を介して連結している。さらに詳しい説明は、図６
中Ａ部の拡大断面図を示す図７と、図６中のＢ部の拡大
断面図を示す図８に従って行う。
【００２１】図４及び図８を用いてファン駆動部３００
について説明する。脱水槽６０内の底面には、ガイド部
材３１０が複数の締付ボルト１２０によって固定されて
いる。撹拌手段２１０の底面の片側には、第１及び第２
の支持部材３２０，３２１が相互に所定間隔をあけて縦
方向へ装着されている。前記第１及び第２支持部材３２
０，３２１間に回転自在に装着された回転部材３３０
は、撹拌手段２１０の回転にしたがって同時に位置移動
し、かつガイド部材３１０にガイドされるようにガイド
部材３１０と歯合して回転する。第１及び第２の支持部
材３２０，３２１に装着された弾発部材３４０は、回転
部材３３０を所定の弾発力により付勢して回転部材３３
０とガイド部材３１０との歯合を緊密にする。回転部材
３３０と軸流ファン２２０との間を連結する連結部材３
５０は、回転部材３３０の回転にしたがって同時にフレ
キシブルに回転しながら撹拌手段２１０より速く軸流フ
ァン２２０を高速回転させる。
について説明する。脱水槽６０内の底面には、ガイド部
材３１０が複数の締付ボルト１２０によって固定されて
いる。撹拌手段２１０の底面の片側には、第１及び第２
の支持部材３２０，３２１が相互に所定間隔をあけて縦
方向へ装着されている。前記第１及び第２支持部材３２
０，３２１間に回転自在に装着された回転部材３３０
は、撹拌手段２１０の回転にしたがって同時に位置移動
し、かつガイド部材３１０にガイドされるようにガイド
部材３１０と歯合して回転する。第１及び第２の支持部
材３２０，３２１に装着された弾発部材３４０は、回転
部材３３０を所定の弾発力により付勢して回転部材３３
０とガイド部材３１０との歯合を緊密にする。回転部材
３３０と軸流ファン２２０との間を連結する連結部材３
５０は、回転部材３３０の回転にしたがって同時にフレ
キシブルに回転しながら撹拌手段２１０より速く軸流フ
ァン２２０を高速回転させる。
【００２２】ガイド部材３１０は、図４に示すように、
上方から見ると輪状に形成されている。ガイド部材３１
０の上面には回転部材３３０と歯合できるようにラック
３１１が形成され、その外周面の所定位置で、一体に突
設された複数のフランジ３１２と、脱水槽６０の底面と
が締付ボルト１２０によって螺結されている。
上方から見ると輪状に形成されている。ガイド部材３１
０の上面には回転部材３３０と歯合できるようにラック
３１１が形成され、その外周面の所定位置で、一体に突
設された複数のフランジ３１２と、脱水槽６０の底面と
が締付ボルト１２０によって螺結されている。
【００２３】回転部材３３０は、ローラ３３１とピニオ
ン３３２とを含む。ローラ３３１は、第１及び第２の支
持部材３２０，３２１に形成されたヒンジ穴３２２にヒ
ンジ結合され、両側面に回転自在にヒンジ軸３３１ａが
突設されている。ピニオン３３２は、ローラ３３１の外
周面に設けられ、ガイド部材３１０のラック３１１に歯
合して回転する。つまり、ラック３１１とピニオン３３
２は相互に斜状に歯合している。
ン３３２とを含む。ローラ３３１は、第１及び第２の支
持部材３２０，３２１に形成されたヒンジ穴３２２にヒ
ンジ結合され、両側面に回転自在にヒンジ軸３３１ａが
突設されている。ピニオン３３２は、ローラ３３１の外
周面に設けられ、ガイド部材３１０のラック３１１に歯
合して回転する。つまり、ラック３１１とピニオン３３
２は相互に斜状に歯合している。
【００２４】ラック３１１とピニオン３３２とが相互に
歯合する部分には、ピニオン３３２がラック３１１に従
って回転する際に生じる摩擦音を抑えるような材質、例
えばポリエスタエラストマーからなる摩擦減少部材３６
０がそれぞれ被覆されている。
歯合する部分には、ピニオン３３２がラック３１１に従
って回転する際に生じる摩擦音を抑えるような材質、例
えばポリエスタエラストマーからなる摩擦減少部材３６
０がそれぞれ被覆されている。
【００２５】弾発部材３４０は、第１及び第２の支持部
材３２０，３２１に内挿されて圧縮作用をするようにコ
イルスプリングからなる。
材３２０，３２１に内挿されて圧縮作用をするようにコ
イルスプリングからなる。
【００２６】図４及び図７を用いて説明をする。連結部
材３５０は、第１の連結軸３５１と、第２の連結軸３５
２とを含む。第１の連結軸３５１は、撹拌手段２１０の
支持台２１３の中央に形成された軸穴２１３ａの下を通
って上部へ突出し、その上部で、軸流ファン２２０の胴
体２２１の内側に形成された雌ねじ面２２１ａと螺結す
る。また、第２の連結軸３５２は、第１の連結軸３５１
と、回転部材３３０のローラ３３１に突設されたヒンジ
軸３３１ａの片側の端とを連結する。
材３５０は、第１の連結軸３５１と、第２の連結軸３５
２とを含む。第１の連結軸３５１は、撹拌手段２１０の
支持台２１３の中央に形成された軸穴２１３ａの下を通
って上部へ突出し、その上部で、軸流ファン２２０の胴
体２２１の内側に形成された雌ねじ面２２１ａと螺結す
る。また、第２の連結軸３５２は、第１の連結軸３５１
と、回転部材３３０のローラ３３１に突設されたヒンジ
軸３３１ａの片側の端とを連結する。
【００２７】第１の連結軸３５１の上部には、軸流ファ
ン２２０の胴体２２１内に形成された雌ねじ面２２１ａ
と螺結可能な雄ねじ面３５１ａが設けられている。ま
た、その下部の外周面には軸流ファン２２０が回転する
際に、撹拌手段２１０の通し穴２１２が離脱されないよ
うに係止突起３５１ｂが突設されている。
ン２２０の胴体２２１内に形成された雌ねじ面２２１ａ
と螺結可能な雄ねじ面３５１ａが設けられている。ま
た、その下部の外周面には軸流ファン２２０が回転する
際に、撹拌手段２１０の通し穴２１２が離脱されないよ
うに係止突起３５１ｂが突設されている。
【００２８】第２の連結軸３５２は、弾性を有するスチ
ール，ステンレススチール，可撓性材の中から選ばれた
いずれかの一つを使用するが、なるだけ腐食を防止する
ため、ステンレススチールを使用するのが好ましい。
ール，ステンレススチール，可撓性材の中から選ばれた
いずれかの一つを使用するが、なるだけ腐食を防止する
ため、ステンレススチールを使用するのが好ましい。
【００２９】上記のように構成された本実施形態の作用
及び効果について述べる。
及び効果について述べる。
【００３０】洗濯工程の順番に従って説明する。まず、
脱水槽６０内に洗濯物を入れ、洗剤溶解手段１００内に
所定量の洗剤を入れてから電源を入れる。電源が入る
と、給水手段８０から水が供給され、洗剤溶解手段１０
０内を通って、洗濯槽２０及び脱水槽６０内に入る。洗
剤溶解手段１００内の洗剤は、供給された水に溶解し、
供給された水とともに洗濯槽２０及び脱水槽６０内に入
る。
脱水槽６０内に洗濯物を入れ、洗剤溶解手段１００内に
所定量の洗剤を入れてから電源を入れる。電源が入る
と、給水手段８０から水が供給され、洗剤溶解手段１０
０内を通って、洗濯槽２０及び脱水槽６０内に入る。洗
剤溶解手段１００内の洗剤は、供給された水に溶解し、
供給された水とともに洗濯槽２０及び脱水槽６０内に入
る。
【００３１】所定の時間が経過すると、駆動手段３０が
動作を開始する。駆動手段３０の駆動は、ベルト４０を
介して動力伝達手段５０に伝わり、動力伝達手段５０が
作動する。この作動に従って洗濯軸５１が減速駆動し、
撹拌手段２１０を左右反転させる。その結果、洗濯槽２
０及び脱水槽６０内の水流が全体的に乱流化し、洗濯物
がまわるように物理的に付勢して撹拌を行う。
動作を開始する。駆動手段３０の駆動は、ベルト４０を
介して動力伝達手段５０に伝わり、動力伝達手段５０が
作動する。この作動に従って洗濯軸５１が減速駆動し、
撹拌手段２１０を左右反転させる。その結果、洗濯槽２
０及び脱水槽６０内の水流が全体的に乱流化し、洗濯物
がまわるように物理的に付勢して撹拌を行う。
【００３２】つまり、撹拌手段２１０が右左反転する
と、複数の羽根山２１１が図１０の矢印Ｂの方向に水流
を繰り返し発生させ、この水流によって洗濯物を撹拌す
る。このように洗濯物を攪拌することで、洗濯物につい
ている汚れやしみなどを容易に落とすことができるよう
になる。
と、複数の羽根山２１１が図１０の矢印Ｂの方向に水流
を繰り返し発生させ、この水流によって洗濯物を撹拌す
る。このように洗濯物を攪拌することで、洗濯物につい
ている汚れやしみなどを容易に落とすことができるよう
になる。
【００３３】図９は、図８中のＣ−Ｃ線に沿う断面図で
ある。図４と図９を参照しながら説明する。撹拌手段２
１０が左右反転すると、撹拌手段２１０の下端に装着さ
れたファン駆動部３００の回転部材３３０が、脱水槽６
０の底面に装着されたガイド部材３１０と歯合しながら
回転する。回転部材３３０の回転力はそのヒンジ軸３３
１ａに連結された連結部材３５０を介して前記撹拌手段
２１０の通し穴２１２内に装着された軸流ファン２２０
に伝わり、軸流ファン２２０を左右反転させる。
ある。図４と図９を参照しながら説明する。撹拌手段２
１０が左右反転すると、撹拌手段２１０の下端に装着さ
れたファン駆動部３００の回転部材３３０が、脱水槽６
０の底面に装着されたガイド部材３１０と歯合しながら
回転する。回転部材３３０の回転力はそのヒンジ軸３３
１ａに連結された連結部材３５０を介して前記撹拌手段
２１０の通し穴２１２内に装着された軸流ファン２２０
に伝わり、軸流ファン２２０を左右反転させる。
【００３４】すなわち、撹拌手段２１０が左右反転する
と、ファン駆動部２３０の第１及び第２の支持部材３２
０，３２１に装着された回転可能な回転部材３３０のピ
ニオン３３２が、脱水槽６０の底面に固定されたガイド
部材３１０のラック３１１に歯合しながら、撹拌手段２
１０の左右反転に伴って同時に回転することにより、ピ
ニオン３３２の片側に連結された連結部材３５０を回転
させる。連結部材３５０は撹拌手段２１０の回転速度よ
りも速く軸流ファン２２０を左右反転させる。
と、ファン駆動部２３０の第１及び第２の支持部材３２
０，３２１に装着された回転可能な回転部材３３０のピ
ニオン３３２が、脱水槽６０の底面に固定されたガイド
部材３１０のラック３１１に歯合しながら、撹拌手段２
１０の左右反転に伴って同時に回転することにより、ピ
ニオン３３２の片側に連結された連結部材３５０を回転
させる。連結部材３５０は撹拌手段２１０の回転速度よ
りも速く軸流ファン２２０を左右反転させる。
【００３５】この際、軸流ファン２２０の胴体２１１の
回りに放射状に配列された複数の羽根板２２２は、同時
に左右反転される脱水槽６０内の洗濯水が撹拌手段２１
０の中央部の下側から中央の上方（図１０の矢印Ａ方
向）へ流れる水流を、つまり中央噴出水流を繰り返し発
生させるよう回転する。このようにして生じた中央噴出
水流が、繰り返し洗濯物にぶつかることにより、洗濯物
のねじれや絡みを抑制する。
回りに放射状に配列された複数の羽根板２２２は、同時
に左右反転される脱水槽６０内の洗濯水が撹拌手段２１
０の中央部の下側から中央の上方（図１０の矢印Ａ方
向）へ流れる水流を、つまり中央噴出水流を繰り返し発
生させるよう回転する。このようにして生じた中央噴出
水流が、繰り返し洗濯物にぶつかることにより、洗濯物
のねじれや絡みを抑制する。
【００３６】図１０は、以上のように構成される実施形
態における洗濯水の水流を示した図である。軸流ファン
２２０によって中央噴水流が矢印Ａ方向へ生じ、同時に
攪拌手段２１０によって矢印Ｂ方向の水流が生じる。し
たがって、水流はＡ→Ｃ→Ｂの方向へ流れる。
態における洗濯水の水流を示した図である。軸流ファン
２２０によって中央噴水流が矢印Ａ方向へ生じ、同時に
攪拌手段２１０によって矢印Ｂ方向の水流が生じる。し
たがって、水流はＡ→Ｃ→Ｂの方向へ流れる。
【００３７】撹拌手段２１０の通し穴２１２の上端に装
着されたこし網２９０は、洗濯及びすすぎ工程の際に洗
濯水に含まれた異物や洗濯物などが通し穴２１２から軸
流ファン２２０へ入らないようにする。これにより、軸
流ファン２２０の複数の羽根板２２２は洗濯水を脱水槽
６０の中央の上部方向へより強く噴出させることができ
る。噴出水流の勢いが強くなると、洗濯物をたたいて洗
濯する場合と同じ様な効果を奏するようになる。
着されたこし網２９０は、洗濯及びすすぎ工程の際に洗
濯水に含まれた異物や洗濯物などが通し穴２１２から軸
流ファン２２０へ入らないようにする。これにより、軸
流ファン２２０の複数の羽根板２２２は洗濯水を脱水槽
６０の中央の上部方向へより強く噴出させることができ
る。噴出水流の勢いが強くなると、洗濯物をたたいて洗
濯する場合と同じ様な効果を奏するようになる。
【００３８】ラック３１１とピニオン３３２とが相互に
歯合する表面には、摩擦減少部材３６０がそれぞれ被覆
されているため、ラック３１１とピニオン３３２とが相
互に歯合して回転する際の摩擦音を最少限に抑えること
ができる。
歯合する表面には、摩擦減少部材３６０がそれぞれ被覆
されているため、ラック３１１とピニオン３３２とが相
互に歯合して回転する際の摩擦音を最少限に抑えること
ができる。
【００３９】ピニオン３３２は、第１及び第２の支持部
材３２０、３２１に回転自在にヒンジ結合されている。
第１及び第２の支持部材３２０、３２１内には弾発部材
３４０が挿入されているので、その弾発力によりピニオ
ン３３２を押え、ピニオン３３２とラック３１１の歯合
をより緊密にする。これにより、ピニオン３３２がラッ
ク３１１をつたって回転移動する際、離脱することなく
移動できるようになるのはもとより、その回転動力が連
結部材３５０を介して軸流ファン２２０に的確に伝達さ
れる。
材３２０、３２１に回転自在にヒンジ結合されている。
第１及び第２の支持部材３２０、３２１内には弾発部材
３４０が挿入されているので、その弾発力によりピニオ
ン３３２を押え、ピニオン３３２とラック３１１の歯合
をより緊密にする。これにより、ピニオン３３２がラッ
ク３１１をつたって回転移動する際、離脱することなく
移動できるようになるのはもとより、その回転動力が連
結部材３５０を介して軸流ファン２２０に的確に伝達さ
れる。
【００４０】所定時間の経過後、駆動手段３０及び動力
伝達手段５０の停止信号に伴い撹拌手段２１０の回転が
停止されると、排水手段９０の弁（不図示）が開放さ
れ、脱水槽６０の底面やまわりに穿設された複数の穴
（底面の穴は不図示）を通して排水され、洗濯槽２０の
底面に連結された排水手段９０を通して洗濯機の本体１
０外部へ排水される。
伝達手段５０の停止信号に伴い撹拌手段２１０の回転が
停止されると、排水手段９０の弁（不図示）が開放さ
れ、脱水槽６０の底面やまわりに穿設された複数の穴
（底面の穴は不図示）を通して排水され、洗濯槽２０の
底面に連結された排水手段９０を通して洗濯機の本体１
０外部へ排水される。
【００４１】また、脱水工程の際は、脱水槽６０が所定
期間にわたって高速回転し、これによって生じる遠心力
により、洗濯物に吸収された残余汚水が脱水槽６０の底
面や回りに穿設された複数の穴（底面の穴は不図示）を
通じて洗濯槽２０の底面に集水され、排水手段９０を通
して洗濯機の外部へ排水される。
期間にわたって高速回転し、これによって生じる遠心力
により、洗濯物に吸収された残余汚水が脱水槽６０の底
面や回りに穿設された複数の穴（底面の穴は不図示）を
通じて洗濯槽２０の底面に集水され、排水手段９０を通
して洗濯機の外部へ排水される。
【００４２】すすぎ工程の際には、排水手段９０の弁が
閉じられ、給水手段８０の稼動により新たな洗濯水（す
すぎ水）が洗濯槽２０及び脱水槽６０内に給水される。
給水完了後、撹拌手段２１０と軸流ファン２２０は上述
の洗濯工程と同様の動作によりすすぎ水を乱流化させる
ことにより、洗濯物に残っている洗剤の残物及び残余汚
水の濃度を低めてすすぎ回数を減少させるとともに、洗
濯水の使用量を節減させるようになる。
閉じられ、給水手段８０の稼動により新たな洗濯水（す
すぎ水）が洗濯槽２０及び脱水槽６０内に給水される。
給水完了後、撹拌手段２１０と軸流ファン２２０は上述
の洗濯工程と同様の動作によりすすぎ水を乱流化させる
ことにより、洗濯物に残っている洗剤の残物及び残余汚
水の濃度を低めてすすぎ回数を減少させるとともに、洗
濯水の使用量を節減させるようになる。
【００４３】すすぎ工程が終了すると、排水手段９０の
弁が開いて、すすぎ水は脱水槽６０の底面及び回りに穿
設された複数の穴（底面の穴は不図示）を通して洗濯槽
２０の底面に集水され、排水手段９０を通して洗濯機の
外部へ排水され、脱水工程にすすむ。脱水された水は、
上述したように脱水槽６０の底面と回りに穿設された複
数の穴（底面の穴は不図示）を通して洗濯槽２０の底面
に集水され、洗濯槽２０の底面の一部に装着された排水
手段９０を通じて洗濯機の外部へ全て排水される。
弁が開いて、すすぎ水は脱水槽６０の底面及び回りに穿
設された複数の穴（底面の穴は不図示）を通して洗濯槽
２０の底面に集水され、排水手段９０を通して洗濯機の
外部へ排水され、脱水工程にすすむ。脱水された水は、
上述したように脱水槽６０の底面と回りに穿設された複
数の穴（底面の穴は不図示）を通して洗濯槽２０の底面
に集水され、洗濯槽２０の底面の一部に装着された排水
手段９０を通じて洗濯機の外部へ全て排水される。
【００４４】なお、脱水工程時、脱水槽６０は、動力伝
達手段５０に装着された脱水軸（不図示）の動力によっ
て所定期間継続して高速回転し、洗濯物に残っているす
すぎ水を脱水する。
達手段５０に装着された脱水軸（不図示）の動力によっ
て所定期間継続して高速回転し、洗濯物に残っているす
すぎ水を脱水する。
【００４５】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、洗濯機
の中央水流発生装置によって発生する中央噴出水流は、
洗濯物の分散を増大させるだけでなく、洗濯物のねじれ
及び絡み合いなどの現象を抑えるとともに、洗濯効率を
向上させる。また、ラックとピニオンとの歯合によりそ
の動力を伝達するファン駆動部が装着されているため、
軸流ファンに安定した動力を伝達することができ、かつ
摩擦音を最少限に抑えるのに極めて優れた効果を発揮す
る。
の中央水流発生装置によって発生する中央噴出水流は、
洗濯物の分散を増大させるだけでなく、洗濯物のねじれ
及び絡み合いなどの現象を抑えるとともに、洗濯効率を
向上させる。また、ラックとピニオンとの歯合によりそ
の動力を伝達するファン駆動部が装着されているため、
軸流ファンに安定した動力を伝達することができ、かつ
摩擦音を最少限に抑えるのに極めて優れた効果を発揮す
る。
【図１】従来の洗濯機を示す縦断面図である。
【図２】従来の洗濯機の撹拌手段を示す平面図である。
【図３】従来の洗濯機の撹拌手段による水流発生を示す
概略図である。
概略図である。
【図４】本発明の中央水流噴出手段及び撹拌手段を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図５】本発明の軸流ファンが撹拌手段に設けられた状
態を示す平面図である。
態を示す平面図である。
【図６】本発明の中央水流発生手段及び撹拌手段、脱水
槽の結合を示す要部断面図である。
槽の結合を示す要部断面図である。
【図７】図６のＡ部の拡大断面図である。
【図８】図６のＢ部の拡大断面図である。
【図９】図８のＣ−Ｃ線に沿う断面図である。
【図１０】本発明の中央噴出流の発生を示す概略図であ
る。
る。
２００ 中央水流発生手段 ２１０ 撹拌手段 ２２０ 軸流ファン ３００ ファン駆動部 ３１０ ガイド部材 ３１１ ラック ３２０，３２１ 第１及び第２の支持部材 ３３０ 回転部材 ３３１ ローラ ３３２ ピニオン ３４０ 弾発部材 ３５０ 連結部材 ３６０ 摩擦減少部材
Claims (9)
- 【請求項１】 洗濯機の中央水流発生装置において、 洗濯物のねじれ及び絡み合い現象を抑制するために、洗
濯機に設けられている撹拌手段の左右反転にしたがって
同時に回転し、かつ前記撹拌手段の中央から上方へ噴出
される水流を発生させる、前記撹拌手段に設けられた通
し穴内に装着される軸流ファンと、前記撹拌手段の片側
に装着され、かつ前記撹拌手段の回転にしたがって洗濯
機の脱水槽の底面と歯合して回転するときの回転力によ
り前記軸流ファンを回転させるファン駆動部とを備える
ことを特徴とする洗濯機の中央水流発生装置。 - 【請求項２】 前記ファン駆動部は、 前記脱水槽内の底面に固定されたガイド部材と、 前記撹拌手段の底面片側に所定の間隔をおいて縦方向に
装着された第１及び第２の支持部材と、 前記撹拌手段の回転にしたがって同時に位置を移動し、
かつ前記ガイド部材と歯合して回転する、前記第１、第
２の支持部材間に回転自在に装着された回転部材と、 前記回転部材の回転にしたがって同時にフレキシブルに
回転し、前記撹拌手段の回転速度より速く前記軸流ファ
ンを高速回転させる、前記回転部材と前記軸流ファンと
の間を連結する連結部材とを備えることを特徴とする請
求項１に記載の洗濯機の中央水流発生装置。 - 【請求項３】 前記ガイド部材は、上面に前記回転部材
が歯合できるラックを備えることを特徴とする請求項２
に記載の洗濯機の中央水流発生装置。 - 【請求項４】 前記回転部材は、 前記第１及び第２の支持部材に穿設されたヒンジ穴にヒ
ンジ結合され、回転自在に両側面にヒンジ軸が突設され
たローラと、 前記ガイド部材のラックと歯合して回転するように前記
ローラの外周面に設けられたピニオンとを備えることを
特徴とする請求項３に記載の洗濯機の中央水流発生装
置。 - 【請求項５】 前記第１及び第２の支持部材は、前記回
転部材を所定の弾発力により付勢して前記回転部材と前
記ガイド部材との歯合を緊密にするために、弾発部材を
備えることを特徴とする請求項２に記載の洗濯機の中央
水流発生装置。 - 【請求項６】 前記ラックと前記ピニオンとは相互に斜
状に歯合されていたことを特徴とする請求項３または４
に記載の洗濯機の中央水流発生装置。 - 【請求項７】 前記ラックと前記ピニオンとが相互に歯
合する部分には、前記ピニオンが前記ラックを伝って回
転する際の摩擦による騒音を最少限に抑えるために摩擦
減少部材がそれぞれ被覆されることを特徴とする請求項
３または４に記載の洗濯機の中央水流発生装置。 - 【請求項８】 前記摩擦減少部材は、ポリエスタエラス
トマーを含むことを特徴とする請求項７に記載の洗濯機
の中央水流発生装置。 - 【請求項９】 中央水流発生装置を備える洗濯機であっ
て、 前記中央水流発生装置は、 洗濯物のねじれ及び絡み合い現象を抑制するために、洗
濯機に設けられている撹拌手段の左右反転にしたがって
同時に回転し、かつ前記撹拌手段の中央から上方へ噴出
される水流を発生させる、前記撹拌手段に設けられた通
し穴内に装着される軸流ファンと、前記撹拌手段の片側
に装着され、かつ前記撹拌手段の回転にしたがって洗濯
機の脱水槽の底面と歯合して回転するときの回転力によ
り前記軸流ファンを回転させるファン駆動部とを備える
ことを特徴とする洗濯機。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019960029475A KR100210074B1 (ko) | 1996-07-20 | 1996-07-20 | 세탁기의 중앙수류 분사장치 |
| KR96-29475 | 1996-07-20 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1057675A true JPH1057675A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=19466944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9196110A Pending JPH1057675A (ja) | 1996-07-20 | 1997-07-22 | 洗濯機及びその中央水流発生装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1057675A (ja) |
| KR (1) | KR100210074B1 (ja) |
| CN (1) | CN1174258A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR100634797B1 (ko) | 1999-08-18 | 2006-10-17 | 삼성전자주식회사 | 세탁기 |
| CN103572552A (zh) * | 2013-10-21 | 2014-02-12 | 邵宏 | 带水力发电与水回收的洗衣机 |
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| CN110306319A (zh) * | 2018-03-27 | 2019-10-08 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 波轮组件 |
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-
1996
- 1996-07-20 KR KR1019960029475A patent/KR100210074B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1997
- 1997-07-18 CN CN97115516A patent/CN1174258A/zh active Pending
- 1997-07-22 JP JP9196110A patent/JPH1057675A/ja active Pending
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