JPH1057559A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH1057559A
JPH1057559A JP9193066A JP19306697A JPH1057559A JP H1057559 A JPH1057559 A JP H1057559A JP 9193066 A JP9193066 A JP 9193066A JP 19306697 A JP19306697 A JP 19306697A JP H1057559 A JPH1057559 A JP H1057559A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同時に複数の当りラインでリーチ状態が発生
した場合でもどの当りラインで特定の組合せが成立する
かがわかりやすい可変表示装置を備えた遊技機を提供す
る。 【解決手段】 当りライン上で最後の1つの図柄が確定
されておらず且つ既に確定された図柄の組合せが大当り
図柄の組合せであるリーチ状態が同時に複数の当りライ
ンD,E上で発生したときに、リーチ状態において当り
ラインDのLED66a,65b,67cと当りライン
E上のLED67a,65b,66cとを順番に点灯移
動させるように表示させるようにしたので、同時に複数
の当りラインでリーチ状態が発生してもどの当りライン
でリーチ状態が発生しているのかが極めて容易に理解す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の可変表示部
に可変表示される複数の識別情報のうち、特定の識別情
報の組合せが複数の当りラインのいずれかの当りライン
上で揃ったときに大当り遊技状態を発生せしめる可変表
示装置を備えた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機、例えば、弾球遊技機や回
動式遊技機(スロットマシーンともいう)においては、
複数の回転ドラムを回転させ、その回転ドラムの停止時
に所定の当りライン上に表示される識別情報の組合せが
特定の組合せとなったときに、予め定められた遊技価値
を付与するように構成された可変表示装置を備えたもの
が市場に提供されていた。これらの可変表示装置におい
ては、一般的に当りラインが複数個設定されており、リ
ーチ状態時に特定の組合せとなる当りラインを回転ドラ
ムを遊技盤に取り付けるための取付基板の外側左右に設
けられる当りライン表示ランプに表示するようになって
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような回転ドラムを遊技盤に取り付けるための取付基板
の外側左右に設けられる当りライン表示ランプによって
当りラインを表示したときには、遊技者にどの当りライ
ンで特定の組合せが成立するかが即座にわかりづらいと
いう欠点があった。特に、同時に複数の当りラインでリ
ーチ状態となったときには、どの当りラインとどの当り
ラインとでリーチ状態が発生しているのかがさらにわか
りづらいという欠点があった。という本発明は、上記し
た事情に鑑みなされたもので、その目的とするところ
は、同時に複数の当りラインでリーチ状態が発生した場
合でもどの当りラインで特定の組合せが成立するかがわ
かりやすい可変表示装置を備えた遊技機を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明が採用した解決手段は、複数の可変表示
部に可変表示される複数の識別情報のうち、特定の識別
情報の組合せが複数の当りラインのいずれかの当りライ
ン上で揃ったときに大当り遊技状態を発生せしめる可変
表示装置を備えた遊技機において、所定の当りライン上
で最後の1つの識別情報が確定されておらず且つ既に確
定された識別情報の組合せが前記特定の識別情報の組合
せであるリーチ状態が同時に複数の当りライン上で発生
したときに、その複数の当りラインを順番に表示したこ
とを特徴とするものである。
【0005】上記のように構成することにより、同時に
複数の当りラインでリーチ状態が発生しても、当りライ
ンを順番に表示するので、遊技者が簡単且つ迅速に当り
ラインを認識することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。まず、図12を参照して、
実施形態に係る可変表示装置30が適用される遊技機の
一例としてのパチンコ遊技機1について説明する。図1
2は、パチンコ遊技機1の正面図である。図において、
パチンコ遊技機1の額縁状の前面枠2には、扉保持枠3
が周設され、該扉保持枠3には、ガラス板4a,4b
(図3参照)を有するガラス扉枠4及び前面扉板5が一
側を軸支されて開閉自在に取り付けられている。ガラス
扉枠4の後方には、遊技盤10が着脱自在に設けられて
いる。また、前面扉板5の表面には、排出された景品玉
を貯留し、且つ打玉の発射位置に一個宛供給する打球供
給皿6が固定されている。打球供給皿6の上流側の内部
空間には、遊技に関連する効果音を発生するスピーカー
7が内蔵されている。
【0007】前記前面枠2の下方部には、打球発射機構
の一部を構成する操作ハンドル8や、前記打球供給皿6
に貯留しきれなかった景品玉を貯留するための余剰玉受
皿9が設けられている。
【0008】前記遊技盤10の表面には、発射された打
玉を誘導するための打玉誘導レール11aと、該打玉誘
導レール11aによって誘導された打玉が落下するため
の遊技領域12を区画する遊技領域形成レール11bが
ほぼ円状に植立されている。遊技領域12のほぼ中央に
は、この実施形態の要部を構成すると共に可変表示部を
構成する複数の回転ドラム46a〜46cを有する可変
表示装置30が設けられ、該可変表示装置30の下方に
入賞領域15を有する可変入賞球装置13が設けられて
いる。可変入賞球装置13は、図1の拡大図を示すよう
に、前記遊技盤10の表面に取り付けられる取付基板1
4を有し、その取付基板14に長方形状の前記入賞領域
15が形成されている。入賞領域15は、遊技盤10の
表面に対して下端を軸にして開放自在な開閉板16によ
って覆われていると共に、その内部が3つに区画され、
中央に特定入賞領域17が、左右に通常の入賞領域18
a,18bがそれぞれ設定されている。
【0009】しかして、可変入賞球装置13の開閉板1
6は、前記可変表示装置30の回転ドラム46a〜46
cの識別情報の組み合せが所定の表示態様となったとき
に、特定遊技状態(以下、大当り状態ともいう)とな
り、所定期間(例えば、20秒経過するまで、あるいは
10個の入賞玉が発生するまで)開放するように設定さ
れ、その開放している間遊技領域12を落下する打玉を
受止めるようになっている。そして、入賞領域15内に
設けられた前記特定入賞領域17に入賞すると、再度上
記した開放状態を繰り返し、特定入賞領域17に入賞玉
が発生する毎に最高10回繰り返すことができるように
なっている。なお、可変入賞球装置13には、前記特定
入賞領域17に入賞する入賞玉を検出するための特定入
賞玉検出器19と、1回の開放中における開閉板16に
よって受け止められたすべての入賞玉を検出して前記1
0個の入賞玉を計数するための入賞玉検出器20と、該
入賞玉検出器20によって検出され且つ計数された数値
を表示する入賞個数表示器21とが設けられている。ま
た、本実施形態において、大当り状態となる可変表示装
置30の所定の表示態様としては、後に詳述する大当り
図柄である「7」が図1に示すように横3列と斜め2列
の合計5つの当りラインA〜E上のいずれかに揃って表
示されたときである。
【0010】また、可変入賞球装置13の下方には、前
記回転ドラム46a〜46cの回転を許容するの始動入
賞口22a〜22cが設けられている。この始動入賞口
22a〜22cのうち真ん中に設けられる始動入賞口2
2aに打玉が入賞すると、それによって払出される景品
玉数は、他の入賞領域に打玉が入賞した際に払出される
景品玉数よりも少なくなるように設定されている。ま
た、始動入賞口22a〜22cには、始動入賞玉検出器
23a〜23cが一体的に設けられ、始動入賞口22a
〜22cに入賞した打玉を検出して図示しない制御回路
に検出信号を送り、前記回転ドラム46a〜46cの回
転許容信号として扱われるようになっている。
【0011】更に、遊技領域12には、前記可変表示装
置30の左右側方及び下部側方に通常の入賞口24a,
24b、25a,25bが設けられている。また、可変
表示装置30の上部にも通常入賞口32が設けられてい
る。
【0012】なお、上記した各入賞領域のうち、前記始
動入賞口22aだけは、前述したように他の入賞口、あ
るいは入賞領域よりも払出される景品玉数が少なく設定
されているが、これは、以下の理由による。すなわち、
始動入賞口22a〜22cにより多くの打玉を入賞させ
ることにより回転ドラム46a〜46cの回転回数を多
くして、大当り状態となる確率を高めるという期待と、
すべての始動入賞口22a〜22cへの入賞による景品
玉数を少なく設定すると、入賞した割合に対して払出さ
れる景品玉数が少なくなるという不満と、を調和させる
ために設定されたものである。なお、この実施形態で
は、始動入賞口22aに打玉が入賞した場合には、7個
の景品玉が払出され、他の入賞領域に打玉が入賞した場
合には、13個の景品玉が払出されるようになってい
る。もちろん、始動入賞口22aに入賞する確率に応じ
てこれらの払出される景品玉数の設定を変えることは差
し支えない。
【0013】また、遊技領域12には、落下する打玉の
流下速度や方向を変化せしめる複数の風車(上部左右に
配置されるランプ付風車26a,26bを含む)や多数
の障害釘(符号なし)が設けられるとともに、前記した
大当り状態になったときに点灯又は点滅して遊技者にそ
の旨を報知する遊技効果ランプ27a,27bが設けら
れている。この遊技効果ランプ27a,27bと同じ効
果を奏するものとして前記前面枠2の上部に設けられる
枠ランプ28a〜28cや、前記風車のうち上部左右に
配置されるランプ付風車26a,26bがある。なお、
これらにランプ類は、大当り状態となったときだけでな
く、前記回転ドラム46a〜46c等が回転していると
きにも異なる態様で点灯、あるいは点滅して遊技の雰囲
気を盛り上げるようになっている。また、大当りの終了
後一定時間点灯あるいは点滅させるようにして、大当り
の余韻を遊技者に味あわせるようにしてもよい。
【0014】更に、遊技領域12の最下方には、上記し
たいずれの入賞領域にも入賞しなかった打玉が遊技盤1
0の後方に導かれるアウト口29が設けられている。ま
た、遊技盤10の裏面には、上記した各種の入賞口や入
賞球装置等に入賞した入賞玉を所定の径路に沿って流下
させて次に説明する機構板(図示しない)に導く入賞玉
集合カバー体86(図3参照)が固着されている。
【0015】なお、パチンコ遊技機1の背面には、周知
のように入賞した入賞玉に基づいて所定の景品玉を払出
す各種の機構が設けられる機構板が配置されると共に、
その機構板には、前記した可変表示装置30や可変入賞
球装置13の動作を制御する制御回路が構成された遊技
制御回路基板(図示しない)が設けられている。
【0016】次に、図1ないし図8(C)を参照して、
この実施形態の要部を構成する可変表示装置30の構成
について説明する。可変表示装置30は、前記遊技盤1
0の表面に取り付けられる取付基板31と、遊技盤10
の裏面に取り付けられる駆動機構部分を収納する駆動部
収納ボックス44とに分けられる。そこで、まず遊技盤
10の表面に取り付けられる取付基板31の構成につい
て主として図1及び図2を参照して説明する。なお、他
の図面は、説明に必要な都度引用する。
【0017】取付基板31の上部には、通常入賞口32
が形成され、その通常入賞口32の前面に上部装飾板3
3が取り付けられている。この上部装飾板33の前面に
は、可変入賞球装置13の開閉板16の継続回数を表示
する継続回数表示器34が設けられる。なお、本実施形
態では、開閉板16が開成する回数の上限を10回まで
としているため、継続回数表示器34で「1」〜「0」
の数字を表示するようにしているが、開閉板16が開成
する回数の上限を10回以上とした場合、例えば、15
回とした場合、1〜10回目までは、「1」〜「0」を
点灯表示し、11〜15回目までは、「1」〜「5」を
点滅して表示したり、または色を変えて表示するように
してもよい。
【0018】また、継続回数表示器34の左右に前記始
動入賞口22a〜22cに入賞した入賞玉数を最高4個
まで記憶した旨を報知する始動入賞記憶表示器35a〜
35cが設けられている。また、取付基板31の下方部
分には、正方形状の開口36が開設され、該開口36に
透明のレンズカバー37が円弧状に取り付けられてい
る。このレンズカバー37は、回転ドラム46a〜46
cの表面に描かれた図柄(識別情報)が3つ分見えるよ
うな大きさに選ばれるとともに図柄がより大きく見える
ようにレンズ状に形成されている。
【0019】更に、取付基板31には、後方に突出する
ように嵌合筒38a,38bが形成され、この嵌合筒3
8a,38bに後述する駆動部側の駆動部取付枠部材3
9の突出ピン41a,41bが嵌入され、取付基板31
と駆動部収納ボックス44との相互の位置関係を正確に
規定している。
【0020】一方、遊技盤10の裏面に取り付けられる
駆動機構部分を収納する駆動部収納ボックス44の構成
について説明すると、駆動部収納ボックス44の前方に
は、駆動部取付枠部材39が固定される。この駆動部取
付枠部材39は、図3に示すように駆動部収納ボックス
44を前記入賞玉集合カバー体86に固定するためのも
のであり、そのための取付穴40a〜40dが穿設され
ている。また、前方上部には、前記嵌合筒38a,38
bに嵌入される突出ピン41a,41bが突設されてい
る。更に、その中央には、回転ドラム46a〜46cが
臨む正方形状の開口部42が開設され、また、後端上下
には、後述する回転ドラム機構45a〜45cを構成す
るモータ固定板48a〜48cの前方側上下を係止する
ためのモータ固定板係合溝43a〜43fが形成されて
いる。
【0021】駆動部収納ボックス44は、前方を開放し
た箱状に形成され、その前方上下には、前記駆動部取付
枠部材39と固定するための取付穴71a〜71dが穿
設され、その内部に回転ドラム46a〜46cが収容さ
れるようになっている。回転ドラム46a〜46cは、
それぞれ個々に回転ドラム機構45a〜45cとしてユ
ニット化され、簡単に駆動部収納ボックス44に収納さ
れるようになっている。すなわち、図6に示すように回
転ドラム機構45a(他の2つの回転ドラム機構45
b,45cも全く同じ構成である)は、その外周表面に
複数の識別情報としての図柄が描かれた回転ドラム46
a〜46cと、該回転ドラム46a〜46cを回転せし
めるステッピングモータ47a〜47cと、該ステッピ
ングモータ47a〜47cを固定するためのモータ固定
板48a〜48cとから構成される。
【0022】回転ドラム46a〜46cは、透光性のあ
る部材(合成樹脂)で構成されると共に、回転ドラム4
6a〜46cの外周面には、図5に示すように図柄シー
ル49a(回転ドラム46b,46cに対応する図柄シ
ール49b,49cは、図示省略)が貼付される。この
図柄シール49aに表示される識別情報としての図柄
は、複数(例えば、16個)描かれているが、このうち
大当りとなる図柄は、本実施形態の場合1種類とされ、
それぞれの回転ドラム46a〜46cに少なくとも1個
描かれている。具体的には、数字の「7」が大当りの識
別情報であり、この「7」が当りラインA〜E上のいず
れかに並んだときに大当りとなる。
【0023】しかして、本実施形態の場合、図柄「7」
だけが光の透過率の高い透明図柄50(着色透明、無色
透明を含む)として描かれ、他の図柄は、図柄シール4
9aの不透明下地51(具体的には、白色不透明)と同
様に不透明図柄(この場合には、着色不透明)として描
かれている。このため、後述する発光部材としてのLE
D65a〜65c、66a〜66c、67a〜67cが
駆動して点灯したときには、大当りとなる図柄が他の図
柄よりもより鮮明に浮び上がり、遊技者に大当りである
旨の認識をより明確に報知することができると共に、回
転ドラム46a〜46cの可変表示に対して遊技者の興
味を引き付けることができる。
【0024】また、他の不透明図柄においても、単に色
彩を施した図柄であるが、これとても、発光部材として
のLED65a〜65c、66a〜66c、67a〜6
7cが駆動して点灯したときには、光によって浮び上が
る色彩が光が照射されていない状態に比較して、より鮮
やかに遊技者に視認させることが可能であるため、回転
ドラム46a〜46cの可変表示に対して遊技者の興味
を引き付けることができる。なお、大当りとなる図柄以
外の他の図柄も着色透明、あるいは無色透明の図柄とし
て描いてもよい。
【0025】更に、図柄シール49aの内側の一部に
は、光が照射されても、その光を反射しないような無反
射帯52が形成されている。この無反射帯52は、後述
するホトトランジスタ79a〜79bが回転ドラム46
a〜46cの回転位置を検出するために設けられるもの
で、ホトトランジスタ79a〜79cが無反射帯52を
検出した後に、ステッピングモータ47a〜47cへの
駆動パルス数を計数することにより、任意の図柄(本実
施形態では、打玉の始動入賞口22a〜22cへの入賞
時に乱数テーブルから選択された数値に基づいて表示さ
れる図柄が決定される)で停止するように制御されるも
のである。なお、無反射帯52に代えて光を反射しない
切欠部を形成しても良い。
【0026】モータ固定板48a〜48cの前方側上下
には、係合突片53a〜53f(53a,53bは、モ
ータ固定板48aに、53c,53dは、モータ固定板
48bに、53e,53fは、モータ固定板48cにそ
れぞれ形成されている。以下、同様にa〜fは、回転ド
ラム機構45a,45b,45cに形成されている)が
突設され、この係合突片53a〜53f(ただし、53
d,53fは図示省略)の前端縁が前記モータ固定板係
合溝43a〜43fと係止されるようになっている。ま
た、係合突片53a〜53fの後端縁は、駆動部収納ボ
ックス44の前方開口縁上下に形成されたモータ固定板
係合溝72a〜72f(ただし、72d,72fは図示
省略)に係止されるようになっている。また、モータ固
定板48a〜48cの後端には、係合部54a〜54f
が突設されている。
【0027】この係合部54a〜54fのうち図8
(A)ないし図8(C)に示すようにモータ固定板48
aに突設される係合部54bと、モータ固定板48bに
突設される係合部54dと、モータ固定板48cに突設
される係合部54fとの形状が異なるように突設され、
それぞれの形状に合致するように駆動部収納ボックス4
4の後面壁にモータ固定板係合溝73b,73d,73
fが刻設されている。したがって、各モータ固定板48
a〜48cを駆動部収納ボックス44に挿入した際に、
係合部54b,54d,54fとモータ固定板係合溝7
3b,73d,73fとが合致しなければ、所定の挿入
位置と間違って回転ドラム機構45a〜45cを挿入し
たことになる。つまり、回転ドラム機構45a〜45c
を所定の正確な位置に組み付けるように係合部54b,
54d,54fとモータ固定板係合溝73b,73d,
73fとが形成されている。なお、図示の実施形態にお
いては、それぞれのモータ固定板48a〜48cの上部
に突設された係合部54a,54c,54eは、同じ形
状に形成され、これと対応するモータ固定板係合溝73
a,73c,73eも同じ形状に形成されているが、こ
れも異なる形状に形成しても良い。
【0028】図6に戻って、モータ固定板48a〜48
cには、後述するLED65a〜65c、66a〜66
c、67a〜67cから伸びるLED配線58a〜58
c(ただし、58b,58cは図示省略)を処理固定す
るための配線固定部材56a〜56c(ただし、56
b,56cは図示省略)、及びステッピングモータ47
a〜47cから延びるモータ配線60a〜60c(ただ
し、60b,60cは図示省略)を処理固定するための
配線固定部材57a〜57c(ただし、57b,57c
は図示省略)をそれぞれ取り付ける配線設置切欠部55
a〜55f(ただし、55c〜55fは図示省略)が後
方上下に形成されている。この配線設置切欠部55a〜
55fに固着される配線固定部材56a〜56c、57
a〜57cは、図7に示すように、その後端のガイド部
材56d(配線固定部材56b,56c、57a〜57
cに対応するガイド部材56e,56f、57d〜57
fは図示省略)がLED配線58aを回転ドラム46a
と46bよりも外側まで案内しているので、回転ドラム
46a〜46cの回転動作が配線58a〜58c、60
a〜60cによって邪魔されることがなく、スムーズな
回転を長期間保証するように構成されている。なお、L
ED配線58a〜58c及びモータ配線60a〜60c
の末端には、コネクタ59a〜59c、コネクタ61a
〜61cが取り付けられ、該コネクタ59a〜59c、
61a〜61cがそれぞれ後述する中継端子基板81の
LED接続コネクタ(図示しない)とモータ接続コネク
タ83a〜83cに接続されるようになっている。
【0029】また、モータ固定板48a〜48cの前方
には、LEDカバー63a〜63c(ただし、63b,
63cは図示省略)が固着されている。このLEDカバ
ー63a〜63cは、モータ固定板48a〜48cのほ
ぼ中央に固定されるステッピングモータ47a〜47c
のモータ軸62a〜62cに回転ドラム46a〜46c
を固着したときに、その回転ドラム46a〜46cの内
側に位置するように配置されている。しかして、LED
カバー63a〜63cは、その後面にLED基板64a
〜64cが固着され、図3に示すようにそのLED基板
64a〜64cにそれぞれ縦方向に3つのLED65a
〜65c、66a〜66c、67a〜67cとが設けら
れている。そして、LEDカバー63a〜63cには、
それぞれのLED65a〜65c、66a〜66c、6
7a〜67cを囲むような反射収容室68a〜68c、
69a〜69c、70a〜70cが構成されている。こ
の反射収容室68a〜68c、69a〜69c、70a
〜70cは、図3及び図4に示すように、その先端が回
転ドラム46a〜46cの外周面の裏側近傍まで延設さ
れると共に、前端開口面の大きさが1つの識別情報を照
射し得る程の大きさとなっている。このため、LED6
5a〜65c、66a〜66c、67a〜67cによっ
て発せられた光を前方だけに通るように導くと共に、そ
の導かれた光によって1つの識別情報としての図柄の裏
面を照射して図柄を浮び上がらせるものである。
【0030】なお、本実施形態においては、反射収容室
68a〜68c、69a〜69c、70a〜70cの内
側面は、光を反射し易いような加工(例えば、メッキ処
理や白色塗料の塗布)が施されている。なお、発光部材
としてLEDに代えて、ランプ等でも良いが、好ましく
は、実施形態のように長寿命であり消費電力が少なく且
つ発熱量の少ない発光体がよい。これは、回転ドラム4
6a〜46cや図柄シール49a〜49cが一般的に合
成樹脂等の熱に弱い材料で構成され、しかも発光部材と
これらの部材とが近接した位置に配置されるので、回転
ドラム46a〜46c、図柄シール49a〜49c等の
熱による変形を長期間に亘って防止することができるか
らである。
【0031】また、LED65a〜65c、66a〜6
6c、67a〜67cは、容易に交換可能な構造として
おくことが望ましい。これは、通常の使用において、L
ED65a〜65c、66a〜66c、67a〜67c
が点灯しなくなることはほとんど無いが、ショート等に
より点灯しなくなる可能性があるためである。
【0032】以上、説明したように回転ドラム機構45
a〜45cは、ユニット化して駆動部収納ボックス44
に収納固定されるので、組み付け作業が簡単に行えると
ともに、故障時の交換が極めて容易に行える。また、回
転ドラム46a〜46cとこれの内側に接するように配
置されるLEDカバー63a〜63cとがモータ固定板
48a〜48cの所定の位置に正確に取り付けられるの
で、長期間使用した場合であっても、これらの相対的な
位置変動がなく、回転ドラム46a〜46cのLEDカ
バー63a〜63cに接触してその回転動作が邪魔され
る不都合を確実に防止することができる。
【0033】更に、駆動部収納ボックス44の後面側に
は、開口部74a〜74dが開設され、駆動部収納ボッ
クス44の後面に密着して取り付けられる駆動制御基板
77の表面に設けられる抵抗、あるいはコンデンサ等の
電気部品が開口部74a〜74dから前方に突出できる
ようにしている。また、駆動部収納ボックス44の後面
には、図4に示すように通過穴75a〜75cが穿設さ
れ、この通過穴75a〜75cに駆動制御基板77に設
けられるホトトランジスタ79a〜79cが臨むように
なっている。したがって、通過穴75a〜75cは、回
転ドラム機構45a〜45cが駆動部収納ボックス44
に固定されたときに前記回転ドラム46a〜46cの一
側外周縁に形成された無反射帯52a〜52cが回転し
てくる位置に対応するように穿設されている。そして、
ホトトランジスタ79a〜79cが無反射帯52a〜5
2cを検出したときにONとなるように設定され、無反
射帯52a〜52c以外の位置のときにはOFFとなる
ように設定されている。
【0034】ホトトランジスタ79a〜79cが設けら
れる駆動制御基板77の下方には、駆動制御基板接続コ
ネクタ80が設けられ、このコネクタ80と次に述べる
中継端子基板81の駆動制御基板接続コネクタ82a,
82bとが配線で接続され、駆動制御基板77に電源が
供給されている。なお、駆動制御基板77は、その一側
上下に形成された係合穴部78a,78bを駆動部収納
ボックス44の後面側に突設された取付ボス76a〜7
6dの一部の取付ボス76a,76dに貫通して支持
し、他側をビスで締着することにより駆動部収納ボック
ス44の後面に密着固定されている。
【0035】また、前記取付ボス76a〜76dには、
中継端子基板81が固定されている。この中継端子基板
81は、可変表示装置30全体に設けられる電気的部品
からの配線を中継するもので、前記した駆動制御基板接
続コネクタ82a,82bやモータ接続コネクタ83a
〜83cやLED接続コネクタ(図示しない)が設けら
れるとともに、図3に示すように外部の電源と接続する
中継端子基板接続コネクタ84が設けられ、該中継端子
基板接続コネクタ84に外部配線の電源接続コネクタ8
5が接続されている。
【0036】以上、実施形態に係る可変表示装置30の
構成について説明してきたが、この可変表示装置30の
作用について図9ないし図11を参照して説明する。ま
ず、図9においては、中央の当りラインAに大当りの識
別情報である「7」が表示される場合を例示するもの
で、(A)に示すように、左の回転ドラム46aの可変
表示が停止したときに「7」が表示されると、それに対
応するLED65aが点滅する。このとき、残りの回転
ドラム46b,46cは、未だ可変表示中であり、それ
に対応するLED65b,65cも消灯したままであ
る。この状態で次の(B)に示すように、右側の回転ド
ラム46cの可変表示が停止したときに「7」が表示さ
れると、それに対応するLED65cが点滅する。この
とき、残りの中央の回転ドラム46bは、未だ可変表示
中であり、それに対応するLED65bも消灯したまま
である。また、左右の回転ドラム46a,46cが共に
「7」を表示したとき(これをリーチ状態という)に
は、中央の回転ドラム46bの回転速度が遅く且つ長い
時間回転する。更に、この状態で次の(C)に示すよう
に、中央の回転ドラム46bの可変表示が停止したとき
に「7」が表示されると、所謂大当り状態であるため、
中央の回転ドラム46bに対応するLED65bだけで
なく、それまで点滅動作していた左右のLED65a,
65cもすべて点灯動作して大当り図柄「7」を裏面か
ら照射して浮び上がらせる。これによって、大当り図柄
を鮮明に浮び上がらせて大当り状態となった旨を遊技者
に明確に報知することができるばかりでなく、可変表示
中においても発光部材としてのLED65a,65cが
点滅しながら停止した状態の大当り図柄を浮び上がらせ
るので、当りラインを遊技者に認識させることができる
と共に識別情報に対して従来にはない色調変化を付与す
ることができる。
【0037】一方、(C)において、大当り図柄が表示
されなかったときには、すべてのLED65a〜65c
が消灯するように制御される。また、図9では、中央の
当りラインAについてだけ述べたが、他の当りラインB
〜Eについても同様に制御すればよい。なお、(A)
(B)と(C)の状態では、発光部材としてのLED6
5a〜65cの作用を変化させてもよい。例えば、
(A)(B)の状態よりも(C)の状態のときの方が輝
度が上昇するようにLED65a〜65c表示制御した
り、あるいは、(A)(B)の状態と(C)の状態とで
は、発光色が異なるように表示制御しても良い。
【0038】次に、図10について説明すると、これ
は、図9に例示するものの変形例であり、まず、(A)
に示すように、左の回転ドラム46aの可変表示が停止
したときに「7」が表示されると、それに対応するLE
D65aが点灯する。このとき、残りの回転ドラム46
b,46cは、未だ可変表示中であり、それに対応する
LED65b,65cも消灯したままである。この状態
で次の(B)に示すように、右側の回転ドラム46cの
可変表示が停止したときに「7」が表示されると、それ
に対応するLED65cが点灯する。このとき、残りの
中央の回転ドラム46bは、未だ可変表示中であり、そ
れに対応するLED65bは、リーチ状態である旨をよ
り強烈にアピールするために点滅動作される。更に、こ
の状態で次の(C)に示すように、中央の回転ドラム4
6bの可変表示が停止したときに「7」が表示される
と、所謂大当り状態であるため、中央の回転ドラム46
bに対応するLED65bだけでなく、それまで点灯動
作していた左右のLED65a,65cもすべて点滅動
作に移行して大当り図柄「7」を裏面から照射して浮び
上がらせる。これによって、大当り図柄を鮮明に浮び上
がらせて大当り状態となった旨を遊技者に明確に報知す
ることができるばかりでなく、可変表示中においても発
光部材としてのLED65a,65b,65cが点灯又
は点滅しながら停止した状態の大当り図柄及び可変表示
中の図柄を浮び上がらせるので、当りラインを遊技者に
認識させることができると共に識別情報に対して従来に
はない色調変化を付与することができる。
【0039】一方、(C)において、大当り図柄が表示
されなかったときには、すべてのLED65a〜65c
が消灯するように制御される。また、図10においても
中央の当りラインAについてだけ述べたが、他の当りラ
インB〜Eについても同様に制御すればよい。
【0040】上記した図9及び図10においては、1つ
の当りライン上に大当りの図柄が表示される実施形態に
ついて説明したが、図11に示すように、複数(例え
ば、2つ)の当りライン上に大当り図柄が表示される可
能性がある場合には、例えば、以下のように制御すれば
よい。ただし、図11において、「7」に加えて「3」
も大当り図柄と設定されている。しかして、左右の回転
ドラム46a,46cの可変表示が停止したときに、斜
めの当りラインD及びE上に大当り図柄「7」及び
「3」が表示された場合には、当りラインD上の左右の
識別情報に対応するLED66a,67cを点灯させ、
当りラインE上の左右の識別情報に対応するLED67
a,66cを点滅させる。このとき当りラインD及びE
においては、リーチ状態であるため、中央の識別情報に
対応するLED65bをより遅い点滅状態で表示する。
そして、中央の識別情報が「7」と表示された場合に
は、当りラインD上で大当り図柄が揃ったことになるの
で、当りラインD上に対応するLED66a,65b,
67cを点灯させ、一方、中央の識別情報が「3」と表
示された場合には、当りラインE上で大当り図柄が揃っ
たことになるので、当りラインE上に対応するLED6
7a,65b,66cを点滅させる。このように表示制
御することにより、前記したと同様に、大当り図柄を鮮
明に浮び上がらせて大当り状態となった旨を遊技者に明
確に報知することができるばかりでなく、可変表示中に
おいても発光部材としてのLEDが点灯あるいは点滅し
ながら停止した状態の大当り図柄を浮び上がらせるの
で、当りラインを遊技者に認識させることができると共
に識別情報に対して従来にはない色調変化を付与するこ
とができる。
【0041】なお、図11に示す場合においても上記し
たように表示制御させる必要はなく、例えば、リーチ状
態において当りラインDのLED66a,65b,67
cと当りラインE上のLED67a,65b,66cと
を順番に点灯移動させるように表示させてもよい。これ
によって、同時に複数の当りラインでリーチ状態が発生
してもどの当りラインでリーチ状態が発生しているのか
が極めて容易に理解することができる。
【0042】上記した可変表示装置30の作用において
は、大当り図柄となったときにそれに対応するLEDを
駆動表示するものを示したが、大当り図柄が表示されな
いときでもLEDを駆動表示させてもよい。例えば、通
常時及び可変表示中は、視認し得る識別情報に対するす
べてのLED65a〜65c、66a〜66c、67a
〜67cを点灯表示させ、大当りとなった場合には、当
りライン上のLEDだけを点滅、あるいは点灯移動させ
るようにし、他の識別情報に対するLEDを点灯状態に
保持したままで良い。また、左右の回転ドラム46a,
46cが停止した結果、リーチ状態となった場合に、中
央の回転ドラム46bに対応する縦方向の3つのLED
66b,65b,67bを上から下へ点灯移動させるよ
うに表示駆動しても良い。
【0043】以上、実施形態に係る可変表示装置30の
構成及び作用について説明してきたが、この実施形態に
よれば、所定の当りラインA〜E上で最後の1つの図柄
が確定されておらず且つ既に確定された図柄の組合せが
大当り図柄の組合せであるリーチ状態が同時に複数の当
りラインD,E上で発生したときに、リーチ状態におい
て当りラインDのLED66a,65b,67cと当り
ラインE上のLED67a,65b,66cとを順番に
点灯移動させるように表示させるようにしたので、同時
に複数の当りラインでリーチ状態が発生してもどの当り
ラインでリーチ状態が発生しているのかが極めて容易に
理解することができる。
【0044】なお、上記した実施形態では、可変表示装
置30が適用される遊技機として弾球遊技機の一種であ
るパチンコ遊技機を例示したが、他の弾球遊技機、例え
ば、アレンジ式遊技機、カード式遊技機等であってもよ
く、また、回動式遊技機であってもよい。
【0045】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、同時に複数の当りラインでリー
チ状態が発生しても、当りラインを順番に表示するの
で、遊技者が簡単且つ迅速に当りラインを認識すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る可変表示装置が設けられる遊技
盤の遊技領域の正面拡大図である。
【図2】可変表示装置の分解斜視図である。
【図3】可変表示装置の縦断面図である。
【図4】可変表示装置の横断面図である。
【図5】識別情報が形成される図柄シールの部分正面図
である。
【図6】可変表示装置を構成する回転ドラム機構を示す
分解斜視図である。
【図7】回転ドラム機構から延びる配線の処理構造を示
す部分断面図である。
【図8】(A)ないし(C)は、回転ドラム機構が正確
に組み付けられるための構造を示す側方断面図である。
【図9】回転表示装置の作用を説明する説明図である。
【図10】同じく、回転表示装置の作用を説明する説明
図である。
【図11】同じく、回転表示装置の作用を説明する説明
図である。
【図12】可変表示装置が適用される遊技機の一例とし
てのパチンコ遊技機の正面図である。
【符号の説明】
30 可変表示装置 46a〜46c 回転ドラム(可変表示部) 65a〜65c、66a〜66c、67a〜67c L
ED(発光部材)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年8月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の可変表示部
に可変表示される識別情報の組合せが予め定められた
組合せで複数の当りラインのいずれかの当りライン上で
揃ったときに大当り遊技状態を発生せしめる可変表示装
置を備えた遊技機に関するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明が採用した解決手段は、複数の可変表示
部に可変表示される識別情報の組合せが予め定められ
組合せ複数の当りラインのいずれかの当りライン上
で揃ったときに大当り遊技状態を発生せしめる可変表示
装置を備えた遊技機において、所定の当りライン上で最
後の1つの可変表示部で可変表示される識別情報が確定
されておらず且つ既に確定された識別情報の組合せが前
予め定められた組合せであるリーチ状態が同時に複数
の当りライン上で発生したときに、その複数の当りライ
上の表示態様択一的に表示したことを特徴とするも
のである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】上記のように構成することにより、同時に
複数の当りラインでリーチ状態が発生しても、当りライ
上の表示態様を択一的に表示するので、遊技者が簡単
且つ迅速に当りラインを認識することができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、同時に複数の当りラインでリー
チ状態が発生しても、当りライン上の表示態様を択一的
に表示するので、遊技者が簡単且つ迅速に当りラインを
認識することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の可変表示部に可変表示される複数
    の識別情報のうち、特定の識別情報の組合せが複数の当
    りラインのいずれかの当りライン上で揃ったときに大当
    り遊技状態を発生せしめる可変表示装置を備えた遊技機
    において、 所定の当りライン上で最後の1つの識別情報が確定され
    ておらず且つ既に確定された識別情報の組合せが前記特
    定の識別情報の組合せであるリーチ状態が同時に複数の
    当りライン上で発生したときに、その複数の当りライン
    を順番に表示したことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 同時に発生している前記複数の当りライ
    ンの表示は、当りライン上に位置する識別情報に係る前
    記可変表示部を遊技者に識別できる態様で表示すること
    を特徴とする請求項1記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000202088A (ja) * 1999-01-19 2000-07-25 Olympia:Kk スロットマシン
JP2002078844A (ja) * 2000-09-05 2002-03-19 Samii Kk リール装置及びリール装置を用いた遊技機

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JP2000202088A (ja) * 1999-01-19 2000-07-25 Olympia:Kk スロットマシン
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