JPH1057120A - フック型留め具ならびにそれを使用したメカニカルファスナー及び使い捨ておむつ - Google Patents

フック型留め具ならびにそれを使用したメカニカルファスナー及び使い捨ておむつ

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JPH1057120A
JPH1057120A JP8193632A JP19363296A JPH1057120A JP H1057120 A JPH1057120 A JP H1057120A JP 8193632 A JP8193632 A JP 8193632A JP 19363296 A JP19363296 A JP 19363296A JP H1057120 A JPH1057120 A JP H1057120A
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hook
type fastener
loop
fastener
base material
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JP8193632A
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Yasuhiro Kono
泰宏 河野
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3M Co
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Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ループ型留め具と組み合わせてメカニカルフ
ァスナーを完成するために用いられるものであって、取
扱が容易であり、耐剥離力に優れ、そして液体等で汚染
されても性能低下を生じないようなフック型留め具を提
供することを目的とする。 【解決手段】 フック材が結合せしめられた基材を含む
フック型留め具において、前記フック型留め具の基材及
びフック材がその留め具の先端部において分離されてお
りかつ前記基材の前記フック材から分離した自由端部
が、前記フック型留め具を前記ループ型留め具に係止し
た後に再びその係止を解く時につまみ用タブを構成する
のに必要なサイズを有しているように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメカニカルファスニ
ングシステムあるいはメカニカルクロージャーシステム
に関し、さらに詳しく述べると、フック型留め具、それ
をループ型留め具と組み合わせたメカニカルファスナ
ー、そしてこのようなファスナーを使用した使い捨てお
むつに関する。本発明のフック型留め具とそれを使用し
たメカニカルファスナーは、特に乳幼児、失禁者などの
ための使い捨ておむつにおいて有利に使用することがで
き、また、かかるファスナーの優れた締結特性を利用し
て、おむつ以外の民生用、医療用等のいろいろな衣服類
の締結目的においても有利に利用することができる。
【0002】
【従来の技術】従来より、乳幼児、失禁者などのため、
各種の使い捨ておむつが考案され、市販されている。こ
れらの商業的に入手可能な使い捨ておむつは、通常、液
体吸収性の内装材を含みかつ着用者の体型に適合し得る
サイズ及び形状を有するおむつ本体と、着用時にそのお
むつ本体の所定の部位を固定しておむつ形状を安定に保
持するためのファスニングテープとから構成されてい
る。ファスニングテープは、おむつ製造業者によってい
ろいろな工夫がなされているというものの、一般的に
は、その片面に粘着剤層を有する粘着テープからなって
いて、おむつの着用時、おむつ本体のうち着用時に腰部
前方(下腹部)に位置する部分に予め取り付けられた補
強フィルムに接着及び締結することが可能である。使用
状態にあるおむつは、粘着テープの強い粘着力によっ
て、おむつ交換の時点で着用者から取り外す時まで、不
用意な外れ、液体の漏れ等を被ることなく安定に使用可
能である。
【0003】しかしながら、ファスニングテープとして
の粘着テープには、粘着力の低下という重要な問題があ
る。例えば、乳幼児の場合を例にとると、おむつ交換
時、皮膚の清潔、汗疹などの予防のためにベビーパウダ
ー、ベビーローションなどを股の部位に適用することが
屡々行われているけれども、かかる粉剤、油剤、液剤あ
るいはその他の物質(以下、総称して「異物」という)
がテープの粘着面に付着してその表面を覆った場合、被
覆量が多い場合には粘着力の消失の結果としておむつを
締結して使用することができなくなり、また、たとえそ
の被覆量が少ない場合でも、粘着力の低下の結果とし
て、通常の使用ならば外れずに長時間にわたって使用し
得たおむつが、短時間の使用で外れてしまうといった不
都合が発生する。
【0004】粘着剤層を有するファスニングテープの問
題を解消するため、使い捨ておむつの分野でも、フック
材をループ材に絡めて締結するメカニカルファスニング
あるいはメカニカルクロージャーシステムの導入が検討
されている。メカニカルファスニングは、フックとルー
プの機械的締結機構を粘着剤層に代えて使用しているの
で、上記したような各種の異物の付着に原因した粘着力
の低下を効果的に防止することができる。例えば、特開
平1−162802号公報は、改良された留め具装置を
有する使い捨ておむつを開示している。この公報に記載
のおむつでは、その留め具装置がおむつ着用時に見られ
る剥離力及び剪断応力に耐えることができるので、おむ
つの重ね合わされた腰部分の分離を防止することができ
る。また、特開平3−268756号公報は、使い捨て
おむつとその製作方法を開示している。この公報に記載
のおむつでは、その留め具手段をフックとループの特別
な構成とすることによって、製作コストを著しく下げる
とともに、留め具の性能を向上させることができる。さ
らに、特開平4−276251号公報は、使い捨ておむ
つ等の吸収性製品を開示している。この公報に記載の吸
収性製品では、フック部材とループ部材からなるメカニ
カルファスニングシステムにおいて、そのループ部材の
ループを断続的に取り付けることによって、締結強度を
高レベルで維持したまま製造コストの低減をはかること
ができる。
【0005】ところで、使い捨ておむつは、本来、廃棄
することが前提になっている。したがって、そこで用い
られる部材は、すなわち、おむつ本体の外装材、内装材
からファスニングシステムのフック材、ループ材に至る
各種の部材は、極力無駄を排除し、しかも低コストであ
ることが望まれる。例えば、このことをファスニングシ
ステムにおいて用いられるループ材について見ると、そ
のコストは主にループの形成のために使用される繊維の
密度によって決定されるので、ループ材の作製時にはで
きるかぎり繊維の密度を低くすることが好ましい。
【0006】また、ループ材よりフック材を取り外す場
合は、一般に、両者を互いに反対方向に引っ張ること=
剪断(シェアー)方向に力を加えることではなくて、ル
ープ材に関してフック材を剥離方向に引っ張ること=ル
ープ材の面に対してほぼ垂直な方向に力を加えることに
よって、所期の分離を達成している。ここで、ループ材
からそのループに絡み合ったフック材を有するファスニ
ングテープを剥離する場合、テープの剥離に要する剥離
力は、通常、フック材のフックと絡み合うループを構成
する繊維の本数に比例し、したがって、ループ材の繊維
密度が低ければ低いほど、低い剥離力でもってテープの
剥離が可能となる。但し、換言すると、低い剥離力でテ
ープの剥離が可能であるということは、ファスニングテ
ープの使用者あるいはその他の者が不用意にそのテープ
のつまみ部などに触れた場合、剥離方向に力が加わり、
たとえその力が小さくとも、ファスニングテープの外れ
を引き起こす恐れのあることを意味している。また、剥
離力が低いということは、ファスニングテープが不用意
に外れる印象を与えてしまうため、そのテープを使用し
た製品の製品価値に不利な影響を与えがちである。特
に、使い捨ておむつの分野では、このような低剥離力の
問題を解決して使用者の不安を排除すること、すなわ
ち、ファスニングシステムにおいて用いられるループ材
及びフック材のコストを上げることなく、剥離力の高い
製品を提供することが望まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、したがって、ループ型留め具と組み合わせてメカニ
カルファスナーを完成するために用いられるものであっ
て、取扱が容易であり、高剥離力であり、そして粉剤、
油剤、液剤等の各種の異物で汚染されても締結性能の低
下を生じないようなフック型留め具を提供することにあ
る。
【0008】本発明の第2の目的は、低コストで製造可
能であり、すぐれた締結性能とともに高剥離力を保証し
得るメカニカルファスナーを提供することにある。本発
明の第3の目的は、低コストで製造可能であり、着用後
のメカニカルファスナーの取り外しに高剥離力が必要で
あり、メカニカルファスナーに対する粉剤、油剤、液剤
等の各種の異物の付着によってもファスナーの締結性能
に悪影響がでないような使い捨ておむつを提供すること
にある。
【0009】本発明のこれらの及びその他の目的は、以
下の詳細な説明からより容易に理解することができるで
あろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した第1の目的は、
本発明によれば、ループ型留め具と組み合わせてメカニ
カルファスナーを完成するために用いられるものであっ
て、フック材が結合せしめられた基材を含むフック型留
め具において、前記フック型留め具の基材及びフック材
がその留め具の先端部において分離されておりかつ前記
基材の前記フック材から分離した自由端部が、前記フッ
ク型留め具を前記ループ型留め具に係止した後に再びそ
の係止を解く時につまみ用タブを構成するのに必要なサ
イズを有していることを特徴とするフック型留め具によ
って達成することができる。
【0011】また、本発明の第2の目的は、ループ材を
有する基材を含むループ型留め具と、前記ループ型留め
具のループ材に絡み合って係止可能なフック材が結合せ
しめられた基材を含むフック型留め具とが組み合わさっ
たメカニカルファスナーにおいて、前記フック型留め具
の基材及びフック材が前記留め具の先端部において分離
されておりかつ前記フック型留め具の基材の前記フック
材から分離した自由端部が、前記フック型留め具を前記
ループ型留め具に係止した後に再びその係止を解く時に
つまみ用タブを構成するのに必要なサイズを有している
ことを特徴とするメカニカルファスナーによって達成す
ることができる。
【0012】さらに、本発明の第3の目的は、液体吸収
性の内装材を含むおむつ本体と、前記おむつ本体の第1
の腰部分に取り付けられた、ループ材を有する基材を含
むループ型留め具と、前記おむつ本体の前記第1の腰部
分とは反対側の第2の腰部分に取り付けられた、前記ル
ープ型留め具のループ材に絡み合って係止可能なフック
材が結合せしめられた基材を含むフック型留め具とを含
む使い捨ておむつにおいて、前記フック型留め具の基材
及びフック材がその留め具の先端部において分離されて
おりかつ前記フック型留め具の基材の前記フック材から
分離した自由端部が、前記フック型留め具を前記ループ
型留め具に係止した後に再びその係止を解く時につまみ
用タブを構成するのに必要なサイズを有しており、そし
て、前記おむつの着用時、前記おむつ本体の第1及び第
2の腰部分を前記ループ型留め具のループ材と前記フッ
ク型留め具のフック材との係止により相互に固定可能で
あることを特徴とする使い捨ておむつによって達成する
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、いろいろな形態で実施
することが可能である。以下、いくつかの好ましい形態
を添付の図面を参照しながら説明することにする。本発
明は、第1に、図1に模式的に示すように、メカニカル
ファスナー10を完成するためにループ型留め具7と組
み合わせて用いられるフック型留め具にある。ループ型
留め具とフック型留め具の組み合わせでメカニカルファ
スナーを完成する技術は、前記した通りに周知の技術で
あり、しかし、本発明は、その従来のメカニカルファス
ナーの問題点を解決するため、フック型留め具の構造に
改良を加えたものである。
【0014】フック型留め具は、「ファスニングテー
プ」とも呼ばれており、通常、基材1とその基材の1つ
の面に施されたフック材2とからなる。基材1は、この
技術分野において一般的に行われているように、各種の
天然もしくは合成の材料から構成することができる。適
当な基材材料としては、以下に列挙するものに限定され
るわけではないけれども、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン−ポリエチレンブロックコポリマ
ー、ポリエステル、塩化ビニル、ポリアセテート、ポリ
アミド、木綿等を挙げることができる。これらの材料
は、単独で使用してもよく、あるいは2種類もしくはそ
れ以上を組み合わせて使用してもよく、また、これらの
材料は、シート又はフィルム状の成形物であっても、あ
るいは織布、不織布、編織布等であってもよい。特に、
ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリプロピレン−ポリ
エチレンブロックコポリマーやその混合物は、適度な柔
軟性があり、低コストであるので、使い捨ておむつの用
途に好適である。
【0015】フック型留め具の基材1は、その表面にフ
ック材2が施されている。フック材2は、通常、その支
持体3上に多数個のフック4が一体的に結合せしめられ
た構造を有している。ここで、支持体に対するフックの
一体的結合は、いろいろな形態を包含することができ、
例えば、支持体との同時成形による一体化、支持体に対
する埋め込みあるいは植え付け、接着剤による接合など
を挙げることができる。フック4の形状は、ループ材の
ループに絡み合って所期の締結を可能とする限りに特に
限定されないというものの、この技術分野において多用
されているように、マッシュルーム形(図1に例示)、
かぎ形(ホック形)(図2に例示)、ピン形(図3に例
示)あるいはそれに類する突起体の形状であることが好
ましい。なお、フックの形状は、本発明が目的とする剥
離力の向上に大きく影響するというものの、形状が複雑
になればなるほど生産性が低下し、コストの上昇を引き
起こすという点にも留意しなければならない。ちなみ
に、図1に示したフック材2は、支持体3に多数個のマ
ッシュルーム形フック4を植え付けたものであって、例
えば、特表平6−500486号公報に記載のような手
順に従って製造することができる。
【0016】フック材をその基材に固定するに際して
は、いろいろな固定手段を使用することができる。ま
た、このような固定によって達成される基材/フック材
の結合強度は、本発明の締結効果を保証するため、フッ
ク型留め具の使用時にもたらされるフック材/ループ材
の結合強度よりも大であることが必要である。適当な固
定手段としては、例えば、グルー、熱融着、超音波加熱
等による接着、一体成形、縫製、ステープラーによる機
械的固定などを挙げることができる。
【0017】再び図1を参照しながら説明すると、本発
明によるフック型留め具は、その主たる部分において、
一体的に結合せしめられた基材1とフック材2とからな
るけれども、先端部において、その一体的結合が解かれ
ていること、すなわち、分岐されていること、そして基
材1のうちフック材2から分岐した部分(ここでは、特
に「自由端部」と呼ぶ)11が、本発明のフック型留め
具を相対するループ型留め具7に係止した後に再びその
係止を解く時につまみ用タブを構成するのに必要なサイ
ズを有していることを特徴としている。つまみ用タブ1
1のサイズは、フック型留め具の大きさに応じていろい
ろに変更し得るというものの、一般に、約10〜50mm
の幅及び約3〜30mmの長さ(図1のbを参照)の範囲
であるのが好ましい。タブの厚さは、基材の厚さに応じ
て変動可能である。また、タブの形成は、フック型留め
具の製造の前、その間あるいはその後の任意の段階でい
ろいろな手法に従って行うことができる。例えば、フッ
ク型留め具の基材に粘着剤層が設けられている場合、二
軸延伸ポリプロピレン(BOPP)やポリエチレンテレ
フタレート(PET)などのフィルムで粘着剤層の一部
分をマスクしたり、その基材を折り返すなどしてタブを
形成することができる。
【0018】本発明によるフック型留め具において、そ
のフック材2のフック4は、前記したように、支持体3
によって支承されたものであって、ループ型留め具7の
ループ材6(図1を参照されたい)に絡み合って係止可
能な複数個の突起体からなり、そしてフック材2の先端
部、すなわち、上記したように基材1から分岐した部分
(この部分も「自由端部」と呼ぶ)13は、好ましく
は、少なくとも1列のフック群を有している(図示の例
では、説明の便宜上、3列のフック群が示されてい
る)。このように、つまみ用タブの根本の部分よりも先
端側にフックが存在していると、フック材に相対するル
ープ材からの剥離力は、その先端側のフックに対して剪
断方向の力が加わるため、増加が可能である。つまり、
先端側に存在すべきフックの数を調整することで、ルー
プ材の繊維密度を変えることなくフック型留め具の剥離
力をコントロールすることができる。先端側のフックの
数は、フックの形状、フックの密度等のファクタに応じ
て変更することができる。マッシュルーム形突起体の形
状を有するフックの場合、先端側に位置すべきフックの
数は、幅10mmの基材の時に約6〜400個の範囲であ
るのが好ましい。
【0019】フック型留め具の剥離力は、また、つまみ
用タブ11の根本からフック材2の先端側に位置するフ
ックまでの距離(図1のaを参照)によっても影響を受
ける。すなわち、タブの根本からフックまでの距離が長
くなればなるほど、得られる剥離力は高くなるけれど
も、反対に、タブをつかみ易くするためにその自由端部
を不必要に長くしなければならない、などの問題が発生
してくる。タブの根本からフック材の先端側に位置する
フックまでの距離は、3〜10mmの範囲であるのが好適
である。3mm未満ではその効果が得にくく、反対に10
mmを超えると、留め具そのものを扱いにくくなる。
【0020】本発明のフック型留め具は、適度の堅さを
備えていることが望ましい。この堅さは、フック材の基
材に関してガーレ(Gurley)法により測定した場
合、好ましくは40g・in(約102g・cm)以下であ
る。この堅さが40g・inを超えると、タブよりも先端
に位置するフック材がループ材に追従しなくなるため、
剪断方向の力が得られなくなり、剥離力が向上しにくく
なる。なお、ガーレ法については、TAPPIの刊行
物、T543 pm−84:Stiffnessof
paper(Gurley type stiffne
ss tester)(1984年刊)を参照された
い。
【0021】本発明の実施において、フック型留め具と
組み合わせて用いられるループ型留め具は、そのループ
材がフック型留め具のフック材に適合したものでありか
つ所期の目的に悪影響を及ぼさない限りにおいて特に限
定されるものではない。図1を参照して説明すると、ル
ープ型留め具7は、好ましくは、基材5と、その表面に
一体的に結合せしめられたループ材6とからなる。ルー
プ材6は、常法に従っていろいろな材料から構成するこ
とができるというものの、フック材2のフック4と効果
的に絡み合うことのできる繊維材料から構成することが
好ましい。繊維材料は、所望とするループの形状に応じ
て、例えば織布、不織布、編み物、その他の形で使用す
ることができる。また、繊維の束がループ状となるよう
に、フィルム上に繊維を部分的に接着したようなもの
も、ループ材として有利に使用することができる。
【0022】本発明は、第2に、上記したようなフック
型留め具をループ型留め具に組み合わせて完成されたメ
カニカルファスナーにある。本発明によるメカニカルフ
ァスナーの好ましい実施形態は、再び図1を参照しなが
ら具体的に説明すると、選ばれた基体、例えば使い捨て
おむつの本体の特定部位(例えば、バックシート上の一
部分)(図示せず)に取り付けられた、ループ材6を有
する基材5を含むループ型留め具7と、同じく選ばれた
基体の別の特定部位(図示せず)に取り付けられた、ル
ープ型留め具7のループ材6に絡み合って係止可能なフ
ック材2が結合せしめられた基材1を含むフック型留め
具との組み合わせである。このメカニカルファスナー1
0において、フック型留め具の基材1及びフック材2
は、図示されるように、フック型留め具の先端部におい
て2つの自由端部11及び13を構成するように分岐さ
れており、また、フック型留め具の基材1の自由端部1
1(フック材2との結合が解除された部分)は、フック
型留め具をループ型留め具7に係止した後に再びその係
止を解く時につまみ用タブを構成するのに必要なサイズ
を有している。
【0023】本発明は、第3に、上記したようなメカニ
カルファスナーをおむつ本体の締結用に使用した使い捨
ておむつにある。本発明による使い捨ておむつの好まし
い実施形態を示した図4(使い捨ておむつの斜視図)及
び図5(図4のおむつの展開図)を参照しながら具体的
に説明すると、使い捨ておむつ20は、液体吸収性の内
装材(図示せず)を含みかつ着用者の股の部分の体型に
適合し得るサイズ及び形状を有するおむつ本体21から
なる。おむつ本体21の構造は、多くの文献等から公知
となっているように、多種多様であり、また、したがっ
て、液体吸収性の内装材もいろいろに変更可能である。
おむつ本体21は、通常、液体吸収性の内装材の外側に
非透水性のバックシートを配置するとともに、その内側
(おむつ着用者に接する側)に透水性の不織布等を配置
することによって、構成することができる。また、この
おむつ本体21の選ばれた部分には、着用者の不快感を
排除するための改良や、使用者の取扱性を向上させるな
どの工夫を施すことが可能である。
【0024】おむつ本体21のバックシート上のフロン
タル部分、図示の例で第1の腰部分22として参照する
部位、にループ型留め具7を取り付ける。ループ型留め
具7は、先に図1を参照して説明したように、基材とそ
の表面に施されたループ材とからなる。さらに、おむつ
本体21のバックシート上のフロンタル部分と表裏をな
す部分、図示の例で第2の腰部分23として参照する部
位、にフック型留め具を取り付ける。フック型留め具
も、先に図1を参照して説明したものに同じである。図
示のように、基材1がおむつ本体21の第2の腰部分2
3に取り付けられるとともに、その先端部がフック材2
の自由端部13と分かれてつまみ用タブ11を形成して
いる。フック材2は、ループ型留め具7のループ材に絡
み合って係止可能である。図示の使い捨ておむつを着用
する時は、フック型留め具のフック材面を、おむつ本体
のバックシートのフロンタル部分に取り付けられたルー
プ材面に押し付けることで、おむつのウエスト部を形成
し、締結を完了することができる。
【0025】おむつ本体に対するフック型留め具の取り
付けは、図6に示す断面図から容易に理解することがで
きるであろう。フック型留め具は、使い捨ておむつの未
使用時、図6(A)に示すように折り畳んで取り付けら
れている。すなわち、おむつ本体のうち第2の腰部分2
3の端面にフック型留め具の基材1が、その端面を取り
囲むようにして取り付けられている。基材1は、その先
端部の裏面にフック材2を有するとともに、フック材2
の自由端部13と分かれた部分でつまみ用タブ11を形
成している。図示の例では、基材1の裏面のうち前記フ
ック材2に続いた部分に粘着剤層17が設けられてい
る。粘着剤層17は、使用後のおむつをコンパクトに折
り畳んだ後、その状態を維持するための固定手段として
機能することができる。また、第2の腰部分23の端面
のうち、基材1が取り付けられている面とは反対側の面
には、粘着剤層17がその面に付着するのを防止するた
め、剥離層16が設けられている。図示のフック型留め
具は、その使用時、図6(B)に示すように展開され
る。すなわち、フック材2が露出し、これがループ型留
め具のループ材(図示せず)に締結せしめられる。
【0026】本発明の使い捨ておむつにおいて、図7を
参照しながら説明すると、前記したようなおむつ本体の
第1の腰部分22及び第2の腰部分(図示せず)をルー
プ型留め具7のループ材とフック型留め具のフック材2
との係止により相互に固定した後、基材1の先端のつま
み用タブ11を外側にめくるように引っ張って(引っ張
り方向については、図中の矢印Aを参照されたい)フッ
ク材2とループ材の間の係止を解くのに要する剥離力よ
りも、フック型留め具における基材1に対するフック材
2の結合力のほうが大であることが好ましい。
【0027】また、図8を参照しながら説明すると、お
むつ本体の第1の腰部分22及び第2の腰部分(図示せ
ず)をループ型留め具7のループ材とフック型留め具の
フック材2との係止により相互に固定した後、フック型
留め具とループ型留め具を図中矢印Bで示すように互い
に反対方向に引っ張って両者を分離しようとする場合、
フック型留め具とループ型留め具を分離するのに要する
力である剪断応力は、少なくとも500gであることが
好ましい。これは、剪断応力が500g未満の時、フッ
ク型留め具とループ型留め具により構成されるファスナ
ーが、おむつの着用者の腹圧に負け、ファスナーとしの
機能を奏することができなくなるからである。
【0028】
【実施例】例1 フック型留め具の作製 住友スリーエム社からKJ−0425(品番)として入
手可能な粘着テープを幅25mm×長さ40mmにスリット
してファスニングテープの基材を調製した。この基材の
先端部(表側)に、つまみ用タブとして使用するため、
幅25mmのPETフィルムを接着剤で接合し、その際、
基材の末端から先に延在するPETフィルムの長さ(図
1のタブ11の長さbに相当)を75mmとした。さら
に、同じ基材の先端部(PETフィルムとは反対の側)
に、図1に示すように、フック材を接着剤で接合した。
ここで使用したフック材は、単位面積当たりのフック数
を異にする次のような2種類のフック材であった。
【0029】住友スリーエム社からCS−200(品
番)として入手可能なマッシュルーム形フック付きのフ
ック材(幅25mm×長さ25mm)、1平方インチ当たり
のフック数=2500本。 住友スリーエム社からCS−200(品番)として入
手可能なマッシュルーム形フック付きのフック材(幅2
5mm×長さ25mm)、1平方インチ当たりのフック数=
900本。
【0030】それぞれのフック材のタブの根本からの長
さ(図1の自由端部13の長さaに相当)は、4種類の
長さ、すなわち、0mm(タブのみを有する従来品に相
当)、3mm、7mm又は11mmとした。 ループ型留め具の作製 2.8デニールのポリエチレンテレフタレート(PE
T)を同じくPETの裏地から突出させた複数のフィラ
メントループで、ウェル30/インチ、コース25/イ
ンチ及び目付40g/m2のトリコット織物としてループ
材を用意し、このループ材の基材側を幅50mm×長さ1
00mmのステンレスパネル上に両面テープ(住友スリー
エム社製のSTA−305)で固定した。 剥離力の測定 ループ型留め具のループ材にフック型留め具のフック材
を重ね合わせた後、荷重200gのローラを1往復させ
て両者を十分に圧着した。次いで、合体したままのルー
プ材/フック材のサンプルを引っ張り試験機(島津製作
所社製のAGS−100B)に取り付けた。ループ材か
らフック材を剥離するのに要する力(g/in)を、引っ
張り速度=300mm/分及び剥離角度=135°又は1
80°で測定した。得られた結果を次の第1表に示す。 第1表 フック材:CS−200(フック本数2500) 剥離角度 フック材の、タブの根本からの長さa 0mm 3mm 7mm 11mm 135° 40 116 543 1500* 180° 90 200 1000 1500* フック材:CS−200(フック本数900) 剥離角度 フック材の、タブの根本からの長さa 0mm 3mm 7mm 11mm 135° 115 210 585 750 180° 100 355 650 1500* (註)* フック材の剥離時にループ材も一緒に剥離した。 上記した結果から理解されるように、今回の試験では、
フック材のタブの根本からの長さを3〜7mmもしくはそ
れ以上とした時に満足し得る剥離力が得られ、しかし、
10mmを上回った時には、剥離のためにことさら大きな
力が必要になったり、場合によっては、ループ材ごと引
き剥がすことが可能である。
【0031】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、取扱が容易であり、剥離力が高レベルであり、そし
て粉剤、油剤、液剤等の各種の異物で汚染されても締結
性能の低下を生じないようなフック型留め具を得ること
ができる。また、このフック型留め具をループ型留め具
と組み合わせて使用すると、低コストで製造可能であ
り、すぐれた締結性能とともに高剥離力を保証し得るメ
カニカルファスナーを得ることができる。さらに、この
メカニカルファスナーを使い捨ておむつの締結手段とし
て使用することにより、低コストで製造可能であり、着
用後のメカニカルファスナーの取り外しに高剥離力が必
要であり、すなわち、高レベルの締結性能をもたらすこ
とができ、そしてメカニカルファスナーに対して粉剤、
油剤、液剤等の各種の異物が付着した場合にもファスナ
ーの優れた締結性能に悪影響がでないような使い捨てお
むつを得ることができる。また、本発明のファスナー
は、その締結状態を解除する時に発生する音が比較的に
静かであり、着用者あるいは着用補助者の不快感を排除
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるメカニカルファスナーの好ましい
1態様を示す略示断面図である。
【図2】図1のメカニカルファスナーのフック型留め具
において用いられたフック材の別の好ましい態様を示す
断面図である。
【図3】図1のメカニカルファスナーのフック型留め具
において用いられたフック材のさらに別の好ましい態様
を示す断面図である。
【図4】本発明による使い捨ておむつの好ましい1態様
を示す斜視図である。
【図5】図4に示した使い捨ておむつを展開して示す斜
視図である。
【図6】図4及び図5に示した使い捨ておむつのフック
型留め具の使用状態を順を追って示す断面図である。
【図7】本発明のフック型留め具の結合強度(剥離力に
対する抵抗力)の測定方法を説明した断面図である。
【図8】本発明のフック型留め具の結合強度(剪断応力
に対する抵抗力)の測定方法を説明した断面図である。
【符号の説明】
1…フック型留め具の基材 2…フック材 3…フック支持体 4…フック 5…ループ型留め具の基材 6…ループ材 10…メカニカルファスナー 11…つまみ用タブ 13…自由端部 16…剥離層 17…粘着剤層 20…使い捨ておむつ 21…おむつ本体 22…第1の腰部分 23…第2の腰部分

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ループ型留め具と組み合わせてメカニカ
    ルファスナーを完成するために用いられるものであっ
    て、フック材が結合せしめられた基材を含むフック型留
    め具において、前記フック型留め具の基材及びフック材
    がその留め具の先端部において分離されておりかつ前記
    基材の前記フック材から分離した自由端部が、前記フッ
    ク型留め具を前記ループ型留め具に係止した後に再びそ
    の係止を解く時につまみ用タブを構成するのに必要なサ
    イズを有していることを特徴とするフック型留め具。
  2. 【請求項2】 前記フック材のフックが、該フック材の
    支持体に支承されたものであって、前記ループ型留め具
    のループ材に絡み合って係止可能な複数個の突起体から
    なり、そして前記フック材の前記基材から分離した自由
    端部が少なくとも1列のフック群を有していることを特
    徴とする請求項1に記載のフック型留め具。
  3. 【請求項3】 前記突起体が、マッシュルーム形、かぎ
    形、ピン形あるいはそれに類する形状を有していること
    を特徴とする請求項2に記載のフック型留め具。
  4. 【請求項4】 ループ材を有する基材を含むループ型留
    め具と、前記ループ型留め具のループ材に絡み合って係
    止可能なフック材が結合せしめられた基材を含むフック
    型留め具とが組み合わさったメカニカルファスナーにお
    いて、前記フック型留め具の基材及びフック材が前記留
    め具の先端部において分離されておりかつ前記フック型
    留め具の基材の前記フック材から分離した自由端部が、
    前記フック型留め具を前記ループ型留め具に係止した後
    に再びその係止を解く時につまみ用タブを構成するのに
    必要なサイズを有していることを特徴とするメカニカル
    ファスナー。
  5. 【請求項5】 液体吸収性の内装材を含むおむつ本体
    と、 前記おむつ本体の第1の腰部分に取り付けられた、ルー
    プ材を有する基材を含むループ型留め具と、 前記おむつ本体の前記第1の腰部分とは反対側の第2の
    腰部分に取り付けられた、前記ループ型留め具のループ
    材に絡み合って係止可能なフック材が結合せしめられた
    基材を含むフック型留め具とを含む使い捨ておむつにお
    いて、 前記フック型留め具の基材及びフック材がその留め具の
    先端部において分離されておりかつ前記フック型留め具
    の基材の前記フック材から分離した自由端部が、前記フ
    ック型留め具を前記ループ型留め具に係止した後に再び
    その係止を解く時につまみ用タブを構成するのに必要な
    サイズを有しており、そして、前記おむつの着用時、前
    記おむつ本体の第1及び第2の腰部分を前記ループ型留
    め具のループ材と前記フック型留め具のフック材との係
    止により相互に固定可能であることを特徴とする使い捨
    ておむつ。
  6. 【請求項6】 前記おむつ本体の第1及び第2の腰部分
    を前記ループ型留め具のループ材と前記フック型留め具
    のフック材との係止により相互に固定した後、前記つま
    み用タブを引っ張って前記フック材と前記ループ材の間
    の係止を解くのに要する剥離力よりも、前記フック型留
    め具における前記基材に対するフック材の結合力のほう
    が大であることを特徴とする請求項5に記載の使い捨て
    おむつ。
  7. 【請求項7】 前記おむつ本体の第1及び第2の腰部分
    を前記ループ型留め具のループ材と前記フック型留め具
    のフック材との係止により相互に固定した時、前記フッ
    ク型留め具及び前記ループ型留め具を互いに反対方向に
    引っ張って両者を分離するのに要する力である剪断応力
    が少なくとも500gであることを特徴とする請求項5
    又は6に記載の使い捨ておむつ。
JP8193632A 1996-07-23 1996-07-23 フック型留め具ならびにそれを使用したメカニカルファスナー及び使い捨ておむつ Pending JPH1057120A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004505671A (ja) * 2000-08-07 2004-02-26 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 改良された表面締結装置を備える吸収性物品
WO2004024047A1 (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Uni-Charm Co., Ltd. 使い捨て着用物品
US8557068B2 (en) 2000-12-08 2013-10-15 Daio Paper Corporation Method for manufacturing an absorbent body of a body fluid absorbing article

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