JPH1056599A - 番組案内表示制御装置およびテレビジョン受像機 - Google Patents

番組案内表示制御装置およびテレビジョン受像機

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Publication number
JPH1056599A
JPH1056599A JP8210837A JP21083796A JPH1056599A JP H1056599 A JPH1056599 A JP H1056599A JP 8210837 A JP8210837 A JP 8210837A JP 21083796 A JP21083796 A JP 21083796A JP H1056599 A JPH1056599 A JP H1056599A
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JP
Japan
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program guide
program
channel
display
display mode
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Application number
JP8210837A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tsunoda
浩 角田
Masako Otsuki
雅子 大槻
Nobuhiro Hara
信博 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、表示モードが番組案内画面表
示モードに切り替えられたときには、テレビ放送表示モ
ードにおいて最後に放映されていた番組のチャンネルが
ユーザによって設定されている限定内容に適合している
番組であるか否かにかかわらず、テレビ放送表示モード
において最後に放映されていた番組のチャンネルに対応
する番組案内を表示することができる番組案内表示制御
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 番組案内表示制御装置において、視聴し
たい番組をユーザに限定させるための設定手段、ならび
に表示モードが番組案内画面表示モードに切り替えられ
たときには、テレビ放送表示モードにおいて最後に放映
されていた番組のチャンネルに対する番組案内および当
該チャンネル以外のチャンネルであってユーザによって
設定された限定内容に適合した番組を含むチャンネルに
対する番組案内からなる番組案内画面を表示させる表示
制御手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレビジョン放
送において、複数のチャンネルからユーザが希望する番
組を選択するために必要な番組案内を表示する番組案内
表示制御装置およびテレビジョン受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】米国で実用化されているDSS(デジタ
ル衛星放送システム)においては、150以上の多数の
チャンネルが用意されており、非常に多くの番組が提供
されている。このシステムでは、現在放送されている番
組および将来放送される番組の案内情報が本来の番組デ
ータとともに所定時間間隔で伝送されている。ユーザ側
端末の表示モードには、ユーザによって選択された番組
の放送映像が表示されるテレビ放送表示モードと、複数
のチャンネルに対する番組案内およびカーソルを有する
番組案内画面が表示される番組案内画面表示モードとが
ある。
【0003】番組案内画面表示モードが設定されている
ときには、図11に示すように、受信された全番組案内
情報に対応する全番組案内表Eの一部の番組案内表eが
番組案内画面として表示される。番組案内画面には、縦
軸をチャンネル番号軸とし、横軸を時間軸として、複数
の番組案内がマトリックス状に表示される。この例で
は、番組案内画面には、5つのチャンネルに対する番組
であって、2時間半分の番組が表示される。左端には、
チャンネル番号が縦に並んで表示されている。そして、
各チャンネルに対応した行に、そのチャンネルによって
放送される各番組の時間帯を示す枠が表示されており、
各枠内にタイトル名(A〜P)が表示されている。
【0004】番組案内画面上には、番組を指定したり、
番組案内画面をスクロールさせたりするためのカーソル
が表示される。このカーソルの移動は、左、右、上、下
の各方向ごとに設けられた4つのカーソル移動キーを操
作することによって行なわれる。上または下方向移動の
ためのカーソル移動キーを操作するごとに、カーソル
は、1チャンネル単位で移動する。また、左または右方
向移動のためのカーソル移動キーを操作するごとに、カ
ーソルは、所定時間単位で移動する。
【0005】このような番組案内画面は、図12に示す
ように、ユーザ側端末の表示領域31の中央部に表示さ
れる。表示モードが番組案内画面表示モードに切り替え
られたときには、表示領域31内の番組案内画面の外側
領域32に、テレビ放送表示モードにおいて最後に放映
されていた番組のチャンネルにおいて現在放送されてい
る番組の放送映像の一部(放送映像の周囲部分)が表示
される。また、カーソルが、現在放送されている番組に
対応する番組案内上に移動せしめられたときには、表示
領域31内の番組案内画面の外側領域32に、その番組
の放送映像の一部(放送映像の周囲部分)が表示され
る。
【0006】なお、DSSにおいて提供される番組に
は、DSSへの加入のための料金および基本料金等のシ
ステム利用料を支払えば無料で見ることができる無料番
組と、システム利用料とは別に課金される有料番組とが
ある。また、有料番組には、予めチャンネル単位で購入
するものと、視聴した場合にのみ課金されるもの(PP
V: pay per view ) とがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】番組案内画面を表示さ
せるための指令等は、一般に、メニュー画面上で行なわ
れる。また、ユーザは、このメニュー画面上において、
カテゴリー等を設定することによって、見たい番組案内
を限定することができる。このような設定が行なわれた
場合には、ユーザによって設定された限定内容に適合し
た番組を含むチャンネルのみに対する番組案内を表示す
ることが考えられる。
【0008】ユーザによって設定された限定内容に適合
した番組を含むチャンネルのみに対する番組案内を表示
する場合においては、次のような問題が発生する。つま
り、このような番組案内画面から選択された番組がテレ
ビ放送表示モードにおいて放映されている状態におい
て、チャンネルUP/DOWNキーによってチャンネル
が切り替えられることにより、ユーザによって設定され
た限定内容に適合していない番組が放映されることがあ
る。このような状態から、表示モードが番組案内画面表
示モードに切り替えられたときには、テレビ放送表示モ
ードにおいて最後に放映されていた番組のチャンネルに
対する番組案内が表示されなくなるため、テレビ放送表
示モードにおいて最後に放映されていた番組の放送映像
を表示領域内の番組案内画面の外側領域に表示すること
ができなくなる。
【0009】この発明は、ユーザによって設定された限
定内容に適合した番組を含むチャンネルのみに対する番
組案内を原則的に表示する番組案内表示制御装置および
テレビジョン受像機において、表示モードが番組案内画
面表示モードに切り替えられたときには、テレビ放送表
示モードにおいて最後に放映されていた番組のチャンネ
ルがユーザによって設定されている限定内容に適合して
いる番組であるか否かにかかわらず、テレビ放送表示モ
ードにおいて最後に放映されていた番組のチャンネルに
対応する番組案内を表示することができる番組案内表示
制御装置およびテレビジョン受像機を提供することを目
的とする。
【0010】この発明は、ユーザによって設定された限
定内容に適合した番組を含むチャンネルのみに対する番
組案内を原則的に表示する番組案内表示制御装置および
テレビジョン受像機において、表示モードが番組案内画
面表示モードに切り替えられたときには、テレビ放送表
示モードにおいて最後に放映されていた番組のチャンネ
ルがユーザによって設定されている限定内容に適合して
いる番組であるか否かにかかわらず、テレビ放送表示モ
ードにおいて最後に放映されていた番組のチャンネルに
対応する番組案内およびそのチャンネルで現在放送中の
番組の放送映像の少なくとも一部を表示することができ
る番組案内表示制御装置およびテレビジョン受像機を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明による第1の番
組案内表示制御装置は、表示モードとして、ユーザによ
って選択された番組の放送映像が表示されるテレビ放送
表示モードと、複数のチャンネルに対する番組案内が表
示される番組案内画面表示モードとがあるユーザ側端末
における番組案内表示制御装置において、視聴したい番
組をユーザに限定させるための設定手段、ならびに表示
モードが番組案内画面表示モードに切り替えられたとき
には、テレビ放送表示モードにおいて最後に放映されて
いた番組のチャンネルに対する番組案内および当該チャ
ンネル以外のチャンネルであってユーザによって設定さ
れた限定内容に適合した番組を含むチャンネルに対する
番組案内からなる番組案内画面を表示させる表示制御手
段を備えていることを特徴とする。
【0012】上記設定手段としては、たとえば、視聴し
たい番組のカテゴリーを、ユーザによって限定させるた
めのものが用いられる。
【0013】この発明による第1の番組案内表示制御装
置によれば、表示モードが番組案内画面表示モードに切
り替えられたときには、テレビ放送表示モードにおいて
最後に放映されていた番組のチャンネルがユーザによっ
て設定されている限定内容に適合している番組であるか
否かにかかわらず、テレビ放送表示モードにおいて最後
に放映されていた番組のチャンネルに対応する番組案内
を表示することができるようになる。
【0014】この発明による第2の番組案内表示制御装
置は、表示モードとして、ユーザによって選択された番
組の放送映像が表示されるテレビ放送表示モードと、複
数のチャンネルに対する番組案内およびカーソルを有す
る番組案内画面が表示される番組案内画面表示モードと
があるユーザ側端末における番組案内表示制御装置にお
いて、視聴したい番組をユーザに限定させるための設定
手段、表示モードが番組案内画面表示モードに切り替え
られたときには、テレビ放送表示モードにおいて最後に
放映されていた番組のチャンネルに対する番組案内およ
び当該チャンネル以外のチャンネルであってユーザによ
って設定された限定内容に適合した番組を含むチャンネ
ルに対する番組案内からなる番組案内画面を表示させる
とともにテレビ放送表示モードにおいて最後に放映され
ていた番組のチャンネルにおいて現在放送されている番
組の放送映像の少なくとも一部を表示させる第1表示制
御手段、ならびに番組案内画面上において現在放送中の
番組に対応する番組案内上にカーソルが移動せしめられ
たときには、番組案内画面とともにカーソル移動先の番
組案内に対応する番組の放送映像の少なくとも一部を表
示する第2表示制御手段を備えていることを特徴とす
る。
【0015】上記設定手段としては、たとえば、視聴し
たい番組のカテゴリーを、ユーザによって限定させるた
めのものが用いられる。
【0016】この発明による第2の番組案内表示制御装
置によれば、表示モードが番組案内画面表示モードに切
り替えられたときには、テレビ放送表示モードにおいて
最後に放映されていた番組のチャンネルがユーザによっ
て設定されている限定内容に適合している番組であるか
否かにかかわらず、テレビ放送表示モードにおいて最後
に放映されていた番組のチャンネルに対応する番組案内
およびそのチャンネルで現在放送中の番組の放送映像の
少なくとも一部を表示することができるようになる。
【0017】この発明によるテレビジョン受像機は、上
記第1および第2の番組案内表示制御装置のいずれかを
備えているものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
を米国で実用化されているDSS(ディジタル衛星放送
システム)に適用した場合の実施の形態について説明す
る。
【0019】〔1〕ユーザ側端末の構成の説明
【0020】図1は、ユーザ側端末の構成を示してい
る。
【0021】ユーザ側端末としては、テレビジョン受像
機と番組案内表示制御装置とが組み合わされたもの、ま
たは番組案内表示制御回路が組み込まれたテレビジョン
受像機が用いられる。ユーザ側端末は、ユーザ側端末全
体を制御するためのCPU6を備えている。CPU6
は、そのプログラムおよび必要なデータを記憶する記憶
装置9を備えている。CPU6には、リモートコントロ
ーラ等からなる操作部5が接続されている。CPU6
は、操作部5によって選択された番組を表示するために
チューナ2を制御するとともに番組案内画像を生成する
ための番組案内画像生成回路4を制御する。
【0022】入力端子1には、図示しないパラボラアン
テナからの高周波信号が入力される。入力端子1に入力
された信号はチューナ2に送られる。チューナ2では、
周波数変換、QPSK復調等の処理が行なわれ、ディジ
タル映像信号のストリームが生成される。チューナ2の
出力は、映像処理回路3に送られる。
【0023】映像処理回路3では、チューナ2から出力
されたストリームがMPEGデコードされ、CRT等の
表示器8に表示するためのアナログ映像信号、たとえば
NTSC信号が生成される。この映像信号は、マルチプ
レクサ7を介して表示器8に送られることにより、表示
器8上に表示される。
【0024】さらに、映像処理回路3は、チューナ2の
出力から番組案内情報を抽出して、CPU6に供給す
る。CPU6に供給された番組案内情報は、記憶装置9
に記憶される。記憶装置9には、さらに、メニュー画面
等の各種設定画面を表示させるための設定画面情報が予
め記憶されているとともに、購入された番組に関する情
報等が記憶される。
【0025】番組案内画像生成回路4は、表示メモリ
(図示略)を備えている。番組案内画像生成回路4で
は、記憶装置9に記憶されている設定画面情報、番組案
内情報等に基づいて、各種設定画像および番組案内画像
が表示メモリ上に作成される。そして、表示メモリ上に
作成された画像が逐次読み出され、マルチプレクサ7を
介して表示器8に送られることにより、表示器8上に表
示される。マルチプレクサ7は、CPU6からの制御信
号に基づいて、映像処理回路3の出力および番組案内画
像生成回路4の出力のうちの一方を選択して表示器8に
供給する。
【0026】操作部5には、メニュー画面を表示させる
ためのメニューキー11、カーソルを左右方向および上
下方向に移動させるための4つのカーソル移動キー12
L、12R、12U、12D、選択入力を行なうための
セレクトキー13、チャンネルを上方向または下方向に
変更するためのチャンネルUP/DOWNキー14U、
14D等が設けられている。
【0027】ユーザは、番組案内画面を見たい場合に
は、メニューキー11を操作することによってメニュー
画面を表示させた後、カーソル移動キー12L、12
R、12U、12Dおよびセレクトキー13を操作する
ことによって、番組案内表示モードを選択すればよい。
【0028】また、ユーザは、このメニュー画面上にお
いて、カテゴリー等を設定することによって、見たい番
組案内を限定することができる。このような設定が行な
われた場合には、原則的には、ユーザによって設定され
た限定内容に適合した番組を含むチャンネルのみに対す
る番組案内からなる番組案内画面が表示される。
【0029】以下の説明においては、番組案内画面を表
示するモードを番組案内画面表示モードといい、テレビ
放送の映像を表示領域全体に表示する表示モードをテレ
ビ放送表示モードということにする。また、見たい番組
案内が限定されていない場合の番組案内画面表示モード
を第1番組案内画面表示モードといい、見たい番組案内
が限定されている場合の番組案内画面表示モードを第2
番組案内画面表示モードということにする。
【0030】〔2〕第1番組案内画面表示モード時の表
示処理についての説明
【0031】第1番組案内画面表示モード時の番組案内
表示処理について説明する。ユーザ側端末に送られてく
る番組案内情報には、たとえば、現在時刻から24時間
先の時刻までの、全チャンネルに対する各番組の案内情
報が含まれている。1番組の番組案内情報は、タイトル
名、PPV番組である場合にはその料金(レーティン
グ)、カテゴリー(スポーツ、音楽、ドラマ、ニュース
等)、開始および終了時刻等から構成されている。
【0032】CPU6は、全チャンネルに対する各番組
の案内情報を、図11の上側に示すように、縦方向がチ
ャンネル番号であり、横方向が時間である2次元の配列
情報とみなして、チャンネル番号と時刻を示すスロット
番号とを用いてアクセスできるようなインデックステー
ブルを生成する。スロット番号は、たとえば、30分単
位ごとに付けられた番号である。なお、図11の上側に
示された全番組案内情報に対応する2次元配列の領域E
を、全番組案内領域ということにする。
【0033】番組案内表示が操作部5によって選択され
た場合には、直前に選局されていたチャンネル番号と現
在時刻とインデックステーブルとに基づいて、CPU6
は、図2に示すような表示テーブルを生成する。図2に
おいて、最も左の1列を除く領域内の各小領域(以下、
セルという)に、番組案内表示情報が格納される。した
がって、この例では、5チャンネル×5セル(2時間半
に相当する)分の番組案内に対応する表示テーブルが作
成される。最も左側の1列の各セルには、チャンネルの
番号(絶対的なチャンネル番号)またはそのチャンネル
番号に対応する局名のデータが格納される。
【0034】図2において、各セル毎にインデックスと
して記載された(x,y)のxは、チャンネル相対番号
(表示テーブル内の各セル間での相対的なチャンネル番
号であり、絶対的なチャンネル番号ではない)を示し、
yはスロット相対番号(表示テーブル内の各セル間での
相対的なスロット番号であり、絶対的なスロット番号で
はない)を示している。最上段の左から2つ目のセルS
oを基準セルということにする。
【0035】各セルに格納される番組案内表示情報は、
タイトル名、専有セル数、レーティング、購入済か否か
を表す情報、カテゴリー等からなる。専有セル数とは、
当該セルから当該番組が終了するセルまでに含まれてい
るセル数をいう。したがって、当該セルで当該番組が終
了する場合には、専有セル数は1となる。このように作
成された表示テーブルに基づいて、番組案内画像生成回
路4は、図11に下側に示すような番組案内画面に対応
する画像を表示メモリ上に生成する。そして、表示メモ
リ上に生成された画像が表示器8に送られることによ
り、図11に下側に示すような番組案内画面が表示器8
に表示される。
【0036】このような番組案内画面は、図12に示す
ように、表示器8の表示領域31の中央部に表示され
る。番組案内画面表示モードに表示モードが切り替えら
れたときには、表示領域31内の番組案内画面の外側領
域32に、テレビ放送表示モードにおいて最後に放映さ
れていた番組のチャンネル(以下、ラストチューニング
チャンネルという)で現在放送されている番組の放送映
像の一部(放送映像の周囲部分)が表示される。
【0037】また、カーソルが、PPV番組以外の番組
であって現在放送されている番組に対応する番組案内上
または既に購入手続きが行なわれているPPV番組であ
って現在放送されている番組に対応する番組案内上に移
動せしめられたときには、その番組に対する選局動作が
行なわれ、表示領域31内の番組案内画面の外側領域3
2に、その番組の放送映像の一部(放送映像の周囲部
分)が表示される。そして、この状態でセレクトキー1
3がオンされると、表示モードがテレビ放送表示モード
となり、番組案内画面が消去され、表示領域31全体に
その番組の放送映像が表示される。
【0038】図3は、第1番組案内画面表示モード時に
おいて、CPU6および番組案内画像生成回路4によっ
て実行される番組案内画面の表示処理の手順を示してい
る。
【0039】第1番組案内画面表示モード時において、
番組案内が操作部5によって選択されると、ラストチュ
ーニングチャンネルの番号および現在時刻が読み込ま
れ、全番組案内領域E(図11参照)から基準セルが設
定される(ステップ1)。
【0040】設定された基準セルとインデックステーブ
ルとに基づいて、図2の表示テーブルが作成される(ス
テップ2)。
【0041】この表示テーブル内の情報がCPU6から
番組案内画像生成回路4に送られる。番組案内画像生成
回路4では、送られてきた情報に基づいて、番組案内画
像生成処理が行なわれる(ステップ3)。つまり、番組
案内画像が表示メモリ上に生成される。表示メモリ上に
生成された番組案内画像が逐次読み出されて表示器8に
送られることにより、表示器8に番組案内画面が表示さ
れる。この際、表示器8の表示領域31における番組案
内画面の外側領域32に、ラストチューニングチャンネ
ルで現在放送されている番組の放送映像の一部が表示さ
れる。この後、キー入力待ち状態となる。
【0042】セレクトキー13によるセレクトキー入力
があった場合には(ステップ4でYES)、番組予約処
理、番組案内画面表示モードからテレビ放送表示モード
への表示モード切り替え処理等の所定の処理が実行され
る。
【0043】カーソル移動キー12L、12R、12
U、12Dによるカーソルキー入力があったときには
(ステップ5でYES)、操作されたカーソル移動キー
12L、12R、12U、12Dに応じて、ステップ
6、7、8または9の処理が行なわれる。
【0044】つまり、操作されたキーが左移動キー12
Lである場合には、ステップ6に進み、全番組案内領域
Eの左端から左方向への移動が指令されたか否かが判定
される。操作されたキーが右移動キー12Rである場合
には、ステップ7に進み、全番組案内領域Eの右端から
右方向への移動が指令されたか否かが判定される。操作
されたキーが上移動キー12Uである場合には、ステッ
プ8に進み、全番組案内領域Eの上端から上方向への移
動が指令されたか否かが判定される。操作されたキーが
下移動キー12Dである場合には、ステップ9に進み、
全番組案内領域Eの下端から下方向への移動が指令され
たか否かが判定される。
【0045】全番組案内領域Eの左端から左方向への移
動が指令された場合(ステップ6でYES)、全番組案
内領域Eの右端から右方向への移動が指令された場合
(ステップ7でYES)、全番組案内領域Eの上端から
上方向への移動が指令された場合(ステップ8でYE
S)または全番組案内領域Eの下端から下方向への移動
が指令された場合(ステップ9でYES)には、すなわ
ち、全番組案内領域Eの外側への移動指令である場合に
は、カーソルを移動させることができないので、ステッ
プ4に戻りキー入力待ち状態となる。
【0046】カーソルキー入力によるカーソル移動指令
が、全番組案内領域内での移動指令である場合には、カ
ーソルの移動先の位置が算出される(ステップ10)。
カーソル移動指令が左右方向の移動指令である場合に
は、移動量を左右方向の1セル分(1スロット分)とし
て、カーソルの移動先の位置が算出される。カーソル移
動指令が上下方向の移動指令の場合には、移動量を上下
方向の1セル分(1スロット分)として、カーソルの移
動先の位置が算出される。そして、カーソル移動先の位
置が、表示器8に表示されている番組案内画面内か否か
が判定される(ステップ11)。
【0047】カーソル移動先の位置が、表示器8に表示
されている番組案内画面内である場合には、カーソルが
移動先の位置に表示されるように、表示メモリ内のカー
ソル画像が移動せしめられる(ステップ12)。カーソ
ルの移動先の番組案内に対応する番組が現在放送されて
いる場合には、その番組に対する選局動作が行なわれ、
表示器8の表示領域31における番組案内画面の外側領
域32に、その番組の放送映像の一部が表示される。
【0048】カーソル移動先の位置が、表示器8に表示
されている番組案内画面の外側である場合には、番組案
内画面を変更(スクロール)させるために、基準セルの
変更処理が行なわれる(ステップ13)。この基準セル
の変更処理においては、全番組案内領域Eのうち、現在
の基準セルに対してカーソル移動方向にカーソル移動量
だけ離れた位置が新たな基準セルとされる。基準セルの
変更処理によって新たな基準セルが設定されると、ステ
ップ2に戻る。したがって、新たに設定された基準セル
に基づいて、図2の表示テーブルが作成され、新たな番
組案内画面が表示器8に表示される。つまり、番組案内
画面が更新される。
【0049】〔3〕第2番組案内画面表示モード時にお
ける番組案内画面の表示処理についての説明
【0050】第2番組案内画面表示モード時において
は、原則的には、ユーザによって設定された限定内容に
適合した番組を含むチャンネルのみに対する番組案内か
らなる番組案内画面が表示される。ただし、表示モード
が番組案内画面表示モードに切り替えられたときにおい
ては、この例ではメニュー画面上で番組案内画面表示モ
ードが選択されたときには、ラストチューニングチャン
ネルがユーザによって設定された限定内容に適合した番
組を含んでいるか否かに係わらず、ラストチューニング
チャンネルに対する番組案内も表示される。
【0051】第2番組案内画面表示モード時において
も、表示モードが番組案内画面表示モードに切り替えら
れたときにおいては、表示器8の表示領域31における
番組案内画面の外側領域32に、ラストチューニングチ
ャンネルで現在放送されている番組の放送映像の一部が
表示される。
【0052】また、番組案内画面上で、カーソルが、P
PV番組以外の番組であって現在放送されている番組に
対応する番組案内上または既に購入手続きが行なわれて
いるPPV番組であって現在放送されている番組に対応
する番組案内上に移動せしめられたときには、その番組
に対する選局動作が行なわれ、表示領域31内の番組案
内画面の外側領域32に、その番組の放送映像の一部
(放送映像の周囲部分)が表示される。そして、この状
態でセレクトキー13がオンされると、表示モードがテ
レビ放送表示モードとなり、番組案内画面が消去され、
表示領域31全体にその番組の放送映像が表示される。
【0053】第2番組案内画面表示モード時において番
組案内画面を表示させるための処理について説明する。
ここでは、ユーザによって特定のカテゴリーが設定され
た場合を例にとって説明する。
【0054】図4は、第2番組案内画面表示モード時に
おいて、CPU6および番組案内画像生成回路4によっ
て実行される番組案内画面を表示させるための処理の全
体的な手順を示している。
【0055】なお、以下の説明において、DISP−C
H(n)は、チャンネル番号nの表示判定フラグを示し
ている。表示判定フラグの内容と、その意味は次の通り
である。
【0056】DISP−CH(n)=0:チャンネルn
は、テレビ放送が提供されていないチャンネルであるこ
とを意味する。つまり、チャンネルnは、現在使用され
ていないチャンネルであることを意味する。
【0057】DISP−CH(n)=1:チャンネルn
は、テレビ放送が提供されているチャンネルであり、テ
レビ放送表示モードにおいて最後に放映されていた番組
のチャンネル(ラストチューニングチャンネル)でな
く、しかもユーザによって設定されているカテゴリーに
属する番組を含んでいない(限定内容に適合する番組を
含んでいない)チャンネルであることを意味する。
【0058】DISP−CH(n)=2:チャンネルn
は、テレビ放送が提供されているチャンネルであり、ラ
ストチューニングチャンネルであり、しかもユーザによ
って設定されているカテゴリーに属する番組を含んでい
ない(限定内容に適合する番組を含んでいない)チャン
ネルであることを意味する。
【0059】DISP−CH(n)=3:チャンネルn
は、テレビ放送が提供されているチャンネルであり、ラ
ストチューニングチャンネルではなく、しかもユーザに
よって設定されているカテゴリーに属する番組を含んで
いる(限定内容に適合する番組を含んでいる)チャンネ
ルであることを意味する。
【0060】DISP−CH(n)=4:チャンネルn
は、テレビ放送が提供されているチャンネルであり、ラ
ストチューニングチャンネルであり、しかもユーザによ
って設定されているカテゴリーに属する番組を含んでい
る(限定内容に適合する番組を含んでいる)チャンネル
であることを意味する。
【0061】放送局側から送られてきた番組案内情報に
変更があったか否かが判定される(ステップ101)。
番組案内情報に変更がなければ、ユーザによる限定内容
(この例ではカテゴリー)に設定変更があるか否かが判
定される(ステップ102)。
【0062】限定内容に設定変更がなければ、選局チャ
ンネルの変更があったか否かが判定される(ステップ1
03)。ここでいう選局チャンネルの変更とは、テレビ
放送表示モードによって放映される番組の変更を伴う選
局チャンネルの変更をいう。
【0063】したがって、番組案内画面上でカーソルが
移動したことによって移動先の番組に対応する番組を含
むチャンネルが選局されただけでは、ここでいう選局チ
ャンネルの変更が発生したことにならない。番組案内画
面上でのカーソル移動先の番組に対応する番組を含むチ
ャンネルが選局されかつセレクトキー13がオンされて
テレビ放送表示モードにおいてその番組の放送が表示さ
れたとき、またはテレビ放送表示モードにおいてチャン
ネルUP/DOWNキー14U、14Dによってチャン
ネルが変更されたときに、ここでいう選局チャンネルの
変更が発生する。
【0064】選局チャンネルの変更がなければ、番組案
内画面の表示指令があったか否かが判定される(ステッ
プ104)。番組案内画面の表示指令がない場合には、
ステップ101に戻る。
【0065】したがって、通常はステップ101〜10
4の処理が繰り返し行なわれている。ステップ101〜
104の処理が繰り返し行なわれている場合において、
番組案内情報に変更があったときには(ステップ101
でYES)、第1の表示判定フラグの設定処理が行なわ
れる(ステップ105)。
【0066】第1の表示判定フラグの設定処理では、予
め定められた全チャンネル(この例では1〜999のチ
ャンネル)に対して、放送が提供されているチャンネル
か否かがそれぞれ判定され、その判定結果に応じて全チ
ャンネルに対する表示判定フラグの内容が決定される。
つまり、各チャンネルのうち、放送が提供されているチ
ャンネルに対する表示判定フラグの内容が1に設定さ
れ、放送が提供されていないチャンネルに対する表示判
定フラグの内容が0に設定される。そして、ステップ1
06に進む。
【0067】ステップ106では、第2の表示判定フラ
グの設定処理が行なわれる。第2の表示判定フラグの設
定処理では、放送が提供されている各チャンネル(DI
SP−CH(n)=1のチャンネル)に対して、限定内
容に適合している番組を含むチャンネルか否かがそれぞ
れ判定され、その判定結果に応じて各チャンネルに対す
る表示判定フラグの内容が決定される。つまり、表示判
定フラグの内容が1である各チャンネルのうち、限定内
容に適合している番組を含むチャンネルに対する表示判
定フラグ内容が3に設定され、限定内容に適合している
番組を含んでいないチャンネルに対する表示判定フラグ
内容が1に設定される。そして、ステップ107に進
む。
【0068】ステップ107では、第3の表示判定フラ
グの設定処理が行なわれる。第3の表示判定フラグの設
定処理では、テレビ放送表示モードによって放映される
番組の変更を伴う選局変更前のチャンネル(以下、選局
変更前のチャンネルという)が限定内容に適合する番組
を含んでいるチャンネルである場合には、そのチャンネ
ルに対応する表示判定フラグの内容が3に設定される。
選局変更前のチャンネルが限定内容に適合する番組を含
んでいないチャンネルである場合には、そのチャンネル
に対応する表示判定フラグの内容が1に設定される。
【0069】テレビ放送表示モードによって放映される
番組の変更を伴う選局変更後のチャンネル(以下、選局
変更後のチャンネルという)が、限定内容に適合する番
組を含んでいるチャンネルである場合には、そのチャン
ネルに対応する表示判定フラグの内容が4に設定され
る。選局変更後のチャンネルが限定内容に適合する番組
を含んでいないチャンネルである場合には、そのチャン
ネルに対応する表示判定フラグの内容が2に設定され
る。
【0070】ステップ101〜104の処理が繰り返し
行なわれている場合において、限定内容に設定変更があ
ったときには(ステップ102でYES)、ステップ1
06に進み、第2の表示判定フラグの設定処理および第
3の表示判定フラグの設定処理が行なわれる。そして、
ステップ104に進む。
【0071】ステップ101〜104の処理が繰り返し
行なわれている場合において、選局チャンネルの変更が
あったときには(ステップ103でYES)、ステップ
107に進み、第3の表示判定フラグの設定処理が行な
われる。そして、ステップ104に進む。
【0072】ステップ101〜104の処理が繰り返し
行なわれている場合において、番組案内画面の表示指令
があったときには(ステップ104でYES)、番組案
内画面の表示処理が行なわれる(ステップ108)。
【0073】図5は、図4のステップ105の第1の表
示判定フラグの設定処理手順を示している。
【0074】まず、チャンネル番号を表す変数ch−n
umに1が設定される(ステップ111)。次に、ch
−numが999より大きいか否かが判定される(ステ
ップ112)。ch−numが999以下である場合に
は、ch−numの番号のチャンネルは、放送が提供さ
れているチャンネルであるか否かが判定される(ステッ
プ113)。
【0075】ch−numの番号のチャンネルが、放送
が提供されているチャンネルである場合には、そのチャ
ンネルの表示判定フラグDISP−CH(ch−nu
m)の内容が1に設定される(ステップ114)。そし
て、ステップ116に進む。
【0076】ch−numの番号のチャンネルが、放送
が提供されていないチャンネルである場合には、そのチ
ャンネルの表示判定フラグDISP−CH(ch−nu
m)の内容が0に設定される(ステップ115)。そし
て、ステップ116に進む。
【0077】ステップ116では、変数ch−numが
1だけインクリメントされる。そして、ステップ112
に戻り、ステップ112以降の処理が繰り返し行なわれ
る。このようにして、1〜999の変数ch−numに
対して、ステップ113〜115の処理が行なわれる
と、ステップ112において、YESとなり、今回の第
1の表示判定フラグの設定処理は終了する。
【0078】この結果、各チャンネルのうち、放送が提
供されているチャンネルに対する表示判定フラグの内容
が1に設定され、放送が提供されていないチャンネルに
対する表示判定フラグの内容が0に設定される。
【0079】図6は、図4のステップ106の第2の表
示判定フラグの設定処理手順を示している。
【0080】まず、チャンネル番号を表す変数ch−n
umに0が設定される(ステップ121)。次に、変数
ch−numが1だけインクリメントされる(ステップ
122)。そして、ch−numが999より大きいか
否かが判定される(ステップ123)。
【0081】ch−numが999以下である場合に
は、ch−numの番号のチャンネルに対応する表示判
定フラグDISP−CH(ch−num)の内容が0か
否かが判定される(ステップ124)。
【0082】ch−numの番号のチャンネルに対応す
る表示判定フラグDISP−CH(ch−num)の内
容が0である場合には、すなわち、ch−numの番号
のチャンネルが放送が提供されていないチャンネルであ
る場合には、ステップ122に戻り、変数ch−num
が更新された後、ステップ123に進む。
【0083】ch−numの番号のチャンネルに対応す
る表示判定フラグDISP−CH(ch−num)の内
容が0でない場合には、すなわち、ch−numの番号
のチャンネルが放送が提供されているチャンネルである
場合には、ch−numの番号のチャンネルが、限定内
容に適合した番組を含んでいるかいないかが判定される
(ステップ125)。
【0084】ch−numの番号のチャンネルが、限定
内容に適合した番組を含んでいる場合には、ch−nu
mの番号のチャンネルに対応する表示判定フラグDIS
P−CH(ch−num)の内容が3に設定される(ス
テップ126)。そして、ステップ122に戻る。
【0085】ch−numの番号のチャンネルが、限定
内容に適合した番組を含んでいない場合には、ch−n
umの番号のチャンネルに対応する表示判定フラグDI
SP−CH(ch−num)の内容が1に設定される
(ステップ127)。そして、ステップ122に戻る。
【0086】このようにして、1〜999の変数ch−
numに対して、ステップ124〜127の処理が行な
われると、ステップ123において、YESとなり、今
回の第2の表示判定フラグの設定処理は終了する。
【0087】この結果、表示判定フラグの内容が1であ
る各チャンネルのうち、限定内容に適合している番組を
含むチャンネルに対する表示判定フラグ内容が3に設定
され、限定内容に適合している番組を含んでいないチャ
ンネルに対する表示判定フラグ内容が1に設定される。
【0088】図7は、図4のステップ107の第3の表
示判定フラグの設定処理手順を示している。
【0089】選局変更前のチャンネルの番号をch−n
um−Aとし、選局変更後のチャンネルの番号をch−
num−Bとする。
【0090】選局変更前のチャンネルに対応する表示判
定フラグDISP−CH(ch−num−A)の内容が
3以上であるか否かが判定される(ステップ131)。
つまり、選局変更前のチャンネルが、限定内容に適合す
る番組を含んでいるチャンネルであるか否かが判定され
る。
【0091】選局変更前のチャンネルに対応する表示判
定フラグDISP−CH(ch−num−A)の内容が
3以上である場合、すなわち選局変更前のチャンネルが
限定内容に適合する番組を含んでいるチャンネルである
場合には、そのチャンネルに対応する表示判定フラグD
ISP−CH(ch−num−A)の内容が3に設定さ
れる(ステップ132)。つまり、選局変更前のチャン
ネルに対応する表示判定フラグDISP−CH(ch−
num−A)の内容が3または4である場合には、その
表示判定フラグDISP−CH(ch−num−A)の
内容が3に設定される。そして、ステップ134に進
む。
【0092】選局変更前のチャンネルに対応する表示判
定フラグDISP−CH(ch−num−A)の内容が
3より小さい場合、すなわち選局変更前のチャンネルが
限定内容に適合する番組を含んでいないチャンネルであ
る場合には、そのチャンネルに対応する表示判定フラグ
DISP−CH(ch−num−A)の内容が1に設定
される(ステップ133)。つまり、選局変更前のチャ
ンネルに対応する表示判定フラグDISP−CH(ch
−num−A)の内容が1または2である場合には、そ
の表示判定フラグDISP−CH(ch−num−A)
の内容が1に設定される。そして、ステップ134に進
む。
【0093】ステップ134では、選局変更後のチャン
ネルに対応する表示判定フラグDISP−CH(ch−
num−B)の内容が3以上であるか否かが判定され
る。つまり、選局変更後のチャンネルが、限定内容に適
合する番組を含んでいるチャンネルであるか否かが判定
される。
【0094】選局変更後のチャンネルに対応する表示判
定フラグDISP−CH(ch−num−B)の内容が
3以上である場合、すなわち選局変更後のチャンネルが
限定内容に適合する番組を含んでいるチャンネルである
場合には、そのチャンネルに対応する表示判定フラグD
ISP−CH(ch−num−B)の内容が4に設定さ
れる(ステップ135)。つまり、選局変更後のチャン
ネルに対応する表示判定フラグDISP−CH(ch−
num−A)の内容が3または4である場合には、その
表示判定フラグDISP−CH(ch−num−B)の
内容が4に設定される。そして、今回の第3の表示判定
フラグ設定処理は終了する。
【0095】選局変更後のチャンネルに対応する表示判
定フラグDISP−CH(ch−num−B)の内容が
3より小さい場合、すなわち選局変更後のチャンネルが
限定内容に適合する番組を含んでいないチャンネルであ
る場合には、そのチャンネルに対応する表示判定フラグ
DISP−CH(ch−num−B)の内容が2に設定
される(ステップ136)。つまり、選局変更後のチャ
ンネルに対応する表示判定フラグDISP−CH(ch
−num−B)の内容が1または2である場合には、そ
の表示判定フラグDISP−CH(ch−num−B)
の内容が2に設定される。そして、今回の第3の表示判
定フラグ設定処理は終了する。
【0096】図8は、図4のステップ108の表示処理
手順を示している。図8の表示処理手順は、図3の通常
モード時の番組案内画像の表示処理とほぼ同じである
が、図8のステップ202の表示テーブルの作成処理
が、図3のステップ2の表示テーブルの作成処理と異な
っているとともにステップ213の基準セルの変更処理
が図3のステップ13の基準セルの変更処理と異なって
いる。
【0097】ステップ213の基準セルの変更処理にお
いては、限定内容に適合する番組を含むチャンネルのみ
に対する全番組案内領域のうち、現在の基準セルに対し
てカーソル移動方向にカーソル移動量だけ離れた位置が
新たな基準セルとされる。
【0098】図9は、図8のステップ202の表示テー
ブルの作成処理手順を示している。
【0099】ステップ202に移行する場合には、ステ
ップ201からステップ202に移行する場合(以下、
第1移行モードという)と、ステップ213からステッ
プ202に移行する場合(以下、第2移行モードとい
う)とがある。
【0100】表示器8に任意の番組が表示されている状
態から、メニュー画面に画面が切り替えられ、さらにメ
ニュー画面から番組案内画面に画面が切り替えられた場
合には、第1移行モードとなる。番組案内画面をスクロ
ールするために基準セルの変更処理が行なわれた場合に
は第2移行モードとなる。
【0101】まず、チャンネル番号を示す変数ch−n
umに、基準セルのチャンネル番号が設定される(ステ
ップ301)。第1移行モードの場合には、基準セルの
チャンネル番号はステップ201で設定された基準セル
のチャンネル番号となる。第2移行モードの場合には、
基準セルのチャンネル番号はステップ213で設定され
た基準セルのチャンネル番号となる。
【0102】そして、表示テーブル(図2参照)内の相
対的チャンネル番号xを示す変数countに1が設定
される(ステップ302)。
【0103】次に、相対的チャンネル番号xがcoun
tであり、相対的スロット番号yが0である表示テーブ
ル内のセル(count,0)に、ch−numの番号
のチャンネルを表すデータが格納される(ステップ30
3)。
【0104】次に、相対的チャンネル番号xがcoun
tであり、相対的スロット番号yが1〜5である各セル
(count,1)〜(count,5)に、ch−n
umの番号のチャンネル内の該当する番組の番組案内情
報が格納される(ステップ304)。
【0105】第1移行モードの場合には、基準セルに
は、ラストチューニングチャンネルの番組であって、現
在時刻が放送時間帯に含まれている番組の番組案内情報
が格納される。第2移行モードの場合には、基準セルに
は、ステップ213で決定された基準セルに対応する番
組案内情報が格納される。
【0106】次に、相対的チャンネル番号xを示す変数
countが1だけインクリメントされる(ステップ3
05)。そして、更新後の変数countが5より大き
いか否かが判定される(ステップ306)。
【0107】変数countが5以下である場合には、
チャンネル番号を示す変数ch−numが1だけインク
リメントされる(ステップ307)。そして、更新後の
変数ch−numの番号のチャンネルに対応する表示判
定フラグが2以上であるか否かが判定される(ステップ
308)。
【0108】更新後の変数ch−numの番号のチャン
ネルに対応する表示判定フラグが2より小さい場合に
は、すなわち、変数ch−numの番号のチャンネル
が、ラストチューニングチャンネルではなくかつ限定内
容に適合する番組を含んでいないチャンネルである場合
には、ステップ307に戻ってチャンネル番号を示す変
数ch−numが1だけインクリメントされた後、ステ
ップ308に進む。
【0109】更新後の変数ch−numの番号のチャン
ネルに対応する表示判定フラグが2以上である場合に
は、すなわち、変数ch−numの番号のチャンネル
が、ラストチューニングチャンネルであってかつ限定内
容に適合する番組を含んでいないチャンネルである場
合、ラストチューニングチャンネルでなくかつ限定内容
に適合する番組を含んでいるチャンネルである場合、ま
たはラストチューニングチャンネルでありかつ限定内容
に適合する番組を含んでいるチャンネルである場合に
は、ステップ303に戻って、ステップ303以降の処
理が行なわれる。つまり、更新された相対的チャンネル
番号に対するセルに対する番組案内情報等の格納処理が
行なわれる。
【0110】このようにして、相対的チャンネル番号が
1〜5のセルに、表示判定フラグが2以上であるチャン
ネルに対する番組案内情報が格納されると、ステップ3
06でYESとなり、今回の表示テーブルの作成処理は
終了する。
【0111】なお、図8のステップ203における番組
案内画像生成処理において、表示判定フラグの内容が2
または4のチャンネルの番組案内(ラストチューニング
チャンネルの番組案内)と、表示判定フラグの内容が3
のチャンネルの番組案内(ラストチューニングチャンネ
ル以外のチャンネルの番組案内)とを視覚的に識別でき
るように、これらのチャンネル間において表示色を変え
ることが好ましい。この際、これらのチャンネル間にお
いて、チャンネルデータを表示する領域に対する表示色
を変えてもよいし、チャンネルデータおよび番組案内欄
の領域に対する表示色を変えてもよい。
【0112】図10は、ユーザが見たい番組のカテゴリ
ーとしてスポーツが選択された場合の第2番組案内表示
モードにおける表示画像の変化例を示している。
【0113】第2番組案内表示モード時において、限定
内容に適合する番組を含む5つのチャンネル(CH10
0、CH105、CH110、CH120、CH15
0)に対する番組案内からなる番組案内画面21が表示
器8に表示されているとする。
【0114】この状態において、カーソルがCH100
の現在放送中の番組に対応する番組案内に移動せしめら
れかつセレクトキー13がオンされると、選択された番
組の放送映像が表示器8に表示される。
【0115】この状態において、チャンネルアップダウ
ンキー14U、14Dによって、限定内容に適合する番
組を含まないチャンネル(CH101)に、チャンネル
が切り替えられると、切り替えられたチャンネル(CH
101)の現在放送中の番組の放送映像が表示器8に表
示される。
【0116】この状態において、メニューキー11がオ
ンされることによってメニュー画面に画面が切り替えら
れた後、メニュー画面上において番組案内画面の表示指
令が入力されると、番組案内画面22が表示器8の中央
部に表示されるとともに、表示器8の表示領域の番組案
内画面内の外側領域には直前に放映されていた番組(C
H101の番組)の放送映像が表示される。
【0117】この際、表示される番組案内画面22は、
ラストチューニングチャンネルCH101に対応する番
組案内と、ラストチューニングチャンネルより番号の大
きいチャンネルであって限定内容に適合する番組を含む
4つのチャンネル(CH105、CH110、CH12
0、CH150)に対する番組案内とから構成される。
【0118】
【発明の効果】この発明によれば、表示モードが番組案
内画面表示モードに切り替えられたときには、テレビ放
送表示モードにおいて最後に放映されていた番組のチャ
ンネルがユーザによって設定されている限定内容に適合
している番組であるか否かにかかわらず、テレビ放送表
示モードにおいて最後に放映されていた番組のチャンネ
ルに対応する番組案内を表示することができるようにな
る。
【0119】この発明によれば、表示モードが番組案内
画面表示モードに切り替えられたときには、テレビ放送
表示モードにおいて最後に放映されていた番組のチャン
ネルがユーザによって設定されている限定内容に適合し
ている番組であるか否かにかかわらず、テレビ放送表示
モードにおいて最後に放映されていた番組のチャンネル
に対応する番組案内およびそのチャンネルで現在放送中
の番組の放送映像の少なくとも一部を表示することがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユーザ側端末の構成を示すブロック図である。
【図2】表示テーブルを示す模式図である。
【図3】第1番組案内表示モード時における番組案内画
面の表示処理手順を示すフローチャートである。
【図4】第2番組案内表示モード時における番組案内画
面を表示させるための処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図5】図4のステップ105の第1の表示判定フラグ
の設定処理手順を示すフローチャートである。
【図6】図4のステップ106の第2の表示判定フラグ
の設定処理手順を示すフローチャートである。
【図7】図4のステップ107の第3の表示判定フラグ
の設定処理手順を示すフローチャートである。
【図8】図4のステップ108の表示処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図9】図8のステップ202の表示テーブルの作成処
理手順を示すフローチャートである。
【図10】第2番組案内表示モードにおける表示画像の
変化例を示している。
【図11】DSSにおいて、ユーザ側端末に表示される
番組案内画面を示す模式図である。
【図12】表示領域と番組案内画面とを示す模式図であ
る。
【符号の説明】
2 チューナ 3 映像処理回路 4 番組案内画像生成回路 5 操作部 6 CPU 7 マルチプレクサ 8 表示器 9 記憶装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示モードとして、ユーザによって選択
    された番組の放送映像が表示されるテレビ放送表示モー
    ドと、複数のチャンネルに対する番組案内が表示される
    番組案内画面表示モードとがあるユーザ側端末における
    番組案内表示制御装置において、 視聴したい番組をユーザに限定させるための設定手段、
    ならびに表示モードが番組案内画面表示モードに切り替
    えられたときには、テレビ放送表示モードにおいて最後
    に放映されていた番組のチャンネルに対する番組案内お
    よび当該チャンネル以外のチャンネルであってユーザに
    よって設定された限定内容に適合した番組を含むチャン
    ネルに対する番組案内からなる番組案内画面を表示させ
    る表示制御手段、 を備えていることを特徴とする番組案内表示制御装置。
  2. 【請求項2】 表示モードとして、ユーザによって選択
    された番組の放送映像が表示されるテレビ放送表示モー
    ドと、複数のチャンネルに対する番組案内およびカーソ
    ルを有する番組案内画面が表示される番組案内画面表示
    モードとがあるユーザ側端末における番組案内表示制御
    装置において、 視聴したい番組をユーザに限定させるための設定手段、 表示モードが番組案内画面表示モードに切り替えられた
    ときには、テレビ放送表示モードにおいて最後に放映さ
    れていた番組のチャンネルに対する番組案内および当該
    チャンネル以外のチャンネルであってユーザによって設
    定された限定内容に適合した番組を含むチャンネルに対
    する番組案内からなる番組案内画面を表示させるととも
    にテレビ放送表示モードにおいて最後に放映されていた
    番組のチャンネルにおいて現在放送されている番組の放
    送映像の少なくとも一部を表示させる第1表示制御手
    段、ならびに番組案内画面上において現在放送中の番組
    に対応する番組案内上にカーソルが移動せしめられたと
    きには、番組案内画面とともにカーソル移動先の番組案
    内に対応する番組の放送映像の少なくとも一部を表示す
    る第2表示制御手段、 を備えていることを特徴とする番組案内表示制御装置。
  3. 【請求項3】 上記設定手段は、視聴したい番組のカテ
    ゴリーを、ユーザによって限定させるためのものである
    請求項1および2のいずれかに記載の番組案内表示制御
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2および3のいずれかの番組
    案内表示制御装置を備えているテレビジョン受像機。
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