JPH1055106A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH1055106A
JPH1055106A JP8211135A JP21113596A JPH1055106A JP H1055106 A JPH1055106 A JP H1055106A JP 8211135 A JP8211135 A JP 8211135A JP 21113596 A JP21113596 A JP 21113596A JP H1055106 A JPH1055106 A JP H1055106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
toner
light
toner patch
patch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8211135A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3852628B2 (ja
Inventor
Eiji Shimura
英次 志村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP21113596A priority Critical patent/JP3852628B2/ja
Publication of JPH1055106A publication Critical patent/JPH1055106A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3852628B2 publication Critical patent/JP3852628B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度によらず正確にトナーパッチの反射率検
出が可能な画像形成装置を提供する。 【解決手段】 トナー未付着領域の第1領域からの反射
光を受光素子で検出し、トナーパッチデータ格納部41
2からのデータに基づき中間転写体の第2領域上にイエ
ロートナーパッチを形成し、このパッチからの反射光を
受光素子152で検出する。この際、発光素子151の
発光光量は、トナー未付着領域の第1領域の検出と同一
の光量とする。この検出結果と予め測定されたトナー未
付着領域の第1領域からの検出結果とデータ格納部41
1に格納された第1領域の反射率データとを比較演算
し、トナーパッチの検出結果をトナーパッチの反射率に
変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、ファク
シミリ、複写機等の画像形成装置に関する。さらに詳し
くは、出力画像の階調特性を所望の特性にすべく、像形
成体上に形成されたトナーパッチを検出しその結果に基
づいて画像形成条件を制御する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、近赤外域(800〜1000n
m)にピーク波長を有する光(以降、単に近赤外光とす
る)に対し、イエロートナー、シアントナー、マゼンタ
トナー(以降、これらトナーを総称してカラートナーと
する)は反射する特性を有し、ブラックトナーは吸収す
る特性を有している。そのため、これらトナーパッチに
近赤外光を照射し、その反射光を検出する一方法とし
て、例えば特公平6−42109号公報に記載されるご
とく、カラートナーは像形成体上の表面反射率が低い領
域に、また、ブラックトナーは像形成体上の表面反射率
の高い領域に形成する方法が提案されていた。このよう
なトナーと像形成体の組合せにおいては、カラートナー
パッチはその付着がないときの反射光量が最小値とな
り、付着量の増加により反射光量が増加する。一方、ブ
ラックトナーパッチはその付着がないときに反射光量が
最大値となり、付着量の増加により反射光量が減少す
る。そのため反射光量を計測することでトナーの付着量
を検出することができた。
【0003】しかしながら、特公平6−42109号公
報で開示される方法で、光を照射するための素子(発光
素子)、反射光を受光するための素子(受光素子)に半
導体素子を用いた場合、同一付着量のトナーパッチから
の反射光量を検出しても、温度によって結果が異なると
いう課題があった。これは、半導体素子に温度特性が存
在するためである。
【0004】このような課題を解決するために、特開平
8−30046号公報に記載されるごとく、各色の基準
となるパッチが予め形成された像形成体を用い、毎トナ
ーパッチ検出前、あるいはある決まったタイミングで基
準となるパッチの濃度検出を行い、各色毎受光素子の出
力の校正を行なうことが提案されていた。ここで、この
基準パッチは、像形成体上に使用するトナーの色に対応
した色で、かつ色数分設けられていた。
【0005】このように、特開平8−30046号公報
で開示される像形成体は、使用するトナーの色に対応し
た色で、かつ色数分の基準パッチを形成しなくてはなら
ず、そのため、像形成体の製造が複雑でかつコストアッ
プするといった課題があった。さらに、これら基準パッ
チを像形成体の非通紙部域に形成した場合、形成した基
準パッチ分は像形成体が大きくなり、結果として装置が
大型化するといった課題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
温度に寄らず、正確にトナーパッチの反射率検出が可能
な画像形成装置を提供することにある。さらに、像形成
体が容易でかつ低コストに製造可能で、装置が小型化可
能な画像形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を解決するための画像形成装置として、 (1)表面反射率の高い第1領域と表面反射率の低い第
2領域と有する像形成体と、光反射特性を有するトナー
によって前記第2領域に第1トナーパッチを形成し、光
吸収特性を有するトナーによって前記第1領域に第2ト
ナーパッチを形成するトナーパッチ形成手段と、前記像
形成体に照射された光の反射状態を検出して検出信号を
出力するセンサ手段とを備え、前記第1トナーパッチの
反射率の検出には、前記センサ手段の前記第1領域のト
ナー未付着領域の検出信号を用い、また、前記第2トナ
ーパッチの反射率の検出には、前記センサ手段の前記第
2領域のトナー未付着領域の検出信号を用いることを特
徴とする。
【0008】(2)1において、前記第1領域は白色領
域で、前記第2領域はカーボンブラック顔料を含む黒色
領域で、前記センサ手段から照射される光は近赤外域に
ピーク波長を有する光であることを特徴とする。
【0009】(3)1もしくは2において、前記センサ
手段から照射される光量を一定とし、前記第i領域のト
ナー未付着領域と前記第iトナーパッチからの検出信号
を各々求め、求められた前記第i領域の検出信号によ
り、前記第iトナーパッチの検出信号を補正することを
特徴とする。ただしiは1もしくは2である。
【0010】(4)1もしくは2において、前記第i領
域のトナー未付着領域の検出信号と前記第iトナーパッ
チの検出信号が所定値となるよう前記センサ手段から照
射される光量を調整し、検出信号が所定値となった時の
光量に関係する値を各々求め、求められた前記第i領域
の光量に関係する値により、前記第iトナーパッチの光
量に関係する値を補正することを特徴とする。ただしi
は1もしくは2である。
【0011】(5)1もしくは2において、前記第i領
域のトナー未付着領域からの検出信号が所定値となるよ
う前記センサ手段から照射される光量を調整した後、調
整された光量のもと前記第iトナーパッチの検出を行な
うことを特徴とする。ただし、iは1もしくは2であ
る。
【0012】(6)1もしくは2において、前記第i領
域からの検出信号が所定値となるよう前記センサ手段の
増幅率を調整した後、調整された増幅率のもと前記第i
トナーパッチの検出を行なうことを特徴とする。ただし
iは1もしくは2である。
【0013】
【作用】本発明の上記構成(1)によると、第1領域は
センサ手段からの照射光に対し高い反射率を有す領域
で、この反射率は温度により変化しない。一方、第2領
域はセンサ手段からの照射光に対し低い反射率を有す領
域で、この反射率も温度により変化しない。このよう
に、温度により変化しない第1領域のトナー未付着領域
を第1トナーパッチの反射率の基準パッチとして用い
る、もしくは温度により変化しない第2領域のトナー未
付着領域を第2トナーパッチの反射率の基準パッチとし
て用いることで、各色毎の基準パッチを形成する必要は
なく、トナーパッチの正確な検出ができる。
【0014】また、本発明の上記構成(2)によれば、
第1領域である白色領域は、センサ手段から照射される
近赤外光を反射する特性である。一方、第2領域である
黒色領域は、近赤外光を吸収する特性である。そこで、
第2領域に近赤外光を反射する特性を有するカラートナ
ーを第1トナーパッチとして形成し、第1領域に近赤外
光を吸収する特性を有するブラックトナーを第2トナー
パッチとして形成できる。
【0015】ここで、センサ手段の受光素子は、受光光
量に比例した光電流を発生し、また、受光素子が受光す
る光量は照射面の反射率に比例し、センサ手段から照射
される光量に比例する。
【0016】そこで本発明の上記構成(3)によれば、
センサ手段から照射される光を一定としているので、受
光素子が受光する光量は照射面の反射率に比例する。従
って温度によって変化しない、既知の反射率を有する第
1領域のトナー未付着領域からの検出信号で第1トナー
パッチの検出信号を補正すると、補正値は、第1トナー
パッチの反射率となる。同様に、第2領域のトナー未付
着領域からの検出信号で第2トナーパッチの検出信号を
補正すると、その補正値は、第2トナーパッチの反射率
となる。
【0017】また、本発明の上記構成(4)によれば、
センサ手段からの検出信号が所定値となるよう照射光の
光量を調整する。すると、照射面の反射率に応じて照射
光量を変化させることになる。従って、第1領域のトナ
ー未付着領域からの検出信号と第1トナーパッチの検出
信号とが所定値となるセンサ手段から照射される光量に
関係する値を各々計測し、第1領域のトナー未付着領域
の値で第1トナーパッチの値を補正すると、その補正値
は、第1トナーパッチの反射率となる。同様な議論が第
2領域、第2トナーパッチでもできる。
【0018】また、本発明の上記構成(5)によれば、
第1領域のトナー未付着領域からの信号(つまり、所定
反射率のパッチからの信号)が所定値となるようにセン
サ手段から照射される光量を調整する。このように調整
した光を第1トナーパッチに照射した場合、検出信号は
トナーパッチの反射率そのものとなる。同様な議論が第
2領域、第2トナーパッチでもできる。
【0019】あるいはまた、本発明の上記構成(6)に
よれば、第1領域のトナー未付着領域からの信号(つま
り、所定反射率のパッチからの信号)が所定値となるよ
うにセンサ手段の検出信号の増幅量を調整する。このよ
うに調整した増幅量で第1トナーパッチの検出を行なう
と、検出信号はトナーパッチの反射率そのものとなる。
同様な議論が第2領域、第2トナーパッチでもできる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例について説
明する。
【0021】図1は本発明の一実施例をなす画像形成装
置の電子写真プロセス部の主要断面図である。まず、こ
の電子写真プロセス部の構成とその画像形成時の動作を
説明する。帯電ローラ102は感光体101を均一なあ
る電位(例えば−700V)に帯電する。露光手段10
3によって形成された600dpi(dot peri
nch)の解像度のレーザービームは折り返しミラー1
04により感光体101上に導かれ静電潜像が形成され
る。次に図中矢印方向に接離可能な一成分接触方式の現
像器105の内、イエロートナー現像器105Yを接触
させ他の現像器は離間させるとともに不図示の電源の電
界の作用によって負帯電性イエロートナーが反転現像さ
れ感光体上101において顕像化される。現像されたイ
エロートナーは、中間転写体106上に1次転写ローラ
107と1次転写用電源108によりトナーと逆極性の
バイアスが印加されその電界の作用で転写される。感光
体101上の転写残りトナーは、ブレードを接触させて
クリーニングする感光体クリーナー109で回収され、
続いて感光体電位は除電ランプ110によりリセットさ
れる。同様の動作を中間転写体106の位置と露光手段
103の発光タイミングの同期を取りマゼンタトナー現
像器105M、シアントナー現像器105C、ブラック
トナー現像器105Kについても繰り返すことにより、
中間転写体106上に各色のトナーが重ねられフルカラ
ー画像が形成される。この間、2次転写ローラ116、
および中間転写体クリーナ119は離間状態とする。一
方、紙やOHPなどの被記録材113は給紙カセット1
12から給紙手段111によりレジストローラ対114
まで搬送されたのち、中間転写体106上のフルカラー
画像と同期をとって駆動ローラ115と図中矢印方向に
接離可能な2次転写ローラ116にて形成される2次転
写部に搬送される。2次転写部では被記録材113と同
期して2次転写ローラ116が中間転写体106に接触
してニップ部を形成、押圧するとともに1次転写用電源
108から得た電圧を演算する演算手段121にて決定
された電圧が2次転写用電源117により定電圧制御さ
れその電界の作用で転写材113上にフルカラートナー
像が形成される。その後、被記録材113は定着手段1
20によって定着され装置外へ排出される。
【0022】電子写真プロセス部にはさらにパッチセン
サ122が1次転写ローラより下流で中間転写体106
表面に対向する位置に設けられている。図2にパッチセ
ンサ122の構成例を、図3に中間転写体106の構成
例を示す。
【0023】センサ手段122は発光素子151、受光
素子152、集光レンズ153、結像レンズ154とホ
ルダー155とからなっている。発光素子151から発
射した光は集光レンズ153により照射面156に集光
される。この照射面156上をトナーパッチが通過す
る。そして、照射面156で反射した光のうち正反射成
分を除いた、いわゆる拡散反射成分が結像レンズ154
を介して受光素子152に入射する。このようにして、
照射面156の反射率が測定される。
【0024】ここで、発光素子151として、950n
mにピーク波長を有するGaAs赤外LEDを用いる場
合の中間転写体106の構成例を説明する。ここで赤外
LEDは照射面を高出力、高効率で照射できるので好ま
しい発光素子である。図3(a)に示す第1の例は、適
度な抵抗値を持つ近赤外光に対し透明な材質からなる媒
体165の裏面に、例えばカーボンブラックを分散させ
た黒色層166と酸化チタンを分散させた白色層167
を形成した中間転写体106である。ここで、赤外LE
Dをこの中間転写体106の照射面に照射すると、媒体
165は赤外LEDに対し透明であるため、媒体165
裏面まで光は進入する。そして、黒色層166では光は
吸収され、白色層167で拡散反射される。すなわち、
黒色層166が第2領域162に、白色層167が第1
領域となる。なお、照射面156を点線で示す。ここ
で、第1領域に形成する第2トナーパッチはブラックト
ナーのトナーパッチであり、第2領域に形成する第1ト
ナーパッチはカラートナーのトナーパッチである。図3
(b)に示す第2の例は、導電性基材168上に、第1
領域161として、ITOを表面に蒸着した酸化チタン
顔料を分散させた樹脂層を、また、第2領域162とし
てカーボンブラック顔料を分散させた樹脂層を形成した
例である。なお図には示さないが、カーボンブラック顔
料を分散させた樹脂層からなる基材上の一部分にITO
を表面に蒸着した酸化チタン顔料を分散させた樹脂層を
第1領域161として形成し中間転写体106とするこ
とも可能である。
【0025】このようにして作製される中間転写体10
6の反射率は、第1領域については酸化チタン顔料の添
加量で、第2領域については添加するカーボンブラック
顔料の添加量で決定される。また、反射率には照射面の
表面性も寄与する。表面が荒れていると拡散反射成分が
増え、また、使用するトナーがフィルミングしたり、異
物が付着すると反射率は変化する。しかし、この中間転
写体106上に中間転写体クリーナ119で除去されな
いトナーが残留した場合、次の画像に致命的な欠陥が生
じるので、中間転写体106はクリーニング性能の観点
から平滑なことが要求される。また、中間転写体106
の材質は、トナーがフィルミングし難いような材質(ト
ナーに対し濡れ難い材質)、例えば、ETFE(エチレ
ンテトラフルオロエチレン共重合体)等のフッ素系の樹
脂からなる方が望ましい。さらに、中間転写体106は
中間転写体クリーナ119との摺擦により経時的に表面
が荒れてくる傾向にある。そこで、中間転写体クリーナ
119の当接時間もしくはプリント枚数により、第1領
域、第2領域の反射率の値を変更する方がより正確なト
ナーパッチの反射率が求められるので好ましい。
【0026】なお以降は、950nmにピーク波長を有
するGaAs赤外LEDの発光素子151と図3(a)
で示す中間転写体106とを組合せた実施例について説
明する。なお、他の組合せ例として、680nmにピー
ク波長を有するGaAlAs赤色LEDを発光素子15
1として用い、図3に示す中間転写体を中間転写体10
6として用いた例がある。この場合、660nmの光に
対し、第1領域、イエロートナー、マゼンタトナーは反
射する特性を、第2領域、ブラックトナー、シアントナ
ーは吸収する特性を有する。そこで、第1領域には、ブ
ラックトナーパッチとシアントナーパッチとが形成さ
れ、第2領域に、イエロートナーパッチとマゼンタトナ
ーパッチとが形成される。ここで赤色LEDは、人間が
知覚可能であるため、オペレータがメンテナンス等で間
違って、発光中の光を長時間目に暴露することを防止で
きるので好ましい。さらに、赤色LEDは高い結合効率
でプラスチックファイバーに適合するので、集光レンズ
のかわりにプラスチックファイバーを用い、そのファイ
バーで照射面に近い位置まで高出力を持続して光を伝送
するように構成することができる。
【0027】それでは、画像形成装置の制御系について
説明する。制御系は主として、上述した一連の画像形成
動作の制御と露光データの生成を行なう。ここで、露光
データの生成は、装置外部のパーソナルコンピュータ等
のホストから送られたデータに色変換処理やγ変換処理
を施して作成した画像データを、トナーパッチの検出結
果に基づき露光信号として生成することを言う。図4〜
8は制御系の中で露光データ生成に係わる部分の構成を
示すブロック図である。
【0028】図4は露光データの生成に係わる制御系の
第1の構成例であって、トナー未付着領域の第i領域の
からの検出信号で、第iトナーパッチからの検出信号を
補正する制御を含む。なお、ここで、記号iは、1もし
くは2を指す(以降も同様)。ここで、この検出信号
は、センサ手段の受光素子が発生する信号である。制御
系は、センサ手段122、CPU301、ROM30
2、RAM303と、これらを駆動するための図示しな
い周辺回路から構成されている。まず、各々の構成要素
を説明する。センサ手段122は、受光素子152が光
を受光した際発生する電流を電気信号に変換し、その信
号を増幅する増幅部401と、増幅された電気信号をA
/D変換するA/D変換部402とからなる。ROM3
02は、第1領域及び第2領域の反射率のデータを格納
したデータ格納部411と、パッチ生成モード時に像形
成体上に作成する画像パターンを格納したトナーパッチ
データ格納部412とからなる。RAM303は、RO
Mから読み出され、CPU301に入力される画像デー
タを露光信号に変換するためのルックアップテーブル
(以降、LUTとする)を格納するLUT格納部421
からなる。CPU301は、センサ手段122の出力を
取込むA/D取込部431と、取込まれた信号を反射率
の値に変換し、データ格納部411に格納された第i領
域の反射率データと比較演算し、その結果に基づきLU
T格納部421に格納されたLUTを変更する演算部4
32と、演算部432の結果から露光信号を決定し、も
しくはトナーパッチデータ格納部412から信号から露
光信号を決定し、露光信号を出力する露光信号決定部4
33と、演算部432の結果からプロセスパラメータを
決定し、各プロセス部にその信号を出力するパラメータ
決定部434とからなる。パッチ測定結果により変更す
るのは、露光データを決定づけるLUTだけでなく、帯
電バイアス、現像バイアス、現像ローラ回転速度、転写
バイアスなどの電子写真プロセスのパラメータである。
また、CPU301には、画像信号の他に、通常画像形
成モードかパッチ生成モードかのモード信号が入力され
る。
【0029】次に、各動作モードについて説明する。ま
ず、パッチ生成モードにおいては、トナー未付着領域の
第1領域161とトナー未付着領域の第2領域162と
からの反射光を受光素子で各々検出する。引き続き、ト
ナーパッチデータ格納部412からのデータに基づき中
間転写体106の第2領域162上にイエロートナーの
トナーパッチを形成し、このパッチからの反射光を受光
素子で検出する。この際、発光素子151の発光光量
は、トナー未付着領域の第1領域161の検出と同一の
光量とする。この検出結果と予め測定されたトナー未付
着領域の第1領域161からの検出結果とデータ格納部
411に格納された第1領域161の反射率データとを
比較演算し、トナーパッチの検出結果をトナーパッチの
反射率に変換する。この結果に基づきLUT格納部42
1に格納されたイエロートナー用LUTを変更する。同
様にして、マゼンタトナー、シアントナーのトナーパッ
チが形成され、そして、マゼンタトナー用LUT、シア
ントナー用LUTが変更される。ここで、ブラックトナ
ーについては、中間転写体106の第1領域上にトナー
パッチが形成される。検出の際し、発光素子151の発
光光量は、トナー未付着状態の第2領域162の検出と
同一の光量とする。そして、このパッチの検出結果と予
め測定されたトナー未付着領域の第2領域162からの
検出結果とデータ格納部411に格納された第2領域1
62の反射率のデータとを比較演算し、トナーパッチの
検出結果をトナーパッチの反射率に変換する。この結果
に基づきLUT格納部421に格納されたブラックトナ
ー用LUTが変更される。
【0030】ここで、受光素子152の受光量と発生光
電流との関係は、ある受光量まで両者は比例関係にある
が、その光量を越えると発生光電流は飽和する。そこ
で、両者が比例関係となるような受光量となるように、
発光素子151の発光量をトナーパッチ毎に変える方が
望ましい。例えば、低濃度から高濃度のイエロートナー
パッチを検出する場合、低濃度のトナーパッチからの反
射光量は少なく、高濃度のトナーパッチからは大きい。
そこで、低濃度のトナーパッチ検出の際は発光量を大き
く、高濃度のトナーパッチ検出の際は発光量を小さくす
る。この場合、予めそれら光量で、トナー未付着状態の
第1領域161を照射し、各々の反射光を検出してお
く。そして、トナーパッチ検出結果と同一光量でのトナ
ー未付着状態の第1領域161からの検出結果とデータ
格納部411に格納された第1領域161の反射率のデ
ータとを比較演算することで、各々のイエロートナーパ
ッチの反射率を求めることができる。
【0031】ここで、一連のトナーパッチ形成において
は、中間転写体1周で複数色のトナーパッチを形成する
ようにした方が、パッチ形成、検出の時間が短縮できる
ので好ましい。さらに、中間転写体106クリーナーを
離間した状態で全てのパッチを形成し、その後一括でパ
ッチ検出を行なうと、1次転写を多数回通過するトナー
パッチが存在し、その転写の影響でトナー付着量が変動
(いわゆる感光体への逆転写現象)する恐れがあるの
で、形成したトナーパッチはその場で(つまり次の1次
転写を通過するまでに)パッチ検出が行われる方が好ま
しい。この場合、形成されたトナーパッチは装置外部へ
は出力されない。なお、通常画像形成モードにおいて
は、画像データをトナーパッチの検出結果に基づき変更
したLUTにより露光信号として生成し、その信号に基
づいて画像形成が行なわれる。
【0032】次に、パッチ生成モードで作成されるトナ
ーパッチについて説明する。作成されるパッチは、どの
プロセスパラメータを制御するかで、そのトナー濃度が
異なる。例えば、露光データの生成に用いるトナーパッ
チは、大きさ10mm角程度で、低濃度パッチから高濃
度パッチまで3〜10個形成される。なお、低濃度パッ
チにはトナー未付着パッチも含まれる。また、現像バイ
アス決定のためのパッチは、比較的高濃度のトナーパッ
チで、現像バイアスを変えながら2〜5個形成される。
【0033】この第1の構成例は、簡単な回路構成でパ
ッチ検出ができるという利点がある。また、トナーパッ
チ検出中にセンサ手段122の制御をする必要がないた
め、リアルタイムなパッチ検出ができ、さらに、トナー
パッチの面積を小さくすることができるのでトナー消費
量を減じられるという利点がある。
【0034】図5は露光データ生成に係わる制御系の第
2の構成例である。第2の構成例は発光素子の発光量に
関係する値を計測する例で、発光素子の発光量に関係す
る値として、発光素子を発光させるための回路に印加す
る信号を用いた例である。第1の構成例と同様に、本構
成例の制御系もセンサ手段122、CPU301、RO
M302、RAM303と、これらを駆動するための図
示しない周辺回路から構成されている。そこで、第1の
構成例との差異を中心に説明する。発光素子151の発
光量は、発光素子に流す電流値で決まる。そこでセンサ
手段122には発光素子151の発光量を変更するため
の電流変更部403が含まれる。また、発光素子を発光
させるための回路に印加する信号は、その電流変更部4
03に入力される信号のことであり、その信号に応じ発
光素子への印加電流値が変化する。そこで、以降この信
号を電流変更部403に入力される信号とする。そし
て、データ格納部411には第1領域及び第2領域の反
射率データと比較データとが格納されている。また、R
AM303には、ROMから読み出された反射率と電流
変更部に入力される信号との関係テーブルを格納する第
2LUT格納部422が含まれる。それでは、パッチ生
成モードについて説明する。まず、トナー未付着領域の
第1領域161上に、電流変更部403において段階的
に発光素子151に印加する電流を変え、反射光を受光
素子152で受光する。そして、A/D変換された信号
をCPU301に取込み、この値が比較データを超えて
いるかいないかを判定する。そして、値が比較データを
超えた時の電流変更部403に入力された信号を求め
る。この値を用いて、反射率と電流変更部403に入力
された信号との関係テーブルを修正する。引き続き、画
像データ格納部411からのデータに基づき像形成体の
第2領域上にイエロートナーのトナーパッチを形成し、
電流変更部403において段階的に発光素子151に印
加する電流を変えてトナーパッチからの反射光を受光す
る。そして、A/D変換された信号をCPU301に取
込み、この値が先ほどと同一の比較データを超えている
かいないかを判定する。そして、値が比較データを超え
た時の電流変更部403に入力された信号を求める。そ
して、この値と、先程修正した、反射率と電流変更部4
03に入力された信号との関係テーブルとから、トナー
パッチの反射率を求める。そしてこの値を用いてLUT
格納部421に格納されたイエロートナー用LUTを変
更する。そして、その値を用いてプロセスパラメータを
決定する。なお、第1領域、形成する各イエロートナー
パッチからの検出信号が比較データの周辺になるような
発光素子の発光量は予想できるので、その予想光量の周
辺で発光量の段階をふるようにする方が、パッチ面積を
小さくでき、検出時間を短縮できるので好ましい。ま
た、形成するパッチ毎に、比較データを設定することも
できる。例えば、高濃度のイエロートナーパッチの比較
データより低濃度のイエロートナーパッチの比較データ
の値を小さい値とする。このようにすると、S/Nが向
上し、精度良い測定ができるので好ましい。さらに、電
流変更部403に入力された信号の換わりに、発光素子
近傍に発光素子の発光量を受光するための別の受光素子
を配置し、その受光素子の検出信号を用いても良い。こ
の場合は、発光素子に発光量をダイレクトに検出するの
で、発光量の値の信頼性が向上するので好ましい。マゼ
ンタトナー、シアントナー、ブラックトナーについては
詳細は省略するが、同様な処理が施される。
【0035】この第2の構成例は、受光素子のダイナミ
ックレンジを広く使え、そのため、S/Nの良い検出が
できるので検出精度が高いという利点がある。また、集
光レンズ、結像レンズが飛散トナー等によって万が一汚
れた場合においても、高検出精度で計測できるという利
点がある。
【0036】次に、露光データ生成に係わる制御系の第
3の構成例を図6を用いて説明する。第3の構成例は、
第i領域からの検出信号が所定量になるよう発光素子の
発光量を決め、その後、そこで決めた発光量で第iトナ
ーパッチ検出を行う例である。本構成例においても、第
1の構成例と同様に、制御系はセンサ手段122、CP
U301、ROM302、RAM303と、これらを駆
動するための図示しない周辺回路から構成されている。
ただし、センサ手段122に発光素子151の発光量を
変更するための電流変更部403が含まれる。次に、パ
ッチ生成モードについて説明する。まず、電流変更部4
03において段階的に発光素子151に印加する電流を
変え、そのときのトナー未付着領域の第i領域からの反
射光を受光素子152で検出する。そして、A/D変換
された信号をCPU301に取込み、演算部432で反
射率の値に変換し、データ格納部411に格納される第
i領域の反射率データと比較する、そして比較結果が等
しくなったときの電流値を記憶する。そして、この電流
値を用い第iトナーパッチの検出を行なう。そのため、
トナーパッチ検出信号は、反射率に関係する値となり、
その値を演算部432で反射率の値に変換し、LUT格
納部421に格納されたLUTを変更する。あるいは、
その値を用いてプロセスパラメータを決定する。
【0037】この第3の構成例は、トナーパッチ検出中
にセンサ手段122の制御をする必要がないため、リア
ルタイムなパッチ検出ができ、さらに、トナーパッチの
面積を小さくすることができるのでトナー消費量を減じ
られるという利点がある。
【0038】また、図7は露光データ生成に係わる制御
系の第4の構成例である。第4の構成例は、第i領域か
らの検出信号が所定量になるよう受光部401の増幅率
を決め、その後、そこで決めた増幅率で第iトナーパッ
チ検出を行う例である。本構成例においても、第1の構
成例と同様に、制御系はセンサ手段122、CPU30
1、ROM302、RAM303と、これらを駆動する
ための図示しない周辺回路から構成されている。それで
は、パッチ生成モードについて説明する。まず、一定光
量のもと発光素子151を発光させ、そのときのトナー
未付着領域の第i領域からの反射光を受光素子152で
検出する。そして、A/D変換された信号をCPU30
1に取込み、演算部432で反射率の値に変換し、デー
タ格納部411に格納される第i領域の反射率データと
比較する。この値が等しくなるよう増幅部401の増幅
率を変更する。そして比較結果が等しくなったときの増
幅率を記憶する。そして、この増幅率を用い第iトナー
パッチの検出を行なう。そのため、トナーパッチ検出信
号は、反射率に関係する値となり、この値を演算部43
2で反射率の値に変換し、LUT格納部421に格納さ
れたLUTを変更する。あるいは、その値を用いてプロ
セスパラメータを決定する。
【0039】この第5の構成例は、トナーパッチ検出中
にセンサ手段122の制御をする必要がないため、リア
ルタイムなパッチ検出ができ、さらに、トナーパッチの
面積を小さくすることができるのでトナー消費量を減じ
られるという利点がある。さらに、回路構成が簡単であ
るという利点もある。
【0040】さて、図8は露光データ生成に係わる制御
系の第5の構成例である。本構成例のCPU301は、
入力された通常画像形成モード信号とパッチ生成モード
信号の数がカウントされるカウンタ435が含まれる。
これは、中間転写体クリーナ119との摺擦により第i
領域の反射率が変化することを想定したものであり、こ
のような制御をかけると、より正確な補正ができるとい
う利点がある。このカウンタ435は、通常画像形成モ
ード信号とパッチ生成モード信号とがCPU301に入
力されるとカウントアップされる。ここで、アップ量は
中間転写体クリーナの当接時間により決める。そして、
ROM302には、第i領域の反射率データを格納した
データ格納部411の換わりに、プリント枚数と第i領
域の反射率に関係するデータとの関係のテーブルを格納
したテーブル格納部413がある。そして、パッチ生成
モードが選択された場合、そのときまでのプリント枚数
に対応する第i領域の反射率データをテーブル格納部4
13から読み出し、その値を用いて第3の構成例と同様
な制御がなされる。
【0041】なおここで、これら構成例1〜5は単独で
なく、複合して用いることもできる。例えば、カラート
ナーパッチの検出は構成例3により、ブラックトナーの
検出は構成例1により行なうことができる。あるいは、
高濃度のトナーパッチ検出は構成例1により、低濃度の
トナーパッチは構成例2により行なうことができる。こ
のように複合した場合、より検出精度が向上するので好
ましい。
【0042】また、本実施例では、像形成体として中間
転写体を用いた例で説明してきたが、例えば、感光体上
のトナーパッチを検出する場合や、転写ドラム上のトナ
ーパッチを検出する場合においても、同様な効果が発現
することは言うまでもない。さらに本発明は、インクジ
ェットプリンタやサーマルプリンタにも応用できる。例
えば、プラテン上に第1領域、第2領域を形成し、記録
紙を担持しない状態で、その領域にインクパッチを形成
し、そのパッチからの反射光を検出し、画像形成条件を
制御するように構成したインクジェットプリンタにも応
用できる。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、表面
反射率の高い第1領域と表面反射率の低い第2領域と有
する像形成体と、光反射特性を有するトナーによって前
記第2領域に第1トナーパッチを形成し、光吸収特性を
有するトナーによって前記第1領域に第2トナーパッチ
を形成するトナーパッチ形成手段と、前記像形成体に照
射された光の反射状態を検出して検出信号を出力するセ
ンサ手段とを備え、前記第1トナーパッチの反射率の検
出には、前記センサ手段の前記第1領域のトナー未付着
領域の検出信号を用い、また、前記第2トナーパッチの
反射率の検出には、前記センサ手段の前記第2領域のト
ナー未付着領域の検出信号を用いるので、温度によらず
正確にトナーパッチの反射率検出が可能な画像形成装置
を提供することが可能になる。さらに、像形成体が容易
でかつ低コストに製造可能で、装置が小型化可能な画像
形成装置を提供することが可能になる。
【0044】そして、第1領域は白色領域、第2領域は
カーボンブラック顔料を含む黒色領域、センサ手段から
照射される光は近赤外域にピーク波長を有する光とする
と、形成するトナーパッチは第1領域にブラックトナー
パッチ、第2領域にカラートナーパッチとできる。その
ため、各トナーパッチを精度良く検出できる。
【0045】また、センサ手段から照射される光量を一
定とし、第i領域のトナー未付着領域と第iトナーパッ
チからの検出信号を各々求め、求められた第i領域の検
出信号により、第iトナーパッチの検出信号を補正する
と、簡単な回路構成でパッチ検出ができるという利点が
ある。さらに、トナーパッチ検出中にセンサ手段の制御
をする必要がないため、リアルタイムなパッチ検出がで
き、さらに、トナーパッチの面積を小さくすることがで
きるのでトナー消費量を減じられるという利点がある。
ただしiは1もしくは2である。
【0046】また、第i領域のトナー未付着領域の検出
信号と第iトナーパッチの検出信号が所定値となるよう
センサ手段から照射される光量を調整し、検出信号が所
定値となった時の光量に関係する値を各々求め、求めら
れた第i領域の光量に関係する値により、前記第iトナ
ーパッチの光量に関係する値を補正すると、、受光素子
のダイナミックレンジを広く使え、そのため、S/Nの
良い検出ができるので検出精度が高いという利点があ
る。さらに、集光レンズ、結像レンズが飛散トナー等に
よって万が一汚れた場合においても、高検出精度で計測
できるという利点がある。ただしiは1もしくは2であ
る。
【0047】さらに、第i領域のトナー未付着領域から
の検出信号が所定値となるよう前記センサ手段から照射
される光量を調整した後、調整された光量のもと第iト
ナーパッチの検出を行なうと、トナーパッチ検出中にセ
ンサ手段の制御をする必要がないため、リアルタイムな
パッチ検出ができ、さらに、トナーパッチの面積を小さ
くすることができるのでトナー消費量を減じられるとい
う利点がある。ただしiは1もしくは2である。
【0048】さらにまた、第i領域からの検出信号が所
定値となるようセンサ手段の増幅率を調整した後、調整
された増幅率のもと第iトナーパッチの検出を行なう
と、トナーパッチ検出中にセンサ手段の制御をする必要
がないため、リアルタイムなパッチ検出ができ、さら
に、トナーパッチの面積を小さくすることができるので
トナー消費量を減じられるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例をなす画像形成装置の電子写
真プロセス部の主要断面図。
【図2】パッチセンサの構成例を示す図。
【図3】(a)、(b)は中間転写体106の構成例を
示す図。
【図4】本発明の一実施例をなす画像形成装置の制御系
の中で露光データ生成に係わる制御系の第1の構成例を
示すブロック図。
【図5】露光データ生成に係わる制御系の第2の構成例
を示すブロック図。
【図6】露光データ生成に係わる制御系の第3の構成例
を示すブロック図。
【図7】露光データ生成に係わる制御系の第4の構成例
を示すブロック図。
【図8】露光データ生成に係わる制御系の第5の構成例
を示すブロック図。
【符号の説明】
101 感光体 102 帯電ローラ 103 露光手段 104 折り返しミラー 105Y イエロー現像器 105M マゼンタ現像器 105C シアン現像器 105K ブラック現像器 106 中間転写体 107 1次転写ローラ 108 1次転写用電源 109 感光体クリーナー 110 除電ランプ 111 給紙手段 112 給紙カセット 113 転写材 114 レジストローラ対 115 駆動ローラ 116 2次転写ローラ 117 2次転写用電源 118 テンションローラ 119 中間転写体クリーナー 120 定着手段 121 演算手段 122 センサ手段 151 発光素子 152 受光素子 153 集光レンズ 154 結像レンズ 155 ホルダー 156 照射面 161 第1領域 162 第2領域 165 媒体 166 白色層 167 黒色層 301 CPU 302 ROM 303 RAM 401 増幅部 402 A/D変換部 403 電流変更部 411 データ格納部 412 トナーパッチデータ格納部 413 テーブル格納部 421 LUT格納部 422 第2LUT格納部 431 A/D取込部 432 演算部 433 露光信号決定部 434 パラメータ決定部 435 カウンタ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面反射率の高い第1領域と表面反射率
    の低い第2領域と有する像形成体と、光反射特性を有す
    るトナーによって前記第2領域に第1トナーパッチを形
    成し、光吸収特性を有するトナーによって前記第1領域
    に第2トナーパッチを形成するトナーパッチ形成手段
    と、前記像形成体に照射された光の反射状態を検出して
    検出信号を出力するセンサ手段とを備え、前記第1トナ
    ーパッチの反射率の検出には、前記センサ手段の前記第
    1領域のトナー未付着領域の検出信号を用い、また、前
    記第2トナーパッチの反射率の検出には、前記センサ手
    段の前記第2領域のトナー未付着領域の検出信号を用い
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第1領域は白色領域で、前記第2領
    域はカーボンブラック顔料を含む黒色領域で、前記セン
    サ手段から照射される光は近赤外域にピーク波長を有す
    る光であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記センサ手段から照射される光量を一
    定とし、前記第1領域のトナー未付着領域と前記第1ト
    ナーパッチからの検出信号を各々求め、求められた前記
    第1領域の検出信号により、前記第1トナーパッチの検
    出信号を補正することを特徴とする請求項1もしくは2
    記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記センサ手段から照射される光量を一
    定とし、前記第2領域のトナー未付着領域と前記第2ト
    ナーパッチからの検出信号を各々求め、求められた前記
    第2領域の検出信号により、前記第2トナーパッチの検
    出信号を補正することを特徴とする請求項1もしくは2
    記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第1領域のトナー未付着領域の検出
    信号と前記第1トナーパッチの検出信号が所定値となる
    よう前記センサ手段から照射される光量を調整し、検出
    信号が所定値となった時の光量に関係する値を各々求
    め、求められた前記第1領域の光量に関係する値によ
    り、前記第1トナーパッチの光量に関係する値を補正す
    ることを特徴とする請求項1もしくは2記載の画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第2領域のトナー未付着領域の検出
    信号と前記第2トナーパッチの検出信号が所定値となる
    よう前記センサ手段から照射される光量を調整し、検出
    信号が所定値となった時の光量に関係する値を各々求
    め、求められた前記第2領域の光量に関係する値によ
    り、前記第2トナーパッチの光量に関係する値を補正す
    ることを特徴とする請求項1もしくは2記載の画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】 前記第1領域のトナー未付着領域からの
    検出信号が所定値となるよう前記センサ手段から照射さ
    れる光量を調整した後、調整された光量のもと前記第1
    トナーパッチの検出を行なうことを特徴とする請求項1
    もしくは2記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記第2領域のトナー未付着領域からの
    検出信号が所定値となるよう前記センサ手段から照射さ
    れる光量を調整した後、調整された光量のもと前記第2
    トナーパッチの検出を行なうことを特徴とする請求項1
    もしくは2記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記第1領域からの検出信号が所定値と
    なるよう前記センサ手段の増幅率を調整した後、調整さ
    れた増幅率のもと前記第1トナーパッチの検出を行なう
    ことを特徴とする請求項1もしくは2記載の画像形成装
    置。
  10. 【請求項10】 前記第2領域からの検出信号が所定値
    となるよう前記センサ手段の増幅率を調整した後、調整
    された増幅率のもと前記第2トナーパッチの検出を行な
    うことを特徴とする請求項1もしくは2記載の画像形成
    装置。
JP21113596A 1996-08-09 1996-08-09 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3852628B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21113596A JP3852628B2 (ja) 1996-08-09 1996-08-09 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21113596A JP3852628B2 (ja) 1996-08-09 1996-08-09 画像形成装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005061802A Division JP2005182083A (ja) 2005-03-07 2005-03-07 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1055106A true JPH1055106A (ja) 1998-02-24
JP3852628B2 JP3852628B2 (ja) 2006-12-06

Family

ID=16600975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21113596A Expired - Fee Related JP3852628B2 (ja) 1996-08-09 1996-08-09 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3852628B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5981665A (ja) * 1982-07-12 1984-05-11 Ricoh Co Ltd 複写機における画像濃度調整方法
JPH03134678A (ja) * 1989-10-20 1991-06-07 Minolta Camera Co Ltd トナー像濃度検出装置
JPH04267274A (ja) * 1991-02-22 1992-09-22 Canon Inc カラー画像形成装置
JPH0519578A (ja) * 1991-07-16 1993-01-29 Sharp Corp トナー濃度センサ
JPH05306999A (ja) * 1992-04-30 1993-11-19 Fuji Xerox Co Ltd 濃度検知用センサの補正装置
JPH0642109B2 (ja) * 1985-04-23 1994-06-01 ミノルタカメラ株式会社 自動トナ−濃度制御装置
JPH07199640A (ja) * 1993-12-27 1995-08-04 Canon Inc 濃度測定方法及び濃度測定装置及び画像形成装置
JPH0815930A (ja) * 1994-04-26 1996-01-19 Canon Inc 濃度制御方法及び装置
JPH0830046A (ja) * 1994-07-14 1996-02-02 Canon Inc カラー画像形成装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5981665A (ja) * 1982-07-12 1984-05-11 Ricoh Co Ltd 複写機における画像濃度調整方法
JPH0642109B2 (ja) * 1985-04-23 1994-06-01 ミノルタカメラ株式会社 自動トナ−濃度制御装置
JPH03134678A (ja) * 1989-10-20 1991-06-07 Minolta Camera Co Ltd トナー像濃度検出装置
JPH04267274A (ja) * 1991-02-22 1992-09-22 Canon Inc カラー画像形成装置
JPH0519578A (ja) * 1991-07-16 1993-01-29 Sharp Corp トナー濃度センサ
JPH05306999A (ja) * 1992-04-30 1993-11-19 Fuji Xerox Co Ltd 濃度検知用センサの補正装置
JPH07199640A (ja) * 1993-12-27 1995-08-04 Canon Inc 濃度測定方法及び濃度測定装置及び画像形成装置
JPH0815930A (ja) * 1994-04-26 1996-01-19 Canon Inc 濃度制御方法及び装置
JPH0830046A (ja) * 1994-07-14 1996-02-02 Canon Inc カラー画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3852628B2 (ja) 2006-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7193642B2 (en) Image quality detecting apparatus, image forming apparatus and method, and image quality controlling apparatus and method
US7676169B2 (en) Multipath toner patch sensor for use in an image forming device
US9195198B2 (en) Image forming apparatus
US8131168B2 (en) Image forming apparatus that determines a failure in an exposure section based on a detected density of a toner image
JP3722785B2 (ja) 画質検出装置及び画像形成装置
JP3997668B2 (ja) 画像位置検出装置及び画像形成装置
US20100221025A1 (en) Image forming apparatus
US9170544B2 (en) Image forming apparatus
US7865095B2 (en) Image forming apparatus including distance detection unit
WO2013099668A1 (ja) 光ビーム検出回路、光ビーム走査ユニット及び画像形成装置
US9261842B2 (en) Image forming apparatus, density detecting apparatus, and density detecting method
US9625865B2 (en) Image forming apparatus and control method for image forming apparatus
JP2002168697A (ja) 光量測定装置、および画像形成装置
JP4523253B2 (ja) 画像の粒状性劣化検出装置、画像形成装置、画像の粒状性劣化判断方法、画像の粒状性の劣化判断プログラム及び記録媒体
JP3591144B2 (ja) 画像濃度検知方法および装置、画像濃度制御方法および装置、および画像形成装置
US9411288B2 (en) Toner detection sensor and image forming apparatus
JP3852628B2 (ja) 画像形成装置
JP3770088B2 (ja) 画像形成装置
JP2005182083A (ja) 画像形成装置
US8005385B2 (en) Electrophotographic system to enable direct sensing of toner quantity
JP6569586B2 (ja) トナー量検知センサー、および画像形成装置
JP4107550B2 (ja) トナー付着量検出方法,プログラム,装置および画像形成装置
JP2003084508A (ja) 画像形成装置
JP5994399B2 (ja) 粉体付着量変換方法及び画像形成装置
JP4655189B2 (ja) 画像形成方法および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050307

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060817

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060830

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090915

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees