JPH105392A - くじ箱の噴出空気撹乱装置 - Google Patents
くじ箱の噴出空気撹乱装置Info
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- JPH105392A JPH105392A JP15939896A JP15939896A JPH105392A JP H105392 A JPH105392 A JP H105392A JP 15939896 A JP15939896 A JP 15939896A JP 15939896 A JP15939896 A JP 15939896A JP H105392 A JPH105392 A JP H105392A
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- lottery
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 噴出空気を撹乱させ、くじ箱内の多数のくじ
片を乱舞させて混合できるようにしたくじ箱の噴出空気
撹乱装置を提供すること。 【解決手段】 多数のくじ片が入れられるくじ箱1の底
面1Aを上向きの末広がり状とし、その最低位置に空気
撹乱部材であるボール8の下部が嵌合する空気噴出口7
を設け、送風機11からの空気の圧力でボール8を浮遊
動させ、空気噴出口7から噴出する空気を噴出と同時に
ボール8で撹乱させることにより、くじ片を乱舞させ
る。
片を乱舞させて混合できるようにしたくじ箱の噴出空気
撹乱装置を提供すること。 【解決手段】 多数のくじ片が入れられるくじ箱1の底
面1Aを上向きの末広がり状とし、その最低位置に空気
撹乱部材であるボール8の下部が嵌合する空気噴出口7
を設け、送風機11からの空気の圧力でボール8を浮遊
動させ、空気噴出口7から噴出する空気を噴出と同時に
ボール8で撹乱させることにより、くじ片を乱舞させ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、くじ箱に多数入れ
られたくじ片を舞い上げるための噴出空気を撹乱し、く
じ片を乱舞状態とするための装置に関する。
られたくじ片を舞い上げるための噴出空気を撹乱し、く
じ片を乱舞状態とするための装置に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、多数の三角状くじ片が内部に入
れられ、これらのくじ片の中から客が任意のくじ片を取
り出して当たりはずれとされるくじ箱が知られている。
このくじ箱には送風機に接続された空気噴出口が設けら
れ、空気噴出口から噴出する空気でくじ片は舞い上が
り、くじ箱の側面等に設けられた開口部から客が手を入
れ、そして、くじ片を掴み取った手を抜き出すようにし
ている。
れられ、これらのくじ片の中から客が任意のくじ片を取
り出して当たりはずれとされるくじ箱が知られている。
このくじ箱には送風機に接続された空気噴出口が設けら
れ、空気噴出口から噴出する空気でくじ片は舞い上が
り、くじ箱の側面等に設けられた開口部から客が手を入
れ、そして、くじ片を掴み取った手を抜き出すようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このくじ箱において、
空気噴出口から噴出する空気は送風機から送られてくる
そのままの空気であるため、くじ箱の内部での空気の流
れは一定になりがちである。このため、多数のくじ片は
乱舞せず、空気が滞留しやすいくじ箱の例えばコーナ部
にくじ片が溜まってしまって混合状態にならないという
問題が生じやすかった。
空気噴出口から噴出する空気は送風機から送られてくる
そのままの空気であるため、くじ箱の内部での空気の流
れは一定になりがちである。このため、多数のくじ片は
乱舞せず、空気が滞留しやすいくじ箱の例えばコーナ部
にくじ片が溜まってしまって混合状態にならないという
問題が生じやすかった。
【0004】本発明の目的は、くじ箱内の多数のくじ片
を確実に乱舞させ、これによりくじ片を混合状態にでき
るようになるくじ箱の噴出空気撹乱装置を提供するとこ
ろにある。
を確実に乱舞させ、これによりくじ片を混合状態にでき
るようになるくじ箱の噴出空気撹乱装置を提供するとこ
ろにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るくじ箱の噴
出空気撹乱装置は、多数のくじ片が入れられているとと
もにくじ片を掴み取る手が出入り可能な開口部が設けら
れているくじ箱に、このくじ箱の内部に空気を噴出する
空気噴出口を設け、この空気噴出口と対向させて噴出し
た空気を撹乱する空気撹乱部材を配設したことを特徴と
するものである。
出空気撹乱装置は、多数のくじ片が入れられているとと
もにくじ片を掴み取る手が出入り可能な開口部が設けら
れているくじ箱に、このくじ箱の内部に空気を噴出する
空気噴出口を設け、この空気噴出口と対向させて噴出し
た空気を撹乱する空気撹乱部材を配設したことを特徴と
するものである。
【0006】本発明によると、空気噴出口と対向して空
気撹乱部材が配設されているため、くじ箱の内部に噴出
した空気はこの空気撹乱部材によって撹乱されることに
なり、一定の流れにならないため、多数のくじ片は舞い
上がるとともに乱舞することになり、コーナ部等に溜ま
ることはない。
気撹乱部材が配設されているため、くじ箱の内部に噴出
した空気はこの空気撹乱部材によって撹乱されることに
なり、一定の流れにならないため、多数のくじ片は舞い
上がるとともに乱舞することになり、コーナ部等に溜ま
ることはない。
【0007】空気撹乱部材は空気噴出口から噴出した空
気を撹乱できるものであれば任意のものでよく、その具
体例は空気流で回転するプロペラ、モータ等の駆動源で
回転するファン、あるいはボールである。
気を撹乱できるものであれば任意のものでよく、その具
体例は空気流で回転するプロペラ、モータ等の駆動源で
回転するファン、あるいはボールである。
【0008】空気撹乱部材をボールにしたときは、一例
として、くじ箱の底面を上向きの末広がり状とし、その
最低位置に空気噴出口を設け、ボールの下部をこの空気
噴出口に嵌合させ、噴出空気の圧力でボールを浮遊動さ
せるようにする。
として、くじ箱の底面を上向きの末広がり状とし、その
最低位置に空気噴出口を設け、ボールの下部をこの空気
噴出口に嵌合させ、噴出空気の圧力でボールを浮遊動さ
せるようにする。
【0009】これによると、ボールは空気圧力で前後、
左右に不規則に遊動し、ボールの位置が変化することに
より、空気噴出口から空気は噴出すると同時に撹乱され
ることになり、これにより、くじ箱の内部の多数のくじ
片は乱舞して混合されることになる。また、ボールが空
気噴出口から大きくはずれることがあっても、くじ箱の
底面は上向きの末広がり状であるため、ボールはこの底
面上を転がって自ずと空気噴出口の位置に戻る。
左右に不規則に遊動し、ボールの位置が変化することに
より、空気噴出口から空気は噴出すると同時に撹乱され
ることになり、これにより、くじ箱の内部の多数のくじ
片は乱舞して混合されることになる。また、ボールが空
気噴出口から大きくはずれることがあっても、くじ箱の
底面は上向きの末広がり状であるため、ボールはこの底
面上を転がって自ずと空気噴出口の位置に戻る。
【0010】空気撹乱部材をボールにしたときの他の例
は、くじ箱の底面に空気噴出口を設け、この空気噴出口
上にボールを紐状部材で吊り下げることである。
は、くじ箱の底面に空気噴出口を設け、この空気噴出口
上にボールを紐状部材で吊り下げることである。
【0011】これによると、ボールの重量は紐状部材で
支持されるため、ボールの重量が空気噴出口から噴出す
る空気の圧力に比べて大きなものであっても、ボールを
空気圧力で確実に遊動させることができる。
支持されるため、ボールの重量が空気噴出口から噴出す
る空気の圧力に比べて大きなものであっても、ボールを
空気圧力で確実に遊動させることができる。
【0012】この場合、ひもで吊り下げるボールの高さ
は一定高さでもよいが、紐状部材の上端をくじ箱に昇降
自在に取り付けた昇降部材に連結することにより、ボー
ルの高さを変更可能とすることが好ましい。
は一定高さでもよいが、紐状部材の上端をくじ箱に昇降
自在に取り付けた昇降部材に連結することにより、ボー
ルの高さを変更可能とすることが好ましい。
【0013】ボールの高さを変更可能にすると、空気噴
出口とボールとの間隔を調整できるため、ボールが受け
る空気圧力の大きさを調整できることになり、これによ
ってボールの遊動を適正化できる。
出口とボールとの間隔を調整できるため、ボールが受け
る空気圧力の大きさを調整できることになり、これによ
ってボールの遊動を適正化できる。
【0014】昇降部材は回転操作で昇降するボルトでも
よく、また、ガイド部材に案内されてスライド自在とな
ったスライド部材でもよく、その形状、構造は任意であ
る。
よく、また、ガイド部材に案内されてスライド自在とな
ったスライド部材でもよく、その形状、構造は任意であ
る。
【0015】以上において、くじ箱の全体形状は四角形
でもよく、また円筒形でもよく、さらには球形でもよ
い。
でもよく、また円筒形でもよく、さらには球形でもよ
い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1には、くじ箱の全体が示されて
いる。くじ箱1はキャスタ2を備えた基台箱3の上面に
配置されている。くじ箱1は、四角形に組まれた枠組み
フレーム4の上面、前面、後面、右側面、左側面に透明
の例えばアクリル樹脂による板材を取り付けることによ
り形成され、前面、後面、右側面、左側面に手をくじ箱
1の内部に出し入れできるようにするための開口部5が
設けられている。これらの開口部5は、放射状の切れ目
で互いに分離している複数のゴム製舌片5Aで塞がれた
ものとなっており、舌片5Aを押しのけながら手をくじ
箱1の内部に出し入れできるようになっている。また、
側面には空気抜き孔6が形成されている。
基づいて説明する。図1には、くじ箱の全体が示されて
いる。くじ箱1はキャスタ2を備えた基台箱3の上面に
配置されている。くじ箱1は、四角形に組まれた枠組み
フレーム4の上面、前面、後面、右側面、左側面に透明
の例えばアクリル樹脂による板材を取り付けることによ
り形成され、前面、後面、右側面、左側面に手をくじ箱
1の内部に出し入れできるようにするための開口部5が
設けられている。これらの開口部5は、放射状の切れ目
で互いに分離している複数のゴム製舌片5Aで塞がれた
ものとなっており、舌片5Aを押しのけながら手をくじ
箱1の内部に出し入れできるようになっている。また、
側面には空気抜き孔6が形成されている。
【0017】図2にも示されているように、くじ箱1の
底面1Aは上向きの末広がり状になっており、言い換え
ると、上向きの漏斗状であり、その中央部の最低位置に
は空気噴出口7が設けられている。くじ箱1の内部には
空気撹乱部材であるボール8が入れられており、このボ
ール8の直径は空気噴出口7の直径よりも大きい。この
ため、空気噴出口7から空気が噴出していないときに
は、ボール8の下部は空気噴出口7に嵌合している。ボ
ール8は、例えば子供用サッカーボールである。
底面1Aは上向きの末広がり状になっており、言い換え
ると、上向きの漏斗状であり、その中央部の最低位置に
は空気噴出口7が設けられている。くじ箱1の内部には
空気撹乱部材であるボール8が入れられており、このボ
ール8の直径は空気噴出口7の直径よりも大きい。この
ため、空気噴出口7から空気が噴出していないときに
は、ボール8の下部は空気噴出口7に嵌合している。ボ
ール8は、例えば子供用サッカーボールである。
【0018】くじ箱1の内部には図1に示されている多
数の三角状のくじ片9が入れられており、図2に示すよ
うに、空気噴出口7の下部にはくじ片9の落下を防止す
るための網部材10が設けられている。
数の三角状のくじ片9が入れられており、図2に示すよ
うに、空気噴出口7の下部にはくじ片9の落下を防止す
るための網部材10が設けられている。
【0019】図1に示すように前記基台箱3の前面には
扉3Aが取り付けられ、この扉3Aで開閉される基台箱
3Aの内部には、図2で示す送風機11と制御器12と
が配置されている。送風機11は空気取入口11Aから
取り入れられた空気を吹き出す空気吹出部11Bを有
し、この空気吹出部11Bが前記空気噴出口7と接続さ
れている。また、送風機11にはピン13を中心に回動
自在となった蓋部材14が設けられ、この蓋部材14で
空気取入口11Aの開口面積、言い換えると、空気の取
入量を調整できるようになっている。制御器12には電
源スイッチ12Aが設けられている。
扉3Aが取り付けられ、この扉3Aで開閉される基台箱
3Aの内部には、図2で示す送風機11と制御器12と
が配置されている。送風機11は空気取入口11Aから
取り入れられた空気を吹き出す空気吹出部11Bを有
し、この空気吹出部11Bが前記空気噴出口7と接続さ
れている。また、送風機11にはピン13を中心に回動
自在となった蓋部材14が設けられ、この蓋部材14で
空気取入口11Aの開口面積、言い換えると、空気の取
入量を調整できるようになっている。制御器12には電
源スイッチ12Aが設けられている。
【0020】電源スイッチ12Aをオンにすると送風機
11が駆動され、送風機11から送られた空気が空気噴
出口7より噴出し、この噴出空気でくじ箱1の内部の多
数のくじ片9は舞い上がり、これらのくじ片9の中から
客は開口部5より入れた手で任意のくじ片9を掴み取
る。くじ箱1の内部の空気は前記空気抜き孔6から逃げ
る。
11が駆動され、送風機11から送られた空気が空気噴
出口7より噴出し、この噴出空気でくじ箱1の内部の多
数のくじ片9は舞い上がり、これらのくじ片9の中から
客は開口部5より入れた手で任意のくじ片9を掴み取
る。くじ箱1の内部の空気は前記空気抜き孔6から逃げ
る。
【0021】以上において、空気噴出口7にはもともと
ボール8の下部が嵌合していたため、送付機12から空
気噴出口7に空気が送られると、このボール8は空気圧
力で僅かに浮上し、ボール8の重量中心と空気の圧力中
心は必ずしも一致していないため、ボール8は浮遊動す
る。このようにボール8が浮遊動すると、ボール8が移
動した側では空気噴出口7はボール8で閉塞され、反対
側では空気噴出口7は開口するため、この開口部分から
空気は噴出することになる。しかし、閉塞側では短時間
で空気圧力が高まるため、この圧力でボール8はすぐに
反対側に移動し、このため、空気噴出口7における空気
噴出部分は変化し、これが繰り返され、ボール8の不規
則な浮遊動によって空気は空気噴出口7の異なる箇所か
ら次々に噴出する。
ボール8の下部が嵌合していたため、送付機12から空
気噴出口7に空気が送られると、このボール8は空気圧
力で僅かに浮上し、ボール8の重量中心と空気の圧力中
心は必ずしも一致していないため、ボール8は浮遊動す
る。このようにボール8が浮遊動すると、ボール8が移
動した側では空気噴出口7はボール8で閉塞され、反対
側では空気噴出口7は開口するため、この開口部分から
空気は噴出することになる。しかし、閉塞側では短時間
で空気圧力が高まるため、この圧力でボール8はすぐに
反対側に移動し、このため、空気噴出口7における空気
噴出部分は変化し、これが繰り返され、ボール8の不規
則な浮遊動によって空気は空気噴出口7の異なる箇所か
ら次々に噴出する。
【0022】このようにボール8の下部を空気噴出口7
に嵌合しておくと、このボール8は空気圧力で前後ある
いは左右に浮遊動するため、空気噴出口7から噴出する
空気は、空気噴出口7から噴出すると同時にボール8で
撹乱されたことになる。空気噴出口7から噴出する空気
が撹乱されると、くじ箱1の内部の空気の流れは一定に
ならず、乱流状態になるため、噴出空気で舞い上げられ
たくじ片9はくじ箱1のコーナ部等の箇所の溜まること
なく乱舞することになり、この結果、多数のくじ片9を
確実に混合できる。
に嵌合しておくと、このボール8は空気圧力で前後ある
いは左右に浮遊動するため、空気噴出口7から噴出する
空気は、空気噴出口7から噴出すると同時にボール8で
撹乱されたことになる。空気噴出口7から噴出する空気
が撹乱されると、くじ箱1の内部の空気の流れは一定に
ならず、乱流状態になるため、噴出空気で舞い上げられ
たくじ片9はくじ箱1のコーナ部等の箇所の溜まること
なく乱舞することになり、この結果、多数のくじ片9を
確実に混合できる。
【0023】また、この実施形態では、くじ箱1の底面
1Aは上向きの末広がり状になっているため、ボール8
が空気圧力でたとえ空気噴出口7から大きくはずれた位
置に移動しても、ボール8は底面1A上を転がって自ず
と空気噴出口7の位置に戻ることになる。
1Aは上向きの末広がり状になっているため、ボール8
が空気圧力でたとえ空気噴出口7から大きくはずれた位
置に移動しても、ボール8は底面1A上を転がって自ず
と空気噴出口7の位置に戻ることになる。
【0024】なお、この実施形態では、送風機11の蓋
部材14をピン13を中心に回動操作すると、送風機1
2に吸入されて空気噴出口7に送られる空気の量が変化
し、ボール8の下面に作用する空気圧力が調整されるた
め、ボール8の浮遊動の量を適宜設定できる。
部材14をピン13を中心に回動操作すると、送風機1
2に吸入されて空気噴出口7に送られる空気の量が変化
し、ボール8の下面に作用する空気圧力が調整されるた
め、ボール8の浮遊動の量を適宜設定できる。
【0025】図3は、本発明の別実施形態を示す。この
実施形態では、ボール18は紐状部材15で空気噴出口
7上に吊り下げられており、紐状部材15の上端は昇降
部材であるボルト16の下端に連結されている。このボ
ルト16はくじ箱1の上面1Bに固定されたナット17
に螺入されて上面1Bを上下に貫通しており、操作部1
6Aによる回転操作で昇降させた後、ロックナット18
を締め付けると、その高さでボルト16は固定され、ボ
ール18は一定高さとなる。
実施形態では、ボール18は紐状部材15で空気噴出口
7上に吊り下げられており、紐状部材15の上端は昇降
部材であるボルト16の下端に連結されている。このボ
ルト16はくじ箱1の上面1Bに固定されたナット17
に螺入されて上面1Bを上下に貫通しており、操作部1
6Aによる回転操作で昇降させた後、ロックナット18
を締め付けると、その高さでボルト16は固定され、ボ
ール18は一定高さとなる。
【0026】この実施形態によると、ボール8の高さを
ボール8と空気噴出口7との間に僅かな隙間ができる高
さにしておくと、ボール8の重量は紐状部材15で支持
されるため、空気噴出口7から噴出する空気の圧力より
もボール8の重量が大きくても、ボール8は空気圧力で
確実に遊動することになり、これにより空気噴出口7か
らの噴出空気を撹乱できる。
ボール8と空気噴出口7との間に僅かな隙間ができる高
さにしておくと、ボール8の重量は紐状部材15で支持
されるため、空気噴出口7から噴出する空気の圧力より
もボール8の重量が大きくても、ボール8は空気圧力で
確実に遊動することになり、これにより空気噴出口7か
らの噴出空気を撹乱できる。
【0027】また、ボルト16は昇降自在で、ボール8
の高さを変更できるため、この変更を行って空気噴出口
7とボール8との間隔を調整することにより、ボール8
が受ける空気圧力の大きさを変えることができ、前述し
た送風機11のピン13を中心とした蓋部材14の回動
操作と組み合わせれば、ボール8に作用する空気圧力を
微妙に調整でき、これにより、くじ箱1の内部の多数の
くじ片9を想定通りに乱舞させることができる状態にボ
ール8の遊動を適正化できることになる。
の高さを変更できるため、この変更を行って空気噴出口
7とボール8との間隔を調整することにより、ボール8
が受ける空気圧力の大きさを変えることができ、前述し
た送風機11のピン13を中心とした蓋部材14の回動
操作と組み合わせれば、ボール8に作用する空気圧力を
微妙に調整でき、これにより、くじ箱1の内部の多数の
くじ片9を想定通りに乱舞させることができる状態にボ
ール8の遊動を適正化できることになる。
【0028】なお、紐状部材15は紐でもよく、ワイヤ
でもよく、糸でもよい。
でもよく、糸でもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、空気噴出口から噴出す
る空気は撹乱されるため、くじ箱の内部の多数のくじ片
を噴出空気で乱舞させて混合できるようになる。
る空気は撹乱されるため、くじ箱の内部の多数のくじ片
を噴出空気で乱舞させて混合できるようになる。
【図1】本発明の一実施形態に係るくじ箱の全体を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1のくじ箱のたて断面図である。
【図3】本発明の別実施形態を示す要部の拡大縦断面図
である。
である。
1 くじ箱 1A 底面 5 開口部 7 空気噴出口 8 空気撹乱部材であるボール 9 くじ片 11 送風機 15 紐状部材 16 昇降部材であるボルト
Claims (4)
- 【請求項1】 多数のくじ片が入れられているとともに
くじ片を掴み取る手が出入り可能な開口部が設けられて
いるくじ箱に、このくじ箱の内部に空気を噴出する空気
噴出口を設け、この空気噴出口と対向させて噴出した前
記空気を撹乱する空気撹乱部材を配設したことを特徴と
するくじ箱の噴出空気撹乱装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のくじ箱の噴出空気撹乱
装置において、前記くじ箱の底面は上向きに末広がり状
であって最低位置に前記空気噴出口が設けられ、前記空
気撹乱部材は、この空気噴出口に下部が嵌合して空気圧
力で浮遊動するボールであることを特徴とするくじ箱の
噴出空気撹乱装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載のくじ箱の噴出空気撹乱
装置において、前記くじ箱の底面には前記空気噴出口が
設けられ、前記空気撹乱部材は、この空気噴出口上に紐
状部材で吊り下げられたボールであることを特徴とする
くじ箱の噴出空気撹乱装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載のくじ箱の噴出空気撹乱
装置において、前記紐状部材の上端は前記くじ箱に昇降
自在に取り付けられた昇降部材に連結されていることを
特徴とするくじ箱の噴出空気撹乱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15939896A JPH105392A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | くじ箱の噴出空気撹乱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15939896A JPH105392A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | くじ箱の噴出空気撹乱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH105392A true JPH105392A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15692910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15939896A Pending JPH105392A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | くじ箱の噴出空気撹乱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH105392A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009280160A (ja) * | 2008-05-26 | 2009-12-03 | Kanto Auto Works Ltd | 電線余長吸収機構 |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP15939896A patent/JPH105392A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009280160A (ja) * | 2008-05-26 | 2009-12-03 | Kanto Auto Works Ltd | 電線余長吸収機構 |
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