JPH1053877A - 薄膜形成装置および機能性単一薄膜 - Google Patents

薄膜形成装置および機能性単一薄膜

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JPH1053877A
JPH1053877A JP28389896A JP28389896A JPH1053877A JP H1053877 A JPH1053877 A JP H1053877A JP 28389896 A JP28389896 A JP 28389896A JP 28389896 A JP28389896 A JP 28389896A JP H1053877 A JPH1053877 A JP H1053877A
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thin film
film
film forming
bias voltage
reaction chamber
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Takekazu Sugimoto
武和 杉本
Masayasu Suzuki
正康 鈴木
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Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 50nm〜1nmの薄い膜厚で目的とする膜
特性を備えた薄膜を形成することができる薄膜形成装置
および薄い膜厚で目的とする膜特性を備えた薄膜を提供
する。 【解決手段】 薄膜形成装置1は、磁場内にマイクロ波
電力を供給して電子サイクロトロン共鳴プラズマを発生
するECRプラズマ発生部3と、試料2にバイアス電圧
Vbを印加するバイアス電源部4と、反応室5内に反応
ガスを導入する反応ガス導入部6と、成膜条件を制御す
る制御部7とを備え、制御部7によって、単一層を形成
する一成膜工程中においてマイクロ波電力,バイアス電
圧,反応ガスのガス種,反応ガスの導入量,導入比率,
反応室内の圧力等の成膜条件の少なくとも一つを変更し
て、単一層内の厚さ方向の特性が異なる薄膜を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜形成装置およ
び薄膜に関し、特に、磁気記録装置の磁気媒体や磁気ヘ
ッドに適用する保護膜を形成する薄膜形成装置および保
護膜に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録装置において、基板上に形成し
た磁気記録用の磁性体層への書込みや読み出しは、磁性
体層に対して磁気ヘッドを微小間隔をあけて配置し相対
的に移動させて行っており、磁性体層が形成される磁気
媒体や磁気ヘッドの表面には、外部環境から内部を保護
するための保護膜が形成されている。この保護膜には耐
磨耗性,低摩擦性,耐電圧性,耐蝕性,および密着性等
の諸特性が要求されている。
【0003】従来、これら磁気媒体や磁気ヘッドの表面
への保護膜の形成においては、半導体製造技術で使用さ
れている絶縁膜や保護膜の成膜技術を転用し、要求され
る保護膜の種々の特性が得られるような単一層の均一特
性の薄膜を形成したり、あるいは、単一層の薄膜では要
求される特性が得られない場合には、特性を異ならせた
均一特性の単層薄膜を複数重ね合わせた複合膜によって
形成している。図6は単一膜による薄膜の概略および硬
度特性を示す図であり、図7は複合膜による薄膜の概略
および硬度特性を示す図である。単一膜では、図6に示
すように均一特性の薄膜を一工程で成膜し、また、複合
膜は、図7に示すように異なる第1工程および第2工程
で特性を異ならせた均一特性の2つの単一層膜を形成
し、これらを組み合わせて形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】磁気記録装置に用いる
磁性媒体や磁気ヘッドに適用する保護膜は、小型化、高
速応答化、大容量化等の性能要求に伴って、さらに薄い
膜厚が要求されており、さらに耐磨耗性,低摩擦性,耐
電圧性,耐蝕性,および密着性等の諸特性の向上が要求
されている。
【0005】しかしながら、保護膜の膜厚を薄くしかつ
要求される特性の薄膜を形成する場合に、従来の均一特
性の単一膜では要求される全ての特性を満たすことは困
難であるため、最も必要とされる特性を持つ薄膜を形成
し、その他の特性は犠牲とせざるを得ないという問題点
がある。また、単一膜に代えていくつかの複合膜によっ
て要求される諸特性を満足させる場合には、膜厚が厚く
なり薄膜化に対応できないという問題点がある。
【0006】また、スパッタリング法によって成膜した
保護膜は、膜厚が10nm程度以下になると耐磨耗性や
耐電圧や耐腐食性等の膜特性が低下し、保護膜としての
機能を充分に発揮することができないという問題点もあ
る。
【0007】そこで、本発明は前記した従来の薄膜形成
装置の問題点を解決し、薄い膜厚で目的とする膜特性を
備えた薄膜を形成することができるECR−CVD薄膜
形成装置および薄い膜厚で目的とする膜特性を備えた薄
膜を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
磁場内にマイクロ波電力を供給して電子サイクロトロン
共鳴プラズマを発生するECRプラズマ発生部と、試料
にバイアス電圧を印加するバイアス電源部と、反応室内
に反応ガスを導入する反応ガス導入部と、成膜条件を制
御する制御部とを備えた薄膜形成装置であって、制御部
によって、単一層を形成する一成膜工程中において成膜
条件の少なくとも一つを変更することによって、目的を
達成するものである。
【0009】一般に、ECR−CVD法による薄膜形成
では、薄膜の特性はマイクロ波電力,バイアス電圧,反
応ガスのガス種,反応室内の圧力等の成膜条件に影響を
受ける。本発明の薄膜形成装置はECR−CVD法によ
る薄膜形成であり、上記形成上の特性を利用して成膜条
件をパラメータとして変更することによって、単一層を
形成する一成膜工程中において薄膜の特性を制御し、単
一層内の厚さ方向の特性が異なる薄膜を形成する。これ
によって、50nm〜1nmの膜厚で、かつ目的とする
膜特性を備えた薄膜を形成することができる。
【0010】本出願の第1の発明の第1の実施態様は、
単一層を形成する一成膜工程中において、マイクロ波電
力,バイアス電圧,反応ガスのガス種,反応ガスの導入
量,導入比率,および反応室内の圧力の少なくともいず
れか一つの成膜条件をパラメータとして変更するもので
あり、単一のパラメータのみあるいは複数のパラメータ
を相互に関連付けて変更することができる。これによっ
て、目的とする薄膜の特性を得ることができる。
【0011】また、本出願の第1の発明の第2の実施態
様は、パラメータの変更形態を連続的変更あるい段階的
変更とすることができ、これによって、単一層の厚さ方
向に連続的な特性変化あるいは段階的な特性変化を形成
することができる。
【0012】本出願の第2の発明は、単一層からなる単
一薄膜であって、薄膜特性を薄膜の厚さ方向で異ならせ
るものであり、これによって、50nm〜1nmの薄い
膜厚で、かつ目的とする機能を有する膜特性を備えた機
能性膜を得ることができる。
【0013】本出願の第2の発明の第1の実施態様は、
硬度,耐電性,密度の少なくとも一つの特性が単一層中
の薄膜の厚さ方向で異なるものであり、また、本出願の
第2の発明の第2の実施態様は、単一層中の薄膜の厚さ
方向で硬度が順に高い薄膜であって、硬度の低い側を薄
膜を形成する基体側とするものであり、これによって、
薄膜内の内部応力を減少することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照しながら詳細に説明する。本発明の実施の形態の構
成例について、図1の本発明の薄膜形成装置の一実施形
態を説明する概略ブロック図を用いて説明する。図1に
おいて、薄膜形成装置1は、配置された試料2に薄膜を
形成する反応室5、反応室5にプラズマ流を導入するE
CRプラズマ発生部3、試料2にバイアス電圧Vbを印
加するバイアス電源部4、反応室5内に反応ガスを導入
する反応ガス導入部6、および成膜条件を制御する制御
部7等を備えている。
【0015】ECRプラズマ発生部3は、磁場内にマイ
クロ波電力を供給して電子サイクロトロン共鳴プラズマ
を発生して反応室5内にプラズマ流を導入する機構であ
り、マイクロ波源31から発生した2.45GHzのマ
イクロ波を導波管32を通して導入してマイクロ波放電
を発生させ、コイル34,35による磁場によってEC
R条件の磁束密度875Gを形成して電子サイクロトロ
ン共鳴を発生させ、活性なECRプラズマを発生させ
る。プラズマ室33内で発生したECRプラズマは、プ
ラズマ窓36から発散磁界に沿って反応室5内の試料2
側に移動する。なお、制御部7は、マイクロ波源31の
マイクロ波電力,反応ガスのガス種および導入量,導入
比率,コイル35への供給電流,反応室5の圧力,およ
びバイアス電源部4の調整によるバイアス電力の制御を
行うことができる。
【0016】バイアス電源部4は、13.56MHzの
高周波電源41をマッチングユニット42を介して反応
室5内の試料保持機構に導き、反応室5内に配置された
試料2に高周波電力,直流パルス電力又は直流電力を供
給することによりバイアス電圧Vbを印加する。なお、
バイアス電圧Vbは負電圧である。試料2に印加される
バイアス電圧の電圧モニタ43によって測定することが
できる。
【0017】反応室5では、ECRによる高密度プラズ
マ内でイオン化された反応ガスと、上記負バイアス電圧
により試料へ成膜を行う。そのため、反応室5には反応
ガス導入部6を接続してエチレン(C2 4 ),メタン
(CH4 ),プロパン(C38 )等の反応ガスを導入
し、排気ポンプ52によって反応室内の排気を行う。反
応室5内の圧力は圧力計51によって測定することがで
きる。なお、制御部7は、反応ガス導入部6,排気ポン
プ52を制御して、導入ガスのガス種,導入量,導入比
率,導入時期の調整,さらに反応室5内の圧力の制御を
行うことができる。
【0018】制御部7は電圧モニタ43から得られるバ
イアス電圧Vbや圧力計51から得られる反応室5内の
圧力等の成膜条件をモニタし、高周波電源41,反応ガ
ス導入部6,排気ポンプ52,マイクロ波源31等を成
膜処理の一工程内での制御を行う機能を備えている。こ
の制御部7の成膜条件を変更する機能によって、試料2
に対して単一層の成膜中に成膜条件を変更する成膜処理
を行い、単一層からなる薄膜であって、薄膜特性を薄膜
の厚さ方向で連続的にあるいは段階的に異ならせた機能
性単一薄膜を形成することができる。
【0019】次に、成膜工程中に成膜条件を変更するこ
とよって、薄膜の特性が変化することを示す。以下、図
2に成膜条件としてバイアス電圧Vbの場合を示し、図
3にマイクロ波電力の場合を示し、それぞれ薄膜特性と
してヌープ硬度で表した硬度および水素含有量について
示す。
【0020】図2はバイアス電圧Vbの成膜条件を変化
させた場合であり、バイアス電圧Vbが高いほど硬度は
大きく、水素含有量は減少する傾向がある。また、図3
はマイクロ波電力の成膜条件を変化させた場合であり、
マイクロ波電力が大きいほど硬度は大きく、水素含有量
は僅か増加した後減少する傾向がある。
【0021】本発明の薄膜形成装置は、上記したような
成膜条件変化による膜特性の変化を利用して、所望の膜
特性を備えた単一層の薄膜を形成する。以下、図4の薄
膜形成工程を説明する図,および図5の成膜処理の一工
程内で成膜条件の制御例を説明する図を用いて、本発明
の薄膜形成装置の動作および機能性単一薄膜の特性につ
いて説明する。
【0022】図4(a)は本発明の薄膜形成工程を示
し、図4(b)は従来の薄膜形成工程を示している。な
お、図4(b)は2つの単一層による複合膜の場合を示
している。従来、特性を異ならせた均一特性の単層の薄
膜を複数重ね合わせて複合膜を形成する場合には、図4
(b)に示すように、第1工程および第2工程の2つの
不連続した工程でそれぞれ均一の単一層を形成してい
る。各工程では、バイアス電圧Vbやマイクロ波電力や
ガス種,圧力等の成膜条件を設定した後、工程内ではこ
の成膜条件が一定となる制御によって均一特性の薄膜を
形成している。
【0023】これに対して、本発明の薄膜形成工程で
は、単一工程内において、バイアス電圧Vbやマイクロ
波電力やガス種,圧力等の成膜条件を変更させながら連
続した工程中に成膜を行う。
【0024】図5は成膜条件がバイアス電圧Vbとマイ
クロ波電力の2つの場合について、成膜条件を変更させ
ながら薄膜を形成する制御例と、成膜された薄膜の特性
例を示しており、薄膜は、図5(a)に示すように薄膜
形成の基体となる基板側から順に厚さ方向に成膜が行わ
れる。なお、図5では薄膜の特性としてヌープ硬度で示
した硬度を表している。
【0025】図5は、基板と薄膜との接合部分での硬度
が小さく、薄膜の表面付近の硬度が大きな薄膜を形成す
る場合の制御例を示しており、バイアス電圧Vbとマイ
クロ波電力の2つの成膜条件の内、マイクロ波電力を一
定としバイアス電圧Vbを一成膜工程中で変更する制御
を図5(c)に示し、バイアス電圧Vbを一定としマイ
クロ波電力を一成膜工程中で変更する制御を図5(d)
に示している。
【0026】図5(c)の制御例では、マイクロ波電力
を一定に保ち、バイアス電圧Vbを薄膜を形成する初期
段階では例えば200V程度の電圧とし、徐々に連続的
にバイアス電圧Vbを高めて、最終的に薄膜が必要とす
る硬度が得られる電圧(例えばヌープ硬度3500kg
f/mm2 に対して500V)を印加する制御を行う。
また、図5(d)の制御例では、バイアス電圧Vbを一
定に保ち、マイクロ波電力を薄膜を形成する初期段階で
は例えば150W程度の電力とし、徐々に連続的にマイ
クロ波電力大きくして、最終的に薄膜が必要とする硬度
が得られる電力(例えばヌープ硬度3500kgf/m
2 に対して700W)を印加する制御を行う。これに
よって図5(b)に示す硬度特性を実現する。なお、図
中のバイアス電圧Vbは負電圧である。
【0027】前記実施の形態において、反応ガスとして
エチレン(C24 ),メタン(CH4 ),プロパン
(C38 )を使用することによって、基板上にダイア
モンドライクカーボンの薄膜を形成することができる。
【0028】上記制御は、成膜工程中に、電圧モニタ4
3により測定したバイアス電圧Vbや圧力計51で測定
した反応室5内の圧力等を制御部7にフィードバック
し、高周波電源41を制御してバイアス電圧Vbを変更
したり、排気ポンプ52の排気量や反応ガス導入部6の
導入ガス量の制御によって圧力を変更したり、マイクロ
波源31を制御してマイクロ波電力を変更したり、反応
ガス導入部6の切り換え弁(図示しない)等を制御して
導入ガスのガス種,あるいは複数ガスの導入比率を変更
したりすることによって、成膜条件を変更することがで
きる。
【0029】この実施の形態によれば、基板と薄膜との
接合部分での硬度を小さく、薄膜の表面付近の硬度を大
きくすることができるため、薄膜内に生じる応力を減少
させ、薄膜と基板との接合を良好なものとし、かつ表面
硬度を所定のものとすることができる。
【0030】また、前記例では、1つの成膜条件のみを
変更した例を示しているが、複数の成膜条件を関連付け
て変更して制御を行うこともできる。また、成膜条件を
連続的に変更する制御に代えて、段階的に変更する制御
を行うこともできる。図5(e)は、成膜条件を段階的
に変更した場合の、薄膜の厚さ方向の硬度変化を示して
いる。
【0031】なお、前記例では、変更する成膜条件とし
てバイアス電圧Vbおよびマイクロ波電力について示し
たが、反応ガスのガス種,反応室内の圧力等のその他の
成膜条件を制御パラメータとして成膜制御を行うことが
できる。また、複数の成膜条件の内で1つのみによる制
御、あるいは複数の成膜条件の組み合わせによる制御を
行うこともできる。
【0032】本発明の実施の形態によれば、連続した一
成膜工程によって単一層の薄膜を形成するため、複合膜
を形成する場合に比べて膜厚を薄くすることができ、し
かも、複合膜間の各界面に生ずる不連続域がない。ま
た、薄膜の厚さ方向に異なる特性とすることができるた
め、薄膜形成の生長界面の特性と薄膜の最表面の特性の
各々に要求される所望の機能を発揮することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
50nm〜1nmの薄い膜厚で目的とする膜特性を備え
た薄膜を形成することができる薄膜形成装置を提供する
ことができ、また、薄い膜厚で目的とする膜特性を備え
た薄膜を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄膜形成装置の一実施形態を説明する
概略ブロック図である。
【図2】成膜条件と薄膜の特性との関係を説明するため
の図である。
【図3】薄膜形成工程を説明する図である。
【図4】薄膜形成工程を説明する図である。
【図5】成膜処理の一工程内で成膜条件の制御例を説明
する図である。
【図6】従来の単一膜による薄膜の概略および硬度特性
を示す図である。
【図7】従来の複合膜による薄膜の概略および硬度特性
を示す図である。
【符号の説明】
1…薄膜形成装置、2…試料、3…ECRプラズマ発生
部、4…バイアス電源部、5…反応室、6…反応ガス導
入部、7…制御部、31…マイクロ波源、33…プラズ
マ室、41…高周波電源、43…電圧モニタ、51…圧
力計。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁場内にマイクロ波電力を供給して電子
    サイクロトロン共鳴プラズマを発生するECRプラズマ
    発生部と、試料にバイアス電圧を印加するバイアス電源
    部と、反応室内に反応ガスを導入する反応ガス導入部
    と、成膜条件を制御する制御部とを備え、前記制御部
    は、単一層を形成する一成膜工程中において成膜条件の
    少なくとも一つを変更することを特徴とする薄膜形成装
    置。
  2. 【請求項2】 単一層からなる薄膜であって、薄膜特性
    が薄膜の厚さ方向で異なることを特徴とする機能性単一
    薄膜。
JP28389896A 1996-06-06 1996-10-25 薄膜形成装置および機能性単一薄膜 Withdrawn JPH1053877A (ja)

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