JPH1052655A - ノズル閉止弁及びそれを有する圧力噴霧ノズル - Google Patents

ノズル閉止弁及びそれを有する圧力噴霧ノズル

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JPH1052655A
JPH1052655A JP9114824A JP11482497A JPH1052655A JP H1052655 A JPH1052655 A JP H1052655A JP 9114824 A JP9114824 A JP 9114824A JP 11482497 A JP11482497 A JP 11482497A JP H1052655 A JPH1052655 A JP H1052655A
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JP
Japan
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valve
nozzle
spring
membrane
casing
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JP9114824A
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Kaminada Maruseru
カミナダ マルセル
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Satronic AG
Original Assignee
Satronic AG
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Publication date
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K23/00Valves for preventing drip from nozzles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B1/00Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
    • B05B1/30Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to control volume of flow, e.g. with adjustable passages
    • B05B1/3006Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to control volume of flow, e.g. with adjustable passages the controlling element being actuated by the pressure of the fluid to be sprayed
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D11/00Burners using a direct spraying action of liquid droplets or vaporised liquid into the combustion space
    • F23D11/24Burners using a direct spraying action of liquid droplets or vaporised liquid into the combustion space by pressurisation of the fuel before a nozzle through which it is sprayed by a substantial pressure reduction into a space
    • F23D11/26Burners using a direct spraying action of liquid droplets or vaporised liquid into the combustion space by pressurisation of the fuel before a nozzle through which it is sprayed by a substantial pressure reduction into a space with provision for varying the rate at which the fuel is sprayed
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F23D11/38Nozzles; Cleaning devices therefor

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  • Nozzles (AREA)
  • Safety Valves (AREA)
  • Nozzles For Spraying Of Liquid Fuel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造が容易であり、特にコンパクトな構造を
有し、最大限のシール作用をし得るノズル閉止弁を提供
する。 【解決手段】 入口路(124) を有する入口側(124,134)
、出口路(127) を有する出口側(118,127) 、入口路(12
4) と出口路(127) の間の弁座(128) を有し、更に後方
の第1ばね(121) により前記弁座(128) に密閉状に押圧
されると共に、所定の圧力が入口路(124) に達すると第
1ばね(121) の力に抗して弁座(128)から持ち上げられ
る閉止部材(123) を有する、特にオイルバーナ用の圧力
噴霧ノズル(101) のためのノズル閉止弁(114) におい
て、前記閉止部材が膜(123) であり、前記第1ばね(12
1) が実質的に線形のばね特性を有し、第1ばね(121)
が、一方の側にのみ開口して該開口側が前記膜(123) に
よりシールされる空間として形成されたばね室(129) に
収容されており、これら第1ばね(121) 及びばね室(12
9) がノズル閉止弁(114) の入口側に位置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃焼(combustion)技
術の分野に関し、より詳しくは、特にオイルバーナ用の
圧力噴霧ノズル(pressure atomizer nozzle)のノズル閉
止弁(nozzle closing valve)に関し、これは、入口側に
入口路を、出口側に出口路を、入口路と出口路の間に位
置する弁座を有し、更に閉止部材(shutoff member)を有
し、この閉止部材はその後ろにある第1ばねにより密閉
状に前記弁座に押し付けられており、入口孔に所定の圧
力が高まった時には第1ばねの圧力に抗して前記弁座か
ら持ち上げられるように構成されている。
【0002】本発明はまたオイルバーナ用圧力噴霧ノズ
ルに関し、前記ノズルはノズルケーシングを有し、ケー
シングは、止り穴(blind hole)の形の内側空間を囲んで
おり、前記内側空間は止り穴底部でノズル孔(nozzle bo
re) より外部と接続している。
【0003】このようなノズル閉止弁及び圧力噴霧ノズ
ルは、例えば本出願人のDE-A1-33 08 153 により知られ
ている。
【0004】
【従来の技術】燃焼すべき加熱油が数バール(bar) (例
えば5バール)の圧力により、圧力噴霧ノズルを介して
燃焼室へ噴出するようにした油作動加熱設備(oil opera
ted heating installation) において、特別の注意が払
われない場合には、バーナをスイッチオフすると、圧力
噴霧ノズルからの油のジェット状排出か又は滴下が生じ
る。停止段階及び次の開始段階では、このような滴下
は、燃焼室における燃料油の過剰を導き、このことは、
不燃焼(unburnt) 炭化水素の形の煙道ガスの場合、注意
しなければならない事態であり、加熱設備における燃焼
効率を著しく劣化させる。同様の望ましくない効果は、
ノズルの供給ラインにおいて油の加熱のために、容積膨
脹が生じる場合、該ライン中の圧力が増大し、ノズル開
口部(nozzleopening)から油を排出させる事態を生じ
る。
【0005】従って、先述特許には、加熱設備の圧力噴
霧ノズルに、自動的に切り替え自在な閉止弁(shutoff v
alve) を具備する構成が提案されている。このような閉
止弁は、閉止装置として、弾性的にテンションが予め与
えられておりノズル中に直接挿入されているボール(bal
l)と係合する。例えばスイッチオフなどにより生じる著
しい圧力低下の場合、オイル供給ラインのオイル流はノ
ズルで直接に止められ、その結果ソレノイド弁とノズル
との間の供給ラインの、ある容積量の油は、スイッチオ
フの後、ノズルから逃げることができない。
【0006】この公知の閉止弁の場合、金属弁座に直接
支承されている弁ボール(valve ball)は、膜状弾性ばね
(membrane-like elastic spring)により予めテンション
が与えられており、この弾性ばねは二つの端部位置の間
を前方及び後方に弾発することができ、従って極めて非
線形(nonlinear) の特徴を示す。このような弾性ばねを
使用する場合、弁は7〜9バールの吹き出し圧力(openi
ng pressure)によって開くことが保証されるが、通常僅
か4バールの閉じ圧力で再び閉じる。弁動作におけるこ
のヒステリシス(hystereis) には次のような利点があ
る。即ち吹き出し圧力が油ポンプを始動させるレベルに
達して弁が開くと、以後の噴射はより低い作動圧力で行
われることが可能となり、そのため油ポンプは、より良
好な性能を有する設計が可能となる。
【0007】しかし、このような公知弁の場合、精密に
設定されたばね特性を有する弾性ばね、特に直径が数ミ
リしかないものは製造が極めて難しいという問題があ
る。その上、金属弁ボールと金属弁座との間の協力の結
果とて、弁の十分なシールを得ることが困難である。
【0008】圧縮空気による圧力噴霧ノズルの場合、ノ
ズル中に配置される弁が提案されており、この場合、閉
止部材は膜もしくはダイアフラムからなり、線形のコイ
ルばねにより予めテンションを与えられている(EP-A1-
566 855 )。このコイルばねは、ばね室に収容されてお
り、ばね室の一方側は膜で明らかにシールされている
が、他方側は排出口によりノズル孔へ接続している。従
って作動中に油は、ばね室へ浸透する。ばね室は弁の後
ろに位置しているため、スイッチオフの場合ノズルから
流出し得る。実際には僅かのオイルしかばね室へ浸透し
ない。これは、DE-A1-33 08 153 における圧縮空気を用
いない圧力噴霧ノズルと異なり、前記EP-A1-566 855 の
圧縮空気による噴霧ノズルの場合、圧縮空気により吸収
作用がノズル孔の近辺に生じ、それによりおそらく直ち
にばね室に入るオイルを吸い出す、という事実と関係す
る。
【0009】このような課題を解決するため、まだ公開
されていない出願、即ちヨーロッパ特許出願第9681012
2.0号において、本出願人は添付図1及び図2に示す態
様のノズル閉止弁を有する圧力噴霧ノズルを提案した。
図1による実施例では、圧力噴霧ノズル1は実質的に、
止り穴状の内側空間6を有するノズルケーシング2を含
む。ノズルケーシング2の出口側は、平坦なノズル面3
になっており、その中心部にはノズル孔4が開穿されて
いる。数ミリの圧力でオイルが流出するこのノズル孔
が、ノズルの内側空間6を外側空間と接続している。内
側空間6には円筒状の円錐インサート(conical insert)
8が挿入され、その円錐先端は内側空間6の凹んだ円錐
底部に適合している。円錐先端より下方では、狭くて環
状の円周ビード9を形成するために、円錐インサート8
の外径が減少され、この円周ビード9の外径は内側空間
6の内径に適合しており、チップ(chips; 破片) 等がノ
ズル開口部に達するのを防止するためのフィルタのよう
な役割をしている。円錐インサート8の外径が減少して
いるため、円錐インサート8と内側空間6の壁との間で
ノズル前方部分に、環状のオーバフロー室(overflow ch
amber)17が形成され、円錐インサート8の先端に形成さ
れた切欠き(helical groove;燃料制御縁) 12によりノズ
ル孔と連通している。
【0010】円錐インサート8の内側は止り穴10になっ
ており、止り穴10は後部(右側)から円錐先端の近辺に
延びており、一本或いは数本の出口路11によりオーバフ
ロー室17と接続している。円錐インサート8は後部(右
側)に外部ネジ13を有し、外部ネジにより内側空間6の
対応する内部ネジ7中にねじ込むことができる。ノズル
閉止弁14はこの円錐インサート8の上流に位置してい
る。側面図で示されるこのノズル閉止弁14もまた外部ネ
ジ30によりノズルケーシング2にねじ込むことができ、
Oリング15により前記ケーシングに対してシールされて
いる。入口側で、ノズル閉止弁14は、好ましくは焼結含
油合金(sintered metal)で製造されるフィルタ16と接続
している。ノズル閉止弁14はピン状の延長部により円錐
インサート8の止り穴10中に突入している。一方、ノズ
ル閉止弁14をねじ込んだ圧力噴霧ノズル1は、外部ネジ
5により、図示されていない油加熱器(oil preheater)
などにねじ込むことができる。
【0011】作動にあたっては、右側からフィルタ16を
通ってノズル閉止弁14に入る油は、弁が開かれている
と、図1に示されていない出口(図2の24)からねじ込
み領域の裏面を通り内側空間6へ送られる。ここから油
は矢印方向に出口路11を経由してオーバフロー室17へ、
更に切欠き12を経由してノズル孔4へ流れ、そこから噴
霧円錐形(破線で示された形)となって外側空間(燃焼
室)へ入る。
【0012】図1のノズル閉止弁14の内部構造が、図2
の軸方向の断面図に示されている。このノズル閉止弁14
は、弁軸32と同心円上に配置された回転可能な対称部品
(symmetrical component) 16,18,19,20,22,23から
なる。なかでも円筒型の環状弁ケーシング19はその一端
が固定フィルタ16で終わっている。ケーシング19中には
内側部分20が挿入されており、これは、同軸の貫通孔で
ある入口路27を有する。内側部分20はその入口側がフィ
ルタ16に支承されており、その出口側には弁座28を有
し、弁座は入口路27の出口を環状に囲周している。弁ケ
ーシング19中には弁スクリュー(valve screw) 18もねじ
込まれており、弁スクリューはばね室29、ばね室と接続
する膜座(membrane seat) 31、膜座31の上流側方を通る
出口24を有し、ねじ込まれた状態では内側部分20は弁ケ
ーシング19中に固定されている。すでに述べたように、
弁ケーシング19は外部ネジ30を有し、この外側ねじによ
り圧力噴霧ノズル1にねじ固定されている。
【0013】ノズル閉止弁14の閉止部材はダイアフラム
或いは膜(membrane)23として形成されている。膜座31に
挿入されているこの弾性膜23は、膜23の後方にある第1
ばね21により弁座28に密閉状に押し付けられている、吹
き出し圧力が入口路27中に生じ、所定の圧力に達する
と、第1ばね21のテンションに抗して弁座28から持ち上
げられる。第1ばね21は好ましくはコイルばねであり、
実質的に線形(linear)のばね特性を有する。これはスラ
ストボルト22に作用し、スラストボルトは膜23に圧力を
加えて凸面を生じさせる。
【0014】第1ばね21は、ばね室29中に設けられてい
る。ばね室29は一方が開口した空間(止り穴)の形に形
成されており、その開口側は膜23により密閉されてい
る。ばね室29は圧縮可能媒体(compressible medium) を
収容しており、これは弁を開くと変形した膜体23により
僅かに圧縮される。作動中のこのような膜閉止特性のた
め、オイルはしみ出ることはなく、滴下に関わるデッド
スペースが形成されることはない。膜23はその背面域が
膜座31と係合しており、第2ばね25により膜座31に押し
付けられている。このことによって膜23は常に膜座31と
シール係合する状態が保証される。第2ばね25は、内側
部分20の前方(左側)と弁スクリュー18の後方(右側)
との間に形成される環状の凹んだ空間中に設けられてい
る。
【0015】膜23の流れ方向上流で弁スクリュー18から
側方に、弁ケーシング19から外方に至る出口24が設けら
れている。内側部分20は、別のOリング26により弁ケー
シング19とシールされている。右側から入ってくるオイ
ルは入口路27に入り、ここから膜23を押す。即ち弁座28
により境界ずけられる面を押圧する。この圧力が増大す
ると膜23は左方に歪み、スラストボルト22を左方に押
し、第1ばね21を圧縮する。例えば吹き出し圧力が5〜
7バールに達すると、膜23は弁座28から持ち上がり、そ
れにより油は第2ばね25の空間に充填される。この油は
かくして膜23上で膜座31によって外側にのみ区画される
より大きな面を押圧する。そのため第1ばね21と同じば
ね力を補うためには、より低い圧力で十分である。従っ
て、ノズル閉止弁14を開いた状態に保持するための油圧
は、開くための圧力よりも遥かに小さい。膜23が持ち上
がると油は出口24から、既に述べたように圧力噴霧ノズ
ル1の内側空間6へ流出する。
【0016】膜23と第2ばね25の間には、金属のカラー
33が設けられていることが好ましい。カラー33は、膜23
の端部に対する第2ばね25の圧力を均等に分散させ、従
って弁の中における膜23のシート状態及びばね室29に関
するシール作用を改善する。好ましくはスラストボルト
22がより大きい直径の凸状の円形ヘッドをもっており、
このヘッドは、弁が開く方向へスラストボルト22を押し
戻すと、弁スクリュー18に形成される肩部に当たり、か
くしてボルト22の移動路、即ち弁のクリアランス(clear
ance; 隙間) を限定する。
【0017】先願による図1及び2に示すこのノズル閉
止弁は、その構成上、従来技術に比し、著しい利点を有
する。しかし、弁ケーシング19中に突出する弁スクリュ
ー18部分を有し、これが円錐インサート8の止り穴中に
深く入りこんでいることによって、ノズル閉止弁14の使
用範囲が限定されたものとなる。従って弁には余分のス
ペースが必要であり、そのため、円錐インサート8の設
計に関しても限界がある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、先願による弁と同様に再生可能な弁特性を有するよ
うに製造することができ、弁特性として望ましいヒステ
リシスを有する弁であり、滴下油を集められる極く小さ
いデッドスペースしか有していない弁である一方、著し
く減少したスペースですむ弁を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の形の弁の場合、こ
の課題は、閉止部材が膜であり、第1ばねが実質的に線
形のばね特性を有し、ばね室に収容され、ばね室は一方
の側のみ開口して該開口側が前記膜によりシールされ、
ノズル閉止弁の入口側に位置する構成とすることにより
解決される。
【0020】この弾性である膜は金属弁座と共に優れた
弁シール(密閉)作用をする。膜と線形ばねとの組み合
わせは、以下の理由により望ましいヒステリシスをもた
らす。膜座、即ち膜が支承されている縁部材は、第1ば
ねにより密閉状に膜が押し付けられている弁座よりも、
遥かに大きい面を囲んでいる。そのため弁が閉じられて
いる限り、油圧力は弁座で囲まれるより小さな膜に作用
する。弁が開くと、圧力は、膜座に支承されるより大き
な膜面に作用する。かくして、二つの面の比率のうちよ
り高い力が第1ばねに作用し、そのため膜はより低い圧
力で、開いた状態に保持することができる。膜で閉じら
れている空間であるばね室の構造により、弁を閉じた後
なおノズルから流出し得る油ではない圧縮媒体が前記ば
ね室に満たされているだけの状態が保証される。第1ば
ねが入口側にあるばね室の構成は、先願の弁と逆の流れ
方向とすることにより可能であって、これは弁の長さを
著しく短縮することができ、その結果、圧縮噴霧ノズル
の外径を変えることなく、円錐インサートその他部材の
構成のために、より大きな空間が利用できる。
【0021】発明弁の好ましい第一実施態様によれば、
ばね室の開口側は、膜の後縁部分を支承する円周の膜座
によって隣接しており、この膜が第2ばねにより前記膜
座に押し付けられる。このことにより、膜と膜座との間
に、僅かの避けられないトレランスがある場合であって
も、確実なシール作用が保証される。膜に対して第2ば
ねの均一な圧力が適用されるためには、好ましい実施態
様によれば、好ましくは膜と第2ばねとの間に金属のカ
ラーが配置される。
【0022】本発明の第二の好ましい実施態様では、第
1ばねはコイルばねからなり、スラストボルトに作用
し、このスラストボルトは一面で膜に圧力を加え、また
前記スタッドボルトの一面は凸状に形成されている。コ
イルばねは極めて精密なばね特性を持つように簡単に製
造することができる。凸状面を有するスタッドボルト
は、ばね力を面的に膜に加え、膜を損傷し得る荷重を避
けることができる。本発明弁の別の好ましい実施態様で
は、ノズル閉止弁が、弁軸に対して同心円上に配置され
た回転可能な実質的に対称な部品を有し、これら部品は
円筒形の弁ケーシングを囲み、弁ケーシングの一端は固
定フィルタで終わっている。弁ケーシングの一端はフィ
ルタで終わっており、弁ケーシング中には、横逃げ溝(l
ateral recess)としての入口路を有する内側部分が挿入
され、内側部分は、その入口側がフィルタに支承され、
膜座と接続するばね室を有し、弁ケーシング中には弁ス
クリューがねじ込まれ、弁スクリューは中央孔としての
出口路を有し、入口側には弁座を有し、ねじ込まれた状
態では内側部分は弁ケーシング中に固定され、弁ケーシ
ングは外部ネジにより圧力噴霧ノズルにねじ込み可能で
ある。このような構成により、この弁は容易に組み立て
られメンテナンスができるのみならず、ノズルに容易に
取り付け、取り外すことができる。
【0023】本発明によるオイルバーナ用圧力噴霧ノズ
ルは、止り穴の形の内側空間を囲周するノズルケーシン
グを有し、前記内側空間が、ノズル閉止弁により止り穴
の底部領域で外側空間と接続しており、ノズル閉止弁が
前記内側空間に挿入されている。
【0024】好ましい実施態様によれば、ノズル閉止弁
がノズルケーシングにねじ込まれ、ノズルケーシングに
対して第2Oリングによりシールされている。
【0025】本発明のその他の利点及び応用例は、従属
請求の範囲および以下の説明から理解されよう。
【0026】
【発明の実施の形態】図3は、オイルバーナ用の、本発
明によるノズル閉止弁を組み込んだ圧力噴霧ノズルの好
ましい実施態様を示す。圧力噴霧ノズル101 は実質的
に、図1と関連して説明したノズルと同様の構造を有
し、止り穴状の内側空間106 を有するノズルケーシング
102 を含む。ノズルケーシング102 の出口側は、平坦な
ノズル面103 になっており、その中心部にはノズル孔10
4 が開穿されている。数ミリの圧力でオイルが流出する
このノズル孔が、ノズルの内側空間106 を外側空間と接
続している。内側空間106 には円筒状の円錐インサート
108 が挿入され、その円錐先端は内側空間106 の凹んだ
円錐底部に適合している。円錐先端より下方では、狭く
て環状の円周ビード109 を形成するために、円錐インサ
ート108 の外径が減少され、この円周ビード109 の外径
は内側空間106 の内径に適合しており、チップ等がノズ
ル開口部に達するのを防止するためのフィルタのような
役割をしている。円錐インサート108 の外径が減少して
いるため、円錐インサート108 と内側空間106 の壁との
間でノズル前方部分に、環状のオーバフロー室117 が形
成され、円錐インサート108 の先端に形成された切欠き
112 によりノズル孔と連通している。
【0027】円錐インサート108 の内側は止り穴110 に
なっており、止り穴110 は後部(右側)から円錐先端近
辺に延びており、一本或いは数本の出口路111 によりオ
ーバフロー室117 と接続している。止り穴110 に代え円
錐インサートの内側には他の部品を含んでいてもよい。
円錐インサート108 は後部(右側)に外部ネジ113 を有
し、外部ネジにより内側空間106 の対応する内部ネジ10
7 中にねじ込むことができる。本発明によるノズル閉止
弁114 はこの円錐インサート108 の上流に位置してい
る。側面図で示されるこのノズル閉止弁114 もまた外部
ネジ130 によりノズルケーシング102 にねじ込むことが
でき、Oリング115 により前記ケーシングに対してシー
ルされている。入口側で、ノズル閉止弁114 は、好まし
くは焼結含油合金で製造されるフィルタ116 と接続して
いる。図1と異なり、ノズル閉止弁114 はピン状の延長
部により円錐インサート108 の止り穴110 中に突入して
おらず、その代わりに前記インサート108 の入口側上流
で終わっている。従って円錐インサート108 の全内側空
間、或いはノズルケーシング102 の内側空間106 は自由
に利用できる。
【0028】図3のノズル閉止弁114 の内部構造が、図
4の軸方向の断面図に示されている。このノズル閉止弁
114 は、弁軸132 と同心円上に配置された回転可能な対
称部品116 ,118 ,119 ,120 ,122 ,123 からなる。
なかでも円筒型の環状弁ケーシング119 はその一端が固
定嵌合された(即ち押圧された)フィルタ116 で終わっ
ている。弁ケーシング119 中には内側部分120 が挿入さ
れており、これは、テーパ先端と共にフィルタ中で流入
室(inflow chamber)134 を形成し、横には逃げ溝状の入
口路124 を有する。内側部分120 はその入口側がフィル
タ116 に支承されており、ばね室129 が設けられ、ばね
室には膜座131 が接続しており、膜座は膜123 を保持し
ている。
【0029】弁ケーシング119 中には弁スクリュー118
もねじ込まれており、弁スクリューは、中央の出口路12
7 、この出口路を起点として配置された弁座128 を有す
る。弁スクリュー118 がねじ込まれた状態では、内側部
分120 を弁ケーシング119 中に固定している。ねじ込む
ために、六角凹部(hexagonal recess)135 が出口路127
の出口側端に設けられている。上記部分118 としては、
弁スクリューの形でねじ込む代わりに押入部材或いはそ
の他の部材を弁ケーシング119 に取り付けることも、本
発明の範囲に含まれる。既に述べたように、弁ケーシン
グ119 は外側ねじ130 を有し、それにより圧力噴霧ノズ
ル101 にねじ込むことができる。
【0030】ノズル閉止弁114 の閉止部材は、ダイアフ
ラム或いは膜123 として形成されている。膜座131 に挿
入されているこの弾性膜123 は、弁の入口側であって膜
123の上流にある第1ばね121 により弁座128 に密閉状
に押し付けられている。この弾性膜123 は、入口路124
中に所定の圧力が生じて、即ち吹き出し圧力(openingpr
essure)に達すると、第1ばね121 の力に抗して弁座128
から持ち上げられる。第1ばね121 は好ましくはコイ
ルばねであり、実質的に線形のばね特性を有する。これ
はスラストボルト122 に作用し、スラストボルトは凸状
面により膜123に圧力を加える。
【0031】第1ばね121 は、ばね室129 の出口側でな
く入口側に設けられている。このことにより、図2の構
成の場合におけるような、左方に突出する部分を省略し
得る。ばね室129 は一方が開口した空間(止り穴)の形
に形成されており、その開口側は膜123 により密閉され
ている。ばね室129 は圧縮可能媒体を収容しており、こ
れは変形した膜123 により僅かに圧縮され得る。作動中
のこのような膜閉止特性のため、オイルはしみ出ること
はなく、滴下に関わるデッドスペースが形成されること
はない。膜123 はその後縁部分が膜座131 と係合してお
り、出口側に位置し同様にコイルばねである第2ばね12
5 により膜座131 に押し付けられている。このことによ
って膜123 は常に膜座131 とシール係合する状態が保証
される。第2ばね125 は、内側部分120 の前(左側)部
と弁スクリュー118 の後(右側)部との間に形成される
環状の凹んだ空間中に設けられている。図2と図4を比
較すると解るように、両方の弁において、ばね21,25と
121 ,125 、スラストボルト22と122 ,膜及び膜座23,
31と123 ,131 は180度回転した位置にある。図2の
弁スクリュー18は図4の内側部分120 となり、内側部分
20は弁スクリュー118 となっている。
【0032】膜123 の流れ方向上流で、入口路124 が、
流入室134 から弁座128 を外方で取り囲んでいる空間へ
向かって側方へ連通しており、これは同時に第2ばね12
5 を受け入れている。弁スクリュー118 は、別のOリン
グ126 により弁ケーシング119 からシールされている。
油は右側からフィルタ116 を経由して流入室134 に入
り、この流入室134 から入口路124 を経て弁座128 の外
側空間に入る。次いで弁座128 の外側空間から膜123 、
即ち膜座131 より内側でしかも弁座128 より外側の区画
されている面を押圧する。
【0033】圧力が増大すると膜123 は右方向に湾曲
し、スラストボルト122 を右側に押し、第1ばね121 を
圧縮する。例えば5〜7バールの吹き出し圧力に達する
と、膜123 は弁座128 から持ち上がり、油は出口路127
の中央空間に充填される。この油はかくして膜123 上で
膜座131 によって外側にのみ区画されている大きな面を
押圧する。従って第1ばねの同じばね力を補うためには
少ない圧力で十分である。従って、ノズル閉止弁114 を
開いた状態に保持するための油圧は、吹き出し圧力より
も遥かに小さい。膜123 が持ち上がると油は出口127 か
ら、既に述べたように圧力噴霧ノズル101 の内側空間10
6 へ流れる。得られるヒステリシスは図2による構成と
略同じである。
【0034】
【発明の効果】かくして本発明によるノズル閉止弁は、
コンパクトな、容易に取り外すことのできるユニットで
あり、取り付け及びメンテナンスが簡単である。取り付
けは、あらゆる従来型のノズルに僅かに適合させるだけ
で行うことができ、望ましい弁特性はコイルばねにより
容易に、再現可能に得られる。膜に関しては、必要な圧
縮強度を有し油に対して耐性のあるものであれば、従来
の材料を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧力噴霧ノズルに取り付けた先願ヨーロッパ特
許出願第96810122.0号による例示的な弁の軸方向の一部
切欠断面図である。
【図2】図1に示す弁の内部構造を示す軸方向の断面図
である。
【図3】圧縮噴霧ノズルに取り付ける本発明による例示
的な弁の図1と対照される軸方向の一部切欠断面図であ
る。
【図4】図3に示す弁の内部構造を示す軸方向の断面図
である。
【符号の説明】
1,101 圧力噴霧ノズル 2,102 ノズ
ルケーシング 3,103 ノズル面 4,104 ノズ
ル孔 5,105 外部ネジ(ノズル) 6,106 内側
空間(ノズル) 7,107 内部ネジ(ノズル) 8,108 円錐
インサート 9,109 ビード 10,110 止り
穴(円錘インサート) 11,111 出口路 12,112 切欠
き 13,113 外部ネジ(円錐インサート)14,114 ノズ
ル閉止弁 15,26 Oリング 16,116 フィ
ルタ(焼結含油合金) 17,117 オーバフロー室 18,118 弁ス
クリュー 19,119 弁ケーシング 20,120 内側
部分 21,25 ばね 22,122 スラ
ストボルト 23,123 膜 24 出口 27 入口路 28,128 弁座 29,129 ばね室 30,130 外部
ネジ(弁ケーシング) 31,131 膜座 32,132 弁軸 33,133 カラー 115 ,126 O
リング 121 ,125 ばね 124 入口路 127 出口路 134 流入室 135 六角凹部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口路(124) を有する入口側(124,134)
    、出口路(127) を有する出口側(118,127) 、入口路(12
    4) と出口路(127) の間の弁座(128) を有し、 更に後方の第1ばね(121) により前記弁座(128) に密閉
    状に押圧されると共に、所定の圧力が入口路(124) に達
    すると第1ばね(121) の力に抗して弁座(128)から持ち
    上げられる閉止部材(123) を有する、特にオイルバーナ
    用の圧力噴霧ノズル(101) のためのノズル閉止弁(114)
    において、 前記閉止部材が膜(123) であり、 前記第1ばね(121) が実質的に線形のばね特性を有し、 前記第1ばね(121) が、一方の側にのみ開口して該開口
    側が前記膜(123) によりシールされる空間として形成さ
    れたばね室(129) に収容されており、 これら第1ばね(121) 及びばね室(129) がノズル閉止弁
    (114) の入口側に位置していることを特徴とするノズル
    閉止弁。
  2. 【請求項2】 前記ばね室(129) の開口側は、膜(123)
    の後縁部分を支承する円周の膜座(131) によって隣接し
    ており、この膜(123) が第2ばね(125) により前記膜座
    (131) に押し付けられている請求項1記載のノズル閉止
    弁。
  3. 【請求項3】 前記膜(123) と第2ばね(125) の間に、
    なるべく金属カラー(133) が配置されている請求項2記
    載のノズル閉止弁。
  4. 【請求項4】 前記第1ばね(121) がコイルばねからな
    り、スラストボルト(122) に作用しており、このスラス
    トボルト(122) は膜(123) の端面に圧力を加えている請
    求項1〜3のいずれか記載のノズル閉止弁。
  5. 【請求項5】 前記スラストボルト(122) の端面が凸状
    に形成されている請求項4記載のノズル閉止弁。
  6. 【請求項6】 前記スラストボルト(122) の移動路が弁
    を開く方向に限定されている請求項4または5記載のノ
    ズル閉止弁。
  7. 【請求項7】 前記入口側(124,134) に、なるべく焼結
    含油合金であるフィルタ(116) が配置されている請求項
    1〜6のいずれか記載のノズル閉止弁。
  8. 【請求項8】 前記ノズル閉止弁(114) が、弁軸(132)
    と同心円上の回転可能な対称部品(116,118,119,120,12
    2,123) を有し、 これらの部品は円筒形の環状弁ケーシング(119) を囲
    み、前記弁ケーシング(119) の一端はフィルタ(116) で
    終わっており、弁ケーシング(119) 中には、横逃げ溝と
    しての入口路(124) を有する内側部分(120) が挿入さ
    れ、内側部分(120)は、その入口側がフィルタ(116) に
    支承されて、膜座(131) と接続するばね室(129) を有
    し、 弁ケーシング(119) 中には弁スクリュー(118) がねじ込
    まれ、弁スクリュー(118) は中央孔としての出口路(12
    7) を有し、入口側には弁座(128) を有し、ねじ込まれ
    た状態では内側部分(120) は弁ケーシング(119) 中に固
    定され、 弁ケーシング(119) は外部ネジ(130) により圧力噴霧ノ
    ズル(101) にねじ込み可能である請求項7記載のノズル
    閉止弁。
  9. 【請求項9】 前記弁スクリュー(118) が、第1Oリン
    グ(126) により弁ケーシング(119) に対してシールされ
    ている請求項8記載のノズル閉止弁。
  10. 【請求項10】 止り穴の形の内側空間(106) を囲周す
    るノズルケーシング(102) を有し、前記内側空間(106)
    が、ノズル孔(104) により止り穴の底部領域で外側空間
    と接続しているオイルバーナ用圧力噴霧ノズル(101) で
    あって、 前記内側空間(106) に、請求項1〜7のいずれか記載の
    ノズル閉止弁(114) が挿入されているオイルバーナ用圧
    力噴霧ノズル。
  11. 【請求項11】 前記ノズル閉止弁(114) がノズルケー
    シング(102) にねじ込まれ、このノズルケーシング(10
    2) に対して第2Oリング(115) によりシールされてい
    る請求項10記載の圧力噴霧ノズル。
  12. 【請求項12】 前記ノズル閉止弁(114) とノズル孔(1
    04) との間で、ノズルケーシング(102) の内側空間(10
    6) の中に、円錐インサート(108) が配置されている請
    求項10または11記載の圧力噴霧ノズル。
JP9114824A 1996-05-03 1997-05-02 ノズル閉止弁及びそれを有する圧力噴霧ノズル Pending JPH1052655A (ja)

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CZ (1) CZ132497A3 (ja)
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