JPH1051920A - 高所作業用セイフティハンド - Google Patents

高所作業用セイフティハンド

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JPH1051920A
JPH1051920A JP21682796A JP21682796A JPH1051920A JP H1051920 A JPH1051920 A JP H1051920A JP 21682796 A JP21682796 A JP 21682796A JP 21682796 A JP21682796 A JP 21682796A JP H1051920 A JPH1051920 A JP H1051920A
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Masaru Kimura
勝 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 飛来物等を掴んだ状態で確実に保持しておく
ことができる高所作業用セイフティハンドの提供。 【解決手段】 操作棒2の先端部に設けられた第1挟持
部材24と第2挟持部材25とが、操作棒の基端部に設けら
れた駆動部材6の操作により開閉可能とされてなるセイ
フティハンド1であって、操作棒の先端部に、第2挟持
部材が枢支された第1挟持部材が固設され、第2挟持部
材の基端部に、枢支軸28を中心として第2挟持部材を回
動させる引ボルト部材22が設けられ、操作棒に対して軸
方向の移動が阻止されると共に操作棒に対して回動可能
に設けられた回転ナット部材18に、引ボルト部材が進退
可能に螺合され、操作棒の基端部に、回転ナット部材を
回動させる駆動部材が設けられてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として、架空
電線、柱上機器、ガイシ等にからまった凧や凧糸、ビニ
ール、洗濯物、枯枝等の飛来物や、鳥の巣などを除去す
るのに使用される高所作業用セイフティハンドに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、棒状の操作棒の先端部に設けら
れたハサミ状の挟持部材が、操作棒の基端部に設けられ
たトリガーの握持操作により開閉可能とされてなるもの
である。そして、この従来のものは、一方の手で操作棒
を握持しつつ、他方の手で前記トリガーを操作するもの
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ものでは、物を掴んだ状態で保持しておくことができな
かった。つまり、トリガーを握っている間は、挟持部材
は物を挟持しているが、トリガーの握持を止めると挟持
部材が開いて物が落ちてしまうという問題があった。と
ころで、高所作業において、活線等から飛来物を除去し
た場合には、除去した物を直接下に落とすのは大変危険
であるので、作業者の手元に飛来物を引き寄せることが
必要である。このため、従来のものでは、一方の手でト
リガーを握持しつつ操作棒を手前に引いて他方の手で飛
来物を持つ必要があり、操作棒の長さが長いと、このよ
うなことができないといった問題があった。よって、操
作棒を長尺にできなかった。この発明は、これらの課題
を解決するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明に係る高所作業用セイフティハンドは、操
作棒の先端部に設けられた第1挟持部材と第2挟持部材
とが、操作棒の基端部に設けられた駆動部材の操作によ
り開閉可能とされてなるセイフティハンドであって、前
記操作棒の先端部に、前記第2挟持部材が枢支された前
記第1挟持部材が固設され、前記第2挟持部材の基端部
に、前記枢支軸を中心として第2挟持部材を回動させる
引ボルト部材が設けられ、前記操作棒に対して軸方向の
移動が阻止されると共に操作棒に対して回動可能に設け
られた回転ナット部材に、前記引ボルト部材が進退可能
に螺合され、前記操作棒の基端部に、前記回転ナット部
材を回動させる駆動部材が設けられてなることを特徴と
する。また、好ましくは上記構成に加えて、前記操作棒
は、複数の筒部材が伸縮可能に嵌挿されてなることを特
徴とする高所作業用セイフティハンドである。さらに好
ましくは、上記いずれかの構成に加えて、前記操作棒及
び前記駆動部材は、絶縁性材料から形成されてなること
を特徴とする高所作業用セイフティハンドである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の高所作業用セイ
フティハンド1について、さらに詳細に説明する。図1
は、この発明の高所作業用セイフティハンド1の一実施
例を示す斜視図であり、図2は、その縦断面図である。
また、図3及び図4は、それぞれ図2におけるA−A断
面図とB−B端面図である。この実施例のセイフティハ
ンド1は、伸縮式の操作棒2の先端に、飛来物等100
を挟持するための挟持部材3が開閉可能に設けられてな
る。操作棒2は、第1筒部材4に第2筒部材5が伸縮自
在に嵌挿されてなり、両部材4,5は任意の位置で固定
することができる構成とされている。
【0006】操作棒2の基端側の第1筒部材4は、円筒
形状の細長いパイプからなり、その基端部には、第1筒
部材4よりもやや大径の駆動部材6が、第1筒部材4と
同心に配置されている。この駆動部材6は、円筒形状の
パイプからなり、その先端側の開口部には、短円柱形状
の回転リング部材9が嵌合されている。この回転リング
部材9の径方向中央部には、軸部材10が、駆動部材6
から先端側に延出して設けられている。なお、回転リン
グ部材9とこれに嵌合された軸部材10とは、駆動部材
6を径方向に貫通して設けられる係止ボルト11によっ
て駆動部材6に固定されており、これにより、駆動部材
6と軸部材10とが一体回転するよう構成されている。
【0007】一方、第1筒部材4の基端側の開口部に
は、短円柱形状の止リング部材12が嵌合されており、
この止リング部材12は第1筒部材4に複数個の止ネジ
13によって固定されている。止リング部材12の径方
向中央部には、軸方向に貫通穴が形成されており、この
貫通穴には前記軸部材10が貫通して挿通されている。
なお、軸部材10は、止リング部材12に対して回動可
能に挿通されている。軸部材10の先端部は、止リング
部材12から更に先端側に延出されており、その延出部
には、第1筒部材4に緩挿された第3筒部材7の基端部
が固設されている。すなわち、第3筒部材7の基端側の
開口部に、軸部材10の先端部が嵌合され、両部材7,
10はロールピン14によって一体化されている。
【0008】第3筒部材7は、第1筒部材4よりも小径
の円筒形状の細長いパイプからなり、例えば第1筒部材
4の直径の約三分の一から四分の一程度の大きさのもの
が使用される。第3筒部材7は、第1筒部材4の軸心に
沿って配置されており、第1筒部材4の先端部にまで達
する長さとされている。第3筒部材7の先端部には、断
面四角形状の駆動用ブロック部材15が第1筒部材4よ
りも先端側に延出して設けられている。駆動用ブロック
部材15は、先端側のブロック部15aが軸方向に細長
い直方体形状に形成され、その断面は第2筒部材5に緩
嵌された第4筒部材8の内径に適合した大きさの正方形
状に形成されてなる。また、駆動用ブロック部材15の
基端側の取付部15bは、第3筒部材7の内径に適合し
た円柱形状に形成されている。このような構成であるか
ら、駆動用ブロック部材15は、基端側の取付部15b
が第3筒部材7の先端側開口部に嵌合されて固設されて
いる。なお、駆動用ブロック部材15及び第3筒部材7
は、第4筒部材8内に、進退可能に嵌挿されている。
【0009】第1筒部材4の先端部には、緊締部材16
が設けられており、この緊締部材16の先端側ネジ部1
6bには締付ナット17が進退可能に螺合されている。
緊締部材16は、略円筒形状に形成され、基端側の拡径
部16aに第1筒部材4の先端部が嵌合され、且つ接着
されて固定されている。緊締部材16の先端部は、例え
ば図4に示すように、径方向に対向した位置に、軸方向
に延びる切欠き16d,16dが形成されている。これ
により、緊締部材16の先端部は、径方向に弾性変形可
能とされており、締付ナット17の操作により縮径或い
は拡径可能である。また、緊締部材16の先端部は、内
径が第2筒部材5の外径と略適合する大きさとされてお
り、また外径部が前記拡径部16aから軸方向先端側に
延びてネジ部16bが形成された後、このネジ部16b
よりも先端側は、先端に行くに従ってやや縮径したテー
パー部16cとされている。
【0010】なお、緊締部材16及び第1筒部材4に嵌
挿される第2筒部材5は、基端側外径部がテープを巻か
れる等して拡径されており、第2筒部材5を第1筒部材
4から十分に引き出した際には、この拡径部が緊締部材
16の拡径部16aの内側先端面に係止されることによ
り、第2筒部材5の第1筒部材4からの抜け止めが図ら
れている。締付ナット17は、略円筒形状で、外径が緊
締部材16の拡径部16aの外径とほぼ等しく形成され
る一方、内径が緊締部材16の先端部の外周部とほぼ等
しい形状に形成されてなる。すなわち、締付ナット17
は、基端部に軸方向に延びるネジ穴17aが形成され、
そのネジ穴17aより先端側が、先端側に行くに従って
僅かに縮径するテーパー穴17bとされてなる。そし
て、この締付ナット17は、ネジ穴17aを緊締部材1
6のネジ部16bに進退可能に螺合されている。
【0011】操作棒2の先端側の第2筒部材5は、円筒
形状の細長いパイプからなり、その外径は第1筒部材4
の内径に適合する大きさとされている。第2筒部材5
は、前記緊締部材16及び締付ナット17を貫通して設
けられている。よって、緊締部材16に対して締付ナッ
ト17をねじ込むと、締付ナット17のテーパー穴17
bが緊締部材16の先端部を縮径することにより、緊締
部材16の先端部で第2筒部材5を緊締して、第1筒部
材4に対して第2筒部材5を固定することができる。第
2筒部材5の径方向中央部には、軸方向に沿って、断面
四角形状の角パイプからなる第4筒部材8が設けられて
いる。この第4筒部材8は、内径が前記第3筒部材7の
先端部に設けられた駆動用ブロック部材15のブロック
部15aと適合する大きさの正方形状に形成されてい
る。
【0012】第4筒部材8の先端部には、回転ナット部
材18が固設され、この回転ナット部材18は、スラス
ト受リング19に支持されている。回転ナット部材18
は、略円柱形状で、先端部の外径は第2筒部材5の内径
よりも僅かに小径とされている。また、回転ナット部材
18の基端部は、二段階に縮径されて軸受部18bと、
第4筒部材8への固定部18cとが形成されている。回
転ナット部材18の固定部18cは、第4筒部材8の内
径と適合する大きさの断面四角形状に形成されており、
この固定部18cが第4筒部材8の先端側開口部に嵌合
されて止ネジ20によって固定されている。
【0013】スライド受リング19は、厚肉円筒形状に
形成されてなり、止ネジ21によって第2筒部材5に固
定されている。そして、このスライド受リング19に
は、回転ナット部材18が貫通して設けられ、回転ナッ
ト部材18の軸受部18bが回動可能に支持されてい
る。回転ナット部材18の先端部には、ネジ穴18aが
先端側に開口して形成されており、このネジ穴18aに
は、引ボルト部材22が進退可能に螺合されている。引
ボルト部材22は、円柱形状で、基端側に、回転ナット
部材18のネジ穴18aに螺合されるボルト部22aが
形成されている。また、引ボルト部材22の先端部に
は、板状に先端側に突出する突出部22bが形成されて
いる。そして、この突出部22bには、リンク部材23
を介して第2挟持部材25が連結される。リンク部材2
3は、両端部に略コ字形状溝23a,23bが形成され
てなる。
【0014】第2挟持部材25は、軸方向に沿って延び
ると共に基端部に僅かに下方に延びる差込部25bが形
成されて、全体として略L字形状に形成されている。な
お、差込部25b先端側の連結部25cの板厚は、第2
挟持部材25先端側の挟持部25aよりも小さく形成さ
れており、リンク部材23の先端側のコ字形状溝23b
に適合する厚さとされている。第2挟持部材25を枢支
する第1挟持部材24は、先端側の挟持部24aが第2
挟持部材25の挟持部25aと略同一形状とされると共
に、基端部が二股分かれして保持部24bが形成されて
いる。この保持部24bの溝の幅は、第2挟持部材25
の差込部25bの幅寸法と適合する大きさとされてい
る。第1挟持部材24は、基端部24cが筒状に形成さ
れており、その外径が第2筒部材5の内径に適合する大
きさとされる一方、内径が引ボルト部材22及びリンク
部材23よりも若干大径に形成されている。第1挟持部
材24は、基端側の筒状部24cが第2筒部材5の先端
側の開口部に嵌合されて、複数個の止ネジ26によって
固定されて設けられる。なお、回転ナット部材18と第
1挟持部材24の筒状部24cとの間には、スペーサー
リング27が、引ボルト部材22に緩嵌されて配置され
ている。
【0015】第2挟持部材25は、差込部25bを第1
挟持部材24の保持部24bに差し込まれた状態で、保
持部24bの先端側に、枢支軸28により枢支されてい
る。また、第2挟持部材25は、連結部25cがリンク
部材23先端側のコ字形状溝23bに差し込まれてピン
29で連結されている。そして、このリンク部材23の
基端側のコ字形状溝23aには引ボルト部材22の突出
部22bが差し込まれてピン30で連結されている。第
1挟持部材24と第2挟持部材25の各挟持部24a,
25aの対向する部分には、ギザギザに形成されたゴム
板24A,25Aを設けることが好ましい。このゴム板
24A,25Aは、第1挟持部材24と第2挟持部材2
5とを閉じた状態では、図2に示すように、互いにかみ
合うよう構成されている。なお、高所作業用セイフティ
ハンド1は、第1筒部材4や第2筒部材5等の主要部品
が、例えばポリプロピレン等の絶縁性材料から形成され
ている。また、第1筒部材4の適当な位置には、作業の
安全のために、それ以上先端側を持って作業しないよう
にするための鍔部材31が設けられている。
【0016】次に、この実施例の高所作業用セイフティ
ハンド1の使用について説明する。図5は、この発明の
セイフティハンド1の使用状態を示す斜視図である。こ
の図に示すように、この発明のセイフティハンド1は、
主として活線用セイフティハンドとして使用されるもの
である。例えば、配電関係として、バケット車の上か
ら、配電線や柱上機器、ガイシ等に引っ掛かった凧や凧
糸、ビニール、洗濯物、枯枝等の飛来物や、鳥の巣など
の除去に使用される。また、送電関係として、塔上か
ら、送電線やジャンパー線、ガイシ、アークホーン、鉄
塔アームに引っ掛かった各種飛来物や鳥の巣などの除去
に使用される。
【0017】使用に際しては、まず第1筒部材4に対し
て第2筒部材5を伸縮させて、使い易い長さとする。こ
れには、緊締部材16に対して締付ナット17を緩め
て、第1筒部材4から第2筒部材5を任意の長さだけ引
き出した後、緊締部材16に対して締付ナット17を締
め込んで、緊締部材16の先端部で第2筒部材17を緊
締することにより行われる。なお、第1筒部材4と第2
筒部材5との伸縮に伴って、第3筒部材7及びこの先端
部に設けられた駆動用ブロック部材15が第4筒部材8
内を進退することとなる。次に、第1筒部材4に対し
て、駆動部材6を周方向に回転させることにより、第1
挟持部材24に対して第2挟持部材25を適当な角度だ
け開ける。すなわち、第1筒部材4に対して駆動部材6
を回転させることにより、軸部材10と第3筒部材7を
介して駆動用ブロック部材15を連動回転させ、この駆
動用ブロック部材15の回転を第4筒部材8に伝達して
回転ナット部材18を回転させ、回転ナット部材18に
螺合された引ボルト部材22を回転ナット部材18から
螺退させることにより、引ボルト部材22と第2挟持部
材25との間に設けられたリンク部材23により、第2
挟持部材25を枢支軸28を中心として回転させること
により行われる。
【0018】そして、両挟持部材24,25の挟持部2
4a,25aの間に、電線等に引っ掛かったビニール袋
などの飛来物等100を位置させた状態で、駆動部材6
を逆回転させて両挟持部材24,25を閉じて飛来物等
100を挟持して電線等から除去する。すなわち、挟持
部材24,25を開くときとは逆方向に駆動部材6を回
転をさせることにより、回転ナット部材18に対して引
ボルト部材22を螺進させて、リンク部材23を基端側
に引くことにより、第2挟持部材25を枢支軸28を中
心に回転させて挟持部材24,25を閉じる。なお、両
挟持部材24,25の対向部には、ギザギザのゴム板2
4A,25Aがかみ合うよう設けられているので、飛来
物等100は確実にセイフティハンド1の挟持部材2
4,25に挟持される。ところで、第2挟持部材25の
枢支軸28を中心とした回動は、引ボルト部材22及び
第2挟持部材25にピン結合されたリンク部材23を介
して行われるので、リンク部材23がピン29,30を
中心に適宜揺動することにより、挟持部材24,25の
開閉がスムーズに行われる。
【0019】挟持部材24,25で飛来物等100を挟
持した状態では、駆動部材6から手を離しても、挟持部
材24,25が開くおそれはない。よって、挟持部材2
4,25に挟持された飛来物等100を手元まで引き寄
せることができるので、塔やバケット上の高所作業にお
いても、飛来物等100を落下させたりするおそれがな
く、作業を安全に行うことができる。しかも、操作棒2
等の主要部品が絶縁性材料から形成されているので、活
線に引っ掛かった飛来物等100の除去に対しても安全
に作業を行うことができる。なお、作業終了後には、挟
持部材3を閉じると共に、第1筒部材4に対して第2筒
部材5を嵌挿して操作棒2を短くすることにより、セイ
フティハンド1をコンパクトに収納することができる。
よって、保管や携帯に便利である。
【0020】なお、この発明の高所作業用セイフティハ
ンド1は、上記実施例の構成に限らず、適宜変更可能で
ある。例えば、第1筒部材4と第2筒部材5とを任意の
位置で固定するためのストッパーは、前記実施例のよう
に、緊締部材16と締付ナット17とからなる構成に限
られない。また、操作棒2は、伸縮可能な構成が好まし
いが、伸縮不可能なものであってもよく、この場合、軸
部材10の先端部に直接、回転ナット部材18を設けれ
ばよい。逆に、前記実施例では、第1筒部材4と第2筒
部材5との2段階に伸縮可能な構成としたが、3段階以
上に伸縮可能な構成としてもよいことは勿論である。さ
らに、第3筒部材7から第4筒部材8に回転を伝達する
ために、前記実施例では第4筒部材8と駆動用ブロック
部材15とを四角形状としたが、その他の多角形等で構
成してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明の高所作
業用セイフティハンドによれば、物を掴んだ状態で保持
しておくことができるので、セイフティハンドを長尺に
しても、飛来物等を挟持部材で挟持した状態で、手元に
飛来物を引き寄せることができる。よって、高所作業に
おいても、安全に飛来物を除去することができる。ま
た、操作棒を伸縮自在な構成とすれば、携帯や保管に場
所をとらないだけでなく、作業に応じて使い易い長さに
することができるので、作業を効率よく且つ安全に行う
ことができる。さらに、セイフティハンドを絶縁性材料
により形成すれば、活線に対する作業でも安全に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の高所作業用セイフティハンドの一実
施例を示す斜視図である。
【図2】図1のセイフティハンドの縦断面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B端面図である。
【図5】図1のセイフティハンドの使用状態を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 高所作業用セイフティハンド 2 操作棒 3 挟持部材 4 第1筒部材 5 第2筒部材 6 駆動部材 7 第3筒部材 8 第4筒部材 10 軸部材 15 駆動用ブロック部材 16 緊締部材 17 締付ナット 18 回転ナット部材 22 引ボルト部材 23 リンク部材 24 第1挟持部材 25 第2挟持部材 28 枢支軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作棒の先端部に設けられた第1挟持部
    材と第2挟持部材とが、操作棒の基端部に設けられた駆
    動部材の操作により開閉可能とされてなるセイフティハ
    ンドであって、 前記操作棒の先端部に、前記第2挟持部材が枢支された
    前記第1挟持部材が固設され、 前記第2挟持部材の基端部に、前記枢支軸を中心として
    第2挟持部材を回動させる引ボルト部材が設けられ、 前記操作棒に対して軸方向の移動が阻止されると共に操
    作棒に対して回動可能に設けられた回転ナット部材に、
    前記引ボルト部材が進退可能に螺合され、 前記操作棒の基端部に、前記回転ナット部材を回動させ
    る駆動部材が設けられてなることを特徴とする高所作業
    用セイフティハンド。
  2. 【請求項2】 前記操作棒は、複数の筒部材が伸縮可能
    に嵌挿されてなることを特徴とする請求項1に記載の高
    所作業用セイフティハンド。
  3. 【請求項3】 前記操作棒及び前記駆動部材は、絶縁性
    材料から形成されてなることを特徴とする請求項1又は
    請求項2のいずれか一つに記載の高所作業用セイフティ
    ハンド。
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Cited By (12)

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