JPH1051481A - 情報伝送装置 - Google Patents

情報伝送装置

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JPH1051481A
JPH1051481A JP8206032A JP20603296A JPH1051481A JP H1051481 A JPH1051481 A JP H1051481A JP 8206032 A JP8206032 A JP 8206032A JP 20603296 A JP20603296 A JP 20603296A JP H1051481 A JPH1051481 A JP H1051481A
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JP
Japan
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information
communication path
address
terminal
local communication
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Pending
Application number
JP8206032A
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English (en)
Inventor
Takehiro Kubo
剛弘 久保
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH1051481A publication Critical patent/JPH1051481A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローカルな通信路に接続された端末と、広域
な通信路に接続された端末との間で情報を送受信する際
に、ローカルな通信路に接続された端末のアドレスが第
三者に知られてしまうという問題点があった。 【解決手段】 広域な通信路に情報を送信する際には、
送り元の端末のアドレスを情報伝送装置のアドレスと交
換して送信を行い、広域な通信路から情報を受信する際
には、送り先ユーザ名によって送り先のアドレスを交換
して受信を行うことで、第三者にローカルな通信路に接
続された端末のアドレスが知られることを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は同じ敷地内、ある
いは同じ建物内などで複数の端末を接続するローカルな
通信路に接続された端末とローカルな通信路とローカル
な通信路、あるいはローカルな通信路とローカルな通信
路に接続されていない端末などを接続する広域な通信路
に接続された端末との間で情報の送受信を行うために使
用する情報伝送装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、従来における通信路を使用した電
子メール等の情報の伝送について説明する。図8におい
て、1はある端末2aから送信され、別の端末2bで受
信される情報であって、送り先の端末のアドレス、送り
先のユーザ名、送り元の端末のアドレス、情報の本文等
から構成されている。2は上記1の情報を送受信する端
末であって、ローカルな通信路3に接続されている。3
はローカルな通信路であって、同じ敷地内あるいは同じ
建物内で複数の端末2などを接続する。
【0003】ここで端末から端末へと、情報を伝達する
場合について説明する。端末2aから端末2bへ情報を
送信する際には、端末2aで送り先の端末のアドレスこ
の場合は端末2bと送り先のユーザ名、送り元の端末の
アドレスこの場合は端末2a、そして情報の本文を入力
し、ローカルな通信路3へ送信する。ローカルな通信路
3に送信された情報1は、端末2bで受信される。端末
2bでは情報に付けられた送り先のアドレスを確認し、
アドレスが端末2bであれば、送り先のユーザへ送信す
る。ユーザは受信した情報を端末2bのディスプレイに
表示する。もし、アドレスが端末2bでなければ、端末
2bは受信した情報を、再びローカルな通信路3へ送信
し、別の端末がその情報を受信する。
【0004】ところで、ローカルな通信路に接続されて
いない端末へ情報を伝送する場合には、図9のようにな
る。図9において、1〜3は図8と同様である。4はロ
ーカルな通信路とローカルな通信路や、ローカルな通信
路とローカルな通信路に接続されていない端末を接続す
る広域な通信路であって、端末2bと情報伝送装置5を
接続している。5はローカルな通信路に接続された端末
2aと広域な通信路4に接続された端末2bとの間で情
報をやり取りするための情報伝送装置であって、ローカ
ルな通信路3と広域な通信路4に接続されている。6は
ある端末2bから送信され、別の端末2aで受信される
情報であって、送り先の端末のアドレス、送り先のユー
ザ名、送り元の端末のアドレス、情報の本文等から構成
されている。この構成で、端末2aから端末2bへ情報
を送信する場合について説明する。図9(a)におい
て、端末2aは、送り先の端末のアドレスこの場合は端
末2bと送り先のユーザ名、送り元の端末のアドレスこ
の場合は端末2a、そして情報の本文を入力し、ローカ
ルな通信路3へ送信する。ローカルな通信路3に送信さ
れた情報1は、情報伝送装置5で受信される。情報伝送
装置5では情報に付けられた送り先のアドレスを確認
し、アドレスがローカルな通信路3に接続された端末の
ものであればローカルな通信路へ送信し、アドレスがロ
ーカルな通信路3に接続された端末のものでなければ広
域な通信路4へ送信する。広域な通信路4に送信された
情報1は、端末2bで受信される。端末2bでは情報に
付けられた送り先のアドレスを確認し、アドレスが端末
2bであれば、送り先のユーザへ送信する。ユーザは受
信した情報を端末2bのディスプレイに表示する。も
し、アドレスが端末2bでなければ、端末2bは受信し
た情報を、再び広域な通信路4へ送信し、別の端末がそ
の情報1を受信する。
【0005】また、端末2bから端末2aへ情報を送信
する場合について説明する。図9(b)において、端末
2bは、送り先の端末のアドレスこの場合は端末2aと
送り先のユーザ名、送り元の端末のアドレスこの場合は
端末2b、そして情報の本文を入力し、広域な通信路3
へ送信する。広域な通信路4に送信された情報1は、情
報伝送装置5で受信される。情報伝送装置5では情報に
付けられた送り先のアドレスを確認し、アドレスがロー
カルな通信路3に接続された端末のものであればローカ
ルな通信路へ送信し、アドレスがローカルな通信路3に
接続された端末のものでなければ再び、広域な通信路4
へ送信する。ローカルな通信路4に送信された情報1
は、端末2aで受信される。端末2aでは情報に付けら
れた送り先のアドレスを確認し、アドレスが端末2aで
あれば、送り先のユーザへ送信する。ユーザは受信した
情報を端末2aのディスプレイに表示する。もし、アド
レスが端末2aでなければ、端末2aは受信した情報
を、再びローカルな通信路4へ送信し、別の端末がその
情報1を受信する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の情報伝送装置で
は、上記のように情報を送受信していたので、情報伝送
装置等を経由して広域な通信路に端末が送信した情報が
関係の無い第三者に不正に利用される場合があった。情
報が不正に利用された場合、情報に付けられているアド
レスによって、どの端末からどの端末へどんな情報が送
受信されているか、ということも第三者に筒抜けになる
可能性があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ローカルな通信路に接続された
端末のアドレスを分からないように広域な通信路と情報
を送受信することで、ローカルな通信路に接続されたど
の端末が情報を送受信したかということを関係の無い第
三者から秘密にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明による情報伝
送装置は、ローカルな通信路に接続された端末から送信
された情報を広域な通信路へと送信する際に、情報に付
けられている送り元の端末のアドレスを情報伝送装置の
アドレスに置換して送信する。広域な通信路から情報を
受信した際には、情報に付けられた送り先ユーザ名によ
って、ユーザが使用している端末を判断し、送り先の端
末アドレスを置換し、ローカルな通信路に送信する。上
記の操作によって、情報伝送装置が接続されているロー
カルな通信路に接続されている端末のアドレスを関係の
ない第三者には分からないようにする。
【0009】第2の発明による情報伝送装置は、本文暗
号器を備えることで、広域な通信路に接続されている端
末との間で暗号化された情報をやり取りし、情報伝送装
置が接続されているローカルな通信路に接続されている
端末のアドレスだけでなく、情報の本文も関係のない第
三者には分からないようにする。
【0010】第3の発明による情報伝送装置は、アドレ
ス暗号器を備えることで、広域な通信路に接続されてい
る端末に情報を送信する際に、送り元の端末のアドレス
まで暗号化して送ることで、関係のない第三者に知られ
ることなく、情報の送り元の端末のアドレスも送信する
ことができるようにする。
【0011】第4の発明による情報伝送装置は、送り先
の端末のアドレスを、送り先の端末が接続されたローカ
ルな通信路に接続されている情報伝送装置のアドレスに
置き換えるアドレス置換器を備えることで、情報の送信
元及び情報の受信先のローカルな通信路に接続されてい
る端末のアドレスが、関係のない第三者には分からない
ようにする。
【0012】第5の発明による情報伝送装置は、アドレ
ス置換器と本文暗号器を備えることで、情報の送信元及
び送信先のローカルな通信路に接続されている端末のア
ドレスだけでなく、情報の本文も第三者には分からない
ようにする。
【0013】第6の発明による情報伝送装置は、アドレ
ス置換器とアドレス暗号器を備えることで、情報の送信
元及び送信先のローカルな通信路に接続されている端末
のアドレスや情報の本文を第三者に知られることなく、
情報の送り元の端末のアドレスを送信することができる
ようにする。
【0014】第7の発明による情報伝送装置は、アドレ
ス置換器とアドレス暗号器、そしてローカル暗号器を備
えることで、ローカルな通信路に接続された端末との間
で暗号化した情報の送受信を行うことができるようにす
る。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1を示す
図であり、図において1〜5は図10と同じである。7
は情報伝送装置5に内蔵されたアドレス交換器であっ
て、ローカルな通信路3に接続された端末2から情報1
を受信し、広域な通信路4に送信する際に、情報に付け
られた送り元のアドレスを情報伝送装置5のアドレスと
交換して広域な通信路4に送信を行い、また、広域な通
信路4から情報9を受信し、情報に付けられた送り先の
ユーザ名とユーザ名と端末アドレスとの対応表11か
ら、送り先のアドレスを送り先ユーザが使用している端
末のアドレスと交換してローカルな通信路3に送信を行
う。
【0016】次に動作について説明する。例えば、端末
2aから端末2bに電子メール等の情報を伝送する場
合、端末2aから情報を送る先の端末のアドレス、この
場合は端末2b、送り先のユーザ名、この場合はA、送
り元の端末のアドレス、この場合は端末2a、そして情
報の本文を入力して、ローカルな通信路3へ送信する。
ローカルな通信路3に送信された情報1は、ローカルな
通信路3に接続された情報伝送装置5に受信され、情報
に付けられた送り先のアドレスが確認される。送り先の
端末のアドレスがローカルな通信路3に接続された端末
でなければ、情報伝送装置5内のアドレス交換器7が、
情報1に付けられた送り元の端末のアドレスを情報伝送
装置5のアドレスに交換する。送り元のアドレスを交換
された情報8は、広域な通信路4に送信される。端末2
bは、広域な通信路4から情報伝送装置5が送信した情
報を受信し、情報の送り先のアドレスが端末2bである
のを確認した後、情報に付けられた送り先のユーザに送
信し、ユーザは端末2bが受信した情報を端末2bのデ
ィスプレイ上に表示する。
【0017】また、端末2bから端末2aに電子メール
等の情報を伝送する場合は、端末2bから情報を送る先
のアドレス、この場合は端末2a、送り先のユーザ名、
この場合はB、送り元の端末のアドレス、この場合は端
末2b、そして情報の本文を入力して、広域な通信路4
へ送信する。広域な通信路4に送信された情報9は、情
報伝送装置5に受信される。情報伝送装置5は、送り先
のアドレスが情報伝送装置5であるのを確認する。送り
先のアドレスが情報伝送装置5であれば、情報伝送装置
5内のアドレス交換器7が、情報9とユーザ名−端末ア
ドレス対応表11から情報9に付けられたユーザ名が、
ローカルな通信路3に接続されたどの端末に対応してい
るかを判断し、情報9の送り先のアドレスを、この場合
は端末2a、に交換する。送り先のアドレスを交換した
情報10はローカルな通信路3に送信される。端末2a
では、ローカルな通信路3から情報伝送装置5が送信し
た情報を受信し、端末の送り先のアドレスが端末2aで
あるのを確認した後、情報に付けられた送り先のユーザ
に送信し、ユーザは端末2aが受信した情報10を端末
2aのディスプレイ上に表示する。この操作によって、
広域な通信路でやり取りする情報は、情報に付けられた
アドレスが、ローカルな通信路に接続された情報伝送装
置のアドレスになっているので、実際に情報を送受信す
る同じローカルな通信路に接続されている端末アドレス
を関係のない第三者には秘密にすることができる。それ
により、ローカルな通信路に接続されているどの端末が
情報を送受信したかということを関係のない第三者から
は分からなくする。
【0018】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2を示す図であり、図において1〜5,7は図1と
同じである。12は情報伝送装置5に内蔵された本文暗
号器であって、ローカルな通信路3に接続された端末2
から情報1を受信し、広域な通信路4に送信する際に、
情報の本文の暗号化を行い、また、広域な通信路4から
暗号化された情報16を受信し、ローカルな通信路3に
送信する際に、受信した暗号化された情報の復合化を行
う。
【0019】次に動作について説明する。例えば、端末
2aから端末2bに電子メール等の情報を伝送する場
合、ローカルな通信路3へ送信する。ローカルな通信路
3に送信された情報1は、ローカルな通信路3に接続さ
れた情報伝送装置5に受信され、情報に付けられた送り
先のアドレスが確認される。送り先の端末のアドレスが
ローカルな通信路3に接続された端末でなければ、情報
伝送装置5内の本文暗号器12が、受信した情報1の本
文を暗号化する。暗号化された情報13は、アドレス交
換器7で送り元のアドレスを交換された後、広域な通信
路4に送信される。また、端末2bから端末2aに暗号
化された電子メール等の情報を伝送する場合は、情報伝
送装置5は端末2bが送信した暗号化された情報14を
受信し、情報の送り先のアドレスが情報伝送装置5であ
るのを確認した後、情報伝送装置5内の本文暗号器12
が、受信した暗号化された情報14を復合化する。復合
化された情報15は、アドレス交換器7で送り先のアド
レスを交換された後、ローカルな通信路3に送信され
る。この操作によって、ローカルな通信路に接続された
端末のアドレスだけでなく、情報の本文も、関係のない
第三者に秘密にすることができる。
【0020】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3を示す図であり、図において1〜5,7は図1と
同じである。16は情報伝送装置5に内蔵されたアドレ
ス暗号器であって、ローカルな通信路3に接続された端
末2から情報1を受信し、広域な通信路4に送信する際
に、情報の本文だけでなく、情報に付けられた送り元の
端末のアドレスも暗号化を行い、また、広域な通信路4
から暗号化された情報16を受信し、ローカルな通信路
3に送信する際に、受信した暗号化された情報の復合化
を行う。
【0021】次に動作について説明する。例えば、端末
2aから端末2bに電子メール等の情報を伝送する場
合、ローカルな通信路3へ送信する。ローカルな通信路
3に送信された情報1は、ローカルな通信路3に接続さ
れた情報伝送装置5に受信され、情報に付けられた送り
先のアドレスが確認される。送り先の端末のアドレスが
ローカルな通信路3に接続された端末でなければ、情報
伝送装置5内のアドレス暗号器16が受信した情報1の
本文と情報に付けられた送り元のアドレスを暗号化す
る。本文と送り元のアドレスが暗号化された情報17
は、アドレス交換器7によって送り元アドレスが交換さ
れた後、広域な通信路4に送信される。また、端末2b
から端末2aに暗号化された電子メール等の情報を伝送
する場合は、情報伝送装置5は端末2bが送信した暗号
化された情報18を受信し、情報の送り先のアドレスが
情報伝送装置5であるのを確認した後、情報伝送装置5
内のアドレス暗号器16が、受信した暗号化された情報
18を復合化する。復合化された情報19は、アドレス
交換器7で送り先のアドレスを交換された後、ローカル
な通信路3に送信される。この操作によって、ローカル
な通信路に接続された端末のアドレスを関係のない第三
者に秘密にしたままで、情報の送り元の端末のアドレス
を送信することができる。
【0022】実施の形態4.図4は、この発明の実施の
形態4を示す図であり、図において1〜5,7は図1と
同じである。20は情報伝送装置5に内蔵されたアドレ
ス置換器であって、ローカルな通信路3aに接続された
端末2から情報1を受信し、他のローカルな通信路3b
に接続された端末2bに送信する際に、端末アドレス−
情報伝送装置対応表22を使うことによって、情報の送
り先の端末のアドレスをその端末が接続されたローカル
な通信路に接続された情報伝送装置のアドレスに置き換
える。
【0023】次に動作について説明する。例えば、端末
2aから端末2bに電子メール等の情報を伝送する場
合、ローカルな通信路3aへ送信する。ローカルな通信
路3aに送信された情報1は、ローカルな通信路3aに
接続された情報伝送装置5aに受信され、情報に付けら
れた送り先のアドレスが確認される。送り先の端末のア
ドレスがローカルな通信路3aに接続された端末でなけ
れば、情報伝送装置5a内のアドレス置換器20が、内
部にある端末アドレス−情報伝送装置対応表22を使う
ことによって、情報の送り先の端末のアドレス、この場
合は端末2b、を端末2bに対応した情報伝送装置のア
ドレス、この場合は情報伝送装置5b、に置き換える。
送り先のアドレスを置き換えられた情報21は、アドレ
ス交換器7によって送り元アドレスに情報伝送装置5a
のアドレスが付けられた後、広域な通信路4に送信され
る。この操作によって、情報の送り先のローカルな通信
路に接続された端末のアドレスも関係のない第三者に秘
密にすることができる。
【0024】実施の形態5.図5は、この発明の実施の
形態5を示す図であり、図において2〜5,7,20は
図4と同じである。12は情報伝送装置5に内蔵された
本文暗号器である。
【0025】次に動作について説明する。例えば、端末
2aから端末2bに電子メール等の情報を伝送する場
合、ローカルな通信路3aへ送信する。ローカルな通信
路3aに送信された電子メール等の情報は、ローカルな
通信路3aに接続された情報伝送装置5aに受信され、
情報に付けられた送り先のアドレスが確認される。送り
先の端末のアドレスがローカルな通信路3aに接続され
た端末でなければ、情報伝送装置5a内の本文暗号器1
2が情報の本文を暗号化する。その後、情報は、情報伝
送装置5a内のアドレス置換器20によって情報の送り
先の端末のアドレスを置き換えられ、アドレス交換器7
によって送り元アドレスが交換された後、広域な通信路
4に送信される。また、端末2bから端末2aに電子メ
ール等の情報を伝送する場合は、情報伝送装置5aは情
報伝送装置5bが送信した暗号化された電子メール等の
情報を受信し、情報の送り先のアドレスが情報伝送装置
5aであるのを確認した後、情報伝送装置5a内の本文
暗号器12が、受信した暗号化された情報を復合化す
る。その後、情報は、アドレス交換器7で送り先のアド
レスを交換された後、ローカルな通信路3に送信され
る。この操作によって、情報の送り先のローカルな通信
路に接続された端末のアドレスだけでなく、情報の本文
も関係のない第三者に秘密にすることができる。
【0026】実施の形態6.図6は、この発明の実施の
形態6を示す図であり、図において2〜5,7,20は
図4と同じである。16は情報伝送装置5に内蔵された
アドレス暗号器である。
【0027】次に動作について説明する。例えば、端末
2aから端末2bに電子メール等の情報を伝送する場
合、ローカルな通信路3aへ送信する。ローカルな通信
路3aに送信された電子メール等の情報は、ローカルな
通信路3aに接続された情報伝送装置5aに受信され、
情報に付けられた送り先のアドレスが確認される。送り
先の端末のアドレスがローカルな通信路3aに接続され
た端末でなければ、情報伝送装置5a内のアドレス暗号
器16が情報の本文と送り先の端末のアドレスを暗号化
する。その後、情報は、情報伝送装置5a内のアドレス
置換器20によって情報の送り先の端末のアドレスを置
き換えられ、アドレス交換器7によって送り元アドレス
が交換された後、広域な通信路4に送信される。また、
端末2bから端末2aに電子メール等の情報を伝送する
場合は、情報伝送装置5aは情報伝送装置5bが送信し
た暗号化された電子メール等の情報を受信し、情報の送
り先のアドレスが情報伝送装置5aであるのを確認した
後、情報伝送装置5a内のアドレス暗号器16が、暗号
化された情報を復合化する。その後、情報は、アドレス
交換器7で送り先のアドレスを交換された後、ローカル
な通信路3に送信される。この操作によって、情報の送
り元と送り先のローカルな通信路に接続された端末のア
ドレスを関係のない第三者に秘密にしたままで、情報の
送り元の端末のアドレスを送信することができる。
【0028】実施の形態7.図7は、この発明の実施の
形態7を示す図であり、図において2〜5,7,18,
21は図6と同じである。23は情報伝送装置5に内蔵
されたローカル暗号器であって、ローカルな通信路3に
接続された端末2に情報を送信する際に、情報の本文の
暗号化を行い、また、ローカルな通信路3に接続された
端末2から受信した暗号化された情報の復合化を行う。
【0029】次に動作について説明する。例えば、端末
2から電子メール等の情報を伝送する場合、情報の本文
を暗号化してローカルな通信路3へ送信する。ローカル
な通信路3に送信された暗号化された情報24は、ロー
カルな通信路3に接続された情報伝送装置5に受信さ
れ、情報に付けられた送り先のアドレスが確認される。
送り先の端末のアドレスがローカルな通信路3に接続さ
れた端末でなければ、情報伝送装置5内のローカル暗号
器23が情報の本文を復合化する。復合化された情報2
5は、アドレス暗号化装置19で再び暗号化され、アド
レス交換器7によって送り元のアドレスを交換された
後、広域な通信路に送信される。また、広域な通信路4
から受信された情報26は、情報の送り先のアドレスが
情報伝送装置5であるのを確認された後、情報伝送装置
5内のローカル暗号器24が、情報の本文の暗号化を行
う。暗号化された情報27は、アドレス交換器7で送り
先のアドレスを交換した後、ローカルな通信路3に送信
される。この操作によって、ローカルな通信路に接続さ
れた端末との間でも暗号化した情報をやり取りすること
ができる。
【0030】
【発明の効果】第1〜第7の発明によれば、ローカルな
通信路に接続された端末のアドレスを関係の無い第三者
に知られることなく、広域な通信路を利用して情報をや
り取りすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態2を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態3を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態4を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態5を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態6を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態7を示す図である。
【図8】 ローカルな通信路を利用した従来の情報伝送
を示す図である。
【図9】 広域な通信路を利用した従来の情報伝送を示
す図である。
【符号の説明】
1 電子メール等の伝送する情報、2 端末、3 ロー
カルな通信路、4 広域な通信路、5 情報伝送装置、
6 電子メール等の伝送する情報、7 アドレス交換
器、8 送り元のアドレスを交換した情報、9 情報伝
送装置に送信された情報、10 送り先のアドレスを交
換した情報、11 ユーザ名−端末アドレス対応表、1
2 本文暗号器、13 本文を暗号化した情報、14
本文を暗号化した情報、15 本文を復合化した情報、
16 アドレス暗号器、17 本文と送り元のアドレス
の部分を暗号化した情報、18 暗号化した情報、19
復合化した情報、20 アドレス置換器、21 送り
先のアドレスを置き換えた情報、22 端末アドレス−
情報伝送装置対応表、23 ローカル暗号器、24電子
メール等の伝送する情報、25 暗号化した情報、26
暗号化した情報、27 復合化した情報。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続された通信路を通じて情報等を送受
    信する端末と、上記端末間を接続するローカルな通信路
    と、上記ローカルな通信路とローカルな通信路に接続さ
    れていない上記端末とを接続する広域な通信路と、上記
    ローカルな通信路に接続された端末が送信した情報を受
    信し、受信した情報の送り元のアドレスを情報伝送装置
    のアドレスに置き換えて広域な通信路に送信を行い、ま
    た、上記広域な通信路に接続された端末から送信された
    情報を受信し、受信した情報の送り先ユーザ名から、送
    り先の端末のアドレスを判断し、送り先のアドレスを送
    り先の端末のアドレスに置き換えてローカルな通信路に
    送信を行うアドレス交換器とを備えたことを特徴とする
    情報伝送装置。
  2. 【請求項2】 接続された通信路を通じて情報等を送受
    信する端末と、上記端末間を接続するローカルな通信路
    と、上記ローカルな通信路とローカルな通信路に接続さ
    れていない上記端末とを接続する広域な通信路と、上記
    ローカルな通信路に接続された端末が送信した情報を受
    信し、受信した情報の送り元のアドレスを情報伝送装置
    のアドレスに置き換えて広域な通信路に送信を行い、ま
    た、上記広域な通信路に接続された端末から送信された
    情報を受信し、受信した情報の送り先ユーザ名から、送
    り先の端末のアドレスを判断し、送り先のアドレスを送
    り先の端末のアドレスに置き換えてローカルな通信路に
    送信を行うアドレス交換器と、上記広域な通信路に情報
    を送信する際には、情報の本文の部分の暗号化を行い、
    また、上記広域な通信路から情報を受信する際には、受
    信した暗号化された情報の復合化を行う本文暗号器を備
    えたことを特徴とする情報伝送装置。
  3. 【請求項3】 接続された通信路を通じて情報等を送受
    信する端末と、上記端末間を接続するローカルな通信路
    と、上記ローカルな通信路とローカルな通信路に接続さ
    れていない上記端末とを接続する広域な通信路と、上記
    ローカルな通信路に接続された端末が送信した情報を受
    信し、受信した情報の送り元のアドレスを情報伝送装置
    のアドレスに置き換えて広域な通信路に送信を行い、ま
    た、上記広域な通信路に接続された端末から送信された
    情報を受信し、受信した情報の送り先ユーザ名から、送
    り先の端末のアドレスを判断し、送り先のアドレスを送
    り先の端末のアドレスに置き換えてローカルな通信路に
    送信を行うアドレス交換器と、上記広域な通信路に情報
    を送信する際には、情報の本文の部分と情報の送り元ア
    ドレスの部分の暗号化を行い、また、上記広域な通信路
    から情報を受信する際には、受信した暗号化された情報
    の復合化を行うアドレス暗号器とを備えたことを特徴と
    する情報伝送装置。
  4. 【請求項4】 接続された通信路を通じて情報等を送受
    信する端末と、上記端末間を接続するローカルな通信路
    と、上記ローカルな通信路とローカルな通信路に接続さ
    れていない上記端末とを接続する広域な通信路と、上記
    ローカルな通信路に接続された端末が送信した情報を受
    信し、受信した情報の送り元のアドレスを情報伝送装置
    のアドレスに置き換えて広域な通信路に送信を行い、ま
    た、上記広域な通信路に接続された端末から送信された
    情報を受信し、受信した情報の送り先ユーザ名から、送
    り先の端末のアドレスを判断し、送り先のアドレスを送
    り先の端末のアドレスに置き換えてローカルな通信路に
    送信を行うアドレス交換器と、上記ローカルな通信路に
    接続された端末が送信した情報を受信し広域な通信路に
    送信する前に、情報の送り先の端末のアドレスを送り先
    の端末と同じローカルな通信路に接続されている情報伝
    送装置のアドレスに置き換えるアドレス置換器とを備え
    たことを特徴とする情報伝送装置。
  5. 【請求項5】 接続された通信路を通じて情報等を送受
    信する端末と、上記端末間を接続するローカルな通信路
    と、上記ローカルな通信路とローカルな通信路に接続さ
    れていない上記端末とを接続する広域な通信路と、上記
    ローカルな通信路に接続された端末が送信した情報を受
    信し、受信した情報の送り元のアドレスを情報伝送装置
    のアドレスに置き換えて広域な通信路に送信を行い、ま
    た、上記広域な通信路に接続された端末から送信された
    情報を受信し、受信した情報の送り先ユーザ名から、送
    り先の端末のアドレスを判断し、送り先のアドレスを送
    り先の端末のアドレスに置き換えてローカルな通信路に
    送信を行うアドレス交換器と、上記ローカルな通信路に
    接続された端末が送信した情報を受信し広域な通信路に
    送信する前に、情報の送り先の端末のアドレスを送り先
    の端末と同じローカルな通信路に接続されている情報伝
    送装置のアドレスに置き換えるアドレス置換器と、上記
    広域な通信路に情報を送信する際には、情報の本文の部
    分の暗号化を行い、また、上記広域な通信路から情報を
    受信する際には、受信した暗号化された情報の復合化を
    行う本文暗号器とを備えたことを特徴とする情報伝送装
    置。
  6. 【請求項6】 接続された通信路を通じて情報等を送受
    信する端末と、上記端末間を接続するローカルな通信路
    と、上記ローカルな通信路とローカルな通信路に接続さ
    れていない上記端末とを接続する広域な通信路と、上記
    ローカルな通信路に接続された端末が送信した情報を受
    信し、受信した情報の送り元のアドレスを情報伝送装置
    のアドレスに置き換えて広域な通信路に送信を行い、ま
    た、上記広域な通信路に接続された端末から送信された
    情報を受信し、受信した情報の送り先ユーザ名から、送
    り先の端末のアドレスを判断し、送り先のアドレスを送
    り先の端末のアドレスに置き換えてローカルな通信路に
    送信を行うアドレス交換器と、上記ローカルな通信路に
    接続された端末が送信した情報を受信し広域な通信路に
    送信する前に、情報の送り先の端末のアドレスを送り先
    の端末と同じローカルな通信路に接続されている情報伝
    送装置のアドレスに置き換えるアドレス置換器と、上記
    広域な通信路に情報を送信する際には、情報の本文の部
    分と情報の送り元アドレスの部分の暗号化を行い、ま
    た、上記広域な通信路から情報を受信する際には、受信
    した暗号化された情報の復合化を行うアドレス暗号器と
    を備えたことを特徴とする情報伝送装置。
  7. 【請求項7】 接続された通信路を通じて情報等を送受
    信する端末と、上記端末間を接続するローカルな通信路
    と、上記ローカルな通信路とローカルな通信路に接続さ
    れていない上記端末とを接続する広域な通信路と、上記
    ローカルな通信路に接続された端末が送信した情報を受
    信し、受信した情報の送り元のアドレスを情報伝送装置
    のアドレスに置き換えて広域な通信路に送信を行い、ま
    た、上記広域な通信路に接続された端末から送信された
    情報を受信し、受信した情報の送り先ユーザ名から、送
    り先の端末のアドレスを判断し、送り先のアドレスを送
    り先の端末のアドレスに置き換えてローカルな通信路に
    送信を行うアドレス交換器と、上記ローカルな通信路に
    接続された端末が送信した情報を受信し広域な通信路に
    送信する前に、情報の送り先の端末のアドレスを送り先
    の端末と同じローカルな通信路に接続されている情報伝
    送装置のアドレスに置き換えるアドレス置換器と、上記
    広域な通信路に情報を送信する際には、情報の本文の部
    分と情報の送り元アドレスの部分の暗号化を行い、ま
    た、上記広域な通信路から情報を受信する際には、受信
    した暗号化された情報の復合化を行うアドレス暗号器
    と、上記ローカルな通信路に接続された端末から情報を
    受信する際には、端末が送信した暗号化された情報を受
    信して復合化を行い、また、上記ローカルな通信路に接
    続され端末に情報を送信する際には、送信する情報の暗
    号化を行うローカル暗号器とを備えたことを特徴とする
    情報伝送装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003509969A (ja) * 1999-09-16 2003-03-11 ブル・エス・アー クライアントネットワークに対してトランスペアレントな、サーバネットワークへのアクセス中継

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