JPH10512911A - 改善された湿潤強度的性質を有するホットメルト接着剤 - Google Patents

改善された湿潤強度的性質を有するホットメルト接着剤

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JPH10512911A JP8522893A JP52289396A JPH10512911A JP H10512911 A JPH10512911 A JP H10512911A JP 8522893 A JP8522893 A JP 8522893A JP 52289396 A JP52289396 A JP 52289396A JP H10512911 A JPH10512911 A JP H10512911A
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Abstract

(57)【要約】 使い捨ての繊維製品、さらに具体的には長い時間水分に曝されることがある使い捨ての繊維製品を作るのに優れた性質を有する、ホットメルト接着剤が説明されている。この接着剤組成物は、約10から約60重量%のブテン‐1‐エチレン共重合体;約20から約80重量%の粘着性付与樹脂;約5から約30重量%の可塑剤;および約0.1から約3重量%の酸化防止剤を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】 改善された湿潤強度的性質を有するホットメルト接着剤 発明の背景 本発明は改善された開放時間を示すホットメルト接着剤、さらに具体的には改 善された湿潤強度的性質を有し、使い捨て不織衣料の製造に有用なホットメルト 接着剤に関する。 従来技術の説明 従来技術には、使い捨て繊維製品の作成に用いられるホットメルト接着剤の無 数の実例がある。これら従来技術の接着剤の特定の応用例に含まれる物の名称を 少数であるが挙げると、使い捨ておむつ、生理用ナプキン、外科用ドレープ、病 院用パッドおよび成人の失禁用品である。さらに、これら従来技術の接着剤の、 従来技術の塗布法に含まれるものに、押出塗布方式(マルチビーズ或いはスロッ ト)およびスプレー若しくはホイール塗布方式があるが、これらに限定されない 。 この技術分野の習熟者には容易に分かるように、多くの異なる重合体が使い捨 て繊維製品の作成に使用される接着剤中で用いられている。この場合、典型的な ホットメルト接着剤はSIS(スチレン‐イソプレン‐スチレン);SBS(ス チレン‐ブタジエン‐スチレン);SEBS(スチレン‐エチレン‐ブチレン‐ スチレン);EVA(エチレン‐酢酸ビニル);およびAPAO(非晶性ポリ‐ α‐オレフィン)を含む重合体を使用している。これら重合体は、適切にブレン ドすれば、通常のおむつの作成に用いられる大半の基材に許容できる接着を提供 し、さらに乾燥条件でも許容できる接着を提供するが、その有用性を減じる幾つ かの欠点を持っている。 従来技術の接着剤で最も留意すべき欠点の一つは、その接着剤が、水、尿或い はそれらに類する物などの液体に曝された時に、どのような挙動をするかに関係 する。例えば、従来技術の接着剤がポリオレフィンの基材(場合に応じて、ポリ エチレン、ポリプロピレン若しくは不織基材のような)に適用された場合、殆ど 全ての接着剤は良好な乾燥結合を与え、そして、通常、湿潤時にも許容できる結 合強さを保持する。しかし、ティッシュー(tissue)またはコア・フラッフ(co re fluff)のような基材が用いられるときには一定の問題が生じる。例えば、上 記の重合体で調合された接着剤の多くは卓越した乾燥結合強さを与える一方で、 基材が水、尿または他の水系の分泌物や溶液に曝されると、この同じ接着結合が 容易に破壊される。様々な基材でのこの結合の開裂は、特にその衣料が使い捨て おむつまたは失禁用用品を含むタイプのものである場合には、その毛羽立つた芯 地(fluff core)が垂れ下がる原因になり、さらにはぴったり合わなくなり、吸 収の問題や漏れの現象が生じる。 さらに最近になって、おむつなどの使い捨て不織衣料の製造業者は、その全体 の厚みおよび断面が非常に薄く、そして普通芯地に用いられるフラッフの代りに 超吸収性材料を混ぜ込んだ製品を製造することに努力している。これに関して、 不織繊維は所定の集合体を形成させるためにお互いに織り込まれている長い木材 パルプ繊維を含んでなることを理解すべきである。これに対して、超吸収性材料 は小さい球状の粒子を含み、それらはお互いに結合されて不織材料のように密着 した集合体を形成するようにはなっていない。それ故、このようなより薄手の衣 料では、芯がしつかりしていることがより重要な問題となる。そこで、ポリエチ レン、ポリプロピレン、不織布、ティッシュー、或いはフラッフのような不織衣 料の作成に普通用いられる基材に結合させるのに有用であり、またさらに上で特 定した基材を水、尿或いは同様の物質に長時間曝した後も同基材との間に許容で きる結合強度を保持し、またさらに通常の貯蔵および使用条件で実質的に非粘着 性であるホットメルト接着剤が切望されていることは以前から知られている。 発明の要約 本発明の目的は、従って、使い捨て繊維製品の製造に有用な改善されたホット メルト接着剤を提供することである。 本発明のさらなる目的は、構造接着剤(construction adhesive)として使用 でき、またさらに、少くとも一種のポリオレフィン、或いは不織基材および少く とも一種のポリエチレン、ポリプロピレン、不織布、ティッシュー或いはフラッ フに押出法若しくはスプレー法で塗布できるホットメルト接着剤を提供すること である。 本発明のもう一つの目的は、次の: 約25重量%のブテン‐1‐エチレン共重合体; 約50重量%の粘着性付与樹脂; 約25重量%の可塑剤;および 約0.1から約3重量%のヒンダードフェノール系酸化防止剤 なる推奨される組成を有する、改善された開放時間と室温流動性を有し、またさ らにその粘度が325°Fにおいて約2,000cPであり、その融点が170 °Fから200°Fであるホットメルト接着剤を提供することである。 本発明のもう一つの目的は、ティッシューラミネートに約3mg/in2の量 で約300°Fの温度において塗布し、さらに開放時間を約1秒にした時、イン ストロン乾燥剥離強度評価法を用いて測定すると、約100グラムの剥離強さを もたらす接着剤組成物を提供することである。 本発明のもう一つの目的は、ホットメルト接着剤組成物が標準の貯蔵条件で実 質的に不粘着性であり、またさらに不織布およびティッシュー基材に約2mg/ in2の量で、約300°Fの温度で塗布した時、少くとも1時間水に曝した後 で平均約50グラムの剥離強さを有する結合を生じさせるホットメルト接着剤を 提供することである。 本発明のもう一つの目的は、大きい比接着性と、高温抵抗性と、標準使用温度 での許容できる粘度とに関して卓越したバランスを有する、ブテン‐1‐エチレ ン共重合体を使用しているホットメルト接着剤組成物を提供することである。 本発明のさらなる目的と利点は、説明した目的に適い、また耐久性で、常用の 製作方法を用いて塗布するのが容易であり;さらにこれまで実質的に同じ目的で 用いられて来た従来技術の接着剤に見られた多くの欠点を有しないホットメルト 接着剤組成物を提供することである。 推奨される態様の説明 本発明の推奨される接着剤組成物は、次の: 約10から約60重量%のブテン‐1‐エチレン共重合体; 約20から約80重量%の粘着性付与樹脂; 約5から約30重量%の可塑剤;および 約0.1から約3重量%の酸化防止剤 を含み、そして約1,000から50,000cPの325°Fにおける粘度と 、170°Fから200°Fの融点を有する。 本発明で有用なブテン‐1‐単独重合体および共重合体は、規則的で空間的に 秩序のある配列をしたエチル側鎖基を有する主として直鎖の鎖状分子である。こ れらの側鎖基は、ブテン‐1が1,2炭素二重結合で、エチレン鎖骨格に沿って 重合したときの結果である。これは、米国特許第3,362,940号明細書に さらに詳しく説明されている。融解状態から冷却された時、このエチル側鎖基は 、最初、正方空間配列で整列している。時間と共に、この正方結晶相形は改善さ れた物理的性質が発現する安定な六方空間配列に転移する。本発明で用いられる この重合体のより徹底的な考察は、内容を本明細書で引用、参照するものとされ る、モスタート(Mostert)に付与された特許文献である米国特許第4,937 ,138号明細書に見いだすことができる。上の説明から分かるように、本発明 の重合体は約10から約60重量%の量で用いられるのが有用である。 適した市販のブテン‐1‐エチレン共重合体は、テキサス州(Texas)ヒュー ストン(Houston)のシェル・ケミカル社(Shell Chemical Company)からデュ ラフレックス(Duraflex)8910PCという商標名で入手できる。 上に示したように、本発明の範囲で有用な粘着性付与樹脂の量は約20から約 80重量%である。この粘着性付与樹脂は、市場から入手できる任意の非極性タ イプの物の中から選ぶことができる。本発明に有用な、市場から入手できる粘着 性付与樹脂の一例としては、エクソン・ケミカル社(Exxon Chemical Company) で製造されている、商業的にはエスコレッツ(Escorez)1310LCという商 標名で確認される樹脂が挙げられる。本発明で有用な非極性粘着性付与樹脂は、 普通、部分的に若しくは完全に水素化されたC9またはC5系炭化水素樹脂で、そ の軟化点が約70℃から約125℃の範囲にあるものである。本発明に有用な粘 着性付与樹脂には、恐らくは、極性の粘着性付与樹脂も包含されるであろうが、 入手可能な極性粘着性付与樹脂をどう選ぶかは、それら極性樹脂の多くがブテン ‐1‐エチレン単独重合体および共重合体と極く部分的にしか相溶しないようで あるという事実から制約される。上に示したように、本発明で有用である、選択 さ れた粘着性付与樹脂の量は全接着剤組成物の約20から約80重量%、より好ま しくは約50重量%である。 本発明で有用性が見いだされた可塑剤は任意の数の異なる可塑剤であることが できるが、本発明者達は、アモコ社(Amoco)で製造されているインドポール(I ndopol)H‐100という商標名で市場から入手できるもののような、モノ‐オ レフィン重合体を含んでいる可塑剤が本発明で特に有用なことを発見した。認め られるように、可塑剤は、普通、接着剤の接着強さおよび/または使用温度を実 質的に低下させることなしに、その接着剤組成物の全体としての粘度を低げるた めに用いられる。上に示したように、本発明の接着剤組成物は、粘度が325° Fで約2,000から約50,000cPであり、融点が170°Fから200 °Fである。この予想外に好適な粘度によって、本発明の接着剤組成物は、常用 の製作装置を使用する場合、改善されたスプレー塗布特性を示すことになった。 先に考察したように、本発明のホットメルト接着剤組成物は約0.1から約3 重量%の酸化防止剤を含んでいる。理解されるように、一般的な事実として、酸 化防止剤と安定剤は、さもなければ酸化を受け易い共重合体を保護し、それによ って、接着剤化合物の製造と使用時に、さらには最終製品の通常の使用時にしば しば経験する熱および酸化分解の有害な効果から接着剤組成物を保護するのに重 要である。この分解は、通常、接着剤組成物の外観、物理的性質および実用性能 の悪化に現れることを理解すべきである。大半の有用な安定剤の中には、硫黄お よび燐含有フェノール化合物のような高分子量ヒンダードフェノールおよび多官 能性フェノールがある。これに関し、ヒンダードフェノールはこの技術分野の習 熟者に良く知られており、それらは立体的に嵩高い基をフェノール性ヒドロキシ ル基に近接して有するフェノール性化合物として特徴付けることができる。特に 、第3ブチル基により、普通、ベンゼン環のフェノール性ヒドロキシル基のオル ト位の少くとも一つが置換されている。ヒドロキシル基の付近に立体的に嵩高い 基が存在すると、その伸縮振動数、それに対応してその反応性が抑えられると考 えられる。この立体障害が安定性を有するフェノール性化合物を提供すると考え られる。 本発明で使用するのに適した酸化防止剤は、チバ‐ガイギー社(CIBA-GEIGY C ompany)からイルガノックス(Irganox)1010の商標名で市販されている。 これら安定剤の実用性能はこの技術分野で良く知らられており、そしてその性 能はそれら安定剤と組み合わせて、例えばチオジプロピオネートエステルおよび ホスファイトのような相乗剤、および例えばエチレンジアミン四酢酸、その塩お よびジサリシラルプロピレンジイミンのようなキレート剤および金属不活性化剤 を使用することにより高めることができる。 本発明のホットメルト接着剤組成物は、この技術分野で任意の既知の方法のい ずれを用いても調合することができる。この従来技術の方法の代表的な例では、 ジャケットの付いた混合容器、好ましくはローターを備えた、ベーカー‐パーキ ンス(Baker-Perkins)タイプ若しくはデイ(Day)タイプの高負荷に耐えられる ジャケット付き混合機の中に可塑剤と安定剤の全部を入れ、次いでその混合物の 温度を約250°Fから350°Fの範囲に上げる。この工程で用いられるべき 正確な温度は特定成分の融点に依存する。上に示した出発混合物が加熱される時 、その混合物を遅い流速の炭酸ガスで覆い、そして上述の樹脂を徐々に添加する 。樹脂が融解し、希望の温度になってから、その混合物に共重合体を添加する。 次いで、得られた混合接着剤組成物を共重合体が完全に溶解するまで撹拌する。 次いでこの混合物を減圧にして、巻き込まれている空気を除去する。 特定の物理的性質を変えるために、追加の添加剤をこのホットメルト構造接着 剤組成物に加えることができる。これらの添加剤に含まれるものは、二酸化チタ ンのような着色剤およびタルクや粘土のような充填材である。しかし、これら追 加の添加剤にはモスタートに付与された米国特許第4,937,138号明細書 に記載されているもののような核化剤は含まれないが、これはそのような核化剤 を接着剤組成物に添加すると、その接着剤組成物に望ましくない効果が与えられ るからである。 本発明を下記に示す実施例によりさらに例示説明する。これに関し、本発明が 教示する方法に従う接着剤組成物は、上述の一般的な方法で作られた。この接着 剤組成物は、次の構成成分: 約25重量%のブテン‐1‐エチレン共重合体; 約50重量%の粘着性付与樹脂; 約25重量%の可塑剤;および 約0.1から約3重量%のヒンダードフェノール系酸化防止剤 を含み、ここでこのホットメルト接着剤組成物は塗布後に改善された開放時間と 室温流動性を有し、そして約2,000cPの325°Fでの粘度と約170° Fの融点を有していた。 さらに具体的には、ブテン‐1‐エチレン共重合体はシェル・ケミカル社から デュラフレックス8910‐PCという商標名で市場から入手され;粘着性付与 樹脂はエクソン・ケミカル社からエスコレッツ1310LCという商標名で市場 から入手され;可塑剤はアモコ・ケミカル社からインドポールH‐100という 商標名で市場から入手され;そして酸化防止剤はチバ‐ガイギー社からイルガノ ックス1010という商標名で市場から入手された。 得られたホットメルト接着剤を試験すると、マルチビーズ(multibead)或い はマルチライン(multiline)構成の不織衣料に有用なことが見いだされた。さ らに、この接着剤を各種の基材上にスプレーおよび押出塗布すると、意図された 全ての目的に一般に許容できることが見いだされた。この推奨される調合物、お よび続いて述べられる例の特定の実用性能特性を次により詳細に考察する。 接着剤組成物の第2の例を調合した。これは次の特性: 約40重量%のブテン‐1‐エチレン共重合体; 約40重量%の粘着性付与樹脂; 約20重量%の可塑剤;および 約1重量%のヒンダードフェノール系酸化防止剤 を有し、その粘度は約325°Fで約4,000cPであり、その融点は約18 0°Fであった。 接着剤組成物の第3の例を調合した。これは次の特性: 約50重量%のブテン‐1‐エチレン共重合体; 約30重量%の粘着性付与樹脂; 約20重量%の可塑剤;および 約1重量%のヒンダードフェノール系酸化防止剤 を有し、その粘度は約325°Fで約5,500cPであり、その融点は約18 8°Fであった。 接着剤組成物の第4の例を調合した。これは次の特性: 約25重量%のブテン‐1‐エチレン共重合体; 約65重量%の粘着性付与樹脂; 約10重量%の可塑剤;および 約1重量%のヒンダードフェノール系酸化防止剤 を有し、その粘度は約325°Fで約1,500cPであり、その融点は約17 3°Fであった。 上記例の各々で、これら例に従って調合された接着剤は、不織布の使い捨て繊 維製品の作成に有用であることが見いだされた。 前に言及したように、SIS、SBS、SEBSおよびAPAOを用いて調合 された在来のホットメルト接着剤は、長い時間水に曝すとその結合強さを失う傾 向があり、その結果このような接着剤を用いて調製した積層物は長い時間水に曝 した時壊れるであろう。 理解しなければならないように、おむつ等のような不織衣料のこのような離層 は、その衣料の芯の元の形がくずれ、漏れや、ぴったり合わなくなるなどの望ま しくない効果が生じて、壊れる原因となるだろう。 本発明によって達成される新規で予想外の結果を証明するために、本発明者達 は本発明の接着剤組成物を、最近市場から入手した、そしてさらに前記で示した SIS、SBS、SEBSおよびAPAOなどの重合体を使用している従来法の 接着剤組成物と比較し、対照した。例えば、従来法の接着剤組成物を約3mg/ in2の量で、約300°Fの温度で塗布し、さらに開放時間を約0.5秒にし てティッシューラミネートを作成した。インストロンの乾燥剥離強度評価法を用 いて測定した場合、本発明の接着剤は同様の塗布条件で約100グラムの結合強 さをもたらすことが見いだされたが、この結合強さは従来の接着剤組成物に匹敵 するものである。しかし、同じ接着剤組成物を水道水中に1時間浸漬した後に従 来の接着剤と比較すると、上に示したような従来の接着剤は約5から25グラム の範囲の結合強さをもたらすことが見いだされた。これとは対照的に、本発明の 教示に従って作成された接着剤は、50グラムを超える結合強さをもたらし、こ れにより不織衣料、さらに具体的には長い時間水に曝されることがあるおむつを 作る際に使用するための非常に魅力的な接着剤となる。 本発明の組成物を不織布およびティッシュー基材に塗布してラミネートを作る ことによりさらに試験した。即ち、接着剤を約2mg/in2の量で、約300 °Fの温度で塗布し、そしてさらに開放時間を約1.0秒とした。ラミネートを 作った後、それを約1時間水中に浸漬した。浸漬後、その接着剤の剥離強さを上 記で説明したのと同様に試験した。その試験結果は、その積層物が水に1時間曝 した後で平均約50グラムの剥離強さを持つことを示した。従来の接着剤組成物 は、大体上に示した範囲で大きく低下した結合強さを示した。しかし、驚くべき ことは、保持された結合強さのパーセンテージであった。例えば、フィンドレー ・アドヘッシブス社(Findley Adhesives)から得られるH2120‐01のよ うな標準の接着剤は、1時間の浸漬後で約5.7グラムの結合強さを有していた が、これはその乾燥結合強さの約2%である。これとは対照的に、本発明の接着 剤は、1時間の浸漬後で約56.6グラムの結合強さを保持していたが、これは 乾燥結合強さの約36%である。 マルチビーズ構成に関する試験で、ポリエチレンとポリプロピレンとを一緒に 結合して積層品を作る場合、本発明の接着剤組成物は、上に考察したように、そ の選定基材に約1.5mg/in2の量で、約300°Fの温度で塗布し、さら に開放時間を0.5秒とすると、約855グラムの結合をもたらした。対照的に 、従来技術の接着剤組成物と比較すると、同じ塗布条件下での平均剥離強さは約 661グラムの結合強さになった。ポリエチレンとポリプロピレンの積層品を作 るのに用いられる従来の接着剤組成物とさらに比較する場合で、本発明の接着剤 組成物をその選定基材に約3mg/in2の量で、約300°Fの温度で塗布す ると、本発明の調合物は、インストロン引張試験機で測定して、平均剥離強さで 、常用のホットメルト接着剤で得られるものに匹敵する結合強さをもたらした。 さらにまた、不織布に結合されるポリエチレン基材を含む積層品を同じ条件で作 った場合、本発明の接着剤の平均剥離強さは有意に向上し、常用のホットメルト 接着剤組成物でもたらされる強さに比べて全く予想外であった。例えば、上に示 した条件で、ポリエチレン基材と不織基材から構成される積層品で、本発明の接 着 剤組成物が約3mg/in2の量で、約300°Fの温度で塗布された場合の平 均剥離強さは、フィンドレー・アドヘッシブス社からH2275‐02という商 標名で市場から入手することができ、約208グラムの平均剥離強さをもたらし た従来のホットメルト接着剤組成物に比較して、約339グラムであった。 前に言及したように、本発明の接着剤組成物は標準的な貯蔵条件下で実質的に 非粘着性である。例えば、本発明者達は、ラミネートを作るために不織布と組み 合わされたポリエチレンの積層品を調製した。このラミネートを作るために、本 発明の接着剤は約1.5mg/in2の量で、約300°Fの温度で塗布された 。この接着剤は約0.5秒の開放時間で適用された。さらに、ウィスコンシン州 (Wisconnsin)ワウワァトウサ(Wauwatosa)のフィンドレー・アドヘッシブス 社から市販され、H2275‐02という商標名で購入できるもののような従来 のホットメルト接着剤組成物を用いて、同じ塗布条件でラミネートを調製した。 同一の粘着性試料を調製し、オーブン中、140°Fの温度で48時間劣化処理 した場合、H2275‐02調合物のような従来のホットメルト接着剤は、約3 5グラムの平均剥離強さを示した。これに比べて、本発明の接着剤組成物は約8 .5グラムの平均剥離強さを示した。これらの結果は、本発明の接着剤の粘着性 の値が、不織衣料集合物用の卓越した非粘着性接着剤と考えられる現在の技術水 準の接着剤より有意に小さいという事実から見て、驚くべきことであった。 これらの結果は、大半の不織衣料が用いられる条件に鑑みて、意味のあること である。接着剤組成物は、それが、不織布の繊維に浸透し、繊維と機械的結合を 確立することができる時間流動することが非常に有益であることを理解すること が重要である。しかし、この流動が一度起きると、そのホットメルト接着剤は硬 化し、比較的硬く且つ非粘着性(ノン‐ブロッキング)となることが重要である 。これは、勿論、おむつが箱詰めされ、高い温度で輸送される場合がそうである ように、隣接する基材或いは表面へブロッキング(粘着)する可能性;或いは、 さらに悪い場合として、高い温度のようなある種の条件で、その接着剤が幼児の 皮膚に粘着する可能性、または貯蔵中に、その結合界面から完全に流れる可能性 を減少させる。予想されるであろうように、このような状況で粘着性が残る接着 剤は、それが体毛に触れるような具合に置かれる可能性のある、失禁用衣料およ び 婦人用生理用物品等の衣料に用いられる場合がそうであるように、関連する不織 物品の着心地を極端に悪くする可能性があるだろう。 上に示した全ての試験で、剥離強さは12インチ/分の速度で測定された。さ らに、各場合5個の試料が試験された。さらに、ブロッキングの試験はぎっしり 詰まった梱包を模擬したブロッキング試験が用いられた。さらに具体的には、ブ ロッキング試験に用いられた積層品はおむつのなどような不織衣料の一番上に置 かれ、そのラミネートの不織部分がそのおむつの不織基材と接触して置かれた。 試料は、次いで、200グラム/cm2の重さを加えて、140°Fの温度で4 8時間押し付けられた。次いで、この試料を室温まで放冷した。次いで、これら 試料について、インストロン引張試験機で12インチ/分の速度で剥離強さを試 験した。 以上の情報を概観すれば、本発明の接着剤は、フィンドレー・アドヘッシブス 社のH2275‐02のような従来のホットメルト接着剤に比べて同様の剥離強 さを与え、さらには水に暴露した時、改善された結合強さを示すことは明らかで ある。さらに、本発明の接着剤組成物は、明らかに、顕著なブロッキング性は示 さず、従ってこの接着剤は、ぎっしり詰めて梱包される集合不織製品に非常に有 用であることが示唆される。 以上のことに加えて、本発明の接着剤組成物は低い粘度と融点を有し、これに より、従来の使用法で利用するのに非常に望ましい接着剤となる。 それ故、本発明のホットメルト接着剤は、使い捨てのおむつ、女性用ナプキン 或いはこれらに類する物品のような使い捨ての繊維製品を接着し、集合体とする るための、とりわけ使い捨ての繊維製品を集合体にするために数種の異なる接着 剤組成物を使用することを含む、従来技術の実施に関連する問題点が避けられる 、十分信頼できる実用的な方法を提供することが分かるであろう。以上に加えて 、本発明の改善されたホットメルト接着剤は、従来技術に比較して、驚くべき且 つ尋常でない望ましい製作時粘性を示し、またさらに、水に暴露後で、従来技術 に比べて非常に改善された剥離強さを示す。 この技術分野の習熟者には、前述の実施例は例示の目的で示されたこと、そし て割合、方法および原料には、本発明の範囲から逸脱しない限り、色々な変更を なし得ることは明らかであろう。従って、本発明は次に示す請求の範囲による以 外は限定されないことを理解すべきである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年3月7日 【補正内容】 請求の範囲 1.次の構成成分: 10から60重量%のブテン‐1‐エチレン共重合体; 20から80重量%の粘着性付与樹脂; 5から30重量%の、約2000以下の分子量を有する低分子量可塑剤;およ び 0.1から3重量%の酸化防止剤 を有する調合物からなる、改善された湿潤強度特性を有するホットメルト接着剤 組成物にして、該構成成分が該接着剤組成物全体の重量を基に全部で100%構 成している、1,000から50,000cPの325°Fにおける粘度と、1 70°Fから200°Fの融点を有し、またさらに第1基材と第2ティッシュー 基材から成るティッシューラミネートの一つの基材に約3.0mg/in2の量 で、300°Fの温度で塗布し、そして該接着剤組成物を該一つの基材に塗布し 、それを他方の基材と接触させるまでの開放時間を約0.5秒にした場合、約1 時間水に曝した後に少くとも約50グラムであって、かつ該第1基材か該第2テ ィッシュー基材のいずれかが破損されるまでの平均剥離強さもたらす、上記のホ ットメルト接着剤組成物(原請求の範囲第1項に対応:補正を含む)。 2.粘着性付与樹脂がブテン‐1‐エチレン共重合体と少くとも部分的に相溶 性であり、また酸化防止剤がヒンダードフェノール系酸化防止剤である、請求の 範囲第1項に記載のホットメルト接着剤組成物(原請求の範囲第4項に対応:補 正なし)。 3.可塑剤がモノ‐オレフィン重合体を含んでいる、請求の範囲第1項に記載 のホットメルト接着剤組成物(原請求の範囲第5項に対応:補正を含む)。 4.調合物が約25重量%のブテン‐1‐エチレン共重合体、約49重量%の 粘着性付与樹脂、約25重量%の低分子量可塑剤および約1重量%の酸化防止剤 を含んでなる、請求の範囲第1項に記載のホットメルト接着剤組成物(原請求の 範囲第6項に対応:補正を含む)。 5.ティッシューラミネートに3.0mg/in2の量で、約300°Fの温 度で塗布し、そして開放時間を約1秒とした時、約100グラムの剥離強度をも たらすものである、請求の範囲第1項に記載のホットメルト接着剤組成物(原請 求の範囲第7項に対応:補正を含む)。 6.非‐粘着性である、請求の範囲第1項に記載のホットメルト接着剤組成物 (原請求の範囲第8項に対応:補正を含む)。 7.粘着性付与樹脂がブテン‐1‐エチレン共重合体と少くとも部分的に相溶 性であり、また可塑剤がモノ‐オレフィン重合体を含んでいる、請求の範囲第1 項に記載のホットメルト接着剤組成物(原請求の範囲第9項に対応:補正を含む )。 8.低分子量可塑剤がポリブテンである、請求の範囲第1項に記載のホットメ ルト接着剤組成物(新たに加入)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61F 13/18 330 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),UA(AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM ),AL,AM,AT,AU,AZ,BB,BG,BR ,BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE, ES,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ ,VN (72)発明者 アルパー,マーク アメリカ合衆国ウィスコンシン州53149, ムクワナゴ,ベイ・ヴュー・サークル 949

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.次の: 約10から約60重量%のブテン‐1‐エチレン共重合体; 約20から約80重量%の粘着性付与樹脂; 約5から約30重量%の可塑剤;および 約0.1から約3重量%の酸化防止剤 を含んでなり、そして325°Fにおける粘度が約1,000から50,000 cPであり、そして融点が170°Fから200°Fである、改善された湿潤強 度特性を有するホットメルト接着剤組成物。 2.ポリエチレン、ポリプロピレン、吸収材芯、および使い捨て物品の不織ト ップシート若しくはティッシューに結合し、またさらに該吸収材芯或いはティッ シューの繊維に向かって流動する傾向を有し、それにより水を含む溶液に暴露さ れた時に分解に耐える機械的結合を生成する、請求の範囲第1項に記載のホット メルト接着剤組成物。 3.使い捨て衣料材料の不織素材に塗布した時、水を含む溶液に70°Fの温 度で少くとも1時間曝した後でもティッシューとの破壊結合を保持している、請 求の範囲第2項に記載のホットメルト接着剤組成物。 4.粘着性付与樹脂がブテン‐1‐エチレン共重合体と少くとも部分的に相溶 性であり、また酸化防止剤がヒンダードフェノール系酸化防止剤である、請求の 範囲第3項に記載のホットメルト接着剤組成物。 5.可塑剤がモノ‐オレフィン重合体を含み、また接着剤組成物が比較的長い 開放時間を有し、そして高い温度に曝された時実質的に非‐粘着性を保持してい る、請求の範囲第4項に記載のホットメルト接着剤組成物。 6.次の: 約25重量%のブテン‐1‐エチレン共重合体; 約50重量%の粘着性付与樹脂; 約25重量%の可塑剤;および 約0.1から約3重量%のヒンダードフェノール系酸化防止剤 を含んでなり、そして改善された開放時間と室温流動性を有し、またさらに約2 ,000cPの325°Fにおける粘度と170°Fの融点を有する、ホットメ ルト接着剤組成物。 7.接着剤組成物をティッシューラミネートに3.0mg/in2の量で、約 300°Fの温度で塗布し、またさらに開放時間を約1秒とした時、約100グ ラムの剥離強度をもたらす、請求の範囲第6項に記載のホットメルト接着剤組成 物。 8.標準の貯蔵条件で実質的に非粘着性であり、またさらに不織布およびティ ッシュー基材に塗布した時に積層物を生成し、そしてさらにそのラミネートを水 に少くとも1時間暴露した後約50グラムの平均剥離強さを保持している、請求 の範囲第7項に記載のホットメルト接着剤組成物。 9.粘着性付与樹脂がブテン‐1‐エチレン共重合体と少くとも部分的に相溶 性であり、また可塑剤がモノ‐オレフィン重合体を含んでいる、請求の範囲第8 項に記載のホットメルト接着剤組成物。 10.本質的に、次の: 約10から約60重量%のブテン‐1‐エチレン共重合体; 約20から約80重量%の粘着性付与樹脂; 約5から約30重量%の可塑剤;および 約0.1から約3重量%の酸化防止剤 から成り、そして325°Fの温度における粘度が約1,000から50,00 0cPであり、そして融点が約170°Fから約200°Fである、改善された 湿潤強度特性を有するホットメルト接着剤。
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