JPH10511330A - 貼布を入れる容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 パッケージ（１２，１４）には、貼布より大きな剥離裏地（３）を取り外しできるように付けた皮膚浸透貼布（１）が入れてあるので、貼布の周辺端（１ａ，１ｂ）が境界（７）で剥離裏地（３）から間隔を置いておかれている。パッケージ（１２，１４）は、貼布の前記端がパッケージから離して保持される形状に成型され十分な強度を備えている。パッケージは容器（１２）とキャップ（１４）とから成る。容器は貼布（１）と剥離裏地（３）を含むくぼみを備え、くぼみは底部に配置された持ち上がった部分（１８）を含む底（１８，２２）を備えているので、貼布（１）を底に面させると貼布の端（１ａ，１ｂ）は、底から間隔を置いてくぼみ内の剥離裏地のいずれの位置においても底から離して保持される。

Description

【発明の詳細な説明】 貼布を入れる容器 発明の分野 本発明は、皮膚に貼る貼布を入れたパッケージに関し、特に、皮膚浸透貼布に 関するがこれに限られない。 本発明は、またこのような貼布の製造キットとその使用にも関する。 発明の背景 医療用皮膚浸透貼布は、例えば、ホルモン代用、抗アンギーナ、乗り物酔い、お よび禁煙療法等の多くの用途がある。さまざまなタイプの皮膚浸透貼布がこれま で用いられているが、一般に、裏張りシートと皮膚に貼布を貼り付ける接着層を 備えた１つ以上の層から成る貼布を用いることが好ましい。接着層は普通少なく とも１つの有効成分を含む粘着液である。貼布は接着剤を覆う剥離裏地に付けら れ、皮膚に貼布を当てるすぐ前に剥がされる。そして有効成分は皮膚の中に浸透 する。 このような貼布を高分子乃至多層ラミネート状の袋乃至容器に入れることが知 られている。ＷＯ ９５／００１２２（本願の優先日より後の１９９５年の１月 ５日に発行）に貼布が４つ付いているプラスチック膜または薄いラミネートから 成る剥離可能な袋に包まれた剥離裏地の例が示されている。改良を加えた貼布が 日本の実用新案１−１５５４２８（公告番号４−５１７８２）に記載されており 、ここで貼布は複数の突出部が設けられた剥離裏地に張り付けられ、袋乃至容器 と貼布の間の接触部分を最小限に低減している。同様の貼布が、例えば、Ortho- CilagからEvorelの商標名で発売されている。これらの突出部はある程度保護は するが、取り扱いにより貼布に加わる圧力を防ぐことができず、貼布の周りに粘 着性のあるリングを形成する粘着接着剤が漏れ出ることがわかっている。このた め、貼布が袋乃至容器に付着しやすい結果になる。 貼布自体の大きさと同じ大きさの剥離裏地に貼布がはり付けられ、その裏地が プラスチックモールディングと薄い覆いとの間に形成された浅いブリスターの中 に置く技術も知られている。ブリスターの周りにリブが形成され、もしこれがな いと曲がりやすく壊れやすい貼布の硬さを増す。このような貼布はＢｅｔａ製薬 会社からＴＲＩＡＬＳＡＴ^TMの商品名で発売されている。 貼布と同じ大きさの剥離裏地を用いることは、接着剤が貼布の端の周囲から漏 れ出るかもしれないが、貼布の粘着部分が周辺部にだけ位置するることを意味す る。しかしながら、貼布と剥離裏地が同じ大きさなので、２つを引き離すことは 困難で厄介である。ユーザが貼る部位以外の有効成分に触ることは望ましくない かも知れない。さらに、ブリスターの周囲の強化リブへの必要性が生じると、パ ッケージ全体の大きさを大きくし、その結果、パッケージは貼布自体よりはるか に大きな容量を占める。 発明の概要 本発明は、上記の問題をパッケージへの貼布の付着をほぼ完全に防ぐ新しいパ ッケージを提供することで克服しようとする。さらに、剥離裏地は貼布からより 簡単に引き離すことができ、パッケージ全体の大きさを貼布の大きさに比較して 必要以上に大きくすることなく、貼布をある程度機械的に保護するのに必要な硬 さにできる。 従って、本発明は、接着層を持つ皮膚に貼る貼布を入れたパッケージを提供し 、これにより貼布は、貼布より大きな剥離裏地の上に剥がせるように付けられ、 貼布の周辺端は剥離裏地の周辺端から剥離裏地の境界領域により離隔されており 、容器は十分に硬く、貼布の前記周辺部がパッケージのどの部分にも接触しない 形状になっている。これにより、通常の保存時およびパッケージの運搬中に貼布 の端から接着剤が漏れ、貼布をパッケージに接着するのを防ぐ。 貼布と剥離裏地が単体としてパッケージ内で横方向（即ち、貼布の平面）と縦 方向（即ち、貼布の平面に垂直）に自由に移動できるのが望ましい。 剥離裏地の境界領域は、貼布の周囲で連続的に延びるのが好ましいが、貼布の 端は、貼布の端がパッケージに接触できないという条件を満足する限り、剥離裏 地の端は１つ以上の部分で剥離裏地の端に一致してもいい。 本発明は、このようなパッケージの製作に用いるキットの部品も提供する。 パッケージはキャップにより閉じられる容器を含むのが好ましい。容器はキャ ップから離れた第１の深い所に中心部分があり、該中心部分は第１の深い所より 深いキャップから離れた第２の深い所で外側の部分に結合する。外側の部分には キャップが取り付けられる外壁が設けられている。その位置関係は、貼布が位置 関係中央部分で支えられ、剥離裏地がその上にのってキャップに面し、貼布の端 は前記のより深い外側の部分の上にあるようになっている。 １つの好適な形態では、貼布がその貼布より大きい面積を有する剥離裏地上に 置かれ、貼布の周辺が剥離裏地の周辺から内側に間隔を置いて置かれて、パッケ ージがモールド成型シート形状の容器とキャップシートを含み、容器はくぼみを 含むフランジ領域を備え、貼布と剥離裏地を収容し、くぼみは底に設けられた少 なくとも１つの持ち上った底を備え、貼布はくぼみの底に面するように設けられ 、その周辺はくぼみ内の剥離裏地のいずれの位置においても、くぼみの底から離 れて保持され、キャップシートはフランジ領域に固定されている。 持ち上った部分は、くぼみの周辺から間隔を置いて設け、貼布より小さな１つ の中央領域が持ち上った形状、または貼布より小さな中央部分全体にわたり散ら ばったリブのような複数の持ち上った領域の形状であることが好ましい。 本発明は、１つの貼布だけを含むパッケージに対して特に適しているが、例え ば、１つの剥離裏地に貼布した複数の貼布を含むパッケージにも用いられる。 実施例の説明 本発明の一実施例を以下の図面を参照しながら例によって説明する。 図１は、本発明の一実施例である貼布を含むパッケージの下から見た斜視図で ある。 図２は、図１のパッケージの底面図である。 図３は、図１のパッケージを部分的に切り欠いた上平面図である。 図４は、図１のパッケージの展開側面図である。 図５は、図１を線Ｘ−Ｘに沿って切った断面図である。 図１−３を参照すると、自己接着皮膚浸透貼布１は、裏張りと皮膚を通して浸 透する薬品等の有効成分を含む薄い粘着液の接着層（図示せず）から成る。この 貼布１は、接触層を裏張りと裏地３の間に挟んだ接着層により剥離裏地３に剥離 可能に付けられている。剥離裏地３、例えば、金属でメッキされたプラスチック シートは、境界７で全体的に囲まれた剥離裏地３の一面の中心の貼布保持部の上 に付けられた貼布１より大きい。貼布１の周辺端の全長は、剥離裏地３の端から 間隔を置いて内部に配置されている。境界７は、剥離裏地３からユーザが貼布１ を容易に取り外せるほど十分に広く、また表面６に置かれた貼布の下から接着剤 が漏れ出て剥離裏地３の端に達するのをほぼ完全に防ぐ。 剥離裏地３は、その全幅を通しスリット９によりその長さに沿って約２／３の ところで２つの部分に分割され、２つの部分が貼布１により一緒に保持されてい る。貼布１を剥離裏地３から取り外すには、貼布１をスリット９上で折り返して 、剥離裏地３の第１（例えば、小さな）部分を取り外せば良い。こうして、貼布 １の露出した薬を含ませた接着層を皮膚の意図した塗布部位に貼り、剥離裏地３ の第２の部分を取り外し、貼布１の裏張りを押して貼布１を貼り付ける。従って 、このように、貼布１は接着面に全く触れずに付けられる。 この実施例では、貼布１は、幅が約５ｃｍ、長さが６ｃｍ、角が丸いほぼ長方 形で、剥離裏地３のスリット３が短辺から約２２ｍｍ離れており、境界７は貼布 １の全体にわたり一様に幅が約４ｃｍである。特定の用途に応じ、さまざまな形 状と大きさの貼布１と剥離裏地３を用いることができるのはいうまでもない。 剥離裏地３に付けられた貼布１は、キャップ１４が接着によりシールされた容 器１２を含むパッケージ１０に入れられる。この実施例で、パッケージ１０の内 部は、キャップ１４のシールにより密封されており、窒素等の不活性ガスで充填 される。ガス圧はパッケージ１０が押しつぶされるを防ぐのに役立つ。パッケー ジ１０は、その形状を保つのに十分なほど硬く、圧力による変形および運搬と保 管時に遭遇する荷重にも耐える。この実施例で、コンテナは透明なモールド成型 されたプラスチック材料シートから成り、キャップ１４は平らで可撓性の金属（ アルミニウム）ホイルから成り、パッケージは、いわば貼布と剥離裏地を含むく ぼみが付いたブリスターのパックから構成されている。 図４と５からわかるように、キャップ１４と容器１２は、それらがシールされ ていないつまみ１６から始めてキャップ１４と容器１２を単純に剥がして引き離 すことができる。剥がすことのできるキャップを製作する別の可撓性材料の他の 代表的な例は、プラスチックシートまたはアルミニウムおよび／またはプラスチ ック材料および／または紙から成るラミネートである。この場合のキャップは可 撓性であり、適切な接着剤や熱封止層によって密封される。しかし、容易にわか るように、さまざまな材料が要求される強度や不透明の程度に応じて使用され、 例えば、容器１２は金属からつくることができる。不透明性は光を遮るのに望ま しい。 容器１２は、容器１２の主要な部分を占めるほぼ平らで水平な中央部分１８を 備える。これは第１の壁２０によりキャップ１４から離れた中央部分１８よりも 深い周囲の外側の部分２２に結合されている。外側の部分２２は、外壁２４によ って囲まれており、この上部がキャップ１４がシールされるフランジ２６に結合 される。上述したつまみ１６はフランジ２６の一部分である。この実施例で、第 １の内壁２０と外壁２４の上部領域はほぼ垂直で、外側の部分２２に対し明確な 境界を形成している。一方、第１の内壁２０と外壁２４の底は緩やかに湾曲して いて外側の部分２２の底２８を形成している。この構成により、外側の部分２２ は内壁と外壁２０、２４とともにパッケージ１０の全体的な強度を高めるのに役 立つ。外側の部分２２の浅い真っ直ぐな部分２８ａにより強度が高められる。 キャップシート１４が上を向いたパッケージが通常の位置にあるとき、貼布１ の中心は、中央部分１８により形成されたプラットフォーム上にあり、剥離裏地 ３がキャップ１４を向いた一番上に位置する。上述した境界７は、貼布１自身の 端が外壁２４に接触するのを防ぐ。中央部分１８は貼布１より小さいので、貼布 の端の全長は外側の部分２２から形成された細長いくぼみの上にくる。 キャップ１４からの中央部分１８の深さは、貼布１と剥離裏地３を合わせた厚 さより貼布と裏地がキャップ１４と中央部分１８との間を自由に移動できるだけ の十分な大きさであるので、貼布１が通常の状態でキャップ１４と中央部分１８ の間で挟まれたり押しつぶされたするのを防ぎ、これにより、接着剤が貼布１の 下から押し出されようとする傾向を軽減する。特に、パッケージはこのようなパ ッケージのいくつか（例えば、少なくとも１２個）の重さに耐えて、重ねて運搬 できるようにしなければならない。容器が貼布を押しつぶすことなく耐えなけ ればならない代表的な圧力は１平方センチ当たり１００グラム、全貼布当たり２ ００グラムである。 キャップ１４からの外側の部分２２の深さは、中央部分１８の深さより貼布１ の端１ａ，１ｂまたは接着剤が外側に漏れ出し、底２８に接触するのを防ぐほど 十分な大きさでなければならない。 この実施例で、中央部分１８は、キャップ１４から約２．５ｍｍ、外側の部分 ２２は、キャップ１４から約６．５ｍｍの深さであるので、その差は約４ｍｍで ある。剥離裏地３とパッケージ１０が十分な強さを有すると、深さの差および／ または全体の深さは貼布の端１ａ，１ｂが底２８に接触することなく低減される 。 図５に示す断面図からわかるように、第１の側部における外側の部分２２ａの 幅ａと中央部１８の幅ｂの合計は、第１の側部における剥離裏地の境界７ａの幅 ｃと貼布１の幅ｄの合計より小さい。従って、接着剤が漏れる可能性のある貼布 １の端１ｂは、第１の境界部分７ａの端が第１の外壁部２４ａに当接するとき、 あるいは反対側の境界部分７ｂの端が壁部２４ｂに接触するときに内壁部２０ｂ から離れた容器の第２の外側の部分２２ｂの中に留まるように形成される。これ はあらゆる断面、あらゆる位置および貼布１がパッケージ１０内で移動できるあ らゆる向きに対してあてはまるので、貼布１の周辺部のいかなる部分も内壁２０ に接触することはない。 この実施例で、上述した大きさの貼布を入れた容器１２の中央部１８は幅が３ ８ｍｍ、外側の部分２２は幅が１３ｍｍとなって、全体の幅は６４ｍｍになる。 中央部の長さは４４ｍｍ、外側の部分２２は長さが１５ｍｍとなって、全体の長 さは７４ｍｍになる。外側の部分２２の底２８は、それぞれ曲率半径が約４mmの 弧状部分を通って内壁２０と外壁２４に緩やかに湾曲して接続している。貼布の 端が上述したようにパッケージの壁に接触しないのであれば、同じパッケージ１ ０は、必要に応じ異なる大きさと形状の貼布を収容することができる。 上述したように、この実施例の内壁と外壁２０，２４は、緩やかに連続してお り、外側の部分２２の境界は明確に形成されている。しかし、これからわかるよ うに、外壁２４（例えば）は、剥離裏地の移動を制限するリブ等を設けてもよく 、 中央部分１８は平坦にする必要がなく、中央部分１８と外側の部分２２の間のつ なぎ目は急に曲がっている必要がない。中央部分１８は、連続した真立リブまた は複数の真立領域であってもよい。これらの実施例の重要な要件は、中央部が貼 布を支持し、好ましくは貼布の大部分を支持し、貼布の端が中央部分または容器 の他の部分に接触しないことである。それから、外側の部分の幅ａは、剥離裏地 ３が移動するのを制限する点（例えば、リブ）２４ａ（外壁２４に対応する）か ら中央部分が貼布１に接触できる深さで、中央部分の実効幅ｂが、そこから中央 部分１８が貼布１に接触できる深さのところにある第１の点２０ａまでである。 中央部分の有効幅ｂはその点２０ａから最も遠い点２０ｂ（そこでは中央部分１ ８が貼布１に接触できる深さになっている）に至る。あらゆる場合において、任 意の断面において中央部分１８の実効幅ｂは、対応する貼布１の幅ｄより小さい 。 さらに、上述した実施例で説明しているように、剥離裏地３は円形ではなく、 パッケージ１０の寸法は、通常、剥離裏地３がパッケージ１０内で回転しないよ うに選択されており、中央部分１８は、パッケージ１０の中で貼布１がどのよう な位置にあっても、またどのような方向を向いていても、貼布１の端１ａ，１ｂ に接触しないようにしなければならない。 本発明は、人間や動物の皮膚に塗布する医療用や獣医用、および医療用や獣医 用以外の貼布の包装に適用できる。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】１９９６年１０月２日 【補正内容】 ７．皮膚浸透貼布の包装において、縁（２６）と底が持ち上がった部分（１８） を持つくぼみとを有する容器（１２）および該容器（１２）の縁を密封するキャ ップ（１４）を含むパッケージの使用。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，Ｕ Ｇ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，Ｂ Ｙ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ， ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，Ｌ Ｖ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ， ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，Ｖ Ｎ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．皮膚に貼る貼布（１）を入れるパッケージ（１２，１４）であって、貼布は 接着層を備えこれにより貼布（１）が貼布より大きな剥離裏地（３）の上に剥離 可能に貼布され、貼布の周辺端（１ａ，１ｂ）が境界（７）で剥離裏地（３）か ら間隔を置いて配置され、パッケージ（１２，１４）は、貼布の前記端がパッケ ージから間隔を置いて保持されるような形状に形成され、十分な強度を持つよう に設けられたパッケージ。 ２．パッケージが容器（１２）とキャップ（１４）とを含有し、容器は貼布（１ ）と剥離裏地（３）とを含むくぼみを備え、くぼみは底（１８，２２）を有し、 該底は持ち上った部分（１８）を含有し、貼布（１）が底に面するようにし、貼 布の端（１ａ，１ｂ）がくぼみ内の剥離裏地のいかなる部分においても底から間 隔を置いて配置されている請求項１に記載のパッケージ。 ３．容器は前記くぼみを囲むフランジ領域（２６）を備える成型シート形状であ り、キャップはシート（１４）形状であり、前記フランジ領域に固定されている 請求項２に記載のパッケージ。 ４．前記持ち上った部分（１８）が中央にあり、少なくとも１つの持ち上った部 分より形成され、キャップ（１４）からの第１の深さ部分（１８）は第１の深さ より深いキャップからの第２の深さで前記底の外側の部分（２２）で囲まれ、外 側の部分（２２）はキャップ（１４）に結合された外壁（２４）を備え、前記中 央の持ち上がった部分（１８）の上に貼布が支持され、剥離裏地（３）がキャッ プ（１４）に向かって最上位に設けられたときに、貼布の端（１ａ，１ｂ）が前 記第２の深さを有する外側の部分の上方に位置するような寸法を有するように設 けられた請求項２または３に記載のパッケージ。 ５．パッケージの第１の側から第２の側までの任意のセクションに沿って、その セクションが前記容器の前記底の第１の外側の部分（２２ａ）と、中央部分（１ ８）と、第２の外側の部分（２２ｂ）および前記剥離裏地（３）の第１の境界部 分（７ａ）と、貼布（１）坦持部分と、第２の境界部分（７ｂ）とをそれぞれ有 し、底の前記第１の外側の部分（２２ａ）と前記中央部分（１８）を合わせた幅 が剥離裏地（３）の第１の境界部分（７ａ）と貼布坦持部を合わせ た幅より小さく、前記剥離裏地の前記第２の境界部分（７ａ）に隣接する貼布の 端（１ｂ）が前記底の第２の外側の部分（２２ｂ）の上に突き出ている請求項４ に記載のパッケージ。 ６．前記接着層が、薬または有益な化学薬品を含み、および／または前記貼布が 薬用皮膚浸透貼布である請求項１から５のいずれか１項に記載のパッケージ。 ７．底が持ち上がった部分（１８）を備えたくぼみを有する容器（１２）、該容 器（１２）を密封して貼布をくぼみに保持するキャップ（１４）とを含む請求項 １から６のいずれか１項に記載のパッケージをつくるためのキット。 ８．薬用皮膚浸透貼布を包装する請求項１から６のいずれか１項に記載のパッケ ージの使用。