JPH10511162A - 内燃機関のクランクケース用ベンチレーション装置 - Google Patents

内燃機関のクランクケース用ベンチレーション装置

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JPH10511162A JP8520928A JP52092896A JPH10511162A JP H10511162 A JPH10511162 A JP H10511162A JP 8520928 A JP8520928 A JP 8520928A JP 52092896 A JP52092896 A JP 52092896A JP H10511162 A JPH10511162 A JP H10511162A
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コリンズ,グレゴリオ・エス
ヴァルヴ,サージ
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ヴァルヴ,サージ
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Abstract

(57)【要約】 ガス流制御型内燃機関用ベンチレーション装置であって、ブローバイガスおよび低蒸気圧炭化水素を回収するためのものである。内燃機関において、シリンダ内の燃焼工程で発生したブローバイガスはクランクケースから回収フィルタ(10)を介して排出される。回収フィルタ(10)はブローバイガス其れ自体を濾過媒体(14)を通過する以前に均質に拡散する膨張室(20)を備えている。濾過媒体(14)は大きな表面積を有し、かつ好ましくは油中浸漬された銅繊維体。圧縮室(22)は連続したガス流をPCVバルブ(40)内に圧入する。かかるPCVバルブは、好ましくは2段階制御式であり、ソレノイド制御されたPCV弁である。ブローバイガスは、その後再燃焼のために吸気マニホールド内に導入される。回収フィルタにより集められた炭化水素はクランクケース内に戻される。かかるベンチレーション装置は、有害排出物の排出を低減し、同時に燃費を向上させ、その上機関の寿命を増加する。

Description

【発明の詳細な説明】 内燃機関のクランクケース用ベンチレーション装置 〔技術分野〕 本発明は、内燃機関の排気物質の制御の分野、特にブローバイガスを減少させ るためのブローバイガス還元装置用弁(PCVバルブ)と回収フィルタとから構 成される、炭化水素蒸気等の有害物質を回収するクランクケース用ベンチレーシ ョン装置に関するものである。 〔背景技術〕 4サイクル内燃機関では、クランクケースを介してシリンダ内のピストンの潤 滑が行われる。ピストンが上下移動する間、ピストンリングがシリンダ室をクラ ンクケースから密封している。もちろん、完全な密封を達成することができず、 その結果、シリンダの潤滑用にクランクケースから出たオイルが燃焼室内へ引き 込まれ、燃焼過程で燃焼する。同様に、燃焼排ガスがピストンリングを通ってク ランクケース内へ逃げ込む。燃焼過程から出た排気がリングを「吹き抜ける」の で、排ガスがクランクケースに流入する現象は一般的に「ブローバイ」と呼ばれ ている。 ブローバイのため、クランクケース内の炭化水素排ガスの濃度が吸気マニホル ド内の炭化水素濃度の数倍になることがしばしばある。クランクケース内の炭化 水素ガスの存在はジレンマを生じる。すなわち、ガスが大気へ自由に放出されれ ば、炭化水素排ガスが都市汚染を助長するが、排ガスがクランクケース内に捕ら えられたままであれば、ガスが潤滑オイルを汚染する結果、オイルの性能が低下 する、すなわち汚染されたオイルは予定された潤滑を行うことができず、ピスト ンリングが不必要に磨耗し、それに続いて適切に密封する能力が低下する結果と なる。このように悪循環が生じているように見える。すなわち、エンジンオイル を燃焼過程で燃焼させるピストンリングの欠陥によって、ブローバイガスがクラ ンクケースに流入してオイルを汚染することになる。これによってオイルの潤滑 性能が低下し、そのためにピストンリングの磨耗が増大するため、燃焼過程で燃 焼するオイルの量が増加し、クランクケースに 流入するブローバイガスの量が増加し、それがさらにオイルを汚染する等である 。しかしながら、都市汚染の心配から、単純にブローバイガスをクランクケース から直接に大気へ放出することは許容されない。 この問題を解決するため、ブローバイガスをクランクケースから吸気マニホル ドへ再循環し、そこで燃焼中にガスを再燃焼させるために弁が導入されている。 これらの弁は、ポジティブ・クランクケース用ベンチレーション(PCV)弁と して知られているが、ブローバイガスをクランクケースから吸気マニホルドに引 き込むためにクランクケースと吸気マニホルドとの間の圧力差を利用している。 ピストンが下方へ移動する時に空気が吸気弁を通ってシリンダの燃焼室に引き 込まれるため、吸気マニホルド内の空気圧が周囲の大気より低くなる。これは一 般的に「エンジン真空」と呼ばれている。真空の量は、エンジンに加えられてい る負荷に応じて変化する。エンジンがほぼ一定速度で走行している時には、エン ジンが加速中または登坂中等の負荷状態にある時よりも高い真空が存在する。 PCV弁の目的はブローバイガスをクランクケースから吸気マニホルドへ送り 込むことであるから、この目標の逆に見れば、吸気マニホルドからのガスがクラ ンクケースに入らないようにすることである。このため、今まで知られているほ とんどのPCV弁はチェック弁と同様に作動する。すなわち、ブローバイガスが クランクケースから吸気マニホルドへ引き込まれるようにする一方で、吸気マニ ホルドからのガスがクランクケースに入らないようにする。そのようなチェック 弁を実行する1つの一般的な方法は、常時閉のばね付勢弁を提供することである 。休止時には、ばねがボールまたはディスク等の弁部材をオリフィス上に押し付 けることによって、オリフィスを通るガスの流れを遮断する。弁部材に加わる空 気圧がばね力より大きくなると、ばねが圧縮されて弁部材がオリフィスから離れ 、ガスが流れるようになる。 ブローバイガスがクランクケースからPCV弁を介して吸気マニホルドへ引き 込まれるようにするのは、最終的には吸気マニホルドとクラン クケースとの間の圧力差であるが、エンジン真空がエンジン速度ではなくエンジ ン負荷の関数として変化するという事実は、単純なチェック弁形の構造を使用し た時にはブローバイガスが必ずしも適正に流れないことを意味している。 例えば、前述したように、エンジン真空は、エンジン速度が比較的一定である 時の方が高い。このため、エンジンがアイドリング中(約800rpm)の時の 真空の量は、エンジンが道路経済走行速度にある(約2400〜3000rpm )時とほぼ同じである。しかし、2400rpmでは800rpmの時よりも多 くの排ガスが発生していることは理解できるであろう。同様に、加速時または登 坂中等でエンジンが負荷を受けている時、エンジン真空が減少し、排ガスが増加 する。 このように、クランクケースガスを送り出すために吸気真空だけを利用してい る場合、エンジンのアイドリング時(エンジンを停止させることができる)のベ ンチレーションを過剰にするか、またはエンジンの高速時またはエンジンの負荷 状態時のベンチレーションを過小にし、それによってブローバイガスによるオイ ルの汚染の危険を生じるかの選択をしなければならない。 従来技術の1つとして、コリンズ(Collins)に1993年7月20日 に発行された米国特許第5,228,424号が、2段階ソレノイド制御PCV 弁を提供することによってブローバイガスの問題に取り組んでいる。コリンズに 1993年7月20日に発行された米国特許第5,228,424号全体が本説 明に参考として含まれる。コリンズの特許は技術をある程度前進させたが、他の 重要な利点は手づかずのままである。 ブローバイガスによって運ばれた蒸発炭化水素はすべて同じというわけではな い。様々な蒸気圧を備えた様々な炭化水素がブローバイ内に存在している。例え ば、ガソリンは蒸気圧が高く、揮発性であると見なされるが、モータオイルは蒸 気圧が低く、容易には蒸発しない。蒸気圧が高い炭化水素は燃焼過程で低い蒸気 圧のものよりも一般的に容易に燃焼 する。さらに、蒸気圧が低い炭化水素は、不完全燃焼のために高い蒸気圧の炭化 水素よりも排気物質の原因になる度合いが大きい。また、そのような低い蒸気圧 の炭化水素は、クランクケースに戻された場合にはエンジンの潤滑を高めるのに 役立つであろう。 低い蒸気圧の炭化水素をブローバイガスから選択的に回収することは好都合で 有益であるが、現在のところはそのような低い蒸気圧の炭化水素をブローバイガ スから回収してクランクケースに戻すことができる手段が存在していない。その ような炭化水素は気体のまま残留してクランクケース内を循環することを余儀な くされるか、無分別的にPCV弁を通って吸気マニホルドへ送り込まれる。コリ ンズ形PCV弁の利点を実行しながら、そのような低い蒸気圧の炭化水素を回収 する方がはるかに好都合であろう。 さらに、コリンズ形PCV弁は好都合なことに、スロットルに直接的に接続さ れた磁気スイッチを付け加えることによって向上する。スロットルの位置がエン ジン負荷を直接的に決定するか、それを直接的に表すことができるので、調節可 能な制御磁気スイッチをスロットルに接続することによって、コリンズ形PCV 弁の効果をさらに高めることができる。 〔発明の開示〕 低い蒸気圧の炭化水素を回収するため、炭化水素分離および回収器(「回収フ ィルタ」)がクランクケース及び吸気連結PCV弁に一致させて導入されている 。炭化水素及び燃焼副産物を高濃度に含む加圧ブローバイガスが回収フィルタ内 へ押し進み、それのフィルタ室には金属メッシュまたはウール等の表面積が大き いオイル浸漬媒体が充填されている。媒体に出会った時、ブローバイガス内の炭 化水素ガス及び排気物質は媒体及びそれのオイル浸漬外表面上に集まる傾向があ る。一般的に、回収された炭化水素は、媒体によってブローバイガスから「擦り 落とされた」ものでない炭化水素よりも蒸気圧が低い。擦り落とされた炭化水素 は、重力で回収フィルタの下方領域に集まりやすい。これらの炭化水素はク ランクケース内へ排出できる。さらに、窒素酸化物(NOx)及び一酸化炭素( CO)等の有毒蒸気は回収フィルタを通過した時に減少して、そのようなガスの 放出が減少する。 回収フィルタに連結されたコリンズ形PCV弁は、ブローバイガスのベンチレ ーションを制御することができる。スロットルに連結された磁気スイッチによっ て制御した時、PCV弁はスロットル位置によって正確に、また調節可能に制御 される。 〔図面の簡単な説明〕 第1図は、フィルタ室の内部にフィルタ媒体を備えている本発明の回収フィル タの展開斜視図である。主フィルタ室12は、長さが可変であることを示すため に中間部で破断されている。 第2図は、2段階PCV弁を含む本発明のベンチレーション装置の側部断面図 である。主フィルタ室12は、長さが可変であることを示すために中間部で破断 されている。 第3図は、本発明のベンチレーション装置の変更実施例の側部断面図である。 弁カバーから入口キャップの膨張室までの間に別の連結部が追加されている。主 フィルタ室12は、長さが可変であることを示すために中間部で破断されている 。 第4図は、本発明に使用するのに好都合な2段階ソレノイド制御PCV弁の展 開斜視図である。出口キャップ18の出口ノズルと交換できるハウジング52を 備えたPCV弁が示されている。 第5図は、第4図のPCV弁の側部断面図である。 第6図は、PCV弁とスロットルリンク機構上にある磁気スイッチとの間に考 えられるセットアップ及び接続部の概略図である。 〔発明を実施するための最良の形態〕 本発明において調整クランクケース通気はPCV弁と整列しているブローバイ ガス回収フイルタにより行われる。PCV弁の使用は吸気へのブローバイガスの 必要な調整を供給する。回収フイルタの使用はさらにエンジン放出を低減し、ガ ス走行まいるを高め、そしてエンジンの磨耗 および亀裂を減少する。回収フイルタはまたPCV弁の寿命を延長し得る。コリ ンズ特許に開示されたPCV弁のごとき2段PCV弁が使用されるとき、磁石ス イツチがPCV弁の正確なかつ調整可能な係合を設けるためにスロツトルに直接 結合されることができる。 第1図に示されるように、回収フイルタ10は、取着されるエンジンによつて 寸法付けられる、略筒状の主フイルタ室12を有する。例えば、4−シリンダエ ンジンは直径およそ7.62センチメートル(3インチ)×長さ20.32セン チメートル(8インチ)の回収フイルタを有することができる。4−シリンダエ ンジンに関して、直径およそ10.16センチメートル(4インチ)×長さ25 .54センチメートル(10インチ)の膨張室が追加のシリンダおよびそれらか ら発生されるブローバイガスの濾過を提供する。本発明において伴われる他の部 品および要素によるように、筒状フイルタ室12は作動エンジンブロツク近傍の 環境に抗し得る頑強な材料により構成されることができる。鋼のごとき金属がこ こでは適切と認められる。 フイルタ室12の範囲内で、濾過媒体14が表面積の広い区域がフイルタ室1 2を通過するブローバイガスに呈され得るように詰め込まれる。濾過媒体14は 、低い蒸気圧の炭化水素を引き出す、回収フイルタ10の洗浄能力を提供かつ高 めるようになつている。そのうえ、媒体14は、窒素酸化物(NOx)および一 酸化炭素(CO)を含む、より不活性またはより少ない毒性形状に変換され得る ガス状化合物の反応を促進する。 1つの企図された媒体は銅ウールであるが、青銅またはステンレス鋼ウールも また好都合に使用され得る。銅ウールは大きな表面積を提供しかつ炭化水素の収 集および反応過程を促進する幾つかの化学的特性を有することができる。以下で より詳細に記載されるように、銅ウールその洗浄能力が最初から高められるよう にその最初の使用前に油で被覆される。 フイルタ媒体14をフイルタ室12内に収容するために、主フイルタ 室12の両端で2つのカツプ(入口カツプ16および出口カツプ18)が他の方 法で開放された端部を厳密に密封する。カツプ16,18はそれらがフイルタ室 12から分離しないようにフイルタ室12の開放端に螺合またはスナツプ嵌合さ れ得る。銅ウールまたは他の濾過媒体14が時々交換する必要があるならば、カ ツプ16,18はフイルタ室内部に近づくように一時的に取り外され得る。 回収フイルタ10によりより最適な作動を設けるために、2つのカツプ16, 18はそれぞれフイルタ室12を流れる前後のブローバイガスの消散を許容する 膨張20および圧縮22室をそれぞれ設ける。これらの相並んだ室20,22は カツプ16,18の内面とカツプ弐より所定位置に保持されるスクリーン24, 26の間に設けられる。スクリーン24,26はそれを通るガスの流れを自由に 許容する一方フイルタ室12の範囲内にフイルタ媒体14を固定して保持するの に十分なメツシユサイズを有する。2つのカツプ16,18がフイルタ室12の 両端に嵌合されるとき、スクリーン24,26はフイルタ媒体14を圧縮するこ とができる。該フイルタ媒体14がガス流を閉塞するように密閉して詰め込まれ るべきでないが、最大の効果のためにフイルタ室12により画成される容積内で できるだけ大きい表面積を提供すべきである。 フイルタ媒体14がフイルタ室12の入口および出口から離して間隔が置かれ るため、流入ガスはフイルタ室12への流入時フイルタ媒体14の小さい区域に 集中されず、かつ同様に、すべてのガスがフイルタ室から出るために流れねばな らないフイルタ室12の出口近傍にフイルタ媒体14の小さい、集中される区域 がない。この方法において、良好な性能はブローバイガスが回収フイルタ10を より容易に通過するとき回収フイルタ10から得られ、そして回収可能な材料で 多量に負荷されたガスの到来により閉塞される機会は少ない。 入口カツプ16はクランクケース中のブローバイガスが回収フイルタ10に流 れ得るように膨張室をクランクケースに接続するラインを有する。回収フイルタ 28への入口ラインは入口カツプ16の下方端に置か れるべきである。本発明において企図されるように、回収フイルタ10は該回収 フイルタ10への入口/ドレーン30が最下方点にあるようにおよそ15〜15 °の角度で傾斜される。 銅ウールまたは同様なフイルタ媒体が主フイルタ室12において使用されるな らば、回収フイルタ10は最初に使用される前に、それが銅ウールが飽和され得 るようにモータ油で充填される(一般に約半(1/2)リツトル)。フイルタは その場合に過剰なモータ油を除去するためにおよそ2時間排出される。回収フイ ルタ10はクランクケースへのラインによるように接続される。 本発明の代替の実施例(第3図)において、回収フイルタ10はある角度では なく、しかもすべての回収された液体がクランクケース内で下方に向かって流れ るように垂直方法において取り付けられ得る。かかる垂直方向付けベンチレーシ ヨン装置において、回収フイルタ10の膨張室への追加の入口32がブローバイ ガスの二重源が接続されかつベンチレヘシヨン装置内で膨張室20に流れるよう に膨張室20とエンジンの弁カバーとの間に設けられ得る。 PCV弁40は出口カツプ18に中央で結合されそれにより出口カツプ18か つしたがつて回収フイルタ10を通るガスの流れを良好に制御する。PCV弁4 0の弁座42は出口カツプ18それ自体の1部分、または出口カツプがそのまわ りに嵌合する追加のハウジングに対することもできる。両方の形状において、P CV弁40は2つが基本的に1つのユニツトとして接合されるように出口カツプ 18と頑強にかつ固定して関連付けられる。通常のPCV弁が本発明の回収フイ ルタ10に関連して使用される一方、2段のコリンズ型のPCV弁が好適である 。 現在の好適な実施例の強制クランクケースベンチレーシヨン(PCV)は、自 動車に使用されるごとく、クランクケースから、回収フイルタ10を通って、か つ内燃機関の吸気マニホールドへのクランクケースガスの通気を調整する。とく に、分解図第4図において詳細にされるような弁40は適宜な通常の手段によつ て回収フイルタ10に接続される吸 気開口44を有する。排気開口46が同様に適宜な通常の手段により吸気マニホ ールドに接続される。クランクケースのガスはクランクケースから、回収フイル タ10を通って、弁40の吸気開口44に引き出されかつ弁の排気開口46によ つて吸気マニホールドへ通気される。弁40を通るガスの流れは、その作動が以 下でより詳細に記載される、弁の内部機構により調整される。 PCV弁40は吸気開口44、排気管50およびソレノイドハウジング52が 形成される弁キヤツプ48を有するハウジング内に収容される。排気管50はP CV排気パイプ50を通常の方法においてエンジンの吸気マニホールドに取着す るための開口14を取り囲むニツプル付きフランジ54を有する。ブーツ56が 耐候性カバーを提供しかつPCV弁40の後端を密封するためにソレノイドハウ ジング52上に嵌合する。 環状スリーブ58はソレノイドハウジング52内に嵌合するフランジ付き前方 端60を有する。案内部材62はソレノイドプラグ64用の当接面を設けるため に環状スリーブ58のフランジ付き前方端60内に嵌合する。当接面66の外部 は前方フランジ70および後方フランジ72を有する中空のかつ閉止端付きボビ ン68の内部に嵌合する。後方フランジ72はボビン68の閉止後方端から離し て裏打ちされる。ワツシヤ74は、ブーツ56のように、ボビン68の後方に上 に嵌合する。ボビン68の中空コア内に磁界を設け、それによりソレノイドプラ グ64を動かすように押圧するために、ワイヤが通常の方法においてボビン68 のまわりに巻回される。 吸気マニホールド内に存在するエンジン真空はクランクケースブローバイガス をクランクケースから、PCV弁吸気開口44を通ってPCV弁40へ、排気開 口46によつてPCV弁40からかつ吸気マニホールドへ引き出させる。しかし ながら、PCV弁40を通るクランクケースガスの流れはエンジンがアイドリン グ中(マニホールド真空が非常に高いかも知れないとしても)であるときより低 い通気度合いを提供しかつエンジンが負荷されるかまたはエンジンが高速で走行 しているときよと り高い通気度合いを提供するために弁の内部機構により調整される。 より詳しくは、PCV弁40を通るクランクケースガスの流れは第1円板80 および第2円板82によつて調整される。第1円板80は、該円板の外周に沿っ て周部通気孔を有する、星形の円形外観を有することができる。第1円板80の かかる形状はより大きい、6および8シリンダエンジン用に企図される。より小 さい4−シリンダエンジンに関して、第1円板80は周部通気孔を有する円形形 状であってもよい。 第2円板82は第1円板80より小さい直径からなる。第1円板80は吸気開 口44の直径に等しい直径を有する隆起円形座84を有することができ、このよ うにすると第1円板80が開口44に対して保持されるとき、隆起座84の内部 の円板のその部分のみが露出される。第1円板80の周部通気孔は円板の隆起座 84が開口44から離座されるとき第1円板80の外周のまわりにガスを流動さ せる。第1円板80はまた隆起座の周囲の内方領域内部に沿って置かれる中央通 気孔88を有する。ガスは円板80が開口44に着座されるときも同様にこれら の中央通気孔88を通って流れることができる。第2円板82は第1円板に対し て押圧されるとき中央通気孔88を遮るような直径からなるが、周辺通気孔86 を遮らないように第1円板の直径より十分に小さい。 第1および第2円板80および82は案内ロツド90によつて支持されかつ通 常第1圧縮ばね92および第2圧縮ばね94により吸気開口44に対して偏倚さ れる。ばね92は案内ロツド90上で円板82とスナツプリング96との間で圧 縮されかつばね94は案内部材62とスナツプリング96との間で圧縮される。 かくして、両ロツド90および円板82は開口44を閉止するように該開口に向 かって偏倚される。円板80および82は第1ばね92の力が円板を案内ロツド 90から係合解除させないように第1スナツプリング98によつて案内ロツド9 0上に保持される。円板80はロツド90の適宜な肩部によりロツドの所定位置 に固定保持され、円板82は一体のハブを有しかつロツド90上を摺動自在であ る。案内ロツド90は案内部材62の孔内に摺動可能に配置さ れかつハウジング52内に配置されたソレノイドボビン68内でソレノイドプラ グ64に接続または関連付けられる。ソレノイド100が消勢されるとき、ソレ ノイドプラグ64は円板80および82を横切る圧力差により開口44に向かっ てかつそれから離れて自由に動き得る。ソレノイド100が付勢されるとき、ソ レノイドプラグ64は上記した圧力差に関わることなく円板80を開口44に着 座されたままにするためにソレノイドのコイルにより発生された電磁力により開 口44に向かって押圧される。円板82は、しかしながら、ばね92の力を克服 するのに十分な円板82を横切る圧力差があるならば、さらに開口44から離れ て自由に動く。ソレノイドコイルはコネクタワイヤによつて電気作動信号に電気 的に接続される。 現在の好適な実施例において、ソレノイドはエンジンスロツトル位置に基礎を 置いて選択的に作動される。第6図に示されるように、PCV弁40およびスロ ツトル制御装置110は開放制御ループの1部分である。スロツトル位置が低い とき、これは一般にエンジンがアイドリング中または比較的低い速度で走行して いる位置に対応する。同様に、スロツトルはエンジンが加速されているときまた はエンジンがより高い、一定の速度割合で走行しているときより高い位置にある 。したがつて、この実施例のために、スロツトル位置はエンジンがアイドリング 中であるかまたは加速または一定の高速で走行しているかどうかを判断するため の便利な手段を提供する。しかしながら、理解され得ることは、エンジン速度お よび負荷を判断するための他の手段が利用され得るということである。例えば、 信号が、スロツトル位置がエンジンコンピユータにしばしば使用される制御パラ メータであるので、点火および火花進角を制御するのに通常使用されるエンジン コンピユータからアクセスされ得る。同様に、リミツトスイツチまたはポテンシ ヨメータのごとき、機械的な位置センサが利用され得る。したがつて、理解され 得ることは、ソレノイドを選択的に活動させるのに使用される特定の信号は作動 信号が高い一定の速度状態からアイドル状態をともかくも識別しなければならな い単なる事実であるので作られないということである。 スロツトル位置の判断が多数の方法で達成され得る一方、スロツトル位置へソ レノイドPCVの作動を良好に繋ぐために、磁石スイツチがスロツトル110に 直接取着されるように使用されることが認められる。かかるスイツチはコリンズ 型PCV弁に有用に適用されたように以前には開示されていなかつた。ほとんど のスロツトルがエンジンのキヤブレータおよび/または燃料噴射装置の1部分で あるので、かつ通常ガスペダルとエンジンスロツトル制御装置との間の機械的な 接続があるので、磁石スイツチ112が1つの設定位置に負荷されかつ磁石11 4が該磁石114が磁石スイツチ112のまわりでその磁界を動かすことができ るようにリンク116に結合され得る。磁界を受けるとき磁石スイツチ112は 磁界の強さに応じて開閉する。磁石114が磁界を動かすので、それは、適宜に 、PCV弁40に係合および係合解除する。磁石スイツチ112の調整は該磁石 スイツチを磁石に対して物理的に動かすことによりかつその逆にすることにより 達成される。 同様に、磁石114は所定位置に置かれることができかつ磁石スイツチ112 がスロツトルリンクの運動によつて動かされ得る。磁石強さおよびそれに対する 磁石スイツチの感度、ならびに磁石スイツチを作動および非作動にするために必 要とされる物理的な間隔の好都合な選択はコリンズ型PCV弁の適切作動を好都 合に行う磁石スイツチが使用される特殊な環境に応じてなされ得る。幾つかの調 整が装置に必要とされるかも知れないが、これはどのような困難をも設けるよう には企図されない。 本発明のベンチレーシヨン装置はPCV弁が回収フイルタ に追随する場合に最良になされるように企図される。これは他の方法でPCV弁 を損傷するかも知れない回収フイルタにより他の方法で回収可能な材料からのP CV弁の保護を許容する。第2に、それはPCV弁が回収フイルタ用の予備フイ ルタとして作用するのを防止しそして回収フイルタによつて他の方法で集められ るかも知れない材料はそれがより有効なPCV弁作動と干渉する場合にPCV弁 上に集まらない。最後に、回収フイ ルタはクランクケースに重力によつて排出するので、集められた流体はそれが適 切なPCV弁作動と干渉するときPCVを通って流れない。 PCV弁が閉止されるとき、ベンチレーシヨン装置を通るガス流は吸気真空ま たはブローバイ圧力が第1圧縮ばねを圧縮するとき第2円板を通過するガス流を 除外しない。エンジンスロツトルが正しく位置決めされるとき、PCVのソレノ イドは活動しかつ回収フイルタ出口から出るガスによる圧力により第1円板を引 っ込めさせ、同様により多くのブローバイガスをフイルタ室ねPCV弁を通って 、かつ吸気マニホールド上に通させる。 この装置に記載されたPCV弁および回収フイルタは別個に使用され得るけれ ども、本発明において企図されることは、より大きな利点が車両走行マイル、エ ンジン作動に提供され、かつ2つが直列に結合されるとき、放出が減少されると いうことである。そのうえ、他の型のPCV弁が本発明の回収フイルタと関連し て好都合に使用され得るという状況もあるかも知れない。 現行の内燃機関に適用されるとき、本書で記載されたベンチレーシヨン装置は 良好なエンジン作動およびより低い放出を供給する。ガソリン動力エンジンでの 予備試験は回収フイルタが25%まで窒素酸化物(NOx)を減少することを示 した。PCV弁と結合されるとき、本発明のベンチレーシヨン装置は40%まで 炭化水素および一酸化炭素を減少し、30%までガス走行マイルを増加し、そし 100%までエンジン寿命を延長する。エンジンに使用されるスパークプラグの 有効寿命が増加され、それによりチューンアツプの必要性を減少する。オイル汚 れおよびスラツジ形成がまた減少され、オイル交換に必要とされる時間を延長す る。一般に、本発明のベンチレーシヨン装置は自動車のメカニツクおよび未経験 の自動車の持ち主でもおよそ30分またはそれ以下で取り付けられることができ る。 本発明はまたジーゼルエンジンにも適用できる。アメリカ合衆国において、ジ ーゼル動力トラツクおよびバスは全登録車両の10%である一 方、それらはかかる登録車両により発生される汚染の40%となる。ジーゼル動 力車両はマイル当たりおよそ16〜21グラムの窒素酸化物を発生する一方ガソ リン動力車両はマイル当たり1グラム以下の窒素酸化物を発生する。ジーゼルエ ンジンに搭載された本発明の予備試験はかかるジーゼルエンジン放出が40%ま で減少され、25%までガス走行マイルを増加しそして100%までエンジン寿 命を延長することを可能にする。ガソリン動力エンジン(上記)によるように、 本発明のベンチレーシヨン装置はオイルスラツジおよび汚れを少なくすることに よりオイル交換の時間を延長する。 ジーゼルエンジンに関して、装置をメカニツクに取り付けさせるのが最良であ りかつかかる取り付けはおよそ30分で行われ得る。ジーゼルエンジンはガソリ ンエンジンより少ない真空を引き寄せるので、ジーゼルエンジンへの本発明の実 行は一般に真空ポンプへの接続を必要とする。ガソリンエンジンは吸気マニホー ルドから十分な真空を供給する一方、ジーゼルエンジンは吸気真空のかわりに真 空ポンプを用いねばならない。 〔産業上の適用可能性〕 本発明はほとんどの内燃機関に関連して工業的に適用され得る。本発明はより 大きいエンジン効率を提供しかつエンジン放出を減少する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,ME,SD,SZ),AM, AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE ,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK, LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,M X,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ, VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.内燃機関からの排気ガスを受容するために該機関に接続されたブローバイ ガス還元装置用弁(PCVバルブ)と、前記弁に一体化した回収フィルタとから 構成され、 前記回収フィルタが、該機関のクランクケースと吸気マニホールドとの間に合 体接続されており、それらの間を流れるガス流中に含まれる炭化水素を回収しか つ有毒ガス成分を低減することを特徴とする内燃機関のクランクケースからブロ ーバイガスを回収するための内燃機関用ベンチレーション装置。 2.前記回収フィルタがブローバイガスの一部を補集しかつ反応せしめる大き な表面を有する媒体で満たされた主室を備えていることを特徴とする請求の範囲 第1項に記載のベンチレーション装置。 3.前記媒体が、銅であることを特徴とする請求の範囲第2項に記載のベンチ レーション装置。 4.前記媒体が、銅繊維体であることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の ベンチレーション装置。 5.前記媒体が油中に浸漬されていることを特徴とする請求の範囲第2項に記 載のベンチレーション装置。 6.前記主室が、膨張室により先導されていることを特徴とする請求の範囲第 2項に記載のベンチレーション装置。 7.前記主室が、圧縮室を後方に従えていることを特徴とする請求の範囲第2 項に記載のベンチレーション装置。 8.前記回収フィルタが、内燃機関のバルブカバーと吸気マニホールドとの間 に合体接続されており、該カバーと吸気マニルドとの間のガス流を該回収フィル タを経由させることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のベンチレーション装 置。 9.前記回収フィルタが、補集されたブローバイガスの液体部分をクランクケ ース内に還流するような角度に傾斜されていることを特徴とする請求の範囲第1 項に記載のベンチレーション装置。 10.前記ブローバイガス還元装置用弁(PCVバルブ)が、内燃機関のスロ ットル開度並びにクランクケースと吸気マニホールドとの間の圧力差に応動する 2段階チェックバルブを備え、 前記チェックバルブが、前記機関のスロットル開度が圧力差とは係わりなく相 対的に狭い時には、前記ブローバイガス還元装置用弁を通るガス流を制限するよ うにし、また、前記機関のスロットル開度が、クランクケースと吸気マニホール ドマニフォールドとの間の前記圧力差に基づいた大きなガスの流れを生ずるよう な相対的に広い時には、前記ブローバイガス還元装置用弁を通るガス流を増加す るように調節可能であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のベンチレー ション装置。 11.電磁作動スイッチが、前記機関のスロットル制御装置と前記ブローバイ ガス還元装置用弁との接続されておりかつ前記スロットルの開度を決定している ことを特徴とする請求の範囲第10項に記載のベンチレーション装置。 12.内燃機関のクランクケースからブローバイガスを回収するためのブロー バイガス還元装置用弁(PCVバルブ)を備えた内燃機関用ベンチレーション装 置であって、 内燃機関のクランクケースと吸気マニホールドとの間にガスを流通させるため に合体接続される主室を備えた回収フィルタを有し、前記主室が、ブローバイガ スの一部を補集しかつ反応せしめる大きな表面を有する油に浸漬された銅繊維体 で満たされていると共に膨張室により先導されかつ圧縮室を後方に従えており、 さらに前記回収フィルタにより補集されたブローバイガスの液体部分がクランク ケース内に還流するような角度で傾斜されており、 ブローバイガス還元装置用弁が、前記回収フィルタを通過するガスを前記ブロ ーバイガス還元装置用弁に流れるように、該フィルタに直列に接続されていると 同時に内燃機関のスロットル開度並びにクランクケースと吸気マニホールドとの 間の圧力差に応動する2段階チェックバルブを備え、前記チェックバルブが、前 記機関のスロットル開度が圧力差とは 係わりなく相対的に狭い時には、前記ブローバイガス還元装置用弁を通るガス流 を制限するようにし、また、前記機関のスロットル開度が、クランクケースと吸 気マニホールドマニフォールドとの間の前記圧力差に基づいた大きなガスの流れ を生ずるような相対的に広い時には、前記ブローバイガス還元装置用弁を通るガ ス流を増加するように調節可能であり、 さらに、電磁作動スイッチが、前記機関のスロットル制御装置と前記ブローバ イガス還元装置用弁とに接続されておりかつ前記スロットルの開度を決定してい ることを特徴とするベンチレーション装置。 13.前記主室が、内燃機関のバルブカバーと吸気マニホールドとの間に合体 接続されており、かつ該カバーと吸気マニホールドとの間のガス流を前記回収フ ィルタを経由するように成したことを特徴とする請求の範囲第13項に記載のベ ンチレーション装置。 14.内燃機関のクランクケースと吸気マニホールドマニフォールドとの間に 合体接続されてこらの間を流通するガスを分離および回収するためのブローバイ ガス分離および回収装置であって、 該装置が、ブローバイガスの一部を補集しかつ反応せしめる大きな表面を有す る媒体で満たされた主室を備えていることを特徴とするブローバイガス分離およ び回収装置。 15.前記媒体が銅であることを特徴とする請求の範囲第14項に記載のブロ ーバイガス分離および回収装置。 16.前記媒体が銅繊維体であることを特徴とする請求の範囲第15項に記載 のブローバイガス分離および回収装置。 17.前記媒体が油中に浸漬されていることを特徴とする請求の範囲第14項 に記載のブローバイガス分離および回収装置。 18.前記主室が、膨張室により先導されていることを特徴とする請求の範囲 第14項に記載のブローバイガス分離および回収装置。 19.前記主室が、圧縮室を後方に従えていることを特徴とする請求の範囲第 14項に記載のブローバイガス分離および回収装置。 20.前記主室が、内燃機関のバルブカバーと吸気マニホールドとの間に該主 室を通過するガスを流通させるためにこれらカバーと吸気マニホールドとの間に 合体接続されていることを特徴とする請求の範囲第14項に記載のブローバイガ ス分離および回収装置。 21.前記主室が、補集されたブローバイガスの液体部分をクランクケース内 に還流するような角度に傾斜されていることを特徴とする請求の範囲第14項に 記載のブローバイガス分離および回収装置。 22.内燃機関のクランクケースと吸気マニホールドマニフォールドとの間に 合体接続されてこらの間を流通するガスを分離および回収するためのブローバイ ガス分離および回収装置であって、 該装置が、内燃機関のクランクケースと吸気マニホールドとの間に合体接続さ れた主室を備えかつ該主室を介してこれらの間にガスが流通可能となっており、 前記主室が満たされかつブローバイガスの一部を補集しかつ反応せしめる大き な表面を有する油中浸漬金属繊維体と、 前記主室に接続されかつ該室を先導する膨張室と、 前記主室に接続されかつ該室の後方に従えている圧縮室とから構成され、 前記主室が、補集したブローバイガスの液体部分をクランクケース内に還流す るような角度に傾斜されていることを特徴とするブローバイガス分離および回収 装置。 23.前記主室が、内燃機関のバルブカバーと吸気マニホールドとの間に該主 室を通過するガスを流通させるためにこれらの間に合体接続されていることを特 徴とする請求の範囲第22項に記載のブローバイガス分離および回収装置。
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