JPH10509807A - 3次元物体の再生方法、並びにその装置、及び再生物 - Google Patents

3次元物体の再生方法、並びにその装置、及び再生物

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JPH10509807A JP8509965A JP50996596A JPH10509807A JP H10509807 A JPH10509807 A JP H10509807A JP 8509965 A JP8509965 A JP 8509965A JP 50996596 A JP50996596 A JP 50996596A JP H10509807 A JPH10509807 A JP H10509807A
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Abstract

(57)【要約】 再生される表面に対して垂直に、再生される物体の外側特性線に続く集中した連続物に応じて再生される物体の外表面の外観を部分的に複数記録し、再生される物体の前記外側特性線に隣接するもう一つの外側特性線に続く集中した連続物に応じて再生される物体の外表面の外観を部分的に複数記録し、この工程を再生される物体の全表面が記録されるまで繰り返し、すべての部分的記録物を一つずつ隣接するように、また連続物毎に、紙、フィルム等の平坦な物質上に置き、または、型体に光を投影することを特徴とする3次元物体の再生方法。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 3次元物体の再生方法、並びにその装置、及び再生物 本発明の解決すべき課題は、外表面を展開するこのとできない3次元物体の再 生に関する。 一つの面、すなわち平面に表現することができない場合に、その表面を「展開 できない」表面と考える。これには、球面や、ねじれ面や、複雑な面のすべてが 該当する。 他方、展開することのできる面とは、平面に印刷し、立体を形成することがで きる面である。この例としては、円筒、円錐、ピラミッド形、さらに一般的には 、直線によって形成された面を有する立体が該当する。 展開することのできない表面を有する3次元物体を印刷物に再生する方法は、 例えば、地球儀を制作する方法としてすでに知られている。 このためには、物体の外表面をコピーし、人工の非作図領域を創造し、そして 、図を平面、すなわち紙等に印刷して外表面の再生物を作成する。そして、前記 人工非作図領域を取り除くためにその印刷紙を切断し、残りの紙によって型体を 覆い、切断端部を張り合わせることにより当初の空間が取り除れる。 しかし、この伝統的な工程には、最終的な画像の精度をあまり高くしなかった ならば、我々にとっては改良することのできない欠点が存在する。 大きな欠点の一つとして、例えば、必要な再生物が写真ではなく図面で構成さ れるため、再生物の質が、機械的な制限ではなく、人間個人の能力や熟練度によ って決まることである。 他方、現在においては、通常使用されるグラフィック再生手段によって、非常 に精密な画像を得る方法が知られている。 今日、通信手段において、例外なく、展開することのできない表面を有し、し ばしば複雑な形状を有する物体の斜視的な再生物を循環させる必要性がかなり増 加している。 特に、斜視的に再生するための技術としてホログラムがあるが、ホログラムを その物体そのものから記録することは必ずしも可能ではなく、物体の3次元的な 再生を通して行う必要があり、この再生物からホログラムが記録される。 3次元再生物に関して欠点を許容することができる場合もあるが、ホログラム の記録の場合、さらに一般的には、芸術作品や珍品を再生したい場合のように、 高品質が求められる場合にはこれは不可能であって、再生物にいかなる欠陥があ ってもならない。 さらに、一方で、単純で幾何学的な形状を有する物体を再生する方法が知られ ていても、他方で、反復可能な工業的な手段で、彫刻や、3次元的な芸術作品等 の複雑な形状を有する物体を再生する方法は知られていない。 この点に関して、例として、それらの一部が等倍で、もちろん3次元的に再生 された、フランス国のラスコー洞窟や、ギリシャ国(サントリン島)のアクロテ ィリに存在するフレスコ画を挙げることができるが、これを実現するには、個人 に頼る仕事がかなり必要であり、特別な手本を再構築しなければならない。 最初になされるのは、表面の写真製図(写真測量)及びそれらの解析であって 、これによって前記フレスコ画の斜視を彫刻することができ、それらを高精度で 3次元的に再生することができる。 そして、科学的手法によって、細心の注意が払われて、再生物の大判カラー写 真が撮られる。最初に、一方で図像(再生すべき物体の表面形状)、第2に3次 元特性(再生すべき物体の3次元形状)が記憶される。 次に、それらの写真は感応紙(紙製の基部と写真用感光乳剤)に印刷され、そ して、本来の工程によって、その感光乳剤が紙の裏引き層から分離される。 像を担持する写真用乳剤(または写真用ゼラチン)は、1000分の1ミリの 厚さであって、自然な弾性を有しているため、斜視的表面に移動した後は、その 全体が本来の作品に非常に忠実で実際の物に近い再生物を構成する。 この方法では各工程において、写真製図、測色法、大判フォトグラフィーによ って作品を記憶する必要がある、そして、すべての工程において、詳細な調査及 び開発のための努力がなされている。さらに、世界的に特殊な工程やノウハウが 含まれている。 明らかにホログラムによる手段によっては、そのような工程は全く斜視的で大 規模な再生物を得るという目的には見合わないものであることを理解しなければ ならない。 実際に、過去にこの工程によって得られた3次元再生に投資した金額は大きす ぎた。 これに反して、本発明は、現実に行う手段をかなり少なくすることにより、3 次元物体の直接の分布図、またはホログラム像を記録することによって得られる 3次元再生が可能となり、大量生産が実現する。 この目的のため、本発明は、再生される物体と同じ形状を有し、該再生される 物体の外観を与えるため少なくとも部分的に覆われる3次元の型体を使用して3 次元物体を再生することを目的とし、再生される表面に対して垂直に、再生され る物体の外側特性線に続く集中した連続物に応じて再生される物体の外表面の外 観を部分的に複数記録し、再生される物体の前記外側特性線に隣接するもう一つ の外側特性線に続く集中した連続物に応じて再生される物体の外表面の外観を部 分的に複数記録し、この工程を再生される物体の全表面が記録されるまで繰り返 し、すべての部分的記録物を一つずつ隣接するように、また連続物毎に、紙、フ ィルム等の平坦な物質上に置き、または、型体に光を投影することを特徴とする 。 本発明にかかる方法の他の特徴としては、紙等の平面物質に前記部分のすべて が再生され、前記各部分を対応する特性線の平面投影に応じて平面に形成し、前 記各物質から、再生されるべき領域に対応する短冊の形で前記各部分を切断し、 前記基体上に該切断物を一つずつ隣接するように固定することが挙げられる。 また、前記各部分のすべてが基体への光の投影によって再生され、該基体が中 空で、透明の壁面によって構成され、前記投影が該基体の内部からなされ、観察 者が該基体の外側に位置することも本発明の特徴の一つである。 さらに、前記再生される物体の外表面の外観の各部分がビデオ撮影によって記 録され、各グラフィック再生部分がテジタル情報に変換され、前記各連続体が紙 等の平面状物質上に既知の手段によって再生されることも本発明の特徴である。 また、前記再生される物体の全長にわたって前記連続体の前記各部分を連続し て撮影し、個々に番号が付されて離れた部分のいくつかを、考えられている前記 領域における前記再生される物体の形状に応じて抽出することも本発明の特徴の 一つである。 さらに、前記再生される物体が、球等の規則的な立体形状を有し、大円または 経線に続く集中した連続物に応じて再生される物体の外表面の外観を部分的に複 数記録し、前記大円または経線に隣接するもう一つの大円または経線に続く集中 した連続物に応じてさらに再生される物体の外表面の外観を部分的に複数記録し 、この工程を再生される物体の全表面が記録されるまで繰り返し、前記部分的記 録物を一つずつ隣接するように、前記対応する大円または経線の平面的投影に応 じて、紙等の平面状物質または、光の投影によって、型体のいずれかに再生する ことも本発明の特徴の一つである。 また、前記再生される物体が球状の形状を有し、紙等の平面状物質上に前記部 分的記録物の全体を再生し、円錐状の外形の短冊状に前記平面状物質を切断し、 その直線状縦軸は大円または経線の直角投影に対応し、その縁部は、前記円錐の 軸線に対して互いに対称的に位置する二つの大円または経線の曲線部であって、 球状基体に前記切断された短冊を縁と縁を合わせるように固定することも本発明 の特徴の一つである。 本発明は、また、3次元物体として再生される物体の外表面の外観を示す複数 の部分を記録する装置を提供することを目的とし、該装置は、少なくとも支持部 と、物体の外観の記録装置と、該記録装置と前記再生される物体との相対運動を させるための手段で構成されることを特徴とする。 また、本発明にかかる上記装置の他の特徴としては、前記支持部は前記再生さ れる物体を支持するために設けられ、該支持部が、その最上部に前記再生物体が 回動可能に装着される回動部を有する立設部を備えた基部と、一方は前記基部に 、もう一方を少なくとも前記回動部に一方に連結された駆動装置で構成され、前 記再生物体が固定位置に維持される前記記録装置に対して垂直な2軸に沿って移 動可能であることが挙げられる。 さらに、本発明の特徴としては、前記支持部が前記記録装置を支持するために 設けられるとともに、該支持部は前記ほぼ固定された再生物体に対して移動可能 であって、前記記録装置を少なくとも前記再生物体に対して2次元方向に移動可 能であることが挙げられる。 また、前記支持部が、飛行装置、飛行機、ヘリコプター、人工衛星等の車両で あることも本発明の特徴の一つである。 さらに、本発明は、3次元物体として再生される物体の外表面の外観を示す複 数の部分を再構築する装置を提供することをも目的とし、該装置は、基体と、少 なくとも一つの、該基体上に光の像を投影する装置で構成されることを特徴とす る。 この再構築装置に一つの特徴として、前記基体が、像を投影する装置を設ける 内側空間と、観察者にとって利便性を有する装置を備えた外側空間を仕切る半透 明壁面によって形成されることが挙げられる。 図面を参照しながら以下の発明の詳細の説明に目を通すことによって、本発明 の理解がより容易になる。もちろん、発明の詳細な説明及び図面は、本発明の実 施例を示すものであって、本発明の技術範囲が実施例によって減縮されるもので はない。 図1は、再生される物体の模式図であって、本再生物体は複雑な形状を有する 。 図2は、再生される物体の模式図であって、本再生物体は単純な幾何学形状と しての球状に形成されている。 図3は、本発明の一工程としての、図2に示す物体の写真撮影の方法を示す模 式図である。 図4は、図2に示す物体の一連の写真撮りを示す模式図であって、本物体の写 真は切り取られる媒体上に再生される。 図5は、本発明の一工程としての、再生物の写真をデジタル化する方法を示す 模式図である。 図6は、すでに切り取られた写真付き短冊を示す模式図であって、本短冊はる 、球状の型体に固定される。 図7は、図2に示す物体の外観を再生し、切り取られた短冊によって部分的に 覆われた型体を示す模式図である。 図8は、図1に示す物体の一連の写真撮りを示す模式図であって、本写真は切 り取られる媒体上に再生される。 本実施例においては、再生される物体は、図1に示すように、イースタ島にお いて典型的に存在する彫刻として与えられる。 本発明は、彫像を3次元的に再生することを提案するものである。 ここで「再生」とは、単に、形状が再生されるだけでなく、外観も再生される ものであって、精度の低いコピーではなく、彫像の真の複製が得られる。 斜視的な形状の問題及び外観の問題については、分けて取り扱われる。 斜視的な形状は型体によって与えられ、この型体を構成する材料及び形状は問 わない。この型体には、真の複製にできるだけ近い形で斜視的な形状を再生でき る特性を有していることのみが要求される。 複写の際の縮尺によって、斜視的な像の詳細が多少目立つようにすることが可 能であり、本発明ではこの点について多少考慮することができる。 例えば、石像については、再生される物体を構成する粒子までは再生すること はできないけれども、割れ目等のある程度の欠陥を再生することは可能である。 外観については、再生される物体の一部を写真撮影または電子変換(特に磁気 記録)によって記録する。この物体の一部は、各領域の形状との相関関係により 、各場合に応じて選択される軸に対して整列した一連の部分である。 対象物の対応する領域の中心に垂直な軸を基準として記録がなされ、対象物が 非常に精巧に出来ているか、その反対に幾何学的に非常に単純かによって、記録 装置が多少変化する。 再生記録は、図1において、破線xによってかなり図式的に示された線に沿っ て、キャノンHi8型のカムコーダによって連続的に対象物を撮影することによ って行われる。 上記のようにして一連の撮影がなされるが、線xが対象物の天井部から底部へ 延びているか否かによって、多少撮影に要する時間が変化する。 各段階において、各x線の長さ及び対象物の精巧さに応じて、像が多くなった り、少なくなったりする、すなわち、広くとも、平坦で均一な領域は少しの像に よっても忠実に再生することができるが、狭い領域であっても、複雑で、精巧な 対象物の場合は多くの近接する像が必要となる。 これらの像は、個々にマークされ(像毎に番号が付けられる)、適切にプログ ラムされたコンピュータ、例えば「MEDIAPRO」ビデオ取得カードを有す るコンピュータに特別にディジタル化される。 一つの領域に対応して一連の像が選択され、かつディジタル化されるので、再 生される物体の外観が完全に領域毎に記録される。 各領域は、ディスプレイスクリーンからの制御によって、コンピュータによっ て再構築され、そして対応する一連の像のそれぞれが、例えば「フラッシング」 という呼び名で知られる公知の方法の一つによってフィルム上に再生される。 直接プログラムを動作させることのできるプリンタ及びコンピュータメモリー を有していればもちろん、専門家は撮影上の中継手段がなくても済む方法を知っ ているであろう。 次に、フィルム(またはタイポン(typon))から、一連の像のすべてが 通常は紙面上等に印刷される。 追加された像の高さに応じた高さを有する矩形上の短冊が得られる。これらは 、必ずしも同じ高さとはならないが、その幅は像の幅と同じである。 コンピュータによって精密な像の再構築をするにあたっては、特に、多少の注 意して精度の高い記録がなされてからは縮尺の調整に留意する必要がある。 これらの調整は、短冊の端部をわずかにシフトさせることによって行うことが できる。調整によって像全体が影響を受けるとともに、すべての像が同じ高さに なるとは限らないため、シフトさせる量が短冊の長手方向に同じになるとは限ら ない。 各短冊の上で、再生される領域について形状が平面的に描かれる。この形状は 多かれ少なかれ一定のものとすることができる。 この図は、フラッシング動作の際に得られる。 次に、各短冊がこの形状に応じて切断されるが、できるだけ完全な紙面を得る こため、余裕及び縁を残さないように注意することが必要である。 プリンタの出力の際に印刷される形状を決定することにより、紙面への印刷の 際に自動的に切断を行うことができる。これによって、印刷に引き続いて切断動 作をする必要がなくなる。 切断された各短冊は、型体のその平面上に載置、固定される。 二つの隣接する短冊を並べて載置する際には、過剰な厚さとなることを避ける ために、重複しないよう端と端を合わせるようにして細心の注意が必要なことは もちろんである。 特に、再構築される物体のホログラムを作成する場合には、白黒で再生すれば 十分である。 色彩を加えて再生する場合には、高解像度のデジタルディスクに固定し、記録 が行われるその場所において直接デジタル化することが好ましい。 上記記述は、基本的に、図1を参照しながら行ったものであって、すなわち、 複雑な形状を有する物体を対象として行ったものであるが、球などの単純な幾何 学的形状を有する物体に対しても本発明を適用することができることはもちろん である。 図2は、再生されるべき物体を形成する地球儀を示す。 再生されるべきこの形状は球であって、3次元的な型体もまたもちろん球であ る。 再生されるべきその外表面を展開することはできないが、球は単純な立体であ って、回転し、その特性線はすべて同一ものである。それらは大円、または経線 であって、極を通過し、それらのいくつかは破線yで示される。 二つの半大円、すなわち経線、北極、南極によって、それらの間に、軸zが円 半大円である錐形状の領域が形成され、北極、南極は、再生されるべき領域を決 定する前記二つのものから等距離の位置にある。 再生されるべき表面を記録するため、次に図3を参照する。 地球が、水平に置かれた地球の南北軸を中心とし、基部5に固定される二つの 垂直部3、4の上部に位置する二つの水平ピボット1、2によって固定される。 地球が、隣接する円錐の二つの大円を分離する円弧に対応する角度に応じて回 転することができるように、ピボット1は、好適には「インチング」型のモータ 6に、撮影可能に結合される。 各円錐の軸方向の大円zに応じて、連続する軸方向の二つの部分を分離する中 心距離に対応する角度に応じて、地球が北から南に、あるいはこの反対方向に、 またはこの両方が可能なように回転できるように、基部5が、好適には「インチ ング」型のモータ7に結合される。 撮影装置8は、剛性を有する支持フレーム9上に載置されるが、その撮影軸線 βが地球の赤道に対してちょうど直角になる位置に位置決めされる。 従って、モータ7を適切に制御することによって、大円に対して直角に投影さ れているために直線と考えることのできる軸方向の経線zを構成する特性線に応 じて、中心領域のすべてが撮影軸線βに対して垂直になるようにすることができ る。 北極から南極まで一掃することにより、ピボット1、2は二つの極端な状態を 示すことになる。これについては、立設部3,4についても同様である(図4参 照)。 撮影装置8を、ビデオカメラ(すなわち、「カムコーダ」)等の撮影装置とす ることが有利である。そのようにすることで、軸線方向の大円zを中心とする北 から南の領域を連続的に撮影することができる。 上記一連の撮影を完全に連続的なものとすることにより、一定の数(本実施例 においては12)の特徴的な図が選択され、上述のように、この数は、再生され る地球の図の複雑さに応じて設定される。アルプスやヒマラヤの景色に対して、 記載するもののない太平洋の大海面についてはあまり注意を払う必要はない。 結論として、一連の同じ連続体から選択される図は、常に等距離である必要は なく、図4に描かれているように、連続する二つの図の間に存在する、参照番号 12の間の部分、これらについては101乃至112の参照番号が付されている が、これらのいくつかは他の部分よりも高くなり、本来的に二つの同一の隣接す る図を部分的に回復している。 北から南への領域の様子を記録した後、モータ6が動作して隣接する円錐の軸 方向の大円zが撮影軸線βの前に来る。そして、対応する北から南の領域が記録 され、地球の全体表面が記録されるまで上記手順が繰り返し行われる。 選択された図は、調整を確実に行うため個々に番号が付けられ(本実施例では 101から112まで)、それらの図103,104及び105が図5に示され 、これらはデジタル化され、コンピュータスクリーン上に表示され、必要であれ ば再調整される。図4において、線12によって明確に認識されるように、右と 左において角度的に若干の変位が存在するため、再調整の必要性を認識できる。 また、これは、本発明の撮影工程における小さな不規則性が調整できることを示 している。 上述のように、地球の表面全体を、一連のデジタル化され、調整された形とし て得ることが可能である。 個々の短冊には、例えば、アルファベット文字、またはアルファベットと数字 の組み合わせによる印が付けられる。このため、撮影されると、一つまたは二つ のラベル13に対応する印が付される。図5及び図6の場合には、「K」が付さ れている。 ラベル13は極の付近に付され、各短冊において、極端な図となっている場所 の印刷が意図されている場所に現れる(図4参照)。 「フラッシング」として知られている動作によって、情報がフィルム上に白黒 再生として移管され、必要であればカラー再生がなされる。 そして、図4に示すように、像を紙などの物質上に印刷するためにフィルムが 使用される。 印刷された各短冊は、図6に示すように、大円yに沿って切り取られ、すべて の短冊を完全に集合させることにより地球全体の表面が形成される。 各短冊は、球状の型体15に張り付けられる。隣接する短冊の端部が正確に合 わせながら張り付けられる。図7は、その一部が覆われた型体15を示す。 既に詳細に説明したように、再生される物体とは異なる縮尺で物体を再生する ことができる。 本発明では、特に、作図によってその外形を記録するのではなく、実際の写真 製図、すなわち電子画像によって、歴史的な地球の再生をすることができる。 このようにして、この手段は繰り返し使用することができるため、再生される べき物体に忠実な大量の複写物を制作することができ、そのような再生こそが本 発明の目的とするところである。 しかし、上述のように、非常に珍しい作品が含まれていたり、非常に再生しに くいものが含まれている場合には、一回の再生をするためにホログラムを使用し た記録を行うことも可能である。 これらのホログラムについても、また本発明の目的とするとこでもある。 ここでまた、与えられた注意を守りながら、白黒撮影またはカラー撮影を行う ことができる。 工程の種類に応じて、基本となる物体から型体を切断された個々の部分によっ て覆うのではなく、光の像を投影することによって覆うことも可能である。 「覆う」という用語は、一方で、型体の表面全体が覆われるという意味に解釈 しないこともあり得る。といのは、型体の一部が覆われないで残ることもあり得 るからである。 特に、型体が一つ以上の媒体を受ける場合や、隔壁等の表面の前方に適用され る場合に、上記のことが発生する。これらの場合には、型体の一部が姿を現さな いで残っているからである。 光の像の投影の際には、単純なプロジェクタまたは複雑なプロジェクタを使用 することができる。存在する多くのプロジェクタにおいては、一連の撮影をしな ければならず、またはこれとは反対に、広角焦点を有する一つのプロジェクタに よってなされる。 特に、地球を含む惑星や他の天体の再生をすることも可能である。 このためには、完全な球面または一部が球面で、一つ以上の部分からなる壁を 有する半透明の型体が使用され、この壁の内面上に像が投影される。 型体の壁もまた、特に、通路、サウンドマーク、椅子等の、観察者によって便 利な設備を配備することによって都合良く使用することができ、観察者のために 装備された外側空間をも限定することができる。 このように、地球を、実際の大きさに比較して、非常に小さく縮小した形で、 しかし、人間と比較してかなり大きく拡大した形で、すなわち直径数メータの球 (または球の一部として)再生することが可能である。 特に、非常に実物に近い再生を得るために、衛星から撮影し、観察者が宇宙空 間にいるような独特の印象を与えるようにすることも可能である。 そしてまた、写真撮影したものから、上述の方法によって制作された再生物の ホログラム記録を再構築することができる。 対象物が地球の場合には、撮影装置そのものが本質的に、宇宙船、衛星等の「 支持」移動体であることは明らかである。 しかし、地球全体(またはその大部分)を再生することはできないが、ヒマラ ヤ山脈、町、さらにより限定した地域等の地球の表面の適当な部分を再生するこ とは可能である。 この場合、地球、すなわち大地が固定されていると考え、撮影するための装置 は移動体、すなわち、車両を構成する支持体に関するものであって、航空機、ヘ リコプターその他の飛行機が該当する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サローン,クリスティアン フランス国ミュードン、エフ・92190、リ ュー・ジァン・ブリュネ 13番 (72)発明者 ゴーシェ,パスカル フランス国ミュードン、エフ・92190、リ ュー・デュモン・デュルヴィル 10番 (72)発明者 セヴレ,ドミニク フランス国サン・ジェルマン・アン・レ イ、エフ・78100、リュー・フラン・シュ ベール 3番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.再生される物体と同じ形状を有し、該再生される物体の外観を与えるため少 なくとも部分的に覆われる3次元の型体を使用して3次元物体を再生する方法に おいて、再生される表面に対して垂直に、再生される物体の外側特性線に続く集 申した連続物に応じて再生される物体の外表面の外観を部分的に複数記録し、再 生される物体の前記外側特性線に隣接するもう一つの外側特性線に続く集中した 連続物に応じて再生される物体の外表面の外観を部分的に複数記録し、この工程 を再生される物体の全表面が記録されるまで繰り返し、すべての部分的記録物を 一つずつ隣接するように、また連続物毎に、紙、フィルム等の平坦な材料上に置 き、または、型体に光を投影することを特徴とする3次元物体の再生方法。 2.紙等の平面材料に前記部分のすべてが再生される3次元物体の再生方法であ って、前記各部分を対応する特性線の平面投影に応じて平面に形成し、前記各物 質から、再生されるべき領域に対応する短冊の形で前記各部分を切断し、前記基 体上に該切断物を一つずつ隣接するように固定することを特徴とする請求項1記 載の3次元物体の再生方法。 3.前記各部分のすべてが基体への光の投影によって再生され、該基体が中空で 、透明の壁面によって構成され、前記投影が該基体の内部からなされ、観察者が 該基体の外側に位置することを特徴とする請求項1記載の3次元物体の再生方法 。 4.前記再生される物体の外表面の外観の各部分がビデオ撮影によって記録され 、各グラフィック再生部分がテジタル情報に変換され、前記各連続体が紙等の平 面状材料上に既知の手段によって再生されることを特徴とする請求項2記載の3 次元物体の再生方法。 5.前記再生される物体の全長にわたって前記連続体の前記各部分を連続して撮 影し、個々に番号が付されて離れた部分のいくつかを、考えられている前記領域 における前記再生される物体の形状の関数として抽出することを特徴とする請求 項2記載の3次元物体の再生方法。 6.前記再生される物体が、球等の規則的な立体の形状を有し、大円または経線 に続く集中した連続物に応じて再生される物体の外表面の外観を部分的に複数記 録し、前記大円または経線に隣接するもう一つの大円または経線に続く集中した 連続物に応じてさらに再生される物体の外表面の外観を部分的に複数記録し、こ の工程を再生される物体の全表面が記録されるまで繰り返し、前記部分的記録物 を一つずつ隣接するように、前記対応する大円または経線の平面的投影に応じて 、紙等の平面状材料上にまたは、光の投影によって型体上に再生することを特徴 とする請求項1記載の3次元物体の再生方法。 7.前記再生される物体が球状の形状を有し、紙等の平面状材料上に前記部分的 記録物の全体を再生し、円錐状の外形の短冊状に前記平面状材料を切断し、その 直線状縦軸は大円または経線の直角投影に対応し、その縁部は前記円錐の軸線に 対して互いに対称的に位置する二つの大円または経線の曲線部であって、球状基 体に前記切断された短冊を縁と縁を合わせるように固定することを特徴とする請 求項6記載の3次元物体の再生方法。 8.3次元物体として再生される物体の外表面の外観を示す複数の部分を記録す るための装置であって、少なくとも支持部と、物体の外観の記録装置と、該記録 装置と前記再生される物体との相対運動をさせるための手段で構成されることを 特徴とする3次元物体の再生装置。 9.前記支持部は前記再生される物体を支持するために設けられ、該支持部が、 その最上部に前記再生物体が回動可能に装着される回動部を有する立設部を備え た基部と、一方は前記基部に、もう一方を少なくとも前記回動部の一方に連結さ れた駆動装置で構成され、前記再生物体が固定位置に維持される前記記録装置に 対して垂直な2軸に沿って移動可能であることを特徴とする請求項8記載の3次 元物体の再生装置。 10.前記支持部が前記記録装置を支持するために設けられるとともに、該支持 部は前記ほぼ固定された再生物体に対して移動可能であって、前記記録装置を少 なくとも前記再生物体に対して2次元方向に移動可能とするための手段を設けた ことを特徴とする請求項8記載の3次元物体の再生装置。 11.前記支持部が、飛行装置、飛行機、ヘリコプター、人工衛星等の車両であ ることを特徴とする請求項10記載の3次元物体の再生装置。 12.3次元物体として再生される物体の外表面の外観を示す複数の部分を再構 築する装置であって、基体と、少なくとも一つの、該基体上に光の像を投影する 装置で構成されることを特徴とする3次元物体の再生装置。 13.前記基体が、像を投影する装置を設ける内側空間と、観察者にとって利便 性を有する装置を備えた外側空間を仕切る半透明壁面によって形成されることを 特徴とする請求項12記載の3次元物体の再生装置。
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