JPS6013163B2 - 模型等の走査撮影装置 - Google Patents

模型等の走査撮影装置

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JPS6013163B2
JPS6013163B2 JP52033788A JP3378877A JPS6013163B2 JP S6013163 B2 JPS6013163 B2 JP S6013163B2 JP 52033788 A JP52033788 A JP 52033788A JP 3378877 A JP3378877 A JP 3378877A JP S6013163 B2 JPS6013163 B2 JP S6013163B2
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rotation
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幸雄 冨田
雄太郎 西尾
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Hitachi Zosen Corp
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Hitachi Zosen Corp
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B15/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、模型等奥行きを有する立体物の被写体を、
レンズおよびスリットを一体にした光学系を通して走査
しつつ感光フィルムに投影し、被写体および感光フィル
ムを相対的に反対方向へ所定速度で平行移動しつつ、被
写体を一定の撮影倍率で、レンズの画角による影響をな
くし平面図的な写真(以下正射投影写真という)を得る
ようにした模型等の走査撮影装置に関する。
従釆、撮影画角の影響を小さくした写真画法は、被写体
を一定の区画に分割し、通常のカメラでその分割部分を
撮影し、反転されたネガまたは暁付けされた印画紙をつ
なぎ合わせ、全体を再度1枚の写真に撮影し直している
したがって、多数のネガまたは印画紙を合成する手間が
煩雑であるとともに全体を再度撮影する必要があり、さ
らに、各分割のつなぎ目の撮影画角が大きいため、2重
像になる欠点がある。また、各分割ネガより暁付ける際
、露光量に差があると、合成時に濃度むらによる不都合
を生ずる。この発明は、このような点に留意し、撮影時
の画角を極端に小さくして画角の影響をなくすると同時
に、焦点深度を深くするため、所定の撮影倍率と絞り値
にし、また、スリットを通すことにより被写体の微小区
画の像のみを投影し、かつ感光フィルムへ連続して走査
撮影し、模型等の正射投影写真を得、従来の合成作業の
手数を全くなくするようにしたものである。
まず、この発明の原理について、第1図ないし第3図に
つき順次説明する。
第1図は、焦点深度とピントずれの関係を示す光学系原
理図であり、いまレンズ、Dは絞り、Mは被写体Mの中
心面(原稿面ともいう)、F′は感光フィルムFのフィ
ルム面(ピント面とも云う)である。そして、一般に、
被写体Mの奥行きが土△aのとき、ピントのずれ△bは
、次式で表わされる。
△b=干△am2 ……{1)
ここで、mは撮影倍率であり、レンズLの中心から前記
中心面M′までの距離をa、レンズLの中心からフィル
ム面F′までの距離をbとすると、m=b/aで表わさ
れる。また、レンズの焦点深度△b′‘ま、次式で表わ
される。
△b′ニ6(m+1)FN。
……‘21ここで、8は許容のぼけで錯乱円の
直径を表わし、FNoはしンズの絞り値である。したが
って、ピントのずれ△bが焦点深度△b′の範囲内であ
る必要があるため、△aと6が規定されると、所定の撮
影倍率mにする絞り値FNoがきまる。第2図は、被写
体Mの奥行きが士△aのとき「画角に対する像の寸法を
示す光学系原理図であり、同図において、hミ△‐篭毒
害 側{31 となるようなhの範囲にある近軸光線のみを利用すると
、画角のずれ△の影響による像の寸法差△′を、実用上
問題のない程度に小さくできる。
したがって、‘31式はこの発明の光学系におけるスリ
ットの大きさを規定するものである。第3図は、被写体
Mと感光フィルムFが、レンズL、スリットSに対して
同期走査し、正射投影写真を得る態様を示す原理図であ
る。
そして、レンズLと一体に組み込んだスリットSに対し
て、被写体MとフィルムFは、相対的に反対方向へ同期
走査しつつ、感光フィルムF上に被写体Mの正射投影像
を得るものである。第3図中のAおよびBは、同期走査
における被写体Mおよび感光フィルムFの態様を示すも
ので、いまレンズLが固定されている場合「被写体Mの
右下部をレンズL‘こ対設するとともに、感光フィルム
Fの左上部をレンズLに対設し、レンズLに対し、被写
体Mおよび感光フィルムFの一点鎖線で示す位置が、そ
れぞれ対応するよう、被写体MおよびフィルムFを反対
方向に平行移動させる。すなわち、図示の場合、実線で
示すように、被写体Mを右方向に所定の速度で移動させ
るとともに、フィルムFを左右向に所定の速度で移動さ
せ、被写体Mの下部1段をフィルムFの上部1段に撮影
する。つぎに、スリットSの上下の幅に対応する長さだ
け被写体Mを下方へずらすとともに、フィルムFをスリ
ットSの上下の幅に対応する長さだけ上方へずらし、被
写体Mの2段目の撮影を行ない「以下順次これを繰返す
。つぎに、被写体MおよびフィルムFの水平方向(X方
向)の走査速度について説明する。
いま、撮影倍率mがm:芸であるとすると、被写体Mの
移動速度Vaに対するフィルムFの移動速度Vbの比は
次式で規定される。Vb
・・・・・・‘41▽;ニm以上のようにして、
1枚の感光フィルムFに奥行きのある被写体Mの正射投
影写真を得ることができる。
なお、被写体Mとしては、たとえば船舶設計の場合第4
図に示すように、機関室ぎ装企画図に基づいて機関室内
の全ての機器、配管、ぎ装品を、1/10なし、し1′
20の大きさに縮尺して製作・組立てられた模型が適用
される。
この模型を、前記のように撮影倍率による一定縮尺比で
撮影した1枚のネガから、船の実寸の1/10ないし1
/20の寸法のポジを作成し、これに寸法、記号等を記
入し、配管および同附着品の製作図および取付図用原紙
として使用することができ、各種の機器、配管の頬湊し
た機関室プラントの設計合理化が計られる。またこれは
、陸上各種プラントの設計についても同様の活用が計れ
る。つぎに、全体の構成を示した第5図について説明す
ると、被写体Mに対して暗箱Cが平行に対設され、暗箱
Cに感光フィルムFが、被写体Mに平行に内蔵される。
そして、暗箱Cの被写体M側にレンズLが支持され、被
写体Mおよび感光フィルムFがそれぞれの移動装置Eお
よびGによりレンズLの光軸に対し直角に保持されつつ
、第3図A,Bの実線で示すように、×方向およびY方
向に移動できるように支持されている。前記暗箱Cには
、レンズLと共にスリットSが設けられ、スリットSが
フィルムFに極めて接近されている。さらにレンズLの
下方にはシャッターTが設けられている。したがって、
レンズLの光軸近傍のみの光により、被写体Mの微小区
画のみが投影撮影されることになり、レンズLに対し被
写体MおよびフィルムFを、それぞれの移動装置Eおよ
びGにより相対的に反対方向へ同期走査することにより
、被写体Mをくまなく走査し、フィルムFに被写体Mの
縮小された正射投影写真を得ることができる。つぎにス
リットSの幅および形状とその移動要領について第6図
とともに説明する。
スリットSの幅は、前記{3’式の規定に準じて、被写
体M、フィルムFの走査速度およびスリットSとフィル
ムF間の隙間などにより決まるが、その形状は、菱形に
することが望ましく、これを第6図に示すように、スリ
ットSをY方向へスリットSのY方向の対角線dの半分
の量だけ移動して重ねて移動することにより、画像の中
に走査線が目立つことがなく、濃度が一定の正射投影写
真を得ることができる。
つぎに被写体Mの移動装置Eについて、第7図とともに
説明する。
移動装置8は、被写体Mを夫板1の上に設置し、X方向
およびY方向へ滑らかに移動するためのものであり、×
方向の移動は、パルスモーターPM2が駆動ネジ2を回
転し、この駆動ネジ2が夫板1に固定された送りナット
3を移動するようになっている。また、夫板1に設けら
れた4個のローラ4と8個のサイドローラ5は夫板1を
レール6上に支持しつつ、滑らかな移動をなし「 しか
も、蛇行を防ぐものである。これらのローラ4に対設さ
れた1対の凸型レール6の両端には、受板7が設けられ
、1方の受板7に前記パルスモータPM2が設置されて
いる。Y方向の移動も全く同様に、パルスモータPM4
、駆動ネジ2′、送りナット3′、ローラ4′、サイド
ローラ5′、レール6′、受板7′により円滑な移動が
なされる。また、感光フィルムFの移動装置Gについて
も、前記の移動装置Eと基本的に同様の機構を有してい
る。
つぎに移動装置EおよびGの制御方法について、第8図
、第9図、第10図とともに説明する。
正射投影写真は、多数の走査撮影の合成により得られる
ものであるが、被写体Mおよび感光フィルムFを相対的
に反対方向へ所定の速度で平行移動するとき、両者のス
タート点を完全に一致させないと、第8図a図のごとく
△×のずれを生じる。また、Y方向についても同様で、
スリットSの幅、撮影倍率m等によって規定された長さ
だけ正確にフィルムFおよび被写体Mを移動させないと
、十△Y、一△Yのずれを生じ、走査撮影の各段階で像
が歪み、正射投影写真より寸法を読み取り、設計および
製作するのに不都合となる。第8図b図のように正常な
正射投影写真を得るために、フィルムFおよび被写体M
の移動時のスタート点を一致させ、同期走査を行い、か
つ、精密送りをする一方法を第9図および第10図とと
もに説明する。まず、移動速度を含めたX方向の移動量
を設定部DAIに設定する。設定されたX方向の移動量
は、一致回路AGIを通して制御ゲート回路CGIで読
み取られ、パルス発振器MVIで発生させているパルス
を、移動量に必要な数だけ駆動回路DRIおよびDR2
に送る。駆動回路DR1,DR2へ送られたパルスは、
そこで増幅され、パレスモーターPM1,PM2を駆動
する。そしてパルスモーターPM1,PM2に連結され
た駆動ネジOSI,DS2を回転し、フィルムFおよび
被写体Mを移動させる。一方、駆動回路DR1,DR2
へ送るパルス数をカウンターCOlがカウントしてゆき
、一致回路AGIは設定値とカウントしたパルス数を監
視し、一致したときに制御ゲート回路CGIは駆動回路
DR1,DR2へ送っているパルスを停止させ、Y方向
制御ゲート回路CG2へ、×方向の移動終了信号を出す
ついで、制御ゲート回路CG2は、×方向の移動終了信
号をY方向のスタート信号として受け、設定部DA2に
設定されたY方向の移動量を読み取り、×方向移動の場
合と同じ回路によってフィルムFおよび被写体Mを移動
する。Y方向の移動終了信号は、再度X方向の制御ゲー
ト回路COlへ入り、そこで移動方向を反対に切換え、
1回目と同じ設定移動量だけX方向に移動をする。以下
順次×方向およびY方向の移動を繰返し、被写体Mをく
まなく走査し、正射投影写真を得る。なお、分周器FD
Iは、制御ゲート回路COlと駆動回路DRIの間にあ
って、撮影倍率mに応じて、被写体Mの移動量に対応す
るフィルムFの移動量を適正に変化させるものである。
この場合、撮影倍率mを縮小に限定しているため、分周
器FDIはフィルムFを駆動する駆動回路DRIの側の
みに設けている。分周器FD2についても全く同様であ
る。撮影倍率mが、青(ただしNは正の整数)のとき、
パルスモーターPM2は制御ゲ−ト回路COlからのパ
ルスをそのまま受けて回転されるが、パルスモーターP
MIは分周比潟‘こ分厭れたパルスを受け回転される。
ついで、パルスモーターFMIおよびPM2の動きをさ
らに詳細に説明する。第10図に示したように、パルス
モーターPMIは、パルスモーターPM2がNパルス分
駆動された時に、1パルス分だけ駆動されることになり
、パルスモーターPMIおよびPM2は、厳密に云えば
連続駆動ではないが、パルスモーターPMIおよびPM
2としては最高の追従パルス速度(例えば160側パル
ス/sec程度)のものを使用し、フィルムFおよび被
写体Mの駆動ネジの送りピッチを小さくすることにより
、連続して駆動する同期走査の効果を得ることができる
。つぎにこの発明の実施例について、第11図以下の図
面について説明する。
移動装置は、第11図に示すように、誘導電動機「油圧
モータ、ェアモータ等のモーター1の回転が、第1の正
逆転機構12を介して被写体用横方向の駆動ねじ13に
伝達され、駆動ねじ13に螺合された送りナット14に
、被写体積送り用受台15が固定されている。
そして駆動ねじ13の両端部にリミットスイッチ16a
,16bが設けられ、駆動ねじ13には、その先端の傘
歯車17,17を介して鉛直軸18が連結され、鉛直軸
18の下方の傘歯車19,19を介して被写体用第2の
正逆転機構2川こ連結され、さらに間欠伝動用の被写体
用カム機構21に連結される。このカム機構21は第1
2図に示すように、入力軸21aが減速機構21bを介
して小歯車21cに連結され、小歯車21cの回転が間
欠回転する大歯車21dに伝達され、連続回転する入力
軸21aの回転が、大歯車21dに固定された縦方向の
出力軸21eを間欠的に所要量だけ回転させる。この出
力軸21eの回転は、その先端の傘歯車22,22を介
して被写体用務方向の連結軸23に伝達され、連結軸2
3に設けられた傘歯車24,24を介して被写体用縦方
向の駆動ねじ25に伝達される。そして、この駆動ねじ
25に螺合された送りナット26に被写体縦送り用受台
27が固定され、この縦送り用受台27に被写体が設置
される。つぎに第11図に示す移動装置の動作について
第14図とともに説明する。送りナット14が、図示の
ように横方向の駆動ねじ13の右方に位置した状態、す
なわち第13図の始点Psに位置した状態において、モ
ータ1の回転により、正転状態にある第1の正逆転機構
12を介して駆動ねじ13が右回転すると、送りナット
14が左方に移動し、第14図に示すように、横送り用
受台15の上側に位置する縦送り用受台27上の被写体
Mが左方に移動する。
このとき、カム機構21は、第12図に示すようにづ・
歯車21cが大歯車21dにかみ合っていなく、出力軸
21eが回転しなく、縦方向の駆動ねじ25が回転しな
く、被写体Mは縦方向に移動しない。そして送りナット
14が左方のリミットスイッチ16aに当援すると、第
1の正逆転機構12が逆転状態に転換するとともに、第
2の正逆転機構20も正転状態から逆転状態に転換する
。したがって、横方向の駆動ねじ13の逆回転により横
方向の送りナット14が右方に移動するとともに、カム
機構21の入力軸21aは同一方向の回転を続け、かつ
、このとき、小歯車21cが大歯車21dに若干かみ合
う。そのため、出力軸21eが若干回転し、縦方向の駆
動ねじ25が回転し、縦送り用受台27が縦方向に移動
し、被写体Mは、第13図の矢印Pa方向に斜めに移動
する。そして、カム機構21の小歯車21cが大歯車2
1dとかみ合わなくなり、被写体Mの縦送りが完了する
と、被写体Mは矢印Pb方向に横方に移動される。つぎ
に、送りナット14が右方のリミットスイッチ6bに当
援するに、前記とは逆に、第1、第2の正逆転機構12
,20が正転状態になり、縦送りの完了後、被写体Mが
左方に移動される。
以下これを順次繰返して被写体Mが走査される。つぎに
、フィルムFの移動装置について説明する。前記鉛直軸
18の上方の傘歯車28,28を介してフィルム用横方
向の駆動ねじ13′が連結され、この駆動ねじ13′に
螺合された送りナットにフィルムFの横送り用受台15
′が固定されている。
さらに、鉛直軸18の先端の傘歯車9′,9′を介して
フィルム用第2の正逆転機構20′に連結され、さらに
前記と同様の間欠伝動用のフィルムカム機構21′に連
結される。このカム機構21′の出力軸の回転は、その
先端の傘歯車22′,22′を介してフィルム用横方向
の連続軸23′に伝達され、連結軸23′に設けられた
傘歯車24′,24′を介してフィルム用縦方向の駆動
ねじ25′に伝達され、この駆動ねじ25′に螺合され
た送りナット26′にフィルム縦送り用受台27′が固
定され、この縦送り用受台27‘にフィルムが装着され
、この移動は、被写体Mの移動と相対的に反対方向に所
定の速度で同期して行なわれる。なお、縦送りの1回の
移動量は、スリットの大きさやカム機構により決められ
、フィルムの送りは撮影倍率を考慮した傘歯車などによ
り行なわれる。
以上のように、この発明の模型等の走査撮影装置による
と、レンズと所定のスリットを一体にした光学系と、前
記光学系の一側に位置する模型等奥行きを有する立体物
の被写体と、前記光学系の他側に前記被写体に平行に位
置し前記光学系を通して前記被写体が投影される感光フ
ィルムと、前記光学系に対し前記被写体および前記感光
フィルムを相対的に反対方向にそれぞれ所定速度で平行
移動させる同期移動装置とを備えた模型等の走査撮影装
置において、モータの回転を第1の正逆転機構を介して
被写体用横方向の駆動ねじに伝達し、該駆動ねじに送り
ナットを螺合し、該送りナットが前記駆動ねじの左端、
右端に位置したときに前記第1の正逆転機構を正転から
逆転に、逆転から正転に転換し、送りナットに被写体機
送り用受台を固定し、前記駆動ねじの先端の傘歯車を介
して鉛直軸を連結し、該鉛直軸の下方の傘歯車を介して
被写体用第2の正逆転機構を連結するとともに間欠伝達
用の被写体カム機構に連結し、前記第1の正逆転機構が
逆転し始めたときに前記被写体カム機構の出力軸を若干
回転し、前記被写体カム機構の出力鞠の回転を傘歯車を
介して被写体用横方向の連結鞠に伝達するとともに議運
綾軸に設けられた傘歯車を介して被写体用縦方向の駆動
ねじに伝達し、該駆動ねじに螺合された送りナットに被
写体縦送り用受台を固定し、該縦送り用受台に被写体を
設置し、かつ、前記鉛直軸の上方の傘歯車を介してフィ
ルム用横方向の駆動ねじを連結し、該駆動ねじに螺合さ
れた送りナットにフィルム機送り用受台を固定し、前記
鉛直鞄の先端の傘歯車を介してフィルム用第2の正逆転
機構を連結するととりこ前記被写体カム機構と同様の機
構を有する間欠伝達用のフィルムカム機構に連結し、該
カム機構の出力軸の回転を傘歯車を介してフィルム用横
方向の連結軸に伝達するとともに該連結軸に設けられた
傘歯車を介してフィルム用縦方向の駆動ねじに伝達し、
該駆動ねじに螺合された送りナットにフィルム縦送り用
受台を固定し、該縦送り用受台にフィルムを装着したこ
とにより、被写体を一定の大きさに縮小した正射投影写
真を得ることができ、従釆のような分割されたネガ、印
画紙を合成する作業が不要である。
しかも被写体を一定の縮尺で撮影できるため、フィルム
上の寸法が被写体の寸法と相似になり、模型等に適用し
た場合ネガまたはネガにより拡大作成されたポジに寸法
、記号等の記入が可能になり、そのまま製作図および取
付図に利用することができる。しかも構成がきわめて簡
単である。つぎに、この発明の走査撮影装置により得ら
れた正射投影写真の実用化について第15図とともに説
明する。
走査撮影装置AIにより撮影A2して得られたネガの撮
影フィルムBIに、写真処理B2がなされ、透明または
半透明の被写可能なフィルムまたはべーパに焼付けされ
、ポジの平面写真CIが得られる。
この平面写真CIを、作業現場において管等の取付に使
用する取付図面の下図として用いる。すなわち、このポ
ジ状態の平面写真CIに、ぎ装品の寸法、寸法線、名称
などのぎ装情報を記入C2ないいま必要に応じて修正を
行ない、取付図原図DIを作成する。そしてこの取付図
原図DIをコピーD2して取付図EIを作成し、これを
取付図面、総合装置図として使用する。一方、従釆の設
計法においては、基本設計のつぎに全体装置図、管線図
などの機能設計を行ない、さらに詳細設計を行なってお
り、この詳細設計では、総合装置図と称するあらゆる管
ぎ品、鉄ぎ品を表示したきわめて複雑な図面と、それら
をもとに、現場工事に使用する取付図面、管ぎ品、鉄ぎ
品の一品図用のデータとを作成している。
しかし、前記この発明の走査撮影装置により得られたフ
ィルムをもとに、従来の取付図面、総合装置図を簡単に
作成することができ、従来にその例を見ない有効な設計
に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は焦点深度とピントのずれの関係を示す光学系原
理図、第2図は画角に対する像の寸法差を示す光学系原
理図、第3図は被写体と感光フィルムがレンズおよびス
リットに対して同期走査し、正射投影写真を得る態様を
示す原理図であり、同図においてA,Bはそれぞれ被写
体およびフィルムの移動の態様を示す正面図である。 第4図は模型の1例の正面図、第5図ないし第7図は走
査撮影装置を示し、第5図は全体の一部破断側面図、第
6図はスリットの移動要領を示す原理図、第7図は第5
図の被写体移動装置の一部分解斜視図、第8図は撮影結
果を示す写真の例で、a図は駆動制御が正しくないもの
、b図は正しいものを示す平面図、第9図は同期走査の
駆動装置を制御する制御装置のブロックダイヤグラム、
第10図はパルスモーターの入力パルスを示す原理図、
第11図ないし第14図はこの発明の装置の1実施例を
示し、第11図は斜視図、第12図はカム機構の説明図
、第13図は被写体の移動軌跡図、第14図は一部の具
体的斜視図、第15図は実用化の説明図である。M・・
・・・・被写体、L・・・・・・レンズ、F・・・・・
・感光フィルム、S・・・・・・スリット、C・・・・
・・暗箱、T・・・・・・シャッター、E,G・・・・
・・移動装置、d…・・・スリットのY方向移動量。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第12図 第13図 第11図 第14図 第15図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 レンズと所定のスリツトを一体にした光学系と、前
    記光学系の一側に位置する模型等奥行きを有する立体物
    の被写体と、前記光学系の他側に前記被写体に平行に位
    置し前記光学系を通して前記被写体が投影される感光フ
    イルムと、前記光学系に対し前記被写体および前記感光
    フイルムを相対的に反対方向にそれぞれ所定速度で平行
    移動させる同期移動装置とを備えた模型等の走査撮影装
    置において、モータの回転を第1の正逆転機構を介して
    被写体用横方向の駆動ねじに伝達し、該駆動ねじに送り
    ナツトを螺合し、該送りナツトが前記駆動ねじの左端、
    右端に位置したときに前記第1の正逆転機構を正転から
    逆転に、逆転から正転に転換し、送りナツトに被写体横
    送り用受台を固定し、前記駆動ねじの先端の傘歯車を介
    して鉛直軸を連結し、該鉛直軸の下方の傘歯車を介して
    被写体用第2の正逆転機構を連結するとともに間欠伝達
    用の被写体カム機構に連結し、前記第1の正逆転機構が
    逆転し始めたときに前記被写体カム機構の出力軸を若干
    回転し、前記被写体カム機構の出力軸の回転を傘歯車を
    介して被写体用横方向の連結軸に伝達するとともに該連
    結軸に設けられた傘歯車を介して被写体用縦方向の駆動
    ねじに伝達し、該駆動ねじに螺合された送りナツトに被
    写体縦送り用受台を固定し、該縦送り用受台に被写体を
    設置し、かつ、前記鉛直軸の上方の傘歯車を介してフイ
    ルム用横方向の駆動ねじを連結し、該駆動ねじに螺合さ
    れた送りナツトにフイルム横送り用受台を固定し、前記
    鉛直軸の先端の傘歯車を介してフイルム用第2の正逆転
    機構を連結するとともに前記被写体カム機構と同様の機
    能を有する間欠伝達用のフイルムカム機構に連結し、該
    カム機構の出力軸の回転を傘歯車を介してフイルム用横
    方向の連結軸に伝達するとともに該連結軸に設けられた
    傘歯車を介してフイルム用縦方向の駆動ねじに伝達し、
    該駆動ねじに螺合された送りナツトにフイルム縦送り用
    受台を固定し、該縦送り用受台にフイルムを装着したこ
    とを特徴とする模型等の走査撮影装置。
JP52033788A 1977-03-26 1977-03-26 模型等の走査撮影装置 Expired JPS6013163B2 (ja)

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