JPH10509800A - ガス検知器 - Google Patents

ガス検知器

Info

Publication number
JPH10509800A
JPH10509800A JP8517142A JP51714296A JPH10509800A JP H10509800 A JPH10509800 A JP H10509800A JP 8517142 A JP8517142 A JP 8517142A JP 51714296 A JP51714296 A JP 51714296A JP H10509800 A JPH10509800 A JP H10509800A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
gas
level
detector
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP8517142A
Other languages
English (en)
Inventor
イアン マッコーイ
ピーター フレデリック ミッケルセン
Original Assignee
ガス テック オーストラリア ピーティワィ リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ガス テック オーストラリア ピーティワィ リミテッド filed Critical ガス テック オーストラリア ピーティワィ リミテッド
Publication of JPH10509800A publication Critical patent/JPH10509800A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/59Transmissivity
    • G01N21/61Non-dispersive gas analysers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 光吸収ガスの存在を、前記ガスを含む雰囲気(10)中で検知するための装置であって、光源(12)と、前記光源からの入射放射の存在を検知して入射放射のレベルを表わす出力信号(46)を供給するように構成された検知器(14)と、前記出力信号(46)を処理して前記入射放射の表示を行なうように構成された電子回路(13)と、前記光源(12)に周期的に電圧印加を行なうための電源(40)(36)とを包含しており、前記電源(12)が電圧印加の特定のレベルまたはそれぞれのレベルにおいて実質的一定の電力を供給するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】 ガス検知器 発明の分野 本発明は、光吸収ガスの存在を、このガスを含む雰囲気中で検知するための方 法および装置に関する。 本発明は、可燃性、有毒性、またはその他の光吸収ガスの検知に用いられ、ま た本発明は、空気中における赤外線吸収可燃性ガスの存在の検知に関連して以下 に記述される。しかし本発明が、他の気体を含有するかまたは他の気体からなる 雰囲気中における光吸収ガスの存在の検知に対して、より幅広い用途を有するこ とは了解されよう。また「光吸収ガス」という用語が、電磁スペクトルの赤外、 可視、および紫外領域に含まれる放射を特性的に吸収する気体を意味すること、 また「放射源」および「光源」という用語が、電圧印加されると電磁スペクトル の赤外、可視、および紫外領域に含まれる放射を発する線源を意味することも了 解されよう。 発明の背景 従来、空気中における炭化水素ガスの存在は、ガス・空気混合体を内包するチ ャンバ内に赤外線を発し、このチャンバ内における放射吸収の有無または吸収の 程度を検出することによって観測されている。検知器 に当たる赤外線量の大きさを与える出力信号が導出され、この出力信号のレベル 増大はチャンバ内における赤外線吸収ガスの量の減少を示す。放射源と検知器と の間には通常、帯域フィルタが配設され、特定のガス、すなわちフィルタ通過域 にある周波数を持つ放射を吸収するガスの存在を選択的に検知できるようになっ ている。 空気中における炭化水素ガスの体積比の決定は、周囲温度の変化、構成要素の 熱による寄与、線源および検知器の感度のドリフト、および装置内の光学部品に 対する汚染物質の蓄積により導出される変数を調節しながら、前記出力信号の計 測されたレベルを基準レベルと比較することによって行なわれる。変数調節のた め実施されるステップの1つには、赤外線源を一般的には周波数0.5 から50Hz までの範囲の方形波電圧で駆動することが含まれ、サーマルドリフトは、前記出 力信号のp-p 値を計測することにより調節されている。 発明の概要 前記放射源が電圧印加される特定のレベルまたはそれぞれのレベルにおいて実 質的一定の電力を供給する電源から前記放射源を駆動することにより、性能の安 定性を改善することができ、またより容易に変数の影響を調節できることが、本 出願人により確かめられて いる。本出願人は、前記放射源の出力が構造的/化学的特性の経時的に引き起こ された変化とともに変化することを認識しており、また本出願人は、放射源を一 定電力で駆動することにより、異常な挙動の改善が可能であることを確認してい る。 このように本発明は、光吸収ガスの存在を、このガスを含む雰囲気中で検知す るための装置を提供するものとして広く定義することができる。この装置は、光 源と、この光源からの入射放射(incident radiaton)の存在を検知して入射放射 のレベルを表わす出力信号を供給するように構成された検知器と、この出力信号 を処理して入射放射の表示を行なうように構成された電子回路と、前記光源を周 期的に電圧印加するための電源とを包含している。この装置は、その電源が電圧 印加の特定のレベルまたはそれぞれのレベルにおいて実質的一定の電力を供給す るように構成されていることをその特徴としている。 また本発明は、光吸収ガスの存在を、このガスを含む雰囲気中で検知する方法 として定義することもできる。この方法は、光源から前記雰囲気を内包するチャ ンバ内を通して、入射する放射のレベルを表わす出力信号を供給するように構成 されている前記検知器に向けて放射を発するステップと、前記検知器に入射する 放射レベルの大きさを与えるように前記出力信号を処理するステップとを包含し ている。前記光源は電源か ら周期的に電圧印加されるが、この方法は、その電源が前記光源の電圧印加の特 定のレベルまたはそれぞれのレベルにおいてその光源に実質的一定の電力を供給 するように動作することをその特徴としている。 前記光源の電源は、この光源のオン・オフスイッチングを実行し、そのオン周 期の間この光源に実質的一定の電力を供給するように構成することができる。し かし本出願人は、前記光源の励起を維持することから利益が得られ、そのため、 前記光源の電源が、上方および下方の正レベルの間でその光源の周期的スイッチ ングを行なうように構成されることが好ましいことを発見した。後者の構成によ れば、その電源は、前記2つの動作レベルのそれぞれにおいて前記光源に適正な レベルで実質的に一定の電力を供給するように構成される。 前記光源を上記で定義した方法により駆動することによってその光源の短期お よび長期双方の安定性が保持されることが見出されている。このことは、一部は 前記光源における経年効果の最小化により、この光源の短期のドリフトおよび長 期のドリフト双方を最小化する効果を有する。 前記光源に対する一定電力は、その光源に印加される電圧レベルおよびその光 源を流れる電流レベルを表わす電圧信号を乗算し、その積のレベルを基準レベル と比較し、積のレベルと基準レベルとの等性を維持す るように前記電圧レベルを調整することにより、特定の、またはそれぞれの所要 レベルに維持される。 先行技術の検知器の場合と同様、本発明による装置は、光源と検知器との間に 位置する帯域フィルタを通常含んでおり、そのフィルタ通過域を通過する周波帯 を特徴的に吸収するガスを選択的に検知できるようになっている。 この装置の能動部品を収納するチャンバは、好ましくは焼結金属ケーシングで 構成され、最も好ましくは焼結ステンレス鋼ケーシングで構成され、この装置が 湿潤な条件で使用される場合は、このケーシングは最も好ましくは四フッ化樹脂 (PTFE)でコーティングされる。このPTFEコーティングは、水分の表面 張力を減少させてそれによりケーシング内の隙間を通る水分の流出入を阻止する のに十分であるがガスのチャンバ内への流入およびチャンバからの流出を阻止す るには不十分な厚さに塗布される。 図面の簡単な説明 本発明は、付属図面に例示されたガス検知装置の好適な実施例に関する以下の 説明により、より深く理解されよう。付属図面において: 図1は、前記ガス検知装置全体の概略図である; 図2は、前記装置内の赤外線源に対する印加電圧と前記装置内の検知器からの 一般的な出力信号とを図示 している; 図3は、周囲温度の変化に起因する一般的な電圧ドリフトのグラフ図である; 図4は、図1の回路13をより詳細に示したブロック図である; 図5は、図4の入力増幅器を実施するための回路図である; 図6は、図4のサンプルホールド回路を実施する回路図である; 図7は、図4の加算回路をより詳細に示した回路図である; 図8は、図4の出力増幅器を実施する電気回路図である; 図9は、図4のランプ電力調整器を実施する回路図である; 図10は、図4のマイクロプロセッサ制御回路を実施する回路図である。 好適な実施例の説明 図1に示すように、本発明の好適な実施例による装置は、外表面をPTFEで コーティングした焼結ステンレス鋼ケーシングにより形成されるチャンバ10を 包含している。チャンバ10には、可燃性炭化水素ガスを含有している可能性を 試験または監視される雰囲気ガスが流入させられて通過させられる。図1に示す 装置には、前記雰囲気ガスが通過する前記ステンレス鋼ケーシングの隙間を表わ すために開口部11が示されている。 チャンバ10の一端の近傍には、一般的には白熱灯ランプであって以下そのよ うに参照される赤外線源12が配設されており、関連する電気回路13に接続さ れている。以下でより詳細に記述される回路13は、ランプ12の電源を包含し ており、また回路13はこのランプ出力の電子制御されたスイッチング(すなわ ち変調)を行なう。 チャンバ10の他端、すなわちランプ12から遠方には焦電検知器14が配設 され、通常、検知器14に入射する赤外線のレベルを表わす出力信号を供給する ように作用する。 図2には、図1の装置におけるランプの印加電圧グラフ20および対応する検 知器出力グラフ21が示されている。各スイッチング周期(例えば22)は、1. 5 秒を占めるHIGH−LOWの全体周期22内に0.5 秒のHIGH周期23を 含むことが好ましい。図2には一般的な出力信号21が表わされており、検知器 出力が形成する近似的なのこぎり波形21のピーク間の大きさは、検知器に入射 する赤外線量の瞬間的な大きさを与える。図2に示すように、線25で表わされ る検知器からの出力レベルの低下は検知器14に当たる赤外線量の低下を示して おり、従ってチャンバ10 内での(吸収性ガスの増加による)放射吸収レベルの増大を示している。線26 で表わされるような検知器出力レベルのゼロを上回る偏移は、チャンバ10内に 存在するバックグラウンド熱放射とランプのLOWレベルへのスイッチングとを 表わしている。バックグラウンド放射のレベルは温度によって変化するものであ り、図3は本好適な実施例に用いられる検知器14における電圧対温度変化のグ ラフを示している。以下により詳しく記述するように、回路13(図1)は線2 6のサーマルドリフトを補償するための補償器を含んでいる。 図1に戻ると、帯域フィルタ15がチャンバ10内に配設されており、ある範 囲の周波数を選択的に通過させて、そのフィルタ通過域を通過する周波帯を特徴 的に吸収するガスを選択的に検知できるようになっている。 スタビスタ(stabistor)19は検知器14の物理的近傍に取り付けられており 、2個の順バイアスダイオードを包含していて、検知器14が示すものと同様の (この検知器の特性は図3に示されている)温度変数特性を示す。スタビスタ1 9はこれによって検知器14における温度に誘起されたドリフトの監視に対し効 率的な解を与えるとともに、スタビスタ19の出力は回路13に送られる。 図4には複合回路13がブロック図によって示され ている。検知器14(図1)からの入力は最初に増幅され(30)、その後p-p 値がサンプリングされる(31)。これらのサンプルは加算回路32で解析され 、出力増幅器34によって基準化される。 ランプ電力調整回路36はランプ12(図1)に対し一定の電力を維持する役 割を負っており、また以下により詳しく記述するように、ランプ電流の大きさお よびランプ電圧の大きさを乗算して一定の出力電力を維持するように動作する。 マイクロプロセッサ制御回路38は回路13のさまざまな部分の動作を制御す る役割を負っており、電源40は、通常8ボルト電源で動作する回路13に、調 整された電力を供給する。 図5には、入力増幅回路30がより詳細に示されている。検知器14(図1) からの入力は、信号入力46と、接地線47と、正の電源線48とを有するコネ クタ45に入力される。 当業者には明らかなように、図5の回路図および回路13の他の部分に関して 以下に開示される回路図は、過渡電流を濾波してアースするために設けられてい るコンデンサ50などの多くのフィルタ回路を含んでおり、それらの動作をここ でさらに論ずる必要はない。同様に、8ボルトの調整された正電圧(+VREG )の供給および負電源(−VREG)の供給は当業者には自明であろう。 入力信号46は、テキサスインスツルメンツ社(Texas Instruments)製のT LC272CD型増幅器である増幅器52、53によって増幅される。これらの 増幅器はカスケード接続されており、その2つの段の増幅率は可変制御抵抗54 によって所定のレベルに設定されている。 これら2つの増幅器の間には可変時定数フィルタが挿入されており、このフィ ルタは、2N7002・nチャネルデプレション型MOSFETトランジスタで あるトランジスタ58の他に、1MΩ抵抗55と、100KΩ抵抗56と、1μ Fコンデンサ57とにより形成されている。トランジスタ58のゲートは、リー ド60によってマイクロプロセッサ制御回路38(図4)に接続され、かつ回路 38によって制御されている。増幅回路30の出力61は次にサンプル及びホー ルド回路31(図4)に供給される。 図6には、図4のサンプル及びホールド回路31がより詳細に示されている。 増幅された検知器入力61は検知器出力グラフ21(図2)に描かれたものと実 質的に同様の構造を有している。最大検知値はLF398D型サンプル及びホー ルドを含むサンプル及びホールド62によりサンプリングされラッチされる。増 幅された検知器出力61の最小値は同様のサンプル及びホールド63によりサン プリングされラッチされる。サンプル及びホールド62および63は、信号線6 4、65によるマイクロプロセッサ制御回路38の制御の下で動作する。サンプ ル及びホールド制御信号64、65は、ランプのスイッチングが行なわれる際に 短い時間間隔で信号61を捕捉するため前記マイクロプロセッサによって正確に タイミングが取られている。前記検知器出力のハイおよびローの出力値を表わす サンプル及びホールド出力66、67は、図4の加算回路32に送られる。 図7には、図4の加算回路32がより詳細に示されている。サンプル及びホー ルド回路31からの2つの入力66、67は、前記赤外線増幅検知器出力におけ るp-p 値を決定するため前記サンプル及びホールドの値を減算する差動増幅器7 0に入力される。入力67からは、抵抗72により順バイアスされた(検知器1 4(図1)近傍に位置する)スタビスタ19から得られる基準電圧が減算される 。前記差動増幅器により実行される減算により、赤外線吸収ガスが存在しない場 合の増幅器70からの出力がゼロ電圧となるように、増幅器70の増幅率は可変 抵抗73により調整される。ガスが存在する場合、赤外線の吸収は前記検知器の 出力を低下させ、それにより増幅器70からの出力を増大させる。 前記増幅器からの出力は、マイクロプロセッサ回路38によりサンプリングさ れ(74)、また出力増幅器34に送られる(76)前に前記マイクロプロセッ サ回路によりさらに調整される(75)。 図8には、出力増幅器34がより詳細に示されている。補償された入力76は 、抵抗81を通るマイクロプロセッサ入力80を介して、さらなる補償基準を適 用される。以下に述べるように、マイクロプロセッサ制御回路38(図4)は入 力80によって、上記のアナログ補償が適用された後のシステム13の残留サー マルドリフトに関する情報に基づき、局所的な周囲温度を決定し、また出力76 に対する付加的な補償を算出することができる。この付加的な補償は一般的な値 に設定することもできるし、またはより正確さを高めるため個別的に調整するこ ともできる。 マイクロプロセッサ入力80は抵抗81に印加され、比例した電流を増幅器8 2の入力に流入させる。この電流は入力信号76による加算回路32からの電流 に加算される。この加算された電流は、抵抗83と増幅器82とによって対応す る増幅された電圧に変換される。 増幅器84および抵抗85、86は増幅器82の電圧出力をトランジスタ87 のドレインにおける対応する電流に変換するが、この電流は増幅器82の出力電 圧を抵抗88で除したものに比例している。トランジスタ87を流れる電流は対 応する電圧を抵抗89両端に発生させる。増幅器77、抵抗78およびトランジ スタ79は抵抗89両端の電圧をトランジスタ79の コレクタ出力における対応する電流に変換する。トランジスタ79のコレクタを 流れる電流は、トランジスタ87のドレインを流れる電流に抵抗89と抵抗83 との比を乗じたものである。トランジスタ79の出力はその後の監視のため出力 プラグ145に送られる。ダイオード140は、出力リード145が不正に外部 接続された場合に逆電流を防止するための保護ダイオードである。ダイオード1 41−144は過渡電流に対する保護のために挿入されており、ヒューズ146 も同様の目的に資するものである。出力145は、チャンバ10(図1)内にお けるガスの監視のための計量装置に接続することができる。 図9には、図4のランプ電力調整器36がより詳細に示されている。マイクロ プロセッサ制御回路38からの入力90は、ランプ電力調整回路36に対する入 力クロックを包含しており、実質的にランプ印加電圧グラフ20(図2)に示さ れたものに基づく周期的なクロック構造を有している。入力90はトランジスタ 101をオフまたはオン状態のどちらかに駆動するために用いられる。 出力ランプへの電流は抵抗91、トランジスタ92および抵抗93を流れるが 、トランジスタ92は制御能動部品である。抵抗93を流れる電流は増幅器95 と抵抗97とにより検出される。トランジスタ96の出力は、検出されたランプ 電流を抵抗97と抵抗93 との比で除したものになる。抵抗97は560 Ω抵抗であり、抵抗93は1Ω抵抗 である。したがってトランジスタ96のドレイン電流は前記ランプ電流を560 で 除したものに等しくなる。トランジスタ101が導通していないとき、この電流 は抵抗99および100の両端に電圧を発生させる;すなわち前記マイクロプロ セッサ回路からの入力信号90がローのとき電圧ブリッジが発生する。前記マイ クロプロセッサ回路からの入力90がハイのとき、トランジスタ101は導通し ており、主要な電圧降下は抵抗99の両端に発生する。点104における電圧は 検出されてアナログ乗算器105に対する第1のY入力を形成する。ランプ電圧 は、アナログ乗算器105に対する第2のX入力を形成する信号106によって も検出される。このアナログ乗算器は、アナログデバイシズ(Analog Devices) 製のAD633JR型乗算器とすることができる。 このとき、この乗算器の出力107は2つの入力106と104との積となる 。これは前記ランプ電圧と、前記ランプ電流に比例した電圧との積である。した がって出力107はランプ電力に比例している。本好適な実施例において、2つ の抵抗108、109は、望ましいランプ電力のため出力107が1.2 ボルトと なるように比例定数を調節している。 増幅器110は、出力107と精密基準112を介してつくり出された正確に 調整された1.2 ボルト基準 111とを比較し、同じ電圧において出力107を一定に維持するようトランジ スタ92を制御するために用いられる増幅器出力113を形成する。したがって 出力レベル107は、前記電力がトランジスタ101により決定される2つの値 に設定可能である間は一定に維持される。トランジスタ101がオンのとき、前 記ランプは最大電力にあり、トランジスタ101がオフのとき、ランプ電力は選 択された特定の抵抗値99、100において5.7 分の1に低下する。このように して前記のように、ランプ電力はマイクロプロセッサ回路38の制御の下で、制 御ゲート101による2つのレベルそれぞれにおいて実質的一定に維持される。 図10には、図4のマイクロプロセッサ制御回路38がより詳細に示されてい る。このマイクロプロセッサ制御回路は、十分な数のアナログ入出力(AIN) を持つSGSトムソンマイクロエレクトロニクス(SGS-Thomson microelectroni cs)製のST62T25M6マイクロプロセッサを基部として形成されている。 入力121の1つは、抵抗122とサーミスタ123とにより形成される電圧ブ リッジに接続されている。これによりマイクロプロセッサ120は、上記のアナ ログ補償が適用された後の回路13における残留サーマルドリフトに関する情報 に基づき、局所的な周囲温度を決定し、また前記出力増幅器に送るための付加的 な補償を算出することができる。このマイクロプロセ ッサ120による付加的な補償は所定の値に設定することもできるし、またはよ り正確さを高めるため個別的に調整することもできる。マイクロプロセッサ出力 60は入力増幅回路30を制御するために用いられる。 マイクロプロセッサ120の他の2つの出力は、サンプル及びホールドのラッ チ62、63を制御するためのサンプル及びホールド制御線64および65に接 続されている。PA0〜PA5で表示されるマイクロプロセッサ120の出力は 抵抗網125とともに、通常の方式でディジタルアナログ変換回路を形成して、 マイクロプロセッサ120の制御の下で信号74の出力レベルを微調整するため に用いられる。第2の抵抗網126は、出力信号75の出力レベル微調整のため に設けられている。信号80は出力増幅段からマイクロプロセッサ120への入 力として与えられる。 マイクロプロセッサ120に対する入力としては、VCC回路129および接 地130の他に通常の発振器128も設けられている。 マイクロプロセッサ120は、図2に示されるランプのクロック構成をランプ 電力調整器36への出力90によって与える。 図4に戻ると、回路13に関するさまざまな電源の要件40も与えられている 。電源40は+VREG(8ボルト)、VCC(5ボルト)および−VREG( 8ボルト)を供給するように通常の様態で実施される。 上記の記述は本発明の一実施例に過ぎず、当業者には自明であるように、本発 明の範囲を逸脱することなく変更を行なうことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AL,AM,AT,AU,BB,BG,BR,B Y,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES ,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,TJ,TM,TT,UA,UG,US,UZ,V N (72)発明者 ミッケルセン ピーター フレデリック オーストラリア国 ニュー サウス ウェ ールズ 2103 モナ ヴェイル ヴィンヤ ード ストリート 49

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 光吸収ガスの存在を、前記ガスを含む雰囲気中で検知するための装置であ って、光源と、前記光源からの入射放射の存在を検知して入射放射のレベルを表 わす出力信号を供給するように構成された検知器と、前記出力信号を処理して前 記入射放射の表示を行なうように構成された電子回路と、前記光源に周期的に電 圧印加を行なうための電源とを包含しており、前記電源が電圧印加の特定のレベ ルまたはそれぞれのレベルにおいて実質的一定の電力を供給するように構成され ていることを特徴とする装置。 2. 前記光源の電源が、上方と下方との正レベルの間で前記光源の周期的スイ ッチングを行なうように構成されており、前記電源が、前記電圧印加レベルのそ れぞれにおいて前記光源に実質的に一定の電力を供給するように構成されている ことを特徴とする請求項1に記載の装置。 3. 前記電子回路がさらに、前記検知器の温度変化に関して前記出力信号を補 正するための温度補償手段を包含することを特徴とする請求項1に記載の装置。 4. 前記温度補償手段が、前記検知器の実質上近傍に設けられた温度検知手段 を含むことを特徴とする請求項3に記載の装置。 5. 前記電子回路が、周囲温度の変化に関して前記出力信号を補正するように 構成された周囲温度補正手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。 6. 前記電子回路と前記電源とがマイクロプロセッサ手段によって制御され監 視されることを特徴とする請求項1、3または5に記載の装置。 7. 前記雰囲気が、前記ガスの流出入を可能にするための所定数の隙間が形成 された焼結金属ケーシングに内包されることを特徴とする請求項1に記載の装置 。 8. 前記ケーシングが四フッ化樹脂でコーティングされていることを特徴とす る請求項7に記載の装置。 9. 光吸収ガスの存在を、前記ガスを含む雰囲気中で検知する方法であって、 、光源から前記雰囲気を内包するチャンバ内を通って、入射する放射のレベルを 表わす出力信号を供給するように構成されている前記検知器に向けて放射を発す るステップと、前記検知器に入射する前記放射レベルの大きさを与えるために前 記出力信号を処理するステップとを包含しており、前記光源が電源から周期的に 電圧印加され、前記電源が 前記光源の電圧印加の特定のレベルまたはそれぞれのレベルにおいて前記光源に 実質的一定の電力を供給するように動作させられることを特徴とする方法。 10. 請求項7に記載の方法においてさらに、前記検知器における温度変化に関 して前記出力信号を補正するステップを包含する方法。 11. 光吸収ガスの存在を、前記ガスを含む雰囲気中で検知するための装置であ って、付属図面に関して上記に記述されたものと実質的に同様の装置。 12. 光吸収ガスの存在を、前記ガスを含む雰囲気中で検知するための方法であ って、付属図面に関して上記に記述されたものと実質的に同様の方法。
JP8517142A 1994-12-02 1995-11-29 ガス検知器 Ceased JPH10509800A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AU9820 1994-12-02
AUPM9820A AUPM982094A0 (en) 1994-12-02 1994-12-02 Gas detector
PCT/AU1995/000800 WO1996017239A1 (en) 1994-12-02 1995-11-29 Gas detector

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10509800A true JPH10509800A (ja) 1998-09-22

Family

ID=3784330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8517142A Ceased JPH10509800A (ja) 1994-12-02 1995-11-29 ガス検知器

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5905270A (ja)
EP (1) EP0796427A4 (ja)
JP (1) JPH10509800A (ja)
KR (1) KR100358576B1 (ja)
AU (1) AUPM982094A0 (ja)
CA (1) CA2207873A1 (ja)
WO (1) WO1996017239A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002539426A (ja) * 1999-03-08 2002-11-19 インスティテュート フューア ヒェモ− ウント ビオゼンゾリック ミュンスター アインゲトラーゲナー フェライン ガスセンサーおよびガスセンサーの動作方法
JP2008505342A (ja) * 2004-06-29 2008-02-21 アールアイシー・インベストメンツ・エルエルシー 赤外線放射源調整法及びその調整法を使用する装置
JP2009139135A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Dkk Toa Corp 赤外吸収式ガス分析装置
JP2009150828A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Dkk Toa Corp 赤外線ガス分析装置の赤外線制御システム
JP2012150095A (ja) * 2010-12-27 2012-08-09 Horiba Ltd ガス濃度測定装置
JP2015135258A (ja) * 2014-01-16 2015-07-27 日本特殊陶業株式会社 ガスセンサ制御装置及び赤外線分析式ガス濃度検出装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19743953C2 (de) * 1997-10-04 2000-05-18 Wwu Wissenschaftliche Werkstat Gasanalysator zur Bestimmung der Konzentration von heteroatomigen Gasen ausgebildet als Einschubkarte für einen Personalcomputer
US6114700A (en) * 1998-03-31 2000-09-05 Anatel Corporation NDIR instrument
US7301148B2 (en) * 2003-04-23 2007-11-27 Battelle Memorial Institute Methods and systems for remote detection of gases
DE102005020864B4 (de) * 2005-05-04 2007-11-15 Tyco Electronics Raychem Gmbh Gassensoranordnung mit verbesserter Langzeitstabilität und Messverfahren
US20070278384A1 (en) * 2006-06-01 2007-12-06 Optiscan Biomedical Corporation Method and apparatus for driving a radiation source
EP3019924A4 (en) * 2013-07-08 2017-08-09 Smiths Detection Inc. Constant power supply for a resistive load

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2245124A (en) * 1939-04-05 1941-06-10 Norman E Bonn Measuring apparatus
US4730112A (en) * 1986-03-07 1988-03-08 Hibshman Corporation Oxygen measurement using visible radiation
US4709150A (en) * 1986-03-18 1987-11-24 Burough Irvin G Method and apparatus for detecting gas
US5092677A (en) * 1989-08-02 1992-03-03 Artel, Inc. Photometer having a long lamp life, reduced warm-up period and resonant frequency mixing
US5070244A (en) * 1990-05-07 1991-12-03 The University Of Sydney Gas detection by infrared absorption
AU645557B2 (en) * 1990-05-07 1994-01-20 University Of Sydney, The Gas detection by infrared absorption
US5239860A (en) * 1991-05-13 1993-08-31 General Motors Corporation Sensor for measuring alcohol content of alcohol/gasoline fuel mixtures
US5267019A (en) * 1991-09-30 1993-11-30 Consortium For Surface Processing, Inc. Method and apparatus for reducing fringe interference in laser spectroscopy
FI96993C (fi) * 1992-01-30 1996-09-25 Vaisala Oy Kalibrointimenetelmä kaasujen pitoisuuden mittausta varten
US5384640A (en) * 1993-01-19 1995-01-24 Gaztech International Corporation Gas sample chamber for use with a source of coherent radiation

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002539426A (ja) * 1999-03-08 2002-11-19 インスティテュート フューア ヒェモ− ウント ビオゼンゾリック ミュンスター アインゲトラーゲナー フェライン ガスセンサーおよびガスセンサーの動作方法
JP4663883B2 (ja) * 1999-03-08 2011-04-06 ガスビートル ゲーエムベーハー ガスセンサーおよびガスセンサーの動作方法
JP2008505342A (ja) * 2004-06-29 2008-02-21 アールアイシー・インベストメンツ・エルエルシー 赤外線放射源調整法及びその調整法を使用する装置
JP2009139135A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Dkk Toa Corp 赤外吸収式ガス分析装置
JP2009150828A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Dkk Toa Corp 赤外線ガス分析装置の赤外線制御システム
JP2012150095A (ja) * 2010-12-27 2012-08-09 Horiba Ltd ガス濃度測定装置
JP2015135258A (ja) * 2014-01-16 2015-07-27 日本特殊陶業株式会社 ガスセンサ制御装置及び赤外線分析式ガス濃度検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
AUPM982094A0 (en) 1995-01-05
EP0796427A4 (en) 1999-03-17
CA2207873A1 (en) 1996-06-06
EP0796427A1 (en) 1997-09-24
US5905270A (en) 1999-05-18
KR100358576B1 (ko) 2003-04-11
WO1996017239A1 (en) 1996-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10509800A (ja) ガス検知器
EP0342513B1 (en) Gas detecting method and system
US5837884A (en) Humidity sensor using temperature sensing resistor controlled to be at constant temperature of more than 150° C.
EP1831663A1 (fr) Dispositif de mesure a resonateur et procede mettant en oeuvre le dispositif
US8939006B2 (en) Photoacoustic detector with long term drift compensation
JP2007298507A (ja) 時間的に離間した計測値の処理方法、センサ用フィルタ、ガスセンサ装置、及びガスセンサ装置の作動方法
US7288175B2 (en) Noiseless gas concentration measurement apparatus
JP2006313164A (ja) ガスセンサ装置及びガス計測方法
JP4663883B2 (ja) ガスセンサーおよびガスセンサーの動作方法
EP3660498A1 (en) Ambient sensor with actuator
KR100363576B1 (ko) 가스감지방법및이를이용한가스감지장치
JP4765657B2 (ja) 揮発性有機化合物測定装置
AU702148B2 (en) Gas detector
US5672806A (en) Method and apparatus for calibrating a gas detector sensor
JPS5753622A (en) Gas flow rate measuring device
JPH08504270A (ja) 湿度測定器具
US5608212A (en) Method for calibrating the zero point in a gas analyzer
FR2723235A1 (fr) Dispositifs de detection d'incendie comportant un capteur de correction
JPH1114590A (ja) 二酸化炭素検出装置
CN112033901A (zh) 一种光源零点补偿装置、传感器及其光源零点补偿方法
FR2511506A1 (fr) Montage pour un appareil servant a mesurer et a afficher la concentration de gaz et de vapeurs combustibles contenus dans l'air
JP2753920B2 (ja) 焦電素子
US6628092B2 (en) Ballast and method of feeding a fluorescent lamp
JPH07239302A (ja) 原子吸光分光光度計
JP2001264280A (ja) ガス検出器の感度劣化を診断する方法、及び感度劣化診断機能を備えたガス検出器

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041102

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20050131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050308

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20050328

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050510