JPH10509490A - コンプレッションリリースエンジンブレーキ用の、小型に組み合わせられたラッシュ調整器およびリセット機構 - Google Patents

コンプレッションリリースエンジンブレーキ用の、小型に組み合わせられたラッシュ調整器およびリセット機構

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JPH10509490A
JPH10509490A JP8511950A JP51195096A JPH10509490A JP H10509490 A JPH10509490 A JP H10509490A JP 8511950 A JP8511950 A JP 8511950A JP 51195096 A JP51195096 A JP 51195096A JP H10509490 A JPH10509490 A JP H10509490A
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cylinder
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ジェイムズ エヌ. ウスコ,
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ディーゼル エンジン リターダーズ, インコーポレイテッド
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    • F01L13/00Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
    • F01L13/06Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for braking
    • F01L13/065Compression release engine retarders of the "Jacobs Manufacturing" type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02D13/00Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing
    • F02D13/02Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation
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Abstract

(57)【要約】 コンプレッションリリースエンジンブレーキにおいて、各スレーブは、スレーブピストンの「ラッシュ」を自動的に調整することと、スレーブピストンがコンプレッションリリースイベントを引き起こすと即座に、関連するマスタピストンのリターンストロークを必要とすることなく、スレーブピストンをリセットすることの両方を行う、関連する機構を有する。上記機構は、調整部材とスレーブピストンとの間に、2つの入れ子関係にあるカップを含む。内側カップは、主にラッシュ調整機能に関連し、他方外側カップは、主にスレーブピストンリセット機能に関連する。

Description

【発明の詳細な説明】 コンプレッションリリースエンジンブレーキ用の、 小型に組み合わせられたラッシュ調整器およびリセット機構 発明の背景 本発明は、コンプレッションリリースエンジンブレーキに関し、特に、このよ うなブレーキ内でラッシュ調整機能およびスレーブピストンリセット機能を果た す小型の機構に関する。 コンプレッションリリースエンジンブレーキは、例えば、Laasの米国特許第3, 405,699号、Custerの米国特許第4,398,510号、Cavanaghの米国特許第4,399,787 号、Huの米国特許第5,161,501号、およびCusterの米国特許第5,186,141号などの 文献に示されるように、よく知られている。これら全ての文献を、参考のためこ こに援用する。上記の2つのCuster特許は、ブレーキがオンまたはオフになった ときに、エンジンブレーキの「ラッシュ」を自動的に調整する機構に関する。ラ ッシュとは、エンジンブレーキ内の各スレーブピストンと、エンジンブレーキが オンになったときにスレーブピストンが作用するエンジンのコンポーネントとの 間のコールドエンジンクリアランスである。エンジンブレーキがオフである場合 、特にエンジンが熱くて熱的に膨張しているときに、エンジンブレーキがエンジ ンの排気バルブを誤って開状態に保持しないことを確実にするために、このクリ アランスを比較的大きくすることが典型的には望ましい。他方、エンジンブレー キがオンである場合、エンジンブレーキにより引き起こされる排気バルブ開放の 最適なタイミングが達成されるように、このクリアランスを減少させることが典 型的には望ましい。この目的のために、Custer特許は、エンジンブレーキがオン になったときにスレーブピストンのリターンストップを自動的に動かす機構を示 している。概して、これらのラッシュ調整機構は、スレーブピストンが往復運動 のうちリターンストップから離れる方向への移動を行うときに、(ばねの作用に より)拡大しようとするチャンバを含む。チャンバは、ハイドロリック流体で充 満し、ハイドロリック流体はその後、(例えば、元の位置に戻ったスレーブピス ト ンにより)実質的に逃げることを妨げられる。閉じ込められた流体は、エンジン ブレーキがオンである限り、チャンバを拡大されたサイズに保持し、それにより スレーブピストン用の新しいリターンストップ位置を提供する。エンジンブレー キがオフになると、ハイドロリック流体はゆっくりとこのチャンバから漏洩し、 それによりスレーブピストンが元のリターンストップ位置に戻ることが可能にな る。 エンジンブレーキがオンである間、スレーブピストンは典型的には、エンジン ブレーキ内のマスタピストンからのハイドロリック流体の流れによって往復運動 させられる。マスタピストンは、燃料インジェクタプッシュロッド等のエンジン の可動部からその動きを得る。エンジンのこの部分のフォワードストロークは所 望のスレーブピストンのフォワードストロークに適した特性を有し得るが、エン ジンのこの部分のリターンストロークの結果としてスレーブピストンの受容可能 なリターンストロークが起こらないことがしばしばある。例えば、上記エンジン 部分のリターンストロークは、非常にゆっくりであり且つ長びくため、スレーブ ピストンがこれらのバブルの通常の排気ストローク開放により、関連する排気バ ルブを開放状態に保持し続けることがあり得る。このことにより起こり得る不都 合の例は、(1)通常の排気バルブ開放が起こるときの、排気バルブ動作の急激 な不連続変化、および(2)いまだ開放状態にある排気バルブと、関連するエン ジンピストンとが、排気ストロークの上死点近傍において接触する危険性を含む 。 エンジンブレーキが、所望のコンプレッションリリースイベントを起こすため に必要な期間よりも長い間、排気バルブを開放することを防ぐために、上記Cava nagh特許は、各コンプレッションリリースイベントの後即座にスレーブピストン をリセットする機構を示すが、関連するマスタピストンは実質的に後の時点まで リセットされない。このようなスレーブピストンリセット機構は、典型的には、 関連するエンジンシリンダ内でのコンプレッションリリースイベントの発生によ り、スレーブピストンシリンダ内の圧力がある値よりも低い値まで降下すること が可能になるときに、スレーブピストン内のアパチャ(aperture)をスナップ式に 開放することにより動作する。スレーブピストンのアパチャを開放することによ り、ハイドロリック流体がスレーブピストンシリンダから逃げることが可能にな り、それにより、マスタピストンのリターンストロークは後の時点まで起こらな いにもかかわらず、スレーブピストンリターンばね及び他の関連するコンポーネ ントがスレーブピストンのリターンストロークを引き起こすことが可能になる。 スレーブピストンのフォワードストロークを「クリップ」すること(例えば、 関連するエンジン排気バルブを、エンジンピストンの上死点又はその近傍位置で エンジンピストンの上部に接触させ得るような、関連するエンジン排気バルブの 過剰な移動を防止すること)もまた知られている。このようなスレーブピストン のクリッピングを引き起こす機構は、例えば、Laasの米国特許第3,405,699号お よびHuの米国特許第5,161,501号に示されている。これらの機構は典型的には、 スレーブピストンのフォワードストロークが所定の点まで進んだときにスレーブ ピストン内のアパチャを開放するコンポーネントを含む。このことにより、ハイ ドロリック流体がスレーブピストンシリンダから流出することが可能になり、そ れにより、スレーブピストンが、アパチャが開放される点を越えて下方へ(forwa rd)移動することが防止される。典型的なクリップバルブ機構は、上記Cavanagh 特許におけるようなスレーブピストンリセット機構のスナップ式開放動作を有し ていない。そのため、クリップバルブ機構は実際には、リセット機構が行うよう には、スレーブピストンをリセットしない。 自動ラッシュ調整機能(Custer特許におけるような)およびスレーブピストン リセット機能(Cavanagh特許におけるような)の両方が必要であるときが時々あ る。これらの機能を組み合わせた装置は、Meistrickらの米国特許第4,706,625号 に示されるように知られているが、これらの機能を小型で、簡素で、安価な様式 で組み合わせることは困難であった。 上記を鑑みて、本発明の目的は、コンプレッションリリースエンジンブレーキ 用の自動ラッシュ調整機能とスレーブピストンリセット機能との組み合わせを提 供することである。 本発明の別の目的は、コンプレッションリリースエンジンブレーキ用の、自動 ラッシュ調整機能とスレーブピストンリセット機能とを組み合わせた、比較的簡 素且つ小型の機構を提供することである。発明の要旨 本発明のこれら及び他の目的は、本発明の原理により、コンプレッションリリ ースエンジンブレーキ内のスレーブピストン用のラッシュ調整とリセットとを組 み合わせた機構を提供することによって達成される。上記機構は、1対の入れ子 関係にあるカップを含む。内側カップは、(外側カップおよび機構の他の要素と の協働により)ラッシュ調整機能を果たす。外側カップは、(スレーブピストン 内の通路および機構の他の要素との協働により)スレーブピストンリセット機能 を果たす。内側カップは、底部(用語「底部」および他の同様の用語は本明細書 において、重力に対するカップの特定の方位ではなく、カップの形状の特定の位 置を示すものとして用いられる)にアパチャを有する。内側カップの底部は、ス レーブピストンリターンばねの力に打ち勝つ程には強力でない第1のばねにより 、固定ストップ位置(例えば、スレーブピストンシリンダチャンバ中に突出する 調整ねじの端部)から離れる方向に弾性的に付勢される。外側カップの底部は、 第2のばねにより、内側カップの底部に接する方向に弾性的に付勢される。外側 カップの底部が内側カップの底部に接すると、外側カップは、内側カップの底部 のアパチャを実質的に密閉する。スレーブピストンリターンばねは、スレーブピ ストンの上部を、外側カップの底部の外表面に向けて弾性的に付勢する。外側カ ップの底部がスレーブピストンの上部と接すると、外側カップは、スレーブピス トン内の通路を実質的に密閉する。 エンジンブレーキがオンになると、関連するエンジンブレーキ排気バルブがコ ンプレッションリリースイベントを引き起こすべきであるときはいつでも、高圧 ハイドロリック流体がスレーブピストンシリンダチャンバ中に強制的に流される 。この高圧ハイドロリック流体は、スレーブピストンを、上記の調整ねじから離 れる方向に強制的に下降させる。外側カップは、まずスレーブピストンと共に降 下し、それにより、ハイドロリック流体がスレーブピストン内の通路を介して逃 げることを防止する。外側カップのこの下方への動きは、ハイドロリック流体が 内側カップの底部のアパチャを介して内側カップ中に流れ込むことを可能にする 。コンプレッションリリースイベントが所定の点まで進むと、スレーブピストン シリンダチャンバ内のハイドロリック流体圧は、第2のばねが外側カップをスナ ッ プ作用でスレーブピストンの上部から持ち上げることを可能にするのに十分な量 だけ降下する。それにより、ハイドロリック流体が、スレーブピストンシリンダ チャンバからスレーブピストン内のアパチャを介して逃げることが可能になる。 このことは、スレーブピストンリターンばね(および他の関連するコンポーネン ト)がスレーブピストンの「リセット」リターンストロークを引き起こすことを 可能にする。このリセットリターンストロークは、外側カップの底部が下降時の 内側カップの底部に到達したときに停止し、それにより、内側カップのアパチャ を閉塞し、且つ内側カップの底部と調整ねじの端部との間にハイドロリック流体 を閉じ込める。これにより、スレーブピストンの「ラッシュ」が自動的に調整さ れる。この新規なラッシュ設定は、エンジンブレーキがオフになるまで保持され 、その後、内側カップ内に閉じ込められたハイドロリック流体は、ゆっくりと漏 れ出して初期のラッシュが回復する。 本発明の更なる特徴、性質、および様々な変形例は、添付の図面および以下の 好適な実施形態の詳細な説明から、より明らかになる。図面の簡単な説明 図1は、本発明の原理によって構成された説明のためのコンプレッションリリ ースエンジンブレーキ装置の簡素化された、一部切欠き断面図である。関連する 内燃機関の部分もまた、図1に示す。 図2は、図1の部分拡大図である。 図3は、本発明の特徴を全て備えてはいないエンジンブレーキの動作中の、内 燃機関内の様々な部分の説明のための動きの簡素化された図である。 図4は、本発明によるエンジンブレーキを備えたエンジンの、図3に類似の図 である。好適な実施形態の詳細な説明 図1に示すように、本発明によって構成された説明のためのコンプレッション リリースエンジンブレーキ10は、マスタピストンシリンダ14と、スレーブピ ストンシリンダ16と、これらのシリンダをハイドロリックに(油圧を介して) 相互連結するハイドロリック回路18とを有するハウジング12を含む。図1は 、エンジンブレーキがオフである状態を示し、関連する内燃機関の1つのシリン ダと典型的に関連するコンポーネントのみを示す。 マスタピストン20は、マスタピストンシリンダ14内の軸22に沿った往復 運動のために設けられている。スレーブピストン30は、スレーブピストンシリ ンダ16内の軸32に沿った往復運動のために設けられている。エンジンブレー キがオフであるとき、マスタピストン20は、関連する内燃機関の燃料インジェ クタ機構40と接触しないように、板ばね34によって保持される。同様に、エ ンジンブレーキがオフのとき、スレーブピストン30は、関連する内燃機関の排 気バルブ機構50と接触しないように、予め力を加えられた圧縮コイルばね34 (本明細書においては、スレーブピストンリターンばね34とも呼ぶ)により保 持される。 ハイドロリック流体は、典型的にはエンジン潤滑油であり、関連するエンジン からコンジット60を介して比較的低圧力でエンジンブレーキ10に供給される 。チェックバルブ62は、如何なるハイドロリック流体もがコンジット60を介 してエンジンブレーキを離れることを防止する。従来のソレノイドバルブ70は 、エンジンブレーキがオフであり従ってソレノイドバルブ70がエネルギを与え られていない限りは、ハイドロリック流体がコンジット80からアパチャ72を 介して、関連するエンジンに戻されることを可能にする。他方、エンジンブレー キ10がオンになりソレノイドバルブ70にエネルギが与えられると、ソレノイ ドバルブ70は、アパチャ72を閉塞し、それにより、コンジット60からの比 較的低圧のハイドロリック流体が(チェックバルブ82を介して)コンジット8 0およびコンジット18を、同等の比較的低い圧力に加圧し得る。この比較的低 い圧力は、マスタピストン20がマスタシリンダ14からエンジン機構40に接 するまで延びるようにするために十分である。 マスタピストン20がエンジン機構40に接触させられると、それに続く機構 40の上方への移動により、マスタピストン20が軸22に沿って上方に移動す る。ハイドロリック流体は、コンジット18を出てコンジット80に戻ることを 、チェックバルブ82により防止される。そのため、マスタピストン20の上方 へ のストロークは、スレーブピストン30の下方へのストロークを引きおこす。こ れにより、スレーブピストン30はエンジン排気バルブ機構50を押圧下降させ 、それにより、関連するエンジンシリンダ内の排気バルブを開放し且つコンプレ ッションリリースエンジンブレーキイベントを引き起こす。 スレーブピストン30の下方への各ストロークの間に、コンジット18内のハ イドロリック流体の圧力は、少なくともコンプレッションリリースイベントが起 こるまでは、かなり上昇する。この圧力上昇は、まずスレーブピストンリターン ばね34により起こり、続いてさらに及びより大きな程度に、関連するエンジン 排気バルブリターンばね(図示しないが、機構50の一部)と、関連するエンジ ンシリンダ内の気体圧力とにより起こる。他方、上記装置の動作サイクルの同一 期間の間、コンジット80内のハイドロリック流体の圧力は低く維持される。 スレーブピストン30と、関連するラッシュ調整およびスレーブピストンリセ ット機構の詳細な構造は、図2に、より明確に示される。図2は、エンジンブレ ーキはオンであるが、コンジット18内の高圧パルスと高圧パルスとの間にある 状態を示す。調整ねじ100は、その下端がスレーブピストンシリンダチャンバ 16の上部まで延びるように、ハウジング12内にねじ込まれる。調整ねじ10 0は、ナット102をハウジング12に締結することにより、所望の位置にロッ クされる。 内側カップ部材110は、調整ねじ100の下端にマウントされる。内側カッ プ110は、軸32に沿ってねじ100に対して、制限された往復運動をするこ とが可能である。この往復運動の量は、カップ110の側壁内面上のスナップリ ング112と、カップ110に隣接する、調整ねじ100の側壁内の溝104と の協働により制限される。カップ110と調整ねじ100とのはめあいは、その はめあいを介してカップ110内部からハイドロリック流体が逃げることを実質 的に防止するに十分に閉塞されている。予め圧力を与えられた圧縮コイルばね1 14は、カップ110を、図2に示すようにその最下位置にまで降下するように 、弾性的に付勢するが、ばね114の力は、スレーブピストンリターンばね34 の逆方向の力に打ち勝つに十分ではない。カップ110の底部中央にはアパチャ 116が形成されている。 外側カップ部材120(本明細書においてプランジャ部材とも呼ぶ)は、内側 カップ110が外側カップ120内に収まるように、内側カップ110の外側を 覆うように遊びをもってはめあわされる。外側カップ120は、予め圧力を与え られた圧縮コイルばね122により軸32に沿って上方に弾性的に付勢される。 図2にに示す位置において、カップ120の底部の内表面は、実質的にカップ1 10のアパチャ116を密閉し、カップ120の底部の反対側の外表面は、スレ ーブピストン30内の通路36への上部入り口を密閉している。 外側カップ120がスレーブピストン30の上部と接触している限り、外側カ ップ120の底部の外表面の比較的大きな部分が、通路36からの比較的低圧の ハイドロリック流体に曝されていることに留意されたい。その結果、外側カップ 120がスレーブピストン30の上部と接触した状態である間、外側カップ12 0の上方を向いた表面(下方を向いた表面ではなく)のより大きな部分がスレー ブピストンシリンダチャンバ16内のハイドロリック流体圧に曝される。そのた め、チャンバ16内のハイドロリック流体の高圧パルスにより、外側カップ12 0はまずスレーブピストン30と共に、ばね122の逆方向の力に打ち勝って下 方に移動する。従って、外側カップ120は、スレーブピストン30の下方への ストロークの初期期間中、通路36を密閉状態に保持する。外側カップ120の 上記下方への動きは、要素104および112により可能となった内側カップ1 10の下方への動きよりも大きいことに留意されたい。従って、スレーブピスト ン30の下方への各ストローク中にアパチャ116が開放され、それにより、ス レーブピストン30が下降する毎に、調整ねじ100と内側カップ110との間 に形成されたチャンバがハイドロリック流体で充満されるか又は再充満される。 スレーブピストン30の下方へのストロークが、関連するエンジンシリンダ内 でコンプレッションリリースイベントを引き起こすと、そのエンジンシリンダ内 の圧力は降下する。これにより、チャンバ16内のハイドロリック流体圧もまた 、降下する。これが起こると、ばね122は、スレーブピストン30の上部から 外側カップ120を持ち上げるに十分強くなり、それにより、ハイドロリック流 体がチャンバ16から通路36およびコンジット80を介して逃げることが可能 になる。コンジット80と連通するアキュムレータ130は、通路36を介して チ ャンバ16から逃げた量のハイドロリック流体を受け入れる。それにより、機構 40がマスタピストン20が次のリターンストロークを行うことを可能にしたと きに、このハイドロリック流体は、マスタピストンシリンダチャンバ14を再充 満させるためにより即座に使用可能となる。 外側カップ120がスレーブピストン30の上部から持ち上げられ、その結果 ハイドロリック流体がチャンバ16から通路36を介して流れ始めると即座に、 スレーブピストン30が、リターンばね34と(少なくとも初期は)排気バルブ のリターンばねとにより推進されるリターンストロークを開始する。このリター ンストロークは、スレーブピストン30の上部が外側カップ120の底部に再び 接し且つ外側カップが内側カップ110の底部に接したときに停止する。カップ 110の底部とカップ120の底部との接触は、アパチャ116を閉塞し、それ により、要素100と要素110との間にハイドロリック流体を閉じ込める。こ の閉じ込められたハイドロリック流体は、スレーブピストン30がそのエンジン ブレーキオフ位置へとわざわざ戻ることを防止する自動ラッシュ調整を提供する 。代わりに、スレーブピストン30が、マスタピストン20からの高圧パルスと 高圧パルスとの間に少し保持され、それにより、図1のクリアランスCが自動的 に調整されて、マスタピストンパルスに応答するコンプレッションリリースイベ ントのタイミングが最適化される。エンジンブレーキが最終的にオフになると、 要素100と要素110との間に閉じ込められたハイドロリック流体がゆっくり と漏れ出し、それにより、リターンばね34が、要素30、120および110 を調整ねじ100の下端に対して押し上げることにより、クリアランスCをつく り出す。 コンプレッションリリースイベントが起こると即座にスレーブピストン30内 の通路36を開放するために、外側カップ120を用いることにより、スレーブ ピストンと、関連するエンジン排気バルブとが、そうでない場合よりもはるかに 早くリターンストロークを開始することが可能になる。なぜなら、エンジン機構 40は、典型的にはマスタピストン20がリターンストロークを開始することを 、はるかに後の時点まで可能にしないからである。スレーブピストンをリセット するこの技術は、スレーブピストンのリターンストロークをマスタピストンのリ タ ーンストロークから有効に切り離す。マスタピストンのリターンストロークのタ イミングおよび速度は、所望のスレーブピストンリターンストロークと容易に協 調しない事項により決定され得る。例えば、機構40のリターンストロークは、 関連するスレーブピストンのリターンストロークにとって所望であるよりも後で 且つよりゆっくりと起こらなければならないことがあり得る燃料インジェクタの 燃料充満ストロークの要件により決定される。この原理を、例えば、図3および 図4により説明する。 図3は、エンジンブレーキのスレーブピストン30の全体がマスタピストン2 0の制御下にある(すなわち、外側カップ120のスレーブピストンリセット動 作による利益を受けない)エンジンブレーキ動作中において、起こり得るエンジ ン排気バルブの動きを示す(線200による)。部分200aおよび200cは 、マスタピストン20の動きに応答してスレーブピストン30により生成される 排気バルブ開放カーブ部分である。部分200bは、エンジンの通常の排気バル ブ開放機構により生成される排気バルブ開放カーブ部分である。マスタピストン 20のリターンストロークは、非常にゆっくりとしており且つ長びくため、部分 200bは、200aおよび200cに重複する。この結果、望ましくない、排 気バルブの動きの急激な変化(例えば、不連続点AおよびBにおいて)が起こり 得る。クリアランスDが小さすぎる場合、このことはまた、排気バルブと、関連 するエンジンピストン(その動きは図3および図4においてカーブ210により 示される)の上部とか接触する危険性を増加させ得る。 図4は、同様のデータであるが、スレーブピストンリセット部材120を備え たエンジンブレーキのデータを示す。部分200eにおいて、マスタピストン2 0とスレーブピストン30とのフォワードストロークに応答して、排気バルブが 開放される。このことは、圧縮ストロークの上死点(「TDC」)近傍における コンプレッションリリースイベントを引き起こす。点Rにおいて、外側カップ1 20は、スレーブピストン30から分離し、スレーブピストンのリセットリター ンストローク200fが開始する。好適には、200gにおいて、エンジンの通 常の排気バルブ開放機構により排気バルブが再び開放される前に、リターンスト ローク200fが完了するか又はほぼ完了する。そのため、上述したようにスレ ーブピストンをリセットすることにより、エンジン排気ストロークの上死点近傍 において、エンジンピストンと排気バルブとが接触する危険性が排除される。こ のことはまた、スレーブピストン30により引き起こされる排気バルブ開放とエ ンジンの通常の排気バルブ開放機構により引き起こされる排気バルブ開放との重 複を排除するか又は減少させる。このことは、望ましくない、排気バルブの動き の急峻な不連続性を減少させるか又は排除する。 図1に示すハイドロリック回路は、同一の譲受人に譲渡された同時係属中の出 願シリアルナンバ第08/314,413号(ドケットナンバDP-111)の主題である発明を 用いていることに留意されたい。この文献は、参考のため、ここに援用される。 従って、その発明によると、バルブ82およびハイドロリック流体アキュムレー タ130が、エンジンブレーキがオンになったときに回路の高圧部分を充満する 機能、エンジンブレーキの動作中に回路の上記部分を密閉する機能、およびエン ジンブレーキがオフになったときに回路の上記部分からの排液を行う機能などの 機能を果たすために以前から用いられてきた、より複雑な「コントロールバルブ 」と置き換わる。しかし、何らかの理由により、本発明を従来のコントロールバ ルブ(例えば、上記出願の図1に含まれるタイプのもの)と共に用いることが好 ましい場合は、それも本発明の、可能性のある別の実施形態である。上記の記載 は、本発明の原理を説明するためだけのものであり、当業者によって本発明の範 囲および思想から逸脱することなく様々な改変がなされ得ることが理解される。 例えば、エンジンブレーキ内のマスタピストンの動きは、燃料インジェクタ機構 以外のエンジンのコンポーネントにより生成され得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.コンプレッションリリースエンジンブレーキ内のスレーブピストンシリン ダ内のハイドロリック圧が所定の閾値よりも低下したときに、該シリンダからハ イドロリック流体をリリースする装置であって、 該シリンダ内のスレーブピストンがそれに沿って往復運動を行う軸に平行に、 該シリンダ中に突出する部分を有する調整部材と、 該シリンダ中に突出する該調整部材の該部分上にマウントされたカップ部材で あって、該部分は少なくとも部分的に該カップ部材内に受け取られ、該カップ部 材は、制限された量だけ該軸に沿って該部分に対して往復運動可能である、カッ プ部材と、 該軸に平行に該カップ部材に対して往復運動する、入れ子式に該カップ部材に はめあわされるカップ形状プランジャ部材であって、該カップ部材は、該プラン ジャ部材が該カップ部材に対して往復運動するときに該プランジャ部材により実 質的に密閉されるアパチャを有し、該プランジャ部材は、該プランジャ部材が該 スレーブピストンに押圧されるときに該スレーブピストン内のアパチャを密閉す る、該軸を横断する方向の外表面を有し、該スレーブピストン内の該アパチャは 、ハイドロリック流体を該シリンダから逃がし得るコンジットへの入り口である 、カップ形状プランジャ部材と、 該カップ部材を、往復運動のうち該部分から離れる方向への移動を行うように 付勢する第1のばねと、 該プランジャ部材を、往復運動のうち該部分に近づく方向への移動を行うよう に付勢する第2のばねであって、該プランジャ部材は、該スレーブピストンとは 対向しない側に、該シリンダ内の該ハイドロリック流体に曝される正味の表面領 域を、該軸を横断する方向に有し、該正味の表面領域が十分大きく、その結果、 該シリンダ内のハイドロリック流体圧が該閾値より大きいときに、該正味の表面 領域にかかる該ハイドロリック圧が該第2のばねの力に打ち勝って該プランジャ 部材が該スレーブピストンと共に往復運動することを引き起こすが、ハイドロリ ック流体圧が該所定の閾値より低下すると、該第2のばねが該プランジャ部材を 、 往復運動のうち該スレーブピストンから離れる方向への移動を行うように付勢し 、それにより該スレーブピストン内の該アパチャを開放して該ハイドロリック流 体が該シリンダから逃げることを可能にする、第2のばねと、 を含む装置。 2.前記プランジャ部材は、往復運動のうち前記カップ部材から離れる方向へ の移動を行うときに、前記第1のばねが該カップ部材を、往復運動のうち前記部 分から離れる方向への移動を行うように付勢し、それにより、該カップ部材と、 それに隣接する、前記軸を横断する方向の該部分の端面との間にチャンバを生成 し、該プランジャ部材は、前記シリンダからの前記ハイドロリック流体が該カッ プ部材内の前記アパチャを介して流れて該チャンバを充満することを可能にする 、請求項1に記載の装置。 3.前記チャンバは、前記カップ部材内の前記アパチャを除いて、前記部分と 該カップ部材とにより実質的に密閉される、請求項2に記載の装置。 4.前記シリンダから前記スレーブピストン内の前記アパチャを介して逃げる 前記ハイドロリック流体は、前記閾値よりも実質的に低い比較的低い圧力に維持 されるハイドロリック回路に流れ込み、該回路は、 該シリンダから該スレーブピストン内の該アパチャを介して逃げる該ハイドロ リック流体の量と実質的に同一の量のハイドロリック流体を一時的に受け取る、 アキュムレータ手段と、 該ハイドロリック流体を該比較的低い圧力より上の圧力で該シリンダに供給す る、該回路とハイドロリック流体コンジットとの間のチェックバルブ手段であっ て、該ハイドロリック流体が該コンジットから該回路に流れることを実質的に防 止する、チェックバルブと を有する、請求項1に記載の装置。
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