JPH10509480A - 複合ストランドの成形方法及び装置 - Google Patents

複合ストランドの成形方法及び装置

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JPH10509480A JP8511838A JP51183896A JPH10509480A JP H10509480 A JPH10509480 A JP H10509480A JP 8511838 A JP8511838 A JP 8511838A JP 51183896 A JP51183896 A JP 51183896A JP H10509480 A JPH10509480 A JP H10509480A
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アンドリュー ビー ウッドサイド
ジェームズ ヴィー ゴーシェル
ラリー ジェイ ヒューイ
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フランク マクドナルド
マーガレット エム ウッドサイド
ダグラス ビー マン
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オウェンス コーニング
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Abstract

(57)【要約】 複合ストランド(16)を製造するための方法及び装置(10)を提供する。装置(10)は第1の連続繊維(14)に引かれるべき溶融ガラス流を供給するための加熱ブッシュ(12)と、ガラス流を第1の繊維(14)に引くようになった引き取り装置(20)と、第2の材料の1つ又はそれ以上の第2の繊維(66)を供給するための供給装置と、サイズを第1繊維(14)及び第2の繊維(66)に塗布するための1つ又はそれ以上の塗布装置(30、35)と、第1繊維(14)及び第2の繊維(66)を集めて1本又はそれ以上の複合ストランド(16)にする装置(50)と、からなる。

Description

【発明の詳細な説明】 複合ストランドの成形方法及び装置 背景技術 本発明は一般的には、複合材料の製造に関し、より詳細には、ガラス繊維及び 有機繊維のような他の材料から複合ストランドを形成する方法及び装置に関する 。 ガラス及び有機材料を含む複合ストランドを製造する種々の方法が存在する。 溶液処理、スラリー処理、及び溶融含侵のような方法はポリマー含有溶液の中に 仕上がったガラス繊維トウを通すことを伴う。ポリマーがトウに付着して複合材 料になる。皮膜スタッキングとして知られた他の方法は熱可塑性材料のシート間 に繊維トウをスタックし、長時間圧力を加えることを必要とする。ドライパウダ ー含侵と呼ばれる更に他の方法は熱可塑性粉末を繊維トウに付与し、次いで、加 熱して粉末粒子を繊維に焼結させることを伴う。 上記の方法の全ては色々な欠点を有する。全ての方法に共通の欠点は、最終複 合ストランド製品を製造するのに1つ又はそれ以上の直結でない(ガラストウ広 げ)処理工程を必要とすることである。このような直結でない工程は製品のコス ト及び製造の複雑さを増大させる。 複合ストランドを製造する他の方法、即ち繊維の混合方法は直結工程を使用し て行うことが出来る。米国特許第5,011,523号に開示された方法のような 方法は溶融ガラスをブッシュに供給し、ブッシュからガラス繊維を引き、サイズ を塗布ローラによって繊維に塗布する。サイズ付き繊維を集めて1本又は数本の 糸にし、この糸をポリマー繊維と結合させる。出来た繊維をアッセンブリー装置 で集めて単一のトウにし、次いで、これをコレットに巻き取って複合ストランド パッケージを製造し、或いは直ちに切断して部分にする。 直結工程であるにも係わらず、上記のような方法は幾つかの欠点を有している 。特に関心のあるのは、出来上がったストランド内のポリマーの位置の問題であ る。特に、製造された複合材料のストランドは製品の横断面全体にわたって熱可 塑性材料を分布させていない。又、最終製品中のバインダー/サイズの量は大変 少ない(約0.5%)。従って、それらの製品から形成された複合材料はポリマー を製 品の横断面全体にわたって分布させておらず、繊維は強く結合されない。 従って、複合ストランドの横断面全体にわたって熱可塑性繊維をガラス繊維に ついて分散させ、複合ストランド製品中に比較的高いバインダー/サイズ分量を もたらす改良複合ストランド形成方法の要求がある。更に、複合ストランド製品 をより効率的且つ経済的な方法で製造することができる複合ストランド製品の改 良形成方法の要求がある。 発明の開示 それらの要求は、1本又はそれ以上の複合ストランドを改良直結工程で形成す る、本発明によって満たされる。この方法は第1及び第2の別々の繊維からなる 複合ストランドを提供すること、第2の繊維の間にストランドの横断面全体にわ たって第1の繊維が散在する利点を有する。更に、ストランドは、第1及び第2 の繊維を強く結合させる比較的高いバインダー/サイズ分量を有する。 本発明の第1の観点によれば、1本又はそれ以上の複合ストランドを製造する ための装置を提供する。装置は第1の連続繊維に引かれるべき溶融ガラス流を供 給するための加熱ブッシュと、ガラス流を第1の繊維に引くようになった引き取 り装置と、第2の材料の1つ又はそれ以上の第2の繊維を供給するための供給装 置と、サイズを第1及び第2の繊維に塗布するための1つ又はそれ以上の塗布装 置と、第1及び第2の繊維を集めて1本又はそれ以上の複合ストランドにする装 置と、からなる。 装置は、第1及び第2の繊維が集められて1本又はそれ以上のストランドにす る前に、第1及び第2の繊維のサイズを乾燥するために、熱の形態のエネルギー を第1及び第2のサイズ付き繊維に接触させ且つ伝えるための乾燥装置を更に有 する。 又、装置の集め装置は好ましくは、第1及び第2の繊維を1本又はそれ以上の 複合ストランドに集めるための、乾燥装置と引き取り装置との間に位置したギャ ザリングシューからなる。引き取り装置は巻き取り装置からなるのがよい。別の 例では、引き取り装置は直結のチョップユニットからなる。 第1及び第2の繊維の両方にサイズを塗布するのに単一の塗布装置を使用する ことができる。別の例では、第1の繊維にサイズを塗布するのに第1の塗布装置 を使用し、第2の繊維にサイズを塗布するのに第2の塗布装置を使用することが できる。又、サイズを単一の塗布装置によって第1及び第2の繊維のうちの一方 だけに塗布してもよいことは理解される。 本発明の第2の観点によれば、1本又はそれ以上複合ストランドを形成するた めの方法を提供する。この方法は溶融ガラス源から複数の第1のガラス繊維を引 き、第2の材料の1つ又はそれ以上の第2の繊維の供給源を提供し、サイズを第 1及び第2の繊維に塗布し、第1及び第2の繊維を集めて1本又はそれ以上の複 合ストランドにする工程を有する。第2の繊維は好ましくはSーガラス繊維、グ ラファイト繊維、及びポリマー繊維からなる群から選択される。もっと好ましく は、第2の繊維はポリアミド繊維、ポリプロピレン繊維、及びポリフェニレンサ ルフィド繊維からなる群から選択される。 本方法は又サイズ付きの第1及び第2の繊維を加熱部材と接触させて第1及び 第2の繊維のサイズの乾燥を行わせる工程を有する。その上、水性サイズを第1 及び第2の繊維に塗布することができる。このような場合には、加熱部材により 水性サイズ中の水の少なくとも一部分を蒸発させる。加えて、サイズはアクリル ポリマーエマルジョン又はウレタンからなる皮膜形成剤からなる。 本発明の第3の観点によれば、複合ストランド製品を提供する。複合ストラン ド製品は、溶融ガラス源から複数の第1のガラス繊維を引き、第2の材料の1つ 又はそれ以上の第2の繊維の供給源を提供し、水性サイズを第1及び第2の繊維 に塗布し、サイズ付きの第1及び第2の繊維を加熱部材と接触させて第1及び第 2の繊維のサイズの乾燥を行わせ、第1及び第2の繊維を集めて複合ストランド にすることによって製造される。 本発明の第4の観点によれば、複数のサイズ付きの第1及び第2の繊維を製造 するための装置を提供する。装置は、第1の連続繊維に引かれるべき溶融ガラス 流を供給するための加熱ブッシュと、ガラス流を第1の繊維に引くようになった 引き取り装置と、第2の材料の1つ又はそれ以上の第2の繊維を供給するための 供給装置と、サイズを第1及び第2の繊維に塗布するための1つ又はそれ以上の 塗布装置と、を有する。 装置は、第1及び第2の繊維のサイズを乾燥するために、熱の形態のエネルギ ーを第1及び第2のサイズ付き繊維に接触させ且つ伝えるための乾燥装置を更に 有する。乾燥装置は好ましくは、加熱接触プレートからなる。又、引き取り装置 は巻き取り装置又は直結のチョップユニットからなる。 本発明の第5の観点によれば、複数のサイズ付きの第1及び第2の繊維を形成 するための方法を提供する。方法は溶融ガラス源から複数のサイズ付きの第1の ガラス繊維を引き、第2の材料の1つ又はそれ以上の第2の繊維の供給源を提供 し、サイズを第1及び第2の繊維に塗布し、1つ又はそれ以上の第2の繊維を第 1の繊維と混合する工程を有する。 第2の繊維は好ましくはSーガラス繊維、グラファイト繊維、及びポリマー繊 維からなる群から選択される。もっと好ましくは、第2の繊維はポリアミド繊維 、ポリプロピレン繊維、及びポリフェニレンサルフィド繊維からなる群から選択 される。 好ましい実施形態では、方法はサイズ付きの第1及び第2の繊維を加熱部材と 接触させて第1及び第2の繊維のサイズの乾燥を行わせる工程を更に有する。水 性サイズを第1及び第2の繊維に塗布することができる。このような場合には、 加熱部材により水性サイズ中の水の少なくとも一部分を蒸発させる。 本発明の第6の観点によれば、1本又はそれ以上の複合ストランドを製造する ための装置を提供する。装置は第1の連続繊維に引かれるべき溶融ガラス流を供 給するための加熱ブッシュと、ガラス流を第1の繊維に引くようになった引き取 り装置と、第2の材料の1つ又はそれ以上の第2の繊維を供給するための供給装 置と、サイズを第1及び第2の繊維の一方に塗布するための塗布装置と、第1及 び第2の繊維のサイズを乾燥するために、熱の形態のエネルギーを第1及び第2 のサイズ付き繊維に接触させ且つ伝えるための乾燥装置と、第1及び第2の繊維 を集めて1本又はそれ以上の複合ストランドにするための装置と、を有する。 本発明の目的は、一貫性のある複合ストランド製品を形成するための改良直結 方法を提供することにある。本発明の他の目的は、複合ストランド製品を製造す るための改良装置を提供することにある。本発明の更なる目的は、改良複合スト ランド製品を提供することにある。本発明の他の目的は、複数のサイズ付きの第 1及び第2の繊維を製造するための改良装置を提供することにある。本発明の尚 他の目的は、複数のサイズ付きの第1及び第2の繊維を製造するための改良方法 本発明のこれら及びその他の目的並びに利点は以下の説明、添付図面、及び特許 請求の範囲から明らかであろう。 図面の簡単な説明 図1は本発明の第1の実施形態によって構成された複合ストランド形成装置の 斜視図である。 図1aは直結チョッパーの側面図である。 図2は図1に示す装置の側面図である。 図3は図2の3−3線における図である。 図4は本発明の第2の実施形態によって構成された複合ストランド形成装置の 側面図である。 図5は本発明の第3の実施形態によって構成された複合ストランド形成装置の 正面図である。 発明を実施するための態様 本発明に従って複合ストランド製品を製造するための装置を図1に示す。この 装置を全体的に参照番号10で示す。装置10は複数の溶融ガラス流を放出する 多数のオリフィス(図示せず)を有するブッシュ12を有する。オリフィスは中 空スタッド又はチップ(図示せず)によって延長されるのがよい。図1に示す実 施の形態では、ガラス流は巻き取り装置20によって第1の連続繊維14を形成 するように機械的に引かれる。ガラス繊維はブッシュ12と第1の塗布ローラ3 0との間に位置したプレパッドスプレー(図示せず)を使用して水で霧吹きされ る。 第1の繊維14は前向きの第1塗布ローラ30の上を通り、塗布ローラはサイ ジング組成物の第1の液体被覆繊維14に塗布する。サイジング組成物は典型的 には水性ベースであるが、他の適当なタイプのものでもよい。サイジング組成物 を収容するトラフ32がローラの下に位置決めされる。ローラ30はトラフ32 の中へ延び、ローラが在来の駆動装置30aによって回転されると、サイジング 組成物をトラフ32から繊維14に移す。サイジング組成物をガラス繊維14に 塗布するための他の装置又は技術を塗布ローラ30の代わりに使用してもよい。 第2の材料の繊維66の1つ又はそれ以上のパッケージ62(図示した実施の 形態では2つ)がパッケージ支持ラック60で支持される。第2の繊維66は巻 き取り装置20によってパッケージ62から引かれ、適当な数のガイドアイ64 (図示した実施の形態では4つ)を貫通し、後向きの第2の塗布ローラ35の上 を通る。ガイドアイ64は第2の材料の繊維66を、第2の材料の繊維が塗布ロ ーラ35と良好に接触し、下でもと詳しく説明する加熱装置41に係合する点を 制御するように位置決めするのに役立つ。 第2の材料の繊維66は広範囲の組成物から選択することができる。好ましく は、第2の材料の繊維66は、Sーガラス繊維、グラファイト繊維、及びポリマ ー繊維からなる群から選択される。もっと好ましくは、第2の材料繊維66は、 ポリアミド繊維、ポリプロピレン繊維、及びポリフェニレンスルフィド繊維から なる群から選択される。又、ここに特に記載しない他の無機繊維又は有機繊維を も採用してもよいことが分かる。 後向きの第2の塗布ローラ35はサイジング組成物の第2の液体被覆を第2の 材料の繊維66に塗布する。第2サイジング組成物は第1のサイジング組成物と 同じ組成物でもよいし或いは異なる組成物でもよい。サイジング組成物を収容す るトラフ36がローラ35の下に位置決めされる。ローラ35はトラフ36の中 へ延び、ローラが在来の駆動装置35aによって回転されると、サイジング組成 物をトラフ36から第2の材料の繊維14に移す。サイジング組成物をガラス繊 維14に塗布するための他の装置又は技術を塗布ローラ35の代わりに使用して もよい。 第1の塗布ローラ30の上を通った後、第1の繊維14は、1994年8月1 7日に出願され、「連続ガラス繊維の形成方法及び装置」と称する米国特許出願 第08/291,801号(その開示をここに援用する)に記載された加熱装置 と実質的に同様である加熱装置41に接触する。セラミック材料で形成された係 合ローラ又はバー40が第1の塗布ローラ30と加熱装置41との間に設けられ て第1の繊維14が第1の塗布ローラ30及び加熱装置41と良好に接触するよ うにする(図1及び2を参照)。 加熱装置41は湾曲外面42aを有する第1のプレート41を有し、該湾曲外 面は、好ましくはその全範囲に沿って繊維14によって直接接触される。電源4 4aに接続された抵抗加熱式の第2の加熱プレート44が第1のプレート42か ら僅かな距離間隔を隔てられ、第1のプレート42を輻射的に加熱するのに役立 つ。繊維14が第1のプレート42の上を通ると、熱の形態のエネルギーが第1 プレート42からサイズ付き繊維14に伝達される。水性ベースのサイズが採用 されるときには、第1プレート42から繊維14に伝達された熱はサイズから水 を蒸発させる。 好ましくは、第2の材料の繊維66は、該繊維66がプレート42の長さの約 1/3だけに接触するように、プレート42の中間点の下の位置で第1のプレー ト42に接触する。これは第2の繊維66のあり得る加熱過ぎを防止する。第2 の材料の繊維66に使用される材料のタイプは許容される熱暴露の量を決定する ことは明らかである。この状況では、「許容される熱暴露」は、第2の材料の繊 維の物理的特性を大きく変える前に、第2の材料の繊維66に付与される熱エネ ルギーの量を意味する。かくして、種々の非重合繊維のようなある繊維66はプ レート42にその長さの1/3以上に沿って接触するのがよい。 第1のプレート42は長さL=40.0インチ(1016mm)、厚さT=0.37 5インチ(9.525mm)、及び267インチ(6782mm)に等しい曲率半径 を有する(図2参照)。プレート42はステンレス鋼又は銅のような金属で形成 される。好ましくは、プレート42は1000°F(537℃)乃至1500° F(816℃)の温度に、もっと好ましくは、1200°F(649℃)に維持 される。 本発明の1つの実施の形態によれば、サイズ/バインダーは、水と、皮膜形成 剤と、OSIインダストリーズ社から製品名A1100及びA1120のもとに 商業的に入手できるシランカップリング剤のような1つ又はそれ以上のカップリ ング剤と、Stepan社から製品名KESSCO BESのもとに商業的に入 手できる脂肪酸エステル及びオーエンス コーニング ファイバーグラス社から 製品名K12のもとに商業的に入手できるステアリン酸と酢酸の混合物のような 1つ又はそれ以上の滑剤と、ケミカル コーポレーション オブ アメリカから 製品名ポリエマルジョン43N40のもとに商業的に入手できる無水マレイン酸 改質ポリプロピレンワックス、Aldrich Chemical社から商業的 に入手できるテレフタル酸、及びLindau Chemical Inc.社 から製品名マルデン286のもとに商業的に入手できるブタジェンーマレイン酸 共重合体の部分アンモニウム塩のような改質剤と、からなる。好ましくは、皮膜 形成剤はアクリル酸ビニル、例えば、Franklin Internatio nal社から製品名コビナックス201及びコビナックス225のもとに商業的 に入手できるもの、或いはウレタン、例えばReichold Chemica ls Inc.社から製品名シンセマル97903−00のもとに商業的に入手 できるウレタンからなる。又、エポキシ、ポリビニルアセテート、及びポリエス テルを本発明において皮膜形成剤として使用することができる。 第2の繊維66が第1のプレート42に係合すると、第2の繊維は第1の繊維 14と混じり合うことになる。第1のプレート42の上を通った後、第1の繊維 14及び第2の繊維66はギャザリングシュー50によって一緒に集められて単 一の複合ストランド16を形成する。ストランド16は、ギャザリングシュー5 0から巻き取り装置20(図示した実施の形態ではタイプー30(商標)の巻き 取り装置)によってスリーブ又はチューブ90(図1を参照)に巻かれて複合ス トランドパッケージ92を形成する。巻き取り装置20は回転可能な部材即ちコ レット22を有し、取り外し可能なチューブ90がこのコレット上に設けられる 。巻き取り装置20は又直角の縁のパッケージを形成するためにストランド16 をチューブ16の長さに沿って分配する在来のトラバース機構24を有する。又 、ストランド16が巻かれる前に、ストランド16を冷却するためにストランド 16に当たる複数の空気流を出力する空気供給装置26が設けられる。 別の実施形態では、単一のストランド16は、在来の直結のチョッパー55( その1つはNeumag USA コーポレーションから製品名NMCー1切断 機械のもとに商業的に入手できる)内に引かれ、別々の部分に切断され、そして ビン57に集められる(図1A参照)。別々の部分は約1/16(1.5875m m)乃至2インチ(50.8mm)の長さを有する。 本発明の方法はガラス(第1の繊維)の分量約30乃至70重量%、第2の材 料(第2の繊維)の分量約30乃至70重量%、及びバインダー/サイズの分量 約0乃至15重量%を有する複合ストランド16を製造する。しかしながら、こ の方法は第2の材料(第2の繊維)の約5乃至90重量%を有する複合ストラン ドを製造することができる。 図2及び3を参照すると、第1プレート42及び第2プレート44はキャビネ ット46内に収容され、該キャビネットは繊維14に近づいたり遠ざかったりで きる。キャビネット46は、閉じられるとき、熱遮蔽として役立つ第1ドア46 a及び第2ドア46bを有する。ドア46a及びドア46bは好ましくは、1イ ンチ(25.4mm)の厚い珪酸カルシウムのような断熱ボードで形成される。 キャビネット46を繊維14に近づけたり遠ざけたりするための往復装置70 が設けられる。往復装置70は第1リンク仕掛け機構72a及び第2リンク仕掛 け機構72bと、ピストンーシリンダ駆動ユニット74と、からなる。リンク仕 掛け機構72a及び72bはキャビネット46に及び支持体80に連結される。 ピストンーシリンダ駆動ユニット74は支持体80から延び、第1リンク仕掛け 機構72aと第2リンク仕掛け機構72bとの間に延びる複数の支持部材76の 1つに固定連結される(図3参照)。ピストンーシリンダ駆動ユニット74のビ ストン74aの往復運動はキャビネット46、それ故に、第1プレート42の運 動を行わせる。 図4(同様な参照番号は同様な要素を指示する)に示す第1の変形実施形態で は、サイジング組成物を第1の繊維14及び第2の繊維66に塗布するのに単一 の塗布ローラ130が使用される。サイジング組成物を収容するトラフ132が ローラ130の下に位置決めされる。この実施形態では、第2の繊維66は塗布 ローラ130と接触する前に、第1の位置決めバー又はローラ140の上を通り 、そして塗布ローラ130に接触する前に、しかしプレート42に係合する前に 、第2の位置決めバー又はローラ142に係合する。 図5に示す第2の変形実施形態では、塗布ローラ130及び位置決めバー14 0及び142は図4に示すように位置決めされ、第2の繊維だけが第1の位置決 めバー140及び第2の位置決めバー142に係合し、第1の繊維14と第2の 繊維66の両方が塗布ローラ130の上を通る。分離シュー50aを使用して第 2の繊維66を、1本又はそれ以上の第2の繊維66からなる第2の繊維群 66aに分離し、且つ第1の繊維を1本又はそれ以上の第1の繊維14を有する 同じ数の第1の繊維群14aに分離する。各第1の繊維群14aは第2の繊維群 66aと混合されるようになり、その結果、複数の別々の複合ストランド16a が形成される。別々のストランド16aはギャザリングシュー50によって集め られて単一の混合ストランド160になり、そして巻き取り装置20によって巻 かれてパッケージ160aを形成する。別の例として、1本又はそれ以上の別々 のストランド16aは2つ又はそれ以上の巻き取り装置(図示せず)によって巻 かれて2つ又はそれ以上の別々のパッケージにしてもよい。 本発明によって形成された複合ストランドを切断して別々の部分にし、射出成 形工程に使用してもよい。複合ストランドは、ガラスマット熱可塑性プラスチッ ク(GMT)、引抜成形、フィラメント巻き取り、編成、織成、押し出し被覆、 ニードリング、テキストラライジング、及び成形用連続繊維マットのような方法 における連続複合ストランドとして使用されてもよい。 本発明の方法及び装置は先行技術に比して幾つかの利点を有する複合ストラン ドを製造する。第1に、この工程は3元、4元、又はそれ以上の複雑な複合スト ランドを製造することができる。例えば、ストランドはEガラス及びS2ガラス のような数種類のガラスを含むることができ、且つ又ポリプロェレン及びポリフ ェニレンスルフィドのような数種類の異なった有機材料を含むことができる。第 2には、本発明の複合ストランドは最終複合部中での繊維の良好な分散を示す。 第3には、本発明のバインダー/サイズは引っ張り強さ及び衝撃強さのような複 合部の性質を高めるものと考えられる。又、複合ストランドにおける比較的高い 量のバインダーにより、一体性を維持し、且つ扱い易い複合ストランド製品にな る。最後に、異なるバインダー/サイズを別々の塗布ローラによって異なる繊維 に塗布することができる。 本発明の或る好ましい詳細を示すために以下の実施例を掲げる。実施例の詳細 は発明をこれに限定する方法でとらえるべきではないことを理解すべきである。 実施例1 ガラスマーブルを溶解して、2千個の孔を有するブッシュから毎分900フィ ートの速度(4Z572m/s)で毎時33ポンド(4.158g/s)の収量 で引く。出来た繊維は“M”(16ミクロン)フィラメント直径を有する。新た に形成されたEーガラス繊維をプレパッド水噴霧で直ちに冷却した。次いで繊維 を前向き塗布ローラによって実施例5のサイズ組成物で処理した。繊維を繊維方 向を僅かに変えるセラミックバーによって塗布面に押しつけた。デュポン ケミ カルから製品指定「ナイロン66,1400デシテックス/1260デニール, 210フィラメント,R20TWT,タイプ728」のもとに商業的に入手でき る1260デニール(1.4Eー4g/km)のポリアミド繊維を別の操作でロ ーブして2つの15ポンド(6.8kg)のパッケージにし、各パッケージは25 20(2.8E−4g/km)乃至5040デニール(5.6E−4g/km)の ものであった。これらのパッケージをガラス形成操作のブッシュレベルに位置し たパッケージ供給ラックに置いた。次いで、2つのポリマー繊維端をブッシュレ ベルの2つのセラミックガイドアイに通し、後向きの第2の塗布ローラのすぐ上 に取り付けられた2つのセラミックガイドアイに通し、後向きの塗布ローラに通 し、該塗布ローラは実施例5のサイジング組成物を2つのポリマー繊維に塗布し 、これをガラス流の中へ通した。混合したポリマー繊維及びガラス繊維をほぼ1 200°F(649℃)の温度に加熱された40インチ(1016mm)の加熱プ レートで乾燥し、回転コレットに巻き取った。 実施例2 ポリプロピレン繊維とガラス繊維を、実施例7のサイズ組成物を使用したこと 以外は実施例1に記載したと同じ方法で混合した。Amoco/Phillip sから製品指定「MARVESS オレフィンフイラメント糸及びJOI Na tural 2520 DEN−210−00」のもとに商業的に入手できる2 520デニール(2.8E−4g/km)のポリプロピレン繊維を別の操作でロ ーブして2つの15ポンド(6.8ポンド)のパッケージにし、各パッケージは 5040(5.6E−4g/km)乃至10080デニール(11.2E−4g/ km)のものであった。これらのパッケージをブッシュレベルに位置したパッケ ージ供給ラックに置き、ポリプロピレンの2つのローブ繊維を使用してポリプロ ピレン/ガラス混合ストランド製品を製造した。 実施例3 ポリフェニレンスルフィド繊維とガラス繊維を、実施例9のサイズ組成物を使 用したこと以外は実施例1に記載したと同じ方法で混合した。Amoco/Ph illipsから製品指定「ポリフェニレンスルフィドーフィラメント」又は「 ステープルCPー1ー26G」のもとに商業的に入手できる200デニール(0 .222E−4g/km)のポリフェニレンスルフィド繊維を別の操作でローブ して3つの15Ib (6.8kg)パッケージにし、各パッケージは1000デニ ール(1.1E−4g/km)のものであった。これらのパッケージをブッシュ レベルに位置したパッケージ供給ラックに置き、ポリフェニレンスルフィドの3 つのローブ繊維を使用して混合ストランド製品を製造した。 実施例4 ポリマー繊維を実施例1のEーガラス繊維と混合した方法と同様な方法でS2 ーガラスをEーガラスと混合した。この場合には、オーエンス コーニング フ ァイバーグラスから製品指定「製品449,イールド=750」のもとに商業的 に入手できるS2−ガラスをブッシュレベルに位置したパッケージ供給ラックに 置いた。S2−ガラスの2つの端を、ポリアミド繊維の端を実施例1のE−ガラ ス流の中へ引き入れたのと丁度同じ方法でE−ガラス流の中へ引き入れた。実施 例9に記載されているサイジング組成物をS2−ガラスとE−ガラスの両方に塗 布した。この方法を使用して最終製品に組み込まれたS2−ガラスの使用量は2 0%乃至40%の範囲であった。 実施例5 六千(6000)グラム(g)のバインダーを次の手順で形成した。15g( 0.25重量%)のA−1100シランを2345gの脱イオン水に加えた。こ れを数分間かき混ぜた。千八百七十五(1875)g(31.25%)の皮膜形 成剤Covinax201及び1500g(25.0%)の皮膜形成剤Covi nax225を2ガロン(7.6L)バケツの中で混合した。次いで、シラン溶 液を中攪拌を使用して皮膜形成剤の混合物と混合した。四百八十(480)g( 8.0%)のMaldene286をシランと皮膜成形剤の混合物に加えた。最後 に、200g(3.3%)のBES均質剤を連続かき混ぜのもとに加えた。出来 たバ インダーポリマー溶液の固形濃度は30%であった。このバインダーポリマー溶 液は、ポリアミドをガラスと混合する場合に有用である(上の実施例1を参照) 。 実施例6 六千(6000)グラム(g)のバインダーを次の手順で形成した。15g( 0.25重量%)のA−1100シランを1870gの脱イオン水に加えた。こ れを数分間かき混ぜた。三千四百五十(3450)g(57.5%)の皮膜形成 剤Synthemul 97903−00を2ガロン(7.6L)バケツの中へ注 ぎ込んだ。次いで、シラン溶液を中攪拌を使用して皮膜形成剤と混合した。四百 八十(480)g(8.0%)のMaldene286をシランと皮膜成形剤の 混合物に加えた。最後に、200g(3.3%)のBES均質剤を連続かき混ぜ のもとに加えた。出来たバインダーポリマー溶液の固形濃度は30%であった。 このバインダーポリマー溶液は、ポリアミドをガラスと混合する場合に有用であ る。 実施例7 六千(6000)グラム(g)のバインダーを次の手順で形成した。15g( 0.25重量%)のA−1100シランを2345gの脱イオン水に加えた。こ れを数分間かき混ぜた。千八百七十五(1875)g(31.25%)の皮膜形 成剤Covinax20l及び1500g(25.0%)の皮膜形成剤Covi nax225を2ガロン(7.6L)バケツの中で混合した。次いで、シラン溶 液を中攪拌を使用して皮膜形成剤の混合物と混合した。30mlの濃縮水酸化ア ンモニウム中に30g(0.5%)のテレフタール酸を溶解してテレフタール酸 溶液を準備した。テレフタール酸溶液をシランと皮膜形成剤の混合物に加えた。 次いで、300g(5.0g)のポリエマルジョン43N40を混合物に加えた。 最後に、200g(3.3%)のBES均質剤を連続かき混ぜのもとに加えた。 出来たバインダーポリマー溶液の固形濃度は30%であった。このバインダーポ リマー溶液は、ポリプロピレンをガラスと混合する場合に有用である。 実施例8 六千(6000)グラム(g)のバインダーを次の手順で形成した。15g( 0.25重量%)のA−1100シランを2020gの脱イオン水に加えた。こ れを数分間かき混ぜた。三千四百五十(3450)g(57.5%)の皮膜形成 剤 Synthemul 97903−00を2ガロン(7.6L)バケツの中へ注 ぎ込んだ。次いで、シラン溶液を中攪拌を使用して皮膜形成剤と混合した。30 mlの濃縮水酸化アンモニウム中に30g(0.5%)のテレフタール酸を溶解 してテレフタール酸溶液を準備した。テレフタール酸溶液をシランと皮膜形成剤 の混合物に加えた。次いで、300g(5.0g)のポリエマルジョン43N4 0を混合物に加えた。最後に、200g(3.3%)のBES均質剤を連続かき 混ぜのもとに加えた。出来たバインダーポリマー溶液の固形濃度は30%であっ た。このバインダーポリマー溶液は、ポリプロピレンをガラスと混合する場合に 有用である。 実施例9 六千(6000)グラム(g)のバインダーを次の手順で形成した。15g( 0.25重量%)のA−1100シランを2020gの脱イオン水に加えた。こ れを数分間かき混ぜた。三千四百五十(3450)g(57.5%)の皮膜形成 剤Synthemul 97903−00を2ガロン(7.6L)バケツの中へ 注ぎ込んだ。次いで、シラン溶液を中攪拌を使用して皮膜形成剤と混合した。最 後に、200g(3.3%)のBES均質剤を連続かき混ぜのもとに加えた。出 来たバインダーポリマー溶液の固形濃度は30%であった。このバインダーポリ マー溶液は、ポリフェニレンスルフィド及び無機繊維を含む種々の材料について 有用である。 実施例10 六千(6000)グラム(g)のバインダーを次の手順で形成した。15g( 0.25重量%)のA−1100シランを2345gの脱イオン水に加えた。こ れを数分間かき混ぜた。千八百七十五(1875)g(31.25%)の皮膜形 成剤Covinax201及び1500g(25.0%)の皮膜形成剤Covi nax225を2ガロン(7.6L)バケツの中で混合した。次いで、シラン溶 液を中攪拌を使用して皮膜形成剤の混合物と混合した。最後に、200g(3. 3%)のBES均質剤を連続かき混ぜのもとに加えた。出来たバインダーポリマ ー溶液の固形濃度は30%であった。このバインダーポリマー溶液は、ポリフェ ニレンスルフィド及び無機繊維を含む種々の材料について有用である。 本発明をその好ましい実施形態を参照して詳細に説明したが、特許請求の範囲 に記載の発明の精神から逸脱することなく修正及び変形が可能であることは明ら かである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CN,C Z,EE,FI,GE,HU,IS,JP,KG,KP ,KR,KZ,LK,LR,LT,LV,MD,MG, MK,MN,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,S G,SI,SK,TJ,TM,TT,UA,UZ,VN (72)発明者 ヒューイ ラリー ジェイ アメリカ合衆国 オハイオ州 43023 グ ランヴィル ウェスト カレッジ ストリ ート 129 (72)発明者 シップ ディヴィッド エル アメリカ合衆国 オハイオ州 43055 ニ ューアーク シャーウッド ダウンズ ロ ード 214 (72)発明者 マクドナルド フランク アメリカ合衆国 オハイオ州 43023 グ ランヴィル バートリッジ ロード 184 (72)発明者 ウッドサイド マーガレット エム アメリカ合衆国 オハイオ州 43147 ピ ッカリングトン タムウォーター ヴァリ ー コート 7760 (72)発明者 マン ダグラス ビー アメリカ合衆国 オハイオ州 43081 ウ ェスターヴィル バッファロー ラン 5098

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第1の連続繊維に引かれるべき溶融ガラス流を供給するための加熱ブッシュ と、 ガラス流を第1の繊維に引くようになった引き取り装置と、 第2の材料の1つ又はそれ以上の第2の繊維を供給するための供給装置と、 サイズを第1及び第2の繊維に塗布するための1つ又はそれ以上の塗布装置 と、 第1及び第2の繊維を集めて1本又はそれ以上の複合ストランドにする装置 と、からなる、 1本又はそれ以上の複合ストランドを製造するための装置。 2.第1及び第2の繊維が集められて1本又はそれ以上のストランドにする前に 、第1及び第2の繊維のサイズを乾燥するために、熱の形態のエネルギーを第1 及び第2のサイズ付き繊維に接触させ且つ伝えるための乾燥装置を更に有する、 請求の範囲1に記載の装置。 3.前記乾燥装置は加熱接触プレートからなる、請求の範囲2に記載の装置。 4.前記集め装置は、第1及び第2の繊維を1本又はそれ以上の複合ストランド に集めるための、前記乾燥装置と前記引き取り装置との間に位置したギャザリン グシューからなる、請求の範囲2に記載の装置。 5.前記引き取り装置は巻き取り装置からなる、請求の範囲1に記載の装置。 6.前記引き取り装置は直結のチョップユニットからなる、請求の範囲1に記載 の装置。 7.第1及び第2の繊維の両方にサイズを塗布するのに単一の塗布装置が設けら れる、請求の範囲1に記載の装置。 8.第1の繊維にサイズを塗布するのに第1の塗布装置が設けられ、第2の繊維 にサイズを塗布するのに第2の塗布装置が設けられる、請求の範囲1に記載の装 置。 9.溶融ガラス源から複数の第1のガラス繊維を引き、 第2の材料の1つ又はそれ以上の第2の繊維の供給源を設け、 サイズを第1及び第2の繊維に塗布し、 第1及び第2の繊維を集めて1本又はそれ以上の複合ストランドにする工程 を有する、1本又はそれ以上複合ストランドを形成するための方法。 10.前記第2の繊維はSーガラス繊維、グラファイト繊維、及びポリマー繊維か らなる群から選択される、請求の範囲9に記載の1本又はそれ以上複合ストラン ドを形成するための方法。 11.前記第2の繊維はポリアミド繊維、ポリプロピレン繊維、及びポリフェニレ ンサルフィド繊維からなる群から選択される、請求の範囲9に記載の1本又はそ れ以上複合ストランドを形成するための方法。 12.サイズ付きの第1及び第2の繊維を加熱部材と接触させて第1及び第2の繊 維のサイズの乾燥を行わせる工程をさらに有する、請求の範囲9に記載の1本又 はそれ以上複合ストランドを形成するための方法。 13.水性サイズが第1及び第2の繊維に塗布され、前記加熱部材により水性サイ ズ中の水の少なくとも一部分を蒸発させる、請求の範囲12に記載の1本又はそ れ以上複合ストランドを形成するための方法。 14.前記サイズはアクリルポリマーエマルジョン又はウレタンからなる皮膜形成 剤からなる、請求の範囲13に記載の1本又はそれ以上複合ストランドを形成す るための方法。 15.溶融ガラス源から複数の第1のガラス繊維を引き、 第2の材料の1つ又はそれ以上の第2の繊維の供給源を設け、 水性サイズを前記第1及び第2の繊維に塗布し、 サイズ付きの第1及び第2の繊維を加熱部材と接触させて第1及び第2の繊 維のサイズの乾燥を行わせ、 前記第1及び第2の繊維を集めて複合ストランドにすることによって製造さ れた複合ストランド製品。 16.第1の連続繊維に引かれるべき溶融ガラス流を供給するための加熱ブッシュ と、 前記ガラス流を第1の繊維に引くようになった引き取り装置と、 第2の材料の1つ又はそれ以上の第2の繊維を供給するための供給装置と、 サイズを前記第1及び第2の繊維に塗布するための1つ又はそれ以上の塗布 装置と、 を有する、複数のサイズ付きの第1及び第2の繊維を製造するための装置。 17.前記第1及び第2の繊維のサイズを乾燥するために、熱の形態のエネルギー を前記第1及び第2のサイズ付き繊維に接触させ且つ伝えるための乾燥装置を更 に有する、請求の範囲16に記載の装置。 18.乾燥装置は加熱接触プレートからなる、請求の範囲17に記載の装置。 19.前記引き取り装置は巻き取り装置からなる、請求の範囲16に記載の装置。 20.溶融ガラス源から複数のサイズ付きの第1のガラス繊維を引き、 第2の材料の1つ又はそれ以上の第2の繊維の供給源を設け、 サイズを前記第1及び第2の繊維に塗布し、 前記1つ又はそれ以上の第2の繊維を前記第1の繊維と混合する工程を有す る、複数のサイズ付きの第1及び第2の繊維を形成するための方法。 21.前記1つ又はそれ以上の第2の繊維はSーガラス繊維、グラファイト繊維、 及びポリマー繊維からなる群から選択される、請求の範囲20に記載の複合スト ランドを形成するための方法。 22.前記第2の繊維はポリアミド繊維、ポリプロピレン繊維、及びポリフェニレ ンサルフィド繊維からなる群から選択される、請求の範囲20に記載の複合スト ランドを形成するための方法。 23.サイズ付きの第1及び第2の繊維を加熱部材と接触させて第1及び第2の繊 維のサイズの乾燥を行わせる工程を更に有する、請求の範囲20に記載の複合ス トランドを形成するための方法。 24.水性サイズが前記第1及び第2の繊維に塗布され、前記加熱部材により水性 サイズ中の水の少なくとも一部分を蒸発させる、請求の範囲23に記載の複合ス トランドを形成するための方法。 25.第1の連続繊維に引かれるべき溶融ガラス流を供給するための加熱ブッシュ と、 前記ガラス流を前記第1の繊維に引くようになった引き取り装置と、 第2の材料の1つ又はそれ以上の第2の繊維を供給するための供給装置と、 サイズを前記第1及び第2の繊維の一方に塗布するための塗布装置と、 前記第1及び第2の繊維のサイズを乾燥するために、熱の形態のエネルギー を前記第1及び第2のサイズ付き繊維に接触させ且つ伝えるための乾燥装置と、 前記第1及び第2の繊維を集めて1本又はそれ以上の複合ストランドにする ための装置と、を有する、1本又はそれ以上の複合ストランドを製造するための 装置。
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