JPH10509334A - 改良されたイオン浸透式薬剤投与装置 - Google Patents

改良されたイオン浸透式薬剤投与装置

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JPH10509334A JP8512106A JP51210696A JPH10509334A JP H10509334 A JPH10509334 A JP H10509334A JP 8512106 A JP8512106 A JP 8512106A JP 51210696 A JP51210696 A JP 51210696A JP H10509334 A JPH10509334 A JP H10509334A
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Abstract

(57)【要約】 薬剤を保持する面(26)を含む可撓性の平面状パッチ(12)と、薬剤の投与を行う電流を供給する回路を有するコントローラ(14)とを備える、イオン浸透式薬剤投与装置(10)である。パッチ(12)は、コントローラ(14)に取り外し可能に結合され、また、該パッチは、互いに隔置された複数の電気接点を有する。該コントローラは、導電性材料から成る部分と非導電性材料とから成る部分が交互に配置されたエラストマー製のコネクタを備え、該導電性部分及び非導電性部分が、経皮的に薬剤を投与する間に、パッチを該コントローラに電気的に結合する。この接続部は、減摩性拭き取り面(60)を採用して電気的相互接続部を清浄にすることにより、その電気的接続部に悪影響を与える汚染物質が存在しない状態に保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】 改良されたイオン浸透式薬剤投与装置 発明の背景 発明の分野 本発明は、全体として、経皮的薬剤投与のためのイオン浸透式投与装置、より 具体的には、薬剤を保持するパッチと、イオン浸透式薬剤投与を行うために同パ ッチとの間を電気的に接続するコントローラとを備える、イオン浸透式薬剤投与 組立体に関する。従来の技術の説明 イオン浸透法は、薬剤/化学物質を人体組織を侵さずに経皮的に投与する方法 であると定義することができる。この方法は、益々、普及しており、薬剤を投与 するための有効な方法である。実際には、イオン浸透式薬剤投与方法は、典型的 に、薬剤(イオンの形態)をキャリア(担体)の上に配置することと、その薬剤 を保持するキャリアを患者に取り付けることとにより行われる。一対の電極が患 者の皮膚に接触し且つキャリアと極く近接した位置に配置される。この電極によ り皮膚を通る電流が付与される。イオン化した薬剤をパッチのキャリアから皮膚 内へ拡散させる。 イオン浸透法による、薬剤の患者への投与は、長時間に亙って一定の量で注入 する、又は、周期的に規則的な間隔で注入するといった多数の方法で最も良く行 うことができる。適正な薬剤の投与を確実にするため、薬剤を保持するキャリア は、患者の皮膚に接触した状態に保つことが必要である。このイオン浸透投与装 置は、粘着性のパッチのような薬剤を保持するキャリアを備えることができる。 また、この装置は、所望の投与速度に従って、薬剤を運ぶための適正な電流を提 供すべくパッチに接続可能である電源を備えることもできる。 パッチ上に保持された薬剤を適正にイオン浸透式に投与することは、電極に付 与される電流の量及びその持続時間により決まる。薬剤が適正に投与されるよう にするため、電極間に、良好な無雑音の電気信号が付与されることが望ましい。 更に、患者の皮膚内に直に電流を流すので、電極の間にて付与される電流の変動 が患者に感じられることがある。電極を通じて付与される電流が急激に増えるか 、 又は変動するならば、患者が多少、不快に感じることは珍しいことではない。か かる急激な増加、又は変動は、パッチとコントローラとの間の電気的境界におけ る干渉により生ずる可能性がある。相互に接続する面の間に介在する泥、塵埃、 又はその他の汚染物質は、電気的「ノイズ」を生じさせ、その結果、電流が変化 する傾向となる。 公知の薬剤投与装置内におけるパッチとコントローラとの間の電気的接続は、 典型的には、弾性的に偏倚された従来の機械的接点を利用する。この型式の接続 の場合、コントローラに対するパッチの接続及び取り外しを繰り返し行うことに 起因し且つ環境条件に起因する摩耗及び腐食は、接点に有害な作用を及ぼす。こ の有害な作用としては、接点の間における「接続及び分離」のため、パッチへの 電流の供給が突然に停止する点がある。こうした発生するかもしれない過渡電流 の結果、患者に不快感がもたらされる。 コントローラがパッチから取り外し可能である経皮的投与装置において、電気 的結合のためにパッチ及びコントローラにて利用可能である材料は、互いに電気 −化学的に両立できるものでなければならない。さもなければ、電気的接続部の 品質に影響する電気分解及び腐食が生ずる。その結果、患者に不快感を感じさせ る電気的ノイズ又は過渡電流が生ずる。 互いに係合した撓むことが可能なばね部分が擦れ合って相互に拭き取って相互 接続部を清浄にするような力によって接点同士が相互に接続される、各種の導電 性ばねから成る係合電気接点を構成することは周知である。しかしながら、理解 され得るように、イオン浸透式投与装置においては、パッチの電気パッドは、係 合するばね接点に通常見られる力に耐えることができない薄い可撓性の面の上に 形成される。その理由は、そのパッチが一回だけ使用する設計とされているから である。かかる力は、導電性パッドを掻き取り又はパッチの導電性部分を傷付け る可能性がある。連結力を少なくしようとすると、ばねによる撓み可能な接点を 相対的に摺動させることによって得られる利点が失われる結果となる。 このため、患者の皮膚の上に配置可能である、薬剤を保持する可撓性のパッチ と電源との間に、薬剤をイオン浸透式に投与することを許容すべく、確実で且つ 清浄な連結接続部を許容する連結接続組立体を提供することが望まれる。 発明の目的及び概要 本発明の一つの目的は、薬剤を経皮的に投与するために患者の皮膚に取り付け られる、改良されたイオン浸透式の薬剤の投与装置を提供することである。 本発明のもう一つの目的は、患者の皮膚の上に配置可能である、薬剤を保持す るパッチと、皮膚内に薬剤をイオン浸透式に投与するのを制御する電子式コント ローラと、を備える改良されたイオン浸透式の薬剤の投与装置を提供することで ある。 本発明の更に別の目的は、コントローラが薬剤を保持するパッチに容易に取り 外し可能に取り付けることのできる、イオン浸透式薬剤投与装置を提供すること である。 本発明の更に別の目的は、患者の皮膚上に占める面積が最小であり、また、患 者にとって使い辛くない、薬剤投与装置を提供することである。 本発明の更に別の目的は、薬剤投与パッチと取り外し可能なコントローラとの 間を確実に連結接続することを可能にする電気コネクタを含む、イオン浸透式薬 剤投与装置を提供することである。 本発明の更に別の目的は、電気分解及び/又は腐食しない電気コネクタを有す る、イオン浸透式薬剤投与のコントローラを提供することである。 本発明の更に別の目的は、薬剤を保持する可撓性のパッチの導電性部分とコン トローラの電気接点との間の改良された電気的接続部を提供することである。 本発明の更に別の目的は、イオン浸透式薬剤投与装置の公知の電気的コネクタ における不利益な点を解消する電気的コネクタを有する、イオン浸透式薬剤投与 装置を提供することである。 本発明の一つの形態によれば、該装置は、薬剤の投与を電気的に制御するコン トローラと組み合わせて、患者の皮膚に取り外し可能に取り付け得る、薬剤を保 持する使い捨て型のパッチを備えている。このパッチは、薬剤を保持する第一の 面と、これと反対側の第二の面と、コントローラのある領域内に挿入される伸長 する平面状タブとを有する、可撓性の平面状本体を備えている。この平面状のパ ッチ本体の第一の面は、患者の皮膚の上に支持可能である。このパッチ本体の反 対側の第二の面は、着脱可能に取り付けられたコントローラを備えている。パッ チ は、タブをコントローラ内に挿入することにより、コントローラに固着される。 パッチ本体のタブは、貫通開口部を有することができる。このハウジングは、タ ブをコントローラのハウジング内に固着するため、タブの開口部を受け入れる支 柱を含んでもよい。 パッチのタブは、コントローラのハウジングの側壁に形成されたスロット内に 収納される。次に、可撓性のパッチをそのタブを中心に曲げて、ベルクロ(Velc ro)係合フック及びループ締結具(それぞれ、コントローラのハウジング及びパ ッチの上面に取り付けられている)により、コントローラの上面に固着すること ができる。このようにして、コントローラは、パッチが患者の皮膚に接している 間に、パッチの頂部に便宜に取り付けることができる。投与すべき薬剤を保持す るパッチの底部は、露出され、患者の皮膚に接着剤で固着することができる。こ のパッチ本体のタブは、隔置された複数の電気接点を備えている。該複数の電気 接点は、互いに隔置された少なくとも第一及び第二の電極に結合されている。こ れらの第一及び第二の電極は、電圧が印加されたとき、薬剤をパッチから患者の 皮膚に移す電流を生じさせる。 コントローラは、電流の供給源となる電源と、給電を制御し得るようにプリン ト回路板上に取り付けられた回路と、を含むことができる。また、このコントロ ーラは、コントローラのプリント回路板に係合する位置に配置されたコネクタと 、パッチ上に設けられたタブと、を備えている。このコネクタは、エラストマー 型式のものとすることができる。一つの実施の形態においては、このエラストマ ーによるコネクタは、互いに隔置された平行な導電性部分を複数備えている一方 、プリント回路板は、互いに隔置された電気接点を複数備えている。これらの接 点の各々は、前記複数の導電性部分のうちの少なくとも一つと係合する。このエ ラストマーによるコネクタは、次のような位置に設定される。即ち、パッチ本体 をコントローラ内に挿入したとき、互いに隔置された電気接点がエラストマーコ ネクタの互いに隔置された複数の導電性部分の少なくとも一つとそれぞれ電気的 に結合され、その結果、少なくとも第一及び第二の電極が、電源及びコントロー ラのプリント回路板に電気的に接続されるような位置とする。 本発明の別の実施の形態においては、電気的パッチ接点及び電気的コントロー ラ接点のうちの一方が、他方と摺動可能に係合するための減摩面を前方部分に有 し、それにより、その摺動可能な係合によって、塵埃、汚染物質等が他方のパッ ドから拭き取られて良好な電気的係合が達成される。 図面の簡単な説明 図1は、パッチ及びコントローラが非接続状態にある、本発明のイオン浸透式 薬剤投与装置の斜視図である。 図2は、パッチ及びコントローラが接続状態にある、本発明のイオン浸透式薬 剤投与装置の斜視図である。 図3は、図2のパッチ及びコントローラ組み合わせ体の一部分の平面図である 。 図4は、図3の線4−4に沿った図3のパッチ及びコントローラの組み合わせ 体の断面図である。 図5は、図4の線5−5に沿った図4のパッチ及びコントローラの組み合わせ 体の断面図である。 図6は、パッチが患者の皮膚の上に支持され、コントローラがパッチに接続さ れた、本発明のイオン浸透式薬剤投与装置の平面斜視図である。 図7は、本発明に利用されるエラストマー製のコネクタの斜視図であり、薬剤 投与装置のコントローラ内で使用されるプリント回路板の互いに隔置された電気 接点をその装置内で使用されるパッチの互いに隔置された電気接点と電気的に結 合した状態の斜視図である。 図8は、本発明の代替例に利用されたエラストマー製のコネクタの斜視図であ る。 図9は、本発明の組み合わせ体に使用されるパッチの更に別の実施の形態の平 面図である。 図10は、図9の線10−10に沿ったパッチの一部の断面図である。 図11は、コントローラハウジングの導電性部分に相互に接続された図9のパ ッチの断面図である。好適な実施の形態の詳細な説明 最初に、図面の図1及び図2を参照すると、イオン浸透式薬剤投与装置10は 、基本的に、パッチ12と、コントローラ14とを備えている。パッチ12は、 生 体適合性材料で出来た略平面状の可撓性部材である。パッチ12は、織布若しく は不織布の繊維又はポリマー又は当該技術分野で周知のその他の任意の材料で形 成することができる。パッチ12は、該パッチを患者の皮膚16(図6)に取り 付けることを許容する接着剤(図示せず)を含むことが好ましい。好適な実施の 形態において、パッチ12は、拡張した略円形の本体18と、伸長する狭小なタ ブ20とを備えている。パッチ本体18は、平面状の両面22、24を備えてい る。平面状の面24は、患者の皮膚に取り付け得るように配置され、該平面は、 イオン化した薬剤(典型的に、ゲルの形態をしている)を保持する薬剤リザーバ 26を備えている。リザーバ26は、図面に図示されているが、患者の皮膚に移 送されるイオン化した薬剤を効果的に蓄えることのできる他の技術を利用するこ とも可能である。 パッチの皮膚に接触する面24は、互いに隔置された少なくとも一対の電極2 8、30を更に備えることができる。電極28、30の各々は、パッチ12を電 極に取り付けたとき、皮膚と接触する位置に設定しなければならない。電極28 、30は、患者の皮膚を通る電流の経路が電極28、30の間に設定されるよう な位置にする。電極28は、イオン浸透式薬剤投与業界で周知の方法により、リ ザーバ26に電気的に結合される。電極28(リザーバ26に接触している)が その内部に保持されたイオン化した薬剤と同一の電荷を有するように、電極28 、30に直流電源を結合することができる。皮膚を通じて、電極28から電極3 0に流れる電流の作用により、リザーバ26内に保持された薬剤が、患者に経皮 的に移送される。 図3を参照すると、電流は、導電体32、34から電極28、30に供給され る。導体32、34の各々は、電極28、30からタブ20の周端縁38上に配 置された電気接点36まで伸長する一以上の導電性経路を含むことができる。以 下に更に詳細に説明するように、これらの電気接点36は、コントローラ14、 及びその電流源と電気的に接続するのに最適な位置に配置されている。 次に、図4を参照すると、コントローラ14は、電極28、30に対して制御 された状態の電流を付与する電子構成要素40を収容している。当該技術分野で 周知であるように、この好適な実施の形態において、電気構成要素40は、電源 39のような電源を含む。電子構成要素40及び電源39は、プリント回路板4 1上に取り付けることができる。このコントローラの回路を使用して、電極28 、30に対して制御された電流が付与される。 コントローラ14は、上方壁43を有するコントローラハウジング42を備え ている。また、該コントローラは、カバー48と、底部壁45とを備えている。 図1に図示するように、カバー48は、開き位置まで手で動かして、タブ20の 電気接点36と電気的に接続するように接続列46を露出させる。カバー48が 開き位置にあるとき、パッチ12のタブ20は、接続列46を介してコントロー ラ14に電気的に結合することができる。カバー48は、同様に、図2に図示し た閉じた位置まで動かして、接続列46と共に、タブ20の電気接点36を略覆 うようにする。 接続列46の対応する部分に対して電気接点36を正確に整合させるために、 タブ20は、ハウジング42の構造体と一致するようにキー止め開口部を有して いる。タブ20は、ハウジングの上方に伸長する支柱52を受け入れ得る設計と された開口部50を有している。好適な実施の形態においては、開口部50と支 柱52とは、略矩形の形状としてある。しかしながら、任意の適当な形状とする ことも可能である。また、コントローラは、適当な長さのタブ20を受け入れる 開口した前端44を有している。支柱52は、タブ20を受け入れ且つタブ20 をハウジング42内の所定の位置に拘束し得るように接続列46に隣接する中央 の位置に配置されている。開口部50及び支柱52の双方に設けられたキー構造 体は、パッチ12がコントローラ14に関して不正確に整合されるのを防止する 。この実施の形態においては、開口部50及び支柱52の双方は略L字形の断面 を有するが、正確な整合状態を確保し得るその他の任意の係合する形状も採用可 能である。 上述したように、ハウジング42は、プリント回路板41と電気的な接触状態 に配置された接続列46を備えている。この接続列46は、平行な位置に配置さ れた多数の導電性ストリップ(プリント回路板41と、従って、該回路板上に取 り付けられた構成要素40と電気的に連通している)を含むことができる。また 、これらの接続列46の導電性ストリップは、タブ20がコントローラ14の開 口 部内に収納されると、電気接点36に電気的に結合することができる。本発明の 一例としての実施の形態においては、プリント回路板41は、接続列46の導電 性ストリップが係合する、互いに隔置された複数の接点37を有している。 理解し得るように、リザーバ26内に保持された薬剤を適当なイオン浸透式に 患者の皮膚に投与することは、電極28、30により付与される電流の量及びそ の持続時間に対応する。薬剤を的確に移送し得るように、電極28、30におい て、良好な無雑音の電気信号が提供されることが好ましい。更に、電流が患者の 皮膚に直接流されるので、電極28、30の間にて電流の流れの変動が患者に感 じられる。例えば、電極28、30間に付与される電流が急激に増加し又は著し く変動するとき、患者は、僅かに不快に感じる。かかる急激な増加及び変動は、 接続具の列46の電気的接続部とパッチ接点36との間の干渉に起因して生ずる 可能性がある。本発明は、パッチの導電性部分と、コントローラの導電性部分と の間に良好な電気的接続が実現され且つ維持されることを確実にし、また、コン トローラとパッチとの接続部のインピーダンスが変動することに起因して電流が 急激に変化しないようにすることを確実にする。 本発明の好適な実施の形態に従い、また、図7に図示するように、接続列46 は、電源39及び回路板41に電気的に結合されたエラストマー製のコネクタを 含む。このエラストマー製のコネクタは、エラストマー材料で出来ており、当該 技術分野で公知であるように、導電性材料の部分47と非導電性材料49の部分 とが交互に配置された「ゼブラ(zebra)ストリップ(縞模様のストリップ)」 であることが好ましい。このゼブラストリップは、市販の製品であり、適当なゼ ブラストリップは、テクニット・コーポレーション(Technit Corporation)が 製造するものである。典型的には、導電性部分は炭素を拡散させたシリコンであ り、一方、非導電性部分はシリコンである。導電性ストリップ47同士は、僅か に約0.127mm(0.005インチ)だけ隔てて配置されており、幾つかの 導電性ストリップ47が、プリント回路板の比較的幅の広い接点及びパッチに接 触して、パッチと回路板との間の良好な接続が実現されるようにすることができ る。 再度、図7を参照すると、エラストマー製のコネクタは、回路板41の複数の 接点37を横断するように確実に取り付けられて、接点との電気的接続を促進し 得るようにすることが好ましい。導電性材料部分47と非導電性材料部分49と を交互に配置して成るストリップは、プリント回路板41の対応する互いに隔置 された接点37に接触し得るように互いに隔置されている。図2、図4、及び図 7に示すように、パッチ12のタブ20がコントローラ内に挿入されると、パッ チの互いに隔置された複数の電気接点36がエラストマー製のコネクタ46の導 電性部分47と一致し且つ該導電性部分に電気的に結合される。このため、図7 に示すように、パッチ12とコントローラ14との電気的接続が実現される。 ゼブラストリップは、2つの方向に電流が流れるのを可能にするが、略対角状 の第三の方向に電流が流れるのは防止する、複数の電気的経路を有することが可 能であるので、好ましい。2つの軸線に沿った電気的な接続を可能にすることに より、このゼブラストリップは、該ストリップが結合される装置に容易に適合す ることができ、また、異なる面に配置された装置との継手を提供する。更に、こ のエラストマー製のコネクタに関して発生する電気的ノイズは、無視し得る程度 である。更に、このエラストマー製のコネクタは、不活性材料で出来ており、こ のため、分岐電流が存在せず、また、接続具の電気分解や腐食が生じない。その 結果、パッチとコントローラとの間の接続部の抵抗は変動しない。更に、このエ ラストマー製のコネクタは、弾性材料で出来ていることが好ましい。このため、 このコネクタに圧力が加わるならば、このコネクタは、該コネクタが結合される 装置の輪郭に沿うことになる。このことは、コントローラとパッチとを一層、良 く電気的に接続するのに役立つ。最後に、エラストマー製のコネクタは、減摩性 がなく、装置の表面にのみ塗装されることがある電気接点を摩耗させることはな い。このことは、電流の流れを促進し、コネクタ又は該コネクタが結合される装 置を摩耗を理由として交換することを不要にする。 本発明の一つの代替的な実施の形態においては、図8を参照すると、エラスト マー製のコネクタ46は、第一及び第二の面51、53を有する非導電性(絶縁 性)材料49の部分から成っている。また、この接続具は、第一の面51から第 二の面53まで非導電性材料49を貫通して伸長する複数の導電性部エラストマ ープラグ57を有している。この型式のエラストマー製のコネクタは、典型的に は、そのコネクタが結合されるパッチの互いに隔置された電気接点の配置に一致 するように特別な設計にされている。この導電性のエラストマープラグは、典型 的には、パッチの電気接点と良好に電気的に接触し得るように、コネクタ上に配 置されている。好適な実施の形態において、これらのプラグは、導電性プラグが パッチの互いに隔置された電気接点の一つにしか接触しないように、特別な寸法 に設定され且つエラストマー製のコネクタ内に配置されている。この型式のコネ クタは、上述したように、プリント回路板41に固着される。 このエラストマー製のコネクタは、コントローラのハウジング内に取り付けら れるものとして説明したが、コントローラのプリント回路板に係合し得るように 、エラストマー製のコネクタをパッチ上に取り付けることも本発明の範囲に属す ると考えられる。 タブ20の電気接点36と接続列46との間に十分な電気的結合が維持される ようにするため、カバー48は、拘束状態に保持された加圧ローラ54を備えて いる。図4に図示するように、カバー48をタブ20の電気接点36及び接続列 46の上方に亙って閉じたとき、このローラ54は動いて、電気接点36を接続 列46の導電性部分上に付勢して、その間に良好な電気的接続状態を実現する。 また、このローラ54の係合は、パッチ12をコントローラ14と接続した状態 に固定する働きをする。 図2を再度参照すると、パッチ12とコントローラ14とは、電気接点36と 接続列46の間の相互接続が実現された後に、コントローラ14をパッチ12の 上に取り外し可能に支持するための取り付け手段を備えている。パッチ12の皮 膚係合面24と反対側の面22とハウジングの壁43の上面とは、互いに協働す る締結要素55、56を備えている。この一例としての実施の形態においては、 協働する締結要素は、ベルクロ(VELCRO)という商標名で販売されている型式の 従来のフック及びループ締結具を含む。協働する締結要素の一方55は、パッチ 12の表面22上に接着剤又はその他の方法で固着されている一方、協働する締 結要素の他方56は、ハウジング42の壁43の上面に接着剤又はその他の方法 で固着されている。以下に更に詳細に説明するように、係合するフック及びルー プ締結具55、56を取り付けるにより、コントローラ14をパッチ12上に取 り外し可能に支持することができる。 以上、本発明のパッチ及びコントローラの組立体10の構成要素に関して説明 したが、以下に、その作用について説明する。 パッチ12は、患者の皮膚16に接着剤で固着することができる。パッチ12 の表面24は、電極28、30及び薬剤を保持するリザーバ26が皮膚16と十 分に密着した状態にて支持されるように、皮膚16と密着する位置に配置される 。リザーバ26から経皮的にイオン浸透式に薬剤をし始めるため、コントローラ 14はパッチ12に接続されている。カバー48は、後方に引っ込んで、コント ローラ14の前端44を開ける。ハウジング42をパッチ12の伸長するタブ2 0の上方に亙って摺動させ、タブ20の開口部50がハウジング42の上方に伸 長する支柱52上に着座するようにする。開口部50とポスト52との間にキー が嵌まるため、パッチ12とコントローラ14との間には適正な平面状の方向決 めが確保される。次に、カバー48を前方に摺動させ、タブ20の上方へとカバ ー48を閉じる。 拘束状態に保持されたローラ54がタブ20の上方に提供され、電気接点36 を接続列46の導電性部分と確実に電気的に係合させる。また、接続列46の導 電性部分は、コントローラ内でプリント回路板41の互いに隔置された導電性ラ ンナー37に電気的に結合される。カバー48を閉じると、カバー48が支柱5 2の上方に位置するため、パッチ12がコントローラ14から外れるのが防止さ れる。コントローラ14は、薬剤を投与する間、パッチ12と電気的に接続した 状態に保たれるように設計されているため、コントローラ14をパッチ12に締 結して、患者の皮膚上に便宜に保持されるようにすることができる。図2に示す ように、パッチ12をコントローラ14に接続したならば、コントローラは、矢 印Aの方向にパチッと動いて、フック及びループ締結具55、56が互いに係合 して、図6に示すように、コントローラ14をパッチ12に取り外し可能に締結 される。コントローラ14は、イオン浸透式の薬剤投与中、患者の皮膚の上に快 適に固着される。特定の薬剤投与が終了したならば、係合しているフックとルー プ締結具55、56を分離させることにより、コントローラを取り外すことがで きる。次に、カバー48を引っ込めて、支柱52を露出させ、タブ20をコント ローラ14から取り外すことを可能にする。次に、薬剤の次の投与が必要になる 迄、コントローラを脇に置いておく。パッチ12は、患者の皮膚の上に固定した ままとし、パッチを頻繁に交換しなくて済むようにする。 本発明の一つの代替的な実施の形態に従い、図9乃至図11を参照すると、コ ントローラ14は、略矩形の形状をしたコントローラハウジング42と、パッチ 12のタブ20を受け入れる前端44とを備えている。コントローラハウジング 42は、電子構成要素40から伸長する電気ばね接点58(その一つを図10及 び図11に図示)も支持することができる。ばね接点58は、適当な導電性金属 にて形成された従来の電気接点とし、また、その上の導電性パッド36と電気的 に相互に接続し得るように、図11に示すように、タブ20の方向に伸長する略 片持ち梁状部分59(弾性的に撓むことができる)を備えることができる。この 片持ち梁状部分59が撓み可能であることにより、係合する構成要素と密に電気 的に係合するために十分なばね力が提供される。接点58は、一般にばね接点と 称されている。この型式の従来のばね電気接点は、片持ち梁状ばね部分と係合す る導電性面との間にかみ合い挿入力(両者を擦り係合させるのに十分な力)を提 供する構造とされている。この擦り取り係合は、相互に接続する間に、電気的境 界面から塵埃及びその他の汚染物質を除去する。しかしながら、本発明において 、可撓性タブ20の導電性パッド36は極めて薄いため、かかる擦り係合すると きの力が大きい結果、導電性パッドが損傷する可能性がある。かかる力が付与さ れると、導電性パッドが擦り取られ又はその他の方法で損傷させる傾向となる。 図10に示すように、本発明は、パッチ12と接続し或いは分離させたとき、損 傷力を付与することなく、接点58の片持ち梁状部分59を拭き取って清浄にす る機能を提供するものである。 図9乃至図11を再度参照すると、上述したように、パッチ12の一部分が図 示されている。コントローラ14と相互に接続する設計とされた伸長タブ20は 、末端縁21(ハウジング42の前端44内に挿入可能)を有する略細長い形状 である。導電体32、34に接続された導電性パッド36は、末端縁21から基 端方向に隔置されることが好ましい。このため、タブ20は、パッド36と末端 縁21(非導電性)との間に前端の伸長部23を有している。前端伸長部23は 、 コントローラハウジング14内に最初に挿入可能である先端部分を提供する。最 初に、前端伸長部23がハウジング14内に挿入されるため、該伸長部は、パッ ド36に係合する前に、接点58の片持ち梁状部分59に係合する。この点に関 して、前端伸長部23は、接点58の片持ち梁状部分59を拭き取ることができ るように、減摩面を有するように形成することができる。 前端伸長部23の減摩面は、タブ20から上方に伸長する複数の尾根状部分6 0を提供することにより形成することができる。尾根状部分60は、パッチ12 と一体に形成し又は二次的な工程にて形成することができる。尾根状部分60は 、各導電性パッド36に隣接する位置に配置され、該パッドと導電状態に係合す る前に、接点58の弾性的な片持ち梁状部分59は、尾根状部分60に対して摺 動し、塵埃、又は汚染物質を拭き取る。パッチ12が最初に、コントローラハウ ジング42内に挿入されるため、接点58の弾性的な片持ち梁状部分59は、尾 根状部分60に沿って摺動し、上記の拭き取り及び清浄化を行う。図10に仮想 線で示すように、更に挿入すると、清浄化した片持ち梁状部分59とパッド58 とが係合する。理解されるように、コントローラ14及びパッチ12の接続及び 分離を行うとき、前端伸長部23の減摩面が片持ち状部分59を繰り返して拭き 取って清浄にする。尾根状部分60は、タブ20の端部伸長部23に対して減摩 面を提供するのに好適な手段として示されているが、接点58の片持ち梁状部分 59と擦り係合させる任意のその他の技術も本発明の範囲に属するものである。 タブ20の前端伸長部23の粗面又は減摩面によって擦り動作が提供されるた め、相互に接続したとき、接点58とパッド36との間に大きい力を付与し得る ようにコントローラ/パッチ組立体を構成する必要はない。このことは、相互に 接続したとき、薄い導電性パッドを腐食させ、又はその他の損傷を与える可能性 を著しく少なくする。 タブ20は、相互に接続したとき、接点58を拭き取るべくその端部付近に減 摩面を有するものとして示してあるが、コントローラ14に関して、相互に接続 する前に、パッド36から塵埃又は汚染物質を拭き取り得るように減摩面を接点 58の前方部分に含めことも更に可能である。しかしながら、このことは、典型 的に、パッチ12は一回限りの使い捨ての用途のように清浄な滅菌包装に入れて 提供できるために不要である一方、コントローラは、多数回使用し得るような設 計とされ、このため、腐食の可能性がより大きい。 本発明の薬剤投与装置は、患者が装着する上で快適であり、また、患者の皮膚 の上に占めるスペースが極めて少ない。パッチの可撓性及び薬剤投与装置のパチ ッと開く設計は、コントローラを使用していないパッチの面上に固着し、またパ ッチの上方の位置に直接配置することを可能にする。勿論、この薬剤投与装置は 、例えば、短時間の治療の場合、ユーザが望むならば、パッチ及びコントローラ を相互に接続し且つ脇に並べた位置に配置した状態で使用することも可能である 。 本発明の一例としての実施の形態について、添付図面に関して説明したが、本 発明はこうした実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲又は精 神から逸脱せずに、その他の各種の変更及び改変例が当業者により具体化可能で あることを理解すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/315,533 (32)優先日 1994年9月30日 (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,GE ,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK, LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SI,SK ,TJ,TT,UA,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.患者の治療領域に薬剤を投与するイオン浸透式薬剤投与装置にして、 患者の皮膚に対して配置され且つ電気的パッチ接点を有するイオン浸透式薬剤 投与パッチを備え、該パッチが、薬剤を保持する第一の面と、反対側の第二の面 と、伸長する平面状タブと、を有する可撓性の平面状パッチ本体を備え、該平面 状のパッチ本体の前記第一の面が、前記患者の皮膚上に支持可能である、ように なされた前記イオン浸透式薬剤投与パッチと、 前記パッチと係合可能であるコントローラであって、コントローラの電気接点 と、エラストマー製のコネクタと、を備え、前記パッチが前記コントローラと係 合したとき、該エラストマー製のコネクタが、前記コントローラの電気接点と前 記パッチの電気接点との間に且つ該コントローラの電気接点と該パッチの電気接 点と電気的に接触する状態に配置された、前記コントローラと、 前記コントローラと前記パッチとが係合したとき、該コントローラの電気接点 及び前記パッチの電気接点のうちの一方との間で拭き取り係合し得るように、該 コントローラの電気接点及び前記パッチの電気接点のうちの他方に隣接して配置 された減摩性の拭き取り手段であって、これにより、該コントローラの電気接点 及び前記パッチの電気接点間の電気的境界部が、前記係合に先立って汚染物質及 び塵埃が拭き取られて清浄とされるようになされた、前記拭き取り手段と、を含 み、 前記パッチ本体の前記第二の面及び前記コントローラが、前記コントローラを 前記パッチに取り外し可能に締結する、協働可能で且つ取り外し可能な締結手段 であって、前記タブが前記コントローラ内に電気的に受け入れられた状態にて前 記コントローラを前記パッチに関して締結された状態に維持する前記締結手段を 備えたことを特徴とするイオン浸透式薬剤投与装置。 2.患者の治療領域に薬剤を投与するイオン浸透式薬剤投与装置にして、 患者の皮膚に対して配置されるイオン浸透式薬剤投与パッチであって、薬剤と 、少なくとも第一及び第二の電極と、互いに隔置された複数の電気接点と、を有 し、前記互いに隔置された複数の電気接点の少なくとも第一の電気接点及び第二 の電気接点が、前記少なくとも第一及び第二の電極にそれぞれ電気的に結合され るよ うになされた、前記イオン浸透式薬剤投与パッチと、 前記パッチと係合可能であるコントローラであって、前記パッチの電極に付与 される電流を制御し得るようにされ、少なくとも2つのコントローラ接点と、エ ラストマー製のコネクタとを有し、当該コントローラが前記パッチと係合したと きに、前記エラストマー製のコネクタが、前記コントローラの少なくとも2つの 接点と前記パッチの少なくとも第一及び第二の電気接点との間にて且つ該2つの 接点並びに該第一及び第二の電気接点と電気的に接触する状態で配置された、前 記コントローラと、を含むことを特徴とするイオン浸透式薬剤投与装置。 3.請求項2に記載のイオン浸透式薬剤投与装置にして、 前記エラストマー製のコネクタが、少なくとも第一及び第二の導電性部分と、 第一の絶縁性部分とを備え、該第一の絶縁性部分が、前記第一の導電性部分から 前記第二の導電性部分へと電流が流れるのを防止することを特徴とするイオン浸 透式薬剤投与装置。 4.請求項1に記載のイオン浸透式薬剤投与装置にして、 前記エラストマー製のコネクタが電気絶縁性材料から成り、同エラストマー製 のコネクタは、第一の面と第二の面とを備え、且つ、複数の導電性部分を備え、 同複数の導電性部分の各々が、前記第一の面から前記第二の面まで伸長している ことを特徴とするイオン浸透式薬剤投与装置。 5.請求項4に記載のイオン浸透式薬剤投与装置にして、 前記複数の導電性部分が前記電気絶縁性材料内に配置されており、前記コント ローラが前記パッチに係合したとき、前記複数の導電性部分の少なくとも一つを 前記イオン浸透式薬剤投与パッチの互いに隔置された複数の電気接点の少なくと も一つと電気的に結合することを特徴とするイオン浸透式薬剤投与装置。 6.請求項2に記載のイオン浸透式薬剤投与装置にして、 前記エラストマー製のコネクタが、互いに隔置された複数の横断状導電性部分 を備え、前記隔置された複数の電気接点の少なくとも一つが、該複数の導電性部 分の少なくとも一つと係合して、前記イオン浸透式薬剤投与パッチの対応する互 いに隔置された電気接点を前記コントローラに電気的に結合させることを特徴と するイオン浸透式薬剤投与装置。 7.イオン浸透式薬剤投与パッチと係合可能であり、少なくとも第一及び第二 の電極と、互いに隔置された複数の電気接点とを備え、前記イオン浸透式薬剤投 与パッチにより保持された薬剤の投与を実質的に操作するイオン浸透式薬剤投与 コントローラにして、 互いに隔置された複数の電気接点を有するプリント回路板と、 互いに隔置された複数の横断状導電性部分を有するエラストマー製のコネクタ であって、前記プリント回路板の互いに隔置された電気接点に結合され、該プリ ント回路板の互いに隔置された複数の電気接点が、当該エラストマー製のコネク タの対応する互いに隔置された導電性部分に実質的に接触し、同エラストマー製 のコネクタが、前記薬剤投与パッチの互いに隔置された複数の電気接点と略同時 に結合されるようになされた、前記エラストマー製のコネクタと、 を含むことを特徴とするイオン浸透式薬剤投与コントローラ。 8.薬剤を保持する部分と、コントローラと相互に接続する部分とを有するイ オン浸透式薬剤投与パッチであって、該コントローラと相互に接続する部分が複 数の電気接点を有する前記イオン浸透式薬剤投与パッチと、 電流を調整する電子構成要素を有するコントローラであって、該イオン浸透式 薬剤投与パッチと取り外し可能に係合する前記コントローラであって、該コント ローラの前記電子構成要素に電気的に結合された複数の導電性部分を有するエラ ストマー製のコネクタを備え、該エラストマー製のコネクタの前記複数の導電性 部分が、該イオン浸透式薬剤投与パッチの前記複数の電気接点に電気的に結合さ れるようになされた、前記コントローラと、の組み合わせ体。 9.経皮的に薬剤をイオン浸透式に投与することを許容し得るよう、患者の皮 膚の上に取り外し可能に配置し得る、薬剤を保持する使い捨て型パッチと、の組 み合わせ体であって、 前記薬剤の投与を電気的に制御する電子構成要素を有するコントローラであっ て、前記パッチが、薬剤を保持する第一の面と、反対側の第二の面と、前記コン トローラ内に電気的に受け入れられるように挿入可能な伸長する平面状タブとを 有する可撓性の平面状パッチ本体を有し、前記平面状パッチ本体の前記第一の面 が前記患者の皮膚の上に支持可能であり、 前記パッチ本体の前記反対側の第二の面及び前記コントローラが、該コントロ ーラを前記パッチに取り外し可能に締結し、前記タブが前記コントローラ内に電 気的に受け入れられた状態で、前記コントローラを前記パッチに関して締結した 状態に保つ、協働可能で且つ取り外し可能な締結手段を備えることを特徴とする 組み合わせ体。 10.請求項9に記載の組み合わせ体にして、 前記コントローラが、第一のハウジング面と、反対側の第二のハウジング面と を有するコントローラハウジングを備え、前記タブを前記ハウジング内に挿入し たとき、前記第一のハウジング面が平面状パッチ本体の前記第二の面と略整合さ れるようにしたことを特徴とする組み合わせ体。 11.請求項10に記載の組み合わせ体にして、 前記協働可能で且つ取り外し可能な締結手段が、前記ハウジングの前記第一の 面の上に支持された第一の締結要素と、前記平面状本体の前記第二の面の上に支 持された第二の締結要素とを備え、 前記第一のハウジング面を前記平面状パッチ本体の前記第二の面と接触する位 置に配置したとき、前記第一及び第二の締結要素が互いに固着可能であることを 特徴とする組み合わせ体。 12.請求項11に記載の組み合わせ体にして、 前記ハウジングが、前記ハウジングの開口部に隣接して伸長する支柱を備え、 前記タブが、該タブを前記ハウジング内に挿入したとき、前記支柱を挿入可能に 受け入れるタブ開口部を備え、 前記ハウジングが、取り外し可能なカバーを備え、該カバーが前記支柱を前記 タブを取り外し可能に受け入れ得るように露出させる開いた位置と、前記タブが 前記支柱から外れるのを防止する閉じた位置との間にて可動であり、前記作動可 能な手段が、前記支柱の上方に支持された前記タブの上方を動くローラを備える ことを特徴とする組み合わせ体。 13.薬剤を保持するパッチと電気コントローラとの間に電気的相互接続部を 提供するイオン浸透式薬剤投与装置にして、 前記コントローラ内に支持されたコントローラの電気接点と、 該コントローラ接点と挿入可能に電気的に相互接続し得るように前記パッチ上 に配置されたパッチの電気接点と、 前記挿入可能な相互接続時に、前記コントローラ接点又は前記パッチ接点の前 記他方と拭き取り可能に係合し得るように前記コントローラ接点又は前記パッチ 接点の一方に隣接する位置に配置された減摩性拭き取り手段であって、これによ り、前記コントローラ接点と前記パッチ接点との間の電気的境界面が、前記電気 的相互接続の直前に、汚染物質及び塵埃が拭き取られて清浄となるようにした拭 き取り手段と、 を含むことを特徴とするイオン浸透式薬剤投与装置。 14.請求項13に記載の装置にして、 前記コントローラ接点が、パッチ接点と電気的に係合し得るように変形可能な 片持ち梁状ばね接点部分を備えることを特徴とする組立体。 15.請求項2に記載の装置にして、 前記パッチが、前記コントローラ内に挿入可能な挿入伸長部を備え、該挿入伸 長部が、前記パッチ接点をその挿入端縁から隔たった位置に支持し、 前記パッチの前記挿入伸長部が、前記挿入端縁と前記パッチ接点との間に配置 されて、前記片持ち梁状のばね接点部分が前記パッチ接点と電気的に係合する時 点の直前に、前記コントローラ接点の前記変形可能な片持ち梁状ばね接点部分と の係合部分を拭き取り得るようにしたことを特徴とする組立体。 16.イオン浸透式投与のための薬剤を保持する使い捨て型の可撓性パッチと 、前記薬剤の投与を制御すべく前記パッチに電流を供給するコントローラとの組 み合わせ体にして、 薬剤を保持する部分と、挿入部分とを有するパッチ本体であって、該挿入部分 が、薄い導電性パッドを有する前記パッチ本体と、 前記電流を発生させ且つ前記パッチ本体の前記挿入部分を挿入可能に受け入れ る電子構成要素を支持するコントローラハウジングであって、該コントローラハ ウジング内に挿入可能に受け入れた前記状態のとき、前記パッチの前記導電性パ ッドと電気的に接続する電気接点を有する前記コントローラハウジングを備え、 前記導電性パッド又は前記電気接点の一方が、前記導電性パッド又は前記電気 接点の他方と係合し得るようにその前方位置に減摩性の面を有し、これにより、 前記係合部分が、前記導電性パッドと前記電気接点との間に良好な電気的係合状 態を設定し得るように塵埃又は汚染物質を拭き取ることを特徴とする組み合わせ 体。
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