JPH10508969A - データ処理システム - Google Patents

データ処理システム

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、システムに接続可能な表示装置上に表現されるデータを処理するためのデータ処理システムならびにこのようなシステムを操作する方法を提供する。このシステムは、システムに接続可能な入力装置から受け取る信号に応答し、ユーザが表示装置上に表現される1組のデータ項目を選択できるようにするために表示装置上に表示される要素を移動するための入力制御手段と、ユーザが選択したデータ項目に対して指定の処理動作を実行するための処理手段とを含む。さらにシステムは、ユーザにとって使用可能な各処理動作を表示装置上のアイコンとして表現するためのアイコン表示手段と、前記アイコンの1つのユーザ選択に対応する入力装置からの信号を識別するための選択識別手段と、アイコン選択を示す視覚表示を表示装置上に提供するための視覚表示手段とを特徴とし、入力制御手段は、ユーザが1組のデータ項目を選択できるようにするために、アイコン選択手段によって識別されたアイコン選択に続いて画面上の要素の動きを制御するように配置され、処理手段は、選択した1組のデータ項目について選択済みアイコンによって表現される処理動作を実行するために、1組のデータ項目が選択されたことを示す信号に応答する。好ましい実施例では、アイコンはハイライタ・ペン・アイコンの形態を取り、それが表現する処理動作は解釈動作であり、その場合、その処理動作が適用された様々なデータ項目に各種カラーまたはシェーディングあるいはその両方を関連付けることによってこのような動作の結果がユーザに表示される。本発明の使用により、実行すべき処理動作のより効率のよい公式化が可能になる。というのは、ユーザが処理すべき1組のデータを選択したときに、そのデータに対して実行すべき処理動作はすでに定義されているからである。ユーザは、現在活動状態の処理動作を示す視覚表示を有するので、データが選択されたときにはその選択が完了したときにどのプロセスが適用されるかを把握している。さらに、ユーザが別の1組のデータに同じ処理動作を適用したいと希望する場合、そのユーザは単にそのデータを選択するだけでよく、さらにユーザ入力を必要とせずに新しい1組のデータに対して自動的に処理動作が適用される。

Description

【発明の詳細な説明】 データ処理システム 本発明は、システムに接続可能な表示装置上に表現されるデータを処理するた めのデータ処理システムならびにこのようなシステムを操作する方法に関する。 システムによって処理されるデータは、数値データ、文字データ、またはその 他のタイプのデータである可能性がある。さらに、データは、各データ項目を行 および列で識別できる格子状または表形式に編成するか、あるいは自由形式レイ アウトに編成することができる。通常、表形式は、表計算、テーブル、データ・ ビューアなどのソフトウェア・アプリケーションで使用するが、自由形式レイア ウトは、ワード・プロセッサやエディタなどのテキスト・ベース・アプリケーシ ョンを代表するものである。 このようなアプリケーションのユーザは、データの一部分を選択し、選択した データに所与の処理動作を適用できるようにするための効率のよい技法を必要と する。しかも、提供される技法は、効率がよく、効果的で、ユーザにとって直観 的なものであることが好ましい。 一般的に言えば、処理動作は2通りのタイプに分類される。第1のタイプは、 本明細書では「解釈」動作と呼ぶが、結果的に追加のデータ項目を生成せず、む しろこのような動作の 結果は選択したデータ項目の一部または全部の視覚的適応によって表示される。 このような解釈動作は、通常、その動作が処理するデータ値から追加のデータを 計算するのではなく、表示されたデータのユーザ解釈を促進することを目的とす る。数値データに関連するこのような解釈動作の例としては、各データ値が平均 以上であるか平均以下であるかを識別する動作、1組の選択データ値の肯定的傾 向および否定的傾向を識別する動作、あるいは処理のために選択したその他のデ ータ値に対する各データ値の大きさを識別する動作などがある。このような動作 は新しいデータ項目を一切生成せず、むしろ動作の結果はデータ値の視覚的適応 、たとえば、値を並べ替える(たとえば、最大値が一番上になり、最小値が一番 下になるように)かまたは適当な方法でデータ値にマークを付けることによって 応用される。文字データに関連するこのような解釈動作としてはスペルチェック 動作が考えられるが、その場合、動作はテキストの選択部分に適用され、どの単 語がスペル・チェック動作によって認識されないかを示すことによって動作の結 果が表示される。 第2のタイプの処理動作は「データ生成」動作と呼ぶが、何らかの追加データ を生成するために選択済みデータ項目に動作を適用するものである。このような ものとしては、たとえば、合計、算術平均、標準偏差、回帰係数などの統計動作 が考えられるが、いずれも選択したデータに基づいて追加データを計算するもの である。このような「データ生成」動作 の結果を構成する新しいデータ項目は、一般に、表示装置上の事前選択位置に表 示される。 数値データに関しては、米国特許第5040131号に1つの技法が記載され ているが、この技法では、ユーザは表内のデータを操作し、次に表内のデータに ついて実行可能な潜在的に有効なプロセスに対応するアイコンを表示する機能を 選択することができる。ユーザは、表内のデータの一部分にマークを付け、次に アイコンの1つを選択することができる。アイコンの1つを選択すると、システ ムはマークを付けたデータ用の選択済みアイコンに対応する動作を自動的に実行 する。次にユーザは、選択済みアイコンを画面上の所望の位置までドラッグする ことにより、表示画面上に動作の結果を乗せることができる。 上記の先行技術の技法により、ユーザは、ユーザが表示し操作しているデータ とともに有効な動作の集合を表示することができ、それにより、ユーザは表示し たデータに対して実行するために使用可能な動作を確認することができる。本発 明の目的は、システムが実行すべき動作のより効率のよい公式化を促進するよう なシステムを提供することにある。 したがって、本発明は、システムに接続可能な表示装置上に表現されるデータ を処理するためのデータ処理システムを提供し、このシステムは、システムに接 続可能な入力装置から受け取る信号に応答し、ユーザが表示装置上に表現される 1組のデータ項目を選択できるようにするために表示装置上 に表示される要素を移動するための入力制御手段と、ユーザが選択したデータ項 目に対して指定の処理動作を実行するための処理手段とを含み、システムは、ユ ーザにとって使用可能な各処理動作を表示装置上のアイコンとして表現するため のアイコン表示手段と、前記アイコンの1つのユーザ選択に対応する入力装置か らの信号を識別するための選択識別手段と、アイコン選択を示す視覚表示を表示 装置上に提供するための視覚表示手段とを特徴とし、入力制御手段は、ユーザが 1組のデータ項目を選択できるようにするために、アイコン選択手段によって識 別されたアイコン選択に続いて画面上の要素の動きを制御するように配置され、 処理手段は、選択した1組のデータ項目について選択済みアイコンによって表現 される処理動作を実行するために、1組のデータ項目が選択されたことを示す信 号に応答する。 第2の態様から考察すると、本発明は、システムに接続可能な表示装置上に表 現されるデータを処理するためのデータ処理システムを操作する方法を提供し、 本方法は、ユーザが表示装置上に表現される1組のデータ項目を選択できるよう にするためにシステムに接続可能な入力装置から受け取る信号に応答して表示装 置上に表示される要素を移動するステップと、ユーザが選択したデータ項目に対 して指定の処理動作を実行するステップとを含み、本方法は、ユーザにとって使 用可能な各処理動作を表示装置上のアイコンとして表現するステップと、前記ア イコンの1つのユーザ選択に対応する入 力装置からの信号を識別し、アイコン選択を示す視覚表示を表示装置上に提供す るステップと、ユーザが1組のデータ項目を選択できるようにするために、アイ コンのユーザ選択に続いて画面上の要素の動きを制御するステップと、1組のデ ータ項目が選択されたことを示す信号に応答して、選択した1組のデータ項目に ついて選択済みアイコンによって表現される処理動作を自動的に実行するステッ プとを特徴とする。 本発明の使用により、実行すべき処理動作のより効率のよい公式化が可能にな る。というのは、ユーザが処理すべき1組のデータを選択したときに、そのデー タに対して実行すべき処理動作はすでに定義されているからである。ユーザは、 現在活動状態の処理動作を示す視覚表示を有するので、データが選択されたとき にはその選択が完了したときにどのプロセスが適用されるかを把握している。さ らに、ユーザが別の1組のデータに同じ処理動作を適用したいと希望する場合、 そのユーザは単にそのデータを選択するだけでよく、さらにユーザ入力を必要と せずに新しい1組のデータに対して自動的に処理動作が適用される。 好ましい実施例の視覚表示手段は、アイコン選択を示すためにその要素(たと えば、マウス・ポインタ)を適応させるように配置されている。このため、ユー ザが選択するデータの上を実際に通過する要素は、そのデータに適用される処理 動作を示す視覚表示をユーザに対して行う。 好ましい実施例のデータは、アプリケーションによって配 置され、システムが提供するグラフィカル・ユーザ・インタフェースにより表示 装置上に表現され、グラフィカル・ユーザ・インタフェースはオブジェクト指向 環境を使用し、システムは、使用可能な処理動作のそれぞれが様々なタイプの使 用可能な処理動作の特性を定義するクラスのインスタンスとして用意され、イン スタンスのそれぞれが関連処理動作を実行するための処理手段を含み、アプリケ ーションはそのクラスのインスタンスを表現するアイコンが選択された時期を判 定し、選択した1組のデータ項目に対して関連処理動作を実行するようにそのイ ンスタンスの処理手段に指示するように配置されていることをさらに特徴とする 。このため、本発明の技法は、データを提示し操作するために使用するソフトウ ェア・アプリケーションとは無関係に、システムのユーザにとって使用可能であ る。 ソフトウェア・アプリケーションがこのようなクラス・インスタンス(または 「ツール」)を使用できるようにするため、アプリケーションは、そのツールと のインタフェースを取ることができなければならない。好ましい実施例でこれを 達成する方法については以下に詳述する。ツールの処理動作をソフトウェア・ア プリケーションから分離することはいくつかの意味を持つ。第1に、アルゴリズ ムは、複数のソフトウェア・アプリケーション間で複写するのではなく、1つの 場所、すなわち、そのツールを定義するコード内に保持するだけでよい。さらに 、様々なソフトウェア・アプリケーショ ン間で同じツールを同じように使用し、それにより、ユーザ・インタフェースの 整合性と結果の表示を確保することができる。また、すべてのソフトウェア・ア プリケーションが使用するために、追加のツールを容易に追加することができる 。 前述の好ましい実施例に関連して、視覚表示手段はアプリケーションによって 制御することが好ましく、入力制御手段はそのアプリケーションに関連する表示 装置の1つの領域内にその要素が位置決めされたときにアプリケーションに通知 するように配置され、次にアプリケーションはアイコン選択を示すようにその要 素を適応させるために視覚表示手段を呼び出す。 本発明の好ましい実施例では、使用可能な処理動作の少なくとも1つは解釈動 作であり、このような動作の結果は、その動作が適用された様々なデータ項目に 各種カラーリングまたはシェーディングあるいはその両方を関連付けることによ って表示装置上に表示される。たとえば、単一カラーの段階的陰影を使用するこ とができる。この手法は、ユーザによる容易な解釈を促進するように動作の結果 を表示するための効率のよい技法を提供する。 本発明の他の実施例では、ユーザが選択したアイコンは、統計処理動作などの データ生成動作を表現することができ、このような処理動作の結果は表示装置上 の所定の位置に表示される。通常、これは、処理動作が結果として単一データ値 を生成する場合に該当すると思われる。あるいは、結果がチ ャートまたはデータ・リストの形態を取る場合、このような結果は、アプリケー ションが関連付けられている表示装置の領域とは別の表示装置上の所定の領域内 に表示することができる。 好ましい実施例では、アイコン表示手段によって表示されるアイコンは、ハイ ライタ・ペン・アイコンの形態を取る。解釈タイプの処理動作の場合、この表現 はユーザにとってより直観的であることが分かっている。というのは、すべての 実務専門家は、文書を解釈し、ハイライタ・ペンで重要な情報と例外にマークを 付けるという日常活動に精通しているからである。したがって、このタイプの表 現は、解釈すべき任意の範囲の値および実行すべき解釈のタイプを識別するため の隠喩として機能する。また、視覚表示手段は、ユーザが選択したハイライタ・ ペンの表現でその要素(たとえば、マウス・ポインタ)を置き換えることが好ま しい。 添付図面に図示する好ましい実施例に関連して例示のみを目的としてさらに本 発明を説明する。 第1図は、本発明の好ましい実施例によるデータ処理システムを示すブロック 図である。 第2図は、本発明の好ましい実施例のシステムが実行する処理ステップを示す 流れ図である。 第3A図〜第3E図は、本発明の好ましい実施例のデータ処理システムを使用 する解釈動作の選択および実行中の様々な段階での表示画面の状態を示す。 第4A図〜第4E図は、本発明の好ましい実施例のデータ処理システムを使用 するデータ生成動作、特に統計動作の選択および実行中の様々な段階での表示画 面の状態を示す。 第5A図〜第5E図は、本発明の好ましい実施例のデータ処理システムを使用 するデータ生成動作、特にチャートを作成するタイプの動作の選択および実行中 の様々な段階での表示画面の状態を示す。 本発明の好ましい実施例では、数値からなる行と列とを表示し解釈するために グラフィカル・ユーザ・インタフェースを使用するソフトウェア・アプリケーシ ョンを使用するものと想定する。これは、経営情報システム(MIS)や全社的 情報システム(EIS)というアプリケーションなどの現在の多くのデータ処理 アプリケーションを代表するものである。第1図は、本発明の好ましい実施例に よるデータ処理システムを示すブロック図である。 第1図に示すように、データ処理システム10はそこに導入されたソフトウェ ア・アプリケーション20を有し、そのアプリケーションは表示制御手段40を 介して表示装置50上でユーザに対してデータを表示するために使用する。この ような表示制御手段40の動作は、一般に当技術分野では既知のものなので、本 明細書でこれ以上詳細に説明する必要はない。これは、表示装置に対してデータ を渡すために使用する様々なソフトウェアおよびハードウェア構成要素を包含す ると言うだけで十分である。IBMのOS/2オペレーティ ング・システムでは、このプロセスは、プレゼンテーション・マネージャという OS/2の1つの層を使用してソフトウェア・アプリケーションによって開始さ れる。 既知のように、データが表示されると、ユーザは、必要に応じて表示データを 操作するためにソフトウェア・アプリケーションと対話することができる。ソフ トウェア・アプリケーション20が使用するデータはメモリ30内に格納される が、このためにどのタイプのメモリを使用するかは本発明にとって重要ではない 。たとえば、メモリは、データ処理システム10内のハード・ディスク装置の形 態を取る場合もあれば、データ処理システムに接続された外部記憶装置である場 合もある。 本発明の好ましい実施例によれば、データ処理装置10には、データ処理シス テム10に接続された入力装置70、80から受け取った信号に応答して表示装 置50上の図形要素の位置を制御するために入力制御手段60が設けられている 。典型的な入力装置としては、マウス70またはキーボード80が考えられるが 、それらの関連図形要素はマウス・ポインタまたはキーボード・カーソルになる 。当業者には分かるように、入力制御手段60の機能は、通常、システムのオペ レーティング・システム/GUI、たとえば、入力装置がマウスである場合のマ ウス・ドライバ・コードによって提供される。 また、本発明の好ましい実施例のデータ処理システムは、 ソフトウェア・アプリケーションによって表示されるデータに対してユーザが実 行可能な様々な処理動作を表現するアイコンを表示装置50上に表示させるアイ コン表示手段90も含む。このような処理動作は、ソフトウェア・アプリケーシ ョン自体に含まれる1組のルーチンとして用意することができるが、好ましい実 施例ではオペレーティング・システム/GUIがオブジェクト指向環境を提供し 、それぞれの処理動作がオブジェクトとして実現され、各オブジェクトがあるク ラスのインスタンスになる。このような好ましい実施例については後で詳述する 。第1図のため、様々な処理動作を表現するオブジェクトをブロック100で示 すが、これは一般にシステム内の1つの記憶領域であり、そのオブジェクトに関 連する手順およびデータがそこに格納される。記憶域100は各処理動作を示す ために表示されるアイコンに関する情報をさらに含み、アイコン表示手段90は 、前記アイコンを表示画面上に表示する前にこの情報を判定するために記憶域1 00にアクセスする。 表示装置50の画面上のアイコンが表示される位置は、本発明のためには重要 ではない。たとえば、アイコンは「デスクトップ」上に個別に表示することがで きるが、これはGUIが提示する背景表示を記述するために使用する用語であり 、そこには、システムのユーザが使用する様々なウィンドウ、オブジェクト、フ ォルダ、その他の項目が配置される。あるいは、1組のオブジェクト(たとえば 、使用可能なすべての ハイライタ・ペン・オブジェクト)をフォルダなどのコンテナ内に配置すること ができるが、ユーザはコンテナ内のオブジェクトを表現するアイコンを表示する ウィンドウを画面上に表示するためにこのコンテナを開くことができる。当業者 には分かるように、本質的にコンテナは、1組のオブジェクトを論理的にまとめ てグループ化するためにGUI環境で使用する手段である。 アイコン表示手段90が表示するアイコンの形態については後で詳述する。た だし、好ましい実施例では、「ランク」や「トレンド」などの解釈タイプの動作 は特定カラーの「ハイライタ・ペン」アイコンで表現され、このような動作の結 果は、動作が実行された様々なデータ項目に適切なカラーの段階的陰影を関連付 けることによってユーザに対して表示される。統計動作などのデータ生成動作の 場合、その動作の結果として追加のデータが作成されるが、そのアイコンは、動 作を表象する適当な図形表現の形態を取ることになる。 第1図に示す本発明の好ましい実施例に戻ると、システムのユーザは、入力装 置の1つ、たとえば、マウス70を使用して、アイコン表示手段90が表示する アイコンの1つを選択することができる。当業者には分かるように、GUI内で 1つのアイコンを選択するための様々な方法があるが、使用する正確なメカニズ ムは一般にオペレーティング・システムに異存する。しかし、完全にするため、 これは一般に、表示画面上のマウス・ポインタが所望のアイコンの上に位置する までマウス70を移動させ、マウス・ボタン選択またはキー・ストロークあるい はその両方を使用してそのアイコンを選択することにより、達成される。 ユーザ選択が行われたことを示す信号を入力制御手段60から受け取る選択識 別器110が用意されている。次に選択識別器は、画面上の様々なアイコンの位 置に関するメモリ30内の情報にアクセスする。ただし、このメモリは、ソフト ウェア・アプリケーションが使用するデータが格納されているものと同じメモリ の物理的断片である必要はないことに留意されたい。この情報を使用すると、選 択識別器110は、入力制御手段60からの信号に含まれる位置情報がアイコン の1つに関する表示装置上の位置と一致するかどうかを判定することができ、こ のような判定はそのアイコンのユーザ選択を示すものである。 アイコンの1つの選択が検出されると、選択識別器110はそのアイコンに関 連するオブジェクトにメッセージを送り、予約域120内の共用メモリの一部分 を確立し、メモリのその部分にそれ自体の詳細を格納するようにそのオブジェク トに指示する。この情報はソフトウェア・アプリケーション20が後で使用する が、この情報はアプリケーション20に関連するオブジェクトのすべての属性を 定義するものである。たとえば、この情報は、そのオブジェクトの処理動作を実 行するために実行されるプログラムを識別する1つのデータを含むことになる。 共用メモリに格納されている正確な情報は オブジェクトに依存するが、一例として、ハイライタ・ペン・オブジェクトによ って以下の情報が共用メモリ内に置かれている。 Direction マークを付けたデータを処理するための方 向(たとえば、上から下、左から右など) HelpFile ヘルプ情報を含むファイル Name ハイライタ名 Open ハイライタが開いているか閉じているかを 示すレコード PenColour ハイライタのカラー PenHiDark 淡から濃へまたは濃から淡へのシェーディ ング PenLegend 凡例(ユーザに対して表示可能なシェーデ ィングの説明) PenShades 使用する陰影の数 ProgramName 関連処理動作を定義するプログラム SupportChar ハイライタが文字データをサポートするか どうかを示すレコード SupportNumeric ハイライタが数値データをサポートするか どうかを示すレコード ToolType ツールのタイプ(たとえば、ハイライタ) 他のオブジェクトを選択したい場合、ユーザは、単にアイコン表示手段90に よって表示される対応アイコンの上にマウス・ポインタを移動させ、次にそのア イコンを選択するだ けである。選択識別器110は、選択したアイコンを識別し、前述のように関連 オブジェクトにメッセージを送る。メモリの予約域120内の前に選択したオブ ジェクトに関する情報は、新たに選択したオブジェクトに関する関連情報によっ て上書きされる。 選択されたものとしてアイコンが識別されたときに、選択したアイコンの視覚 表示が画面上に表示されることが好ましい。たとえば、選択したアイコンは、そ の選択を示すために陰影付きの四角で囲むことができる。さらに、アイコン自体 の形態を変更することができる。たとえば、ハイライタ・ペンを表現するアイコ ンは、好ましい実施例では一般に、それが閉じた形式で表現される(すなわち、 ふたがペン先を覆う)。しかし、アイコンが選択されると、それは新しい形態の アイコンで置き換えられるが、その場合、ハイライタ・ペンはペン先が露出した 開いた状態で示される。 アイコンに対して実際に加えられる変更に加え、好ましい実施例では、選択し たアイコン(および処理動作)を示す視覚表示を提供するように入力装置に関連 する要素(たとえば、マウス・ポインタ)も適応させる。たとえば、「ランク」 動作を表現するハイライタ・ペン・アイコンを選択するためにマウスを使用する 場合、本発明の好ましい実施例では、マウス・ポインタがそのハイライタ・ペン ・アイコンの表現によって置き換えられる。さらにマウスを移動すると、マウス ・ポインタの新しいハイライタ・ペン表現がそれに応じて移動 する。この形態の表現により、ユーザは、マウスを使用してその後選択するデー タに適用される動作を必ず認識することになる。このような適応は、アイコンが 選択されたときにオペレーティング・システム/GUIの制御下で行うことがで きる。しかし、好ましい実施例では、この適応は、以下に記載するようにソフト ウェア・アプリケーションによって管理される。 所望の処理動作を選択すると、ユーザは、入力制御手段60の制御下で画面の 周囲でマウス・ポインタを移動させることができ、通常、ソフトウェア・アプリ ケーション20のデータが表示される画面上のウィンドウに入るようにポインタ を移動させる。ポインタがソフトウェア・アプリケーションのウィンドウに入る と、入力制御手段60はソフトウェア・アプリケーション20に通知する。次に ソフトウェア・アプリケーションは、処理動作を表現するアイコンが選択された かどうかを確認するために共用メモリの予約域120を検査するよう判定手段1 30に要求する。選択された場合、前述のようにそのアイコンが参照するオブジ ェクトはメモリの予約域120内にそれ自体に関する情報を格納することになり 、判定手段130はその情報を突き止める。この情報を使用して判定手段130 は、共用メモリ内のオブジェクトに関する情報に基づいて、入力装置に関連する 要素(たとえば、マウス・ポインタ)を適当な表現で置き換えるようにポインタ 適応手段140に指示する。たとえば、好ましい実施例では、 選択したアイコンがハイライタ・ペン・オブジェクトを表現している場合、その 要素はそのハイライタ・ペンの図形表現で置き換えられるはずである。通常、適 応済み要素を形成するハイライタ・ペンのカラーはハイライタ・ペン・アイコン のカラーと同じになる。ポインタ適応手段140は、マウス・ポインタに対して 必要な変更を加え、次に適応済み要素を表現するデータをソフトウェア・アプリ ケーション20に供給する。次にソフトウェア・アプリケーションは、表示制御 手段40により表示装置50上に適応済み要素を表示することができる。 ソフトウェア・アプリケーション20のウィンドウに入ったときにマウス・ポ インタを適応させると、ユーザがそのウィンドウ内に表示されたデータの一部分 、たとえば、行または列を選択できるようにするために、いくつかの技法を適用 することができる。このような技法は、GUIシステムを使用したことがある人 であれば誰でも容易に理解できるだろう。一例として、選択すべき第1のデータ 項目までマウス・ポインタを移動することができ、次に左マウス・ボタンを押す ことができる。このボタンが押された状態になっている間に、ユーザは画面上で マウス・ポインタを移動させることができ、マウス・ポインタが上を移動したす べてのデータ値は選択済みになる。 所望のデータ値が選択済みになると、ユーザは単に左マウス・ボタンから指を 離すだけである。マウス・ボタンのこの 選択解除により、入力制御手段60は、1組のデータ値が選択されたことを通知 する信号をソフトウェア・アプリケーション20に送る。次にソフトウェア・ア プリケーション20により、処理動作インタフェース150は、メモリの共用域 120内の現在選択済みのオブジェクトによって識別される処理動作を実行する よう自動的に指示する。処理動作インタフェース150は、メモリの共用域12 0にアクセスし、処理動作を実施するプログラムを識別する情報を取り出し、そ のプログラムを実行することにより、これを行う。 一般にプログラムは、処理動作インタフェース150からユーザが選択した1 組のデータ値を要求するように構成され、そのプログラムに関連するメモリのロ ーカル部分にそのデータを格納する。次にプログラムは、処理動作をそのデータ に適用し、その結果を処理動作インタフェース150に戻す。次に処理動作イン タフェース150は、表示装置上に表示するためにソフトウェア・アプリケーシ ョンにそれを渡すことができる。 本発明の好ましい実施例では、ユーザが選択した動作が解釈動作である場合、 それを表現するアイコンは特定のカラー、たとえば、赤のハイライタ・ペンにな る。次に、そのカラーの別の陰影によってその動作の対象となる各データ値の後 ろの背景にシェーディングすることにより、動作の結果がユーザに示されること が好ましい。たとえば、ランク動作が青のハイライタ・ペン・アイコンによって 表現される場合、動作 の結果は、各データ値の後ろの背景に青の各種陰影を使用することによってユー ザに表示されるが、その場合、最大データ値は最も濃い青の背景を有し、最小デ ータ値は最も淡い青の背景を有する。この変種が数多く予測可能であることは明 らかであり、たとえば、背景ではなく実際のデータ値そのものをカラーリングし たり、同じカラーの段階的陰影ではなく各種のカラーを使用することができる。 処理動作が、動作の結果として1つまたは複数の新しいデータ項目を計算する ようなデータ生成動作、たとえば、合計、標準偏差などである場合、アイコン表 示手段90によって表示されるアイコンは一般にハイライタ・ペンにはならず、 むしろ、そのアイコンに関連する処理動作をユーザに示すようなその他の適当な アイコンになる。さらに、動作の結果は、通常、表示画面上の所定の位置にその 結果を表示することによりユーザに表示されることになる。あるいは、その結果 は単に他の値になる可能性はないが、チャートまたは結果のリストなどになる可 能性がある。このような場合、結果は、ソフトウェア・アプリケーションに関連 しない表示画面の個別領域内に表示することができる。たとえば、処理動作は、 その動作の結果を表示すべき専用ウィンドウをセットアップする場合もある。 第1図に戻ると、判定手段130と、ポインタ適応手段140と、処理動作イ ンタフェース150は、ソフトウェア・アプリケーションの制御下で動作するソ フトウェア・ルーチ ンとして実現することができる。ただし、本発明の好ましい実施例では、その機 能は、ソフトウェア・アプリケーション20が使用するオブジェクト・クラスの 手順によって実施される。このオブジェクト・クラスは、記憶域100に格納さ れたオブジェクトによってその使用を促進するためにソフトウェア・アプリケー ションが必要とするすべての必要な手順およびデータを含み、第1図には点線ボ ックス160で表す。このオブジェクト・クラスの一般形式については後で詳述 する。 データ処理システム10の上記説明に関連して、システムが使用する特定の各 ソフトウェア・アプリケーション20内で様々な処理動作が実現可能であること に留意されたい。ただし、このような場合、処理動作を選択し実行するための上 記の技法は、その特定のソフトウェア・アプリケーションに関してのみ使用する ことができる。このため、好ましい実施例では、すでに前述したように、処理動 作は、データ処理システム10に導入可能な独立したソフトウェア・オブジェク トまたは「ツール」として実現される。 現在のGUIの多く、たとえば、IBMのOS/2オペレーティング・システ ムでは、オブジェクト指向ユーザ・インタフェース(OO UI)を使用し、フ ォルダ、シュレッダ、プリンタなどの様々な機構がオブジェクトによって表現さ れる。IBMのOS/2では、「OS/2ワークプレース・シェル」によってO O UIが提供されている。このようなO O UIの目的は、アプリケーションが処理する物をデスクトップ上のアイコン として表現することにより、ソフトウェア・アプリケーションをユーザにとって より容易なものにすることである。ユーザは、マウスなどの入力装置を使用して 、アイコンが表現する物の作成、コピー、移動、変更、削除、印刷などを行うこ とができる。好ましい実施例では、ユーザが選択可能なハイライタ・オブジェク トとその他のツールを表現するアイコンを表示するためにOO UI手法を利用 する。 さらに、本発明の好ましい実施例では、たとえば、ソフトウェア・アプリケー ションが好ましい実施例が提供するツールを使用できるようにする機能性を提供 するために、オブジェクト指向プログラミング(OOP)技法を利用する。OO プログラミングは、多くのアプリケーションが要求するデータおよび処理をクラ スとしてパッケージ化することにより、ソフトウェアを開発しやすく保守しやす いものにするように設計されている。「オブジェクト」に送られる「メッセージ 」として必要な機能を実現するのは、特定のソフトウェア開発手法である(各オ ブジェクトは1つの「クラス」の「インスタンス」になる)。1つのクラスのイ ンスタンスは、関連手順の集合(「メソッド」と呼ぶ場合が多い)とそのインス タンスに関連するデータ(「変数」と呼ぶ場合が多い)とを含むソフトウェア・ パッケージである。 一例として、銀行では、銀行預金口座を表現するためのク ラスと、口座番号および残高を定義するインスタンス・データと、預金および引 出ならびに残高照会のためのメソッドとを作成する可能性がある。その他のクラ スも開発できるが、通常、1組の関連クラスがクラス・ライブラリとして編成さ れる。預金口座を操作するためのコードを作成するプログラマは、預金口座を定 義し操作するためのコードを個別に開発するのではなく、銀行預金口座クラスを 使用するはずである。そのクラスのインスタンスが作成され、そのインスタンス に送られるメッセージとして必要な処理が行われるはずである。メッセージは、 1つのクラスのインスタンスに対して発行される通知であり、何らかの事象が発 生したことをそれに通知するか、何らかのアクションを行うようにそれに要求す るか、あるいはその両方を行うものである。インスタンスはその他のインスタン スに対してメッセージを出すことができ、オブジェクトが存在するメッセージ・ ベース環境(たとえば、IBMのOS/2オペレーティング・システム)もその オブジェクトに対してメッセージを出すことができる。 好ましい実施例では、a)ハイライタおよび関連ツールに関して使用可能にな っているソフトウェア・アプリケーションと、b)たとえば、ランク・ハイライ タ・ペンなど、ツールの特定のインスタンスのための処理手段を提供するために 必要なプログラミングとの開発を単純化するためにクラス・ライブラリを提供す ることにより、OOプログラミングを利用する。 好ましい実施例で使用するオブジェクト指向手法の概要を上記のように示した が、次に好ましい実施例について以下に詳述する。 たとえば、様々なハイライタ・ペン・ツールなど、ツールによって提供される 様々な処理動作は、1つのクラスのインスタンスとして実現され、クラス・ライ ブラリの形態でソフトウェア・アプリケーションに提供される。ハイライタ・ツ ールという機能を定義するためのハイライタというUIクラスを作成するため、 以下の能力を有するUIオブジェクトを作成するためにオペレーティング・シス テムが提供する機能を使用して、プログラムを作成するはずである。 a.デスクトップ上またはコンテナ内にハイライタを表現するアイコンとしてそ れ自体を表示する。 OS/2では、標準のUIクラスWPAbstractから得られるワークプレース・ シェル・オブジェクトを作成し、クラス・タイプとアイコンを定義するためにワ ークプレース・シェル・メソッドを指定変更することにより、これを達成できる はずである。 b.UIクラス・ハイライタの特定のインスタンスを定義する設定(たとえば、 名前、カラー、プログラム定義処理)の入力および格納をサポートする。 OS/2では、そのオブジェクト用の設定ページを定義し、インスタンス・ データとして設定を格納するためにワークプレース・シェル・メソッドを使用す ることにより、これ を達成できるはずである。 c.開いたハイライタを表現するようにアイコンを適応させ、共用記憶域に設定 を入れることにより、その選択に応答する。 OS/2では、オブジェクトのオープンを担当するワークプレース・シェル ・メソッドを指定変更することにより、これを達成できるはずである。 ハイライタというUIクラスを作成すると、そのクラスのインスタンスを容易 に作成することができる。以下の説明では、UIクラス「ハイライタ」の新しい インスタンスを作成するためにユーザが要求するアクションの例を示す。 1.UIクラス・ハイライタの既存のインスタンスをコピーし、命名する。ある いは、既存のインスタンスではなく、テンプレート(すなわち、そのクラスのマ スタ・コピー)を使用することができるが、そのインスタンスは、コピーおよび 名前変更によってテンプレートから作成される。 2.以下のプロパティを定義するためにオブジェクト設定を使用する。 a.カラー b.陰影の数 c.淡から濃または濃から淡へのシェーディング d.凡例 e.関連処理手段を実現するプログラムの名前 f.関連ヘルプ・ファイルの名前 g.サポートされるデータのタイプ h.データ・ブロックを処理するための方向 そのクラスの新しいインスタンスごとに定義すべき最も重要な設定は、上記の (a)、(b)、(c)に挙げたものである。 UIクラス・ハイライタのインスタンスを表現するアイコンを使用のために選 択した場合、そのインスタンスに関連する処理手段を実現する際に以下の段階が 必要になる。 1.適当に使用可能になっているソフトウェア・アプリケーションのユーザが選 択した複数のデータ項目を読み取る。 2.このようなデータ項目について1組の計算を実行する。このような計算の特 徴はハイライタの目的によって決定される。たとえば、平均ハイライタは、デー タ項目を合計し、平均を計算すべき項目の数でその合計を割り、各データ項目を 平均と比較する可能性がある。 3.ステップ1で読み取ったデータ項目のそれぞれに対応する計算結果を返す。 ハイライタ・ペン・オブジェクトの場合、このような結果は、通常、様々なカラ ーまたはカラーの陰影あるいはその両方を表すはずである。 4.任意で、追加のデータ、たとえば、チャートをウィンドウ内に表示する。 ステップ1および3は、使用可能になっているソフトウェア・アプリケーショ ンでユーザがマークを付けたデータを表現するC++クラス(ここでは「XIHigh lighterClient」と呼ぶ)を使用することにより達成できるが、ステップ2およ び 4は、明らかに実装者の責任である。というのは、ハイライタの特定のインスタ ンスについてどの計算を実行すべきか、ならびに追加のデータがある場合にどの データを表示すべきかは、実装者のみが把握することになるからである。 クラス「XIHighlighterClient」は、マークを付けたデータから値を読み取り 、結果を返すためのメソッドを有する。以下の表1は、XIHighlighterClientク ラスに含まれるメソッドを示すものである。 ハイライタというUIクラスと、ハイライタUIクラスのインスタンスに関連 する処理手段を実現するために好ましい実施例で使用するC++クラスとを作成 する方法について述べてきたが、次に、好ましい実施例においてそれがこのよう なハイライタ・ツールと対話できるようにソフトウェア・アプリケーションを適 応させる方法について説明する。 ソフトウェア・アプリケーションがハイライタ・ペンなどのツールと対話でき るようにするためには、以下のステップを実行するためのプログラミングが必要 である。 1.開いたハイライタの存在をテストする。 2.そのハイライタを表現するようにポインタを適応させる。 3.進行中のマーキング動作を示すようにポインタを適応させる。 4.デフォルトのマーク・カラーの代わりにそのハイライタに関連するカラーを 使用する。 5.マークを付けた値を開いたハイライタに渡す。 6.渡された値を処理するよう、ハイライタに指示する。 7.ハイライタが計算した結果を取り出す。 8.たとえば、マークを付けた値に段階的陰影またはカラーを適用するか、また は生成したデータを表示することにより、ハイライタが計算した結果を表示する 。 ステップ1〜7は、開いたハイライタを表現するC++クラスを使用すること により達成できるが、このクラスはここではXIHighlighterという。ステップ8 は、ステップ7でそれ に渡された結果に基づいてソフトウェア・アプリケーションによって実行される 。クラスXIHighlighterは、ソフトウェア・アプリケーションの処理中の適切な 時点で呼び出すことができるメソッドを提供する。XIHighlighterクラスに含ま れるメソッドを示す表を以下に示す。 クラスXIHighlighterを用意すると、ソフトウェア・アプリケーションがXIHig hlighterクラスを使用できるようにするために、ソフトウェア・アプリケーショ ンに対して以下の変更が必要になる。 1.データのマーキングと選択を担当するコードのセクションを以下のように更 新する。 a.ハイライタが開いているかどうかを検査するためにメソッド「isOpen」 を呼び出す。 b.開いている場合、 i.開いたハイライタ用のカラーを設定し、デフォルト・マーキング・ カラーの代わりにこれを使用するために、メソッド「color」を呼び出す。 ii.マーク動作を開始する前にメソッド「startMark」を呼び出す。 iii.マークの完了時に「endMark」を呼び出し、マークを付けた各デー タ項目ごとにメソッド「addValue」を呼び出し、さらにメソッド「process」を 呼び出す。 c.結果が得られたことをハイライタが通知すると、 i.マークを付けた各データ項目ごとにメソッド「getShade」を呼び出 す。 ii.マークを付けた各データ項目の背景カラーを適応させるために「ge tShade」が返す陰影またはカラーを適用する。 2.マウスの動きの処理を担当するコードのセクションを以 下のように更新する。 a.ハイライタが開いているかどうかを検査するためにメソッド「isOpen」 を呼び出す。 b.開いている場合、現行位置でのマーキングが許可されているかどうかを ハイライタに通知するためにメソッド「allowMark」または「disAllowMark」を 呼び出す。 3.マウス・ポインタの変更を担当するコードのセクションを以下のように更新 する。 a.ハイライタが開いているかどうかを検査するためにメソッド「isOpen」 を呼び出す。 b.開いている場合、マウス・ポインタを適応させるためにメソッド「setP ointer」を呼び出す。 好ましい実施例では、すでに前述したように、UIクラス・ハイライタのイン スタンスと使用可能になっているソフトウェア・アプリケーションとを実現する ために使用するC++クラスがクラス・ライブラリとして用意されている。上記 の技法を使用することにより、ソフトウェア・アプリケーションがこのようなツ ールと対話できるようになっているときに、システム上に導入された任意の数の ソフトウェア・アプリケーションに関連してこのようなツールを使用することが できる。好ましい実施例では、必要なすべての機能性をクラス・ライブラリに提 供し、次にそれがこのクラス・ライブラリに定義された機能を使用するようにソ フトウェア・アプリケーションの所与の部分を適応させることにより、ソフトウ ェア・アプリケーションがツールと対話できるようになっている。 第1図に関連して好ましい実施例のデータ処理システムについて述べてきたが 、次に第2図に関連して、システムが実行する処理ステップの説明を示す。 第2図は、好ましい実施例によりデータ処理システムを使用して処理動作を公 式化し実行する方法を示す流れ図である。ステップ200では、ユーザが使用で きる使用可能な処理動作を表現するアイコンをアイコン表示手段90によって表 示装置50上に表示する。このようなアイコンは、使用可能なすべての処理動作 用のアイコンを含むフォルダに関連するウィンドウ内に表示されることが好まし い。 次にユーザは、たとえば、マウス70を使用して所望のアイコンの上にマウス ・ポインタを位置決めし、これらのアイコンのうちの1つを選択することができ る。ステップ210では、アイコンが選択されたかどうかについて判定を行う。 選択されていない場合、プロセスはアイコンが選択されるまでステップ210か らループが戻る。アイコンが選択されると、プロセスの次の段階は、どのアイコ ン、したがって、どの処理動作をユーザが選択したかを示す図形要素でマウス・ ポインタを置き換えることである(ステップ220)。これは、選択したアイコ ンと同様または同一の図形要素でマウス・ポインタを置き換えることによって行 うことが好ましい。たとえば、選択した処理動作が黄色のハイライタ・ペンによ って表現されるトレンド動作である場合、好ましいことにマウス・カーソルは黄 色のハイライタ・ペン表現によって置き換えられるはずである。この適応を正確 にいつ実行するかというと、アイコンが選択されるとただちに行うことができる 。しかし、好ましい実施例では、ソフトウェア・アプリケーション20に関連す るウィンドウ内にポインタが移動したときにソフトウェア・アプリケーション2 0の制御下でポインタ適応手段140がこの適応を実行する。 このソフトウェア・アプリケーションのウィンドウ内でマウスをさらに移動さ せると、プロセス・ステップ230が示すように、従来のマウス・ポインタと同 様にこの新しい図形要素が画面上で移動する。したがって、ユーザは、処理のた めに選択したいと希望する1組のデータ値の先頭まで図形要素を移動させ、たと えば、左マウス・ボタンを押すことによって選択を行うことを示し、その選択を 有効にするために関心のあるデータ値の上で図形要素を移動させることができる 。これは、関心のある領域にマークを付けるためにGUIシステムで使用する従 来の方法で行われるはずである。通常、選択した値は、選択したデータ値の後ろ のデフォルト背景カラーを別のカラーで置き換えることによって示される。マウ スを使用する場合は、通常、データ値の選択中終始、左マウス・ボタンが押され たままの状態になり、選択が行われるとユーザは左マウス・ボタンから指を離す ことになる。しかし、当業者には1組のデータ値を選択するための他の技法も明 ら かになるが、本発明のためにはどの技法を使用するかは無関係である。ソフトウ ェア・アプリケーションは、通常のデータ選択に使用するように、ツールに渡す データ値を選択するために同一技法を使用することが好ましい。 ステップ240では、1組の値にマークが付けられたかどうかを判定する。好 ましい実施例では、入力制御手段60は、選択が行われたことを示す信号、たと えば、ユーザが左マウス・ボタンから指を離したことを示す信号を受け取る。1 組の値にマークが付けられていない場合、プロセスは、選択が行われるまでステ ップ240からループが戻る。 選択が行われたと判定されると、ステップ250でソフトウェア・アプリケー ションにより、選択したデータに対して処理動作が行われる。適用すべき処理動 作はユーザには明らかになる。というのは、データを選択するために使用するマ ウス・ポインタの形態はその処理動作を示す視覚表示になるからである。好まし い実施例では、処理動作は、その処理動作を実現するプログラムを実行するアプ リケーションによって開始される。 処理動作が完了すると、適切な方法で表示装置50上に結果を表示する(ステ ップ260)。たとえば、トレンド動作などの解釈動作の場合、好ましい実施例 では、データ値に段階的陰影を付けることによって結果を表示する。しかし、デ ータ生成動作を使用するようなその他の場合では、画面上の事前定義位置に位置 決めされた新しいデータ値として結果を 表示することができる。あるいは、処理動作は、選択したデータに基づいてチャ ートを作成するようなタイプにすることもでき、このチャートは表示画面上のウ ィンドウ内に表示される。 データ生成動作の場合、処理動作の結果を表示すべき場所、たとえば、画面上 の位置または表示画面の領域を識別するために処理動作を実施するプログラムに よってユーザからの追加の入力が要求される場合もある。あるいは、処理動作を 実施するプログラムは、結果を配置する場所を判定するための論理を含むことも できる。たとえば、合計動作は、選択したデータの列の一番下または選択したデ ータの行の右側に結果を表示するように構成することができる。 次に、プロセスの様々な段階中にユーザが見る表示画面の状態に関連して、好 ましい実施例の技法についてさらに説明する。この場合、第3A図〜第3E図、 第4A図〜第4E図、第5A図〜第5E図を参照する。 第3図の例のデータ処理システムは、画面上に表示された1組のハイライタ・ ペン・アイコンの形態でユーザに対して表現される処理オブジェクトの集合を含 む。前述のように、このようなペン・アイコンは「デスクトップ」上に配置する ことができ、あるいは、この1組のアイコンを1つのコンテナに入れて、画面上 のウィンドウ内に表示することもできる。第3A図では、1組のアイコンがデス クトップそのものの上に配置されている。 第3A図から分かるように、各ハイライタ・オブジェクトを表現するアイコン は個別のカラーのハイライタ・ペンの形態を取り、ランク、トレンド、平均など の解釈動作を表現するようにラベルが付けられている。このような解釈動作の機 能は以下の通りである。 ランク: ランク・ペンは、マークを付けた値のうちの個々の値のランクを強調 表示するために使用する。たとえば、ランク・ペンが青である場合、濃い青の背 景を使用して最高値を強調表示し、淡い青の背景を使用して最低値を強調表示し 、青の段階的陰影の背景を使用して中間値を強調表示するように構成することが できる。このタイプの動作を実現するための1つの方法として、すべてのデータ 値を帯域別に配置する百分順位ハイライタ・ペンの使用が考えられる。たとえば 、各帯域は値の全範囲の10パーセントを表現し、最高10パーセントの値を識 別するために最も濃いカラーを使用し、最低10パーセントの値を識別するため に最も淡いカラーを使用し、その他の10パーセントずつの帯域を識別するため に中間陰影を使用することができる。 トレンド: トレンド・ペンは、それぞれの値と前の値との差を強調表示するた めに使用する。たとえば、トレンド・ペンがピンクである場合、濃いピンクの背 景を使用して肯定的傾向を強調表示し、淡いピンクの背景を使用して否定的傾向 を強調表示するように構成することができる。前の値と等しいかほぼ等しい値は 、中間のピンクの背景を使用して示すこ とができる。あるいは、肯定的傾向に緑、否定的傾向に赤、+/−10パーセン トに黄色など、様々なカラーを使用することもできる。 平均: 平均ペンは、マークを付けた値の平均以上および平均以下の値を強調表 示するために使用する。たとえば、平均ペンが青緑色である場合、濃い青緑色の 背景を使用することによって指定の値の平均以上の値を強調表示し、淡い青緑色 の背景を使用することによって平均以下の値を強調表示するように構成すること ができる。その場合、平均と等しい値は、中間の青緑色の背景を使用して示すこ とができる。その他の例では、段階的陰影を使用して、平均からの差の大きさを 表現することも可能である。 第3B図に示すように、表示されたデータを解釈するため、ユーザは、マウス などの入力装置を使用することにより、所望の解釈動作を表現するハイライタ・ ペンを選択するはずである。第3B図では、所望のアイコンの上にマウス・カー ソルを位置決めし、左マウス・ボタンを押して選択を示すことにより、選択が行 われる。次に、マウス・ポインタがアプリケーション20に関連するウィンドウ 内に移動すると、選択した処理動作を表現するようにマウス・ポインタが変更さ れる。 第3C図に示すように、カーソルはハイライタ・ペン表現に置き換えられるが 、一般にこれは、選択したハイライタ・アイコン、この場合はランク・ハイライ タ・ペン・アイコン のカラーに対応するカラーになる。次に、適応済みカーソルは、ユーザが選択を 希望するデータ値の上を移動する。マウスの場合、通常、このデータ値選択段階 中、左マウス・ボタンが押されるはずである。さらに好ましい実施例では、閉じ たハイライタ・ペン表現をペン先が露出したハイライタ・ペン表現で置き換える ことにより、データ値の実際の選択時にポインタがもう一度変更される。これは 、そのペンが実際に使用中であることをユーザに示すものである。 第3D図は、ユーザがデータ値の選択を完了した時点の画面の状態を示してい る。選択した値の後ろの背景は、選択した値をユーザに示すようにハイライタ・ ペンのカラーに変更されることが好ましい。選択が行われると、データ値に対す る必要な処理を行うためにハイライタ・ペン・オブジェクトの処理動作が実行さ れる。次に第3E図に示すように、データ値の後ろの背景に段階的陰影を付ける ことにより、その動作の結果がユーザに表示される。好ましい実施例では、選択 したハイライタ・ペンに関連するカラーの段階的陰影を使用する。また、好まし い実施例では、結果を表示するために使用する段階的陰影の数をユーザが選択で きるようにするための機能を設けることもできる。さらに、1つのカラーの段階 的陰影ではなく様々なカラーを使用するマルチカラー・ペンを設けることもでき る。 ユーザが単一行または単一列内の任意の範囲の値を選択した場合、その行また は列内の選択済みの各値に関連して強調 表示が計算される。ユーザが複数行または複数列内の任意の範囲の値を選択した 場合、強調表示を行別に決定するか、列別に決定するか、またはデータ全体にわ たって決定するかを判定するため、処理動作に関連するパラメータを変更するこ とができる。 ソフトウェア・アプリケーション20の挙動に応じて、行または列タイトルを 選択することは、その行または列内のすべての値を選択するのと同等であると見 なすことができる。前述のように、ハイライタ・ペンを使用するかどうかにかか わらず、アプリケーションはデータにマークを付けるために同じ機能を提供する ことが好ましい。 第4A図〜第4E図は、第3A図〜第3E図と同様であるが、解釈動作ではな くデータ生成動作の使い方を示している。この特定の例では、ユーザに対して表 示された関連アイコンの選択により、合計動作を実行するための処理オブジェク トが選択されている(第4B図を参照)。第4C図および第4D図に示すように 、データ値は、第3図の例に関して前述したのと同じ方法で選択される。しかし 、第4E図に示すように、動作の結果は、カラーとシェーディングを使用するの ではなく、画面上の適切な位置の別個のデータ値によって表示される。 企図したデータ生成動作は1つのデータ項目だけを生成するわけではないこと は、留意するに値することである。たとえば、選択したデータ値に基づいてチャ ートを作成するため にオブジェクトを作成することができる。このようなチャートは、ディスプレイ 上の適当な位置に位置決めされたウィンドウ内に表示されることが好ましい。こ のタイプの処理動作については第5A図〜第5E図を参照してさらに示すが、こ れらの図は第4A図〜第4E図に示したものと同等のプロセス段階にある表示画 面の状態を示している。第5図の例では、処理動作の結果として分布図が作成さ れる。 上記の好ましい実施例の説明により、好ましい実施例によるシステムは、ソフ トウェア・アプリケーションのユーザが処理動作および操作すべき任意の範囲の 値を選択できるようにするために効率がよく、効果的で、直観的な技法を提供す ることは明白である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.システムに接続可能な表示装置上に表現されるデータを処理するためのデー タ処理システムであって、前記システムが、 システムに接続可能な入力装置から受け取る信号に応答し、ユーザが表示装置 上に表現される1組のデータ項目を選択できるようにするために前記表示装置上 に表示される要素を移動するための入力制御手段と、 ユーザが選択したデータ項目に対して指定の処理動作を実行するための処理手 段とを含み、 前記システムは、 ユーザにとって使用可能な各処理動作を前記表示装置上のアイコンとして表現 するためのアイコン表示手段と、 前記アイコンの1つのユーザ選択に対応する入力装置からの信号を識別するた めの選択識別手段と、 アイコン選択を示す視覚表示を前記表示装置上に提供するための視覚表示手段 とを特徴とし、 前記入力制御手段は、ユーザが1組のデータ項目を選択できるようにするため に、前記選択識別手段によって識別されたアイコン選択に続いて画面上の要素の 動きを制御するように配置され、 前記処理手段は、選択した1組のデータ項目について選択済みアイコンによっ て表現される処理動作を実行するために、 1組のデータ項目が選択されたことを示す信号に応答することを特徴とする、デ ータ処理システム。 2.前記視覚表示手段が、アイコン選択を示すためにその要素を適応させるよう に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載のデータ処理システム。 3.データが、アプリケーションによって配置され、システムが提供するグラフ ィカル・ユーザ・インタフェースにより前記表示装置上に表現され、前記グラフ ィカル・ユーザ・インタフェースはオブジェクト指向環境を使用し、前記システ ムは、 使用可能な処理動作のそれぞれが様々なタイプの使用可能な処理動作の特性を 定義するクラスのインスタンスとして用意され、インスタンスのそれぞれが関連 処理動作を実行するための処理手段を含み、 アプリケーションはそのクラスのインスタンスを表現するアイコンが選択され た時期を判定し、選択した1組のデータ項目に対して関連処理動作を実行するよ うにそのインスタンスの処理手段に指示するように配置されていることをさらに 特徴とする、請求項1または2に記載のデータ処理システム。 4.前記視覚表示手段がアプリケーションによって制御され、前記入力制御手段 はそのアプリケーションに関連する前記表示装置の1つの領域内にその要素が位 置決めされたときにアプリケーションに通知するように配置され、次にアプリケ ーションはアイコン選択を示すようにその要素を適応させるた めに前記視覚表示手段を呼び出すことを特徴とする、請求項3に記載のデータ処 理システム。 5.使用可能な処理動作の少なくとも1つは解釈動作であり、このような動作の 結果は、その動作が適用された様々なデータ項目に各種カラーリングまたはシェ ーディングあるいはその両方を関連付けることによって前記表示装置上に表示さ れることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項に記載のデータ処理シ ステム。 6.同一カラーの段階的陰影を使用して前記表示装置上に結果が表示されること を特徴とする、請求項5に記載のデータ処理システム。 7.使用可能な処理動作の少なくとも1つはデータ生成動作であり、このような 処理動作の結果は前記表示装置上の所定の位置に表示されることを特徴とする、 請求項1ないし6のいずれか一項に記載のデータ処理システム。 8.使用可能な処理動作の少なくとも1つはデータ生成動作であり、このような 処理動作の結果は、アプリケーションが関連付けられている前記表示装置の領域 とは別の表示装置上の所定の領域内に表示されることを特徴とする、請求項1な いし7のいずれか一項に記載のデータ処理システム。 9.前記アイコン表示手段によって表示されるアイコンがハイライタ・ペン・ア イコンの形態を取ることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか一項に記載 のデータ処理システム。 10.前記視覚表示手段は、ユーザが選択した前記ハイライタ・ペン・アイコン の表現でその要素を置き換えることを特徴とする、請求項9に記載のデータ処理 システム。 11.システムに接続可能な表示装置上に表現されるデータを処理するためのデ ータ処理システムを操作する方法であって、前記方法が、 ユーザが表示装置上に表現される1組のデータ項目を選択できるようにするた めにシステムに接続可能な入力装置から受け取る信号に応答して前記表示装置上 に表示される要素を移動するステップと、 ユーザが選択したデータ項目に対して指定の処理動作を実行するステップとを 含み、 前記方法は、 ユーザにとって使用可能な各処理動作を前記表示装置上のアイコンとして表現 するステップと、 前記アイコンの1つのユーザ選択に対応する前記入力装置からの信号を識別し 、アイコン選択を示す視覚表示を前記表示装置上に提供するステップと、 ユーザが1組のデータ項目を選択できるようにするために、アイコンのユーザ 選択に続いて画面上の要素の動きを制御するステップと、 1組のデータ項目が選択されたことを示す信号に応答して、選択した1組のデ ータ項目について選択済みアイコンによって表現される処理動作を自動的に実行 するステップとを特徴 とする方法。 12.前記視覚表示を提供するステップが、アイコン選択を示すためにその要素 を適応させるステップを含むことを特徴とする、請求項11に記載の方法。 13.データが、アプリケーションによって配置され、システムが提供するグラ フィカル・ユーザ・インタフェースにより前記表示装置上に表現され、前記グラ フィカル・ユーザ・インタフェースはオブジェクト指向環境を使用し、前記方法 は、 使用可能な処理動作のそれぞれが様々なタイプの使用可能な処理動作の特性を 定義するクラスのインスタンスとして用意され、インスタンスのそれぞれが関連 処理動作を実行するための処理手段を含み、 アプリケーションはそのクラスのインスタンスを表現するアイコンが選択され た時期を判定し、選択した1組のデータ項目に対して関連処理動作を実行するよ うにそのインスタンスの処理手段に指示するように配置されていることを特徴と する、請求項11または12に記載の方法。 14.使用可能な処理動作の少なくとも1つは解釈動作であり、このような動作 の結果は、その動作が適用された様々なデータ項目に同一カラーの段階的陰影を 関連付けることによって前記表示装置上に表示されることを特徴とする、請求項 11ないし13のいずれか一項に記載の方法。 15.使用可能な処理動作の少なくとも1つはデータ生成動 作であり、このような処理動作の結果はアプリケーションが関連付けられている 前記表示装置の領域とは別の表示装置上の所定の領域内に表示されることを特徴 とする、請求項11ないし14のいずれか一項に記載の方法。 16.前記アイコン表示手段によって表示されるアイコンがハイライタ・ペン・ アイコンの形態を取り、視覚表示を提供するステップは、ユーザが選択した前記 ハイライタ・ペン・アイコンの表現でその要素を置き換えるステップを含むこと を特徴とする、請求項11ないし15のいずれか一項に記載の方法。
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