JP2002150209A - 電子スプレッドシートにおいてコピー元セル範囲を1つまたは複数のコピー先セル範囲に持続的にコピー貼付けする方法およびシステム - Google Patents

電子スプレッドシートにおいてコピー元セル範囲を1つまたは複数のコピー先セル範囲に持続的にコピー貼付けする方法およびシステム

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JP2002150209A
JP2002150209A JP2001323256A JP2001323256A JP2002150209A JP 2002150209 A JP2002150209 A JP 2002150209A JP 2001323256 A JP2001323256 A JP 2001323256A JP 2001323256 A JP2001323256 A JP 2001323256A JP 2002150209 A JP2002150209 A JP 2002150209A
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    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/166Editing, e.g. inserting or deleting
    • G06F40/177Editing, e.g. inserting or deleting of tables; using ruled lines
    • G06F40/18Editing, e.g. inserting or deleting of tables; using ruled lines of spreadsheets

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多次元スプレッドシートにおいて、コピー元
セル範囲を1つまたは複数のコピー先セル範囲に持続的
にコピーおよび貼付けするシステムおよび方法を提供す
る。 【解決手段】 方法は、持続的コピー操作を行うステッ
プと、持続的貼付け操作を行うステップと、コピー元セ
ル範囲が更新されるたびにコピー操作を自動的に行うス
テップとを含む。スプレッドシート・ユーザによって、
コピー元セル範囲と1つまたは複数のコピー先セル範囲
との間で持続的にコピー貼付け操作を行うことが決定さ
れ、「持続的コピー貼付けテーブル」と呼ばれる共通リ
ポジトリを使用して、この操作に必要なデータが記録さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル・コン
ピュータによる情報処理の分野に関し、詳細には、コピ
ー元セル範囲を1つまたは複数のコピー先セル範囲に持
続的にコピー貼付けする電子スプレッドシートにおける
方法およびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータが出現する以前は、数値分
析、特に財務分析は、通常、金銭出納帳またはスプレッ
ドシート上に、鉛筆と計算機で作成されてきた。スプレ
ッドシートは、データを列と行とに構成することによっ
て、閲覧者が情報を迅速に把握できるようにする。しか
し、紙上でスプレッドシートを作成する作業は迅速とは
いかない。各項目を手間をかけて計算し、スプレッドシ
ートに入力しなければならないため、きわめて時間のか
かるプロセスである。また、計算はすべて作成者の責任
で行われるため、手作業で作成されたスプレッドシート
には誤りが生じやすい。したがって、手作業によるスプ
レッドシートの作成は時間と手間がかかり、信頼性が低
い。
【0003】マイクロコンピュータの出現により、「電
子スプレッドシート」の形で解決策が現れた。この種の
ソフトウェア・プログラムは単に「スプレッドシート」
と呼ばれることが多く、従来の財務モデリング手段すな
わち、金銭出納帳、鉛筆、計算機をコンピュータ化した
ものである。ある意味で、スプレッドシート・プログラ
ムとこれらの手段との関係は、ワードプロセッサとタイ
プライタとの関係のようなものである。スプレッドシー
トは、財務モデルの作成、編集、および使用の容易さを
飛躍的に向上させる。
【0004】典型的なスプレッドシート・プログラム
は、コンピュータのメモリを金銭出納帳の列/行または
升目の形式に似せて構成し、利用者に対して目に見える
計算機を提供する。しかし、この「帳簿」はコンピュー
タのメモリ内に動的に存在するため、いくつかの重要な
点で紙の帳簿とは異なる。たとえば、電子スプレッドシ
ートの記憶場所を、コンピュータが認識できる形式でコ
ンピュータに伝えなければならない。そのための一般的
な方式は、スプレッドシートの各行に番号を付し、各列
に文字を付し、各シート(またはページ)に別の文字を
付すものである。たとえば、2ページの列Aの行1の場
所(すなわち左上角)を参照する場合、ユーザは「B:
A1」と入力する。スプレッドシートでは、このように
して所与のページ内の行と列の交差部にあるアドレス可
能記憶場所または「セル」を定義する。
【0005】電子スプレッドシートへのデータ入力は、
金銭出納帳に情報を記入するのとよく似た方法で行われ
る。ユーザは、所望の場所に画面カーソルを配置した
後、英数字の情報を入力することができる。しかし、テ
キストおよび英数字情報を保持する他に、スプレッドシ
ートのセルには、スプレッドシート・セルに記憶された
数値に対して行う計算を指定する命令または「数式」も
記憶することができる。また、このようなスプレッドシ
ート・セルは、1組のつながったセルとして配置されて
いれば、範囲として定義し、名前指定することもでき
る。このような名前指定範囲の典型例は、金銭出納帳に
見られる通常の表と同様である。このように、範囲名は
等式の変数として機能することができ、それによってセ
ル間の精密な数学的関係を定義することができる。関数
やマクロなどの高度な機能を含めて、スプレッドシート
・プログラムの構造と動作については、技術文書、商取
引文書、および特許文書に記載されている。
【0006】電子スプレッドシートは、紙のスプレッド
シートに勝る多くの利点がある。たとえば、電子スプレ
ッドシートは、紙のスプレッドシートよりもはるかに大
きく(すなわち、より多くの情報を保持し)、数千ある
いは数百万個のセルを持つ電子スプレッドシートも珍し
くない。また、スプレッドシート・プログラムでは、ユ
ーザが「仮想」シナリオを実行することもできる。たと
えば組込み数式によってワークシートに1組の計算関係
を入力した後、異なる仮定のセットを使用して情報の範
囲を再計算することができ、各再計算の結果はほとんど
一瞬にして表示される。この演算を紙と鉛筆を使って手
作業で行うとすれば、変更を加えるたびにモデル内のす
べての関係を再計算しなければならない。このため、
「仮想」問題の解、すなわち、入力データを変更して出
力データがどうなるかを見る電子スプレッドシート・シ
ステムが発明された。
【0007】スプレッドシートでは、セル範囲を使用し
て計算を自動化する。セルまたはセル範囲は、名前指定
されているか否かを問わず、「相対」または「絶対」参
照によって数式内で参照することができる。このような
参照は、参照セル範囲のアドレス、または、当該セル範
囲に名前が付けられていることがわかれば、参照セル範
囲の名前とすることができる。電子スプレッドシート・
ベースのアプリケーションでは、構造化方式に従って編
成された大規模な表が一般的に使われている。この構造
によって、一般には、所与の列内および所与のシート内
の各セルの内容がコピー貼付け操作の結果として得られ
るように、行、列、およびシートが構成される。この場
合、コピー元のセルは同じ列内および同じシート内の最
上部セルである。このような典型的な状況では、この
「参照」セルには、1個または数個の他のセルを相対的
または絶対的な方式で参照する数式を入れることがで
き、それによって、同じシートの同じ列内の他の各セル
にも同じ数式が入れられる。その際、絶対参照はそのま
ま維持され、相対参照は他の相対セルを指す。このよう
な典型的な状況を、図8に示す。図8では、表を使用
し、入力データに従って販売品目価格を計算する。この
表では、たとえば、アドレスC6のセル(「単位原価」
というタイトルの列)の内容は、「@CostOf(B6)」とい
う数式である。ここで、@CostOfは、パラメータとして
使用される品目の原価を出す専用関数である。同じ表
で、アドレスG6のセル(「為替レート」というタイト
ルの列)の内容は、たとえば、数式「@RateOf(F6)」で
ある。ここで、@RateOfは、パラメータとして渡される
通貨の為替レートを返す専用関数である。同じ表で、ア
ドレスI6のセル(「価格」というタイトルの列)の内
容は、たとえば数式「C6*D6*G6/(1-$PROFIT)」であ
り、「PROFIT」は、利益値が記録されるアドレスI3を
持つセル範囲に付けられた名前である。「単位原価」表
内の各セルの内容は、アドレスC6の参照セルをコピー
することによって得ることができ、その結果、アドレス
Cxのセルの内容が「@CostOf(Bx)」になる(xは7〜
10の値をとる)。同様に、アドレスGxおよびアドレ
スIxのセルの内容は、アドレスG6およびアドレスI
6の参照セルの内容をそれぞれコピー貼付けすることに
よって得られる。その内容は、それぞれ「@RateOf(F
x)」および「Cx*Dx*Gx/(1-$PROFIT)」である。したがっ
て、このコピー貼付け操作は、多くの異なるセルまたは
セル範囲で、参照セルまたは参照セル範囲の内容をコピ
ーする強力な手段である。それにもかかわらず、このコ
ピー貼付け操作には、後述するいくつかの制限がある。
【0008】この例では、参照セルの内容を、そのセル
が属する表の何らかの構造的変更を反映するように更新
する必要があるものとする。この構造的変更を図9に示
す。図9では、(原価から価格を導き出すのに使用す
る)利益パラメータが、全販売品目の定数(図8でアド
レスI3の「利益」という名前のセルに示す)ではなく
なっており、この表の「利益」というタイトルの列内の
セルによって示されているように、販売品目自体に応じ
て変わる。この新しい規則に基づいて、(「価格」とい
うタイトルの列内の)アドレスI6のセルの内容は数式
「C6*D6*G6/(1-H6)」になる。「価格」列の参照セルI
6が変更されたため、この表構造更新を反映するため
に、この参照セルから、同じ論理に従う他のすべてのセ
ル、すなわち図9に示すアドレスI7〜I10までのセ
ルに、コピー貼付けを再適用する必要がある。一般に
は、この操作は、参照セル範囲の内容が更新されるたび
に慎重に行わなければならず、コピー貼付け操作によっ
て、最初に参照セル範囲の内容から導き出された内容を
もつすべてのセル範囲に適用しなければならない。大き
く複雑なスプレッドシートの場合、このような操作は、
かなりの時間を要するだけでなく、スプレッドシートの
ユーザが、コピー貼付け操作を再適用する必要があるセ
ル範囲のうちのいくつかに再適用し損なう可能性がある
ため誤りが生じやすい。その場合、その結果のスプレッ
ドシートは誤った結果を出すことがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、コピー元セ
ル範囲と1つまたは複数のコピー先セル範囲との間のコ
ピー貼付け操作を持続的に行う方法およびシステムを規
定することによって、この問題に対する強力で効率的な
解決策を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディジタル・
コンピュータによる情報処理の分野に関し、詳細には、
各次元に沿ったセル・アドレスによって識別される複数
のセルを含み、セル範囲が1つまたは複数のセルを含
む、多次元スプレッドシートにおいて、コピー元セル範
囲を1つまたは複数のコピー先セル範囲に持続的にコピ
ーおよび貼付けする方法およびシステムに関する。この
方法は、持続的コピー操作を行うステップを含み、この
持続的コピー操作は、コピー元セル範囲を選択するステ
ップと、選択されたコピー元セル範囲をバッファにコピ
ーするステップとを含み、上記方法は、持続的貼付け操
作を行うステップを含み、この持続的貼付け操作は、1
つまたは複数のセルをコピー先セル範囲として選択する
ステップと、選択された各コピー先セル範囲について、
前記バッファの内容を選択されたコピー先セル範囲にコ
ピーするステップと、コピー元セル範囲をコピー先セル
範囲に関連づけるステップとを含み、上記方法は、コピ
ー元セル範囲が更新されるたびにコピー操作を自動的に
行うステップを含み、このコピー操作は、コピー元セル
範囲が1つまたは複数のコピー先セル範囲に関連づけら
れているか否かを判断するステップと、コピー元セル範
囲が1つまたは複数のコピー先セル範囲に関連づけられ
ている場合、コピー元セル範囲を1つまたは複数の関連
づけられたコピー先セル範囲にコピーするステップとを
含む。
【0011】
【発明の実施の形態】システム・ハードウェア 図1に示すように、本発明は、中央演算処理装置101
と、メイン・メモリ102と、入出力コントローラ10
3と、キーボード104と、ポインティング・デバイス
105(たとえばマウス、トラック・ボール、ペン装置
など)と、表示装置106と、大容量記憶装置107
(たとえばハードディスク)とを含むコンピュータ・シ
ステム100上で実施することができる。所望により印
刷装置108などの追加の入出力装置もシステム100
に含めることができる。図のように、システム100の
様々な構成要素が、システム・バス110または同様の
アーキテクチャを介して連絡する。好ましい実施形態で
は、コンピュータ・システム100は、(米IBM社を
含む)いくつかのベンダーが販売するIBM互換パーソ
ナル・コンピュータを含む。
【0012】図2には、コンピュータ・システム100
の動作を指示するコンピュータ・ソフトウェア・システ
ム150が図示されている。ソフトウェア・システム1
50は、システム・メモリ102とディスク・メモリに
107に記憶され、カーネルまたはオペレーティング・
システム151とシェルまたはインターフェース153
とを含む。アプリケーション・ソフトウェア152など
の1つまたは複数のアプリケーション・プログラムを、
システム100によって実行するためにロードする(す
なわち記憶域107からメモリ102に転送する)こと
ができる。システム100は、ユーザ・インターフェー
ス153を介してユーザ・コマンドおよびデータを受け
取る。これらの入力は、オペレーティング・システム1
51またはアプリケーション・ソフトウェア152ある
いはその両方からの命令に従って、システム100によ
って処理される。インターフェース153は、グラフィ
カル・ユーザ・インターフェース(GUI)であること
が好ましく、結果を表示する機能を果たし、ユーザはそ
れに対して追加の入力を供給するかまたはそのセッショ
ンを終了することができる。好ましい実施形態では、オ
ペレーティング・システム151とインターフェース1
53は、米国ワシントン州レドモンドのMicrosoft Corp
orationが販売するMicrosoft Windows(R)95であ
る。一方、アプリケーション・ソフトウェア152は、
後で詳述するように本発明のスプレッドシート・ノート
ブックを含む。
【0013】インターフェース A.概要 以下の説明では、本発明の現在のところ好ましい実施形
態に重点を置いて説明する。この実施形態は、Microsof
t Windows(R)95環境で動作可能なスプレッドシー
ト・アプリケーションで実施される。しかし、本発明
は、特定のアプリケーションや特定の環境には限定され
ない。当業者なら、本発明のシステムおよび方法は、デ
ータベース管理システム、ワード・プロセッサなど、様
々なシステムおよびアプリケーション・ソフトウェアに
適用可能であることがわかるであろう。さらに、本発明
は、Machintosh(R)、UNIX(R)、NeXTST
EP(R)など様々なプラットフォーム上で実施するこ
とができる。したがって、以下の実施例の説明は、例示
的なものであって、限定的なものではない。
【0014】図3を参照すると、システム100はウィ
ンドウ・インターフェースまたは作業スペース160を
含む。ウィンドウ160は、画面106上に表示される
矩形のグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GU
I)である。追加のウィンドウ要素を、所望の様々なサ
イズや形式(たとえばタイル表示やカスケード表示)で
表示することができる。ウィンドウ160の最上部に
は、複数のユーザ・コマンド選択項目を備えたメニュー
・バー170があり、各選択項目によってアプリケーシ
ョン・オブジェクトと共に使用する追加のサブメニュー
やソフトウェア・ツールを呼び出すことができる。ウィ
ンドウ160は、グラフィック・オブジェクト181や
テキスト・オブジェクト182などの画面オブジェクト
の表示と操作を行うためのクライアント領域180を含
む。本質的に、クライアント領域は、ユーザがコンピュ
ータ・システム100内にあるデータ・オブジェクトと
やり取りするための作業領域または表示域である。
【0015】ウィンドウ・インターフェース160は、
対象画面オブジェクトを選択したりその他の方法で呼び
出したりするための画面カーソルまたはポインタ185
を含む。カーソル185は、ポインティング・デバイス
105からのユーザ移動信号に応答して、画面106上
を所望の画面場所まで浮動する(すなわち自由に動き回
る)。当技術分野で周知のように、カーソル移動中また
は移動後、ユーザはオブジェクトの選択や操作のために
ユーザ・イベント信号(たとえばマウス・ボタンの「ク
リック」や「ドラッグ」)を発生させることができる。
たとえば、画面構成要素172、174/175、およ
び177/178をそれぞれ「クリック」(選択)する
ことによって、ウィンドウ160を閉じたりサイズ変更
したりスクロールしたりすることができる。
【0016】好ましい実施形態では、画面カーソル18
5は、マウス装置によって制御される。米国カリフォル
ニア州キューパーティーノのApple Computer、ワシント
ン州レドモンドのMicrosoft Corporation、およびカリ
フォルニア州フレモントのLogitech Corporationを含む
様々なベンダから、単一ボタン、2ボタン、または3ボ
タンマウス装置が販売されている。画面カーソル制御装
置105は、左右の「マウス・ボタン」を備えた2ボタ
ン・マウス装置であることがより好ましい。
【0017】マウス装置のプログラミング技法および操
作については、プログラミングおよびハードウェアの文
献に詳細に記載されている。たとえば「Microsoft Mous
e Programmer's Refeence」(Microsoft Press, 199
8年)を参照されたい。Windows(R)などのGUIイ
ベント・ドリブン・システムの全体構造と動作も、当技
術分野で周知である。たとえばPetzold, C.の「Program
ming Windows(R),Second Edition」(Microsoft Pre
ss, 1990年)を参照されたい。
【0018】B.好ましいインターフェース 次に、図4に示す本発明のスプレッドシート・ノートブ
ック・インターフェースについて説明する。本発明のス
プレッドシート・ノートブックまたはワークブックは、
英数字とグラフィック情報を含む情報の受領、処理、お
よび提示を行うノートブック作業スペース200を含
む。ノートブック作業スペース200は、メニュー・バ
ー210、ツールバー220、現行セル標識230、入
力行231、状況表示行240、およびノートブック・
ウィンドウ250を含む。メニュー・バー210は、ユ
ーザ入力に応答して基本階層のユーザ・コマンドの表示
と呼び出しを行う。また、メニュー210は、ウィンド
ウ操作アプリケーションで周知のように、追加のプルダ
ウン・メニューも呼び出す。入力行231は、データ、
数式、マクロなど、セルの内容の入力と編集を行うユー
ザ・コマンドおよび情報を受け入れる。標識230は、
現行カーソル(すなわちアクティブ・セル)位置のアド
レス、または選択された名前指定範囲(すなわちアクテ
ィブ選択範囲)のアドレスまたは名前を表示する。状況
表示行240には、システム100がワークブックの現
況に関する情報を表示する。たとえば、「READY」標識
は、ユーザが他の実行タスクを選択することができるよ
うにシステムの準備が整っていることを意味する。
【0019】図5に詳細を示すツールバー220は、ユ
ーザが、よく使用するメニュー・コマンドまたはプロパ
ティをすばやく選択する方法を提供するツールから成る
行またはパレットを含む。一実施例では、ツールバー2
20は、ファイル操作ボタン221、印刷ボタン22
2、やり直しボタン223、切取り、コピー、貼付けボ
タン224、情報ポップアップ・ウィンドウ・ボタン・
ツール225、名前指定範囲選択ボタン226、スタイ
ル・コピー・ボタン227、列サイズ変更ボタン22
8、および合計ボタン229を含む。これらのボタンの
機能は、その名前が示す通りである。たとえば、ボタン
224は、ウィンドウのクリップボードとの間でデータ
およびオブジェクトの切取り、コピー、貼付けを行う。
これと同じ処理は、(メニュー・バー210にある)
「編集」内の対応するコマンドでも行うことができる。
【0020】ノートブックは、対象情報の入力と表示を
行うインターフェースを備え、複数のスプレッドシート
・ページを含む。各ページは、移動、サイズ変更、削除
など、従来のウィンドウ機能および操作を備えることが
できる。好ましい実施形態では、ノートブックは256
のスプレッドシート・ページを含み、そのすべてを単一
のディスク・ファイルとして大容量記憶装置107に保
存することができる。作業スペース200には1つまた
は複数のノートブックを表示することができ、各作業ス
ペース200はユーザ指定制約に従ってサイズと配置
(たとえばタイル表示、重ねて表示など)が設定され
る。
【0021】ノートブックの各スプレッドシート・ペー
ジは二次元スプレッドを含む。たとえばノートブック2
00のページAは、行3および列Fなどの行列形式の升
目を備える。各行/列の交差位置には、従来の方式で情
報の入力、処理、および表示を行うボックスまたはセル
(たとえばセルC4)が設けられる。各セルはアドレス
可能であり、現在アクティブになっているセル(すなわ
ち現在選択されているセル)を示すセレクタを備える。
【0022】図6ないし図7に示すように、ノートブッ
ク・ページはページ識別子260によって識別され、こ
のページ識別子260はノートブックの一端に配置され
ることが好ましい。好ましい実施形態では、各ページ識
別子は、ノートブックの最上端にあるタブ構成要素(た
とえば構成要素261a、262a、263a)の形態
をとる。各タブ構成要素は、対応するページの内容を表
すユーザ選択タイトルを含む、テキスト・ラベルまたは
グラフィック・ラベルなどの標識を備えることができ
る。図6では、タブ構成要素はそれぞれのデフォルト名
に設定されている。たとえば、最初の3つのタブ構成要
素(構成要素261a、262a、263a)は、それ
ぞれA、B、およびCに設定されている。ただし、一般
にはタブ構成要素にはユーザによって記述名が付けられ
る。たとえば図7に示すように、最初の3つのタブ構成
要素は、「Contents(目次)」(タブ構成要素261
b)、「Summary(集計)」(タブ構成要素262
b)、および「Jan(1月)」(タブ構成要素263
b)に設定される。同様にして、残りのタブも以降の月
名に設定される。このようにして、ユーザはページ識別
子を、通常の紙のノートの使い慣れたタブに対応させる
ことができる。したがって、ユーザには対象のページま
たはスプレッドの選択方法がすでにわかっている。すな
わち、(紙のノートブックからページを選択するときに
行うように)そのページに対応するタブを選択するだけ
である。
【0023】適切な情報ページを選択する際の支援に加
えて、ユーザ・カスタマイズ可能なページ識別子が、ス
プレッドシートの名前指定範囲アドレスの入力の際の支
援となる。たとえば、名前指定セル範囲を参照する数式
を別のページに入力する場合、ユーザは、名前指定範ア
ドレスに内容記述ページ名を使用するだけでよく、それ
によって、セルまたは参照する情報の関係がユーザにと
ってよりわかりやすくなる。
【0024】スプレッドシート・ノートブック・インタ
ーフェースの機能と動作の概説は、Borland Internatio
nalから入手可能な「Quattro Pro for Windows(R)」
(「Getting Started」、「User's Guide」、および「B
uilding Spreadsheet Applications」)に記載されてい
る。
【0025】持続的コピー貼付け操作 A.概説 ここ数年来スプレッドシート環境の性能が向上するにつ
れて、現在では、C++やMicrosoft CorporationのVis
ual Basic(R)のような汎用プログラミング言語を使
用して開発されたアプリケーションとは異なり、スプレ
ッドシートのみに基づく複雑なカスタム・アプリケーシ
ョンを開発することが可能になっている。これは、マク
ロ言語、スクリプト言語、数式などのスプレッドシート
組込みツールによって実現可能である。大規模なスプレ
ッドシートでは、構造化テーブルが一般的である。構造
化テーブルでは、いくつかのセルの内容が、他のセルの
内容から、セル間の関係を説明する数式によって直接導
き出される。このような数式はきわめて複雑になること
があり、そのため、このような数式がいったん設定され
た後は、それらの数式を参照セルから同じ関係が存在す
る他のすべてのセルにコピー貼付けすれば有利である。
この関係がスプレッドシートの使用期間中に変化した場
合、スプレッドシートのユーザはまず、参照セルの内容
を更新しなければならず(一般には参照セルに保持され
ている数式が書き換えられる)、次にそのコピー元セル
と、前にコピー貼付操作によって参照セルの内容から内
容を入手したすべてのセルとの間で、コピー貼付け操作
を再度行わなければならない。スプレッドシートのユー
ザがこの操作を行うのに時間が費やされるだけでなく、
この新たなコピー貼付け操作を誤ったセルのセットに対
して行う危険がある。すなわち、再度コピー貼付けすべ
きいくつかのセルをコピー貼付けし損なったり、いくつ
かのセルをコピー貼付けすべきではないのにコピー貼付
けしたりする可能性がある。いずれの場合も、その結果
のスプレッドシートは誤って更新され、それによって誤
った計算結果が出される。
【0026】本発明は、コピー元セル範囲と1つまたは
複数のコピー先セル範囲との間でコピー貼付け操作を持
続的に行うことを可能にする方法およびシステムを規定
することによって、この問題のユーザ・フレンドリな解
決策を提供する。
【0027】B.改良型コピー貼付けマネージャ 上述の従来のツールとは異なり、本発明は、コピー貼付
操作を行う、より強力でユーザ・フレンドリな対話式手
法を、コピー貼付けマネージャの形態で提供する。この
マネージャによって、スプレッドシート・ユーザは自動
的に以下の指定を行うことができる。 ・ コピー元セル範囲と1つまたは複数のコピー先セル
範囲との間でコピー貼付け操作を一回だけ行う必要があ
るか、または ・ コピー元セル範囲と1つまたは複数のコピー先セル
範囲との間でコピー貼付け操作の作用が操作後も持続す
る必要があるか、および ・ コピー元セル範囲と1つまたは複数のコピー先セル
範囲との間の持続関係を絶つ必要があるか否かの指定で
ある。
【0028】説明をわかりやすくするために、本発明を
利用することができるコピー元セル範囲を「持続的クロ
ーン可能」セル範囲と呼び、本発明を利用することがで
きるコピー先セル範囲を「持続的クローン化」セル範囲
と呼ぶ。
【0029】C.持続的クローン可能/クローン化セル
範囲 好ましい実施形態では、持続的クローン可能セル範囲お
よび持続的クローン化セル範囲は、表示装置106上の
ウィンドウ160の作業領域180内で、フォント・ス
タイルやフォント色、背景色や境界線スタイル、境界線
色、背景パターンなど、何らかの特定のセル属性を使用
して容易に識別することができる。好ましい実施形態で
は、持続的クローン可能セル範囲の背景パターンを、PA
TTERN_COPY(パターン・コピー)という第1のパターン
値に設定し、持続的クローン化セル範囲の背景パターン
をPATTERN_PASTE(パターン貼付け)という第2のパタ
ーン値に設定する。さらに、セル範囲が最後に持続的コ
ピーされたセル範囲(このセル範囲をアクティブな持続
的クローン可能セル範囲と呼ぶ)である場合、その背景
パターンを、実際には値PATTERN_COPYと同じパターンに
対応するがブリンク・モードである、PATTERN_COPY_BLI
NK(パターン・コピー・ブリンク)という第3の値に設
定する。
【0030】D.シナリオ 好ましい実施形態では、本発明は以下の2ステップで用
いることができる。 ・ 第1のステップは、スプレッドシート・ユーザが、
本明細書では詳述しない何らかの基準に基づいて、コピ
ー元セル範囲と1つまたは複数のコピー先セル範囲との
間で行われるコピー貼付け操作にコピー貼付けマネージ
ャを利用すべきか否かを決定する際に行われる。 ・ コピー貼付けマネージャを使用する場合、スプレッ
ドシート・ユーザは以下のステップを順に行う。 ・ まず、スプレッドシート・ユーザは、ポインティン
グ・デバイス105やキーボード104など(ただしこ
れらには限定されない)の従来の手段を使用して該当す
るコピー元セル範囲を選択する。 ・ 次に、スプレッドシート・ユーザは、専用押しボタ
ン、キーボード入力ショートカット、メニュー項目また
はサブメニュー項目(ただしこれらには限定されない)
など、スプレッドシート環境で使用可能な従来の手段に
よって通常のコピー操作の拡張機能を呼び出す。この通
常のコピー操作の拡張機能は、「Persistent_Copy(持
続的コピー)」という特定のコマンドに対応する。本発
明の好ましい実施形態では、このPersistent_Copyコマ
ンドは、まず、ポインティング・デバイス105で図1
1に示すように電子スプレッドシートの従来の「Edit
(編集)」メニュー500内のメニュー項目501「Co
py Special(特殊コピー)」をクリックし、次に、図1
2に示すように、特定の新しいダイアログ・ボックス
「Copy Special(特殊コピー)」510内にある特定の
チェックボックス「Persistent Copy(持続的コピ
ー)」511をクリックし、さらに同じダイアログ・ボ
ックス「Copy Special(特殊コピー)」510内にある
「OK」押しボタン512をクリックすることによって
呼び出される。Persistent_Copyコマンドの実行が完了
すると、コピー元セル範囲の背景パターンが値PATTERN_
COPY_BLINKに設定され、アクティブな持続的クローン可
能セル範囲になったことを示す。 ・ 次に、スプレッドシート・ユーザは、ポインティン
グ・デバイス105やキーボード104(ただしこれら
には限定されない)などの従来の手段を使用して、該当
するコピー先セル範囲を選択する。 ・ 次に、スプレッドシート・ユーザは、専用押しボタ
ン、キーボード入力ショートカット、メニュー項目、ま
たはサブメニュー項目など(ただしこれらには限定され
ない)、スプレッドシート環境で使用可能な従来の手段
により、「Persistent_Paste(持続的貼付け)」という
特定のコマンドを呼び出す。本発明の好ましい実施形態
では、Persistent_Pasteコマンドは、まず、図11に示
すように従来の「Edit(編集)」メニュー500内の従
来の「Paste Special(特殊貼付け)」メニュー項目5
02をクリックし、次に図13に示すように従来の「Pa
ste Special(特殊貼付け)」ダイアログ・ボックス5
20内の特定のチェックボックス「Pasistent Paste
(持続的貼付け)」521をクリックし、さらに同じダ
イアログ・ボックス「Paste Spedcial(特殊貼付け)」
510内にある「OK」押しボタン522をクリックす
ることによって呼び出される。Persistent_Pasteコマン
ドの実行が完了すると、コピー先セル範囲の背景パター
ンが値PATTERN_PASTEに設定され、持続的クローン化セ
ル範囲になっていることを示す。 ・ 通常のコピー貼付け操作が、コピー元セル範囲と1
つまたは複数のコピー先セル範囲との間で行われる。
【0031】・ 第2のステップは、スプレッドシート
・ユーザが、持続的クローン化セル範囲または持続的ク
ローン可能セル範囲に属するセルを更新または削除する
ときに行われる。 ・ スプレッドシート・ユーザが、持続的クローン可能
セル範囲に属するセルの内容を更新する場合、改良型コ
ピー貼付けマネージャが自動的に、「Auto_Persistent_
Copy_Paste(自動持続コピー貼付け)」という特定のコ
マンドを呼び出す。このコマンドは、その更新を、更新
された持続的クローン可能セル範囲に関連づけられたす
べての持続的クローン化セル範囲に自動的に反映させ
る。この「Auto_Persistent_Copy_Paste」操作はスプレ
ッドシート・ユーザの介入なしに完全自動化されてお
り、それ自体が、更新された持続的クローン可能セル範
囲とそれに関連づけられたすべての持続的クローン化セ
ル範囲との間の改良型コピー貼付けマネージャによって
適用されるコピー貼付け操作に基づく。 ・ スプレッドシート・ユーザが、持続的クローン化セ
ル範囲に属するセルの内容を更新する場合、改良型コピ
ー貼付けマネージャは「Break_Paste」という特定のコ
マンドを自動的に呼び出す。このコマンドは、当該セル
範囲と、当該セル範囲がそこから導き出された持続的ク
ローン可能セル範囲との間に以前に設定さた関係を絶
つ。その結果、更新セル範囲の背景パターンが初期値に
リセットされ、持続的クローン可能セル範囲にそれ以降
変更があってもその変更は現行セル範囲に反映されなく
なる。さらに、更新セル範囲が、持続的クローン可能セ
ル範囲に関連づけられた最後の持続的クローン化セル範
囲であった場合、当該クローン可能セル範囲は初期状態
に戻り(クローン可能セル範囲ではなくなり)、その結
果、その背景パターンが初期値にリセットされる。 ・ スプレッドシート・ユーザが、持続的クローン可能
セル範囲に属するセルを削除する場合、改良型コピー貼
付けマネージャは、「Break_Copy」という特定のコマン
ドを自動的に呼び出す。このコマンドは、当該セル範囲
と、そこから導き出されたすべての持続的クローン化セ
ル範囲との間に以前に設定された関係を絶つ。その結
果、更新セル範囲と、以前にそれに関連づけられていた
すべての持続的クローン化セル範囲の背景パターンが、
初期値にリセットされ、現行セル範囲のそれ以降の変更
は以前に関連づけられていた持続的クローン化セル範囲
に反映されなくなる。 ・ スプレッドシート・ユーザが、持続的クローン化セ
ル範囲に属するセルを削除する場合、改良型コピー貼付
けマネージャは、「Break_Paste」というコマンドを自
動的に呼び出す。このコマンドは、当該セル範囲と、当
該セル範囲が導き出された持続的クローン可能セル範囲
との間に以前に設定された関係を絶つ。その結果、更新
セル範囲の背景パターンが初期値にリセットされ、持続
的クローン可能セル範囲のそれ以降の変更は現行セル範
囲に反映されなくなる。さらに、削除されたセル範囲が
持続的クローン可能セル範囲に関連づけられた最後の持
続的クローン化セル範囲であった場合、当該クローン可
能セル範囲は初期状態を回復し(クローン可能セル範囲
ではなくなり)、その結果、その背景パターンが初期値
にリセットされる。
【0032】E.持続的コピー貼付けテーブル コピー元セル範囲と1つまたは複数のコピー先セル範囲
との間で持続的コピー貼付け操作を行う決定は、スプレ
ッドシート・ユーザが行う。この操作が行われると、
「持続的コピー貼付けテーブル」と呼ぶ共通リポジトリ
を使用して、この操作に必要なデータが記録される。こ
の持続的コピー貼付けテーブルは、不揮発性メモリに保
管されることが好ましい(典型的には大容量記憶装置1
07上のスプレッドシート・ディスク・ファイルの一部
として保管されるが、必ずしもそうである必要はな
い)。
【0033】次に図10を参照すると、持続的コピー貼
付けテーブル400は、各レコードが持続的コピー貼付
操作の結果であるいくつかのレコード401から成る単
純な論理構造に対応する。各レコードは以下の4つのフ
ィールドを含む。
【0034】・ 「コピー元範囲」402フィールド
は、スプレッドシート内のコピー元セル範囲を固有に識
別するために使用される。たとえば、「コピー元範囲」
は、すべてのセル範囲に関連づけられている従来のアド
レス構造Sheet:RowColumn..Sheet:RowColumnに対応させ
ることができる(たとえばD:E10..D:G20。ただしDはシ
ート名、EおよびGは列名/番号、10および20は行
名/番号)。 ・ 「コピー先範囲」403フィールドは、スプレッド
シート内のコピー先セル範囲を固有に識別するために使
用される。たとえば、「コピー先範囲」は、すべてのセ
ル範囲に関連づけられている従来のアドレス構造Sheet:
RowColumn..Sheet:RowColumに対応させることができ
る。 ・ 「コピー元パターン」フィールド404には、持続
的コピー貼付け操作を実行する前に、コピー元セル範囲
のパターンが記録される。 ・ 「コピー先パターン」フィールド405には、持続
的コピー貼付け操作を実行する前に、コピー先セル範囲
のパターンが記録される。
【0035】持続的コピー貼付けテーブル400の先頭
にあるレコード410を、先頭レコードと呼ぶ。
【0036】好ましい実施形態では、持続的コピー貼付
けテーブル400は、スプレッドシート・ファイル自体
内に明示的に含まれるが、他の明白な実施態様も代わり
に使用することができる。
【0037】F.方法 F.1 Persistent_Copy(持続的コピー)方法 本発明を利用するために所与のセル範囲を持続的コピー
可能セル範囲に変える方法を、図14のフローチャート
600に示す。この方法は、「Persistent _Copy」コマ
ンドの処理と見なすことができる。この方法は、以下の
ステップを含む。 ・ ステップ601で、この方法はデフォルト状態にあ
り、イベントによってこの処理が開始されるのを待機し
ている。 ・ ステップ602で、ユーザ・アクションの結果とし
てイベントが検出される。このアクションは、たとえ
ば、キーボード104上の特定のキーの組み合わせ、ポ
インティング・デバイス105による特定のボタンのク
リック、または他の同様の手段とすることができ、これ
については本明細書では詳述しない。 ・ ステップ603で、Persistent_Copyコマンドのパ
ラメータと見なされるコピー元セル範囲を、CurrSource
Rangeという名前で取り出す。 ・ ステップ604で、この方法は、持続的コピー貼付
けテーブル400の先頭レコード410内の「コピー先
範囲」サブフィールド403が、空であるか特定の値が
入っているかを調べる。空であるとわかった場合はステ
ップ605に制御が移る。空でない場合はステップ60
9に制御が移る。 ・ ステップ605で、この方法は、持続的コピー貼付
けテーブル400の先頭レコード410内の「コピー元
範囲」サブフィールド402がCurrSouceRangeという名
前のセル範囲と一致するか否かを調べる。一致する場合
は、現行Persistent_Copyコマンドが前回のPersistent_
Copyコマンドの単なる「再実行」であることを意味し、
したがって制御は初期ステップ601に戻り、新しいPe
rsistent_Copyコマンドの処理を待つ。一致しない場
合、制御はステップ606に移る。 ・ ステップ606で、この方法は、持続的コピー貼付
けテーブル400内で「コピー元範囲」サブフィールド
402が持続的コピー貼付けテーブル400の先頭レコ
ード410の「コピー元範囲」サブフィールド402の
値と一致する他のレコード401があるか否かを調べ
る。一致するレコードがある場合はステップ607に制
御が移る。ない場合はステップ608に制御が移る。 ・ ステップ607で、持続的コピー貼付けテーブル4
00の先頭レコード410の「コピー元範囲」サブフィ
ールド402によって指示されたセル範囲の背景パター
ンが、値PATTERN_COPYに設定される。その後制御はステ
ップ610に移る。 ・ ステップ608で、持続的コピー貼付けテーブル4
00の先頭レコード410の「コピー元範囲」サブフィ
ールド402によって指示されたセル範囲の背景パター
ンが、持続的コピー貼付けテーブル400の先頭レコー
ド410の「コピー元パターン」サブフィールド404
にある値に設定される。その後、制御はステップ610
に移る。 ・ステップ609で、新しいレコード401を組み込む
ことによって持続的コピー貼付けテーブル400が拡張
され、この新しいレコード401はこのテーブルの先頭
レコード410になる。 ・ ステップ610で、持続的コピー貼付けテーブル4
00の先頭レコード410の「コピー元範囲」サブフィ
ールド402を、CurrSourceRangeという名前のセル範
囲のアドレスに設定する。 ・ ステップ611で、この方法は、持続的コピー貼付
けテーブル400内で、「コピー元範囲」サブフィール
ド402がCurrSourceRangeという名前のセル範囲のア
ドレスと一致するレコード401があるか否かを調べ
る。一致するレコードがある場合はステップ613に制
御が移る。ない場合はステップ612に制御が移る。 ・ ステップ612で、持続的コピー貼付けテーブル4
00の先頭レコード410の「コピー元パターン」サブ
フィールド404が、CurrSourceRangeという名前のセ
ル範囲の背景パターンの値に設定される。その後制御は
ステップ614に移る。 ・ ステップ613で、持続的コピー貼付けテーブル4
00の先頭レコード410の「コピー元パターン」サブ
フィールド404を、「コピー元範囲」サブフィールド
402がCurrSourceRangeという名前のセル範囲のアド
レスと一致した、ステップ611で見つかったレコード
401の「コピー元パターン」サブフィールド404の
値に設定する。 ・ ステップ614で、CurrSourceRangeという名前の
セル範囲の内容をクリップボードにコピーする。 ・ ステップ615で、CurrSourceRangeという名前の
セル範囲の背景パターンを、値PATTERN_COPY_BLINKに設
定する。 ・ ステップ616で、Persistent_Pasteコマンドが有
効にされる。本発明の好ましい実施形態では、これは
「Paste Special(特殊貼付け)」ダイアログ・ボック
ス520内の「Persistent Paste(持続的貼付け)」チ
ェック・マーク521を有効にすることを意味する。そ
の後、制御は新しいコマンドの処理のために初期ステッ
プ601に戻る。
【0038】F.2 Persistent_Paste(持続的貼付
け)方法 本発明を利用するために所与のセル範囲を持続的クロー
ン化セル範囲に変える方法を、図15のフローチャート
700に示す。この方法は、「Persistent_Paste」コマ
ンドの処理と見なすことができる。この方法は以下のス
テップを含む。 ・ ステップ701で、この方法はデフォルト状態にあ
り、この処理を開始するイベントを待つ。 ・ ステップ702で、ユーザ・アクションの結果とし
てイベントが検出される。このアクションは、たとえ
ば、キーボード104上の特定のキーの組み合わせ、ポ
インティング・デバイス105による特定のボタンのク
リック、または他の同様の手段とすることができ、これ
については本明細書では詳述しない。 ・ ステップ703で、Persistent_Pasteコマンドのパ
ラメータとみなされるコピー先セル範囲をCurrDestRang
eという名前で取り出す。 ・ ステップ704で、この方法は、持続的コピー貼付
けテーブル400の先頭レコード410内の「コピー先
範囲」サブフィールド403が空であるか特定の値が入
っているかを調べる。空であるとわかった場合、制御は
ステップ705に移る。空でない場合、制御は新しいコ
マンドの処理のために初期ステップ701に戻る。実際
には、Persistent_Pasteコマンドが有効化されている場
合、空の「コピー先範囲」サブフィールド403のある
先頭レコード410がないということは起こらないはず
である。 ・ ステップ705で、CurrDestRangeをパラメータと
してコマンドBreak_Pasteを呼び出す。この呼出しによ
って、「コピー先範囲」サブフィールド403がCurrDe
sRangeに対応するレコード401があれば、それを持続
的コピー貼付けテーブル400から削除することができ
る。 ・ ステップ706で、持続的コピー貼付けテーブル4
00の先頭レコード410内の「コピー先範囲」サブフ
ィールド403を、CurrDestRangeという名前のセル範
囲のアドレスに設定する。 ・ ステップ707で、持続的コピー貼付けテーブル4
00の先頭レコード410の「コピー先パターン」サブ
フィールド405を、CurrDestRangeという名前のセル
範囲の背景パターンの値に設定する。 ・ ステップ708で、新しいレコード401を組み込
むことによって持続的コピー貼付けテーブル400が拡
張され、この新しいレコード401はこのテーブルの先
頭レコード410になる。 ・ ステップ709で、持続的コピー貼付けテーブル4
00の新しい先頭レコード410の「コピー元範囲」サ
ブフィールド402と「コピー元パターン」サブフィー
ルド404を、ステップ708の前に持続的コピー貼付
けテーブル400の先頭レコード410であったレコー
ド401の同じサブフィールドにあるそれぞれの値に設
定する。 ・ ステップ710で、持続的コピー貼付けテーブル4
00の先頭レコード410の「コピー元範囲」サブフィ
ールド402によって指示されたセル範囲とCurrDestRa
ngeという名前のセル範囲から、通常のコピー貼付け操
作を行う。 ・ ステップ711で、CurrDestRangeという名前のセ
ル範囲の背景パターンを、値PATTERN_PASTEに設定す
る。 ・ ステップ712で、持続的コピー貼付けテーブル4
00の先頭レコード410の「コピー元範囲」サブフィ
ールド402によって指示されたセル範囲の背景パター
ンを、値PATTERN_COPYに設定する。 ・ ステップ713で、Auto_Persistent_Copy_Paste方
法を、持続的コピー貼付けテーブル400の先頭レコー
ド410の「コピー元範囲」サブフィールド402によ
って指示されたセル範囲のセル内容変更イベントを処理
するルーチンとして設定する。 ・ ステップ714で、Break_Copy方法を、持続的コピ
ー貼付けテーブル400の先頭レコード410の「コピ
ー元範囲」サブフィールド402によって指示されたセ
ル範囲のセル削除イベントを処理するルーチンとして設
定する。 ・ ステップ715で、Break_Paste方法を、CurrDestR
angeという名前のセル範囲のセル削除イベントおよびセ
ル内容変更イベントを処理するルーチンとして設定す
る。
【0039】F.3 Auto_Persistent_Copy_Paste(自
動持続コピー貼付け)方法 本発明を利用するために、持続的クローン可能セル範囲
の内容の更新を1つまたは複数の持続的クローン化セル
範囲に自動的に反映させる方法を、図16のフローチャ
ート800に示す。この方法は、Persistent_Paste方法
のステップ713で概説したように持続的クローン可能
セル範囲の内容が変更されるたびに呼び出される「Auto
_Persistent_Copy_Paste」コマンドの処理と見なすこと
ができる。この方法は以下のステップを含む。 ・ ステップ801で、この方法は初期状態にあり、こ
の処理を開始するイベントを待つ。 ・ ステップ802で、持続的クローン可能セル範囲の
内容の更新の結果としてイベントを検出する。 ・ ステップ803で、Auto_Persistent_Copy_Pasteコ
マンドのパラメータとみなされる更新された持続的クロ
ーン可能セル範囲を、CurrSourceRangeという名前で取
り出す。 ・ ステップ804で、CurrSourceRangeという名前の
セル範囲に対して通常のコピー操作を行う。 ・ ステップ805で、持続的コピー貼付けテーブル4
00の先頭レコード410をテーブルの現行レコード4
01として設定する。 ・ ステップ806で、持続的コピー貼付けテーブル4
00の現行レコード401の「コピー元範囲」サブフィ
ールド402をCurrSourceRangeと比較する。等しいと
判明した場合、制御はステップ807に移る。等しくな
い場合、制御はステップ809に移る。 ・ ステップ807で、持続的コピー貼付けテーブル4
00の現行レコード401の「コピー先範囲」サブフィ
ールド403が空か否かを調べる。空の場合、制御はス
テップ809に移る。空でない場合、制御はステップ8
08に移る。 ・ ステップ808で、持続的コピー貼付けテーブル4
00の現行レコード401の「コピー先範囲」サブフィ
ールド403によって指示されたセル範囲に対して通常
の貼付け操作を行う。 ・ ステップ809で、持続的コピー貼付けテーブル4
00の現行レコード401が、実際に当該テーブルの最
後のレコードであるか否かを調べる検査を行う。最後の
レコードである場合、以後の新しいコマンドを処理する
ために初期ステップ801に制御が移る。そうでない場
合、ステップ810に制御が移る。 ・ ステップ810で、持続的コピー貼付けテーブル4
00の次のレコードが、当該テーブルの新しい現行レコ
ード401として設定される。その後、制御はステップ
806に移る。
【0040】F.4 Break_Copy方法 本発明を利用するために持続的クローン可能セル範囲の
削除を自動的に反映させる方法を、図17のフローチャ
ートに示す。この方法は、「Break_Copy」コマンドの処
理と見なすことができる。このコマンドは、Persistent
_Paste方法のステップ714で概説したように持続的ク
ローン可能セル範囲が削除されるたびに呼び出される。
この方法は以下のステップを含む。 ・ ステップ901で、この方法はデフォルト状態にあ
り、この処理を開始するイベントを待つ。 ・ ステップ902で、持続的クローン可能セル範囲の
削除の結果としてイベントが検出される。 ・ ステップ903で、Break_Copyコマンドのパラメー
タと見なされる削除された持続的クローン可能セル範囲
をCurrSourceRangeという名前で取り出す。 ・ ステップ904で、持続的コピー貼付けテーブル4
00の先頭レコード410をテーブルの現行レコード4
01として設定する。 ・ ステップ905で、持続的コピー貼付けテーブル4
00の現行レコード401の「コピー元範囲」サブフィ
ールド402をCurrSourceRangeと比較する。等しいと
判明した場合、制御はステップ906に移る。それ以外
の場合、制御はステップ907に移る。 ・ ステップ906で、持続的コピー貼付けテーブル4
00の現行レコード401を削除する。これが当該テー
ブルの最初のレコードでなかった場合、その前のレコー
ドが自動的に新しい現行レコード401になる。最初の
レコードであった場合、その次のレコードが自動的に新
しい現行レコード401になる。 ・ ステップ907で、持続的コピー貼付けテーブル4
00の現行レコード401が実際の当該テーブルの最後
のレコードであるか否かを調べる検査を行う。最後のレ
コードである場合、以後の新しいコマンドの処理のため
に初期ステップ901に制御が移る。最後のレコードで
ない場合、制御はステップ908に移る。 ・ ステップ908で、持続的コピー貼付けテーブル4
00の次のレコードが当該テーブルの新しい現行レコー
ド401として設定される。その後、ステップ905に
制御が移る。
【0041】F.5 Break_Paste方法 本発明を利用するために持続的クローン化セル範囲の削
除または内容更新を自動的に反映させる方法を、図18
のフローチャート1000に示す。この方法は、「Brea
k_Paste」コマンドの処理と見なすことができる。この
コマンドは、Persistent_Paste方法のステップ715で
概説したように持続的クローン化セル範囲が削除または
内容変更されるたびに呼び出される。この方法は以下の
ステップを含む。 ・ ステップ1001で、この方法は初期状態にあり、
この処理を開始するイベントを待つ。 ・ ステップ1002で、持続的クローン化セル範囲の
削除または内容変更の結果としてイベントが検出され
る。 ・ ステップ1003で、Break_Pasteコマンドのパラ
メータと見なされる削除または更新された持続的クロー
ン化セル範囲をCurrDestRangeという名前で取り出す。 ・ ステップ1004で、持続的コピー貼付けテーブル
400の先頭レコード410を当該テーブルの現行レコ
ード401として設定する。 ・ ステップ1005で、持続的コピー貼付けテーブル
400の現行レコード401の「コピー先範囲」サブフ
ィールド403をCurrDestRangeと比較する。等しいと
判明した場合、制御はステップ1006に移る。等しく
ない場合、制御はステップ1007に移る。 ・ ステップ1006で、持続的コピー貼付けテーブル
400の現行レコード401を削除する。それが当該テ
ーブルの最初のレコードでなかった場合、その前のレコ
ードが自動的に新しい現行レコード401になる。最初
のレコードだった場合は、その次のレコードが自動的に
新しい現行レコード401になる。 ・ ステップ1007で、持続的コピー貼付けテーブル
400の現行レコード401が実際に当該テーブルの最
後のレコードか否かを調べる検査を行う。最後のレコー
ドの場合、以後の新しいコマンドを処理するために初期
ステップ1001に移る。最後のレコードでない場合、
制御はステップ1008に移る。 ・ ステップ1008で、持続的コピー貼付けテーブル
400の次のレコードが当該テーブルの新しい現行レコ
ード401として設定される。その後制御はステップ1
005に移る。
【0042】本発明による持続的コピー貼付け方法およ
びシステムは、情報の要素が4次元以上を有する多次元
テーブルとして編成されている環境で有利に使用するこ
とができる。
【0043】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0044】(1)各次元に沿ったセル・アドレスによ
って識別される複数のセルを含み、セル範囲が1つまた
は複数のセルを含む多次元スプレッドシートにおいて、
コピー元セル範囲を1つまたは複数のコピー先セル範囲
に持続的にコピーおよび貼付けする方法であって、コピ
ー元セル範囲を選択するステップと、選択された前記コ
ピー元セル範囲をバッファにコピーするステップとを含
む持続的コピー操作を行うステップと、1つまたは複数
のコピー先セル範囲を選択するステップと、選択された
各コピー先セル範囲について、前記バッファの内容を選
択された前記コピー先セル範囲にコピーするステップ
と、前記コピー元セル範囲を前記コピー先セル範囲に関
連づけるステップとを含む持続的貼付け操作を行うステ
ップと、前記コピー元セル範囲が1つまたは複数のコピ
ー先セル範囲に関連づけられているか否かを判断するス
テップと、前記コピー元セル範囲が1つまたは複数のコ
ピー先セル範囲に関連づけられている場合、前記コピー
元セル範囲を前記1つまたは複数の関連づけられたコピ
ー先セル範囲にコピーするステップとを含む前記コピー
元セル範囲が更新されるたびにコピー操作を自動的に行
うステップとを含む、方法。 (2)前記コピー元セル範囲をバッファにコピーする前
記ステップが、前記コピー元セル範囲に第1の変数(4
04)を関連づけるステップと、前記第1の変数(40
4)を第1の値に設定するステップとをさらに含む、上
記(1)に記載の方法。 (3)前記コピー元セル範囲に第1の変数(404)を
関連づける前記ステップが、前記コピー元セル範囲を識
別するために、好ましくはアドレスまたは名前である手
段(402)をテーブル(400)に記憶するステップ
と、前記テーブル内で、前記コピー元セル範囲を識別す
るための前記手段(402)に前記第1の変数(40
4)を関連づけるステップとをさらに含む、上記(1)
または(2)に記載の方法。 (4)前記コピー元セル範囲を前記コピー先セル範囲に
関連づける前記ステップが、前記コピー元セル範囲に関
連づけられた前記第1の変数(404)を第2の値に設
定するステップと、前記コピー先セル範囲に第2の変数
(405)を関連づけるステップと、前記コピー先セル
範囲に関連づけられた前記第2の変数(405)を第3
の値に設定するステップと、前記コピー元セル範囲に関
連づけられた前記第1の変数を前記コピー先セル範囲に
関連づけられた前記第2の変数に関連づけるステップと
をさらに含む、上記(1)ないし(3)のいずれかに記
載の方法。 (5)前記コピー先セル範囲に第2の変数(405)を
関連づける前記ステップが、前記コピー先セル範囲を識
別するために、好ましくはアドレスまたは名前である手
段(403)を前記テーブル(400)に記憶するステ
ップと、前記テーブル内で、前記コピー先セル範囲を識
別するための前記手段(403)に前記第2の変数(4
05)を関連づけるステップとをさらに含む、上記
(1)ないし(4)のいずれかに記載の方法。 (6)前記コピー元セル範囲が1つまたは複数のコピー
先セル範囲に関連づけられているか否かを判断する前記
ステップが、前記テーブル内で、前記コピー元セル範囲
を識別するための前記手段が1つまたは複数のコピー先
セル範囲を識別するための手段に関連づけられているか
否かを判断するステップをさらに含む、上記(1)ない
し(5)のいずれかに記載の方法。 (7)セル範囲に関連づけられた変数に値を設定する前
記ステップが、前記変数の値に従って前記セル範囲を表
示するステップをさらに含む、上記(1)ないし(6)
のいずれかに記載の方法。 (8)持続的コピー操作を行う前記ステップが、持続的
コピー・コマンドを呼び出すステップをさらに含み、持
続的貼付け操作を行う前記ステップが、持続的貼付けコ
マンドを呼び出すステップをさらに含む、上記(1)な
いし(7)のいずれかに記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施することができるコンピュータ・
システムを示す。
【図2】本発明を実行するためのオペレーティング・シ
ステムとアプリケーション・ソフトウェアとユーザ・イ
ンターフェースとを含むソフトウェア・システムを示
す。
【図3】本発明を実施することができるグラフィカル・
ユーザ・インターフェースの基本アーキテクチャと機能
を示す。
【図4】本発明の好ましい実施態様によるスプレッドシ
ート・ノートブック・インターフェースを示す。
【図5】図4に示すノートブック・インターフェースの
ツールバー構成要素を示す。
【図6】図4に示すノートブック・インターフェースの
個別ページに迅速にアクセスし、操作するためのページ
識別子を示す。
【図7】図4に示すノートブック・インターフェースの
個別ページに迅速にアクセスし、操作するためのページ
識別子を示す。
【図8】本発明の好ましい実施形態で使用する典型的な
スプレッドシート構造を示す。
【図9】本発明の好ましい実施形態で使用する典型的な
スプレッドシート構造を示す。
【図10】本発明の好ましい実施形態による持続的コピ
ー貼付けテーブルの構造を示す。
【図11】本発明による持続的コピー貼付け操作を呼び
出す好ましいスプレッドシート・ユーザ・インターフェ
ースを示す。
【図12】本発明による持続的コピー貼付け操作を呼び
出す好ましいスプレッドシート・ユーザ・インターフェ
ースを示す。
【図13】本発明による持続的コピー貼付け操作を呼び
出す好ましいスプレッドシート・ユーザ・インターフェ
ースを示す。
【図14】本発明による、コピー元セル範囲への持続的
コピー操作を行う好ましい方法を示すフローチャートで
ある。
【図15】本発明による、コピー先セル範囲への持続的
貼付け操作を行う好ましい方法を示すフローチャートで
ある。
【図16】本発明による、コピー元セル範囲の内容の変
更時にコピー元セル範囲から複数のコピー先セル範囲へ
の持続的コピー貼付け操作を自動的に行う好ましい方法
を示すフローチャートである。
【図17】本発明による、コピー元セル範囲の削除を自
動的に処理する好ましい方法を示すフローチャートであ
る。
【図18】本発明による、コピー先セル範囲の削除また
は内容更新を自動的に処理する好ましい方法を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
100 コンピュータ・システム 101 中央演算処理装置 102 メイン・メモリ 103 入出力コントローラ 104 キーボード 105 ポインティング・デバイス 106 表示装置、表示画面 107 大容量記憶装置 108 印刷装置 150 コンピュータ・ソフトウェア・システム 160 ウィンドウ 170 メニュー・バー 180 クライアント領域 185 画面カーソル 200 ノートブック作業スペース 210 メニュー・バー 220 ツールバー 230 現行セル標識 231 入力行 240 状況表示行 250 ノートブック・ウィンドウ 400 持続的コピー貼付けテーブル 401 レコード 402 コピー元範囲 403 コピー先範囲 404 コピー元パターン 405 コピー先パターン 410 先頭レコード

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各次元に沿ったセル・アドレスによって識
    別される複数のセルを含み、セル範囲が1つまたは複数
    のセルを含む多次元スプレッドシートにおいて、コピー
    元セル範囲を1つまたは複数のコピー先セル範囲に持続
    的にコピーおよび貼付けする方法であって、 コピー元セル範囲を選択するステップと、 選択された前記コピー元セル範囲をバッファにコピーす
    るステップとを含む持続的コピー操作を行うステップ
    と、 1つまたは複数のコピー先セル範囲を選択するステップ
    と、 選択された各コピー先セル範囲について、 前記バッファの内容を選択された前記コピー先セル範囲
    にコピーするステップと、 前記コピー元セル範囲を前記コピー先セル範囲に関連づ
    けるステップとを含む持続的貼付け操作を行うステップ
    と、 前記コピー元セル範囲が1つまたは複数のコピー先セル
    範囲に関連づけられているか否かを判断するステップ
    と、 前記コピー元セル範囲が1つまたは複数のコピー先セル
    範囲に関連づけられている場合、 前記コピー元セル範囲を前記1つまたは複数の関連づけ
    られたコピー先セル範囲にコピーするステップとを含む
    前記コピー元セル範囲が更新されるたびにコピー操作を
    自動的に行うステップとを含む、方法。
  2. 【請求項2】前記コピー元セル範囲をバッファにコピー
    する前記ステップが、 前記コピー元セル範囲に第1の変数(404)を関連づ
    けるステップと、 前記第1の変数(404)を第1の値に設定するステッ
    プとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記コピー元セル範囲に第1の変数(40
    4)を関連づける前記ステップが、 前記コピー元セル範囲を識別するために、好ましくはア
    ドレスまたは名前である手段(402)をテーブル(4
    00)に記憶するステップと、 前記テーブル内で、前記コピー元セル範囲を識別するた
    めの前記手段(402)に前記第1の変数(404)を
    関連づけるステップとをさらに含む、請求項1または2
    に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記コピー元セル範囲を前記コピー先セル
    範囲に関連づける前記ステップが、 前記コピー元セル範囲に関連づけられた前記第1の変数
    (404)を第2の値に設定するステップと、 前記コピー先セル範囲に第2の変数(405)を関連づ
    けるステップと、 前記コピー先セル範囲に関連づけられた前記第2の変数
    (405)を第3の値に設定するステップと、 前記コピー元セル範囲に関連づけられた前記第1の変数
    を前記コピー先セル範囲に関連づけられた前記第2の変
    数に関連づけるステップとをさらに含む、請求項1ない
    し3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】前記コピー先セル範囲に第2の変数(40
    5)を関連づける前記ステップが、 前記コピー先セル範囲を識別するために、好ましくはア
    ドレスまたは名前である手段(403)を前記テーブル
    (400)に記憶するステップと、 前記テーブル内で、前記コピー先セル範囲を識別するた
    めの前記手段(403)に前記第2の変数(405)を
    関連づけるステップとをさらに含む、請求項1ないし4
    のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】前記コピー元セル範囲が1つまたは複数の
    コピー先セル範囲に関連づけられているか否かを判断す
    る前記ステップが、 前記テーブル内で、前記コピー元セル範囲を識別するた
    めの前記手段が1つまたは複数のコピー先セル範囲を識
    別するための手段に関連づけられているか否かを判断す
    るステップをさらに含む、請求項1ないし5のいずれか
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】セル範囲に関連づけられた変数に値を設定
    する前記ステップが、 前記変数の値に従って前記セル範囲を表示するステップ
    をさらに含む、請求項1ないし6のいずれかに記載の方
    法。
  8. 【請求項8】持続的コピー操作を行う前記ステップが、 持続的コピー・コマンドを呼び出すステップをさらに含
    み、 持続的貼付け操作を行う前記ステップが、 持続的貼付けコマンドを呼び出すステップをさらに含
    む、請求項1ないし7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】請求項1ないし8のいずれかに記載の方法
    を実行するための手段を含む、システム。
  10. 【請求項10】請求項1ないし8に記載の方法を実行す
    るための命令を含む、コンピュータ・プログラム。
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