JPH10508737A - 移動体通信システムのセクタ化した無線アクセス装置に対する動的チャネル割り当て装置 - Google Patents

移動体通信システムのセクタ化した無線アクセス装置に対する動的チャネル割り当て装置

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JPH10508737A JP8515748A JP51574896A JPH10508737A JP H10508737 A JPH10508737 A JP H10508737A JP 8515748 A JP8515748 A JP 8515748A JP 51574896 A JP51574896 A JP 51574896A JP H10508737 A JPH10508737 A JP H10508737A
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Abstract

(57)【要約】 地理的に散在する複数の遠隔電気通信装置と無線回線接続を確立する無線アクセス装置。この無線アクセス装置は、方向的に独立した送信セクタ(66〜71)に複数の無線通信チャネルを提供するように接続された無線アクセスモジュールおよびアンテナ手段(46)を具備する。無線アクセスモジュールは、送信セクタ(66〜71)の複数の共通無線チャネルから空き通信チャネルを適応形で選択する、つまり、動的チャネル割り当て(DCA)をするようになっている。選択されたチャネルは、その送信セクタ(66〜71)の特定の1チャネルになる。この無線アクセス装置は、無線加入回線(RLL)および、マルチセルオーバーレイ形セルラー方式移動体電気通信ネットワークで使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】 移動体通信システムのセクタ化した無線アクセス装置 に対する動的チャネル割り当て装置 発明の分野 本発明は、一般的には2つまたはそれ以上の電気通信装置間の無線回線接続を 含む電気通信システムに関し、より詳細には、地理的に散在する複数の固定形無 線電気通信装置もしくは移動体無線電気通信装置に関する。 発明の背景 従来の公衆電話交換ネットワーク(PSTN)および統合サービス・ディジタ ルネットワーク(ISDN)においては、これまで住宅用および事務用加入者の 圧倒的多数は加入者構内から公衆電話交換局まで有線で接続されている。これら の加入者の接続は加入回線(local loop)と呼ばれ、中間コンセントレータを介 して接続されることもある。 加入者構内までの全行程にわたって、かかる有線回線を建設することは時間的 浪費であるとともに、街路や舗装による中断に起因する困難を別にしても、ネッ トワーク化することにかなりのコストが含まれている。したがって、有線加入回 線を無線加入回線で置き換えること、つまり、加入者構内まで張られている銅線 の代りとして、あるいはこれに置き換えるため無線技術を使用することに関心が 高まっている。有線加入回線を無線加入回線で置き換えることは、現在のネット ワーク事業者が、既存の公衆電気通信ネットワークを拡張したり改善したりする 場合の関心事であるばかりでなく、特に、公衆電話サービスなど、他と競争でき る公衆電気通信サービスを提供を計画している新規事業者にとっても大きな関心 事である。公衆加入者を無線で接続する考え方は、無線加入回線(Radio in the Local Loop:RLL)方式と呼ばれている。 RLLの考え方の中で、固定形(Fixed )RLL(FRLL)および移動体( Mobile)RLL(MRLL)の2つの基本的システムに区別することができる。 FRLLシステムにおいては通常の電話用ソケットが加入者に提供されるが、こ の電話用ソケットは、固定形アクセス装置(Fixed Access Unit:FAU)あるい は固定形無線アクセス装置(Wireless Fixed Access Unit:WFAU)と呼ばれ る無線トランシーバーに接続される。いわゆる無線アクセス装置を使用すると、 このFAU/WFAUを介して無線回線が確立されPSTN/ISDNにアクセ スできるようになる。MRLLの考え方の場合、加入者は携帯形コードレス電話 機あるいは移動体無線電話機が提供されるので、この電話機を使用し、無線アク セス装置を介してPSTN/ISDNに直接アクセスすることができる。 上記考え方を1つにまとめることも可能である。すなわち、FRLLは、家庭 内コードレス(Cordless In The Home:CITH)と呼ばれる加入者宅内におけ る移動性と、近隣用コードレス(Cordless In The Neighbourhood:CITN)と 呼ばれる住宅や近隣における移動性とを提供する。いくつかの国においては、政 府の規制によって、既成の電話事業者が現在のPSTN/ISDNに市内移動性 (local mobility)を提供することを禁止している。そのような場合、PSTN /ISDNに対して固定形および移動体、つまりコードレスアクセスを提供する ことは、第2あるいは第3の事業者にきわめて有利になる。 PSTN/ISDNに有線で接続されている他の形式の通信システムは、公知 のセルラー方式移動体電話システムおよびデータ伝送システムである。代表的な セルラー方式移動体通信システムは、移動体無線加入者装置、それぞれが地理的 区域つまりセルにサービスを提供する複数の無線基地局、いくつかの無線基地局 が接続される無線交換装置つまり移動体電話交換局(MTSO)から構成されて いる。MTSOはつぎにPSTN/ISDNに接続されて、移動体無線加入者と 地上回線加入者間の電話の呼などの伝送を完成する。 セルラーシステムは、比較的広い区域、つまり比較的大形セルのサービスエリ ア(coverage)を提供する。AMPS、ETACS、NMT−450、NMT− 900などに指定されているようなアナログセルラーシステムは世界中に展開さ れている。ディジタルセルラーシステムは、北米で指定されているIS−54B および全欧州GSMシステムである。他のシステムも含めこれらのシステムは、 たとえば、マサチューセッツ州、NorwoodのArtech House社 から1993年に発行された、Balstonほかによる「セルラー無線システ ム(Cellular Radio Systems)」という名前の書籍に説明されている。 第1世代のセルラー方式移動体ネットワークは、いくつかの衛星セル(500 km以上)を使用して、無線基地局からセルの境界までが1kmから5kmの範 囲のマクロセルおよび大形セル(5kmから35km)に対してサービスを提供 している。セルラー方式無線通信における重要な課題は、全サービスエリアの費 用を効率的にすることである。このため、トラヒック密度の高い区域のセルを分 割して、マクロセル構造によりオーバーレイされる(歩行者に対しては10mか ら400mで、乗り物に対しては300mから2kmの)マイクロセルと、(5 00mから3kmの)ミニセルとを追加することになった。オーバーレイするマ クロセルは、低トラヒック区域にサービスを提供し、移動体加入者によって交差 するセルのアドレスを指定する。 将来のセルラー方式移動体ネットワークは、各クラスタがマクロセルによりオ ーバーレイされた、街路マイクロセルの複数のクラスタの中で、(数メートルの )ピコセルと(最大10mの)ナノセルを使用することになるであろう。代表的 なセルオーバーレイ構成では、各マイクロセルは、対応するセルにサービスを提 供するそのマイクロセル固有の無線基地局を持っており、いくつかの無線基地局 は、つぎにMTSOに接続されるコンセントレータあるいはアクセス装置に有線 で接続されている。特にピコセルおよびナノセル環境においては、これらの有線 回線つまり有線加入回線は、ネットワーク化にかなりのコストがかかり、セルラ ー方式移動体システムに経済効率の高いサービスエリアを提供する目的に貢献し ていない。 したがって、かかるオーバーレイ形セルラー方式移動体ネットワーク(cellul ar overlay mobile networks)においては、マイクロセル、ナノセル、ピコセル のいくつかの無線基地局と、対応するアクセス装置との間の有線回線を無線回線 で置き換えることが有利であろう。以下、この無線回線をマルチセル無線回線( wireless multicell links:WML)と呼称する。 PSTN/ISDNにおける無線加入回線とセルラ方式移動体ネットワークに おけるマルチセル無線回線との利点は非常に多く、短い建設時間、フレキシビリ ティの増加、ネットワーク保守運用の改善から、PSTN/ISDNに対して市 内加入者の移動性を提供する機会にまで及んでいる。 国際特許出願WO94/19877は、CT2、CT3、欧州ディジタルコー ドレス電気通信(Digital European Cordless Telecommunications:DECT) などに指定されている、既存の業務用コードレス電話技術に基づくRLLシステ ムを開示している。 これらの非常に低電力で通信容量の大きなシステムは、地理的に散在する複数 の無線アクセス装置つまり無線基地局から構成されている。各無線アクセス装置 は、セル内の遠隔電気通信装置に複数の無線チャネルを提供するトランシーバ手 段およびアンテナ手段を持つ無線アクセスモジュールを具備している。いくつか の無線アクセス装置が無線交換局に接続されると、次にこの無線交換局は、私設 電気通信ネットワークあるいは公衆電気通信ネットワークに接続される。各無線 アクセスモジュールは、遠隔電気通信装置と協同動作して、空き通信チャネルを 適応形(adaptively)で選択するようになっている制御手段をさらに備えている ので、この空き通信チャネルが占有されると、その無線アクセス装置と特定の遠 隔電気通信装置との間の無線回線の特定の1つになる。この形式のアクセス手法 は、動的チャネル割り当て(Dynamic Access Allocation:DCA)として公知で ある。 これらのコードレス通信システムは、ピコセル、ナノセルおよびマイクロセル アプリケーションに使用するために開発されてきた。広大な住宅区域や都市区域 にサービスを提供(cover)するために、多数のアクセス装置つまり無線基地局 を建設して保守しなければならない。かかる多数のアクセス装置の建設と相互接 続に必要な基盤施設を構築することは、かなりの費用がかかることがありうる。 米国特許、第4,694,484号は、地理的に散在する複数の遠隔電気通信 装置と無線回線接続を確立する無線アクセス装置であって、特に都市区域で使用 するための無線アクセス装置を開示している。この無線アクセス装置は、それぞ れが無線回線を確立する無線トランシーバ手段、アンテナ手段および制御手段を 持つ、いくつかの無線アクセスモジュールを備えている。無線アクセスモジュー ルは、方向的に独立した送信セクタ内で送信できるようになっており、さらに結 果として無指向性(360°)サービスエリアが得られるように配置されている 。 この既知のアクセス装置は既存のセルラー方式移動体アクセス技術に基づいて おり、一般に周波数の再使用を採用しているので、地理的に独立した区域で使用 するためには同じ周波数グループが割り当てられている。したがって、米国特許 、第4,694,484号が開示している形式の隣接アクセス装置間の干渉を防 止するため、使用できる無線周波数の複雑な使用計画、つまり、セル内およびセ ル間の無線通信チャネル計画を確立しなければならない。 上記米国特許に説明されているようなアクセス装置を使用して、ピコセル、ナ ノセル、あるいはマイクロセルのオーバーレイ形移動体ネットワークにおいてR LLシステムつまりWMLを動作させるためには、非常に多くの制御装置が必要 であることが理解できるであろう。その上、全体のトラヒック処理容量は、住宅 区域および都市区域に使用するためのセルラー方式移動体ネットワークシステム においてRLLシステムつまりWMLを使用可能とするために要求されるほど効 率的ではないという結果にもとづくと、システムの潜在的通信チャネルのすべて が各アクセス装置および送信セクタで使用できるとはかぎらない。 しかしながら、RLLおよびWMLのセルラー方式移動体ネットワークシステ ムの基本的条件は、容量と電力については経済的な設備になることを可能にして いる。言い換えると、他と競争できる無線接続を提供するためには、地理的サー ビスエリア、範囲および通信容量と、建設コストとの間で最適な結果を得ること ができるように、システムの各種構成機器を設計しなければならない。 発明の要約 前述の背景の観点から、容量と電力の最適化に関するかぎり、無線アクセス構 造と、特に無線アクセス装置とは、ピコセル、ナノセル、またはマイクロセルの オーバーレイ形セルラー方式移動体ネットワークに実施可能なRLLシステムつ まりWMLを提供する決定的な要素である。 したがって、本発明の目的は、地理的に散在する複数の遠隔電気通信装置、特 にRLLシステムつまりマルチセルのオーバーレイ形セルラー方式移動体通信シ ステムの遠隔電気通信装置と、無線回線接続を確立するアクセス装置を提供する ことである。 また本発明の目的は、本発明の無線アクセス装置を使用してRLLシステムを 提供することである。 本発明の別の目的は、本発明の無線アクセス装置を使用してセルラー方式移動 体電気通信システムを提供することである。 本発明は、第1の実施例において、方向的に独立した送信セクタの中で、地理 的に散在する複数の遠隔電気通信装置と無線回線接続を確立する無線アクセス装 置を提供する。本無線アクセス装置は、各送信セクタに複数の共通な無線通信チ ャネルを提供するように接続されているトランシーバ手段、アンテナ手段および 制御手段を具備している。制御手段は、1つの送信セクタの中の遠隔電気通信装 置と協同動作して、複数の共通無線チャネルから空き通信チャネルを適応形で選 択するようになっており、この通信チャネルが選択されると、この送信セクタの 無線回線接続の特定の1つになる。 本発明は、セクタ化と動的チャネル割り当て(DCA)の組み合わせを介して 容量および電力に関する最適化が得られるという洞察に基づいている。 セクタ化すると、無線回線接続の実効範囲を拡大することができる。言い換え ると、方向的に限定された区域に送信器手段の高周波電力を放射することにより 、無指向性サービスエリアに比較して、無線送信器の実効範囲を拡大することが できる。相互関係(reciprocity)により、同じことが受信器手段の受信感度に 対して当てはまる。さらに、チャネルアクセス手法として、所与のセクタの各遠 隔電気通信装置および各無線アクセスモジュールにDCAを使用することにより 、チャネルの基本的必要性つまり周波数計画がなくても、そのシステムの共通無 線通信チャネルのすべてを、セクタからセクタへと再使用することができる。こ のようにできるのは、DCAアルゴリズムが、セクタつまりセルの中で既に占有 されている通信チャネルの捕捉を自動的に防止しているからである。 このように本発明のアクセス装置を使用すると、WO94/19877が提案 しているシステムに比較して、比較的小数のアクセス装置を建設することにより RLLシステムを構築することができるが、米国特許、第4,694,484号 が開示しているアクセス装置に比較して、通信容量を同じに維持するか、むしろ 通信容量を増加させる。 本発明のアクセス装置をセルラー方式移動体ネットワークに使用して、いくつ かの小形セルの無線基地局と、コンセントレータまたはMTSOとの間を無線で 接続することにより、非常にフレキシブルかつ経済的で、さらに高トラヒックを 処理するシステムを得ることができる。 本発明の実用的な実施例における無線アクセス装置は、それぞれが複数の共通 無線通信チャネルを提供するようになっている無線トランシーバ手段と制御手段 とを備えた、いくつかの無線アクセスモジュールを備えている。アクセスモジュ ールはアンテナ手段に接続され、共通無線通信チャネルを別々の送信セクタに提 供する。いくつかの無線アクセスモジュールは、制御装置などを全然必要とせず に相互に独立して動作できる。 このように本発明の無線アクセス装置は、チャネルアクセス手法としてDCA を使用するCT−2やDECTなど、既存の業務用コードレス電話技術のもとで 動作するように設計され、独立して動作しているアクセス装置つまり無線基地局 から本アクセス装置を有利に組み立てることができる。本無線アクセス装置は、 本形式の無線アクセスモジュールを使用するように限定されてはいないことが判 るであろう。DCAアルゴリズムの制御のもとで通信チャネルを提供する他の技 術を使用することもできるのである。 異なる無線アクセスモジュールを適切に配置することにより、ある区域を無指 向性サービスエリア、つまり(オーバーレイ)セルにして、各(オーバーレイ) セルとそれに隣接するセルのすべてにおいて、本システムの共通無線通信チャネ ルのすべてを潜在的に使用可能にして、無線回線接続を確立してもよい。 システム的見地からすれば、本発明による無指向性無線アクセス装置は、チャ ネルアクセス手法としてDCAを使用する現在の業務用コードレス技術の1つに 従って動作する無線アクセスモジュールから組み立てられており、この業務用コ ードレス技術にもとづく1つの無指向性無線アクセス装置つまり無線基地局と同 じ動作をするが、拡大したサービスエリアと通信処理容量とを提供していること に注意することが大切である。 上に述べたとおり、DCAアルゴリズムは与えられた地理的区域内で空きチャ ネルだけを占有する。修理と保守のためならびに与えられたセクタに対する通信 容量の増加の原因となるために要求される冗長性の大きさは、アクセス装置の少 なくとも2つの無線アクセスモジュールによって所与のセクタに共通無線通信チ ャネルを与えることにより、本発明の別の実施例で容易に達成可能である。これ らの無線アクセスモジュールは通常動作中は同時に動作してもよい。 同一セクタに2つまたはそれ以上のアクセスモジュールを割り当てることがで きるが、本発明のさらに別の実施例におけるアンテナ手段は、セクタ化されたサ ービスエリアがオーバーラップするように設計されている。 本発明の好適実施例におけるアンテナ手段は、別の無線アクセスモジュールの 無線トランシーバ手段に接続されている個別アンテナの配列から構成されている 。 無線アクセス装置のいくつかの無線アクセスモジュールの間の干渉をできるだ け小さくするため、アンテナは側面および後方への放射特性が最小の、いわゆる 孤立形(isolated type)であることが望ましい。 この目的には、それぞれが導体基板上にパッチ放射器を備えていて、放射する 前面および放射しない背面のあるマイクロストリップアンテナになっている、複 数の放射素子から構成されたアレイアンテナが非常に良く適合していることが証 明されている。 本発明の好適実施例におけるアンテナ手段は、実質的に120°で放射するマ イクロストリップアンテナの六角形の配列を備えている。 干渉がある場合、より適切な伝搬経路を選択するように、いわゆるスイッチダ イバーシティを具備するために、本発明のさらに別の実施例における各無線アク セスモジュールのトランシーバ手段は、トランシーバ手段を第1あるいは第2の アンテナ配列に接続するスイッチ手段を備えている。 アクセス装置と遠隔電気通信装置との間の通信が確立されて進行中の間の干渉 を防ぐため、本発明によるアクセス装置は、連続式動的無線通信チャネル選択( Continuous Dynamic Channel Selection:CDCS)と呼ぶ改良されたDCA手 法を使用して好適に動作する。CDCSの基本的特性は、選択される瞬間に干渉 が最も少ししかない無線通信チャネルが選択されることである。 このように、本発明の別の実施例における無線アクセスモジュールの制御手段 は、関連セクタの遠隔電気通信装置と協同動作して、システムの複数の共通通信 チャネルから空き通信チャネルを連続して適応形で選択するようになっている。 無線アクセスモジュールおよび遠隔電気通信装置は望ましくは、たとえば、時分 割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、符号分割多元接続 (CDMA)など、多元接続技術に基づき複数の通信チャネルを提供するように なっている。 本発明の好適実施例における無線アクセスモジュールおよび遠隔電気通信装置 は、欧州ディジタルコードレス電気通信(DECT)規格に従って動作する。 DCAおよびCDCSに関する更に入念な議論は、米国特許、第4,628, 152号、第4,731,812号および、1992年10月19日〜21日、 マサチューセッツ州、ボストンで開催された、個人、屋内および移動体無線通信 に関する第3回IEEE国際シンポジュウムにおける、D.Akerbergに よる論文「第3世代移動体無線システムに有効な無線アクセスの新しい諸原理( Novel Radio Access Principles Useful for the Third Generation Radio syst ems)」に示されているが、ここでこれらの特許および論文に言及することによ り、これらの開示内容を本願に明確に組み入れることにする。 構造に関する実施例における本発明の無線アクセス装置は、並行で、縦方向( longitudinally)に間隔をおいて離れている第1および第2の取り付け板および 取り付け手段のあるフレームを備え、取り付け板の上と間にアンテナ基板を取り 付ける。これらの取り付け手段はパチンと差し込む手段(snap fitting means) を備えており、アンテナ基板つまりアンテナボードの反対側の端部に突起物(pr otrusions)があり、さらに取り付け板には対応する開口部があるので、取り付 け板の中で突起物がこれらの開口部に受け入れられる。 比較的高い建造物や塔などに無線アクセス装置を取り付ける場合、アンテナの 方向をあわせるため、アンテナボードの仰角を制御する手段が具備されている。 モーターやギヤホイールなどの(遠隔制御される)駆動手段によりこれらの手段 を構成することができるが、本発明のさらに別の実施例における取り付け板には 放射状に間隔をおいたいくつかの開口部があるため、取り付け板に関してアンテ ナ基板を傾斜させて取り付けることができる。 本発明は、無線加入回線システムや、上に説明したように、本発明による地理 的に散在する複数の無線アクセス装置から構成されるセルラー方式移動体ネット ワークにも関連している。 上述した本発明の特徴と利点は、添付図面を参照した以下の説明に例示されて いる。 図面の簡単な説明 第1図は、FRLLおよびMRLLの両方を提供する従来技術のRLLシステ ムを極めて模式的に示している。 第2図は、従来技術による代表的なセルラー方式移動体電気通信システムを極 めて模式的に示している。 第3図は、第2図によるセルラーシステムの一部において、いくつかの小形セ ルが大形セルによってオーバーレイされていることを、極めて模式的に示してい る。 第4図は、本発明による無線アクセス装置の実施例の部分的断面図の模式図を 示している。 第5図は、第4図のアクセス装置の線V−Vからの模式図を示している。 第6図は、本発明による無線アクセス装置によって形成される送信セクタを極 めて模式的に示している。 第7図は、第5図の無線アクセス装置に使用されるストリップラインアンテナ ボードの従来技術を模式的に示している。 第8図は、第5図の無線アクセス装置に使用される従来技術の無線アクセスモ ジュールのブロック図に示している。 第9図は、マルチセルオーバーレイ形セルラー方式移動体ネットワークにおけ る本発明による無線アクセス装置を、極めて模式的に示している。 実施例の詳細な説明 次に、限定することを意図せずに代表的な実施例を参照して、本発明を説明し 例示する。 第1図は、国際特許出願WO94/19877に開示されているとおりの、固 定形アクセス(FRLL)および移動体アクセス(MRLL)を提供するRLL 電気通信システムの一例を示す。このシステムは、一般に参照番号1で指定され ており、それぞれが、トランシーバの出力が送受信アンテナ3に接続されている 無線トランシーバ装置を具備している、複数の無線アクセス装置つまり無線基地 局2を備えている。さらに無線基地局2は交換装置(exchange)つまりスイッチ 5にも接続されて、公衆電話ネットワーク(PSTN)やデータネットワーク( ISDN)に接続される。交換装置5への接続は、ケーブル6、つまり銅線また は光ファイバの形で示されているが、この部分は、たとえば、マイクロ波回線で も良い。 システムには、基地局装置3と無線通信回線15を確立する送受信アンテナ8 に接続されている無線トランシーバ装置を備えたいくつかの固定形遠隔無線固定 アクセス装置(W)FAU7が含まれている。遠隔装置7は、通常の有線電話機 11と、別の送受信アンテナ10を接続する1つまたは2つの電話機端子を備え ている。図示のとおり、遠隔装置7は、家屋などの建造物12の中(または建造 物)に固定して取り付けられている。アンテナ8は望ましくは広角度アンテナで 、屋内(indoor)または屋外(outdoor)アンテナでもよいが、別のアンテナ1 0は一般に無指向性屋内アンテナである。 固定して取り付けられた遠隔装置7のほかに、システムには、たとえば、電話 用送受器の形をしたいくつかの移動体遠隔装置13が含まれている。これらの移 動体遠隔装置13はトランシーバ装置を具備しており、トランシーバ装置の一端 は送受信アンテナ14に接続され、他端は、たとえば、音声通信用のマイクロホ ン/ラウドスピーカ装置に接続されている。図示のように、屋内アンテナ10と 移動体アンテナ14を介して固定形遠隔装置7に対する無線回線を確立し、ある いはそれぞれのアンテナ3、14を介して基地局装置2に対する直接無線回線1 7を確立して、これらの移動体遠隔装置13を屋内で使用することができる。 CT2、CT3、DECTなどに指定されている既存の低電力コードレス技術 に従って動作する基地局2の場合、これらの基地局は各自、ピコセル、ナノセル 、またはマイクロセルの大きさに限定された区域にサービスを提供する。したが って、たとえば、広大な住宅区域または都市区域にサービスを提供するためには 、かかる基地局2を多数建設して、交換装置5に接続しなければならない。 第2図は、一般に参照番号20で示す代表的なセルラー方式移動体電気通信シ ステムを示している。本システムには、自動車の形で示した1つまたはそれ以上 の移動無線機つまり移動無線装置21、鉄塔の形で示した1つまたはそれ以上の 無線基地局2、および無線交換局つまり移動体電話交換局(MTSO)25が含 まれている。 各移動無線装置21はトランシーバ装置を備えており、その一端は送受信アン テナ22に接続され、他端は、たとえば、音声通信用のマイクロホン/ラウドス ピーカ装置に接続されている。各無線基地局23は無線トランシーバ装置を備え ており、そのトランシーバ出力は送受信アンテナ24に接続され、セル26にサ ービスを提供する。無線基地局23は線条またはケーブル27を介してMTSO 25に接続し、次にMTSO25は、有線電話機29で表された地上回線加入者 にサービスを提供するPSTN/ISDNに接続する。セルラー方式ネットワー クを介して、2つの移動機21の間で、あるいは移動機21と地上回線加入者2 9との間で全二重無線通信回線がつくられる。 第2図では、3つのセルだけが示されているが、代表的なセルラー方式ネット ワークには数百の無線基地局23、数千の移動機21と1つ以上のMTSO25 が含まれている。セル26はマクロセルつまり大形セルの大きさになっている。 所与の区域内のセルラー方式移動体ネットワークのトラヒック処理容量を増加 させるためには、セルの大きさを小さくすることが必要である。第3図は、セル ラー方式移動体通信ネットワークの代表的な実施例を示しており、このネットワ ークでは、ピコセル、ナノセル、またはマイクロセルなど、いくつかの比較的小 さなセル32が、マクロセル31のような比較的大きなセルの中に含まれている 、つまり覆われ(オーバーレイされ)ている。判りやすくするため、いくつかの セルを円形で示し、1つのマクロセルだけがいくつかの小形セルを含んでいるよ うに示している。 各小形セルには、特定のセルの中の移動装置21にサービスを提供する無線ア クセス装置33がある(第2図を見よ)。いくつかのアクセス装置33は、同軸 ケーブルまたは銅線など、ケーブル34によってコンセントレータ装置35に接 続され、次にコンセントレータ装置35はオーバーレイするマクロセル31のM TSO36に接続される。特に密度の高い住宅区域や都市区域では多数の小形セ ル32が必要であり、有線接続34のため、ネットワーク化に比較的高いコスト が含まれることになる。 マルチセル有線回線34を、第1図に示す無線回線15で置き換えることが考 えられるが、そのようにしても、地理的に散在するセル32のいくつかの無線ア クセス装置33と無線回線を確立するため、多数の無線基地局2を建設しなけれ ばならないという課題は解決しない。 つぎに、セルラー方式移動体無線ネットワークにおいて拡張されたサービスエ リアと通信処理容量とを提供するRLLおよびWMLに使用するのに適した、本 発明が提案するアクセス装置を説明する。 最初に第4図を参照すると、本発明による無線アクセス装置40の部分的断面 図が示されている。アクセス装置40には、上部と底部に並行な金属製の取り付 け板42、43がある縦方向のフレームがあり、取り付け板42、43を横断し て補強用フィン41があり、これらのフィン41は、中間の金属スタッドつまり 金属柱44に溶接されるか固定されている。柱44は、取り付け板42、43と 同心円の関係にある。取り付け板42、43の間の円周上に、いくつかの無線ア クセスモジュール45と対応するアンテナボード46が配列されている。これら のアクセスモジュール45とアンテナボード46とは、中間の縦方向金属製取り 付け要素47の反対側にそれぞれ取り付けられている。 取り付け要素47には、その短い側面にスプリングを入れた突起物つまりピン 48がある。取り付けた状態では、これらのピン48は、ピンのスプリング動作 の働きによって取り付け板42、43の対応する開口部49に受け入れられる。 スプリングの力に抗してピンを押し込むことにより、取り付け要素47をフレー ムから容易に外すことができる。 図示のように、フレームと、取り付けられた無線アクセス装置45およびアン テナボード46は、上方部分51と下方部分52から構成されたプラスチック製 のレドーム(radome)で覆われる。 レドームの上方部分51に密封要素(closure element)53が用意されてお り、この密封要素53は、柱44を受け入れるレドームの中心の穴の上でつなが っていて、柱44を介してレドーム50に湿気が浸入することを防止している。 一般に柱44は中空のシャフトの形をしていて、その境界壁に無線アクセス装 置45の(示されていない)接続ケーブルを受け入れる穴54がある。上部およ び下部取り付け板42、43に固定された取り付け用フランジ55を介して、ネ ジその他の締め付け手段を使用して、フレームおよびレドーム50を支柱(mast) 56に固定することができる。 第5図は、第4図のアクセス装置40のレドーム50の上方部分51と上方取 り付け板42を部分的に取り除いた、線V−Vからの図を示している。取り付け 要素47には、アンテナボードを受け入れるため、断面がU字形をした前面57 がある。取り付け要素47には、その背面58に無線アクセスモジュール45を 固定するため、フレーム要素47の縦方向に延びているシャンクに似た取り付け 手段 (shank like mounting means)59を受け入れる一対の突起物58がある。 図示した実施例における無線アクセスモジュール45は、ネジ60を使用して取 り付け手段59に容易に固定される。アンテナボード46は取り付け要素47に 締め付けられるか、または接着剤やネジなどを使用して固定される(示されてい ない)。 第5図から判るように、フランジ55は、柱44の内径より小さい外径を持つ 支柱56に適合するように設計されている。得られた空間61は、無線アクセス モジュール45の接続ケーブル、つまり、通信と電力供給処理用のケーブルを受 け入れるために使用できる(示されていない)。 取り付け板42、43のどちらか1つの中心に近く配置された対応する穴49 に、ピン48をぴったりと嵌入することにより、柱44に関してアンテナボード 46を傾斜した配列とすることができる。こうすると、必要な場合に、特定の範 囲に放射(illumination)するための仰角が設定される。 本発明によるアクセス装置の好適実施例における無線アクセスモジュール45 とその対応するアンテナボード46は、アクセスモジュール45ごとに1つのア ンテナボード46のある六角形の配列をしているので、第6図に模式的に示した ように6つの送信セクタを提供する。 アンテナはそれぞれ実質的に120°の放射パターン65を持っている。した がって、120°の送信セクタが形成されるので、隣接しない3つのアンテナ、 たとえば、セクタ66、68、70により無指向性サービスエリア(360°) を提供することができる。120°アンテナの別の「層」、つまりセクタ67、 69、71を追加することにより、隣接送信セクタをオーバーラップするサービ スエリアが得られ、冗長性が与えられる。 判りやすくするため、放射パターンが3つだけ示されている。当業者ならば、 当該区域のサービスエリアの範囲とトラヒック(communication load)とによっ ては、これより多いか少ない送信セクタを形成してもよいことが理解できるであ ろう。 放射パッチのアレイを備えたマイクロストリップアンテナが本発明の目的に非 常に良く適合している。第7図は、従来技術によるマイクロストリップアンテナ 75を示しており、このアンテナ75は、導体表面77の上に複数の導体パッチ 76を備えている。導体パッチ76は、非導電性中間層78で表面77から絶縁 されている。導体パッチ76は、ストリップライン79によって直列に接続され 、放射アンテナダイポールを形成している。無線アクセスモジュールの高周波ト ランシーバ端子80にパッチを接続するため、アンテナ75の最上部に、アンテ ナ端子80が形成されている。さらに導体表面77は、トランシーバの接地端子 に接続されなければならず、さらに放射しないつまり絶縁または遮蔽された背面 を形成している。 マイクロストリップアンテナ75は、その後方と両端に対する放射が非常に小 さく、隣接アンテナとの間の高周波エネルギーは結合しないか、あるいはほとん ど結合しないので、たとえば、六角形にこれらのアンテナを配列することができ る。隣接アンテナへの高周波エネルギーの漏洩は、隣接アンテナの間に高周波抵 抗性材料を追加するなどの対策を追加しなくても60dB以下である。したがっ て、これらのマイクロストリップアンテナ75を使用した場合、隣接無線アクセ ス装置間の混変調効果は無視できる程度である。国際特許出願WO94/198 77を参考にした。 本発明の導入部において既に述べたとおり、本発明による無線アクセス装置は 、現在の業務用コードレス技術の一つに従って動作する無線アクセスモジュール から組み立てることが可能であるが、このコードレス技術は、複数の共通無線チ ャネルの1つにアクセスするDCAを使用するCT2、CT3、DECTなどの す ベてに指定されている。 第8図は、無線アクセスモジュール45のブロック図を示している。無線アク セスモジュール45はDECT規格に準拠して動作する。要約すると、DECT は多搬送波(MC)/時分割多元接続(TDMA)/時分割全二重(TDD)デ ィジタル無線アクセス方法であって、10波の無線搬送波を備え、各搬送波は2 4個のタイムスロットに分割され、これらのタイムスロットは、フレームと呼ぶ 12個の全二重通信チャネルを提供する。 無線基地局45は市内交換局に有線で接続されている。この有線接続81は、 中継線、つまり同時に12個までの電話の呼を運ぶ多回線接続である。これらの 呼は、インターフェース82を介して通話コーデック83によってADPCMフ ォーマットにコード変換される。中央制御およびアプリケーション論理84は、 着信呼を検出し発信呼を制御して、DCA/CDCSアルゴリズムに従って搬送 波とタイムスロットとの適切な組み合わせを選択し、マルチプレクサ85を介し て、異なる接続と異なるタイムスロットを合わせて1つにする。モジュール45 は、スロットの受信および送信タイミングを制御するフレーム・スロット同期化 装置86を備えている。また中央制御論理86は、アンテナダイバーシティを実 施する場合、送受信(T/R)スイッチ87とアンテナダイバーシティスイッチ 88を制御する。アンテナダイバーシティを使用すると、無線接続による通信が 良好でない場合、無線通信チャネルを変える前に、先ず制御論理が他の1つのア ンテナを試用する。 モジュール45の無線インターフェースには、受信器/復調器89および送信 器/変調器90が含まれている。同期化情報および制御情報は、図示のように接 続された装置91によって受信したデータから分離され、この情報は、図示のよ うに接続された装置92によって送信するデータに追加される。 第1図に示す移動体装置13の場合、たとえば、回線接続81はマイクロホン /ラウドスピーカ装置に終端されている。 本発明によれば、モジュール45の120個の無線チャネルのそれぞれは、第 6図に示すとおりセクタ66〜71のそれぞれに提供される。第1図に示す(W )FAU7および移動体装置13などの遠隔電気通信装置、あるいは第3図に示 す オーバーレイ形セルラー方式移動体ネットワークのセクタ66〜71のどれか一 つの中の無線アクセス装置33は、同一無線アクセスモジュール45を介して処 理されたか否かにかかわらず、前記セクタの他の無線回線接続によってチャネル が使用されないとすれば、DCA/CDCS技術に従ってこれら120個のチャ ネルのどれかを通信用に選択するかもしれない。選択された後、このチャネルは 、確立した無線回線接続の特定の1つになる。 本発明による無線アクセス装置の無線モジュール45の各有線接続81は、別 別にPSTN/ISDNネットワークに接続される。しかし、PSTN/ISD Nネットワークのトラヒックコンセントレータとして機能する、いわゆるノード 制御装置(Node Control Unit:NCU)に無線モジュールを接続することが望ま しい。たとえば、第4図に示すアクセス装置40のフレームに取り付けられたア クセス装置自体に、あるいは別のハウジングの中にこのNCUを接続してもよい 。 一般に、第4図に示す無線アクセスモジュールは、アンテナボード46あるい はその近くに取り付けられる必要はない。上述のNCUのように、別のハウジン グの支柱56の先端にこれらのモジュールを取り付けることができる。そのよう になっているので、アクセス装置40はいくつかのアンテナボード46を収容す るだけである。当業者ならば理解できるとおり、本発明の目的には、いろいろな アンテナを使用してもよい。 本発明によるアクセス装置を使用すると、いくつかの無線基地局2を本発明に よる無線アクセス装置40で置き換えるだけで、RLLシステムを提供すること ができる。これらの無線アクセス装置のサービスエリアおよび容量が拡大される ことを考慮していることは勿論である。本発明による無線アクセス装置のいくつ かを建設して本質的に同一区域にサービスを提供するようにしておけば、ダイバ ーシティを得ることができる。第4図に示す完全なアクセス装置40の代わりに 、第8図に示すアクセスモジュール45と、上述のようなアンテナボード46と を具備しただけのアクセス装置を含む無線アクセス装置40のクラスタをつくる ことも考えられる。偏波ダイバーシティの効果を得るためには、たとえば、アン テナボードが異なる偏波で放射すればよい。かかる場合、無線アクセス装置を同 一支柱に取り付け、同一支柱のそれぞれの上に取り付けて、たとえば、タンデム 構 成にすればよい。 第9図は、マルチセルオーバーレイ形セルラー方式移動体ネットワークに使用 した本発明による無線アクセス装置を示している。たとえば、マクロセル31が 交差する地点に無線アクセス装置40を配置して、無線アクセス装置40をマク ロセル31のMTSO36と接続することにより、アクセス装置40を介して、 各小形セル32の遠隔アクセス装置33を持つWML37を確立することができ る。これは、チャネルおよび周波数の基本計画をせずに、各区域の小形セルを接 続する非常に能率の良い方法であることが理解できるであろう。その理由は、発 生するトラヒックは一般に非常に小さくかつ一時的なので、第3図に示す有線回 線34を正当化しないからである。 本発明による無線アクセス装置は、たとえばセルラー方式GSMシステムとD ECT無線システムを接続する非常に優れたツールを提供している。 特定の実施例およびDECT通信システムを参照しながら本発明を説明してき たが、本発明の斬新なアイデアは、FDMAやCDMAなど、いくつかのアクセ ス技術と、多数の異なる無線アクセス装置の実施例とに使用できることが理解で きるであろう。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年11月15日 【補正内容】 国際特許出願WO94/19877は、CT2、CT3、ディジタル欧州コー ドレス電気通信(DECT)、および現在は強化版ディジタルコードレス電気通 信(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)(DECT)と呼ばれて いる諸規格に指定されている、既存の業務用コードレス電話技術に基づくRLL システムを開示している。 これらの非常に低電力で通信容量の大きなシステムは、地理的に散在する複数 の無線アクセス装置つまり無線基地局から構成されている。各無線アクセス装置 は、セル内の遠隔電気通信装置に複数の無線チャネルを提供するトランシーバ手 段およびアンテナ手段を持つ無線アクセスモジュールを具備している。いくつか の無線アクセス装置が無線交換局に接続されると、次にこの無線交換局は、私設 電気通信ネットワークあるいは公衆電気通信ネットワークに接続される。各無線 アクセスモジュールは、遠隔電気通信装置と協同動作して、空き通信チャネルを 適応形で選択するようになっている制御手段をさらに備えているので、この空き 通信チャネルが占有されると、その無線アクセス装置と特定の遠隔電気通信装置 との間の無線回線の特定の1つになる。この形式のアクセス手法は、動的チャネ ル割り当て(DCA)として公知である。 これらのコードレス通信システムは、ピコセル、ナノセルおよびマイクロセル アプリケーションに使用するために開発されてきた。広大な住宅区域や都市区域 にサービスを提供(cover)するために、多数のアクセス装置つまり無線基地局 を建設して保守しなければならない。かかる多数のアクセス装置の建設と相互接 続に必要な基盤施設を構築することは、かなりの費用がかかることがありうる。 カナダ、ブリティッシュコロンビア州、バンクーバーで1992年6月25日 、26日に開催された無線通信における選択テーマに関する1992年IEEE 国際会議のときの、I.Brodieの論文、「セルラー方式における動的チャ ネル割り当て手法の性能、("Performance of Dynamic Channel Allocation Tec hniques in a Cellular Environment",1992 IEEE International Conference o n Selected Topics in Wireless Communication")」は、セルラー方式移動体通 信システムのセルの中で地理的に散在する複数の遠隔電気通信装置と、無線回線 を確立する無線アクセス装置、つまり無線基地局について開示して いる。この無線アクセス装置は、上に説明したDCA形のアクセス手法に従って 、無線回線接続を確立するトランシーバ・制御手段およびアンテナ手段を具備し ている。このトランシーバ・制御手段およびアンテナ手段は、方向的に独立した 地理的送信セクタに送信できるようになっており、結果として無指向性(360 °)サービスエリアが得られるようになっている。 この既知のアクセス装置は、セクタごとに複数の共通無線通信チャネルが使用 可能なようになっている。しかし、Brodieが説明しているように、異なる 送信セクタの中であっても、どの無線通信チャネルも同一無線アクセス装置で2 回使用することはできない。したがって、あるセルの中で無線通信に使用できる 無線通信チャネルの最大数は、その無線アクセス装置、つまりそのセルの無線基 地局に使用できる複数の共通無線通信チャネルに限定される。 Brodieが開示しているようなアクセス装置および処理を使用して、ピコ セル、ナノセル、またはマイクロセルのオーバーレイ形移動体ネットワークにお いてRLLシステムつまりWMLを動作させるためには、非常に多くの制御装置 と大量の処理が必要であることが理解できるであろう。1つまたはそれ以上のア クセス装置が特定のセクタに対してサービスエリアを提供している場合が特に該 当する。その上、全体のトラヒック処理容量は、住宅区域および都市区域に使用 するためのセルラー方式移動体ネットワークシステムにおいてRLLシステムつ まりWMLを使用可能とするために要求されるほど効率的ではないという結果に もとづくと、システムの潜在的通信チャネルのすべてが各アクセス装置および送 信セクタで使用できるとはかぎらない。 しかしながら、RLLおよびWMLセルラー方式移動体ネットワークシステム の基本的条件は、容量と電力については経済的な設備になることを可能にしてい る。言い換えると、競争できる無線接続を提供するためには、地理的サービスエ リア、範囲、通信容量と、建設コストとの間で最適な結果が得られるように、シ ステムの各種構成機器を設計しなければならない。 発明の要約 前述の背景の観点から、容量と電力の最適化に関するかぎり、無線アクセス構 造と、特に無線アクセス装置とは、ピコセル、ナノセル、またはマイクロセルの オーバーレイ形セルラー方式移動体ネットワークに実施可能なRLLシステムつ まりWMLを提供する決定的な要素である。 さらに、チャネルアクセス手法として、所与のセクタの各遠隔電気通信装置およ び各無線アクセスモジュールにDCAを使用することにより、チャネルの基本的 必要性つまり周波数計画がなくても、そのシステムの共通無線通信チャネルのす べてを、セクタからセクタへと再使用することができる。このようにできるのは 、DCAアルゴリズムが、セクタつまりセルの中で既に占有されている通信チャ ネルの捕捉を自動的に防止しているからである。 このように本発明のアクセス装置を使用すると、WO94/19877が提案 しているシステムに比較して、比較的小数のアクセス装置を建設することにより RLLシステムを構築することができるが、Brodieが開示しているアクセ ス装置に比較して、むしろ通信容量を増加させる。 本発明のアクセス装置をセルラー方式移動体ネットワークに使用して、いくつ かの小形セルの無線基地局と、コンセントレータまたはMTSOとの間を無線で 接続することにより、非常にフレキシブルかつ経済的で、さらに高トラヒックを 処理するシステムを得ることができる。 本発明の実用的な実施例における無線アクセス装置は、それぞれが複数の共通 無線通信チャネルを提供するようになっている無線トランシーバ手段と制御手段 とを備えた、いくつかの無線アクセスモジュールを備えている。アクセスモジュ ールはアンテナ手段に接続され、共通無線通信チャネルを別々の送信セクタに提 供する。いくつかの無線アクセスモジュールは、制御装置などを全然必要とせず に相互に独立して動作できる。 このように本発明の無線アクセス装置は、チャネルアクセス手法としてDCA を使用するCT−2やDECTなど、既存の業務用コードレス電話技術のもとで 動作するように設計され、独立して動作しているアクセス装置つまり無線基地局 から本アクセス装置を有利に組み立てることができる。本無線アクセス装置は、 本形式の無線アクセスモジュールを使用するように限定されてはいなことが判る であろう。DCAアルゴリズムの制御のもとで通信チャネルを提供する他の技術 を使用することもできるのである。 本発明の好適実施例における無線アクセスモジュールおよび遠隔電気通信装置 は、強化版ディジタルコードレス電気通信(DECT)規格に従って動作する。 DCAおよびCDCSに関する更に入念な議論は、米国特許、第4,628, 152号、第4,731,812号および、1992年10月19日〜21日、 マサチューセッツ州、ボストンで開催された、個人、屋内および移動体無線通信 に関する第3回IEEE国際シンポジュウムにおける、D.Akerbergに よる論文「第3世代移動体無線システムに有効な無線アクセスの新しい諸原理( Novel Radio Access Principles Useful for the Third Generation Radio syst ems)」に示されているが、ここでこれらの特許および論文に言及することによ り、これらの開示内容を本願に明確に組み入れることにする。 構造に関する実施例における本発明の無線アクセス装置は、並行で、縦方向( longitudinally)に間隔をおいて離れている第1および第2の取り付け板および 取り付け手段のあるフレームを備え、取り付け板の上と間にアンテナ基板を取り 付ける。これらの取り付け手段はパチンと差し込む手段(snap fitting means) を備えており、アンテナ基板つまりアンテナボードの反対側の端部に突起物(pr otrusions)があり、さらに取り付け板には対応する開口部があるので、取り付 け板の中で突起物がこれらの開口部に受け入れられる。 比較的高い建造物や塔などに無線アクセス装置を取り付ける場合、アンテナの 方向をあわせるため、アンテナボードの仰角を制御する手段が具備されている。 モーターやギヤホイールなどの(遠隔制御される)駆動手段によりこれらの手段 を構成することができるが、本発明のさらに別の実施例における取り付け板には 放射状に間隔をおいたいくつかの開口部があるため、取り付け板に関してアンテ ナ基板を傾斜させて取り付けることができる。 本発明は、無線加入回線システムや、上に説明したように、本発明による地理 的に散在する複数の無線アクセス装置から構成されるセルラー方式移動体ネット ワークにも関連している。 6.請求項5記載の無線アクセス装置(40)において、前記アンテナは、側 面および後方の放射特性が可能な限り小さい、いわゆる孤立形(75)である無 線アクセス装置(40)。 7.請求項5あるいは6記載の無線アクセス装置(40)において、前記個別 のアンテナは、それぞれが基板(77)と所定のパターンで基板に取り付けられ た複数の放射素子(76)とを備えたアレイアンテナ(75)から構成されてい る無線アクセス装置(40)。 8.請求項7記載の無線アクセス装置(40)において、各放射素子は、導体 基板(78)の上に導体パッチ放射器(76)を含み、放射する前面と放射しな い背面すなわち遮蔽された背面とを持つマイクロストリップアンテナ(46;7 5)になっている無線アクセス装置(40)。 9.請求項8記載の無線アクセス装置(40)において、前記無線アクセスモ ジュール(45)は、ハウジングを備えかつ対応するマイクロストリップアンテ ナ(46)の放射しない背面に取り付けられている無線アクセス装置(40)。 10.請求項8あるいは9記載の無線アクセス装置(40)であって、実質的 に120°で放射するマイクロストリップアンテナ(46;75)の六角形配列 を備えている無線アクセス装置(40)。 11.請求項lから10記載の無線アクセス装置において、前記アンテナ手段 (46;75)は、物理的に独立した第1と第2のアンテナ配列を具備し、各無 線アクセスモジュール(45)の前記トランシーバ手段(89、90)は、前記 トランシーバ手段(89、90)を前記第1と第2のアンテナ配列に接続するス イッチ手段(88)を備えている無線アクセス装置(40)。 12.請求項1から11記載の無線アクセス装置において、無線アクセスモジ ュール(45)の制御手段(84)は、関連する送信セクタ(66〜71)の遠 隔電気通信装置(7;13;33)と協同動作して、複数の共通無線通信チャネ ルから1つの空き無線通信チャネルを連続的に適応形で選択する無線アクセス装 置(40)。 13.請求項1から12記載の無線アクセス装置(40)において、前記無線 アクセスモジュール(45)および遠隔電気通信装置(7;13;33)は、多 元無線接続手法に従って複数の通信チャネルを提供するようになっているトラン シーバ手段を備えている無線アクセス装置(40)。 14.請求項13記載の無線アクセス装置(40)において、前記無線アクセ スモジュール(45)および前記遠隔電気通信装置(7;13;33)は、強化 版ディジタルコードレス電気通信(DECT)規格に従って動作する無線アクセ ス装置(40)。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年12月9日 【補正内容】 したがって、本発明の目的は、地理的に散在する複数の遠隔電気通信装置、特 にRLLシステムつまりマルチセルのオーバーレイ形セルラー方式移動体通信シ ステムの遠隔電気通信装置と、無線回線接続を確立するアクセス装置を提供する ことである。 また本発明の目的は、本発明の無線アクセス装置を使用してRLLシステムを 提供することである。 本発明の別の目的は、本発明の無線アクセス装置を使用してセルラー方式移動 体電気通信システムを提供することである。 第1の実施例において、本発明は、地理的に散在する遠隔電気通信装置無線回 線接続を確立する無線アクセス装置を提供しており、この無線アクセス装置は、 方向的に独立した送信セクタに複数の共通無線通信チャネルを提供するように接 続されたトランシーバ・制御手段およびアンテナ手段を具備しており、この無線 トランシーバ・制御手段およびアンテナ手段は、送信セクタの遠隔電気通信装置 と協同動作して、複数の共通無線通信チャネルから1つの空き無線通信チャネル を適応形で選択するようになっており、前記無線トランシーバ・制御手段および アンテナ手段は、各送信セクタの複数の共通無線通信チャネルから1つの空き無 線通信チャネルを選択するようになっており、この無線通信チャネルが選択され ると、同一無線アクセス装置で再使用することができるが、送信セクタの中の無 線通信チャネルの特定の1つになる。 本発明は、セクタ化と動的チャネル割り当て(DCA)の組み合わせを介して 、容量および電力に関する最適化が得られるとう洞察に基づいている。 セクタ化すると、無線回線接続の実効範囲を拡大することができる。言い換え ると、方向的に限定された区域に送信器手段の高周波電力を放射することにより 、無指向性サービスエリアに比較して、無線送信器の実効範囲を拡大することが できる。相互関係 (reciprocity)により、同じことが受信器手段の受信感度に対 して当てはまる。さらに、チャネルアクセス手法として、所与のセクタの各遠隔 電気通信装置および各無線アクセスモジュールにDCAを使用することにより、 チャネルの基本的必要性つまり周波数計画がなくても、そのシステムの共通無線 通信チャネルのすべてを、セクタからセクタへと再使用することができる。 請求の範囲 1.地理的に散在する複数の遠隔電気通信装置(7;13;33)と無線回線 接続を確立し、方向的に独立した送信セクタ(66〜71)に複数の無線通信チ ャネルを提供するように接続されたトランシーバ・制御手段(45)およびアン テナ手段(46;75)を具備し、前記トランシーバ・制御手段(45)および アンテナ手段(46;75)は、送信セクタ(66〜71)の前記遠隔電気通信 装置(7;13;33)と協同動作して、前記複数の共通無線通信チャネルから 1つの空き無線通信チャネルを適応形で選択するようになっている前記無線アク セス装置(40)であって、前記無線トランシーバ・制御手段(45)およびア ンテナ手段(46;75)は、各送信セクタの中で前記複数の共通無線通信チャ ネルから1つの空き無線通信チャネルを選択するようになっており、前記無線通 信チャネルが選択されると、同一無線アクセス装置(40)で再使用することが できるが、送信セクタ(66〜71)の中の無線回線接続の特定の1つになるこ とを特徴とする無線アクセス装置(40)。 2.請求項1記載の無線アクセス装置(40)であって、それぞれが複数の共 通無線通信チャネルを提供するようになっている無線トランシーバ手段および制 御手段を備えたいくつかの無線アクセスモジュール(45)を含み、前記無線ア クセスモジュール(45)は前記アンテナ手段(46;75)に接続され、関連 する送信セクタ(66〜71)に前記複数の共通無線通信チャネルを提供する無 線アクセス装置(40)。 3.請求項2記載の無線アクセス装置(40)において、前記無線アクセスモ ジュール(45)は、前記無線アクセス装置(40)の少なくとも2つの無線ア クセスモジュール(45)によって、特定の送信セクタ(66〜71)に前記複 数の共通無線通信チャネルを提供するようになっている無線アクセス装置(40 )。 4.請求項3記載の無線アクセス装置(40)において、前記アンテナ手段( 46;75)は、セクタ化されてオーバーラップしているサービスエリア(65 )を提供するように設計されている無線アクセス装置(40)。 5.請求項1、2、3あるいは4記載の無線アクセス装置(40)において、 前記アンテナ手段(46;75)は、別の無線アクセスモジュール(45)の無 線トランシーバ手段に接続された個別のアンテナの配列を備えている無線アクセ ス装置(40)。 15.請求項1から14のいずれかに記載の無線アクセス装置(40)であっ て、請求項7に従属して、並行で、縦方向に間隔をおいて離れている第1と第2 の取り付け板(42、43)を持つフレームと、前記取り付け板(42、43) の間および前記取り付け板(42、43)に前記アンテナ基板(46)を取り付 ける手段(47〜49)とを備えている無線アクセス装置(40)。 16.請求項15記載の無線アクセス装置(40)において、前記取り付け手 段は、パチンと差し込む手段を備えているので、アンテナ基板の反対側の端部に あるアンテナ取り付け手段(47)には突起物(48)があり、前記取り付け板 (42、43)には対応する開口部(49)があるので、取り付けた状態では前 記突起物(48)が前記開口部(49)に受け入れられる無線アクセス装置(4 0)。 17.請求項15あるいは16記載の無線アクセス装置(40)であって、ア ンテナボードの仰角を制御する手段をさらに備えている無線アクセス装置(40 )。 18.請求項17記載の無線アクセス装置(40)において、請求項16に従 属して、前記取り付け板(42、43)は、放射状に間隔をおいたいくつかの開 口部(49)を備えているため、前記取り付け板(42、43)に関して、前記 アンテナ基板(46)を傾斜させて取り付けることができる無線アクセス装置( 40)。 19.請求項1から18のいずれかに記載の無線アクセス装置(40)の、無 線加入回線システムにおける使用であって、地理的に散在し、地理的に散在する 複数の遠隔電気通信装置(7;13)と無線回線接続(15、17)を確立する 複数の無線アクセス装置(40)を含み、前記無線アクセス装置(40)はそれ ぞれ中間無線交換装置(5)を介して公衆電気通信ネットワークに接続される前 記無線アクセス装置(40)の使用。 20.請求項1から18のいずれかに記載の無線アクセス装置(40)のセル ラー方式移動体電気通信ネットワーク(31〜36)における使用であって、前 記ネットワークの特定のセル(32)にサービスを提供する、地理的に散在する 複数の遠隔電気通信装置(33)と無線回線接続(37)を確立する、地理的に 散在する複数の無線アクセス装置(40)を含み、前記無線アクセス装置(40 )はそれぞれ中間無線交換装置(36)を介して公衆電気通信ネットワークに接 続される前記無線アクセス装置(40)の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AM,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C N,CZ,EE,FI,GE,HU,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,LT,LV, MD,MG,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SG,SI,SK,TJ,TM ,TT,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.地理的に散在する複数の遠隔電気通信装置と無線回線接続を確立する無線 アクセス装置であって、方向的に独立した送信セクタに複数の無線通信チャネル を提供するように接続されたトランシーバ手段、アンテナ手段および制御手段を 具備した無線アクセス装置において、前記無線トランシーバ手段、アンテナ手段 および制御手段は、前記送信セクタのそれぞれに複数の共通無線通信チャネルを 提供するようになっており、前記制御手段は遠隔電気通信装置と協同動作して、 送信セクタの前記複数の共通無線通信チャネルから空き通信チャネルを適応形で 選択するようになっており、前記通信チャネルが選択されると、前記送信セクタ の中の無線回線接続の特定の1つになることを特徴とする無線アクセス装置。 2.請求項1記載の無線アクセス装置であって、それぞれが複数の共通無線通 信チャネルを提供するようになっている無線トランシーバ手段および制御手段を 備えたいくつかの無線アクセスモジュールを備え、前記アクセスモジュールは前 記アンテナ手段に接続され、別々の送信セクタに前記共通通信チャネルを提供す る無線アクセス装置。 3.請求項2記載の無線アクセス装置において、前記無線アクセスモジュール は、当該装置の少なくとも2つの無線アクセスモジュールによって、特定の送信 セクタに前記無線通信チャネルを提供するようになっている無線アクセス装置。 4.請求項3記載の無線アクセス装置において、前記アンテナ手段は、セクタ 化されてオーバーラップしているサービスエリアを提供するように設計されてい る無線アクセス装置。 5.請求項1、2、3あるいは4記載の無線アクセス装置において、前記アン テナ手段は、別の無線アクセスモジュールの無線トランシーバ手段に接続された 個別のアンテナの配列を備えている無線アクセス装置。 6.請求項5記載の無線アクセス装置において、前記アンテナは、側面および 後方の放射特性が可能な限り小さい、いわゆる孤立形である無線アクセス装置。 7.請求項5あるいは6記載の無線アクセス装置において、前記個別のアンテ ナは、それぞれが基板と所定のパターンで基板に取り付けられた複数の放射素子 とを備えたアレイアンテナから構成されている無線アクセス装置。 8.請求項7記載の無線アクセス装置において、各放射素子は、導体基板の上 に導体パッチ放射器を含み、放射する前面と放射しない背面すなわち遮蔽された 背面とを持つマイクロストリップアンテナになっている無線アクセス装置。 9.請求項8記載の無線アクセス装置において、前記無線アクセスモジュール は、ハウジングを備えかつ対応するマイクロストリップアンテナの放射しない背 面に取り付けられている無線アクセス装置。 10.請求項8あるいは9記載の無線アクセス装置であって、実質的に120 °で放射するマイクロストリップアンテナの六角形配列を備えている無線アクセ ス装置。 11.請求項1から10記載の無線アクセス装置において、前記アンテナ手段 は、物理的に独立した第1と第2のアンテナ配列を具備し、各無線アクセスモジ ュールの前記トランシーバ手段は、前記トランシーバ手段を前記第1と第2のア ンテナ配列に接続するスイッチ手段を備えている無線アクセス装置。 12.請求項1から11記載の無線アクセス装置において、無線アクセスモジ ュールの制御手段は、関連する送信セクタの遠隔電気通信装置と協同動作して、 システムの複数の共通通信チャネルから空き通信チャネルを連続的に適応形で選 択する無線アクセス装置。 13.請求項1から12記載の無線アクセス装置において、前記無線アクセス モジュールおよび遠隔電気通信装置は、無線多元接続手法に従って複数の通信チ ャネルを提供するようになっているトランシーバ手段を備えている無線アクセス 装置。 14.請求項13記載の無線アクセス装置において、前記無線アクセスモジュ ールおよび前記遠隔電気通信装置は、欧州ディジタルコードレス電気通信(DE CT)規格に従って動作する無線アクセス装置。 15.請求項1から14のいずれかに記載の無線アクセス装置であって、請求 項7に従属して、並行で、縦方向に間隔をおいて離れている第1と第2の取り付 け板を持つフレームと、前記取り付け板の間および前記取り付け板に前記アンテ ナ基板を取り付ける手段とを、備えている無線アクセス装置。 16.請求項15記載の無線アクセス装置において、前記取り付け手段は、パ チンと差し込む手段を備えているので、アンテナ基板にはその反対側の端部に突 起物があり、取り付け板には対応する開口部があるので、取り付けた状態で前記 突起物が前記開口部に受け入れられる無線アクセス装置。 17.請求項15あるいは16記載の無線アクセス装置であって、アンテナボ ードの仰角を制御する手段をさらに備えている無線アクセス装置。 18.請求項17記載の無線アクセス装置において、請求項16に従属して、 前記取り付け板は、放射状に間隔をおいたいくつかの開口部を備えているため、 前記取り付け板に関して、前記アンテナ基板を傾斜させて取り付けることができ る無線アクセス装置。 19.請求項1から18に記載され、地理的に散在し、地理的に散在する複数 の遠隔電気通信装置と無線回線接続を確立する複数の無線アクセス装置であって 、それぞれが中間無線交換装置を介して公衆電気通信ネットワークに接続される 前記複数の無線アクセス装置を含む無線加入回線システム。 20.セルラー方式移動体電気通信ネットワークであって、請求項1から18 に記載され、地理的に散在し、前記ネットワークの特定のセルにサービスを提供 する複数の遠隔電気通信装置と無線回線接続を確立する複数の無線アクセス装置 であって、それぞれが中間無線交換装置を介して公衆電気通信ネットワークに接 続される前記複数の無線アクセス装置を含むセルラー方式移動体電気通信ネット ワーク。
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