JPH10508248A - 液体霧化方法と装置 - Google Patents

液体霧化方法と装置

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JPH10508248A JP8514962A JP51496296A JPH10508248A JP H10508248 A JPH10508248 A JP H10508248A JP 8514962 A JP8514962 A JP 8514962A JP 51496296 A JP51496296 A JP 51496296A JP H10508248 A JPH10508248 A JP H10508248A
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ホルム,ステーン・エリック
ホルム,カール
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ダンミスト・アンパルドゼルスカブ
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Abstract

(57)【要約】 例えば内燃機関のディーゼルオイル等の液体を霧化する方法及びその装置において、衝突面(87)を有する衝突ボディ(86)はディーゼルエンジンシリンダのピストン(81)に配置され、衝突面(73)を有する第2の衝突ボディ(71)はシリンダのシリンダヘッド(69)の中のコイルスプリング(70)の影響を受けてスライド可能に配設されている。ディーゼルオイルは入口(80)から流路(78,76,75及び74)を通して衝突面(73)に供給される。ピストン(81)がシリンダヘッド(69)に向かって移動すると、両衝突面(73と87)が衝突し、これにより燃料の最適燃焼を達成するのに適した瞬間にそれらの面間のディーゼルオイルが霧化する。

Description

【発明の詳細な説明】 液体霧化方法と装置 発明の分野 本発明は液体を霧化する方法とこの方法を実施する装置に関する。 発明の背景 本発明が関連するタイプの方法と装置は、共同所有の特許出願中のWO 94 /25176に開示されている。この刊行物から次の液体を霧化する方法が公知 である。この方法では、相互に離して配置された第1面と第2面間に所定量の液 体を配置し、両面を相互に向かい合って移動させると、第1面がその範囲全体で 第2面とほぼ接触し、液体を霧化するのに十分な速さで両面間の液体が両面周囲 から外部に押し出される。 この方法によって、推進剤を使用せずに、さらに低エネルギー量で、多数の液 滴の直径が10ミクロン未満である液体噴霧を形成できる。このため、この方法 とこの方法を実施する装置は吸引用薬剤溶液や懸濁液を服用するのに十分利用で きる。 肺膜を通して種々の薬剤を服用するため、膜が最も薄い肺の最小・最深の胞に 薬剤が浸透して、インシュリンのような大きい分子の薬剤でも膜を通って血流に 同化できるように、薬剤の液滴直径が十分小さいことが重要であり、必要でさえ ある。 さらに、医薬分野と内燃エンジンのような他の分野における幾つかの用途では 、液滴の直径範囲を所望直径範囲に近くすることも重要である。肺内の特に望ま しい移動経路を通って肺内の所望の移動先範囲に個々の薬剤溶液や懸濁液を服用 するため、この直径範囲は薬剤が違えば、違ってくる。 また、吸引方法の欠陥、各患者の技能と力の影響を最小限にする方法で、吸引 された霧化液体薬剤を服用できることは重要である。 発明の要約 本発明の目的は、個別用途に十分小さい直径で且つ所望直径範囲に近い直径範 囲の液滴を得ることができる方法によって、液体を霧化する方法と装置を提供す ることである。 これは、本発明による次の諸ステップを有する方法によって得られる。すなわ ち、液体を霧化する方法であって、 − 相互に離れている第1面と第2面間に液体の一部を設け、 − 液体の一部が各面の少なくとも一部に衝突するまで第1面を第2面の方に 移動して、該流体を霧化するのに十分な速度で該流体を両面間から周囲に押し出 し、 − 霧化液中の液滴直径範囲を調整して所望の直径範囲に近似させる、ステッ プを有し、 前記液滴直径範囲を調整するステップは、 − 液体の前記部分が前記両面の間から押し出される時間中、前記第1面 とほぼ同一の方向に前記第2面を移動させる、 − 吸収手段によって霧化液体から大きい液滴部分を濾過する、 − 霧化液から大きい液滴部分を分離する、 − 霧化液から小さい液滴部分を分離する、 − 霧化液滴をガス又は空気の流れに乗せる、 − 液滴を分散させる、 − 霧化液の大きい液滴部分を表面に沈降又は凝縮させる、 − 霧化液の小さい液滴部分を表面に沈降又は凝縮させる、 − 液滴の形の液体を蒸発して、霧化液滴直径を減少させる、 − 液滴の直径範囲が個々の液体および/または個々の周囲に対する前記 両面の個々の位置に適した前記の所望直径範囲に近似するよう、前記両面の形状 および/または相互に前記両面を移動する方向および/または相互に前記両面を 移動する速度および/または液体の前記部分の直径および/または前記両面に対 する液体の前記部分の位置を選ぶ。 これによって、非常に小さい平均液滴直径で液体を霧化でき、また個々の用途 、例えば肺膜を通しての種々の液体薬剤の服用や、内燃エンジンにおけるディー ゼルオイルやガソリンのような種々の液体燃料の低排ガス燃焼(low emission combustion)に最適な直径範囲で、液体を霧化できる。 本発明によると、前記第1面が第1ボディに配置され、前記第2面が第2ボデ ィに配置され、第2ボディが少なくとも前記時間中前記第1ボディの移動の影響 を受けて移動するようにしてもよい。これによって、霧化液中の液滴噴霧が平面 状でなく、3次元状になるので、後で放出された液滴が早く放出された液滴と交 差して、合体し、望ましくない大きさの液滴を形成する傾向を減少できる。 前記第2ボディを第1ボディの方に向けて付勢するバイアス手段の作用に抗し て、前記両面の相互への移動方向とほぼ同じ方向に第2面を移動する、ことが有 利である。 好ましくは、前記第2ボディに対する前記第1ボディの移動の影響は、前記両 面の相互への移動方向とほぼ同じ方向に両ボディを相互に離すバイアス手段の作 用によって、少なくとも部分的に達成されるようにしてもよい。 液体が喘息、糖尿病、ホルモンのアンバランス、遺伝疾患のような疾病治療用 の1種類以上の液体薬剤である、ことが有利である。 さらに、液体薬剤が水のような最適なキャリヤ液体中に溶解及び/又は懸濁し ている、ことが有利である。 液体がディーゼルオイル内燃エンジンに使用するディーゼルオイルである、こ とが有利である。 また、液体がガソリン内燃エンジンに使用するガソリンである、ことが有利で ある。 さらに、液体が内燃エンジンに使用するディーゼルオイル又はガソリン以外の 液体燃料であってもよい。 液体がディーゼルオイル又は類似の液体である場合には、両ボディが内燃エン ジンシリンダの燃焼チャンバー内に配置され、第1ボディが前記エンジンの対応 ピストン面に取り付けられているかその一体部分を成し、第2ボディがシリンダ 上面に取り付けられ、前記両面の相互への移動シリンダに対するピストンの運動 によって起こる、ことが有利である。 バイアス手段の作用に抗して、シリンダの上面において第2ボディがほぼ第1 ボディ方向に向かう方向に移動できる、ことが有利である。 両ボディが内燃エンジンシリンダの燃焼チャンバー内に配置されている場合に は、第2ボディが前記エンジンの対応ピストン面に取り付けられており、第1ボ ディがシリンダ上面に取り付けられているかその一体部分を成し、前記両面の相 互への移動がシリンダに対するピストンの運動によって起こる、ようにすること が有利である。 バイアス手段の作用に抗して、シリンダのピストン面において第2ボディがほ ぼ第1ボディに向かう方向に移動できる、ことが有利である。 液体がディーゼルオイル又は類似の液体である場合には、両ボディは、液体の 一部が内燃エンジン用燃焼空気取入流路内の両面に衝突し、霧化液が燃焼空気に 乗り、エンジンの1つ以上のシリンダの燃焼チャンバーに運ばれる、ように配置 してもよい。 流路壁の第1部分にほぼ対向する第2部分に配置されている第2ボディの第2 面から前記の第1面が離れている第1位置と、前記の第1面が前記第2面に接し ている第2位置との間で、前記壁に対してほぼ横方向に交互にスライド運動する ため、前記の第1部分に前記の第1ボディがスライド可能状態に配置されている 、ことが有利である。 また、前記の第2位置から前記の第1位置の方への第1ボディを向けるバイア ス手段の作用に抗して、第1位置から第2位置へ前記の第1ボディのスライド運 動が起きる、ようにすることが有利である。 さらに、第1ボディの交互のスライド運動が、内燃エンジンの1つ以上のシリ ンダの燃焼シーケンスに同期して作動するアクチュエータの作用によって起こる 、ようにしてもよい。 最後に、この場合、第1ボディへのアクチュエータの作用が、アクチュエータ と第1ボディ間に介在し前記第1位置から前記第2位置への方向とほぼ同じ方向 に第1ボディを付勢するバイアス手段によって起こる、ようにすることが有利で ある。 第1面と第2面が吸引装置の吸引空気流路内に配置されているていてもよい。 この場合、加圧空気のリザーバーが液体を霧化する前に充填され、前記加圧空気 が少なくとも液体の霧化時間中に空気流路に放出され、霧化液滴を流に乗せて運 ぶ、ようにすることが有利である。 また、加圧空気のリザーバーが少なくとも液体の霧化時間中に充填され、この リザーバーを充填する空気が前記両面を流れ霧化液滴を流に乗せて運び、この空 気が患者による吸引中に空気流路に放出される、ようにすることが有利である。 リザーバーが弾性材料からなるバルーンで、患者が空気流路へ吐き出したか吹 き込んで、空気がバルーンに充填される、ことが有利である。 医療目的には、霧化と吸引空気流圧の結合力によって発生する大きい液滴の少 なくとも幾つかの経路が前記吸収手段と交差するように、吸収手段が配置されて いる、ことが有利である。 本発明は、さらに液体霧化装置に関する。この霧化装置は、 第1面を有する第1ボディと第2面を有する第2ボディ、 第1面がほぼ第2面に接する両ボディの霧化位置に第1ボディを第2ボディへ 移動する手段、 前記両面のうち1面の特定の範囲と連通している液体配分手段、 前記霧化位置において両面に隣接した範囲から霧化液体を除去する手段を具備 する。 前記装置は、前記霧化位置に達する直前に第1ボディの移動方向とほぼ同一の 方向に霧化位置から第2ボディを移動する手段をさらに具備する、ことが有利で ある。 第2ボディを移動する前記手段が、霧化位置の方に第2ボディを付勢するバイ アス手段を有する、ことが好ましい。 霧化位置において両ボディを相互に離して付勢するバイアス手段が、第1ボデ ィと第2ボディ間に配置されている、ことが有利である。 本発明による装置は、霧化液を受入れ、空気流に乗せた状態で流路から出口に 運ぶための空気流路と、前記流路内にあって、これと当たったり又は沈降する霧 化液滴を吸収するための吸収手段とをさらに有している、ことが有利である。 前記装置は、霧化液を受入れ、空気流に乗せた状態で流路から出口に運ぶため の空気流路と,前記空気流路と連通している加圧空気用リザーバーとをさらに有 している、ことが有利である。 また、流路がその入口で一方向バルブ手段を有し、前記バルブ手段が空気を流 路だけに流す、ようにすることが有利である。 リザーバーが、入口と空気流路が霧化液を受け入れる範囲間の特定の点でこの 流路に連通している、ことが有利である。 さらに、リザーバーが、空気流路が霧化液を受け入れる範囲内の特定の点でこ の流路に連通している、ことが有利である。 リザーバーがゴムのような弾性材料からなる膨張可能なバルーンである、こと が好ましい。 流路に当たったり又は沈降する霧化液滴を吸収するための吸収手段が前記流路 内に配置されている、ことが好ましい。 本発明は、さらに、燃料としてガソリン又は同様な液体燃料を利用する内燃モ ータに関し、該内燃モータは、本発明による前記霧化装置が配置された燃焼空気 取入流路を有し、液体配分手段が燃料源と連通している。 また、本発明は、ディーゼルオイル又は同様な液体燃料を利用する内燃モータ に関し、該内燃モータは、本発明の前記霧化装置がシリンダの燃焼チャンバー内 に配置され、各霧化装置の液体配分手段が燃料源と連通している。 図面の簡単な説明 ここでは、本発明は、例として種々の実施例を示した添付図面を参照しながら 詳細に説明される。添付図面は次の通りである。 図1は本発明の吸引器の実施例の部分縦断面図である。 図2は図1の線A−Aの部分横断面図である。 図3は本発明の吸引器の他の実施例の部分縦断面図である。 図4は本発明の吸引器のさらに他の実施例の部分縦断面図である。 図5〜8は、液体送りプロセスの種々の段階における本発明の吸引器用液体送 り装置の他の実施例の分解部分縦断面図である。 図9は、本発明の内燃エンジンに使用するガソリン及び同様な液体燃料用の本 発明の霧化装置の実施例の横断面図である。 図10〜15は、図9の霧化装置の使用時の種々の継続段階を示している。 図16は、本発明の内燃エンジンに使用するディーゼルオイル及び同様な液体 燃料用の本発明の霧化装置の実施例の分解部分横断面図である。 図17a〜17mは、本発明の霧化装置に使用する本発明の衝突ボディと衝突 面の種々の実施例を示している。 図18と19は、本発明の霧化装置の他の実施例の側方立面図と側方透視図で ある。 発明の詳細な説明 図1と2に示すように、霧化液体薬剤用吸引器は交換できる液体薬剤用容器2 を収容するケーシング1、霧化機能の電源用バッテリー3、取り外し可能マウス ピース4、エアフィルター6を取り付けた取り外し可能取入空気フィルターフレ ーム5、インサート9の片端に固定したいわゆるソレノイドコイル7で、これと 協動するのに最適な材料の導電性軸8を軸方向に移動するため使用するものを具 備している。前記軸8のソレノイドコイル7に相対する端部に衝突ボディ10が ある。 インサート9はほぼ平坦な衝突面11を有しており、この衝突面11はこれに 対応する衝突ボディ10のほぼ平坦な衝突面12と協動する。さらに、インサー トには軸8の軸方向移動中に軸8を収容し、ガイドするためのボア13がある。 ボアには、液体薬剤用の液体流路13aになる延長部分がある。取り外し可能カ バー16を貫通している操作ボタン15によって容器2を押して作動するバルブ 14を通って液体薬剤は容器2から放出され、液体流路13aに送られる。取り 外し可能カバー16は、空の時容器2を交換できるようにケーシング1に配置さ れている。 さらに、ボア13にはコイルスプリング18を収容する他の延長部17がある 。コイルスプリング18はインサート9の肩部19と軸8に固定したワッシャ2 0間に配置されている。軸8は、点線に示すようにソレノイドコイル7に延長し て いる。 インサート9は、ケーシング1と一体の保持部22と合体したブッシング21 によってケーシング1内部に固定されている。 マウスピース4は最適な吸収性材料製の交換可能な吸収フィルタースリーブ2 3を有している。吸引されない薬剤はこのスリーブ23によって吸収されるので 、掃除のためスリーブ23やマウスピース4全体をケーシング1から分離した時 容易に除去できる。 さらに、ケーシング1は、リードリレー25と協動するための旋回可能なベー ン又はウイング24を有するソレノイドコイル7用の起動システムを収容してい る。ウイング24とリレー25はケーシング1内の開口部28aを通ってインサ ート9を囲む吸引エア流路26に延長している。リレー25はソレノイドコイル 7の起動用制御手段27と電気的に連通している。 使用する時、マウスピース4を患者の口に挿入し、起動ボタン15を押して容 器2から液薬剤を放出し、ボタン15を押すと同時に、WO 95/25176 に示すのと全く同じ方法でバルブ手段14を起動する。薬剤は液体流路13aに 流れ、流路13aを満たす。ワッシャ20のコイルスプリング18のバネ力と軸 8の作用によって衝突面11に衝突面12が接触して、この流路はその外端で密 封される。 次に、患者はマウスピース4を通して吸引する。これにより空気がエアフィル ター6と吸引空気流路26に流れる。この空気流によって、ベーン24が旋回し てリードリレー25と接触し、バッテリー3を電源とする制御手段27を起動す る。制御システムにより交流の負と正の電気パルスがソレノイドコイル7に供給 され、これによって衝突面11と12が相互に接する第1の位置と、前記両面が 相互に離れている図1の第2の位置から、軸8がボア13内で軸方向に強制的に 前後移動でき、これにより液体が流路13aを通って衝突面11に流れる。 第2の位置から第1の位置までの軸8の移動はスプリングコイル18のバネ力 によって補助され、衝突面11と12を強制的に相互に接触させ、これによって 前記表面11と12の間から衝突面11の薬剤部分が種々の直径の液滴の形で空 気流路26内の空気流に押し出される。軸8の交互の移動数と液体流路13aの 寸法は薬剤の必要な投入量に応じて選ばれる。 小さい液滴と大きい液滴の幾つかは空気流に乗り、マウスピース4を通って患 者の呼吸管に運ばれるが、大きい液滴の残りはその慣性が大きいため、空気流を 越えて移動し、フィルタースリーブ23に当たる。フィルタースリーブ23に当 たった液滴はそれに吸収され、患者によって吸引される空気から有効に除去され る。マウスピース4又はフィルタースリーブ23は単独で、エアフィルター6と 同様に掃除のため定期的に取り外せる。 衝突面11と12とフィルタースリーブ23間の間隔は、蒸発した液体から大 きい液滴をどの程度除去する必要があるかどうかに応じて、変更できる。マウス ピースの形状は、濾過効果を高めるため、多くの方法で変更できる。 吸引空気流内の霧化液から大きい液滴を除去する効率をさらに高めるため、( 図示されていない)バッフルプレートのシステム、例えばマウスピース壁の2つ の相対する範囲から部分的にその内部に交互に延び、最適な吸収材で被覆したバ ッフルプレートをマウスピース内部に取り付けることができ、これによって、吸 収効果と、大きい液滴の慣性が大きいことに基づいてバッフルプレートによって 空気流方向が変化するため起こる分離効果を結合できる。 ボタン15は後の段階でも押すことができ、これによって吸引プロセス時間中 だけ薬剤を放出できるで、幾つかの場合で良好な状態で薬剤を服用できる。 図3の吸引器は図1と図2に示すものと全く類似している。但し、空気流増強 装置が空気取入フィルターフレーム5に取付けられている点が違っている。フィ ルターフレーム5は、増強装置を収容するため、延長され、修正されている。 取り外し可能なフィルターフレーム5は図1と同一のエアフィルター6を有し ている。さらにフレーム5は一方向バルブ手段27aを有している。手段27a には開口部列28があり、その内に一方向バルブ29が配置されている。前記バ ルブ29によって、空気は開口部を通って患者による吸引方向に一致するフィル ター6からマウスピース4の方向に流れるが、患者による息の吐き出し又は吹き 込み方向に一致する反対方向に流れない。 吸引空気流路26と空気流増強用バルーン31内部をつなぐ開口部列30がフ ィルターフレーム5の周囲にある。このバルーン31は膨張状態では円環状で、 環状スナップ・インロック部材32によって気密状態でフィルターフレーム5に 取り外し可能状態で取り付けられている。バルーン31は完全に膨張した状態と 完全に非膨張の状態の両方で示されている。バルーン31はゴムのような弾性材 料製である。 使用時には、マウスピース4を患者の口に挿入し、この後、患者はマウスピー スに息を吹き込むので、バルブ29がエアフィルター6とバルブ手段27aを通 って空気を逃がさないので、バルーン31は膨張する。バルーンが完全に膨張し た後(又はこの場合前)に、ボタン15を押し、患者は息を吹き込むのを止め、 吸引を始め、これによって図1と関連して説明したような霧化プロセスが始まる 。吸引空気は一部は収縮するバルーン31から流れ込み、バルブ29がこの方向 に空気流を流すので一部はバルブ手段27aを通って流れる。 増強装置は衝突面11及び12を通る空気流速度を増加し、吸引空気中の蒸発 液滴を乗せるためその特性を変え、大きい液滴の除去効率をさらに高める。図1 と関連して説明した吸収材料で被覆したバッフルプレートを使用する場合この効 果はさらに高くなる。さらに、増強装置は、特に患者が弱い場合、薬剤の吸引で 患者を助ける。最初のバルーンの材料の弾性が弱くなりすぎたり、破裂した時、 ロック部材32を外してバルーン31を外し、新しいバルーン31を取り付ける ことができる。 図4は、図1と図2に示すものと全く同様な吸引器を示している。相違してい る点は、フィルタースリーブ23がなく、空気流増強/液滴分散/分離機能を有 する結合装置が改良マウスピース33に取り付けられており、空気取入フィルタ ーフレーム5が図3に示すものと全く同様な一方向バルブ手段27aを有してい ることである。 取り外し可能フィルターフレーム5は図1と同様なエアフィルター6を有して いる。さらにフレーム5は一方向バルブ手段27aを有している。手段27aに は開口部列28があり、その内に一方向バルブ29が配置されている。前記バル ブ29は開口部を経て空気を患者による吸引方向と一致するフィルター6からマ ウスピース33への方向に流すが、患者による吐き出し方向に一致する反対方向 に流さない。 吸引空気流路26を空気流増強/液滴分離/分散用バルーン35内部と連通し ている4つの延長開口部34がマウスピース33の周囲に設けられている。バル ーン35は膨張状態で円環形で、環状スナップ・インロック部材36によって気 密状態でマウスピース33に取り外し可能状態で取り付けられている。このバル ーン35は完全膨張状態と完全非膨張状態の両方で示されている。バルーン35 はゴムのような弾性材料製である。 ソレノイドコイル7用の他の起動システムが開口部34の1つに取り付けられ 、リードリレー38と協動するため旋回可能ベーン37を有している。リレー3 8はソレノイドコイル7の起動用制御手段27と電気的に連通している。 使用時には、マウスピース33を患者の口に挿入し、その後患者がマウスピー スに息を吹き込み、バルブ29がバルブ手段27aを通る空気を逃がさないので 、バルーン35が膨張する。バルーン35が膨張し始める直前に、患者はボタン 15を押す。開口部34を通ってバルーン35に流入した膨張空気流はベーン3 7を旋回して、リードリレー38と接触させ、図1に関連して説明したように霧 化プロセスを起動する。 霧化液はバルーン35に吹き込まれた空気に乗り、前記バルーン内部に運ばれ る。バルーン35が完全に膨張すれば、少なくとも患者は吸引プロセスの時間中 ボタン15を押し続けながら吸引してもよいし、前記ボタン15を離した後でも 吸引できる。 最初の場合、ベーン24とリードリレー25がベーン37とリードリレー38 からソレノイドコイル7の起動機能を引継ぎ、容器2からの液流が継続するので 、バルーン35中の空気でなお懸濁状態にある霧化液が前記空気と共に放出され 、取り込みバルブ手段27aを通る追加空気に乗せて送られる霧化液を補足する 。 第2の場合、吸引前に容器2からの液体供給が遮断されているので、患者は取 込バルブ手段27aを通る追加空気と共にバルーン35中の霧化液だけを吸引す る。 両方の場合、バルーン35内部に送られた霧化液は、バルーン内部の空気と患 者によって吸引される空気中の液滴の直径範囲と分布状態を変化するような一連 の処理を受ける。 霧化プロセスが発生する直径の液滴の蒸発率は非常に高いので、霧化と吸引間 に余分な時間が経過し、このため両方の場合にバルーン35中の全ての液滴直径 を相当減少し、これによって患者が吸引する液滴の平均直径も減少する。バルー ン35のサイズは、同時に霧化プロセスを継続しながら、取入バルブ27aを通 って吸引される空気量に対するバルーン35から吸引される空気量の比率と同様 に液滴直径減少度合いを決定する(最初の場合)。 また、小さい液滴よりも高い比率で大きい液滴がバルーン35内面に沈降する か凝縮するので、バルーン35の空気中の液滴の平均直径も減少する。このプロ セスはバルーン35のサイズと形状によっても影響され、(図示されていない) 仕切り壁や内方向に延びている突起等の形の内部凝縮/沈降面をバルーン35に 与えることによってその効率を向上できる。 最後に、分散プロセスがバルーン35内で起こるので、吸引空気中の液滴がい っそう均等に分布し、液滴が患者の呼吸管表面に沈降する望ましくない傾向が減 少する。さらに、液滴が分散して、相互の液滴の融合によって大きい液滴が形成 されることが防止される。 バルーン35は、交換したり、液滴の沈降と凝縮の結果として内部に蓄積され た液体を除去するため、図3のバルーン31と同様な方法で取り外せる。 吸引プロセスに関してボタン15を押すタイミングも患者が受け取る液滴直径 範囲と投薬量に影響する。しかし、安全の理由で、(できるなら容器2の機械的 保全手段と結合した)液体供給の電子式遮断装置が最大投薬量を個別の液体薬剤 とできるなら個別の患者に最適な最大投薬量に制限する。 このタイミングと霧化プロセスのタイミングは、個別の薬剤、個別の所望投薬 量、液滴の個別の所望直径範囲、個別の患者に応じて吸引器の望ましい出力を得 られるように最適なタイミングを事前にプログラムできる制御電子機器、電気起 動バルブ及びソレノイド起動リレーによって制御できる。従って、図1〜4に示 す実施例では、患者が行うタイミング制御の代わりにこのような制御電子機器を 使用できる。 図5〜8は、図1〜4を参照して説明した吸引器用液体送り装置の好適な実施 例を示す。同様な部品は図1〜4と同一の数字で示す。 この実施例では、軸8は衝突ボディ10に隣接する半径方向に延びている部分 39と環状肩部40を有する。インサート42内のボア41は軸8を収容し、さ らに軸8とボア41間に動きばめ状態で配置されているのでボア41と軸8両方 に対してスライドできるスリーブ43を収容している。延長部分39はボア41 内にきっちりと嵌まっているので、前記ボア内を完全な液密状態でスリーブを軸 方向に移動できる。ボア41の延長部分17はワッシャ20、コイルスプリング 18、インサート42に固定したワッシャ44及びワッシャ44とインサート4 2間に挟まれ配置され、スリーブ43と摩擦状態で噛み合っている摩擦ワッシャ 45を収容している。 液体送り装置の作動状態は図5〜8に順に示す4段階で示す。 図5では、装置は軸8のストロークシーケンスの初期段階にある。表面11と 12はコイルスプリング18の作用で相互に接触し、スリーブ43はその最内部 位置で肩部40に接触し、摩擦ワッシャ45によって摩擦で噛み合っている。バ ルブ14から流出した液体はボア41内の延長部分39が完全な締まりばめされ ているので、表面11に流れない。 図6では、ソレノイドコイル7が起動され、コイルスプリング18の作用に抗 して外部方向に軸8を移動する。スリーブ43は摩擦ワッシャ45との摩擦噛み 合いによって最初の位置に保持される。これによってスリーブ43と肩部40間 に環状スペース46が形成され、このスペース46がバルブ14からの液体で充 填される。ワッシャ20はスリーブ43の内端部に接している。 図7では、軸8がノレノイドコイル7によって最外部位置に移動され、コイル スプリング18がほぼ圧縮される。ワッシャ20は摩擦ワッシャ45の摩擦抵抗 に抗して、最外部位置にスリーブ43を移動する。環状スペース46はインサー ト42外の位置に移動し、前記環状スペースに含まれる液体部分は衝突面11に 少なくとも部分的に送られる。 図8では、軸はソレノイドコイル7とコイルスプリング18の結合作用によっ て肩部40がスリーブ43に接している位置まで戻される。スリーブ43は摩擦 ワッシャ45で作用する摩擦力によって固定状態に保持されているので、環状ス ペース46を閉じ、そこに含まれている全ての液体を衝突面11に放出する。 その後軸8は図5に示す位置まで強制的に戻され、衝突面12により衝突面1 1にある液体部分に衝突を与えて、液体を霧化する。これで、装置は新しい霧化 サイクルを開始できる。 明らかに、各霧化サイクル中衝突面11に送られる液体部分の直径は、スリー ブ43、ボア41、軸8及び拡張部分39の関連寸法の1つ以上を変化して変更 できる。 摩擦ワッシャ45は省略でき、肩部40とボア41に対するスリーブ43の運 動はスリーブの慣性と結合したスリーブへのワッシャ20と肩部40の衝突によ って得られる。但し、衝突の頻度と力は前記慣性と他の規定要因に従って選択さ れる。 図9と図10〜15は、本発明の内燃エンジンに使用するガソリン及び同様な 液体用の本発明の霧化装置の実施例と前記霧化装置の作動状態の連続した種々の 段階を示している。 ガソリン又は同様な液体燃料を利用した内燃エンジンの燃焼シリンダ用燃焼空 気取入れ流路47には2つの空気流通路48と49があり、両方の通路間に2つ のほぼ円筒形の衝突ボディ50と51が配置され、各ボディには1個ずつの衝突 面52と53がある。 衝突ボディ50は流路47の壁に固定されたブッシング54内にスライド可能 状態で配置され、ハーモニカタイプの環状スプリング手段55が衝突ボディ50 の環状肩部56とブッシング54の片端面間に配置され、スプリング手段55が 衝突ボディ51から軸方向に離す方向に衝突ボディ50を向けている。衝突ボデ ィ57とブッシング54間のピストンリング57は両者間のシールになる。 さらに、衝突ボディ50には軸方向のボア58がある。このボア58は2つの ハーモニカタイプのスプリング手段59を収容し、また一方の端でスプリング手 段59と接し、相対する端でローラ61を有するロッド60をスライド可能な状 態で収容している。ローラ61はカムシャフト63のほぼ楕円形のカム面62と 回転可能状態で噛み合っている。カムシャフト63はエンジンの燃焼シリンダの 燃焼シーケンスと同期して作動する図示されていないカム機構と駆動上で相互接 続している。スプリング手段55のバネ定数は、2個のスプリング59の結合バ ネ定数より相当小さい。 衝突ボディ51は、フランジ65が流路壁肩部66と接触しているネジ山噛み 合い部64によって、流路47の壁に固定されシール状態で取り付けられている 。この衝突ボディは軸方向の液体供給流路67を有している。流路67は一方の 端部で衝突面53と連通し、相対する端部に68で図示されている液体部分配分 装置と連通している。 図9の霧化装置の作動状態は、液体燃料の単一部分の霧化に対応するサイクル を順に図示している図10〜15に示されている。 図10では、衝突ボディ50はスプリング手段55によって作用する力に抗し て、スプリング手段59によって作用する力により衝突ボディ51の方に移動し ている。スプリング手段59はロッド60による作用を受け、他方ロッド60は 矢印方向に回転するカムシャフト63のカム面62による作用を受ける。同時に 、液体燃焼の一部は流路67を通って衝突面53に押し出される。 図11では、衝突面52と53は相互に接触し、液体燃料は霧化され、通路4 8と49内の空気流に乗る。図12ではスプリング手段55と59がほぼ圧縮さ れ、図13ではスプリング手段59がほぼ延びローラ61をカムシャフト62と の噛み合い状態に維持している。図14では、スプリング手段55が延長し、ロ ーラ61をカム面62との噛み合い状態に維持し、衝突ボディ50を衝突ボディ 51から離している。図15では、衝突ボディ50が衝突ボディ51から最大の 距離にあり、これでサイクルを再度繰り返すことができる。 個別燃料毎に霧化燃料液滴の直径範囲を最適にできるように、図17a〜17 mを参照して以下で説明する種々の特徴を選んでこの実施例に含めることができ る。図17mに関連して説明される特徴は特にこの点に関して有効である。 図16は、本発明の内燃エンジンに使用するディーゼルオイルと同様な液体燃 料用の本発明の霧化装置の実施例を示している。ここでは、シリンダヘッド69 には衝突ボディ71をスライド可能状態で収容するためのボア70があり、ボア 70と衝突ボディ71間をシールするピストンリング72がある。 衝突ボディ71には燃料供給流路74と連通している衝突面73がある。さら に流路74は横方向燃料流路75と連通しており、流路75は衝突ボディ71の 表面内の環状燃料流路くぼみ76と連通している。環状燃料流路くぼみ76はシ リンダヘッド69内の燃料流路78と連通し、さらに流路78は加圧燃料配分入 口80に連通している。 ピストンリング82及び83を有するピストン81はピストンロッド84に旋 回できるように接続されて、シリンダ85内にスライド可能状態で配置されてい る。ピストン81は衝突面87がある一体衝突ボディ86を有している。 さらに衝突ボディ71はシリンダヘッド69のボア87にスライド可能状態で 配置されているロッド86に取り付けられ、衝突ボディ86の方に衝突ボディ7 1を向けるコイルスプリング88が衝突ボディ71とシリンダヘッド69間に配 置されている。ナット89がロッド86にねじ込まれ、衝突ボディ71の最も内 部の位置にあるシリンダヘッド69上面に接している。このナット89はこの方 向への衝突ボディ71の運動を制限している。 使用時には、燃料は可調整圧によって入口80と流路78,76,74及び7 1を通って各押し出され、この圧力が霧化サイクル又はピストン81のストロー ク毎に衝突面73に送られる燃料量を決める。さらにこの圧力は前記流路の寸法 とエンジンの変動する動力必要値によって決まる。この結果、燃料滴がピストン 81の下降及び上昇ストローク中に前記流路74出口周囲の衝突面71に形成さ れ、次に衝突面87がピストン87の上昇ストロークの最終段階で燃料滴に衝突 する。シリンダ内部への衝突ボディ71の突出距離はピストン87とシリンダヘ ッド69間の燃焼チャンバー内の適切な圧縮条件に対応している。これによって 、 燃料は燃料の最適燃焼のため正確な瞬間に霧化される。 霧化のタイミングはロッド86と衝突ボディ71を上下して変化でき、これに よって燃焼のタイミングも変化できる。この変化は無段階方法又は簡単な段階方 法、例えばナット89とシリンダヘッド69の上面間に種々の厚さのワッシャを 挿入したり、取り外したりして行える。 衝突ボディ71がシリンダヘッド69の上部に移動して、霧化平面がヘッド6 9の上部と直角に位置すると同時に霧化が起こるので、衝突の早い段階で形成さ れた燃料滴と後の段階で形成される燃料滴間で衝突が起こる傾向を減少する3次 元霧化範囲を確保でき、これによって燃料液滴の融合によって大きい燃料滴を形 成する傾向を減少できる。 ピストンと共に移動する衝突ボディはピストン内に交互にスライド可能状態で 配置でき、シリンダヘッドにある衝突ボディはシリンダヘッドと一体にできるの で、シリンダヘッドにある衝突ボディの衝突面への燃料供給を単純化しても、3 次元霧化範囲の利点を維持できる。 図17a〜17mは、本発明の霧化装置に使用する本発明の衝突ボディと衝突 面の種々の実施例を示している。 図17a〜17mの全ての実施例に共通なことは、各面が衝突ボディ(3a〜 3m、4a〜4m)の形の重りによって支持されている2つの衝突面(1a〜1 m、2a〜2m)が両面に共通な中心軸に沿って相互に向かい合って動かされ、 液体の一部が表面の1つに位置し両面によって衝突を受け、さらに液体のこの部 分が配分手段(6a〜6m)によって1つの表面に置かれることである。 図17a:ほぼ平坦な衝突面1aがほぼ平坦な衝突面2aの方に動かされ、液 体の部分が流路5aを通して供給される。 図17b:表面1b、2bは軸に対して同一角度で傾斜しているので、周囲が 楕円形になる。これによって、大きい衝突面積が得られる。ボディ3a、3bは この軸の周囲を回転できない。 図17c:表面1c、2cは同一テーパ角度の円錐形なので、大きい衝突面積 が得られる。噴霧方向はテーパー角度で決まる。表面1cが表面2cよりも小さ い(さらに小さい半径の)場合、噴霧範囲が放射断面に見られる扇形として広が るので、後に形成された液滴が早い時点で形成された液滴に達して、融合する傾 向を減少できる。 図17d:表面1dと2dそれぞれの縁1ddと2ddが鋭くなっているので 、液滴がボディ材料に固着するため縁周囲に集まり、非常に大きい液滴が形成さ れる危険が減少する。 図17e:面1eと2eは軸近くの表面部分間のギャップが狭い補足トランペ ット状表面形状をしているので、液体が流路5eに押し戻される傾向を減少でき る。 図17f:幾つかの小さい分岐流路5ffが表面2fと連通しているので、表 面2fの大きい面積全体に液体を分布できる。 図17g:流路5gが表面2gの延長部2gg内の横方向流路5ggに延長し ており、この延長部2ggが表面1gのボア延長部1ggに収容されている。こ れによって、衝突する前に液体部分が遮断され、流路2ggからの出口がブロッ クされるので、衝突する間流路2g内の圧力上昇を回避できる。 図17h:衝突する直前に表面1hと2h間のギャップの周囲を閉じるように 、硬質ゴム製の縁シール1hhが表面1h周囲に配置されているので、液体部分 が表面間から押し出され霧化される直前にこの液体部分内の圧力が増加する。 図17i:凹形円板1iiが表面1iに配置され、図17h内の縁シールと同 一の効果がある。 図17j:追加ボディ3jjがボディ3j内のインサート3jjjにスライド 可能状態で配置され、コイルスプリング6jによって付勢されている。追加ボデ ィ3jjがインサート3jjjでスライドし、表面1jと2jが衝突する時にス プリングコイル6jを圧縮し、その直後にインサート肩部3jjjjに衝突する ので、表面1jと2j間の液体部分に追加の衝突することができる。 図17k:衝突力は、永久磁石を成すボディ3k及び4k間の磁気牽引力によ って補足される。衝突した後電気コイル6kが動作し、磁場を変化し、両ボディ を相互に反発させる。 図17l:衝突面1lが鋼球1ll、例えば、非常に正確な球面を与えるボー ルベアリングによって形成され、球1llが環状カラー3llによってボディ3 1に保持されている。ボディ4lを延性材料で製造し、ボディ41に球1llを 軸方向に押して、表面1lと表面2lとの間で非常に正確に嵌め合わすことがで きる。 図17m:図17gの実施例の修正。流路5mが表面2mの延長部2mm内の 横方向流路5mmに広がっている。この延長部2mmは表面1mのボア延長部1 mmに収容されている。これによって、衝突する前に液体部分が遮断され、流路 2mmからの出口がブロックされるので、衝突する間流路2m内の圧力上昇を回 避できる。コイルスプリング6mは延長部2mmの端とボア1mm底部間でボア 1mmに挿入されている。流路5mが固定部分8mに取り付けたコイル状チュー ブの形のコイル状流路7mと連通している。このコイル状流路7mがあるため、 液体流路内の液体を圧縮せずにボディ4mをボディ3mによって軸方向に移動で きる。 使用時には、ボディ3mがボディ4mの方向に移動し、延長部2mmへの圧力 によってコイルスプリング6mがボディ4mに作用するので、表面1mが表面2 mに衝突する時ボディ4mが動き、これによりこの運動が加速される。この方法 で液体の霧化が3次元範囲で起こるので、後に形成された液滴が早い時点に形成 された液滴に追いつき、融合して、大きい液滴が形成される傾向が減少する。 この3次元効果は、衝突する間、衝突ボディのアッセンブリ全体を移動しても 得られる。例えば、衝突する間及び衝突した直後に、中心軸に直角の軸周囲に回 転したり、中心軸方向に振動したり、中心軸に平行な衝突面を急速に流れる空気 パルスを起こしたりして、アッセンブリ全体を移動する。 図17a〜17mに示す実施例は原則的に全て、装置を必要な程度に修正して 図1〜15に採用できる。 前述の霧化装置の全ての実施例は、ほぼ円筒形の衝突ボディの相互に向けた軸 方向移動を利用している。しかし、この移動は多くの他の方向で起こせ、ボディ と表面の形状は多くの形にできる。本発明の医療用吸引器に関して説明した実施 例全ては作動のため、電源を使用している。しかし、吸引毎に患者が巻き上げる 機械式スプリングドライブ又はドライブ機構を反復して圧縮して動力を得る手持 ち吸引器は、本発明の特徴をほぼ利用できる。 図18と19は、前記実施例て説明した軸方向移動と違った移動方法と方向を 利用している本発明の霧化装置の実施例を示している。 レバー90は一方の端にローラ91を有し、相対する端に円形のほぼ平坦な衝 突面93を形成する延長部92がある。レバーは下部エレメント95に旋回可能 に取り付けたピン94で旋回する。下部エレメント95の一方の端部には、流路 99からの液体用の出口98がある円形のほぼ平坦な衝突面97を形成する延長 部96がある。フラットスプリング100がローラ91に隣接したレバー90の 端部に取り付けられ、衝突面97に相対する端部にある下部エレメント95に取 り付けられている。カムエレメント101が右方向の回転のため、軸102に配 置されている。 使用時に、カムエレメント101は、(図示されていない)駆動機構によって 回転する軸102で回転する。カムエレメント101のカム面がローラに当たり 、 フラットスプリング100の作用に抗してレバー90を旋回してカム面がローラ 91に掛かるので、フラットスプリング100は右方向に強制的にレバー95を 旋回できるので、衝突面93が衝突面97の液体部分に衝突を与え、これによっ てこの液体を霧化する。 この霧化装置は、巻きスプリング又は手動ラチェットタイプドライブのような 簡単なドライブ機構に十分適合している。従って、この装置は、数回、例えば、 単一の液体薬剤コンテナーが空になるまで使用するタイプの使い捨て吸引器に適 する。この場合、吸引器に大きい液滴用吸収器があり、これが大きくなり、吸引 器を連続して使用できなくなれば、吸収器を交換や掃除のため外す必要がなくな る。 添付の請求の範囲によって定義する本発明の範囲内で、当業者は、多くの修正 と変更を考えることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 0507/95 (32)優先日 1995年5月1日 (33)優先権主張国 デンマーク(DK) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AL,AM,AT,AT,AU,BB,BG,B R,BY,CA,CH,CN,CZ,CZ,DE,DE ,DK,DK,EE,EE,ES,FI,FI,GB, GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MK ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SG,SI,SK,SK,TJ,T M,TT,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.液体を霧化する方法であって、 − 相互に離れている第1面と第2面間に液体の一部を設け、 − 液体の一部が各面の少なくとも一部に衝突するまで第1面を第2面の方に 移動して、該流体を霧化するのに十分な速度で該流体を両面間から周囲に押し出 し、 − 霧化液中の液滴直径範囲を調整して所望の直径範囲に近似させる、ステッ プを有し、 前記液滴直径範囲を調整するステップは、 − 液体の前記部分が前記両面の間から押し出される時間中、前記第1面 とほぼ同一の方向に前記第2面を移動させる、 − 吸収手段によって霧化液体から大きい液滴部分を濾過する、 − 霧化液から大きい液滴部分を分離する、 − 霧化液から小さい液滴部分を分離する、 − 霧化液滴をガス又は空気の流れに乗せる、 − 液滴を分散させる、 − 霧化液の大きい液滴部分を表面に沈降又は凝縮させる、 − 霧化液の小さい液滴部分を表面に沈降又は凝縮させる、 − 液滴の形の液体を蒸発して、霧化液滴直径を減少させる、 − 液滴の直径範囲が個々の液体および/または個々の周囲に対する前記 両面の個々の位置に適した前記の所望直径範囲に近似するよう、前記両面の形状 および/または相互に前記両面を移動する方向および/または相互に前記両面を 移動する速度および/または液体の前記部分の直径および/または前記両面に対 する液体の前記部分の位置を選ぶ、諸ステップのうち1つ又は2つ以上のステッ プによって行なう液体霧化方法。 2.前記第1面が第1ボディに配置され、前記第2面が第2ボディに配置され、 第2ボディが少なくとも前記時間中前記第1ボディの移動の影響を受けて移動す る、請求項1の方法。 3.前記第2ボディを第1ボディの方に向けて付勢するバイアス手段の作用に抗 して、前記両面の相互への移動方向とほぼ同じ方向に第2面を移動する、請求項 1又は2の方法。 4.前記第2ボディに対する前記第1ボディの移動の影響は、前記両面の相互へ の移動方向とほぼ同じ方向に両ボディを相互に離すバイアス手段の作用によって 、少なくとも部分的に達成される、請求項2又は3の方法。 5.液体が喘息、糖尿病、ホルモンのアンバランス、遺伝疾患のような疾病治療 用の1種類以上の液体薬剤である、請求項1〜4のいずれかの方法。 6.液体薬剤が水のような最適なキャリヤ液体中に溶解及び/又は懸濁している 、請求項5の方法。 7.液体がディーゼルオイル内燃エンジンに使用するディーゼルオイルである、 請求項1〜4の方法。 8.液体がガソリン内燃エンジンに使用するガソリンである、請求項1〜4のい ずれかの方法。 9.液体が内燃エンジンに使用するディーゼルオイル又はガソリン以外の液体燃 料である、請求項1〜4のいずれかの方法。 10.両ボディが内燃エンジンシリンダの燃焼チャンバー内に配置され、第1ボ ディが前記エンジンの対応ピストン面に取り付けられているかその一体部分を成 し、第2ボディがシリンダ上面に取り付けられ、前記両面の相互への移動シリン ダに対するピストンの運動によって起こる、請求項1、2、3、4、7又は9の 方法。 11.バイアス手段の作用に抗して、シリンダの上面において第2ボディがほぼ 第1ボディ方向に向かう方向に移動できる、請求項10の方法。 12.両ボディが内燃エンジンシリンダの燃焼チャンバー内に配置され、第2ボ ディが前記エンジンの対応ピストン面に取り付けられており、第1ボディがシリ ンダ上面に取り付けられているかその一体部分を成し、前記両面の相互への移動 がシリンダに対するピストンの運動によって起こる、請求項1、2、3、4、7 又は9の方法。 13.バイアス手段の作用に抗して、シリンダのピストン面において第2ボディ がほぼ第1ボディに向かう方向に移動できる、請求項12の方法。 14.液体の一部が内燃エンジン用燃焼空気取入流路内の両面に衝突し、霧化液 が燃焼空気に乗り、エンジンの1つ以上のシリンダの燃焼チャンバーに運ばれる 、請求項1、2、3、4、8又は9の方法。 15.流路壁の第1部分にほぼ対向する第2部分に配置されている第2ボディの 第2面から前記の第1面が離れている第1位置と、前記の第1面が前記第2面に 接している第2位置との間で、前記壁に対してほぼ横方向に交互にスライド運動 するため、前記の第1部分に前記の第1ボディがスライド可能状態に配置されて いる、請求項1又は14の方法。 16.前記の第2位置から前記の第1位置の方への第1ボディを向けるバイアス 手段の作用に抗して、第1位置から第2位置へ前記の第1ボディのスライド運動 が起きる、請求項15の方法。 17.第1ボディの交互のスライド運動が、内燃エンジンの1つ以上のシリンダ の燃焼シーケンスに同期して作動するアクチュエータの作用によって起こる、請 求項16の方法。 18.第1ボディへのアクチュエータの作用が、アクチュエータと第1ボディ間 に介在し前記第1位置から前記第2位置への方向とほぼ同じ方向に第1ボディを 付勢するバイアス手段によって起こる、請求項17の方法。 19.第1面と第2面が吸引装置の吸引空気流路内に配置されている、請求項5 又は6の方法。 20.加圧空気のリザーバーが液体を霧化する前に充填され、前記加圧空気が少 なくとも液体の霧化時間中に空気流路に放出され、霧化液滴を流に乗せて運ぶ、 請求項19の方法。 21.加圧空気のリザーバーが少なくとも液体の霧化時間中に充填され、このリ ザーバーを充填する空気が前記両面を流れ霧化液滴を流に乗せて運び、この空気 が患者による吸引中に空気流路に放出される、請求項19の方法。 22.リザーバーが弾性材料からなるバルーンで、患者が空気流路へ吐き出した か吹き込んで、空気がバルーンに充填される、請求項20又は21の方法。 23.霧化と吸引空気流圧の結合力によって発生する大きい液滴の少なくとも幾 つかの経路が前記吸収手段と交差するように、吸収手段が配置されている、請求 項19〜22のいずれかの方法。 24.液体を霧化する方法であって: − 相互に離れている第1面と第2面間に液体の一部を設け、 − 液体の一部が各面の少なくとも一部に衝突するまで第1面を第2面の方に 移動して、該流体を霧化するのに十分な速度で該流体を両面間から周囲に押し出 す、ステップを有する液体霧化方法。 25.前記第1面が第1ボディに配置され、前記第2面が第2ボディに配置され 、第2ボディが少なくとも前記時間中前記第1ボディの移動の影響を受けて移動 する、請求項24の方法。 26.前記第2ボディを第1ボディの方に向けて付勢するバイアス手段の作用に 抗して、前記両面の相互への移動方向とほぼ同じ方向に第2面を移動する、請求 項24又は25の方法。 27.前記第2ボディに対する前記第1ボディの移動の影響は、前記両面の相互 への移動方向とほぼ同じ方向に両ボディを相互に離すバイアス手段の作用によっ て、少なくとも部分的に達成される、請求項25又は26の方法。 28.液体が喘息、糖尿病、ホルモンのアンバランス、遺伝疾患のような疾病治 療用の1種類以上の液体薬剤である、請求項24〜27のいずれかの方法。 29.液体薬剤が水のような最適なキャリヤ液体中に溶解及び/又は懸濁してい る、請求項28の方法。 30.液体がディーゼルオイル内燃エンジンに使用するディーゼルオイルである 、請求項24〜27の方法。 31.液体がガソリン内燃エンジンに使用するガソリンである、請求項24〜2 7のいずれかの方法。 32.液体が内燃エンジンに使用するディーゼルオイル又はガソリン以外の液体 燃料である、請求項24〜27のいずれかの方法。 33.両ボディが内燃エンジンシリンダの燃焼チャンバー内に配置され、第1ボ ディが前記エンジンの対応ピストン面に取り付けられているかその一体部分を成 し、第2ボディがシリンダ上面に取り付けられ、前記両面の相互への移動シリン ダに対するピストンの運動によって起こる、請求項24、25、26、27、3 0又は32の方法。 34.バイアス手段の作用に抗して、シリンダの上面において第2ボディがほぼ 第1ボディ方向に向かう方向に移動できる、請求項38の方法。 35.両ボディが内燃エンジンシリンダの燃焼チャンバー内に配置され、第2ボ ディが前記エンジンの対応ピストン面に取り付けられており、第1ボディがシリ ンダ上面に取り付けられているかその一体部分を成し、前記両面の相互への移動 がシリンダに対するピストンの運動によって起こる、請求項24、25、26、 27、30又は32の方法。 36.バイアス手段の作用に抗して、シリンダのピストン面において第2ボディ がほぼ第1ボディに向かう方向に移動できる、請求項25の方法。 37.液体の一部が内燃エンジン用燃焼空気取入流路内の両面に衝突し、霧化液 が燃焼空気に乗り、エンジンの1つ以上のシリンダの燃焼チャンバーに運ばれる 、請求項24、25、26、27、31又は32の方法。 38.流路壁の第1部分にほぼ対向する第2部分に配置されている第2ボディの 第2面から前記の第1面が離れている第1位置と、前記の第1面が前記第2面に 接している第2位置との間で、前記壁に対してほぼ横方向に交互にスライド運動 するため、前記の第1部分に前記の第1ボディがスライド可能状態に配置されて いる、請求項24又は37の方法。 39.前記の第2位置から前記の第1位置の方への第1ボディを向けるバイアス 手段の作用に抗して、第1位置から第2位置へ前記の第1ボディのスライド運動 が起きる、請求項38の方法。 40.第1ボディの交互のスライド運動が、内燃エンジンの1つ以上のシリンダ の燃焼シーケンスに同期して作動するアクチュエータの作用によって起こる、請 求項39の方法。 41.第1ボディへのアクチュエータの作用が、アクチュエータと第1ボディ間 に介在し前記第1位置から前記第2位置への方向とほぼ同じ方向に第1ボディを 付勢するバイアス手段によって起こる、請求項40の方法。 42.第1面と第2面が吸引装置の吸引空気流路内に配置されている、請求項2 8又は29の方法。 43.加圧空気のリザーバーが液体を霧化する前に充填され、前記加圧空気が少 なくとも液体の霧化時間中に空気流路に放出され、霧化液滴を流に乗せて運ぶ、 請求項42の方法。 44.加圧空気のリザーバーが少なくとも液体の霧化時間中に充填され、このリ ザーバーを充填する空気が前記両面を流れ霧化液滴を流に乗せて運び、この空気 が患者による吸引中に空気流路に放出される、請求項42の方法。 45.リザーバーが弾性材料からなるバルーンで、患者が空気流路へ吐き出した か吹き込んで、空気がバルーンに充填される、請求項43又は44の方法。 46.霧化と吸引空気流圧の結合力によって発生する大きい液滴の少なくとも幾 つかの経路が前記吸収手段と交差するように、吸収手段が配置されている、請求 項42〜45のいずれかの方法。 47.第1面を有する第1ボディと第2面を有する第2ボディ、 第1面がほぼ第2面に接する両ボディの霧化位置に第1ボディを第2ボディへ 移動する手段、 前記両面のうち1面の特定の範囲と連通している液体配分手段、 前記霧化位置において両面に隣接した範囲から霧化液体を除去する手段を具備 する液体霧化装置。 48.前記霧化位置に達する直前に第1ボディの移動方向とほぼ同一の方向に霧 化位置から第2ボディを移動する手段をさらに具備する、請求項47の装置。 49.第2ボディを移動する前記手段が、霧化位置の方に第2ボディを付勢する バイアス手段を有する、請求項47の装置。 50.霧化位置において両ボディを相互に離して付勢するバイアス手段が、第1 ボディと第2ボディ間に配置されている、請求項48又は49の装置。 51.霧化液を受入れ、空気流に乗せた状態で流路から出口に運ぶための空気流 路と、 前記流路内にあって、これと当たったり又は沈降する霧化液滴を吸収するため の吸収手段とをさらに有している、請求項47〜50の装置。 52.霧化液を受入れ、空気流に乗せた状態で流路から出口に運ぶための空気流 路と,前記空気流路と連通している加圧空気用リザーバーとをさらに有している 、請求項47〜51のいずれかの装置。 53.流路がその入口で一方向バルブ手段を有し、前記バルブ手段が空気を流路 だけに流す、請求項52の装置。 54.リザーバーが、入口と空気流路が霧化液を受け入れる範囲間の特定の点で この流路に連通している、請求項52又は53の装置。 55.リザーバーが、空気流路が霧化液を受け入れる範囲内の特定の点でこの流 路に連通している、請求項52又は53の装置。 56.リザーバーがゴムのような弾性材料からなる膨張可能なバルーンである、 請求項52〜55のいずれかの装置。 57.流路に当たったり又は沈降する霧化液滴を吸収するための吸収手段が前記 流路内に配置されている、請求項52〜56のいずれかの装置。 58.請求項47〜50の霧化装置が配置された燃焼空気取入流路を有し、液体 配分手段が燃料源と連通している、燃料としてガソリン又は同様な液体燃料を利 用する内燃モータ。 59.請求項47〜50の霧化装置がシリンダの燃焼チャンバー内に配置され、 各霧化装置の液体配分手段が燃料源と連通している、ディーゼルオイル又は同様 な液体燃料を利用する内燃モータ。
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