JPH10507892A - グローバルサウンドマイクロホンシステム - Google Patents

グローバルサウンドマイクロホンシステム

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JPH10507892A JP8514213A JP51421396A JPH10507892A JP H10507892 A JPH10507892 A JP H10507892A JP 8514213 A JP8514213 A JP 8514213A JP 51421396 A JP51421396 A JP 51421396A JP H10507892 A JPH10507892 A JP H10507892A
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Abstract

(57)【要約】 マイクロホンの各々がフレームから外側に面するダイアフラムを有し且つ該ダイアフラムが略楕円パターンを形成するようにようにマイクロホンシステムは線形ピックアップマイクロホンを取り付ける可搬フレームを具備する。略半球ピックアップパターンを有するマイクロホンは上方向に向けられるようにフレームに取り付けられ且つ第2の略半球ピックアップパターンマイクロホンは下方向に向けられるフレームに取り付けられる。線形ピックアップパターンマイクロホンはフレームの周辺のまわりに等間隔にされる。フレームから下方向につるされる手又はカメラ把持部がある。フレームのマイクロホンはマルチチャンネルサウンド録音装置に交互に接続され得るマルチチャンネルデジタルミキサのチャンネルに電気的に接続され得る。所定のサウンドプレバック構成にシステムを適合させるようにマイクロホンは選択的に電気的に接続され且つ分離される。

Description

【発明の詳細な説明】 グローバルサウンドマイクロホンシステム 発明の分野 本発明は概略的にはマイクロホンシステムに関し、より詳細には可搬できるグ ローバルサウンドマイクロホンに関する。 発明の背景 サウンドを録音し且つ再生するデジタル又はアナログ装置を使用する多数の既 存の「サラウンドサウンド」システムがある。このシステムの目標はサウンド環 境を再現することである。サウンド環境を再現するために、サラウンドサウンド システムは、一定のサウンドの源がどこで発するかを、全3次元内で、決定する べき人間の脳の能力を意識して設計されなければならない。耳は2つの独立の機 能を有し、一方は聴くこと(聴覚)であり、他方はリスナの又は該リスナ(前庭 )により確認される空間の対象の移動を検出することである。現実のサウンド再 生はリスナに聴覚機能に加えて前庭感を与えなけらばならず、よって、リスナ又 は該リスナにより確認される空間の対象の移動が現実の認識に対して重要である 。脳はサウンド波が左及び右の耳に到達するときラウドネス及びタイミングの小 さな相違を認識することができ、空間のサウンド源に正確に集中しかつ追従する 。 この事実を利用するシステムは従来知られている。例はサウンドを録音する2 つのオーディオチャンネルを使用する立体音システムである。立体音システムは 素晴らしい結果を達成することができるがリスナはサラウンドサウンド効果を経 験するためにはヘッドホン を着けなければならない。もしそうでなければ再生は従来のステレオ、2次元の 録音に等しくなる。 4チャンネルサウンドシステムが考えられきた。このシステムはリスナにより 現実的な局部化を提供するために「二重ステレオ」パターンにおいて4つのオー ディオチャンネルを採用する。この構成は、消費者の使用に対して意図されたが 4チャンネルに対して録音される入手可能な十分な材料がなかったという事実に 起因して、一般的な採用を達成しなかった。特別のマイクロホン、Caldrec Soun dfield、が4つのマイクロホンダイアフラム及び4つのチャンネルを使用するこ とにより4チャンネルに録音するために開発された。ダイアフラムは特別のチャ ンネル上に電気的にズームされ得る。この処理の限界は、マイクロホンダイアフ ラムで受信される信号レベルが均質のままであるために、マイクロホンが静止の ままでなければならないことである;マイクロホンは4つのチャンネルを有する だけである。 マルチチャンネル、サラウンドサウンドオーディオシステムは職業的なオーデ ィオマーケットでは広く受け入れられている。世界中で大きな動画劇場では事実 上標準となっている。その技術は消費者のオーディオマーケットではよりありふ れたものになっている。公共の劇場又は私的なリビングルームは現実的で、自然 なサウンド環境が創造され得る場所となっている。 代表的なサラウンドサウンド環境は幾つかの異なる構成ではルームのまわりに 置かれた5から10のスピーカからなる。映画の劇場では、例えば、プロジェク ションスクリーンの後ろに3つのスピーカ(左センタ、センタ、右センタ)、ル ームの側に2つのスピーカ(左及び右)及びルームの後ろに2つのスピーカ(左 及び右サラウンド)がある。これらのスピーカの各々は自身の特別のチャンネル を割り当てられる。サラウンドサウンド適用に対するライブサウンド源の録音中 に、マイクロホンは、サウンドがサラウンドサウンドシステムのコインシデント モニタースピーカを通じて聞かれるおおよその場所の静止位置に設定される。リ スナ/ビューアーの遠近がサウンドに関して静止になるはずにすぎなければ、こ の技術はうまく働く。結果として、感知され又は実際のリスナの位置は静止のま までなければならず且つサウンドに関して移動することができない。カメラが移 動し又はリスナがジャングル又は市街のような景色を通じて注意を集中し且つサ ラウンドサウンドが景色を伴奏する対象を映す。 サウンドトラックの最終のミックスダウン中の録音スタジオで、特別のマルチ チャンネル信号プロセッサを使用することにより、オーディオ技術者が任意の録 音された信号を取り且つシステムにおいて任意の数のチャンネル又はスピーカ間 のその信号を音として移動することが可能になり、よってサウンドがリスニング 環境の一方の部分から他の部分に実際に移動するという錯覚を創造することがで きる。これは面白い効果として現れるけれどプロセッサにより操作された。また 自然のようにであるけれど自然ではない。 かくして「サラウンドサウンド」を再生するように使用され、且つヘッドホン を要求しなく、静止のままである必要がなく、ミキシング処理を使用せずに移動 の対象の正確な特別の聴覚局部化及び移動の効果を創造することが可能になるグ ローバルサウンドマイクロホンが望まれる。 発明の要約 本発明の1つの側面の目的は改良型のマイクロホンシステムを提供することで ある。 本発明の1つの側面によれば、複数のマイクロホンを取り付ける可搬フレーム を有するマイクロホンシステムが設けられ、複数のマイクロホンの各マイクロホ ンはダイアフラムを有し、複数のマイクロホンは線形ピックアップパターンのマ イクロホンのセットを具備し、これにより取り付けられるとき、線形ピックアッ プマイクロホンのセットの各1つはフレームから外側に面するダイアフラムを有 し且つマイクロホンのセットのダイアフラムは略楕円パターンを形成する。 便宜的には、複数のマイクロホンを取り付ける手段は略楕円パターン内の位置 に略半球ピックアップパターンを有するマイクロホンを取り付ける手段を備える 。 好ましくは、マイクロホンの半球ピックアップパターンが楕円パターンの面に 垂直であり且つ略半球ピックアップパターンが下方向に向けられるようにマイク ロホンの方向を維持するためにマイクロホンを取り付ける手段は略半球ピックア ップパターンを有する。 好ましくは、複数のマイクロホンを取り付ける手段はさらに略楕円パターン内 の位置に略半球ピックアップパターンを有する第2のマイクロホンを取り付ける 第2の手段を備え且つ第2のマイクロホンの半球ピックアップパターンが楕円パ ターンの面に垂直でありまた下方向に向けられるように略半球ピックアップパタ ーンを有する第2のマイクロホンを取り付ける第2の手段は第2のマイクロホン の方向を維持するのに適している。 好ましくは、線形ピックアップパターンのマイクロホンのセットの各マイクロ ホンはハイパーカージオイド又は他の線形ピックアップパターンを有する。 好ましくは、略楕円形状の一端の位置にマイクロホンのセットの1つを取り付 ける手段と略等間隔な関係でマイクロホンのセットを 取り付ける手段とが設けられる。 便宜的に、フレームから下方向につるされる手把持部が設けられ、どちらか一 方にフレームがカメラに取り付けられる。 利点として、マルチチャンネルオーディオミキサ、該マルチチャンネルミキサ のチャンネルの1つとマイクロホンのセットの1つを電気的に接続する手段、及 びデジタルマルチチャンネルサウンド録音装置とマルチチャンネルミキサを動作 的に接続する手段が設けられる。 利点として、所定のサウンドプレバック構成にシステムを適合させるようにマ イクロホンのセットのマイクロホンに選択に電気的に結合させまた分離させる手 段が設けられる。 本発明の利点は録音される多数のサウンドを忠実に再生し且つ対象システムが 移動中に録音を可能にする可搬システムが設けられることである。 本発明の実施例の利点は録音されるサウンドが「円形にされる」ことである。 本発明の実施例のさらなる利点はマイクロホンシステムが手で保持されること である。 本発明の実施例の利点はホログラフイ音波の結果を達成するカメラと結合して 使用されることである。 図面の簡単な説明 好ましい実施例の詳細な説明は下記図面を参照して以下に行われる: 図1は、概略平面図において、本発明の好ましい実施例に係るグローバルマイ クロホンシステムを説明し; 図2は、概略立面図において、図1のグローバルマイクロホンシ ステムを説明し; 図3は、概略平面において、図1のグローバルマイクロホンシステムの動作を 説明し; 図4は、概略平面図において、図1のグローバルマイクロホンシステムでなさ れる録音のリプレを説明する。 好ましい実施例の詳細な説明 図1を説明する。概略平面図において、本発明の好ましい実施例に係るグロー バルマイクロホンシステムが説明される。グローバルマイクロホンシステムはフ レーム10を具備する。図1の平面図が示すように、フレーム10は略楕円形の 外側境界線を有し且つ平らになった球の断面を有する。マイクロホン12、14 、16、18、20、22、24、26がこれらのダイアフラムがフレームから 外側に向けられるようにフレーム10に取り付けられる。マイクロホン12−2 6は各々ハイパーカージオイドピックアップパターンを有する。本発明の好まし い実施例において、フレーム10は略フットボール形状であり且つマイクロホン 12−26はフレームの周辺に取り付けられている。当業者に明らかなように、 フレーム形状とマイクロホン12−26の略楕円配置を与えるマイクロホン配置 の任意の組み合わせも適切である。 図1で説明される好ましい実施例のグローバルマイクロホンシステムはフレー ムの上部の中央に取り付けられたマイクロホン28を有する。マイクロホン28 はフレーム10から上方に向けられる半球ピックアップパターンを有する。 図2において、概略立面図において、好ましい実施例のグローバルマイクロホ ンシステムが説明される。図2はマイクロホン28に加えてマイクロホン12、 14、16、18、20の立面方向を説 明する。第2の半球ピックアップパターンマイクロホン30はフレーム10の中 央下部に示され取り付けられる。マイクロホン30の半球ピックアップパターン はフレーム10から下方に向けられる。フレーム10は該フレーム10の下部で 後部の四分円に取り付けられる手把持部32を有する。 図3において、好ましい実施例のグローバルマイクロホンシステムは概略平面 図において説明される。図3はグローバルマイクロホンシステムの動作を示す。 マイクロホン12−26を有するフレーム10が示される。マイクロホン12と 関連ピックアップパターン42との関係は、マイクロホン14、16、18、2 0、22、24、26と関連ピックアップ44、46、48、50、52、54 、56のそれぞれとの関連と同じように示される。図3はラインに沿って動く鳥 58を示す。 図4において、好ましい実施例のグローバルマイクロホンシステムでなされる 録音のリプレの動作は概略平面図で説明される。リスニングチャンバー又は劇場 70はリスナ72を含む。スピーカ82、84、86、88、90、92、94 、96は劇場70の周辺に配置される。スピーカ82、84、86、88、90 、92、94、96の各々は各聴覚パターン102、104、106、108、 110、112、114、116を有する。 動作において、図1のグローバルマイクロホンシステムは図2に示される手把 持部32を使用して手で保持され且つ録音されるサウンドの付近に配置される。 図3及び4は鳥のような移動対象を録音するためにどのように好ましい実施例 のグローバルマイクロホンシステムが使用されるかを示す。 図3において鳥58はサウンド62を認める。サウンド62はマ イクロホンの線形ピックアップパターン56内にあり且つしたがってマイクロホ ン26で録音される。サウンド62がマイクロホン12−24の線形ピックアッ プパターン内に無いため、サウンド62はこれらの他のマイクロホンによりかな りの程度までは録音されない。鳥がフレーム10のレベルを越えると仮定すると 、マイクロホン28は、該マイクロホン28の半球ピックアップパターンに起因 して、マイクロホン26に加えてサウンド62を録音する。鳥がライン60に沿 って飛ぶように、鳥によりなされる他のサウンドはマイクロホン24、22、2 0、18、16、14、12によりつぎつぎに選択され得る。 好ましい実施例において、フレーム10に取り付けられるマイクロホンの各々 がマルチチャンネルデジタルミキサの単一チャンネルに接続され、このミキサは 順にマルチチャンネルデジタル録音装置のチャンネルに接続される。 図4の劇場70において、図3に関して上記に説明されるように録音されるサ ウンドをプレイバックする際に、マイクロホン12−26に対応して録音するサ ウンドのチャンネルの各々はスピーカ82−96のそれぞれを経由してプレイバ ックされる。図4の例において、マイクロホン28又は30から源を発する録音 サウンドのチャンネルに対応する分離スピーカが無い。これらのチャンネルは図 4のサウンド再生で無視されるか又はマイクロホン12−26から録音される他 のチャンネルと混合される。 図4に関して、図3に示される鳥28の飛行はリスナ72に対して再生される 。スピーカ96の聴覚パターン116内に含められるサウンド118のように、 サウンド62はスピーカ96により示され再生される。マイクロホン26に対応 するマルチチャンネル録音装置の個別のチャンネルに録音されるようにスピーカ 96はマイク ロホン26への入力をリプレする。図4に示されるように、リスナは、図3に示 され且つ図4にライン120によって表される経路60に沿って鳥の飛行に対応 するサウンドを経験する。マイクロホンピックアップパターン42−56の各々 はスピーカ聴覚パターン102−116により再現される。明らかなように、図 3に示され且つ上記されるように成されるサラウンドサウンド録音はリスナ72 に原サウンド源の自然再現を与えて自然サウンド環境をリアルタイムの精度で形 成する。 上記から明らかなように、グローバルマイクロホンシステムが図2に示される 手把持部32を使用して手で保持されることが可能になり、又はカメラに取り付 けられることが可能になるという事実によりマイクロホンシステムの移動の効果 が、例えば、図4に示される劇場でリスナに対してもたらされることが可能にな る。 これはカメラが景色を移動するようにカメラの見地で「移動」するリスナの聴 覚及び前庭効果をもたらす。これはリスナ72に対する現実の効果を高めるのに 役立つ。 本発明の好ましい実施例では、システムの効果はマイクロホン12−26のピ ックアップパターン42−56が各々非常に線形なハイパーカージオイドピック アップパターンであるところで最も強い。これは各マイクロホンと各マルチチャ ンネル録音装置との間の良い分離を与える。 使用のマルチサラウンドサウンドシステムはリスニング環境内で異なるスピー カ配置構成を有する。異なるマイクロホンダイアフラム12−26及び28、3 0間のスイッチ可能なパターンは異なるオーディオシステムを適応させるために 設けられる。任意の数のマイクロホンはオン及びオフに変えられる。例えば、2 つのマイクロホンはステレオ効果を達成するために使用され、4チャンネルに対 して4つが、THX等に対してはそれ以上が使用される。 本発明の他の変形又は修正が可能である。例えば、マイクロホンシステムのフ レームは支柱の星状配置であって所望関係にマイクロホンを維持するようにして もよい。このような修正又は変形の全ては添付されるクレームにより規定される 本発明の球及び範囲内にあると確信される。 また、本発明の範囲は上記構成において任意の数のチャンネルを具備し、マル チトラック録音装置のチャンネルへの取付の対応数を持つ非限定のピックアップ が対応する複数の信号を受信することを可能にする。
【手続補正書】 【提出日】1997年5月8日 【補正内容】 全文補正明細書グローバルサウンドマイクロホンシステム 発明の分野 本発明は概略的にはマイクロホンシステムに関し、より詳細には可搬できるグ ローバルサウンドマイクロホンに関する。発明の背景 サウンドを録音し且つ再生するデジタル又はアナログ装置を使用する多数の既 存の「サラウンドサウンド」システムがある。このシステムの目標はサウンド環 境を再現することである。サウンド環境を再現するために、サラウンドサウンド システムは、一定のサウンドの源がどこで発するかを、全3次元内で、決定する べき人間の脳の能力を意識して設計されなければならない。耳は2つの独立の機 能を有し、一方は聴くこと(聴覚)であり、他方はリスナの又は該リスナ(前庭 )により確認される空間の対象の移動を検出することである。現実のサウンド再 生はリスナに聴覚機能に加えて前庭感を与えなけらばならず、よって、リスナ又 は該リスナにより確認される空間の対象の移動が現実の認識に対して重要である 。脳はサウンド波が左及び右の耳に到達するときラウドネス及びタイミングの小 さな相違を認識することができ、空間のサウンド源に正確に集中しかつ追従する 。 この事実を利用するシステムは従来知られている。例はサウンドを録音する2 つのオーディオチャンネルを使用する立体音システムである。立体音システムは 素晴らしい結果を達成することができるがリスナはサラウンドサウンド効果を経 験するためにはヘッドホン を着けなければならない。もしそうでなければ再生は従来のステレオ、2次元の 録音に等しくなる。 4チャンネルサウンドシステムが考えられきた。このシステムはリスナにより 現実的な局部化を提供するために「二重ステレオ」パターンにおいて4つのオー ディオチャンネルを採用する。この構成は、消費者の使用に対して意図されたが 4チャンネルに対して録音される入手可能な十分な材料がなかったという事実に 起因して、一般的な採用を達成しなかった。特別のマイクロホン、Caldrec Soun dfield、が4つのマイクロホンダイアフラム及び4つのチャンネルを使用するこ とにより4チャンネルに録音するために開発された。ダイアフラムは特別のチャ ンネル上に電気的にズームされ得る。この処理の限界は、マイクロホンダイアフ ラムで受信される信号レベルが均質のままであるために、マイクロホンが静止の ままでなければならないことである;マイクロホンは4つのチャンネルを有する だけである。 マルチチャンネル、サラウンドサウンドオーディオシステムは職業的なオーデ ィオマーケットでは広く受け入れられている。世界中で大きな動画劇場では事実 上標準となっている。その技術は消費者のオーディオマーケットではよりありふ れたものになっている。公共の劇場又は私的なリビングルームは現実的で、自然 なサウンド環境が創造され得る場所となっている。 代表的なサラウンドサウンド環境は幾つかの異なる構成ではルームのまわりに 置かれた5から10のスピーカからなる。映画の劇場では、例えば、プロジェク ションスクリーンの後ろに3つのスピーカ(左センタ、センタ、右センタ)、ル ームの側に2つのスピーカ(左及び右)及びルームの後ろに2つのスピーカ(左 及び右サラウンド)がある。これらのスピーカの各々は自身の特別のチャンネル を割り当てられる。サラウンドサウンド適用に対するライブサウンド源の録音中 に、マイクロホンは、サウンドがサラウンドサウンドシステムのコインシデント モニタースピーカを通じて聞かれるおおよその場所の静止位置に設定される。リ スナ/ビューアーの遠近がサウンドに関して静止になるはずにすぎなければ、こ の技術はうまく働く。結果として、感知され又は実際のリスナの位置は静止のま までなければならず且つサウンドに関して移動することができない。カメラが移 動し又はリスナがジャングル又は市街のような景色を通じて注意を集中し且つサ ラウンドサウンドが景色を伴奏する対象を映す。 マルチチャンネルマイクロホンシステムの例が新案意匠No.G 92 15 532.4 に 見つけられ、これはコンパスの中心点に向けて配置され且つ垂直軸に垂直面に取 り付けられ回転可能である4つのマイクロホンの円形配列を示す。 サウンドトラックの最終のミックスダウン中の録音スタジオで、特別のマルチ チャンネル信号プロセッサを使用することにより、オーディオ技術者が任意の録 音された信号を取り且つシステムにおいて任意の数のチャンネル又はスピーカ間 のその信号を音として移動することが可能になり、よってサウンドがリスニング 環境の一方の部分から他の部分に実際に移動するという錯覚を創造することがで きる。これは面白い効果として現れるけれどプロセッサにより操作された。また 自然のようにであるけれど自然ではない。 かくして「サラウンドサウンド」を再生するように使用され、且つヘッドホン を要求しなく、静止のままである必要がなく、ミキシング処理を使用せずに移動 の対象の正確な特別の聴覚局部化及び移動の効果を創造することが可能になるグ ローバルサウンドマイクロホンが望まれる。発明の要約 本発明の1つの側面の目的は改良型のマイクロホンシステムを提供することで ある。 本発明の1つの側面によれば、複数のマイクロホンを取り付ける可搬フレーム を有するマイクロホンシステムが設けられ、複数のマイクロホンの各マイクロホ ンはダイアフラムを有し、複数のマイクロホンは線形ピックアップパターンのマ イクロホンのセットを具備し、これにより取り付けられるとき、線形ピックアッ プマイクロホンのセットの各1つはフレームから外側に面するダイアフラムを有 し且つマイクロホンのセットのダイアフラムは略楕円パターンを形成する。 便宜的には、複数のマイクロホンを取り付ける手段は線形パターンマイクロフ ォンの略楕円パターン内の位置に略半球ピックアップパターンを有するマイクロ ホンを取り付ける手段を備える。 本発明はマルチチャンネルマイクロホンシステムにマルチチャンネルプレバッ クシステムを使用のために設け、マイクロホンシステムはダイアフラムを有する 複数のマイクロホンを取り付ける手段を有するフレームを具備し、複数のマイク ロホンは線形ピックアップパターンマイクロホンのセットを具備し、線形ピック アップパターンマイクロホンのセットの各1つはフレームから外側に面する、フ レームが可搬であり;マイクロホンのセットのダイアフラムは非円形で、略楕円 のパターンを形成し;線形ピックアップパターンマイクロホンのセットで形成さ れる略楕円のパターン内の位置に略半球ピックアップパターンを有するマイクロ ホンを取り付ける手段を有することを特徴とする。 好ましくは、略半球ピックアップパターンを有するさらなるマイクロホンを取 り付ける手段はマイクロホンの半球ピックアップパタ ーンが線形パターンのマイクロホンの楕円パターンの面に垂直であるように且つ さらなるマイクロホンの略半球ピックアップパターンが下方向に向けられるよう にマイクロホンの方向を維持する。 好ましくは、複数のマイクロホンを取り付ける手段はさらに線形パターンマイ クロホンの略楕円パターン内の位置に略半球ピックアップパターンを有する第2 のマイクロホンを取り付ける第2の手段を備え且つ第2のマイクロホンの半球ピ ックアップパターンが線形パターンマイクロホンの楕円パターンの面に垂直であ りまた下方向に向けられるように略半球ピックアップパターンを有する第2のマ イクロホンを取り付ける第2の手段は第2のマイクロホンの方向を維持するのに 適している。 好ましくは、線形ピックアップパターンのマイクロホンのセットの各マイクロ ホンはハイパーカージオイド又は他の線形ピックアップパターンを有する。 好ましくは、線形パターンマイクロホンの略楕円形状の一端の位置に線形パタ ーンマイクロホンのセットの1つを取り付ける手段が設けられ且つ線形マイクロ ホンのセットを取り付ける手段が楕円形状のまわりに略等間隔な関係にある。 便宜的に、フレームから下方向につるされる手把持部が設けられ、どちらか一 方にフレームがカメラに取り付けられる。 利点として、マルチチャンネルオーディオミキサ、該マルチチャンネルミキサ のチャンネルの1つとマイクロホンのセットの1つを電気的に接続する手段、及 びデジタルマルチチャンネルサウンド録音装置とマルチチャンネルミキサを動作 的に接続する手段が設けられる。 利点として、所定のサウンドプレバック構成にシステムを適合させるようにマ イクロホンのセットのマイクロホンに選択に電気的に 結合させまた分離させる手段が設けられる。 本発明の利点は録音される多数のサウンドを忠実に再生し且つ対象システムが 移動中に録音を可能にする可搬システムが設けられることである。 本発明の実施例の利点は録音されるサウンドが「円形にされる」ことである。 本発明の実施例のさらなる利点はマイクロホンシステムが手で保持されること である。 本発明の実施例の利点はホログラフイ音波の結果を達成するカメラと結合して 使用されることである。図面の簡単な説明 好ましい実施例の詳細な説明は下記図面を参照して以下に行われる: 図1は、概略平面図において、本発明の好ましい実施例に係るグローバルマイ クロホンシステムを説明し; 図2は、概略立面図において、図1のグローバルマイクロホンシステムを説明 し; 図3は、概略平面において、図1のグローバルマイクロホンシステムの動作を 説明し; 図4は、概略平面図において、図1のグローバルマイクロホンシステムでなさ れる録音のリプレを説明する。好ましい実施例の詳細な説明 図1を説明する。概略平面図において、本発明の好ましい実施例に係るグロー バルマイクロホンシステムが説明される。グローバルマイクロホンシステムはフ レーム10を具備する。図1の平面図が 示すように、フレーム10は略楕円形の外側境界線を有し且つ平らになった球の 断面を有する。マイクロホン12、14、16、18、20、22、24、26 がこれらのダイアフラムがフレームから外側に向けられるようにフレーム10に 取り付けられる。マイクロホン12−26は各々ハイパーカージオイドピックア ップパターンを有する。本発明の好ましい実施例において、フレーム10は略フ ットボール形状であり且つマイクロホン12−26はフレームの周辺に取り付け られている。当業者に明らかなように、フレーム形状とマイクロホン12−26 の略楕円配置を与えるマイクロホン配置の任意の組み合わせも適切である。 図1で説明される好ましい実施例のグローバルマイクロホンシステムはフレー ムの上部の中央に取り付けられたマイクロホン28を有する。マイクロホン28 はフレーム10から上方に向けられる半球ピックアップパターンを有する。 図2において、概略立面図において、好ましい実施例のグローバルマイクロホ ンシステムが説明される。図2はマイクロホン28に加えてマイクロホン12、 26、24、22、20の立面方向を説明する。第2の半球ピックアップパター ンマイクロホン30はフレーム10の中央下部に示され取り付けられる。マイク ロホン30の半球ピックアップパターンはフレーム10から下方に向けられる。 フレーム10は該フレーム10の下部で後部の四分円に取り付けられる手把持部 32を有する。 図3において、好ましい実施例のグローバルマイクロホンシステムは概略平面 図において説明される。図3はグローバルマイクロホンシステムの動作を示す。 マイクロホン12−26を有するフレーム10が示される。マイクロホン12と 関連ピックアップパターン42との関係は、マイクロホン14、16、18、2 0、22、2 4、26と関連ピックアップ44、46、48、50、52、54、56のそれ ぞれとの関連と同じように示される。図3はラインに沿って動く鳥58を示す。 図4において、好ましい実施例のグローバルマイクロホンシステムでなされる 録音のリプレの動作は概略平面図で説明される。リスニングチャンバー又は劇場 70はリスナ72を含む。スピーカ82、84、86、88、90、92、94 、96は劇場70の周辺に配置される。スピーカ82、84、86、88、90 、92、94、96の各々は各聴覚パターン102、104、106、108、 110、112、114、116を有する。 動作におて、図1のグローバルマイクロホンシステムは図2に示される手把持 部32を使用して手で保持され且つ録音されるサウンドの付近に配置される。 図3及び4は鳥のような移動対象を録音するためにどのように好ましい実施例 のグローバルマイクロホンシステムが使用されるかを示す。 図3において鳥58はサウンド62を認める。サウンド62はマイクロホンの 線形ピックアップパターン56内にあり且つしたがってマイクロホン26で録音 される。サウンド62がマイクロホン12−24の線形ピックアップパターン内 に無いため、サウンド62はこれらの他のマイクロホンによりかなりの程度まで は録音されない。鳥がフレーム10のレベルを越えると仮定すると、マイクロホ ン28は、該マイクロホン28の半球ピックアップパターンに起因して、マイク ロホン26に加えてサウンド62を録音する。鳥がライン60に沿って飛ぶよう に、鳥によりなされる他のサウンドはマイクロホン24、22、20、18、1 6、14、12によりつぎつぎに選択され得る。 1つのオプションにおいて、フレーム10に取り付けられるマイクロホンの各 々がマルチチャンネルデジタルミキサの単一シングルに接続され、このミキサは 順にマルチチャンネルデジタル録音装置のチャンネルに接続される。 図4の劇場70において、図3に関して上記に説明されるように録音されるサ ウンドをプレイバックする際に、マイクロホン12−26に対応して録音するサ ウンドのチャンネルの各々はスピーカ82−96のそれぞれを経由して個々にプ レイバックされる。図4の例において、マイクロホン28又は30から源を発す る録音サウンドのチャンネルに対応する分離スピーカが無い。これらのチャンネ ルは図4のサウンド再生で無視されるか又はマイクロホン12−26から録音さ れる他のチャンネルと混合される。 図4に関して、図3に示される鳥28の飛行はリスナ72に対して再生される 。スピーカ96の聴覚パターン116内に含められるサウンド118のように、 サウンド62はスピーカ96により示され再生される。マイクロホン26に対応 するマルチチャンネル録音装置の個別のチャンネルに録音されるようにスピーカ 96はマイクロホン26への入力をリプレする。図4に示されるように、リスナ は、図3に示され且つ図4にライン120によって表される経路60に沿って鳥 の飛行に対応するサウンドを経験する。マイクロホンピックアップパターン42 −56の各々はスピーカ聴覚パターン102−116により再現される。明らか なように、図3に示され且つ上記されるように成されるサラウンドサウンド録音 はリスナ72に原サウンド源の自然再現を与えて自然サウンド環境をリアルタイ ムの精度で形成する。 上記から明らかなように、グローバルマイクロホンシステムが図2に示される 手把持部32を使用して手で保持されることが可能に なり、又はカメラに取り付けられることが可能になるという事実によりマイクロ ホンシステムの移動の効果が、例えば、図4に示される劇場でリスナに対しても たらされることが可能になる。 これはカメラが景色を移動するようにカメラの見地で「移動」するリスナの聴 覚及び前庭効果をもたらす。これはリスナ72に対する現実の効果を高めるのに 役立つ。 本発明の好ましい実施例では、システムの効果はマイクロホン12−26のピ ックアップパターン42−56が各々非常に線形なハイパーカージオイドピック アップパターンであるところで最も強い。これは各マイクロホンと各マルチチャ ンネル録音装置との間の良い分離を与える。 使用のマルチサラウンドサウンドシステムはリスニング環境内で異なるスピー カ配置構成を有する。異なるマイクロホンダイアフラム12−26及び28、3 0間のスイッチ可能なパターンは異なるオーディオシステムを適応させるために 設けられる。任意の数のマイクロホンはオン及びオフに変えられる。例えば、2 つのマイクロホンはステレオ効果を達成するために使用され、4チャンネルに対 して4つが、THX等に対してはそれ以上が使用される。 本発明の他の変形又は修正が可能である。例えば、マイクロホンシステムのフ レームは支柱の星状配置であって所望関係にマイクロホンを維持するようにして もよい。このような修正又は変形の全ては添付されるクレームにより規定される 本発明の周囲及び範囲内にあると確信される。 また、本発明の範囲は上記構成において任意の数のチャンネルを具備し、マル チトラック録音装置のチャンネルへの取付の対応数を持つ非限定のピックアップ が対応する複数の信号を受信することを可能にする。 請求の範囲 1.マルチチャンネルプレバックシステムを持つマルチチャンネルマイクロホ ンシステムであって、前記マイクロホンは: 複数のマイクロホン(12、14、16、18、20、22、24、26)を 取り付ける手段を有するフレーム(10)であって、複数のマイクロホンの各マ イクロホンはダイアフラムを有し、複数のマイクロホン(12−26)は線形ピ ックアップパターンマイクロホンのセットを具備し、線形ピックアップパターン マイクロホン(12−26)のセットの各1つはフレーム(10)から外側に面 するダイアフラムを有するものを具備し、前記フレーム(10)は可搬であり; マイクロホン(12−26)のセットのダイアフラムは非円形で略楕円パターン を形成することを特徴とし;線形ピックアップマイクロホン(2−26)の前記 セットにより形成される略楕円パターン内の位置に略半球ピックアップパターン を有するマイクロホン(28、30)を取り付ける手段を具備することを特徴と するマイクロホンシステム。 2.略半球ピックアップパターン(28、30)が線形ピックアップパターン マイクロホン(12−26)のセットにより形成される楕円パターンの面に垂直 であるように且つ略半球ピックアップパターンが上方向に向けられるように略半 球ピックアップパターン(28、30)を有するマイクロホンを取り付ける手段 はマイクロホン(28、30)の方向を維持するのに適することを特徴とする請 求項1のマイクロホン。 3.マイクロホンの半球ピックアップパターンが線形ピックアップパターンマ イクロホン(12−26)のセットにより形成される楕円パターンの面に垂直で あるように且つ略半球ピックアップパタ ーンが下方向に向けられるように、略半球のピックアップパターンを有するマイ クロホン(28、30)を取り付ける手段はマイクロホンの方向を維持するのに 適することを特徴とする請求項1のマイクロホンシステム。 4.複数のマイクロホン(28、30)を取り付ける手段はさらに線形ピック アップパターンマイクロホン(12−26)の前記セットにより形成される略楕 円パターン内の位置に略半球ピックアップパターンを有する第2のマイクロホン (30)を取り付ける第2の手段と:第2のマイクロホンの半球ピックアップパ ターンが前記マイクロホン(12−26)により形成される楕円パターンの面に 垂直になるように且つ下方向に向けられるように略半球ピックアップパターンを 有する第2のマイクロホンを取り付ける第2の手段は第2のマイクロホン(30 )の方向を維持するのに適することを特徴とする請求項2のマイクロホンシステ ム。 5.線形ピックアップパターンマイクロホン(12−26)のセットの各マイ クロホンはハイパーカージオイド又は他の線形ピックアップパターンを有するこ とを特徴とする請求項2のマイクロホンシステム。 6.マイクロホンシステム(12−26)のセットの1つを取り付ける手段は 略楕円形状のフレーム(10)の一端の位置にあり;マイクロホンシステム(1 2−26)のセットを取り付ける手段は前記フレーム(10)の周りに略等間隔 の関係にあることを特徴とする請求項2のマイクロホンシステム。 7.手把持部(32)はフレーム(10)から下方向につるされ且つカメラに 接続されることを特徴とする請求項2のマイクロホンシステム。 8.マルチチャンネルミキサとマイクロホン(12−26、28 、30)のセットの各1つをマルチチャンネルミキサのチャンネルの1つのと電 気的に接続する手段とが設けられることを特徴とする請求項2のマイクロホンシ ステム。 9.マルチチャンネルミキサはオーディオミキサであることを特徴とする請求 項8のマイクロホンシステム。 10.さらにマルチチャンネルサウンド録音装置とマルチチャンネルミキサを マルチチャンネルサウンド録音装置と動作的に接続する手段とを具備することを 特徴とする請求項8に記載のマルチチャンネルサウンド録音装置。 11.フレーム(10)はカメラに取り付けられることを特徴とする請求項2 のマイクロホンシステム。 12.複数のマイクロホンシステム(12−26、28、30)の一つを個々 に選択的に電気的に接続し且つ分離する手段が所定のサウンドプレバック構成用 システムに適合するように設けられることを特徴とする請求項10のサウンド録 音装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複数のマイクロホンを取り付ける手段を具備する可搬フレームを備え、複 数のマイクロホンの各マイクロホンはダイアフラムを有し、複数のマイクロホン は1セットの線形ピックアップパターンマイクロホンを具備し、これにより取り 付けれるとき、線形ピックアップパターンマイクロホンのセットの各一つはフレ ームから外側に面するダイアフラムを有し且つマイクロホンのセットのダイアフ ラムは略楕円形のパターンを形成するマイクロホンシステム。 2.複数のマイクロホンを取り付ける手段はさらに略楕円形のパターン内の位 置に略半球のピックアップパターンを有するマイクロホンを取り付ける手段を具 備する請求項1のマイクロホンシステム。 3.マイクロホンの半球ピックアップパターンが楕円パターンの面に垂直であ り且つ略半球ピックアップパターンが上方向に向けられるように、略半球のピッ クアップパターンを有するマイクロホンを取り付ける手段はマイクロホンの方向 を維持するのに適する請求項2のマイクロホンシステム。 4.マイクロホンの半球ピックアップパターンが楕円パターンの面に垂直であ り且つ略半球ピックアップパターンが下方向に向けられるように、略半球のピッ クアップパターンを有するマイクロホンを取り付ける手段はマイクロホンの方向 を維持するのに適する請求項2のマイクロホンシステム。 5.複数のマイクロホンを取り付ける手段はさらに略楕円パターン内の位置に 略半球のピックアップパターンを有する第2のマイクロホンを取り付ける第2の 手段を備え、且つ第2のマイクロホンの半球ピックアップパターンが楕円パター ンの面に垂直であり且つ略 半球ピックアップパターンが下方向に向けられるように略半球のピックアップパ ターンを有する第2のマイクロホンを取り付ける第2の手段は第2のマイクロホ ンの方向を維持するのに適する請求項3のマイクロホンシステム。 6.線形ピックアップパターンのマイクロホンのセットの各マイクロホンはハ イパーカージオイド又は他の線形ピックアップパターンを有する請求項1のマイ クロホンシステム。 7.略楕円形状の一端の位置にマイクロホンのセットの一つを取り付ける手段 と略等間隔の関係でマイクロホンのセットを取り付ける手段とをさらに備える請 求項1のマイクロホンシステム。 8.フレームから下方向につるされ、カメラに結合され得る手把持部をさらに 具備する請求項1のマイクロホンシステム。 9.マルチチャンネルミキサと該マルチチャンネルミキサのチャンネルの1つ とマイクロホンシステムのセットの各1つを電気的に接続する手段とをさらに備 える請求項1のマイクロホンシステム。 10.マルチチャンネルミキサはオーディオミキサである請求項9のマイクロ ホンシステム。 11.マルチチャンネルサウンド録音装置と該マルチチャンネル録音装置とマ ルチチャンネルミキサを動作的に接続する手段とをさらに備える請求項9のマイ クロホンシステム。 12.フレームがカメラに取り付けられる請求項1のマイクロホンシステム。 13.所定のサウンドのプレバック構成にシステムを適合させるように複数の マイクロホンのうちのマイクロホンを選択的に電気的に接続したり分離したりす る手段をさらに備える請求項9のマイクロホン。
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