JPH10507330A - 電話呼出しビジネス情報を交換するために複数のコンピュータをインターフェース接続する方法及び装置 - Google Patents
電話呼出しビジネス情報を交換するために複数のコンピュータをインターフェース接続する方法及び装置Info
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Abstract
(57)【要約】
一方のコンピュータが複数の電話エージェントをサービスするコンピュータ化された構内交換機(CBX)に接続されておりかつ他方のコンピュータがCBXに関する電話コール統計量を含んでいるという2つのコンピュータ間で電話コール情報を交換するための装置および方法が提案される。それぞれが、1つの電話エージェントを電話コールからのセールス値のようなビジネス値日付に関連付ける情報を含んでいるビジネス値レコードが第1のコンピュータにおいて生成されかつデータベースに記憶するために第2のコンピュータに伝送される。同様に、それぞれが、1つの電話エージェントを特定の電話コールの特性を指示するアカウントコードに関連付ける情報を含んでいるアカウントコードレコードが第1のコンピュータにおいて生成されかつ第2のコンピュータに伝送される。それぞれが、特定の電話コールセグメントに関連付けられた情報を含んでいるコールセグメントレコードも第1のコンピュータにおいて生成されかつ第2のコンピュータにおいて伝送される。第2のコンピュータは、伝送されたビジネス値、アカウントコードおよびコールセグメントレコードを受信し、これらをデータベースに記憶し、かつビジネス値、アカウントコードを固定の時間間隔および1つの又は複数の組織的階層に従って複数のレコードに亘って累積する。累積された値から使用可能なレポートを作成するためのレポートジェネレータが設けられている。
Description
【発明の詳細な説明】
電話呼出しビジネス情報を交換するために複数のコンピュータをインターフェ
ース接続する方法及び装置
本発明は内容的には、米国特許出願第08/318317号明細書に記載の“P
BX DATA RETRIEVAL AND REPORTING SYSTEM AND METHOD”にも関係する。
発明の背景
1.発明の属する分野
本発明は、基本的には電話構内交換設備に関しており、詳細には1つ又は複数
のPBXからの情報をそれぞれ受信できる2つのコンピュータの間での電話呼出
しに関する“ビジネス”情報交換のための装置及び方法に関する。
2.関係する情報
構内交換設備(PBX)とは、多数の内線電話を必要する事業所において使用
される、外線から内線への電話呼出しのルーティングのための交換設備である。
単一形PBXは公衆電話網の交換局に接続され、多重形のPBXは多数の電話回
線を一括して取り扱うために結び付けられている。
技術的に改善されて、PBXは、自動的に、電話コールを使用可能なエージェ
ントにルーチングし、かつ各コールの持続時間のようなコール情報をモニタする
ためにコンピュータ化色およびデータ記憶ファシリティーを使用して一層複雑に
なっている。そのようなPBXは、交換容量の低い設備と区別するために、いわ
ゆるコンピュータ化構内交換設備(CBX)とも称される。例えばこのCBXは
数十または数百の航空機予約エージェントを使用している航空機予約システムな
どで使用される。この場合CBXは、フリーダイヤルに対して行われた着信コー
ルを対応可能なエージェントへルーティングする。エージェントは着信コールに
サービスしようとする電話機からのログオンIDの入力によってCBXへログオ
ンできる。
例えば従来のCBXの例では、モデル30と80を含んだ“ROLM 9751 family
of CBXs”が挙げられる。このCBXでは、過去の各発呼(コールと簡単に表す
こともある)のルーティング(電話回線)、各発呼の持続時間、発呼に対する応
答前の所要時間の長さなどに関する情報が自動的に記憶可能である。これらの情
報(これらは所定の時間周期にわたって、例えば毎15分単位で、CBX内部に
記憶され累積されている)は、予めフォーマットされたデータレポートを使用す
る管理者によって検索と監視が可能である。予めフォーマットされたデータレポ
ートに基づけば、管理者は着呼負荷における変化にために要員変更を行うことが
できる。
図1aは、従来式の発呼者レコードとビジネスデー
タベースと電話呼出し情報の組合せ構成を示した図である。図1aでは第1のエ
ージェント06が、例えば航空機の予約又はカタログオーダ等の着呼を扱うため
に第1の電話04と第1のコンピュータ端末08を操作する。第1の電話04は
第1のCBX02に接続される。この第1のCBX02は、例えばIBM等の各
種メインフレームモデルのコンピュータ01に接続される。第1の端末08もメ
インフレームコンピュータ1にレコードディスプレイ発生器12とデータエント
リプログラム13を介して接続される。同じような接続は、第2のエージェント
07に対して、第2の電話05と第2のCBX03と第2のコンピュータ端末0
9との間で形成される。CBX02は例えばCBXによって保持されているエー
ジェント毎の費やされた会話平均時間等の所定の統計情報を収集して表示するた
めに選択的にPC15に接続される。CBX03も自身のPC16に同じような
目的で接続される。
動作中において着呼は、CBX02によって電話04にルート形成される。電
話コールが着信したとき、呼出し経過として、種々の「コールイベント」メッセ
ージが自動的にCBX02によってコンピュータ01へ伝送される。コールイベ
ントには例えば発呼者の電話番号や応答者等の特有の情報が含まれている。コー
ルイベント(新しい呼出し、呼出し転送、呼出し継続等)はメインフレームコン
ピュータ01のイベントハ
ンドラ17に供給される。このイベントハンドラ17はイベントをイベントログ
18にログし、新たなコールイベントを発呼者ルックアップ機能部10へ配信す
る。この発呼者ルックアップ機能部10は、発呼者データベース11を発呼者に
関する対応情報(例えばこの発呼者のアカウント情報、最新トランザクション、
メディカルレコード等)について検索する。発呼者データベース11からの検索
によって発呼者ルックアップ機能部10は、発呼者情報をレコードディスプレイ
発生器12へ伝送する。このレコードディスプレイ発生器12はディスプレイ情
報を形成し、それを端末08に伝送してエージェント6によって見られるように
する。それによりエージェントは、端末8を介して表示される発呼者に関する周
知の特有情報を踏まえて発呼者と電話04で通話可能である。発呼者がカタログ
オーダのプレーシングやエージェントからの他のサービスを要求した場合には、
エージェント06はデータエントリプログラム13を介して端末08上のそのよ
うな情報を入力することができる。発呼者から供給された新たな情報(クレジッ
トカード情報の伴うカタログオーダ等)は、ビジネスデータベース14内へ記憶
される。発呼者データベース11が発呼者に関する何らかの従来情報(発呼者住
所、社会的なセキュリティーナンバ等)を含んでいない場合には、発呼者から供
給された情報に基づいて新たな情報が発呼者データベ
ース11に記憶される。図1a中の右側に示されている構成要素も別のエージェ
ント07によって左側に示されている構成要素と同じように動作する。
図1aに示されている従来の構成では、セールスやビジネスデータベース14
内に記憶されている他のビジネス情報と、各エージェント毎又はエージェントグ
ループ毎の業務統計とを相関付けることが困難である。例えば1つのエージェン
トグループによってある電話での平均通話時間量とこのグループによって行われ
たビジネス量との相関付けも困難である。なぜならメインフレームのコールイベ
ント情報には、そのようなグループに関する情報が含まれていないからである。
CBX02及び03内に保持されたその他の多数の統計データをメインフレーム
コンピュータ01に保持されているビジネス情報又は他の組織情報と相関付けす
るための機構は存在していない。
例えば1つのエージェントグループに属する特定のカタログ部門によってなさ
れた平均セールス量や、あるいは特定の期間における特定のエージェント毎の成
約した保険証券の平均数を自動的に識別することは望ましい。たとえ各CBX内
へ記憶されている確かな統計データ(例えばエージェント毎の通話毎の平均通話
時間等)が各CBXからメインフレームコンピュータ01へ直接伝送されていた
としても、エージェント毎の多重ログオン識別子、CBX間を移動する複数のエ
ージェント、異なる組織階層に属する複数のエージェント、複数のエージェント
グループに亘る統計データの保持等に関して問題が残される。さらにメインフレ
ームコンピュータ01は、付加的なデータ収集や記憶タスクによって動きがとれ
なくなり、該コンピュータにて実行中のその他のアプリケーション速度が遅くな
る。パーソナルコンピュータ15と16には既に局部的に所定量のCBX統計情
報が供給され、そのような機能をメインフレームコンピュータ1において反復す
ることは浪費と場合によって重複につながる。従って図1aに示されている装置
構成では所期の情報の簡単な相関付けは不可能である。
すなわち、収集された情報を相互参照するレポートを作成するために、1つ又
は複数のCBXによって累積された電話起呼統計データと、1つのコンピュータ
上に通常記憶される「ビジネス」関連情報とを結合させることは満足されない要
求だった。例えば特定のセールスエージェント毎の平均通話量と、エージェント
による販売成約量とを相関付けることは望ましいが、これらの2つのタイプの情
報は通例は別個のコンピュータに保持されかつ実質的に異なって編成されるので
、このようなことはこれまでにおいては困難であった。
発明の概要
上述の要求を満足するために、本発明は、1つ又は
複数のCBXに接続されている第1コンピュータを同じ1つ又は複数のCBXに
接続することもできる第2のコンピュータにインタフェース接続するための装置
および方法を提供するものである。ただしこの場合第1コンピュータは特定のエ
ージェントトランザクションに関連する「ビジネス値」情報を記憶し、かつ第2
のコンピュータは自動的に、1つ又は複数のCBXから通話統計データもしくは
統計量を収集しかつそこから効果的なレポートを作成する。本発明の種々の実施
例によれば、「ビジネス値」情報の種々の一定量(piece)がリンクを介して第
1のコンピュータから第2のコンピュータに伝送され、ここでデータは累積され
かつCBXから収集された関連情報と一緒に記憶される。その後、ユーザカスタ
マイズドデータレポートを作成することができ、これにより組み合わされたデー
タは相関付けられるようになる。
図面の簡単な説明
本発明の種々様々な対象、特徴および得られる利点は、添付図面に関連して考
察されて、本発明の以下の詳細な説明を参照して同じことが一層よく理解される
ことになるとき一層完全に明らかになることであろう。図面中、
図1(a)は、従来の構成の概略図であり、該構成ではメインフレームコンピュ
ータが1つ又は複数のCBXとインタフェース接続されており、
図1(b)は、従来のCBXの構成の概略図であり、
図2は、本発明の種々の原理を使用した構成要素をブロック線図の形において示
す図であり、
図3は、本発明の実施例による、2つのCBXおよび1つのメインコンピュータ
間でデータベースをどのように編成することができるかを示す概略図であり、
図4は、本発明の実施例による、種々のCBXからデータベーススキーマ情報を
どのように収集するすることができるかを示すフローチャートであり、
図5は、本発明の実施例による、複数のCBXから通話データをどのように収集
するすることができるかを示すフローチャートであり、
図6は、本発明の実施例による、ユーザが収集スケジュールをエントリできるよ
うにするための1つの可能なスクリーンレイアウトを示す略図であり、
図7は、本発明の実施例による、図2のデータ収集装置215を具体化する1つ
の可能な手法を示す略図であり、
図8は、本発明の実施例による、通話統計量を各CBXにおいて認識されるグル
ープ分けを超えた階層的手法で累積する1例を示す略図であり、
図9は、本発明の実施例による、組織編成を創成しかつ修正するために使用する
ことができるコンピュータスクリーンの1例を示す略図であり、
図10は、本発明の実施例による、従業員情報をエン
トリするために使用することができるコンピュータスクリーンの1例を示す略図
であり、
図11は、本発明の実施例による、組織および時間ベース統計量をデータベース
1104におけるデータレコードにどのように累積することができるかの1例を
示す略図であり、
図12は、本発明の実施例による、種々のレポート作成特性の1つの具体化例を
示す略図であり、
図13は、本発明の種々の原理に従って作成されるレポートの1例を示す略図で
あり、
図14は、本発明の実施例による、ユーザが特定のレポートに対して列のレイア
ウトを編集することができるようにするためのスクリーンレイアウトの1例を示
す略図であり、
図15は、本発明の実施例による、ユーザがレポートの1つの列に対してデータ
形式およびエレメントを特定することができるようにするためのスクリーンレイ
アウトの1例を示す略図であり、
図16は、本発明の実施例による、ユーザがレポートにおける表示に対して組織
メンバーを選択することができるようにするためのスクリーンレイアウトの1例
を示す略図であり、
図17は、本発明の実施例による、レポートの各行に対する時間間隔を含んでい
る、レポートにおけるデータ詳細を特定するためのスクリーンレイアウトの1例
を示す略図であり、
図18は、本発明の実施例による、レポートにおけるデータ判断基準を特定する
ためのスクリーンレイアウトの1例を示す略図であり、
図19は、第1のコンピュータを第2のコンピュータにインタフェース接続する
ための本発明の原理をどのように具体化することができるかを示す略図であり、
ここでは第1のコンピュータおよび第2のコンピュータは別個に1つ又は複数の
CBXにインタフェース接続されており、
図20は、コールセグメント情報を図19のコンピュータ1901からコンピュ
ータ1927に伝送するための1つの可能なレコードフォーマットを示す略図で
あり、
図21は、ビジネス値情報を図19のコンピュータ1901からコンピュータ1
927に伝送するための1つの可能なレコードフォーマットを示す略図であり、
図22は、課金コード情報を図19のコンピュータ1901からコンピュータ1
927に伝送するための1つの可能なレコードフォーマットを示す略図である。
詳細な説明
本発明は、図19において簡単化された形において1例が示されている、イン
タフェース接続方法および装置を提供するものである。しかし、本発明の範囲を
完全に明確にするために、データを種々のCBXから
どのように収集し、有効な方法で累積し、かつそこからレポートをどのように作
成するかについて一層詳細に説明することが必要である。この観点において、以
下の段落I(および図1(b)ないし18)ではこのような詳細が説明される。
I.CBXからのデータ収集およびレポート作成
図1bは、従来のCBX構成を簡単に示す。このCBXは例えばROLM97
51ファミリーの装置を有することができる。CBX101は複数の入力ライン
L1〜L4を受信し、これに接続された複数の電話P1〜P6を交換サービスす
るための手段を有する。電話P1〜P6は自動コール分散の目的のため2つの群
G1とG2に分けられている。図1には単に少数の電話線しか説明のために示さ
れていないが、これら電話線の数十倍を1つのCBXで取り扱うのが適当である
。CBX101は第1のCPU102を有する。このCPUは、入り線からのコ
ールを受信し、各コールを適切な電話線にルーティングするためのスイッチング
・ハードウェア103を制御するためのものである。このことは公知の基準、例
えばグループ内の最初の有用線を選択するようにして行われる。
第1のCPU102は第2のCPU104と接続されておりこれと情報交換す
る。これは、コール情報、例えば各コールの開始時間と終了時間を転送するため
である。CPU104は、コール・バイ・コールベー
スに基づいてこのようなコール情報を収集し、若干の情報を記憶し(所定機関で
のすべてのコールに対する通話時間)、これを後で再生するためにディスク10
5に保存する。CBX101はまた複数のPC107および108とシリアルポ
ート106を介して接続されている。少なくとも1つのPCはプリンタ109と
、PCに表示された種々のリポートをプリント出力するために接続されている。
付加的にプリンタは直接、シリアルポート、例えば要素106に接続することが
できる。
CPU102とCPU104は両方とも適切なマイクロプロセッサと適切なオ
ペレーティングシステムを有することができる。実施例ではIntel社のマイ
クロプロセッサファミリー80486が使用され、SCO UNIXがオペレーティングシス
テムとして使用される。
動作中、管理者は各PC107と108を操作し、CPU104により収集さ
れたコール情報、例えば単位時間当たりのコールの総数、電話群あたりのコール
総数等を監視する。管理者はコマンドを各PCから入力し、このコマンドはシリ
アルポート106からCPU104に転送され、第2のCPU104のコンピュ
ータプログラム(図示せず)はコール情報をそのメモリおよび/又はディスク1
05から再生し、所定のフォーマットデータを、要求しているPCに表示のため
に転送する。データは数日間、ディスク105に保存
され、典型的には「ローリング」タイムベースで自動的に削除される。
操作の概観
図2には、本発明の種々の原理を使用している1実施形態が示されている。第
1図のCBX201aおよび第2のCBX201bは図1のCBX101に相応
するものである。しかし、ソフトウェアモジュール210aおよび210bが付
加されている点で相異しており、これらモジュールは、以下に一層詳細に説明す
るように収集コンピュータ214から生成されるコマンドを保存するためのデー
タサーバとして動作する。各CBXは収集コンピュータ214(これは例えば、
IBMRS/6000RISCプロセッサから構成することができる)にそれぞ
れシリアルラインS1およびS2を介して接続されている。第1のCBX201
aはシリアルポート206aを介して収集コンピュータ214に直接接続されて
おり、一方第2のCBX201bはモデム211および212を介しておよび最
終的にはシリアルポート206bを通って接続されており、その際第2のCBX
201bは第1のCBX201aから別の物理的な場所に配設することができる
。種々の実施例において、CBXと収集コンピュータ214との間の直接接続の
ために、19.2Kbaudのデータ伝送レートを使用することができ、一方モ
デム接続に対して、9600baudのレートを使用
することができる。図2には2つのCBX(例えば201aおよび206b)し
か示されていないが、2より多くのCBXを直接か又はモデムを介して収集コン
ピュータ214に接続することができることは明かである。さらに、CBXは収
集コンピュータ214に、ラインドライバ、ローカルデータライン、データ通信
インタフェース(data communication interface=DCI)、ローカルエリアネ
ットワーク、ワイドエリアネットワーク又は類似のものを有する仮想のいずれか
の通信模式を介して接続することができる。
図1に示されているPC107および108のようなPCも、図2のCBXの
第1の201aおよび第2の206bに接続することができる。
収集コンピュータ214は、種々の実施例において、データ収集装置215、
ユーザインタフェース216、レポート発ジェネレータ217およびデータベー
ス218を有している。ユーザ端末Tはユーザがこの装置を制御することができ
るようにするためにユーザインタフェース216に接続されている。データサー
バ210aおよび210b(CBX201aおよび206b内に図示されている
)はデータ収集装置215と以下に説明する方法で対話する。
データ収集装置215は、ユーザ定義スケジュールに従って周期的なベースに
基づいて1つ又は複数のCBXから統計および構成情報を収集する。ユーザが一
旦収集スケジュールをセットアップすると、別のユーザ介入は要求されない。要
するに、データ収集装置215は、各CBXに対して「ログ・イン」しかつ特定
の時間間隔の間統計量を収集する。各データサーバ210はデータ収集装置21
5によって要求された情報をそのデータベース(ディスク205上に記憶されて
いる)から抽出しかつそれを、公知のZmodemプロトコルのような通信パッ
ケージを使用してデータ収集装置215に伝送する。種々の実施例において、各
CPU204aおよび204bは、データ収集装置215がオペレーティングシ
ステムに「ログ・イン」することができるようにするUNIXユーザ名およびパ
スワードを含んでいるように構成されている。
各CBXからのデータ収集を実施するために、データ収集装置215は各CP
Uに種々のコマンドを送信しかつそこから応答を受信することができる。種々の
実施例において、次の操作のためのコマンドを次のように設定することができる
:
スキーマコマンド:特定のCBXに対するデータベーススキーマに関する情報を
要求する
システム情報コマンド:CBXシステム構成に関する情報を要求する
オープンデータコマンド:CBXがアクセスのために特定のデータベースを開く
ことを要求する
宛先ファイルコマンド:受信したデータを記憶すべき
であるファイ名のCBXを通報する
オールドデートコマンド:CBXに記憶されている統計量データベースにおける
いずれかのテーブルにおける最も古いエントリの日付/時間を要求する
セレクトコマンド:特定の選択判断基準を満足する特定のデータベーステーブル
からデータを要求する
ログオン/ログオフコマンド:CBXデータサーバに対するログオン又はログオ
フのためにデータ収集装置215によって使用される
上記コマンドの働きは、データ収集装置215と各データサーバ210との間
のデータ収集の働きとの関連において説明する。本発明の原理は、特別に上述し
たものとは異なったコマンド又はメッセージを使用して交換を実施することがで
きることは明かである。
Zmodem(それ自体のエラーチェックプロシージャを組み込んでいる)を
介してデータベースデータを伝送する目的以外は、データ収集装置215と各C
BXとの間のコマンド応答交換はリンクを介してチェックサム又は別のエラー検
出メカニズムを利用することを要求しないが、それに代わって、各キャラクタが
送信されたときにそれを検査するために各データサーバ210からの全2重エコ
ーを利用することによってエラーを検出することができる。データ収集装置21
5が1つのキャラクタが駄目になっていることを検出するとき、データ収集装置
は当該ラインをキャンセル
するために特定のデータサーバにコントロールUキャラクタを送信し、かつそれ
からこのコマンドを再送信する。データ収集装置215はいずれか単一のCBX
に対して同時に1つ以上の未決のコマンドを送信することはできない。
各ディスク205aおよび205b上に記憶されている統計量の呼び出しは、
INFORMIXTMのような関連のデータベースに記憶することができ、かつ収
集コンピュータ214におけるデータベース218は、関連のデータベース、有
利には、コンパチビリティの理由から各CBXにおけるものと同じ型のデータベ
ースを有するようにすることもできる。作動中、各CBXはそのCBXによって
サービスされる電話線に対する通話情報を収集しかつ記憶する。ユーザ定義スケ
ジュールに従って、データ収集装置215は、各CBXデータサーバ210から
記憶されたデータの間隔を収集しかつ収集されたデータを収集コンピュータ21
4におけるデータベース218に組み込み、データベース218に記憶されてい
る付加的な情報に基づいてレポートを作成するために使用できるようにしておく
。データサーバ210aおよび210bは、コンピュータ216から到来するデ
ータベースコマンドを受信しかつこれらをその都度それ自体のデータベースに送
り、これらを各ディスク205aおよび205b上に記憶することができる。デ
ータベース結果が各ディ
スク205aおよび205b上に配置されている統計量データベースから戻され
るとき、データサーバ210aおよび210bは、結果をZmodemのような
通信パッケージを介して収集コンピュータ216に送り返す。
データベース構成(コンフィギュレーション)
次に各CBX201aおよび201bおよび収集コンピュータ214において
記憶されている種々のデータベースを図3を参照して説明する。図3において、
データベース301は、図2のCBX201a内に累積された電話データを記憶
し、一方データベース306は、図2のCBX201b内に累積された電話デー
タを記憶する。各データベース301および306はそれぞれ、CBX201a
および201bのディスク205aおよび205bに記憶することができる。種
々の実施例において、各CBXデータベースは、多重デーブルから成っていてよ
い構成データベースおよび統計量データベースを含んでいる。例えば、データベ
ース301は、構成データベース305および統計量データベース302,30
3,および304を含んでいる。各統計量データベースは、複数のレコードを有
しており、各レコードは、所定の時間間隔(例えば図3では15minとして図
示されている)を介して収集された通話情報を含んでいる。テーブルは必要に応
じて種々の方法で構成することができ、かつ勿論、或
るアプリケーションにおいては唯一のテーブルにすべての情報を記憶するように
しても構わない。
相応に、データベース306(CBX201bにおける)はそれ自体の構成デ
ータベース310および統計量テーブル307,308,および309を有して
いる。これら統計学テーブルのそれぞれは、15minのような所定の時間間隔
にわたって収集された通話情報を含んでいる複数のレコードを有している。いず
れか1つのCBXにおけるテーブルのすべては、INFORMIXTMのような同
じ関連データベースに記憶することができる。
一般的にいえば、各構成データベースは、グループ名、エージェント名および
識別子、エージェントの、グループに対する割り当て、各グループに対して使用
されるキューイング方法および類似のものに関する情報を含んでいてよい。この
情報は一般に、CBX内のスイッチングハードウェアをエージェント、トランク
群、エージェントグループ毎のサービスレベルおよび類似のものに関連付ける。
各統計量テーブルは、テーブルが存在しているCBXに対する通話情報に関す
る情報を格納している。データベース301に関して、統計量テーブル302は
、電話線の各グループに対する情報を累積するレコードを含んでいることができ
る。従って、テーブル302における各レコードは次のような情報を含んでいる
ことができる:
−電話線の1つの特定の群又は複数のグループに対する15分時間間隔毎の電話
コールの合計数
−電話線の1つの特定のグループ又は複数のグループに対する放棄された電話コ
ールの合計数
第2の統計量テーブル303は、次のような、CBXに接続されている各エー
ジェントに対する情報を累積するレコードを含んでいることができる:
−15分時間間隔毎のエージェント毎の通話の合計時間量
−15分時間間隔毎のオフネットワーク通話合計時間
さらに第3の統計量テーブル304は、次のような、各トランク群に対する情
報を累積するレコードを含んでいることができる:
−15分時間間隔毎にトランク線に到来するコールの合計
−15分時間間隔毎のトランク線で応答されないコールの合計
類似のテーブルがデータベース306に設けられているが、それは第2のCB
X210bに関するものである。
データベース301および306における統計量テーブルは、それぞれ、デー
タが各CBXにおいて累積されるように、CPU204aおよび204bによっ
て規則的な時間間隔において更新される。所定の時間
間隔(14日又は42日のような)後、最も古い日付のものが、CBXにおける
記憶スペースを確保するために、「ローリング」ベースに基づいて自動的に削除
されるようにすることができる。
本発明のデータ収集原理に従って、データベース301および302からの選
択された情報を検索しかつ図2に示されている収集コンピュータ214に存在す
るデータベース311に伝送することができる(従って図3のデータベース31
1は図2のデータベース218のサブセットである)。図3に示されているよう
に、データベース301からの統計量テーブル304の部分が(すなわち、CB
X201aから)、一連のスケジュール化されたデータ収集トランザクションの
後にデータベース312(データベース311の部分)におけるテーブル315
に検索されている。すなわち、データベース301においてデータが累積されて
いくに従って、累積されたデータの部分を、同じフィールドを有しているデータ
ベース312の統計量テーブルに自動的かつ選択的にコピーすることができるが
、或数のレコードは、累積されたデータに対する種々異なった時間長に相応して
、種々異なっている可能性がある。
データベース311に選択的に検索されたデータは、所望の方法でレポート作
成するために最適に構成されていないかもしれない。従って、データベース31
1は付加的な統計量テーブル316,317および318を含んでおり、これら
テーブルは、テーブル315のレコードに含まれている時間間隔より長い時間間
隔にわたって累積されたレコードを有している。例えば、テーブル316は、テ
ーブル315に含まれている情報を使用して「シフト」(8時間シフトのような
)に基づいて情報を累積する。すなわち、各データ収集セッションの後、テーブ
ル315からの複数のレコードにおける情報は累積されかつテーブル316にお
けるレコードとして記憶される。相応に、丸一日を通して累積されたデータをテ
ーブル317におけるレコードに記憶し、かつ丸一週間にわたり累積されたデー
タをテーブル318におけるレコードに記憶することができる。このようにして
、データはただちに、データベース311における種々異なった時間間隔にわた
りかつ各CBXにおいて記憶しておくことができるより概して長い期間の間使用
可能である。
相応に、データベース306からの2つの統計量テーブルからのデータは、図
3の下部において図示されているように選択的かつ自動的にデータベース313
(データベース311の部分)にコピーされる。テーブル309からのデータは
テーブル321にコピーされ、かつテーブル308からのデータは、テーブル3
20にコピーされる。さらに、テーブル321からのデータはテーブル322,
323および324におい
て累積されており(週間、月間および年間)、一方テーブル320からのデータ
はテーブル325および326において累積されており(日間および年間の累積
)。従って、データベース313における各統計量テーブルに対して、1つ又は
それ以上の付加的なデータベーステーブルをデータベース313に設けることが
でき、それらは種々の時間間隔にわたって種々のフィールドおよびレコードを累
積する。テーブル325において図示されているように、各レコードは複数のフ
ィールド(aないしe)を含んでいることができ、各フィールドは特定の統計量
(例えばグループ毎のコール総数、エージェント毎の待ちに費やした平均時間、
等)に基づいた情報を保存する。図3はCBX201a(データベース312)
およびCBX201bからのデータ間の種々の累積パターンを示しているが、種
々の実施例において、統一性を計りかつレポート作成を容易にするために各CB
Xに対する同一の累積パターン(すなわち、各CBXに対するキープシフト、日
間、週間、月間および年間累積テーブル)を使用する方が一層適している可能性
がある。従って、データベース312および313間のテーブル構成の際は1つ
の一例として示されているに過ぎない。
構成データベース305および310もデータベース311(それぞれデータ
ベース314および319として)にコピーされるが、これらデータベースは一
般に、時々(例えば一日1回又はそれ以下)コピーされる必要があるだけである
。その理由は、構成情報はしばしばは変化しないからである。
さらに、別個の構成データベース327がデータベース311に記憶される。
その理由は後で明らかにする。とりわけ、この別個の構成データベースは、情報
を階層的な手法で累積するために使用される組織的階層を識別する情報を含んで
いる。この構成データベースは別個に記憶されているように示されているが、こ
の種の構成情報すべてを、必要とされる情報を分離するために適当なレコード識
別子を用いて同じ物理的なデータベースに記憶することは勿論、本発明の範囲内
にある。
スキーマおよびスキーマ互換性
各CBXは、場合によってはそれぞれ異なるデータベーススキーマを有してい
る可能性があり、そのスキーマに従ってデータが格納されている(一般的にいえ
ば、1つのスキーマはフィールドの定義、各レコードに格納されているデータの
形式、ならびにデータベースのテーブルへ入れられるレコードの編成である)。
本発明は、場合によってはそれぞれ異なるデータベーススキーマをもつ種々の
CBXからのデータ収集に係わるものであり、次に、そのことについて詳細に説
明する。あるCBXにおける特定のデータベーステーブルに対し1セットのフィ
ールドがいったん定義され
てしまえば、そのデータベーステーブルに加えられるいかなる新しいフィールド
も、レコード終端に加えられることになる。このことによってデータ収集装置2
15は、それら余分なフィールドがデータ収集装置データベースにおいてサポー
トされていなければ、それらのフィールドを無視できるようになる。
図4には、データ収集装置215の動作に関するフローチャートが示されてい
る。その際、このフローチャートは、各CBX(例えば201aおよび201b
)に保持されているデータベース301,306と収集コンピュータ214に格
納されているデータベース311の間のスキーマ互換性を識別することに関して
示されている。データ収集装置215が最初に各CBXに対し”ログ・オン”を
するとき、CBXに格納されているデータベーステーブルに関する情報を得るた
めにスキーマコマンドを発行する(ステップ401)。コマンドの与えられたC
BXは、以下で述べるようなスキーマ情報(ステップ402)を送り戻す。
スキーマコマンドによってデータベースネームとテーブルネームを指定するこ
とができる。スキーマコマンドは、データベーステーブルに関する情報を検索す
るため、指定したデータベースをオープンする。コマンドの実行が成功すると、
有利には各CBXは(データサーバ210a,210b経由で)、以下のスキー
マ情報を戻すことになる:
1.データベース、テーブルネーム
2.フィールドのバージョン、ナンバー
3.フィールドネーム1、フィールドネーム2、...、フィールドネームn
4.フィールドタイプ1、フィールドタイプ2、...、フィールドタイプn
5.フィールド長1、フィールド長2,...フィールド長n
上述のフィールドは以下のよう定義される:
データベース:データベースネーム(例えばコンフィギュレーション又は統計
量)
テーブルネーム:指定されたデータベースにおいてリクエストされるテーブル
ネーム
バージョン:データベーススキーマのバージョンナンバー
このバージョンナンバーは、1つの特定のデータバース内のすべてのテーブル
に対し同じものである。データベーススキーマが変化すれば、バージョンナンバ
ーも同様に変化する。
フィールドナンバー:データベーステーブル内のフィールドナンバー(つまり
欄のナンバー)。
フィールドネーム:指定されたデータベーステーブル内のフィールドネーム、
これはテーブルに格納された順序で
リストされている。
フィールドタイプ:先行の行にリストアップされた各フィールドのデータタイ
プ、これは公表されたデータベース仕様に対応するものがよい。
フィールド長:各フィールドのバイト長
ここで再び図4を参照すると、ステップ403においてデータ収集装置215
は、データベース311と、スキーマコマンドが与えられたCBXにおけるデー
タベースとの間の正確なスキーマ整合があるかについての判定を下す。この場合
、最初に、CBXデータベースとデータベース311におけるバージョンナンバ
ーの比較に基づき判定がくだされ、次に、CBXから受信したスキーマ定義とデ
ータベース311に格納されているスキーマ定義とが比較される(つまりテーブ
ルごと、フィールドごとの比較)。各スキーマが正確に一致しているならばデー
タ収集装置215は今後は、特定のCBXから受信したデータの正確なコピーを
データベース311に格納する(ステップ404)。各スキーマが正確に整合し
ていなければデータ収集装置215は、リクエストしたCBXデータベースのス
キーマ(CBXスキーマ)がデータベース311のスキーマよりも多くのフィー
ルドを有しているかの判定を下す。特定のCBXスキーマがデータベース311
のスキーマよりも多くのフィールドを有していれば、
データ収集装置215は今後は、CBXから受信した各レコードの終端における
余分なフィールドを無視することになるが、その際、切り捨てられたレコードを
データベース311へ付加すべきであることを表すフラグをセットし(ステップ
406)、無視されたデータに応じて警告メッセージをレコードする。
各スキーマが正確に整合しておらず、かつCBXスキーマがデータベース31
1よりも多くのフィールドを有していなければ、ステップ408において、CB
Xスキーマがデータベース311よりも僅かなフィールドしか有していないと規
定する。このような状況ではデータ収集装置215は今後は、CBXからの”欠
けた”フィールドをデータベース311においてヌルにセットし、データベース
311中のヌルにされたフィールドに応じて警告メッセージをレコードすること
になる(ステップ410)。
データ収集装置215は、各CBXからのシステム情報に対するリクエストを
発行することもできる。このリクエストに応じて、選択されたCBXは種々の変
形実施形態において以下の情報を送り戻す。
−現在日時
−統計量データベーススキーマのバージョンナンバー
−構成データベーススキーマのバージョンナンバー
−データサーバ・コンピュータプログラムのバージョンナンバー
上述の動作によってデータ収集装置215は、様々なCBXにわたる種々異な
るデータベースバージョンで動作できるようになる。この特徴は、様々なCBX
を1つのグループとしてではなく徐々にアップグレートするような場合に殊に有
用であるし、各CBXにわたるデータベースを段階的に変更することができる。
また、上述の動作を、1つのデータベーステーブル内のフィールドの固有の順序
が固有のCBX内で生じているかが判定されるよう、容易に拡張できる。
データ収集装置215は、単一のデータ収集セッションにおいて統計量情報と
構成情報を得ることができるし、あるいは単一のログ・オン・セッションで1つ
の情報又は他の情報だけを得ることもできる。
データ収集プロセス
次に、図5を参照して統計量データのためのデータ収集プロセスについて説明
する。この場合、各CBXにおけるデータベースとデータベース311との間の
スキーマ互換性の度合いに関する判定を下すために、図4に示されているプロセ
ス(又はそれと同等のもの)がすでに完了しているものとする。ステップ501
において、ユーザはデータを収集すべきCBXのリストとそのための収集スケジ
ュールを指定する。その際、図6に示されているようなユーザスクリーンを用い
ることができ、これは図2のユーザインターフェース216により提供されるユ
ーザインタラクションによ
って行うことができる。図6に示されているように本発明は、各CBXのためと
各CBXにおける各データベースのために別個の収集スケジュールをユーザが選
択できるようにすることに係わるものである(つまり統計量データベースと構成
データベース)。変形実施形態において、X Window/Motifグラフィカルユーザイ
ンターフェース規格に従って、ユーザインターフェースを実現することができる
。図6には示されていないがユーザは、それ以前はデータを収集すべきでない開
始日時を指定することもできる。換言すれば、特定のCBXが過去42日の履歴
データを有しているならば、ユーザは開始日時を指定することができ、これによ
り不所望な”古い”データの収集が回避されることになる。ユーザにより指定さ
れたこの時間は、セレクトコマンドのための時間パラメータを定めるため、図5
のステップ507に示されているようにして用いることができる。
ステップ502においてデータ収集装置215は、ユーザにより指定されたC
BXのリストから最初のCBXを検索し、ステップ503において、現在時刻に
基づきこのCBXに対しデータを収集する時刻であるかを判定する。もしそうで
あればデータ収集装置215は選択されたCBXへのログ・オンを試み(ステッ
プ504)、そうでなければステップ502においてリストから次のCBXが検
索される。
ステップ505においてデータ収集装置215は、CBXのデータサーバに対
し「データベース・オープン」コマンドを発行することで、統計量データベース
をオープンする。次にステップ506において、そのCBXから初めて統計量が
収集されたのかが判定される。このCBXに対し初めてデータ収集が行われたの
であれば、おそらくそのデータすべてを収集する必要があり、ステップ507に
おいて、ユーザがそのデータに対し特定の開始日時(つまりそれより前はCBX
に格納済みのデータを無視する時刻)を指定しているのかが判定される。そのよ
うな時刻が指定されていれば、ステップ508において、データベース検索のた
めのタイムインターバルを形成するために、指定された日時が用いられる。ユー
ザによって指定時刻が選定されていなければ、ステップ509において、現在時
刻以後、データ収集を開始させるのかが判定され、このことはデータベース検索
のためのタイムインターバルの形成に利用される。さらに、ステップ506にお
いて、このCBXのためにはじめてデータが収集されたのではないと判定されれ
ば、ステップ510において(内部的に記憶されているフラグを参照して)この
CBXのためのデータ収集プロセスがどこで最後に終わったのかが定められる。
ステップ511において、ステップ510、509又は508により定められ
たタイムインターバルを用
いて、データを収集するテーブルを選択する。変形実施形態において、データを
収集すべきテーブルのリストをデータベース311に格納しておくことができる
。ステップ512においてセレクトコマンドが生成され、これは指定されたタイ
ムインターバルにわたりターゲットとなるテーブルに対し発行される。変形実施
形態によれば、1つの特定のセレクトステートメントにより検索されることにな
るデータの量を制限するため、最大期間(例えば1時間)を定めることができる
。この期間を超えるタイムインターバルは最大期間に制限された小さいインター
バルに分断され、すべてのデータが長い方のインターバルにわたって収集される
まで、それらの小さい方のインターバルにわたデータ収集が続行される。
ステップ513において、指定されたテーブルからのデータが収集コンピュー
タ214に戻された後、戻されたデータがファイルに格納され、そのファイルが
データベース311の適切な統計量テーブルにロードさ、その際、(例えばレコ
ード内のフィールドのパディング又はヌル化により)スキーマのいかなる相違点
も考慮される。ステップ514において、指定されたCBX内にデータを収集す
べきテーブルがさらに存在するかが判定される。存在するのであればステップ5
11に戻り、存在しないのであればステップ515においてそのCBXに対しロ
グ・オフ・コマンドが発行
されてプロセスが終了する。
データを検索すべき各テーブルに対しデータ収集装置215は、テーブルデー
タを受け取るファイルネームを送り、データベーステーブルに対しデータを要求
するためデータサーバにセレクトステートメントを送り、CBXからのデータを
受け取るためZmodemをスタートアップさせ、収集コンピュータ214内の
目的ファイルにそれを格納する。
図5に示したプロセスは、ユーザにより指定されたデータ収集スケジュールの
期間にわたり繰り返される。15分というようなデフォルトの収集インターバル
を用いることができる。
セレクトコマンドとデータレコードのフォーマット
各セレクトステートメントは、特定のデータベーステーブルからデータを獲得
する。サンプルフォーマットを以下に示す:
SELCT * from〈table name〉
where d time between datetime(YY-MM-DD HH:MM)and datetime(YY-MM-DD
HH:MM)
[これによって特定のタイムインターバルにわたりtable nameからすべてのレ
コードが選択される]
SELCT * from〈table name〉
[これによってtable nameからすべてのレコードが選択される]
当業者であれば上述のものはSQL互換の問合わせ
の変形であるとわかり、これをINFORMIXのようなほとんどのリレーショナルデー
タベースとともに用いることができる。
データサーバによりデータ収集装置215へ送られるデータは、ASCIIで送ら
れるのが好ましい。データベーステーブルの各行に対し、改行文字で終了する1
つのレコードが送られる。これらのレコードの各々内では、テーブルに格納され
ているのと同じ順序で、データベーステーブルからのフィールドのセットがリス
トアップされている。レスポンスにおいてフィールドを区切るため、垂直方向の
バーを用いることができる。
各データサーバは、データのパイピングによりデータベーステーブルデータを
Zmodemへダイレクトに送ることができ、周知であり広範囲に利用可能な”
フリーウェア”パッケージによってシステム間でファイルを転送することができ
る。Zmodemはステータスメッセージを標準誤りディバイスへ送るので、デ
ータサーバもデータ収集装置215も、メッセージがコンソールに現れるのを防
ぐためZmodemを呼び出す前に標準誤り出力をリダイレクトする必要がある
。
Zmodemが終了すると、Zmodem伝送のスタータスを獲得するためデ
ータ収集装置215はデータサーバに対しコマンドを送信する。エラーが検出さ
れた場合、データ収集装置215はエラーメッセージをレコードすることになる
。データ収集装置215がZmodemを開始させたが、データ収集装置がZm
odemの開始において問題に直面すると、データ収集装置215におけるZm
odemはタイムアウトし、データ収集装置215は、データサーバにより送ら
れたエラーメッセージを破棄するため、そのポートのすべてのキャラクタを「洗
い流す」必要がある。他方、データ収集装置がZmodemの始動に成功したが
、その開始において問題に直面したならば、データ収集装置215はCBXサイ
ドでのZmodemを終了させるため、control-Xのストリングをデータサーバ
へ送信する必要がある。
本発明による動作を増強するため、Zmodem規格に対し若干の変更を加え
ることができる。詳細には、Zmodemは一般に、転送すべきファイルネーム
を決定するため環境変数をチェックする。この場合、データ収集装置215がフ
ァイルネームを指定できるようにするため、コマンドラインで指定されたファイ
ルネームに対するチェックをデータサーバ側で代わりに行うよう変形することが
できる。収集コンピュータ214側においてZmodemを、終了を行う改行復
帰と改行の送信を承認送信時に阻止するよう、僅かに変更することができ、その
際、ログエラーを収集コンピュータ214におけるメッセージログに変えるよう
にする。さらに、ブロックサイズ定数(KSIZE)を1024から2048へ
変更することによって、収集コンピュータ214におけるZmodemは、20
48byteの受信後にしかブロックを承認しないことになり、これにより僅か
な承認しか必要としなくなる。当然ながら、Zmodem以外のその他の通信パ
ッケージを使用することもできる。
各データサーバ210は、データ収集装置215がログアウト・コマンドを利
用してログ・オフしたとき、各データサーバ210は動作終了する。
データ収集装置の構造
図7には、図2のコンピュータ214における機能群およびデータ構造として
、データ収集装置215をどのように実現することができるかが示されている(
つまり図7のすべての機能およびデータ構造が物理的なコンピュータ214に属
するように構成することができる)。図7の右側から始めると、ユーザにより指
定された(CBXのリストと収集時間を含む)データ収集スケジュールが、収集
スケジュールデータ構造体706に格納される。スケジューラ705は、データ
収集セッションをいつ開始するのかを決定するため、収集スケジュール706を
周期的に参照する。はじめにスケジューラ705は、各CBXに格納されたデー
タベースとデータベース218のそれとの間における互換性を判定するため、ス
キーマ互換性判定を指示す
る。一方、スキーマ互換性決定機能704はコマンドジェネレータ702に対し
、収集スケジュール706にリストアップされている各CBXへスキーマコマン
ドを生成するよう、リクエストを発行する。コマンドジェネレータ702はその
ようなコマンドを生成し、(Zmodemプロトコルを有することのできる)通
信インターフェース701を介してそのコマンドを指定されたCBXへ伝送する
。
各CBXから受け取った情報は通信インターフェース701を経由して送り戻
され、受信した情報を抽出するためインテグリティ・チェッカ708およびパー
サ707を通すことができる(なお、コマンドに対するデータ・インテグリティ
・チェックは、各キャラクタが送信されたときに各キャラクタをチェックするた
め各データサーバ210からの全二重エコーを用いて行うことができ、他方、デ
ータベースレコードのためのデータ・インテグリティ・チェックはZmodem
自体によって行うことができる)。通信インターフェース701は、コマンドジ
ェネレータ702、データ・インテグリティ・チェッカ708およびパーサ70
7の一部を含むよう構成することができる。各CBXにおけるスキーマ・構成は
スキーマ互換性決定機能部704へ送られ、スキーマ互換性決定機能部704は
この情報を、各データベース・スキーマ間において生じ得る差異を調停するため
、データベースローダ70
9へ中継する。
特定のCBXからデータを収集する時間であることがスケジューラ705によ
り判定されると、データ収集が始められる。この点についていえば、スケジュー
ラ705は統計インターバルジェネレータ703に対し、(データがその特定の
CBXからすでに収集されているのかに依存して)指定されたCBXからデータ
を収集するための1つ又は複数のタイムインターバルを発生させるよう指示する
。コマンドジェネレータ702は適切なセレクトコマンドを生成し、通信インタ
ーフェース701を介して指定されたCBXへそのコマンドを送信する。
各CBXから戻されたデータはデータ・インテグリティ・チェッカ708およ
びパーサ707を通過し、これによりデータがアンパックされ、目的ファイル7
10にそれが格納される。特定の収集セッションのためのすべてのデータインタ
ーバルが目的ファイル710に格納されると、データベースローダ709は目的
ファイル710からデータを読み出し、それをデータベース218へ格納し、こ
れによりスキーマの差異に関するすべての必要な調整(例えばフィールドのパデ
ィング又は必要に応じてフィールドの無視)が行われる。
データ同期
データを各データサーバから受信すると、データ収
集装置215はレコードをデータベース218内の相応のテーブルにロードしよ
うと試みる。いくつかのレコードがロードされてエラーに直面した場合、データ
収集装置215は何らかのエントリが追加される前の状態までテーブルを”ロー
ルバック”することになる。特定の時間インターバルからのすべてのレコードを
データベース218のテーブルに追加する場合、データ収集装置215はレコー
ドの”コミット”を行う。
データ収集装置215は1つのデータ収集セッションにおいて、他からではな
くいくつかのテーブルから情報を選択することができる。この場合、目下のイン
ターバルの間にどのテーブルが情報を獲得しなかったのかを見失わないようにす
る必要がある。次のデータ収集セッションのための時間が到来すると、データ収
集装置215は、直前のインターバルで得たテーブルについては次のインターバ
ルに進むが、問題に直面した別のテーブルについては先行のインターバルにとど
まる。換言すれば、各データベーステーブルに対しデータ収集装置215は、ど
のデータインターバルをCBXから得る必要があるのかを見失わないようにしな
ければならない。このようにすることで、問題を有していたがCBXにおいて修
繕されたテーブルについて情報を検索できるようになる。そのようなテーブルに
対しデータ収集装置215は、以下のうちの1つが発生するまで、問題に直面し
たインターバルにとどまる
:
a.データ収集装置215はそのインターバルの間にデータを獲得できる、ある
いは、
b.データ収集装置215はそのインターバルの間にデータを獲得できないが、
後続のインターバルの間にデータを獲得できる。この場合、データ収集装置21
5は、最後の1つがその最終的なデータセッションで収集された後、そのインタ
ーバルへ進む。なお、データ収集装置215は、データを収集できなかった各イ
ンターバルごとにエラーメッセージをレコードすることができる。エラーメッセ
ージには、データベースタイプ(統計量又は構成)、テーブルのデータタイプ、
テーブルネームおよび収集されなかったインターバル(例えば1:00から1:
15)を含ませることができる。データ収集装置215が所定の期間にわたりオ
フラインとなっていてCBXと再接続されることになった場合、各テーブルに対
して決められたインターバルからCBXに格納されている最後のインターバルま
でデータを収集できるようにする必要がある。
構成変更
変形実施形態において、各CBXに保持されている各統計量テーブル内の各レ
ーコードは、CBXにおいて構成変更が行われたか(例えばエージェント又はグ
ループの追加が行われたか)について指示するフィールドを有する。データ収集
装置215が各CBXから
統計量情報を収集するとき、そのCBXに関する構成が変更されたかを判定する
ため、データ収集装置は各レコードにおけるその構成変更フラグをチェックする
。変更されていれば、データ収集装置215はCBXに格納されている構成デー
タベースの転送を開始し、これによってデータベース218に格納されている構
成データベースとCBXに格納されているものとの整合をとることができるよう
になる。
組織階層の生成
本発明の変形実施形態は、各CBX内に保持されているエージェント/グルー
プ構造に付加される管理組織に関する情報の生成、修正ならびに記憶に係わるも
のである。したがって、各CBXは到来する電話コールを自動的にルーティング
し、エージェントとグループレベルにおける統計量を保持する目的で、特定のエ
ージェントをグループに関連づける情報を保持し、他方、エージェント/グルー
プ構造の頂点に1つの階層を付加するのが望ましく、この場合、その階層は任意
に定義したり変更したりすることができ、CBXレベルでは不可能なやり方で累
積電話コール統計量の基礎として利用することができる。したがって本発明は、
(図3に示されているような)時間ベースだけでなく階層ベースでの累積電話統
計量に係わるものである。次に、これについて説明する。
図8には、各CBXで認識されるグループ分けを超
えた階層手法による累積電話コール統計量の実例が示されている(各ブロック内
の数字は階層のそのレベルで受信された電話コールの数を表し、これについては
以下で詳細に説明する)。この場合、基本的に、各CBXにより認識されたグル
ープ情報に実務構造情報が加えられている。図8には、架空の「ビッグバンク」
社について組織構造が示されている。この構造の「ルート」であるビッグバンク
801は、2つの主要な部門すなわちセールス802とサービス803に分けら
れている。セールス部門はさらに2つのセクション804と805に分けられて
いる。つまり一方はゴールドカードクレジット機関(ゴールドカードを利用する
小売顧客に銀行が提供するクレジットおよび金融サービス)のセールスを担当し
、他方はプラチナカードクレジット機関を担当する。
サービス部門803は3つのセクション806,807,808に分割されて
おり、第1セクションはゴールドカードクレジットアカウントのサービスを担当
し、第2セクションはプラチナカードクレジットアカウントのサービスを担当し
、第3セクションはこれら両方のタイプのアカウントのサービスを担当する。こ
れら3つのすべてのセクションは、コールを処理するエージェントのグループを
有している。
ゴールドカードセクション804は、809におけるエージェントの2つのグ
ループによりサービスを受
ける。すなわちこれは、SFGセールス(サンフランシスコにあるサンフランシ
スコゴールドセールス)とLAGセールス(ロスアンゼルスにあるロスアンゼル
スゴールドセールス)とにより行われる。各グループは典型的には別個のCBX
と接続される。したがって図8の実例の場合、ゴールドカードセクション804
は、異なる2つの物理的な場所にあるエージェントを有している。図8には他の
グループも示されており、この場合、エレメント810〜813内の各々のグル
ープは、ある特定のCBXにより認識される最も高い組織レベルである。
図8の組織構造は、以下で詳細に説明するようにして本発明に従って生成する
ことができる。各組織構造は、統計量がどのように累積するかを定義するために
用いられる。
例えば図8の組織構造が形成された後、以下の組織又は集団のいずれかに関す
る種々の電話コール統計量を示すレポートを作成することができる:
−(エレメント809に含まれているサンフランシスコゴールドカードセールス
のような)ある特定のグループに関する総呼数
−ゴールドカードサービス(エレメント806)を行うすべてのグループ間の通
話に費やされた平均時間
−プラチナカードサービス(エレメント807)を行うすべてのグループ間の破
棄された総呼数
−ゴールドカードセールス(エレメント804)を扱うすべてのグループ間での
総呼数
−全サービスグループ(エレメント803)間の待機に費やされた平均時間
−ビッグバンク(エレメント801)内のすべてのエージェントの通話に費やさ
れた平均時間
統計量はグループだけでなく個々のエージェントによっても利用できるので、
特定のコールグループと結びついていない階層に基づき組織を形成することがで
きる。したがって、1つのグループとしてのサンフランシスコゴールドセールス
について保持されている統計量に加えて、そのグループ内の各エージェントにつ
いても統計量が保持され、このため電話回線と結びついたCBXグループに依存
しない手法でエージェントを「グループ化」することができる。1つの実例とし
て、ある特定の年に雇用したすべてのエージェントを、彼らが異なる場所および
異なるCBXにより働いていても、まとめてグループ化し、それらのエージェン
トの「グループ」について自動的に統計量累積を行わせることができる。
データが収集されると、データトータルは組織の個々のメンバーおよび組織チ
ャートの各レベルについてデータベースに格納されることになる。図8の場合、
各ブロック内の数字はコール数を表しており、これは(例えば15分のような)
特定の時間周期内において
、ビッグバンク全体で205のコールがあった中で、この組織エンティティにつ
いて処理されたものである。したがってビッグバンクのトータルは、レポートが
要求されるまで待機するのではなく、データが収集されると自動的に累積される
ことになる。(例えば1年というような)長い期間にわたる累積については、デ
ィスクスペースを保持するため、「生の」15分のデータレコードはかなり前に
削除してしまうことができるが、週および月に関する中間累積データは保持して
おくことができ、これによって「生の」データなしで年ごとのトータルを累積さ
せることができるようになる。
本発明は、組織の「ビュー(view)」に基づき累積された情報を格納すること
に係わる。ある1日についてはただ1つの組織の「ビュー」しか存在しない。最
初は「カレント・ビュー(current view)」とすることができ、組織構造に変更
が加えられると、それらの変更が「ペンディング・ビュー(pending view)」に
格納される。ペンディング・ビューは所望のように変更することができ、指定さ
れた日付にペンディング・ビューの最新バージョンが現在のビューに変換される
ことになる。この場合、古いカレント・ビューは「パスト・ビュー(past view
)」となり、これは1月3日〜2月22日のような特定の日付範囲について有効
なものである。データ累積は通常はカレント・ビュー
についてであるが、古いデータを収集するときにはパスト・ビューについても行
うことができる。
データは、組織のメンバーが存在している時間帯に合わせて調整することがで
きる。例えば、東部時間帯にあるグループに関するデータを、太平洋沿岸の時間
帯にあるマネージメントグループに報告する場合には、時間インターバルから3
時間差し引いて累積させることができる。図8のビッグバンクの実例の場合、9
:00a.m.のインターバルに関する東部時間帯のグループからのデータは、
太平洋沿岸の時間帯にあるマネージメントグループのために6:00a.m.の
インターバルに累積される。
図8に示した組織構造は、図2のユーザインターフェース216(これらすべ
ては図2のコンピュータ214において処理される)によりコントロールされる
スクリーンを用いて形成することができる。次に、これについて説明する。図9
には、ユーザが新たな組織を形成したり修正したりすることのできるスクリーン
の実例が示されている。図9に示されている”view”は、まだ「カレント”ビュ
ー”にされていないペンディング」組織である。ユーザは、情報を入力するため
マウスとポップアップ・ウィンドウを用いてツリー構造に加えることができる。
組織の形成は「トップ・ダウン」手法で行うのがよく、その際、ビッグバンクグ
ループを最初に形成し、次にセールスとサービスのグ
ループが続くようにする、という具合である。グループの1つがハイライト表示
されていると(図9ではゴールド/プラチナ,GOLD/PLATINUM,がハイライト表
示されている)、プルダウンメニュー901によりユーザはグループを編集、追
加、移動又は削除することができるようになる。組織チャートに対し所望の変更
をすべて加えてしまったならば、”APPLY”ボタン902を選択して「ペンディ
ング」組織を保存することができる。そして「ペンディング」組織は「カレント
」組織に格納され、それについて指定された日付に統計量が自動的に累積される
ことになる。
図10には、どのようにして個々の従業員情報をコンピュータスクリーンから
入力できるかが示されている。図10を参照すると、エントリーフィールド10
01は従業員氏名を入力するために用いることができ、従業員がエージェントで
あれば、エージェントログ・オン識別子1002とACD(自動コール分類)グ
ループ1003識別子が入力される。ある特定の従業員(エージェント)は2つ
以上のログ・オン識別子をもつことができるので、そのようなログ・オン識別子
すべてを入力しそれらを指定された従業員と関連づけることで、レポート作成時
にユーザはすべてのログ・オン識別子(これらは従業員氏名ではなく各CBXに
格納されている)を指定するのではなく、従業員氏名を照会するだけでよいこと
になる。また、従業員の目
下のスーパバイザ1004も入力される。このようにして複数の従業員を入力し
た後、管理階層を自動的に生成することができる。この場合、管理組織を、図9
に示した”グループ”組織とは別個に分離して設けることができる。つまり、統
計量は1つ又は複数の管理階層(管理者、マネージャ、個々の従業員等)により
累積される可能性があり、さらにそれらは1つ又は複数の実務階層(会社全体、
部門、部局、セールスグループ等)により別個に累積される可能性がある。この
場合、管理階層および実務階層が2つの特有の構造として示されており、当然な
がら他の階層も可能であって、本発明はそのような観点に限定されるものではな
い。例えば、ログ・オン識別子又はトランクグループに基づき階層を生成するこ
とができる。各々が1つの分離した累積構造をもつ別個の階層的スキーマを用い
ることで、エージェントの特定のグルーピング(例えばいずれの特定のエージェ
ントが目下割り当てられているかに関係なくセールスグループ)に関してレポー
トを作成することができるし、割り当てられているグループとは無関係に特定の
人物に関してレポートを作成することもできる。
図11には、どのようにして組織構造により電話コール統計量を種々のデータ
レコードに累積させることができるか示されている。図11に示されている構成
要素(コンポーネント)はすべて、図2のコンピュー
タ214に属するように構成できる。組織ジェネレータ1101は、図9および
図10で示したスクリーンにユーザが入力した情報に従って組織情報を生成し、
情報を構成データベース327に格納させる。このデータベースは図3で示した
構成データベースと同じものである。この情報により、種々のレベルで統計量の
累積を行う構造が識別される。図3を参照して説明した方式によれば、種々のタ
イムインターバルにおけるデータレコードが収集されて、データベース1104
のテーブル1105に入れられ、このことは例えば各CBXにより生成された情
報の15分の要約をそれぞれ表すデータレコードを用いて行われる。なお、テー
ブル1105内の各データレコードには複数のフィールドを含ませることができ
、各フィールドが特定の統計量の値(つまりあるグループについて受信した総呼
量あるいは待機に費やしたエージェントごとの平均時間)を保持するように構成
できる。
複数のCBXからの自動化されたデータ収集プロセスの結果として、データレ
コードがテーブル1105に格納される。データレコードが収集されると、時間
ベースのアキュムレータ1103はテーブル1105内の複数のレコードにわた
る値を累積し、相応のトータルをテーブル1106と1107内のデータレコー
ドに格納する。したがって、テーブル1106は図3のテーブル322に対応す
るものとすることができ、
このテーブルの各レコードには週ベースで累積された統計量が含まれる一方、テ
ーブル1107は図3のテーブル323に対応するものとすることができ、この
テーブルの各レコードには月ベースで累積された統計量が含まれる。本発明によ
れば、時間ベースのアキュムレータ1103は週ベースのトータルをテーブル1
106に格納し、月ベースのトータルをテーブル1107に格納する。
組織アキュムレータ1102は、どの組織トータルを累算すべきであるのかを
確認するために構成データベース327を参照し、テーブル1105からのデー
タレコードをテーブル1106および1107の組織トータルレコードに累積さ
せる。図11に示されているように、セールス部門、サービス部門およびビッグ
バンクによるトータルをレコードするため、組織階層が形成されている。このた
め、組織に関するテーブル1106内の各レコードには、組織単位で週ごとに累
積されたトータルが含まれている。この情報はデータ収集プロセス中に自動的に
累積され、これはデータが各CBXから収集されるときにテーブル1106が同
じインターバルでアップデートされるようにして行われる。同様に、各CBXか
らデータが収集されるときにテーブル1107を同じインターバルでアップデー
トすることができるが、この場合には各レコードは月ごとの統計量を表している
。したがってデータは、レ
ポートが作成される時点ではなくデータ収集プロセス中に増分的に所望の単位で
累積される。アキュムレータ1102および1103を1つのアキュムレータと
して統合してもよい。先に述べたように、テーブル1105からのデータレコー
ドは、ディスクスペースを保持するため周期的に(例えば42日後の「ローリン
グ・ベース」で)削除することができ、他方、テーブル1106で表された累積
テーブルは保持しておくことができる。このようにして、「生の」データからの
有用な情報を、実際に生データを保持しておくことなく維持し続けることができ
る。
変形実施形態によれば、組織アキュムレータ1102はレコードを組織レベル
でテーブル1105に格納させることができる。つまり例えば15分のレコード
を、かなり長い時間インターバルにわたりテーブル1106および1107に累
積させることに加えて、セールス、サービスおよびビッグバンクに関してそれら
のデータをテーブル1105に格納することができる。
レポート作成
本発明の原理によれば、テーブル1106(及び図に示された類似のテーブル
)で生成された情報は、オンデマンドレポート又は自動的にスケジュールされた
リポートを生成するために使用することができる。図12は、本発明のレポート
作成機能の1つの可能な実
施形態を図示している。図13〜18は、ユーザがレポート情報を入力しレポー
トを作成することができるための様々な可能なスクリーンレイアウトを図示して
いる。以下の記述は、図13〜18のディスプレイスクリーンに関連させて図1
2のレポート作成機能のオペレーションを適切により詳しく記述する。図12に
図示された全ての構成エレメントは、図2のコンピュータ214に属することが
できる。
図12では、データベース1201(このデータベース1201は、図2のデ
ータベース218の中に配置することができる)は、ユーザライブラリ1203
、公的ライブラリ1205及びブランクレポートテンプレート1206を含むテ
ンプレートライブラリ1202を有する。各ユーザライブラリ1203は、1つ
又はそれ以上のレポートテンプレート1204を有することができ、このレポー
トテンプレート1204の各々は、どんなデータがディスプレイされるのか及び
どのようにレポートはフォーマットされるべきかを含めた、レポートの作成に必
要な情報を含んでいる。各ユーザライブラリ1203は、他のユーザから個別に
保護され、この結果、指定されたアクセス特権を有する特定のユーザのみが、こ
のユーザのユーザライブラリに含まれたレポートを作成することができる。した
がって、例えば、微妙な取り扱いを要する情報を有するレポートを、保護機能を
有するユーザライブラリに
格納されているテンプレートを使用して生成することができる。他方で、公的ラ
イブラリ1205は、どんなユーザもアクセスできるレポートテンプレートを有
しており、無許可のアクセスを防止するための保護が必要ない。
レポートレイアウトコントロール機能1207及び基準選択機能1208は、
様々な実施例において、内容及び特定のレポートのフォーマットをデザインする
ために使用される。テンプレートジェネレータ1209はレイアウト及び基準情
報をレポートレイアウトコントロール機能1207及び基準選択機能1208か
ら受け取り、「ブランク」テンプレート1206からはじめて、テンプレートラ
イブラリ1202に格納するためのレポートテンプレートを生成する。一度レポ
ートテンプレートが生成されると、レポートは、このテンプレートから、要求も
しくは自動的にスケジュールされた方式に応じて生成され得る。一般的に、レポ
ートレイアウトコントロール機能1207は、情報をフォーマットすること(例
えば、どのようにレポートが見えるか及び情報がディスプレイされるユニットが
どのように見えるか)を処理し、一方で基準選択機能1208は、レポートにど
のデータがディスプレイされるべきか(例えば、データベースのどのフィールド
か、どのタイムゾーンか、など)を分類する。議論のために別個に図示したが、
これらの2つの機能は、勿
論結合させることができる。
様々な実施形態において、各レポートは、レポートヘッダ及び1つ又はそれ以
上のレポート選択を有し、各選択は、選択ヘッダ、項目ヘッダ、そしてデータの
カラム及び行を有している。図13は、レポートヘッダ1301、項目ヘッダ1
302及び1303、選択ヘッダ1304、そして複数のデータ行1305を有
する見本レポートを図示しており、各行が適切な項目ヘッダの下に配置された複
数の項目数値を有する。本発明によれば、ユーザは、構造化問い合わせ言語(S
QL)のようなデータベース問い合わせ言語を使用もしくは理解する必要なしに
、各レポートに含まれるレイアウト及びデータを指定することができる。
図14は、レイアウト及びレポートに含まれるべきデータの部分をユーザが指
定することができるデータエントリスクリーンの1つの可能な実施形態を図示し
ている。プルダウン(pull-down)メニュー1401によってユーザはデータの項
目を所望通りに生成、変出整列及び削除することができる。付加的に、ユーザは
、例えば、マウスポインタを使用して、グラフィック的に様々な項目ヘッダ14
02及び1403を生成及び操作することができる。スクロールバー1404は
、ディスプレイスクリーン内で利用できるスペースの中で、生成された情報を配
置するために使用される。図14の例においては、8つの項目が、ユーザによっ
て使用された様子が図示されている。新しい項目が生成されると、レポートレイ
アウトコントロール機能1207は、自動的にこの新しい項目をディスプレイし
、その後、有利には、図15に図示されているセットアップ情報ディスプレイス
クリーンを呼び出し、この結果、ユーザは、レポートのその項目に表示されるべ
きデータに関する一定の情報を指定することができる。従って、様々な実施形態
において、図14の各項目が生成され、ユーザが情報を適当に入力した後で、図
15のディスプレイスクリーンが呼び出される。
図15に関連して、エージェント又はグループのような、項目に対するデータ
タイプ1501そして、ディスプレイされる特定データアイテムか計算値かを識
別するデータエレメントネーム1502を指定することができる。この計算値は
、(2つのデータアイテムの平均のような)1つ又はそれ以上の特定データアイ
テムについて行われる数学的演算に相応する。ディスプレイボックス1503は
、ユーザによって強調された特定のデータエレメントネームのテキスト記述をデ
ィスプレイすることができる。従って、ボックス1503のデータエレメントネ
ームが、有利には図3のデータベース311に格納された累積レコードの中のレ
コードフィールドネーム(又はこれについての計算)に相応する一方で、ディス
プレイボックス1503によって、新参のユーザは、データエレメントの読み易
い記述(easy-to-read description)に基づいたディスプレイのためのデータエ
レメントを選択することができる。ディスプレイフォーマットボックス1504
によって、ユーザは、フォーマット、ユニット、項目幅、そして各項目ごとの他
のフォーマッティング情報を指定することができる。タイムオフセットボックス
1505によって、ユーザは、時間及び組織オフセットを指定することができる
。タイムオフセットは、レポートの中で並置されるフィールドのタイムシフトに
使用され、この結果、第1の項目は、今日のエージェント毎の呼び出しコールの
総数を表示することができ、他方で第1の項目の右側の第2の項目は、昨日のエ
ージェント毎の呼び出しコールの総数を表示することができる。したがって、オ
フセットは、異なる条件下で同一のデータエレメントを比較する容易な方法を提
供する。オフセッティングは、データベースからのデータ検索に関連して後で説
明する、図12の上部に図示されたオフセット調整機能1216によって行われ
る。組織オフセットは、組織階層の中の情報の異なるレベルを比較するのに使用
される(例えば、ビッグバンクのセールス部門と、エージェント毎のビッグバン
クの全電話コールとを比較する)。スクリーン14及び15にユーザによって入
力された情報は、テンプレートジェネレータ1209によって生成されたテンプ
レートに格納され、さらにテンプレートライブラリ1
202のレポートテンプレートに格納される。
本発明の原理によれば、ユーザは、各レポートにディスプレイされる組織レベ
ルを選択することもできる。図16は、ユーザが、ディスプレイされる組織レベ
ルを選択することができるために使用される1つの可能なスクリーンを図示して
いる。これらは、有利には、図11のデータベース1104に累積された組織レ
ベルに相応する。言い換えれば、ユーザは、同一の情報を格納するために使用さ
れる特定のデータベースレコード構造を理解することなしに、図16のディスプ
レイスクリーンを使用して組織レベルをグラフィック的に選択することができる
。従って、図16は、データが(エージェントの多数のグループを表す)ゴール
ドカードレベルでレポートされることを示している。図13に図示されたレポー
トは、そのデータ選択におけるデータがゴールドカード組織レベルで累積されて
いることを示す選択ヘッダとしての★★ゴールドカードをディスプレイする。
図17は、レポートの各行に対応する時間累積レベルを示す「データ詳細」を
ユーザが入力できるための、1つの可能なスクリーンディスプレイを図示してい
る。例えば、図17では、“Quarter Hour“が選択されている。図13に図示さ
れたレポートは、従って、15分の増分を表す行を含んでいる。このデータはす
でに格納され、図3及び11に図示されたテーブルに
おいて適切な時間累積レベルで利用できると期待されるので、時間累積レベルは
、そこからデータが検索される特定のデータテーブルを推論的に指定する。
最後に、図18は、組織ソートオーダー1801、時間修飾子1802、そし
て“where conditions”1803及び1804を含む「データ基準」をユーザが
入力できるための1つの可能なスクリーンディスプレイを図示している。この組
織ソートオーダーは、組織データがレポートにディスプレイされる順番(order
)を指定する。各組織は、例えば、アルファベット順、逆アルファベット順又は
現在の階層順にディスプレイされる。後者の現在の階層順は、レポート選択が組
織階層の順番で表されることを示す。時間修飾子1802によって、ユーザは、
あたかも異なる時間帯にデータが発生したかのようにデータを表示することがで
きる。この機能は、特に、異なる時間帯に配置されたマルチプルCBXからデー
タが集められる場合に重要である。デフォルトは「無調整(unadjusted)」にセ
ットされ、このため、各レポートの時間は、それらの「固有の(native)」時間
帯に集められたように現れる。もし、レポートジェネレータがサンフランシスコ
に配置され、無調整オプション(unadjusted option)が使用されるならば、レ
ポートは、ユーザがデータを同一の「絶対」時間において比較しようと意図して
も、異なるCBXの時間帯からのデータを含む事にな
るだろう。様々な実施形態においては、ユーザが複数の時間帯選択枝から選択で
きるために、ポップアップウインドウがディスプレイされる。これらの時間帯の
うちの1つが選択された場合、全てのデータは、ユーザが適正にデータを比較で
きるように、選択された時間帯にいわば翻訳(“translate”)される。例えば
、もしデータが西海岸のCBX及び東海岸のCBXから集められた場合、ユーザ
は、中央標準時間帯修飾子を選択することができ、そしてそれぞれの海岸からの
データは、適切にレポートに表示されるように一方から他方へ「翻訳」されるで
あろう。
図18では、様々な“where conditions”が、レポートに表示されるデータを
さらに分類するために使用される。例えば、このレポートは、電話コールの平均
数が時間あたり200を越えるデータしかディスプレイしないように制限される
。これは、ウインドウ1803に適切なデータエレメントネーム、演算子及び数
値を入力することによって行うことができる。それ以上に、多くの状況は、より
複雑な演算のために“AND”演算子又は“OR”演算子1805によって論理
的に結合される。
上に述べた情報がユーザによって入力された後で、テンプレートジェネレータ
1209がレポートテンプレートを生成し、ユーザにより指定されたネームをこ
のレポートテンプレートに割り当て、これをユーザラ
イブラリ1203のうちの1つ又は公的ライブラリ1205に格納する。付加的
に、様々な実施形態では、レポート作成時間で検索を早めるために、テンプレー
ト情報に基づく内部データ構造を予め生成しこのような構造を格納されたコント
ロール構造1210の中に格納することが望ましい。
オンデマンドレポートコントローラ1212によって、ユーザは、データと、
レポートに含まれるべきデータのためのタイムレンジとを選択することができる
。これは、図13に図示されているようなディスプレイボックス1306を使用
して選択される。代わりに、レポートスケジューラ1211が、日数単位、時間
単位などを基礎にしてレポートを「永久的に」スケジュールし、スケジュールに
合わせたデータ検索を行うために使用される。オンデマンドレポートコントロー
ラ1212又はレポートスケジューラ1211は、ビルドタイムアレイ(build t
ime array)機能1213を呼び出すために使用することができる。このビルドタ
イムアレイ機能1213は、様々な実施形態において、タイムアレイ1214を
生成する。このようなタイムアレイは、要求されたデータや時間、要求された総
数のタイプ(日数単位、週単位、時間単位等々)、時間帯情報などのような情報
を保持するために使用される。
データ検索及びキャッシュローダー(cache loader
)1215は、レポートテンプレートからの情報に基づいた累積テーブル121
8からデータを検索するための1つ又はそれ以上のSQLステートメントを生成
する。要約すれば、選択された累積レベル(例えば、シフト、週、月、ゴールド
カード選択、ビッグバンクなど)に基づく1つ又はそれ以上のテーブルを選択し
、選択されたデータエレメント(例えば、エージェント毎の電話コールの総数)
に基づくこれらのテーブルの1つ又はそれ以上のフィールドを選択し、さらにレ
ポートのために指定されたタイムレンジ(図13のボックス1306)及び図1
8で指定された(「どこで電話コールの総数が200より多くなるか」というよ
うな)幾つかの基準に基づくレコードを分類するSQLステートメントが生成さ
れる。前述した図から得られ、レポートテンプレートに格納される情報が、デー
タベース検索のための1つ又はそれ以上のSQLステートメントを形成するため
に、どのように使用されるかが直ちに理解されるはずである。
SQLステートメントは、時間オフセット、組織オフセット又はレポートテン
プレートに含まれる時間帯に基づくオフセット調整機能1216において調整さ
れる。例えば、ある日の時間オフセットが、レポートの第1項目に関連する第2
項目に指定された場合、SQLステートメントは、第1の項目に指定されたデー
タから同時刻に対するデータ(しかし先行するデータ
)を検索するように調整されることになる。同様に、ユーザが、レポートの中に
表示するために「セールス」グループレベルを指定した場合、+1の組織オフセ
ットが、レポートの中で並置するために、このセールスグループよりも1つ高い
レベルでデータの検索も行う。
時間帯翻訳(time zone translation)は、つぎのように行われる。異なる時
間帯のCBXからの累積データを有する組織が選択された場合、データ検索及び
キャッシュローダー1215は、各CBXテーブルに対する2つの別個のSQL
ステートメント(図3参照)を生成し、1つ又はそれ以上のSQLステートメン
トで時間修飾子を変えて異なる時間帯を説明する。
データ検索及びキャッシュローダー1215は、累積テーブル1218を含む
、1つ又はそれ以上のテーブルからデータを検索し、この検索されたデータによ
ってキャッシュ1217をロードする。検索されたデータをメモリ構造にロード
する多くの方法があるが、様々な実施形態では、1つの例として、キャッシュ1
217は、検索されたデータによって次のようにロードされる。エレメントX1
からX4までを有するX軸、エレメントY1からY4までを有するY軸,エレメ
ントZ1からZ6までを有するZ軸を持つ3次元構造を形成する。X軸は時間軸
(各エレメントは、一週間のような時間のユニットを表す)として使用される。
Y軸は、(特定のエージェント、エージェントのグループ、又はセールスグルー
プのような)組織メンバーを示すために使用される。そしてZ軸は、(特定のエ
ージェントに対する電話コールの総数のような)各レコードのフィールド数値を
表すために使用される。
キャッシュウォークスルー機能1219は、様々な実施形態で、キャッシュ1
217の1つデータアイテムを一度に「ウォークスルー」し、このデータアイテ
ムをレポートの行に入れる。幾つかのデータアイテムは、レポートフォーマッタ
1220によってフォーマットするために、直接レポートの行に入れられる。幾
つかの「派生」データアイテムは、データエレメントカルキュレータ1222に
よって行われるオンザフライ計算を必要とする。例えば、ユーザは、特定の項目
が特定のエージェントに対する平均会話時間を有するように指定するかもしれな
い。このような数値は、どのようなデータベーステーブルのどのようなフィール
ドにも直接は格納されていないが、ある特定の期間に亘るそのエージェントに対
する全会話時間をそのエージェントが受けた電話コールの数で除算することによ
って得ることができる。従って、例えば、特定の期間中の特定のエージェントに
対する電話コールの総数はエレメント(X4、Y1、Z1)に格納され、同じ期
間中のこの同じエージェントのに対する全会話時間は、(X4、Y1、Z2)に
格納され、除算演算のイン
ジケータは、エレメント(X4、Y1、Z3)に格納され得る。そしてキャッシ
ュウォークスルー機能1219は、2つの数値を検索し、除算演算をデータエレ
メントカルキュレータ1222に渡し、この演算を実行する。演算及びデータ値
全てが、特定のレポートの行のために検索された場合(すなわち、X及びYの定
数を保持し、全てのZの値をウォークスルーすること)、複数の行の値のは、レ
ポートフォーマッタ1220に供給され、このレポートフォーマッタ1220は
、レポートテンプレートに格納された様々なディスプレイフォーマッティング情
報に従って、レポート1221の個々の行を生成する。
11.電話コール情報の交換
図19は、本発明の原理が、それぞれ電話コール情報を格納する2つのコンピ
ュータを有するコンフィグレーションにどのように適用されるかを示す。図19
の左側に図示されたコンピュータ1901は、図1(a)のメインフレームコン
ピュータ01と同一のものであるが、簡潔に説明するように付加的なコンポーネ
ントを有している。図19には、エレメント1902〜1912、1914及び
1917までが、図1(a)で同様にナンバリングされたエレメント(すなわち
、それぞれエレメント02〜12、14、及び17)と同一のものであり、それ
に応じて処理する。
図1(a)に関連して説明したように、到来電話コールは、CBX1902に
よって電話1904に送られ、コール進行として様々な「コールイベント」メッ
セージは自動的にCBX1902によってイベントハンドラ(event handler)
1917に伝送される。このイベントハンドラ1917は、モディファイドイベ
ントログ(modified event log)1922にこのイベントコールを格納する。コ
ールイベントは、各々の新たなコール、コール転送、コールハングアップなどに
対して生成され、各コールイベントは、発呼者(caller)の電話番号、ぞのコー
ルに応答したのは誰か、などのような特定の情報を含む。
本発明の原理によれば、図1(a)に図示されたデータエントリプログラム1
3の修正バーションであるモディファイドデータエントリプログラム1920は
、各エージェントの電話コールに関連する「ビジネス値」を示すレコードのコピ
ーをビジネスイベントハンドラ1921に伝送する。このビジネスイベントハン
ドラ1921はこれらのレコードをモディファイドイベントログ1922に格納
する。セールスをレコードするデータエントリアプリケーションにとっては、例
えば、エージェントの電話コールの「ビジネス値」は、セールの全ドル値であり
うる。宣伝用アイテムを発呼者に郵送するべきであると指示するアプリケーショ
ンにとっては、このようなアイテム(あるいはこのア
イテムの値)を指示するフラグは、モディファイドイベントログ1922に格納
される。従って、モディファイドイベントログ1922は、(「応答」イベント
、「放棄されたコール」イベントなどのような)電話コールイベントに関するレ
コードのみを有するのではなく、特定の電話コールに関連する「ビジネス値」に
エージェント情報を関連させるレコードも含む。
付加的に、モディファイドデータエントリプログラム1920はも「アカウン
トコードレコード(account code record)」を、コールの性質又のタイプを示
すアカウントコードを有するビジネスイベントハンドラ1921へと伝送する。
アカウントコードは、たとえあるにしても、電話コールから生成されるいかなる
ビジネス値からも完全に独立している。例えば、エージェントが保険コールをサ
ービスした場合、このエージェントは、コールが自動車保険、生命保険又は住宅
保険のためのものであるかを示すキーを押せばよい。そして、このキーはアカウ
ントコールに翻訳され、エージェント識別子のようなコールに関連する他の情報
を有するレコードに格納される。
従って、まとめれば、様々な実施形態において、モディファイドイベントログ
1922は3つのタイプのレコードを有する。
(1)(コールの応答、転送又は放棄のような)一部の電話コールをエージェン
トが特定のハンドリングを
することに関連する情報をそれぞれ含むコールイベントレコード。
(2)エージェントの電話コールを電話コールに関連するビジネス値にそれぞれ
相互関連させるビジネス値レコード。
(3)特定のエージェントの電話コールを電話コールの性質又はタイプにそれぞ
れ相互関連させるアカウントコードレコード。
本発明の実施形態が、少なくとも上述した情報の幾つかをモディファイドイベ
ントログ1922からコンピュータ1927へと伝送することを意図している。
このコンピュータ1927において、レコードは、さらに処理される。しかし、
各電話コールは、典型的には複数の電話コールイベントを含んでおり、従って、
モディファイドイベントログ1922で複数のコールイベントレコードを生成す
るので、コンピュータ1927へと伝送されるレコードの数を低減することが望
ましい。これを実施するために、コールセグメントジェネレータ1924は、同
一の電話コール「セグメント」に関連するコールイベントを集め、これらを「セ
グメントレコード」と呼ばれるシングルレコードに統合整理する。各コールセグ
メントは、ただ1人の人物又はただ1つのエージェントに関連する。コールセグ
メントレコードは、電話コールが応答された時に生成され、コントロールする人
物が別の人物へのコールを
コントロールする時か、又は(ハングアップ又は放棄のように)コールが終了し
た時に終了される。もしコールが別のエージェントに転送されたならば、第2の
コールセグメントレコードが第2のエージェントに対して生成される。言い換え
れば、各レコードは、電話コールの一人のエージェントの部分にのみ関係する。
もしコールがあるエージェントから別のエージェントに転送されるならば、2つ
のレコードが生成される。もしコールセグメントが異常な仕方で終了されたら(
これはシステムエラーによって発生するかもしれない)、タイムアウトスケジュ
ールに従って不完全なセグメントを削除するための“flush”機能を用意する。
コンピュータ1901からコンピュータ1927まで伝送される、コールセグ
メントレコードに対する1つの可能なフォーマットが、図20(a)及び20(
b)に図示されている(集合的に図20を参照)。打ち切り値のシンボル“NA
”は、フィールドがより小さくてはいけない、フィールドは妥当なデータを有す
る必要がある、ということを示す。他方で、“BLANK”は、フィールド値はより
小さくても良く、1つのブランク文字が空白のフィールドを表す、ということを
示す。しかし、図20のレコードフォーマットは、ただの一例であり、様々な他
のフォーマットを使用してもよい。さらに、図20に図示されたフィールドの全
てを、本発明を実施するために伝送することは、必ず
しも必要ない。
要約すれば、各コールセグメントレコードは、モディファイドイベントログ1
922に格納された複数のコールイベントレコードの統合整理されたバージョン
を有している。この統合整理は、コンピュータ1927に伝送されるべきデータ
レコードの数を低減させるために様々な実施形態いおいて行われる。図20のレ
コードの第1のフィールドは、レコード識別のためのものであることに注意すべ
きである。この場合、“C”は、このレコードがコールセグメントレコードであ
ることを示す。レコードは、(pipe又は“|”シンボルのような)セパレータキ
ャラクタによって終了されたフィールドを有するASCIIキャラクタのシーク
エンスとして伝送される。様々な実施形態においては、フィールドセパレータを
使用して空白のフィールドを圧縮することが望ましい。このような圧縮は周知で
あり、ここでは詳しく述べない。
コールセグメントジェネレータ1924によって生成されたコールセグメント
レコードは、データインターフェース1926を介してコンピュータ1927に
伝送されるために出力キュー1925は、配置される。全ての実施形態に出力キ
ュー1925が要求されなくてもよいが、この出力キュー1925は、出力メッ
セージをコンピュータ1927のオペレーションから隔絶させるのに役立つ。例
えば、もしコンピュータ1
927が接続を切断されるか破壊されるかした場合、コンピュータ1909から
の出力メッセージは紛失しはしないが、代わりにコンピュータ1927への接続
が復旧するまで程度な期間(例えば一日)の間キューに入れられることもあり得
る。さらに、様々なスタート/ストップコマンドがデータインターフェース19
26及び1928に供給され、コンピュータ間のデータ転送の開始と終了とを調
整する。データインターフェース1926は、IBMで利用できるコンベンショ
ナルLU6.2プロトコルのような何らかの適切なコミュニケーションパッケー
ジを有する。データインターフェース1926は、エラーチェック機能を有し、
コンピュータ1901とコンピュータ1927との間の信頼性のあるコミュニケ
ーションを保証する。
ビジネスイベント検索機能1923は、ビジネス値レコード及びアカウントコ
ードレコードをモディファイドイベントログ1922から検索し、これらをコン
ピュータ1927に出力キュー1925を介して伝送する。図21は、コンピュ
ータ1901からコンピュータ1927へ伝送されるビジネス値レコードのため
の1つの可能なフォーマットを示しており、図22は、同じように伝送されるア
カウントコードレコードのための1つの可能なフォーマットを示している。各レ
コードの第1のフィールドはレコードタイプを示し、そのためコンピュータ19
27がこれを受け取った時
にこのレコードタイプを識別することができることが見て取れる。コールセグメ
ントレコードに関して上述したように、この特別のフィールド及びフォーマット
は単なる例である。
再び図19について言及する。IBM RS/6000コンピュータから構成
されうるコンピュータ1927は、コンピュータ1901から伝送されたレコー
ドを受け取るためのデータインターフェース1928を有する。メッセージハン
ドラ1929は、コンピュータ1901からのコールセグメントレコード、ビジ
ネス値レコード及びアカウントコードレコードを含むレコードを受け取る。コン
ピュータ1927のビジネス値及びアカウントコード機能部分のオペレーション
を詳しく再び見る前に、データベース1934のデータアイテムの混合を明確に
するために、データ収集装置1931のオペレーションをまず再び見ておく。
データ収集装置1931は、CBX1902及びCBX1903からスケジュ
ールされたベースに基づいて電話コール統計量を集め、この統計量をデータベー
ス1934のテーブル1935のレコードの中に格納する。各レコードは、例え
ば15分間のように所定の時間間隔に亘ってまとめられた、各CBXないで認識
される、各エージェント及びエージェントの各グループ毎の統計量を含むデータ
を有する。タイムベースアキュムレータ1940は、各データ収集サイクルの間
に、所定の時間間隔に従ってテーブル1935からの複数のレコードに関する統
計量を累積するために演算し、累積された値を累積テーブル1938に格納する
。例えば、タイムベースアキュムレータ1940は、テーブル1935の15分
間分のデータをシフトレコード、一日単位のトータルレコード、週単位のトータ
ルレコード、そして月単位のトータルレコードに累積し、このようなレコードを
テーブル1938に格納する。
付加的に、組織アキュムレータ1932は、各データ収集サイクルの間に、コ
ンフィグレーションデータベース1937に格納された組織階層に基づくテーブ
ル1935から、複数のレコードに関する統計量を累積するために演算し、累積
された統計量を累積テーブル1938に格納する。組織階層は、本明細書のセク
ションIで記述したように、組織ジェネレータ1941によって形成される。従
って、累積テーブル1938は、所定の期間及び所定の組織階層に亘って累積さ
れたレコードを含む。そして、レポートジェネレータ1933が累積テーブル1
938からデータを検索し、本明細書のセクションIで記述したように、様々な
レポートを作成する。
コンピュータ1901から検索されたビジネス値レコード及びアカウントコー
ドレコードは、所定の期間をベースにした情報よりもむしろコールをベースにし
た情報を含んでいるので、データ収集装置1931によってテーブル1935に
格納されたデータレコードと適合するために、ビジネス値アキュムレータ193
0は、各エージェント及びエージェントのグループに対するこのようなレコード
を、所定の時間間隔、例えば15分間を有するレコードに累積する。ビジネス値
アキュムレータ1930によって累積されたレコードはその後テーブル1936
に格納される。このテーブル1936は、テーブル1935とは別個のものであ
るように示されているが、テーブル1935に含まれてもよい。従って、ビジネ
ス値アキュムレータ1930は、CBX1902及び1903の各々において行
われる初期累積に類似した機能を実行する。
本発明の原理によれは、タイムベースアキュムレータ1940もテーブル19
36からビジネス値レコード及びアカウントコードレコードを累積し、相応して
この累積レコードをテーブル1938に格納する。すなわち、ビジネス値レコー
ド及びアカウントコードレコードは、エージェントをベースにして(そして、C
BX1902及び1903によって認識されるグループに対するグループをベー
スにして)累積され、テーブル1938に格納される。例えば、累積されたテー
ブル1938の中のレコードは、さらに、一日、一週間、一ヶ月間のような所定
の期間に亘って各エージェントによって形成されたトータルビジネス値を示すフ
ィールド、及び一日、一週間、一ヶ月間のような所定の期間に亘って各エージェ
ントによってサービスされたアカウントコードの各々のタイプのトータルを示す
フィールドを含んでいる。
同様に、組織アキュムレータ1932は、コンフィグレーションデータベース
1937に格納された組織階層に従って、ビジネス値レコード及びアカウントコ
ードレコードを累積する。すなわち、例えば、ビジネス値レコード及びアカウン
トコードレコードは、管理者、マネージャー、重役、副社長等々(経営管理階層
)に従って、そしてセールスグループ、部局、部門及び会社全体(会社階層)に
よって累積される。ビジネス値及びアカウントコードのこのような累積によって
、依然は生成できなかったレポートをレポートジェネレータ1933によって生
成することができる。従って、例えば、特定のエージェント又は会社の特定の部
局等々ごとに、特定の期間中のトータルの販売高がどのくらいだったかを決定す
ることもできるのである。
コールトレーサ1942は、1939を探索して特定の電話コールの運用をト
レースするために使用される。例えば、特定の番号の電話コールに対してコール
セグメントレコードを探索し、そのコールの運用にかかわっている全てのエージ
ェントを識別することができる。コールセグメントレコードで利用可能な他のデ
ータフィールド(図20参照)は、同様に特定のコー
ル又はコールセグメントを探索するために使用される。セグメントをベースにし
て又はコールをベースにして格納された、このような「生の」データは、データ
収集装置1931によっては通常は収集されない。従って、このような「生の」
データは、コンピュータ1927からのデータを解析するための付加的な機能を
表す。
こうして、2つのコンピュータ間で(コールセグメント、ビジネス値及びアカ
ウントコード情報を含んだ)電話コール情報を交換し、様々な時間間隔及び組織
階層に情報を累積し、この情報からレポートを作成するための、新しい有益な発
明を上に説明した。ここでハードウェア又はコンピュータプログラムに対する特
別な言及は単なる例にすぎないことを理解してほしい。ハードウェアコンポーネ
ントとソフトウェアコンポーネントとの間の機能の特別なアロケーションは、特
定のインプリメンテーションに含まれる特定の要請及びエンジニアリングトレー
ドオフによって指示されたものである。また、本発明の方法を実施するために使
用される様々なステップの特定の順番は、同じ又は実質上同じ結果を得るために
配列を変えてもよいと認めてほしいし、従属請求項の中のステップのナンバリン
グは言及しやすいようにするために行っただけであり、この従属請求項の中のス
テップのナンバリングは、本発明の方法を実施可能にする必要がない限りは、請
求されたステップの範囲を特定の順番に限定するものではない、ということを認
めてほしい。
明らかに、本発明の多くの修正及びバリエーションが上述の説明の範囲内で可
能である。特定の値、部分番号又は規格は、単なる例である。それゆえ、従属請
求項の範囲内で、本発明をここに特に記述したのとは別のやり方で実施すること
ができることは理解してもらえるだろう。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ゲイル マリネリ
アメリカ合衆国 95030 カリフォルニア
ロス ゲイトス オークモント ドライ
ヴ 19775
(72)発明者 バーバラ チン
アメリカ合衆国 95051 カリフォルニア
サンタ クララ ミラプラザ コート
1902 ナンバー 30
【要約の続き】
コールセグメントレコードを受信し、これらをデータベ
ースに記憶し、かつビジネス値、アカウントコードを固
定の時間間隔および1つの又は複数の組織的階層に従っ
て複数のレコードに亘って累積する。累積された値から
使用可能なレポートを作成するためのレポートジェネレ
ータが設けられている。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.複数の電話エージェントをサービスするコンピュータ化された構内交換機 (CBX)に接続されている第1のコンピュータと、データベースを有する第2 のコンピュータとの間で電話コール情報を交換する方法において、次のステップ を有する: (1)前記第1のコンピュータにおけるデータエントリプログラムに続いて複数 のビジネス値レコードを生成するステップ、この場合ビジネス値レコードはそれ ぞれ、前記電話エージェントの1つを、該1つの電話エージェントによって実施 される1つ又は複数のデータ入力操作に相応するビジネス値日付に関連付ける情 報を有しており、 (2)前記第1のコンピュータに前記複数のビジネス値レコードを記憶するステ ップ、 (3)前記記憶された複数のビジネス値レコードの1つ又は複数を検索するステ ップ、および (4)前記検索されたビジネス値レコードを前記第1のコンピュータから前記第 2のコンピュータにリンクを介して伝送するステップ を有することを特徴とする方法。 2.さらに次のステップを有する: (5)前記第1のコンピュータにおいて、前記CBXから、前記複数の電話エー ジェントの1つ又は複数に よって扱われた1つの電話コールにそれぞれが関連している複数の電話コールイ ベントを受信し、 (6)前記複数の電話コールイベントを前記第1のコンピュータに記憶し、 (7)前記複数の電話コールイベントを前記電話エージェントの1つに関連する コールセグメントレコード内に整理し、かつ (8)前記コールセグメントレコードを前記第1のコンピュータから前記第2の コンピュータにリンクを介して伝送する 請求項1記載の方法。 3.さらに次のステップを有する: (5)前記第2のコンピュータにおいて前記伝送されたビジネス値レコードを受 信し、 (6)前記受信されたビジネス値レコードを前記第2のコンピュータにおける前 記データベース中に記憶し、 (7)前記複数のレコードされたビジネス値記憶を前記第2のコンピュータにお ける前記データベースから読み出し、 (8)前記データベースから読み出された複数のビジネス値レコードから抽出さ れた複数のビジネス値を累積された値に累積し、かつ (9)前記累積された値を含んでいるレポートを作成する 請求項1記載の方法。 4.前記累積ステップは次のステップを有する: 前記データベースから読み出された複数のビジネス値レコードから抽出された複 数のビジネス値を第1の固定時間間隔に相応する第1の累積された値に累積しか つ該第1の累積された値を前記データベースに記憶し、かつ 前記データベースから読み出された複数のビジネス値レコードから抽出された複 数のビジネス値を第2の固定時間間隔に相応する第2の累積された値に累積しか つ該第2の累積された値を前記データベースに記憶する 請求項3記載の方法。 5.前記累積ステップは次のステップを有する: それぞれが、前記ビジネス値がそれを超えたら累積されるようにする累積レベル を定める少なくとも2つのレベルを有している組織的階層を設け、 前記データベースから読み出された複数のビジネス値レコードから抽出された複 数のビジネス値を前記組織的階層の第1のレベルに相応する第1の累積された値 に累積しかつ該第1の累積された値を前記データベースに記憶し、かつ 前記データベースから読み出された複数のビジネス値レコードから抽出された複 数のビジネス値を前記組織的階層の第2のレベルに相応する第2の累積された値 に累積しかつ該第2の累積された値を前記データベースに記憶する 請求項3記載の方法。 6.前記ステップ(1)は、ビジネス値日付としての課金合計を含んでいるビ ジネス値レコードを生成するステップを有している 請求項1記載の方法。 7.さらに次のステップを有している: (5)前記第2のコンピュータにおいて前記伝送されるビジネス値レコードを受 信し、 (6)前記受信されたビジネス値レコードを前記第2のコンピュータにおける前 記データベースに記憶し、 (7)前記複数の記憶されたビジネス値レコードを前記第2のコンピュータにお ける前記データベースから読み出し、 (8)前記データベースから読み出された複数のビジネス値レコードから抽出さ れた複数のビジネス値を第1の固定時間間隔に相応する第1の累積された値に累 積しかつ該第1の累積された値を前記データベースに記憶し、かつ (9)前記データベースから読み出された複数のビジネス値レコードから抽出さ れた複数のビジネス値を組織的階層に相応する第2の累積された値に累積しかつ 該第2の累積された値を前記データベースに記憶する請求項1記載の方法。 8.ステップ(5)ないし(9)を複数回繰り返すステップを有しておりかつ そこから第1の数の累積された値および第2の数の累積された値を生成する 請求項7記載の方法。 9.さらに、前記第2のコンピュータからフォーマット化されたレポートを作 成するステップを有しており、該フォーマット化されたレポートは前記第1の数 の累積された値および第2の数の累積された値を有している 請求項8記載の方法。 10.さらに次のステップを有する: (5)前記第1のコンピュータにおける前記データえんとりプログラムに続いて 、複数のアカウントコードレコードを生成するステップ、この場合アカウントコ ードレコードはそれぞれ、前記1つの電話エージェントを1つの電話コールの特 性を指示するアカウントコード日付に関連付ける情報を有しており、 (6)前記複数のアカウントコードレコードを前記第1のコンピュータに記憶す るステップ、 (7)前記複数の記憶されたアカウントコードレコードを検索するステップ、お よび (8)前記検索されたアカウントコードレコードを前記第1のコンピュータから 前記第2のコンピュータに前記リンクを介して伝送するステップ 請求項1記載の方法。 11.さらに次のステップを有する: (9)前記第2のコンピュータにおいて前記伝送されたアカウントコードレコー ドを受信し、 (10)該受信されたアカウントコードレコードを前記第2のコンピュータにおけ る前記データベースに記憶し、 (11)前記第2のコンピュータにおいて前記データベースから前記複数の記憶さ れたアカウントコードレコードを読み出し、 (12)前記データベースから読み出された前記複数のアカウントコードレコード から抽出された複数のアカウントコード値を1つ又は複数の累積されたアカウン トコード値に累積し、かつ (13)前記1つ又は複数の累積されたアカウントコード値を有するレポートを作 成する 請求項11記載の方法。 12.複数の電話エージェントをサービスするコンピュータ化された構内交換機 (CBX)に接続されている第1のコンピュータと、データベースを有する第2 のコンピュータとの間で電話コール情報を交換する装置において、該装置は、 前記第1のコンピュータにおけるデータエントリプログラムに続いて、前記電話 エージェントの1つを、該1つの電話エージェントによって実施される1つ又は 複数のデータエントリ操作に相応するビジネス値日付 に関連付ける情報をそれぞれが有している複数のビジネス値レコードを生成する ための手段と、 前記第1のコンピュータに前記複数のビジネス値レコードを記憶するための手段 と、 前記記憶された複数のビジネス値レコードの1つ又は複数を検索するための手段 と、 前記呼び出されたビジネス値レコードを前記第1のコンピュータから前記第2の コンピュータにリンクを介して伝送するための手段と を有していることを特徴とする装置。 13.さらに、 前記第1のコンピュータにおいて、前記CBXから、前記複数の電話エージェン トの1つ又は複数によって扱われた1つの電話コールにそれぞれが関連している 複数の電話コールイベントを受信するための手段と、 前記複数の電話コールイベントを前記第1のコンピュータに記憶するための手段 と、 前記複数の電話コールイベントを前記電話エージェントの1つに関連するコール セグメントレコード内に整理するための手段と、 前記コールセグメントレコードを前記第1のコンピュータから前記第2のコンピ ュータにリンクを介して伝送するための手段と を有している 請求項12記載の装置。 14.さらに、 前記第2のコンピュータにおいて前記伝送されるビジネス値レコードを受信する ための手段と、 前記第2のコンピュータにおいて前記受信されたビジネス値レコードを該第2の コンピュータにおける前記データベース中に記憶するための手段と、 前記複数の記憶されたビジネス値レコードを前記第2のコンピュータにおける前 記データベースから読み出すための手段と、 前記データベースから読み出された複数のビジネス値レコードから抽出された複 数のビジネス値を累積された値に累積するための手段と、 前記累積された値を含んでいるレポートを作成するための手段と を有している 請求項12記載の装置。 15.前記累積手段は、 前記データベースから読み出された複数のビジネス値レコードから抽出された複 数のビジネス値を第1の固定時間間隔に相応する第1の累積された値に累積しか つ該第1の累積された値を前記データベースに記憶するための手段と、 前記データベースから読み出された複数のビジネス値レコードから抽出された複 数のビジネス値を前記第1の固定時間間隔とは異なった第2の固定時間間隔に相 応する第2の累積された値に累積しかつ該第2の累積された値を前記データベー スに記憶するための手段とを有している 請求項14記載の装置。 16.前記累積手段は、 前記データベースから読み出された複数のビジネス値レコードから抽出された複 数のビジネス値を前記組織的階層の第1のレベルに相応する第1の累積された値 に累積しかつ該第1の累積された値を前記データベースに記憶し、かつ 前記データベースから読み出された複数のビジネス値レコードから抽出された複 数のビジネス値を前記組織的階層の第2のレベルに相応する第2の累積された値 に累積しかつ該第2の累積された値を前記データベースに記憶するための手段と を有している 請求項14記載の装置。 17.前記ビジネス値レコードは、ビジネス値日付としての課金合計を含んでい る 請求項12記載の装置。 18.さらに、 前記第2のコンピュータにおいて前記伝送されたビジネス値レコードを受信する ための手段と、 前記受信されたビジネス値レコードを前記第2のコンピュータにおける前記デー タベースに記憶するための 手段と、 前記複数の記憶されたビジネス値レコードを前記第2のコンピュータにおける前 記データベースから読み出するための手段と、 前記データベースから読み出された複数のビジネス値レコードから抽出された複 数のビジネス値を第1の固定時間間隔に相応する第1の累積された値に累積しか つ該第1の累積された値を前記データベースに記憶するための手段と、 前記データベースから読み出された複数のビジネス値レコードから抽出された複 数のビジネス値を組織的階層に相応する第2の累積された値に累積しかつ該第2 の累積された値を前記データベースに記憶するための手段と を有している 請求項12記載の装置。 19.累積するための前記第1の手段は第1の数の累積された値を累積しかつ記 憶しかつ累積するための前記第2の手段は第2の数の累積された値を累積しかつ 記憶する 請求項18記載の装置。 20.さらに、 前記第2のコンピュータからフォーマット化されたレポートを作成するための手 段を有しており、該フォーマット化されたレポートは前記第1の数の累積された 値および第2の数の累積された値を有している 請求項19記載の装置。 21.さらに、 前記第1のコンピュータにおいて、それぞれが、前記1つの電話エージェントを 1つの電話コールの特性を指示するアカウントコード日付に関連付ける情報を有 している複数のアカウントコードレコードを生成するための手段と、 前記複数のアカウントコードレコードを前記第1のコンピュータに記憶するため の手段と、 前記複数の記憶されたアカウントコードレコードを検索するための手段と、 前記呼び出されたアカウントコードレコードを前記第1のコンピュータから前記 第2のコンピュータに前記リンクを介して伝送するための手段と を有している 請求項12記載の装置。 22.さらに、 前記第2のコンピュータにおいて前記伝送されたアカウントコードレコードを受 信するための手段と、 前記第2のコンピュータにおいて受信された前記アカウントコードレコードを前 記第2のコンピュータにおける前記データベースに記憶するための手段と、 前記第2のコンピュータにおいて前記データベースから前記複数の記憶されたア カウントコードレコードを 読み出すための手段と、 前記データベースから読み出された前記複数のアカウントコードレコードから抽 出された複数のアカウントコード値を1つ又は複数の累積されたアカウントコー ド値に累積するための手段と、 前記1つ又は複数の累積されたアカウントコード値を有するレポートを作成する ための手段と を有する 請求項21記載の装置。 23.複数の電話エージェントをサービスするコンピュータ化された構内交換機 (CBX)に接続されている第1のコンピュータと、データベースを有する第2 のコンピュータとの間で電話コール情報を交換するための装置において、該装置 は、 前記第1のコンピュータにおけるデータ入力プログラムに接続されているビジネ スイベントハンドラを備え、該ビジネスイベントハンドラは、それぞれが、前記 電話エージェントに1つを該1つの電話エージェントによって実施された1つ又 は複数のデータエントリ操作に相応するビジネス値に関連付ける情報を含んでい る複数のビジネス値レコードを生成し、 前記複数のビジネスレコードを前記第1のコンピュータに記憶するためのイベン トログと、 前記記憶されたビジネス値レコードの1つ又は複数を前記イベントログから検索 するためのビジネスイベン ト検索機能と、 前記検索されたビジネス値レコードを前記第1のコンピュータから前記第2のコ ンピュータにリンクを介して伝送するためのデータインタフェースと を備えている ことを特徴とする装置。 24.前記CBXから複数の電話コールイベントを受信しかつ前記イベントログ に記憶するためのコールイベントハンドラを備え、該コールイベントは、前記複 数の電話エージェントの1つ又は複数によって扱われた電話コールに関連してお り、 前記イベントログに接続されているコールセグメント発生器を備え、該コールセ グメント発生器は、前記複数の電話コールイベントを前記電話エージェントの1 つに関連したコールセグメントレコード内に整理しかつ該コールセグメントレコ ードを前記データインタフェースを介して前記第2のコンピュータに伝送する 請求項23記載の装置。 25.複数の電話エージェントをサービスするCBXに接続されているコンピュ ータから伝送されるビジネス値レコードを累積するための装置において、該装置 は、 前記コンピュータから、それぞれが、前記電話エージェントの1つを前記コンピ ュータにおいて該1つの電話エージェントによって実施された1つ又は複数のデ ータエントリ操作に相応するビジネス値に関連付ける情報を含んでいる複数のビ ジネス値を受信するためのデータインタフェースと、 前記データインタフェースによって受信された前記ビジネス値レコードを前記第 2のコンピュータにおける前記データベースに記憶するためのビジネス値アキュ ムレータと、 前記複数の記憶されたビジネス値レコードを前記データベースから読み出しかつ そこから抽出された複数のビジネス値を累積するためのタイムベースアキュムレ ータと、 前記累積されたビジネス値を含んでいるレポートを作成するためのレポートジェ ネレータと を有している 請求項25記載の装置。 26.前記時間ベースアキュムレータは、前記複数のビジネス値を前記第1の固 定時間間隔に従って第1の累積されたビジネス値に累積しかつ前記第1の累積さ れたビジネス値を前記データベースに記憶し、かつさらに、前記複数のビジネス 値を前記第2の固定時間間隔に従って第2の累積されたビジネス値に累積しかつ 前記第2の累積されたビジネス値を前記データベースに記憶する 請求項25記載の装置。 27.さらに、 前記データベースから読み出された前記複数のビジネス値から抽出された複数の ビジネス値を組織的階層の第1のレベルに相応する第1の累積された値に累積し かつ該第1の累積された値を前記データベースに記憶し、かつ前記データベース から読み出された前記複数のビジネス値から抽出された前記複数のビジネス値を 前記組織的階層の第2のレベルに相応する第2の累積された値に累積しかつ該第 2の累積された値を前記データベースに記憶するための組織編成アキュムレータ を有している 請求項25記載の装置。 28.前記ビジネス値レコードは、ビジネス値日付としての課金合計を含んでい る 請求項25記載の装置。 29.前記タイムベースアキュムレータは複数のビジネス累積値を生成しかつそ れに相応するレコードを前記データベースに記憶する 請求項25記載の装置。 30.前記レポートジェネレータは前記レポートをユーザ定義レポートテンプレ ートに従ってフォーマット化する 請求項25記載の装置。 31.前記データインタフェースはさらに、前記コンピュータから、それぞれが 、前記1つの電話エージェントを電話コールの特性を指示するアカウントコード 日付に関連付ける情報を含んでいる複数のアカウントコードレコードを受信し、 前記ビジネス値アキュムレータは前記複数のアカウントコードレコードを前記デ ータベースに記憶し、 前記タイムベースアキュムレータはさらに、前記複数の記憶されたアカウントコ ードレコードを前記データベースから読み出しかつそこから抽出された複数のア カウントコード値を1つの累積されたアカウントコード値に累積する 請求項25記載の装置。 32.前記複数の電話エージェントをサービスするコンピュータ化された構内交 換機(CBX)に接続されている第1のコンピュータから電話コール情報を累積 するための装置において、 前記第1のコンピュータから、それぞれが、前記電話エージェントの1つを、該 1つの電話エージェントによって実施された1つ又は複数のデータエントリに相 応するビジネス値日付に関連付ける情報を含んでいる複数のビジネス値を受信す るための手段と、 前記ビジネス値レコードから抽出された複数のビジネス値を1つの累積されたビ ジネス値レコードに累積しかつ該累積されたビジネス値レコードをデータベース に記憶するための手段と、 前記データベースから複数の累積されたビジネス値レコードを検索しかつそこか ら累積されたビジネス値を 抽出するための手段と、 固定時間間隔に相応して、前記ビジネス値レコードから抽出された前記複数の累 積されたビジネス値を時間累積されたレコードに累積しかつ前記時間累積された レコードを前記データベースに記憶するための時間累積手段と、 組織的階層に応じて、前記ビジネス値レコードから抽出された前記複数の累積さ れたビジネス値を組織的に累積されたレコードに累積しかつ前記組織的に累積さ れたレコードを前記データベースに記憶するための組織的な累積手段と を有している ことを特徴とする装置。 33.さらに、前記時間累積されたレコードからの情報を有しているフォーマッ ト化されたレポートを作成するための手段を有している 請求項32記載の装置。 34.前記受信手段は、前記第1のコンピュータから、それぞれが、前記1つの 電話エージェントを電話コールの特性を指示するアカウントコード日付に関連付 ける情報を含んでいる複数のアカウントコードレコードを受信するための手段を 有しており、 前記累積手段は、前記アカウントコードレコードから抽出された複数のアカウン トコード値を累積しかつ前記累積されたアカウントコードレコードを前記データ ベースに記憶するための手段を有しており、 前記検索手段は、複数の累積されたアカウントコードレコードを前記データベー スから検索しかつそこから累積されたアカウントコード値を抽出するための手段 を有し、 前記時間累積手段は、前記固定時間間隔に従って、前記アカウントコードレコー ドから抽出された複数の累積されたアカウントコード値を前記時間累積されたレ コード内に累積するための手段を有しており、かつ前記組織的累積手段は、前記 組織的階層に従って、前記アカウントコードレコードから抽出された前記複数の 累積されたアカウントコード値を、前記データベース内の前記組織的に累積され たレコード内に累積するための手段を有している 請求項32記載の装置。 35.前記検索手段は、前記第1のコンピュータから、それぞれが、電話コール セグメント属性を前記エージェントの1つに関連付ける情報を含んでいる複数の コールセグメントレコードを受信するための手段を有しており、 前記装置はさらに、 受信されたコールセグメントレコードを前記データベースに記憶するための手段 と、 1つの共通の識別子を有している、前記データベースからの複数のコールセグメ ントレコードをリンクする ことによって1つの電話コールを追跡するための手段と を有している 請求項32記載の装置。
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