JP4176981B2 - 組合員情報システム、組合員情報システムのためのデータの統合管理方法、および記憶媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、データベースに関し、特にオープンネットワーク環境を利用して分散された基盤情報を一元管理した組合員情報システム、組合員情報システムにおけるデータの統合管理方法、および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば農業協同組合では、例えば農協支部のような単位毎に、組合員の家族構成や年齢等の情報を記載した基本台帳のデータベースを保持し、そこに、信用事業システムとして、例えば貯金高等の信用情報を追記したり、あるいは共済事業システムとして、例えば組合員がどのような保険に加入しているかの情報を追記したり、あるいは経済事業システムとして、例えば出荷量はどのくらいあるかの情報等を追記することにより運用・管理していた。
【0003】
このため、例えば各農協支部間での情報のやりとりができないため、情報の共有や一元管理等、複数の農協支部間にまたがるグローバルなアクセスや管理を行うことができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように従来の組合員情報システムでは、各農協(以下JAと呼ぶ場合もある)支部単位でその支部に属する組合員だけのデータベースシステムを構築して運用管理しているため、複数の支部にまたがる運用や一元管理をすることができず、データベースの有効利用を図る事が出来ないという問題があった。
【0005】
本発明は上述の実情に鑑みてなされたものであり、各支部単位で保持する、信用事業システム、経済事業システムおよび共済事業システムの各データベースを統合化して、グローバルなデータベースシステムを構築することにより、情報の共有および一元化を図ることにより効率の良い情報の検索、運用、管理を行うとともに、渉外活動の支援を行うことのできる組合員情報システム、組合員情報システムにおけるデータの統合管理方法、および記憶媒体を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明の組合員情報システムは、信用系事業システムと、経済系事業システムと、共済系事業システムとを有する組合員情報システムであって、前記信用系事業システムの組合員番号をベースとした統一組合員番号を基に前記信用系事業システムの組合員番号と、前記経済系事業システムの組合員番号と、前記共済系事業システムの組合員番号とを管理し、前記信用系事業システムの組合員情報を連結する場合は、当該信用系事業システムの組合員情報に含まれる農協コード、店舗コード及び取引番号からなる第1のコードに対応し、採番日付及び連番号からなる第1の連結キーを、前記信用系事業システムのデータベースから読み出し、連結データベースの前記信用系事業システムに対応するエリアに当該第1の連結キーをセットし、前記経済系事業システムの組合員情報を連結する場合は、当該経済系事業システムの組合員情報に含まれる農協コード、店舗コード及び組合員番号からなる第2のコードが前記連結データベースに存在しなければ、前記連結データベースから前記第2のコードに応じた第1の連結キーを検出して、当該第1の連結キーに対応させて前記連結データベースの前記経済系事業システムに対応するエリアを更新し、前記第2のコードに応じた第1の連結キーが検出されなければ、前記第2のコードに応じた共済系のキーである第2の連結キーを検出して、当該第2の連結キーに対応させて前記連結データベースの前記経済系事業システムに対応するエリアを更新し、前記共済系事業システムの組合員情報を連結する場合は、当該共済系事業システムの組合員情報に含まれる組合番号、支所番号及び組合員コードからなる第3のコードが前記共済系事業システムのデータベースに存在するかをチェックし、当該第3のコードに対応するキーが連結データベースに存在するかをチェックし、前記共済系事業システムの組合員情報に含まれる農協コード、店舗コード及びカナ氏名からなる第3の連結キーに対応する第1の連結キーを前記信用系事業システムのデータベースから読み出し、当該第1の連結キーに対応させて連結データベースの前記共済系事業システムに対応するエリアを更新し、前記第3の連結キーに対応する前記第1の連結キーが前記信用系事業システムのデータベースに存在しなければ、農協コード及び組合員コードからなる第4の連結キーに対応する第1の連結キーに対応させて連結データベースの前記共済系事業システムに対応するエリアを更新することを特徴とするものである。
【0007】
また、この発明の組合員情報システムのデータの統合管理方法は、信用系事業システムと、経済系事業システムと、共済系事業システムとを有する組合員情報システムにおけるデータの統合管理方法であって、前記信用系事業システムの組合員番号をベースとした統一組合員番号を基に前記信用系事業システムの組合員番号と、前記経済系事業システムの組合員番号と、前記共済系事業システムの組合員番号とを管理し、前記信用系事業システムの組合員情報を連結する場合は、当該信用系事業システムの組合員情報に含まれる農協コード、店舗コード及び取引番号からなる第1のコードに対応し、採番日付及び連番号からなる第1の連結キーを、前記信用系事業システムのデータベースから読み出し、連結データベースの前記信用系事業システムに対応するエリアに当該第1の連結キーをセットし、前記経済系事業システムの組合員情報を連結する場合は、当該経済系事業システムの組合員情報に含まれる農協コード、店舗コード及び組合員番号からなる第2のコードが前記連結データベースに存在しなければ、前記連結データベースから前記第2のコードに応じた第1の連結キーを検出して、当該第1の連結キーに対応させて前記連結データベースの前記経済系事業システムに対応するエリアを更新し、前記第2のコードに応じた第1の連結キーが検出されなければ、前記第2のコードに応じた共済系のキーである第2の連結キーを検出して、当該第2の連結キーに対応させて前記連結データベースの前記経済系事業システムに対応するエリアを更新し、前記共済系事業システムの組合員情報を連結する場合は、当該共済系事業システムの組合員情報に含まれる組合番号、支所番号及び組合員コードからなる第3のコードが前記共済系事業システムのデータベースに存在するかをチェックし、当該第3のコードに対応するキーが連結データベースに存在するかをチェックし、前記共済系事業システムの組合員情報に含まれる農協コード、店舗コード及びカナ氏名からなる第3の連結キーに対応し、採番日付及び連番号からなる第1の連結キーを前記信用系事業システムのデータベースから読み出し、当該第1の連結キーに対応させて連結データベースの前記共済系事業システムに対応するエリアを更新し、前記第3の連結キーに対応する前記第1の連結キーが前記信用系事業システムのデータベースに存在しなければ、農協コード及び組合員コードからなる第4の連結キーに対応する第1の連結キーに対応させて連結データベースの前記共済系事業システムに対応するエリアを更新することを特徴とするものである。
【0008】
また、この発明の記憶媒体は、信用系事業システムと、経済系事業システムと、共済系事業システムとを有する組合員情報システムにおけるデータの統合管理を、コンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、当該プログラムは前記コンピュータに、前記信用系事業システムの組合員番号をベースとした統一組合員番号を基に前記信用系事業システムの組合員番号と、前記経済系事業システムの組合員番号と、前記共済系事業システムの組合員番号とを管理させ、前記信用系事業システムの組合員情報を連結する場合は、当該信用系事業システムの組合員情報に含まれる農協コード、店舗コード及び取引番号からなる第1のコードに対応し、採番日付及び連番号からなる第1の連結キーを、前記信用系事業システムのデータベースから読み出し、連結データベースの前記信用系事業システムに対応するエリアに当該第1の連結キーをセットさせ、前記経済系事業システムの組合員情報を連結する場合は、当該経済系事業システムの組合員情報に含まれる農協コード、店舗コード及び組合員番号からなる第2のコードが前記連結データベースに存在しなければ、前記連結データベースから前記第2のコードに応じた第1の連結キーを検出して、当該第1の連結キーに対応させて前記連結データベースの前記経済系事業システムに対応するエリアを更新させ、前記第2のコードに応じた第1の連結キーが検出されなければ、前記第2のコードに応じた共済系のキーである第2の連結キーを検出して、当該第2の連結キーに対応させて前記連結データベースの前記経済系事業システムに対応するエリアを更新させ、前記共済系事業システムの組合員情報を連結する場合は、当該共済系事業システムの組合員情報に含まれる組合番号、支所番号及び組合員コードからなる第3のコードが前記共済系事業システムのデータベースに存在するかをチェックし、当該第3のコードに対応するキーが連結データベースに存在するかをチェックし、前記共済系事業システムの組合員情報に含まれる農協コード、店舗コード及びカナ氏名からなる第3の連結キーに対応し、採番日付及び連番号からなる第1の連結キーを前記信用系事業システムのデータベースから読み出し、当該第1の連結キーに対応させて連結データベースの前記共済系事業システムに対応するエリアを更新させ、前記第3の連結キーに対応する前記第1の連結キーが前記信用系事業システムのデータベースに存在しなければ、農協コード及び組合員コードからなる第4の連結キーに対応する第1の連結キーに対応させて連結データベースの前記共済系事業システムに対応するエリアを更新させることを特徴とするものである。
【0009】
このシステムにおいては、農協における各事業システム(信用事業システム、経済事業システム、共済事業システム)のデータを一元管理し、組合員総合情報データベースが構築され、情報の共有および一元管理がなされる。このシステムにおいては、信用事業システムにおいて最も普及している、信用事業取引先番号をキーとして、経済事業システムおよび共済事業システムをもリンクすることにより、信用事業システム、経済事業システム及び共済事業システムが統合管理される。さらに、組合員の中には、信用事業システムには加入していないが、経済事業システムおよび共済事業システムに加入している組合員も存在するため、そのような組合員を管理する管理者の信用事業取引先番号を用いて該当する組合員にアクセス可能なように構成される。組合員個々の住所・氏名・年齢等の基本情報、各事業システムの実績情報は、上述したリンクを用いて統一的に検索を行うことができる。
【0010】
また、この発明のシステムでは、組合員基本情報ならびに各事業システムの情報を、各事業システムのホストコンピュータから構築し、リンクが取られる。データは、全域を管理するセンターサーバならびに地域を管理するアクセスサーバに分散され、各サーバ間の情報連動はデータベースマネージメントシステムの持つ基本機能により行われる。月単位および日単位などのホストコンピュータ間のバッチ処理によりセンターサーバの全組合員情報が更新された後、各アクセスサーバの該当組合員情報が自動更新される。この発明によれば、ホストコンピュータ上の処理と同期をとりながら、各バッチ発生情報を逐次反映することにより情報の鮮度を保つことが可能である。さらに、アクセスサーバ上での情報更新についても、センターサーバ側に対し反映することにより、双方向の整合性を保つことができる。アクセスサーバ側では、地域性を持たせるため、独自の項目設定ならびに情報登録が可能である。
【0011】
また、この発明によれば、組合員情報管理メニューを設けることにより、個々の事業システム契約状況や世帯の家族情報、渉外履歴、営農情報等を情報検索することが可能である。履歴に関する情報追記や、家族・営農などへの最新情報を反映する事により常に組合員個人の情報鮮度を保つことが可能である。該当組合員が直接選択できない場合においても、カナ氏名や電話番号の指定を行うことができ、かつカナ氏名の姓のみ等曖昧な検索条件指定に対し該当分を抽出することができる。
【0012】
この発明によれば、事業システム別に機能固定された定型検索メニューと利用者裁量による非定型検索メニューを有する。非定型検索メニューにおいては、基本条件の他に、管理された検索項目範囲において、最大15項目までの検索キーを自由に設定することができる。また、利用価値の高い検索条件については、最大100個まで、メニュー化することができる。従って、独自の業務効率化を図ることができるとともに、新規開発コストの軽減を図ることができる。情報検索結果は、帳票に出力することができるとともに、利用者の指示により抽出した組合員に対しダイレクトメールを送付するためのタック印刷、個人指定による該当登録者電話番号へのオートダイアル、EUCツールであるスプレッドシートへの検索結果転送などを同一画面上から行うことができる。
【0013】
この発明によれば、情報の不正閲覧や、不正操作を防ぐため、オペレーティングシステムの基本セキュリティ機能を利用するとともに、アプリケーションによるシステムセキュリティ機能を持たせている。このシステムでは、管理下におかれた利用者に付与されるユーザ名とパスワードの照合により利用が許可される。許可を受けている利用者であっても、システムへの接続後所定時間未使用状態が継続した場合には利用できないように構成されている。さらに、同一ユーザが他端末から利用する事が出来ないように構成されている。さらに、ユーザに関してグループ化を行い、事業システム別の情報参照権限や管轄に関する機能制限が設けられる。
【0014】
この発明によれば、WindowsGUIをベースとしたシステム構築を行っているため、検索に関する基本機能については、すべてマウスにより操作を行うことにより利用者負荷を軽減することができる。さらに検索結果は、EUCツールであるスプレッドシートへ転送することができ、利用者の裁量により自由な構成で資料を作成することができる。さらに、応用アプリケーション内では、制限の多いグラフ処理や他のEUCツールへの連携が可能となり、情報利用の範囲を広げることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0016】
図1はこの発明の組合員情報システムの全体を示すシステムブロック図である。図1に示す組合員情報システムは大別して、電算センター1、JA本店システム3、およびJA店舗システム5に大別される。電算センタ1とJA本店システム3間、およびJA本店システム3とJA店舗システム5間は、それぞれISDN7、9を介して接続される。電算センター1のホストコンピュータ8、センタサーバ10、組合員情報クライアント11およびアクセスサーバ13は、それぞれLAN15を介して接続される。ホストコンピュータ8は、信用顧客基本情報、経済顧客基本情報、貯金・貸し付け金情報、購買供給情報等を保持する。
【0017】
組合員情報システムセンターサーバ10は、組合員情報データベースを保持するとともに、運用管理マネージャとして機能する。アクセスサーバ13は組合員情報データベースを保持し、運用管理エージェントとして機能する。複数のアクセスサーバ13の各々は、例えば異なる地域を担当するように構成される。各アクセスサーバ13はそれぞれルータ17と接続される。ルータ17はISDN7を介してJA本店システム3のルータ19と接続される。前記ルータ19にLAN21を介して組合員情報クライアント23が接続される。JA本店システム3の集合ルータ25はISDN9を介してJA店舗システム5のルータ27と接続される。ルータ27には組合員情報クライアント29が接続される。
【0018】
図2は図1に示すセンターサーバ10、ホストコンピュータ8、および組合員情報クライアント11の詳細ブロック図である。センターサーバ10は組合員情報システムデータベース31、組合員情報連動インターフェース(I/F)33、リモートデータベースマネージメントシステム35、データベースシステム上のデータにアクセスするためのインターフェースとして機能する構造化照会言語(SQL:Structured Query Language;リレーショナルデータベースを操作する言語)37、システムの運用管理を司るマネージャ39、オペレーティングシステム(OS)41、および通信プロトコル(TCP/IP)43で構成される。
【0019】
ホストコンピュータ8は、組合員情報連動インターフェース(I/F)45および通信プロトコル(TCP/IP)47を有する。また、組合員情報クライアント11は、通信プロトコル(TCP/IP)49、OS51、データベースシステム上のデータをアクセスするためのインターフェースとして機能する構造化照会言語(SQL)53、通信サーバ55、渉外支援情報システム57を構成する組合員情報管理機能59、採算管理支援機能61、システム管理機能63、渉外活動支援機能65、取り引き環境分析機能67、バックエンドのデータベースとフロントエンドのユーザアプリケーション間の共通インターフェースとして機能するODBC(Open Database Connectivity)(データベース接続プロトコル)69、アプリケーション71、およびシステムの運用管理を司るエージェント(イベント発生時にアクションを実行するバックグラウンドプロセス)73とで構成される。ODBC69はほとんどのバックエンドのデータベースシステムが実行する共通機能を提供する。すなわち、構造化照会言語(SQL)53を使ってバックエンドシステムを操作し、データベースマネージャ間の相違や、データベースマネージャによるSQLの実装の仕方の相違を明らかにする個別のインターフェースを提供する。フロントエンドのアプリケーション71は、ODBCインターフェースに対応するように、またこのインターフェースの機能を活用するように作成される。
【0020】
図3は図1に示すアクセスサーバ13と組合員情報クライアント23の詳細を示すブロック図である。アクセスサーバ13はセンターサーバ10と同等の構成を有する。すなわち、組合員情報システムデータベース75、組合員情報連動インターフェース(I/F)77、リモートデータベースマネージメントシステム79、データベースシステム上のデータにアクセスするためのインターフェースとして機能する構造化照会言語(SQL)81、システムの運用管理を司るマネージャ83、オペレーティングシステム(OS)85、および通信プロトコル(TCP/IP)87で構成される。また、組合員情報クライアント23は、組合員情報クライアント11と同様の構成を有する。すなわち、通信プロトコル(TCP/IP)89、OS91、データベースシステム上のデータのアクセスするためのインターフェースとして機能する構造化照会言語(SQL)93、通信サーバ95、渉外支援情報システム97を構成する組合員情報管理機能99、採算管理支援機能101、システム管理機能103、渉外活動支援機能105、取り引き環境分析機能107、バックエンドのデータベースとフロントエンドのユーザアプリケーション間の共通インターフェースとして機能するODBC(Open Database Connectivity)109、アプリケーション111、およびシステムの運用管理を司るエージェント(イベント発生時にアクションを実行するバックグラウンドプロセス)113とで構成される。組合員情報クライアント23はモデム115を介して電話機117に接続される。
【0021】
図4は組合員情報システムのシステム体系を示す図である。同図に示すように組合員情報システム119は、組合員管理機能121、情報検索機能123、運用管理機能125、およびその他の機能127に大別される。組合員管理機能121は、組合員情報管理機能129と組合員情報検索機能131とから構成される。情報検索機能123は、渉外活動支援情報検索管理機能133、組合員別採算管理支援情報検索機能135、取引環境分析情報検索機能137とから構成され、渉外活動支援情報検索管理機能133は定型検索機能139と非定型検索機能141とから構成される。その他の機能127は、JA独自情報登録機能143、帳票出力機能145、DM(ダイレクトメール)(タック印刷)作成機能147および電話発信機能149とで構成される。
【0022】
組合員情報管理機能129は、各事業システムの持つデータを基に組合員に関する統一基本管理情報(基本・属性・実績・地域・計数)、ならびに独自情報を統合したデータベースの構築を行い管理する機能である。
【0023】
組合員情報検索機能131は、構築されたデータベースから、統一管理情報における組合員毎の定型情報検索を行う機能である。検索を行うときは取引先番号、カナ氏名、電話番号のいずれかを指定する。検索方法はあいまい検索(例えばカナ氏名で姓が「タナカ」や、名が「ヒロシ」といった人の検索)を行うことができる。
【0024】
情報検索機能123は、組合員情報管理機能129により構築されたデータベースを基に、クライアントから各種用途別情報検索並びに検索結果の画面表示、帳票出力を行う。定型検索機能では、抽出された組合員に対し、ダイレクトメールなどで利用する宛名シールの印刷や、検索結果から選択した組合員に対して一般加入電話への自動ダイアリングを行うことができる。
【0025】
渉外活動支援情報検索管理機能133には、定型検索139と非定型検索141の2種類があり、定型検索139は、検索でよく利用される検索処理で、検索項目と出力項目は定型で決められている。非定型検索141は、検索項目がデータベースに存在する項目であれば、その範囲内で指定可能である。各機能において、検索した結果は、スプレッドシートにおいて、情報加工が可能である。
【0026】
定型検索機能139は、各種用途別情報検索の条件画面を準備し、その検索結果を画面・帳票に出力する。各種用途別の情報検索の条件画面は、共通情報検索・信用情報検索・経済情報検索・営農情報検索・共済情報検索の各画面から構成される。各情報検索の条件画面を選択し、検索項目の条件はその時点で指定する。定型検索機能139は後述する図20に示す共通情報検索、図21乃至図24に示す信用情報検索、図25に示す経済情報検索、営農情報検索、共済定型情報検索から構成される。
【0027】
非定型検索141は、定型検索139では検索できない情報を検索する場合に、このシステムで設定された範囲内での項目を対象に、自由に検索の条件設定出力項目の設定を行うことにより検索することができる。条件検索の項目数は追加項目として最大15項目までの条件設定が可能である。
【0028】
組合員別採算管理支援情報検索機能135は、組合員情報管理機能129により登録されたデータベースを基に、クライアントから登録された基準金利並びにJAの登録金利等を用いて組合員毎の貯蓄、貸出金などの実行金利等の試算や収益状況を把握することができる。新規貸し出し金利の複数設定によるシミュレーションや損益計算などは検索結果をスプレッドシートに転送し情報を加工することができる。
【0029】
取り引き環境分析情報検索機能137は、地域における外部指標となり得る情報の収集・登録により、各事業の現状把握や業務推進用の基礎情報として利用可能な情報を提供する。
【0030】
運用管理機能125はセンターに装備した運用管理各種機能により、分散されたアクセスサーバやクライアントの状態監視や利用状況監視、データのバックアップ、システム維持に必要なソフトウエア配布などを行う。
【0031】
また、その他の機能127として、JA独自情報登録機能143は、1つのJAにつき20項目以内の管理項目を任意に設定することができる。これによりJAの実態に沿った組合員の情報管理を行うことができる。
【0032】
帳票出力機能145は、検索した内容をクライアントに接続されているプリンタに帳票出力する。
【0033】
ダイレクトメール作成機能147は、検索の結果、対象となった取引先に対してダイレクトメールを作成する場合に、図示しない「DM作成」ボタンを押すことにより、クライアントに接続されているプリンタにおいてタック印刷を行うことができる。
【0034】
電話発信機能149は、検索の結果特定の組合員に電話をかけたい場合、「電話する」ボタンを押すことにより、自動的にダイヤリングを行うことができる。
【0035】
次に、データ管理上の特徴について述べる。この発明の組合員情報システムは、組合員にとどまらずにJAの総合組合員情報としての情報を構築する。このため、氏名・住所・電話番号などの基本項目を広範囲にわたって保持している信用事業システムの取引先番号をベースとした統一組合員番号を基に管理する。統一組合員番号はこのシステムを運用する上で組合員をユニークに識別する固有番号を指す。ユーザはこの番号に基づいて組合員情報の検索と管理を行う。図5に示すように統一組合員番号は内部的に各事業毎の組合員番号を連結保持しており、検索すべき内容に応じて各事業毎の組合員情報の関連づけが行われる。信用事業システムにて情報を保有していないが経済事業または共済事業にて管理されている組合員については、各事業の組合員情報から顧客基本情報を取り込むものとし、詳細な情報が取り込まれる。
【0036】
従来、一人の組合員に関する情報は、複数のコード体系により管理されている。すなわち、図6に示すように信用系の場合には、「農協コード(4桁)」と「店コード(4桁)」と「取引先番号(10桁)」からなり、経済系の場合には、「農協コード(4桁)」と「店コード(4桁)」と「組合員番号(10桁)」からなり、共済系の場合には、「組合番号(3桁)」と、「支所番号(3桁)」と「組合員番号(6桁)」かなる。
【0037】
この発明による組合員情報システムにおいては、一人の組合員は1つのコード体系(統一組合員番号)により管理され、図1に示すホストコンピュータ8内のコード体系は内部情報として管理される。統一組合員番号は信用事業システムで使用している取引先番号を用いる。ユーザインターフェース上の表示番号と内部実績データの管理番号を図7に示す。同図に示すように、ユーザインターフェース上の表示番号は「組合員」「農協コード(4桁)」「店舗コード(4桁)」「取引先番号(10桁)」から構成される。信用事業システム上の取引先番号を持たない組合員については、経済事業または共済事業の内部管理番号が表示される。これら農協コード、店舗コード、取引先番号の入力は例えば図8に示すような登録画面を用いて行われる。
【0038】
図9は図1に示すセンターサーバ10とアクセスサーバ13の各機能を示すシステム機能関連図である。ホストコンピュータ8からセンターサーバ10に対して信用系情報、経済系情報、共済系情報、マスタデータ、組合員連結データ等がファイル転送される。これに基づきセンターサーバは組合員統合データベースを作成する。組合員統合データベースの更新はバッチ処理により行われる。センターサーバ10のデータベースは基本的にアクセスサーバ13にコピーされ、その後は、日次バッチによりセンターサーバ側のデータが更新され、高速リフレッシュにより各アクセスサーバに必要なデータが反映される。また、アクセスサーバ13のデータベースが更新された場合には、その更新がセンターサーバ10側に反映される。また、各アクセスサーバ13のデータベース上にそのアクセスサーバ13を使用するJAに対して独自の情報を管理するデータベース領域が確保される。さらに各アクセスサーバ13は、利用者アプリケーションを用いてアクセスサーバ13のデータベースを利用する際のログを保持する。すなわち図10に示すように、「利用者名」「ログイン時間」「ログアウト時間」「最新更新処理時間」「抽出件数」「センタサーバ印刷枚数」「アクセスサーバ印刷枚数」を作成・保持し、センタもしくは拠点の運用者が定期的に内容を参照し、利用実績として活用することができる。
【0039】
ログ参照画面では、「利用者名」「利用者情報」「ログイン時間」「ログアウト時間」「接続時間」「抽出件数」「過去一ヶ月の総接続時間」「過去一ヶ月の接続回数」「更新処理の有無」「サーバ印刷枚数」「過去一ヶ月のサーバ印刷枚数」等の情報が得られる。
【0040】
また、各サーバシステム上の利用者管理マスタを管理することによりシステムアプリケーションによるアクセス制限機能が設けられる。利用者管理マスタは、センタ運用管理端末及びJAから登録・更新が行われる。利用者の情報は各サーバシステム毎に管理され、センタ運用管理端末からはLANを通じて各アクセスサーバ上の利用者管理マスタが管理される。各利用者の情報にユーザグループを設定することにより、アプリケーションはそのグループ単位で利用者権限の設定が行われる。図11にセンターサーバシステムにおける利用者権限の一覧を示し、図12にアクセスサーバシステムにおける利用者権限の一覧を示す。
【0041】
信用系データ、経済系データ、共済系データの各データ間の連結は次のようにして行われる。信用系のデータは顧客基本を基準とし、存在チェックを行う。存在すれば、連結DBの信用エリアがセットされているかどうか確認する。経済系のデータは、優先順に基づき農協コード、店舗コード、組合員番号で連結DBを基にリンクされているか確認する。この確認は連結DBの存在チェック、信用系のキーで連結DBのチェック、共済系のキーで連結DBのチェックの順で行い一致した時点で照合を終わる。共済系のデータは、共済系(テーブル)データの既存のチェックを行い、その後優先順に基づき信用系か経済系のカナ氏名、及び電話番号とリンクする。このリンクは信用系カナ氏名、信用系取引番号、経済系カナ氏名の順で行い一致した時点で照合を終わる。JAカード情報のデータは、口座番号と照合しその組合員の取引番号に対してリンクする。図13は共済系のデータ連結の手順を示す概念図である。共済系の連結手順は(1)(2)(3)(4)(5)の順に行われる。図中(1)共済系データに対してキー(組合番号・支所番号・組合員コード)の存在チェックが行われる。(2)直接連結DBに対してキー(農協コード・共済店舗コード・共済取引番号)の存在チェックが行われる。(3)農協コード、店舗コード、カナ氏名で信用系の顧客基本情報に対してキー存在チェックを行う。有ればつぎのチェックを行う。1レコードの時、採番日付、連番号で連結DBを読みその共済系エリアの更新を行う。複数レコードの時、電話番号の一致もしくは、取引き番号の一番小さいものに対して、採番日付、連番号で連結DBを読みその共済系エリアの更新を行う。(4)農協コードと組合員コードで信用系の顧客基本情報に対してキー存在チェックを行う。有れば次のチェックを行う。1レコードの時、採番日付、連番号で連結DBを読みその共済系エリアの更新を行う。複数レコードの時、電話番号の一致もしくは、取引き番号の一番小さいものに対して、採番日付、連番号で連結DBを読みその共済系エリアの更新を行う。図14は信用系データの連結の手順を示す。(1)顧客基本に対してキー(農協コード・店舗コード・取引番号)の存在チェックを行う。(2)顧客基本の播番日付、連番号で連結DBのキーが存在するかチェックする。存在し信用系のエリアがセットされていなければ信用系のエリアにセットする。図15は経済系のデータ連結の手順を示す。(1)直接連結DBに対してキー(農協コード・店舗コード・取引番号)の存在チェックを行う。(2)信用系のキーに対して連結DBの存在をチェックする。存在すれば経済系エリアのキー(農協・信用店舗・取引番号)の更新を行う。(3)共済系のキーに対して連結DBの存在チェックを行う。存在すれば経済系エリアのキー(農協・共済店舗・取引番号)の更新を行う。
【0042】
図16は、図1に示すホストコンピュータで保持される信用系データ、経済系データ、共済系データ、JAカード情報、およびマスタが統合化され組合員情報データベースとしてアクセスサーバ13に保持される様子を示す概念図である。このように本発明では、農協における各事業システム(信用事業システム、経済事業システム、共済事業システム)のデータを一元管理し、組合員総合情報データベースが構築され、情報の共有および一元管理がなされる。
【0043】
図17はセンターサーバ10およびアクセスサーバ13内で行われるデータ処理を示すフローチャートである。同図に示すように、日次信用ファイルを参照するととともに、相手取引き番号、フォーマット等を識別し、「当座基本情報更新処理」120、「定期基本情報更新処理」122、「貸し出し基本情報更新処理」124、「顧客基本情報更新処理」126、「出資金基本情報更新処理」128、「国債基本情報更新処理」130、「DB削除更新処理」132のうちの該当する処理を行うように構成されている。
【0044】
図18は経済系データに関し、ホストコンピュータ8で当日発生したデータを抽出し、抽出分のデータを元にセンタサーバのデータベースを更新する際のデータ処理を示すフローチャートである。その後アクセスサーバ13へ反映される。図18に示すフローチャートにおいて、センターサーバ10は日次経済ファイルを参照し、ファイル種別を判断し(134)、「組合員マスター更新処理」136、「供給実績マスタ更新処理」138、「供給明細レコード更新処理」140が行われる。
【0045】
図19は信用事業システム、経済事業システム、および共済事業システムの各データベースを連結した連結データベースの構成を示す図である。
【0046】
図20は、共通情報検索機能の種類、活用および出力項目を示す。同図に示すように、共通情報検索機能は年齢別商品推進検索機能、DM印刷機能、世帯情報、および長期未訪問者検索機能とから構成される。
【0047】
図21乃至図24は信用情報検索機能の種類、活用および出力項目を示す。同図に示すように、信用情報検索機能は、当座性貯金未取引検索、新型貯蓄推進、顧客口座集約、新規契約獲得、大口貯金者検索、ボーナス貯金推進、定期振替推進、定期満期継続推進、定期大口貯金者検索期、定積契約推進、定積獲得推進、自振推進、定期解約先推進検索、定期満期継続推進、定積大口貯金者検索、約弁型ローン獲得推進、リフォームローン獲得推進、教育ローン獲得推進、自動車ローン獲得推進、クローバーローン獲得推進、貸付金延滞検索、マル優推進、マル優利用状況検索、マル優限度額検索、給与振込獲得推進、給与振込者検索、年金口座獲得推進、年金口座設定検索、JAカード獲得推進、貸付完済予定検索、期流れ解消、自振契約者検索とから構成される。
【0048】
図25は、経済情報検索(同図(a))、営農情報検索(同図(b))、および共済定型情報検索(同図(c))の種類、活用、および出力項目を示す。同図(a)に示すように、経済情報検索は、購買取引推進、買い替え推進、および未収金回収検索とから構成される。同図(b)に示す営農情報検索は営農推進から構成される。さらに、同図(c)に示す共済定型情報検索は、新規獲得推進および契約切替え推進とから構成される。
【0049】
図26はこの発明の組合員情報システムが保有する情報体系を示す。同図に示すように管理情報151は、統一基本管理情報153とJA独自管理情報155とから構成される。統一基本管理情報153は、組合員基本情報157と組合員属性情報159と組合員実績情報161と渉外支援基本情報163とから構成される。組合員属性情報159は世帯基本情報165、法人基本情報167、営農基本情報169とから構成される。
【0050】
組合員実績情報161は、信用実績情報171、経済実績情報173、出資金実績情報175、共済実績情報177、JAカード実績情報179とから構成される。信用実績情報171は、当座性基本情報181、定期性基本情報183、貸付基本情報185、国債基本情報187、自振基本情報189とから構成される。また、経済実績情報173、出資金実績情報175、共済実績情報177、およびJAカード実績情報179は、それぞれ、購買基本情報174、出資金基本情報176、共済基本情報178、およびJAカード基本情報180を有する。また、渉外支援基本情報163は基本情報計数部191と地域基本情報193とから構成される。図27に組合員基本情報157(同図(a))および組合員属性情報159(同図(b))を、図28に組合員実績情報161(同図(a))および渉外支援基本情報163(同図(b))を示す。図27(a)に示すように組合員基本情報は「取引先番号」「氏名」「人格」「資格」「住所」「生年月日」「電話番号」「職業」「世帯区分」「地区」「担当者」「取引開始年月」「資格取得年月日」「取引先管理店舗」「勤務先名称」「主要取引先区分」「世帯者代表取引先番号」「FAX番号」「前回訪問日」「ボーナス前回預け入れ日」「ボーナス前回金額」を主要項目情報として有する。さらに、図27(b)に示す組合員属性情報は、「持ち家区分」「家族人数」「居住開始年月」「配偶者区分」「給振区分」「貸越商品」「年収年度」「年収額」「貯金マル優情報」「有価マル優情報」「住宅財形情報」「年金財形情報」「当座性件数」「定期件数」「積立定期件数」「定期積金件数」「貸出金残高」「ローン件数」「貸出件数」「貯蓄貯金件数」「五大公共料金件数」「振替件数」「年金件数」「税金件数」「共済掛金件数」「年金掛金件数」「クレジット件数」「その他口振件数」「JAカード件数」「連絡先住所」「連絡先郵便番号」「連絡先電話番号」「所有地面積情報」「建物・施設面積情報」「農作物作付面積情報」「住居情報」「増改築情」「浴場使用燃料情報」「新聞・雑誌情報」を主要項目情報として有する。
【0051】
さらに、図28において、同図(a)の組合員実績情報161は、「科目」「種別」「商品」「口座番号」「残高情報」「貸越情報」「積数情報」「自振契約情報」「未収金情報」「供給実績情報」「出資情報」「建物共済情報」「生命共済情報」「火災共済情報」「自動車共済情報」「JAカード情報」を所要項目情報として有する。また、渉外支援基本情報163は、「渉外履歴情報」「地区取引き状況」「他行情報」を主要項目情報として有する。
【0052】
図29はデータベースの分散配置を示す概念図である。組合員基本情報並びに各事業システムからのデータ等については、各アクセスサーバにデータベースを分散配置することにより、データベースアクセスの際の効率化とシステム負荷軽減を図り、スムーズな情報検索と、加工・編集処理を行うことができる。同図に示すように、各クライアント11,23,29には、組合員情報登録機能(渉外情報、営農情報等)、組合員情報管理機能、組合員情報検索機能、渉外活動支援情報検索機能、組合員別採算管理支援情報表示機能、取引環境分析情報表示機能を設けている。また、アクセスサーバ13には、JA独自管理項目管理、クライアントサービスの提供、データ整理、センタサーバからの配信データの受入、システム運用管理、ソフトウエア配布を司る。さらに、センターサーバ10は、ホスト受け取りデータ変換、アクセスサーバデータ配信、データ整理、アクセスサーバ間のデータの整理、システム総合運用管理、ソフトウエア配布を司る。また、ホストコンピュータからセンターサーバへは、信用系情報、経済系情報、共済系情報、及びマスタデータの各データが移行される。
【0053】
図30はシステムにおけるデータの流れを示す概念図である。同図において、ホストコンピュータ8は組合員情報の更新を組合員情報センターサーバ10に対して行う。すなわち、勘定系情報(管理情報・信用情報・購買情報)、共済系情報、およびJAカード情報の更新を行う。組合員情報センターサーバ10は、組合員情報アクセスサーバ13に対して組合員情報の更新を行う。組合員情報アクセスサーバ13は組合員情報JA用クライアント23、29に対して組合員情報の検索を行い、組合員情報JA用クライアント23、29は組合員情報アクセスサーバ13に対してJA独自情報、登録・更新を行う。
【0054】
図31は画面の全体的な流れを示すフローチャートである。組合員情報パスワード画面、組合員情報メニュー画面、組合員情報サブメニュー画面、組合員情報業務画面の順に表示が行われる。さらに、業務画面としては、組合員情報条件設定、組合員情報検索開始、組合員情報検索結果表示、組合員情報帳票出力指示、組合員情報帳票出力の順に表示が行われる。なお、この発明の組合員情報システムにおいては、管理下におかれた利用者に付与されるユーザ名とパスワードが無いとシステムを利用できないように構成されている。具体的には、前記パスワード画面において、入力されたユーザ名およびパスワードとあらかじめ記憶されたユーザ名およびパスワードとを照合し、一致した場合にのみ、次のステップへ進む(
アクセスサーバへの接続など)ことができるように構成されている。さらに、システムの接続後、一定時間、未使用時間経過した場合にはシステムが利用できなように構成されている。さらに、他端末からの同一ユーザ利用も不可能なように構成されている。
【0055】
図32はクライアントにおける情報登録・検索におけるメニュー体系を示す。同図に示すようにシステムログインすると、まず図33に示すメインメニューが画面に表示される。このメインメニューでは、組合員情報管理検索、渉外活動支援検索、採算管理支援検索、および取引き環境分析情報の各メニューが表示される。組合員情報管理検索を選択すると、図34に示す情報登録・検索の画面が表示される。
【0056】
渉外活動支援検索を選択すると、図35に示す定型か非定型かの選択メニューが表示されるとともに、定型が選択されると、さらに、図36に示す共通定型情報、信用定型情報、経済定型情報、営農定型情報、共済定型情報の各選択メニューが表示される。非定型が選択された場合には、図37に示す非定型検索・登録選択画面が表示される。
【0057】
図38は非定型検索条件登録の画面例を示す。同図に示すように、「検索条件名入力エリア」「検索条件指定対象項目表示エリア」「選択項目表示エリア」「条件式設定エリア」「設定条件表示エリア」「出力指定対象項目表示エリア」「出力指定項目表示エリア」等の入力・表示エリアが設けられる。
【0058】
図39は画面に表示される選択・設定・結果の各領域を示す図である。同図に示すように、メニュー選択領域201、サブメニュー選択領域203、業務メニュー選択領域205、検索条件設定領域207、検索結果表示領域209が設けられる。サブメニュー選択領域203は渉外活動支援情報の時は、定型・非定型の選択メニューになる。業務メニュー領域205は、渉外活動支援情報の時は、各定型情報の処理業務を選択する。ユーザグループにより、メニューの表示・非表示を行う。検索結果表示領域209は、検索結果を一覧として表示する。明細に対しては、縦スクロールを、項目に対しては横スクロールを行い画面に表示する。
【0059】
また、採算管理支援情報または取引き環境分析情報が選択された場合には、図40に示す情報登録・検索画面が表示される。
【0060】
組合員情報検索画面としては「初期画面」「組合員選択画面」「組合員情報照会画面」「JA独自情報登録検索画面」「家族情報登録検索画面」「渉外履歴登録画面」「JAカード情報照会画面」「営農情報登録検索画面」がある。
【0061】
また、渉外活動支援関係の画面としては、「サブメニュー画面」「定型検索処理メニュー画面」「定型検索・共通定型情報検索処理メニュー画面」「定型検索・共通定型情報検索・年齢別商品推進検索画面」「定型検索・共通定型情報検索・家計メイン化推進検索画面」「定型検索・共通定型情報検索・長期未訪問者検索画面」「定型検索・信用定型検索処理メニュー画面」「定型検索・信用定型情報検索・当座性貯金未取引先検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・新型貯蓄推進検索画面」「定型検索・信用定型検索・顧客口座集約推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・新規契約獲得推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・大口貯金者検索画面」「定型検索・信用定型情報・ボーナス貯金推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・定期振り替え推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・定期満期継続推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・定期大口貯金者検索」「定型検索・信用定型情報検索・定積契約推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・大口定積新規獲得検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・定積自振推進獲得検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・定積再契約先獲得検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・定積満期継続推進検索画面」「定型検索・信用定型検索・定積大口貯金者検索画面」「定型検索・信用定型情報・約弁型ローン獲得推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・リフォームローン獲得推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・教育ローン獲得推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・自動車ローン獲得推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・クローバーローン獲得推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・貸付金延滞先検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・マル優獲得推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・マル優利用状況検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・マル優限度額アップ推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・給与振り込み獲得推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・給与振り込み再指定検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・年金口座獲得予約推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・年金口座獲得推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・JAカード獲得推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・貸付金完済予定検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・定期性期流れ検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・自振契約者検索画面」がある。
【0062】
また、渉外活動支援システムにおいて、定型検索・経済定型情報検索処理メニュー画面としては、「定型検索・経済定型情報検索・購買取引推進検索画面」「定型検索・経済定型情報検索・大型購買品推進検索画面」「定型検索・経済定型情報検索・未収金回収検索画面」がある。
【0063】
さらに、渉外活動支援システムにおいて、定型検索・営農定型情報検索処理メニュー画面としては「定型検索・営農定型情報検索・営農購買推進検索画面」がある。
【0064】
さらに、渉外活動支援システムにおいて、定型検索・共済定型情報検索処理メニュー画面としては、「定型検索・共済定型情報検索・新規獲得推進検索画面」「定型検索・共済定型情報検索・契約切替え推進検索画面」がある。
【0065】
また、渉外活動支援システムにおいて、非定型検索処理メニュー画面としては、「非定型検索・非定型検索条件登録画面」「非定型検索・非定型検索条件修正画面」「非定型検索・非定型検索条件削除画面」「非定型検索・非定型情報検索画面」がある。
【0066】
また、渉外活動支援システムにおいて、組合員情報詳細関連画面としては「組合員情報詳細起動画面」「組合員基本情報画面」「組合員情報詳細・当座基本情報画面」「組合員情報詳細・定期基本情報画面」「組合員情報詳細・貸し出し基本情報画面」「組合員情報詳細・購買基本情報画面」「組合員情報詳細・営農基本情報画面」「組合員情報詳細・共済基本情報画面」がある。
【0067】
また、採算管理支援メニュー画面としては「採算管理支援/サブメニュー画面」「採算管理支援/個別取引先収益管理画面」「採算管理支援/主要取引先収益管理画面」「採算管理支援/主要取引先・解除画面」「採算管理支援/運用本支店レート登録画面」がある。
【0068】
さらに、取引き環境分析メニュー画面としては「取引き環境分析/サブメニュー画面」「取引き環境分析/ブロック別分析画面」「取引き環境分析/店舗状況分析画面」「取引き環境分析/地区状況分析画面」がある。
【0069】
さらに、マスタメンテナンスメニュー画面としては「マスターメンテナンス/サブメニュー画面」「マスターメンテナンス/農協マスタメンテナンス画面」「マスターメンテナンス/信用店舗マスタメンテナンス画面」「マスターメンテナンス/経済店舗マスタメンテナンス画面」「マスターメンテナンス/共済店舗マスタメンテナンス画面」「マスターメンテナンス/業種マスタメンテナンス画面」「マスターメンテナンス/職業マスタメンテナンス画面」「マスターメンテナンス/資金コードマスタメンテナンス画面」「マスターメンテナンス/人格マスタメンテナンス画面」「マスターメンテナンス/非定型検索項目マスタメンテナンス画面」「非定型表示項目マスタメンテナンス画面」「マスターメンテナンス/サービス管理登録マスタメンテナンス画面」「マスターメンテナンス/ユーザ管理登録マスタメンテナンス画面」「マスターメンテナンス/他行情報登録画面」「マスターメンテナンス/連結DB登録マスタメンテナンス画面」「マスターメンテナンス/店舗詳細マスタメンテナンス画面」「マスターメンテナンス/JA独自項目管理登録マスタメンテナンス画面」「マスターメンテナンス/利用者管理登録マスタメンテナンス画面」がある。
【0070】
図41及び図42に「組合員情報管理メニュー」「渉外活動支援メニュー」「組合員情報システムメニュー」「採算管理支援メニュー」「取引き環境分析メニュー」「マスタメンテナンスメニュー」の一覧を示し、図43に定型情報検索機能にて利用可能なメニュー一覧を示す。
【0071】
以下、図面の簡単のために、上述したメニュー画面のうちのいくつかを示す。
【0072】
図44は図29に示す、クライアントが有する組合員情報検索機能のうちの組合員選択画面の例である。この画面を用いて検索したい特定の組合員を指定する。この結果、例えば図45に示すような指定された組合員に関する情報を示す組合員情報照会画面が表示される。
【0073】
図46は図4に示すJA独自情報登録機能の登録検索画面を示す。上述したようにJA独自管理情報はJA独自に設定可能な最大20項目の管理情報である。さらに、図47は組合員の家族情報の登録および検索画面を示す。
【0074】
図48は「組合員情報検索/渉外履歴登録画面」を示す。図49は、「組合員情報検索/JAカード情報照会画面」を示す。図50は「組合員情報検索/営農情報登録検索画面」を示す。図51は渉外活動支援/定型検索・共通定型情報検索・年齢別商品推進検索画面を示す。図52は渉外活動支援/定型検索・共通定型情報検索・家計メイン化推進検索画面を示す。図53は渉外活動支援・定型検索・共通定型情報検索・長期未訪問者検索画面を示す。図54は渉外活動支援/定型検索・信用定型情報検索・当座性貯金未取引き先検索画面を示す。図55は渉外活動支援/定型検索・経済定型情報検索・大型購買品推進検索画面を示す。図56は、渉外活動支援/定型検索・営農定型情報検索・営農購買推進検索画面を示す。図57は渉外活動支援・定型検索・共済定型情報検索・契約切替え推進検索画面を示す。図58は渉外活動支援/非定型検索・非定型検索条件登録画面を示す。図59は渉外活動支援/非定型検索・非定型検索条件修正画面を示す。図60は、渉外活動支援/非定型検索・非定型検索条件削除画面を示す。図61は渉外活動支援/非定型検索・非定型情報検索画面を示す。図62は採算管理支援/個別取引先収益管理画面を示す。図63は採算管理支援/運用本支店レート・調達本支店レート登録画面を示す。図64は取引き環境分析/ブロック別分析画面を示す。図65はマスターメンテナンス/サブメニュー画面を示す。
【0075】
図66は帳票出力の構成を示す図面である。同図に示すように帳票は一覧表の名称211、一覧表の作成日時213、見出し部215、検索条件部217、明細表示部219とで構成される。
【0076】
図4に示す帳票出力機能145としては、「年齢別商品推進一覧表」「家計メイン化推進一覧表」「長期未訪問者一覧表」「当座性貯金未取引先一覧表」「新型貯蓄推進一覧表」「顧客口座集約」「新規契約獲得推進一覧表」「大口貯金者一覧表」「ボーナス貯金推進一覧表」「定期振替推進一覧表」「定期満期継続推進一覧表」「定期大口貯金者一覧表」「定積契約推進一覧表」「大口定積新規獲得一覧表」「定積自振推進獲得一覧表」「定積再契約先獲得一覧表」「定積満期継続推進一覧表」「定積大口預金者一覧表」「約弁型ローン獲得推進一覧表」「リフォームローン獲得推進一覧表」「教育ローン獲得推進一覧表」「自動車ローン獲得推進一覧表」「クローバーローン獲得推進一覧表」「貸付金延滞一覧表」「マル優獲得推進一覧表」「マル優利用状況一覧表」「マル優限度額アップ推進一覧表」「給与振込獲得推進一覧表」「給与振込再指定一覧表」「年金口座獲得予約推進一覧表」「年金口座再獲得推進一覧表」「JAカード獲得推進一覧表」「貸付金完済予定一覧表」「定期性期流れ一覧表」「自振契約者一覧表」「購買取引き推進一覧表」「大型購買品推進一覧表」「未収金回収一覧表」「営農購買推進一覧表」「共済新規獲得一覧表」「共済契約内切替推進一覧表」「自動者購入」「個別取引先収益管理表」「主要取引先収益管理表」「××地区金融機関別分析表」「金融機関別分析表 全体・貯金」「店舗別残高状況分析表」「地区別貯金取引状況分析表」「地区内貯金年齢別取引状況分析表」「地区別貸出金取引状況分析表」「地区内貸出金年齢別取引状況分析表」「地区別統一ローン取引状況分析表」等の帳票出力がある。図面の簡単のためにそのうちの一部を例示する。
【0077】
図67は「年齢別 商品推進一覧表」の帳票出力例を示す。図68は「大口貯金者一覧表」の帳票出力例を示す。図69は「未収金回収一覧表」の帳票出力を示す。図70は「営農購買推進一覧表」の帳票出力例を示す。図71は「自動車購入」の帳票出力例を示す。図72は「個別取引先収益管理表」の帳票出力例を示す。図73は「主要取引先収益管理表」の帳票出力例を示す。図74は「A地区 金融機関別分析表」の帳票出力例を示す。図75は「店舗別残高状況分析表」の帳票出力例を示す。図76は「地区別貯金取引状況分析表」の帳票出力例を示す。
【0078】
図77は定型情報検索の処理を示すフローチャートである。始めにステップS1において、検索条件選択メニューが表示される。定型検索情報は、検索項目が予め決められているので、該当の検索画面をメニューから選択する。すなわち、共通・信用・経済・営農・共済の中から選択し、次に、それぞれの詳細な検索項目が存在する場合は、ステップS3において補助メニューを表示し、該当の検索機能を選択する。ステップS5において、検索条件を指定し、ステップS7において、指定された条件に基づく検索が行われる。検索は、組合員情報データベースの該当データを全件検索する。次に、ステップS9において、表示データに編集が必要な場合にデータ加工を行う。そして、ステップS11において、ステップS7において、検索したデータまたはステップS9において、加工したデータを画面または帳票に出力する。
【0079】
図78は非定型条件登録の処理を示すフローチャートである。始めにステップS21において、検索条件名を登録する。次に、ステップS23において、検索条件指定項目を選択する。検索条件には定型が無いためすべての項目を対象に条件指定が可能である。この条件指定は、次回の検索時に使用する場合は、条件項目を記録することができる。次に、ステップS25において、検索項目条件を組合員情報データベースに登録する。さらに、ステップS27において、出力項目および出力順を指定する。さらに、出力項目の内容を次回使用する場合は、組合員情報データベースに記録する。
【0080】
図79は非定型情報の検索処理を示すフローチャートである。始めにステップS31において、検索条件を選択する。次に、ステップS33において、検索条件を指定する。検索条件に定型が無いため、すべての項目を対象に条件指定が可能である。次に、指定された検索条件にもとづいて、ステップS35において、組合員情報データベースを検索する。次に、ステップS37において、検索結果を表示する場合に、編集が必要であれば、データ加工を行う。さらに、ステップS39において、ステップS35のデータベース検索結果またはステップS37におけるデータ加工した検索結果を表示装置に表示しあるいはプリンタに帳票の形態で出力する。なお、検索結果の加工は、定型検索による検索結果または非定型検索による検索結果を市販のスプレッドシートを使用して、クライアント側で情報加工を行うことができる。
【0081】
図80は、定型機能または非定型機能により検索した情報を情報加工する場合の概念図である。同図に示すように、組合員情報データベースを定型機能または非定型機能により検索し、検索した情報をスプレッドシートに転送して、クライアント側でローカルなデータの情報加工を行うことができる。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、分散された系統農協事業システムのデータを一元管理し、組合員総合情報データベースを構築し利活用することができる。すなわち、信用事業取引き番号による経済ならびに共済事業の採番管理体系を連結し、統合管理を可能としている。さらに、組合員には、信用事業未加入ながら、経済または共済事業のみ加入している場合も存在するため、信用事業取引き番号が無い場合にも管理対応を可能としている。
【0083】
組合員個々の住所・氏名・年齢等の基本情報、各事業システムの実績情報は、この連結下で全て管理されるため、組合員個々の特定により関連する事業情報の検索や対象となる組合員抽出などを統一された管理体系の元に行うことができる。
【0084】
また、本システムのデータベースは、組合員基本情報ならびに各事業システムを各事業システムのホストコンピュータから受け入れ、連結される。全域を管理するセンターサーバならびに地域を管理するアクセスサーバにデータが分散され、各サーバ間の情報連動はデータベースマネージメントシステムの持つ基本機能により同期が取られる。月次、日次などホストコンピュータ間のバッチ処理によりセンターサーバの全JA情報が更新された後、各アクセスサーバの該当JA情報が自動更新される。この発明の組合員情報システムによれば、ホストコンピュータ上の処理と同期をとりながら、各バッチ発生情報を逐次反映することで情報の鮮度を保つことが可能となる。なお、アクセスサーバ上での情報更新についても、センターサーバ側に対し反映することで双方向の整合性も当然ながら保たれる。
【0085】
アクセスサーバ側では、地域性を持たせるため該当JA管理下における独自の項目設定ならびに情報登録が可能である。最大20項目までの独自情報利用により個々の裁量において、渉外活動へ利用することが可能となる。この情報は各種検索機能においても反映することが可能となる。
【0086】
さらに、本システムでは、組合員情報管理メニューを設けることで、個々の事、業システム契約状況や家族情報、渉外履歴、営農情報等を情報検索することを可能としている。履歴に関する情報追記や家族・営農などへの最新情報を反映することにより常に組合員個人の情報鮮度を保つことが可能となる。また、該当組合員が直接選択できない場合においても、カナ氏名や電話番号の指定も行え、かつカナ氏名の姓のみ等曖昧な検索条件指定に対し該当分を抽出する対応も実現しているため利用者の思考時間を無駄にすることがない。
【0087】
さらに、本システムでは、組合員情報管理メニューの検索以外に、各種情報検索機能手段を有する。大別すると機能固定された定型検索メニューと、利用者裁量による非定型検索メニューがある。非定型検索メニューにおいては、基本検索条件の他に、管理された検索項目範囲のおいて最大15項目までの検索キーを自由に設定することが可能である。また、利用価値が高い検索条件については、最大100個までメニュー化する機能を設け、標準で用意された定型検索メニューはもとより、該当JAにおける独自の定型検索メニューを作ることができる。このため、JA独自の業務効率化と新規開発コストの軽減を図ることができる。情報検索結果については、帳票の形態で出力することができるとともに利用者の指示によって、抽出された組合員に対しダイレクトメールを送付するためにタック印刷を行うことができる。また、個人指定による該当者登録電話番号へのオートダイアルやスプレッドシートへの検索結果の転送などを同一画面上から行うことが出来る。
【0088】
また、データベース上に保有する情報の不正な閲覧や不正操作を防ぐため、オペレーティングシステムの基本セキュリティが利用されるとともにアプリケーションによるシステムセキュリティ機能を有する。すなわち、本システムは管理下におかれた利用者に付与されるユーザ名とパスワードが無いと利用することが出来ないように構成されている。たま、許可を受けている両者であっても、一定時間使用しないと、その後の利用ができなくなるように構成されている。さらに、同一利用者が、自地域以外の異なる地域に割り当てられたクライアントコンピュータからシステムにアクセスすることを禁止するように構成される。また、ユーザに関してグループ化を行い、事業システム別の参照権限や自他JA及び自他店舗など管轄に関する機能制限が設けられる。本システムのセキュリティ機能により、JA間または、JA内事業担当者別に情報利用範囲を制限することができる。
【0089】
また、ウインドウズGUIをベースとしてシステムが構築されているため、検索系基本操作についてはすべてマウスで操作可能である。このため、利用者の負荷を軽減することができる。さらに、各種検索機能の処理結果は、EUCツールであるスプレッドシートへ転送することにより利用者の裁量により自由な構成で作成資料等を作ることが出来る。さらに、グラフ処理や他EUCツールへの連携が可能となり情報利用の範囲を広げることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の組合員情報システムの全体を示すシステムブロック図。
【図2】図1に示すセンターサーバ、ホストコンピュータ、およびクライアントの詳細ブロック図。
【図3】図1に示すアクセスサーバとクライアントの詳細を示すブロック図。
【図4】この発明の組合員情報システムのシステム体系を示す図。
【図5】各種組合員情報の連結を示す説明図。
【図6】従来システムにおいて、一人の組合員が複数のコード体系により管理されている状況を示す説明図。
【図7】従来の各事業コード体系と本システムにおける表示コード体系の対応を示す図。
【図8】農協コード、店舗コード、および取引先番号の入力登録画面例を示す図。
【図9】図1に示すセンターサーバとアクセスサーバの各機能を示すシステム機能関連図。
【図10】利用者がアプリケーションを用いてサーバのデータベースを利用する際のログの内容を示す図。
【図11】センターサーバシステムにおける利用者権限の一覧を示す図。
【図12】アクセスサーバにおける利用者権限の一覧を示す図。
【図13】共済系のデータ連結の手順を示す概念図。
【図14】信用系データの連結の手順を示す図。
【図15】経済系データの連結の手順を示す図。
【図16】信用系データ、経済系データ、共済系データ、JAカード情報、およびマスタが統合化され組合員情報データベースとしてアクセスサーバに保持される様子を示す概念図。
【図17】センターサーバおよびアクセスサーバ内で行われるデータ処理を示すフローチャート。
【図18】経済系データの、サーバ内のデータ処理を示すフローチャート。
【図19】信用事業システム、経済事業システム、共済事業システムの各データベースを連結した連結データベースの構成を示す概念図。
【図20】共通情報検索の機能を説明するための図。
【図21】信用情報検索の機能の一部を説明するための図。
【図22】信用情報検索機能の一部を説明するための図。
【図23】信用情報検索機能の一部を説明するための図。
【図24】信用情報検索機能の残りの部分を説明するための図。
【図25】経済情報検索機能、営農情報検索機能、共済定型情報検索機能を説明するための図。
【図26】この発明の組合員情報システムが保有する情報体系を示す図。
【図27】組合員基本情報および組合員属性情報を示す図。
【図28】組合員実績情報および渉外支援基本情報を示す図。
【図29】データベースの分散配置を示す概念図。
【図30】この発明の組合員情報システムにおけるデータの流れを示す概念図。
【図31】画面の全体的な流れを示すフローチャートである。
【図32】クライアントにおける情報登録・検索におけるメニュー体系を示す図。
【図33】この発明の組合員情報システムのメインメニューの画面例を示す図。
【図34】組合員情報登録・検索の画面例を示す図。
【図35】定型検索・非定型検索の選択メニュー画面例を示す図。
【図36】共通定型情報、信用定型情報、経済定型情報、営農定型情報、共済定型情報の各選択メニュー画面例を示す図。
【図37】非定型検索・登録選択画面の例を示す図。
【図38】非定型検索条件登録の画面例を示す図。
【図39】画面に表示される選択・設定・結果の各領域を示す図。
【図40】算管理支援情報または取引き環境分析情報が選択された場合の情報登録・検索画面を示す図。
【図41】「組合員情報管理メニュー」「渉外活動支援メニュー」「組合員情報システムメニュー」「採算管理支援メニュー」「取引き環境分析メニュー」「マスタメンテナンスメニュー」の一覧の一部を示す図。
【図42】「組合員情報管理メニュー」「渉外活動支援メニュー」「組合員情報システムメニュー」「採算管理支援メニュー」「取引き環境分析メニュー」「マスタメンテナンスメニュー」の一覧の残りの部分を示す図。
【図43】定型情報検索機能にて利用可能なメニュー一覧を示す図。
【図44】図29に示す、クライアントが有する組合員情報検索機能のうちの組合員選択画面の例を示す図。
【図45】指定された組合員に関する情報を示す組合員情報照会画面を示す図。
【図46】図4に示すJA独自情報登録機能の登録検索画面を示す図。
【図47】組合員の家族情報の登録および検索画面を示す図。
【図48】「組合員情報検索/渉外履歴登録画面」を示す図。
【図49】組合員情報検索/JAカード情報照会画面を示す図。
【図50】組合員情報検索/営農情報登録検索画面を示す図。
【図51】渉外活動支援/定型検索・共通定型情報検索・年齢別商品推進検索画面を示す図。
【図52】渉外活動支援/定型検索・共通定型情報検索・家計メイン化推進検索画面を示す図。
【図53】渉外活動支援・定型検索・共通定型情報検索・長期未訪問者検索画面を示す図。
【図54】渉外活動支援/定型検索・信用定型情報検索・当座性貯金未取引き先検索画面を示す図。
【図55】渉外活動支援/定型検索・経済定型情報検索・大型購買品推進検索画面を示す図。
【図56】渉外活動支援/定型検索・営農定型情報検索・営農購買推進検索画面を示す図。
【図57】渉外活動支援・定型検索・共済定型情報検索・契約切替え推進検索画面を示す図。
【図58】渉外活動支援/非定型検索・非定型検索条件登録画面を示す図。
【図59】渉外活動支援/非定型検索・非定型検索条件修正画面を示す図。
【図60】渉外活動支援/非定型検索・非定型検索条件削除画面を示す図。
【図61】渉外活動支援/非定型検索・非定型情報検索画面を示す図。
【図62】採算管理支援/個別取引先収益管理画面を示す図。
【図63】採算管理支援/運用本支店レート・調達本支店レート登録画面を示す図。
【図64】取引き環境分析/ブロック別分析画面を示す図。
【図65】マスターメンテナンス/サブメニュー画面を示す図。
【図66】帳票出力の構成を示す図。
【図67】年齢別商品推進一覧表の帳票出力例を示す図。
【図68】大口貯金者一覧表の帳票出力例を示す図。
【図69】未収金回収一覧表の帳票出力を示す図。
【図70】営農購買推進一覧表の帳票出力例を示す図。
【図71】自動車購入の帳票出力例を示す図。
【図72】個別取引先収益管理表の帳票出力例を示す図。
【図73】主要取引先収益管理表の帳票出力例を示す図。
【図74】A地区金融機関別分析表の帳票出力例を示す図。
【図75】店舗別残高状況分析表の帳票出力例を示す図。
【図76】地区別貯金取引状況分析表の帳票出力例を示す図。
【図77】定型情報検索の処理を示すフローチャート。
【図78】非定型型条件登録の処理を示すフローチャート。
【図79】非定型情報の検索処理を示すフローチャート。
【図80】定型機能または非定型機能により検索した情報をスプレッドシートを用いて、クライアント側でのローカルなデータの情報加工を行う場合の概念図。
【符号の説明】
1…電算センター
3…JA本店システム
5…JA店舗システム
7、9…ISDN
11、23、29…組合員情報クライアント
13…アクセスサーバ
15…LAN
17、19…ルータ
21…LAN
25…集合ルータ
27…ルータ
31…組合員情報システムデータベース
33、45…組合員情報連動I/F
35…リモートデータベースマネージメントシステム
39…システム運用管理マネージャ
41、51…OS
43、47、49…TCP/IP
55…通信サーバ
57…渉外支援情報システム
59…組合員情報管理機能
61…採算管理支援機能
63…システム管理機能
65…渉外活動支援機能
67…取引き環境分析機能
75…組合員情報システムデータベース
77…組合員情報連動I/F
79…リモートデータベースマネージメントシステム
83…マネージャ
95…通信サーバ
99…組合員情報管理機能
101…採算管理支援機能
103…システム管理機能
105…渉外活動支援機能
107…取引き環境分析機能
109…ODBC
111…アプリケーション
113…エージェント
115…モデム
117…電話機
Claims (3)
- 信用系事業システムと、経済系事業システムと、共済系事業システムとを有する組合員情報システムであって、
前記信用系事業システムの組合員番号をベースとした統一組合員番号を基に前記信用系事業システムの組合員番号と、前記経済系事業システムの組合員番号と、前記共済系事業システムの組合員番号とを管理し、
前記信用系事業システムの組合員情報を連結する場合は、当該信用系事業システムの組合員情報に含まれる農協コード、店舗コード及び取引番号からなる第1のコードに対応し、採番日付及び連番号からなる第1の連結キーを、前記信用系事業システムのデータベースから読み出し、連結データベースの前記信用系事業システムに対応するエリアに当該第1の連結キーをセットし、
前記経済系事業システムの組合員情報を連結する場合は、当該経済系事業システムの組合員情報に含まれる農協コード、店舗コード及び組合員番号からなる第2のコードが前記連結データベースに存在しなければ、前記連結データベースから前記第2のコードに応じた第1の連結キーを検出して、当該第1の連結キーに対応させて前記連結データベースの前記経済系事業システムに対応するエリアを更新し、前記第2のコードに応じた第1の連結キーが検出されなければ、前記第2のコードに応じた共済系のキーである第2の連結キーを検出して、当該第2の連結キーに対応させて前記連結データベースの前記経済系事業システムに対応するエリアを更新し、
前記共済系事業システムの組合員情報を連結する場合は、
当該共済系事業システムの組合員情報に含まれる組合番号、支所番号及び組合員コードからなる第3のコードが前記共済系事業システムのデータベースに存在するかをチェックし、
当該第3のコードに対応するキーが連結データベースに存在するかをチェックし、
前記共済系事業システムの組合員情報に含まれる農協コード、店舗コード及びカナ氏名からなる第3の連結キーに対応する第1の連結キーを前記信用系事業システムのデータベースから読み出し、当該第1の連結キーに対応させて連結データベースの前記共済系事業システムに対応するエリアを更新し、
前記第3の連結キーに対応する前記第1の連結キーが前記信用系事業システムのデータベースに存在しなければ、農協コード及び組合員コードからなる第4の連結キーに対応する第1の連結キーに対応させて連結データベースの前記共済系事業システムに対応するエリアを更新する、組合員情報システム。 - 信用系事業システムと、経済系事業システムと、共済系事業システムとを有する組合員情報システムにおけるデータの統合管理方法であって、
前記信用系事業システムの組合員番号をベースとした統一組合員番号を基に前記信用系事業システムの組合員番号と、前記経済系事業システムの組合員番号と、前記共済系事業システムの組合員番号とを管理し、
前記信用系事業システムの組合員情報を連結する場合は、当該信用系事業システムの組合員情報に含まれる農協コード、店舗コード及び取引番号からなる第1のコードに対応し、採番日付及び連番号からなる第1の連結キーを、前記信用系事業システムのデータベースから読み出し、連結データベースの前記信用系事業システムに対応するエリアに当該第1の連結キーをセットし、
前記経済系事業システムの組合員情報を連結する場合は、当該経済系事業システムの組合員情報に含まれる農協コード、店舗コード及び組合員番号からなる第2のコードが前記連結データベースに存在しなければ、前記連結データベースから前記第2のコードに応じた第1の連結キーを検出して、当該第1の連結キーに対応させて前記連結データベースの前記経済系事業システムに対応するエリアを更新し、前記第2のコードに応じた第1の連結キーが検出されなければ、前記第2のコードに応じた共済系のキーである第2の連結キーを検出して、当該第2の連結キーに対応させて前記連結データベースの前記経済系事業 システムに対応するエリアを更新し、
前記共済系事業システムの組合員情報を連結する場合は、
当該共済系事業システムの組合員情報に含まれる組合番号、支所番号及び組合員コードからなる第3のコードが前記共済系事業システムのデータベースに存在するかをチェックし、
当該第3のコードに対応するキーが連結データベースに存在するかをチェックし、
前記共済系事業システムの組合員情報に含まれる農協コード、店舗コード及びカナ氏名からなる第3の連結キーに対応し、採番日付及び連番号からなる第1の連結キーを前記信用系事業システムのデータベースから読み出し、当該第1の連結キーに対応させて連結データベースの前記共済系事業システムに対応するエリアを更新し、
前記第3の連結キーに対応する前記第1の連結キーが前記信用系事業システムのデータベースに存在しなければ、農協コード及び組合員コードからなる第4の連結キーに対応する第1の連結キーに対応させて連結データベースの前記共済系事業システムに対応するエリアを更新する、データの統合管理方法。 - 信用系事業システムと、経済系事業システムと、共済系事業システムとを有する組合員情報システムにおけるデータの統合管理を、コンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
当該プログラムは前記コンピュータに、
前記信用系事業システムの組合員番号をベースとした統一組合員番号を基に前記信用系事業システムの組合員番号と、前記経済系事業システムの組合員番号と、前記共済系事業システムの組合員番号とを管理させ、
前記信用系事業システムの組合員情報を連結する場合は、当該信用系事業システムの組合員情報に含まれる農協コード、店舗コード及び取引番号からなる第1のコードに対応し、採番日付及び連番号からなる第1の連結キーを、前記信用系事業システムのデータベースから読み出し、連結データベースの前記信用系事業システムに対応するエリアに当該第1の連結キーをセットさせ、
前記経済系事業システムの組合員情報を連結する場合は、当該経済系事業システムの組合員情報に含まれる農協コード、店舗コード及び組合員番号からなる第2のコードが前記連結データベースに存在しなければ、前記連結データベースから前記第2のコードに応じた第1の連結キーを検出して、当該第1の連結キーに対応させて前記連結データベースの前記経済系事業システムに対応するエリアを更新させ、前記第2のコードに応じた第1の連結キーが検出されなければ、前記第2のコードに応じた共済系のキーである第2の連結キーを検出して、当該第2の連結キーに対応させて前記連結データベースの前記経済系事業システムに対応するエリアを更新させ、
前記共済系事業システムの組合員情報を連結する場合は、
当該共済系事業システムの組合員情報に含まれる組合番号、支所番号及び組合員コードからなる第3のコードが前記共済系事業システムのデータベースに存在するかをチェックし、
当該第3のコードに対応するキーが連結データベースに存在するかをチェックし、
前記共済系事業システムの組合員情報に含まれる農協コード、店舗コード及びカナ氏名からなる第3の連結キーに対応し、採番日付及び連番号からなる第1の連結キーを前記信用系事業システムのデータベースから読み出し、当該第1の連結キーに対応させて連結データベースの前記共済系事業システムに対応するエリアを更新させ、
前記第3の連結キーに対応する前記第1の連結キーが前記信用系事業システムのデータベースに存在しなければ、農協コード及び組合員コードからなる第4の連結キーに対応する第1の連結キーに対応させて連結データベースの前記共済系事業システムに対応するエリアを更新させる、
コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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