JP2003108421A - 組合員情報システム、組合員情報システムのためのデータの統合管理方法、および記憶媒体 - Google Patents

組合員情報システム、組合員情報システムのためのデータの統合管理方法、および記憶媒体

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JP2003108421A
JP2003108421A JP2001305725A JP2001305725A JP2003108421A JP 2003108421 A JP2003108421 A JP 2003108421A JP 2001305725 A JP2001305725 A JP 2001305725A JP 2001305725 A JP2001305725 A JP 2001305725A JP 2003108421 A JP2003108421 A JP 2003108421A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】各支部単位で保持する各データベースを統合化
して、情報の共有および一元化を図る。 【解決手段】電算センター1のホストコンピュータ8に
事業分散データ(信用系、経済系、共済系、その他)、
外部データ、および地域リアルデータ(営農系、地域
性、JA独自、その他)のデータがリレーショナルデー
タベースを用いて一元管理される。ホストコンピュータ
8からLANを介して接続された組合員情報センターサ
ーバ10に対し、組合員情報の更新が行われる。組合員
情報センターサーバ10は、LANを介して接続され
た、組合員情報アクセスサーバ13に対して組合員情報
の更新を行う。組合員情報アクセスサーバ13はISD
N7、9を介して接続された組合員情報クライアント2
3、29に対して組合員情報検索を行い、組合員情報ク
ライアント23、29は組合員情報アクセスサーバ13
に対してJA独自情報の登録および更新を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベースに関
し、特にオープンネットワーク環境を利用して分散され
た基盤情報を一元管理した組合員情報システム、組合員
情報システムにおけるデータの統合管理方法、および記
憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば農業協同組合では、例えば
農協支部のような単位毎に、組合員の家族構成や年齢等
の情報を記載した基本台帳のデータベースを保持し、そ
こに、信用事業システムとして、例えば貯金高等の信用
情報を追記したり、あるいは共済事業システムとして、
例えば組合員がどのような保険に加入しているかの情報
を追記したり、あるいは経済事業システムとして、例え
ば出荷量はどのくらいあるかの情報等を追記することに
より運用・管理していた。
【0003】このため、例えば各農協支部間での情報の
やりとりができないため、情報の共有や一元管理等、複
数の農協支部間にまたがるグローバルなアクセスや管理
を行うことができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
組合員情報システムでは、各農協(以下JAと呼ぶ場合
もある)支部単位でその支部に属する組合員だけのデー
タベースシステムを構築して運用管理しているため、複
数の支部にまたがる運用や一元管理をすることができ
ず、データベースの有効利用を図る事が出来ないという
問題があった。
【0005】本発明は上述の実情に鑑みてなされたもの
であり、各支部単位で保持する、信用事業システム、経
済事業システムおよび共済事業システムの各データベー
スを統合化して、グローバルなデータベースシステムを
構築することにより、情報の共有および一元化を図るこ
とにより効率の良い情報の検索、運用、管理を行うとと
もに、渉外活動の支援を行うことのできる組合員情報シ
ステム、組合員情報システムにおけるデータの統合管理
方法、および記憶媒体を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明の組合員情報システムは、複数の異なる事業
システムの各データベースをそれぞれ異なるコード体系
により管理するホストコンピュータと、前記ホストコン
ピュータとネットワークを介して接続され、前記ホスト
コンピュータにより管理される前記複数の異なる事業シ
ステムの各データベースに基づいて統合データベースを
作成し、前記統合データベースを統一されたコード体系
で管理するサーバコンピュータと、ネットワークを介し
て前記サーバコンピュータと接続され、前記サーバコン
ピュータにより管理される統合データベースに対して前
記統一されたコードを用いてアクセスし、組合員情報管
理機能、情報検索機能、及び運用管理機能の少なくとも
1つを実行するクライアントコンピュータとで構成され
ることを特徴とする。
【0007】また、この発明の組合員情報システムのデ
ータの統合管理方法は、複数の異なる事業システムの各
データベースを保持するホストコンピュータと、ネット
ワークを介して前記ホストコンピュータと接続されるサ
ーバコンピュータと、ネットワークを介して前記サーバ
コンピュータと接続されるクライアントコンピュータと
から構成される組合員情報システムにおけるデータの統
合管理方法において、前記ホストコンピュータにより前
記複数の異なる事業システムの各データベースをそれぞ
れ異なるコード体系により管理するステップと、前記サ
ーバコンピュータにより前記複数の異なる事業システム
の各データベースに基づいて統合データベースを作成
し、前記統合データベースを統一されたコード体系で管
理するステップと、前記クライアントコンピュータによ
り、前記サーバコンピュータにより管理される統合デー
タベースに対して前記統一されたコードを用いてアクセ
スし、組合員情報管理機能、情報検索機能及び運用管理
機能の少なくとも1つを実行するステップとで構成され
ることを特徴とする。
【0008】また、この発明の記憶媒体は、複数の異な
る事業システムの各データベースを保持するホストコン
ピュータと、ネットワークを介して前記ホストコンピュ
ータと接続される前記サーバコンピュータと、ネットワ
ークを介して前記サーバコンピュータと接続されるクラ
イアントコンピュータとから構成される組合員情報シス
テムにおけるデータの統合管理方法のための、コンピュ
ータ読み出し可能なプログラムコード手段であって、ホ
ストコンピュータにより前記複数の異なる事業システム
の各データベースをそれぞれ異なるコード体系により管
理するためのコンピュータ読み出し可能なプログラムコ
ード手段と、前記サーバコンピュータにより前記複数の
異なる事業システムの各データベースに基づいて統合デ
ータベースを作成し、前記統合データベースを統一化さ
れたコード体系で管理するためのコンピュータ読み出し
可能なプログラムコード手段と、および前記クライアン
トコンピュータにより前記サーバコンピュータにより管
理される統合データベースに対して前記統一されたコー
ドを用いてアクセスし、組合員情報管理機能、情報検索
機能、及び運用管理機能の少なくとも1つを実行するた
めのコンピュータ読み出し可能なプログラムコード手段
とで構成されるコンピュータ読み出し可能なプログラム
コード手段が具現化される。
【0009】このシステムにおいては、農協における各
事業システム(信用事業システム、経済事業システム、
共済事業システム)のデータを一元管理し、組合員総合
情報データベースが構築され、情報の共有および一元管
理がなされる。このシステムにおいては、信用事業シス
テムにおいて最も普及している、信用事業取引先番号を
キーとして、経済事業システムおよび共済事業システム
をもリンクすることにより、信用事業システム、経済事
業システム及び共済事業システムが統合管理される。さ
らに、組合員の中には、信用事業システムには加入して
いないが、経済事業システムおよび共済事業システムに
加入している組合員も存在するため、そのような組合員
を管理する管理者の信用事業取引先番号を用いて該当す
る組合員にアクセス可能なように構成される。組合員個
々の住所・氏名・年齢等の基本情報、各事業システムの
実績情報は、上述したリンクを用いて統一的に検索を行
うことができる。
【0010】また、この発明のシステムでは、組合員基
本情報ならびに各事業システムの情報を、各事業システ
ムのホストコンピュータから構築し、リンクが取られ
る。データは、全域を管理するセンターサーバならびに
地域を管理するアクセスサーバに分散され、各サーバ間
の情報連動はデータベースマネージメントシステムの持
つ基本機能により行われる。月単位および日単位などの
ホストコンピュータ間のバッチ処理によりセンターサー
バの全組合員情報が更新された後、各アクセスサーバの
該当組合員情報が自動更新される。この発明によれば、
ホストコンピュータ上の処理と同期をとりながら、各バ
ッチ発生情報を逐次反映することにより情報の鮮度を保
つことが可能である。さらに、アクセスサーバ上での情
報更新についても、センターサーバ側に対し反映するこ
とにより、双方向の整合性を保つことができる。アクセ
スサーバ側では、地域性を持たせるため、独自の項目設
定ならびに情報登録が可能である。
【0011】また、この発明によれば、組合員情報管理
メニューを設けることにより、個々の事業システム契約
状況や世帯の家族情報、渉外履歴、営農情報等を情報検
索することが可能である。履歴に関する情報追記や、家
族・営農などへの最新情報を反映する事により常に組合
員個人の情報鮮度を保つことが可能である。該当組合員
が直接選択できない場合においても、カナ氏名や電話番
号の指定を行うことができ、かつカナ氏名の姓のみ等曖
昧な検索条件指定に対し該当分を抽出することができ
る。
【0012】この発明によれば、事業システム別に機能
固定された定型検索メニューと利用者裁量による非定型
検索メニューを有する。非定型検索メニューにおいて
は、基本条件の他に、管理された検索項目範囲におい
て、最大15項目までの検索キーを自由に設定すること
ができる。また、利用価値の高い検索条件については、
最大100個まで、メニュー化することができる。従っ
て、独自の業務効率化を図ることができるとともに、新
規開発コストの軽減を図ることができる。情報検索結果
は、帳票に出力することができるとともに、利用者の指
示により抽出した組合員に対しダイレクトメールを送付
するためのタック印刷、個人指定による該当登録者電話
番号へのオートダイアル、EUCツールであるスプレッ
ドシートへの検索結果転送などを同一画面上から行うこ
とができる。
【0013】この発明によれば、情報の不正閲覧や、不
正操作を防ぐため、オペレーティングシステムの基本セ
キュリティ機能を利用するとともに、アプリケーション
によるシステムセキュリティ機能を持たせている。この
システムでは、管理下におかれた利用者に付与されるユ
ーザ名とパスワードの照合により利用が許可される。許
可を受けている利用者であっても、システムへの接続後
所定時間未使用状態が継続した場合には利用できないよ
うに構成されている。さらに、同一ユーザが他端末から
利用する事が出来ないように構成されている。さらに、
ユーザに関してグループ化を行い、事業システム別の情
報参照権限や管轄に関する機能制限が設けられる。
【0014】この発明によれば、Windows(登録
商標)GUIをベースとしたシステム構築を行っている
ため、検索に関する基本機能については、すべてマウス
により操作を行うことにより利用者負荷を軽減すること
ができる。さらに検索結果は、EUCツールであるスプ
レッドシートへ転送することができ、利用者の裁量によ
り自由な構成で資料を作成することができる。さらに、
応用アプリケーション内では、制限の多いグラフ処理や
他のEUCツールへの連携が可能となり、情報利用の範
囲を広げることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0016】図1はこの発明の組合員情報システムの全
体を示すシステムブロック図である。図1に示す組合員
情報システムは大別して、電算センター1、JA本店シ
ステム3、およびJA店舗システム5に大別される。電
算センタ1とJA本店システム3間、およびJA本店シ
ステム3とJA店舗システム5間は、それぞれISDN
7、9を介して接続される。電算センター1のホストコ
ンピュータ8、センタサーバ10、組合員情報クライア
ント11およびアクセスサーバ13は、それぞれLAN
15を介して接続される。ホストコンピュータ8は、信
用顧客基本情報、経済顧客基本情報、貯金・貸し付け金
情報、購買供給情報等を保持する。
【0017】組合員情報システムセンターサーバ10
は、組合員情報データベースを保持するとともに、運用
管理マネージャとして機能する。アクセスサーバ13は
組合員情報データベースを保持し、運用管理エージェン
トとして機能する。複数のアクセスサーバ13の各々
は、例えば異なる地域を担当するように構成される。各
アクセスサーバ13はそれぞれルータ17と接続され
る。ルータ17はISDN7を介してJA本店システム
3のルータ19と接続される。前記ルータ19にLAN
21を介して組合員情報クライアント23が接続され
る。JA本店システム3の集合ルータ25はISDN9
を介してJA店舗システム5のルータ27と接続され
る。ルータ27には組合員情報クライアント29が接続
される。
【0018】図2は図1に示すセンターサーバ10、ホ
ストコンピュータ8、および組合員情報クライアント1
1の詳細ブロック図である。センターサーバ10は組合
員情報システムデータベース31、組合員情報連動イン
ターフェース(I/F)33、リモートデータベースマ
ネージメントシステム35、データベースシステム上の
データにアクセスするためのインターフェースとして機
能する構造化照会言語(SQL:Structured Query Lang
uage;リレーショナルデータベースを操作する言語)3
7、システムの運用管理を司るマネージャ39、オペレ
ーティングシステム(OS)41、および通信プロトコ
ル(TCP/IP)43で構成される。
【0019】ホストコンピュータ8は、組合員情報連動
インターフェース(I/F)45および通信プロトコル
(TCP/IP)47を有する。また、組合員情報クラ
イアント11は、通信プロトコル(TCP/IP)4
9、OS51、データベースシステム上のデータをアク
セスするためのインターフェースとして機能する構造化
照会言語(SQL)53、通信サーバ55、渉外支援情
報システム57を構成する組合員情報管理機能59、採
算管理支援機能61、システム管理機能63、渉外活動
支援機能65、取り引き環境分析機能67、バックエン
ドのデータベースとフロントエンドのユーザアプリケー
ション間の共通インターフェースとして機能するODB
C(Open Database Connectivity)(データベース接続プ
ロトコル)69、アプリケーション71、およびシステ
ムの運用管理を司るエージェント(イベント発生時にア
クションを実行するバックグラウンドプロセス)73と
で構成される。ODBC69はほとんどのバックエンド
のデータベースシステムが実行する共通機能を提供す
る。すなわち、構造化照会言語(SQL)53を使って
バックエンドシステムを操作し、データベースマネージ
ャ間の相違や、データベースマネージャによるSQLの
実装の仕方の相違を明らかにする個別のインターフェー
スを提供する。フロントエンドのアプリケーション71
は、ODBCインターフェースに対応するように、また
このインターフェースの機能を活用するように作成され
る。
【0020】図3は図1に示すアクセスサーバ13と組
合員情報クライアント23の詳細を示すブロック図であ
る。アクセスサーバ13はセンターサーバ10と同等の
構成を有する。すなわち、組合員情報システムデータベ
ース75、組合員情報連動インターフェース(I/F)
77、リモートデータベースマネージメントシステム7
9、データベースシステム上のデータにアクセスするた
めのインターフェースとして機能する構造化照会言語
(SQL)81、システムの運用管理を司るマネージャ
83、オペレーティングシステム(OS)85、および
通信プロトコル(TCP/IP)87で構成される。ま
た、組合員情報クライアント23は、組合員情報クライ
アント11と同様の構成を有する。すなわち、通信プロ
トコル(TCP/IP)89、OS91、データベース
システム上のデータのアクセスするためのインターフェ
ースとして機能する構造化照会言語(SQL)93、通
信サーバ95、渉外支援情報システム97を構成する組
合員情報管理機能99、採算管理支援機能101、シス
テム管理機能103、渉外活動支援機能105、取り引
き環境分析機能107、バックエンドのデータベースと
フロントエンドのユーザアプリケーション間の共通イン
ターフェースとして機能するODBC(Open Database C
onnectivity)109、アプリケーション111、および
システムの運用管理を司るエージェント(イベント発生
時にアクションを実行するバックグラウンドプロセス)
113とで構成される。組合員情報クライアント23は
モデム115を介して電話機117に接続される。
【0021】図4は組合員情報システムのシステム体系
を示す図である。同図に示すように組合員情報システム
119は、組合員管理機能121、情報検索機能12
3、運用管理機能125、およびその他の機能127に
大別される。組合員管理機能121は、組合員情報管理
機能129と組合員情報検索機能131とから構成され
る。情報検索機能123は、渉外活動支援情報検索管理
機能133、組合員別採算管理支援情報検索機能13
5、取引環境分析情報検索機能137とから構成され、
渉外活動支援情報検索管理機能133は定型検索機能1
39と非定型検索機能141とから構成される。その他
の機能127は、JA独自情報登録機能143、帳票出
力機能145、DM(ダイレクトメール)(タック印
刷)作成機能147および電話発信機能149とで構成
される。
【0022】組合員情報管理機能129は、各事業シス
テムの持つデータを基に組合員に関する統一基本管理情
報(基本・属性・実績・地域・計数)、ならびに独自情
報を統合したデータベースの構築を行い管理する機能で
ある。
【0023】組合員情報検索機能131は、構築された
データベースから、統一管理情報における組合員毎の定
型情報検索を行う機能である。検索を行うときは取引先
番号、カナ氏名、電話番号のいずれかを指定する。検索
方法はあいまい検索(例えばカナ氏名で姓が「タナカ」
や、名が「ヒロシ」といった人の検索)を行うことがで
きる。
【0024】情報検索機能123は、組合員情報管理機
能129により構築されたデータベースを基に、クライ
アントから各種用途別情報検索並びに検索結果の画面表
示、帳票出力を行う。定型検索機能では、抽出された組
合員に対し、ダイレクトメールなどで利用する宛名シー
ルの印刷や、検索結果から選択した組合員に対して一般
加入電話への自動ダイアリングを行うことができる。
【0025】渉外活動支援情報検索管理機能133に
は、定型検索139と非定型検索141の2種類があ
り、定型検索139は、検索でよく利用される検索処理
で、検索項目と出力項目は定型で決められている。非定
型検索141は、検索項目がデータベースに存在する項
目であれば、その範囲内で指定可能である。各機能にお
いて、検索した結果は、スプレッドシートにおいて、情
報加工が可能である。
【0026】定型検索機能139は、各種用途別情報検
索の条件画面を準備し、その検索結果を画面・帳票に出
力する。各種用途別の情報検索の条件画面は、共通情報
検索・信用情報検索・経済情報検索・営農情報検索・共
済情報検索の各画面から構成される。各情報検索の条件
画面を選択し、検索項目の条件はその時点で指定する。
定型検索機能139は後述する図20に示す共通情報検
索、図21乃至図24に示す信用情報検索、図25に示
す経済情報検索、営農情報検索、共済定型情報検索から
構成される。
【0027】非定型検索141は、定型検索139では
検索できない情報を検索する場合に、このシステムで設
定された範囲内での項目を対象に、自由に検索の条件設
定出力項目の設定を行うことにより検索することができ
る。条件検索の項目数は追加項目として最大15項目ま
での条件設定が可能である。
【0028】組合員別採算管理支援情報検索機能135
は、組合員情報管理機能129により登録されたデータ
ベースを基に、クライアントから登録された基準金利並
びにJAの登録金利等を用いて組合員毎の貯蓄、貸出金
などの実行金利等の試算や収益状況を把握することがで
きる。新規貸し出し金利の複数設定によるシミュレーシ
ョンや損益計算などは検索結果をスプレッドシートに転
送し情報を加工することができる。
【0029】取り引き環境分析情報検索機能137は、
地域における外部指標となり得る情報の収集・登録によ
り、各事業の現状把握や業務推進用の基礎情報として利
用可能な情報を提供する。
【0030】運用管理機能125はセンターに装備した
運用管理各種機能により、分散されたアクセスサーバや
クライアントの状態監視や利用状況監視、データのバッ
クアップ、システム維持に必要なソフトウエア配布など
を行う。
【0031】また、その他の機能127として、JA独
自情報登録機能143は、1つのJAにつき20項目以
内の管理項目を任意に設定することができる。これによ
りJAの実態に沿った組合員の情報管理を行うことがで
きる。
【0032】帳票出力機能145は、検索した内容をク
ライアントに接続されているプリンタに帳票出力する。
【0033】ダイレクトメール作成機能147は、検索
の結果、対象となった取引先に対してダイレクトメール
を作成する場合に、図示しない「DM作成」ボタンを押
すことにより、クライアントに接続されているプリンタ
においてタック印刷を行うことができる。
【0034】電話発信機能149は、検索の結果特定の
組合員に電話をかけたい場合、「電話する」ボタンを押
すことにより、自動的にダイヤリングを行うことができ
る。
【0035】次に、データ管理上の特徴について述べ
る。この発明の組合員情報システムは、組合員にとどま
らずにJAの総合組合員情報としての情報を構築する。
このため、氏名・住所・電話番号などの基本項目を広範
囲にわたって保持している信用事業システムの取引先番
号をベースとした統一組合員番号を基に管理する。統一
組合員番号はこのシステムを運用する上で組合員をユニ
ークに識別する固有番号を指す。ユーザはこの番号に基
づいて組合員情報の検索と管理を行う。図5に示すよう
に統一組合員番号は内部的に各事業毎の組合員番号を連
結保持しており、検索すべき内容に応じて各事業毎の組
合員情報の関連づけが行われる。信用事業システムにて
情報を保有していないが経済事業または共済事業にて管
理されている組合員については、各事業の組合員情報か
ら顧客基本情報を取り込むものとし、詳細な情報が取り
込まれる。
【0036】従来、一人の組合員に関する情報は、複数
のコード体系により管理されている。すなわち、図6に
示すように信用系の場合には、「農協コード(4桁)」
と「店コード(4桁)」と「取引先番号(10桁)」か
らなり、経済系の場合には、「農協コード(4桁)」と
「店コード(4桁)」と「組合員番号(10桁)」から
なり、共済系の場合には、「組合番号(3桁)」と、
「支所番号(3桁)」と「組合員番号(6桁)」かな
る。
【0037】この発明による組合員情報システムにおい
ては、一人の組合員は1つのコード体系(統一組合員番
号)により管理され、図1に示すホストコンピュータ8
内のコード体系は内部情報として管理される。統一組合
員番号は信用事業システムで使用している取引先番号を
用いる。ユーザインターフェース上の表示番号と内部実
績データの管理番号を図7に示す。同図に示すように、
ユーザインターフェース上の表示番号は「組合員」「農
協コード(4桁)」「店舗コード(4桁)」「取引先番
号(10桁)」から構成される。信用事業システム上の
取引先番号を持たない組合員については、経済事業また
は共済事業の内部管理番号が表示される。これら農協コ
ード、店舗コード、取引先番号の入力は例えば図8に示
すような登録画面を用いて行われる。
【0038】図9は図1に示すセンターサーバ10とア
クセスサーバ13の各機能を示すシステム機能関連図で
ある。ホストコンピュータ8からセンターサーバ10に
対して信用系情報、経済系情報、共済系情報、マスタデ
ータ、組合員連結データ等がファイル転送される。これ
に基づきセンターサーバは組合員統合データベースを作
成する。組合員統合データベースの更新はバッチ処理に
より行われる。センターサーバ10のデータベースは基
本的にアクセスサーバ13にコピーされ、その後は、日
次バッチによりセンターサーバ側のデータが更新され、
高速リフレッシュにより各アクセスサーバに必要なデー
タが反映される。また、アクセスサーバ13のデータベ
ースが更新された場合には、その更新がセンターサーバ
10側に反映される。また、各アクセスサーバ13のデ
ータベース上にそのアクセスサーバ13を使用するJA
に対して独自の情報を管理するデータベース領域が確保
される。さらに各アクセスサーバ13は、利用者アプリ
ケーションを用いてアクセスサーバ13のデータベース
を利用する際のログを保持する。すなわち図10に示す
ように、「利用者名」「ログイン時間」「ログアウト時
間」「最新更新処理時間」「抽出件数」「センタサーバ
印刷枚数」「アクセスサーバ印刷枚数」を作成・保持
し、センタもしくは拠点の運用者が定期的に内容を参照
し、利用実績として活用することができる。
【0039】ログ参照画面では、「利用者名」「利用者
情報」「ログイン時間」「ログアウト時間」「接続時
間」「抽出件数」「過去一ヶ月の総接続時間」「過去一
ヶ月の接続回数」「更新処理の有無」「サーバ印刷枚
数」「過去一ヶ月のサーバ印刷枚数」等の情報が得られ
る。
【0040】また、各サーバシステム上の利用者管理マ
スタを管理することによりシステムアプリケーションに
よるアクセス制限機能が設けられる。利用者管理マスタ
は、センタ運用管理端末及びJAから登録・更新が行わ
れる。利用者の情報は各サーバシステム毎に管理され、
センタ運用管理端末からはLANを通じて各アクセスサ
ーバ上の利用者管理マスタが管理される。各利用者の情
報にユーザグループを設定することにより、アプリケー
ションはそのグループ単位で利用者権限の設定が行われ
る。図11にセンターサーバシステムにおける利用者権
限の一覧を示し、図12にアクセスサーバシステムにお
ける利用者権限の一覧を示す。
【0041】信用系データ、経済系データ、共済系デー
タの各データ間の連結は次のようにして行われる。信用
系のデータは顧客基本を基準とし、存在チェックを行
う。存在すれば、連結DBの信用エリアがセットされて
いるかどうか確認する。経済系のデータは、優先順に基
づき農協コード、店舗コード、組合員番号で連結DBを
基にリンクされているか確認する。この確認は連結DB
の存在チェック、信用系のキーで連結DBのチェック、
共済系のキーで連結DBのチェックの順で行い一致した
時点で照合を終わる。共済系のデータは、共済系(テー
ブル)データの既存のチェックを行い、その後優先順に
基づき信用系か経済系のカナ氏名、及び電話番号とリン
クする。このリンクは信用系カナ氏名、信用系取引番
号、経済系カナ氏名の順で行い一致した時点で照合を終
わる。JAカード情報のデータは、口座番号と照合しそ
の組合員の取引番号に対してリンクする。図13は共済
系のデータ連結の手順を示す概念図である。共済系の連
結手順は(1)(2)(3)(4)(5)の順に行われ
る。図中(1)共済系データに対してキー(組合番号・
支所番号・組合員コード)の存在チェックが行われる。
(2)直接連結DBに対してキー(農協コード・共済店
舗コード・共済取引番号)の存在チェックが行われる。
(3)農協コード、店舗コード、カナ氏名で信用系の顧
客基本情報に対してキー存在チェックを行う。有ればつ
ぎのチェックを行う。1レコードの時、採番日付、連番
号で連結DBを読みその共済系エリアの更新を行う。複
数レコードの時、電話番号の一致もしくは、取引き番号
の一番小さいものに対して、採番日付、連番号で連結D
Bを読みその共済系エリアの更新を行う。(4)農協コ
ードと組合員コードで信用系の顧客基本情報に対してキ
ー存在チェックを行う。有れば次のチェックを行う。1
レコードの時、採番日付、連番号で連結DBを読みその
共済系エリアの更新を行う。複数レコードの時、電話番
号の一致もしくは、取引き番号の一番小さいものに対し
て、採番日付、連番号で連結DBを読みその共済系エリ
アの更新を行う。図14は信用系データの連結の手順を
示す。(1)顧客基本に対してキー(農協コード・店舗
コード・取引番号)の存在チェックを行う。(2)顧客
基本の播番日付、連番号で連結DBのキーが存在するか
チェックする。存在し信用系のエリアがセットされてい
なければ信用系のエリアにセットする。図15は経済系
のデータ連結の手順を示す。(1)直接連結DBに対し
てキー(農協コード・店舗コード・取引番号)の存在チ
ェックを行う。(2)信用系のキーに対して連結DBの
存在をチェックする。存在すれば経済系エリアのキー
(農協・信用店舗・取引番号)の更新を行う。(3)共
済系のキーに対して連結DBの存在チェックを行う。存
在すれば経済系エリアのキー(農協・共済店舗・取引番
号)の更新を行う。
【0042】図16は、図1に示すホストコンピュータ
で保持される信用系データ、経済系データ、共済系デー
タ、JAカード情報、およびマスタが統合化され組合員
情報データベースとしてアクセスサーバ13に保持され
る様子を示す概念図である。このように本発明では、農
協における各事業システム(信用事業システム、経済事
業システム、共済事業システム)のデータを一元管理
し、組合員総合情報データベースが構築され、情報の共
有および一元管理がなされる。
【0043】図17はセンターサーバ10およびアクセ
スサーバ13内で行われるデータ処理を示すフローチャ
ートである。同図に示すように、日次信用ファイルを参
照するととともに、相手取引き番号、フォーマット等を
識別し、「当座基本情報更新処理」120、「定期基本
情報更新処理」122、「貸し出し基本情報更新処理」
124、「顧客基本情報更新処理」126、「出資金基
本情報更新処理」128、「国債基本情報更新処理」1
30、「DB削除更新処理」132のうちの該当する処
理を行うように構成されている。
【0044】図18は経済系データに関し、ホストコン
ピュータ8で当日発生したデータを抽出し、抽出分のデ
ータを元にセンタサーバのデータベースを更新する際の
データ処理を示すフローチャートである。その後アクセ
スサーバ13へ反映される。図18に示すフローチャー
トにおいて、センターサーバ10は日次経済ファイルを
参照し、ファイル種別を判断し(134)、「組合員マ
スター更新処理」136、「供給実績マスタ更新処理」
138、「供給明細レコード更新処理」140が行われ
る。
【0045】図19は信用事業システム、経済事業シス
テム、および共済事業システムの各データベースを連結
した連結データベースの構成を示す図である。
【0046】図20は、共通情報検索機能の種類、活用
および出力項目を示す。同図に示すように、共通情報検
索機能は年齢別商品推進検索機能、DM印刷機能、世帯
情報、および長期未訪問者検索機能とから構成される。
【0047】図21乃至図24は信用情報検索機能の種
類、活用および出力項目を示す。同図に示すように、信
用情報検索機能は、当座性貯金未取引検索、新型貯蓄推
進、顧客口座集約、新規契約獲得、大口貯金者検索、ボ
ーナス貯金推進、定期振替推進、定期満期継続推進、定
期大口貯金者検索期、定積契約推進、定積獲得推進、自
振推進、定期解約先推進検索、定期満期継続推進、定積
大口貯金者検索、約弁型ローン獲得推進、リフォームロ
ーン獲得推進、教育ローン獲得推進、自動車ローン獲得
推進、クローバーローン獲得推進、貸付金延滞検索、マ
ル優推進、マル優利用状況検索、マル優限度額検索、給
与振込獲得推進、給与振込者検索、年金口座獲得推進、
年金口座設定検索、JAカード獲得推進、貸付完済予定
検索、期流れ解消、自振契約者検索とから構成される。
【0048】図25は、経済情報検索(同図(a))、
営農情報検索(同図(b))、および共済定型情報検索
(同図(c))の種類、活用、および出力項目を示す。
同図(a)に示すように、経済情報検索は、購買取引推
進、買い替え推進、および未収金回収検索とから構成さ
れる。同図(b)に示す営農情報検索は営農推進から構
成される。さらに、同図(c)に示す共済定型情報検索
は、新規獲得推進および契約切替え推進とから構成され
る。
【0049】図26はこの発明の組合員情報システムが
保有する情報体系を示す。同図に示すように管理情報1
51は、統一基本管理情報153とJA独自管理情報1
55とから構成される。統一基本管理情報153は、組
合員基本情報157と組合員属性情報159と組合員実
績情報161と渉外支援基本情報163とから構成され
る。組合員属性情報159は世帯基本情報165、法人
基本情報167、営農基本情報169とから構成され
る。
【0050】組合員実績情報161は、信用実績情報1
71、経済実績情報173、出資金実績情報175、共
済実績情報177、JAカード実績情報179とから構
成される。信用実績情報171は、当座性基本情報18
1、定期性基本情報183、貸付基本情報185、国債
基本情報187、自振基本情報189とから構成され
る。また、経済実績情報173、出資金実績情報17
5、共済実績情報177、およびJAカード実績情報1
79は、それぞれ、購買基本情報174、出資金基本情
報176、共済基本情報178、およびJAカード基本
情報180を有する。また、渉外支援基本情報163は
基本情報計数部191と地域基本情報193とから構成
される。図27に組合員基本情報157(同図(a))
および組合員属性情報159(同図(b))を、図28
に組合員実績情報161(同図(a))および渉外支援
基本情報163(同図(b))を示す。図27(a)に
示すように組合員基本情報は「取引先番号」「氏名」
「人格」「資格」「住所」「生年月日」「電話番号」
「職業」「世帯区分」「地区」「担当者」「取引開始年
月」「資格取得年月日」「取引先管理店舗」「勤務先名
称」「主要取引先区分」「世帯者代表取引先番号」「F
AX番号」「前回訪問日」「ボーナス前回預け入れ日」
「ボーナス前回金額」を主要項目情報として有する。さ
らに、図27(b)に示す組合員属性情報は、「持ち家
区分」「家族人数」「居住開始年月」「配偶者区分」
「給振区分」「貸越商品」「年収年度」「年収額」「貯
金マル優情報」「有価マル優情報」「住宅財形情報」
「年金財形情報」「当座性件数」「定期件数」「積立定
期件数」「定期積金件数」「貸出金残高」「ローン件
数」「貸出件数」「貯蓄貯金件数」「五大公共料金件
数」「振替件数」「年金件数」「税金件数」「共済掛金
件数」「年金掛金件数」「クレジット件数」「その他口
振件数」「JAカード件数」「連絡先住所」「連絡先郵
便番号」「連絡先電話番号」「所有地面積情報」「建物
・施設面積情報」「農作物作付面積情報」「住居情報」
「増改築情」「浴場使用燃料情報」「新聞・雑誌情報」
を主要項目情報として有する。
【0051】さらに、図28において、同図(a)の組
合員実績情報161は、「科目」「種別」「商品」「口
座番号」「残高情報」「貸越情報」「積数情報」「自振
契約情報」「未収金情報」「供給実績情報」「出資情
報」「建物共済情報」「生命共済情報」「火災共済情
報」「自動車共済情報」「JAカード情報」を所要項目
情報として有する。また、渉外支援基本情報163は、
「渉外履歴情報」「地区取引き状況」「他行情報」を主
要項目情報として有する。
【0052】図29はデータベースの分散配置を示す概
念図である。組合員基本情報並びに各事業システムから
のデータ等については、各アクセスサーバにデータベー
スを分散配置することにより、データベースアクセスの
際の効率化とシステム負荷軽減を図り、スムーズな情報
検索と、加工・編集処理を行うことができる。同図に示
すように、各クライアント11,23,29には、組合
員情報登録機能(渉外情報、営農情報等)、組合員情報
管理機能、組合員情報検索機能、渉外活動支援情報検索
機能、組合員別採算管理支援情報表示機能、取引環境分
析情報表示機能を設けている。また、アクセスサーバ1
3には、JA独自管理項目管理、クライアントサービス
の提供、データ整理、センタサーバからの配信データの
受入、システム運用管理、ソフトウエア配布を司る。さ
らに、センターサーバ10は、ホスト受け取りデータ変
換、アクセスサーバデータ配信、データ整理、アクセス
サーバ間のデータの整理、システム総合運用管理、ソフ
トウエア配布を司る。また、ホストコンピュータからセ
ンターサーバへは、信用系情報、経済系情報、共済系情
報、及びマスタデータの各データが移行される。
【0053】図30はシステムにおけるデータの流れを
示す概念図である。同図において、ホストコンピュータ
8は組合員情報の更新を組合員情報センターサーバ10
に対して行う。すなわち、勘定系情報(管理情報・信用
情報・購買情報)、共済系情報、およびJAカード情報
の更新を行う。組合員情報センターサーバ10は、組合
員情報アクセスサーバ13に対して組合員情報の更新を
行う。組合員情報アクセスサーバ13は組合員情報JA
用クライアント23、29に対して組合員情報の検索を
行い、組合員情報JA用クライアント23、29は組合
員情報アクセスサーバ13に対してJA独自情報、登録
・更新を行う。
【0054】図31は画面の全体的な流れを示すフロー
チャートである。組合員情報パスワード画面、組合員情
報メニュー画面、組合員情報サブメニュー画面、組合員
情報業務画面の順に表示が行われる。さらに、業務画面
としては、組合員情報条件設定、組合員情報検索開始、
組合員情報検索結果表示、組合員情報帳票出力指示、組
合員情報帳票出力の順に表示が行われる。なお、この発
明の組合員情報システムにおいては、管理下におかれた
利用者に付与されるユーザ名とパスワードが無いとシス
テムを利用できないように構成されている。具体的に
は、前記パスワード画面において、入力されたユーザ名
およびパスワードとあらかじめ記憶されたユーザ名およ
びパスワードとを照合し、一致した場合にのみ、次のス
テップへ進む(アクセスサーバへの接続など)ことがで
きるように構成されている。さらに、システムの接続
後、一定時間、未使用時間経過した場合にはシステムが
利用できなように構成されている。さらに、他端末から
の同一ユーザ利用も不可能なように構成されている。
【0055】図32はクライアントにおける情報登録・
検索におけるメニュー体系を示す。同図に示すようにシ
ステムログインすると、まず図33に示すメインメニュ
ーが画面に表示される。このメインメニューでは、組合
員情報管理検索、渉外活動支援検索、採算管理支援検
索、および取引き環境分析情報の各メニューが表示され
る。組合員情報管理検索を選択すると、図34に示す情
報登録・検索の画面が表示される。
【0056】渉外活動支援検索を選択すると、図35に
示す定型か非定型かの選択メニューが表示されるととも
に、定型が選択されると、さらに、図36に示す共通定
型情報、信用定型情報、経済定型情報、営農定型情報、
共済定型情報の各選択メニューが表示される。非定型が
選択された場合には、図37に示す非定型検索・登録選
択画面が表示される。
【0057】図38は非定型検索条件登録の画面例を示
す。同図に示すように、「検索条件名入力エリア」「検
索条件指定対象項目表示エリア」「選択項目表示エリ
ア」「条件式設定エリア」「設定条件表示エリア」「出
力指定対象項目表示エリア」「出力指定項目表示エリ
ア」等の入力・表示エリアが設けられる。
【0058】図39は画面に表示される選択・設定・結
果の各領域を示す図である。同図に示すように、メニュ
ー選択領域201、サブメニュー選択領域203、業務
メニュー選択領域205、検索条件設定領域207、検
索結果表示領域209が設けられる。サブメニュー選択
領域203は渉外活動支援情報の時は、定型・非定型の
選択メニューになる。業務メニュー領域205は、渉外
活動支援情報の時は、各定型情報の処理業務を選択す
る。ユーザグループにより、メニューの表示・非表示を
行う。検索結果表示領域209は、検索結果を一覧とし
て表示する。明細に対しては、縦スクロールを、項目に
対しては横スクロールを行い画面に表示する。
【0059】また、採算管理支援情報または取引き環境
分析情報が選択された場合には、図40に示す情報登録
・検索画面が表示される。
【0060】組合員情報検索画面としては「初期画面」
「組合員選択画面」「組合員情報照会画面」「JA独自
情報登録検索画面」「家族情報登録検索画面」「渉外履
歴登録画面」「JAカード情報照会画面」「営農情報登
録検索画面」がある。
【0061】また、渉外活動支援関係の画面としては、
「サブメニュー画面」「定型検索処理メニュー画面」
「定型検索・共通定型情報検索処理メニュー画面」「定
型検索・共通定型情報検索・年齢別商品推進検索画面」
「定型検索・共通定型情報検索・家計メイン化推進検索
画面」「定型検索・共通定型情報検索・長期未訪問者検
索画面」「定型検索・信用定型検索処理メニュー画面」
「定型検索・信用定型情報検索・当座性貯金未取引先検
索画面」「定型検索・信用定型情報検索・新型貯蓄推進
検索画面」「定型検索・信用定型検索・顧客口座集約推
進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・新規契約
獲得推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・大
口貯金者検索画面」「定型検索・信用定型情報・ボーナ
ス貯金推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・
定期振り替え推進検索画面」「定型検索・信用定型情報
検索・定期満期継続推進検索画面」「定型検索・信用定
型情報検索・定期大口貯金者検索」「定型検索・信用定
型情報検索・定積契約推進検索画面」「定型検索・信用
定型情報検索・大口定積新規獲得検索画面」「定型検索
・信用定型情報検索・定積自振推進獲得検索画面」「定
型検索・信用定型情報検索・定積再契約先獲得検索画
面」「定型検索・信用定型情報検索・定積満期継続推進
検索画面」「定型検索・信用定型検索・定積大口貯金者
検索画面」「定型検索・信用定型情報・約弁型ローン獲
得推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・リフ
ォームローン獲得推進検索画面」「定型検索・信用定型
情報検索・教育ローン獲得推進検索画面」「定型検索・
信用定型情報検索・自動車ローン獲得推進検索画面」
「定型検索・信用定型情報検索・クローバーローン獲得
推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・貸付金
延滞先検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・マル
優獲得推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・
マル優利用状況検索画面」「定型検索・信用定型情報検
索・マル優限度額アップ推進検索画面」「定型検索・信
用定型情報検索・給与振り込み獲得推進検索画面」「定
型検索・信用定型情報検索・給与振り込み再指定検索画
面」「定型検索・信用定型情報検索・年金口座獲得予約
推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・年金口
座獲得推進検索画面」「定型検索・信用定型情報検索・
JAカード獲得推進検索画面」「定型検索・信用定型情
報検索・貸付金完済予定検索画面」「定型検索・信用定
型情報検索・定期性期流れ検索画面」「定型検索・信用
定型情報検索・自振契約者検索画面」がある。
【0062】また、渉外活動支援システムにおいて、定
型検索・経済定型情報検索処理メニュー画面としては、
「定型検索・経済定型情報検索・購買取引推進検索画
面」「定型検索・経済定型情報検索・大型購買品推進検
索画面」「定型検索・経済定型情報検索・未収金回収検
索画面」がある。
【0063】さらに、渉外活動支援システムにおいて、
定型検索・営農定型情報検索処理メニュー画面としては
「定型検索・営農定型情報検索・営農購買推進検索画
面」がある。
【0064】さらに、渉外活動支援システムにおいて、
定型検索・共済定型情報検索処理メニュー画面として
は、「定型検索・共済定型情報検索・新規獲得推進検索
画面」「定型検索・共済定型情報検索・契約切替え推進
検索画面」がある。
【0065】また、渉外活動支援システムにおいて、非
定型検索処理メニュー画面としては、「非定型検索・非
定型検索条件登録画面」「非定型検索・非定型検索条件
修正画面」「非定型検索・非定型検索条件削除画面」
「非定型検索・非定型情報検索画面」がある。
【0066】また、渉外活動支援システムにおいて、組
合員情報詳細関連画面としては「組合員情報詳細起動画
面」「組合員基本情報画面」「組合員情報詳細・当座基
本情報画面」「組合員情報詳細・定期基本情報画面」
「組合員情報詳細・貸し出し基本情報画面」「組合員情
報詳細・購買基本情報画面」「組合員情報詳細・営農基
本情報画面」「組合員情報詳細・共済基本情報画面」が
ある。
【0067】また、採算管理支援メニュー画面としては
「採算管理支援/サブメニュー画面」「採算管理支援/
個別取引先収益管理画面」「採算管理支援/主要取引先
収益管理画面」「採算管理支援/主要取引先・解除画
面」「採算管理支援/運用本支店レート登録画面」があ
る。
【0068】さらに、取引き環境分析メニュー画面とし
ては「取引き環境分析/サブメニュー画面」「取引き環
境分析/ブロック別分析画面」「取引き環境分析/店舗
状況分析画面」「取引き環境分析/地区状況分析画面」
がある。
【0069】さらに、マスタメンテナンスメニュー画面
としては「マスターメンテナンス/サブメニュー画面」
「マスターメンテナンス/農協マスタメンテナンス画
面」「マスターメンテナンス/信用店舗マスタメンテナ
ンス画面」「マスターメンテナンス/経済店舗マスタメ
ンテナンス画面」「マスターメンテナンス/共済店舗マ
スタメンテナンス画面」「マスターメンテナンス/業種
マスタメンテナンス画面」「マスターメンテナンス/職
業マスタメンテナンス画面」「マスターメンテナンス/
資金コードマスタメンテナンス画面」「マスターメンテ
ナンス/人格マスタメンテナンス画面」「マスターメン
テナンス/非定型検索項目マスタメンテナンス画面」
「非定型表示項目マスタメンテナンス画面」「マスター
メンテナンス/サービス管理登録マスタメンテナンス画
面」「マスターメンテナンス/ユーザ管理登録マスタメ
ンテナンス画面」「マスターメンテナンス/他行情報登
録画面」「マスターメンテナンス/連結DB登録マスタ
メンテナンス画面」「マスターメンテナンス/店舗詳細
マスタメンテナンス画面」「マスターメンテナンス/J
A独自項目管理登録マスタメンテナンス画面」「マスタ
ーメンテナンス/利用者管理登録マスタメンテナンス画
面」がある。
【0070】図41及び図42に「組合員情報管理メニ
ュー」「渉外活動支援メニュー」「組合員情報システム
メニュー」「採算管理支援メニュー」「取引き環境分析
メニュー」「マスタメンテナンスメニュー」の一覧を示
し、図43に定型情報検索機能にて利用可能なメニュー
一覧を示す。
【0071】以下、図面の簡単のために、上述したメニ
ュー画面のうちのいくつかを示す。
【0072】図44は図29に示す、クライアントが有
する組合員情報検索機能のうちの組合員選択画面の例で
ある。この画面を用いて検索したい特定の組合員を指定
する。この結果、例えば図45に示すような指定された
組合員に関する情報を示す組合員情報照会画面が表示さ
れる。
【0073】図46は図4に示すJA独自情報登録機能
の登録検索画面を示す。上述したようにJA独自管理情
報はJA独自に設定可能な最大20項目の管理情報であ
る。さらに、図47は組合員の家族情報の登録および検
索画面を示す。
【0074】図48は「組合員情報検索/渉外履歴登録
画面」を示す。図49は、「組合員情報検索/JAカー
ド情報照会画面」を示す。図50は「組合員情報検索/
営農情報登録検索画面」を示す。図51は渉外活動支援
/定型検索・共通定型情報検索・年齢別商品推進検索画
面を示す。図52は渉外活動支援/定型検索・共通定型
情報検索・家計メイン化推進検索画面を示す。図53は
渉外活動支援・定型検索・共通定型情報検索・長期未訪
問者検索画面を示す。図54は渉外活動支援/定型検索
・信用定型情報検索・当座性貯金未取引き先検索画面を
示す。図55は渉外活動支援/定型検索・経済定型情報
検索・大型購買品推進検索画面を示す。図56は、渉外
活動支援/定型検索・営農定型情報検索・営農購買推進
検索画面を示す。図57は渉外活動支援・定型検索・共
済定型情報検索・契約切替え推進検索画面を示す。図5
8は渉外活動支援/非定型検索・非定型検索条件登録画
面を示す。図59は渉外活動支援/非定型検索・非定型
検索条件修正画面を示す。図60は、渉外活動支援/非
定型検索・非定型検索条件削除画面を示す。図61は渉
外活動支援/非定型検索・非定型情報検索画面を示す。
図62は採算管理支援/個別取引先収益管理画面を示
す。図63は採算管理支援/運用本支店レート・調達本
支店レート登録画面を示す。図64は取引き環境分析/
ブロック別分析画面を示す。図65はマスターメンテナ
ンス/サブメニュー画面を示す。
【0075】図66は帳票出力の構成を示す図面であ
る。同図に示すように帳票は一覧表の名称211、一覧
表の作成日時213、見出し部215、検索条件部21
7、明細表示部219とで構成される。
【0076】図4に示す帳票出力機能145としては、
「年齢別商品推進一覧表」「家計メイン化推進一覧表」
「長期未訪問者一覧表」「当座性貯金未取引先一覧表」
「新型貯蓄推進一覧表」「顧客口座集約」「新規契約獲
得推進一覧表」「大口貯金者一覧表」「ボーナス貯金推
進一覧表」「定期振替推進一覧表」「定期満期継続推進
一覧表」「定期大口貯金者一覧表」「定積契約推進一覧
表」「大口定積新規獲得一覧表」「定積自振推進獲得一
覧表」「定積再契約先獲得一覧表」「定積満期継続推進
一覧表」「定積大口預金者一覧表」「約弁型ローン獲得
推進一覧表」「リフォームローン獲得推進一覧表」「教
育ローン獲得推進一覧表」「自動車ローン獲得推進一覧
表」「クローバーローン獲得推進一覧表」「貸付金延滞
一覧表」「マル優獲得推進一覧表」「マル優利用状況一
覧表」「マル優限度額アップ推進一覧表」「給与振込獲
得推進一覧表」「給与振込再指定一覧表」「年金口座獲
得予約推進一覧表」「年金口座再獲得推進一覧表」「J
Aカード獲得推進一覧表」「貸付金完済予定一覧表」
「定期性期流れ一覧表」「自振契約者一覧表」「購買取
引き推進一覧表」「大型購買品推進一覧表」「未収金回
収一覧表」「営農購買推進一覧表」「共済新規獲得一覧
表」「共済契約内切替推進一覧表」「自動者購入」「個
別取引先収益管理表」「主要取引先収益管理表」「××
地区金融機関別分析表」「金融機関別分析表 全体・貯
金」「店舗別残高状況分析表」「地区別貯金取引状況分
析表」「地区内貯金年齢別取引状況分析表」「地区別貸
出金取引状況分析表」「地区内貸出金年齢別取引状況分
析表」「地区別統一ローン取引状況分析表」等の帳票出
力がある。図面の簡単のためにそのうちの一部を例示す
る。
【0077】図67は「年齢別 商品推進一覧表」の帳
票出力例を示す。図68は「大口貯金者一覧表」の帳票
出力例を示す。図69は「未収金回収一覧表」の帳票出
力を示す。図70は「営農購買推進一覧表」の帳票出力
例を示す。図71は「自動車購入」の帳票出力例を示
す。図72は「個別取引先収益管理表」の帳票出力例を
示す。図73は「主要取引先収益管理表」の帳票出力例
を示す。図74は「A地区 金融機関別分析表」の帳票
出力例を示す。図75は「店舗別残高状況分析表」の帳
票出力例を示す。図76は「地区別貯金取引状況分析
表」の帳票出力例を示す。
【0078】図77は定型情報検索の処理を示すフロー
チャートである。始めにステップS1において、検索条
件選択メニューが表示される。定型検索情報は、検索項
目が予め決められているので、該当の検索画面をメニュ
ーから選択する。すなわち、共通・信用・経済・営農・
共済の中から選択し、次に、それぞれの詳細な検索項目
が存在する場合は、ステップS3において補助メニュー
を表示し、該当の検索機能を選択する。ステップS5に
おいて、検索条件を指定し、ステップS7において、指
定された条件に基づく検索が行われる。検索は、組合員
情報データベースの該当データを全件検索する。次に、
ステップS9において、表示データに編集が必要な場合
にデータ加工を行う。そして、ステップS11におい
て、ステップS7において、検索したデータまたはステ
ップS9において、加工したデータを画面または帳票に
出力する。
【0079】図78は非定型条件登録の処理を示すフロ
ーチャートである。始めにステップS21において、検
索条件名を登録する。次に、ステップS23において、
検索条件指定項目を選択する。検索条件には定型が無い
ためすべての項目を対象に条件指定が可能である。この
条件指定は、次回の検索時に使用する場合は、条件項目
を記録することができる。次に、ステップS25におい
て、検索項目条件を組合員情報データベースに登録す
る。さらに、ステップS27において、出力項目および
出力順を指定する。さらに、出力項目の内容を次回使用
する場合は、組合員情報データベースに記録する。
【0080】図79は非定型情報の検索処理を示すフロ
ーチャートである。始めにステップS31において、検
索条件を選択する。次に、ステップS33において、検
索条件を指定する。検索条件に定型が無いため、すべて
の項目を対象に条件指定が可能である。次に、指定され
た検索条件にもとづいて、ステップS35において、組
合員情報データベースを検索する。次に、ステップS3
7において、検索結果を表示する場合に、編集が必要で
あれば、データ加工を行う。さらに、ステップS39に
おいて、ステップS35のデータベース検索結果または
ステップS37におけるデータ加工した検索結果を表示
装置に表示しあるいはプリンタに帳票の形態で出力す
る。なお、検索結果の加工は、定型検索による検索結果
または非定型検索による検索結果を市販のスプレッドシ
ートを使用して、クライアント側で情報加工を行うこと
ができる。
【0081】図80は、定型機能または非定型機能によ
り検索した情報を情報加工する場合の概念図である。同
図に示すように、組合員情報データベースを定型機能ま
たは非定型機能により検索し、検索した情報をスプレッ
ドシートに転送して、クライアント側でローカルなデー
タの情報加工を行うことができる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
分散された系統農協事業システムのデータを一元管理
し、組合員総合情報データベースを構築し利活用するこ
とができる。すなわち、信用事業取引き番号による経済
ならびに共済事業の採番管理体系を連結し、統合管理を
可能としている。さらに、組合員には、信用事業未加入
ながら、経済または共済事業のみ加入している場合も存
在するため、信用事業取引き番号が無い場合にも管理対
応を可能としている。
【0083】組合員個々の住所・氏名・年齢等の基本情
報、各事業システムの実績情報は、この連結下で全て管
理されるため、組合員個々の特定により関連する事業情
報の検索や対象となる組合員抽出などを統一された管理
体系の元に行うことができる。
【0084】また、本システムのデータベースは、組合
員基本情報ならびに各事業システムを各事業システムの
ホストコンピュータから受け入れ、連結される。全域を
管理するセンターサーバならびに地域を管理するアクセ
スサーバにデータが分散され、各サーバ間の情報連動は
データベースマネージメントシステムの持つ基本機能に
より同期が取られる。月次、日次などホストコンピュー
タ間のバッチ処理によりセンターサーバの全JA情報が
更新された後、各アクセスサーバの該当JA情報が自動
更新される。この発明の組合員情報システムによれば、
ホストコンピュータ上の処理と同期をとりながら、各バ
ッチ発生情報を逐次反映することで情報の鮮度を保つこ
とが可能となる。なお、アクセスサーバ上での情報更新
についても、センターサーバ側に対し反映することで双
方向の整合性も当然ながら保たれる。
【0085】アクセスサーバ側では、地域性を持たせる
ため該当JA管理下における独自の項目設定ならびに情
報登録が可能である。最大20項目までの独自情報利用
により個々の裁量において、渉外活動へ利用することが
可能となる。この情報は各種検索機能においても反映す
ることが可能となる。
【0086】さらに、本システムでは、組合員情報管理
メニューを設けることで、個々の事、業システム契約状
況や家族情報、渉外履歴、営農情報等を情報検索するこ
とを可能としている。履歴に関する情報追記や家族・営
農などへの最新情報を反映することにより常に組合員個
人の情報鮮度を保つことが可能となる。また、該当組合
員が直接選択できない場合においても、カナ氏名や電話
番号の指定も行え、かつカナ氏名の姓のみ等曖昧な検索
条件指定に対し該当分を抽出する対応も実現しているた
め利用者の思考時間を無駄にすることがない。
【0087】さらに、本システムでは、組合員情報管理
メニューの検索以外に、各種情報検索機能手段を有す
る。大別すると機能固定された定型検索メニューと、利
用者裁量による非定型検索メニューがある。非定型検索
メニューにおいては、基本検索条件の他に、管理された
検索項目範囲のおいて最大15項目までの検索キーを自
由に設定することが可能である。また、利用価値が高い
検索条件については、最大100個までメニュー化する
機能を設け、標準で用意された定型検索メニューはもと
より、該当JAにおける独自の定型検索メニューを作る
ことができる。このため、JA独自の業務効率化と新規
開発コストの軽減を図ることができる。情報検索結果に
ついては、帳票の形態で出力することができるとともに
利用者の指示によって、抽出された組合員に対しダイレ
クトメールを送付するためにタック印刷を行うことがで
きる。また、個人指定による該当者登録電話番号へのオ
ートダイアルやスプレッドシートへの検索結果の転送な
どを同一画面上から行うことが出来る。
【0088】また、データベース上に保有する情報の不
正な閲覧や不正操作を防ぐため、オペレーティングシス
テムの基本セキュリティが利用されるとともにアプリケ
ーションによるシステムセキュリティ機能を有する。す
なわち、本システムは管理下におかれた利用者に付与さ
れるユーザ名とパスワードが無いと利用することが出来
ないように構成されている。たま、許可を受けている両
者であっても、一定時間使用しないと、その後の利用が
できなくなるように構成されている。さらに、同一利用
者が、自地域以外の異なる地域に割り当てられたクライ
アントコンピュータからシステムにアクセスすることを
禁止するように構成される。また、ユーザに関してグル
ープ化を行い、事業システム別の参照権限や自他JA及
び自他店舗など管轄に関する機能制限が設けられる。本
システムのセキュリティ機能により、JA間または、J
A内事業担当者別に情報利用範囲を制限することができ
る。
【0089】また、ウインドウズGUIをベースとして
システムが構築されているため、検索系基本操作につい
てはすべてマウスで操作可能である。このため、利用者
の負荷を軽減することができる。さらに、各種検索機能
の処理結果は、EUCツールであるスプレッドシートへ
転送することにより利用者の裁量により自由な構成で作
成資料等を作ることが出来る。さらに、グラフ処理や他
EUCツールへの連携が可能となり情報利用の範囲を広
げることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の組合員情報システムの全体を示すシ
ステムブロック図。
【図2】図1に示すセンターサーバ、ホストコンピュー
タ、およびクライアントの詳細ブロック図。
【図3】図1に示すアクセスサーバとクライアントの詳
細を示すブロック図。
【図4】この発明の組合員情報システムのシステム体系
を示す図。
【図5】各種組合員情報の連結を示す説明図。
【図6】従来システムにおいて、一人の組合員が複数の
コード体系により管理されている状況を示す説明図。
【図7】従来の各事業コード体系と本システムにおける
表示コード体系の対応を示す図。
【図8】農協コード、店舗コード、および取引先番号の
入力登録画面例を示す図。
【図9】図1に示すセンターサーバとアクセスサーバの
各機能を示すシステム機能関連図。
【図10】利用者がアプリケーションを用いてサーバの
データベースを利用する際のログの内容を示す図。
【図11】センターサーバシステムにおける利用者権限
の一覧を示す図。
【図12】アクセスサーバにおける利用者権限の一覧を
示す図。
【図13】共済系のデータ連結の手順を示す概念図。
【図14】信用系データの連結の手順を示す図。
【図15】経済系データの連結の手順を示す図。
【図16】信用系データ、経済系データ、共済系デー
タ、JAカード情報、およびマスタが統合化され組合員
情報データベースとしてアクセスサーバに保持される様
子を示す概念図。
【図17】センターサーバおよびアクセスサーバ内で行
われるデータ処理を示すフローチャート。
【図18】経済系データの、サーバ内のデータ処理を示
すフローチャート。
【図19】信用事業システム、経済事業システム、共済
事業システムの各データベースを連結した連結データベ
ースの構成を示す概念図。
【図20】共通情報検索の機能を説明するための図。
【図21】信用情報検索の機能の一部を説明するための
図。
【図22】信用情報検索機能の一部を説明するための
図。
【図23】信用情報検索機能の一部を説明するための
図。
【図24】信用情報検索機能の残りの部分を説明するた
めの図。
【図25】経済情報検索機能、営農情報検索機能、共済
定型情報検索機能を説明するための図。
【図26】この発明の組合員情報システムが保有する情
報体系を示す図。
【図27】組合員基本情報および組合員属性情報を示す
図。
【図28】組合員実績情報および渉外支援基本情報を示
す図。
【図29】データベースの分散配置を示す概念図。
【図30】この発明の組合員情報システムにおけるデー
タの流れを示す概念図。
【図31】画面の全体的な流れを示すフローチャートで
ある。
【図32】クライアントにおける情報登録・検索におけ
るメニュー体系を示す図。
【図33】この発明の組合員情報システムのメインメニ
ューの画面例を示す図。
【図34】組合員情報登録・検索の画面例を示す図。
【図35】定型検索・非定型検索の選択メニュー画面例
を示す図。
【図36】共通定型情報、信用定型情報、経済定型情
報、営農定型情報、共済定型情報の各選択メニュー画面
例を示す図。
【図37】非定型検索・登録選択画面の例を示す図。
【図38】非定型検索条件登録の画面例を示す図。
【図39】画面に表示される選択・設定・結果の各領域
を示す図。
【図40】算管理支援情報または取引き環境分析情報が
選択された場合の情報登録・検索画面を示す図。
【図41】「組合員情報管理メニュー」「渉外活動支援
メニュー」「組合員情報システムメニュー」「採算管理
支援メニュー」「取引き環境分析メニュー」「マスタメ
ンテナンスメニュー」の一覧の一部を示す図。
【図42】「組合員情報管理メニュー」「渉外活動支援
メニュー」「組合員情報システムメニュー」「採算管理
支援メニュー」「取引き環境分析メニュー」「マスタメ
ンテナンスメニュー」の一覧の残りの部分を示す図。
【図43】定型情報検索機能にて利用可能なメニュー一
覧を示す図。
【図44】図29に示す、クライアントが有する組合員
情報検索機能のうちの組合員選択画面の例を示す図。
【図45】指定された組合員に関する情報を示す組合員
情報照会画面を示す図。
【図46】図4に示すJA独自情報登録機能の登録検索
画面を示す図。
【図47】組合員の家族情報の登録および検索画面を示
す図。
【図48】「組合員情報検索/渉外履歴登録画面」を示
す図。
【図49】組合員情報検索/JAカード情報照会画面を
示す図。
【図50】組合員情報検索/営農情報登録検索画面を示
す図。
【図51】渉外活動支援/定型検索・共通定型情報検索
・年齢別商品推進検索画面を示す図。
【図52】渉外活動支援/定型検索・共通定型情報検索
・家計メイン化推進検索画面を示す図。
【図53】渉外活動支援・定型検索・共通定型情報検索
・長期未訪問者検索画面を示す図。
【図54】渉外活動支援/定型検索・信用定型情報検索
・当座性貯金未取引き先検索画面を示す図。
【図55】渉外活動支援/定型検索・経済定型情報検索
・大型購買品推進検索画面を示す図。
【図56】渉外活動支援/定型検索・営農定型情報検索
・営農購買推進検索画面を示す図。
【図57】渉外活動支援・定型検索・共済定型情報検索
・契約切替え推進検索画面を示す図。
【図58】渉外活動支援/非定型検索・非定型検索条件
登録画面を示す図。
【図59】渉外活動支援/非定型検索・非定型検索条件
修正画面を示す図。
【図60】渉外活動支援/非定型検索・非定型検索条件
削除画面を示す図。
【図61】渉外活動支援/非定型検索・非定型情報検索
画面を示す図。
【図62】採算管理支援/個別取引先収益管理画面を示
す図。
【図63】採算管理支援/運用本支店レート・調達本支
店レート登録画面を示す図。
【図64】取引き環境分析/ブロック別分析画面を示す
図。
【図65】マスターメンテナンス/サブメニュー画面を
示す図。
【図66】帳票出力の構成を示す図。
【図67】年齢別商品推進一覧表の帳票出力例を示す
図。
【図68】大口貯金者一覧表の帳票出力例を示す図。
【図69】未収金回収一覧表の帳票出力を示す図。
【図70】営農購買推進一覧表の帳票出力例を示す図。
【図71】自動車購入の帳票出力例を示す図。
【図72】個別取引先収益管理表の帳票出力例を示す
図。
【図73】主要取引先収益管理表の帳票出力例を示す
図。
【図74】A地区金融機関別分析表の帳票出力例を示す
図。
【図75】店舗別残高状況分析表の帳票出力例を示す
図。
【図76】地区別貯金取引状況分析表の帳票出力例を示
す図。
【図77】定型情報検索の処理を示すフローチャート。
【図78】非定型型条件登録の処理を示すフローチャー
ト。
【図79】非定型情報の検索処理を示すフローチャー
ト。
【図80】定型機能または非定型機能により検索した情
報をスプレッドシートを用いて、クライアント側でのロ
ーカルなデータの情報加工を行う場合の概念図。
【符号の説明】
1…電算センター 3…JA本店システム 5…JA店舗システム 7、9…ISDN 11、23、29…組合員情報クライアント 13…アクセスサーバ 15…LAN 17、19…ルータ 21…LAN 25…集合ルータ 27…ルータ 31…組合員情報システムデータベース 33、45…組合員情報連動I/F 35…リモートデータベースマネージメントシステム 39…システム運用管理マネージャ 41、51…OS 43、47、49…TCP/IP 55…通信サーバ 57…渉外支援情報システム 59…組合員情報管理機能 61…採算管理支援機能 63…システム管理機能 65…渉外活動支援機能 67…取引き環境分析機能 75…組合員情報システムデータベース 77…組合員情報連動I/F 79…リモートデータベースマネージメントシステム 83…マネージャ 95…通信サーバ 99…組合員情報管理機能 101…採算管理支援機能 103…システム管理機能 105…渉外活動支援機能 107…取引き環境分析機能 109…ODBC 111…アプリケーション 113…エージェント 115…モデム 117…電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植田 廣司 京都府京都市伏見区中島北ノ口町6番地 株式会社京都府農協電算センター内 (72)発明者 中山 正一 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 Fターム(参考) 5B082 EA12 FA16 GA14 HA00

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なる事業システムの各データベ
    ースをそれぞれ異なるコード体系により管理するホスト
    コンピュータと、 前記ホストコンピュータとネットワークを介して接続さ
    れ、前記ホストコンピュータにより管理される前記複数
    の異なる事業システムの各データベースに基づいて統合
    データベースを作成し、前記統合データベースを統一さ
    れたコード体系で管理するサーバコンピュータと、 ネットワークを介して前記サーバコンピュータと接続さ
    れ、前記サーバコンピュータにより管理される統合デー
    タベースに対して前記統一されたコードを用いてアクセ
    スし、組合員情報管理機能、情報検索機能、及び運用管
    理機能の少なくとも1つを実行するクライアントコンピ
    ュータとで構成されることを特徴とする組合員情報シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記複数の異なる事業システムの各々に
    付けられた各異なるコード体系と、前記統合データベー
    スに付けられた統一コード体系とのリンクを取るための
    リンクテーブルをさらに有することを特徴とする請求項
    1記載の組合員情報システム。
  3. 【請求項3】 前記組合員情報管理機能は、さらに組合
    員情報検索機能を有し、前記情報検索機能は、渉外活動
    支援情報検索管理機能と、組合員別採番管理支援情報検
    索機能と、取引き環境分析情報検索機能とを有し、前記
    渉外活動支援情報検索機能は、各事業システム別に機能
    が固定された定型検索機能と、利用者裁量による非定型
    検索機能とを有することを特徴とする請求項1記載の組
    合員情報システム。
  4. 【請求項4】 さらに独自情報登録機能と、帳票出力機
    能と、ダイレクトメール作成機能と、電話発信機能を有
    することを特徴とする請求項2記載の組合員情報システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記サーバコンピュータは全域を管理す
    るセンターサーバコンピュータならびに地域を管理する
    アクセスサーバコンピュータにより構成され、前記統合
    データベースが前記センターサーバコンピュータ及びア
    クセスサーバコンピュータに分散配置され、前記ホスト
    コンピュータにより管理される複数の異なる事業システ
    ムの各データベースの更新に伴い、バッチ処理により前
    記センターサーバコンピュータの全データベースが更新
    された後、前記アクセスサーバコンピュータの該当情報
    が更新されることを特徴とする請求項1記載の組合員情
    報システム。
  6. 【請求項6】 管理下におかれた利用者に付与されるユ
    ーザ名とパスワードを入力する手段と、 前記入力されたユーザ名及びパスワードをあらかじめ記
    憶されたユーザ名およびパスワードと照合する手段と、 前記照合手段による照合が一致したとき、前記組合員情
    報システムへのアクセスを許可する手段とをさらに有し
    たことを特徴とする請求項1記載の組合員情報システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記システムへの接続後、一定期間、未
    使用の時間が経過したか否かを判断する手段と、 前記判断手段により、一定期間、未使用の時間が経過し
    たと判断されると、前記システムへの接続を禁止する手
    段とをさらに有することを特徴とする請求項6記載の組
    合員情報システム。
  8. 【請求項8】 前記アクセスサーバコンピュータは地域
    毎に設けられ、前記一の地域のユーザが他の地域に割り
    当てられたクライアントコンピュータを用いて前記シス
    テムを利用することを禁止する手段をさらに有したこと
    を特徴とする請求項6記載の組合員情報システム。
  9. 【請求項9】 前記情報検索機能の処理結果をスプレッ
    ドシートへ転送する手段をさらに有することを特徴とす
    る請求項1記載の組合員情報システム。
  10. 【請求項10】 複数の異なる事業システムの各データ
    ベースを保持するホストコンピュータと、ネットワーク
    を介して前記ホストコンピュータと接続されるサーバコ
    ンピュータと、ネットワークを介して前記サーバコンピ
    ュータと接続されるクライアントコンピュータとから構
    成される組合員情報システムにおけるデータの統合管理
    方法において、 前記ホストコンピュータにより前記複数の異なる事業シ
    ステムの各データベースをそれぞれ異なるコード体系に
    より管理するステップと、 前記サーバコンピュータにより前記複数の異なる事業シ
    ステムの各データベースに基づいて統合データベースを
    作成し、前記統合データベースを統一されたコード体系
    で管理するステップと、 前記クライアントコンピュータにより、前記サーバコン
    ピュータにより管理される統合データベースに対して前
    記統一されたコードを用いてアクセスし、組合員情報管
    理、情報検索及び運用管理の少なくとも1つを実行する
    ステップとで構成されることを特徴とする組合員情報シ
    ステムにおけるデータの統合管理方法。
  11. 【請求項11】 前記組合員情報管理機能は、さらに組
    合員情報検索機能を有し、前記情報検索機能は、渉外活
    動支援情報検索管理機能と、組合員別採番管理支援情報
    検索機能と、取引き環境分析情報検索機能とを有し、前
    記渉外活動支援情報検索機能は、各事業システム別に機
    能が固定された定型検索機能と、利用者裁量による非定
    型検索機能とを有することを特徴とする請求項10記載
    の組合員情報システムにおけるデータの統合管理方法。
  12. 【請求項12】 さらに独自情報登録機能と、帳票出力
    機能と、ダイレクトメール作成機能と、電話発信機能を
    有することを特徴とする請求項11記載の組合員情報シ
    ステムにおけるデータの統合管理方法。。
  13. 【請求項13】 前記複数の異なる事業システムの各々
    に付けられた各異なるコード体系と、前記統合データベ
    ースに付けられた統一コード体系とのリンクを取るため
    のリンクテーブルをさらに有することを特徴とする請求
    項10記載の組合員情報システムにおけるデータの統合
    管理方法。
  14. 【請求項14】 前記サーバコンピュータは全域を管理
    するセンターサーバコンピュータならびに地域を管理す
    るアクセスサーバコンピュータにより構成され、前記統
    合データベースが前記センターサーバコンピュータ及び
    アクセスサーバコンピュータに分散配置され、前記ホス
    トコンピュータにより管理される複数の異なる事業シス
    テムの各データベースの更新に伴い、バッチ処理により
    前記センターサーバの全データベースが更新された後、
    前記アクセスサーバの該当情報が更新されることを特徴
    とする請求項10記載の組合員情報システムにおけるデ
    ータの統合管理方法。
  15. 【請求項15】 管理下におかれた利用者に付与される
    ユーザ名とパスワードを入力するステップと、 前記入力されたユーザ名及びパスワードをあらかじめ記
    憶されたユーザ名およびパスワードと照合するステップ
    と、 前記照合ステップによる照合が一致したとき、前記組合
    員情報システムへのアクセスを許可するステップとをさ
    らに有したことを特徴とする請求項10記載の組合員情
    報システムにおけるデータの統合管理方法。
  16. 【請求項16】 前記システムへの接続後、一定期間、
    未使用の時間が経過したか否かを判断するステップと、 前記判断ステップにより、一定期間、未使用の時間が経
    過したと判断されると、前記システムへの接続を禁止す
    るステップとをさらに有することを特徴とする請求項1
    5記載の組合員情報システムにおけるデータの統合管理
    方法。
  17. 【請求項17】 前記アクセスサーバコンピュータは地
    域毎に設けられ、前記一の地域のユーザが他の地域に割
    り当てられたクライアントコンピュータを用いて前記シ
    ステムを利用することを禁止するステップをさらに有し
    たことを特徴とする請求項15記載の組合員情報システ
    ムにおけるデータの統合管理方法。
  18. 【請求項18】 前記情報検索機能の処理結果をスプレ
    ッドシートへ転送するステップをさらに有することを特
    徴とする請求項10記載の組合員情報システム。
  19. 【請求項19】 複数の異なる事業システムの各データ
    ベースを保持するホストコンピュータと、ネットワーク
    を介して前記ホストコンピュータと接続される前記サー
    バコンピュータと、ネットワークを介して前記サーバコ
    ンピュータと接続されるクライアントコンピュータとか
    ら構成される組合員情報システムにおけるデータの統合
    管理方法のための、コンピュータ読み出し可能なプログ
    ラムコード手段であって、 ホストコンピュータにより前記複数の異なる事業システ
    ムの各データベースをそれぞれ異なるコード体系により
    管理するためのコンピュータ読み出し可能なプログラム
    コード手段と、 前記サーバコンピュータにより前記複数の異なる事業シ
    ステムの各データベースに基づいて統合データベースを
    作成し、前記統合データベースを統一化されたコード体
    系で管理するためのコンピュータ読み出し可能なプログ
    ラムコード手段と、および前記クライアントコンピュー
    タにより前記サーバコンピュータにより管理される統合
    データベースに対して前記統一されたコードを用いてア
    クセスし、組合員情報管理機能、情報検索機能、及び運
    用管理機能の少なくとも1つを実行するためのコンピュ
    ータ読み出し可能なプログラムコード手段とで構成され
    るコンピュータ読み出し可能なプログラムコード手段が
    具現化されたコンピュータ使用可能な記憶媒体。
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