JPH10506778A - スクリーンの前面にスピーカーを含むドアを備えたテレビ受像機 - Google Patents

スクリーンの前面にスピーカーを含むドアを備えたテレビ受像機

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ハーマン メイスナー,エドワード
パトリック バロン,マイケル
クリスチャンセン,キース
フリック ギャリソン,ジョン
ルロイ リンバーグ,アレン
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サムソン エレクトロニクス カンパニー リミテッド
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    • H04R5/00Stereophonic arrangements
    • H04R5/02Spatial or constructional arrangements of loudspeakers

Abstract

(57)【要約】 重量の軽い携帯型のテレビ受像機又はコンピュータモニターはそのディスプレイスクリーンを覆うドアを備えているので、9〜10歳前後の子供により容易に運搬され得る。正常に試聴するとき、ディスプレイスクリーンは実質的には垂直である。このドアは内部面にスピーカーを備え、前記ドアはキャビネットの側部から開いてスピーカーをさらに離れるようにすることにより、より良好なステレオ音響再生を可能にする。かつ、テレビ受像機のコンソール型、すなわち、箱状のキャビネットはディスプレイスクリーンの上に左側及び右側に回転するドアを備えることができ、前記ドアの上にステレオスピーカーを含むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 スクリーンの前面にスピーカーを含むドアを備えたテレビ受像機 技術分野 本発明はディスプレイスクリーンの前面にドアを備えたテレビ受像機に係り、 より詳しくは、そのドアの上にスピーカーを備えたテレビ受像機に関する。 背景技術 本発明者の着想は子供を目標とする市場に特に適する携帯型のテレビ受像機に 係り、前記テレビ受像機は9歳や10歳の子供が容易に運搬できる程度に十分に 小さいながら軽く、ビデオゲームにも好適なものである。たとえ携帯型であって も、このようなテレビは電池の重さを取り除くため、電源に連結されて通常電源 が供給される。本発明者の着想は子供を目標とする市場に適する携帯型のコンピ ュータモニターにも関するが、前記携帯型のコンピュータモニターは9歳や10 歳の子供が容易に運搬できる程度に十分に小さいながら軽く、ビデオゲームにも 好適のものである。かかるテレビセットやコンピュータモニターを本明細書では “子供により運搬可能な”ものと称する。このような“子供により運搬可能な” テレビセットやコンピュータモニターは、ビデオゲームをしようと期待で気が散 って不注意になりやすい子供により頻繁に運搬されている。したがって、このよ うな運搬の途中で陰極線管や液晶表示装置の損性可能性と、これによる子供の負 傷可能性とを低減するため、ディスプ レイスクリーンの保護カバーが案出されている。 さらに、子供が前記“子供により運搬可能な”テレビ受像機を両手で運搬しよ うとするとき、ドアを閉じる状態でキャビネットの左右側の把手を用いて胴体の 前方下側に凭れて容易に運搬するように、ディスプレイスクリーンを閉じるため のドアにはヒンジが設けられている。特に、米国の子供を目標とする市場のため 、ビデオゲームのために設計された携帯型のテレビ受像機はキャビネットの支持 台と回転・傾斜式機構を含むが、これはテレビの方向を視聴者に合わせて調節す るのみならず、ドアのスピーカーからのステレオ音響の放射方向を聴取者に合わ せるように調節することを容易にする。 1971年12月14日付けにてFinley Ruppersburgに与えられた米国特許第 3,627,392号の発明の名称は“ステレオ音響再生システム”である。Ru ppersburgは、ケースの前面から広げられた位置まで回転する左右側のドアを備 えたケースを有する携帯型の音響再生システムを述べている。ドアに装着された スピーカーは、ドアが広げられた位置で開いたとき、ステレオ立体音響が正面に 向かうように配置されている。前記ケース内には、蓄音機及びこれに関する再生 用の電子回路が収納されている。 携帯型のテレビ受像機及びコンピュータモニターは、正常的に見る方向を容易 に調節するように回転式のキャビネットを用いていた。1993年9月7日付け にてTakashi Nodamaに与えられ、発明の名称が“テレビ受像機の回転支持台装置 ”である米国特許第5,243,434号はその証拠となる。1992年7月2 2日付けにて“テレビ受像機のターンテーブル”という名称で公開されたJeong- Seop Lee及びWoo-Jin Kimのイギリス特許出願GB−2252003−Aには、 陰極線管を取り囲んでいるキャビネットの本体内に収納されており、陰極線管ス クリーンの左側及び右側に位置するスピーカーを備えたテレビ受像機を正常的に 見る方向を調節するため、モータ駆動ターンテーブルを用いることが記載されて いる。 従来の大きいコンソール型、すなわち箱状の受像機には、受像機がオフしたと き、ディスプレイスクリーンを遮るためのドアが採用されたが、前記ドアは外観 上の理由により、すなわち動作しない陰極線管の暗い画面が見えないように用い られた。一時はヨーロッパのテレビ受像機ではロールフロント(Roll Front)キ ャビネットが多用されたが、ロールフロントドアは開いたときに小さい空間を占 める。1992年6月2日付けにて与えられ、発明の名称が“スピーカードア組 立体を備えたステレオシステムキャビネット”の米国特許第5,119,421 号において、発明者Reimeは垂直軸を中心にして回転して前方に開くスピーカー パネルを有するステレオシステムキャビネットに関して述べているが、前記スピ ーカーパネルはステレオシステムキャビネットが用いられないときは、ドアとな り、キャビネットを閉じる。スピーカーはドアの下方に装着されているが、前記 ドアの上方は“テーブル型”のカラーテレビ受像機を収容する棚を覆い、これに より、スピーカーモータ内にある永久磁石がカラーテレビ受像機の色純度に影響 を及ぼすという問題は生じない。かかる大型のテレビやオーディオ装置における ドアの使用は多少ややこしくなる。したがって、大部分の家庭においてドアは聖 職者や他の重要なお客が訪問するときを除いては、続いて開いた状態にある。ド アをよく閉じない傾向と、特に綺麗な木材薄板で仕上げた場合のドアによるコス トは、ディスプレイスクリーンを遮るためのドアを備えたテレビ受像機の市場を 縮小させた。Reimeの発明のように、テレビ受像機のスクリーンとスピーカーを 別途に覆うようにキャビネットドアを大幅に回転させるようにすると、ドアは重 く、曲がりやすくなる。 さらに、上述したような左側及び右側の回転ドア内にステレオスピーカーが備 えられたステレオ音響再生装置における問題点は、聴取者が所望の方向にステレ オ音響が向かうようにするため、キャビネット本体を移動させると、キャビネッ ト本体が安着される面にす り傷が生ずるということである。非常に重い傾向のあるコンソール、すなわち、 箱状のキャビネットの場合、キャビネット本体の移動は木材やリノリウム又はリ ノリウムタイルからなる底面にすり傷を残すおそれがある。携帯型のステレオ音 響再生装置の場合には、聴取者が所望の方向にステレオ音響が向かうようにする ため、装置を移動させると、キャビネット本体を支持するテーブルや机の上面に すり傷が生ずることもある。携帯型のステレオ音響再生装置がコンソール、すな わち、箱状のキャビネット内にある音響再生装置より重量は重くないが、キャビ ネット本体を支持するテーブルや机は木材の底面よりすり傷が生じやすい綺麗な 家具仕上げ処理が行われていることもある。 本発明を施す携帯型のテレビ受像機又はコンピュータモニターでは、ドアが主 として飾りのために用いられない。むしろ、ドアが子供により運搬可能になるよ うに設計され、運搬の途中で陰極線管や液晶表示装置の損傷可能性とこれによる 子供の負傷可能性を最小とするように、ディスプレイスクリーンを保護するため に用いられる。かかるドアはロールフロントドアでないヒンジにより前面が開く ものであるが、その大きさが小さいため、ややこしくならない。ディスプレイス クリーンを覆い、ステレオスピーカーを含む左側及び右側の回転ドアが広げられ た位置で開くと、前記ステレオスピーカーはテレビ受像機のディスプレイスクリ ーンの下方に位置づけることなく、ディスプレイスクリーンの側面に位置づける 。 一部のテレビ放送と一部のビデオゲームではステレオ音響が提供されるが、指 向性の音響再生を達成する程度に十分に携帯型のテレビ受像機のスピーカーを分 離させるという問題がある。この問題を克服するため、ケーブルを用いて携帯型 のテレビ受像機に連結されたサテライトスピーカーが用いられる。しかしながら 、即刻的な携帯可能性の側面と相反するサテライトスピーカーは、その運搬の途 中で子供により紛失しやすく、子供が娯楽をする間に家中を取り散 らかす。ディスプレイスクリーンの左側及び右側に開くドアにステレオスピーカ ーを装着すると、携帯型のテレビ受像機に近く座っている子供のため、指向性の 音響再生がなされる程度に十分な分離が行われるが、このように近く座っている ことは、子供により運搬可能な程度に小さい受像機と連関する小さいスクリーン を用いるのにおいては通常的である。ヒンジにより開閉されるドアは、閉じたと きはディスプレイスクリーンの左側部を覆い、開いたときはキャビネットの左側 から広げられるように前記キャビネットからヒンジで開閉される左側のドアと、 閉じたときはディスプレイスクリーンの右側を覆い、開いたときはキャビネット の右側から広げられるように前記キャビネットからヒンジで開閉される右側のド アとを含むが、運搬の途中では陰極線管又は液晶表示装置のみを保護することで はない。運搬の途中で、このようなドアは、ディスプレイスクリーンの上方に閉 じるこのドアの内部に装着されたスピーカーも保護する。 1951年4月3日付けにて与えられ、発明の名称が“ステレオ音響再生装置 ”の米国特許第2,547,447号において、de Boerはステレオラジオ受信 機の左側及び右側の摺動ドアの上にステレオスピーカーを装着する技術を述べて いる。de Boerの装置において、スピーカーはラジオ受信機の上方に閉じる左側 及び右側の摺動ドアの外側に開放部が位置するように装着されるが、これは運搬 の途中でスピーカーを適宜に保護しなくなりやすい。例えば、雨が降るとき、あ る建物から他の建物に運搬を行うとき、雨水がスピーカーの開放部内に入りやす い。ヒンジによりディスプレイスクリーンの上方に閉じるドアの内側にスピーカ ーを装着すると、その場合スピーカーを保護し得る。これは、一般に子供により 運搬可能なテレビ受像機又はコンピュータモニターのキャビネットとドアが水の 染みない工学プラスチック材質からなるためである。 運搬の途中でテレビ受像機のディスプレイスクリーンを覆うドアにスピーカー を装着することは、de BoerやReimeの発明にはない 考慮事項を内包する。これは、ドアがティスプレイスクリーンの上方に閉じたと き、ディスプレイスクリーンの付近の金属部品を磁化させるスピーカーから発散 される磁界の相互作用に関するもので、ここではこれを指摘しようとする。スピ ーカーの駆動モータ内にある永久磁石は、例えば、カラー陰極線管の前方のガラ ス付近における磁界の状態を歪ませる。ディスプレイスクリーンの付近の金属部 品が磁化すると、ディスプレイスクリーンの蛍光体パターンの上への電子ビーム の着点に影響を及ぼす局部磁界が生成されて、色純度の問題を引き起こす。 カラーテレビ受像機の設計者には周知のように、陰極線管内のシャドーマスク やアパーチャグリルは通常に鉄を含有する物質からなるが、地球磁界のような非 常に弱いものであっても、磁界に露出されると磁化する。このような磁化状態の 変化は地球磁界内でテレビ受像機の位置を変更するときも発生するが、ディスプ レイスクリーン内で赤色発光蛍光体、緑色発光蛍光体及び青色発光蛍光体のそれ ぞれをスキャニングする電子ビームの偏向に影響を及ぼして、試聴者に相当な不 満を与える色の位置合せの損失をもたらす。このような色の位置合せの損失に対 応して色純度を保つため、通常のカラー陰極線管には、テレビ受像機が所定の時 間オフしてから動作するとき、シャドーマスクやアパーチャグリルを非磁化させ るためにしばらく電圧が加えられる内蔵消磁コイルが備えられる。しかしながら 、ディスプレイスクリーンの上方にあるドアが開いて固定されるか、開いた状態 に止まるまえに受像機の電源をつけると、スピーカーから放出される磁界により 誘導されるディスプレイスクリーンの付近の非正常的な磁界を取り除く自動消磁 コイルを損なうが、ここではこれを指摘する。したがって、子供により運搬可能 であり、ディスプレイの上方に閉じるようにヒンジにより開閉されるドアの上に スピーカーが設けられたテレビ受像機又はコンピュータモニターに、ディスプレ イ装置としてアパーチャグリルのカラー陰極線 管やシャドーマスクのカラー陰極線管又はこの類似方式のカラー陰極線管が用い られると、ドアが開いて固定されるか、開いた状態に止まるまで、自動消磁は遅 延するべきであるが、ここではこれを指摘する。ドアが開いて固定されるか、開 いた状態に止まるまでテレビ受像機又はコンピュータモニターに電力を印加する ことも遅延することによりこれが行われるが、ここではこれを指摘する。 ディスプレイスクリーンを覆うようにヒンジにより移動するドア内にスピーカ ーを含めることにより生ずる色純度の問題は他の方法により緩和するか回避され るが、ここではこれを指摘する。アパーチャグリルのカラー陰極線管やシャドー マスクのカラー陰極線管又はこの類似方式のカラー陰極線管が用いられる場合、 このようなアパーチャグリルやシャドーマスク、そして、シャーシー及び陰極線 管の装着部に非磁性物質を用いると、色純度の問題は減少する。子供により運搬 可能なテレビ受像機又はコンピュータモニターに工学プラスチックを用いること は、偶然に底面に落とすか他の物件とぶつかったときの損傷を防止するのにも、 魅力的である。スピーカーモータは永久磁化している構造物を用いることなく、 電磁石構造を用いて構成してもよい。のみならず、ドアの上にあるスピーカーの モータは電磁気型よりは静電型となるが、これは磁気構造物の使用を回避するこ とに好適である。良好な低周波数応答特性を有する小型静電型のスピーカーを製 造することは困難であるため、ドアの上にあるスピーカーはキャビネット本体や 支持台に位置する低周波数応答スピーカーにより助けられる。色純度の問題は標 準型のカラー陰極線管を他の表示装置に取り替えることにより回避できるが、こ のような表示装置としては、液晶表示装置や、例えば、“玉葱の外皮型”のよう な通過制御型の蛍光体を用いる単一電子銃の陰極線管などがある。しかしながら 、低コストの側面から従来のカラー陰極線管がより好まれている。 子供を目標とする市場に特に適する携帯型のテレビ受像機に用い られるディスプレイスクリーンのドアの上にステレオスピーカーを設けるという ことは非常に魅力的であるため、この概念は非携帯型のテーブル設置型(テーブ ルトップ)のテレビ受像機及び底面設置型のコンソール受像機などのみならず、 米国市場を狙う全ての系列のカラーテレビ受像機へも拡張すると考えられる。こ の概念はコンピュータモニターにも採用できる。米国のテレビ受像機を他の地域 のテレビ受像機と比べるとき、そのスタイルが独特である。他の地域、特にヨー ロッパにおいて、一般的に用いられる陰極線管をキャビネットに同一の高さに装 着することの代わり、米国のテレビ受像機及びコンピュータモニターにおいては 、陰極線管のスクリーンが通常の試聴者のための“写真フレーム”を形成する傾 斜面の後方に装着されるが、このようなスタイルを米国の顧客はより好んでいる 。 特に米国の子供とビデオゲーム用を目標とする市場のために設計された携帯型 のテレビ受像機は、昼頃の使用の途中で入射光がスクリーンに入ることを減少さ せ、子供にとっては大人の邪魔のない自分のみの世界にあると感ずるように、平 らな表面を有する陰極線管と深い周辺の傾斜面を用いる。ドアに装着されたスピ ーカーのモータ内にある永久磁石により陰極線管のシャドーマスクやアパーチャ グリルの磁化問題を軽減させうるということも、可能なキャビネットのデザイン についてのプリマーケティング調査で深い傾斜面を有するデザインを評価する他 の一つの要素となった。既に制作している携帯型のテレビの電子回路により駆動 され、テレビ受像機が所定の時間ほどオフしてから電力が供給されるとき、従来 の消磁手続きを用いる陰極線管は、試験的な深い傾斜面のデザインのテレビ受像 機に用いられた。 驚くほど、前記試験的に深い傾斜面のデザインを有するテレビ受像機が作動す るとき、ドアに装着されたスピーカーのモータ内にある永久磁石により陰極線管 のシャドーマスクやアパーチャグリルが磁化するという予見される問題は現れず 、よってかかる問題の解決 方法が注目をあびる。振り返ってみると、これはモータの重さを減らすため、永 久磁石に用いられる物質の高い投磁率と磁気的な構造により、最新式のスピーカ ーのモータから漏れる磁束が非常に小さいためであると考えられる。ドアがスク リーン側に回転するときのスピーカーの経路はドアが開くときに戻らなくなり、 その結果発生する磁界の変化はゼロに近くなる傾向がある。単に、傾斜面を用い てドアに装着されたスピーカーのモータ内にある永久磁石が陰極線管のスクリー ンの表面から数センチメトールほど離れるようにドアを設計することにより、色 純度に影響を与える程度に十分に陰極線管のシャドーマスクやアパーチャーグリ ルの磁化を回避する。 さらに、前記試験的な深い傾斜面を有するデザインのテレビ受像機にはモノ低 周波数領域のスピーカー、すなわちウーハが用いられたが、これはテレビ受像機 においては陰極線管のスクリーンから離れる位置に装着される。人間はステレオ 分離効果を主として中間周波数で感知するが、特にスピーカー間の間隔が4〜5 フィート未満である。低周波数におけるステレオ分離効果は著しくないため、ス ピーカー間の間隔は4〜5フィート未満に制限しているとき、モノウーハを用い ることは、中低値型のステレオ再生装置、特にコンソール型の装置においては普 遍的である。低周波数で聴取者が位置している室内に音響学的なカップリングを 保持するため、一般にウーハは高周波数用のスピーカーよりモータにより駆動さ れる表面、すなわちコーンが大きい。ウーハがこれらの大きい表面を駆動するよ うに、ウーハのモータ内にある永久磁石は中間周波数領域のスピーカー内のモー タや一定の種類の高周波数領域のスピーカー、すなわち“ツイータ”内のモータ に比べて通常は大きく、高い磁界強度を有する。試験的な深い傾斜面のデザイン のテレビ受像機のドアにウーハを設けないことにより、色純度に影響を与える程 度に十分に陰極線管のシャドーマスクやアパーチャグリルの磁化問題も回避され る。これはスピーカーモータにより陰極線管が磁化することに よる色純度の損失を引き起こすことなく、深い傾斜面のデザインのテレビ受像機 の傾斜面の深さが浅くなることを許す。 子供により運搬可能なテレビ受像機又はテレビ受像機の設計においては、他の 要素も考慮される。子供により容易に運搬するようにキャビネットの重さを減ら すため、50/60Hzの電力変圧機を使用しないデザインが用いられる。ディ スプレイスクリーンの上方にヒンジにより開閉されるドアを除くキャビネットは ディスプレイスクリーンの上に映像を発生させるために用いられる装置部分を完 全に取り囲んでおり、シャーシーの内部に物件を取り入れて電気衝撃の危険を引 き起こさないように間隙が形成していない。キャビネットは子供がディスプレイ スクリーンのドアを腹部に凭れた状態で両手を用いて運搬するように設計される ことが望ましい。これは、持ち上げる過程における負傷可能性を減らし、装置を 落とすかキャビネットを他の人や物件とぶつかる可能性を減少する。運搬把手を 設けるときは、子供が片手で運搬しないように、この把手はキャビネットの側面 やキャビネットの下端に設けられることが望ましい。キャビネットは、子供が自 分や他の子供または家のドアや壁、家具または自動車などを損傷させるおそれを 減少するため、子供により運搬可能になるようにドアが閉じたときのコーナー部 分が大きい曲率半径でラウンドされるように設計される。コストに関する考慮事 項が満たされると、表面を曲げるか、表面にクッションをつけることも望ましい 。キャビネットのドアのヒンジ及びドアのロッキング装置は手指や他の身体部位 が挟まないように設計される。キャビネットのドアがキャビネットから分離され ないように、キャビネットのドアの上方のヒンジは堅固な構成を有する。仮に、 ヒンジにヒンジピン(例えば、ピアノ型)が用いられると、子供がヒンジピンを 抜き出さないように各ヒンジの端部には防止装置が備えられる。ドアの上方のス ピーカーに電気駆動信号を伝達するための配線は、子供が導線でいたずらしない ように行われるべきである。子供によ り運搬可能なテレビ受像機又はコンピュータモニターを運搬する途中で、電源コ ードはキャビネットの内部に収納されるようにすることが望ましい。子供により 運搬可能なテレビ受像機又はコンピュータモニターには、予め録音された“プラ グを引っ張りなさい”というメッセージを再生するための装置が含まれて、停止 位置からテレビ受像機又はコンピュータモニターを持ち上げる子供により作動さ れる。前記メッセージを再生する装置は(例えば、発声人形のような)一部の玩 具で用いられるものと類似している。 発明の開示 本発明は、その一側面において運搬の途中でディスプレイスクリーンを覆うド アを備えた、子供により運搬可能なテレビ受像機又はコンピュータモニターによ り具体化される。前記ディスプレイスクリーンの左側及び右側に開く前記ドアに 装着されたステレオスピーカーは携帯型のテレビ受像機に近く座っている子供の ために指向性音響再生を達成するほど十分な分離をなす。前記ディスプレイが陰 極線管からなると、前記陰極線管はそれに近く座っていても安全な低放出型であ る。 本発明の他の側面によれば、カラー陰極線管を用いて、運搬の途中でディスプ レイスクリーンを覆うドアを備え、前記ディスプレイスクリーン左側及び右側に 開く前記ドアに装着されたステレオスピーカーを備えた携帯型のテレビ受像機又 はコンピュータモニターにおいて、ディスプレイスクリーンの上方のドアが開い て固定されるか、広げられて開いた状態に止まるまで自動消磁は遅延する。これ により、スピーカーから発散される磁界により以前に誘導されたディスプレイス クリーンの付近における非正常的な残留磁界の補正が容易になる。 本発明の他の側面により構成された携帯型のテレビ受像機又はコンピュータモ ニターは、カラー陰極線管よりは液晶表示装置を用い て、運搬の途中でディスプレイスクリーンを覆うドアを備え、ディスプレイスク リーンの左側及び右側に開く前記ドアに装着されたステレオスピーカーを備える 。前記液晶表示装置は、ドアが前記ディスプレイスクリーンの上方を覆うとき、 スピーカーから発散される磁界による影響を受けない。 本発明の他の側面により構成された携帯型のテレビ受像機又はコンピュータモ ニターは、磁界の変化により色純度が損なわれるカラー陰極線管と、前記陰極線 管ディスプレイスクリーンの表面の周囲を取り囲む前面フレームと、前記ディス プレイスクリーン及びその周囲の前記前面フレームの上方に閉じる左側及び右側 のドアと、前記左側及び右側のドアの内面上の左側及び右側のスピーカーとを備 えるが、前記スピーカーは、その内部に永久磁石が収納されているモータを備え る。前記ドアはキャビネットの側面から開き、より良好なステレオ音響再生のた めに前記スピーカーをより隔離させる。前記スピーカーはそれぞれ永久磁石部品 を含むモータを備える。前記ドア内におけるスピーカーの装着位置と、前記ディ スプレイスクリーンの表面が前記キャビネットの前面から前記前面フレーム内に 凹入する距離は、前記スピーカーモータの前記永久磁石部品がディスブレイスク リーンの表面から数センチメートルほど離れるように決められて、前記左側及び 右側のドアが閉じたとき、前記スピーカーモータの前記永久磁石部品と前記ディ スプレイスクリーンの表面との近接により生ずる磁界の変化による色純度の損失 が明らかに現れなくなる。 本発明の他の側面により構成された携帯型のテレビ受像機又はコンピュータモ ニターは、運搬の途中でディスプレイスクリーンを覆うドアを備え、前記ディス プレイスクリーンの左側及び右側に開く前記ドアに装着されたステレオスピーカ ーを備えるが、前記ステレオスピーカーはその内部に永久磁化している要素を備 えないように構成される。 さらに、本発明において、キャビネット本体が置かれている表面にすり傷を生 ずる問題は、キャビネット本体がステレオ音響を他の方向に向かうように移動さ せる必要のない支持台又は台座により支持されるようにすることにより解決され る。キャビネット本体を移動させる代わり、キャビネット本体はステレオ音響を 他の方向に向かうようにするときは、前記支持台又は台座の上で前記支持台又は 台座に対して容易に回転するように前記支持台又は台座の上で支持される。 図面の簡単な説明 図1は、運搬の途中でカラー陰極線管からなるディスプレイスクリーンを覆う ドアを備えており、ドアの上に装着されたステレオスピーカーを有しており、前 記ドアがディスプレイスクリーンの左右側に開く本発明の子供により運搬可能な テレビ受像機の前方斜視図である。 図2は、図1の子供により運搬可能なテレビ受像機の後方斜視図である。 図3は、陰極線管のディスプレイスクリーンを覆うドアを備え、子供により運 搬可能であり、本発明の一側面により自動消磁(Automatic Degaussing;ADG )コイルへの電力印加を制御するための左右側のドアのロッキングスイッチを含 む図1のテレビ受像機内の回路ブロック図である。 図4は、ドアにスピーカーを備えた図1の子供により運搬可能なテレビ受像機 の前面フレームの一部分の内部斜視図であり、ドアヒンジ及び受像機キャビネッ トからドアまでつながるスピーカー連結線の配置方法の一例とドアのロッキング スイッチの具現方法の一例を具体的に示す。 図5及び図6は、図1の子供により運搬可能なテレビ受像機を変更させた場合 に用いられる他の形態のドアの斜視図である。 図7は、図1の子供により運搬可能なテレビ受像機のドアに対するラッチ装置 の断面図である。 図8は、運搬の途中で液晶カラー表示装置からなるディスプレイスクリーンを 覆うドアを備えており、ドアの上に装着されたステレオスピーカーを有しており 、前記ドアがディスプレイスクリーンの左右側に開く本発明の子供により運搬可 能なテレビ受像機の前方斜視図である。 図9は、本発明の他の実施例によるテレビ受像機の正面図であり、その上方に スピーカーが装着されている左右側のドアの開放状態を示す。 図10は、左右側のドアを閉じた状態の図9の実施例の正面図である。 図11は、図9の実施例の側面図である。 図12は、図9の12−12線による断面図である。 図13は、図9の実施例の底面図である。 図14は、本発明のさらに他の実施例の概略図である。 発明を実施するための最良の態様 図1の子供により運搬可能なテレビ受像機はキャビネット10を備えているが 、テレビが頻繁に取り扱われる可能性があるという点と軽量のものが望ましいと いう点を考慮して前記キャビネットは工学プラスチック材質からなることが望ま しい。工学プラスチック物質は水があまり浸透しない。示したように、前記キャ ビネット10は回転・傾斜式の支持台11の上に位置する。キャビネット10の 正面部の上には電子波放出量の少ない33cmの陰極線のような表示装置のディス プレイスクリーン12が備えられている。完全に開放している状態で示す左側の ドア13の上には、ドアの露出内面から音響を放射するようにツイータ14、ウ ーハ15及び中間周波数領域のスピーカー16が備えられている。完全に開放し ている状態で 示す右側のドア17の上には、ドアの露出内面から音響を放射するようにツイー タ18、ウーハ19及び中間周波数領域のスピーカー20が備えられている。 図1は、左側のドア13がキャビネット10内の孔に突き出る突起によりキャ ビネット10で回転運動し、右側のドア17もキャビネット10で回転運動する と仮定して示したが、このようなヒンジ装置は“対向するピンと目”と呼ばれる 。しかしながら、他のヒンジ装置も使用できるが、その例としては、堅固なピア ノヒンジがある。曲げ動作を繰り返した後、十分な強度があると判断される可撓 性の工学プラスチック物質が用いられると、ヒンジは前記プラスチックのそれ自 体を曲げて形成されることもある。 前記対向するピンと目方式のヒンジ装置でヒンジピンとして作用するドア13 ,17の突起端部はその内部に孔を有しているが、前記孔は図1では見えない。 テレビ受像機の左側のオーディオアンプから左側のドア13のスピーカー14, 15,16で音声を示す信号を電導する電線は、左側のドア13の突起端部にあ る一つ以上の前記孔を通り抜け、テレビ受像機の右側のオーディオアンプから右 側のドア17のスピーカー18,19,20で音声を示す信号を電導する電線は 、右側のドア13の突起端部にある一つ以上の前記孔を通り抜ける。他の対案と して、前記ドアがディスプレイスクリーン12の上方に閉じたとき、外皮を有す るケーブルが通過するようにドア13,17に孔を穿設し、前記電線をキャビネ ット10と各ドア13,17との間を連結する前記外皮を有するケーブル内に通 過させることもできる。 ディスプレイスクリーン12は、ウーハスピーカー15,19のドームを収納 するように相当な深さを有する前面フレーム(ベゼルフレーム)21により取り 囲まれている。前記前面フレーム21はキャビネット10の前端部を形成し、ド ア13,17はヒンジ作用を行う。子供が受像機を運搬する途中や落とした場合 の負傷の可能 性を低めるため、前記前面フレーム21とドア13,17はラウンド状のコーナ ー部を有する。前面フレーム21の相当な深さにより、ドアが偶然に強くぶつか るとき、ディスプレイスクリーン12はよく保護され、構造部材としての前面フ レーム21の強度は高くなる。図1は、前面フレーム21の窓内に位置しており 、テレビセットの主要な機能を制御するためのキーを示すが、前記キーはテレビ 受像機の電源オン/オフキー22と、音量の上下調節キー23と、チャンネルの 上下選択キー24と、テレビ受像機に供給される無線信号の源泉を選択する(同 時に、あるデザインではテレビ受像機と共に用いられるテレビゲーム機への電力 供給を制御する)キー25を含む。他の対案として、これらのキー22,23, 24,25を前面フレーム21の前面部上の凹溝内に設けてもよい。前面フレー ム21の前面にあるパネル26は音声信号のトレブル及びベース調節装置のよう に追加されるよく用いられない調節装置を覆う。赤外線遠隔制御器28からの遠 隔制御信号を受信する赤外線センサ27も前面フレーム21の前面に位置してい る。前記赤外線遠隔制御器28はテレビの全ての機能を制御するためのキーを備 えている。 図1に示したように、運搬時にドア13,17が閉じた状態を明らかに保持す るため、閉じたドア13,17の内側面の上方にあるスロット83,87の上端 部と結合するばね留め金82が前面フレーム21の正面の中央部の上端に設けら れる。前面フレーム21の上面の中央部にあるプッシュボタン84を押すと、ド ア13,17が開く。プッシュボタン84を押してばね留め金82を置き去りに したとき、ドア13,17が跳び開くようにするため、閉じたドア13,17の 内側面の上部には圧縮ばね85,86が備えられる。前記圧縮ばね85,86は はね作用をするプラスチック物質の自在板となり得、ドア13,17の内側のプ ラスチック面の自体内に成形することもできる。他の案として、圧縮ばね85, 86は前面フレーム21の上部の前面にあるように、位置を変更することもでき る。ドア13,17を堅固にロックするための他の安全留め金装置も用いられる 。但し、このような装置は、子供に傷つけるほど突き出ている構造がなく、子供 がその間に挟まれるおそれも排除すべく、子供が操作できる程度に十分に単純で なければならない。 図2は、図1の子供により運搬可能なテレビ受像機の背面を示す。一体に成形 している工学プラスチック材質の背面外皮29はキャビネット10の背面部を形 成するが、前面フレーム21と結合しており、ねじ30により締結している。前 面フレーム21と背面外皮29を成形する工学プラスチックは電気的な絶縁体で あって、相当な程度の電気的な衝撃の危険をもたらすことなく、変圧器のない電 源を用いることを可能とする。前記ねじは鼓形ねじや他の自動車のヘッドライト の螺合時に用いられる特殊な形状のねじからなるので、子供が背面外皮29を前 面フレーム21から分離しないようになっている。かつ、背面外皮29と前面フ レーム21との間には液体の流入を防止するシーラントが用いられる。子供が受 像機を運搬する途中や落とした場合の負傷の可能性を低めるため、背面外皮29 のコーナー部はラウンド状に形成されている。子供が受像機の電子回路に物体を 差し込まないように、テレビ受像機の内部に液体が入らないようにするため、背 面外皮29には孔を形成しないことが望ましい。こうすると、雨や雪のとき、受 像機を外に運搬する場合にも問題が発生するおそれも減少する。ホールド調整な どのためにツールを挿入する孔は、回転・傾斜式の支持台11から分離するとき のみ接近可能にするため、背面外皮29の底面部に備えられることもある。テレ ビ受像機の内部から発生された熱を放出するための通風口がキャビネット10の 上方の付近で求められると、これらの通風口は前面フレーム21の前面に位置さ せることが望ましいが、ここは受像機の運搬時にはドア13,17により閉じる ので、雨や雪時の運搬が依然として可能である。 他のテレビ受像機とは異なり、図1の受像機には上部面の把手が 備えられていない。これは、受像機を運搬する子供がテレビのドアを閉じた状態 で腹部に凭れて両手で運ぶようにするためであるが、この姿勢が上部に取り付け られた把手で受像機を運ぶより子供に傷つけるおそれが少ないと考えられるから である。回転・傾斜式の支持台1はこのように両手で運搬するときに邪魔となら ないように構成され、受像機の重さ中心は受像機の若干前方に位置づけ、背面外 皮29の底面部には左右側の端部に沿って手指で把持しやすくなるようにグルー ブが備えられることもできる。電源コード31は回転・傾斜式の支持台11内に 収納しているばねコードワインダに連結すると示されているか、これは支持台の 回転量に対する制約条件として作用する。他の対案として、前記ばねコードワイ ンダが背面外皮29の底面に位置づけるようにすることもできるが、これは背面 外皮29内の電子回路を搭載するスペースを減少させ、ばねコードワインダを修 理しにくくする。かつ、ばねコードワインダは受像機の電子回路から仕切りによ り分離すべきであるが、これは背面外皮29を単一部材金型で成形することを複 雑にする。ばねコードワインダが背面外皮29内に組込まれているとき、前記背 面外皮29内の電子回路の収納スペースの不足という問題はコンピュータでは相 当な興味を持たせることである。電子ゲーム器に対する電極制御部が受像機やコ ンピュータの前面に位置するデザインでは、電力コネクタ32,33の背面外皮 29の背面パネル部に設けられる。前記背面外皮29の背面パネル部には、ビデ オゲーム器とケーブル接続器、外部アンテナ又はビデオレコーダからの高周波信 号を取り入れるためのアンテナ接続部34も備えている。図1の受像機は携帯型 のテレビ受像器で通常的に用いられる“兎の耳”型や他の方式の受像機取り付け 式のアンテナを備えていないが、これは受像機が底面に設けられたとき、子供が その上に倒れる場合の危険を引き起こすからである。一部のデザインにおいては 室内アンテナが含まれるが、このアンテナはUHF放送信号やベーステレビ受像 器から920M Hzで再放送されるVHF放送信号を受信するときに用いられる。背面外皮29 には、VCRとの接続のためのオーディオ/ビデオ“入力”ジャッキ35とオー ディオ/ビデオ“出力”ジャッキ36とが備えられている。 図3は、カラー陰極線管40のディスプレイスクリーンを覆うドアを備え、子 供により運搬可能な図1のテレビ受像器内の回路のブロック図である。主電源に 連結されたとき、プラグ41は、電力線電圧を整流し濾波して遠隔制御受信機回 路43に供給する直流動作電圧を生成する無変圧器低電圧電源42に、電源コー ド31を通して従来の主供給電圧で50/60Hzの交流電流を供給する。前記 遠隔制御受信機回路43は、センサ44により感知される変調された光キャリア に応答してテレビ受像機の各種の回路に印加される制御信号を発生する。電源コ ード31を通して供給される50/60Hzの交流電流は、図1のテレビ受像機 の前面にあるキー22により駆動される二重−極/二重−動作のオン/オフスイ ッチ45にも供給される。前記オン/オフスイッチ45がオン状態にあると仮定 する場合、発明の一側面によれば、50/60Hzの交流電流が、左側のドアロ ッキングスイッチ48と右側のドアロッキングスイッチ49とが完全に開かれた ときのみ選択的に、直列連結された自動消磁コイル46及びポジスタ型の温度依 存性の抵抗器47に連続的に供給される。これにより、スピーカー14〜16, 18〜20がカラー陰極線管のディスプレイスクリーンから広げられた瞬間のみ 、消磁が行われる。 陰極線管を消磁する問題は、永久磁石を用いない電磁気式のスピーカーモータ を用いると緩和する。スピーカーコーンコイルの対抗により動作する正常磁界は 電磁石により提供されるが、前記電磁石の磁気構造は低残留磁速物質からなり、 コイルには低電圧電源回路59から直流電流が供給される。前記正常磁界はドア 13,17が開いてドアロッキングスイッチ48,49が通電するときにのみ 形成される。 遠隔制御受信機回路43から連結線50を通して供給される制御信号に応答し て、且つ図1の受像機の前面にあるスイッチ25の状態に応答して、電気的な制 御開閉スイッチ52はスイッチ45,48,49の通電により用いられるように なった50/60Hzの交流電流をコンセント32に選択的に印加する。遠隔制 御受信機回路43から連結線51を通して供給される制御信号に応答して、且つ 図1の受像機の前面にあるスイッチ25の状態に応答して、電気的な制御開閉ス イッチ53はスイッチ45,48,49の通電により用いられる50/60Hz の交流電流をコンセント33に選択的に印加する。 図3の回路の残り部分は従来のTV受像機で見られるものと類似している。ス イッチ45,48,49の通電により用いられるようになった50/60Hzの 交流電流は、電力線電圧を整流し濾波して水平偏向発振部55及び水平偏向増幅 部56に供給する直流動作電圧を生成する無変圧器低電圧電源54に供給される 。前記水平偏向増幅部56は、2次巻線がカラー陰極線管40の磁気偏向ヨーク 57内にある水平掃引コイルに水平掃引用の鋸歯状波信号を供給する、水平出力 変圧器を含む。鋸歯状波電圧は(前記水平出力変圧器の2次巻線にブートストラ ップされるような)前記水平出力変圧器の3次巻線から高電圧電源58に供給さ れるが、前記高電圧電源58はカラー陰極線管40に超高電圧を供給し、従来か らその内部に電圧3倍器を含む。前記水平変圧器は、前記低電圧電源回路59で 整流し濾波してテレビ受像機の残り部分に印加する電圧を供給するための少なく とも一つの付加的な巻線を含む。前記水平出力変圧器は、50/60Hzの周波 数を有する主電源の電力よりは15KHz以上の周波数を有する電力を変圧する ので、入力される交流電流を低電圧電源回路59に供給するための変圧器には“ 鉄心”があまり必要でない。その上、電源回路59で供給される直流動作電圧か ら交流リップルの周波数が高くなり、前記リップルを減少させるためのキャパシ タの大きさが小さくなるので、低電圧電源回路の重量は減少する。かかる重量の 減少は子供により運搬可能なテレビ受像機において非常に重要である。整流し濾 波される電圧を供給するため、少なくとも一本の付加的な巻線を用いることによ り、前記低電圧電源回路59に電気的なアイソレーションを行うと、所謂“ホッ トシャーシー”型の全ての無変圧器の電源のようにテレビ受像機の制御部に印加 される主電源電圧を用いる必要がなくなる。 アンテナ接続部34で受信される高周波テレビ信号はチューナー60に供給さ れるが、前記チューナー60の同調は、図1の受像機の前面にあるキー24や接 続線61を通して遠隔制御受信機回路43から供給される信号により調節される 。前記チューナー60としては、放送チャンネルのみならず、ケーブルチャンネ ルも受信できる全域通過チューナーが望ましく、且つ920MHzの搬送波を用 いて受像機キャビネット10内にある小型アンテナ601で再伝送されたテレビ 信号を受信できる回路が備えられていることが望ましい。チューナー60は高周 波テレビ信号を選択し、これを45MHzの映像中間周波数信号に変換して、変 換された信号を映像中間周波数増幅部62に出力する。増幅された中間周波数映 像信号は映像検出部63に供給されて、複合映像信号と周波数変調された4.5 MHzの音声中間周波数信号を復旧するために復調されるが、前記復旧された複 合映像信号は複合映像増幅部64に供給され、前記音声中間周波数信号は音声中 間周波数増幅部65に供給される。増幅された音声中間周波数信号はFM音声検 出部66に供給されるが、前記FM音声検出部66は基底帯域の音声信号や複合 ステレオ信号を検出してステレオ検出部67に供給する。ステレオ検出部67は 、図1のテレビ受像機の左側のドア13にあるスピーカー14〜16を駆動する ための信号を供給する左側のオーディオ増幅部回路68に左側の音声信号を供給 する。ステレオ検出部67も、図1のテレ ビ受像機の右側のドア17にあるスピーカー18〜20を駆動するための信号を 供給する右側のオーディオ増幅部回路69に右側の音声信号を供給する。左側の オーディオ増幅部回路68及び右側のオーディオ増幅部回路69はそれぞれ接続 線70,71を通して遠隔制御受信機回路43からそれぞれのボリューム制御信 号を受信する。 同期パルス分離部72は複合映像増幅部64から供給された増幅された複合映 像信号から同期パルスを分離する。この同期パルスは水平AFC回路73に供給 され、前記水平AFC回路73はこれから自動周波数調節信号(AFC)を発生 する。このAFC信号は水平偏向発振部55に印加されて、その基本発振周波数 を水平ラインスキャニング周波数と一致するようにレギュレーションを行う。同 期パルス分離部72から供給される同期パルスは垂直積分部74に印加され、垂 直積分部74は注入ロッキング信号を発生して垂直偏向発振部75に供給するこ とにより、鋸歯状波周波数を垂直フィールド掃引周波数と一致させる。前記垂直 鋸歯状波は垂直偏向増幅部76により増幅され、前記垂直偏向増幅部76は垂直 掃引用の鋸歯状波信号をカラー陰極線管40の磁気偏向ヨーク内にある垂直掃引 コイルに印加する。ダイナミックコンバージェンスシステム77は入力として垂 直偏向増幅部76と水平偏向増幅部56からそれぞれ垂直掃引用の鋸歯状波信号 と水平掃引用の鋸歯状波信号を受信する。 複合映像増幅部64から複合映像信号は輝度/色分離部78に供給される。色 同期部79は前記分離部78から分離された色信号を受信し、同期パルス発生部 72の出力信号のうち水平同期パルスに応答して、局部色発振器(3.58MH z)の発振信号を同期させるために分離された色信号のうち、色バースト部分を 選択する。前記発振信号は色同期部79から色検出部80に供給されて、分離部 78から色検出部80に供給された分離された色信号を同期検出するのに用いら れる。分離された色信号を同期検出すると、色/輝度 分離部78から出力される分離された輝度信号と共に色マトリックス及び映像増 幅部81に供給される色差信号が生成される。この色マトリックス及び映像増幅 部81は色差信号を分離された輝度信号と結合して、増幅後のカラー陰極線管4 0内で赤、緑、青の電子銃からの電子放出の制御に用いられる赤、緑、青の色信 号を発生する。白黒の放送や非常に弱いカラー放送を受信する場合のように、色 バースト信号が長い時間にかけてないときは、色検出部80における分離された 色信号の検出は止まり、色マトリックス及び映像増幅部81はディスプレイスク リーンが単色で表わされるようにカラー陰極線管40における赤、緑、青の電子 銃の電子放出を制御する。 図4は、ドアにスピーカーを備えた図1の子供により運搬可能なテレビ受像機 の左側のドア13の上部のドアのヒンジを具体的に示す。図4においては、図面 の左側にある前面フレーム21の左側の前端部は切断して示す。前記ドア13は 内側部131と外側部132とを備えるが、前記内側部131と外側部132は 別途のプラスチックモールディングで成形されて接着剤などを用いて結合される が、鼓形やほかの特殊な形状を有する複数のねじ130(このうち一つを示す) により締結される。前記内側部131と外側部132はそれぞれ“ピンと目”方 式のヒンジ装置のピンを形成するため、相互に結合されている部分133,13 4を備えるが、ヒンジ装置の目210は図4の参照番号211で示されるドア1 3のヒンジ部分を収容するように前面フレーム21内にモールディシングされて いるか、前面フレーム21の開放部の上方に取り付けられている。ドア13の内 側部131と外側部132にあるヒンジピン部分133,134は、左側の音声 増幅器回路68からスピーカー14,15,16を連結するスピーカー連結線6 80,681,682,683が左側のドア13まで至るようにするため、ヒン ジピン内に孔を備えるように、成形されて互いに結合されている。ドア13の内 側部131と外側部132のヒンジピン部分133,134により 形成されるヒンジピンは基本的には円周状であり、両端部に平坦部135を備え る。金属スリーブ136は内側部131と外側部132のヒンジピン部分133 ,134を堅固に合わせ、ヒンジピンが中空状にもかかわらず、その強度を高く する一方、ドア13の内側部131と外側部132の結合状態にも役に立つ。ド ア13の内側部131と外側部132のうち、いずれか一つがもう一つに対して 相対的に滑り入るようにした後、金属スリーブにより固定させ、ねじ13を用い ないデザインも可能である。参照番号136のような金属スリーブは力によりの みヒンジピン部分に合わせようとする代わりに、接着剤を用いてヒンジピン部分 に接合させることもできる。金属スリーブ136の上の平坦部は圧縮ばね212 の可変端部と接しており、ドア13が完全に開放されたとき、ドアが所定の角度 で閉じることを防止するように、前記圧縮ばね212を押す。一方、前記ばね2 12の固定端部はリベット213,214により前面フレーム21の左側にリベ ット接合されている。図3の左側のドアロッキングスイッチ48は図4ではエポ キシ接合剤などにより圧縮ばね212に取り付けられるマイクロスイッチ480 で示されている。圧縮ばね212が金属スリーブ136の平坦部と接すると、マ イクロスイッチ480のレバーアーム481は弛緩された位置に置かれ、電線4 82,483の間の導電経路を提供する。圧縮ばね212が金属スリーブ136 の局面部と接すると、マイクロスイッチ480のレバーアーム481は弛緩位置 からずれることにより、再び圧縮ばね212が金属スリーブ136の平坦部に接 するまでマイクロスイッチ480は電線482,483の間の導電経路を遮る。 単純で且つ構成が単純になり容易に具現できるという利点により、図1に示し た単純なドア13,17が望ましいが、左右側のスピーカーがさらに遠く設計さ れると、さらに良質のステレオ音響分離を行える。 図5は左側のドア13が変形されたものを示すが、ここでは、ド アの内側部131と外側部132は摺動ドア部1370を収容するケースを形成 する内側部1310と外側部1320に取り替えられた。前記摺動ドア部137 0はスピーカー14〜16の位置がキャビネット10からさらに離れるように出 される。図5の変形された左側のドアは同様に変更された右側のドア17と共に 用いられる。 図6は左側のドア13の変形を示すが、ここでは、ドアの内側部131と外側 部132は、広げられる第2パネル1371を収容するケースを形成する第1パ ネルの内側部1311と外側部1312に取り替えられた。前記広げられる第2 パネル1371はスピーカー14〜16の位置がキャビネット10からさらに離 れるように旋回軸1372を中心に回転することができる。前記旋回軸1372 のうち、一方又は両方にはスピーカー連結線を通り抜けるようにするための孔が 備えられることもある。左側のドアの第2パネル1371は第1パネルと折り重 なり、その折り重なり結合体はディスプレイスクリーン12の左側の半分の上方 に閉じる。図6の変形された左側のドアはこれと同様に変形されて第1パネル及 び第2パネルを備える右側のドア17と共に用いられるが、右側のパネルの第2 パネルは第1パネルと折り重なり、その折り重なり結合体はディスプレイスクリ ーン12の右側の半分の上方に閉じる。 図7は、図1の子供により運搬可能なテレビ受像機のドアに対するラッチ装置 の断面図であり、前面フレーム21と背面の外皮29の右側部が、閉じた右側の ドア17と共に切開されている。同図において、断面は閉じた左側のドア13に 最も近い部分の閉じた右側のドア17を通して前後方向に取られるが、図面には 閉じた左側のドア13は図示していない。ドア17は内側部171と外側部17 2を備えるが、これは別途のプラスチックモールディングで成形された後、結合 される。閉じたドア17の内側部171の内面の上方にあるスロット87はこの 断面図に図示していない。断面がスロット87の端部にあると仮定し、ばね止め 82及びプッシュボタン8 4は図7では切開されていない。ばね止め82は弾力性のあるプラスチックやば ね金属で成形される。ばね止め82の固定端部はエポキシ接着剤とねじを用いて 前面フレーム21の内部面に固く結合されているが、前記ねじはばね止め82に ある適宜な大きさの孔を貫通した後、前面フレーム21の内部面に形成されてい る小さく、端部が詰まっている孔内に螺合される。ばね止め82の可変端部は、 曲がりフックド端部を有しており、前記曲がり端部は閉じたドア13,17の内 側面の後方にあるグルーブと係合するように、前記内側面にあるスロット83, 87の上方に安着される。プッシュボタン84を押すと、ばね止め82が曲がり 、前記曲がり端部がグルーブから係脱されることにより、圧縮ばね85,86( 図1には図示しているが、図7には図示しない)がドア13,17をはね開けさ せる。 図8は陰極線管の代わりに、液晶カラー表示装置を用いる本発明の子供により 運搬可能なテレビ受像機の前方斜視図である。前記受像機は運搬の途中にディス プレイスクリーンを覆うドア13,17を備えており、ドア13,17の上にス テレオスピーカー14〜16,18〜20を有しており、前記ドアはディスプレ イ装置120の左右側に開く。図8のテレビ受像機のキャビネット100は、図 1のテレビ受像機のキャビネット10より箱状に近い形状を取り、陰極線管の後 端部を収容する必要性がないため、キャビネット100は与えられた画面の大き さに比べて前後方向に狭い寸法を有するように構成され得る。前面フレーム21 0は図1のテレビ受像機の前面フレーム21より平らになり得るが、スピーカー 15,19の上方のドームがその内部に回転して入る空間を確保するため、前面 フレーム210は依然として用いられる。背面の外皮290は全体形状において 、図1のテレビ受像機より直方形に近く、前後方向にも短い。しかしながら、背 面の外皮290の後方の構造は、背面の外皮29の後方のものと類似している。 図8のテレビ受像機の電子 回路は液晶カラーディスプレイ装置に用いられる従来のものと類似している。相 当な大きさ(対角線方向に25cm、またはそれ以上)の液晶表示装置を生産す るためのコストは現在は非常に高いが、近い将来には下がると考えられる。さら に、液晶表示装置のコストが高いということは、ディスプレイスクリーンを保護 するためのドアの使用に対する正当性をさらに確認させる。 テレビ受像機に本発明を適用する代わりに、子供により運搬可能な個人用コン ピュータやモニターに適用すると、ディスプレイを駆動するための電子回路及び ディスプレイ装置で提供される解像度に対して異なる。コンピュータは全く異な る周辺装置の接続形態を有する。赤外線遠隔制御装置の代わりに、周辺装置はキ ーボード、マウス、操作レバー及びライトペンのうち、1種以上を含む。VCR 及びカメラ又はアンテナとの接続のための接続部の代わりに、モデムやプリンタ ーとの接続のための接続部が備えられる。この差は電子回路の設計者には明らか なものである。略垂直のディスプレイスクリーンを有するキャビネットを設計す ること、ディスプレイスクリーンの上に左右側に回転して開くドアを用いること 、及びドアにステレオスピーカーを含ませることは、本発明を具体化する子供に より運搬可能なテレビ受像機又はモニターの特徴である。 図9〜図13は、カラー陰極線管からなるディスプレイスクリーンを覆うドア を備えており、ドアの上に装着されたステレオスピーカーを有しており、前記ド アがディスプレイスクリーンの左右側に開く本発明の子供により運搬可能なテレ ビ受像機の他の実施例に関する。 キャビネット310は回転・傾斜式の支持台311の上に装着されていると示 されている。本実施例においては、支持台311を分離できるので、キャビネッ ト310の底面部の前方に位置する一対の脚345とキャビネット310の底面 部の後方に位置するフランジ(図13の346)によりテレビ受像機を支持面に 直接設けるこ ともできる。 キャビネット310の正面部は、図1の実施例に対して上述した陰極線管のよ うなディスプレイ装置のディスプレイスクリーン312を備える。図11に示し たように、陰極線管309は後端部からディスプレイスクリーン312までつな がるネック部により相当な深さを有するので、キャビネット310もこれに相応 する深さを有している。図9〜図13のテレビ受像機では、ツーイタ314と中 域スピーカー316が左側のドア313に位置しており、ツーイタ318と中域 320が右側のドア317に位置している。左側のドア313及び右側のドア3 17のそれぞれが、中域及び高域におけるステレオの再生のためのスピーカーを 含めているが、ウーハスピーカー319はキャビネット310の後部の上方に一 つが装着されて混合低域周波数を提供する。ウーハスピーカー319の駆動モー タ内にある永久磁石は通常他のスピーカーの駆動モータ内にあるものよりは大き いため、ウーハスピーカー319をキャビネット310の後部の上方に装着する と、駆動モータ内にある永久磁石M1をカラー陰極線管からさらに離れるように して、ディスプレイスクリーン312が配置されているカラー陰極線管の前面ガ ラスの付近における磁気条件の歪曲を避けることができる。図11に示したよう に、ウーハスピーカー319は最大の音質を確保するため、スピーカーハウジン グ319′内で前面の上方に向ける角度で設けられている。 左側及び右側のドア313,317はスピーカー316,320が反射作用を 行う音波導管を提供するように形成されて、音響学的な効率を高める。これによ り、その駆動モータ内にある永久磁石を小さくし、その磁力を低減することを可 能にする。これは、この永久磁石がカラー陰極線管にして色純度の問題を生ぜし めることを避ける。より具体的には、左側及び右側のドア313,317はその ドアの上でスピーカーの下方の各ドアの下端の近くに図9に示した 音響放出口350,351を備える形態からなる。対案として、前記音響放出口 350,351をドアの上でスピーカーの上方のドアの上端の知育に位置させる こともできる。前記音響放出口350,351はそれぞれ図9及び図12に示し たように、食卓用の塩容器の孔のような孔を有するホーン状の偏長型の凹部で形 成される。図12はドア313の断面図であり、ドア313内の音響放出口35 0の孔350′が凹入されている位置とスピーカー316の駆動モータの永久磁 石M2を示す。図9、図11及び図12に示したように、左側及び右側のドア3 13,317はそれぞれ前面及び背面から外側に突き出る。前記突き出る形状は ツーイタ及び中域スピーカーを収容するのみならず、ドアが広げられたとき、内 部的に音響がスピーカー316,320のコーンの背面からドア313,317 の前面側に再び向ける。このような配置において、スピーカー316,320の コーンの背面からの空気はそれぞれ音響放出口350,351の近くに流れて、 スピーカー316,320のコーンの前面から直接放射される音響と補強される 位相で出る。この効果はリフレッキシング(reflexing)として知られている。 ドア316,320はベース、すなわちウーハスピーカーを装着していないため 、音響放出口350,351はスピーカー316,320を中域リフレックスス ピーカーとして動作させる。 本発明のさらに他の実施例の対案においては、ツーイタ314,318がない ということから、図9〜図13とは異なる。スピーカー316,320は高域ス ピーカーである。この対案による実施例においては、ドア313,317を通過 する音波導管と音波端子350,351がスピーカー316,320にして高域 リフレックススピーカーとして動作せしめる。 図1〜図4及び図7に示した実施例のように、左側及び右側のドア313,3 17はそれぞれキャビネット310にヒンジにより取り付けられている。ヒンジ H,H′はそれぞれ左側及び右側のドア 313,317の前面がキャビネット310の前面と略平行に前記ドアが開くよ うにしながら、一方には前記ドアがこの位置を越えてキャビセット310のほう にさらに回転することを防止する。その上、前記ヒンジは使用者がトアを容易に 開くようにすると共に、運搬の途中には、ドアが開くことを防止する。 図10によく示したように、左側及び右側のドア313,317が閉じたとき 、前記ドアは運搬の途中に起こりやすい損傷からディスプレイスクリーンを保護 すると共に、使用者特にディスプレイスクリーンを腹部に凭れて運搬する子供を 保護する。 図9に示したように、左側のドア313は正面部の略コーナー部に位置してい る四つのボス360,361,362,363を備える。右側のドア317も同 様に左側のドア313にある四つのボス360〜363と同じ位置に四つのボス 365,366,367,368を備える。前記ボス360〜363,365〜 368は、ドアに形成されている凹部に適合するゴム部材の形態を取り得るが、 前記凹部は各ドア313,317の構造部材の結合状態を維持するためのファス ナー(図示せず)を接近可能にする。例えば、大量生産のための本発明の実施例 では、ねじの頭部がこのような凹部を通して接近される。ボスはドアが閉じたと き、左側及び右側313,317の内面と前面フレーム312にすり傷が生ずる ことを防止する。同様に重要なのは、ドアがテレビ受像機調節ボタン中のいずれ か一つを押さないように、ボスがドアと前面フレーム321の外部面との間隔を 適宜に保持することである。これについては以下でさらに詳しく説明する。 図9〜図13に示した実施例において、前面フレーム321は深い構造の傾斜 面からなる。傾斜面の深さは、必ずではないが、約5cmのものが望ましい。し たがって、左側及び右側のドア内におけるツーイタ314,318及び中域スピ ーカー316,320の装着位置とディスプレイスクリーンのキャビネット31 0の前面から 不快前面フレーム内に凹入された距離は、左側及び右側のドア313,317が 閉じたとき、前記スピーカーの永久磁石がディスプレイスクリーンの表面から数 センチメートル離れるように決められる。これにより、左側及び右側のドア31 3,317が閉じたとき、スピーカー永久磁石とディスプレイスクリーンの表面 との近接時に発生しやすい色純度の損失が左側及び右側のドア313,317が 開いたとき、明らかに現れなくなる。 図1に示した実施例とは異なり、図9〜図13に示した実施例においては、テ レビ受像機の主要調節装置が前面フレーム321の窓にある代わりに、前面フレ ーム21の前面に位置する。前記テレビ受像機の調節装置はGXモードのための プッシュボタン322、メニューボタン323、音量調節ボタン324、チャン ネル選択ボタン325及び電源オン/オフボタンPを含むことができる。さらに 、前面フレーム321の前面部は、電源がオンか、ウーハがオンか、サラウンド 音響機能が活性状態かなどを示すための表紙灯Lを含むこともできる。使用者が 標準型のヘッドフォンを挿入するように、ヘッドフォンジャッキも前面フレーム 321の前面部に備えられる。図1の実施例と同様に(図1に示した遠隔調節装 置28と類似)、遠隔調節装置からの遠隔調節信号を受信するための赤外線セン サ370も前面フレーム321の前面に位置する。 テレビ受像機の後方には、キャビネット310の兎の耳状のアンテナ381を 差し込むためのソケットを備える延長部380が形成可能である。テレビ受像機 が子供により用いられるとき、父母は受像機がフロアに置かれているとき、子供 に生じる可能性のある危険を避けるため、前記アンテナ381を容易に取り除く ことができる。標準型のオーディオ/ビデオジャッキ及び関連入出力部が、図1 3に概略的に示されており、参照番号390で示される。 図9〜図13に示したテレビ受像機のキャビネット310は受像機から発生し た熱が放出されるように換気孔Vを含む。その具体例 は特に図11を参照すればよい。 テレビ受像機の回路については、具体的な適宜回路に対して図3の前記実施例 3を参照する。適宜なコード及びプラグ(図示せず)も含まれる。 上述したように、支持台311は、その上でキャビネット310が回転可能で あり、傾斜するようにする設計される。図9〜図11及び図13に示したように 、前記支持台311は環状の支持台311Aと、中央の中心部材311Cまで内 側につながる複数の放射方向のスポーク311Bとから構成される。中央の中心 部材311Cは、テレビキャビネット310に着脱自在に装着されたドーム状の 部材395を再び移動自在に収納する皿状の上部面を備える。支持台311の回 転・傾斜式の形状は、画面の方向を調節することのほか、テレビが設けられる面 で前記支持台311を滑り移動させる必要がなく、ステレオ音響は使用者が最も 所望の方向に放射されるように、左側及び右側のドア313,317に位置した スピーカーの方向を調節可能にする。この際、これによるウーハスピーカー31 9の移動もステレオ音響再生に関する限りは、適宜に行われる。このような特徴 は、ドアに装着されたステレオスピーカーを備えるテレビ受像機やコンピュータ モニターなどのステレオ音響再生装置が綺麗に木材仕上げられるか、これと類似 した表面の上に設けられるときに有用であるが、このような表面はステレオ音響 再生装置がその上で滑る場合、すり傷が発生しやすいからである。 図9〜図13に示した実施例は、ウーハ319がキャビネット310の後方の 上端に位置することを示すが、対案としてウーハ419は図14に示したように 変形された支持台411に位置することができる。他の対案として、前記ウーハ 419は、変形された支持台411を支持する表面を向けるように下方に流れる ホーン状からなることもある。 ディスプレイスクリーンを覆うことができ、左側及び右側に開く ドアを備え、ドアの上にステレオスピーカーを含め、ドアが広げられた位置で開 いたとき、ステレオスピーカーは、ディスプレイスクリーンの側面にあるテレビ 受像機のコンソール型、すなわち箱状のキャビネットが本発明の追加実施例とし て予期される。大き過ぎるか、重過ぎて子供が運搬することはできないが、ディ スプレイスクリーンを覆うことができ、左側及び右側に開くドアを備え、ドアの 上にステレオスピーカーを含め、ドアが広げられた位置で開いたとき、ステレオ スピーカーはディスプレイスクリーンの側面にある携帯型のテレビ受像機も、同 様に本発明の実施例として考えられる。 次の特許請求の範囲において、“子供により運搬可能なテレビ受像機又はコン ピュータモニター”とは、一般の装置群を説明すると解析すべきであるが、前記 一般群は子供により運搬可能なテレビ受像機を含め、子供により運搬可能なコン ピューターモニターを含め、テレビ受像機及びコンピュータモニターとして用い られるように複合機能を有する装置を含む。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バロン,マイケル パトリック アメリカ合衆国,ニュージャージー州 07974,ニュー・プロヴィデンス,ホーム ズ・オーヴァル・ノース 51番 (72)発明者 クリスチャンセン,キース アメリカ合衆国,コネティカット州 06497,ストラトフォード,プリマス・ス トリート 76番 (72)発明者 ギャリソン,ジョン フリック アメリカ合衆国,ニュージャージー州 07401,アレンデイル,ダフィー・ドライ ヴ 179番 (72)発明者 リンバーグ,アレン ルロイ アメリカ合衆国,ヴァージニア州 22181, ヴィエナ,レイクヴェイル・ドライヴ 2500番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ディスプレイスクリーンを備えるテレビ表示装置と、 その正面から見るとき、前記ディスプレイスクリーンが露出されるように前記 テレビ表示装置を取り囲んでおり、前記ディスプレイスクリーンは正常に見ると きは大体垂直であり、正面から見るときは左側部及び右側部を有しており、前記 正面と共に左側面及び右側面を備えるキャビネットと、 前記テレビ表示装置と共に前記キャビネットに収納されており、テレビ信号の 映像部及び音声部に変調された高周波数搬送波を受信し、これに応答して復調さ れた映像及び音声信号を供給する受信機と、 前記復調された映像信号に応答して、前記ディスプレイスクリーンに映像が表 示されるようにする電気的な信号を前記テレビ表示装置に供給するビデオ回路と 、 前記復調された音声信号に応答して、左側及び右側の音声信号を供給するオー ディオ回路とを含むテレビ受像機回路と、 閉じたときは前記ディスプレイスクリーンの左側部を覆い、開いたときは前記 キャビネットの左側から広げられるように、前記キャビネットからヒンジで開閉 される左側のドアと、 閉じたときは前記ディスプレイスクリーンの右側部を覆い、開いたときは前記 キャビネットの右側から広げられるように、前記キャビネットからヒンジで開閉 される右側のドアと、 前記左側のドアに装着されており、前記左側の音声信号により駆動され、前記 左側のドアが広げられた位置で開いたとき、前記ディスプレイスクリーンの側面 に位置する左側のスピーカーと、 前記右側のドアに装着されており、前記右側の音声信号により駆動され、前記 右側のドアが広げられた位置で開いたとき、前記ディスプレイスクリーンの側面 に位置する右側のスピーカーとを含むこ とを特徴とするテレビ受像機又はコンピュータモニター。 2. 前記テレビ受像機又はコンピュータモニターは携帯可能であることを 特徴とする請求項1に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 3. 前記テレビ受像機又はコンピュータモニターは子供により運搬可能で あり、前記キャビネットは前記ディスプレイスクリーンを除いて前記テレビ表示 装置を取り囲んでいることを特徴とする請求項1に記載のテレビ受像機又はコン ピュータモニター。 4. 前記左側のスピーカーは前記左側のドアに固着されており、前記右側 のスピーカーは前記右側のドアに固着されていることを特徴とする請求項1に記 載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 5. 前記ディスプレイスクリーンを除いて前記テレビ受像機又はコンピュ ータモニターを取り囲んでいる前記キャビネットは回転・傾斜式の支持台の上に 装着されていることを特徴とする請求項1に記載のテレビ受像機又はコンピュー タモニター。 6. 前記高周波数搬送波を受信する受信機は、920MHzの搬送波で再 伝送されたテレビ信号を受信するためのチューナーを含むことを特徴とする請求 項1に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 7. 前記920MHzの搬送波で再伝送されたテレビ信号を受信するため のチューナーは、前記キャビネット内に位置する内部アンテナから再伝送された テレビ信号を受信することを特徴とする請求項6に記載のテレビ受像機又はコン ピュータモニター。 8. 相異なる色の蛍光体パターンを含むディスプレイスクリーンを備えて いるカラー陰極線管と、 前記ディスプレイスクリーンに映像が表示されるようにする電気的な信号を前 記陰極線管に供給するビデオ回路と、 左側及び右側の音声信号を供給するオーディオ回路と、 その正面から見るとき、前記ディスプレイスクリーンが露出されるように前記 陰極線管を取り囲んでおり、前記ディスプレイスクリーンは正常に見るときは大 体垂直であり、正面から見るときは左側部及び右側部を有しており、前記正面と 共に左側面及び右側面を備えるキャビネットと、 閉じたときは前記ディスプレイスクリーンの左側部を覆い、開いたときは前記 キャビネットの左側から広げられるように、前記キャビネットからヒンジで開閉 される左側のドアと、 閉じたときは前記ディスプレイスクリーンの右側部を覆い、開いたときは前記 キャビネットの右側から広げられるように、前記キャビネットからヒンジで開閉 される右側のドアと、 前記左側のドアに装着されており、前記左側の音声信号により駆動され、前記 左側のドアが広げられた位置で開いたときは前記ディスプレイスクリーンの側面 に位置づけ、永久的に磁化しているか、永久的に磁化しやすい内部の要素と共に 電磁式モータを備えている左側のスピーカーと、 前記右側のドアに装着されており、前記右側の音声信号により駆動され、前記 右側のドアが広げられた位置で開いたときは前記ディスプレイスクリーンの側面 に位置づけ、永久的に磁化しているか、永久的に磁化しやすい内部の要素と共に 電磁式モータを備えている右側のスピーカーと、 前記ディスプレイスクリーンの周囲にある一組みの消磁コイルと、 次の条件、(a)前記テレビ受像機又はコンピュータモニターに電源が供給さ れること、(b)前記右側のドアが完全に開くか、実質的に完全に開くこと、( c)前記左側のドアが完全に開くか、実質的に完全に開くことを同時に満足させ た直後の一定の時間に前記消磁コイルに消磁電流を供給する回路とを含むことを 特徴とするテレビ受像機又はコンピュータモニター。 9. 前記テレビ受像機又はコンピュータモニターは携帯可能 であることを特徴とする請求項8に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニタ ー。 10. 前記テレビ受像機又はコンピュータモニターは子供により運搬可能 であり、前記キャビネットは前記ディスプレイスクリーンを除いて前記陰極線管 を取り囲んでいることを特徴とする請求項9に記載のテレビ受像機又はコンピュ ータモニター。 11. 前記右側のドアが完全に開くか、実質的に完全に開くと共に、前記 左側のドアが完全に開くか、実質的に完全に開くときのみ、前記テレビ受像機又 はコンピュータモニターに電力を供給する回路をさらに含むことを特徴とする請 求項8に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 12. 色純度がその周囲の局部磁界により影響を受けないディスプレイス クリーンを備えているテレビ表示装置と、 前記ディスプレイスクリーンに映像が表示されるようにする電気的な信号を前 記テレビ表示装置に供給するビデオ回路と、 左側及び右側の音声信号を供給するオーディオ回路と、 その正面から見るとき、前記ディスプレイスクリーンが露出されるように前記 テレビ表示装置を取り囲んでおり、前記ディスプレイスクリーンは正常に見ると きは大体垂直であり、正面から見るときは左側部及び右側部を有しており、前記 正面と共に左側面及び右側面を備えるキャビネットと、 閉じたときは前記ディスプレイスクリーンの左側部を覆い、開いたときは前記 キャビネットの左側から広げられるように、前記キャビネットからヒンジで開閉 される左側のドアと、 閉じたときは前記ディスプレイスクリーンの右側部を覆い、開いたときは前記 キャビネットの右側から広げられるように、前記キャビネットからヒンジで開閉 される右側のドアと、 前記左側のドアに装着されており、前記左側の音声信号により駆動され、前記 左側のドアが広げられた位置で開いたときは前記ディ スプレイスクリーンの側面に位置づけ、永久的に磁化しているか、永久的に磁化 しやすい内部の要素と共に電磁式モータを備えている左側のスピーカーと、 前記右側のドアに装着されており、前記右側の音声信号により駆動され、前記 右側のドアが広げられた位置で開いたときは前記ディスプレイスクリーンの側面 に位置づけ、永久的に磁化しているか、永久的に磁化しやすい内部の要素と共に 電磁式モータを備えている右側のスピーカーとを含むことを特徴とするテレビ受 像機又はコンピュータモニター。 13. 前記テレビ受像機又はコンピュータモニターは携帯可能であること を特徴とする請求項12に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 14. 前記テレビ受像機又はコンピュータモニターは子供により運搬可能 であり、前記キャビネットは前記ディスプレイスクリーンを除いて前記テレビ表 示装置を取り囲んでいることを特徴とする請求項13に記載のテレビ受像機又は コンピュータモニター。 15. 前記テレビ表示装置は液晶カラー表示装置であることを特徴とする 請求項12に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 16. ディスプレイスクリーンを備えるカラー陰極線管と、 前記ディスプレイスクリーンに映像が表示されるようにする電気的な信号を前 記陰極線管に供給するビデオ回路と、 左側及び右側の音声信号を供給するオーディオ回路と、 その正面から見るとき、前記ディスプレイスクリーンが露出されるように前記 陰極線管を取り囲んでおり、前記ディスプレイスクリーンは正常に見るときは大 体垂直であり、正面から見るときは左側部及び右側部を有しており、前記正面と 共に左側面及び右側面を備えるキャビネットと、 閉じたときは前記ディスプレイスクリーンの左側部を覆い、開い たときは前記キャビネットの左側から広げられるように、前記キャビネットから ヒンジで開閉される左側のドアと、 閉じたときは前記ディスプレイスクリーンの右側部を覆い、開いたときは前記 キャビネットの右側から広げられるように、前記キャビネットからヒンジで開閉 される右側のドアと、 前記左側のドアに装着されており、前記左側の音声信号により駆動され、前記 左側のドアが広げられた位置で開いたときは前記ディスプレイスクリーンの側面 に位置づけ、その内部に永久磁化している要素を備えないように構成される左側 のスピーカーと、 前記右側のドアに装着されており、前記右側の音声信号により駆動され、前記 右側のドアが広げられた位置で開いたときは前記ディスプレイスクリーンの側面 に位置づけ、その内部に永久磁化している要素を備えないように構成される右側 のスピーカーとを含むことを特徴とするテレビ受像機又はコンピュータモニター 。 17. 前記テレビ受像機又はコンピュータモニターは携帯可能であること を特徴とする請求項16に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 18. 前記テレビ受像機又はコンピュータモニターは子供により運搬可能 であり、前記キャビネットは前記ディスプレイスクリーンを除いて前記陰極線管 を取り囲んでいることを特徴とする請求項17に記載のテレビ受像機又はコンピ ュータモニター。 19. ディスプレイスクリーンを備えるテレビ表示装置と、 前記ディスプレイスクリーンに映像が表示されるようにする電気的な信号を前 記テレビ表示装置に供給するビデオ回路と、 左側及び右側の音声信号を供給するオーディオ回路と、 その正面から見るとき、前記ディスプレイスクリーンが露出されるように前記 テレビ表示装置を取り囲んでおり、前記ディスプレイスクリーンは正常に見ると きは大体垂直であり、正面から見るときは左側部及び右側部を有しており、前記 正面と共に左側面及び右側 面を備えるキャビネットと、 閉じたときは前記ディスプレイスクリーンの左側部を覆い、開いたときは前記 キャビネットの左側から広げられるように前記キャビネットからヒンジで開閉さ れ、前記キャビネットにヒンジで結合された端部の反対側の端部から広げられる ようになっている第1摺動部材を内部に備えている左側のドアと、 閉じたときは前記ディスプレイスクリーンの右側部を覆い、開いたときは前記 キャビネットの右側から広げられるように前記キャビネットからヒンジで開閉さ れ、前記キャビネットにヒンジで結合された端部の反対側の端部から広げられる ようになっている第2摺動部材を内部に備えている右側のドアと、 前記左側のドア内の第1摺動部材に固着されており、前記左側の音声信号によ り駆動され、前記左側のドアが広げられた位置で開いたときは前記ディスプレイ スクリーンの側面に位置する左側のスピーカーと、 前記右側のドア内の第2摺動部材に固着されており、前記右側の音声信号によ り駆動され、前記右側のドアが広げられた位置で開いたときは前記ディスプレイ スクリーンの側面に位置する右側のスピーカーとを含むことを特徴とするテレビ 受像機又はコンピュータモニター。 20. 前記テレビ受像機又はコンピュータモニターは携帯可能であること を特徴とする請求項19に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 21. 前記テレビ受像機又はコンピュータモニターは子供により運搬可能 であり、前記キャビネットは前記ディスプレイスクリーンを除いて前記テレビ表 示装置を取り囲んでいることを特徴とする請求項20に記載のテレビ受像機又は コンピュータモニター。 22. ディスプレイスクリーンを備えるテレビ表示装置と、 前記ディスプレイスクリーンに映像が表示されるようにする電気 的な信号を前記テレビ表示装置に供給するビデオ回路と、 左側及び右側の音声信号を供給するオーディオ回路と、 その正面から見るとき、前記ディスプレイスクリーンが露出されるように前記 テレビ表示装置を取り囲んでおり、前記ディスプレイスクリーンは正常に見ると きは大体垂直であり、正面から見るときは左側部及び右側部を有しており、前記 正面と共に左側面及び右側面を備えるキャビネットと、 閉じたときは前記ディスプレイスクリーンの左側部を覆い、開いたときは前記 キャビネットの左側から広げられるように前記キャビネットからヒンジで開閉さ れ、互いに折り畳まれて前記ディスプレイスクリーンの左側の半分を覆う第1折 り畳み結合体を形成する第1及び第2パネルを備え、前記第1パネルは、その第 1端部が前記ディスプレイスクリーンの左端部の付近で前記キャビネットにヒン ジで結合されており、その第2端部が前記第2パネルの第1端部にヒンジで結合 されている左側のドアと、 前記第1折り畳み結合体の内部に折り畳まれるように前記左側のドアの第2パ ネルに固着されており、前記左側の音声信号により駆動される左側のスピーカー と、 閉じたときは前記ディスプレイスクリーンの右側部を覆い、開いたときは前記 キャビネットの右側から広げられるように前記キャビネットからヒンジで開閉さ れ、互いに折り畳まれて前記ディスプレイスクリーンの左側の半分を覆う第2折 り畳み結合体を形成する第1及び第2パネルを備え、前記第1パネルは、その第 1端部が前記ディスプレイスクリーンの右端部の付近で前記キャビネットにヒン ジで結合されており、その第2端部が前記第2パネルの第1端部にヒンジで結合 されている右側のドアと、 前記第2折り畳み結合体の内部に折り畳まれるように前記右側のドアの第2パ ネルに固着されており、前記右側の音声信号により駆動される右側のスピーカー とを含むことを特徴とするテレビ受像機 又はコンピュータモニター。 23. 前記テレビ受像機又はコンピュータモニターは携帯可能であること を特徴とする請求項22に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 24. 前記テレビ受像機又はコンピュータモニターは子供により運搬可能 であり、前記キャビネットは前記ディスプレイスクリーンを除いて前記テレビ表 示装置を取り囲んでいることを特徴とする請求項23に記載のテレビ受像機又は コンピュータモニター。 25. ディスプレイスクリーンを備えるテレビ表示装置と、 前記ディスプレイスクリーンに映像が表示されるようにする電気的な信号を前 記テレビ表示装置に供給するビデオ回路と、 左側及び右側の音声信号を供給するオーディオ回路と、 その正面から見るとき、前記ディスプレイスクリーンが露出されるように前記 テレビ表示装置を取り囲んでおり、前記ディスプレイスクリーンは正常に見ると きは大体垂直であり、正面から見るときは左側部及び右側部を有しており、前記 正面と共に左側面及び右側面を備えるキャビネットと、 前記ディスプレイスクリーンを除いて前記テレビ表示装置を取り囲んでいる前 記キャビネットがその上に装着され、その内部に前記テレビ受像機又はコンピュ ータモニターの電源コードのばねコードワインダが収納されている支持台と、 閉じたときは前記ディスプレイスクリーンの左側部を覆い、開いたときは前記 キャビネットの左側から広げられるように、前記キャビネットからヒンジで開閉 される左側のドアと、 閉じたときは前記ディスプレイスクリーンの右側部を覆い、開いたときは前記 キャビネットの右側から広げられるように、前記キャビネットからヒンジで開閉 される右側のドアと、 前記左側のドアに装着されており、前記左側の音声信号により駆動され、前記 左側のドアが広げられた位置で開いたとき、前記ディ スプレイスクリーンの側面に位置する左側のスピーカーと、 前記右側のドアに装着されており、前記右側の音声信号により駆動され、前記 右側のドアが広げられた位置で開いたとき、前記ディスプレイスクリーンの側面 に位置する右側のスピーカーとを含むことを特徴とするテレビ受像機又はコンピ ュータモニター。 26. 前記テレビ受像機又はコンピュータモニターは携帯可能であること を特徴とする請求項25に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 27. 前記テレビ受像機又はコンピュータモニターは子供により運搬可能 であり、前記キャビネットは前記ディスプレイスクリーンを除いて前記テレビ表 示装置を取り囲んでいることを特徴とする請求項26に記載のテレビ受像機又は コンピュータモニター。 28. 前記支持台は傾斜式支持台であることを特徴とする請求項25に記 載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 29. 前記支持台は回転式支持台であることを特徴とする請求項25に記 載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 30. 前記支持台は回転・傾斜式の支持台であることを特徴とする請求項 25に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 31. 920MHzの搬送波で再伝送されたテレビ信号を受信するための チューナーを含むことを特徴とする請求項25に記載のテレビ受像機又はコンピ ュータモニター。 32. 920MHzの搬送波で再伝送されたテレビ信号を受信するための チューナーは、前記キャビネット内に位置する内部アンテナから再伝送されたテ レビ信号を受信することを特徴とする請求項31に記載のテレビ受像機又はコン ピュータモニター。 33. 表面を有しており、磁界の変化があるときは色純度が損失されるデ ィスプレイスクリーンを備えているカラー陰極線管と、 前記ディスプレイスクリーンの表面が凹入するように前記ディスプレイスクリ ーンの表面を取り囲んでいる前面フレームと、 前記ディスプレイスクリーンに映像が表示されるようにする電気的な信号を前 記陰極線管に供給するビデオ回路と、 左側及び右側の音声信号を供給するオーディオ回路と、 前記ディスプレイスクリーンと周囲の前面フレームを見るように露出させなが ら前記陰極線管を取り囲んでおり、前記ディスプレイスクリーンは、その凹入し ている表面が正常に見るときは大体垂直になるように装着されており、正面から 見るときは左側部及び右側部を有しており、前記正面と共に左側面及び右側面を 備えるキャビネットと、 閉じたときは前記ディスプレイスクリーンの左側部を覆い、開いたときは前記 キャビネットの左側から広げられるように、前記キャビネットからヒンジで開閉 される左側のドアと、 閉じたときは前記ディスプレイスクリーンの右側部を覆い、開いたときは前記 キャビネットの右側から広げられるように、前記キャビネットからヒンジで開閉 される右側のドアと、 前記左側のドアに装着されており、前記左側の音声信号により駆動され、第1 永久磁石を含む第1スピーカーモータを備える左側のスピーカーと、 前記右側のドアに装着されており、前記右側の音声信号により駆動され、第2 永久磁石を含む第2スピーカーモータを備える右側のスピーカーとを含んでおり 、 前記左側及び右側のドア内におけるスピーカーの装着位置と、前記ディスプレ イスクリーンが前記キャビネットの前面から前記前面フレーム内に凹入する距離 は、前記左側及び右側のドアが閉じたとき、前記第1及び第2永久磁石がディス プレイスクリーンの表面から数センチメートルほど離れるように決められて、前 記左側及び右側のドアが閉じたとき、前記第1及び第2永久磁石と前記ディスプ レイスクリーンの表面との近接により生ずる磁界の変化による色純度の損失が前 記左側及び右側のドアが開いたとき、明らかに現れな くなることを特徴とするテレビ受像機又はコンピュータモニター。 34. 前記テレビ受像機又はコンピュータモニターは携帯可能であること を特徴とする請求項33に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 35. 前記テレビ受像機又はコンピュータモニターは子供により運搬可能 であることを特徴とする請求項34に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニ ター。 36. 前記キャビネットを支持するための支持台をさらに含むことを特徴 とする請求項33に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 37. 前記キャビネットは前記支持台の上で回転可能であることを特徴と する請求項36に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 38. 前記キャビネットは前記支持台の上で斜め可能であることを特徴と する請求項36に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 39. 前記キャビネットは前記支持台の上で回転及び斜め可能であること を特徴とする請求項36に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 40. 表面を有しており、磁界の変化があるときは色純度が損失されるデ ィスプレイスクリーンを備えているカラー陰極線管と、 前記ディスプレイスクリーンの表面が凹入するように前記ディスプレイスクリ ーンの表面を取り囲んでいる前面フレームと、 前記ディスプレイスクリーンに映像が表示されるようにする電気的な信号を前 記陰極線管に供給するビデオ回路と、 所定の周波数以上の周波数領域にある左側及び右側の音声信号を供給し、前記 所定の周波数以下の周波数領域にある混合された低周波の音声信号を供給するオ ーディオ回路と、 前記ディスプレイスクリーンと周囲の前面フレームを見るように 露出させながら前記陰極線管を取り囲んでおり、前記ディスプレイスクリーンは 、その凹入している表面が正常に見るときは大体垂直になるように装着されてお り、正面から見るときは左側部及び右側部を有しており、前記正面と共に左側面 及び右側面を備えるキャビネットと、 閉じたときは前記ディスプレイスクリーンの左側部を覆い、開いたときは前記 キャビネットの左側から広げられるように、前記キャビネットからヒンジで開閉 される左側のドアと、 閉じたときは前記ディスプレイスクリーンの右側部を覆い、開いたときは前記 キャビネットの右側から広げられるように、前記キャビネットからヒンジで開閉 される右側のドアと、 前記左側のドアに装着されており、前記左側の音声信号により駆動され、第1 永久磁石を含む第1スピーカーモータを備える左側のスピーカーと、 前記右側のドアに装着されており、前記右側の音声信号により駆動され、第2 永久磁石を含む第2スピーカーモータを備える右側のスピーカーと、 前記キャビネットに装着されており、前記混合された低周波の音声信号により 駆動され、前記第1永久磁石及び前記第2永久磁石より磁界の強い第3永久磁石 を含む第3スピーカーモータを備えるウーハスピーカーとを含んでおり、 前記左側及び右側のドア内におけるスピーカーの装着位置と、前記ディスプレ イスクリーンが前記キャビネットの前面から前記前面フレーム内に凹入する距離 は、前記左側及び右側のドアが閉じたとき、前記第1及び第2永久磁石がディス プレイスクリーンの表面から数センチメートルほど離れるように決められて、こ れにより、前記左側及び右側のドアが閉じたとき、前記第1及び第2永久磁石と 前記ディスプレイスクリーンの表面との近接により生ずる磁界の変化による色純 度の損失が、前記左側及び右側のドアが開いたとき、 明らかに現れなくなることを特徴とするテレビ受像機又はコンピュータモニター 。 41. 前記テレビ受像機又はコンピュータモニターは携帯可能であること を特徴とする請求項40に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 42. 前記テレビ受像機又はコンピュータモニターは子供により運搬可能 であることを特徴とする請求項41に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニ ター。 43. 前記キャビネットを支持するための支持台をさらに含むことを特徴 とする請求項40に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 44. 前記キャビネットは前記支持台の上で回転可能であることを特徴と する請求項43に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 45. 前記キャビネットは前記支持台の上で斜め可能であることを特徴と する請求項43に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 46. 前記キャビネットは前記支持台の上で回転及び斜め可能であること を特徴とする請求項43に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 47. 表面を有しており、磁界の変化があるときは色純度が損失されるデ ィスプレイスクリーンを備えているカラー陰極線管と、 前記ディスプレイスクリーンの表面が凹入するように前記ディスプレイスクリ ーンの表面を取り囲んでいる前面フレームと、 前記ディスプレイスクリーンに映像が表示されるようにする電気的な信号を前 記陰極線管に供給するビデオ回路と、 所定の周波数以上の周波数領域にある左側及び右側の音声信号を供給し、前記 所定の周波数以下の周波数領域にある混合された低周波の音声信号を供給するオ ーディオ回路と、 前記ディスプレイスクリーンと周囲の前面フレームを見るように露出させなが ら前記陰極線管を取り囲んでおり、前記ディスプレイスクリーンは、その凹入し ている表面が正常に見るときは大体垂直になるように装着されており、正面から 見るときは左側部及び右側部を有しており、前記正面と共に左側面及び右側面を 備えるキャビネットと、 前記キャビネットを支持する支持台と、 閉じたときは前記ディスプレイスクリーンの左側部を覆い、開いたときは前記 キャビネットの左側から広げられるように、前記キャビネットからヒンジで開閉 される左側のドアと、 閉じたときは前記ディスプレイスクリーンの右側部を覆い、開いたときは前記 キャビネットの右側から広げられるように、前記キャビネットからヒンジで開閉 される右側のドアと、 前記左側のドアに装着されており、前記左側の音声信号により駆動され、第1 永久磁石を含む第1スピーカーモータを備える左側のスピーカーと、 前記右側のドアに装着されており、前記右側の音声信号により駆動され、第2 永久磁石を含む第2スピーカーモータを備える右側のスピーカーと、 前記キャビネットの支持台内に装着されており、前記混合された低周波の音声 信号により駆動され、前記第1永久磁石及び前記第2永久磁石より磁界の強い第 3永久磁石を含む第3スピーカーモータを備えるウーハスピーカーとを含んでお り、 前記左側及び右側のドア内におけるスピーカーの装着位置と、前記ディスプレ イスクリーンが前記キャビネットの前面から前記前面フレーム内に凹入する距離 は、前記左側及び右側のドアが閉じたとき、前記第1及び第2永久磁石がディス プレイスクリーンの表面から数センチメートルほど離れるように決められて、こ れにより、前記左側及び右側のドアが閉じたとき、前記第1及び第2永久磁石と 前記ディスプレイスクリーンの表面との近接により生ずる磁界の変化による色純 度の損失が、前記左側及び右側のドアが開いたとき、明らかに現れなくなること を特徴とするテレビ受像機又はコンピュータモニター。 48. 前記テレビ受像機又はコンピュータモニターは携帯可能であること を特徴とする請求項47に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 49. 前記テレビ受像機又はコンピュータモニターは子供により運搬可能 であることを特徴とする請求項48に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニ ター。 50. 前記キャビネットは前記支持台の上で回転可能であることを特徴と する請求項47に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 51. 前記キャビネットは前記支持台の上で斜め可能であることを特徴と する請求項47に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 52. 前記キャビネットは前記支持台の上で回転及び斜め可能であること を特徴とする請求項47に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 53. 表面を有するディスプレイスクリーンを備える陰極線管と、 その正面から見るとき、前記ディスプレイスクリーンの表面が露出されるよう に前記テレビ表示装置を取り囲んでおり、前記ディスプレイスクリーンは正常に 見るときは大体垂直になるように装着され、正面から見るときは左側部及び右側 部を有しており、前記正面と共に左側面及び右側面と他の一つの面を備えるキャ ビネットと、 閉じたときは前記ディスプレイスクリーンの左側部を覆い、開いたときは前記 キャビネットの左側から広げられるように、前記キャビネットからヒンジで開閉 される左側のドアと、 閉じたときは前記ディスプレイスクリーンの右側部を覆い、開いたときは前記 キャビネットの右側から広げられるように、前記キャビネットからヒンジで開閉 される右側のドアと、 前記左側のドアに装着されている左側のスピーカーと、 前記右側のドアに装着されている右側のスピーカーと、 前記キャビネットの前記面のうち一つに隣接して前記キャビネット内に装着さ れている他の一つのスピーカーとを含むことを特徴とするテレビ受像機又はコン ピュータモニター。 54. 前記テレビ受像機又はコンピュータモニターは携帯可能であること を特徴とする請求項53に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 55. 前記テレビ受像機又はコンピュータモニターは子供により運搬可能 であることを特徴とする請求項54に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニ ター。 56. 前記キャビネットを支持する支持台をさらに含むことを特徴とする 請求項53に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 57. 前記キャビネットは前記支持台の上で回転可能であることを特徴と する請求項56に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 58. 前記キャビネットは前記支持台の上で斜め可能であることを特徴と する請求項56に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 59. 前記キャビネットは前記支持台の上で回転及び斜め可能であること を特徴とする請求項56に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 60. 前記他のスピーカーはウーハを含むことを特徴とする請求項53に 記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 61. 前記キャビネットは上部面を含め、前記ウーハは前記 上部面に装着されていることを特徴とする請求項60に記載のテレビ受像機又は コンピュータモニター。 62. 前記左側のドアは左側の音響排出口を含め、前記右側のドアは右側 の音響排出口を含んでおり、前記左側及び右側の音響排出口はそれぞれ前記左側 のスピーカー及び右側のスピーカーの背面から再放出された音響を放射すること を特徴とする請求項53に記載のテレビ受像機又はコンピュータモニター。 63. 前記左側及び右側のドアは、前記左側及び右側のドアが閉じたとき 、前記キャビネットの前記前面と接するように内面から突き出ている複数の緩衝 用のボスをそれぞれ備えることを特徴とする請求項53に記載のテレビ受像機又 はコンピュータモニター。
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KR101527950B1 (ko) * 2014-06-26 2015-06-10 한진철 앰프의 노브 원격제어장치
JP2020198574A (ja) * 2019-06-04 2020-12-10 株式会社リコー 電子機器

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