JPH10506436A - 不織材料の製造方法及び前記方法で製造された不織材料 - Google Patents
不織材料の製造方法及び前記方法で製造された不織材料Info
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- JPH10506436A JPH10506436A JP8504947A JP50494796A JPH10506436A JP H10506436 A JPH10506436 A JP H10506436A JP 8504947 A JP8504947 A JP 8504947A JP 50494796 A JP50494796 A JP 50494796A JP H10506436 A JPH10506436 A JP H10506436A
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Abstract
(57)【要約】
繊維ウェブをハイドロ絡合することにより不織材料を製造する方法であって、前記方法により、恐らくは予湿潤後に、天然及び/又は合成の乾燥繊維が計量されて分散容器(111)へ入れられ、前記繊維は水及び界面活性剤を含んだ発泡可能液中に分散され、発泡繊維分散液を形成し、前記発泡繊維分散液は長網(118)へ付与され排水される。前記形成繊維ウェブは形成直後にハイドロ絡合を受け、長網を通過した後で、発泡可能液は簡単な閉路で分散容器へ再循環される。
Description
【発明の詳細な説明】
不織材料の製造方法及び前記方法で
製造された不織材料発明の分野
本発明は繊維ウェブをハイドロ絡合(hydroentangling)することにより不織材
料を製造する方法に関し、前記方法により製造された不織材料に関する。発明の背景
ハイドロ絡合又はスパンレース加工は1970年代に導入された技術である(
例えばCA特許第841938号を参照)。前記方法は、乾式堆積又は湿式堆積
のいずれによる繊維ウェブをも形成し、その後、繊維は絡合され、即ち、高圧で
非常に細いウォータジェットにより絡み合わされる。複数の列状のウォータジェ
ットが、可動長網により支持された繊維ウェブに指向される。次いで絡合された
繊維は乾燥される。前記材料に使用される繊維は、例えばポリエステル、レーヨ
ン、ナイロン、ポリプロピレン及び同類物の如きステープルファイバーにより、
又はセルロース系繊維により、あるいはセルロース系繊維とステープルファイバ
ーとの混合物により構成できる。スパンレース材料は廉価に製造でき、高い吸収
特性を呈する。とりわけ、それらは家庭用又は工業用の乾燥材料として、また医
療等の分野での使い捨て材料として使用される。
現在、泡形成技術、即ち発泡液に繊維を分散させて繊維ウェブを形成する技術
は、紙及び他の繊維を主成分とする
不織材料の生産用、並びに自動車産業で利用される種々の製品の圧縮成形のため
のガラス繊維マットの生産用に使用される。前記技術はGB1329409及び
US4443297に記載される。このように製造された繊維ウェブは繊維形成
に於て高度の均一性を提供する。本発明の目的及び特徴
本発明の目的は高い吸収特性、強度及び均一性を有する不織材料を製造する簡
単化された方法を達成することである。これは以下のステップを行うことにより
達成されている、即ち天然及び/又は合成の乾燥繊維を、恐らくは予湿潤後に、
計量して分散容器へ入れ、水及び界面活性剤を含んだ発泡可能液中に繊維を分散
して発泡繊維分散液を形成し、その後、発泡繊維分散液は長網上に置かれ排水さ
れ、また形成された繊維ウェブが形成直後にハイドロ絡合を受け、長網を通過し
た後で、発泡可能液は簡単な閉路で分散容器へ再循環される。
この方法により、柔軟な、スペース節約的及びエネルギー節約的な方法が達成
され、これにより驚くべき程高品質のスパンレース材料が製造できる。図面の説明
次に本発明は添付図面に示す二つの実施例に関し更に詳述する。
図1は本発明による方法の流れ図である。
図2は分散液容器及び発泡槽の改変設計を示す。実施例の説明
図1は本発明による発泡形成工程の工程解明図を示す。泡は強力撹拌及び空気
吸入が生じるパルパ111内の水に界面活性剤を加えることにより発生する。更
なる泡発生はポンプ並びに長網118で創造される乱流に起因して工程中に生じ
る。しかし、泡の発生条件は空気へのアクセスがあることである。
界面活性剤は任意の適当な形式にでき;即ち、陰イオン、陽イオン、非イオン
又は両性の界面活性剤にできる。GB特許1329409は繊維ウェブの発泡形
成に適当な界面活性剤を記載している。しかしながら、前記目的に適した他の多
くの利用可能な界面活性剤が存在する。界面活性剤の選択は例えば、繊維完成紙
料への恐らくは他の添加剤、例えば湿潤強化剤、結合剤、クレープ形成化学薬品
等、の化学組成の如き因子により影響される。
泡内の繊維の実質的に均一な分散を維持できる比較的安定した泡を達成するた
めに適当な界面活性剤の計量は、各個々の場合で調節され、また界面活性剤の形
式、水の硬度、水温、並びに繊維の形式の如き因子に依存する。水の中の適当な
界面活性剤含有率は0.02−1.0重量%の範囲内であるが、好ましくは0.
2重量%未満である。
泡の特性は拘束された空気の量によって変化する。約70−80%までの空気
含有率で、空気は遊離水に包囲された小さな球形気泡、所謂球形泡、の形態で存
在する。より大きい空気含有率では、泡は水が各種気泡間の薄膜内に存在する所
謂多面形泡へと変形する。多面形泡形態とは泡が
非常に堅く取り扱い難いことを意味する。
泡形成工程に於ては通常、球形泡が使用され、即ち空気含有率は40−70%
である。小気泡は各種繊維間のスペーサとして機能し、同時に、水と比べて高い
粘性により液体中の乱流を減衰させ、種々の繊維間の衝突頻度及びこれにより生
じるフロック形成を減じる。泡のバブルの大きさはパルパ/泡発生装置111の
撹拌機の形式、撹拌速度、並びに界面活性剤の量及び形式の如き因子により影響
される。適当な平均直径は0.02ないし0.2mmである。
示された実施例に於て、セルロース繊維と合成繊維との混合物が使用される。
容易に離解可能な巻締パルプ112形態のセルロース繊維は、複合単位面積当り
重量計器を備えた送りローラ対112間を制御速度で計量されてパルパ/泡発生
装置111内へ下降し、そこで前記セルロース繊維は予湿潤チャンネルを通り運
搬され、その後で粗く破砕されて、パルパ111内へ下降する。パルプの粗破砕
は例えば所謂スパイクローラ対の間で行われる。パルプを清水により予湿潤する
ことはパルパ内の分散を容易化するために望ましい。予湿潤チャンネル及び粗破
砕機は簡単化するため図面より省略されている。巻締パルプが一般に均一な単位
面積当り重量を呈する場合、計量は単に送り速度を介して行うことができる。恐
らくは巻締パルプの単位面積当り重量のばらつきは抄紙機の機械速度を変えるこ
とにより補償することもでき、それにより形成シートの単位面積当り重量は本質
的に一定に保たれる。
合成繊維は通常、梱122の形態で提供されるが、これらは周知の態様で梱開
放機123により開放され、波形ベルト124により計量されて収集ワイヤ12
5上に配置される。前記繊維は収集ワイヤから吸引されてブローライン126を
通り、またコンデンサ127を経てパルパ/泡発生装置111内へ計量されて降
下する。
勿論、示されたもの以外のパルプ繊維及び合成繊維計量用装置も使用できる。
示された実施例に於ては、同じパルパが両方の繊維形式に使用され、このこと
はこれらが異なる処理を要求するという事実に依存するものであり、あるいは、
後述される、所謂多層形成用の異なる繊維形式を使用することが所望される場合
である。
パルパ/泡発生装置111はより大きい槽、即ち発泡槽128、内に同心状に
配置される。パルパ111は上方へ開放しているが、発泡槽128は閉じられて
いる。二つの容器はパイプ129,130により底部及び頂部で互いに相手へ連
通する。
繊維の強力分散及び混合はパルパ/泡発生装置111内で行われる。同時に、
泡は水中の界面活性剤の助力により発生する。泡が上方へ上がり頂部で増大する
泡の層を形成しないようにするために、パルパ/泡発生装置111の頂部と底部
との間の泡の循環を維持することが重要である。適当に設計されたロータアグリ
ゲート(rotor aggregate)131により所望の循環を与える完全形成渦が得られ
る。
パルパ容積は繊維計量の急速な変化を安定化させることができるようになってい
る。適当な繊維濃度は0.1−1.5重量%である。
泡の空気含有率は発泡繊維分散液の既知容積を秤量することにより測定できる
。この測定はパルパ/泡発生装置111と入口箱117との間の一定長さの導管
の重量を連続記録することにより行われる。測定スケールの較正は、空気を混ぜ
ることなしに当該液体で満たされた前記容積の重量が0%空気に相当し、一方、
空気だけで満たされた同じ容積が100%空気含有率に相当することに起因して
行われる。空気含有率の調節は例えば、界面活性剤の追加、パルパ/泡発生装置
111の撹拌速度、及び/又はポンプ133内への圧縮空気の解放により行うこ
とができる。
繊維を含んだ泡は適当なボンプ133により抄紙機の入口箱117内へポンプ
輸送されるが、図示の例に於ける前記抄紙機は長網式(Fourdrinier-type)のもの
である。しかしながら、抄紙機の形式は本発明では二次的に重要なものであり、
これは例えばサクションブレストローラマシン及びダブルワイヤーマシンでも使
用できる。前記ポンプは大量の空気を処理できると同時に、長い合成繊維が存在
する場合には、紡糸効果が発生することなく、これを取り扱うことができる。幾
つかの各種ポンプ形式がこれらの要件を満たす。一実施例は従来型のピストンポ
ンプである。他のものは水封(water-ring)形式の真空ポンプであり、例えばBere
ndsen Teknik ASにより製造されたHelivac製のもの
である。更なる実施例はDiscf1o Corp.により製造されたポンプ形式であり、放
射方向間隙を持つ回転ディスクパックを有する。
記載の実施例に於て、入口箱117及び吸引箱119は一体ユニットとしてみ
なすことができる。繊維ウェブ形成は完全に閉鎖状態であり、即ち、自由流体面
はない。脱水され容易に形成されたシートが入口箱117から出てくる。
泡−繊維分散液は入口箱117まで機械の幅にわたり分割され、また入口箱の
端壁及び下方傾斜上方部分により区切られた空間を満たす。泡は真空ポンプ12
0の助力により長網118を通り吸引され、長網上には容易に形成されたシート
が残る。
各種層に各種繊維形式/混合物を形成した所謂多層体を使用することも考えら
れる。次いで種々の繊維形式のものが個別に入口箱まで送られるが、この場合、
入口箱は多層形式のものである。
システム内の水分平衡を維持するために、形成後のシートで消失した水は補充
されなければならない。これを行う一つの方法は形成繊維ウェブを横切るスプレ
ー134である。更にスプレー134は、ハイドロ絡合を行う前に形成シートの
界面活性剤含有率を最小化するために洗浄帯域としても役立つ。清水の追加は、
システムの各種場所、例えば予湿潤段階、で行うこともできる。上述の如く同じ
循環段階に連結されるも別個の吸引箱135は、発泡槽128
へ補給水を供給する。
長網118を通り吸引される泡は吸引箱119及び真空ポンプ120を経て発
泡槽128の頂部へ運搬される。回避不可能な量の漏洩空気も泡と共に運搬され
る。発泡槽128は泡の緩衝槽として機能する。
容器に付着した泡はゆっくりと球形泡から多面形泡へと変形するが、前記泡の
形式は上述されている。発泡槽128内で、液体は槽の底部へ排出され、一方、
軽い泡は槽の頂部で堆積する。界面活性剤は空気と水との接触面で堆積する。故
に、界面活性剤は軽い泡内に残留する傾向があり、しかして槽の頂部の方へ集め
られやすい。
発泡槽128の底部の液相は槽の底部の連通管129を経てパルパ111へあ
ふれでる。同様に、発泡槽128の頂部で泡は真空ポンプ120により生じた超
過圧力に起因して槽の頂部の管130を経て押し出される。この軽い泡は非常に
堅固で、とりわけ、嵩張るので、軽い泡は、パルパ111内へ解放されて降下す
る前に、減らされなければならない。管130に装着された高速度プロペラ13
6は大きな空気の封じ込みを機械的に解き、拘束された多量の空気の一部を解放
する。
また発泡槽128とパルパ111との上方接続管130に制御弁137が配置
され、制御弁により発泡槽128内の圧力及びそれによるパルパ111のレベル
も一定に保つことができる。
上記構成により、発泡槽128とパルパ111との間に
於て制御態様で開放される閉鎖泡ループが得られる。発泡槽の容積は、槽内の泡
の滞留時間が約45−180秒、好ましくは60−120秒であるように寸法決
めすべきである。次いで液体含量の大部分は槽128の底部へ排出することがで
き、その後パルパへあふれでる。同時に、槽は軽い泡を槽の上方部分に含むこと
ができなければならない。槽の期待液体容積と総容積との適当な比は約4−8、
好ましくは約6である。
このように、泡はパルパ/泡発生装置111、入口箱117、長網118、吸
引箱119の間を循環し、一つの簡単な循環ステップで発泡槽128を経てパル
パ/泡発生装置111に戻る。一定の界面活性剤及び水の追加が行われるが、こ
れは形成後のシートに追従した量を補充するためである。補給水の追加は例えば
発泡槽128内の差圧を測定することにより制御できる。適当には発泡繊維分散
液の界面活性剤含有率は表面張力計により測定される。
勿論、パルパ/泡発生装置111及び発泡槽128は一体型ユニットとして配
置する必要はないが、図2に示す如く互いから離して配置することができる。し
かしながら、この場合でさえ、それらはパイプライン129,130を経て互い
に相手へ連通している。上述の如く、前記システムは二つ又はそれ以上のパルパ
/泡発生装置を含むことができ、依然として前記装置全てが同一発泡槽に連通で
きる。
形成繊維シートは絡合ステーション138に於て形成直
後にハイドロ絡合されるが、依然として長網118により支持される。絡合ステ
ーション138は複数個の列状ノズル139を含み、ノズルから高圧で非常に細
いウォータジェットが繊維ウェブヘ指向されてこの絡合が行われる、即ち、繊維
は絡み合わされる。適当な圧力は繊維材料、単位面積当り重量等に依存して絡合
ノズルに於て調節される。
ハイドロ絡合(あるいはまたスパンレース技術とも呼ばれる)の更なる説明は
CA特許841938を参照されたい。
絡合された繊維ウェブは吸引箱140で脱水され、次いで最後の材料が巻き取
られる前に、乾燥のため乾燥ステーションへ運搬される。
絡合ノズルからの水は吸引箱140を介して取り除かれ、浄水工程へポンプ輸
送され、絡合ステーション138へ再循環される。記載のプラントはインライン
プラントであり、ハイドロ絡合用の基礎材料から構成される発泡形成繊維ウェブ
は泡形成直後に絡合され、このとき図1に示されたものと同じ長網118を使用
するか、あるいは例えばハイドロ絡合に関して孔で模様を形成した材料の製造が
所望される場合、泡形成及びハイドロ絡合用の各種長網を使用する。好ましくは
、材料は両側から絡合される。
発泡形成繊維ウェブの形成は勿論、ここで示したもの以外のプロセス解決法に
より行うこともできる。かかる他のプロセスの例は例えばGB1329409及
びUS4443297に開示されている。
各種多くの形式及び各種混合比の繊維が使用できる。しかして、例えばポリエ
ステル、ポリプロピレン、レーヨン、リオセル(lyocell)(ビスコース)等の如
き、合成繊維とパルプ繊維との混合物が使用できる。合成繊維の代わりとして、
12mmを越える長い繊維長を有する天然繊維も使用できる。前記天然繊維は例
えば綿、カポック及びミルクウィード(milkweed)の如き種子毛繊維;例えばサイ
ザル、アバカ、パインアップル、ニュージーランド麻の如き葉繊維;例えば亜麻
、大麻、苧麻、黄麻、ケナフの如き靭皮繊維である。可変繊維長が使用でき、ま
た発泡形成枝術により、繊維ウェブの従来の湿式堆積で可能なものよりも長い繊
維が使用できる。およそ18−30mmの長い繊維はハイドロ絡合に有利であり
、なぜならそれらは湿潤並びに乾燥状態に於て材料の強度を増加させるからであ
る。発泡形成の追加的利点は湿式堆積の場合よりも低い単位面積当り重量を有す
る材料を製造可能なことである。パルプ繊維の代わりに、例えばエスパルト草、
ファラリス・アランデイナシア(phalaris arundinacea)、穀類種子のストローの
如き短い繊維長の植物繊維が使用できる。
ある種の形式の繊維には、材料に付加的強度を与えるために結合剤が望ましい
。適当な結合剤はスターチを主成分とする結合剤、ポリビニル−アルコール、ラ
テックス等を含み、それらは不織材料の強度を増加させるのに使用される。例1
50%の漂白コニファ硫酸塩(conifer-sulphate)のパルプ繊維と50%のポリ
プロピレン繊維1.4dtex/18mmとから成る繊維混合物を使用して機械
速度20m/minを有する長網式機械(Fourdrinier machine)で試験が行われ
た。0.34重量%の繊維濃度を有する繊維分散液がパルパ内に用意され、これ
に非イオン界面活性剤も0.06%濃度で加えられた。パルパ内での滞留時間は
34秒であった。入口箱へ運搬された発泡繊維分散液内の空気含有量は54%で
あった。発泡繊維ウェブの乾燥含有量は30%であった。形成後すぐに、これは
両面ハイドロ絡合を受けた、即ち、繊維ウェブは両側から絡合された。絡合スト
リップ数は3個/通過(passage)であった。ノズルの孔の直径は120μmであ
り、孔の数は1700/mであった。絡合圧力は95バールであった。絡合され
た繊維ウェブは加圧され100℃の熱風で乾燥された。
製造された材料の特徴は表1に示される。例2
70%の漂白硫酸塩のパルプ繊維と30%のポリプロピレン繊維1.0dte
x/18mmとから成る繊維混合物を使用して第2試験が行われた。繊維濃度は
0.20重量%であった。界面活性剤の追加は例1と同様に行われた。パルパ内
での滞留時間は40秒であり、入口箱へ運搬された発泡繊維分散液内の空気含有
量は53%であった。絡合は例1と同じ態様で遂行された。
製造された材料の特徴は表1に示される。例3
50%の漂白コニファ硫酸塩のパルプ繊維と50%のテンセル(Tence1)繊維(
リオセル(lyocell))1.7dtex/12mmとから成る繊維混合物を使用し
て第3試験が行われた。繊維濃度は0.36重量%であり、パルパ内での滞留時
間は26秒であった。入口箱へ運搬された発泡繊維分散液の空気含有量は51%
であった。絡合は例1と同じ態様で遂行された。
製造された材料の特徴は表1に示される。例4
60%の漂白コニファ硫酸塩のパルプ繊維と40%のテンセル繊維1. 7d
tex/12mmとから成る繊維混合物を使用して追加試験が行われた。繊維濃
度は0.18重量%であり、パルパ内での滞留時間は27秒であった。入口箱へ
運搬された発泡繊維分散液の空気含有量は49%であった。絡合は例1と同じ態
様で遂行された。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1996年7月15日
【補正内容】
明細書
不織材料の製造方法及び前記方法で
製造された不織材料発明の分野
本発明は繊維ウェブをハイドロ絡合(hydroentangling)することにより不織材
料を製造する方法に関し、前記方法により製造された不織材料に関する。発明の背景
ハイドロ絡合又はスパンレース加工は1970年代に導入された技術である(
例えばCA特許第841938号を参照)。前記方法は、乾式堆積又は湿式堆積
のいずれによる繊維ウェブをも形成し、その後、繊維は絡合され、即ち、高圧で
非常に細いウォータジェットにより絡み合わされる。複数の列状のウォータジェ
ットが、可動長網により支持された繊維ウェブに指向される。次いで絡合された
繊維は乾燥される。前記材料に使用される繊維は、例えばポリエステル、レーヨ
ン、ナイロン、ポリプロピレン及び同類物の如きステープルファイバーにより、
又はセルロース系繊維により、あるいはセルロース系繊維とステープルファイバ
ーとの混合物により構成できる。スパンレース材料は廉価に製造でき、高い吸収
特性を呈する。とりわけ、それらは家庭用又は工業用の乾燥材料として、また医
療等の分野での使い捨て材料として使用される。
現在、泡形成技術、即ち発泡液に繊維を分散させて繊維
ウェブを形成する技術は、紙及び他の繊維を主成分とする不織材料の生産用、並
びに自動車産業で利用される種々の製品の圧縮成形のためのガラス繊維マットの
生産用に使用される。前記技術はGB1329409及びUS4443297に
記載される。このように製造された繊維ウェブは繊維形成に於て高度の均一性を
提供する。
ハイドロ絡合された不織布を形成する方法はUS−A−5 106 457に
開示され、ここで、US−A−4498 956に記載の如く、発泡繊維完成紙
料が水及び界面活性剤を含んだ発泡液体中に繊維を分散させることにより形成さ
れ、その後、このように形成されたウェブはハイドロ絡合ステップを受ける。本発明の目的及び特徴
本発明の目的は高い吸収特性、強度及び均一性を有した不織材料を製造する簡
単化された方法を達成することである。
この目的は請求の範囲第1項記載の方法により達成される。
この方法により、柔軟な、スペース節約的及びエネルギー節約的な方法が達成
され、これにより驚くべき程高品質のスパンレース材料が製造できる。図面の説明
次に本発明は添付図面に示す二つの実施例に関し更に詳述する。
図1は本発明による方法の流れ図である。
請求の範囲
1.繊維ウェブをハイドロ絡合することにより不織材料を製造する方法であっ
て、恐らくは予湿潤後に天然及び/又は合成の乾燥繊維を計量して分散容器(1
11)へ入れ、前記繊維は水及び界面活性剤を含んだ発泡可能液中に分散され発
泡繊維分散液を形成し、その後、発泡繊維分散液は長網(118)へ付与されて
排水され、形成後、繊維ウェブはハイドロ絡合を受ける方法に於て、前記長網(
118)上の繊維ウェブの形成は閉鎖形成ユニット(117,119)で行われ
、ここで自由流体表面は形成中に露出されず、また長網を通過した後、発泡可能
液は閉鎖発泡槽(128)を経て簡単な閉路で分散容器(111)へ再循環され
、前記閉鎖発泡槽(128)で発泡可能液は液相と軽い泡の層とに分離されるこ
とを特徴とする方法。
2.繊維とは別に、清水、空気、界面活性剤、及び恐らくは他の化学薬品が、
形成後の繊維又はペーパーウェブと共に閉路から出た量を補充するために、担持
媒体の閉路へ付加されることを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。
3.ハイドロ絡合前に清水が形成繊維ウェブ上へ吹き付けられ(134)、ま
たそれは繊維ウェブを通過した後、吸引箱(135)を経て閉路へ供給されるこ
とを特徴とする請求の範囲第2項記載の方法。
4.発泡槽の底部からの液体は第1パイプライン(129)を経て分散容器(
111)へ導かれ、また泡は発泡槽
の頂部の第2パイプライン(130)を経て分散容器へ移動し、前記繊維は分散
容器(111)へ付加されて発泡可能液体中に分散され、また発泡槽(128)
内の圧力は前記第2パイプライン(130)内に又はそのすぐ後ろに配置された
調整弁(137)により実質的に一定に保たれることを特徴とする請求の範囲前
項の何れか一項記載の方法。
5.泡内の大きな気泡が破壊され、それにより拘束空気が泡から解放されるよ
うに前記第2パイプライン(130)内の、又はその近くの、泡は機械的に作用
を受けることを特徴とする請求の範囲第4項記載の方法。
6.請求の範囲第1項に記載の方法で発泡形成繊維ウェブをハイドロ絡合する
ことにより製造されることを特徴とする不織材料。
7.不織材料の繊維が天然繊維から、又は天然繊維と合成繊維との混合物から
、構成されることを特徴とする請求の範囲第6項記載の不織材料。
8.12mmよりも大きい長さを有する天然繊維を不織材料内に含むことを特
徴とする請求の範囲第7項記載の不織材料。
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(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
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- 【特許請求の範囲】 1.繊維ウェブをハイドロ絡合することにより不織材料を製造する方法に於て 、恐らくは予湿潤後に天然及び/又は合成の乾燥繊維を計量して分散容器(11 1)へ入れ、また前記繊維は水及び界面活性剤を含んだ発泡可能液中に分散され 発泡繊維分散液を形成し、その後、発泡繊維分散液は長網(118)へ付与され て排水され、また形成のすぐ後で、繊維ウェブはハイドロ絡合を受け、また長網 を通過した後、発泡可能液は分散容器へ簡単な閉路で再循環されることを特徴と する方法。 2.繊維とは別に、清水、界面活性剤、及び恐らくは他の化学薬品が、形成後 の繊維又はペーパーウェブと共に閉路から出た量を補充するために、担持媒体の 閉路へ付加されることを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。 3.ハイドロ絡合前に清水が形成繊維ウェブ上へ吹き付けられ(134)、ま たそれは繊維ウェブを通過した後、吸引箱(135)を経て閉路へ供給されるこ とを特徴とする請求の範囲第2項記載の方法。 4.長網(118)により除去された発泡液は閉鎖発泡槽(128)へ運搬さ れ、前記閉鎖発泡槽(128)に於て液体は発泡槽の底部へ排出され、一方、軽 い泡は発泡槽の頂部に収集され、また発泡槽の底部からの液体は第1パイプライ ン(129)を経て分散容器(111)へ導かれ、泡は発泡槽の頂部の第2パイ プライン(130)を経て分散容器へ移動し、ここで繊維が付加されて発泡可能 液体 中に分散されることを特徴とする請求の範囲前項の何れか一項記載の方法。 5.泡内の大きな気泡が破壊され、それにより拘束空気が泡から解放されるよ うに前記第2パイプライン(130)内の、又はその近くの、泡は機械的に作用 を受けることを特徴とする請求の範囲第4項記載の方法。 6.発泡槽(128)内の圧力は前記第2パイプライン(130)内に又はそ のすぐ後ろに配置された調整弁(137)により実質的に一定に保たれることを 特徴とする請求の範囲第5項記載の方法。 7.請求の範囲第1項に記載の方法で発泡形成繊維ウェブをハイドロ絡合する ことにより製造されることを特徴とする不織材料。 8.不織材料の繊維が天然繊維から、又は天然繊維と合成繊維との混合物から 、構成されることを特徴とする請求の範囲第7項記載の不織材料。 9.12mmよりも大きい長さを有する天然繊維を不織材料内に含むことを特 徴とする請求の範囲第8項記載の不織材料。
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