JPH10505997A - ケーブルスプライスクロージャ - Google Patents
ケーブルスプライスクロージャInfo
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- JPH10505997A JPH10505997A JP8510679A JP51067996A JPH10505997A JP H10505997 A JPH10505997 A JP H10505997A JP 8510679 A JP8510679 A JP 8510679A JP 51067996 A JP51067996 A JP 51067996A JP H10505997 A JPH10505997 A JP H10505997A
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Abstract
(57)【要約】
使用の際ケーブルスプライス(21)に回りで閉じられるケーシング(29)と、使用の際上記ケーシング内へと延びる少なくとも1本のケーブル(23)の回りに巻き付けられるストリップ(25)を備えた少なくとも1つのケーブルグリッパとを備えたケーブルスプライスクロージャが開示されている。使用の際上記ケーシング(29)を締めることにより自動的に、上記ストリップ(25)はそれが巻き付いている上記ケーブルの回りで固く締まり、それによって、上記ケーブル(23)を把持する。上記ケーブルグリッパストリップ(25)は、ケーブル(23)の回りに巻き付けられて圧縮される時にその長さを短くする能力を有していてもよく、それによって、上記ケーブル(23)の回りに接触して固く締め付けられる。
Description
【発明の詳細な説明】
ケーブルスプライスクロージャ
本発明は、ケーブルスプライスクロージャ、例えば電気通信ケーブルあるいは
電気ケーブル用のケーブルスプライスクロージャに関する。本発明はまた、例え
ばケーブルスプライスクロージャの一部を形成する、ケーブルをグリップするた
めの装置に関する。本発明は特にケーブル(銅線、光ファイバーケーブル、電線
および光ファイバー)を添え継いだり、グリップしたりするのに適用可能でるが
、本発明の実施形態の少なくともいくつかは、パイプ(特に地域暖房パイプ)や
他の細長い物体を添え継いだり、グリップしたりするのに適用してもよい。した
がって、たとえ本明細書全体にわたってケーブルが引用されているとしても、本
発明の実施形態の少なくともいくつかにおいては、ケーブルの代わりにパイプあ
るいは他の細長い物体を用いてもよいということが分かる。
多くの異なる型式のケーブルスプライスクロージャが知られている。例えば、
WO93/26070(レイケム)の番号で公開された国際特許出願は、ケーブ
ルが入り込むハウジングと、ケーブルとハウジングとの間の隙間を密封するシー
ル材と、ケーブルの軸方向力をシール材以外のものを通じてハウジングに伝達す
るための手段とを有するケーブル封止装置(例えば、ケーブルスプライスクロー
ジャ)を開示している。上記手段はケーブルの実質的に半径方向の移動を認めて
いる。上記ケーブル封止装置の好ましい実施形態において、軸方向力伝達手段は
、実質的に半径方向に伸びる溝孔を有する横部材を有しており、この溝孔におい
てホースクランプあるいはジュビリークリップの形でのケーブルクランプが滑る
ことができる。
欧州特許出願第0538008号は、封入剤が充填されるハウジングを形成す
る第1および第2の細長いケーシングを有するケーブルスプライスエンクロージ
ャを開示している。エンドプレートアッセンブリがハウジングの各端部に設けら
れ、ベースプレートとカバープレートを有する。各エンドプレートアッセンブリ
は、概してU字型のケーブルを受ける凹部を形成し、その凹部のそれぞれに弾性
材料
(例えば、熱可塑性ゴム)から形成されたケーブルシールが挿入される。各ケー
ブルシールとこのシール内を伸びるそれぞれのケーブルとの間を封止するために
、ベースプレートとカバープレートは、これら二つのプレートを接続するボルト
にナットを締め付けることによって互いに押圧し合っており、これは上記ケーブ
ルシールを圧縮するという効果がある。ケーブルの歪みの除去は、各エンドプレ
ートから長手方向に伸びる中央支持部によって与えられる。上記支持部は、この
支持部とケーブルの周囲に固く締められたクランプの影響を受けてケーブル外被
の絶縁材を貫通する歯を有する凹状弧状部分を有している。
米国特許第4387268号は、スプライスの周りに二つのハーフシェルをそ
の隣接する縁部で重ね合わせて形成される、電気あるいは電話ケーブルのスプラ
イスを保護するためのスリーブを開示している。これらの隣接する縁部には、上
記ハーフシェルを重ね合わせた場合にダクトを形成する溝が設けられており、上
記縁間の水密性を得るためにこのダクトにペースト状の物質(自己硬化性のシリ
コンあるいはポリウレタンエラストマー)を注入することができる。上記スリー
ブの両端部には、ケーブルの端部をスリーブに対して軸方向に固定するための取
り外し可能なあごが設けられている。少なくとも二つのそのような取り外し可能
なあごの間には上記ダクトに接続されたチャンバがある。
本発明の目的は、WO93/26070,EP0538008およびUS43
87268において開示されているクロージャのような公知のクロージャやグリ
ップ装置つまり把持装置よりもシンプルで、結果として製造がより簡単で、かつ
、より重要なことに、取り付けがより簡単なケーブルスプライスクロージャとケ
ーブルをグリップするための装置を提供することである。本発明のさらなる目的
は、クロージャと装置自身が取り付けられるケーブルとスプライスに与えられた
機械上および環境上の保護に対して実質的に害を与えることなく、そのような簡
易化したクロージャと装置とを提供することであり、かつ好ましくはその機械上
および環境上の保護を向上させることである。本発明の特別な目的は、周囲にケ
ーブルスプライスクロージャあるいはグリップ装置が取り付けられるケーブルに
かかる力、特に軸方向の力に対して簡単な上に効果的な保護を提供すること、か
つ、
必要ないかなる環境的封止も実質的に損なわれることのないようにしながらその
ような保護を達成する方法を容易にすることである。
本発明の第1の側面によれば、
(a)使用時にケーブルスプライスの回りで閉じられるケーシングと、
(b)使用時に上記ケーシング内に入り込んでいる少なくとも1つのケーブルに
(少なくとも部分的に)巻かれるストリップを備えた少なくとも1つのケーブル
グリッパとを備えて、
使用時、上記ケーシングを閉じることによって、上記1つまたは各々のストリ
ップをこのストリップの巻かれている上記ケーブルの回りに自動的に締め付けて
、同ケーブルを把持することを特徴とするケーブルスプライスクロージャが提供
される。
本発明は、スプライスの回りに設置するのが通常は大変容易であるにも拘わら
ず、優秀な機械的、かつ、好ましいことに環境的な保護をスプライスに与えるこ
とのできるケーブルスプライスクロージャを提供できるという利点がある。特に
、上記1つまたは各々のケーブルグリッパは、1以上のケーブルに巻かれる(そ
れによって、それらのケーブルを、同ケーブルが収容されるケーシングの開口の
サイズに合うようにする)ストリップを備え、このストリップは、上記ケーシン
グが密閉されると自動的に上記ケーブルの回りに締め付けられるので、これらの
ケーブルをクロージャに固定するための個別の作業(例えば、ケーブルの回りに
クランプを締め付けることであり、これは例えばWO93/26070およびEP0538008に
開示されている既知のクロージャの場合はそうである。)を行う必要は通常は回
避される。さらに、上記ケーブルグリッパはストリップの形態であるので、必要
な場合には、ケーブルが適切に把まれるようにするためにケーブルの各直径に対
して、ストリップの適正な長さを選ぶこと、あるいは、適正な長さにストリップ
を切断することは通常は簡単な事である。これは、例えばUS4387268に開示され
たスリーブと対照的である。上記スリーブの場合、一実施の形態では、各アプリ
ケーションにおいて正しいあごが選ばれるように、それぞれが異なるケーブル開
口直径を有する顎を全範囲にわたって提供する必要があるし、別の実施の形態で
は、
正しい寸法のケーブル開口を作るために各あごから正しい量を正確に切除する必
要がある。また、US4387268の場合、据え付け技師は、たくさんの数の異なる顎
を持ち運ぶか、あるいは、据え付け時にいくつかの顎に対して幾つかの込み入っ
た切断作業を行うかのいずれかを要求される(US4387268のスリーブは、その中
への挿入が必要な個別の顎部材を12個持っている。)。本発明は、通常は、据
え付け技師への負担を軽くすることができ、そして好ましいことに、据え付け作
業時間を短縮すると共に据え付け自体を容易にできる。したがって、クロージャ
の保全を危うくするかもしれないような失敗が起きにくい。
本発明の好ましい実施形態では、上記グリッパストリップは、ケーブルに巻か
れて圧縮されたときに長さが減少することができる。そして、好ましいことに、
このストリップは、圧縮されたときに、長さが減少した結果としてケーブルの回
りで収縮することによって、上記ケーブルのまわりに締め付けられる。従って、
好ましいことに、使用時、上記ケーシングを閉じることが上記ケーブルグリッパ
ストリッパを圧縮することになり、このストリッパを上記ケーブルの回りに収縮
させると共に、長さの減少の結果として上記ケーブルの回りに締まるのである。
都合の良いことに、ケーブルスプライスクロージャは、1つ又は複数のケーブル
グリッパストリップが1以上のケーブルに巻かれるときに上記1つあるいは上記
複数のうちの少なくとも1つのケーブルグリッパストリップの隣に置かれるシー
ル材(例えば後述するような好ましいシール材)をさらに備えている。上記シー
ル材は、使用時には、ケーブルの回りに、例えばケーブルとケーシングとの間で
、シールを形成する。上記グリッパストリップは、上記シール材をケーシング内
に保持するのに貢献しており、都合がよい。好ましくは、少なくとも2つのケー
ブルグリッパストリップが1以上のケーブルに巻かれているときに、上記シール
材はこれらのストリップの間に位置し、好ましくは保持される。
シール材が存在する本発明の実施の形態においては、好ましいことに、シール
材は使用中圧力下に置かれる。これは、都合の良いことに、幾つかのシール材、
例えばゲル、の封止能力を高めることができる。したがって、好ましくは、使用
中の上記シール材に圧縮力が加えられる。圧縮力は、ケーシングによって(例え
ばケーシングをシール材の回りに閉じることによって)、そして/または上記ケ
ーブルグリッパによって、そして/または他の手段によって(例えば後述する1
以上の支持部材によって)、上記シール材に加えられる。上記圧縮力は、例えば
、上記ケーブルグリッパと上記支持部材の一方又は両方を相対的に近づけること
によって、シール材に加えてもよい。また、上記圧縮力は、弾性バイアス手段に
よってシール材に加えられるのが都合が良く、上記弾性バイアス手段は、例えば
温度の変化によりシール材が幾らか動いたり縮んだりしてもシール材への圧縮力
を維持することができる。上記弾性バイアス手段は、例えば、バネあるいは他の
弾性装置からなる。
2以上のケーブルグリッパがある場合には、1以上の接続部材がそれらの間に
延びているのが都合がよい。例えば、2以上のケーブルグリッパストリップが同
一のケーブルに巻かれているならば、1以上の接続部材がそれらのストリップの
間を延びている。これは、2以上の巻回ケーブルグリッパストリップの間にシー
ル材が置かれている時に特に好ましい。上記接続部材は柔軟か、あるいは実質的
に剛であり、ウエブ、シート、ロッド、ねじ、ボルト等からなる。上記接続部材
は、圧縮力をシール材に加えるために上記ケーブルグリッパ(特に巻回ストリッ
プの形態のもの)を相対的に互いに近づけて合わせるために使用される。
別の好ましい実施形態において、本発明の上記第1の側面のケーブルスプライ
スクロージャは、(c)使用中の上記1つのケーブルグリッパストリップあるい
は複数のケーブルグリッパストリップのうちの少なくとも1つを支持、好ましく
は保持する支持部材をさらに備えている。上記支持部材は、少なくとも1つの開
口を有し、使用時にはこの開口の中で上記1つのケーブルグリッパストリップ、
または複数のケーブルグリッパストリップのうちの少なくとも1つが支持され、
好ましくは保持される。上記支持部材の上記1つの開口、あるいは複数の開口の
うちの少なくとも1つは、好ましくは、横断凹部を備える。
本発明の第2の側面によると、
(a)使用時にケーブルスプライスの回りで閉じられるケーシングと、
(b)使用時に上記ケーシング内に入り込んでいるケーブルが貫通すると共に
使用時に少なくとも一部が上記ケーシングの内側に位置している少なくとも1つ
の横断凹部を有する少なくとも1つの支持部材と、
(c)使用時に上記支持部材の上記1つの横断凹部または複数の横断凹部の少
なくとも1つに配置される少なくとも1つのケーブルグリッパとを備えて、
使用時に、上記ケーシングを閉じることによって、上記1つまたは各々のケー
ブルグリッパを上記ケーブルに向けて押しつけ、これにより上記ケーブルグリッ
パにケーブルを把持させることを特徴とするケーブルスプライスクロージャが提
供される。
本発明の上記第2の側面には、上記ケーシングをケーブルスプライスの回りに
閉じることが自動的に上記各ケーブルグリッパを、凹部(上記ケーブルグリッパ
はこの凹部に置かれている)を通過してケーシング内にまで延びているケーブル
に対して押し付けることになり、これによって、上記ケーブルグリッパにケーブ
ルを把持させるので、ケーブルが把持されるための別個の作業(例えば、クラン
プを1つまたは複数のケーブルに締め付ける等)を行うことは普通は必要ではな
いという利点がある。これは例えばWO93/26070およびEP0538008に開示されてい
るクロージャと対照的である。そのクロージャでは、そのような別個のケーブル
締め付け作業が通常必要である。また、本発明には、ケーシングがケーブルスプ
ライスの回りに閉じられるまではケーブルは通常把持されないため、据え付け技
師がケーシングを閉じる前にケーブルグリッパをケーブルの正しい位置に固定す
る必要性を通常回避できるという利点もある。上記ケーブルグリッパは、ケーシ
ングが閉じられるときに、ケーブル上の正しい位置に配置され、このケーシング
を閉じるのと同時にこのケーブルを自動的に把持することになる。これに対して
、例えばWO93/26070およびEP0538008に開示された既知のクロージャでは、据え
付け技師は通常、ケーシングをケーブルスプライスの回りに閉じる前にケーブル
グリッパ(ホースクランプ)をケーブルの正しい位置にしっかりと固定する必要
がある。
また、本発明の上記第2の側面は、少なくとも1つの横断凹部(好ましくは複
数の横断凹部)を有し、使用時にその横断凹部にケーブルが通されると共に少な
くとも1つのケーブルグリッパが設置されるので、ケーシング内に入り込んでい
るケーブルを、実質的に互いに独立してまとめる(すなわち、配列して、好まし
くは把持する)ことができるという、US4387268のスリーブにない利点がある。
このUS4387268のスリーブの場合には、2本のケーブルをこのスリーブの一端に
収容する必要があるとき、両ケーブルを同じあご部材の間に固定しなければなら
ない。したがって、ケーブルを1本取り除くあるいは加える必要がある場合に、
他のケーブルの固定は必然的に妨害されねばならない。これに対して、本発明の
第2の側面であるケーブルスプライスクロージャは、通常、各ケーブル(あるい
は、所望すれば各ケーブル群)が、その他のケーブル(あるいはケーブル群)を
(少なくともかなりの程度)妨害する必要なく、アクセスされることを可能にす
る。また、本発明は、その最も広い意味において、2本、3本、4本、あるいは
もっと多くのケーブルが、好ましいことに実質的に互いに独立して収容されるこ
とを可能にすることにも、気が付かれねばならない。
上記ケーブルグリッパは、ケーシングを閉じることにより、ケーシングの中に
入り込んでいる1またはそれ以上のケーブルの方へ動かされることによって、同
ケーブルに対して自動的に押し付けられる。例えば、上記ケーブルグリッパは、
上記凹部の中をスライド可能あるいは他の方法で移動可能でケーシングが閉じら
れたときに上記支持部材内のそれぞれの横断凹部内を内側へ向けて自動的に動か
される部分を少なくとも1つ備えることができる。付加的に、あるいは、択一的
に、上記ケーブルグリッパを使用中のケーシング内に入り込んでいる1以上のケ
ーブルに自動的に押し付けることは、好ましくは、ケーブルグリッパが上記ケー
ブルの回りで、少なくとも部分的に、好ましくは全体的に収縮することを含んで
いる。上記ケーブルグリッパは、使用時上記ケーシングに入り込んでいる1以上
のケーブルに(少なくとも部分的に)巻回されるストリップからなるのが都合が
よく、このストリップは、好ましいことに、ケーブルの回りに締まることにより
このケーブルを把持する。上記1つまたは各々のケーブルグリッパがケーブルに
巻回されて圧縮されたときに長さが減少することができ、このような長さの減少
の結果として、ケーブルの回りに収縮することによってケーブルの回りに締まる
のが特に好ましい。このような形態のケーブルグリッパは、構成が単純で、使用
が簡単であるという利点がある。ケーブルグリッパの好ましい実施形態を、以下
に詳述する。
本発明の第3の側面は、このようなストリップの形態のケーブルグリッパを1
またはそれ以上利用している。本発明のこの第3の側面によれば、
(a)使用時ケーブルスプライスの回りに閉じられるケーシングと、
(b)使用時に上記ケーシング内に入り込んでいるケーブルが通り抜ける少な
くとも1つの横断凹部を有する少なくとも1つの支持部材と、
(c)上記支持部材の上記1つの横断凹部または複数の横断凹部の少なくとも
1つに配置される少なくとも1つのケーブルグリッパとを備え、
上記1つまたは各々のケーブルグリッパは、ケーブルに巻回されて圧縮された
ときに長さが減少してケーブルの回りに収縮することのできるストリップを備え
、使用時上記凹部を通って上記ケーシング内に入り込んでいるケーブルが、上記
凹部内に位置するケーブルグリッパの収縮によって把持されることを特徴とする
ケーブルスプライスクロージャが提供される。
本発明のこの第3の側面のケーブルスプライスクロージャは、上述した特に単
純で効果的な好ましい形態のケーブルグリッパを備えている。好ましいことに、
本発明の第1および第2の側面に係るケーブルスプライスクロージャの場合のよ
うに、上記ケーシングを閉じることが自動的に、上記ケーブルグリッパを、ケー
シング内にまで延びているケーブルに押し付けることになり、これによって、上
記ケーブルグリッパにケーブルを把持させるのである。
本発明の第4の側面は、
(a)使用時に中を通り抜けるケーブルに対して実質的に横断方向にある凹部
を少なくとも1つ有する少なくとも1つの支持部材と、
(b)上記支持部材の上記1つの凹部または複数の凹部のうちの少なくとも1
つに、好ましくは保持されて、位置する少なくとも1つのケーブルグリッパとを
備えて、
上記1つまたは各々のケーブルグリッパは、ケーブルに巻回されて圧縮された
ときに長さが減少してケーブルの回りに収縮することのできるストリップを備え
、使用時上記凹部を通って延びるケーブルが、上記凹部内に位置している上記ケ
ーブルグリッパの収縮によって把持されることを特徴とするケーブルを把持する
ための装置を提供する。この装置は、ケーブルスプライスクロージャにおいて、
上記1つまたは複数のケーブルをこのクロージャのケーシングあるいは他の部分
(たとえば、1またはそれ以上の連結バー)に固定するために利用することができ
る。
本明細書に記載の本発明の好ましい実施形態は、本発明の上記第1、第2、第
3および/あるいは第4の側面に存在している。
都合のよいのは、上記1つまたは各々のケーブルグリッパが、このケーブルグ
リッパの位置している支持部材(存在する場合)の凹部内に保持されて、上記支
持部材に対するこのケーブルグリッパの長手方向の動きが実質的に防止されるの
が好ましい。そしてこのケーブルグリッパが上記ケーシングに入り込んでいるケ
ーブルを把持するとき、このケーブルは結果的に支持部材に対して固定される。
この中で使用されている用語「長手方向」および「横断」は、ケーブルがケー
シング内に入って来たときに延びている方向、あるいは、本発明の第4の側面に
ついては、ケーブルが上記装置内を通って延びる方向に関連した方向のことを言
っている。「長手方向」とは、概してケーブルの延びる方向を意味し、「横断」
とはケーブルの延びる方向に対して横断する(好ましくは、略直角に)方向であ
ることを意味している。
支持部材を含んでいる本発明の好ましい実施形態においては、使用時、ケーシ
ングを閉じる(直)前には、上記1つまたは各々のケーブルグリッパの一部が、
このケーブルグリッパが入っている凹部から突出しており、このケーシングを(
支持部材の回りに)閉じることによって、ケーブルグリッパの突出している部分
の少なくとも幾らかをこの凹部の中に自動的に押し込んで、このケーブルグリッ
パを、凹部の中を延びているケーブルに押し付ける。「突出している」というの
は、ケーブルグリッパの一部が、上記支持部材の横断外面(transverse periphe
ry)における上記凹部の2つの側面の間に延びる想像線を超えて張り出している
ことを意味しており、上記想像線は上記支持部材の外面の形状を、上記凹部の口
を横切っ
て延長させる。たとえば、もし、普通よくあるように、支持部材が略凸(たとえ
ば、略丸い、好ましくは略円形)の横断外面を有するならば、上記想像線は通常
はこの支持部材の外面の凸形状を凹部の口を横切って延ばすであろう。
追加的、あるいは、択一的に、上記ケーシングの一部(それはケーシングと一
体であってもよいし、あるいは単に付着されているだけでもよい)は、このケー
シングが使用時に閉じられるときに、上記支持部材における上記1つまたは各々
の凹部の中に突き出ていてもよく、このケーシングを閉じることによって、上記
ケーブルグリッパを上記凹部の中に自動的にさらに押し込んで、このケーブルグ
リッパを、その凹部の中を延びているケーブルに押し付ける。
上記ケーブルスプライスクロージャのケーシングは、たとえば、金属(たとえ
ばアルミニウム)および/またはプラスチック材料(たとえばポリプロピレンあ
るいはポリエチレン、特に超高分子量のポリエチレン)から形成できる。このケ
ーシングがプラスチック材料から作られるときには、成形、たとえばブロー成形
でき、都合がよい。
本発明の好ましい実施形態においては、上記ケーシングはその長さ方向に沿っ
て開かれて、接合されたケーブルのケーシングへの所謂横入れ(side-entry)を可
能にする。ケーシングは、所謂ラップアラウンド(重ね巻)形状(この用語はハ
ーフシェル様あるいはマルチシェル様の構造、およびほぼ2枚貝のシェル様の構
造の使用を含んで入る)のもので、たとえば、長手方向のスプリットをもってお
り、このスプリットは、開かれて接合ケーブルの横入れを許容した後、閉じられ
てこの接合ケーブルをケーシング内に封じ込む。さらに好ましくは、このケーシ
ングは2つまたはそれ以上の分離可能な部分を備えており、これらの部分が分離
されて接合ケーブルをケーシング内に挿入させた後、組み立て直されてケーシン
グを閉じる。ケーシングの特に好ましい形態は、(接合されたケーブルに対して
)長手方向に分離可能な2つのハーフシェルを備えている。このケーシングの対
向エッジは、適宜な手段、たとえば、1またはそれ以上のボルトあるいはネジ等
、および/または、1またはそれ以上の留め金等、および/あるいは、ケーシン
グの長さの少なくとも一部に沿って延びる1以上の細長い締結部材(たとえば、
ケーシングの1以上の協働部分を貫通する1以上のロッドあるいは同様の部材、
あるいは、ケーシングの1以上のレールあるいはフランジの回りの1以上の溝部
材)、によって締め付けられて合わせられる。
本発明の好ましい実施形態によれば、上記ケーブルグリッパストリップは1以
上、好ましくは複数の折り畳み可能な部分を備えており、したがって、このスト
リップは、これらの折り畳み可能な部分のうち1つ以上を折り畳むことによって
短くなり得る。折り畳み可能な部分は種々ある機構のうちのいかなるものによっ
ても折り畳める。たとえば、入れ子によってである。しかし、好ましくは、上記
折り畳み可能な部分は、変形することにより、例えば、押し潰される、つまりぺ
ちゃんこにされることにより、あるいは、ひだ折りされることにより、あるいは
座屈により、折り畳める。好ましくは、このような変形は、ストリップの巻かれ
たケーブルが延びている(長手)方向に概してあるいは実質的に平行な方向に生
じ、ストリップの残りの部分に対して内側そして/または外側、好ましくは外側
に向けられることができる。これは、ストリップの巻の間にギャップ(少なくと
も著しいギャップ)を形成させないという利点がある。そうでない場合には、上
記ギャップからシール材が逃げていくことができるかもしれない(このケーブル
グリッパは、後述するように、シール材の保持に寄与できる)。好ましくは、上
記折り畳み可能な部分は、ケーブルグリッパストリップの比較的弱い部分からな
る。より好ましくは、上記折り畳み可能な部分は、実質的に折り畳み不可能な部
分の間に延びる1以上のウェブ、例えば、座屈やひだ折り等によって変形できる
比較的薄い部分、を備えている。
上記ケーブルグリッパストリップのケーブルの回りへの締め付けの幾らかは、
少なくとも幾つかの実施形態において、ストリップを追加的に巻き付けることに
よって生じる。つまり、ストリップの巻(コイル)は互いに滑り合うことにより
きっちりと締まる。
好ましくは、ケーブルに巻かれ圧縮されるときのストリップの長さの減少は、
実質的にこのストリップの全長にわたって、たとえば、ストリップの長さ方向に
分布する複数の別個の位置に、分散している。たとえば、ケーブルグリッパスト
リップは、その長さの少なくとも一部、好ましくは全体にわたって、複数の折り
畳み可能な部分と実質的に折り畳み不可能な部分とを交互に備えている。このこ
とは、ストリップの長さ方向の一様な折り畳み可能性(collapsibility)を提供し
、したがって、ストリップが比較的あるいは実質的に一様にケーブルの回りに縮
むことができるという利点を有する。
ケーブルグリッパストリップの上記折り畳み可能な部分(存在する場合)は、
このケーブルグリッパストリップがケーブルに巻回されることを可能にするため
の柔軟性を提供する。上記実質的に折り畳み不可能な部分は、例えば、比較的あ
るいは相当剛である。この剛性は、ストリップの上記実質的に折り畳み不可能な
部分がケーブルをしっかりと把持するのを可能にするという利点を有することが
できる。したがって、ケーブルグリッパストリップは、その長さ方向の少なくと
も一部に、複数の実質的に柔軟性のない部分と柔軟性のある部分とを交互に備え
るのが都合がよい。
本発明の特に好ましい実施形態によれば、上記ケーブルグリッパストリップは
、ケーブルに巻回されるときに連続する巻が互いに重なり合って、これらの巻が
互いに対してケーブル上を螺旋状に移動するのを防止するような形状を有する。
これは、少なくとも2つの重要な利点を提供する。第1に、それは、ケーブルグ
リッパストリップがケーブルに巻回されるときにケーブルに作用する軸方向の力
に抗する強度をこのケーブルグリッパストリップに提供する。つまり、それは、
そのような軸方向の力の作用のもとでストリップがケーブル上を入れ子式に順々
にすべり出て行くのを防止できる。したがって、ケーブルへのストリップの把持
は通常維持できる。第2に、それは、ストリップの巻が図らずも(例えばケーブ
ルへの軸方向の力あるいは何か別の理由により)互いに対してずれるのを防止で
きる。そうでない場合には、シール材を保持するというストリップの能力は危う
くなるかもしれない。ケーブルグリッパストリップは、例えば、使用時巻回され
たときに互いに係合することのできる複数の突出部と凹部とを有することができ
る。より好ましくは、ケーブルグリッパストリップの上記実質的に折り畳み不可
能な部分(これがある場合)は、その片面に1以上の突出部を有すると共に、こ
れと協
同する1以上の凹部を反対側の面に有して、例えば、このストリップがケーブル
に巻かれると、ある折り畳み不可能な部分の突出部が、重なり合った別の折り畳
み不可能な部分の凹部に嵌まり込む。
好ましくは、上記ケーブルグリッパストリップは、このストリップが巻かれて
いる1以上のケーブルへの把持を強めるように、片面に複数の突起を有する。こ
れらの突起は、上述したような協同凹部に嵌まり込む突起からなるのが都合がよ
い。好ましくは、これらの突起は、上記折り畳み不可能な部分のみに設けられる
。上記突起は、例えば、ケーブルの一部を貫通してもよいし、あるいは、ケーブ
ルに単に押し付けられるだけでもよい。
好ましくは、上記ケーブルグリッパはプラスチック材料、たとえば、ポリエチ
レン、特に超高分子量のポリエチレン、あるいはポリプロピレン、から作られて
いる。これに加えて、あるいは、これに代えて、少なくとも幾つかの実施の形態
において、他の材料、たとえば金属(特に鋼あるいはアルミニウム)、を用いて
もよい。
上記支持部材は、実質的に剛であるのが好ましい。好ましくは、上記支持部材
はプラスチック材料、たとえば、ポリエチレン、特に超高分子量のポリエチレン
、あるいはポリプロピレン、から作られている。これに加えて、あるいは、これ
に代えて、少なくとも幾つかの実施の形態において、他の材料、たとえば金属(
特に鋼あるいはアルミニウム)、を用いてもよい。
上記支持部材は、好ましくは、複数の横断凹部を有する。これらの凹部は、都
合のよいことに、スプライスクロージャ用のケーシング内に入り込んでいる複数
のケーブルをまとめる働きをする。各凹部は、使用時、ケーシングに入り込んで
いるたった1本のケーブルを収容するのが好ましいが、幾つかの実施の形態にお
いては、これらの凹部の1以上のものは複数のケーブルを収容してもよい。同様
に、上記凹部は、使用時、1つのケーブルグリッパだけを収容するのが好ましい
が、幾つかの実施の形態においては、複数のケーブルグリッパを上記凹部のうち
1以上のものに設置してもよい。凹部にケーブルが通っていない場合には、この
凹部は凹部を塞ぐするためのプラグを収容するのが好ましい。このプラグはシー
ル材(たとえば、上述したような好ましいシール材)を含んでいるのが都合がよ
い。
本発明の最も広い側面においては、上記支持部材の上記凹部は、普通は、この
支持部材の中を横断方向(好ましくは略半径方向)に、そして好ましくは支持部
材の横断方向の外面から離れたところにある空間を備える。上記凹部は、スロッ
トの形態が有利である。上記支持部材は、たとえば、1以上の凹部(たとえばス
ロット)が設けられたフレームを備えることができる。しかしながら、好ましく
は、上記支持部材は、1以上の凹部(スロット)が設けられた(横断方向の)プ
レートの形態を取る。
好ましくは、上記凹部は、使用時この凹部の中に位置するケーブルグリッパと
協同することのできる内部形状(プロファイル)を有しており、このケーブルグ
リッパが支持部材に対して長手方向に動くのを実質上防止する。たとえば、その
内部形状は、上記ケーブルグリッパの1以上の突起および/あるいは凹部とそれ
ぞれ協働する(例えばかみ合う)1以上の横断溝および/または横断リッジを備
えることができる。
上記支持部材はモジュール式になっていて、組み立てられた複数の部分を備え
ているのが都合がよい。好ましくは、少なくとも1つの支持部材部分が、上記支
持部材の少なくとも1つの横断凹部を提供する。さらに好ましくは、各支持部材
部分は、少なくとも1つの横断凹部を提供するか、あるいは、全く横断凹部を提
供しないかのいずれかであり、これらの支持部材部分は、所望の数および/ある
いは所望の配置の横断凹部を提供するために選択される。
上記支持部材は、1セットの部分から形成されるのが都合がよい。好ましくは
、このセットは複数の部分を備え、これらの部品のうちの1以上の部分は、1以
上のケーブル挿入口の少なくとも一部を持っており、また、上記複数の部分のう
ちの1以上の部分は、ケーブル挿入口(例えば横断凹部)もケーブル挿入口(例
えば横断凹部)の一部も持っていない。
好ましくは、上記部分の幾つかが上記セットから選ばれ、所望の数および/ま
たは所望の配置のケーブル挿入口(例えば横断凹部)を有する支持部材モジュー
ルがこれら選ばれた部分から組み立てられる。さらに好ましくは、上記ケーブル
挿入口(例えば横断凹部)は1つの部分に形成されている。都合よくは、上記支
持部材は少なくとも2つのプレートを備え、これらプレートの間には少なくとも
使用時にシール材があり、また、各支持部材部分が上記プレートのうちの一方の
一部を備えている。少なくとも、上記横断凹部を提供しない支持部材部分は、使
用時、支持部材の上記プレートの間にシール材を保持するのに貢献する。
各支持部材部分は、好ましくは、1以上の係合する突出部と開口とによって、
別の支持部材部分に直接くっつけられるのが都合がよい。
好ましくは、本発明のすべての側面に係るケーブルスプライスクロージャある
いはケーブルグリップ装置は、たとえば、スプライスクロージャ用ケーシングに
入り込んでいるケーブルの回りあるいはケーブルグリップ装置の中を通って延び
ているケーブルの回りに環境シールを形成するために、シール材を含んでいる。
好都合なことに、上記支持部材は、たとえばこの支持部材の隣にあるシール材の
保持に少なくとも貢献することができる。また、さらに好都合なことには、上記
支持部材が少なくとも2つのプレートを備え、これらのプレートの間に、少なく
とも使用時にシール材が置かれてもよい。
上記シール材は、使用時に加圧されるのが好ましい。例えば、ケーブルスプラ
イスクロージャのケーシングが閉められるとき、このケーシングが閉まることに
より、シール材は圧力下に置かれる。これに加えて、あるいは、これに代えて、
上記シール材を圧力下に置く何らかの他の加圧手段があってもよい。例えば、幾
つかの実施形態においては、上記支持部材の上記板が、それらのプレートの間に
あるシール材を加圧するために、相対的に互いの方へと動かされる。これは、上
記プレートの間に延在する1以上のネジあるいはボルトあるいは他の部材によっ
て都合よく達成される。
本発明に使用されるシール材は、どのようなシール材でも適当なものを備える
ことができる。シール材の1つの好ましい形態は、マスチックで、高い圧縮永久
歪と最小クリープ特性を有するものが最も好ましい。マスチックは好ましくは、
1以上の実質的に非結晶質の材料、たとえば、瀝青(ビチューメン)材料、エラ
ストマー材料、および/あるいは熱可塑性ポリマーを備えている。マスチックは
、1以上の充填材あるいは他の添加剤を含有していてもよい。本発明のシール材
として普通に使用することのできるマスチックの例は、米国特許3243211
号、3297819号、3396460号および4206786号に開示されて
いる。これらの特許のそれぞれの開示全体はこの明細書内に援用によって組み込
まれている。マスチックの有利な特性は、シールの形成中には通常変形可能であ
ると共に容易に流動できるが、ある時間の後は、通常は安定して、高い機械的強
度を持つことである。好ましくは、マスチックは、軟化点が約130℃(ASTM E2
8に従っての測定時)であり、23℃での回転ドラム剥離テスト(テストQAPK 027
による)を受けたときに、好ましくは剥離強度が約130N/25mmを有する
。好ましいマスチックは剪断強度(ISO 04587に従ってのテスト時)が160Nよ
りも大きく、好ましくは250Nよりも大きい。本発明にとって好ましいマスチ
ックは、高い、普通は100%の圧縮永久歪を有する。
上記シール材は、追加的にあるいは代替的に、ゲルを備えてもよい。ゲルは、
例えば、シリコンゲル、尿素ゲル、ウレタンゲル、熱可塑性ゲル、あるいは如何
なる適当なゲルあるいはゲロイド(gelloid)シール材を備えてもよい。好まし
いゲルは、油展ポリマーコンパウンドを備えている。好ましくは、上記ゲルは、
スティーブンス−ボランド・テクスチャー・アナライザ(Stevens-Volland Textu
re Analyser)を用いて決定したときの室温での硬度が45gよりも大きく、特に
50gよりも大きく、とりわけ55gよりも大きくて、たとえば、55gと60
gの間である。また、それは、好ましくは、12%よりも小さい、特には10%
よりも小さい、そしてとりわけ8%よりも小さい応力緩和を有する。室温での極
限伸びは、ASTM D638に従って決定すると、好ましくは、100%よりも大きく
、より好ましくは600%よりも大きく、特に1000%よりも大きく、とりわ
け1400%よりも大きい。100%歪みにおける引張弾性率は、好ましくは、
少なくとも1.8MPaで、より好ましくは、少なくとも2.2MPaである。概
して、圧縮永久歪は35%よりも低く、特に25%よりも低い。好ましくは、ゲ
ルは、ASTM D217によって測定した円錐針入度(cone penetration)が少なくとも
50(10-1mm)で、より好ましくは、少なくとも100(10-1mm)、さ
らに好ましくは、少なくとも200(10-1mm)であって、かつ、好ましくは
400(10-1mm)以下、特に350(10-1mm)以下である。上記ゲルの
ポリマーコンパウンドは、たとえば、エラストマー、あるいは、比較的硬いブロ
ックと比較的エラストマー弾性を有するブロックとを有するブロック共重合体を
備えている。このような共重合体の例は、たとえば国際出願公開番号WO88/
00603に開示されているように、スチレン−ブタジエンまたはスチレン−イ
ソプレンのジ(2)ブロックまたはトリ(3)ブロック共重合体を含んでいる。
しかし、上記ポリマーコンパウンドは、たとえば、日本のクラレから商標名「セ
プトン(Septon)」で販売されているような、1以上のスチレン−エチレン−プロ
ピレン−スチレンのブロック共重合体を含むのが好ましい。ゲルに使用されてい
るエキステンダー液は、好ましくは油を含む。油は、炭化水素油、たとえばパラ
フィン系あるいはナフテン系石油、合成油、たとえばポリブテンあるいはポリプ
ロペン油、およびそれらの混合物である。好ましい油は、非芳香族パラフィン油
とナフテン系炭化水素油の混合物である。上記ゲルは添加剤、たとえば、水分脱
除剤(例えば塩化ベンゾイル)、酸化防止剤、色素、殺かび剤等の添加剤を含ん
でいてもよい。
使用し得る他のシール材は、エラストマー材料、たとえば天然あるいは合成ゴ
ム、接着剤、特に感圧接着剤、あるいはグリース、たとえばシリコングリースを
含んでいる。
本発明の幾つかの実施形態において、上記シール材は、上記支持部材と実質的
に同じ横断方向の断面形状を有するか、あるいは、ケーブルが通される1以上の
予め形成された横断凹部を少なくとも有する。他の実施形態においては、ケーブ
ルはただシール材に押し込まれて、この時に上記凹部が形成される。
本発明によるケーブルスプライスクロージャは、好ましくは、上記支持部材と
ケーブルグリッパの一方あるいは両方をケーシングに対して固定する手段を含む
。この固定手段は、好ましくは、上記ケーシングの少なくとも内側に、プロファ
イリングを備え、このプロファイリングが、上記1つ又は複数のうちの少なくと
も
1つの支持部材とケーブルグリッパの両方あるいは片方と協働して、使用時上記
ケーシングが閉じられたときにこの支持部材をこのケーシングに対して固定する
。上記プロファイリングは、たとえば、1以上の横断溝および/あるいは横断リ
ッジを備えてもよい。
添付の図面を参照の上、本発明を例により説明する。図面中、
図1(a〜e)は、スプライスの周りに取り付けられた本発明のケーブルスプ
ライスクロージャを示している。
図2〜4は、本発明のケーブルスプライスクロージャに用いられたケーブルグ
リッパストリップの三つの型式を示している。
図5は、本発明の好ましいケーブルスプライスクロージャの部分詳細断面を示
している。
図6(a〜e)は、スプライスの周りに取り付けられた本発明のケーブルスプ
ライスクロージャの他の型式を示している。
図7(a〜f)は、スプライスの周りに取り付けられた本発明のケーブルスプ
ライスクロージャのさらに他の型式を示している。
図8(a〜c)は、本発明の好ましいケーブルスプライスクロージャのモジュ
ール形支持部材のいくつかの部分図である。
図9(a〜c)は、図8に示される部分からなるモジュール形支持部材の可能
な構成のうちの三つを示している。
図1aは、ケーブル23(例えば、電気通信ケーブルあるいは電気ケーブル)
の間のスプライス21を示す。図1bおよび1cにおいて、本発明のケーブルス
プライスクロージャの二つの端部がケーブル23上に配置されており、上記スプ
ライス21の各末端に一つの端部が位置している。各端部は、ケーブル23の周
りに巻かれたストリップ形式の一対のケーブルグリッパ25と、図1cに示すよ
うに、これらのケーブルグリッパストリップ25の間に配設されたシール材27
とを有している。上記シール材27は、例えばケーブル23の周りに巻かれるテ
ープあるいはストリップの形態をとっていてもよい。
図1dにおいて、二つのハーフシェルの形でのケーシング29がスプライス2
1と上記端部(ケーブルグリッパストリップ25とシール材27とを含む)の周
りで閉じられようとしている様子が示されている。上記ケーシング29の内部は
横断方向の溝および/あるいはリッジの形式をとったプロファイリング31を有
し、このケーシングが閉じられると、この溝および/あるいはリッジと上記巻か
れたケーブルグリッパストリップ25が協働(すなわち、インターロック)して
、ケーブルグリッパストリップ25をケーシング29に固定する。図1eにおい
て、上記ケーシング29はスプライス21とケーブルグリッパストリップ25と
シール材27の周りで閉じられている。上記ケーシング29は、二つのハーフシ
ェルを合わせて、そのハーフシェルの長手方向の縁部を、例えばボルトやねじ、
あるいは他の締結手段により固定することによって閉じられている。上記ケーシ
ング29をスプライスの周りに閉じたことにより、上記ケーブルグリッパストリ
ップ25の間のシール材27に圧力が加わり(封止効率を高めながら)、また自
動的に各ケーブルグリッパストリップ25がケーブル23の周りに固く締まって
、これによってケーブルをグリップする。各ケーブルグリッパストリップ25は
、ケーブルの周りに巻かれて圧縮されると長さが短くなるように形成されており
、ケーシングを閉じたことにより、ケーブル23の周りの各ストリップを圧縮し
たため、長さが短くなった結果としてストリップがケーブルの周りで収縮してい
る。
ケーブルグリッパストリップの三つの形態が図2〜4に詳細に示されている。
図2aと2bは、ケーブルグリッパストリップの第1デザインの両側面を示して
いる。上記ストリップは、その長さの少なくとも一部に沿って複数の折りたたみ
可能な部分と折りたたみ不可能な部分とを交互に有している。これらの図では、
たった一つの折りたたみ可能な部分1と一つの折りたたみ不可能な部分3とが示
されている。上記折りたたみ可能な部分1は、ストリップの縁部において二つの
折りたたみ不可能な部分の間に伸びる二つのウエブ5を有する。上記ウエブ5は
、例えば、矢印の方向にストリップの残りの部分に対して好ましくは外側あるい
は内側に、座屈させたり、折りたたんだりあるいは圧潰することにより、変形す
ることができる。したがって、この変形は、ストリップの隣接する巻きの間にシ
ール材が出ていくような隙間が実質的に全く形成されることのないように、使用
中
にストリップが巻かれているケーブルの延びる軸方向に概略あるいは実質的に平
行な方向であることが好ましい。
図2aと2bのストリップは、使用中にストリップがケーブル等の周りに巻か
れている場合、隣接する巻きの対応する凹部9と突出部7に係合することができ
る突出部7と凹部9とを有している。既に述べたように、これはストリップの巻
きの偶発的な互いに対する軸方向の移動を実質的に防ぐという利点がある。突出
部の中には、ケーブルに巻かれているストリップがこのケーブルをグリップつま
り把持するのを有利に助けるものもある。
図3および4に示されるケーブルグリッパストリップは、凹部と突出部のデザ
インが異なっていることを除いては、図2に示されているものと同様である。図
3aと3bは、ストリップの一デザインの両側面を示しており、図4aと4bは
、ストリップの別のデザインの両側面を示している。しかし、これらのストリッ
プはそれぞれ、折りたたみ可能な部分1と折りたたみ不可能な部分3とを交互に
有している。図3および4に示されたストリップのデザインは両方共、先細りに
なった折りたたみ不可能な部分11を有している。この先細りになった折りたた
み不可能な部分11は、ストリップが巻かれた際にストリップの内側あるいは外
側どちらかの端部を平滑にするために上記ストリップの端(図3のストリップは
点線部分で切断される)に置かれることを意図したものである。図4bは、ケー
ブルをグリップするためのストリップの一側面上の複数のグリップ用突出部13
を示している。
図5は、本発明の好ましいケーブルスプライスクロージャの端部の断面詳細図
である。ケーシング29は、スプライス(図示せず)と上記ケーシング内に延び
るケーブル23の回りで閉じられている。一対のケーブルグリッパストリップ2
5は、上記ケーブル23の回りに巻き付けられていて、上記ケーシング29を閉
めたときに自動的に上記ケーブルの回りに圧縮されたものである。上記ケーブル
グリッパストリップ25の巻き付きは、明瞭になるよう、一つ置きに濃淡で示さ
れている。これら巻き付けられたケーブルグリッパストリップ25(これらは、
上記ケーシングの内壁の凹部に配置され、それによって、上記ケーシングに固定
される)の間には、シール材27(例えば、ゲル)がある。上記2つのケーブル
グリッパストリップの間にはまた、ウェブ等を備えた接続部材33が延びている
。好ましくは、シール材27は、上記ケーブルグリッパストリップ25がケーブ
ル23の回りに巻き付けられるのと同時に上記ケーブルの回りに巻き付けられた
ストリップの形をしている。
図6および図7は、ケーブル23間のスプライス21回りに設置された本発明
のケーブルスプライスクロージャの他の2つの形態を示す。各ケースとも、スプ
ライスはいわゆる“ワン-イン,ツー-アウト”スプライス、すなわち、スプライ
ス中で1本のケーブルが2本のケーブルに枝分かれしているものである。図6b
および図6cでは、好ましくは実質的に上述の図2から図5に示されたようなケ
ーブルグリッパストリップが、各ケーブル23の回りに巻き付けられている。図
6cでは、ケーブルスプライスクロージャの端部35は、スプライスの各端に位
置している。各端部35は、2枚のプレート37の形の支持部材を備え、これら
プレートの間にはシール材27がある。各支持部材プレート(好ましくは実質的
に堅いもの)は、略環状プレートがスロット形の4つの横断凹部39を有すると
いう事実に起因して、略十字形をしている。ケーブル23回りに巻き付けられた
各ケーブルグリッパストリップ25は、それぞれの横断凹部39に挿入され、好
ましくは、上記横断凹部内の協同リッジおよび溝とかみ合ったストリップ上の突
出部および凹部によって、上記横断凹部に保持される。また、ケーブルグリッパ
ストリップ25を横断凹部に挿入することにより、ケーブル23が上記横断凹部
を貫通する。
図6のクロージャにおいて、支持部材プレート37の間のシール材27は、ケ
ーブル23を収容するため、予備成形された対応凹部を有している。図7のクロ
ージャにおいて、シール材27は、図7dおよび7eに示すように、そのような
予備成形された横断凹部を有していない。図7cに示すように、各対の支持部材
プレート37は、シール材27が上記プレートの間に挿入される前に、(ケーブ
ルグリッパストリップ25が横断凹部39に挿入されて、ケーブル23が上記横
断凹部を貫通するように)ケーブル23に取りつけられる。シール材27は、例
えば、ケーブルの回りにストリップとして巻き付けてもよく、あるいは、支持部
材プレート37の間にブロック(堅い必要はなく、好ましくは堅くないもの)等
として配置してもよい。シール材27がブロック等の形の場合、ケーブルを押し
込むことができるようにスリット等を好適に有してもよい。シール材27は、ど
のような形態であろうと、クロージャの個々のデザインおよび/あるいは設置の
個々の情況に応じて、支持部材の設置と同時、あるいは支持部材の設置の前ある
いは後に、ケーブルの回りに設置できる。
図6dおよび図7eにおいて、ケーシング29の2つのハーフシェルは、スプ
ライス21と端部35の回りで閉じられようとしている。図6dに示されるクロ
ージャの端部35のケーブルを収容していない横断凹部内には、これら空の凹部
を封鎖するために設けられたプラグ41がある。上記プラグ41は、各端部の全
周面が上記ケーシング29の内側表面と封止を形成するのを確実にするために、
シール材を含んでもよい。付加的に、あるいは、択一的に、上記ケーシング29
の内側表面にシール材27を設けてもよい。図7のクロージャでは、シール材2
7が凹部39を封鎖するので、プラグを必要としない。
図6eおよび図7eにおいて、例えば図1に示されたクロージャと同様に、2
つのハーフシェルを寄せ合せ、上記ハーフシェルの長手方向の縁を締付けること
によって、ケーシング29は閉じられている。スプライスの回りにケーシング2
9を閉じたことにより、支持部材プレート37の間のシール材27に圧力がかか
っている。付加的に、あるいは択一的に、例えば、上記プレート間に延伸する1
以上のねじ、ボルトあるいはその他の接続部材(図示せず)を用いて、各対の支
持部材プレート37を相対的に接近させることによって、シール材27に圧力を
かけることもできる。また、ケーシング29を閉じたことにより、支持部材の各
横断凹部に置かれた各ケーブルグリッパストリップ25は、横断凹部を貫通し、
このストリップが巻き付けられているケーブル23の回りに固く締めつけられて
いる。上記ケーブルグリッパストリップ25がこのようにしてケーブル回りに固
く締めつけられているのは、各ストリップの一部がそのストリップが置かれてい
る横断凹部から突出していて、ケーシングを閉めたことにより自動的に、各スト
リッ
プを上記凹部内のそれぞれのケーブルの回りに圧縮させて、上記ストリップを上
記ケーブル回りに接触させて固く締めつけているからである。
図1のクロージャと同様、ケーシング29の内側表面は、好ましくは、支持部
材37をケーシング29に固定するために上記支持部材と好ましくは協同する(
例えばかみ合う)プロファイリング31を有する。
図7cは、支持部材37の一部を備えたパーツ43を含む。図7cのパーツ4
3の図は、本発明のいくつかの好ましいケーブルスプライスクロージャの支持部
材37は、組み立てられた複数の部品(例えばパーツ43)を備えたモジュール
でもよいことを示している。
図8および図9は、本発明のモジュール式支持部材37の特に好ましい形態を
示す。各支持部材37は、例えば、1以上(好ましくは少なくとも4つ)のパーツ
A(図8a,図8b)と1以上(好ましくは少なくとも3つか4つ)のパーツB
(図8b,図8c)を備えた一式の部品で好適に形成されていてもよい。各パー
ツAは横断凹部39を有し、各パーツBは横断凹部を有していない。所望の数お
よび/あるいは配置の横断凹部39(ケーブル23を何本収容する必要があるか
、および、上記ケーブルをどのように配設するかによる)を有するモジュール式
支持部材を組み立てるために、パーツ43(パーツAおよび/あるいはB)の幾
つかを上記部品一式から選択して互いに接続してもよい。
図8に示される実施例において、各パーツ43は、各接続面48上にピン45
と穴47を有し、1つのパーツ43のピン45が他のパーツ43の穴47に挿入
されるようにこれら2つのパーツの接続面48を寄せ合わせることによって、上
記各パーツを他のパーツと直接接続してもよい。勿論、連結突起(例えばピン)
および開口(例えば穴)のその他の適当な配置、あるいは、実際のところ、その
他の適当な方法を用いて、パーツ43を互いに接続してもよいことは理解される
べきことである。各パーツは、1以上の他のパーツに直接接続されるのに加え、
あるは、その代わりに、例えばフレームとして作用する1以上の他の部材に接続
されてもよい。図8および図9に示される例において、例えば、各パーツ43は
中央十字形フレームと接続できる。
図9(a,bおよびc)は、本発明のモジュール式支持部材37が組み立てら
れ得るであろう、横断凹部39が採り得る3つの異なる配置を示す。勿論、その
他の配置も可能である(例えば、支持部材は横断凹部39を1つしか有していな
くとも、あるいは、横断凹部を有していなくともよい)。
図8および図9の両方、特に図8は、横断凹部39内のリッジ49と溝51を
示し、これらは、使用の際、ケーブルグリッパストリップ25の突出部および凹
部と協同して、上記ケーブルグリッパストリップを上記横断凹部に保持、より詳
細には、ケーブルグリッパストリップを支持部材に実質的に固定し、長手方向の
動き(すなわち、ケーブルの略延伸方向の動き)を実質的に防ぐようになってい
る。
【手続補正書】
【提出日】1997年3月24日
【補正内容】
請求の範囲
1.(a)使用時にケーブルスプライスの回りで閉じられるケーシングと、
(b)使用時に上記ケーシング内に入り込んでいる少なくとも1つのケーブ
ルに巻かれるストリップを備えた少なくとも1つのケーブルグリッパとを備えて
、
上記1つまたは各々のケーブルグリッパストリップは、ケーブルに巻回されて
圧縮されたときに長さが減少することができ、使用時、上記ケーシングを閉める
ことによって自動的に上記ケーブルグリッパストリップをケーブルの回りに圧縮
し、そのような長さの減少の結果として、上記ケーブルグリッパストリップをケ
ーブルの回りに収縮させ、したがって上記ケーブルグリッパストリップを上記ケ
ーブルの回りに締め付けて、上記ケーブルを把持することを特徴とするケーブル
スプライスクロージャ。
2.請求項1に記載のケーブルスプライスクロージャにおいて、
(c)使用中の上記1つのケーブルグリッパストリップあるいは複数のケーブ
ルグリッパストリップのうちの少なくとも1つを支持する支持部材をさらに備え
ているケーブルスプライスクロージャ。
3.請求項2に記載のケーブルスプライスクロージャにおいて、
上記支持部材は少なくとも1つの開口を有し、使用時にはこの開口の中で上記
1つのケーブルグリッパストリップあるいは複数のケーブルグリッパストリップ
のうちの少なくとも1つが支持されるケーブルスプライスクロージャ。
4.請求項3に記載のケーブルスプライスクロージャにおいて、
上記支持部材の上記1つの開口あるいは複数の開口のうちの少なくとも1つは
、横断凹部を備えているケーブルスプライスクロージャ。
5.請求項4に記載のケーブルスプライスクロージャにおいて、
上記1つまたは各々のケーブルグリッパがこのケーブルグリッパの位置してい
る凹部内に保持されて、上記支持部材に対するこのケーブルグリッパの長手方向
の動きが実質的に防止されるようになっていると共に、上記ケーブルグリッパが
上記ケーシングに入り込んでいるケーブルを把持するとき、このケーブルは結果
的に上記支持部材に対して固定されるケーブルスプライスクロージャ。
6.請求項4または5に記載のケーブルスプライスクロージャにおいて、
使用時、上記ケーシングを閉じる前には、上記1つまたは各々のケーブルグリ
ッパの一部が、このケーブルグリッパが入っている上記凹部から突出しており、
このケーシングを閉じることによって、上記ケーブルグリッパの突出している部
分の少なくとも幾らかをこの凹部の中に自動的に押し込んで、このケーブルグリ
ッパを上記ケーブルに押し付けるケーブルスプライスクロージャ。
7.請求項4または5に記載のケーブルスプライスクロージャにおいて、
上記ケーシングの一部は、このケーシングが使用時に閉じられるときに、上記
支持部材における上記1つまたは各々の凹部の中に突き出ており、このケーシン
グを閉じることによって、上記ケーブルグリッパを上記凹部の中に自動的にさら
に押し込んで、このケーブルグリッパを上記ケーブルに押し付けるケーブルスプ
ライスクロージャ。
8.請求項2乃至7のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロージャにお
いて、
上記支持部材は実質的に剛であるケーブルスプライスクロージャ。
9.請求項2乃至8のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロージャにお
いて、
上記1つまたは各々の支持部材はモジュール式になっていて、組み立てられた
複数の部分を備えているケーブルスプライスクロージャ。
10.請求項2乃至9のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロージャに
おいて、
上記1つまたは各々の支持部材は少なくとも2つのプレートを備えており、こ
れらのプレートの間には、少なくとも使用時に、シール材があるケーブルスプラ
イスクロージャ。
11.請求項1に記載のケーブルスプライスクロージャにおいて、
少なくとも使用時において、上記1つのケーブルグリッパストリップあるいは
複数のケーブルグリッパストリップが1以上のケーブルに巻回されたとき、上記
1つのケーブルグリッパストリップあるいは上記複数のケーブルグリッパストリ
ップのうちの少なくとも1つの隣に位置するシール材をさらに備えているケーブ
ルスプライスクロージャ。
12.請求項11に記載のケーブルスプライスクロージャにおいて、
上記シーリング材は、少なくとも2つのケーブルグリッパストリップが1以上
のケーブルグリッパケーブルに巻回された時、これらケーブルグリッパストリッ
プの間に位置するケーブルスプライスクロージャ。
13.請求項12に記載のケーブルスプライスクロージャにおいて、
使用時上記巻回されたケーブルグリッパストリップの間には、1以上の接続部
材が延在しているケーブルスプライスクロージャ。
14.請求項10乃至13のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロージ
ャにおいて、
使用時、上記シーリング材に圧縮力が加えられるケーブルスプライスクロージ
ャ。
15.請求項14(請求項12または13に従属するとき)に記載のケーブルス
プライスクロージャにおいて、
上記圧縮力の少なくとも一部は、上記巻回されたケーブルグリッパストリップ
を相対的に互いの方へ近づけさせることによって、上記シール材に加えられるケ
ーブルスプライスクロージャ。
16.請求項15(請求項13に従属するとき)に記載のケーブルスプライスク
ロージャにおいて、
上記巻回されたケーブルグリッパストリップは上記1つまたは各々の接続部材
によって相対的に互いの方へ近づけさせられるケーブルスプライスクロージャ。
17.請求項14乃至16のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロージ
ャにおいて、
上記圧縮力の少なくとも一部は、上記ケーシングを閉めることによって、上記
シール材に加えられるケーブルスプライスクロージャ。
18.請求項10乃至17のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロージ
ャにおいて、
上記シール材はゲルおよび/あるいはマスチックおよび/あるいはエラストマ
ー材料を備えているケーブルスプライスクロージャ。
19.請求項1乃至18のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロージャ
において、
上記1つまたは各々のケーブルグリッパストリップは、1以上、好ましくは複
数の折り畳み可能な部分を備えており、このケーブルグリッパストリップはこれ
らの折り畳み可能な部分の1つ以上が折り畳まれることによって長さが減少する
ことができるケーブルスプライスクロージャ。
20.請求項19に記載のケーブルスプライスクロージャにおいて、
上記ケーブルグリッパストリップの上記折り畳み可能部分は、変形することに
より折り畳めるケーブルスプライスクロージャ。
21.請求項20に記載のケーブルスプライスクロージャにおいて、
上記ケーブルグリッパストリップの上記1つまたは各々の折り畳み可能部分は
、実質的に折り畳み不可能な部分の間に延在している1以上のウェブを備えてい
るケーブルスプライスクロージャ。
22.請求項19乃至21のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロージ
ャにおいて、
上記1つまたは各々のケーブルグリッパストリップは、長さの少なくとも一部
に沿って、複数の折り畳み可能な部分と実質的に折り畳み不可能な部分とを交互
に含んでいるケーブルスプライスクロージャ。
23.請求項1乃至22のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロージャ
において、
上記1つまたは各々のケーブルグリッパストリップは、使用時1以上のケーブ
ルに巻回されたとき、連続する巻線が互いにかみ合って、これらの巻線が上記ケ
ーブルに沿って互いにずれるのを実質的に防止するような形状になされているケ
ーブルスプライスクロージャ。
24.請求項1乃至23のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロージャ
において、
上記1つまたは各々のケーブルグリッパストリップは、このケーブルグリッパ
ストリップの巻回された1以上のケーブルへの把持を強めるために、1つの面に
複数の突出部を備えているケーブルスプライスクロージャ。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),AM,AU,BB,BG,B
R,BY,CA,CN,CZ,FI,GE,HU,JP
,KE,KG,KR,KZ,LT,LV,MG,MX,
NO,NZ,PL,RO,RU,SG,SI,SK,T
J,UA,US,UZ,VN
(72)発明者 ラエーレマンス,エティエンヌ
ベルギー、ベー−3289スヘルペンヘオフェ
ル−ジッヘン、モレイケストラート21番
【要約の続き】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.(a)使用時にケーブルスプライスの回りで閉じられるケーシングと、 (b)使用時に上記ケーシング内に入り込んでいる少なくとも1つのケーブ ルに巻かれるストリップを備えた少なくとも1つのケーブルグリッパとを備えて 、 使用時、上記ケーシングを閉じることによって、上記1つまたは各々のストリ ップをこのストリップの巻かれている上記ケーブルの回りに自動的に締め付けて 、同ケーブルを把持することを特徴とするケーブルスプライスクロージャ。 2.請求項1に記載のケーブルスプライスクロージャにおいて、 (c)使用中の上記1つのケーブルグリッパストリップあるいは複数のケーブ ルグリッパストリップのうちの少なくとも1つを支持する支持部材をさらに備え ているケーブルスプライスクロージャ。 3.請求項2に記載のケーブルスプライスクロージャにおいて、 上記支持部材は少なくとも1つの開口を有し、使用時にはこの開口の中で上記 1つのケーブルグリッパストリップあるいは複数のケーブルグリッパストリップ のうちの少なくとも1つが支持されるケーブルスプライスクロージャ。 4.請求項3に記載のケーブルスプライスクロージャにおいて、 上記支持部材の上記1つの開口あるいは複数の開口のうちの少なくとも1つは 、横断凹部を備えているケーブルスプライスクロージャ。 5.(a)使用時にケーブルスプライスの回りで閉じられるケーシングと、 (b)使用時に上記ケーシング内に入り込んでいるケーブルが通り抜ける少 なくとも1つの横断凹部を有する少なくとも1つの支持部材と、 (c)使用時に上記支持部材の上記1つの横断凹部または複数の横断凹部 の少なくとも1つに配置される少なくとも1つのケーブルグリッパとを備えて、 使用時に、上記ケーシングを閉じることによって、上記1つまたは各々のケー ブルグリッパを上記ケーブルに向けて押しつけ、これにより上記ケーブルグリッ パにケーブルを把持させることを特徴とするケーブルスプライスクロージャ。 6.請求項5に記載のケーブルスプライスクロージャにおいて、 使用中のケーシング内に入り込んでいる1以上のケーブルに上記ケーブルグリ ッパを自動的に押し付けることは、上記ケーブルグリッパが上記ケーブルの回り で少なくとも部分的に収縮することを含んでいるケーブルスプライスクロージャ 。 7.請求項5または6に記載のケーブルスプライスクロージャにおいて、 上記1つまたは各々のケーブルグリッパは、使用時上記ケーシングに入り込ん でいる1以上のケーブルに巻回されるストリップを備え、上記ストリップは、上 記ケーブルの回りに締まることによりこのケーブルを把持するケーブルスプライ スクロージャ。 8.請求項1または7(請求項6に従属しているとき)に記載のケーブルスプラ イスクロージャにおいて、 上記1つまたは各々のケーブルグリッパストリップは、ケーブルに巻回されて 圧縮されたときに長さが減少することができ、使用時、上記ケーシングを閉める ことは上記ケーブルグリッパストリップをケーブルの回りに圧縮し、そのような 長さの減少の結果として、上記ケーブルグリッパストリップをケーブルの回りに 収縮させ、上記ケーブルグリッパストリップを上記ケーブルの回りに締め付ける ケーブルスプライスクロージャ。 9.(a)使用時ケーブルスプライスの回りに閉じられるケーシングと、 (b)使用時に上記ケーシング内に入り込んでいるケーブルが通り抜ける少 なくとも1つの横断凹部を有する少なくとも1つの支持部材と、 (c)上記支持部材の上記1つの横断凹部または複数の横断凹部の少なくと も1つに配置される少なくとも1つのケーブルグリッパとを備え、 上記1つまたは各々のケーブルグリッパは、ケーブルに巻回されて圧縮された ときに長さが減少してケーブルの回りに収縮することのできるストリップを備え 、使用時上記凹部を通って上記ケーシング内に入り込んでいるケーブルが、上記 凹部内に位置するケーブルグリッパの収縮によって把持されることを特徴とする ケーブルスプライスクロージャ。 10.請求項5乃至9のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロージャに おいて、 上記1つまたは各々のケーブルグリッパがこのケーブルグリッパの位置してい る凹部内に保持されて、上記支持部材に対するこのケーブルグリッパの長手方向 の動きが実質的に防止されるようになっていると共に、上記ケーブルグリッパが 上記ケーシングに入り込んでいるケーブルを把持するとき、このケーブルは結果 的に上記支持部材に対して固定されるケーブルスプライスクロージャ。 11.請求項5乃至10のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロージャ において、 使用時、上記ケーシングを閉じる前には、上記1つまたは各々のケーブルグリ ッパの一部が、このケーブルグリッパが入っている上記凹部から突き出ており、 このケーシングを閉じることによって、上記ケーブルグリッパの突き出ている部 分の少なくとも幾らかをこの凹部の中に自動的に押し込んで、このケーブルグリ ッパを上記ケーブルに押し付けるケーブルスプライスクロージャ。 12.請求項5乃至11のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロージャ において、 上記ケーシングの一部は、このケーシングが使用時に閉じられるときに、上記 支持部材における上記1つまたは各々の凹部の中に突き出ており、このケーシン グを閉じることによって、上記ケーブルグリッパを上記凹部の中に自動的にさら に押し込んで、このケーブルグリッパを上記ケーブルに押し付けるケーブルスプ ライスクロージャ。 13.(a)使用時に中を通り抜けて延びるケーブルに対して実質的に横断方向 にある凹部を少なくとも1つ有する少なくとも1つの支持部材と、 (b)上記支持部材の上記1つの凹部または複数の凹部のうちの少なくと も1つに、好ましくは保持されて、位置する少なくとも1つのケーブルグリッパ とを備えて、 上記1つまたは各々のケーブルグリッパは、ケーブルに巻回されて圧縮された ときに長さが減少してケーブルの回りに収縮することのできるストリップを備え 、使用時上記凹部を通って延びるケーブルが、上記凹部内に位置している上記ケ ーブルグリッパの収縮によって把持されることを特徴とするケーブルを把持する ための装置。 14.請求項2乃至13のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロージャ あるいは装置において、 上記支持部材は実質的に剛であるケーブルスプライスクロージャあるいは装置 。 15.請求項2乃至14のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロージャ あるいは装置において、 上記1つまたは各々の支持部材は少なくとも2つのプレートを備えており、こ れらのプレートの間には、少なくとも使用時に、シール材があるケーブルスプラ イスクロージャあるいは装置。 16.請求項15に記載のケーブルスプライスクロージャあるいは装置において 、 上記シール材は、ゲルおよび/あるいはマスチックおよび/あるいはエラスト マー材料を備えているケーブルスプライスクロージャあるいは装置。 17.請求項2乃至16のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロージャ あるいは装置において、 上記支持部材はモジュール式になっていて、組み立てられた複数の部分を備え ているケーブルスプライスクロージャあるいは装置。 18.請求項17に記載のケーブルスプライスクロージャあるいは装置において 、 少なくとも1つの支持部材部分が、ケーブルが通る少なくとも1つの上記凹部 を提供するケーブルスプライスクロージャあるいは装置。 19.請求項17または18に記載のケーブルスプライスクロージャあるいは装 置において、 各支持部材部分は、少なくとも1つの上記横断凹部を提供するか、あるいは、 全く横断凹部を提供しないかのいずれかであり、これらの支持部材部分は、所望 の数および/あるいは所望の配置の上記横断凹部を提供するために選択されるケ ーブルスプライスクロージャあるいは装置。 20.請求項19(請求項15または請求項16に従属しているとき)に記載の ケーブルスプライスクロージャあるいは装置において、 各支持部材部分は上記プレートの1つの一部を備えているケーブルスプライス クロージャあるいは装置。 21.請求項20に記載のケーブルスプライスクロージャあるいは装置において 、 少なくとも、上記横断凹部を提供しない上記支持部材部分は、使用時、上記支 持部材の上記プレートの間に上記シール材を少なくとも保持するのに貢献するケ ーブルスプライスクロージャあるいは装置。 22.請求項17乃至21のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロージ ャ あるいは装置において、 各支持部材部分は、好ましくは1以上の係合する突出部と開口とによって、別 の支持部材部分に直接くっつけられるケーブルスプライスクロージャあるいは装 置。 23.請求項5乃至12または14乃至22のいずれか1つに記載のケーブルス プライスクロージャにおいて、 上記支持部材を上記ケーシングに対して固定する手段を含むケーブルスプライ スクロージャ。 24.請求項23に記載のケーブルスプライスクロージャにおいて、 上記固定手段は、上記ケーシングの少なくとも内側にプロファイリングを備え 、このプロファイリングが、上記支持部材と協働して、使用時上記ケーシングが 閉じられるときにこの支持部材をこのケーシングに対して固定するケーブルスプ ライスクロージャ。 25.請求項24に記載のケーブルスプライスクロージャにおいて、 上記プロファイリングは、1以上の横断溝および/あるいは横断リッジを備え ているケーブルスプライスクロージャ。 26.請求項1に記載のケーブルスプライスクロージャにおいて、 上記1つまたは各々のケーブルグリッパストリップは、ケーブルに巻回されて 圧縮されたときに長さが減少することができ、使用時、上記ケーシングを閉める ことは上記ケーブルグリッパストリップをケーブルの回りに圧縮し、そのような 長さの減少の結果として、上記ケーブルグリッパストリップをケーブルの回りに 収縮させ、上記ケーブルグリッパストリップを上記ケーブルの回りに締め付ける ケーブルスプライスクロージャ。 27.請求項1または請求項26に記載のケーブルスプライスクロージャにおい て、 少なくとも使用時において、上記1つのケーブルグリッパストリップあるいは 複数のケーブルグリッパストリップが1以上のケーブルに巻回されたとき、上記 1つのケーブルグリッパストリップあるいは上記複数のケーブルグリッパストリ ップのうちの少なくとも1つの隣に位置するシール材をさらに備えているケーブ ルスプライスクロージャ。 28.請求項27に記載のケーブルスプライスクロージャにおいて、 上記シーリング材は、少なくとも2つのケーブルグリッパストリップが1以上 のケーブルグリッパケーブルに巻回された時、これらケーブルグリッパストリッ プの間に位置するケーブルスプライスクロージャ。 29.請求項28に記載のケーブルスプライスクロージャにおいて、 使用時上記巻回されたケーブルグリッパストリップの間には、1以上の接続部 材が延在しているケーブルスプライスクロージャ。 30.請求項27乃至29のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロージ ャにおいて、 使用時、上記シーリング材に圧縮力が加えられるケーブルスプライスクロージ ャ。 31.請求項30(請求項28または29に従属するとき)に記載のケーブルス プライスクロージャにおいて、 上記圧縮力の少なくとも一部は、上記巻回されたケーブルグリッパストリップ を相対的に互いの方へ近づけさせることによって、上記シール材に加えられるケ ーブルスプライスクロージャ。 32.請求項31(請求項29に従属するとき)に記載のケーブルスプライスク ロージャにおいて、 上記巻回されたケーブルグリッパストリップは上記接続部材によって相対的に 互いの方へ近づけさせられるケーブルスプライスクロージャ。 33.請求項30乃至32のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロージ ャにおいて、 上記圧縮力の少なくとも一部は、上記ケーシングを閉めることによって、上記 シール材に加えられるケーブルスプライスクロージャ。 34.請求項27乃至33のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロージ ャにおいて、 上記シール材はゲルおよび/あるいはマスチックおよび/あるいはエラストマ ー材料を備えているケーブルスプライスクロージャ。 35.請求項8乃至34のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロージャ において、 上記1つまたは各々のケーブルグリッパストリップは、1以上、好ましくは複 数の折り畳み可能な部分を備えており、このケーブルグリッパストリップはこれ らの折り畳み可能な部分の1つ以上が折り畳まれることによって長さが減少する ことができるケーブルスプライスクロージャ。 36.請求項35に記載のケーブルスプライスクロージャにおいて、 上記ケーブルグリッパストリップの上記折り畳み可能部分は、変形することに より折り畳めるケーブルスプライスクロージャ。 37.請求項36に記載のケーブルスプライスクロージャにおいて、 上記ケーブルグリッパストリップの上記1つまたは各々の折り畳み可能部分は 、実質的に折り畳み不可能な部分の間に延在している1以上のウェブを備えてい る ケーブルスプライスクロージャ。 38.請求項35乃至37のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロージ ャにおいて、 上記1つまたは各々の各ケーブルグリッパストリップは、長さの少なくとも一 部に沿って、複数の折り畳み可能な部分と実質的に折り畳み不可能な部分とを交 互に含んでいるケーブルスプライスクロージャ。 39.請求項35乃至38のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロージ ャにおいて、 上記ケーブルグリッパストリップの折り畳み可能な部分は、このケーブルグリ ッパストリップがケーブルに巻回されるのを可能にする柔軟性を提供するケーブ ルスプライスクロージャ。 40.請求項1、7乃至39のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロー ジャにおいて、 上記1つまたは各々のケーブルグリッパストリップは、使用時1以上のケーブ ルに巻回されたとき、連続する巻線が互いにかみ合って、これらの巻線が上記ケ ーブルに沿って互いにずれるのを実質的に防止するような形状になされているケ ーブルスプライスクロージャ。 41.請求項1、7乃至40のいずれか1つに記載のケーブルスプライスクロー ジャにおいて、 上記1つまたは各々のケーブルグリッパストリップは、このケーブルグリッパ ストリップの巻回された1以上のケーブルへの把持を強めるために、1つの面に 複数の突出部を備えているケーブルスプライスクロージャ。
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