JPH10504657A - タグ付き容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 容器は、これに取り外し可能に取り付けられる表示タグ（１０，３６，５０，６４，７６，８４，１０２，１２４，１５６，１７０，１９０，２０６および２２０）を備えている。該タグは、周縁リム（１２）、支脚（３４）、周縁リム（１５４）の下または側壁（２２６）に取り付けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 タグ付き容器 技術分野 この発明は、容器の内容物の性質を表示するように上記容器に対するタグの取 付けに関するもので、特に、このようなタグの、それに限定されるものではない が、家庭用容器または缶に対する取付けに関するものである。 背景技術 冷凍庫の出現により、また食物に賞味期限があるために、家庭で、容器の内容 物を表示する方法を確立することが重要になってきている。例えば、食物が包装 から取り出されて容器に移されると、その包装はリサイクルまたは廃棄のために 持ち去られる。この場合、新しい容器には賞味期限の表示はない。また、容器の 内容物が同時に表示されれば有益である。調理した食物を冷凍する場合に、その 容器に何が入っているか、何時冷凍したか、あるいは何時までに消費しなければ ならないかを限定することを可能にするために、表示は重要である。 従来用いられている通常の方法は、接着ラベルであった。これら接着ラベルに は多くの種類があるが、あまり効果的ではなかった。容器を冷凍する際に、また は容器を電子レンジに移す際に、ラベルの取付けおよび書込みは容易ではあるが 、接着剤の性質はたいてい変化し、またラベルの除去は困難である。したがって 、容器を洗う際に、ラベルの一部分は除去されるが他の部分は残り、醜い使用不 能な滓が残る。皿洗い機で洗うと、部分的に除去された接着ラベルはフィルタを 詰まらせ、洗浄を効果のないとする。耐水性ラベルを用いたとしても、数回の使 用で耐水性が失われ、やはり醜い使用不能な滓が残る。 それに加えて、識別データの書込みが可能なタグの取付けおよび取除きが容易 な性質を有する他の形式の容器があるとすれば、極めて有益である。例えば鉢植 植物では、植物の名称、年齢および他の識別データが極めて失われる易い。直ぐ に取り付けられるタグがあれば、種蒔きに関して解決策となる。このようなタグ は、種蒔きの詳細、植え付けの日にち、期待される色等を記録することができる 。 注水日、施肥日、何時殺菌剤または殺虫剤を施したか等を記録することができる 。 したがって、この発明の主たる目的は、容器の内容物の特徴を表示することが 可能なように、タグを容器に取り付けることができる手段を提供することにある 。このような特徴は、容器自体の内容物、または関係のある日付け、包装日、ま たはその他の適切あるいは必要な特徴を含む。 発明の開示 上記およびその他の目的のために、この発明は、取り外し可能な表示タグを備 えた容器を提供するもので、この容器は上記表示タグを取り外し可能に取り付け るのに適しており、上記表示タグは容器の内容物の情報を書き込むのに適してい る。 この発明はまた、開放口と、この開放口に取り付けられて容器または缶を密閉 する蓋と、上記開放口に隣接して容器に設けられた外周縁リムと、容器の内容物 を書き込むのに適した表示タグとを備えた家庭用容器または缶を提供するもので 、上記表示タグは、上記蓋または蓋の近傍、もしくは上記リムまたはリムの近傍 、またはリムの下に設けられた第２の協働手段と結合する第１の協働手段を前記 表示タグの一端またはその近傍に備え、これら第１および第２の協働手段は、表 示タグが、上記家庭用容器または缶に取り外し可能に取り付けられるのを可能に する。 この発明を完全に理解するために、この発明の主な特徴を具体化した容器およ び表示タグの好ましい構成を、図面を参照して以下に記述す。 図面の簡単な説明 第１図は、容器に取り付けられるタグの第１の実施の形態の分解斜視図、 第２図は、第１図のタグが容器に取り付けられた状態を示す斜視図、 第３図は、第２図の側面断面図、 第４図は、第２の実施の形態の部分的断面図、 第５図は、第３の実施の形態の部分的断面図、 第６図は、第４の実施の形態の部分的断面図、 第７図は、第５の実施の形態の部分的断面図、 第８図は、第６の実施の形態の第１図に対応する図、 第９図は、第７の実施の形態の第１図に対応する斜視図、 第１０図は、第８の実施の形態の円形容器の底面図、 第１１図は、第８の実施の形態の長方形容器の底面側から見た斜視図、 第１２図は、第１１図に参照番号１２で示された領域の拡大図、 第１３図は、第１０図および第１１図に示された容器に用いられる表示タグの 斜視図、 第１４図は、第１３図の１４−１４線に沿った、かつ矢示の方向から見た断面 図、 第１５図は、第１３図に示された表示タグとともに第１１図に示された容器を 一部を断面として示す部分的正面図、 第１６図は、第１５図の１６−１６線に沿った、かつ矢示の方向から見た断面 図、 第１７図は、第１５図の１７−１７線に沿った、かつ矢示の方向から見た断面 図、 第１８図は、第１６図に示された容器の変形を示す第１６図に類似した図、 第１９図は、第１３図に示された表示タグの変形を示す図、 第２０図は、容器に取り付けられる表示タグの第９の実施の形態の分解斜視図 、 第２１図は、容器に取り付けられる表示タグの第１０の実施の形態の分解斜視 図、 第２２図は、容器に取り付けられる表示タグの第１１の実施の形態の分解斜視 図、 第２３図は、第２２図に示された実施の形態の断面図、 第２４図は、容器に取り付けられる表示タグの第１２の実施の形態の分解斜視 図、 第２５図は、第２４図に示された実施の形態の正面図である。 発明を実施するための最良の形態 第１図〜第３の実施の形態を参照すると、容器（図示せず）の側壁１４のリム １２に取り付けられるタグが符号１０で示されている。側壁１４の構造は本発明 とは無関係なので、その記述は省略する。リム１２は外方かつ下方へ延びて、ス カート１６を備えている。リム１２には、互いに裏返し関係にある２つの対向す るＬ字形の突起または鉤状部材２０を取り外し可能に収容するのに適した開口部 またはスロット１８が形成されており、これら鉤状部材２０のそれぞれは、開口 部１８の近傍のリム１２に係合する平坦な底面２３を備えた外方へ突出する部分 ２２を有する。 タグ１０は、どのような形状またはサイズのものも使用可能ではあるが、一般 に長方形である。リム１２の下方に位置するタグ１０をアシストするために２つ のラグ２４が用いられて、リム１２の下側にゆるやかに当接することにより、タ グ１０をぴたりと合った状態に保持する。 この方法では、２つの突起２０を互いに押し付けることにより、これら突起２ ０が開口部１８を通過し、ついで、自由にされて力を加えられていない状態に復 帰して、開口部１８の近傍のリム１２に接触する。突起２０の頂面が曲面をなし ていることにより、開口部１８を通過する突起には、僅かの力を加えるだけ十分 である。タグ１０を取り外すのには、再び突起２０に互いの方向に向かう力を加 えるだけで、タグ１０を取り外す。 第１図に示されているように、タグ１０の正確な位置決めに供するリブ２６を 設けてもよい。第３図に示されているように、壁１４上に位置する蓋２８はタグ １０または突起２０の動作の妨げになることはない。スカート１６はタグ１０の 外方移動を制限する。 第４図の実施の形態には、側壁３０および底板３２を備えた容器が示されてい る。底板３２には、Ｌ字形タグ３６を貫通して位置決めする支脚３４が設けられ ている。タグ３６は、タグ１０と同様に動作するが、明らかに側壁３０および底 板３２の形状に添う形状を有している。 第５図には、第１図〜第３図の実施の形態の変形が示され、側壁３８、リム４ ０およびスカート４２が示されている。側壁３８には、通常の態様で蓋４４が取 り付けられている。蓋には、タグ５０が貫通して位置決めされる開口部４８を備 えた突起４６が設けられている。タグ５０は、第１図〜第３図のタグ１０と同様 に動作する。 第６図には、第５図の構成の変形が示されており、ここにも、リム５４および スカート５６を備えた側壁５２が存在する。側壁５２に通常の態様で固定される 蓋５８が設けられている。蓋５８は、タグ６４の開口部６２を貫通して突出する 突起６０を備えている。タグ６４は、第１図〜第３図の突起２０に類似した延長 部分を備えており、この延長部分は、蓋５８のビード部５９を越えて蓋５８上の ラグ６６に係合して固定される。 さらなる変形が第７図に示され、ここには、リム７０およびスカート７２を備 えた側壁６８が示されている。蓋７４は通常の態様で側壁６８に係合している。 タグ７６は、スカート７２の下に係合する突出ラグ７８を内側に備えている。タ グ７６は、蓋７４の周縁ビード部８２に上から係合するカーブした上方部分８０ を備えている。この場合、タグ７６は、そのカーブした部分８０をビード部８２ の上に置き、かつラグ７８をスカート７２の下部に係合させてからぴたりと合っ た状態にすることによって、蓋７４と容器との組み合わせ体に取り付けることが できる。 第８図の実施の形態は、第１図〜第３図に示されたものの変形であり、ここに は、側壁８８に設けられているリム８６に係合するのに適したタグ８４が示され ている。リム８６はそこから垂れ下がるスカート９０を備えている。リム８６に は、開口部９４が貫通している凹部９２が形成されている。タグ８４は、外方へ の突出部９８を備えた、互いに対向する、裏返し関係にある２つの突起９６を有 する。突起９６は、タグ８４の上から短い距離だけ上方へ延びており、突起９６ の両側には凹部１００が形成されている。タグ８４の動作および凹部９２との係 合状態は、第１図〜第３図の実施の形態におけるリム１２に対するタグ１０とほ ぼ同様である。 第９図の実施の形態には、さらに他の変形が示されている。ここでは、リム１ ０４に取り外し可能に係合するのに適したタグ１０２があり、リム１０４はスカ ート１０６を備えている。リム１０４は側壁１０８に設けられている。この実施 の形態は、前の実施の形態にたいへん近い。タグ１０２は、第８図の実施の形態 のタグ８４とほぼ同じであり、側方への突出部１１２を備えた互いに対向する、 裏返し関係にある２つの突起１１０と、突起１１０の両側に形成された凹部１１ ４とを備えている。突起１１０は、リム１０４およびスカート１０６の延出部１ １８に形成された開口部１１６を通って係合するようにされている。係合状態は 、第１図〜第３図の実施の形態のタグ１０および第８図の実施の形態のタグ８４ にたいへん近い。 第１０図〜第１７図に示された実施の形態では、容器１２９，１３１の側壁１ ３０（第１０図および第１１図）に設けられた、スカート１２８を備えたリム１ ２６と係合するのに適したタグ１２４がある。しかしながら、この場合は、タグ １２４が開口部を通って係合するようにはなっていない。側壁１３０からは、ほ ぼ平行でかつ間隔をおいた並びリブ１３２が外方へ延長されている。積み重ね用 リブ１３２はリム１２６およびスカート１２８の下に延びている。タグ１２４は ２つの積み重ね用リブ１３２間の間隔に合ったサイズを有する。タグ１２４は上 縁１３４の近傍に細長い凹部１３６を備え、凹部１３６の直ぐ近くにこれに沿っ た細長いリブ１３８を有する。凹部１３６およびリブ１３８の両側には三角形ま たはこれと類似の形状の２つの開口部または凹部１４０が形成されている。凹部 １３６およびリブ１３８の組み合わせは、タグ１２４が裏返しでもよいように、 タグ１２４の両面に設けられている。 側壁１３０にも、ほぼ横方向に延びるリブ１４２が形成されており、このリブ １４２は、リブ１４２の直ぐ上方を延びるリブ１３８を伴った凹部１３６に係合 することを意図している。この方法で、タグ１２４はリム１２６の下方にぴった り合う態様で係合する。必要であれば、リム１２６の下方におけるタグ１２４の 位置決めに役立ち、かつタグ１２４を押して側壁１３０の形状に順応させるのに 役立つような、さらなるリブ１４６が設けられる。この方法では、タグ１２４は 側壁の形状に追従し、側壁の形状に順応し、かつ取り外しが容易な態様で側壁に 比較的確実に取り付けられる。 第１８図は、第１６図に示されたものの変形を示し、側壁１５０上にパッド１ ４４が設けられている。したがって、リブ１５２は第１６図に示されたリブ１４ ２よりも下方へ移されている。パッド１４４は表示タグ１２４を所望の位置に案 合し、タグ１２４がリム１５４に係合するのを防止する。 第１９図は、第１３図に示された表示タグ１２４の変形を示す。表示タグ１５ ６は、例えば日、月等の所定の基準を表示するのに用いられる多数の回転ダイア ル１５８，１６０を備えている。容器の内容物の有用な属性を表示し得る滑動体 １６２をレール１６４に留めることもできる。 第２０図には、第９図に示された実施の形態の変形が示されている。タグ１７ ０は、スカート１７４を備えたリム１７２に取り外し可能に係合するようになっ ている。リム１７２は側壁１７６に設けられている。タグ１７０は、間にノッチ １８２を形成した一対の突起１７８，１８０を備えている。リム１７２は、切取 り１８６によって正面に開口するスロット１８４を有する。切取り１８６は、対 向する２つのラグ１８８によって画成されている。使用時には、タグ１７０は、 ノッチ１８２がリム１７２にパチンと固定されるまでスロット１８４内に押し込 まれる。 第２１図には、第２０図に示された実施の形態の変形が示されている。タグ１ ９０は、側壁１９６上のリム１９４のスカート１９２に取り外し可能に係合する ようになっている。一対のＬ字状ラグ１９８がスカート１９２に一体に設けられ ている。タグ１９０は、端部２０２に返し２００を備え、かつ返し２００の近傍 に一対のラグ２０４を備えている。使用時には、タグ１９０は、上方へ押し込ま れて、返し２００とラグ２０４の間でラグ１９８に係合する。 第２２図および第２３図に示された実施の形態では、タグ２０６が、側壁２１ ２上の鉤状部材２１０に係合するスロット２０８を備えている。リム２１４は側 壁２１２から突出し、その自由端にスカート２１６を備えている。タグ２０６の 回転を防止するために、リム２１４の下方にリブ２１８が設けられている。 第２４図および第２５図に示された実施の形態では、タグ２２０がスロット２ ２２を備えている。周縁リム２２４が側壁２２６から延びかつその自由端にスカ ート２２８を備えている。短い突出部２３０が側壁２２６から突出し、これにボ タン状留め具２３２が横方向に固定されている。ボタン状留め具２３２は上記ス ロット２２２の形状に対して相補的な形状を有する。第２４図に示されているよ うに、タグ２２０は、そのスロット２２２の方向がボタン状留め具２３２の方向 と一致するような方向に向けられて、上記短い突出部２３０に押し込まれる。次 にタグ２２０は、第２５図に示されているように、取り付け位置に直交する位置 に向かって下方へ回動される。この実施の形態では、もし突出部２３０とスロッ ト２２２との間に十分なクリアランスがあれば、タグ２２０は回動自在な位置に ある。 第２４図および第２５図に示された実施の形態におけるように、タグ２２０は 可撓性を有していてもよいが、硬いものであれば、タグ２００がリム２２４の下 方で回動できるように、突出部２３０は側壁２２６のより下方へ移され、あるい は、側壁２２６がリム２２４を備えていない場合もある。 各場合におけるタグ１０，３６，５０，６４，７６，８４，１０２，１２４， １５６，１７０，１９０，２０６および２２０は、例えば、ボールペン、フェル トペン、万年筆、鉛筆その他の適当な筆記具で書ける表面を備えたプラスチック 材料で作成される。さらに、タグには、例えば、容器の通常の内容物のようなあ る種の特定の情報が記載される。この情報は、例えば「砂糖」、「小麦粉」、「 プリムラ」、「ハーブ」その他のような単語とすることができる。あるいは、日 付け、月および年を明確に示す、取り外しあるいは追加を意図したタブをタグに 取り付けることもできる。 機械的な表示器として用いられる場合、鉢植植物用の混合土の中に直接差し込 めるように、あるいは庭の植物用の土に差せるように、タグには別体または一体 のスパイクが取り付けられ、所望の字または他のデータが書き込まれる。このデ ータは、例えば、前回の給水日あるいは他の適切または必要なデータである。 この方法によれば、タグを容器に取り付けたり、容器から取り外したりするこ とが容易にできるので、容器の内容物、適切な日付け、書き込み日付けその他を タグその他に書き込むことができる。容器はタグを付けて、あるいは付けないで 使用することができる。このようなタグの性質のおかげで、タグを容易に用いる ことができ、容器洗いが困難になることはない。 上述の記載には、容器に付けて用いるタグおよび容器の好ましい実施の形態が 記載されているが、この発明の本質から離れることなしに、構造の細部に関する 多くの変形または修正が可能であることは当業者が理解するところであろう。

【手続補正書】特許法第１８４条の８ 【提出日】１９９６年３月３１日 【補正内容】 明細書の翻訳文の第２頁第２行〜第１７行 「したがって、……許容する。」を下記の通り補正する 「したがって、この発明の主たる目的は、容器の内容物の特徴を表示することが 可能なように、タグを容器に取り外し可能に取り付けることができる手段を提供 することにある。このような特徴は、容器自体の内容物、または関係のある日付 け、包装日、またはその他の適切あるいは必要な特徴を含む。 発明の開示 上記およびその他の目的のために、この発明は、取り外し可能な表示タグを備 えた容器を提供するもので、この容器は上記表示タグを取り外し可能に取り付け るのに適しており、上記表示タグは容器の内容物の情報を書きこむのに適してい る。 この発明はまた、開放口と、この開放口上で容器または缶を密閉する蓋と、容 器に設けられた上記開放口に隣接する外周縁リムと、容器の内容物を書き込むの に適した表示タグとを備えた家庭用容器または缶を提供するもので、上記表示タ グは、上記蓋または蓋の近傍、もしくは上記リムまたはリムの近傍、またはリム の下に設けられた第２の協働手段と結合する第１の協働手段を上記表示タグの一 端またはその近傍に備え、これら第１および第２の協働手段は、表示タグが、上 記家庭用容器または缶に取り外し可能に取り付けられるのを許容する。 上記容器の外周縁リムは、フランジ付きスカート、十分な中実のビード、また は容器の側壁の類似または同一の寸法を有する延出部のような多くの通常形態を とることができる。」 請求の範囲 １．開放口と、該開放口に取り付けられて容器または缶を密閉する蓋と、前記開 放口に隣接して前記容器に設けられた外周縁リムと、前記容器の内容物を書き込 むのに適した表示タグとを備えた家庭用容器または缶であって、前記表示タグが 、前記蓋または該蓋の近傍、もしくは前記リムまたは該リムの近傍、または該リ ムの下に設けられた第２の協働手段と結合する第１の協働手段を前記表示タグの 一端またはその近傍に備え、前記第１および第２の協働手段は、前記表示タグが 、前記家庭用容器または缶に取り外し可能に取り付けられるのを許容することを 特徴とする、家庭用容器または缶。 ２．前記リムは、前記表示タグの一対の鉤状部材を受け入れる開口部を有して、 使用に際して、前記鉤状部材が前記リムに係合すると同時に、前記表示タグが前 記リムの下に係合するのを許容することを特徴とする、請求の範囲第１項記載の 家庭用容器または缶。 ３．前記表示タグがその両端に、前記リムの下に係合するラグを備えていること を特徴とする、請求の範囲第２項記載の家庭用容器または缶。 ４．前記鉤状部材が、弾力的に偏倚されて、前記開口部を通り抜けて前記リムに 係合することを特徴とする、請求の範囲第２項または第３項記載の家庭用容器ま たは缶。 ５．前記リムを前記容器に結合する並びリブが設けられ、前記表示タグが前記リ ムの下よりもむしろ前記並びリブに係合することを特徴とする、請求の範囲第４ 項記載の家庭用容器または缶。 ６．前記リムがそこから垂れ下がるスカートを備え、該スカートが、前記表示タ グの前記容器または缶から外方への移動を制限することを特徴とする、請求の範 囲第２項ないし第５項のいずれか１項記載の家庭用容器または缶。 ７．前記リムが前記容器の底に向かう角度に曲げられていることを特徴とする、 請求の範囲第２項ないし第６項のいずれか１項記載の家庭用容器または缶。 ８．前記リムが前記容器の底に向かう角度に曲げられて、そこから垂れ下がるス カートを備えており、前記リムが凹部を備え、前記開口部が前記凹部内に形成 されていることを特徴とする、請求の範囲第３項または第４項記載の家庭用容器 または缶。 ９．前記リムが外方へ延出された部分を備え、前記開口部が前記延出部分に形成 されていることを特徴とする、請求の範囲第２項記載の家庭用容器または缶。 10．前記蓋がその周縁部の近傍に開口部を備え、前記表示タグが、前記開口部と 協働して前記表示タグを前記開口部に取り外し可能に保持する一対の鉤状部材を 備えていることを特徴とする、請求の範囲第１項項記載の家庭用容器または缶。 11．前記リムがそこから垂れ下がるスカートとを備えていることを特徴とする、 請求の範囲第１項項記載の家庭用容器または缶。 12．前記表示タグは、前記蓋が前記容器または缶の口にパチンと嵌まるために備 えている周縁ビード部に対して相補性を有する端部部材を備えていることを特徴 とする、請求の範囲第１１項記載の家庭用容器または缶。 13．前記蓋が、前記容器または缶の口にパチンと嵌まるための周縁ビード部と外 方へ指向された突起とを備え、該突起が前記表示タグの前記開口部に係合するこ とを特徴とする、請求の範囲第１１項記載の家庭用容器または缶。 14．前記端部部材が前記蓋上のラグの背後で係合することを特徴とする、請求の 範囲第１３項記載の家庭用容器または缶。 15．前記表示タグが、前記スカートの下にパチンと係合するラグを備えているこ とを特徴とする、請求の範囲第１２項記載の家庭用容器または缶。 16．前記表示タグが、前記スカートの下に取り外し可能に支承されていることを 特徴とする、請求の範囲第１項記載の家庭用容器または缶。 17．前記表示タグと前記容器または缶の側壁とが、前記表示タグを前記側壁に支 持させる助けとなる協働部分を備えていることを特徴とする、請求の範囲第１６ 項記載の家庭用容器または缶。 18．前記協働部分が、リブとこれと相補性を有する凹部であることを特徴とする 、請求の範囲第１７項記載の家庭用容器または缶。 19．前記リムの下方に少なくとも１つの可撓性リブが設けられて前記リブを前記 凹部に押し付けることを特徴とする、請求の範囲第１８項記載の家庭用容器ま たは缶。 20．前記リブを前記容器に結合する一対の積み重ね用リブがさらに設けられ、こ れにより、該並びリブ間の距離が前記表示タグの幅が実質的に対応することを特 徴とする、請求の範囲第１６項ないし第１９項のいずれか１項記載の家庭用容器 または缶。 21．さらに支脚を備え、前記表示タグが、該表示タグを前記支脚の開口部を通し て該支脚に取り付けるのに適した一対の鉤状部材を備えていることを特徴とする 、請求の範囲第１項記載の家庭用容器または缶。 22．前記表示タグがＬ字状に形成されて、前記容器の底板および側壁の外形に添 っていることを特徴とする、請求の範囲第２１項記載の家庭用容器または缶。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)， ＡＭ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＮ，Ｃ Ｚ，ＥＥ，ＦＩ，ＧＥ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ， ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＧ，ＳＩ，Ｓ Ｋ，ＴＪ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．表示タグを取り外し可能に支承するのに適した容器であって、前記表示タグ が前記容器の内容物に関する情報を書き込むの適していることを特徴とする、取 り外し可能な表示タグ付き容器。 ２．前記容器が家庭用容器または缶であることを特徴とする、請求の範囲第１項 記載の容器。 ３．前記容器がその器口の近傍に周縁リムを備え、該リムは、前記表示タグの一 対の鉤状部材を受け入れる開口部を有して、使用に際して、前記鉤状部材が前記 リムに係合すると同時に、前記表示タグが前記リムの下に係合するのを許容する ことを特徴とする、請求の範囲第１項または第２項記載の容器。 ４．前記表示タグが、前記リムの下に係合するラグを両端に備えていることを特 徴とする、請求の範囲第３項記載の容器。 ５．前記鉤状部材が、弾力的に偏倚されて、前記開口部を通り抜けて前記リムに 係合することを特徴とする、請求の範囲第３項または第４項記載の容器。 ６．前記リムを前記容器に結合する並びリブが設けられ、前記表示タグが前記リ ムの下よりもむしろ前記並びリブに係合することを特徴とする、請求の範囲第３ 項記載の容器。 ７．前記リムがそこから垂れ下がるスカートを備え、該スカートが、前記表示タ グの前記容器から外方への移動を制限することを特徴とする、請求の範囲第３項 ないし第６項のいずれか１項記載の容器。 ８．前記リムが前記容器の底に向かう角度に曲げられていることを特徴とする、 請求の範囲第３項ないし第７項のいずれか１項記載の容器。 ９．前記リムが前記容器の底に向かう角度に曲げられて、そこから垂れ下がるス カートを備えており、前記リムが凹部を備え、前記開口部が前記凹部内に形成さ れていることを特徴とする、請求の範囲第４項または第５項記載の容器。 10．前記リムが外方へ延出された部分を備え、前記開口部が前記延出部分に形成 されていることを特徴とする、請求の範囲第３項記載の容器。 11．さらに支脚を備え、前記表示タグが、該表示タグを前記支脚の開口部を通し て該支脚に取り付けるのに適した一対の鉤状部材を備えていることを特徴とする 、請求の範囲第１項または第２項記載の容器。 12．前記表示タグがＬ字状に形成されて、前記容器の底板および側壁の外形に添 っていることを特徴とする、請求の範囲第１１項記載の容器。 13．さらに前記容器のための蓋を備え、該蓋は前記容器の器口上にパチンと嵌ま るのに適しており、該蓋はその周縁部の近傍に開口部を備え、前記表示タグが、 前記開口部と協働して前記表示タグを前記開口部に取り外し可能に保持する一対 の鉤状部材を備えていることを特徴とする、請求の範囲第１項または第２項記載 の容器。 14．さらに前記容器のための蓋を備え、該蓋は前記容器の口にパチンと嵌まるの に適しており、前記容器がその開口部の近傍に周縁リムとそこから垂れ下がるス カートとを備えていることを特徴とする、請求の範囲第１項または第２項記載の 容器。 15．前記表示タグが、前記蓋が前記容器の口にパチンと嵌まるために備えている 周縁ビード部に対して相補性を有する端部部材を備えていることを特徴とする、 請求の範囲第１４項記載の容器。 16．前記蓋が、前記容器の口にパチンと嵌まるための周縁ビード部と外方へ指向 された突起とを備え、該突起が前記表示タグの前記開口部に係合することを特徴 とする、請求の範囲第１４項記載の容器。 17．前記端部部材が前記蓋上のラグの背後で係合することを特徴とする、請求の 範囲第１６項記載の容器。 18．前記表示タグが、前記スカートの下にパチンと係合するラグを備えているこ とを特徴とする、請求の範囲第１５項記載の容器。 19．前記容器がその口の近傍に周縁リムを備え、前記表示タグが前記リムの下に 取り外し可能に支承されることを特徴とする、請求の範囲第１項または第２項記 載の容器。 20．前記表示タグと前記容器の側壁とが、前記表示タグを前記側壁に支持させる 助けとなる協働部分を備えていることを特徴とする、請求の範囲第１９項記載の 容器。 21．前記協働部分が、リブとこれと相補性を有する凹部であることを特徴とする 、請求の範囲第２１項記載の容器。 22．前記リムの下に少なくとも１つの可撓性リブが設けられて前記リブを前記凹 部に押し付けることを特徴とする、請求の範囲第２１項記載の容器。 23．前記リブを前記容器に結合する一対の積み重ね用リブが設けられ、これによ り、該積み重ね用リブ間の距離が前記表示タグの幅が実質的に対応することを特 徴とする、請求の範囲第１９項ないし第２２項のいずれか１項記載の容器。 24．開放口と、該開放口に取り付けられて容器または缶を密閉する蓋と、前記開 放口に隣接して前記容器に設けられた外周縁リムと、前記容器の内容物を書き込 むのに適した表示タグとを備えた家庭用容器または缶であって、前記表示タグが 、前記蓋または該蓋の近傍、もしくは前記リムまたは該リムの近傍、または該リ ムの下に設けられた第２の協働手段と結合する第１の協働手段を前記表示タグの 一端またはその近傍に備え、前記第１および第２の協働手段は、前記表示タグが 、前記家庭用容器または缶に取り外し可能に取り付けられるのを許容することを 特徴とする、家庭用容器または缶。