JPH10504607A - 黒液をガス化させることによって形成されたガスの洗浄法 - Google Patents
黒液をガス化させることによって形成されたガスの洗浄法Info
- Publication number
- JPH10504607A JPH10504607A JP8502006A JP50200696A JPH10504607A JP H10504607 A JPH10504607 A JP H10504607A JP 8502006 A JP8502006 A JP 8502006A JP 50200696 A JP50200696 A JP 50200696A JP H10504607 A JPH10504607 A JP H10504607A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- liquid
- stage
- solution
- condenser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21C—PRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
- D21C11/00—Regeneration of pulp liquors or effluent waste waters
- D21C11/12—Combustion of pulp liquors
- D21C11/125—Decomposition of the pulp liquors in reducing atmosphere or in the absence of oxidants, i.e. gasification or pyrolysis
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21C—PRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
- D21C11/00—Regeneration of pulp liquors or effluent waste waters
- D21C11/0064—Aspects concerning the production and the treatment of green and white liquors, e.g. causticizing green liquor
- D21C11/0071—Treatment of green or white liquors with gases, e.g. with carbon dioxide for carbonation; Expulsion of gaseous compounds, e.g. hydrogen sulfide, from these liquors by this treatment (stripping); Optional separation of solid compounds formed in the liquors by this treatment
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21C—PRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
- D21C11/00—Regeneration of pulp liquors or effluent waste waters
- D21C11/06—Treatment of pulp gases; Recovery of the heat content of the gases; Treatment of gases arising from various sources in pulp and paper mills; Regeneration of gaseous SO2, e.g. arising from liquors containing sulfur compounds
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/10—Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working
Landscapes
- Paper (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
Abstract
(57)【要約】
黒液から化学物質およびエネルギーを回収する方法であって、該黒液はガス状の形態CO,CO2,CH4,H2およびH2S、および溶解された小滴の形状のNa2CO3,NaOHおよびNa2Sで気化される第1段階において、冷却液と直接接触させることでガスおよび溶解物の合成混合物を冷却し、それにより冷却液の一部を揮発させ、そして緑液の液体溶液(6)の構造に伴う原因によって残った該冷却液の一部に該溶解小滴は分離されそして溶かされる。第二段階において、ガスは洗浄溶液(13)と直接的に接触することで洗浄されそして分離される。その後該ガスは洗浄され第二段階において、間接型凝縮器(16)におけるガスから熱エネルギー形成時のエネルギーおよび凝縮熱が回収される。第1段階における該ガスと緑液から形成された該液体溶液(6)との接触が、第二段階で該ガスと該洗浄溶液(13)との接触より少ない。第1段階の該ガスは緑液から成る該液体溶液(6)に気泡を通過を許さず、これに対して第二段階では、該ガスは洗浄液溶液(13)に気泡が通る該ガスを生成することで達成される。
Description
【発明の詳細な説明】
黒液をガス化させることによって形成されたガスの洗浄法
技術的背景
本発明は繊維の生原料を化学的に蒸解することによって紙パルプの生成中に得
られる黒液から化学物質およびエネルギーを回収する方法に関する。
従来の技術及び問題点
この亜硫酸化法によって紙パルプが生成された場合、一般的に黒液と呼ばれる
使用済みの溶液が得られ、この溶液は有機物質及びこの繊維の生原料を蒸解する
際に得られている残留化学物質を含有している。一般的には上記黒液は蒸発させ
そしてエネルギーが含まれる有機物質および通称緑液と言われるような蒸解化学
物質を回収する別個の工程へ移送されている。長い間、このエネルギーおよび化
学物質の回収に商業的に有力な方法として用いられてきたのはトムリンソン法で
あった。しかしながら、今では大変古くなったこの方法の欠点は技術的視点とそ
れらの動作に関することの双方の複雑化で大変大きい燃焼炉を必要とすることで
ある。
エネルギーと化学物質の双方の回収の改善が達成された明瞭に単純化された要
求に近似する製造設備がスウェーデン特許448173には開示されており、より類似
した方法である。
冷却液内に上記溶解化学物質と硫化水素が解けている
状態において形成されたグリーン溶液および水から成る冷却液と直接接触する最
初の段階において、上記ガス混合結果で溶解小滴は素早く冷却される。二番目の
段階で、上記ガスはその後スクラバータイプのガス洗浄装置内で洗浄される。上
記ガスは噴霧発生器用の燃料あるいは/または電動に使用される。設定圧力下に
おいてガス化温度から水蒸気となる飽和温度までガスを冷却して温度を落とすの
にも上記ガスの物理的なカロリー量は役に立つことができ得る。40気圧に相当す
る200℃の飽和温度で、例えば、上記グリーン溶液が冷却された場合および上記
ガスが冷却された場合に上記は3〜8気圧の圧力の発生を得ることができ、また
その含有された水は上記ガス洗浄塔の下流で液化される。
上記トムリンソン法よりもより単純化されそしてより円滑であるにも関わらず
、この方法は改良の余地がある。例えば、最初の段階で上記ガスおよび溶解小滴
が冷却された際に上記グリーン溶液と上記パイロリスガス内の二酸化炭素とが接
触する際に上記グリーン溶液内で望まれない炭化水素が形成されることは、一つ
の不都合な点である。その上に、極端に小さく、実質的に疎水性で、極微量でガ
ス内に存在し、スウェーデン国特許448173号に対応する上記ガス洗浄装置でも効
果的に分離して取り除くことができず、そのガス洗浄装置の処理後内のガスに依
然として残る。更なる欠点としては、ガス中の物理的な熱量のエネルギーを回収
して高質の処理用蒸気を生成
する完全で最善の方法を確立するのは不可能であり、その代りに、生成し得る比
較的適度の圧力の単純な蒸気とする。
解決法
本発明はこの知られている技術に関連する不都合を効果的に除去しスウェーデ
ン国特許第448173号の構想を発展させるものである。
この構想とは、液内に形成される炭化水素なしで緑液を生成すること、および
温度エネルギーおよびガス中の気化熱を適度に使用できるようにもたらすこと、
それと同時にガス内の微粒子、一般的に言われる水蒸気あるいは微小固体は効果
的に分離されることの工夫がなされた方法に裏付けされたものである。上記原理
は、最初の段階として、上記ガス/溶解は混合され、その後上記反応は主として
加圧下の水から成る冷却液と接触することによって冷却される。上記ガスと冷却
液内に溶解小滴と硫化水素が溶けた際に形成される上記緑液と如何に大量に接触
をしても可能な限りの最大の程度で回避される。その上に、二酸化炭素は硫化水
素ナトリウムとの反応から回避されそして炭酸水素ナトリウムが形成されそして
硫化水素塩も炭酸水素ナトリウムと回避された硫化水素ナトリウムとの間から脱
着がされる。硫化水素ナトリウムから炭化ナトリウムへ転換させないで形成させ
た硫化水素ナトリウムが必要とする上記緑液の次に述べる苛性化された最終の生
成物である場合は良好である。苛性化
中に、炭化ナトリウムは消石灰との反応によって水酸化ナトリウムに転換させら
れる。比較により、第二番目の段階における上記ガス洗浄装置は上記ガスと復水
内で形成された水によって特に構成された上記洗浄液との間の接触を通して最大
の度合いとなる配置が達成される。好ましい実施例において、最初の急冷段階は
気泡が通ることのできないベッセルの底から選択された緑液の液状溶液で行う二
段階の該ガスによる急冷によって達成される。好ましい実施例において、この実
施例の二段階中の急冷は、容器の底に集められた緑液の液状溶液を気泡が通過す
ることが許されない最初の急冷段階のガスを備えることで達成される。二番目の
急冷段階では、気泡通過を許す主として復水内で形成された水から成る二番目の
液状溶液によって該ガスは洗浄される。この方法によって、該高温ガスは水蒸気
で十分浸されそして効率的に浄化できる。該高温、蒸気が浸透されたガスと復水
内で形成された高温のエネルギーと熱エネルギーは、向流間接形凝縮器を使用す
ることにって蒸気が浸透されたガスよりむしろ該高温が回収される。向流型流下
液膜式凝縮器を使用することにより、例えば、単一ユニット内で高質蒸気を効率
よく発生させ、水の余熱供給することおよび暖かい水を生産することを可能とし
ている。凝縮器内で凝縮核となるように機能する該ガス内に含有し、それ故に該
ガスを効率的に分離する該小粒子、主として炭化ナトリウムで形成される微小固
形物は復水内で収集されそして
液化される。しかしながら、この特許は本発明とは違いがある、その一つとして
は応用の範囲が他の範囲に関係し、固形燃料による燃焼であり、本発明の主だっ
た目的である緑液の生成をする可能性が無い点であり、それから、もう一方とし
ては熱からのエネルギーを回収する好ましい構想が不足しており、向流凝縮器を
使用する最適の方法である蒸気をガスに浸透することも不足している。
その上に、該2つの急冷段階は第1段階においては液内の段階で該ガスと該生
成物とは最小の接触が成されるように配置され、そしてここで開示した発明の該
場合における第二段階において、最大の接触となる。
添付図面を参照して本発明の好ましい実施例の原理の更なる詳細を下記に開示
する。
図面の簡単な説明
第1図は本発明の構想による好ましい実施例を示す。
第2図は間接向流蒸解によって燃焼ガスからエネルギーを回収する好ましい実
施例を示している。
第3図は同一容器内で該2つの急冷段階を適合させた場合の本発明の実施例を
示す。
図面の詳細な説明
第1図における細目番号1はセラミック材で配管されたガス化反応装置2を含
む圧力容器を示す。該反応装置には黒液用の入口3、酸素あるいは酸素含有ガス
の用の入口4、および燃焼器(図示せず)が設けられている。該反応チャンバー
の底部における開口はシュート5の形
状で、下方に位置する緑液液体用チャンバー6内の緑液の液体表面上に直接に開
いている。冷却液のための多数のノズル7はシュート内で開放する。生成された
緑液は導管8を通して該チャンバー6から輸送され、ポンプ9および熱交換器10
を介し、白液を発生するための次の工程段階へ向かい、あるいは緑液が必要とさ
れる他の工程段階へ向かう。該最初の容器からの該燃料ガスはガス処理およびエ
ネルギーの回収のために、導管11から二番目の圧力容器12へ輸送される。この導
管11は圧力容器12内の底部で洗浄液チャンバー13内の液面よりも下で開放してい
る。該向流流下液膜式凝縮器型16の間接型凝縮器は該チャンバー13上に設置され
る。冷却された燃焼ガスのための放出口17は該二番目の圧力容器12の頂部に位置
決めされる。該液体は該二番目の洗浄液チャンバー内に輸送され、ポンプ15を介
して導管14を通って、希釈された液体あるいは該スプレーノズル7を介して供給
される冷却液が該1番目の容器に供給される。蒸気発生のための水の供給は導管
18を介して凝縮器に供給され、そして、蒸気は導管19を介して出口に生成される
(第2図内でエネルギーの該回収はより詳細に示される)。導管20を介して該凝
縮器の該上部分に冷温水が供給され、生成された暖温水が導管21を介して現れる
。液体バランスを保持するのに加えられる水は導管22を介して該システムから供
給される。
段階1 − ガス化および冷却。
該ガス化方法はスウェーデン国第448,173号内の開示で明瞭なので、ここでは
それについては詳細には述べない。しかしながら、ここの好ましい例では、概略
950℃の温度で、そして26気圧の確実な圧搾で、水素混合ガス、一酸化炭素、二
酸化炭素、水蒸気そして硫化水素塩、また更に炭酸ナトリウムの溶解小滴、水酸
化ナトリウムおよび硫化ソーダを実質的に含む水素混合ガスの実質的に含む正規
組成以下の精度の存在する中で生成結果は達成した。ガスの速度は速く、そして
この助けによって該溶解小滴(その幾つかは反応装置壁面面上のフィルムから)
は該ガス化反応装置2の下に配置された緑液液化チャンバー6に移送される。該
反応装置からの該出口は、溶解/ガス合成品との最大の接触のための多くのノズ
ル7を通って冷却液が中でスプレーされるシュート5から構成される。冷却液の
該一部内に該溶解小滴と該溶解フィルムとは該反応装置壁面に沿って溶け、それ
によって緑液は該液体チャンバー6内に落下する。他の手段としては、液体チャ
ンバー6内に直接溶解小滴を落下させそしてただ単に既にこの位置に存在する緑
液内で溶かすことがある。該溶解小滴はそれから緑液溶液内の水の蒸気によって
冷却される。
該シュート5は該液体チャンバー6内の液面上に直接開放する。該ガスと形成
された該緑液とが高い温度で接触することを回避するために大変重要である。も
しシュートが該液体の表面下で開放した場合、該ガスは該緑液
を通して気泡が発生するだろう、その結果として該ガス内存在する二酸化炭素と
水酸化ナトリウムと緑液内に存在する炭酸ソーダとの間の反応によって炭酸水素
が形成する。冷却後の温度は圧力を選択することで制御されるとともに、この圧
力下での水蒸気の飽和温度に関連する。従って、26バールの圧力の作用で、該緑
液と該ガスは該水蒸気の部分的な圧力が60%の際の冷却段階で200℃の均衡温度
となると予想ができ得る。
該緑液は最初の圧力容器1から導管8を通って落ち、そして、ポンプ9を使用
して加圧され、冷却後の該緑液から熱エネルギーが回収される熱交換器10を通す
。該シュート内にシュート内側面上に形成した薄いフィルムをシュートから戻す
ために該緑液のほんの一部はシュート5の内側の湿り気のために必要とされる。
段階2 − ガス洗浄。
該冷却ガス、これは湿気で部分的に飽和し、第1番目の容器を離れて導管11を
経由して二番目の容器12内に開放する。該導管11の開放は液体によるシールがさ
れており、シュートと上傾のパイプとから成り、該洗浄液チャンバー13内の液体
の表面よりも下で該容器の最も底に位置決めされる。この方法で該液体の表面以
下で導管を開放するその関係によって、該ガスは浮き出て上がることができるた
めに主として水で形成した該液体を通ることで気泡発生の力となる。この結果ガ
ス内は水蒸気で十分に飽和されると同時に化学物質の残りである内容物で自
由に洗浄される。ガス内に存在し、そしてこれらは切り離すことも、広範囲に洗
浄することも困難であり、微小固体あるいは粉霧と呼ばれる小粒子の幾つかは親
和な接触のために生じ得る該ガスと該洗浄液との間に与えられる。該洗浄液溶液
13、および該容器から離れたガスの温度は、大方において、第1番目の容器1内
の緑液液体チャンバー6内の温度と同じである。
該液体チャンバー13内の該洗浄液は液体チャンバー6内の緑液のため、あるい
は該ノズル7を介してシュート5内に噴霧された該冷却液を作るために希釈液の
製造の為に導管14を通って最初の容器1に戻される。例えば炭酸ナトリウムのア
ルカリ性洗浄液を使用して該ガスを引き続き洗浄しても多少の含硫黄化合物は残
る可能性がある。
段階3 − エネルギー回収。
該供給水が余熱された後で、該ガスは概ね80℃の温度であり、暖かい水の生成
として同一の凝縮器内で利用可能の概ね30℃に該残留熱量を降下させる。フロー
22内で該凝縮器の上方部分に概ね2.1m3/トンの数量のポンプで、とりわけ移動可
能な緑液8で形成された水が該システムからの該液体のロスをバランスするため
に加えられた。洗浄液チェンバー13内の該復水と該水が合流する前に該水は向流
処置によって200℃に加熱される。
該ガスは該凝縮器を離れ、フロー17内において、概ね30℃であり、そして該ガ
スは燃焼させられ、蒸気が生成
される、あるいは/または例えばスウェーデン国特許第448,173号の内容に沿っ
て電力が製造される。
特長
エネルギーの回収の為の向流原理によって、第1番目の容器内での冷却段階か
らの水蒸気の該熱は二番目の容器で凝縮用の熱として十分に利用される。向流型
凝縮器はより高い凝縮温度を生産し、平行の凝縮器に比較してより大きな流れと
その結果によるより大きな水蒸気の生産が生成される。高純度の蒸気の製造を可
能とする高熱レベルは該ガスが洗浄される原理を基本としており、第二段階にお
いては、それ“自身”が熱凝縮する。該冷却段階へ向かうこの凝縮物の返還は水
蒸気の加熱から成る該反応装置からの溶解/ガスのための冷却をする必要条件は
90〜100%を許容する。導管14を経由して、スプレーノズル7で希釈あるいは冷
却の液体用として最初の容器に向かう二番目の液体溶液13からの返還凝縮物の他
の利点は、該スプレーノズルが位置決めされている所で、タール質混合物、例え
ばテルペン、の熱分解の作用をするほどシュート5において非常に高い温度であ
り、濃縮されてガスとして放出され、それによってコンデンセート内に集められ
ることである。硫黄含有混合物のような他の混合物も、この方法によって分解す
ることができる。当然ながら、この好ましい作用は、シュート内で噴霧された場
合において、他のコンデンセート内の濾過液あるいは廃液の不要な混合物を熱分
解するのに利用でき得る。
水蒸気で飽和された燃焼ガスは、ある決まった量を基礎として比較がなされた
場合のガスに対して蒸気の水分は概ね4倍ほどより多く含んでいる。この手段、
つまり該向流処置の結果、水蒸気/ガスの混合の間は概ね10m/sの速度であり、例
えば、該凝縮器に入た状態で、水蒸気の液化により該ガスの速度は減少し、その
ために該凝縮器から離れた速度は概ね4〜5m/sである。該ガスの流れに沿って運
ばれることによって小滴は簡単に分離される。該向流原理に従って要求された速
度の低いガスは、通常の場合よりも長い滞留時間を伴って長く湿らせているので
実質的に疎水性をもたらし、該向流原理に従って冷却が達成される。
該ガス内に未だ残っているかさもなければ分離に大変困難な0.01から1.0μmの
大きさの微小固体あるいは粉霧と呼ばれる小粒子は、そのために凝縮核を利用し
て分離できる粒子まで溶解する。該向流原理に従って要求された速度の低いガス
は、通常の場合よりも長い滞留時間を伴って長く湿らせているので実質的に疎水
性をもたらし、該向流原理に従って冷却が達成される。
該向流処置の更なる有利な点としては、凝縮器内の汚れやすい低い冷却表面に
、該凝集液の流れ全体が高い温度で発熱することによって如何なる塗装でも保守
が不要となる影響を持つことである。
集められた凝集液を一箇所に位置させるコンパクト、多機能型ガス処理塔は、
機械構成と制御とプロセスの調
節に関して構成され、実質的に旧来の考えに比べて単純化されている。
緑液内の炭化水素の生成は第1段階内および第二段階のガス内における分離可
能な急冷溶液によって回避される。
経験的に、急冷段階の液体が該システム内で少々の間圧力が落ちた際に第1番
目の容器内で泡になる傾向があることが示されている。この方法は第2急冷段階
の洗浄液によって吸収される第1段階での該泡は許容する。
代替実施例
上記で開示した実施例は好ましい実施例である。しかしながら、この発明はこ
の実施例で制限されず及び特許請求の範囲の範囲で変更することができる。向流
型凝縮器の異なる組成物のステージにおいて、蒸気が浸透したガスが回収した該
凝縮熱および熱のエネルギーは自然と、ある価に対して大小し、そして与えられ
た温度は、例えば供給された水と異なる組成物のステージにおける該ガスは他の
有用性が取り得る。
向流凝縮器中の異構成段階間に層構造をしたパッキングを設備することは微小
固体の分離のために有利に働く。このチャネリングを回避することも好ましい作
用である。
反応中のガス化温度は500〜1,600℃好ましくは700〜1,300℃また更に好ましく
は800〜1,000℃であるのに対して、該システム圧力は絶対圧力150バールまで上
がることができ、好ましくは21〜50バールであり、高純度
の蒸気が生成不可能ではあるが大気圧も取り得る。設定した各システム圧の飽和
温度で制限はされるが、該コンデンセートおよび緑液の温度レベルはなるべく高
くすべきである。該システム圧が21〜50バールでありそして第1容器の冷却段階
での蒸気の分圧が概ね35〜90%であるならば、該温度は例えば170〜260℃となり
得る。例えば、蒸気の分圧が83%で、そして絶対圧力が26バールとすると、該温
度は216℃となる。
凝縮器の上方部分から供給がされるのに加えて、例えば導管14で、直接該コン
デンセートに液体バランス保持用の水も供給され得る。
同様な要求のある他のシステムの解明と関連して該凝縮器16の該原理の利用を
考えだすこともでき得る。洗浄液溶液13を含む該容器に戻されるべきこの凝縮器
からの凝縮液と、一緒に分割凝縮器内で蒸気を含んだガスの冷却および凝縮が実
施でき得る代りに、例えこれが利点だとしても、まるで洗浄液溶液13のように同
一容器内に収容することは該凝縮器16は必要としない。適応させるならば、この
分割凝縮器は向流型硫化液膜式凝縮器ではない旧来の凝縮器で構成することがで
き、この長所における自然な結果として、達成し得なかった後方の凝縮器の使用
することができるようになった。
この2つのシュートと液体槽を備えた急冷器/高速冷却槽は装置構造に関して
異なる方法で構成することができ得る。冷却液が溶解小滴の蒸気内に噴霧される
ことな
しに、冷却液が溶解小滴の蒸気内に噴霧されることによって例えば乾燥分離が該
第1容器1内で引き起こされ得、そしてその変わり該冷却液がガスの流れに直接
噴霧され、溶解に沿って移動されたあらゆる溶解と一緒となり、そして冷却槽内
に落下する。第二番目の容器12内で、該急冷は無制限の巨大ポンプの作用で達成
されるように設計され、言い返れば良好の循環および洗浄効果を達成してくれる
該液体を持ち上げるガスには可能性があると言える。他の手段としては、通称ベ
ンチュリー冷却がダイバースクリーンと一緒に適合する急冷段階と一緒に、ある
いは単独で利用され得る。
ガス導管11内でそれらは可能であり、その上に、特別なガス処理工程にも設置
可能である。この特別な段階は例えば該二番目の液体溶液13から供給される洗浄
液と備えるベンチュリースクラバーから構成することができ得る。このようなベ
ンチュリースクラバー利用によって該ガスの流の中における蒸気あるいは微小固
形物あるいは蒸気の分離を高める。該二つ液体溶液6および13は例えば、中間壁
などで、その同一容器内を分離することで設けることもでき得る。一つの可能性
は該2つの液体溶液6および13用の中間壁面を備えた水平型圧力容器を使用する
ことである。該反応装置2を格納する、該垂直型圧力容器1は一つの端部で該水
平容器と接続されそして、その他端には該凝縮器16を格納する、該垂直圧力容器
12と接続される。
他には、第3図に示されるのと同一の容器内に2つの液体溶液6および13に格
納される可能性がある。該緑液液体溶液6は該反応装置1の縦方向の垂直軸の周
りの該中心に位置決めされる。該ガスは、容器の外周面に位置された、洗浄溶液
13を強制的に通過する。該2つの溶液は中間壁の各々からおよび多くの特別の、
同心円上に配置された壁部26から完全に分離され、壁部26は洗浄溶液13内まで下
降して延び、該液体にガスを強制的に通すための多段階巨大ポンプのようにダイ
バースクリーン27と共に役目を果たす。
本発明によるコンデンセートから主として水から構成される該洗浄液溶液13が
好ましい例ではあるが、液体溶液13が該第1番目の液体溶液6内の緑液よりも異
なるタイプの緑液で構成し得るかどうか考察し得る。この場合該異なるタイプの
緑液は、該ガスとの強力な接触のためであって、多量の炭化水素ナトリウムおよ
び硫化水素ナトリウムが含有されるということは、例えばH2SおよびCO2の連続抽
出のために使用され得るということを意味する。
自然と、本発明のコンセプトは化学物質の回収へ関連して実施でき、完全に異
なるタイプの処理液体と回収化学物質を巻き込む工程にも応用でき、例えば漂白
設備の処理液体、セミケミカルパルプの製造からの処理液体、例えばCTMP、
あるいは基盤をナトリウムから代えるようにしてカリウムの使用に基づいたパル
プ製造からの
処理液に応用できる。
本発名のコンセプトは機構へ移動し(スウェーデン特許第468600号参照)そし
てその結果としてNa2Sの製造となる反応装置内のH2Sの分圧の増大を利用する際
にも応用できる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG),
AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C
H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB
,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,
LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M
W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD
,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ,
VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 生繊維原料の繊維の化学的蒸解によって紙パルプを生産する際に得られ た黒液から化学物質およびエネルギーを回収する方法であって、該黒液はガス状 の形態CO,CO2,CH4,H2およびH2S、および溶解された小滴の形状のNa2CO3,NaOHお よびNa2Sで気化され、第1段階において、主として水からなる冷却液と直接接触 させることでガスおよび溶解物の合成混合物を冷却し、それにより冷却液の一部 を揮発させ、そして緑液の液体溶液(6)の構造に伴う原因によって残った該冷却 液の一部に該溶解小滴は分離されそして溶かされ、第二段階において、上記ガス は主として水から構成された洗浄溶液(13)と直接的に接触することで洗浄されそ して分離され、その後該ガスは洗浄され第二段階において、間接型凝縮器(16)に おける該水蒸気で飽和された高温ガスから熱エネルギー形成時のエネルギーおよ び凝縮熱が回収され、第1段階における該ガスと緑液から形成された該液体溶液 (6)との接触が、第二段階で該ガスと実質的に水で形成される該洗浄溶液(13)と の接触より少ないことを特徴とする方法。 2. 該水蒸気で飽和された高温ガスに含む該エネルギーが該間接型凝縮器(1 6)の補助に利用され、該凝縮器(16)が一部を構成するために集められたことに起 因する熱型コンデンセートに利用され、好ましくは第二段階の該洗浄液溶液の該 主だった部分を構成するようにされた ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 3. 該間接冷却は向流方法によって成し遂げられ、該ガス内の該凝縮熱、お よびより高品質にされたその該ガスの該熱エネルギーの一部は高品質蒸気の生成 のために使用され、熱エネルギーの残りは予熱水供給のため、上記蒸気の生成お よび暖かい水の製造のために使用されたことを特徴とする請求項1または2に記 載の方法。 4. 上記液体バランスは該液体溶液(6,13)内の液体(22)によって維持され、 好ましくは水は、該凝縮器(16)の上方部分まで増加させたことを特徴とする請求 項2に記載の方法。 5. フロー(14)内において回収された熱い液体は、冷却溶液生成のために該 洗浄液溶液(13)から第1段階へ向かいそしてこの段階で該緑液液体溶液のために 液体に溶解されることを特徴とする請求項2に記載の方法。 6. 第1段階には無い該ガスは緑液から成る該液体溶液(6)に気泡の通過を 許したことを特徴とする請求項1に記載の方法。 7. 第二段階の該ガスが該洗浄液体溶液(13)に気泡を強制的に通過させたこ とを特徴とする請求項1に記載の方法。 8. 該間接凝縮器(16)が向流型流下液膜式凝縮器(16)から構成されたことを 特徴とする請求項2に記載の方法。 9. 該システム内の圧力が150バール、好ましくは 21〜50バールである請求項1に記載の方法。 10. 該洗浄液溶液(13)における温度が、洗浄液溶液への入力した該ガスの温 度および該緑液液体溶液(6)内の温度とを実質的に同一としたことを特徴とする 請求項1に記載の方法。 11. 洗浄液液体溶液(13)から供給された洗浄および冷却液体を備えたスクラ バーから形成された追加のガス処理段階を上記第1段階および上記第二段階との 間に設けたことを特徴とする請求項1に記載の方法。 12. 中間壁等によって分離された同様の容器または同一容器内に該液体溶液 (6)および(13)が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の方法。 13. 第二段階において該ガスは交互に気泡を強制的に上下させ、該液体溶液 (13)の通過、壁部が該洗浄液溶液(13)内まで下方に延ばした円筒状の壁部(26)が 同心円上に配置されたダイバースクリーン(27)の装置によって該気泡生成で作り 出された気泡生成ステップとを少なくとも各方向の第1ステップにおいて合わせ たことを特徴とする請求項7または12に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE9402197-9 | 1994-06-22 | ||
SE9402197A SE502038C2 (sv) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | Förfarande för tvättning och kylning av gaser vid förgasning av svartlut |
PCT/SE1995/000586 WO1995035410A1 (en) | 1994-06-22 | 1995-06-15 | Process for washing gas formed by gasifying black liquor |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10504607A true JPH10504607A (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=20394481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8502006A Pending JPH10504607A (ja) | 1994-06-22 | 1995-06-15 | 黒液をガス化させることによって形成されたガスの洗浄法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10504607A (ja) |
AU (1) | AU2811295A (ja) |
BR (1) | BR9508080A (ja) |
CA (1) | CA2193516C (ja) |
FI (1) | FI118899B (ja) |
SE (1) | SE502038C2 (ja) |
WO (1) | WO1995035410A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013524030A (ja) * | 2010-03-30 | 2013-06-17 | ケムレック アクチェボラグ | 亜硫酸塩濃溶液のガス化 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE9701546D0 (sv) * | 1997-04-24 | 1997-04-24 | Kvaerner Pulping Tech | New process |
US6062547A (en) * | 1994-06-22 | 2000-05-16 | Kvaerner Pulping Ab | Quench vessel for recovering chemicals and energy from spent liquors |
US6030493A (en) | 1994-11-04 | 2000-02-29 | Kvaerner Pulping, Ab | Process for recovering chemicals and energy from cellulose spent liquor using multiple gasifiers |
SE513637C2 (sv) * | 1999-04-01 | 2000-10-16 | Kvaerner Chemrec Ab | Anordning vid förgasning av avlut |
SE9901185L (sv) * | 1999-04-01 | 2000-03-20 | Kvaerner Chemrec Ab | Förfarande för kylning av fast och gasformigt material vid förgasning av avlut |
SE514277C2 (sv) | 1999-06-07 | 2001-02-05 | Kvaerner Chemrec Ab | Anordning för förgasning av avlut |
CN103306154A (zh) * | 2012-03-15 | 2013-09-18 | 秦才东 | 制浆黑液的处理及利用方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE448173B (sv) * | 1985-06-03 | 1987-01-26 | Croon Inventor Ab | Forfarande for utvinning av kemikalier fran cellulosaavlut genom pyrolys |
SE500263C2 (sv) * | 1993-03-11 | 1994-05-24 | Chemrec Ab | Process för separation av svavelföreningar ur en koldioxid- och vätesulfidinnehållande gasström |
-
1994
- 1994-06-22 SE SE9402197A patent/SE502038C2/sv not_active IP Right Cessation
-
1995
- 1995-06-15 WO PCT/SE1995/000586 patent/WO1995035410A1/en active Application Filing
- 1995-06-15 CA CA002193516A patent/CA2193516C/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-06-15 BR BR9508080A patent/BR9508080A/pt not_active Application Discontinuation
- 1995-06-15 AU AU28112/95A patent/AU2811295A/en not_active Abandoned
- 1995-06-15 JP JP8502006A patent/JPH10504607A/ja active Pending
-
1996
- 1996-12-18 FI FI965088A patent/FI118899B/fi not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013524030A (ja) * | 2010-03-30 | 2013-06-17 | ケムレック アクチェボラグ | 亜硫酸塩濃溶液のガス化 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BR9508080A (pt) | 1997-09-02 |
FI965088A0 (fi) | 1996-12-18 |
FI965088A (fi) | 1996-12-18 |
WO1995035410A1 (en) | 1995-12-28 |
AU2811295A (en) | 1996-01-15 |
SE9402197L (sv) | 1995-07-24 |
SE502038C2 (sv) | 1995-07-24 |
CA2193516A1 (en) | 1995-12-28 |
FI118899B (fi) | 2008-04-30 |
CA2193516C (en) | 2005-02-08 |
SE9402197D0 (sv) | 1994-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4808264A (en) | Process for chemicals and energy recovery from waste liquors | |
RU2135273C1 (ru) | Система производства целевого газа, устройство для извлечения тепла и удаления кислого газа на ее основе и способ получения целевого газа | |
FI82727B (fi) | Foerfarande foer foergasning av svartlut. | |
RU2053831C1 (ru) | Способ очистки технологического газа | |
US6238468B1 (en) | Quench vessel | |
JPH10504607A (ja) | 黒液をガス化させることによって形成されたガスの洗浄法 | |
US3650888A (en) | Pollution controlled polysulfide recovery process | |
CA2113559A1 (en) | Method and apparatus for separating molten particles from a stream of gas | |
CA1089162A (en) | Fluidized bed treatment of kraft black liquor with h.sub.2s absorption | |
US5984987A (en) | Black liquor gasification process | |
US6062547A (en) | Quench vessel for recovering chemicals and energy from spent liquors | |
US3650889A (en) | Pollution controlled polysulfide recovery process | |
US6440379B1 (en) | Apparatus to recover sulfur from concentrated acid gas into alkaline solution | |
SE506702C2 (sv) | Förbehandling av fibermaterial med in situ bildad vätesulfid | |
US5868805A (en) | Process for integrated evaporation and gasification of spent liquor from cellulose cooking | |
JPH10509481A (ja) | セルロース廃液から化学薬品及びエネルギを回収する方法 | |
WO2006019342A1 (en) | Partial oxidation of cellulose spent pulping liquor | |
EP0977919B1 (en) | Separating alkali metals from gasified black liquor | |
US20120073772A1 (en) | Gasification of sulphite thick liquor | |
US7217302B1 (en) | Process for cooling solid and gaseous material during gasification of spent liquor | |
JP2000507318A (ja) | セルロース廃液から化学薬品およびエネルギーを抽出する方法 | |
NO762515L (no) | Fremgangsm}te ved massekoking. |