JPH10504028A - 酸化組成物 - Google Patents

酸化組成物

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JPH10504028A JP8506347A JP50634795A JPH10504028A JP H10504028 A JPH10504028 A JP H10504028A JP 8506347 A JP8506347 A JP 8506347A JP 50634795 A JP50634795 A JP 50634795A JP H10504028 A JPH10504028 A JP H10504028A
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クロウド,ヴィンセント・ブライアン
トンプセット,ステファン・ジェームス
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ワーウィック・インターナショナル・グループ・リミテッド
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    • A01N37/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most two bonds to halogen, e.g. carboxylic acids
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Abstract

(57)【要約】 アシル供与体漂白活性化剤を過酸素源と反応させ、続いてこの反応生成物を殺生物剤前駆体と反応させて殺生物化合物を生成する第一工程を含む方法が記載されている。生成物混合物は続いて消毒液として使用される。活性化剤と過酸素化合物との間の反応の生成物は、過カルボン酸を生成すると信じられる。この過酸は殺生物性質を有する。過酸の一部は、普通酸化によって、殺生物剤前駆体と反応して、殺生物化合物を生成すると信じられる。過酸素源は過酸化水素又は無機過塩であってよい。漂白活性剤は一般的にアセチル供与体、例えば、テトラアセチルエチレンジアミンである。殺生物剤前駆体は、例えば、ハロゲン化物イオン又はカロ酸である。反応工程は好ましくは、第一工程で発生すると信じられる過酸のpKaより低いpH、一般的に酸性pHで起こる。過酸素源、活性化剤及び殺生物剤前駆体並びに必要に応じて所望のpHを作るための酸性化種を含有する組成物が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 酸化組成物 本発明は、殺生物組成物を生成するための製品、その反応及び使用に関する。 特に、本発明は、過酸素化合物が酸化剤である酸化反応からの、細菌、ウイルス 、菌類、微生物及びバイオ−フィルムを殺すための殺生物剤の生成に関する。 インシトゥでハロゲン化物イオンを酸化することによって殺生物化合物を生成 することは、例えば、GB−A−2219790号から知られている。この文献 は、臭化物イオン又はヨウ化物イオンを含有させ、次亜塩素酸塩、オゾン又はペ ルオキシ一硫酸カリウムを用いて臭化物イオン又はヨウ化物イオンを酸化するこ とにより、水泳プール用水のような水を衛生的にするための方法に関している。 WO−A−91/18081では、コンタクトレンズ消毒薬が、水溶液中でのヨ ウ化物と過酸素源とのインシトゥ反応によって活性ヨウ素を与えている。 臭化物イオンからなる漂白組成物が、EP−A−24368に記載されている 。この組成物にも水溶液中で過酸アニオンを生成する前駆体が含有されており、 この組成物は高アルカリ性条件下でクリーニング店洗剤として使用される。活性 化剤と過酸素源との反応によって発生した過酸アニオンは、インシトゥで臭化物 イオンと反応してこれを酸化し、次亜臭素酸塩を生成することを必要とし、また この次亜臭素酸塩が活性漂白成分として作用することを必要とする。漂白反応に よって再生された臭化物は、再びOBr-に酸化される。 過酸素源及び活性化剤を含有する組成物の溶解によって製造された他のアルカ リ性漂白液は、例えば、活性化剤と過酸素源との反応によって発生する過酸アニ オンが存在することに基づいて、殺生物性質を有するとして記載されている。例 えば、このような有用性はGB−A−1337858に開示されている。GB− A−1566671に於いて、過酸アニオンの殺菌効果を補足するためにこの組 成物に他の殺生物剤を添加することができる。アリールヒドロキシ基のエステル の加水分解によって生成する過酸を作る反応の副生成物、即ち環にヒドロキシル 置換基を有する安息香酸誘導体が、殺生物性質を有することも示唆されている。 カロ酸は過酸素源の一つであると述べられている。 US−A−5350563及びDE−A−3615787では、改良された消 毒を達成するために、活性化剤の組合せ物が過酸素源と共に使用されている。両 方の活性化剤は過酸素源自体と反応すると言われている。両方の刊行物に於いて 、pHはアルカリ性であると思われる。 GB−A−1571357に於いて、無水物は酸性pHで過酸化水素と反応し て、部分的に生成する過酸のために、そして部分的に環に置換されたヒドロキシ 基を有する安息香酸誘導体である副生物のために、殺生物性であると言われてい る液体を作る。 EP−A−0125781に於いて、エノールエステル活性化剤が、漂白組成 物として過酸素源と組み合わせて使用される。この組成物の有用性には殺生物性 が含まれ、これは循環水システムに使用することができる。この組成物は追加の 殺生物成分で補足することができ、循環水システムに於いて、同様に殺生物剤と して作用して、この組成物は、除去することが望ましい水中に存在する他の酸化 性成分を酸化することができる。 US−A−3551087に於いて、過酸化水素をホルムアミド及びホルムア ルデヒド源と組み合わせて使用する羊毛染色方法が記載されている。反応条件下 でホルムアルデヒドが放出されると言われている。過ギ酸がインシトゥで作られ る。生成した水溶液は、沸点で使用される。pHは酸性である。 WO−A−9418299(本特許出願の優先日には公開されていなかった) に於いて、酸性条件下で過酸素源と組み合わせたアシル供与体活性化剤の使用が 記載されている。共消毒薬、共殺生物剤及び殺粘液菌剤が、これらの成分をベー スとする組成物のための有用な添加剤であることが示唆されている。WO−A− 9418297には、同様の製品及び方法が記載されている。実施例には、界面 活性剤含有組成物並びにクエン酸が含有されている。クエン酸は殺ウイルス剤と して作用し得る。 於ける微生物化合物の酵素仲介発生の研究が記載されている。牛乳に於いて、ラ クトペルオキシダーゼは、牛乳中のlactobacilli又はその他の汚染微生物からの 過酸化水素を使用して、チオシアン酸塩イオンを酸化し、殺菌性ヒポチオシアン 酸塩アニオンを生成することが記載されている。この発見は、WO91/111 05に記載されている殺菌性組成物を製造するために使用された。この組成物に は、ヨウ素、及びその相当する酸化性基質であるグルコースと共にオキシドレダ クターゼ酵素、即ちグルコースオキシダーゼによってインシトゥで産生される過 酸化水素を使用してインシトゥで酸化されるチオシアン酸塩イオンが含有されて いる。上記の論文には、有効性のために過酸化水素の酵素源を使用しなくてはな らないことが報告されている。 酵素は取り扱いの困難性を与え、それらがその活性を失わないことを確実にす るために努力を払わなくてはならない。酵素系はまた、高濃度の酸化剤を得るこ とが不可能であるので、非常に制限される。 本発明により、過酸素源;アシル供与体(そのアシル基は、2個又は3個以上 の炭素原子を有する)であるこの過酸素源のための活性化剤;過酸素源、活性化 剤及び水溶液中の過酸素源と活性化剤との間の反応の生成物とは異なった化合物 であり、水溶液中の過酸素源と活性化剤との反応生成物と反応して、殺生物的に 活性の種(「共殺生物剤」)を作る殺生物剤前駆体;並びに、必要に応じて、こ の組成物の全ての成分が水溶液に溶解したとき、pHがpKa(1)(但しpKa (1)は、活性化剤のアシル基に相当する過カルボン酸のpHである)より低い ようなpH調節成分からなる複合製品である殺生物性組成物が提供される。 インシトゥで製造される共殺生物剤は、活性化剤と過酸素源との反応によって インシトゥで製造される種の殺生物スペクトルを拡大する。 活性化剤はN−アシル誘導体又はO−アシル誘導体であってよい。好ましくは 活性化剤は式I (式中、Lは、酸素原子又は窒素原子を介してC=O炭素原子に結合している離 脱基であり、R1は、アルキル、アルケニル、アラルキル、アルカリール又はア リール基(但し、これらの基の全ては、24個以下の炭素原子を有し、置換され ているか又は置換されていない)である) の化合物である。 離脱基Lは好ましくは、その共役酸が、4〜13、好ましくは7〜11、最も 好ましくは8〜11の範囲内のpKaを有する化合物である。 R1は、脂肪族基、好ましくはC1-18アルキル基、C1-18アルケニル又はアリ ール基であり、最も好ましくはメチル基、分枝鎖又は直鎖のC6-18アルキル基又 はフェニル基であることが好ましい。 本発明に於いて、アルキル基及びアルケニル基は直鎖、分枝鎖又は環式であっ てよい。 式Iに於いて、LとR1とは結合して、普通ラクトン又はラクタムである環式 化合物を形成してもよい。これらの環式基には、ヘテロ原子、例えば酸素原子若 しくは任意に置換された窒素原子、カルボキシル基並びに−CH2−基又はこれ らの置換誘導体が含まれていてよい。これらは飽和されているか又は不飽和であ ってよい。L自体は、例えば、ヘテロ原子を介して化合物IのC=O基に結合し た、複素環基を含む環式基からなっていてよい。 R1及びLの置換基には、ヒドロキシル、=N−R2(式中、R2は、R1によっ て表わされる基の全てから選択され、好ましくは、低級アルキル、アミン、アシ ル、アシルオキシ、アルコキシ、アリール、アロイル、アリールオキシ、アロイ ルオキシ、ハロゲン、アミド及びイミド基等並びに化合物の活性に悪影響を与え ないその他の基である)が含まれていてよい。 本発明に於いて、式Iの化合物は、クリーニング店洗剤で使用するための漂白 活性剤として記載されている、どのようなN−アシル又はO−アシルアシル供与 体化合物であってもよい。式Iの化合物は無水物であってもよいが、好ましくは エステル又は更に好ましくはアミド誘導体である。 アミド誘導体には、アシルイミダゾリド(acyl imidazolide)及びTAEDのよ うなN,N−ジアシルアミンが含まれる。N−アシル誘導体の他の例は下記のも のである。 a)1,5−ジアセチル−2,4−ジオキソヘキサヒドロ−1,3,5−トリア ジン(DADHT); b)N−アルキル−N−スルホニルカルボンアミド、例えば、化合物N−メチル −N−メシルアセトアミド、N−メチル−N−メシルベンズアミド、N−メチル −N−メシル−p−ニトロベンズアミド及びN−メチル−N−メシル−p−メト キシベンズアミド; c)N−アシル化環式ヒドラジド、アシル化トリアゾール又はウラゾール、例え ば、モノアセチルマレイン酸ヒドラジド; d)O−ベンゾイル−N,N−スクシニルヒドロキシルアミン、O−p−ニトロ ベンゾイル−N,N−スクシニルヒドロキシルアミン及びO,N,N−トリアセ チルヒドロキシルアミンのようなO,N,N−トリ置換ヒドロキシルアミン; e)N,N′−ジアシルスルフリルアミド、例えば、N,N′−ジメチル−N, N′−ジメチル−N,N′−ジアセチルスルフリルアミド及びN,N′−ジエチ ル−N,N′−ジプロピオニルスルフリルアミド; f)1,3−ジアシル−4,5−ジアシルオキシ−イミダゾリン、例えば、1, 3−ジホルミル−4,5−ジアセトキシイミダゾリン、1,3−ジアセチル−4 ,5−ジアセトキシイミダゾリン、1,3−ジアセチル−4,5−ジプロピオニ ルオキシイミダゾリン; g)テトラアセチルグリコルリル(glycoluril)及びテトラプロピオニルグリコル リルのようなアシル化グリコルリル; h)1,4−ジアセチル−2,5−ジケトピペラジン、1,4−ジプロピオニル −2,5−ジケトピペラジン及び1,4−ジプロピオニル−3,6−ジメチル− 2,5−ジケトピペラジンのようなジアシル化2,5−ジケトピペラジン; i)プロピレンジウレア及び2,2−ジメチルプロピレンジウレアのアシル化生 成物、特にテトラアセチル又はテトラプロピオニルプロピレンジウレア及びこれ らのジメチル誘導体; j)α−アセトキシ−(N,N′)−ジアセチルマロンアミドのような、α−ア シルオキシ−(N,N′)ポリアシルマロンアミド; k)O,N,N−トリアセチルエタノールアミンのような、O,N,N−トリ置 換アルカノールアミン; k′)DE−A−3,304,848に開示されているもののようなシアナミド ; l)N−ベンゾイル−カプロラクタム、N−アセチルカプロラクタム、C4-10ラ クタムから生成される類似化合物のような、N−アシルラクタム; m)イミド環に5個以上の炭素原子を有する、置換又は非置換のスクシンイミド 、フタルイミド及び他の二塩基カルボン酸のイミドのN−アシル及びN−アルキ ル誘導体。 また、この化合物は下記のようなエステルであってもよい。 n)ペンタアセチルグルコースのような糖エステル; o)エチルベンゾイミダートのようなイミジン酸のエステル; p)シアヌル酸トリアセチル及びシアヌル酸トリベンゾイルのようなシアヌル酸 トリアシル; q)例えば、GB−A−864798、GB−A−1147871に記載されて いるようなC8-18−アルカン酸又は−アラルカン酸の比較的表面活性の酸化生成 物を与えるエステル並びにEP−A−98129及びEP−A−106634に 記載されているエステル、例えば、式I(但し、Lは、ベンジル基に水溶性を与 えるために環内に置換されたスルホン酸基(任意に塩にされている)を有するア リール基からなる)の化合物、特にノナノイルオキシベンゼンスルホナートナト リウム塩(NOBS)、イソノナノイルオキシベンゼンスルホナートナトリウム 塩(ISONOBS)及びベンゾイルオキシベンゼンスルホナートナトリウム塩 (BOBS); r)C14-22−アルカン酸又は−アルケン酸のフェニルエステル; s)ヒドロキシルアミンのエステル; t)EP−A−0125781に記載されているもののような低級アルカン酸及 びgem−ジオールのジェミナルジエステル、特に、1,1,5−トリアセトキ シペント−4−エン及び1,1,5,5−テトラアセトキシペンタン並びに相当 するブテン及びブタン化合物、エチリデンベンゾアート並びにビス(エチリデン アセタート)アジパート;並びに u)例えば、EP−A−0140648及びEP−A−0092932に記載さ れているようなエノールエステル。 活性化剤が無水物である場合、これは好ましくは分子内無水物又はポリ酸ポリ 無水物である。このような無水物化合物は、無水酢酸のような液体無水物よりも 一層貯蔵安定性である。活性化剤として使用することができる無水物誘導体には 下記のものが含まれる。 v)二塩基カルボン酸の分子内無水物、例えば、無水コハク酸、無水マレイン酸 、無水アジピン酸、無水フタル酸又は5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸 無水物; w)イソフタル酸又はペルフタル酸の二酢酸無水物のような、モノ−ポリ−塩基 カルボン酸の、混合無水物を含む分子間無水物; x)一般式II (式中、Qは、Q及びNが無水物基のカルボニル基及び酸素原子と一緒になって 、1個又は2個以上の環構造を形成するような二価の有機基であり、R2は、H 、アルキル、アリール、ハロゲン又はカルボキシル含有官能基のカルボニル基で ある) を有するWO−A−8907640に記載されているようなイサト酸無水物若し くは関連化合物、又はWO−A−8907639に記載されているようなベンゾ キサジン−4−オン、即ち、式III (式中、Q′は、Qと同じ群から選択され、R3は、H、アルキル、アリール、 アルカリール、アラルキル、アルコキシル、ハロアルキル、アミノ、アミノアル キル、カルボキシル基又はカルボニル含有官能基である) の化合物、好ましくは、2−メチル−(4H)3,1−ベンゾキサジン−4−オ ン(2MB4)又は2−フェニル−(4H)3,1−ベンゾキサジン−4−オン (2PB4); y)ポリ(アジピン酸)無水物又は本特許出願人の出願中の出願WO−A−93 06203に記載されている他の化合物のようなポリマー無水物。 本発明に於いて、活性化剤の混合物を使用することができる。混合物を使用す る場合、本発明について特定されるpHの上限は、それらが互いに異なっている 場合、2個のアシル基に相当する過酸のpKaより高いものである。例えば、ア セチル誘導体である1種の活性化剤と高級アルカノイル又はアリール誘導体であ る1種の活性化剤との混合物が有用であろう。例えば、過酢酸のpKaは8.2 であり、他方過ギ酸のpKaは7.1であり、ペルオキシ安息香酸のpKaは7. 6である。 活性化剤は、室温で固体である化合物、例えば、少なくとも40℃、好ましく は少なくとも50℃、例えば、60℃より高い融点を有するものであってよい。 過酸素源は過酸化水素自体又は無機過塩(persalt)、例えば過炭酸塩若しくは 過ホウ酸塩、例えば、過ホウ酸ナトリウム又は過酸化ベンゾイル若しくは過酸化 尿素のような有機過酸化物であってよい。特に好ましい過酸素源は、過ホウ酸ナ トリウム、過炭酸ナトリウム又はカロ酸(一過硫酸)若しくはその塩である。カ ロ酸が殺生物剤前駆体である場合、他の化合物を過酸素源として使用しなくては ならない。これらの過酸素源の何れの混合物も使用することができる。 殺生物剤前駆体は、過酸素源と活性化剤との間の反応の生成物混合物と反応し て、殺生物的に活性の種、即ち共殺生物剤を与えることができる全ての成分であ る。これの利点は、特に環境温度で、過酸素前駆体自体又は活性化剤と反応しな い又は顕著な速度で反応しない殺生物剤前駆体を使用することができることであ る。殺生物剤前駆体の反応は、過酸素源と活性化剤との間の反応(生成物は、活 性化剤のアシル基から誘導される過カルボン酸又はそのアニオンであると信じら れる)の際に生成される、より強い酸化化合物とであると信じられ、酸化反応で あると信じられる。例えば、ハロゲン化物イオンが酸化されて、強力な消毒剤で ある活性ハロゲン種Hal3又はジアハロゲン酸塩OHal-を生成すると信じら れる。殺生物剤前駆体自体は幾らかの殺生物剤性質を有しているが、このような 性質は一般的に、殺生物剤種即ち、活性化剤と過酸素源との間の反応の生成物 とのその反応の際に生成される共殺生物剤の殺生物性質よりも強度が小さく、さ もないと本発明の方法の使用工程について特定されるpHで示されない。例えば 、カロ酸は殺生物剤前駆体として作用するが、幾らかの殺生物性質自体を有して いる。例は、臭化物イオン、塩化物イオン若しくはヨウ化物イオンのような水溶 液中のハロゲン化物イオンの源又はヨードフォアである全ての成分である。殺生 物剤前駆体はまた、個別に何れかの化合物とではなく、活性化剤と過酸素源との 間の反応の生成物と反応して、非常に強力な殺生物剤である生成物を形成する、 カロ酸(一ペルオキシ硫酸塩)であってもよい。 複合製品の一つの好ましい態様に於いて、活性化剤はTAEDである。過酸素 源は過酸化水素又は固体過酸素化合物であってよい。 酸化組成物の他の好ましい態様に於いて、活性化剤は環境温度で固体である全 ての他の活性化剤である。 本発明にはまた、第一工程で、過酸素源をアシル供与体(但し、そのアシル基 は好ましくは少なくとも2個の炭素原子を有する)である活性化剤と水溶液中で 反応させて、過酸素源自体よりも強い酸化剤である酸化生成物からなる生成物溶 液を形成し、第二工程に於いて、殺生物剤前駆体をこの酸化生成物によって酸化 して、最終溶液中に殺生物種を形成し、第三工程に於いて、pKa(1)(但し 、pKa(1)は、活性化剤のアシル基に相当する過カルボン酸のpKaである) より低いpHで、この最終溶液を殺生物組成物として使用することからなる方法 が含まれる。好ましくは、殺生物剤前駆体は第一工程で、過酸素源と活性化剤化 合物との反応の間に存在する。好ましくは、過酸素源と活性化剤とは水溶液中で 反応させる。好ましくは、第一工程もpKa(1)より低いpHで行う。 本発明は、酸化によって生成される広範囲の殺生物種を利用可能にし、貯蔵安 定組成物からインシトゥで作ることができるので、特に有利である。 第一工程及び第三工程に於けるpHは、好ましくは酸性であり、更に好ましく は6.5より低い。過加水分解(perhydrolysis)工程に於けるpHは普通2.0 より高い。 第一工程のための成分を与えることができる複合製品には、普通酸性化成分で あるpH調節成分が含有されている。追加の酸性化成分を使用する場合、それは 酸及び/又は緩衝物質であってよい。この成分は、クエン酸及び/又はスルファ ミン酸に加えて、コハク酸又はアジピン酸のような多塩基カルボン酸のような多 塩基有機酸からなっていてよい。またこの成分は、使用の際の酸性度を増加させ るために過加水分解反応の副生物と反応してよい。過ホウ酸塩を使用する場合、 ホウ酸塩は副生物であり、ホウ酸塩と反応してpHを低下させることが知られて いるどのような成分も、例えば、グリコール及びポリオールのようなシス−1, 2−ジオール、ホウ酸又はリン酸二水素ナトリウムを使用することができる。 本発明の特に好ましい態様に於いて、この組成物にはまた銀塩のような追加の 殺生物成分が含有されていてもよい。この銀塩は好ましくは銀の溶解度限界より 低い濃度で存在する。使用する銀イオンのより高い濃度を可能にするために、銀 イオンは水溶液中で安定であり可溶性である銀錯体として存在していてよい。 銀塩は製造される溶液の殺生物活性の範囲を増加させ、ハロゲン化物イオン又 はチオシアン酸塩から生成される殺生物種と組み合わせて使用するとき相乗殺生 物効果を与えるので、銀塩は追加の殺生物成分として特に好ましい。製品溶液中 に含有させるための特に好ましい銀塩には、チオシアン酸銀、ヨウ化アンモニウ ム銀又は全ての他の可溶性ハロゲン化銀錯体が含まれる。本発明の特に好ましい 態様に於いて、過酸素源と活性化剤化合物とが反応する第一工程に、追加の殺生 物成分が存在している。 含有される場合、銀イオン又は他の追加の殺生物成分の濃度は、最終溶液中に 殺生物効果を作るようなものであろう。銀イオンについて、最終溶液中で、その 濃度は0.001g/l以上、一般的に0.01g/l以上又は0.1g/l以 上であってよい。好ましくはこの濃度は50g/l又は最も好ましくは20g/ lを越えないであろう。 本発明の組成物及び方法にはまた安定剤が含有されていてよく、これは過酸化 物及び/又は感光性である銀イオンの貯蔵安定性を向上させるであろう。 第一工程の過加水分解反応に於いて、存在する水の量は好ましくは少なくとも 過酸素源と(モルの項で)同量程度である。過酸素源が過酸化水素自体である場 合、過酸化水素の濃度は、好ましくは70%重量/体積(即ち、一緒にした混合 物中の水プラス過酸化水素プラス他の成分の体積基準の過酸化水素の重量)より 低い。好ましくはこの濃度は60%重量/体積より低く、更に好ましくは30% w/vより低い。反応の生成物を家庭環境又は生成物を取り扱う際に特別の予防 措置をとることが困難である他の環境で使用する場合、この濃度について15% w/vより低い又は10%w/vより低い又は5%w/vより低いことが好まし い。過酸素源が過酸化水素以外である場合、この濃度は好ましくは、過酸化水素 の引用した濃度と等価の利用可能な酸素を与えるようなものである。 一般的に第一工程と第三工程との間に酸性化化合物又は塩基の追加はないので 及び共に好ましくは(pKa(1)より低い、好ましくは酸性の)同じpH範囲 であるので、第二工程に於けるpHも普通は同じ範囲である。pHは変化し、種 々の成分の間の反応が起こるとき普通はより酸性になるであろう。 本発明により、殺生物活性種(その一種は、第一工程からの酸化生成物である )のブレンド物を含有する殺生物水性液の生成が可能になる。それで活性化剤及 び過酸素源は、少なくとも幾らかの第一工程で生成される酸化生成物である殺生 物剤及び少なくとも幾らかの、本発明の方法の第一工程の製品混合物の存在下で のその反応により殺生物剤前駆体から生成される共殺生物剤が存在するように、 殺生物剤前駆体よりも化学量論的過剰で酸化生成物を生成するような量で存在す る。 この方法によって得られる殺生物液体は改良された性質を有する。殺生物成分 の組合せは、病原菌に対する、例えば、感染を引き起こす可能性のある細菌に対 する活性のより広いスペクトルを与えることができる。これはまた組成物に、個 々の殺生物剤よりも広い範囲の、温度成分のような使用条件に亘る有用性を持た せるようにする。それでこの組成物は非常に有効である。 最終溶液の殺生物活性は、過酸素源、活性化剤、殺生物前駆体及び任意の追加 の殺生物成分の相対的量を変化させることによって、特定の適用について最適化 することができる。 反応の第一工程及び/又は第二工程に於いて、温度は好ましくは0〜95℃の 範囲内、更に好ましくは10〜80℃の範囲内である。本発明は、温度が60℃ より低い又は50℃より低い、例えば、40℃より低い又は室温付近であるとき 最も有用である。この温度はしばしば20℃より高い。第二工程及び第三工程に 於ける温度は、第三工程の生成物を殺生物剤で処理する支持体に適用する前又は 適用する際に冷却するために、第一工程の温度よりも幾分低いと思われる。第三 工程についての好ましい温度は、好ましくは過加水分解(第一)工程の間の温度 と同じ範囲内であり、好ましくは実質的に同じ温度である。過酸素源のために活 性化剤を使用する特別の利点は、酸化生成物が、比較的低温、例えば、安全性の 観点から有利である環境付近及び手の熱さより低い温度で生成する傾向があるこ とである。また、過加水分解反応の速度は温度を調節することによって制御する ことができる。 本発明の方法に於いて、第一工程と第二工程との間又は第二工程と第三工程と の間に時間遅延を存在させることが可能である。例えば、過酸素源と漂白活性化 剤とを水性条件下で殺生物剤前駆体の存在下で、少なくとも5分、1日又は2日 以内に、適当には10分〜1日の範囲内で反応させて、第二工程が起こり、第三 工程、即ち最終溶液の殺生物組成物としての使用の前に時間遅延が存在するよう にすることができる。しかしながら、殺生物種は比較的短く生きており、そうで あれば好ましくは第二工程と第三工程との間の短い遅延時間よりも大きくない。 それで、殺生物剤前駆体は使用の直前まで生成物溶液に添加してはならず、又は 第二工程と第三工程との間の時間遅延は、生成された殺生物種がその殺生物性を 実質的に失うように長くてはならない。殺生物剤前駆体は第一工程に存在してお り、それで第一工程と第二工程とは実質的に同時である。第二工程と第三工程と の間の時間遅延は、好ましくは2時間以内であり、好ましくは1時間より短い又 は30分である。過酸素源、漂白活性化剤及び殺生物前駆体は一緒に混合し、同 時に水に添加することができ又はその代わりにこれらを次々と若しくは種々の組 合せで水に添加することができる。これらを水に添加し、直ちに使用することが できる。 最終溶液を殺生物組成物として使用する本発明の方法による第三工程は、消毒 又は殺生物クリーニング工程が普通硬い表面に必要となる全ての状況で適用する ことからなっていてよい。例えば、本発明により製造された最終溶液は、家庭用 若しくは施設用適用、例えば、台所及び浴室で使用することができ又は医学適用 で使用することができる。別の例を下記に示す。 複合製品には個々の成分がそれぞれ別になった組成物で、例えば、その一つに は過酸素源が含有され、そのもう一つには活性化剤が含有され及びそのもう一つ にはpH調節成分が含有されて含まれていてよいけれども、少なくとも活性化剤 とpH調節成分とを、それらが安定である形の単一組成物での混合物として提供 することが好ましい。例えば、過酸素源を含有しないこのような組成物は、例え ば、60%、20%、10%又は好ましくは5%w/v若しくはそれより低い溶 液の形で容易に商業的に入手できる、過酸化水素水溶液のような過酸素源の水溶 液に添加することができる。成分が反応しない単一組成物で提供されることが、 全ての成分について最も好ましい。 製品(群)は、液状形、例えば、成分が溶解又は分散されている非水性液体媒 体であってよい。例えば、例えばミクロカプセル化方法又は固体活性化剤のスプ レーコーティングによって製造された、保護皮膜を有する活性化剤の粒子を、過 酸素源の水性溶液又は非水性溶液中に懸濁させることができる。過酸素源の溶液 の代わりに、この成分は、別の液相又は固体酸素源の粒子が任意に保護皮膜で被 覆されている、微粒子分散相の液体媒体中に懸濁させることもできる。過酸素源 又は活性化剤の被覆された粒子は、水中に又は摩耗で崩壊又は溶解させることが できる。 好ましくは、組成物又は複合製品の各組成物は、例えば個々の成分の粒子の混 合物のような固体形であるか又は更に好ましくはそのそれぞれが全ての成分から なる粒子からなっている。このような粒子は、例えば、液体スラリーを噴霧乾燥 することにより、バインダー(例えば、合成又は天然ポリマー又は誘導体)を使 用する粒状化方法により又は溶融ブレンドし次いで押し出すことにより又はその 他の方法により製造される粒子を含む、クリーニング店洗剤工業で使用されるも のと同様の方法によって提供することができる。 好ましくは、この製品には、組成物を水で希釈した(又は組成物を水と混合し た)とき、反応の第一工程が最適速度で且つ所望のpHで進行するような、適当 な相対量で活性成分が含有されている。活性化剤及び過酸素源は例えば、(過酸 素源との完全な反応のための)化学量論量の150%以下、好ましくは100% 以下又は最も好ましくは80%以下の活性化剤が提供されるような相対量で存在 する。 製品溶液には表面活性性質が必要であろう。それが必要である場合、複合製品 には界面活性剤が含有されていてよい。全ての一般的な界面活性剤を使用するこ とができ、これは非イオン性、アニオン性、カチオン性及び両性界面活性剤から 選択することができる。しかしながら、変化するpHの条件に対して一層耐性で あるので、非イオン性及び両性界面活性剤が好ましい。 適当な非イオン性界面活性剤には例えば、(C10〜C20のような)アルカノー ルアミド及び/又はエトキシル化アルコール、カルボン酸、アミン、アルコール アミド、アルコールフェノール、グリセリンエステル、ソルビタンエステル、リ ン酸エステル等々が含まれる。 適当な両性界面活性剤には例えば、アルキルベタイン、スルホベタインのよう なベタイン及びイミダゾリン誘導体が含まれる。 適当なカチオン性界面活性剤には例えば、第四級アミン、イミダゾリン及び第 四級イミダゾリンが含まれる。 一つの特に好ましい態様に於いて、第三工程の製品である最終使用液体中に追 加の殺生物種を与える殺生物性カチオン性界面活性剤が使用される。例えば、カ チオン性界面活性剤はそれに付随するハロゲン化物対イオンを有していてよく、 ハロゲン化物対イオンは、本発明で必要な殺生物剤前駆体として作用することが できる。それでこの態様は、活性成分の非常に有利な組合せを与える。 適当なアニオン性界面活性剤には、洗剤で有用な全ての界面活性剤、例えば、 スルホン酸又はモノエステル化スルホン酸の塩、脂肪アルキルエーテルスルホス クシナート、アシルサルコシナート、アシルタウライド(acyl tauride)及びパラ フィンスルホナートが含まれる。好ましいアニオン性界面活性剤は、アルカリ金 属又はアルカリ土類金属、好ましくはナトリウムの塩である。 複合製品には他の添加剤、例えば、貯蔵時に複合製品を安定化させる安定剤並 びに重金属イオン封鎖剤キレート化剤のような、この方法の第一工程で生成する 酸化種のための安定剤が含まれていてよい。1種又は2種以上の混合物のキレー ト化剤を使用することができる。特に好ましいキレート化剤は、アルキレンポリ (アミンカルボン酸)、アルキレンポリ(アルキレンアミノホスホン酸)及びそ れらの塩、特にエチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ジエチレントリアミン五 酢酸(DTPA)、ジエチレントリアミン五(メチレンリン酸)(DTPMP) 及びエチレンジアミン四(メチレンホスホン酸)(EDTMP)である。 上記の界面活性剤に加えて、例えば、固体形の物理的性質に影響を与えるか又 は希釈剤として作用する無機塩を含有させることもできる。他の成分を、例えば 、組成物の使用様式に依存して含有させることができる。例は香料又は水中への 生成物の溶解若しくは分散を助ける試薬又は無機若しくは酵素触媒である。 第一工程及び第二工程での反応の反応生成物は好ましくは、どのような副生物 も除去することなく又は他の物質を添加することなく直ちに、それが殺生物剤と して使用される第三工程で使用される。 本発明の複合製品は、直接水中に希釈して、反応の第一工程及び第二工程を別 の添加物無しに進行させるために適している形で提供することができる。 本発明の複合製品は固体又は液体であってよい。例えば、これは水性又は非水 性である注ぎ可能な液体であってよい。ゴム、(界面活性剤と組み合わせた)電 解質、尿素、トリエタノールアミン及びポリアクリレートを含む、当該技術分野 でよく知られているもののような増粘剤を、粘度を上昇させるために液体製品に 含有させることができる。 本発明の方法工程は比較的低濃度で実施することができるので、これは特別の 予防措置無しに、例えば、家庭又は施設環境内で実施することができる。水に溶 解又は分散させる前の複合製品自体は、取り扱いに危険はないであろう。 直接水中に希釈して、反応の第一工程及び第二工程を別の添加物無しに進行さ せるために適している組成物は、4個の便利な種類に分類することができる。 第一の種類は、界面活性剤を含有する液体配合物からなる。これらの組成物は 、硬質表面クリーナー及び表面活性消毒が必要な他の用途、例えば、床クリーニ ング組成物、家庭用及び施設用硬質表面クリーナー、トイレ消毒剤、一般化粧品 類消毒剤、ガラス瓶及びプラスチック瓶を含む消毒瓶並びにパイプクリーニング 組成物として使用するために適しているであろう。幾つかのもの、例えば、トイ レ消毒剤及び一般的化粧品類消毒剤について、比較的高い泡を有することが組成 物について望ましいかもしれないけれども、これらの用途の殆どについて、比較 的 低発泡性であることが組成物について望ましいであろう。発泡する適当な界面活 性剤の使用は当該技術分野で公知である。低発泡であることが望ましい組成物に ついて、消泡剤、例えば、石鹸又はシリコーン消泡剤を含有させることが望まし いであろう。 組成物の第二の種類は、液体配合物であるが界面活性剤を含有しないものから なる。これらは、表面活性が必要でない場合、例えば、排水及び水処理に於いて 、トイレ消毒で、一般工業用消毒及びある種の家庭用消毒状況での水泳プール処 理として使用するために、例えば、一般的化粧品消毒剤として、部分義歯クリー ニング組成物に於いて、ガラス瓶及びプラスチック瓶又はその他の容器を消毒す る際に、並びにある種の環境清掃作業に於いて有用であろう。 上記の液体配合物は注ぎ可能な液体であり、水性又は非水性であり、ゲル又は ペースト状であってよい。更に、この組成物は二相、例えば、クリーム状であっ てもよい。また、この組成物は、特に家庭用硬質表面クリーニング作業のために 、気体を注入することによってムースの形状(この場合、組成物には界面活性剤 が含有されている)であってもよい。 この組成物の別の種類は固体状であり、界面活性剤を含有している。この組成 物の一般的な用途は、前記のような界面活性剤を含有する液体配合物が有用であ るものと同様である。 配合の別の種類は固体組成物であるが、界面活性剤を含有しないものからなる 。この組成物は界面活性剤を含有しない液体組成物と同じ種類の用途で有用であ る。この組成物は、固体状で、漂白活性化剤と過酸素供与体化合物とを別々の粒 子内に保持し、貯蔵中にそれらが互いに接触するようになるのを防ぐことが一般 的に容易であるので、一層貯蔵安定性である。特に酵素、他の殺生物剤又は香料 のような貯蔵感受性化合物が存在する場合に、組成物の他の成分をお互いから及 び漂白成分から遊離させることが一層容易である。 固体組成物は微粒子混合物の形態であってよく又は錠剤にしてもよい。錠剤に した配合物又は顆粒状配合物には、水に添加したときに組成物の溶解速度を上昇 させるための試薬が含有されていてよい。例えば、錠剤である複合製品の溶解を 助けるために、錠剤中に含有させることについて公知である適当な成分を使用す ることができる。このような成分は例えば、発泡を作ることができ、適当な成分 は、任意に酸と組み合わせた重炭酸ナトリウム又は他のアルカリ金属重炭酸塩で ある。 この組成物にはまた、その適用若しくは安定性を助けるための成分又はその外 観を改良するもの、例えば、増粘剤、分散剤、不透明剤、ヒドロトロープ、染料 、香料等々が含有されていてよい。 本発明は、細菌、菌類、酵母、カビ及び/又はウイルスのような微生物に対し て殺生物効果を与えるために使用することができる。 本発明の殺生物組成物及び方法から製造された最終溶液は、広範囲の細菌に亘 って驚異的に有利であることが見出された。これは、過酸素と他のもの、即ち一 般的にハロゲンベースの殺生物種とを組み合わせた結果である相乗効果のためで ある。 下記の実施例によって、本発明を示す。 実施例1 下記の表1に特定した量の成分の混合物の水溶液を作った。不潔な病院条件下 での消毒効果を決定するために、この溶液を直ちに英国規格BS6905修正Ke lsey-Sykes試験に付した。試験の過程で、細菌培養物、この場合Staph.aureus を、試験混合物の溶液にある範囲の濃度で添加した。5個のサンプルを8分、1 8分及び28分で取り出し、栄養ブイヨンに入れた。同時に、変性酵母のサンプ ル及び細菌の別のアリコートを試験溶液に添加した。栄養ブイヨンのチューブを 、インキュベーション後に増殖又は非増殖について評価した。合格のためには、 推奨される希釈で、8分及び18分で取り出したサンプルを含有するチューブの 3本又は2本以下に増殖がなくてはならない。 殺生物剤前駆体及びその他の添加剤についての結果を、表2に示す。記載した 数字は、増殖が起こったチューブである。最後の行は、試験した濃度で合格又は 不合格が得られたか否かの要約である。各配合物について3種の濃度を試験する 。作用すると期待される濃度を「x」によって示し、50%低い(x−50%) 及び50%高い(x+50%)濃度も試験する。合格は、英国規格を満たすため に期待濃度で得られなくてはならない。 この結果は、アクチミド(actimide)を含有する配合物のみがこの試験で有効で あり、殺生物前駆体を含有しない配合物が高濃度(x+50)でも不適当である ことを示している。 実施例2 表3に特定した成分の混合物を90mlの水中に、溶液中に各成分の記載され た濃度を与えるような適当量で溶解することによって、別の配合物を作った。こ の混合物を放置して、10分間かけて成分を溶解させた。この溶液を、BS64 71.1984の原理に基づく殺菌性についての試験で使用した。 適当な試験細菌の24時間栄養ブイヨン培養物10mlを、殺生物剤溶液(又 は蒸留水)に添加し、時々混合しながら室温で10分間放置した。試験日数の間 、室温は60#F〜70#Fの範囲であった。 接触期間が終わったとき、固体回収培地として栄養寒天を使用し、希釈剤とし てMaximum Recovery Diluent(MRD)を使用して、コロニーカウントを行った 。試験懸濁液の1mlアリコートをMRD9mlを入れた3本の試験管に移した 。更に0.1mlのアリコートを栄養寒天プレートの表面上に展開させた。1m lのアリコートを栄養寒天プレートの表面上に展開させた。次いで1mlのアリ コートを直ちにMRD9mlを入れた3本の別の試験管に移した。この迅速な1 :100希釈は、延長された接触時間の影響を最小にしたであろう。 全てのプレートを37℃で24時間インキュベーションし、この直後にプレー ト上の変動するコロニーの数をカウントした。その結果を表4に示す。 殺生物剤前駆体を含有していない配合物2.1は、何れの試験細菌に対しても 有効ではなかった。 配合物2.2及び2.3は共に非常に有効で、両方の試験細菌に対して99. 99%を越える殺害をもたらした。 ヨウ化物以外のハロゲン化物塩を使用する同様の試験は、等モル量基準(即ち 、ヨウ化物を等モル量の臭化物又は塩化物で置き換える)で同じ効果を示す。 実施例3.1〜3.4−配合物 下記の配合物は有効な過酸放出及び殺生物活性を示す。 3.1)KIを含有する硬質表面クリーナー配合物 溶液中pH8.0、5g/l及び2.5g/lで試験 3.2)KMPSを含有する医療器械滅菌配合物 溶液中pH8.0、5g/l及び2.5g/lで試験 3.3)QUATを含有するパイプクリーニング配合物 溶液中pH8.0、5g/l及び2.5g/lで試験 3.4)消毒配合物 溶液中pH8.0、用量5g/l及び2.5g/l
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年8月19日 【補正内容】 請求の範囲 1.過酸素源;アシル供与体(そのアシル基は、2個又は3個以上の炭素原子 を有する)である過酸素源のための活性化剤;過酸素源、活性化剤及び水溶液中 の過酸素源と活性化剤との間の反応の生成物とは異なった化合物であり、水溶液 中の過酸素源と活性化剤との反応生成物と反応して、殺生物的に活性の種(「共 殺生物剤」)を作る殺生物剤前駆体;並びに、必要に応じて、この組成物の全て の成分が水溶液に溶解したとき、pHがpKa(1)(但しpKa(1)は、活性 化剤のアシル基に相当する過カルボン酸のpHである)より低いようなpH調節 成分からなる複合製品。 2.製品の成分を水溶液に溶解したとき、pHがpKa(1)より低い、好ま しくは7又は6.5より低い、好ましくは2.0〜6.5の範囲内、更に好まし くは5.0〜6.5の範囲内のpHである、請求の範囲第1項記載の複合製品。 3.活性化剤が、式I (式中、Lは離脱基であり、R1は、アルキル、アラルキル、アルカリール又は アリール基(但し、これらの基の全ては、24個以下の炭素原子を有し、置換さ れているか又は置換されていない)であり、Lはその共役酸が、4〜13、好ま しくは8〜11のpKaを有する離脱基である) の化合物である請求の範囲上記各項の何れか1項記載の複合製品。 4.活性化剤がテトラアセチルエチレンジアミンである請求の範囲上記各項の 何れか1項記載の組成物。 5.過酸素源が、過酸化水素、過酸化尿素、有機過酸化物及び無機過塩から選 択される請求の範囲上記各項の何れか1項記載の複合製品。 6.過酸素源が、室温で固体である化合物であり、好ましくは過ホウ酸塩、過 炭酸塩及びカロ酸から選択される請求の範囲第5項記載の複合製品。 7.微粒子固体形である請求の範囲上記各項の何れか1項記載の複合製品。 8.殺生物剤前駆体がハロゲン化物イオン、好ましくはヨウ化物の源からなる 請求の範囲上記各項の何れか1項記載の複合製品。 9.チオシアン酸塩イオンを含有する請求の範囲第8項記載の複合製品。 10.殺生物剤前駆体がカロ酸である請求の範囲第1〜8項の何れか1項記載 の複合製品。 11.酸性化成分であり、そして好ましくは多塩基有機酸又は過酸素源と活性 化剤との間の反応の副生物との反応で酸度を増加させる化合物であるpH調節成 分を含有する請求の範囲上記各項の何れか1項記載の複合製品。 12.第一工程で、過酸素源をアシル供与体である活性化剤化合物と、過酸素 源、活性化剤及び過酸素源と活性化剤との間の反応の生成物とは異なる化合物で ある殺生物剤前駆体を含有する水溶液中で反応させて、過酸素源よりも強い酸化 剤である酸化生成物からなる生成物溶液を形成し、 第二工程に於いて、殺生物剤前駆体を第一工程からの生成物混合物中の該酸化 生成物と反応させて、最終溶液中に殺生物種である共殺生物剤を形成し、そして 第三工程に於いて、pKa(1)(但し、pKa(1)は、活性化剤のアシル基 に相当する過カルボン酸のpKaである)より低いpHで、最終溶液を殺生物組 成物として使用する ことからなる方法。 13.第一工程に於いて、過酸素源と活性化剤化合物とをpKa(1)より低 いpHで水溶液中で反応させる請求の範囲第12項記載の方法。 14.第一工程を5〜9のpHで行う請求の範囲第12項記載の方法。 15.第一工程及び第三工程を7より低い、好ましくは6.5より低いpHで 行う請求の範囲第12〜14項記載の方法。 16.活性化剤中のアシル基が少なくとも2個の炭素原子を有する請求の範囲 第12〜15項の何れか1項記載の方法。 17.請求の範囲第3〜11項の何れか1項記載の別の特徴を有する請求の範 囲第12〜16項記載の方法。 18.請求の範囲第12〜18項の何れか1項記載の方法のための反応剤混合 物を生成するための、過酸素源、アシル供与体である活性化剤及び殺生物剤前駆 体からなる酸化性組成物の使用であって、組成物を水中に分散又は溶解させて、 反応の第一工程のための反応剤混合物を生成し、第一工程及び第二工程の反応を 起こさせて、該酸化生成物を含有する生成物溶液又は分散液を形成する使用。 19.生成物水溶液又は分散液を殺生物剤として使用する請求の範囲第18項 記載の使用。 20.液体を硬質表面に適用する請求の範囲第19項記載の使用。 21.活性化剤中のアシル基が少なくとも2個の炭素原子を有する請求の範囲 第18〜20項の何れか1項記載の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A01N 59:14 59:24) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 トンプセット,ステファン・ジェームス イギリス国 クルイド、エヌ・アール リ ュル、トレローンニド、ハイ・ストリー ト、ロウワー・ボンク・テラス 5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.過酸素源;アシル供与体(そのアシル基は、2個又は3個以上の炭素原子 を有する)である過酸素源のための活性化剤;過酸素源活性化剤及び水溶液中の 過酸素源と活性化剤との間の反応の生成物とは異なった化合物であり、水溶液中 の過酸素源と活性化剤との反応生成物と反応して、殺生物的に活性の種(「共殺 生物剤」)を作る殺生物剤前駆体;並びに、必要に応じて、この組成物の全ての 成分が水溶液に溶解したとき、pHがpKa(1)(但しpKa(1)は、活性化 剤のアシル基に相当する過カルボン酸のpHである)より低いようなpH調節成 分からなる複合製品。 2.製品の成分を水溶液に溶解したとき、pHがpKa(1)より低い、好ま しくは7又は6.5より低い、好ましくは2.0〜6.5の範囲内、更に好まし くは5.0〜6.5の範囲内のpHである、請求の範囲第1項記載の複合製品。 3.活性化剤が、式I (式中、Lは離脱基であり、R1は、アルキル、アラルキル、アルカリール又は アリール基(但し、これらの基の全ては、24個以下の炭素原子を有し、置換さ れているか又は置換されていない)であり、Lはその共役酸が、4〜13、好ま しくは8〜11のpKaを有する離脱基である) の化合物である請求の範囲上記各項の何れか1項記載の複合製品。 4.活性化剤がテトラアセチルエチレンジアミンである請求の範囲上記各項の 何れか1項記載の組成物。 5.過酸素源が、過酸化水素、過酸化尿素、有機過酸化物及び無機過塩から選 択される請求の範囲上記各項の何れか1項記載の複合製品。 6.過酸素源が、室温で固体である化合物であり、好ましくは過ホウ酸塩、過 炭酸塩及びカロ酸から選択される請求の範囲第5項記載の複合製品。 7.微粒子固体形である請求の範囲上記各項の何れか1項記載の複合製品。 8.殺生物剤前駆体がハロゲン化物イオン、好ましくはヨウ化物の源からなる 請求の範囲上記各項の何れか1項記載の複合製品。 9.チオシアン酸塩イオンを含有する請求の範囲第8項記載の複合製品。 10.殺生物剤前駆体がカロ酸である請求の範囲第1〜8項の何れか1項記載 の複合製品。 11.第一工程で、過酸素源をアシル供与体である活性化剤化合物と、殺生物 剤前駆体を含有する水溶液中で反応させて、過酸素源よりも強い酸化剤である酸 化生成物からなる生成物溶液を形成し、 第二工程に於いて、殺生物剤前駆体を第一工程からの生成物混合物中の該酸化 生成物と反応させて、最終溶液中に殺生物種である共殺生物剤を形成し、そして 第三工程に於いて、pKa(1)(但し、pKa(1)は、活性化剤のアシル基 に相当する過カルボン酸のpKaである)より低いpHで、最終溶液を殺生物組 成物として使用する ことからなる方法。 12.第一工程に於いて、過酸素源と活性化剤化合物とをPKa(1)より低 いpHで水溶液中で反応させる請求の範囲第11項記載の方法。 13.第一工程を5〜9のpHで行う請求の範囲第11項記載の方法。 14.第一工程及び第三工程を7より低い、好ましくは6.5より低いpHで 行う請求の範囲第11〜13項記載の方法。 15.活性化剤中のアシル基が少なくとも2個の炭素原子を有する請求の範囲 第11〜14項の何れか1項記載の方法。 16.請求の範囲第3〜10項の何れか1項記載の別の特徴を有する請求の範 囲第11〜15項記載の方法。 17.請求の範囲第11〜17項の何れか1項記載の方法のための反応剤混合 物を生成するための、過酸素源、アシル供与体である活性化剤及び殺生物剤前駆 体からなる酸化性組成物の使用であって、組成物を水中に分散又は溶解させて、 反応の第一工程のための反応剤混合物を生成し、第一工程及び第二工程の反応を 起こさせて、該酸化生成物を含有する生成物溶液又は分散液を形成する使用。 18.生成物水溶液又は分散液を殺生物剤として使用する請求の範囲第17項 記載の使用。 19.液体を硬質表面に適用する請求の範囲第18項記載の使用。 20.活性化剤中のアシル基が少なくとも2個の炭素原子を有する請求の範囲 第17〜19項の何れか1項記載の使用。
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