JPH10503136A - ウォーター・スポーツ・ボード - Google Patents

ウォーター・スポーツ・ボード

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JPH10503136A
JPH10503136A JP7507599A JP50759995A JPH10503136A JP H10503136 A JPH10503136 A JP H10503136A JP 7507599 A JP7507599 A JP 7507599A JP 50759995 A JP50759995 A JP 50759995A JP H10503136 A JPH10503136 A JP H10503136A
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リチャードソン、ジェイムス
アンソニー ゼ、マイケル
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サーフライト ハワイ インコーポレイテッド
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B32/00Water sports boards; Accessories therefor
    • B63B32/57Boards characterised by the material, e.g. laminated materials

Abstract

(57)【要約】 軟質弾性外層(26)で被覆された低密度及び高強度を有するコア(18)を備えたウォーター・スポーツ・ボード。高強度複合被覆材(22)で被覆された低密度軽量材料(20)からなる箱状の長形コアは高い強度を有する軽量ボードの形成を可能にし、さらには制御された屈曲、弾性、耐久性及び操作性を促進する。不透過性を有する弾性外層はボードの外形を形成し、かつボードの性能を高めるとともに、安全性及び快適な使用性をボードに付与する。コアはガスを充填した1つ以上の空洞を有し、同空洞の圧力を選択して変更できる。

Description

【発明の詳細な説明】 ウォーター・スポーツ・ボード 発明の背景 1.発明の分野 本発明はサーフ・ボード、ボディ・ボード及びセール・ボードを含むウォータ ー・スポーツ・ボードに関する。より詳細には、本発明は従来のウォーター・ス ポーツ・ボードより広い用途を有し、かつ強度及び耐久性に優れた安全な軽量ウ ォーター・スポーツ・ボードに関する。 2.従来技術の説明 ボード状の乗物はウォーター・レクリエーションに長く使用されいる。ボード 状の乗り物としては、サーフ・ボードが最初に登場し、次いでセール・ボード( ウィンドサーフ・ボードとも称される)及びボディ・ボード(ブギー・ボードと も称される)が登場した。従来のサーフ・ボードは硬質外面を備え、堅く大きな 重量を有する。近年、サーフ・ボード及びセール・ボードの製造業者は軽量なボ ードを製造すべく合成材料を使用している。ボディ・ボードは常には軟質フォー ム材料から形成される。 軽量なボードを形成するために合成材料を使用する技術は周知である。しかし 、従来の軽量ボードは堅くて壊れ易いうえ、高価である。従来のサーフ・ボード 及びウィンドサーフ・ボードに使用されている硬質外部被覆材は撓みに抵抗する 。この結果、従来の軽量ボードはウォーター・スポーツにおいて繰返される曲げ 及び捻れにより急激に破壊される。本発明の主な目的は高い強度及び耐久性に優 れた軽量なウォーター・スポーツ・ボードを提供することにある。 最も多く市販されているボディ・ボードは軟質フォーム材料からなる連続構造 を有する。ボディ・ボードの軟質構造は同ボディ・ボードに対して安全性及び快 適な使用性を付与する一方、サーフィン及びボード・セーリングにおいて加わる 大きな力に耐えられない。本発明の別の目的はサーフィン及びボード・セーリン グにおいて加わる大きな力に耐える強度及び剛性と、快適な使用性、安全性及び 耐久性をボードに付与する軟質外層とを有するウォーター・スポーツ・ボードを 提供することにある。 従来のサーフ・ボード及びセール・ボードは硬質応力被覆材(Hard brittle s kin)で被覆した低密度コアを一般的に有する。これらのボードは軽量で堅い。 堅いボードは壊れやすく、かつボードの操作性が制限される。更に、堅いボード は大きな可撓性を有するボードと比較して用途が狭い範囲に限定される。ボギー ・ボード等の可撓性が大きなボードは多くのウォーター・スポーツにおいて大き な力を加えられた際に十分に機能しない。本発明の第3の目的は制御された可撓 性、即ち限られた可撓性を有するウォーター・スポーツ・ボードを提供すること にある。可撓性が大きいとボードの操作性が高められる。その一方、可撓性が制 御されていることにより、ボードは大きな圧力を受けた際及び複数回使用した後 で自身の設計形状を維持する。 発明の概要 本発明の目的は滑らかな曲面を有する軟質フォーム外層で被覆した低密度及び 高強度を有するほぼ箱状の長形コアを備えたウォーター・スポーツ・ボードによ って達成される。 低密度及び高強度を有するコアは強度及び耐久性に優れた軽量なウォーター・ スポーツ・ボードの形成を可能にする。コアは押出し成形されたポリスチレン・ フォーム(Extruded polystyrene foam)、膨張ポリスチレン・フォーム・ビー ズ(Expanded polystyrene foam beads)または他の適切な低密度材料から形成 され、かつ高強度複合被覆材で被覆及び補強されている。 本発明の1つの実施の形態において、低密度コア材は高い強度を有する軽量な ハニカム構造を有する。別の実施の形態において、低密度コア材は加圧され、か つブラダー内に封入された低密度ガスからなる。ヘリウム・ガス等の低密度ガス はボード及びライダーの重量の一部を軽減する。加圧されたガスはサーフィン及 びボード・セーリングにおいて加えられる圧力に耐えて、ボードの構造的完全性 が維持されることを補助する。使用者がボードの使用前及び使用中に同ボードの 剛性を変更することを可能とすべくコア内のガスの圧力を調整し得る。 低密度コア材を被覆する高強度複合被覆材はボードに対して強度及び耐久性を 付与する。被覆材は炭素繊維、ガラス繊維または重合体繊維から形成されている 。更に、被覆材にはエポキシ樹脂層または他の樹脂層が重ねられている。複合被 覆材はコアの頂面、底面及び側面に沿って取付けられた複合テープ帯材等の高強 度材からなる骨組み構造を用いて補強し得る。補強帯材はボードの強度及び選択 的可撓性を高める特定構造を有する。 トーション・ボックス・フレームを有するボードを形成すべく、低密度コア材 及び高強度複合被覆材は結合されて矩形構造をなす。雪上スキー同様に、トーシ ョン・ボックス・フレームはボードの長手方向における可撓性及び捻りに対応す る可撓性を限られた範囲内で可能にする。これにより、ボードは水及びライダー から加わる力に対応して屈曲し、かつ捻れる。コアの構造は過酷な条件下での使 用及び反復使用の際にもボードに対する負荷が取り除かれた後で、同ボードが自 身の設計形状へ復帰し、かつ同形状を維持することを可能にする。 ボードの強度及び可撓性は低密度コア及び高強度複合被覆材の相対的な厚さを 変えることにより変更できる。高い強度を有するボードの場合、コアはサンドイ ッチ状をなす低密度材料の層及び高強度複合被覆材の層を有するか、またはスト リンガ(ボードの長さに沿って延びる垂直方向に配置されたリブ)で補強されて いる。 軟質外層はポリエチレン・フォームまたは他の適切な非吸収性を有する軟質弾 性材料から形成されている。箱状の長形コアは強度を高め、かつ制限された可撓 性を備えうるべく設計されている。その一方、軟質フォーム外層は浮力及びボー ド性能を高めるべくコアの周囲に取付けられている。軟質外層は衝撃を受けた際 の快適な使用性を損ねることなく、さらに安全性及び耐久性を高める。 耐摩耗性を高め、かつボード及び水の間の摩擦を低減すべくプラスチック・フ ィルムまたは高い可撓性を有する滑らかなコーティングをボードの軟質外層表面 に形成可能である。 ウォーター・スポーツにおけるボードの使用を促進すべく前記の各実施の形態 に基づくボードに対してフィン、フィン・ボックス及びマスト・ステップ、即ち マスト・トラックを取付け可能である。フィン、フィン・ボックス及びマスト・ ステップは高い可撓性を有する軟質外層を貫通して複合被覆材上または同複合被 覆材内に固定できる。 本発明のウォーター・スポーツ・ボードは従来の製造技術を新たな組合わせ及 び新たな順序で使用することにより形成可能である。少量生産の場合、ボードを 手作業で製造し得る。この際、低密度コアを手作業で成形し、複合被覆材を従来 のレイアップ法で硬化させる。次いで、軟質フォーム外層をコアに対して手作業 でラミネート状に結合し、かつ成形する。その後、仕上げコート剤を軟質フォー ム外層表面に塗布する。 大量生産の場合、コア材及び被覆材を圧縮成形技術またはフィラメントワイン ディング技術を用いて成形する。更に、軟質フォーム外層をコアの周囲に圧縮成 形するか、またはコアの周囲に配置した成形用型を充填すべく膨張させる。フォ ーム外層の最終形状はコンピュータ式数値制御フライス盤(Computer controlle d numerical milling machines)を用いて成形する。 本発明の範囲及び目的から逸脱することなく、前記の製造技術の別の組合わせ 及び別の順序を使用可能である。更に、同製造技術をサーフ・ボード、セール・ ボード及びボギー・ボードの従来の他の製造方法と組合わせ得る。 本発明の別の目的及び効果は図面及び本明細書から明らかである。 図面の簡単な説明 本発明の実施の形態を添付図面に基づいて以下に詳述する。しかし、本発明は 同実施の形態に限定されるものではない。図面において、互いに類似する部材を 示す符合は同一数字に異なるアルファベットを付して示す。 図1は部品の一部を破断して示す本発明のウォーター・スポーツ・ボードの斜 視図である。 図2は図1の2−2線におけるウォーター・スポーツ・ボードの縦断面図であ る。 図3は補強複合帯材の配置を示すべく本発明のウォーター・スポーツ・ボード のコアを被覆する複合被覆材を示す平面図である。 図4A及び図4Bは互いに異なる2つの高強度コアをそれぞれ示すべく部品の 一部を破断した本発明のウォーター・スポーツ・ボードの部分斜視図である。 図5A及び図5Bは図1の5−5線におけるウォーター・スポーツ・ボードの 横断面図であり、ハニカム構造コア及びガス充填コアをそれぞれ示す。 図6A及び図6Bは図2の6−6線におけるウォーター・スポーツ・ボードの 縦断面図であり、互いに異なるガス充填コアをそれぞれ示す。 図7はフィン及びフィン・ボックスを有するサーフ・ボードとしての本発明の ウォーター・スポーツ・ボードの後部の底部を示す部分斜視図である。 図8はマスト・トラック及びマストを備えたセール・ボードとしての本発明の ウォーター・スポーツ・ボードを示す斜視図である。 符合の説明 10:艇体 12:頂面 14:底面 16:レール 18:箱状コア 20:コア材 22:複合被覆材 24:補強帯材 26:軟質フォーム外層 28:プラスチック・コーティング 30:複数の補強帯材がなす角度 32:ストリンガ 34:艇首 36:ハニカム・コア 38:コア・チャンバ 40:ブラダー 42:ガス 44:バルブ 46:バルブ/ポンプ 48:フィン 50:フィン・ボックス 52:マスト・トラック 54:マスト 好ましい実施の形態の詳細な説明 図1は本発明のウォーター・スポーツ・ボードの一部を破断して示す。ボード は緩やかな曲面を有する長形ボード状艇体10を有する。艇体10は頂面12、 底面14及びレールと称されるエッジ16を有する。 艇体10は軽量な低密度コア材20を内包するほぼ箱状の長形コア18を中心 に有する。コア材20は高強度複合材からなる被覆材22で被覆されている。複 合被覆材22は高強度一方向繊維からなる帯材(Strips of high strength unid irectional fiber material)24からなる骨組みで補強されている。被覆材2 2は曲面を有する外層26で被覆されている。外層26は非吸収性を有する軟質 弾性フォームから形成されている。更に、外層26はボードの外面及び水の間の 抵抗を低減すべく設計された滑らかなプラスチック・コーティング28で被覆さ れ ている。 コア材20は押出し成形されたポリスチレン・フォーム、膨張ポリスチレン・ フォーム・ビーズ、ポリウレタン・フォーム、硬質ポリ塩化ビニル・フォームま たは必要とされる軽量及び低密度の特徴を有する他の類似する材料から形成可能 である。複合被覆材22は樹脂/繊維マトリックスから形成されている。適切な 樹脂はエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂または他の半硬質 プラスチック樹脂を含む。複合被覆材22を完成させるための繊維は織布、即ち 一方向繊維の形態をなすガラス繊維、炭素繊維、炭化ホウ素繊維、ベリリウム繊 維、重合体繊維または他の高強度材料からなる繊維を含み得る。 複合被覆材22はコア材20を箱状に形成した後で、同コア材20の周囲にお いて成形可能である。これに代えて、被覆材22を最初に箱状に形成し、コア材 20を被覆材22内へ挿入し、次いで被覆材22をシールすることが可能である 。 軟質外層26はポリエチレン・フォーム、ポリプロピレン・フォームまたは低 密度を有する他の適切な軟質弾性材から形成可能である。層26は熱または防水 性接着剤を使用することにより被覆材22に結合されている。 ほぼ箱状をなし、かつ複合構造を有するコア18は制御された長手方向におけ る可撓性及び捻りに対する可撓性を艇体10に付与する。限られた可撓性はライ ダー及び水、さらにボード・セーリングの場合には風によって加えられる負荷に 応じた艇体10の屈曲及び捻れを可能にする。コア18の構造は艇体10上の負 荷を取除いた際に同艇体10が迅速に初期形状へ復帰することを可能にする。更 に、コア18の構造は艇体10の完全性を妥協、即ち低下させることなく同艇体 10が繰返される大きな湾曲及び屈曲に耐えることを可能にする。 コア18の横断面は箱状をなすが、同コア18の各寸法及び複合被覆材22の 相対的厚さは艇体10内の可撓性の質及び量を変化させるべく変更可能である。 図1の2−2線における縦断面図である図2に示すように、コア18はボードの 前方及び後方に向かってそれぞれテーパーが付けられており、被覆材22はボー ドの中央部付近において更に厚く形成されている。この構造はボードの前部及び 後部の可撓性を高める。高い可撓性を有する前部はボードに対する水の衝撃を緩 和する。高い可撓性を有する後部は艇体10の捻れ及び屈曲の組合わせによるボ ードの操作性を高める。前部及び後部より低い可撓性を有する中央部は前方運動 量(Forward momentum)を維持し、かつ滑水性を高めるための平面に近い曲面を 有する。 図3は高強度帯材24を使用した複合被覆材22の補強方法を示す。帯材24 はコア18の頂面、底面及び側面に沿った骨組みを形成すべく巻付けられている 。帯材24は一方向性炭素繊維または一方向性炭素/ガラス繊維にて形成可能で あり、かつ炭素/ガラスからなるテープ帯材の形態をなすことが好ましい。図3 に示す好ましい実施の形態において、複数の帯材24はコア18の頂面及び底面 上にX状に斜めに交差して取付けられている。この構造は艇体10がトーション ・ボックスとして効果的に機能することを可能にし、捻りに対して制御された可 撓性を発揮し、これがウォーター・スポーツ中における操作性に特に効果を示す 。複数の帯材24は互いに角度30で交わる。角度30は捻りに対して様々な可 撓性を可能にすべく0〜90度の範囲で変更可能である。角度30が0度である 場合、複数の帯材24は互いに並行に延び、かつ捻りに対する最大限の可撓性及 び長手方向における最小限の可撓性を示す。角度30が90度に近づくに従って 艇体10の捻りに対する可撓性が低下し、かつ長手方向における可撓性が増大す る。 図3に示す実施の形態はコア18の周囲にX状に斜めに交差して巻き付けられ た4つの帯材24を示す。また、補強帯材24を配置するための他の骨組み構造 及び任意の数量の帯材24の使用は本発明の範囲に属する。 コア18の厚さと、複合被覆材22及び帯材24を使用した補強の範囲及び方 法とは使用者のサイズ及びボードの使用目的に応じて変更できる。例えば、厚い コア18と、多数の補強帯材24を備えた厚い複合被覆材22との組合わせによ り、低い可撓性を有する艇体10が形成される。これは高い可撓性を有するボー ドに乗った体重が軽いライダーのパフォーマンスと同等のパフォーマンスを体重 が重いライダーが実現することを可能にする。低い可撓性を有する艇体10はボ ード・セーリング及び大波サーフィン等の大きな負荷をともなうウォーター・ス ポーツにも適する。比較的小さな補強が施された薄いコア18を使用した高い可 撓性を有する艇体10はボディ・ボーディング及び小波サーフィン等の最小限の 努力で高い操作性の実現を望むウォーター・スポーツに適する。 図4Aに示すように、更に高い強度及び剛性を実現すべく、コア18はサンド イッチ構造をなすコア材20及び複合被覆材22から形成されている。これに代 えて、図4Bに示すようにコア18をストリンガ32で補強し得る。 図3、図4A及び図4Bは補強帯材24、サンドイッチ構造及びストリンガ3 2の使用をそれぞれ示すが、これらの補強技術及び剛性化技術を任意に組合わせ て使用しても良い。 複合被覆材22の周囲における外層26の分布は浮力、性能及び安全性を高め るべく変更可能である。層26は低密度フォームから形成されている。このため 、更に厚い外層26の使用は艇体10に対して更に高い浮力を付与する。層26 の全体形状はボードの性能及び操作性に影響を及ぼす艇体10の外形を決定する 。図2に示すボードにおける艇首34の層26の厚さは比較的厚く、艇体10の 後部底面14に沿った層26の厚さは比較的薄い。艇首34に対する別のフォー ムの取付けはボードの安全性及び耐久性を高める。底面14の後部に沿って形成 された薄いフォーム層はボードの性能を高める。層26の厚い部分は艇体10の 可撓性及び弾性を高める。 この結果、コア18の相対的寸法及び構造は艇体10の各種の可撓性及び撓み 方向を実現すべく変更し得る。また、外層26の形状及び厚さはボードの性能、 操作性及び安全性を高めるべく変更可能である。 図1の5−5線における横断面図である図5A及び図5Bは特別なコア18’ ,18”を使用した別の好ましい実施の形態を示す。図5Aはハニカム構造をな す高強度低密度材料36で満たされたコア18’を示す。図5Bは被覆材22で 被覆され、かつ加圧された低密度ガス42で充填されたブラダー40からなるチ ャンバ38を有するコア18”を示す。ブラダー40は軽量ゴムまたは軽量プラ ス チックから形成可能であり、かつ被覆材22を貫通して延びるバルブ44を備え 得る。ガス42はバルブ44を介してブラダー40内へ充填され、かつシールさ れる。更に、ガス42はヘリウム・ガスまたは他の低密度不燃性ガスであり得る 。 図5Bに示す実施の形態において、低密度ガス42は艇体10及びライダーの 重量の一部を低減する。圧縮及び加圧されたガス42はウォーター・スポーツで の艇体10の使用中及び同艇体10を複数回使用した際における艇体10の構造 的完全性及び形状が維持されることを補助する。 図6A及び図6Bは図2の6−6線における本発明の別の実施の形態に基づく ガスを充填したチャンバを有するウォーター・スポーツ・ボードの縦断面図であ る。図6Aに示す実施の形態において、コア18”はガスを充填した3つのチャ ンバ38a,38b,38cを有する。チャンバ38a,38b,38cは艇体 10の長さに沿って延び、かつ被覆材22によって被覆されている。各チャンバ 38はブラダー40からなり、各ブラダー40は被覆材22を貫通して延びるコ ンビネーション・バルブ/親指駆動ポンプ(Combination valve/thumb activate d pump)46を有する。剛性及び可撓性を艇体10の異なる部分において選択し て変更すべく、使用者はウォーター・スポーツ活動でボードを使用する間、チャ ンバ38a,38b,38cの各ガス42の圧力を増大または減少させ得る。波 面に向けたボードの回動はカットバック(即ち、波面から離間する方向への回動 )より更に長い回転半径を必要とする。このため、非対称をなす剛性及び非対称 をなす可撓性を有するボードは風の状態または波の状態に対してボードを適合さ せるのに好ましい。 図6Bに示す好ましい実施の形態では、ガスを充填したチャンバを複合被覆材 22の外側に有する。この実施の形態において、2つの長形管状チャンバ38は 艇体10の右側レール及び左側レール16をそれぞれ形成している。チャンバ3 8は被覆材22に結合され、かつ外層26内に埋設されている。前記の実施の形 態において詳述したチャンバ同様に、チャンバ38は圧縮ガス42が充填された ブラダー40から形成されている。チャンバ38内のガス42の圧力を選択して 変更すべくチャンバ38はバルブ44またはバルブ/親指駆動ポンプ46を有し 得る。本実施の形態において、コア18は前記の任意のコア材20を含み得る。 各種の剛性及び可撓性を艇体内に実現すべくチャンバ38の形状、構造及び数 量を変更し得る。これら別の実施の形態を具体的に本明細書中に例示しないが、 同実施の形態は本発明の範囲に属する。 図7は本発明の一般的なウォーター・スポーツ・ボードを示す。フィン48, 48’が艇体10の底面14から延出している。フィン48の基部は被覆材22 に対して固定されている。フィン48’の基部はフィン・ボックス50内に摺動 可能に取付けられている。フィン・ボックス50を被覆材22内に形成すること 、即ち覆材材22の一部として形成することが可能である。本実施の形態におい て、外層26をフィン48の基部に連続して形成し、かつ被覆材22をフィン・ ボックス50の開口に至るまで同開口を閉鎖することなく被覆し得る。図示しな いが、艇体10は任意の数量及び構造のフィン及びフィン・ボックスを有し得る 。 図8は本発明のウォーター・スポーツ・ボードの一般的な実施の形態を示す。 マスト・トラック52は被覆材22の頂面12に形成されている。マスト54は マスト・トラック52内に摺動可能に取付けられている。外層26はマスト・ト ラック52内へのマスト54の収容を可能とすべく同マスト・トラック52を露 出するように形成されている。図示しないが、マスト54を艇体10に対して可 撓性を維持した状態で取付け可能にするマスト・ステップまたは他の手段を図8 のマスト・トラック52に代えて使用できる。 要約及び範囲 低密度及び高強度を有するほぼ箱状の長形複合コア18は制御された可撓性及 び弾性を示す軽量かつ耐久性を備えた高性能ウォーター・スポーツ・ボードの形 成が可能になる。低密度及び制御された可撓性の組み合わせはライダーに対して 最大限の操作性を提供する。特定構造に基づいて被覆材22上に取付けられた補 強帯材24はボードを更に補強するとともに、任意のウォーター・スポーツに適 した方向へボードの制御された可撓性を制限する。被覆材22を被覆する軟質外 層26はボードの使用性及び安全性を高める。更に層26の曲面形状はボードの 性能を高める。バルブ44またはバルブ/ポンプ46を備え、かつガスが充填さ れたチャンバ38はボードの使用前または使用中における使用者によるボードの 剛性及び可撓性の選択的な変更を可能にする。 以上、本発明を複数の好ましい実施の形態に基づいて詳述したが、当業者が容 易に認識し得る如く、これらの実施の形態の変更例及び別例は本発明の範囲から 逸脱することなく実現可能である。これらの変更例及び別例は請求の範囲及び同 請求の範囲と法律的に同等なものにより定義される本発明の範囲に属する。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年3月21日 【補正内容】 図8はマスト・トラック及びマストを備えたセール・ボードとしての本発明の ウォーター・スポーツ・ボードを示す斜視図である。 符合の説明 10:艇体 12:頂面 14:底面 16:レール 18:長形コア 20:コア材 22:複合被覆材 24:補強帯材 26:軟質フォーム外層 28:プラスチック・コーティング 30:複数の補強帯材がなす角度 32:ストリンガ 34:艇首 36:ハニカム・コア 38:コア・チャンバ 40:ブラダー 42:ガス 44:バルブ 46:バルブ/ポンプ 48:フィン 50:フィン・ボックス 52:マスト・トラック 54:マスト 好ましい実施の形態の詳細な説明 図1は本発明のウォーター・スポーツ・ボードの一部を破断して示す。ボード は緩やかな曲面を有する長形ボード艇体10を有する。艇体10は頂面12、底 面14及びレールと称されるエッジ16を有する。 艇体10は軽量な低密度コア材20を内包する長形コア18を中心に有する。 長形コア18は平面形状及び横断面がそれぞれほぼ矩形をなし、かつ前方及び後 方に向かってそれぞれテーパが付けられ、さらには軽量な低密度コア材20が充 填されている。コア材20は高強度複合材からなる被覆材22で被覆されている 。 コア18の平面形状及び横断面はそれぞれほぼ矩形をなすが、同コア18の各 寸法及び複合被覆材22の相対的厚さは艇体10内の撓み性の質及び量を変化さ せるべく変更可能である。図1の2−2線における縦断面図である図2に示すよ うに、コア18はボードの前方及び後方に向かってそれぞれテーパーが付けられ ており、被覆材22はボードの中央部付近において更に厚く形成されている。こ れはボードの前部及び後部の可撓性を高める。高い可撓性を有する前部はボード に対する水の衝撃を緩和する。高い可撓性を有する後部は艇体10の捻れ及び屈 曲の組合わせによるボードの操作性を高める。前部及び後部より低い可撓性を有 する中央部は前方運動量(Forward momentum)を維持し、かつ滑水性を高めるた めの平面に近い曲面を有する。 図3は高強度帯材24を使用した複合被覆材22の補強方法を示す。帯材24 はコア18の頂面、底面及び側面に沿った骨組みを形成すべく巻付けられている 。帯材24は一方向性炭素繊維または一方向性炭素/ガラス繊維にて形成可能で あり、かつ炭素/ガラスからなるテープ帯材の形態をなすことが好ましい。図3 に示す好ましい実施の形態において、複数の帯材24はコア18の頂面及び底面 上にX状に斜めに交差して取付けられている。この構造は艇体10がトーション ・ボックスとして効果的に機能することを可能にし、捻りに対して制御された可 撓性を発揮し、これがウォーター・スポーツ中における操作性に特に効果を示す 。複数の帯材24は互いに角度30で交わる。角度30は捻りに対して様々な可 撓性を可能にすべく0〜90度の範囲で変更可能である。角度30が0度である 場合、複数の帯材24は互いに並行に延び、かつ捻りに対する最大限の可撓性及 び長手方向における最小限の可撓性を示す。角度30が90度に近づくに従って 艇体10の捻りに対する可撓性が低下し、かつ長手方向における可撓性が増大す る。 6.前記高強度複合被覆材は樹脂/繊維マトリックスからなる請求項1に記載の ウォーター・スポーツ・ボード。 7.前記樹脂/繊維マトリックス内の樹脂はエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、 ビニルエステル樹脂からなるグループから選択され、樹脂/繊維マトリックス内 の繊維はガラス繊維、炭素繊維、炭化ホウ素繊維、ベリリウム繊維及び重合体繊 維からなるグループから選択される請求項6に記載のウォーター・スポーツ・ボ ード。 8.前記コアを補強し、かつ特定の軸に沿った長形コアの撓みを制限すべく長形 コアの頂面及び底面上に特定構造をなす複合テープの帯材を有する請求項1に記 載のウォーター・スポーツ・ボード。 9.前記補強帯材はコア内の制御された捻り撓み性を促進すべくコアの頂面、底 面及び側面に沿ってX状に斜めに交差して配置されている請求項8に記載のウォ ーター・スポーツ・ボード。 10.前記補強帯材は炭素テープ及び炭素/ガラス・テープからなるグループか ら選択されたテープである請求項8に記載のウォーター・スポーツ・ボード。 11.前記低密度充填材料は補強を目的としてハニカム格子構造をなす請求項1 に記載のウォーター・スポーツ・ボード。 12.前記低密度充填材料は補強を目的として高強度複合樹脂/繊維マトリック スとともに層状のサンドイッチ構造をなす請求項1に記載のウォーター・スポー ツ・ボード。 13.前記長形コアをストリンガを用いて補強した請求項1に記載のウォーター ・スポーツ・ボード。 14.前記低密度充填材料は加圧された低密度不燃性ガスで充填されたブラダー を有する請求項1に記載のウォーター・スポーツ・ボード。 15.前記加圧されたガスはヘリウム・ガスである請求項14に記載のウォータ ー・スポーツ・ボード。 16.前記ブラダーはボードの使用前または使用中にガスの圧力を変更する手段 を有する請求項14に記載のウォーター・スポーツ・ボード。 17.前記低密度充填材料は加圧された低密度不燃性ガスで充填された長手方向 に延びる複数のブラダーを有する請求項1に記載のウォーター・スポーツ・ボー ド。 18.前記ブラダーはボードの使用前及び使用中に各ブラダーのガスの圧力を選 択して変更する手段を有する請求項17に記載のウォーター・スポーツ・ボード 。 19.加圧された軽量不燃性ガスで充填された長手方向に延びる複数のブラダー を有し、同ブラダーは長形コアの各エッジに沿って固定され、かつ不透過性を有 する軟質弾性材料からなる外層内に埋込まれている請求項1に記載のウォーター ・スポーツ・ボード。 20.前記ブラダーはボードの使用前及び使用中に各ブラダー内のガスの圧力を 選択して変更する手段を有する請求項19に記載のウォーター・スポーツ・ボー ド。 21.前記長形コア上に固定され、かつ同コアから前記曲面をなす外層を貫通し て外側へ向かって延びるフィンを有する請求項1に記載のウォーター・スポーツ ・ボード。 22.前記長形コア内に形成されたフィン・ボックスを有し、前記曲面をなす外 層はフィンを収容すべくフィン・ボックスを露出するように形成されている請求 項1に記載のウォーター・スポーツ・ボード。 23.前記長形コア内に形成されたマスト・トラックを有し、前記曲面をなす外 層はマストを収容すべくマスト・トラックを露出するように形成されている請求 項1に記載のウォーター・スポーツ・ボード。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年8月11日 【補正内容】 請求の範囲 1.(a)高強度複合被覆材内に内包された低密度充填材料からなり、さらには 平面形状及び横断面がそれぞれほぼ矩形をなし、かつ前方及び後方に向かってそ れぞれテーパが付けられた長形コアと、 (b)前記長形コアを包む高強度複合被覆材を被覆し、かつ同被覆材に結合さ れた不透過性を有する低密度軟質弾性材料からなる曲面をなす外層と、 (c)負荷が加わった際にボードの曲率を変更し、かつボードの操作性を高め るために十分な所望の長手方向における可撓性及び捻りに対する可撓性を実現す る形状、相対的な厚み及び組成を前記のコアが有することと、 (d)前記外層はボードの浮力、性能及び可撓性制御を高める形状及び組成を 有すること を含むウォーター・スポーツ・ボード。 3.前記曲面をなす外層は滑らかなフィルムによって被覆されている請求項1に 記載のウォーター・スポーツ・ボード。 4.前記曲面をなす外層を形成する前記不透過性を有する軟質弾性材料はポリエ チレン・フォーム及びポリプロピレン・フォームからなるグループから選択され る請求項1に記載のウォーター・スポーツ・ボード。 5.前記低密度充填材料は押出し成形されたポリスチレン・フォーム、膨張ポリ スチレン・フォーム・ビーズ、ポリウレタン・フォーム及び硬質ポリ塩化ビニル ・フォームからなるグループから選択される請求項1に記載のウォーター・スポ ーツ・ボード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.低密度及び高強度を有するほぼ箱状の長形コアを有し、同長形コアは曲面を なす外層によって被覆されており、前記外層は不透過性を有する軟質弾性材料か らなるウォーター・スポーツ・ボード。 2.前記ほぼ箱状の長形コアは高強度複合コア被覆材によって被覆された低密度 コア材からなる請求項1に記載のウォーター・スポーツ・ボード。 3.前記曲面をなす外層は滑らかなフィルムによって被覆されている請求項1に 記載のウォーター・スポーツ・ボード。 4.前記曲面をなす外層を形成する前記不透過性を有する軟質弾性材料はポリエ チレン・フォーム及びポリプロピレン・フォームからなるグループから選択され る請求項1に記載のウォーター・スポーツ・ボード。 5.前記低密度コア材は押出し成形されたポリスチレン・フォーム、膨張ポリス チレン・フォーム・ビーズ、ポリウレタン・フォーム及び硬質ポリ塩化ビニル・ フォームからなるグループから選択される請求項2に記載のウォーター・スポー ツ・ボード。 6.前記高強度複合被覆材は樹脂/繊維マトリックスからなる請求項2に記載の ウォーター・スポーツ・ボード。 7.前記樹脂/繊維マトリックス内の樹脂はエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、 ビニルエステル樹脂からなるグループから選択され、樹脂/繊維マトリックス内 の繊維はガラス繊維、炭素繊維、炭化ホウ素繊維、ベリリウム繊維及び重合体繊 維からなるグループから選択される請求項6に記載のウォーター・スポーツ・ボ ード。 8.前記高強度複合コア被覆材はほぼ箱状のコアの頂面及び底面に沿った特定構 造をなす複合テープの帯材によって補強されている請求項2に記載のウォーター ・スポーツ・ボード。 9.前記補強帯材は制御された捻り可撓性を促進すべくコアの頂面、底面及び側 面に沿ってX状に斜めに交差して巻付けられている請求項8に記載のウォーター ・スポーツ・ボード。 10.前記補強帯材は炭素テープ及び炭素/ガラス・テープからなるグループか ら選択されたテープである請求項8に記載のウォーター・スポーツ・ボード。 11.前記低密度コア材はハニ・カム構造を有する請求項2に記載のウォーター ・スポーツ・ボード。 12.前記ほぼ箱状の長形コアは高強度複合被覆材で被覆されたサンドイッチ構 造をなす層状の高強度複合樹脂/繊維マトリックス及び低密度材料を有する請求 項1に記載のウォーター・スポーツ・ボード。 13.前記ほぼ箱状の長形コアをストリンガを用いて補強した請求項2に記載の ウォーター・スポーツ・ボード。 14.前記ほぼ箱状の長形コアは高強度複合被覆材で被覆され、かつ加圧された 低密度不燃性ガスで充填されたブラダーを有する請求項1に記載のウォーター・ スポーツ・ボード。 15.前記加圧されたガスはヘリウム・ガスである請求項14に記載のウォータ ー・スポーツ・ボード。 16.前記ブラダーはボードの使用前または使用中にガスの圧力を変更する手段 を有する請求項14に記載のウォーター・スポーツ・ボード。 17.前記ほぼ箱状の長形コアは高強度複合被覆材で被覆され、かつ加圧された 低密度不燃性ガスで充填された長手方向に延びる複数のブラダーを有する請求項 1に記載のウォーター・スポーツ・ボード。 18.前記ブラダーはホードの使用前及び使用中に各ブラダーのガスの圧力を選 択して変更する手段を有する請求項17に記載のウォーター・スポーツ・ボード 。 19.加圧された軽量不燃性ガスで充填された長手方向に延びる複数のブラダー を有し、同ブラダーはほぼ箱状のコアの各エッジに沿って固定され、かつ不透過 性を有する軟質弾性材料からなる外層内に埋込まれている請求項1に記載のウォ ーター・スポーツ・ボード。 20.前記ブラダーはボードの使用前及び使用中に各ブラダー内のガスの圧力を 選択して変更する手段を有する請求項19に記載のウォーター・スポーツ・ボー ド。 21.前記ほぼ箱状の長形コア上に固定され、かつ同コアから前記曲面をなす外 層を貫通して外側へ向かって延びるフィンを有する請求項1に記載のウォーター ・スポーツ・ボード。 22.前記ほぼ箱状の長形コア内に形成されたフィン・ボックスを有し、前記曲 面をなす外層はフィンを収容すべくフィン・ボックスを露出するように形成され ている請求項1に記載のウォーター・スポーツ・ボード。 23.前記ほぼ箱状の長形コア内に形成されたマスト・トラックを有し、前記曲 面をなす外層はマストを収容すべくマスト・トラックを露出するように形成され ている請求項1に記載のウォーター・スポーツ・ボード。
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