JPH10502692A - 固体インキジェットインキ - Google Patents
固体インキジェットインキInfo
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- JPH10502692A JPH10502692A JP8504515A JP50451595A JPH10502692A JP H10502692 A JPH10502692 A JP H10502692A JP 8504515 A JP8504515 A JP 8504515A JP 50451595 A JP50451595 A JP 50451595A JP H10502692 A JPH10502692 A JP H10502692A
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Abstract
(57)【要約】
少なくとも108Ohm.cmの電気抵抗を有するキャリヤー、不溶性マーキング粒子及びその中に分散した粒子帯電剤を有するホットメルト用途に適した固体インキジェットインキ組成物。マーキング粒子は、顔料、不溶性染料、ポリマー又はそれらの混合物であってもよい。粒子帯電剤は、金属石鹸、脂肪酸、レシチン、有機燐化合物、スクシンイミド、スルホスクシネート、ペトロリウムスルホネート、変性ロジンエステル、アクリル、ビニル、炭化水素又はそれらの混合物の様な可溶又は部分的に可溶な樹脂であってもよい。固体インキジェットインキ組成物は、更に粘度調節剤を含んでもよい。インキは、155℃に加熱出来、その温度で、5〜150cpsの粘度を有する。
Description
【発明の詳細な説明】
固体インキジェットインキ 発明の分野
本発明は、インキに関し、特に、室温で固体の、インキジェット印刷装置での
使用に適したインキに関する。発明の背景
インキは、一般に、それらに溶解した染料と一緒のキャリヤー液体である。又
、インキはキャリヤー液体と、インキ中に分散した粒子を含む事も知られている
。
筆記用のインキとは性質の異なる機械インキの実際の組成は、そのインキの適
用方法のタイプによって決められる。今日、使用に際してのインキジェット適用
技術には2つのタイプが存在する。その第1は、連続インキジェットであり、第
2はインパルスインキジェットである。
連続インキジェット系では、インキの小滴は、ノズルを通してインキを押し出
す液体インキの静水圧の結果として造り出される。ノズルは、圧電振動の様に刺
激して、小滴を規定の基体上に押し出す事が出来る。形成の時点で、小滴は誘電
的に帯電され、次に電極を通過する。電極は、小滴を偏向させる一定の静電界を
用意する。それ故、必要とされる小滴は基体に合わされ、不必要な小滴は除去さ
れる。帯電要件の為、インキは導電性である事が必要である。その様なインキは
、水又は溶媒ベースであってもよく、着色剤は顔料又は可溶性染料であってもよ
い。
インパルスインキジェット系では、小滴は、ジェットノズルに隣接するインキ
内の圧力変動の発生により、必要とされるだけ造り出される。圧力の適用は、圧
電結晶に起因する刺激によってもよく、或いは、微小な泡が電気抵抗性ヒーター
で創り出される熱的刺激であってもよい。一般的なインキは、水ベースであり、
溶媒の使用によって着色剤の染料を使用し、顔料は、この方法からは排除されな
い。小滴を帯電する必要がなければ、インキの導電性に関する特別の要件は存在
しない。
インパルスインキジェット系の今1つの実施態様は、ホットメルトインキジェ
ット技術である。この方法は、インキが室温では固体であるが、印刷ヘッドの昇
温では、操作条件下で液体に維持される以外は、オンデマンドの圧電ドロップに
類似する。それ故、装置実施標準に適合されるべきインキの導電性の必要性は存
在しない。
ホットメルトインキの一例は、米国特許第3,653,350号に示される。
この特許は、セバシン酸エステルのジェステル中に分散した染料を含むホットメ
ルトインキを開示する。得られるインキは、108〜1011Ohm.cmの範囲の抵抗性を
有する程に絶縁的である。これらは粒状物質を含まず、インキの帯電特性を特に
変更する化学薬品を含まない。それ故、それらのインキ小滴の調節された飛行は
、紙基体の後ろに置かれたバッキングプレートに、極めて多い10,000ボルトを適
用する事によって遂行される。
ホットメルトインキの別の例は、米国特許第5,235,932号に示される
。この特許は、102〜104Ohm.cmの範囲の容積抵抗性を造り出す導電性顔料を含む
ホットメルトインキを開示する。
ホットメルトインキの別の例は、米国特許第5,286,288号に示される
。この特許のホットメルトインキは、連続インキジェット技術での使用に適合す
る様に、導電性に設計されている。その導電性は、100マイクロシーメンス/
cmより大きくなければならず、これは104Ohm.cm以下の容積抵抗に相当する。
ホットメルトインキの今1つの例は、米国特許第4,684,956号に示さ
れる。この特許の第一の要点は、ドロップオンデマンドインキジェット操作に使
用される、熱的に安定なホットメルトインキの形成にある。又、電気的帯電を受
け入れる事の出来る組成物が必要であり、これは、湿潤剤の酸と一緒に、イオン
性又は極性物質を混入する事によって達成される事を述べている。この目的は、
インキの導電性を、103Ohm.cm以下の容積抵抗に相当する、少なくとも1000
マイクロシーメンス/cmまで増加する事によって、連続インキジェット技術を
持つ機能にインキを変換する為である。
静電的インキジェットは、また別の技術であり、小滴が、静電界の影響下でオ
リフィスから滴下される事を特徴とする。バルブ電極とオリフィスとの間のこの
電界作用は、インキ内でその表面に遊離電荷を引きつけ、静電引力がインキの表
面張力を越える時に、小滴が造り出される。この技術は遊離電荷の引き付けによ
るものであるから、インキは導電性である事が必要である。
電気的電荷を受け入れる概念は、特に、連続インキジェット印刷の要件に係わ
るものである。この技術は、ノズル内で、圧電バイブレーターの助けで小滴に分
解されるインキ流のノズルからの押し出しを含む。インキ流が小滴に分解する時
点で、インキ流は、小滴を誘電帯電させる一対の電極を通過する。これは、イン
キが、インキ流の後方への対向電荷の通過を許し、アースダウンするのに十分に
導電性である場合にのみ起こる。それ故、この場合、帯電は、全てのインキ小滴
の帯電達成へと導く適用電場によって遂行される。
小滴を造り出す為の小さな電気機械バルブを利用する最後のシステムはバルブ
ジェット方法として知られている。これは、マイクロスプレーガンシステムに特
徴があり、本来のインキジェット技術より大きな小滴を造り出す。小滴は機械的
に造り出されるので、インキの導電性に関する要件は存在しない。
以上の技術は、ジェットノズル直径の関数である小滴形成の為には、達成可能
な解決手段に関して制限されるかも知れない。使用される最も小さいノズルは、
7.5〜10μmの範囲の直径を有し、14〜20μmの小滴を造り、これは、
選択された紙の上に、30〜40μmのドット寸法で転移する。更に、これらス
モールノズルジェットプリンターで使用されるインキは、顔料ベースインキがノ
ズル閉鎖の問題を引き起こす様に、水溶性染料をベースとする。それ故、顔料組
成物の利点、即ち耐水性及び耐光性並びに広範囲の着色剤の利用は排除される。
新しいインキジェット印刷技術は、特許出願WO94/18011(PCT/
AU94/00065)(出願人:ToneJet Corporation Pty Ltd、1994年8月18
日出願)に開示されている。この方法は、押し出し位置又はその近辺に存在する
時は液体であるが、室温では固体又は高粘性液体であるインキから、高濃度の粒
状物質を含む変更可能なサイズの小滴を製造する手段を用意する。この方法によ
ってもたらされる特別の利点は、着色材料として顔料を使用しながら、2〜3μ
mの小さな小滴を形成する能力を含む。これは、小滴のサイズが、インキジェッ
トノズルのサイズによってではなく、押し出し位置での電圧及び押し出し中のイ
ンキの粘度によって主に調節されるからである。それ故、耐光及び耐水顔料をベ
ースとした高解像且つ高濃度の像を造り出す事が出来る。発明の要旨
本発明は、形成された押し出し小滴が、実質的に固体着色剤であり、少量のキ
ャリヤーを含む、上記概要の新しいインキジェット印刷技術で使用出来るインキ
に関する。特に、このインキは、室温では固体か高粘性液体であるが、インキジ
ェットヘッド内の或る点では、前記キャリヤーの粘度が、インキが押し出し位置
まで移動出来、分離した小滴として押し出される様な熱放射の適用によって低下
されるキャリヤーを含む。更に、インキは、前記キャリヤー内に分散するマーキ
ング粒子に電荷を与える粒子帯電剤を含む。従来技術の種々のインキは、キャリ
ヤー中に分散するマーキング粒子を帯電させる為の適当な粒子帯電剤が存在しな
いために、開示された装置で、小滴を造りだす事が出来ない。
又、前記インキは、高解像マーキングの製造に容易に利用される性質を有する
。これは、ジェットプリンターで造られる本質的に小さな小滴及び印刷された小
滴内のキャリヤーの低濃度による吸い上げ作用及びブリージングの減少傾向をも
たらす結果となる。
本発明の目的は、高強度マークを与える事の出来る固体インキジェットインキ
を製造する事、又は、少なくともインキジェット印刷用の代替インキを用意する
事である。
本発明の更なる目的は、高解像度マーキング用の固体インキジェットインキを
製造する事である。
本発明の尚更なる目的は、吸い上げ又はブリードの最少傾向を有する固体イン
キジェットインキを提供する事である。
それ故、1つの態様としては、本発明は、少なくとも108Ohm.cmの電気抵抗
を有するキャリヤー、不溶性マーキング粒子及びその中に分散した粒子帯電剤を
含む固体インキジェットインキ組成物であって、前記マーキング粒子は、インキ
の粘度が減少する時に、有意な(significant)勾配の不均一静電界の存在下で凝
集して、分離した小滴としてインキ本体から押し出される事が出来る組成物に在
ると言える。
粘度の減少は、インキを加熱し、次いで溶融する事によって行ってもよい。イ
ンキ本体を、溶融インキの塊とする為に加熱してもよく、或いは少量のインキを
押し出し位置で加熱してもよい。
キャリヤーに種々の成分を添加した後でも、得られるインキは、尚少なくとも
108Ohm.cmの電気抵抗、或いは別の表示で、0.01マイクロシーメンス(μ
S)の導電性を有する。
キャリヤーは、低融点ワックス又は樹脂、例えば低分子量ポリエチレン、水素
化ヒマシ油、エステルワックス、パラフィンワックス、ロジン及びエチレン−酢
酸ビニル共重合体又はそれらの混合物であってもよい。
マーキング粒子は、顔料、不溶性染料、重合体又はそれらの混合物であっても
よい。
粒子帯電剤は、金属石鹸、脂肪酸、レシチン、有機燐化合物、スクシンイミド
、スルホスクシネート、ペトロリウムスルホネート又はそれらの混合物である。
その他に、粒子帯電剤は、可溶又は部分的に可溶な樹脂、例えば変性ロジンエス
テル、アクリル、ビニル、炭化水素又はそれらの混合物である。
インキは、155℃に加熱可能であり、5〜150cpsの範囲の粘度を有す
る。
別の態様としては、本発明は、少なくとも108Ohm.cmの電気抵抗を有するキ
ャリヤー、不溶性マーキング粒子及び粒子帯電剤を含む固体インキジェットイン
キ組成物であって、インキが、155℃で5〜150cpsの範囲の粘度を有し
、粒子帯電剤が、金属石鹸、脂肪酸、レシチン、有機燐化合物、スクシンイミド
、スルホスクシネート、ペトロリウムスルホネート、可溶又は部分的に可溶な樹
脂、例えば変性ロジンエステル、アクリルエステル、ビニルエステル又はそれら
の混合物から選ばれる組成物に在ると言える。
又、別の態様では、本発明は、少なくとも108Ohm.cmの電気抵抗を有するキ
ャリヤー、不溶性マーキング粒子及び粒子帯電剤を含む固体インキジェットイン
キ組成物であって、インキが、135℃に加熱可能であり、その温度で20〜5
0cpsの範囲の粘度を有し、粒子帯電剤が、金属石鹸、脂肪酸、レシチン、
有機燐化合物、スクシンイミド、スルホスクシネート、ペトロリウムスルホネー
ト、可溶又は部分的に可溶な樹脂、例えば変性ロジンエステル、アクリルエステ
ル、ビニルエステル又はそれらの混合物から選ばれる組成物に在ると言える。
更に別の態様では、本発明は、固体インキジェットインキであって、
(a)少なくとも108Ohm.cmの電気抵抗を有し、室温で固体であり、155℃
で5〜150cpsの範囲の粘度を有するキャリヤー、80〜98.9%、
(b)不溶性マーキング粒子、1〜10%、及び
(c)粒子帯電剤、0.1〜5%、
を含む固体インキジェットインキに在ると言える。
更に別の態様では、本発明は、固体インキジェットインキであって、
(a)室温で固体であり、155℃で5〜150cpsの範囲の粘度を有するキ
ャリヤー、80〜98.9%、
(b)不溶性マーキング粒子、1〜10%、及び
(c)粒子帯電剤、0.1〜5%、
を含み、得られるインキが、少なくとも108Ohm.cmの電気抵抗を有する固体イ
ンキジェットインキに在ると言える。好適な実施態様の説明
本発明は、少なくとも108Ohm.cmの電気抵抗を有するキャリヤー中に分散さ
れたマーキング粒子を含むインキを提供する。更に、インキは、前記インキの性
能にとって必須であり、前記インキにユニーク性を付与する粒子帯電剤を含む。
又、得られるインキは、少なくとも108Ohm.cmの電気抵抗を有する。
インキは、顔料相と組み合わせた低融点ワックス又は樹脂であってもよいキャ
リヤーから構成されてもよい。ワックス又は樹脂は、低分子量ポリエチレン、水
素化ヒマシ油、エステルワックス、パラフィンワックス、ロジン及びエチレン−
酢酸ビニル共重合体又はそれらの混合物であってもよい。
キャリヤーに不溶のマーキング粒子は、それらの特定の決められた最終用途に
基づいて選ばれてもよく、広範囲の着色剤及びポリマー又はそれらの混合物で造
られてもよい。インキに使用するのに適する着色剤の例としては、顔料イエロー
1、顔料イエロー14、顔料レッド48:2、顔料レッド122、顔料ブルー1
5:3及び顔料ブルー56の様な有機顔料;顔料ホワイト6、顔料イエロー35
、顔料ブルー27、顔料ブラック7及び顔料ブラック11の様な無機顔料;溶剤
レッド7、溶剤イエロー88、溶剤ブルー49、ベーシックレッド1、ベーシッ
クブルー26の様な溶剤染料及び顔料金属1及び顔料金属1の様な金属顔料があ
る。
粒子としてインキで使用するのに適したポリマーは、ビスフェノールA、ノボ
ラックエポキシ及び環状脂肪族エポキシの様なエポキシ樹脂;アクリル酸及びそ
れらのエステルのポリマー及びコポリマー、メタクリル酸及びそれらのエステル
のポリマー及びコポリマーの様なアクリル樹脂;酢酸ビニル、塩化ビニル、ビニ
ルアルコール及びビニルブチラールの様なビニル樹脂;油、フェノール及びロジ
ン変性アルキッドの様なアルキッド樹脂及び2量化ペンタエリスリトールロジン
エステルの様な最終的に変性されたロジンエステルである。これらのポリマーは
、乾燥されていてもよく、或いはそれらと一緒に分散した顔料を含んでもよい。
選ばれるポリマーは、インキに対して選ばれた操作温度において熱的に安定であ
る材料でなければならない。
更に、可溶か、部分的に可溶な樹脂及びポリマーは、マーキング粒子をキャリ
ヤー中に分散する為及び基体に対する前記マーキング粒子の結合剤として機能さ
せる為に使用する。適当な樹脂の例としては、キャリヤーに溶解性を与える大き
なアルキル基を有する以外は、上に挙げたものに類似の或る程度変性されたロジ
ンエステル、アクリル樹脂及びビニル樹脂が挙げられる。更に、α−メチルスチ
レンの様な炭化水素樹脂及びポリイソブチレンも又適当である。
粒子帯電剤は、キャリヤーに可溶か、部分的に可溶であり、帯電過程で手助け
する材料であってもよい。その様な粒子帯電剤の例としては、ヘプタン酸のリチ
ウム、カドミウム、カルシウム、マンガン及びマグネシウム塩及び2−エチルヘ
キサン酸のジルコニウム、アルミニウム、コバルト及びマンガン塩の様な金属塩
;脂肪酸;レシチン;有機燐化合物;スクシンイミド;ナトリウムジヘキシルス
ルホスクシネート及びナトリウムジオクチルスルホスクシネートの様なスルホス
クシネート、ペトロリウムスルホネート及びアルコール、ケトン及びエステルの
様
な極性溶剤が挙げられる。又、粒子の分散及び結合剤機能を用意する前述の可溶
性ポリマー及び樹脂は、粒子帯電に対して貢献する事が分かった。
組成物に添加される前記帯電剤の品質は、108Ohm.cmの限度を越えて、イン
キの電気抵抗を減少させない事が重要である。インキにおけるその様な帯電変更
剤の作用は、完全には分からないが、押し出し点又はその近辺で、有意の勾配の
不均一静電界の存在下で、非導電性キャリヤー中の粒子の帯電を助け、それによ
って分離した小滴押し出しを効果的に行うものと考える。
前記インキのその他の特徴は、特許出願PCT/AU94/00065(出願人:ToneJet Co
rporation Pty Ltd,1994年2月11日出願)で開示された新しいインキジェット装
置の操作パラメーターに関して正確なレオロジーを示す事である。
又、粘度調節剤は、本発明によるインキに添加してもよい。粘度調節剤は、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、ポリブタジエン、ポリイソブチレン又はそれらの
混合物から選ばれてもよい。例えば、エスコーレン及びビスタネックス(Escoren
e and Vistanex)(エクソン化学社製)の様な粘度調節剤を、前記インキに混入
してもよい。
PCT/AU94/00065に開示の装置内に含まれる、及び/又は装置に
よって押し出される前記インキの温度は、110℃〜195℃の間であってもよ
く、好ましい温度範囲は125℃〜155℃の間である。その様な操作条件下で
は、インキの粘度範囲は5〜150cps、好ましくは20〜50cpsの間で
あってもよい。インキの粘度が非常に高いと、小滴の押し出しはでたらめとなり
、低い解像度を示す事が観察された。前記インキの粘度が非常に低いと、調節さ
れた押し出しは観察されない。
本発明によるインキは、前記マーキング粒子とその他の前述の成分とをキャリ
ヤー中に分散する事によって調製される。ボールミル、アトリッター、コロイド
ミル、三本ロールミル、パールミル及び高速分散機等の様々な方法が、インキの
調製に使用出来る。
本発明によるインキの用途の例としては種々いろいろであり、オリフィスプリ
ンター、コンポーネントマーキング、磁気インキ文字識別、食料マーキング、織
物印刷、印刷版のマーキング、薬の適用及び薬物治療のマーキングが挙げられる
。
これらの用途は、種々の成分の選択を決めるものである事が分かる。実施例
実施例は、一般に本発明を開示するが、本発明を理解する手助けとして、イン
キ組成物の実施例に対して比較例を示す。
実施例1
パラフィンワックス 81g
エスコーレン UL 40028 9g
6%ジルコニウムオクトエート 5g
マイクロリスブルー4GT 5g
このインキは、PCT/AU94/00065に開示の、イメージコピーボン
ドペーパーの為のインキジェット印刷装置に使用した。ドットサイズは、押し出
し点への適用電圧を変化させる事によって、5〜100μmに調節した。イメー
ジの品質及び濃度は共に、鮮明な輪郭線を示す印刷と最少のブリージングで、極
めて良好であった。
比較例1
パラフィンワックス 81g
エスコーレン UL 40028 9g
マイクロリスブルー4GT 5g
このインキを、又PCT/AU94/00065に開示の、イメージコピーボ
ンドペーパーの為のインキジェット印刷装置に使用した。ドットサイズは、押し
出し点への適用電圧では調節出来なかった。イメージ濃度は受入れ可能であった
が、イメージ品質は低く、特に輪郭線はぼやけていた。
実施例2
パラフィンワックス 81g
エスコーレン UL 40028 9g
6%ナフテン酸亜鉛 5g
マイクロリスブルー4GT 5g
実施例3
パラフィンワックス 81g
エスコーレン UL 40028 9g
アエロゾルOT 5g
マイクロリスブルー4GT 5g
実施例4
パラフィンワックス 97.4g
イルガライトブルーLGLD 0.5g
アラルダイト6084 2.0g
6%ジルコニウムオクトエート 0.1g
実施例5
パラフィンワックス 48g
AC−6 48g
イルガライトブルーLGLD 3g
6%ジルコニウムオクトエート 1g
実施例6
パラフィンワックス 79.8g
エルバックス210 10.0g
イルガライトブルーLGLD 10.0g
6%ジルコニウムオクトエート 0.2g
実施例7
パラフィンワックス 97g
イルガライトブルーLGLD 2g
6%ジルコニウムオクトエート 1g
実施例8
パラフィンワックス 49.4g
AC−6 49.4g
イルガライトブルーLGLD 1.0g
6%ジルコニウムオクトエート 0.2g
実施例9
パラフィンワックス 88.0g
アラルダイト6084 8.0g
オラゾルレッドB 2.0g
6%ジルコニウムオクトエート 2.0g
実施例10
シンスワックス 95.0g
マイクロリスブルー4GT 2.5g
6%ジルコニウムオクトエート 2.5g
実施例11
ポリスチレン ダウPS2 57.0g
ジェイフレックスUDP 38.0g
マイクロリスブルー4GT 2.5g
6%ジルコニウムオクトエート 2.5g
実施例12
ピッコラスチック A50 95.0g
マイクロリスブルー4GT 2.5g
6%ジルコニウムオクトエート 2.5g
実施例13
パラフィンワックス 95.0g
マイクロリスブルー4GT 2.5g
OLOA1200 2.5g
実施例14
パラフィンワックス 95.0g
チンタカーブ300 2.5g
中性カルシウムペトロネート 2.5g
これらのインキを、PCT/AU94/00065に開示の、イメージコピー
ボンドペーパーの為のインキジェット印刷装置で評価した。実施例2〜14では
、ドットサイズは、押し出し点への適用電圧を変化させる事によって、5〜10
0μmに調節出来た。イメージの品質及び濃度は共に優れ、非常に鮮明な輪郭線
を示す印刷と最少のブリージングであった。
パラフィンワックスは、融点65℃、130℃での粘度が3.5mPasであ
る炭化水素ワックス(シェル化学社製)である。
シンスワックスは、水素化ヒマシ油(J.Kitchen.製、英国)である。
エスコーレンUL40028は、エチレン−酢酸ビニル共重合体(エクソン化
学社製)である。
6%ジルコニウムオクトエートは、金属として6%のジルコニウムを含む脂肪
族炭化水素のジルコニウムオクトエート溶液(Huls America社製)である。
マイクロリスブルー4GTは、ロジンのグリセロールエステルのフタロシアニ
ンブルー顔料の40重量%分散液(チバガイギー社製,スイス)である。
アエロゾルOTは、ナトリウムジオクチルスルホ琥珀酸エステル(アメリカン
シアナミド社製、米国)である。
イルガライトブルーLGLDは、顔料ブルー15:3(チバガイギー社製)で
ある。
AC−6は、ポリエチレンワックス(アライドシグナル社製)である。
エルバックス210は、エチレン−酢酸ビニル樹脂(デュポン社製)である。
アラルダイト6084は、エポキシ樹脂(チバガイギー社製)である。
チンタカーブ300は、ファーネスカーボンブラック(キャボットオーストラ
ルアジア社製)である。
アエロゾルOTは、ナトリウムジオクチルスルホ琥珀酸エステル(アメリカン
シアナミド社製、米国)である。
OLOA1200は、アルキルビススクシンイミド(シェブロン化学社製、米
国)である。
中性カルシウムペトロネートは、カルシウムペトロリウムスルホネート(ウイ
チコ社製、米国)である。
ダウPS2は、ポリスチレンポリマー(ダウケミカル社製、米国)である。
ピッコラスチックA50は、ポリスチレンポリマー(ハーキュレス社製、米国
)である。
ジェイフレックスUDPは、ウンデシルドデシルフタレート(エクソン化学社
製、米国)である。
本発明により、他のインキとは明確に異なるインキであって、新規なインキジ
ェット用途に特に有用なインキが製造される事が理解されるであろう。
本明細書及びそれに従うクレームを通して、特段の断りなき場合は、述べられ
た整数又は整数のグループは、それ以外の如何なる整数又は整数グループをも排
除するものではない。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
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(72)発明者 ニコルス スティーヴン ランセル
オーストラリア サウス オーストラリア
5772 ウィールンガ ジャイルズ ロー
ド (番地なし)
(72)発明者 ローソン テランス マイケル
オーストラリア サウス オーストラリア
5154 オールドゲート マイラー ロー
ド (番地なし)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.少なくとも108Ohm.cmの電気抵抗を有するキャリヤー、不溶性マーキング 粒子及びその中に分散した粒子帯電剤を含む固体インキジェットインキ組成物で あって、前記マーキング粒子は、インキの粘度が減少する時に、有意の勾配の不 均一静電界の存在下で凝集して、分離した小滴としてインキ本体から押し出され る事が出来る組成物。 2.粘度の減少が、インキの加熱及びその後の溶融によって行われる、請求項1 記載の固体インキジェットインキ組成物。 3.マーキング粒子が、顔料、不溶性染料、ポリマー又はそれらの混合物である 、請求項1記載の固体インキジェットインキ組成物。 4.粒子帯電剤が、金属石鹸、脂肪酸、レシチン、有機燐化合物、スクシンイミ ド、スルホスクシネート、ペトロリウムスルホネート又はそれらの混合物である 、請求項1記載の固体インキジェットインキ組成物。 5.粒子帯電剤が、変性ロジンエステル、アクリル、ビニル、炭化水素又はそれ らの混合物の様な可溶又は部分的に可溶な樹脂である、請求項1記載の固体イン キジェットインキ組成物。 6.粘度調節剤を更に含む、請求項1記載の固体インキジェットインキ組成物で あって、粘度調節剤が、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリブタジエン、ポリ イソブチレン又はそれらの混合物の群から選ばれる組成物。 7.キャリヤーが、低融点ワックス又は樹脂を含む、請求項1記載の固体インキ ジェットインキ組成物。 8.ワックス又は樹脂が、低分子量ポリエチレン、水素化ヒマシ油、エステルワ ックス、パラフィンワックス、ロジン及びエチレン−酢酸ビニル共重合体又はそ れらの混合物から選ばれる、請求項7記載の固体インキジェットインキ組成物。 9.オリフィスプリンターでの使用に適する、請求項1記載の固体インキジェッ トインキ組成物。 10.オフセットマスターとして機能させる為に、印刷版に画像化するのに適合す る、請求項1記載の固体インキジェットインキ組成物。 11.食料マーキング及び食料包装工業での使用に適合する、請求項1記載の固体 インキジェットインキ組成物。 12.磁気インキ文字識別用に使用するのに適合する、請求項1記載の固体インキ ジェットインキ組成物。 13.集積回路をマークするのに使用出来る、請求項1記載の固体インキジェット インキ組成物。 14.ガラスをマークするのに使用出来る、請求項1記載の固体インキジェットイ ンキ組成物。 15.金属及び合金をマークするのに使用出来る、請求項1記載の固体インキジェ ットインキ組成物。 16.プラスチックをマークするのに使用出来る、請求項1記載の固体インキジェ ットインキ組成物。 17.セラミックをマークするのに使用出来る、請求項1記載の固体インキジェッ トインキ組成物。 18.薬物治療をマークするのに使用出来る、請求項1記載の固体インキジェット インキ組成物。 19.インキが、155℃に加熱できる、請求項1記載の固体インキジェットイン キ組成物。 20.インキが、155℃に加熱された時に、5〜150cpsの範囲の粘度を有 する、請求項19記載の固体インキジェットインキ組成物。 21.少なくとも108Ohm.cmの電気抵抗を有するキャリヤー、不溶性マーキング 粒子及び粒子帯電剤を含む固体インキジェットインキ組成物であって、インキが 、155℃で5〜150cpsの範囲の粘度を有し、粒子帯電剤が、金属石鹸、 脂肪酸、レクチン、有機燐化合物、スクシンイミド、スルホスクシネート、ペト ロリウムスルホネート、変性ロジンエステル、アクリルエステル、ビニルエステ ル又はそれらの混合物の様な可溶又は部分的に可溶な樹脂を含む群から選ばれる 組成物。 22.少なくとも108Ohm.cmの電気抵抗を有するキャリヤー、不溶性マーキング 粒子及び粒子帯電剤を含む固体インキジェットインキ組成物であって、インキ が、135℃に加熱可能であり、その温度で20〜50cpsの範囲の粘度を有 し、粒子帯電剤が、金属石鹸、脂肪酸、レシチン、有機燐化合物、スクシンイミ ド、スルホスクシネート、ペトロリウムスルホネート、変性ロジンエステル、ア クリルエステル、ビニルエステル又はそれらの混合物の様な可溶又は部分的に可 溶な樹脂を含む群から選ばれる組成物。 23.固体インキジェットインキであって、 (a)少なくとも108Ohm.cmの電気抵抗を有し、室温で固体であり、155 ℃で5〜150cpsの範囲の粘度を有するキャリヤー、80〜98.9%、 (b)不溶性マーキング粒子、1〜10%、及び (c)粒子帯電剤、0.1〜5%、 を含むインキ。 24.固体インキジェットインキであって、 (a)室温で固体であり、155℃で5〜150cpsの範囲の粘度を有する キャリヤー、80〜98.9%、 (b)不溶性マーキング粒子、1〜10%、及び (c)粒子帯電剤、0.1〜5%、 を含み、得られるインキが、少なくとも108Ohm.cmの電気抵抗を有するイン キ。
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